JP3200026U - 作業用エプロン - Google Patents

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昌哉 角谷
昌哉 角谷
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サンベルム株式会社
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Abstract

【課題】防寒性の高いエプロンで、薄着でも腰下部分を暖かく保ち、軽く、軽作業時の脱着が容易な作業用エプロンを提供する。【解決手段】防寒性を高める為に、一面を起毛した軽い生地(フリース生地・ボア生地のような保温性が高く、暖かさを保つことが出来る生地等)、他面は経緯の密度を吋間で190本〜210本とした糸密度の高い平織り生地で冷気を通しにくく、表面が滑りやすくて軽い合成繊維シート生地(ポリエステルタフター生地・ナイロンタフター生地、通気性のない合成樹脂シート生地等)とを2枚重ね合わせた構造により形成される空気層により、防寒性と防塵機能を兼ね備えている。また、可撓性を有する環状の装着部材2を備えているため、軽作業時の脱着が簡単である。【選択図】図1

Description

本考案は、冬季倉庫・屋外での作業時に使用する作業用エプロン。
従来、倉庫・屋外での作業時は衣服に汚れが付着しないようにエプロンを身につけて使用する方法が取られている。
例えば、特許文献1によれば、水を使用した作業の際、作業者が着用する作業用エプロンが提案されているが防寒の目的としてではなく衣服の汚れを防止されるものとして提案さされている。
実用新案登録第3183405号
冬季の倉庫・屋外での作業をする際、防寒のために、衣服等を沢山着用する事が多く、この上からエプロンをすることにより厚着のため作業の動きが悪くなったりして、怪我等の災害を発生することがある、この為、防寒性の高いエプロンで、薄着でも腰下部分を暖かく保ち、軽く、軽作業時の脱着が容易な作業用防寒エプロンが要望されていた。
本考案は防寒性を高める為に、一面を起毛した軽い生地(フリース生地・ボア生地のような保温性が高く、暖かさを保つことが出来る生地等)、他面は経緯の密度を吋間で190本〜210本とした糸密度の高い平織り生地で冷気を通しにくく、表面が滑りやすくて軽い合成繊維シート生地(ポリエステルタフター生地・ナイロンタフター生地、通気性のない合成樹脂シート生地等)とを2枚重ね合わせた構造により形成される空気層により、防寒性と防塵機能を兼ね備えた事で問題点を解決している。
また、可撓性を有する環状の装着部材、例えば合成樹脂製の物であり、脱着が簡単で洗濯時容易に取り外す事が出来る事で問題点を解決している。
本考案の作業用エプロンの場合、一面を起毛した軽い生地(フリース生地・ボア生地等)と他面は経緯の密度を吋間に190本〜210本とした糸密度の高い平織り生地等で冷気を通しにくく、表面が滑りやすくて軽い合成繊維生地(ポリエステルタフター生地・ナイロンタフター生地、通気性のない合成樹脂シート生地等)とを2枚重ね合わせ構造により、保温性が高く薄着でも腰下部分を暖かく保つことが出来る。
作業用エプロンの斜視図である。 作業用エプロンの平面展開図である。 可撓性のある装着部材の斜視図である。 2重合わせの構造図である。 作業用エプロンを着用した状態を示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき記述する。
図1は、本考案の作業用エプロン1の全体を示しており、可撓性を有する環状の装着部材2が挿入部分5に挿入され、作業エプロン1の上部を袋状に縫着した10に収納した状態を示し、収納された装着部材2は実線で示している。また、脱落防止用のベルト20と21は使用者の正面にて結んだ状態を示している。
挿入部分5は、作業エプロン1の上部を折り返しにより袋状に逢着した10の起毛した生地面の右端下部にあって、袋状の両端部分は脱落防止ベルトと一緒に逢着されている。
図2は作業用エプロンの平面展開図で、(a)表面(b)裏面を示しており、図2(b)は着用時装着部材2の両端部11及び12を広げた状態を実線で示している。
図3は装着部材2を示しており、可撓性を有し一部が欠落したC字の形状であり、圧力を加える事で欠落部分が広がって容易に撓む、人体に装着した時には、弾性復元力により人体に沿った装着が可能である。
装着部材2(図3)の形は、一部が欠落している形状であれば円・楕円の物でも良くC字の形状でなくても良い。
図4は2重合わせの構造でA‐Aの断面を示しており、表面1−1は経緯の密度を吋間に190本〜210本とした糸密度の高い平織り生地等で冷気を通しにくく、表面が滑りやすくて軽い合成繊維生地(ポリエステルタフター生地・ナイロンタフター生地、通気性のない合成樹脂シート等)であり、裏面1−2は起毛した軽い生地(フリース生地・ボア生地等)との2重合わせになっていることを示している。
作業用エプロン本体1には20と21の作業用エプロンの脱落防止ベルト、例えば合成繊維の織り生地で軽く結びやすい帯状の紐を縫着している、これは重作業を行う際に作業用エプロンが脱落しないように前で結べる様にしている。
軽作業時とは、体力をあまり必要としない作業比較的重量の軽いものを扱う作業であり、重作業とは体力を必要とする作業で重量のあるもの扱う作業を指す。
脱落防止ベルトは合成繊維の織り生地に限定されず、例えば綿編みもしくは織り生地・合成繊維編み生地等を用いても良い
作業用エプロン本体1には、ベルト留め具3及び4を縫着し、ベルト留め具3には熱可塑性樹脂のDカンを縫着し鍵、バーコードスキャナー等の作業部材を収納出来るようにしている。
作業用エプロン本体1には、1−1に使用している生地を用いたポケットを縫着し、作業部材等を収納出来るようにしている。
作業用エプロンを使用する場合は、作業用エプロン1と装着部材2を準備し、作業用エプロンの上部を折り返して逢着した袋状の10にある挿入部分5に装着部材2の一端部を挿入し10の内部に装着部材2の全てを挿入する。
この状態で作業用エプロンの上部はC字環状に形成される。その後装着部材2の一部欠落している部分の両端を手で広げて使用者の腰部分に装着する。
使用者の腰部分に装着した後、使用者が手を離すと装着部材2は弾性復元力で使用者の腰部分を囲む形となる。
次いで、脱落防止ベルト20・21を使用者の腰部分に巻きつけ20を留め具4に通し21を留め具3に通して前で結ぶように装着する。
本考案の作業用エプロンの場合、一面を起毛した軽い生地(フリース生地・ボア生地等)と他面は経緯の密度を吋間に190本〜210本とした糸密度の高い平織り生地等で冷気を通しにくく、表面が滑りやすくて軽い合成繊維生地(ポリエステルタフター生地・ナイロンタフター生地、通気性のない合成樹脂シート生地等)とを2枚重ね合わせ構造により、保温性が高く薄着でも腰下部分を暖かく保つことが出来る。
また、可撓性を有する環状の装着部材、例えば合成樹脂製の物を備えているため軽作業時の脱着が容易で使用者の取り扱いが簡単である、また、重作業時、装着部材だけでは作業用エプロンが脱落する事があるため、脱落防止用のベルト、例えば合成繊維の織り生地で軽くて結びやすい帯状の紐を備えることにより使用状況の変化に即応する事が可能である。
1 作業用エプロン本体
2 可撓性のある装着部材
3 作業用エプロンに脱落防止ベルトを留める留め具、熱可塑性樹脂のDカン を縫着している。
4 作業用エプロンに脱落防止ベルトを留める留め具
5 装着部材の挿入部分
10 可撓性のある装着部材を収納する袋状部分
11 、12 装着部材の両端部
20 、21 脱落防止ベルト左右

Claims (5)

  1. 人体に脱着可能な装着部材を備えた作業用エプロンであって、一面が起毛している生地と他面が合成繊維生地及び合成樹脂シート生地とを使用している事を特徴とする作業用エプロン。
  2. 一面はフリース生地及びボア生地の少なくとも一方を使用している事を特徴とした請求項1に記載の作業用エプロン。
  3. 他面の合成繊維生地はナイロンタフター生地、ポリエステルタフター生地、及び合成樹脂シートの少なくとも一つである事を特徴とする請求項1又は2に記載の作業用エプロン。
  4. 装着部材は可撓性を有し、一部が欠落して環状をなしている事を特徴とした請求項1及至3の何れか一項に記載の作業用エプロン。
  5. 装着部材は、脱着可能であることを特徴とする請求項1及至4の何れか一項に記載の作業用エプロン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7479916B2 (ja) 2020-04-30 2024-05-09 株式会社オンワードコーポレートデザイン エプロン

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