JP3226036U - 刈払作業用の身体保護具 - Google Patents

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Abstract

【課題】草刈機やチェーンソー等、電動刃物を用いた作業で、身体の切創防護に最適な刈払作業用の身体保護具を提供する。【解決手段】切創防護に使用され、表面層と裏面層と中間層より成る3層構造体の織編物であり、表面層と裏面層は合成繊維からなる織編物、中間層は合成繊維又は高強力及び高引張弾性繊維からなる織編物である。3層構造体は、身体前部側の腰部2から下肢部3を保護するように形成されている。身体保護具11の腰部及び下肢部は、身体に着脱可能なワンタッチベルト54が複数箇所に設けられており、更に、下肢部の下腿部には、ワンタッチベルトに加えてジッパーと面ファスナーが着脱自在に設けられている。また身体保護具の全面又は少なくとも表面を被服仕様の織編物で被覆し、且つ、少なくともその端面近傍を身体保護具の形状に応じて縫製している。【選択図】図3

Description

本考案は、草刈作業等において、身体の切創防護に最適に使用される刈払作業用の身体保護具に関するものである。
従来、草刈作業等の前掛けとして様々なものが考案されている。例えば、メッシュシートからなる前掛け本体に、前掛け本体を身体に装着する身体装着部を取り付けた前掛けが開示されている(特許文献1参照)。また、腰から両足首にかけて作業者の前部分を覆う下半身当て部を有し、前記下半身当て部は、矩形状の布の一角をほぼ直角に削落し、左右対称の2枚の原布地の前記削落した端縁部分を互いに縫製してなる作業用エプロンが開示されている(特許文献2参照)。これに対して本出願人は、合成樹脂製のメッシュシートまたは合成樹脂をコーティングしたメッシュシートにより、胸当部、胴部および両足部が構成されており、前記胴部と胸当部の接続部には、身体腰部に着脱自在に装着するために拡開・収縮ができる弾性部材からなるベルトを取り付けるとともに、該ベルトの上部に接続された胸当部には、弾性部材からなる立設プレートを上下方向に取付けたこ作業用エプロンを開示している。
実開平05−46908号公報 特開2006−265752号公報 実用新案登録第3150849号公報
前記特許文献1の前掛けは、腰部から長方形のシートを垂下したものであるため、前傾姿勢になったり風に煽られるとシートが揺れて、足に絡んだり農業機械器具に絡みつく。また、特許文献2に示す作業用エプロンは、ズボンに粘土等が付着するのを防止するために両足部を覆う布片を大きくしているが、座位(着座など)による作業を想定しているので布片の下端部分はズボンに巻着されていない。そのため、立作業をするには動き難く農作業には適していない。
これらの問題を解決するために、本出願人は、特許文献3で作業用エプロンを開示しているが、刈払機やチェーンソーを用いた作業では、身体の切創防護としては不十分であった。
本考案は、前記課題を解決するために成された刈払作業用等の身体保護具(以下、身体保護具という)である。前記身体保護具は。腰部から足部までを保護する一体形の身体保護具であって、切創防護に使用され、表面層と裏面層と中間層より成る3層構造体の織編物である。
前記表面層と裏面層は合成繊維からなる織編物で、前記中間層は合成繊維又は高強力及び高引張弾性繊維からなる織編物である。前記3層構造体は、少なくとも身体前部側の腰部から下肢部を保護するように形成されている。
前記表面層と裏面層の合成繊維は、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維のうち少なくとも1つからなる。前記中間層の高強力及び高引張弾性繊維はアラミド繊維、ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維のうち少なくとも1つからなる。また、前記中間層の下面(裏面層の上面)には、ポリウレタン繊維のクッション層が形成されている。前記表面層、裏面層及び中間層は3層構造に積層し、少なくとも身体前部側の腰部から下肢部を保護するように一体的に形成されている。
前記身体保護具の腰部及び下肢部には、身体に着脱可能なワンタッチベルトが複数箇所に設けられており、更に、前記下肢部の下腿部には、該下腿部を筒状に強固,且つ、確実に保護できるように、前記ワンタッチベルトに加えてジッパーと面ファスナーが設けられている。また、前記身体保護具は、その全面又は少なくとも表面を被服用の織編物で被覆し、且つ、少なくともその端面近傍の全縁を身体保護具の形状に合わせて縫製している。
身体保護具は、少なくとも身体前部側の腰部から下肢部を保護するように形成されている切創防護具であり、より安全に刈払作業等を行うことができる。また、身体保護具の中間層には、高強力及び高引張弾性繊維からなる織編物の耐切創層を形成しているので、切創防護機能に優れている。
身体保護具の腰部及び下肢部には、身体に着脱可能なワンタッチベルトが複数箇所に設けられており、下肢部の下腿部には、該下腿部を筒状に強固に保護できるように、前記ワンタッチベルトに加えてジッパーと面ファスナーが設けられている。これにより、確実、且つ、より強固に該下腿部を保護することができる。
また、前記身体保護具は、その全面又は少なくとも表面を被服用の織編物で被覆し、且つ、少なくともその端面近傍の全縁を身体保護具の形状に合わせて縫製しているため、身体への装着感に優れ、作業効率が向上する。
本考案に係る刈払作業用の身体保護具の正面図である 本考案に係る刈払作業用の身体保護具の背面図である 他の実施形態の一例を示す刈払作業用の身体保護具の正面図である 他の実施形態の一例を示す刈払作業用の身体保護具の背面図である 本考案に係る刈払作業用の身体保護具の下腿部を示した一部展開図である。 本考案に係る刈払作業用の身体保護具の着用状態を示すもので、(a)は正面斜視図、(b)は背面斜視図である。 本考案の他の実施例に係る刈払作業用の身体保護具の着用状態を示すもので、(a)は正面斜視図、(b)は背面斜視図である。
以下、本考案の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1、図3において、身体保護具1、11は表面層、裏面層及び中間層よりなる3層構造体であり、少なくとも身体前部側の腰部2から下肢部3までを保護できる形状に一体的に形成されている。また、下肢部3の下腿31の前周囲を強固、かつ、確実に保護するために、ワンタッチベルト51,52,53、ジッパー6及び面ファスナー7の3種類の締結具で締結できるように形成されている。8はポケットである。なお、前記ワンタッチベルト53は、耐切創力を強化するために金属製としてもよい。
前記身体保護具1は腰部2と下肢部3(上腿32,下腿31及び足33)が一体的に形成されており、表面層と裏面層と中間層より成る3層構造の織編物である。前記表面層と裏面層は、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維のうち少なくとも1つからなる。
前記中間層は、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維又はポリプロピレン繊維を単独又は混繊したものを3層以上の積層体に形成する。更に、前記積層体の裏面(裏面層の表面側)にはポリウレタン繊維のクッション層を積層している。
なお、前記ポリエステル繊維、ポリアミド繊維又はポリプロピレン繊維の混繊比率を、例えば、ポリエステル繊維;ポリプロピレン繊維=43;57としているが、これに限定されるものではなく、使用条件に応じて適宜変更することができる。
高強力及び高引張弾性繊維を用いた中間層とする場合は、引張強度15cN/dtex以上、引張弾性率400cN/dtex以上の性能を有する繊維であれば、どのような繊維であっても使用可能であるが、アラミド繊維、ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維のうち少なくとも1つを用いることが好ましい。
前記繊維は1種類でもよく、複数種類の繊維を混編織したものでもよい。また、種類の異なる単独繊維織編物の積層物でもよい。なお、前記高強力及び高引張弾性繊維の織編物の総目付は、積層枚数に関係なく総目付が600g/m以上となるように前記織編物の枚数を決めて積層すればよい。
前記中間層の底面に積層するクッション層はポリウレタン繊維に限定されるものではなく、天然繊維、半合成繊維や合成繊維から成る織編物、好ましくは木綿、羊毛、レーヨン、アセテート、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、アクリルニトリル、ポリオレフィン等からなる繊維のソフトな織編物、又は、これらの繊維のパイル織編物、あるいはこれらの織編物に不織布を混在させるとクッション性を得ることができる。なお、パイル密度はクッション性が高くなるような密度を選択することができる。
図2、図4において、前記身体保護具1、11は腰部2と下肢部3(上腿32,下腿31及び足33)が一体的に形成されている。51は腰部を締結するワンタッチベルト、52は下腿の股近傍を締結するワンタッチベルトである、同一作業者が繰り返し着用する場合であれば、最初の着用時に各ワンタッチベルト51,52の長さを調節しておけば、2度目以降はワンタッチベルト51,52の接続部(オス・メス部)を着脱するだけで使用できるので便利である。
図5は、前記身体保護具1,11の下腿31の展開図である。53はワンタッチベルト、6はジッパー,7は面ファスナーである。これら3箇所を締結することにより、強固、且つ、確実に下腿31を保護することができる、
図3及び図4は、身体保護具11の下腿31の先端に、靴(例えば、安全靴)の少なくとも上面部を保護する靴保護部4を延設したものである。前記靴の上面に前記靴保護部を4被着した後、ワンタッチベルト54で締結する。なお、前記靴保護部4の材質及び構造は、前記身体保護具11と同様である。
図6は、本考案に係る身体保護具1の着用状態を示したもので、(a)は正面斜視図であり、(b)は背面斜視図である。図7は、本考案の他の実施例に係る身体保護具11の着用状態を示したものであり、(a)は正面斜視図であり、(b)は背面斜視図である。
本考案は上記のように構成されているので、刈払機に限定されるものではなく、チェーンソーやその他の電動刃物を使用する際に、広く利用することができる。
1、11 刈払作業用の身体保護具
2 腰部
3 下肢部
31 上腿
32 下腿
33 足
4 靴保護部
51、52、53、54 ワンタッチベルト
6 ジッパー
7 面ファスナー
8 ポケット

Claims (4)

  1. 切創防護に使用され、表面層と裏面層と中間層より成る3層構造体の織編物であって、
    前記表面層と裏面層は合成繊維からなる織編物で、前記中間層は合成繊維又は高強力及び高引張弾性繊維からなる織編物であり、
    前記3層構造体は、少なくとも身体前部側の腰部から下肢部を保護するように形成されていることを特徴とする刈払作業用の身体保護具。
  2. 前記表面層と裏面層の合成繊維は、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維のうち少なくとも1つからなり、
    前記中間層の高強力及び高引張弾性繊維はアラミド繊維、ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維のうち少なくとも1つからなることを特徴とする請求項1に記載の刈払作業用の身体保護具。
  3. 前記身体保護具の腰部及び下肢部には、身体に着脱可能なワンタッチベルトが複数箇所に設けられており、更に、前記下肢部の下腿部には、該下腿部を筒状に強固,且つ、確実に保護できるように、前記ワンタッチベルトに加えてジッパーと面ファスナーが着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の刈払作業用の身体保護具。
  4. 前記身体保護具は、その全面又は少なくとも表面を被服仕様の織編物で被覆し、且つ、少なくともその端面近傍の全縁を身体保護具の形状に応じて縫製してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の刈払作業用の身体保護具。
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