JP3123657U - 放射線防護衣 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 放射線遮蔽能を有する放射線遮蔽材によって前身頃と後身頃とを連接一体に形成した身体用衣であって、前記前身頃又は後身頃の左右いずれか一方の側に該身体用衣を固定させるためのベルトを取付けた放射線防護衣。
前記ベルトの片面、及び前身頃の側部から着用者の腹部に至る部分の表面に、該ベルトを着用者の腰部から腹部にわたる領域の少なくとも一部分に巻き付け、着脱自在に密着固定させるための面ファスナーを設け、さらに、前記ベルトの少なくとも一部分には、張力に応じて伸縮し得る可撓性の素材からなる伸縮部を設けることが好ましい。
【選択図】 図3
Description
ところが、図7のような従来の防護衣では、ベルトは主に作業中において放射線防護衣が着用者の体を覆い、脱着しないようにするための固定を目的としていて、肩への重さを緩和、すなわち着用したとき着用者が認識する放射線防護衣の重量感を緩和するための特別な工夫はなされてなかった。例えば、腰部に固定するベルトをきつく縛ると一時的に重量を一部腰部や胴回りに分散させることができるが、作業中にベルトに緩みを生じ、いずれ重さは肩に集中するという問題を従来からかかえていた。
(3)前記ベルトの少なくとも一部分に張力に応じて伸縮し得る可撓性の素材からなる伸縮部が設けられていることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の放射線防護衣。
(7)前記背当部は係止部を介して左右に開閉自在に形成されていることを特徴とする前記(6)に記載の放射線防護衣。
また、伸縮性のあるベルトを面ファスナーなどの係止手段によって着用者の腰部から腹部に及ぶ、従来よりも広い範囲にわたって固定し得るようにすることにより、着用したとき放射線防護衣の重量は肩と腰部に分散され、従来の放射線防護衣に比べて着用時のィット感がより向上し、装着時に感じる重量感を軽減することができる上、腰部での経時的な緩みも改善され全体として腰部への固定を安定させることができる。
図1は本考案に係る放射線防護衣の一実施例を例示する正面斜視図であり、図2はその背面斜視図である。本考案の放射線防護衣は、放射線遮蔽能を有するシート材又は積層材(以下、放射線遮蔽材ともいう)からなる少なくとも左右肩部6,6と、着用者の胸部及び腹部から膝辺りまでを覆う部分と、左右両袖ぐり9,9から着用者の脇腹部を経て膝辺りまでを覆う側部5a,5aとからなる前身頃2、及び同じく少なくとも左右肩部6,6、と、着用者の背部及び腰部を経て膝辺りまでを覆う部分と、左右両袖ぐり9,9から着用者の脇腹部を経て膝辺りまでを覆う側部5b,5bとからなる後身頃3を連接一体に形成したコートタイプの放射線防護衣である。
また、前身頃2における着用者の脇腹(側部5a)から腹部にかけての部分(本例では前身頃2の右側部5aと右前身頃2bと左前身頃2aの一部)、及びベルト10の先端部内側面を含む内側面にはそれぞれ面ファスナー11(係止手段)が設けられている。
なお、本例では前身頃2の裾の長さを後身頃3の裾の長さよりも少し長くしてあるが、前身頃2と後身頃3の裾の肩部6からの長さ(着丈の長さ)を同じにしても良いことは言うまでもない。
本考案の放射線防護衣は、放射線遮蔽材からなる前身頃2と後身頃3とを連接一体に形成してなるエプロンタイプの放射線防護衣である。
前身頃2は少なくとも左右肩部6,6と、着用者の胸部及び腹部から膝辺りまでに至る前掛部4と、左右両袖ぐり9,9から前記前掛部の膝辺りまでに至る左右両側部5a,5bとからなる。一方後身頃3は少なくとも左右両肩部6,6と、袖ぐり9から着用者の脇腹部に至る左右両側部5b,5bと、係止手段である面ファスナー12,12を介して開閉自在に設けられた左右の背当部7,7とからなる。
伸縮部14は本例の場合(図3、4に例示)のようにベルト10の一部分に設けても、また、ベルト全体を張力によって伸縮性を有する可撓性の素材で作製しても良い。伸縮部14を形成する素材としては、ゴム又はゴムの糸とポリエステル繊維等の合成繊維からなるゴム等が用いられる。
本例の放射線防護衣は、後身頃3における肩部6,6に連なり面ファスナー12を介して左右に開閉自在に設けられている背当部7,7の中の左右いずれか一方(本例では右側の背当部7)の下端をさらにベルト10に連通させて、肩部6と背当部7とベルト10とを一体に形成している。
また、放射線防護衣は、着用者の発汗による蒸れを緩和するため、前掛部4や背当部7,7等の裏側面(着用者と直接接する面)に、メッシュ状素材等の通気性を有する裏地材で被覆してもよい。
3、103 後身頃
4 前掛部
5a、5b 側部
6、106 肩部
7 背当部
8、108 襟ぐり
9、109 袖ぐり
10、110 ベルト
11、12、13 面ファスナー(係止手段)
14 伸縮部
15 合せ部
Claims (8)
- 放射線遮蔽能を有する放射線遮蔽材により前身頃と後身頃とを連接一体に形成した身体用衣であって、前記前身頃又は後身頃の左右いずれか一方の側に、該身体用衣を固定させるためのベルトが取付けられていることを特徴とする放射線防護衣。
- 前記ベルトの先端部を含む片面、及び前記前身頃の側部から着用者の腹部に至る部分の表面に、該ベルトを着用者の腰部から腹部にわたる領域の少なくとも一部分に巻き付け、着脱自在に密着固定させるための面ファスナーが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の放射線防護衣。
- 前記ベルトの少なくとも一部分に張力に応じて伸縮し得る可撓性の素材からなる伸縮部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線防護衣。
- 前記可撓性の素材がゴム又はゴムとポリエステル繊維からなることを特徴とする請求項3に記載の放射線防護衣。
- 前記前身頃は、少なくとも着用者の肩部と、胸部及び腹部から膝辺りまでを覆う部分と、袖ぐりから着用者の脇腹部を経て膝辺りまでを覆う側部とからなり、前記後身頃は少なくとも着用者の肩部と、背部及び腰部を経て膝辺りまでを覆う部分と、着用者の脇腹部を経て膝辺りまでを覆う側部とからなり、前記前身頃又は後身頃のいずれか一方には左右に開閉可能な合わせ部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の放射線防護衣。
- 前記前身頃が少なくとも肩部と、着用者の胸部及び腹部から膝辺りまでに至る前掛部と、袖ぐりから前記前掛部の膝辺りまでを覆う側部とからなり、前記後身頃が少なくとも肩部と、袖ぐりから着用者の脇腹部までを覆う側部と、前記肩部と連なる背当部とからなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の放射線防護衣。
- 前記背当部は係止部を介して左右に開閉自在に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の放射線防護衣。
- 前記背当部の中の一方と前記ベルトとが連接一体に形成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の放射線防護衣。
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JP2012132127A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Maeda:Kk | 放射線防護衣 |
KR200486378Y1 (ko) * | 2017-02-27 | 2018-05-09 | 왕 중 김 | 일회용 앞치마 |
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