JPWO2017110323A1 - ポリアミド樹脂組成物、及びそれからなる成形品 - Google Patents

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Abstract

ポリアミド樹脂と繊維を含むポリアミド樹脂組成物であって、前記繊維がアラミド繊維と炭素繊維を含み、前記アラミド繊維の含有量が2.0質量%以上15.0質量%以下であり、前記炭素繊維の含有量が0.1質量%以上15.0質量%以下であるポリアミド樹脂組成物である。

Description

本発明は、ポリアミド樹脂組成物及びそれからなる成形品に関する。
ポリアミド樹脂はエンジニアリングプラスチックとして優れた特性を示すことから、自動車部品、機械部品、電気電子部品に広く利用されている。ポリアミド樹脂は、特に機械的特性や耐摩擦磨耗特性に優れているため、ギヤ、カム、軸受などの摺動部品の成形材料としても広く利用されている。
その中でもガラス繊維で強化されたポリアミド66は、特許文献1にも開示されているように、機械的特性や耐摩擦磨耗特性に優れているため、ギヤ、カム、軸受などの摺動部品の成形材料に使用されている。ガラス繊維で強化されたポリアミド66は、一般的に、ガラス繊維を25〜35質量%含む。
国際公開第2006/054774号
ポリアミド樹脂からなる摺動部品については、剛性の低下を抑制しつつ、摺動性を向上させたいという要望がある。
本発明の主な目的は、剛性の低下を抑制しつつ、摺動性を向上させたポリアミド樹脂組成物とその成形品を提供することにある。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、
ポリアミド樹脂と繊維を含むポリアミド樹脂組成物であって、
前記繊維がアラミド繊維と炭素繊維を含み、
前記アラミド繊維の含有量が2.0質量%以上15.0質量%以下であり、
前記炭素繊維の含有量が0.1質量%以上15.0質量%以下である。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物では、ポリアミド樹脂が、ポリアミド6、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミド66、ポリアミド610、ポリアミド611、ポリアミド612、ポリアミド6/66共重合体、ポリアミド6/69共重合体、ポリアミド6/610共重合体、ポリアミド6/611共重合体、ポリアミド6/612共重合体、ポリアミド6/12共重合体、ポリアミド6/66/12共重合体及びポリアミドMXD6からなる群より選ばれた少なくとも一種を含むことが好ましい。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物では、ポリアミド樹脂の数平均分子量が10000以上35000以下であることが好ましい。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、0.005質量%以上3.0質量%未満の核剤をさらに含むことが好ましい。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、0.001質量%以上3.0質量%未満の銅化合物をさらに含むことが好ましい。
本発明に係る成形品は、本発明に係るポリアミド樹脂組成物からなる。
本発明に係る成形品は、摺動部品であることが好ましい。
本発明によれば、ポリアミド樹脂組成物を含む樹脂部材の剛性の低下を抑制しつつ、摺動性を向上させることができる。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、ポリアミド樹脂と、アラミド繊維と、炭素繊維とを含む。
〔ポリアミド樹脂〕
本発明で用いるポリアミド樹脂は、溶融重合、溶液重合や固相重合等の公知の方法で重合、又は共重合することにより得ることができる。具体的には、ポリアミド6(ポリカプロラクタム)、ポリアミド11(ポリウンデカンラクタム)、ポリアミド12(ポリドデカンラクタム)、ポリアミド26(ポリエチレンアジパミド)、ポリアミド46(ポリテトラメチレンアジパミド)、ポリアミド66(ポリヘキサメチレンアジパミド)、ポリアミド69(ポリヘキサメチレンアゼラミド)、ポリアミド610(ポリヘキサメチレンセバカミド)、ポリアミド611(ポリヘキサメチレンウンデカミド)、ポリアミド612(ポリヘキサメチレンドデカミド)、ポリアミド6T(ポリヘキサメチレンテレフタルアミド)、ポリアミド6I(ポリヘキサメチレンイソフタルアミド)、ポリアミド6T(H)(ポリヘキサメチレンヘキサヒドロテレフタラミド)、ポリアミド96(ポリノナメチレンアジパミド)、ポリアミド99(ポリノナメチレンアゼラミド)、ポリアミド910(ポリノナメチレンセバカミド)、ポリアミド912(ポリノナメチレンドデカミド)、ポリアミド9T(ポリノナメチレンテレフタラミド)、ポリアミドTMHT(ポリトリメチルヘキサメチレンテレフタラミド)、ポリアミド9T(H)(ポリノナメチレンヘキサヒドロテレフタラミド)、ポリアミド9N(ポリノナメチレンナフタラミド)、ポリアミド106(ポリデカメチレンアジパミド)、ポリアミド109(ポリデカメチレンアゼラミド)、ポリアミド1010(ポリデカメチレンデカミド)、ポリアミド1012(ポリデカメチレンドデカミド)、ポリアミド10T(ポリデカメチレンテレフタラミド)、ポリアミド10T(H)(ポリデカメチレンヘキサヒドロテレフタラミド)、ポリアミド10N(ポリデカメチレンナフタラミド)、ポリアミド126(ポリドデカメチレンアジパミド)、ポリアミド129(ポリドデカメチレンアゼラミド)、ポリアミド1210(ポリドデカメチレンセバカミド)、ポリアミド1212(ポリドデカメチレンドデカミド)、ポリアミド12T(ポリドデカメチレンテレフタラミド)、ポリアミド12T(H)(ポリドデカメチレンヘキサヒドロテレフタラミド)、ポリアミド12N(ポリドデカメチレンナフタラミド)、ポリアミドMXD6(ポリメタキシリレンアジパミド)、ポリアミドMXD8(ポリメタキシリレンスベラミド)、ポリアミドMXD9(ポリメタキシリレンアゼラミド)、ポリアミドMXD10(ポリメタキシリレンセバカミド)、ポリアミドMXD12(ポリメタキシリレンドデカミド)、ポリアミドMXDT(ポリメタキシリレンテレフタラミド)、ポリアミドMXDI(ポリメタキシリレンイソフタラミド)、ポリアミドMXDN(ポリメタキシリレンナフタラミド)、ポリアミドPACM12(ポリビス(4−アミノシクロヘキシル)メタンドデカミド)、ポリアミドPACMT(ポリビス(4−アミノシクロヘキシル)メタンテレフタラミド)、ポリアミドPACMI(ポリビス(4−アミノシクロヘキシル)メタンイソフタラミド)、ポリアミドジメチルPACM12(ポリビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタンドデカミド)、ポリアミドIPD6(ポリイソホロンアジパミド)、ポリアミドIPDT(ポリイソホロンテレフタラミド)やこれらの原料モノマーを用いたポリアミド共重合体が挙げられる。これらは1種又は2種以上を用いることができる。このなかでも、ポリアミド6、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミド66、ポリアミド610、ポリアミド611、ポリアミド612、ポリアミド6/66共重合体(ポリアミド6とポリアミド66の共重合体、以下、共重合体は同様に記載)、ポリアミド6/69共重合体、ポリアミド6/610共重合体、ポリアミド6/611共重合体、ポリアミド6/612共重合体、ポリアミド6/12共重合体、ポリアミド6/66/12共重合体及びポリアミドMXD6からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましく、ポリアミド6、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミド66、ポリアミド610、ポリアミド612、ポリアミド6/66共重合体、ポリアミド6/12共重合体及びポリアミド6/66/12共重合体からなる群から選択される少なくとも1種であることがより好ましく、ポリアミド6、ポリアミド66及びポリアミド12からなる群から選択される少なくとも1種であることがさらに好ましく、成形加工性の観点から、ポリアミド6が特に好ましい。
ポリアミド樹脂の数平均分子量は、10,000以上35,000以下であることが好ましい。また、機械物性・摺動性の観点からは、ポリアミド樹脂の数平均分子量は、12,000以上であることがより好ましく、14,000以上であることがさらに好ましく、20,000以上であることがさらに好ましく、24,000以上であることがさらに好ましく、28,000以上であることがさらに好ましい。成形性の観点からは、ポリアミド樹脂の数平均分子量は、35,000以下であることが好ましく、33,000以下であることがより好ましい。
ポリアミド樹脂の数平均分子量の測定方法としては、ポリアミド樹脂の末端カルボキシル基濃度及び末端アミノ基濃度の少なくとも一方から求める方法、上記のポリアミド樹脂の相対粘度から求める方法、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)による方法等が挙げられる。ポリアミド樹脂の数平均分子量をポリアミド樹脂の末端カルボキシル基濃度及び末端アミノ基濃度の少なくとも一方から求める場合、ポリアミド樹脂の数平均分子量は、一般的に、末端調整剤を使用していない末端カルボキシル基濃度又は末端アミノ基濃度を逆数にすることにより求められる
ポリアミド樹脂の末端カルボキシル基濃度及び末端アミノ基濃度は、それぞれ、H−NMRや滴定法等を用いて測定することができる。
ポリアミド樹脂の末端アミノ基濃度を滴定法により測定する場合には、まず、ポリアミド樹脂をフェノール・メタノール混合溶媒(フェノール:メタノール=7:3[v/v])に溶解させる。得られた溶液を0.05N(規定)の塩酸で滴定する。これにより、ポリアミド樹脂の末端アミノ基濃度(μeq/g)が測定できる。
ポリアミド樹脂の末端カルボキシル基濃度を滴定法により測定する場合には、まず、ポリアミド樹脂をベンジルアルコールに溶解させる。得られた溶液を0.05N(規定)の水酸化ナトリウム溶液で滴定する。これにより、ポリアミド樹脂の末端カルボキシル基濃度(μeq/g)が測定できる。
〔アラミド繊維〕
本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、アラミド繊維を含む。このため、ガラス繊維を用いる場合と比較して、樹脂部材の摺動性を向上させることができる。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物におけるアラミド繊維の含有量は、2.0質量%以上であり、3.0質量%以上であることが好ましく、6.0質量%以上であることがより好ましく、9.0質量%以上であることがより好ましく、10.0質量%以上であることがさらに好ましい。アラミド繊維の含有量が2.0質量%未満では、樹脂部材の摺動性を低下させるおそれがある。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物におけるアラミド繊維の含有量は、15.0質量%以下であり、13.0質量%以下であることが好ましく、9.0質量%以下であることがより好ましい。アラミド繊維の含有量が15.0質量%を超えると、樹脂部材の剛性や混練性を低下させるおそれがある。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物に含まれるアラミド繊維の数平均繊維長は、2.0mm以上であることが好ましく、2.5mm以上であることがより好ましく、2.8mm以上であることがさらに好ましい。アラミド繊維の数平均繊維長を2.0mm以上とすることにより、物性を保持して、樹脂部材の摺動性を向上させることができる。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物に含まれるアラミド繊維の数平均繊維長は、4.0mm以下であることが好ましく、3.5mm以下であることがより好ましく、3.2m以下であることがさらに好ましい。アラミド繊維の数平均繊維長を4.0mm以下とすることにより、物性を保持して、樹脂部材の摺動性を向上させることができる。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物に含まれるアラミド繊維の数平均繊維径は、5μm以上であることが好ましく、7μm以上であることがより好ましく、9μm以上であることがさらに好ましい。アラミド繊維の数平均繊維径を5μm以上とすることにより、物性を保持して、樹脂部材の摺動性を向上させることができる。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物に含まれるアラミド繊維の数平均繊維径は、15μm以下であることが好ましく、13μm以下であることがより好ましく、11μm以下であることがさらに好ましい。アラミド繊維の数平均繊維径を15μm以下とすることにより、物性を保持して、樹脂部材の摺動性を向上させることができる。
本発明において、アラミド繊維は、集束剤によりアラミド繊維束とされていてもよい。好ましく用いられる集束剤としては、例えば、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。上記集束剤のうちの一種のみ用いてもよいし、複数種類の集束剤を混合して用いてもよい。
本発明において、アラミド繊維には、表面処理が施されていてもよい。すなわち、本発明において、アラミド繊維は、表面処理済みアラミド繊維であってもよい。アラミド繊維の表面処理に好ましく用いられる表面処理剤の具体例としては、例えば、シランカップリング剤、チタネート系カップリング剤、アルミネート系カップリング剤等が挙げられる。上記表面処理剤のうちの一種のみ用いてもよいし、複数種類の表面処理剤を混合して用いてもよい。
〔炭素繊維〕
本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、炭素繊維を含む。このため、良好な摺動性を維持し、且つ、高い剛性を発揮できる。また、軽量化にも効果がある。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物における炭素繊維の含有量は、0.1質量%以上であり、1.0質量%以上であることが好ましく、4.0質量%以上であることがより好ましく、7.0質量%以上であることがさらに好ましい。炭素繊維の含有量が0.1質量%未満では、樹脂部材の剛性及び混練性を低下させるおそれがある。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物における炭素繊維の含有量は、15.0質量%以下であり、13.0質量%以下であることが好ましく、10.0質量%以下であることがより好ましく、8.0質量%以下であることがさらに好ましい。炭素繊維の含有量が15.0質量%を超えると、樹脂部材の摺動性を低下させるおそれがある。
本発明に係る溶融混練後や成形後のポリアミド樹脂組成物に含まれる炭素繊維の重量平均繊維長は、100.0μm以上であることが好ましく、200.0μm以上であることがより好ましく、300.0μm以上であることがさらに好ましい。炭素繊維の重量平均繊維長を100.0μm以上とすることにより、良好な摺動性を維持し、且つ、高い剛性を発揮できる。
本発明に係る溶融混練後や成形後のポリアミド樹脂組成物に含まれる炭素繊維の重量平均繊維長は、1000μm以下であることが好ましく、700μm以下であることがより好ましく、500μm以下であることがさらに好ましい。炭素繊維の重量平均繊維長を1000μm以下とすることにより、良好な摺動性、剛性を維持し、且つ、良好な成形性を発揮できる。
本発明において、炭素繊維は、集束剤により炭素繊維束とされていてもよい。好ましく用いられる集束剤としては、例えば、ウレタン系、ポリエステル系等が挙げられる。上記集束剤のうちの一種のみ用いてもよいし、複数種類の集束剤を混合して用いてもよい。
本発明において、炭素繊維には、表面処理が施されていてもよい。すなわち、本発明において、炭素繊維は、表面処理済み炭素繊維であってもよい。炭素繊維の表面処理に好ましく用いられる表面処理剤の具体例としては、例えば、シランカップリング剤、チタネート系カップリング剤、アルミネート系カップリング剤等が挙げられる。上記表面処理剤のうちの一種のみ用いてもよいし、複数種類の表面処理剤を混合して用いてもよい。
〔核剤〕
本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、核剤をさらに含んでいてもよい。好ましく用いられる核剤としては、例えば、タルク、グラファイト、マイカ等の無機結晶化剤、マグネシウム、カルシウム、アルミニウム等の金属からなる脂肪酸金属塩等の有機結晶化剤等が挙げられる。核剤はタルクのみ用いてもよいし、他の核剤のみ用いても良く、タルクと併用してもよい。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物における核剤の含有量は、0.005質量%以上であることが好ましく、0.01質量%以上であることがより好ましく、0.05質量%以上であることがさらに好ましい。核剤の含有量を0.005質量%以上とすることにより、主に成形サイクル短縮効果を含む、成形性を向上させることができる。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物における核剤の含有量は、3.0質量%未満であることが好ましく、2.0質量%以下であることがより好ましく、1.0質量%以下であることがさらに好ましく、0.6質量%以下であることが特に好ましい。核剤の含有量を3.0質量%未満とすることにより、主に成形サイクル短縮効果を含む、成形性を向上させることができる。
〔銅系酸化防止剤〕
本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、耐熱剤として、銅系酸化防止剤をさらに含んでいてもよい。銅系酸化防止剤は、特に限定されないが、好ましく用いられる銅化合物としては、例えば、塩化第一銅、塩化第二銅、臭化第一銅、臭化第二銅、ヨウ化第一銅、ヨウ化第二銅、硫酸第二銅、硝酸第二銅、リン酸銅、酢酸第一銅、酢酸第二銅、プロピオン酸銅、安息香酸銅、アジピン酸銅、テレフタル酸銅、イソフタル酸銅、サリチル酸第二銅、ステアリン酸第二銅および前記無機ハロゲン化銅とキシリレンジアミン、2−メルカプトベンゾイミダゾール、ベンゾイミダゾールなどの錯化合物などが挙げられる。中でも1価の銅化合物とりわけ1価のハロゲン化銅化合物が好ましく、酢酸第一銅、ヨウ化第一銅などを特に好適な銅化合物として例示できる。上記銅化合物のうちの一種のみ用いてもよいし、複数種類の銅化合物を混合して用いてもよい。
また、本発明では銅化合物とともにハロゲン化アルカリや、有機系の酸化防止助剤を添加することもできる。ハロゲン化アルカリ化合物としてはヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム、臭化カリウム、臭化ナトリウム、塩化カリウム、塩化ナトリウムが好ましく、有機系の酸化防止助剤としてはメラミン、メラミンシアヌレートが好ましい。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物における銅化合物を主とする耐熱剤の含有量は、0.001質量%以上であることが好ましく、0.01質量%以上であることがより好ましく、0.02質量%以上であることがさらに好ましい。銅化合物の含有量を0.001質量%以上とすることにより、酸化防止性を向上できる。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物における銅化合物を主とする耐熱剤の含有量は、3.0質量%未満であることが好ましく、2.0質量%以下であることがより好ましく、1.0質量%以下であることがさらに好ましく、0.5質量%以下であることが特に好ましい。銅化合物の含有量を3.0質量%未満とすることにより、酸化防止性を向上できる。
〔その他の成分〕
本発明の組成物には、本発明の組成物の特性を損なわない範囲内で、ポリアミド樹脂以外の熱可塑性樹脂、添着剤、改質剤、強化材、例えば、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、耐候剤、フィラー、可塑剤、発泡剤、ブロッキング防止剤、粘着性付与剤、シール性改良剤、防雲剤、離型剤、架橋剤、発泡剤、難燃剤、着色剤(顔料、染料等)、カップリング剤、ガラス繊維等の無機強化材等を含有することができる。
好ましく用いられる熱可塑性樹脂としては、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン/プロピレン共重合体(EPR)、エチレン/ブテン共重合体(EBR)、等のポリオレフィン系樹脂及び、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン酸、メサコン酸、シトラコン酸、グルタコン酸、シス−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸、エンドビシクロ−[2.2.1]−5−ヘプテン−2,3−ジカルボン酸等のカルボキシル基及びその金属塩(Na、Zn、K、Ca、Mg)、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、エンドビシクロ−[2.2.1]−5−ヘプテン−2,3−ジカルボン酸無水物等の酸無水物基、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、エタクリル酸グリシジル、イタコン酸グリシジル、シトラコン酸グリシジル等のエポキシ基等の官能基が含有された化合物により変性された、上記ポリオレフィン系樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニレンオキシド(PPO)等のポリエーテル系樹脂、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリメタクリロニトリル、アクリロニトリル/スチレン共重合体(AS)、メタクリロニトリル/スチレン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン共重合体(ABS)等が挙げられる。
〔ポリアミド樹脂組成物の製造方法〕
本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、上記のポリアミド樹脂及び所定量のアラミド繊維および炭素繊維と上記の核剤、銅系酸化防止剤、その他成分を、ドライブレンドしてもよいが、成形性等の観点から、一軸あるいは二軸押出機、バンバリーミキサー等で溶融混練することが好ましい。
〔成形品〕
本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、高剛性かつ摺動性に優れているため、種々の成形品に用いることができる。本発明に係るポリアミド樹脂組成物は、特に、優れた摺動性を持つことから、ギア、プーリー、カム、軸受、ケーブルハウジングチェーンエクステンション等の摺動部品に好適である。
本発明に係るポリアミド樹脂組成物を用いた樹脂部材の成形方法としては、例えば、射出成形、押出成形、中空成形、プレス成形、ロール成形、発泡成形、真空・圧空成形、延伸成形などが挙げられる。
以下、本発明について、具体的な実施例に基づいて、さらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。
なお、以下の実施例及び比較例では、以下の材料を用いた。
・ポリアミド樹脂
ポリアミド6(PA6):数平均分子量30,000のポリアミド6
ポリアミド66(PA66):数平均分子量26,000のポリアミド66
尚、ポリアミドの数平均分子量は、東ソー(株)製HLC−802Aを用いて、下記条件にてGPC測定を行いPMMA換算にて算出した。
カラム:Shodex HFIP−LG+HFIP−806M
溶離液:HFIP−10mM CF3COONa
温度:40℃
流速:0.8ml/min
試料濃度:約0.1wt/vol%
注入量:500μl
・アラミド繊維
帝人株式会社製、T322UR(数平均繊維径:10μm、数平均繊維長:3mm)
・炭素繊維
三菱レイヨン株式会社製、TR06NE B4J(平均繊維長:6mm)
・ガラス繊維
日東紡績株式会社製、CS 3DE−456S
・タルク
日本タルク株式会社製、ミクロエース L−1
(実施例1〜5、比較例1〜5)
2軸混練機を用いて、混練温度270℃にて、溶融混練し、表1に示す組成のポリアミド樹脂組成物のペレットを製造した。表1中、空欄は配合なしを表す。
尚、溶融混練前に添着剤(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル)0.03質量%とヨウ化銅を含む銅系酸化防止剤0.04質量%を加えている。
Figure 2017110323
〔評価〕
(曲げ弾性率)
ISO178に準拠し、実施例1〜5及び比較例1〜5のポリアミド樹脂組成物の曲げ弾性率を測定した。
曲げ弾性率が、
5000未満を×、
5000以上7000以下を○、
7000超過を◎とし、
その結果を表2に示す。
(ロックウェル硬度)
ISO2039−2に準拠し、Rスケールにて、実施例1〜5及び比較例1〜5のポリアミド樹脂組成物の硬度を測定した。その結果を表2に示す。
(成形収縮率)
実施例1〜5及び比較例1〜5のポリアミド樹脂組成物を住友重機械工業社製SE100Dの射出成形機を用いて、縦200mm×横40mm×厚み3mmの試験片を作成し、その試験片を23℃の条件下に、48時間以上置いた後、試験片内のケガキ線間距離をOLYMPUS製マイクロスコープにて測定し、次の式により成形収縮率を算出した。尚、表2中、MDは、試験片の流れ方向(縦方向)の成形収縮率を指し、TDは、MD方向と90度の角度をなす方向(横方向)の成形収縮率を指す。その結果を表2に示す。
成形収縮率=(金型ケガキ線間距離−試験片内のケガキ線間距離)/金型ケガキ線間距離×100
(摩擦係数)
実施例1〜5及び比較例1〜5のポリアミド樹脂組成物を住友重機械工業社製SE100Dの射出成形機を用いて、100mm×30mm×3mmの試験片を作成し、48時間以上の23℃の条件下においた後、JIS K7218に準拠し、鈴木式摩擦摩耗試験機で、材質がJIS規格G4051に記載のS45Cの炭素鋼である外径25.6mm、内径20mm、高さ15mmのリングを用いて、作成した試験片の限界PV値を、リングオンプレート方式で、試験速度を500mm/秒、試験荷重を試験開始時に25kgf(245N)を掛け、10分毎に25kgf(245N)づつ荷重を上昇させていく条件で、試験片が溶融した直前の摩擦抵抗力と荷重を用い、次の式から動摩擦係数を算出した。
摩擦係数が、
0.1未満を◎、
0.1以上1以下を○、
1超過を×とし、
その結果を表2に示す。
動摩擦係数=(溶融した直前の摩擦抵抗力)/(試験片が溶融した直前の荷重)
(限界PV値)
実施例1〜5及び比較例1〜5のポリアミド樹脂組成物を住友重機械工業社製SE100Dの射出成形機を用いて、100mm×30mm×3mmの試験片を作成し、48時間以上の23℃の条件下においた後、JIS K7218に準拠し、鈴木式摩擦摩耗試験機で、材質がJIS規格G4051に記載のS45Cの炭素鋼である外径25.6mm、内径20mm、高さ15mmのリングを用いて、作成した試験片の限界PV値を、リングオンプレート方式で、試験速度を500mm/秒、試験荷重を試験開始時に25kgf(245N)を掛け、10分毎に25kgf(245N)づつ荷重を上昇させていく条件で、測定した。試験片が溶融した荷重の直前の荷重を限界PV値とした。
限界PV値が、
1000未満を×、
1000以上4000以下を○、
4000超過を◎とし、
その結果を表2に示す。
(混練容易性)
2軸混練機を用いて、混練温度270℃にて、溶融混練し、表1に示す組成のポリアミド樹脂組成物をストランド状に押出した。その際のストランドの安定性、及びストランドの表面性を以下の基準により評価した。
◎:ストランドが製造時に途中で切れることがなく、ストランドの表面に繊維の毛羽立ちがみられなかった。
○:ストランドが製造時に途中で切れることはないが、ストランドの表面に繊維の毛羽立ちがみられた。
×:ストランドが製造時に途中で切れ、ストランドの表面に繊維の毛羽立ちがみられた。
Figure 2017110323

Claims (7)

  1. ポリアミド樹脂と繊維を含むポリアミド樹脂組成物であって、
    前記繊維がアラミド繊維と炭素繊維を含み、
    前記アラミド繊維の含有量が2.0質量%以上15.0質量%以下であり、
    前記炭素繊維の含有量が0.1質量%以上15.0質量%以下であるポリアミド樹脂組成物。
  2. 前記ポリアミド樹脂が、ポリアミド6、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミド66、ポリアミド610、ポリアミド611、ポリアミド612、ポリアミド6/66共重合体、ポリアミド6/69共重合体、ポリアミド6/610共重合体、ポリアミド6/611共重合体、ポリアミド6/612共重合体、ポリアミド6/12共重合体、ポリアミド6/66/12共重合体及びポリアミドMXD6からなる群より選ばれた少なくとも一種を含む、請求項1記載のポリアミド樹脂組成物。
  3. 前記ポリアミド樹脂の数平均分子量が10,000以上35,000以下である、請求項1又は2に記載のポリアミド樹脂組成物。
  4. 0.005質量%以上3.0質量%未満の核剤をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のポリアミド樹脂組成物。
  5. 0.001質量%以上3.0質量%未満の銅化合物をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のポリアミド樹脂組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリアミド樹脂組成物からなる成形品。
  7. 摺動部品である、請求項6に記載の成形品。
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