JPWO2017104345A1 - 回転電機の組立装置および回転電機の製造方法 - Google Patents

回転電機の組立装置および回転電機の製造方法 Download PDF

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Abstract

複数の分割コアにより構成されるステータコアを高い真円度を維持した状態で組立てることが可能な回転電機の組立装置を提供する。回転電機の組立装置は、軸部材と、軸部材の周囲に設けられ、径方向に移動可能に設けられた複数の可動鉄心と、励磁巻線とを有する電磁石部とを備え、電磁石部は、複数の分割コアにより構成されるステータコアの内周部に配置され、励磁電流の供給により、分割コアを内周側に吸引する。

Description

本発明は、回転電機の組立装置および回転電機の製造方法に関する。
電動パワーステアリング(EPS)システムは、EPS・ECU(Engine Control Unit)、トルクセンサ等の各種センサおよび操舵力を軽減するためのEPSモータを有している。EPSモータは、固定子と、回転子と、巻線と、ハウジングとを備えている。固定子は、分割コアを円環状に配置したステータコアと、各分割コアに巻回された巻線とを備え、ハウジングの内面に固定される。
ステータコアをハウジングに固定する方法として、次の方法が知られている。
電磁石機能を有する治具の外周面に分割コアを吸着する。治具の下面に分割コアの下面を覆う下側ハウジングを吸着する。下側ハウジングの中央には、治具を挿通する開口が設けられている。治具の上面に、分割コアの上面側から下側ハウジングに嵌合する上側ハウジングを取り付ける。上側ハウジングには、分割コアの損傷を防止するためのバネ性を有するフランジ部が形成されている。治具を除去し、上下側ハウジングを溶接等により一体とする(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−189783号公報
特許文献1に記載の方法では、各分割コアを電磁石機能を有する治具の外周面に吸着する。分割コアを円環状に配置したステータコアの内周面は、公差分のばらつきを有している。ステータコアの内径が治具の外径より小さいと、分割コアを円環状に配置することはできない。従って、ステータコアの内径が治具の外径より常に大きくなるように、治具の外径をステータコアの公差の最小値に設定することになると思われる。このため、治具の外周面に各分割コアを吸着すると、分割コアと治具との間に局所的に隙間ができる。つまり、分割コアを円環状に配置したステータコアの内周面は、楕円形状になり真円度がでない。
本発明の第1の態様によると、回転電機の組立装置は、軸部材と、前記軸部材の周囲に設けられ、径方向に移動可能に設けられた複数の可動鉄心と、励磁巻線とを有する電磁石部とを備え、前記電磁石部は、複数の分割コアにより構成されるステータコアの内周部に配置され、励磁電流が供給されることにより、前記分割コアを内周側に吸引する。
本発明の第2の態様によると、回転電機の製造方法は、固定子とハウジングとを備えた回転電機の製造方法であって、上記第1の態様等に記載の回転電機の組立装置を用い、前記電磁石部により前記分割コアを内周側に吸引した状態で、前記固定子に、加熱により膨張させた前記ハウジングとを嵌合する工程を備える。
本発明によれば、電磁石部の外周に分割コアを配置した状態で分割コアを内周側に吸引するので、分割コアにより構成されるステータコアを高い真円度を維持した状態で組立てることが可能となる。
回転電機の組立装置を用いて作製される、本発明による回転電機を、電動パワーステアリングモータとして例示するす第1の実施形態の側面図。 図1に図示されたモータの断面図。 図2に図示された分割コアの斜視図。 本発明による回転電機の組立装置を用いてハウジングとステータコアとを組み立てる方法を説明するための模式図。 (A)〜(C)は、それぞれ、ハウジングとステータコアとを組立てる工程を示す側面から見た図。 ステータコアを吸引する際の電磁石部の動作を説明するための断面図。 図6に図示された回転電機の組立装置を上方から見た図。 (A)は、ハウジングとステータコアとの焼嵌め終了後の基準位置を説明するための模式的断面図、(B)は、(A)の領域VIIIBの拡大図。 本発明による回転電機の組立装置の第2の実施形態を示す断面図。
−第1の実施形態−
図1〜図8を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、回転電機の組立装置を用いて作製される、本発明による回転電機を、電動パワーステアリングモータとして例示する第1の実施形態の側面図である。
電動パワーステアリング(EPS)システムは、EPSモータ(以下、単にモータという)100と、不図示のECU(Engine Control Unit)と、トルクセンサ等の各種センサを備えている。本実施形態では、ECUと機電一体で構成されるモータ100のみが図示されている。
モータ100は、内部にモータの構成部品が収容されたハウジング2を有する。モータ100は、回転軸となるシャフト6を有している。シャフト6の一端はハウジング2から突出しており、この突出した部分にプーリ1が固定されている。プーリ1は、図示はしないが、ベルトによりEPSシステムのギア駆動部に連結され、これにより、動力の伝達機構が構成されている。
プーリ1が突出するハウジング2の面とは反対側の面からは、磁極センサ3、U相ターミナル20u、V相ターミナル20v、W相ターミナル20wが突出されている。U相、V相、W相ターミナル20u、20v、20wはバスバーモールド14(図2参照)に取付けられており、ECUと電気的に接続される。磁極センサ3は、モータ100の磁極位置を検出する。
図2は、図1に図示されたモータ100の断面図である。
上述したように、モータ100の中心部にシャフト6が配置され、シャフト6の一端部、図示の例では左端側の端部にはプーリ1が固定されている。シャフト6のハウジング2内における軸方向のほぼ中央部には、回転子31、すなわち、Fロータコア12とRロータコア13が設けられている。F・Rロータコア12、13のそれぞれにはF磁石12mとR磁石13mが取り付けられている。F磁石12mおよびR磁石13mの外周部は磁石カバーで覆われている。プーリ1とFロータコア12との間には、シャフト6を回転可能に支えるFベアリング7が配置されている。シャフト6のプーリ1と反対側の端部である他端部側には、シャフト6を回転可能に支えるRベアリング8が配置されている。
Fベアリング7は、ハウジング2により支持されている。ハウジング2は、Fベアリング7を支持する面と反対側が開口されたほぼ円筒形状を有する。このハウジング2の開口部は、ハウジング2にベベル型止め輪10で固定されたベアリングホルダ9により密封されている。Rベアリング8はベアリングホルダ9に一体化されているか、またはベアリングホルダ9により支持されている。回転子31の外周にはステータコア4およびコイル5を備える固定子32が配置されている。コイル5はステータコア4に巻装され、三相巻線を構成している。回転子31と固定子32のステータコア4の内周面との間には隙間が設けられている。ステータコア4とハウジング2とは焼嵌めにより固定されている。
ステータコア4は、複数の分割コア40を、それぞれ隣接する分割コア40同士を側部において連結して環状に構成されている。この構造の詳細は後述する。
図3は、図2に図示された分割コア40の斜視図である。
すべての分割コア40は、図3に図示される構造を有する。例えば、8極12スロットの集中巻モータでは、ステータコア4は、12個の分割コア40で構成される。
分割コア40は、電磁綱板が積層されて形成されており、内周部41と外周部42と、内周部41と外周部42とを接続する中間部43とを有する。内周部41の内周面41aおよび外周部42の外周面42aは、それぞれ、円弧状に形成されている。外周部42の周方向の長さは、内周部41の周方向の長さよりも大きい。また、中間部43の周方向の長さは、内周部41および外周部42の周方向の長さより小さい。中間部43には、コイル5が巻回される。なお、外周部42の外周面42aには、軸方向に直線状に延出される溝47が形成されている。
外周部42の一方の側部(向かって左側の側部)には、嵌合凸部44a、嵌合凹部45bおよび嵌合凸部44cが形成されている。嵌合凸部44aと嵌合凸部44cとは、軸方向の長さが異なっている。外周部42の他方の側部(向かって右側の側部)には、嵌合凹部45a、嵌合凸部44bおよび嵌合凹部45cが形成されている。嵌合凹部45aと嵌合凹部45cとは、軸方向の長さが異なっている。嵌合凸部44a〜44cおよび嵌合凹部45a〜45cは、それぞれ、周方向に突出または没入するU字形状またはV字形状とされている。1つの分割コア40の嵌合凸部44a、嵌合凹部45bおよび嵌合凸部44cには、それぞれ、これに隣接する分割コア40の嵌合凹部45a、嵌合凸部44bおよび嵌合凹部45cが嵌合する。また、1つの分割コア40の嵌合凹部45a、嵌合凸部44bおよび嵌合凹部45cには、それぞれ、これに隣接する分割コア40の嵌合凸部44a、嵌合凹部45bおよび嵌合凸部44cが嵌合する。
隣接する分割コア40同士は、上記のように、嵌合凸部44a〜44cおよび嵌合凹部45a〜45cを嵌合させて連結され、12個の分割コア40により、円環状のステータコア4が仮組みされる。隣接する分割コア40は、3段の段付き構造に形成された各側部の凹部と凸部とが嵌合されるため、軸方向への移動が規制された状態に連結される。また、嵌合凸部44a〜44cおよび嵌合凹部45a〜45cは、それぞれ、周方向に突出または没入するU字形状またはV字形状とされているため、径方向への移動が規制された状態に連結される。このように、分割コア40は、溶接等の接合手段を用いることなく、単に、各側部に設けられた嵌合凸部44a〜44cと嵌合凹部45a〜45cとを嵌合するだけで、軸方向および径方向への移動が規制された状態に連結することができる。
さらに、嵌合凸部44aと嵌合凸部44c、および嵌合凹部45aと嵌合凹部45cとは、それぞれ、軸方向の長さが異なっている。このため、各分割コア40は、分割コア40同士を嵌合する際、軸方向、すなわち上下方向を逆にして嵌合することを防止するフールプルーフ機構を構成している。
分割コア40同士を連結して仮組みされたステータコア4を、ハウジング2に焼嵌めする方法について説明する。
図4は、本発明による回転電機の組立装置を用いてハウジングとステータコアとを組み立てる方法を説明するための模式図である。
図4を参照して、組立装置50を用いてハウジング2とステータコア4とを焼嵌めする方法の概要を説明する。
組立装置50は、ベース51、支柱52、ステータコア支持部53および電磁石部60を備えている。また、組立装置50は、保持リング57を備えている。電磁石部60は、複数の可動鉄心61と、励磁巻線62とにより構成されている。ステータコア支持部53は、リング状に形成された部材であり、その先端部が、分割コア40が仮組されてなるステータコア4の下端面に当接するように、根元部においてベース51に固定されている。ベース51、支柱52、ステータコア支持部53および電磁石部60は一体的に組み立てられた電磁石組立体55を構成する。保持リング57は、電磁石組立体55とは分離されている。
保持リング57は、リング形状を有し、外周部の下方側が径大部58とされている。径大部の上端には、段部58aが形成されている。ハウジング2とステータコア4とを焼嵌めするには、予め、上述したように、分割コア40同士を環状に連結して、ステータコア4を仮組しておく。以下に、分割コア40同士を環状に連結してステータコア4を仮組する方法の一例を示す。分割コア40の溝47(図3参照)が嵌合する突出部が6個形成された分割コア配列治具(図示せず)を2つ用意する。各分割コア40を、隣接する分割コア40それぞれの側部の嵌合凸部44a〜44cと嵌合凹部45a〜45cとを嵌合させ、この状態で、各分割コア40の溝47を分割コア配列治具の突出部に嵌合する。このようにして、分割コア配列治具のそれぞれに分割コア40を6個配列する。連結された6個の分割コア40を各分割コア配列治具から取り外す。連結された6個の分割コア40からなる二組の分割コア連結体それぞれの一端側と他端側の分割コア40同士を連結する。これにより、12個の分割コア40が円環状に連結されたステータコア4が仮組みされる。
なお、上記は、単に一例を例示しただけであり、ステータコア4を仮組みするには、他の方法によってもよい。
このようにして分割コア40が仮組みされてなるステータコア4の外周面に保持リング57を嵌合する。保持リング57は、図4に図示されるように、径大部58を下方にして、ステータコア4の軸方向の中間位置に配置する。そして、保持リング57により支持され、分割コア40が仮組みされてなるステータコア4を電磁石組立体55のステータコア支持部53の上面上に載置する。保持リング57の上部周縁部にはインロー部59(図6参照)が設けられている。
一方、ハウジング2を加熱して、焼嵌めするための所定の径に膨張させる。不図示の加圧装置の保持具によりハウジング2を保持し、ハウジング2のインロー部38(図6参照)を保持リング57のインロー部59に一致するように位置合わせする。加圧装置によりハウジング2を押し下げ、分割コア40が仮組みされてなるステータコア4の外周に嵌合された保持リング57を下方に移動させる。ハウジング2がステータコア4に対して、軸方向に所定の位置に達すると保持リング57がステータコア4から外れる。この後、ハウジング2を冷却することにより、ハウジング2とステータコア4とが焼嵌めにより圧接接合する。
図5(A)〜(C)は、それぞれ、ハウジングとステータコアとを組立てる工程を示す側面から見た図である。
図5(A)は、ハウジング2を、分割コア40が仮組みされてなるステータコア4の上方に保持した状態を示す。分割コア40が仮組みされてなるステータコア4は、外周に保持リング57が嵌合された状態で、その下端面がステータコア支持部53の上面に載置される。このとき、電磁石部60には励磁電流が流れておらず、分割コア40が仮組みされてなるステータコア4の内周面と電磁石部60の可動鉄心61の外周面には隙間が形成される。この詳細は、後述する。不図示の加圧装置を駆動してハウジング2を下方に移動し、上述したように、ハウジング2のインロー部38を保持リング57のインロー部59に一致するように位置合わせする。この状態で、ハウジング2を押し下げるとハウジング2の下端面が、保持リング57の段部58aに当接する。さらに、ハウジング2を押し下げると、分割コア40が仮組みされてなるステータコア4の外周に嵌合している保持リング57が、ハウジング2と共に下方に移動する。図5(B)は、この状態を示す。詳細は後述するが、図5(B)に示す状態では、電磁石部60に励磁電流が流され、分割コア40が仮組みされてなるステータコア4を構成する分割コア40は、それぞれ、電磁石部60に吸引されている。これにより、ステータコア4は、高い真円度を有する円環形状になっている。
図5(B)の状態からハウジング2を下方に押し下げると、保持リング57がステータコア4から外れ、ベース51に落下する。この状態を図5(C)に示す。この状態では、電磁石部60には励磁電流は流れておらず、ステータコア4と電磁石部60とは、図5(A)に示す状態時と同様に隙間が設けられている。
この後、ハウジング2に空気等の冷却用気体をブロー装置等により送風する。ハウジング2が冷却され、ハウジング2とステータコア4が焼嵌めにより、圧接接合される。ハウジング2の温度がある程度下がった時点で、ステータコア4が焼嵌めされたハウジング2を持ち上げて、電磁石組立体55から分離する。そして、ステータコア4が焼嵌めされたハウジング2の圧接接合強度、すなわち、保持力の確認が行われる。なお、ステータコア4が焼嵌めされたハウジング2を組立装置50から移動した後も、電磁石部60には冷却風を送風する。このようにすることで、電磁石部60の過度の温度上昇を防止することができる。また、電磁石部60を一定の温度で動作することが可能となり、寸法のばらつきが小さい、安定した焼嵌めが可能となる。
図6は、ステータコアを吸引する際の電磁石部の動作を説明するための断面図である。図7は、図6に図示された回転電機の組立装置を上方から見た図である。
図6は、ハウジング2を、ステータコア4の上方から押し下げ、ハウジング2のインロー部38を保持リング57のインロー部59に一致するように位置合わせした状態を示す。
先ず、電磁石組立体55の電磁石部60の構造の詳細を説明する。
電磁石部60の複数の可動鉄心61は、図7に図示されるように、支柱52から放射状に配置されている。図7では、可動鉄心61は、分割コア40と同数の12個設けた構造として例示されている。図6に図示されるように、可動鉄心61は、上部水平部61a、下部水平部61b、上部水平部61aの内端と下部水平部61bの内端とを接続する垂直部61cとを有している。放射状に配置された可動鉄心61の内周に、円環状に形成された断面コ字形状のボビン63が設けられている。ボビン63の内側に励磁巻線62が巻回されている。
支柱52には、段部52aが設けられている。支柱52の段部52aには、電磁石保持フランジ66が取付けられている。電磁石保持フランジ66には、下部支持ピン39bが固定されている。下部支持ピン39bは、可動鉄心61の下部水平部61bに設けられた貫通孔を貫通してボビン63の下端部を固定する。可動鉄心61の上部水平部61aには上部支持ピン39aが挿通される貫通孔が設けられている。上部支持ピン39aは、可動鉄心61の上部水平部61aの貫通孔を貫通して、ボビン63の上端部を固定する。上・下部支持ピン39a、39bは、図7に図示されるように、分割コア40の間に配置される。従って、図示の例では、上・下部支持ピン39a、39bは、それぞれ、分割コア40と同数の12個設けられている。各可動鉄心61は、後述するように、上・下部支持ピン39a、39bをガイドとして径方向に移動可能に、電磁石保持フランジ66上に配置されている。
各可動鉄心61の垂直部61cの上端側および下端側には、それぞれ、戻しばね37a、37bが張架されている。すなわち、各可動鉄心61は、戻しばね37a、37bにより、内周側に付勢されており、励磁電流が流れていない状態では、垂直部61cの内周面が支柱52の外周面に当接している。戻しばね37a、37bは、例えば、コイルスプリングをリング状にして始端と終端を接合したものである。
各可動鉄心61の上端側には、規制リング36が設けられている。規制リング36は、上部支持ピン39aにより支持されている。規制リング36は、例えば、金属製のリング状部材であり、径方向に変形しない部材により形成されている。各可動鉄心61は、垂直部61cの外周面が規制リング36の内周面に当接した位置より外方への移動が規制される。つまり、電磁石部60の可動鉄心61の最大の外径は、規制リング36の内周面の径により設定される。このように、各可動鉄心61は、垂直部61cの内周面が支柱52の外周面に当接する位置と、垂直部61cの外周面が規制リング36の内周面に当接した位置との間を径方向に移動可能に電磁石保持フランジ66上に配置されている。なお、ボビン63は、上・下部支持ピン39a、39bにより電磁石保持フランジ66に固定されており、可動鉄心61が移動しても移動することは無い。従って、ボビン63に巻回された励磁巻線62も常に所定の位置に固定されている。
図6に図示されるように、ステータコア4を構成する各分割コア40には、コイル5が巻装されている。図6では、コイル5の口出し線は、下側となっている。
図6は、支柱52の中心軸を境に、左側と右側とで電磁石部60の駆動状態が異なる状態を示している。図6に向かって中心軸より左側は、電磁石部60の励磁巻線62に電流を流していない状態を示す。図6に向かって中心軸より右側は、電磁石部60の励磁巻線62に電流を流している状態を示す。
電磁石部60の励磁巻線62に電流が流されていない、中心軸より左側の状態では、各可動鉄心61は、戻しばね37a、37bにより内周側に付勢され、垂直部61cの内周面が支柱52の外周面に当接している。つまり、電磁石部60を構成する複数の可動鉄心61の外径は最小となっている。この状態では、電磁石部60の可動鉄心61の外径は、分割コア40が仮組されてなるステータコア4の内径(分割コア40の内周面41aにより形成される)より小さく、電磁石部60を構成する複数の可動鉄心61の外周面とステータコア4の内径との間には隙間が設けられている。従って、電磁石部60の外周側に、分割コア40が仮組されてなるステータコア4を非接触で嵌合することができる。電磁石部60とステータコア4とが接触するとコンタミネーションが発生する可能性があるが、本実施形態によれば、電磁石部60とステータコア4との接触によるコンタミネーションを防止することができる。
なお、電磁石部60の励磁電流として直流を用いることが可能であるが、可動鉄心61に磁化が残る可能性がある。これにより、戻しばね37a、37bによる可動鉄心61の復帰に支障が生じる可能性がある。このような場合には、電磁石部60を交流電流で作動するようにしてもよい。
ハウジング2のインロー部38を保持リング57のインロー部59に一致するように位置合わせする状態では、上述したように、電磁石部60の外周面とステータコア4の内径との間には隙間が設けられている。この状態で、ハウジング2を押し下げると、図5(B)に図示した状態となる。
この状態で、電磁石部60の励磁巻線62に励磁電流を流すと、すなわち、励磁巻線62に励磁電流が供給されると、図6の中心軸より右側に示す状態となる。
すなわち、先ず、各可動鉄心61は、分割コア40が仮組みされてなるステータコア4に吸引され、電磁石保持フランジ66上を外周方向に移動する。このとき、電磁石部60からは、戻しばね37a、37bの付勢力よりも大きい力が発生されるように設定されている。各可動鉄心61は、その外周面が規制リング36の内周面に当接した位置で、規制リング36により外周方向への移動が規制される。
すると、ステータコア4を構成する各分割コア40が、電磁石部60、すなわち、各可動鉄心61に吸引されて内周側に移動する。つまり、ステータコア4の外周にハウジング2を嵌合し、ハウジング2を軸方向に押し下げてハウジング2とステータコア4との嵌合を進行させながら保持リング57をステータコア4の下方に移動する。このとき、ステータコア4を形成する各分割コア40が電磁石部60に吸引されて内周側に移動することにより、ステータコア4の真円度が高まる。このように、各分割コア40を電磁石部60により吸引してステータコア4の真円度を高めた状態で、上述したように、ステータコア4の外周にハウジング2を嵌合し、焼嵌めが行われる。従って、ステータコア4を構成する複数の分割コア40を溶接等の機械的な結合方法により固定することなく、分割コア40により形成するステータコア4を高い真円度を維持した状態で組立てることができる。
励磁巻線62を流れる励磁電流はステータコア4の吸引力と比例関係を有する。従って、ステータコア4が真円を保持するために必要な力に基づいて励磁巻線62に供給する励磁電流を決定する。また、励磁電流を定電流とすることで、励磁巻線62の温度上昇等の温度変化に対しても、吸引力を一定とすることができる。
なお、図5(C)に図示するように、保持リング57がステータコア4から外れ、ベース51上に落下した時点で励磁電流の供給を停止することにより、電磁石部60の吸引力は無くなる。このため、各可動鉄心61は、戻しばね37a、37bの付勢力により、図6の中心軸より左側に示す元の位置に戻る。この後、冷却風を送風してハウジングを冷却する。
図示はしないが、コイル5は、例えば、u相、v相、w相の三相巻線を構成しており、コイル5は、各相のターミナル20u、20v、20Wに接続されるバスバーと溶接により接続される。このコイル5とバスバーとの溶接は、分割コア40により形成するステータコア4とハウジング2との焼嵌めを容易かつ精度よく行う上で、焼嵌めが終了した後に行うことが好ましい。但し、この方法に特定されるものではない。
図8(A)は、ハウジングとステータコアとの焼嵌め終了後の基準位置を説明するための模式的断面図であり、図8(B)は、図8(A)の領域VIIIBの拡大図である。
本実施形態では、ステータコア4における軸方向の基準位置P0を、ハウジング2の開口部側の端面位置P1を基準として設定した。つまり、ステータコア4の基準位置P0を、ハウジング2の開口部側の端面位置P1から軸方向に所定の寸法位置に定めた。ステータコア4は、電磁鋼板等を積層して形成されるため、軸方向、換言すれば積層方向の厚さにばらつきが生じる。ステータコア4の基準位置P0を上記のように設定すると、ステータコア4と、ハウジング2の開口部側と反対側である底部2aの内面との隙間にばらつきが生じる。本実施形態では、ステータコア4の厚さが公差の最大になった場合でも、図8(B)に示すように、軸方向において、ステータコア4の上面4aとハウジング2の底部の内面2aとに隙間Sが設けられるようにした。このことにより、ハウジング2とステータコア4の焼嵌めによる接合力が規定値を満たすか否かを判断できるようになっている。このことについて、以下に説明する。
例えば、EPSモータ等では、最大トルクに対して、数倍の軸方向に換算した保持力が必要とされる。ハウジング2とステータコア4との接合力が、この軸方向に換算した保持力を満足するか否かを確認するために、出荷時に、1つずつ検査が行われる。この検査は、ステータコア4の外周部(コアバック部)を、図8のX方向に押して行う。このとき、押す力は、要求される保持力トルクを軸方向の力に換算した値であり、この力でコアバック部を押すことにより、規定値を満たすか否かを判断する。上記実施形態のように、軸方向において、ステータコア4の上面4aとハウジング2の底部の内面2aの内面とに隙間Sが設けられていれば、ステータコア4が軸方向に移動するか否かにより、要求される保持力トルクを満たすか否かを判断することができる。つまり、ステータコア4がX方向に移動しなければ良品とし、移動すれば不良品とする能率的な検査を行うことができる。
本発明の第1の実施形態によれば、下記の効果を奏する。
(1)組立装置50は、電磁石部60を有し、電磁石部60は、複数の分割コア40により構成されるステータコア4の内周部に配置され、励磁電流が供給されることにより、分割コア40を内周側に吸引する。分割コア40が電磁石部60に吸引されることにより、ステータコア4の真円度は高くなり、この状態のまま、焼嵌めされる。従って、複数の分割コア40により構成されるステータコアを高い真円度を維持した状態で組立てることが可能となる。これにより、ステータコアに高い真円度が求められるEPSモータ等の組立装置として用いることが可能となる。
(2)組立装置50は、可動鉄心61の外径がステータコア4の内径よりも小さくなるよう、可動鉄心61を径小にする方向に付勢する戻しばね37a、37bを備える。このため、電磁石部60の外周側に、仮組されたステータコア4を非接触で嵌合することができる。これにより、電磁石部60とステータコア4とが接触することによるコンタミネーションの発生を抑制することができる。
(3)組立装置50は、可動鉄心61が所定の位置で外周側に移動するのを規制する規制リング36を備える。これにより、可動鉄心61を、戻しばね37a、37bの付勢力に抗して電磁石部60の吸引力によりステータコア4に吸引し、規制リング36により規制される位置まで移動することができる。このため、電磁石部60の外周にステータコア4を嵌合するときは、可動鉄心61の外径が、分割コア40が仮組されてなるステータコア4の外径より小径であるにも拘わらず、ステータコア4を構成する各分割コア40を電磁石部60に吸引するときは、それよりも可動鉄心61の外径を大径にして、吸引力を大きくすることが可能となる。
(4)組立装置50は、分割コア40により構成されるステータコア4の外周に、軸方向に移動可能に嵌合されステータコア4の外周面を保持する保持リング57を備える。このため、ステータコア4を構成する複数の分割コア40の外周面を保持リング57により円形に揃えることができ、ステータコア4の外周にハウジング2を嵌合する作業を容易かつ能率的にすることができる。また、複数の分割コア40の径方向の位置を予め揃えておくことができるので、焼嵌め後のステータコア4の真円度を高めることができる。
(5)組立装置50は、ベース51と、ベース51に設けられ、ステータコア4を支持するステータコア支持部53とを備える。これにより、ステータコア4の軸方向の基準位置P0は、ステータコア支持部53の載置面に設定される。従って、ハウジング2を押し下げる加圧装置に押し下げ量または押し下げ停止位置を設定すれば、ハウジング2の端面位置P1に対するステータコアの基準位置P0の位置が定まる。これにより、ステータコア4の軸方向の基準位置P0を正確に定めることが可能となる。
−第2の実施形態−
図9は、本発明による回転電機の組立装置の第2の実施形態を示す断面図である。
第2の実施形態における組立装置50は、可動鉄心61が所定の位置で外周側への移動を規制する規制リングとして、上部規制リング36aと下部規制リング36bとを備えている。
上部規制リング36aは、第1の実施形態の規制リング36と同様、上部支持ピン39aにより支持されている。
下部規制リング36bは、電磁石保持フランジ66の上部側、換言すれば、可動鉄心61が配置された側に固定されている。
第2の実施形態における他の構成は、第1の実施形態と同様である。
従って、第2の実施形態においても、第1の実施形態の効果(1)〜(5)と同様な効果を奏する。
加えて、第2の実施形態では、可動鉄心61の外周側への移動を、可動鉄心61の上下の両端側で規制するので、ステータコア4を構成する各分割コア40との距離が上下の両端側で確実にほぼ同一とすることができる。これにより、各分割コア40への吸引力を一定に揃えることができ、ステータコア4の真円度をより高めることができるという効果を奏する。
上記実施形態では、組立装置50は、焼嵌めする前に、予め、ステータコア4を構成する分割コア40の外周面を保持する保持リング57を備えている構造として例示した。EPSモータ等のように、ステータコア4に高い真円度が求められるモータに関して、このように分割コア40の外周面を保持リング57により支持しておくことは重要である。しかし、ステータコア4の真円度として余り高い真円度が必要で無いEPSモータ以外のモータであれば、分割コア40の外周面を支持する保持リング57は必要で無い。保持リング57を用いない場合は、分割コア40が仮組みされてなるステータコア4を直接、電磁石組立体55のステータコア支持部53上に載置し、ハウジング2をステータコア4の外周に嵌合するようにすればよい。
上記実施形態では、可動鉄心61は、分割コア40と同数の12個設けた構造として例示した。しかし、可動鉄心61の数は、これよりも多くても少なくてもよい。可動鉄心61の数を少なくすれば、上・下部支持ピン39a、39bの数が少なくなり、構造が簡単となる。但し、可動鉄心61は、対向する分割コア40を吸引するので、可動鉄心61の数が分割コア40の数よりも少ない場合は、1つの可動鉄心61により、1以上の分割コア40を吸引することになることに留意する必要がある。
上記実施形態では、可動鉄心61を戻しばね37a、37bにより内周側に付勢する構造として例示した。しかし、支柱52に永久磁石を設けて、可動鉄心61を吸引する構造とする等、他の構造を用いてもよい。要は、可動鉄心61を径小にする方向に付勢する戻し機構を備えていればよい。
上記実施形態では、電磁石部60の可動鉄心61の最大の外径を規制するための規制リング36または上・下部規制リング36a、36bを、リング状部材として例示した。しかし、規制リング36または上・下部規制リング36a、36bを、下部規制リング36bのみとし、電磁石保持フランジ66に一体に設けてもよい。あるいは、上述したように、可動鉄心61を分割コア40の数よりも少ない数にして、各可動鉄心61を引張ばねにより付勢するようにしてもよい。要は、可動鉄心61の最大の外径を規制するための移動規制機構を備えていればよい。
上述したように、本発明の組立装置50は、EPSモータ以外のモータの組立装置50として用いることができる。また、本発明の組立装置50は、モータのみでなく、発電機/モータ等の回転電機の組立装置50として用いることができる。また、上記では、ステータコア4とハウジング2とを焼嵌めにより固定する方法として例示した。しかし、本発明の組立装置50を用いて、ステータコア4とハウジング2とを圧入により固定するようにしてもよい。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
2 ハウジング
4 ステータコア
5 コイル
31 回転子
32 固定子
36 規制リング
36a 上部規制リング
36b 下部規制リング
37a 戻しばね
37b 戻しばね
40 分割コア
50 組立装置
51 ベース
52 支柱
53 ステータコア支持部
57 保持リング
60 電磁石部
61 可動鉄心
62 励磁巻線
100 モータ

Claims (8)

  1. 軸部材と、
    前記軸部材の周囲に設けられ、径方向に移動可能に設けられた複数の可動鉄心と、励磁巻線とを有する電磁石部とを備え、
    前記電磁石部は、複数の分割コアにより構成されるステータコアの内周部に配置され、励磁電流が供給されることにより、前記分割コアを内周側に吸引する回転電機の組立装置。
  2. 請求項1に記載の回転電機の組立装置において、
    前記可動鉄心の外径が前記ステータコアの内径よりも小さくなるよう、前記可動鉄心を径小にする方向に付勢する戻し機構を、さらに備える回転電機の組立装置。
  3. 請求項1に記載の回転電機の組立装置において、
    前記可動鉄心は、前記励磁電流が供給されることにより外周側に移動可能に設けられており、所定の位置で、前記可動鉄心が外周側に移動するのを規制する移動規制機構を、さらに備える回転電機の組立装置。
  4. 請求項1に記載の回転電機の組立装置において、
    前記分割コアにより構成される前記ステータコアの外周に、軸方向に移動可能に嵌合され前記ステータコアの外周面を保持する保持リングを、さらに備える回転電機の組立装置。
  5. 請求項4に記載の回転電機の組立装置において、
    さらに、ベースと、前記ベースに設けられ、前記ステータコアを支持するステータコア支持部とを備える回転電機の組立装置。
  6. 固定子とハウジングとを備えた回転電機の製造方法であって、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の回転電機の組立装置を用い、前記電磁石部により前記分割コアを内周側に吸引した状態で、前記ステータコアに、加熱により膨張させた前記ハウジングを嵌合する工程を備える回転電機の製造方法。
  7. 固定子とハウジングとを備えた回転電機の製造方法であって、
    請求項2に記載の回転電機の組立装置を用い、前記電磁石部に励磁電流を流すことにより、前記可動鉄心を径小にする方向に付勢する前記戻し機構の付勢力に抗して、前記可動鉄心を前記ステータコア側に移動する工程を備える回転電機の製造方法。
  8. 固定子とハウジングとを備えた回転電機の製造方法であって、
    請求項5に記載の回転電機の組立装置を用い、前記ステータコア支持部により前記ステータコアを支持した状態で、前記ステータコアの外周に前記ハウジングを嵌合し、前記ハウジングを軸方向に押し下げて前記ハウジングと前記ステータコアとの嵌合を進行させながら前記保持リングを前記ステータコアの下方に移動する工程を備える回転電機の製造方法。

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