JPWO2017094267A1 - 異常検出システム、異常検出方法、異常検出プログラム及び学習済モデル生成方法 - Google Patents

異常検出システム、異常検出方法、異常検出プログラム及び学習済モデル生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】新しい機械や未知の故障の場合でも、高度な専門知識または豊富な経験を必要とせずに、効率的にセンサの選択を行う方法またはシステムが求められる。【解決手段】異常検出システム1は、潜在変数モデルと同時確率モデルとを格納する格納部10と、センサが出力するセンサデータを取得する取得部11と、格納部10によって格納された潜在変数モデルと同時確率モデルとに基づいて、取得部11によって取得されたセンサデータの尤度を測定する測定部12と、測定部12によって測定されたセンサデータの尤度に基づいて、当該センサデータが正常であるか又は異常であるかを判定する判定部13と、センサが出力するセンサデータに基づいて潜在変数モデルと同時確率モデルとを学習する学習部14と、を備える。

Description

本発明は、異常検出システム、異常検出方法、異常検出プログラム及び学習済モデル生成方法に関する。
従来、機械の故障判定及び故障原因の特定は、機械の正常稼働時のセンサデータと過去の故障時のセンサデータを比較することによって行われていた(例えば、下記特許文献1の図13の故障判定の処理ルーチンを示したフローチャートを参照)。この判定のとき、センサデータを正確且つ効率的に比較するためには、当該センサデータの発信源であるセンサを正確且つ効率的に選択することによって、高精度且つ効率的に故障原因の分類を行うことができる。
しかし、選択するセンサの数が多い場合、適当なセンサを選択するために、膨大な工数が必要となる。また、適当なセンサを選択するためには、機械に取り付けられているセンサ1つ1つの知識や対象機械の機械的な特性に対する知識が必要であった。
特開2012−098901号公報
今日の高度な制御を伴う機械などは、複数のセンサによって制御管理されている。例えば、自動車には、1台当たり100種類以上のセンサが取り付けられている。また、新しい機械や未知の故障の場合、たとえ高度な専門知識と豊富な経験を有する特定の者であっても、対応することができなかった。そのため、高度な専門知識または豊富な経験を必要とせずに、効率的にセンサの選択を行う方法またはシステムが求められる。
更に、効率的にセンサの選択を行えたとしても、対処が必要な事象におけるノイズ、エラー、故障を含め、センサのデータの定義は複雑である。その上、適用するアプリケーションによっても、対処が必要な事象の定義が異なるため、センサのデータを検出する汎用的な手段が求められる。
また、センサデータを検出する手段は、センサデータやアプリケーション毎に異常値スコア関数の設計が必要である。したがって、センサデータやアプリケーションの数が増える度に異常値スコア関数を設計する必要があり、特徴設計中で異常検知に重要な情報を見逃す恐れもあった。
また、データやアプリケーションセンサデータ周波数領域において、事象がそもそも稀な事象であり複合的な要因が重なる場合、モデル、ルール、又は、閾値設計が非常に困難であったので、より汎化性、適応性の高いシステムが求められる。
本発明では、前述の従来技術における課題を解決するため、例えば、電力、水道、ガス、交通、通信、医療、金融、サービスなどの社会インフラを支える情報システムから出力される様々なセンサデータやアプリケーションデータを学習し、起こり得る事象の正常異常を判定(予測を含む)する異常検出システム、異常検出方法、異常検出プログラム及び学習済モデル生成方法を提供する。
本発明の異常検出システムは、予め学習の行われた潜在変数モデルと同時確率モデルとを格納する格納手段と、異常検出対象の入力データを取得する取得手段と、前記格納手段に格納された潜在変数モデルに基づいて、前記入力データから潜在変数を推論するエンコーダと、前記格納手段に格納された同時確率モデルに基づいて、前記潜在変数から復元データを生成するデコーダと、前記入力データと復元データのずれに基づいて、当該入力データが正常であるか又は異常であるかを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の異常検出システムは、前記判定手段は、前記エンコーダ及びデコーダでの処理過程で得られるパラメータによって演算した尤度に基づいて、入力データと復元データのずれ量を判定するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の異常検出システムは、前記判定手段は、入力データと復元データの各次元ごとの成分のずれを演算して求め、何れかの次元において大きな乖離がある場合に異常であると判定するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の異常検出システムは、正常データからなる訓練データに基づいて潜在変数モデルと同時確率モデルとを学習する学習手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の異常検出システムは、前記測定手段は、VAE、AAE、LVAE、ADGMの何れかによって前記エンコーダ及びデコーダを構築したことを特徴とする。
ところで、本発明は、上記のように異常検出システムの発明として記述できる他に、以下のようにそれぞれ異常検出方法及び異常検出プログラムの発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。また、本発明は、上記の異常検出システム、異常検出方法及び異常検出プログラムにおいて用いる学習済モデル生成方法の発明としても記述することができる。
本発明に係る異常検出方法は、予め学習の行われた潜在変数モデルと同時確率モデルとを格納する格納手段を備える異常検出システムにより実行される異常検出方法であって、異常検出対象の入力データを取得する取得ステップと、前記格納手段に格納された潜在変数モデルに基づいて、前記入力データから潜在変数を推論する推論ステップと、前記格納手段に格納された同時確率モデルに基づいて、前記潜在変数から復元データを生成する生成ステップと、前記入力データと復元データのずれに基づいて、当該入力データが正常であるか又は異常であるかを判定する判定ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る異常検出プログラムは、コンピュータを、予め学習の行われた潜在変数モデルと同時確率モデルとを格納する格納手段と、異常検出対象の入力データを取得する取得手段と、前記格納手段に格納された潜在変数モデルに基づいて、前記入力データから潜在変数を推論するエンコーダと、前記格納手段に格納された同時確率モデルに基づいて、前記潜在変数から復元データを生成するデコーダと、前記入力データと復元データのずれに基づいて、当該入力データが正常であるか又は異常であるかを判定する判定手段、として機能させることを特徴とする。
本発明に係る学習済モデル生成方法は、入力データについて異常検出を行うための潜在変数モデルと同時確率モデルとからなる学習済モデル生成方法であって、正常なデータからなる少なくとも1以上の訓練データを取得する訓練データ取得ステップと、前記潜在変数モデルに基づいて、前記訓練データから潜在変数を推論する推論ステップと、前記同時確率モデルに基づいて、前記潜在変数から復元データを生成する生成ステップと、前記訓練データと復元データのずれを演算するずれ演算ステップと、前記ずれに基づいて前記潜在変数モデルと同時確率モデルのパラメータを更新するパラメータ更新ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも簡単に故障原因を分類するために有効と考えられるセンサを選択することができる。例えば、機械知識を必要としなくとも故障原因を分類するために有効と考えられるセンサの選択が可能となる。
本発明によれば、機器の状態を適切に異常判定へ反映させて、異常判定の誤報を減らすことができる。また、機器稼働データの変動要因に応じて従来よりも早期の異常判定が可能になる。それによって、保守員や運転員に対して適切な対応行動を提示することができる。
本発明によれば、正常と診断されるセンサデータを用いて、学習データを更新することにより、外れ値の影響を抑制できる。また、経年劣化に追従することができる。
本発明の実施形態に係る異常検出システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る異常検出システムのハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る異常検出システムで実行される処理(異常検出方法)を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る異常検出システムの実施例で実行される処理(異常検出方法)を示すフローチャートである。 VAEを利用した本発明の実施形態に係る異常検出システムを示す図(その1)である。 VAEを利用した本発明の実施形態に係る異常検出システムを示す図(その2)である。 VAEを利用した本発明の実施形態に係る異常検出システムで実行される処理(異常検出方法)を示すフローチャートである。 AAEを利用した本発明の実施例2に係る異常検出システムを表した概念図である。 LVAEを利用した本発明の実施例3に係る異常検出システムを表した概念図である。 ADGMを利用した本発明の実施例4に係る異常検出システムを表した概念図である。
以下、図面とともに異常検出システム、異常検出方法及び異常検出プログラムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る異常検出システム1の機能ブロック図である。図1に示す通り、異常検出システム1は、格納部10(格納手段)、取得部11(取得手段)、測定部12(測定手段)、判定部13(判定手段)及び学習部14(学習手段)を含んで構成される。
格納部10は、潜在変数モデルと同時確率モデルとを格納する。格納部10は例えばデータベースである。取得部11は、センサが出力するセンサデータを取得する。測定部12は、格納部10によって格納された潜在変数モデルと同時確率モデルとに基づいて、取得部11によって取得されたセンサデータの尤度を測定する。判定部13は、測定部12によって測定されたセンサデータの尤度に基づいて、当該センサデータが正常であるか又は異常であるかを判定する。学習部14は、センサが出力するセンサデータに基づいて潜在変数モデルと同時確率モデルとを学習する。
測定部12は、取得部11によって取得されたセンサデータについて、格納部10によって格納された潜在変数モデルに基づいて当該センサデータの次元よりも低い次元に変換し、格納部10によって格納された同時確率モデルに基づいて元の次元に変換することで尤度を測定してもよい。また、測定部12は、変分自己符号化器を利用して尤度を測定してもよい。学習部14は、センサが出力する正常時のセンサデータのみに基づいて潜在変数モデルと同時確率モデルとを学習してもよい。
異常検出システム1は、CPU等のハードウェアから構成されているものである。図2は、異常検出システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示される異常検出システム1は、物理的には、図2に示すように、CPU100、主記憶装置であるRAM101及びROM102、ディスプレイ等の入出力装置103、通信モジュール104、及び補助記憶装置105などを含むコンピュータシステムとして構成されている。
図1に示す異常検出システム1の各機能ブロックの機能は、図2に示すCPU100、RAM101等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU100の制御のもとで入出力装置103、通信モジュール104、及び補助記憶装置105を動作させるとともに、RAM101におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
[異常検出システム1が含む工程]
異常検出システム1は、3つの工程を含む(図3)。
工程1;潜在変数モデルと同時確率モデルを同時に学習する工程(学習部14により実現される)。
工程2;前記学習された潜在変数モデルと同時確率モデルを利用して、テスト用データ尤度p(x)を測定する工程(取得部11及び測定部12により実現される)。
工程3;前記尤度p(x)に関する情報を用いて正常か異常かを判定する工程(判定部13により実現される)。
[1.工程1について]
工程1は、潜在変数モデルと同時確率モデルを同時に学習する工程である。
かかる工程1では、観測変数xから潜在変数zへ条件付き確率p(z|x)、及び、潜在変数から観測変数へ条件付き確率p(x|z)を学習する。
前記条件付き確率p(z|x)及び条件付き確率p(x|z)の学習をするとき、ニューラルネットを利用してもよい。ニューラルネットを利用することによって、観測したデータ数によらず、パラメータ数に対して線形で学習することができる。
潜在変数モデルとは、前記条件付き確率p(z|x)を、例えばニューラルネットを用いて、モデル化したものである。潜在変数モデルは格納部10によって格納される。
同時確率は、p(x,z)で、又は、p(z)・p(x|z)で表される。そして同時確率モデルは、例えばニューラルネットを用いて、同時確率を独立にモデル化したものである。同時確率モデルは格納部10によって格納される。
ニューラルネットは、その構成を特に限定しない。例えば、全結合層、非線形関数(sigmoid,relu)、バッチ正規化層、ドロップアウト層を含んでもよい。
入力データ(センサが出力するセンサデータ)は取得部11によってセンサなどから取得される。入力データは、特に限定しない。入力データは、例えば、多次元配列、テンソルなどである。取得部で取得する入力データは、センサからのセンサデータに限られず、異常検出の対象となるデータであれば様々なデータが対象となり得る。
入力データxがn次元ベクトルのとき、各値は、例えば、連続値、離散値などである。また、複数の入力データがあるときは、多次元配列又はテンソルに拡張することができる。
センサの具体例としては、ロボットに搭載されているカメラ、3次元加速度センサ、アクチュエータ、温度センサ、湿度センサなどが挙げられる。センサデータの具体例としては、カメラからの画像データ、3次元加速度センサからの位置・速度・加速度情報、アクチュエータにかかる電流・電圧量、もしくはそれらを適当な時間的にウィンドウ幅で区切ったもの、もしくはその一つ一つを周波数分解したものなどが挙げられる。
工程1から工程3において、SVM,又はLOFを利用して正常か異常かを判定してもよいし、変分自己符号化器(Variational AutoEncoder;以後、VAEと言う)を利用して正常か異常かを判定してもよい。特に、VAEを利用することがより好ましい(図5〜7)。
このとき、工程1においてVAEを利用して、潜在変数モデル、すなわち観測変数xから潜在変数zへの条件付確率p(z|x)を学習するとき、その学習器をエンコーダと呼ぶ。一方、潜在変数zから観測変数xへの条件付確率p(x|z)を学習するとき、その学習器をデコーダと呼ぶ。
エンコーダの入力は、センサデータであり、機器のテストを行うことで得られたものである(適当な時間間隔でのサンプリングが一定時間与えられている)。なお、テストは、連続的もしくは周期的に複数回行われる。デコーダの出力は、センサデータの各次元の異常度、尤度で表されている。
VAEは、SVM又はLOFよりも、確率値を容易に出すことができる。故に、異常検出システム1は、VAEを利用するとき、SVM又はLOFを利用するときよりも、異なる物理量をもつセンサの場合でも、異常スコアを比較することがより容易になる。
また、VAEは、SVM又はLOFよりも、データ表現の非線形な変換を容易に行うことができる。故に、異常検出システム1は、VAEを利用するとき、SVM又はLOFを利用するときよりも、より複雑なデータ表現の分布を作成することができる。
また、VAEは、SVM又はLOFよりも、入力データの各次元について異常スコアを出すことができる。故に、異常検出システム1は、VAEを利用するとき、SVM又はLOFを利用するときよりも、異常事象の原因となる入力データソースの特定が容易である。
また、VAEは、SVM又はLOFよりも、類似度をより高速に学習することができる。故に、異常検出システム1は、VAEを利用するとき、SVM又はLOFを利用するときよりも、マニュアルでデータ間の類似度を設計する必要がなくなる。
例えば、VAEを利用するときは、下記の通りである。
p(z)〜N(0,I)
p(x|z)〜N(μ(z),σ(z))
N(μ,σ)は、平均μ,分散σからなる正規分布である。
μ(z),σ(z)は、ニューラルネットからの出力である。
異常検出システム1では、エンコーダ及びデコーダでの条件付き確率p(z|x)及びp(x|z)の学習の際に、損失関数を最小化する。ここでいう、損失関数は、例えば、負の対数尤度−logp(x)などを利用することができる。
−logp(x)=−logΠp(x_i)=−Σlog∫p(x_i|z)p(z)dz
zによる積分をするとき、変分下限は下記の数式で算出される。変分下限は、正の対数尤度logp(x)=logΠp(x_i)を下限値から評価する。
−logΠp(x_i)=−Σ_ilog∫p(x_i|z;θ)p(z)dz
<=−Σ_iq(z|x;ξ)∫logp(x_i|z;θ)p(z)/q(z|x_i;ξ)dz
=Σ_iE_{q(z|x_i;ξ)}[p(x_i|z;θ)]−KL(p(z)||q(z|x_i;ξ))
ここで、E_{q(z|x_i;ξ)}[・]は、q(z|x_i;ξ)についての期待値である。KL(p||q)は、分布p,qのKL距離である。
上記の変分下限を最大化するために、θ,ξを最適化する。このとき、逆誤差伝搬法によって、学習速度を高速化することができる。例えば、Reparameterization Trickを使うことができる。
[2.工程2について]
工程2は、前記学習された潜在変数モデルと同時確率モデルを利用して、テスト用データ尤度p(x)を測定する工程である。
[3.工程3について]
工程3は、前記尤度p(x)に関する情報を用いて正常か異常かを判定する工程である。
かかる工程3では、前記テスト用データ尤度p(x)が閾値より小さいか否か、前記テスト用データ尤度p(x)のn次微分が閾値より小さいか否か、又は、それらの組み合わせ、の情報を用いて正常か異常かを判定する。
例えば、あるセンサデータが示す値について正常か異常かを判定するとき、x→z→x’と変換した際、x’とxの差を測ることで正常か異常を判定することができる。
センサは、その対象、その個数を特に限定しない。例えば、時間毎、周波数毎の強さでもよいまた、センサは、異なる機器に対するものでも良い。
[実施例1]
前述の通り、異常検出システム1は、繰り返し動作において外乱確率分布が正常時と異常時で変わるとき、正常時データで確率モデルPを学習して、Pによる観測データx、尤度p(x)変化を異常予測する。
以下、本発明の実施形態の一例として、5つの手順を実行するシステムを示す。以下、異常検出システム1の手順1から手順5について説明する(図4)。
[手順1について]
手順1(取得部11により実現)では、入力データに対しての前処理を行う。たとえばスペクトラム変換をしてもよい。
[手順2について]
手順2(学習部14により実現)では、正常状態にあるデータ群を訓練データとして入力し、入力データを復元するように確率モデルPを学習する。例えば、スペクトラムを並べたベクトルを入力xとすることができる。
次元数が数千次元のとき、高次元なベクトルの確率モデル推定は困難であった。そこで、異常検出システム1では、確率モデルの推定に、ディープラーニングを利用する。例えば、次の潜在変数モデルになる。なお、下記の数式の「:=」は、「定義する」なる意味を示す。
p(x;θ):=∫p(x,z;θ)dz p(x,z;θ):=p(x|z;θ)p(z)
zをN(0,I)から生成し、次にzからxをN(μ(z;θ),σ(z;θ))から生成する。但しμ(z;θ),σ(z;θ)パラメータθにより特徴付けられたニューラルネットを利用する。そして、訓練データXの対数尤度Σlogp(x;θ)を最大にするようにθを最適化する。
当該θの最適化は、対数尤度の和の計算があるため困難であった。
p(x;θ):=∫p(x|z;θ)p(z)dz
そこで、異常検出システム1では、次の変分下限を利用する。
logp(x;θ):=log∫p(x,z;θ)dz
=log∫p(x,z;θ)q(z|x;φ)/q(z|x;φ)dz
>=∫q(z|x;φ)logp(x,z;θ)/q(z|x;φ)dz
=Eq(z|x;φ)[logp(x,z;θ)/q(z|x;φ)]
=L(θ,φ)
ここでいうφは、同時確率モデルを生成するニューラルネットを特徴づけるパラメータを意味する。また、q(z,x)は、そのニューラルネットによって定義される確率分布を意味する。そして、q(z|x)は、その確率分布q(z,x)で計算したzで条件付けられたxの条件付き確率を意味する。
このとき、L(θ,φ)を最大化するために、変分自己符号化器(Variational AutoEncoder;以後、VAEと言う)を利用することによって、θ及びφを同時に最適化する。
L(θ,φ)=Eq(z|x;φ)[logp(x,z;θ)/q(z|x;φ)]
具体的には、確率的勾配降下法を利用することによって、L(θ,φ)最大化パラメータθ及びφについて勾配dL/dθ及びdL/dφを求め、θ及びφを同時に最適化する。
勾配dL/dφをモンテカルロ法で推定する場合、分散が大きくなり得る。そこで、変数変換トリック(reparameterization trickとも言う)を利用することによって、勾配dL/dφをより速く推定することができる。
エンコーダでのq(z|x;φ)、およびデコーダでのp(x|z;θ)の学習には、ニューラルネットワークを利用する。
[手順3について]
手順3(測定部12により実現)では、学習済みのエンコーダおよびデコーダを用意し、異常検知を行う判定データに対して、それを入力として、Pによる尤度p(x)を計算する。尤度p(x)というのは、判定データ入力に対して学習済みエンコーダおよびデコーダの出力結果との各次元の異常度に相関のあるものである。
[手順4について]
手順4(測定部12又は判定部13により実現)では、尤度p(x)をスコアS(x)に変換して平滑化する。たとえば変換処理は、対数などがある。
スコアS(x)値がバンピーな場合は、平滑化を行ったものを出力としてもよい。例えば、Locally Weighted Scatterplot Smoothingを利用することができる。
但し、上記の平滑化方法によって変化の立ち上がりが遅くなるときは、変化の立ち上がりがより早い平滑化方法を採用することができる。
[手順5について]
手順5(判定部13により実現)では、S(x)が閾値を超えたとき、異常と判定する。
[作用]
異常検出システム1は、潜在変数モデルと同時確率モデルの学習を同時に行う。故に、異常検出システム1は、特徴設計を必要としない。尚、前記潜在変数モデルと同時確率モデルのモデル化にニューラルネットを利用してもよい。
異常検出システム1は、前記潜在変数モデルと同時確率モデルの学習を同時に行う工程における入力データが多次元配列又はテンソルであることを特徴とする。故に、異常検出システム1は、データやアプリケーションに対する事前知識が不要である。
異常検出システム1は、n個のセンサからなり、n個の同時確率モデルを学習する。故に、異常検出システム1によれば、センサの数が増えた場合でも、同時確率モデルを学習することによって対応することができる。具体的には、n個のセンサ間の相関を考慮し異常を検出することができる。
異常検出システム1は、条件付き確率p(z|x)及び条件付き確率p(x|z)の学習をするとき、ニューラルネットを利用する。故に、異常検出システム1によれば、観測したセンサデータの数によらず、パラメータ数に対して線形で学習することができる。
また、異常検出システム1によれば、例えば多数の機械に備わる多数センサから発信されるセンサデータ、例えば画像データを含む高次元のセンサデータ、又は、それらの組み合わせを含むセンサデータを統合的に扱うことができる。よって、より高い効率且つ高い処理速度で異常検出することができる。
異常検出システム1は、潜在変数モデルを学習するとき、SVM、LOF、又は、VAEを利用する。故に、異常検出システム1は、入力データ表現を非線形に変換することができる。特に、VAEを利用するとき、入力データのパラメータ数に限らず非線形な変換をすることができる。
異常検出システム1は、VAEを利用するとき、センサデータから類似度を学習することができる。故に、異常検出システム1は、センサデータ間の類似度の設計をマニュアルで設計する必要がない。
異常検出システム1は、VAEを利用するとき、センサデータの次元を落とすことによって、センサデータの基礎となる特徴を獲得することができる。故に、異常検出システム1は、より広い範囲のデータ表現の変換をすることができる。
異常検出システム1は、VAEを利用するとき、データのパラメータ数に限らず、線形の計算時間でデータ表現の変換をすることができる。よって、異常検出システム1は、データ表現の変換を高効率に行うことができる。
異常検出システム1では、複数の異なる場所にある機器は、通信手段を用いて通信することで構成されてもよい。センサデータを通信手段によって他の演算装置に送り、その演算装置で学習及び異常検知の判定を行うことができる。
例えば、異常検出システム1による判定結果を分析して判断されるアクションに対応する通知や所定の制御を行わせる出力処理をすることができる。
また、異常検出システム1は、各工程の場所を限定しない。例えば、センサ設置と学習工程の実施を異なる場所で行うことができる。また、異常検出、又は、異常判定の場所を限定しない。同じ場所でも異なる場所でも行うことができる。
[実施例2]
前記実施例1における異常検出システム1は、機械学習のモデルとしてVAEを利用した場合を主として説明を行ったが、この実施例2においては、機械学習のモデルとして、AAE(Adversarial AutoEncoder:敵対的自己符号化器)を利用する場合について説明を行う。
図8は、AAEを利用した本発明の実施例2に係る異常検出システムを表した概念図である。異常検出システムにAAEを利用する場合、この図8に示すように、エンコーダ(Encoder)及びデコーダ(Decoder)の学習に加えて、識別器(Discriminator)の学習も行うことが特徴である。
AAEの学習処理の流れについて説明する。AAEの学習は、エンコーダ(Encoder)及びデコーダ(Decoder)の学習を行う復元段階(Reconstruction phase)と、識別器(Discriminator)の学習を行う正則化段階(Regularization phase)との2段階で行われる。復元段階の学習は、先ず、正常データである訓練データxをエンコーダに入力して入力データの表現z(潜在変数z)を推論し、その入力データの表現zをデコーダに入力して復元データxを生成する。入力データの表現zを推論するのが潜在変数モデルであり、表現zから復元データxを生成するのが同時確率モデルである。次に、訓練データxと復元データxを比較して再構成誤差(Reconstruction error)を計算する。そして、再構成誤差を参照して復元損失(Reconstruction loss)を減らすようにエンコーダ及びデコーダのパラメータを、例えば、確率的勾配降下法によって更新する。
正則化段階の学習は、識別器の学習を行うが、その際に、識別器に入力する入力データの表現zの推論を行うエンコーダについても合わせて学習を行うようになっている。先ず、正常データである訓練データxをエンコーダに入力して潜在変数モデルに基づいて入力データの表現zを推論し、他方で、サンプル生成器(Sampler)からサンプリングして偽の表現zを生成する。好適な学習のためにz及びzはそれぞれ複数用意することが望ましい。zとzに基づいて、識別器に入力する訓練データ(z,0)、(z,1)を作成する。ここで、0又は1はそれぞれ訓練データが正常データに基づく表現zであるか偽の表現zなのかを表す正解ラベルである。識別器において、訓練データ(z,0)、(z,1)を用いて、正常データに基づく表現zと偽の表現zを識別するように学習を行う。具体的には、識別器は、サンプル生成器(Sampler)からサンプリングされた偽の訓練データ(z,1)から正常データに基づく訓練データ(z,0)を区別するために、先ず、識別器のパラメータを更新する。次いで、識別器は、識別器における識別のためのネットワークを混乱させるように、エンコーダのパラメータを更新する。学習された識別器は、入力が本物のデータである確率(入力が事前分布のサンプルである確率)を出力する。このように、識別器において正常データと偽データを区別する処理において正則化誤差(Regularization error)を得て、この正則化誤差を用いて識別器のみならず、エンコーダのパラメータも更新して学習するようにすることで、エンコーダにおける推論の精度を高めるとともに識別器の識別精度を高める。
AAEを用いた異常検出処理の流れについて説明する。十分に学習を行った学習済モデルを用意する。異常検出対象のデータを学習済モデルのエンコーダに入力して、異常検出対象のデータの表現の推論を行い、デコーダにおいて表現から復元データの生成を行う。得られた復元データと入力した異常検出対象のデータを比較して、両者のずれから異常を検出する。また、異常検出対象のデータの表現を識別器に入力することで、正常データに基づく表現か偽の表現かを識別させることもできる。
以上のように、AAEを用いた異常検出システムによれば、潜在変数モデル及び同時確率モデルを予め正常なデータに基づいて学習し、同時に、識別器についても学習を行い、識別器の出力を用いて識別器のみならず、エンコーダ及びデコーダもまとめて学習するようにしたので、高精度の異常検出が可能となる。また、AAEでは、サンプリングができれば複雑な分布を利用できるため、デコーダの表現力が高まり、生成の精度が高くなることが期待される。
[実施例3]
この実施例3においては、機械学習のモデルとして、LVAE(Ladder Variational AutoEncoder:はしご型変分自己符号化器)を利用する場合について説明を行う。
図9は、LVAEを利用した本発明の実施例3に係る異常検出システムを表した概念図である。異常検出システムにLVAEを利用する場合、この図9に示すように、エンコーダ(Encoder)とデコーダ(Decoder)の学習を行うが、このデコーダが表現zから復元データを生成する過程でエンコーダのパラメータを利用することが特徴である。
LVAEの学習処理の流れについて説明する。LVAEの学習は、正常データである訓練データxをエンコーダに入力して入力データの表現z(潜在変数z)を推論し、その入力データの表現zをデコーダに入力して復元データxを生成する点は、実施例1、2と同様である。詳しくは、図9の通り、入力データxから各階層を経てd→d→dという順に階層毎の結果を得て最終的に表現zを生成するのが潜在変数モデルであり、表現zから各階層を経てz→z→zという順に階層毎の結果を得て最終的に復元データxを生成するのが同時確率モデルである。階層数は一例であり、これに限定されるものではない。
デコーダにおいてz→z→zという順序を経て復元データxを生成する際に、エンコーダにおけるdから得られる平均μ と分散σ をzのサンプリングに利用する。なお、zのサンプリングの際にノイズεを加えることで、確率関数的な部分があっても誤差逆伝播を可能としている。同様に、エンコーダにおけるdから得られる平均μ と分散σ をzのサンプリングに用いる平均μ及び分散σを求めるために利用する。同様に、エンコーダにおけるdから得られる平均μ と分散σ をzのサンプリングに用いる平均μ及び分散σを求めるために利用する。このように、デコーダの各層において、エンコーダの対応する層におけるパラメータを利用してデコーダの処理を行う。このようにしてデコーダにおいて生成した復元データxを訓練データxと比較してその差分を計算し、差分がなくなるようにエンコーダ及びデコーダの各層のパラメータを更新する。以降も、訓練データxと復元データxが一致するように学習を繰り返す。
LVAEを用いた異常検出処理の流れについて説明する。十分に学習を行った学習済モデルを用意する。異常検出対象のデータを学習済モデルのエンコーダに入力して、異常検出対象のデータの表現の推論を行い、デコーダにおいて表現から復元データの生成を行う。得られた復元データと入力した異常検出対象のデータを比較して、両者のずれから異常を検出する。
以上のように、LVAEを用いた異常検出システムによれば、デコーダの各層においてエンコーダの対応する層におけるパラメータを利用してデコーダの処理を行う構成となっているため、デコーダがモデリングする確率分布をエンコーダを通じてデータ依存的に修正することで、複数のサンプリングが入る複雑なモデルであっても適切に学習を行うことが可能となる。
[実施例4]
この実施例4においては、機械学習のモデルとして、ADGM(Auxiliary Deep Generative Model:補助深層生成モデル)を利用する場合について説明を行う。
図10は、ADGMを利用した本発明の実施例4に係る異常検出システムを表した概念図である。この図10において、実線の矢印はサンプリング処理を表し、破線の矢印はデータのコピーを表し、一点鎖線の矢印は損失Lの計算を表している。異常検出システムにADGMを利用する場合、この図10に示すように、エンコーダ(Encoder)とデコーダ(Decoder)の学習を行うが、このADGMは、実施例1のVAEの概念に補助変数aを加えて拡張したものである。ADGMにおいて、入力データx、潜在変数z、補助変数aが与えられたとき、図10の矢印の計算の流れが適当なニューラルネットワークで表現されているときには、確率分布q(z|a,x)、q(a|x)、p(a|x,z)、p(x|z)を全て計算可能である。なお、p(z)は、所与の確率分布(例えば、標準正規分布)であるものとする。
ADGMの学習処理の流れについて説明する。ADGMの学習は、正常データである訓練データxをエンコーダに入力して入力データの表現z(潜在変数z)を推論し、その入力データの表現zをデコーダに入力して復元データxを生成する点は、実施例1乃至3と同様である。この実施例4では、さらに、訓練データxと表現zを用いて補助変数aを推論し、表現zと復元データxからも補助変数aを推論する処理を行う。そして、損失(誤差関数)Lの値を以下の式で求める。
L=log[p(x|z)]+log[p(a|x,z)/q(a|x)]+log[p(z)/q(z|a,x)]
この損失Lの値が十分に小さくなるように、学習を繰り返す。なお、損失Lの計算における対数尤度p(x)の計算は直接行うことが難しいので、変分下限を最大化することによって求める。
ADGMを用いた異常検出処理の流れについて説明する。十分に学習を行った学習済モデルを用意する。異常検出対象のデータを学習済モデルのエンコーダに入力して、異常検出対象のデータの表現の推論を行い、デコーダにおいて表現から復元データの生成を行う。得られた復元データと入力した異常検出対象のデータを比較して、両者のずれから異常を検出する。
以上のように、ADGMを用いた異常検出システムによれば、エンコーダ及びデコーダにおける処理に補助変数aを導入して、補助変数aを推論する処理も同時に行っていくようにしたので、デコーダが複雑な確率分布をモデリングできるようになり、生成の精度が高くなることが期待される。
[異常検出の方法について]
前記実施例1においては、異常検出の方法として、尤度に基づいてセンサデータが正常であるか又は異常であるかを判定するものとして説明しており、この判定の方法は、実施例2乃至4においても採用することが可能である。また、実施例1乃至4の何れにおいても、尤度の計算は行わずに、入力データxと復元データxとのずれを計算してずれの量に応じて異常か正常かを検出するようにしてもよい。具体的には、入力データxと復元データxの各次元ごとに成分のずれを、例えば(x−x などの演算を行って求め、いずれかの次元において大きな乖離がある場合に異常であると判定するようにしてもよい。
[学習時及び異常検出時の工夫1]
前記実施例1乃至4において、潜在変数z、表現z、補助変数a等の推論などは、確率的な関数からサンプリングによってそれぞれ値を得ているが、それぞれ1回だけサンプリングを行って潜在変数z、表現z、補助変数a等を得て損失Lの計算を行うものとして説明を行っていた。しかし、これに限らず、複数回サンプリングを行って、得られた値毎に損失Lを計算してその平均をとるようにしてもよい。このように、複数回のサンプリングを行うようにすることで、サンプリングの片寄りを吸収できるため、学習の効率化や異常検出精度の向上が期待できる。
[学習時及び異常検出時の工夫2]
前記実施例1乃至4においては、学習過程及び異常検出過程の何れにおいても、入力データxをエンコーダに入力して入力データの表現z(潜在変数z)を推論し、その入力データの表現zをデコーダに入力して復元データxを生成し、入力データxと復元データxとを比較して異常検出を行うようにしていた。しかし、この場合、得られた復元データxが、十分に正常データの値と近づいていない場合があった。そこで、1回の推論、生成のプロセスで得られた復元データxをさらにエンコーダに入力するようにしてもよい。例えば、入力データxから復元データx を生成し、復元データx から復元データx を生成し、復元データx から復元データx を生成するというように、得られた出力を再度エンコーダに入力するという処理を繰り返すことで、正常データの値に近い復元データを得ることが可能となる。この場合に、1回の推論、生成のプロセスごとに損失Lを計算して、損失Lの和をとるようにしてもよいし、複数回処理を繰り返して最終的に得られた復元データ(上記の例では、復元データx )を入力データxと比較して損失Lを計算するようにしてもよい。このように、複数回の推論、生成のプロセスを繰り返した後に損失Lを計算するようにすることで、学習の効率化や異常検出精度の向上が期待できる。
[他の実施形態]
異常検出システム1は、機械や電子機器の故障予兆システムに使用することができる。本実施形態に係る故障予知システムは、様々なデータソースから収集されるデータを逐次的に処理して起こり得る事象の予測だけでなく、把握された事象に対する適切なアクション(対処)の判断(イベントの発生)、及び、関連するシステムに対して判断されたアクションに対応する通知や所定の制御を行わせる出力処理を、一連の流れで制御することを実現させる。
また、判断されたアクション(発生したイベント)に対し、実際に関連するシステムが行った実際のアクション結果(アクション自体を行っていない場合も含む)をフィードバック情報として蓄積し、事象の検出精度を向上させ、監視制御システムと連携するシステムに対して利用性の高い付加情報を提供できるようにする。
例えば、工場内にある複数の産業機械やロボットの故障予知システムに使用することができるまた、電力などインフラ設備の異常予知システムに使用することができる。また、航空機や自動車などの複数の部品の異常予知システムに使用することができる。
異常検出システム1は、消耗品や部品の交換時期の予知システムに使用することができる。本実施形態に係る予知システムは、様々なデータソースから収集されるデータを逐次的に処理して起こり得る事象の予測だけでなく、把握された事象に対する適切なアクション(対処)の判断(イベントの発生)、及び、関連するシステムに対して判断されたアクションに対応する通知や所定の制御を行わせる出力処理を、一連の流れで制御することを実現させる。
また、判断されたアクション(発生したイベント)に対し、実際に関連するシステムが行った実際のアクション結果(アクション自体を行っていない場合も含む)をフィードバック情報として蓄積し、事象の検出精度を向上させ、監視制御システムと連携するシステムに対して利用性の高い付加情報を提供できるようにする。
例えば、航空機や自動車などのエンジンオイルなど含む消耗品の交換時期の予測及び通知に使用することができる。また、工作機械のドリル歯などの消耗品の交換時期の予測及び通知に使用することができる。
異常検出システム1は、汎用監視制御システムに使用することができる。本実施形態に係る監視制御システムは、様々なデータソースから収集されるデータを逐次的に処理して起こり得る事象の検知、把握された事象に対する適切なアクション(対処)の判断(イベントの発生)、及び、関連するシステムに対して判断されたアクションに対応する通知や所定の制御を行わせる出力処理を、一連の流れで制御することを実現させる。
また、判断されたアクション(発生したイベント)に対し、実際に関連するシステムが行った実際のアクション結果(アクション自体を行っていない場合も含む)をフィードバック情報として蓄積し、事象の検出精度を向上させ、監視制御システムと連携するシステムに対して利用性の高い付加情報を提供できるようにする。
例えば、ホームセキュリティ監視システムに使用することができる。また、ビルなどの建築物、公共施設、園芸などの監視システムに使用することができる。
異常検出システム1は、ネットワークのセキュリティ監視システムに使用することができる。本実施形態に係る監視システムは、様々なデータソースから収集されるデータを逐次的に処理して起こり得る事象の検知、把握された事象に対する適切なアクション(対処)の判断(イベントの発生)、及び、関連するシステムに対して判断されたアクションに対応する通知や所定の制御を行わせる出力処理を、一連の流れで制御することを実現させる。
また、判断されたアクション(発生したイベント)に対し、実際に関連するシステムが行った実際のアクション結果(アクション自体を行っていない場合も含む)をフィードバック情報として蓄積し、事象の検出精度を向上させ、監視制御システムと連携するシステムに対して利用性の高い付加情報を提供できるようにする。
異常検出システム1は、医療画像診断システムに使用することができる。本実施形態に係る画像診断システムは、様々なデータソースから収集されるデータを逐次的に処理して起こり得る事象の検知、把握された事象に対する適切なアクション(対処)の判断(イベントの発生)、及び、関連するシステムに対して判断されたアクションに対応する通知や所定の制御を行わせる出力処理を、一連の流れで制御することを実現させる。
また、判断されたアクション(発生したイベント)に対し、実際に関連するシステムが行った実際のアクション結果(アクション自体を行っていない場合も含む)をフィードバック情報として蓄積し、事象の検出精度を向上させ、監視制御システムと連携するシステムに対して利用性の高い付加情報を提供できるようにする。
例えば、ガンの早期発見や早期治療のためにCTやNMRによる画像認識技術が利用されている。従来は、それらの画像を医師の高度な専門性と豊富な経験を有する医師の判断によって、それらの画像から異常や現象を見つけ出していた。しかし、本システムを使用することによって、より高精度且つ高速に異常な現象(正常な組織画像のパターンと異なる異常な組織画像)を検出することができる。
異常検出システム1は、再生医療における細胞製剤の品質管理に使用することができる。本実施形態に係る画像診断システムは、様々なデータソースから収集されるデータを逐次的に処理して起こり得る事象の検知、把握された事象に対する適切なアクション(対処)の判断(イベントの発生)、及び、関連するシステムに対して判断されたアクションに対応する通知や所定の制御を行わせる出力処理を、一連の流れで制御することを実現させる。
また、判断されたアクション(発生したイベント)に対し、実際に関連するシステムが行った実際のアクション結果(アクション自体を行っていない場合も含む)をフィードバック情報として蓄積し、事象の検出精度を向上させ、監視制御システムと連携するシステムに対して利用性の高い付加情報を提供できるようにする。
例えば、多能性幹細胞から各組織の幹細胞、前駆細胞、分化細胞に分化誘導する際、分化効率の不均一による最終産物である細胞製剤の不均一性が課題となっている。そこで、異常検出システム1を使用することによって、より高精度且つ高速に、正常な細胞画像のパターンと異なる異常な細胞画像が検出することができる。
以上の異常検出システム1の各実施例で説明した構成は、あくまで一例である異常検出システム1は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、それぞれの実施例で説明した構成は、互いに矛盾しない限り、組み合わせて用いても良い。
以上、異常検出システム1は、1つ又は複数のコンピュータ装置で実現可能であり、各機能は、プログラムとして構成することができる。例えば、図2に示す補助記憶装置105に格納され、CPU100等の制御部が補助記憶装置105に格納された監視制御システムの機能毎のプログラムをRAM101に読み出し、RAM101に読み出された該プログラムを制御部が実行し、1つ又は複数のコンピュータに本実施形態の各機能ブロックを動作させることができる。すなわち、本実施形態の監視制御スシステムの機能毎のプログラムがインストールされた1つ又は複数のコンピュータは、単独で又は連携して各機能を遂行するコンピュータ装置(システム)として動作することが可能である。
また、上記プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された状態で、コンピュータに提供することも可能であるコンピュータ読取可能な記録媒体としては、CD−ROM等の光ディスク、DVD−ROM等の相変化型光ディスク、MO(Magnet Optical)やMD(Mini Disk)などの光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスクやリムーバブルハードディスクなどの磁気ディスク、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、SDメモリカード、メモリスティック等のメモリカードが挙げられる。また、本発明の目的のために特別に設計されて構成された集積回路(ICチップ等)等のハードウェア装置も記録媒体として含まれる。
なお、本発明の実施形態を説明したが、当該実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 異常検出システム
10 格納部
11 取得部
12 測定部
13 判定部
14 学習部

Claims (8)

  1. 予め学習の行われた潜在変数モデルと同時確率モデルとを格納する格納手段と、
    異常検出対象の入力データを取得する取得手段と、
    前記格納手段に格納された潜在変数モデルに基づいて、前記入力データから潜在変数を推論するエンコーダと、
    前記格納手段に格納された同時確率モデルに基づいて、前記潜在変数から復元データを生成するデコーダと、
    前記入力データと復元データのずれに基づいて、当該入力データが正常であるか又は異常であるかを判定する判定手段と、
    を備える異常検出システム。
  2. 前記判定手段は、前記エンコーダ及びデコーダでの処理過程で得られるパラメータによって演算した尤度に基づいて、入力データと復元データのずれ量を判定するようにした、請求項1に記載の異常検出システム。
  3. 前記判定手段は、入力データと復元データの各次元ごとの成分のずれを演算して求め、何れかの次元において大きな乖離がある場合に異常であると判定するようにした、請求項1に記載の異常検出システム。
  4. 正常データからなる訓練データに基づいて潜在変数モデルと同時確率モデルとを学習する学習手段をさらに備える、請求項1〜3の何れかに記載の異常検出システム。
  5. 前記測定手段は、VAE、AAE、LVAE、ADGMの何れかによって前記エンコーダ及びデコーダを構築した、請求項1〜4の何れかに記載の異常検出システム。
  6. 予め学習の行われた潜在変数モデルと同時確率モデルとを格納する格納手段を備える異常検出システムにより実行される異常検出方法であって、
    異常検出対象の入力データを取得する取得ステップと、
    前記格納手段に格納された潜在変数モデルに基づいて、前記入力データから潜在変数を推論する推論ステップと、
    前記格納手段に格納された同時確率モデルに基づいて、前記潜在変数から復元データを生成する生成ステップと、
    前記入力データと復元データのずれに基づいて、当該入力データが正常であるか又は異常であるかを判定する判定ステップと、
    を含む異常検出方法。
  7. コンピュータを、
    予め学習の行われた潜在変数モデルと同時確率モデルとを格納する格納手段と、
    異常検出対象の入力データを取得する取得手段と、
    前記格納手段に格納された潜在変数モデルに基づいて、前記入力データから潜在変数を推論するエンコーダと、
    前記格納手段に格納された同時確率モデルに基づいて、前記潜在変数から復元データを生成するデコーダと、
    前記入力データと復元データのずれに基づいて、当該入力データが正常であるか又は異常であるかを判定する判定手段、
    として機能させる異常検出プログラム。
  8. 入力データについて異常検出を行うための潜在変数モデルと同時確率モデルとからなる学習済モデルの生成方法であって、
    正常なデータからなる少なくとも1以上の訓練データを取得する訓練データ取得ステップと、
    前記潜在変数モデルに基づいて、前記訓練データから潜在変数を推論する推論ステップと、
    前記同時確率モデルに基づいて、前記潜在変数から復元データを生成する生成ステップと、
    前記訓練データと復元データのずれを演算するずれ演算ステップと、
    前記ずれに基づいて前記潜在変数モデルと同時確率モデルのパラメータを更新するパラメータ更新ステップと
    を含む学習済モデル生成方法。
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