JPWO2017094182A1 - オーバーチューブ - Google Patents
オーバーチューブ Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2017094182A1 JPWO2017094182A1 JP2017522568A JP2017522568A JPWO2017094182A1 JP WO2017094182 A1 JPWO2017094182 A1 JP WO2017094182A1 JP 2017522568 A JP2017522568 A JP 2017522568A JP 2017522568 A JP2017522568 A JP 2017522568A JP WO2017094182 A1 JPWO2017094182 A1 JP WO2017094182A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lumen
- endoscope
- base end
- overtube
- proximal end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
Description
このオーバーチューブは、ルーメンに貫通される内視鏡を解除可能に係止する係止手段を備え、内視鏡がオーバーチューブに対して動いてしまうことを阻止している。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、操作者によって操作される特別な係止手段を設けることなく、簡易な構成で小型化を図りつつ、処置中に内視鏡の視野が変動しないように保持することができるオーバーチューブを提供することを目的としている。
このようにすることで、基端部の基端側に延長チューブを接続して真っ直ぐな第4ルーメンを第5ルーメンによって延長し、比較的長い処置具を延長チューブによって被覆することができる。内視鏡を第1ルーメンに挿入した状態でのオーバーチューブの体内への挿入時には、延長チューブを取り外して挿入操作の邪魔にならないようにすることができる。
60mm≦R≦f(L)
ここで、Rは、第3ルーメンの曲率半径、Lは、前記基端部の長さ(mm)、f(L)=0.0515L2+0.014L+4である。
このようにすることで、第3ルーメンの曲率半径が式の下限より大きいことにより、内視鏡を進退させるための進退力量を過度に大きくせずにすみ、臨床上許容できる値以下に設定することができる。また、第3ルーメンの曲率半径が式の上限を満たすことにより、操作者の平均的な手の指を入れることができる程度のスペースを処置具と内視鏡との間に確保することができ、操作性を向上することができる。
このようにすることで、第3ルーメンに内視鏡を挿入すると、シール部材によって内視鏡の周囲の隙間が密封されるので、体内に供給した気体が隙間から漏れ出ることを防止して気密性を向上することができる。
このようにすることで、操作者が内視鏡を径方向に振っても第3ルーメンの基端側開口から離れた位置に配置されているシール部材が潰れることが防止され、気密性を維持することができる。
このようにすることで、延長チューブが取り付けられていない状態で蓋部材が第4ルーメンを閉塞することで、気密性を維持することができる。延長チューブが取り付けられるときには蓋部材が開かれるが、処置具が挿入されている状態では、処置具と第2ルーメンとの隙間は小さく、体液等によっても十分に気密性が維持される。
このようにすることで、延長チューブを接続し、処置具を挿入していない状態では、線部材によって延長チューブの基端側開口を閉塞することにより、気密性を維持することができる。
図1に本実施形態に係るオーバーチューブ1が備えられたマニピュレータシステム100の一例を示す。このマニピュレータシステム100は、患者の体内に挿入される内視鏡2および2つのマニピュレータ3と、これらを収容する本実施形態に係るオーバーチューブ1と、操作者により操作される操作部(図示略)の操作に基づいて各マニピュレータ3を制御する制御部4と、モニタ5とを備えている。
挿入部13は、可撓性を有する材質からなるマルチルーメンチューブであり、内視鏡2を貫通可能な口径の第1ルーメン15と、処置具10を貫通可能な第2ルーメン16とを備えている。基端部14は、比較的硬質な樹脂材料からなり、第1ルーメン15に接続する第3ルーメン17と、第2ルーメン16に接続する第4ルーメン18とを備えている。
第3ルーメン17は、基端側に向かって第4ルーメン18から離れる方向に湾曲している。
第3ルーメン17は、第1ルーメン15との境界から第4ルーメン18の長手方向に沿う長さ(基端部14の長さをL(mm)として以下の式を満足している。
(1) 60mm≦R≦f(L)
ここで、Rは、第3ルーメン17の曲率半径、f(L)=0.0515L2+0.014L+4である。f(L)は、基端部14の基端面において処置具10と内視鏡2との距離を最低20mm必要であるとすることにより決定されている。
本実施形態に係るオーバーチューブ1を用いて内視鏡2および処置具10を体内に挿入するには、第3ルーメン17の基端開口から第1ルーメン15内に内視鏡2を挿入し、内視鏡2の先端を第1ルーメン15の先端開口から露出させたオーバーチューブ1を体内に挿入する。
これにより、内視鏡2によって前方の患部を観察しながら、処置具10によって患部に処置を行うことができる。
さらに、本実施形態によれば、第3ルーメン17が第4ルーメン18に対して基端側に向かって離れる方向に湾曲しているので、基端部14の第3ルーメン17の基端開口から基端側に突出する内視鏡2は、同じく基端部14の第4ルーメン18の基端開口から基端側に突出する処置具10に対して、間隔を開けて配置される。
曲率半径を60mm以上とすることにより、臨床上許容できる値以下の内視鏡2の進退力量を達成することができる。また、曲率半径をf(L)以下とすることにより、操作者が処置具10に干渉させずに内視鏡2の挿入部を握るためのスペースを確保することができる。
また、処置具10の外面に対して摺動して気密状態を維持するシール部材21と異なり、処置具10との間に摺動を生じないので、摩擦が軽減されて、処置具10の進退および回転を容易に行うことができる。
延長チューブ19を基端部14に接続した状態では、第5ルーメン20内に処置具10が挿入されていないので、栓部材23によって延長チューブ19の基端開口を閉塞しておくことにより、体内の気密性を維持することができる。処置具10を第5ルーメン20に挿入する際には、栓部材23を取り外して延長チューブ19の基端開口を開放すればよい。
2 内視鏡
10 処置具
13 挿入部
14 基端部
15 第1ルーメン
16 第2ルーメン
17 第3ルーメン
18 第4ルーメン
19 延長チューブ
20 第5ルーメン
21 シール部材
22 蓋部材
23 栓部材
60mm≦R≦f(L)
ここで、Rは、第3ルーメンの曲率半径、Lは、前記基端部における前記第1ルーメンとの境界から前記第4ルーメンの長手方向に沿う基端までの長さ(mm)、f(L)=0.0515L 2 +0.014L+4である。
60mm≦R≦f(L)
ここで、Rは、第3ルーメンの曲率半径、Lは、前記基端部における前記第1ルーメンとの境界から前記第4ルーメンの長手方向に沿う基端までの長さ(mm)、f(L)=0.0515L2+0.014L+4である。
このようにすることで、第3ルーメンの曲率半径が式の下限より大きいことにより、内視鏡を進退させるための進退力量を過度に大きくせずにすみ、臨床上許容できる値以下に設定することができる。また、第3ルーメンの曲率半径が式の上限を満たすことにより、操作者の平均的な手の指を入れることができる程度のスペースを処置具と内視鏡との間に確保することができ、操作性を向上することができる。
Claims (7)
- 内視鏡を貫通可能な第1ルーメンと、処置具を貫通可能な第2ルーメンとを備える細長い軟性の挿入部と、
該挿入部の基端側に固定され、前記第1ルーメンに接続する第3ルーメンと、前記第2ルーメンに接続する第4ルーメンとを備える基端部とを備え、
前記第3ルーメンが、基端側に向かって前記第4ルーメンから離れる方向に湾曲し、
前記第4ルーメンが、前記第2ルーメンの長手軸に沿って略直線状に延びているオーバーチューブ。 - 前記基端部の基端側に着脱可能に接続され、前記第4ルーメンを延長する第5ルーメンを有する延長チューブを備える請求項1に記載のオーバーチューブ。
- 前記第3ルーメンが、以下の条件式を満足する請求項1または請求項2に記載のオーバーチューブ。
60mm≦R≦f(L)
ここで、Rは、第3ルーメンの曲率半径、
Lは、前記基端部の長さ(mm)、
f(L)=0.0515L2+0.014L+4
である。 - 前記第3ルーメンに、該第3ルーメンの内壁と挿入された前記内視鏡の外面との間の隙間を密封するシール部材を備える請求項1から請求項3のいずれかに記載のオーバーチューブ。
- 前記シール部材が、前記第3ルーメンの基端側開口から先端側に間隔をあけた位置に配置されている請求項4に記載のオーバーチューブ。
- 前記第4ルーメンに、前記延長チューブが取り外された状態で、前記第4ルーメンを閉鎖し、前記延長チューブが取り付けられるときに開放される蓋部材を備える請求項2に記載のオーバーチューブ。
- 前記延長チューブの基端側開口を開閉可能に閉止する栓部材を備える請求項2または請求項6に記載のオーバーチューブ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2015/084141 WO2017094182A1 (ja) | 2015-12-04 | 2015-12-04 | オーバーチューブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6218995B1 JP6218995B1 (ja) | 2017-10-25 |
JPWO2017094182A1 true JPWO2017094182A1 (ja) | 2017-11-30 |
Family
ID=58796570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017522568A Active JP6218995B1 (ja) | 2015-12-04 | 2015-12-04 | オーバーチューブ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6218995B1 (ja) |
WO (1) | WO2017094182A1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4363719B2 (ja) * | 1999-10-08 | 2009-11-11 | オリンパス株式会社 | 超音波ガイド下穿刺システム装置 |
JP2002065597A (ja) * | 2000-08-24 | 2002-03-05 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡用挿入補助具 |
JP5448637B2 (ja) * | 2009-08-18 | 2014-03-19 | 富士フイルム株式会社 | 挿入経路確保装置 |
EP2750583A1 (en) * | 2011-08-31 | 2014-07-09 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Extendible flexible sheath |
-
2015
- 2015-12-04 WO PCT/JP2015/084141 patent/WO2017094182A1/ja active Application Filing
- 2015-12-04 JP JP2017522568A patent/JP6218995B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2017094182A1 (ja) | 2017-06-08 |
JP6218995B1 (ja) | 2017-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6453352B2 (ja) | トロカール | |
US7976458B2 (en) | Independent articulating accessory channel | |
JP2021526927A (ja) | 非対称シャフトシール | |
JP6192550B2 (ja) | 医療装置及び医療システム | |
EA032197B1 (ru) | Эндоскопическое устройство доступа и узел с таким устройством | |
JP6266755B2 (ja) | 内視鏡用外科手術装置、処置具、及びガイド部材 | |
JP4648785B2 (ja) | 内視鏡用体内留置バルーンカテーテル | |
KR101770051B1 (ko) | 공구를 갖는 로봇 | |
WO2017017753A1 (ja) | 組織回収具及び組織回収システム | |
JPWO2016114089A1 (ja) | オーバーチューブおよびマニピュレータシステム | |
CN106455914B (zh) | 引导装置和手术系统 | |
EP3106078B1 (en) | Over-tube device for endoscopes | |
JP6218995B1 (ja) | オーバーチューブ | |
JP6266754B2 (ja) | 内視鏡用外科手術装置、内視鏡、及び内視鏡操作具 | |
TW201733517A (zh) | 內視鏡治療裝置 | |
JP2009056054A (ja) | 内視鏡案内管装置 | |
JP6861963B2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP4334885B2 (ja) | 内視鏡装置および内視鏡用導管 | |
JP5239205B2 (ja) | 内視鏡装着フード | |
WO2020121438A1 (ja) | 内視鏡用チャンネルユニット、内視鏡 | |
JP2010273978A (ja) | 医療用マニピュレータ | |
JP5989411B2 (ja) | 腹腔鏡装置 | |
WO2018229925A1 (ja) | カテーテル | |
JP4464810B2 (ja) | 内視鏡用穿刺針 | |
US20190059705A1 (en) | Overtube and medical system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170926 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6218995 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |