JPWO2017082380A1 - 脱臭方法および脱臭装置 - Google Patents

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敬祐 内藤
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Abstract

本発明は、臭気の原因物質の種類に関わらず、臭気を高い効率で除去することができる脱臭方法および脱臭装置を提供することを目的とする。本発明の脱臭方法は、被処理気体に紫外線を照射することによって臭気を除去する脱臭方法であって、紫外線は、波長200〜260nmの範囲内において、分光放射強度の最大値に対する比が0.5以上の分光放射強度を有する波長帯域の幅が10nm以上であるスペクトルをもつ光を含み、紫外線光源として、発光管と、この発光管の外周面に設けられた一対の電極と、発光管の内周面に設けられた蛍光体層と、発光管内に封入された希ガスとからなり、蛍光体層を構成する蛍光体が、プラセオジム付活リン酸ランタンおよびプラセオジウム付活アルミノホウ酸イットリウムよりなる群から選ばれた1種または2種の物質よりなる希ガス蛍光ランプを用いることを特徴とする。

Description

本発明は、被処理気体に紫外線を照射することによって、当該被処理気体の臭気を除去する脱臭方法および脱臭装置に関する。
従来、例えば室内の空気の臭気を除去する脱臭装置として、紫外線を照射することによって臭気を除去する脱臭装置が知られている。このような脱臭装置においては、紫外線を照射する光源として、低圧水銀ランプを備えてなるものが知られている(特許文献1参照。)。
特開2002−102326号公報
しかしながら、低圧水銀ランプを備えた脱臭装置においては、臭気の除去を高い効率で行うことが困難であることが判明した。これは、以下の理由によるものと考えられる。
低圧水銀ランプから放射される紫外線は、水銀のスペクトル線(波長185nmおよび/または波長254nm)であり、従って、当該紫外線の波長域が極めて狭いものである。このため、臭気の原因物質の種類によっては、原因物質に紫外線が十分に吸収されない、すなわち原因物質を十分に分解することが困難であり、その結果、臭気の除去を高い効率で行うことが困難である。
本発明の目的は、臭気の原因物質の種類に関わらず、臭気を高い効率で除去することができる脱臭方法および脱臭装置を提供することにある。
本発明の脱臭方法は、被処理気体に紫外線を照射することによって、当該被処理気体の臭気を除去する脱臭方法であって、
前記紫外線は、波長200〜260nmの範囲内において、分光放射強度の最大値に対する比が0.5以上の分光放射強度を有する波長帯域の幅が10nm以上であるスペクトルをもつ光を含み、
紫外線光源として、発光管と、この発光管の外周面に設けられた一対の電極と、前記発光管の内周面に設けられた蛍光体層と、前記発光管内に封入された希ガスとからなり、前記蛍光体層を構成する蛍光体が、プラセオジム付活リン酸ランタンおよびプラセオジウム付活アルミノホウ酸イットリウムよりなる群から選ばれた1種または2種の物質よりなる希ガス蛍光ランプを用いることを特徴とする。
本発明の脱臭方法においては、前記紫外線光源は、さらに波長150〜200nmの範囲内の紫外線を放射するものであることが好ましい。
本発明の脱臭装置は、被処理気体に紫外線を照射することによって、当該被処理気体の臭気を除去する脱臭装置であって、
処理室内を流通する被処理気体に紫外線を照射する紫外線光源を備えてなり、
前記紫外線光源は、波長200〜260nmの範囲内において、分光放射強度の最大値に対する比が0.5以上の分光放射強度を有する波長帯域の幅が10nm以上であるスペクトルをもつ光を含む紫外線を放射するものであり、
前記紫外線光源は、発光管と、この発光管の外周面に設けられた一対の電極と、前記発光管の内周面に設けられた蛍光体層と、前記発光管内に封入された希ガスとからなり、前記蛍光体層を構成する蛍光体が、プラセオジム付活リン酸ランタンおよびプラセオジウム付活アルミノホウ酸イットリウムよりなる群から選ばれた1種または2種の物質よりなる希ガス蛍光ランプであることを特徴とする。
本発明の脱臭装置においては、前記紫外線光源は、さらに波長150〜200nmの範囲内の紫外線を放射するものであることが好ましい。
本発明によれば、被処理気体には、特定の希ガス蛍光ランプによって、波長200〜260nmの範囲内において、特定の波長帯域幅を有するスペクトルをもつ光を含む紫外線が照射されるため、臭気の原因物質の種類に関わらず、臭気を高い効率で除去することができる。
本発明の脱臭装置の一例における構成の概略を示す説明図である。 希ガス蛍光ランプの一例における構成を示す説明図であり、(A)は、管軸に沿って切断した断面図、(B)は、(A)のX−Xで示す位置において管軸と垂直な方向に沿って切断した断面図である。 実験例で使用した希ガス蛍光ランプ(a1)から放射される紫外線の分光スペクトル図である。 実験例で使用した低圧水銀ランプ(b1)から放射される紫外線の分光スペクトル図である。 実験例で使用した実験装置の構成を示す説明図である。 実験例で使用した希ガス蛍光ランプ(a2)から放射される紫外線の分光スペクトル図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の脱臭装置の一例における構成の概略を示す説明図である。この脱臭装置は、内部に空気などの被処理気体G1が流通する処理室Sが形成された脱臭処理部20と、この脱臭処理部20に連結部15を介して接続された、当該脱臭処理部20の処理室Sに被処理気体G1を導入する気体導入部10とにより構成されている。
気体導入部10には、被処理気体G1を給気する給気口11が設けられている。また、気体導入部10の内部には、被処理気体G1が流通する気体流路Rが形成されており、気体流路Rには、ファン12が配置されている。
脱臭処理部20には、処理された気体を排気する排気口21が設けられている。また、脱臭処理部20の内部には、処理室Sを流通する被処理気体G1に紫外線を照射する紫外線光源30が設けられている。
紫外線光源30は、波長200〜260nmの範囲内において、分光放射強度の最大値に対する比が0.5以上の分光放射強度を有する波長帯域の幅が5nm以上であるスペクトル(以下、「特定のスペクトル」という。)をもつ光を含む紫外線を放射する希ガス蛍光ランプである。
図2は、希ガス蛍光ランプの一例における構成を示す説明図であり、(A)は、管軸に沿って切断した断面図、(B)は、(A)のX−Xで示す位置において管軸と垂直な方向に沿って切断した断面図である。この希ガス蛍光ランプは、例えば石英ガラスよりなる、両端が閉塞された円管状の発光管31を有する。
発光管31の外周面には、それぞれ発光管31の軸方向に伸びる帯状の一対の電極32,33が、互いに対向するよう設けられている。これらの一対の電極32,33の表面には、ガラスよりなる保護膜34,35が設けられている。また、一対の電極32,33は、それぞれリード線W1,W2を介して電源39に電気的に接続されている。
発光管31の内周面には、ガラス層36が設けられている。このガラス層36上には、蛍光体層37が積層されている。また、発光管31内には、希ガスが封入されている。
発光管31内に封入される希ガスとしては、例えばキセノンガスなどを用いることができる。
蛍光体層37を構成する蛍光体としては、プラセオジム付活リン酸ランタン、プラセオジウム付活アルミノホウ酸イットリウムが用いられる。これらの物質は、1種単独でまたは2種を組み合わせて蛍光体として用いることができる。
上記の脱臭装置においては、ファン12が駆動されることにより、装置外部の被処理気体G1が、給気口11から気体導入部10内に導入されて気体流路Rを流通し、更に、連結部15を介して脱臭処理部20の処理室Sに供給される。そして、脱臭処理部20においては、紫外線光源30によって、処理室Sを流通する被処理気体G1に紫外線が照射される。これにより、被処理気体G1中の臭気の原因物質が分解され、被処理気体G1の脱臭処理が達成される。その後、脱臭処理された処理済ガスG2は、排気口21から装置外部に排出される。
以上において、処理室Sを流通する被処理気体G1の流速は、例えば4.5m/sである。
また、紫外線光源30からの紫外線の照度は、発光管31の表面から65mmの離れた位置において、例えば2.76mW/cm2 である。
脱臭の対象である被処理気体G1は、臭気の原因物質を含むものである。この臭気の原因物質の具体例としては、イソ吉草酸、2−ノネナール、メチルメルカプタン、アンモニア、硫化水素、硫化メチル、二硫化メチル、トリメチルアミン、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ノルマルバレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、イソブタノール、酢酸エチル、メチルイソブチルケトン、トルエン、スチレン、キシレン、プロピオン酸、ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸、酢酸、インドール、ピリジンなどが挙げられる。これらの臭気の原因物質に上記の希ガス蛍光ランプからの紫外線が照射されることにより、例えば低圧水銀ランプからの紫外線が照射されたときに比較して、臭気の原因物質を速く分解することができる。
このような脱臭装置によれば、被処理気体G1には、紫外線光源30によって特定のスペクトルをもつ光を含む紫外線が照射されるため、臭気の原因物質の種類に関わらず、臭気を高い効率で除去することができる。
本発明においては、上記の実施の形態に限定されず、種々の変更を加えることが可能である。
例えば紫外線光源30は、さらに波長150〜200nmの範囲内の紫外線を放射するものであってもよい。このような紫外線光源30としては、発光管31内において発生した例えばキセノンガスによるピーク波長172nmのエキシマ光の一部が、蛍光体層37を透過して外部に放射される構成のものを用いることができる。
紫外線光源30として、波長150〜200nmの範囲内の紫外線を放射するものを用いることにより、被処理気体に含有される酸素に紫外線が照射されることによってオゾンが生成される。さらに、このオゾンに対して、紫外線光源30から放射された波長200〜260nmの範囲の光が照射されることによって活性酸素種が生成され、この活性酸素種によって臭気の原因物質が分解されるので、さらに高い効率で臭気を除去することができる。
〈実験例1〉
紫外線光源として、下記の仕様の希ガス蛍光ランプ(a1)および低圧水銀ランプ(b1)を用意した。
[希ガス蛍光ランプ(a1)の仕様]
発光管:管径=10mm、有効発光長=70mm
封入物:キセノンガス
蛍光体層を構成する蛍光体:プラセオジム付活リン酸ランタン
消費電力:8W
発光管の表面から65mm位置で測定した照度:2.76mW/cm2
[低圧水銀ランプ(b1)の仕様]
発光管:外径=15mm
封入物:水銀
消費電力:0.7W
上記希ガス蛍光ランプ(a1)から放射される紫外線の分光スペクトルを図3に示し、上記低圧水銀ランプ(b1)から放射される紫外線の分光スペクトルを図4に示す。
純水9990μLに、臭気の原因物質としてイソ吉草酸(和光純薬社製)10μLを添加して混合することにより、濃度が0.1体積%のイソ吉草酸水溶液を調製した。得られたイソ吉草酸水溶液に、紙ウエス(日本製紙クレシア製「キムタオル」,寸法=380mm×300mm)を浸して引き上げ、その後、紙ウエスからイソ吉草酸水溶液が滴らなくなるまで水切りを行うことにより、イソ吉草酸水溶液が含浸された紙ウエスよりなる実験用試料を作製した。
得られた実験用試料を水平な台上に載置すると共に、希ガス蛍光ランプ(a1)を実験用試料から上方に65mm離間して配置した。そして、希ガス蛍光ランプ(a1)を点灯させ、所定の時間が経過する毎に、臭いセンサ(新コスモ電機製,型式:XP329III )を実験用試料に接近させ、実験用試料の周辺の臭気レベルを測定した。
また、希ガス蛍光ランプ(a1)の代わりに、低圧水銀ランプ(b1)を用いたこと以外は、上記と同様にして実験用試料の周辺の臭気レベルを測定した。
更に、ランプを点灯しなかったこと以外は、上記と同様にして実験用試料の周辺の臭気レベルを測定した。
以上、結果を下記表1に示す。表1中の「臭気レベル」は、臭いセンサに表示されるレベル表示の数値を示す。
Figure 2017082380
〈実験例2〉
イソ吉草酸の代わりに2−ノネナール(和光純薬製,trans−2−ノネナール)を用いたこと以外は実験例1と同様にして、実験用試料の周辺の臭気レベルを測定した。
以上、結果を下記表2に示す。表2中の「臭気レベル」は、臭いセンサに表示されるレベル表示の数値を示す。
Figure 2017082380
〈実験例3〉
図1に示す構成に従い、紫外線光源として上記希ガス蛍光ランプ(a1)を備えた脱臭装置(A1)、および紫外線光源として低圧水銀ランプ(b1)を備えた脱臭装置(B1)を作製した。
上記の脱臭装置(A1)および脱臭装置(B1)を用い、図5に示す構成の実験装置を作製した。図5において、50は矩形の箱型の実験用容器であって、その前面には開閉扉が設けられている。この実験容器50の内容積は109Lである。51は蓋を有するシャーレであって、その内径は90mmである。このシャーレ51内には、臭気の原因物質としてメチルメルカプタンナトリウム(シグマアルドリッチジャパン製)200mgを純水30mLに混合したものが収容されている。52は、実験用容器50内の気体を攪拌するファンである。53は、メチルメルカプタン用のガス検知管(ガステック製「短時間用検知管」)の設置箇所である。55は脱臭装置である。
そして、上記の実験装置において、ファン52を駆動させた状態で、実験用容器50の開閉扉を開け、シャーレ51の蓋を外した後、実験用容器50の開閉扉を閉め、この状態で放置した。そして、ガス検知管の測定値が4ppmとなったときに、シャーレ51の蓋を閉じた後、脱臭装置を作動させ、脱臭装置の作動開始から、5分間経過時、10分間経過時、および20分間経過時の各時点において、ガス検知管の測定値を記録した。
また、脱臭装置(A1)を使用した実験装置において、希ガス蛍光ランプ(a1)を点灯させなかったこと以外は、上記と同様にして試験を行った。
以上、結果を表3に示す。
Figure 2017082380
表1〜表3の結果から明らかなように、本発明によれば、臭気の原因物質の種類に関わらず、臭気を高い効率で除去することができることが確認された。
また、蛍光体としてプラセオジウム付活リン酸ランタンの代わりにプラセオジム付活アルミノホウ酸イットリウム体を用いたこと以外は、希ガス蛍光ランプ(a1)と同様の仕様の希ガス蛍光ランプ(a2)を用意した。希ガス蛍光ランプ(a2)の分光スペクトルを図6に示す。
そして、希ガス蛍光ランプ(a1)の代わりに希ガス蛍光ランプ(a2)を用いたこと以外は、実験例1〜3と同様の試験を行ったところ、低圧水銀ランプ(b1)を用いた場合に比較して、臭気を高い効率で除去することができることが確認された。
10 気体導入部
11 給気口
12 ファン
15 連結部
20 脱臭処理部
21 排気口
30 紫外線光源
31 発光管
32,33 電極
34,35 保護膜
36 ガラス層
37 蛍光体層
39 電源
50 実験用容器
51 シャーレ
52 ファン
53 ガス検知管の設置箇所
55 脱臭装置
G1 被処理気体
G2 処理済ガス
R 気体流路
S 処理室
W1,W2 リード線
本発明の脱臭方法は、被処理気体に紫外線を照射することによって、当該被処理気体の臭気を除去する脱臭方法であって、
前記紫外線は、波長200〜260nmの範囲内において、分光放射強度の最大値に対する比が0.5以上の分光放射強度を有する波長帯域の幅が10nm以上であるスペクトルをもつ光を含み、
紫外線光源として、発光管と、この発光管の外周面に設けられた一対の電極と、前記発光管の内周面に設けられた蛍光体層と、前記発光管内に封入された希ガスとからなり、前記蛍光体層を構成する蛍光体が、プラセオジム付活リン酸ランタンおよびプラセオジウム付活アルミノホウ酸イットリウムよりなる群から選ばれた1種または2種の物質よりなる希ガス蛍光ランプを用い、
前記紫外線光源は、さらに波長150〜200nmの範囲内の紫外線を放射するものであることを特徴とする。
本発明の脱臭装置は、被処理気体に紫外線を照射することによって、当該被処理気体の臭気を除去する脱臭装置であって、
処理室内を流通する被処理気体に紫外線を照射する紫外線光源を備えてなり、
前記紫外線光源は、波長200〜260nmの範囲内において、分光放射強度の最大値に対する比が0.5以上の分光放射強度を有する波長帯域の幅が10nm以上であるスペクトルをもつ光を含む紫外線を放射するものであり、
前記紫外線光源は、発光管と、この発光管の外周面に設けられた一対の電極と、前記発光管の内周面に設けられた蛍光体層と、前記発光管内に封入された希ガスとからなり、前記蛍光体層を構成する蛍光体が、プラセオジム付活リン酸ランタンおよびプラセオジウム付活アルミノホウ酸イットリウムよりなる群から選ばれた1種または2種の物質よりなる希ガス蛍光ランプであり、
前記紫外線光源は、さらに波長150〜200nmの範囲内の紫外線を放射するものであることを特徴とする。

Claims (4)

  1. 被処理気体に紫外線を照射することによって、当該被処理気体の臭気を除去する脱臭方法であって、
    前記紫外線は、波長200〜260nmの範囲内において、分光放射強度の最大値に対する比が0.5以上の分光放射強度を有する波長帯域の幅が10nm以上であるスペクトルをもつ光を含み、
    紫外線光源として、発光管と、この発光管の外周面に設けられた一対の電極と、前記発光管の内周面に設けられた蛍光体層と、前記発光管内に封入された希ガスとからなり、前記蛍光体層を構成する蛍光体が、プラセオジム付活リン酸ランタンおよびプラセオジウム付活アルミノホウ酸イットリウムよりなる群から選ばれた1種または2種の物質よりなる希ガス蛍光ランプを用いることを特徴とする脱臭方法。
  2. 前記紫外線光源は、さらに波長150〜200nmの範囲内の紫外線を放射するものであることを特徴とする請求項1に記載の脱臭方法。
  3. 被処理気体に紫外線を照射することによって、当該被処理気体の臭気を除去する脱臭装置であって、
    処理室内を流通する被処理気体に紫外線を照射する紫外線光源を備えてなり、
    前記紫外線光源は、波長200〜260nmの範囲内において、分光放射強度の最大値に対する比が0.5以上の分光放射強度を有する波長帯域の幅が10nm以上であるスペクトルをもつ光を含む紫外線を放射するものであり、
    前記紫外線光源は、発光管と、この発光管の外周面に設けられた一対の電極と、前記発光管の内周面に設けられた蛍光体層と、前記発光管内に封入された希ガスとからなり、前記蛍光体層を構成する蛍光体が、プラセオジム付活リン酸ランタンおよびプラセオジウム付活アルミノホウ酸イットリウムよりなる群から選ばれた1種または2種の物質よりなる希ガス蛍光ランプであることを特徴とする脱臭装置。
  4. 前記紫外線光源は、さらに波長150〜200nmの範囲内の紫外線を放射するものであることを特徴とする請求項3に記載の脱臭装置。
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