JP2002224204A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2002224204A
JP2002224204A JP2001023733A JP2001023733A JP2002224204A JP 2002224204 A JP2002224204 A JP 2002224204A JP 2001023733 A JP2001023733 A JP 2001023733A JP 2001023733 A JP2001023733 A JP 2001023733A JP 2002224204 A JP2002224204 A JP 2002224204A
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JP
Japan
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ozone
cylindrical body
ozone lamp
air purifier
lamp
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JP2001023733A
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Inventor
Tomoyo Yamaguchi
智代 山口
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 オゾン灯を金属製の筒状体で包囲する。
金属材質はアルミニウムが適しており、オゾン灯に対向
する内面を研磨して紫外線の反射量を多くする。また、
アルミニウム筒状体の表面酸化を防止するためにオゾン
灯に対向する内面にアルマイトを被覆する。さらに筒状
体の少なくとも一端側にファンを設けて筒状体内部の空
気がスムーズに流れるようにする。 【効果】 オゾン灯を金属製の筒状体で包囲したので、
筒状体内部のオゾン濃度が高くなり、殺菌や脱臭作用の
強力な空気清浄機を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内部、室内、
車中等の大気の殺菌、脱臭等を行うための空気清浄機に
関する。
【0002】
【従来の技術】大気中にオゾンを発生させて殺菌や脱臭
等を行い空気を清浄化する方法は従来からよく行われて
いる。このようなオゾンを発生させる方法としては、無
声放電や沿面放電を用いることが知られているが、無声
放電や沿面放電は放電部分が小さく、面的な広がりに欠
けるという問題点を有している。
【0003】一方、オゾン灯を用いて大気中に紫外線を
照射してオゾンを発生させる方法もある。このオゾン灯
を用いる方法は、無声放電や沿面放電に比較して放電部
分を長手方向に大きく取れ、従って発光面積が大きく、
発光量も多いため、広範囲にオゾンを発生させることが
できるという利点を有している。
【0004】ここで、大気中に紫外線を照射してオゾン
を発生させ、殺菌や脱臭等が行われる原理は、大気中に
紫外線を照射すると大気中の酸素(O)と作用しオゾ
ン(O)が発生する。このオゾンは極めて不安定なた
め、直ちに酸素(O)と酸素原子(O)に自己分解す
る。そしてこの酸素原子の強力な酸化作用により殺菌や
脱臭等が行われからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。即ち、従来のオゾン灯からオゾンを発生させて殺菌
や脱臭等を行う空気清浄機においては、オゾン灯から照
射された紫外線によりオゾンが大気中に放出されるが、
発生したオゾンが放出されたまま大気中に拡散し、オゾ
ン灯からの距離が遠くなるほどオゾン濃度が急速に稀薄
になっていった。
【0006】このように、オゾン濃度が稀薄になると、
殺菌能力や脱臭能力が極端に低下し、オゾン灯からの距
離が離れるほど本来のオゾンによる殺菌、脱臭等の効果
が達成されなくなる。
【0007】本発明は、オゾン灯を筒状体で包囲するこ
とにより、殺菌や脱臭等を目的とする領域のオゾンを高
濃度に維持できる空気清浄機を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉大気中に紫外線を照射することによりオゾン
を発生させるオゾン灯を備えてなる空気清浄機におい
て、前記オゾン灯を筒状体で包囲したことを特徴とする
空気清浄機。
【0009】〈構成2〉前記筒状体は金属製であること
を特徴とする構成1記載の空気清浄機。
【0010】〈構成3〉前記金属製筒状体は前記オゾン
灯に対向する内面が研磨されていること特徴とする構成
2記載の空気清浄機。
【0011】〈構成4〉前記金属製筒状体はアルミニウ
ムからなることを特徴とする構成2または構成3いずれ
か記載の空気清浄機。
【0012】〈構成5〉前記アルミニウムからなる金属
製筒状体は少なくとも前記オゾン灯に対向する内面に酸
化防止皮膜が施されていることを特徴とする構成4記載
の空気清浄機。
【0013】〈構成6〉前記酸化防止皮膜はアルマイト
皮膜からなることを特徴とする構成5記載の空気清浄
機。
【0014】〈構成7〉前記筒状体の少なくとも一端側
に筒状体内部に強制的に大気の流れを生じさせる手段を
設けたことを特徴とする構成1から構成6までのいずれ
か1つの構成記載の空気清浄機。
【0015】〈構成8〉前記強制的に大気の流れを生じ
させる手段としてファンを設けたことを特徴とする構成
7記載の空気清浄機。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明の一実施例を説明する
図である。図1において、1は本発明の空気清浄機であ
り、2はオゾン灯を示し、3はこのオゾン灯2を包囲す
る筒状体を示している。4は筒状体3の少なくとも一端
側に設けたファン、5はオゾン灯の電極である。
【0017】空気清浄機1に備えられたオゾン灯2から
紫外線が大気中に照射されると、前記したように空気中
の酸素(O)と作用しオゾン(O)が発生する。こ
のオゾンは極めて不安定なため、直ちに酸素(O)と
酸素原子(O)に自己分解し、次いで酸素原子の強力な
酸化作用により殺菌や脱臭等が行われる。
【0018】この時、オゾン灯2が筒状体3で包囲され
ていると、発生したオゾンが大気中に拡散して濃度が稀
薄になることがなく、筒状体3の内部領域はオゾンが高
濃度に存在することになる。従って、筒状体3のオゾン
濃度が高い内部領域は強力な殺菌作用や脱臭作用が行わ
れることになる。
【0019】ここで筒状体3は金属で構成されることが
望ましい。その理由はオゾン灯から照射された紫外線が
反射されやすいためであり、オゾン灯に対向する内面を
研磨状態にしておくとより紫外線を反射し易くなる。ま
た、金属の材質としては特にアルミニウムが紫外線を良
く反射するために好ましい。しかし、アルミニウムは酸
化されやすい金属であるため、筒状体3の少なくともオ
ゾン灯に対向する内面に酸化防止皮膜を施しておくこと
が好ましい。酸化防止皮膜を施す手段としてはアルマイ
トで被覆しておくとオゾン等による表面酸化が生じにく
くなり、反射量の低下を防止することができる。
【0020】筒状体3の少なくとも一端側に設けたファ
ン4は、筒状体3の内部に例えば矢印方向に強制的に大
気の流れを生じさせるようにしたもので、筒状体3に接
続して設けても良く、所定の距離だけ離して設けても良
い。またファン4は筒状体の両端側に設けても良く、本
発明の目的が達成されるならば特に限定はされない。
【0021】このように、ファン4を用いて強制的に大
気の流れを生じさせるようにすると、筒状体3の一端側
(図1の場合上部側)から汚染された空気を吸い込み、
筒状体3内部で殺菌や脱臭等が行われて清浄化された空
気が筒状体3の外部(図1の下部側)に排出されるた
め、空気清浄機内部で汚染された空気と清浄化された空
気がスムーズに流れるようになる。
【0022】次に本発明の実施例を以下に示す。 <実施例1>直径7mm、長さ150mmのオゾン灯を
内径30mm、長さ150mmのアルミニウム筒で包囲
した。オゾン灯はアルミニウム筒の中心に配置した。な
お、アルミニウム筒の肉厚は2mmで、オゾン灯に対向
する内面を研磨した後10μmの厚さのアルマイト被覆
を施した。また、アルミニウム筒の空気の排出される側
にアルミニウム筒から5cm離した箇所にファンを設置
し、アルミニウム筒内部の空気の流れがスムーズになる
ようにした。
【0023】このような構成の空気清浄機において、オ
ゾン灯から5mm離れた場所(中心部から8.5mm離
れた場所)のオゾン濃度を測定したところ、オゾン濃度
は0.8ppmであった。
【0024】<比較例1>実施例1と同様の直径7m
m、長さ150mmのオゾン灯を用意し、筒状体で包囲
しない状態でオゾン灯から実施例1と同じ距離の5mm
離れた場所(中心部から8.5mm離れた場所)のオゾ
ン濃度を測定したところ、オゾン濃度は0.1ppm
で、実施例1と比較して極めて低い濃度で、発生したオ
ゾンが拡散していることが認められた。
【0025】<実施例2>実施例1と同様の構成の空気
清浄機を密閉した6畳の部屋の中心付近に置き、室内で
たばこを1本燃焼させてから空気清浄機から1m離した
場所に設置した「におい」センサにより「におい」が半
減する時間を測定したところ、14分であった。
【0026】<比較例2>筒状体で包囲しない状態で直
径7mm、長さ150mmのオゾン灯を実施例2と同様
に密閉した6畳の部屋の中心付近に置き、室内でたばこ
を1本燃焼させてからやはり実施例2と同様に空気清浄
機から1m離した場所に設置した「におい」センサによ
り「におい」が半減する時間を測定したところ、25分
かかり、実施例2に比較して約2倍の時間がかかった。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、オゾン
灯を金属製の筒状体で包囲したので、筒状体内部領域の
オゾン濃度を高濃度にすることができ、殺菌や脱臭作用
の強力な空気清浄機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する図である。
【符号の説明】
1 空気清浄機 2 オゾン灯 3 筒状体 4 ファン 5 電極

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気中に紫外線を照射することによりオ
    ゾンを発生させるオゾン灯を備えてなる空気清浄機にお
    いて、前記オゾン灯を筒状体で包囲したことを特徴とす
    る空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記筒状体は金属製であることを特徴と
    する請求項1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記金属製筒状体は前記オゾン灯に対向
    する内面が研磨されていること特徴とする請求項2記載
    の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記金属製筒状体はアルミニウムからな
    ることを特徴とする請求項2または請求項3いずれか記
    載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記アルミニウムからなる金属製筒状体
    は少なくとも前記オゾン灯に対向する内面に酸化防止皮
    膜が施されていることを特徴とする請求項4記載の空気
    清浄機。
  6. 【請求項6】 前記酸化防止皮膜はアルマイト皮膜から
    なることを特徴とする請求項5記載の空気清浄機。
  7. 【請求項7】 前記筒状体の少なくとも一端側に筒状体
    内部に強制的に大気の流れを生じさせる手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1
    項記載の空気清浄機。
  8. 【請求項8】 前記強制的に大気の流れを生じさせる手
    段としてファンを設けたことを特徴とする請求項7記載
    の空気清浄機。
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Cited By (4)

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