JP2008119331A - 滅菌及び消臭装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】滅菌効果が高く、消臭効果も有する滅菌及び消臭装置の提供を目的とする。
【解決手段】マイナスイオン発生装置と、発生したマイナスイオンを吹出す送風装置とを備えるとともに、UV照射ランプとキセノン放電発光管とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】マイナスイオン発生装置と、発生したマイナスイオンを吹出す送風装置とを備えるとともに、UV照射ランプとキセノン放電発光管とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、室内空間を除菌、殺菌、滅菌及び消臭するのに効果的な滅菌及び消臭装置に関する。
殺菌灯として水銀ランプを用いた254nmを主波長とする紫外線照射装置(UV照射ランプ)は公知である。
特開2005−261984号公報には、水銀ランプの殺菌灯よりも照度が高く、波長分布が広範囲にわたるキセノンフラッシュランプ(キセノン放電発光管)について開示する。
しかし、UV照射ランプ又はキセノン放電発光管単独では滅菌効果が充分に得られない場合がある。
例えばレジオネラ菌は20〜50℃で繁殖し、特に36℃前後では活発に増殖する。
レジオネラ菌は長さ2〜30μm、幅0.3〜0.9μm程度の細長い菌で、公衆浴場、サウナ等で感染し、レジオネラ肺炎を発病した報告がある。
しかし、このような浴場、浴室は湿度が高く、湿気が多いために水滴に遮られて紫外線の照射率が低下してしまい、充分に滅菌することが難しいのが実状であった。
特に近年普及がめざましい岩盤浴室は温度が40℃前後で、湿度が60〜90%もあり、利用者の汗も含まれ、レジオネラ菌の増殖に適した環境になっているので、より徹底した衛生管理が要求されている。
特開2005−261984号公報には、水銀ランプの殺菌灯よりも照度が高く、波長分布が広範囲にわたるキセノンフラッシュランプ(キセノン放電発光管)について開示する。
しかし、UV照射ランプ又はキセノン放電発光管単独では滅菌効果が充分に得られない場合がある。
例えばレジオネラ菌は20〜50℃で繁殖し、特に36℃前後では活発に増殖する。
レジオネラ菌は長さ2〜30μm、幅0.3〜0.9μm程度の細長い菌で、公衆浴場、サウナ等で感染し、レジオネラ肺炎を発病した報告がある。
しかし、このような浴場、浴室は湿度が高く、湿気が多いために水滴に遮られて紫外線の照射率が低下してしまい、充分に滅菌することが難しいのが実状であった。
特に近年普及がめざましい岩盤浴室は温度が40℃前後で、湿度が60〜90%もあり、利用者の汗も含まれ、レジオネラ菌の増殖に適した環境になっているので、より徹底した衛生管理が要求されている。
本発明は上記背景技術を鑑みて、滅菌効果が高く、消臭効果も有する滅菌及び消臭装置の提供を目的とする。
本発明に係る滅菌及び消臭装置は、マイナスイオン発生装置と、発生したマイナスイオンを吹出す送風装置とを備えるとともに、UV照射ランプとキセノン放電発光管とを備えていることを特徴とする。
本明細書においては、滅菌とは除菌、殺菌を含む広義の意味で使用する。
UV照射ランプとしては、波長200〜380nmの水銀ランプを用い、キセノン放電発光管(以下キセノンランプと称する)としては、キセノンガス入り放電管をいい、波長220〜赤外線波長760nmを超える広い範囲の波長を照射する。
従って、UV照射ランプとキセノンランプを組み合わせると発光光線の波長帯が広がり、滅菌効果が強化される。
本発明においては、前記UV照射ランプとキセノンランプにさらにマイナスイオン発光装置を組み合わせた点に特徴がある。
マイナスイオンを発生させ、送風装置でエアー撹拌すると空気中に浮遊しているプラスイオン型浮遊物を中和し、消臭効果があるだけでなく、湿気の水滴の大きさを小さくする効果があり、室内への紫外線照射率が向上することで相乗効果的な滅菌作用が生じる。
本明細書においては、滅菌とは除菌、殺菌を含む広義の意味で使用する。
UV照射ランプとしては、波長200〜380nmの水銀ランプを用い、キセノン放電発光管(以下キセノンランプと称する)としては、キセノンガス入り放電管をいい、波長220〜赤外線波長760nmを超える広い範囲の波長を照射する。
従って、UV照射ランプとキセノンランプを組み合わせると発光光線の波長帯が広がり、滅菌効果が強化される。
本発明においては、前記UV照射ランプとキセノンランプにさらにマイナスイオン発光装置を組み合わせた点に特徴がある。
マイナスイオンを発生させ、送風装置でエアー撹拌すると空気中に浮遊しているプラスイオン型浮遊物を中和し、消臭効果があるだけでなく、湿気の水滴の大きさを小さくする効果があり、室内への紫外線照射率が向上することで相乗効果的な滅菌作用が生じる。
本発明においてマイナスイオン発生装置は各種マイナスイオン発生装置を適用でき、実用新案登録第3125747号に記載してある異種の物質(例えば二種類の金属、鉱石とセラミックス等)を接触させて生じる電位差による超微弱ピコ電流が発生し、この電流に起因して発生するマイナスイオンビーム発生装置を用いることも効果的である。
請求項2記載に係る発明は、請求項1記載に係る滅菌及び消臭装置を効果的に用いた滅菌及び消臭方法であって、請求項1記載の滅菌及び消臭装置から照射された光線を反射装置で反射させ広範囲にわたって照射することを特徴とする。
ここで反射装置とは主に紫外線を反射するものであればよく鏡でもよい。
これにより室内空間の隅々まで照射可能になり室内空間全体に滅菌効果が生じる。
ここで反射装置とは主に紫外線を反射するものであればよく鏡でもよい。
これにより室内空間の隅々まで照射可能になり室内空間全体に滅菌効果が生じる。
本発明においては、UV照射ランプ、キセノンランプ及びマイナスイオン発生装置を一体的に組み合わせたので、従来にない相乗効果で湿気の多い浴場、浴室であっても紫外線照射の効率が向上し、レジオネラ菌等の殺菌を滅菌することができ、マイナスイオンによる消臭効果もあり、衛生的に優れた室内空間を得ることができる。
また、本発明に係る滅菌及び消臭装置は浴場、浴室に限らずに、病室、病棟、老人ホ−ム等における高度の滅菌環境が要求される衛生管理にも有効である。
また、本発明に係る滅菌及び消臭装置は浴場、浴室に限らずに、病室、病棟、老人ホ−ム等における高度の滅菌環境が要求される衛生管理にも有効である。
本発明に係る滅菌及び消臭装置10の構成例を図1に模式的に示す。
滅菌及び消臭装置は装置本体内にマイナスイオン発生装置11、UV照射ランプ12及びキセノン放電発光管(キセノンランプ)13及び送風装置14を取り付けてある。
送風装置14を作動し、外部から吸気口15を通じて取り込んだ空気はマイナスイオン発生装置で発生するマイナスイオンを吹出口16から外部に撹拌する。
また、UV照射ランプ12から室内空間に向けて紫外線が照射され、キセノンランプ13からは紫外線を含む幅の広い波長帯の光線が照射される。
滅菌及び消臭装置は装置本体内にマイナスイオン発生装置11、UV照射ランプ12及びキセノン放電発光管(キセノンランプ)13及び送風装置14を取り付けてある。
送風装置14を作動し、外部から吸気口15を通じて取り込んだ空気はマイナスイオン発生装置で発生するマイナスイオンを吹出口16から外部に撹拌する。
また、UV照射ランプ12から室内空間に向けて紫外線が照射され、キセノンランプ13からは紫外線を含む幅の広い波長帯の光線が照射される。
図2は室内空間を平面的に見た模式図を示し、例えば室内の一角に本発明に係る滅菌及び消臭装置10を据え付けた場合にその反対側の壁面に反射装置20を室内中心に向けてやや斜めに取り付ける。
これにより室内空間30の隅々まで紫外線が照射されるとともに送風装置14にて室内の空気が撹拌されるので室内全体が衛生管理される。
これにより室内空間30の隅々まで紫外線が照射されるとともに送風装置14にて室内の空気が撹拌されるので室内全体が衛生管理される。
UV照射ランプ12として波長254nmを主波長とする殺菌灯を用い、キセノンランプ13として100Wのキセノンランプを用い、マイナスイオン発生装置11としては銅粉を封入したセラミックスとアルミニウム粉を封入したセラミックスとの異種金属接触体を用いた。
また、吸気口15には活性炭フィルターを取り付けた。
この装置を設置した室内にレジオネラ菌数160〜170CFU/20mlの試験体を置いたところ、約5分でほぼ完全にレジオネラ菌が死滅した。
また、吸気口15には活性炭フィルターを取り付けた。
この装置を設置した室内にレジオネラ菌数160〜170CFU/20mlの試験体を置いたところ、約5分でほぼ完全にレジオネラ菌が死滅した。
10 滅菌及び消臭装置
11 マイナスイオン発生装置
12 UV照射ランプ
13 キセノン放電発光管
14 送風装置
15 吸気口
16 吹出口
11 マイナスイオン発生装置
12 UV照射ランプ
13 キセノン放電発光管
14 送風装置
15 吸気口
16 吹出口
Claims (2)
- マイナスイオン発生装置と、発生したマイナスイオンを吹出す送風装置とを備えるとともに、UV照射ランプとキセノン放電発光管とを備えていることを特徴とする滅菌及び消臭装置。
- 請求項1記載の滅菌及び消臭装置から照射された光線を反射装置で反射させ広範囲にわたって照射することを特徴とする滅菌及び消臭方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006308443A JP2008119331A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 滅菌及び消臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006308443A JP2008119331A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 滅菌及び消臭装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008119331A true JP2008119331A (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=39504723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006308443A Pending JP2008119331A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 滅菌及び消臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008119331A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012042160A (ja) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Fujitsu General Ltd | 空気清浄機 |
JP2021090872A (ja) * | 2021-03-19 | 2021-06-17 | エアロシールド株式会社 | 室内殺菌装置および室内殺菌システム |
-
2006
- 2006-11-14 JP JP2006308443A patent/JP2008119331A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021090872A (ja) * | 2021-03-19 | 2021-06-17 | エアロシールド株式会社 | 室内殺菌装置および室内殺菌システム |
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