JPWO2017078166A1 - 口栓、および口栓を有するフィルム製容器 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2015年11月4日に日本に出願された特願2015−216518号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本発明の第1態様に係る口栓によれば、口栓に対してヒンジキャップが閉じている状態では、ヒンジが折り曲げられ、係合突起に係合爪が係合し、インナーリングが注出孔に挿入され、内壁突起にインナーリング係合突起が係合する。また、係合爪は、押さえリブと係合突起との間に配置される。このようにヒンジキャップが閉じている状態では、容器の落下によって口栓に衝撃が掛かったり容器に内圧が加わったりした場合であっても、押さえリブが係合爪と接触し、押さえリブが係合爪の変形を制限し、係合爪の移動が防止される。このため、ヒンジキャップがむやみに開栓することがない。この為、容易に押さえリブと係合爪の係合状態が解除しにくく、意図しない衝撃が口栓に加わったり容器に内圧が加わったりする場合であっても、開栓を確実に防ぐことができる。
本発明の第1態様に係る口栓によれば、口栓を閉じる際にヒンジキャップを上方から注出口に向けて押圧すると、係合爪の外端が押さえリブの傾斜面と接触し、係合爪の外端は押さえリブの傾斜面上を滑りながら、ヒンジキャップを閉じることができる。これによって、押さえリブと係合突起との間に係合爪を容易に配置することができ、係合突起と係合爪とを係合することができる。
本発明の第1態様に係る口栓によれば、上記のようにヒンジキャップの厚さを規定することで、口栓を開く際に、ヒンジキャップを弾性変形させながら、押さえリブから係合爪を容易に離脱することができ、ヒンジキャップを開くことができる。
また、上記のように前記押さえリブの厚さ及び第二フランジの厚さを規定することで、第二フランジ及び押さえリブで構成される逆L字構造の強度が十分に得られ、使用者が意図せずにヒンジキャップが開いてしまうことが確実に防止される。
本発明の第1態様に係る口栓によれば、押さえリブと改ざん防止リブとが強固に結合し、意図しない衝撃が口栓に加わったり容器に内圧が加わったりする場合であっても、開栓を確実に防ぐことができる。
また、前記改ざん防止リブは、破断可能な脆弱部を有してもよい。
本発明の第1態様に係る口栓によれば、改ざん防止リブを破断して押さえリブから除去することで、開栓することができる。
また、改ざん防止リブが上記の脆弱部を有する場合では、脆弱部を破断することで、係合爪が外側に抜けやすくなり、改ざん防止リブによる係合状態を解除でき、開栓することができる。
なお、各図においては、各構成要素を図面上で認識し得る程度の大きさとするため、各構成要素の寸法及び比率を実際のものとは適宜に異ならせてある。
図1は、本発明の第1実施形態に係る口栓の外観を示す斜視図である。
図2は、本発明の第1実施形態に係る口栓が融着されたフィルム製容器を使用する場合を示す図であり、フィルム製容器の外観を示す斜視図である。
通常、本発明の第1実施形態に係る口栓は、図1の斜視図に示す形状を有するように射出成形されて製造される。口栓1は、フィルム製容器50の一端に融着して用いられる。口栓1は、口栓1の下方に位置する融着部2を有している。融着部2は、フィルムと口栓1とが融着しやすいように、平面図において長手方向の外形が左右に尖り、中央が丸く膨らんだ舟形の形状に形成されている。また、口栓1は、口栓1の上方に位置する注出口3を有している。
この構造により、口栓1が閉じた状態(例えば、後述する図6A参照)において、ヒンジキャップ4の先端部4Aと押さえリブ321の角部321C(図4A及び図6A参照)との間に十分な空間Rが得られる。このため、後述するように、使用者がヒンジキャップ4の先端部4Aの位置を容易に確認することができ、使用者の爪や指がヒンジキャップ4の先端部4Aに十分に接触し易い構造が得られている。
図3A〜図3Cは、本発明の第1実施形態に係る口栓1を示す図であり、口栓を射出成形した直後における状態を表わしている。図3Aは、口栓1を示す平面図であり、図3Bは、口栓1を示す正面図であり、図3Cは、口栓1を示す左側面図である。
図3B及び図3Cに示すように、口栓1は、口栓本体100と、第一フランジ31と、ヒンジキャップ4と、第二フランジ32とを備える。
口栓本体100は、注出口3と、注出口3に連通する注出孔30と、注出孔30の内壁Wに設けられた注出孔突起301(内壁突起)とを有する。
第一フランジ31は、口栓本体100から外側に向けて突出する係合突起311と、係合突起311とは反対側に位置するヒンジ40とを備える。第一フランジ31は、口栓本体100の外側における注出口3に隣接する位置に設けられている。
ヒンジキャップ4は、ヒンジ40を介して第一フランジ31に繋げられたヒンジキャップ本体4Bと、係合突起311に係合可能な係合爪42と、注出口3を通じて注出孔30に挿入可能なインナーリング41と、インナーリング41に設けられかつ注出孔突起301と係合可能なインナーリング係合突起411と、ヒンジキャップ本体4Bよりも厚さが小さくかつ係合爪42よりも外側に位置する先端部4Aとを備える。
第二フランジ32は、口栓本体100から外側に向けて突出するとともに第一フランジ31よりも注出口3から離間する位置に設けられた延出部322と、延出部322の先端から突出するとともに係合突起311に対向する位置に設けられて係合爪42と接触可能な押さえリブ321とを備える。
舟形融着部2の外表面には、横方向に延在するヒケ防止凹部21が形成されており、舟形融着部2の表面が成形によってヒケて(沈み)融着力が低下しないようになっている。また、舟形融着部2の左右端部には、薄肉で、尖るようなリブ22が設けられており、表フィルム51及び裏フィルム52が重なり合い始める境界で、隙間が発生しないように設計されている。
舟形融着部2の上方には、第二フランジ32が位置しており、第二フランジ32の左端部に押さえリブ321が設けられている。さらに、第二フランジ32の上方には第一フランジ31が位置している。第一フランジ31の中央に設けられた注出孔30は、融着部2の下端に到達するように、第一フランジ31、第二フランジ32、及び融着部2を貫通して設けられている。
押さえリブ321は、第二フランジ32(延出部322)の左端部において、第二フランジ32の上面から鉛直方向の上方に突出するように設けられている。この構成においては、第二フランジ32、押さえリブ321、及び係合突起311で囲まれた空間Sが形成されている。
このように第二フランジ32の厚さT1、押さえリブ321の厚さT2、及びヒンジキャップ4の厚さT3を定義することで、後述する、押さえリブ321の機能が十分に得られ、使用者が口栓1を開く際にヒンジキャップ4を弾性変形させながら、ヒンジキャップ4を開くことができる。
図5Aは、ヒンジキャップ4によって口栓1が閉じられた状態において、口栓1の内圧が上昇してヒンジキャップ4が開きかけた状態を示す縦断面図である。
図5Bは、ヒンジキャップ4によって口栓1が閉じられた状態において、口栓1を備えたフィルム製容器が落下してヒンジキャップ4が開きかけた状態を示す部分断面図である。特に、図5A及び図5Bは、注出口3付近の部材を示す拡大図である。
このように、フィルム製容器50の落下衝撃が口栓1に加わると、振動等に起因して、ヒンジキャップ4がヒンジ40を中心に回動しようとする恐れがある。この場合、ヒンジ40に繋がっていないヒンジ40の反対側の部材(係合爪42)が先に注出口3の下方(落下面FLに向けて)に移動しようとする。また、インナーリング41のインナーリング係合突起411におけるヒンジ40の反対側の部位411Aが、注出孔突起301を乗り越えようとする。このようにヒンジキャップ4を開こうとする力が働くと、注出孔30におけるヒンジ40の反対側の壁W1が外側に押し出されるように注出孔30が広げられる。その為、第一フランジ31のヒンジ40の反対側に設けられている係合突起311も外側に押し出されるように変形する。係合突起311の変形に伴って、係合爪42は、外側(図5Bの右側)に押し出されるように変形する。係合爪42が外側に押し出されると、第二フランジ32に設けられた押さえリブ321の内側面321Dに係合爪42の外側面42Aが当接する。押さえリブ321は、係合爪42の外側への変形を制限し、押さえリブ321と係合爪42とが接触する面よりも外側に向けて係合爪42が移動することが防止される。その為、フィルム製容器50の落下によって落下衝撃が口栓1に印加されたとしても、ヒンジキャップ4がむやみに開栓することがない。
図6Aは、使用者がヒンジキャップを開く前の状態を示す縦断面図である。図6Bは、使用者がヒンジキャップを開くために力を加えた状態を示す縦断面図である。図6Cは、ヒンジキャップが開いた状態を示す縦断面図である。
以下の説明では、使用者が指Fの腹でヒンジキャップ4を開く場合を説明するが、使用者が爪でヒンジキャップ4を開く場合も同様である。
ヒンジキャップ4を開ける際に、使用者は、指Fの腹をヒンジキャップ4の先端部4Aに当接させる。この時、使用者の指Fは、先端部4Aのみに接触するだけでなく、押さえリブ321の外面321Bを接触する場合もある。即ち、この場合、使用者の指Fは、外面321Bの角部321Cと先端部4Aとの間に位置する空間Rを覆う。先端部4Aと角部321Cに指Fが触れることで、使用者は、先端部4Aの位置を確認することができる。また、外面321Bは平面であるため、使用者は、外面321Bに指Fを滑らせながら、先端部4Aの位置を確認することもできる。
なお、使用者の爪によって先端部4Aを開く場合には、使用者の爪が空間Rに入り易くなり、爪によって先端部4Aを上方に引き上げることで、ヒンジキャップ4を容易に開くことが可能となる。
使用者が先端部4Aを上方に引き上げる力をヒンジキャップ4に加えると、ヒンジキャップ4の弾性変形が始まる。使用者が先端部4Aを上方に徐々に持ち上げると、先端部4Aからヒンジ40に向けて、弾性変形領域Xが徐々に大きくなる。弾性変形領域Xの増加に伴って、弾性変形領域Xの下方に位置するインナーリング41が変形し、インナーリング41のインナーリング係合突起411におけるヒンジ40の反対側の部位411Aが、注出孔突起301を乗り越えようとする。このようにヒンジキャップ4を開こうとする力が働くと、注出孔30におけるヒンジ40の反対側の壁W1が外側に押し出されるように注出孔30が広げられる。その為、第一フランジ31のヒンジ40の反対側に設けられている係合突起311も外側に押し出されるように変形する。係合突起311の変形に伴って、係合爪42は、外側(図6Bの左側)に押し出されるように変形する。係合爪42が外側に押し出されると、第二フランジ32に設けられた押さえリブ321に係合爪42の外側面42Aが当接する。
図7Bは、ヒンジキャップ4が閉じかけた口栓1の状態を示す縦断面図であり、注出口3の近傍に位置する部材を示す拡大図である。
注出口3に対してヒンジキャップ4を閉じる際には、ヒンジ40を中心にしてヒンジキャップ4を回動させ、インナーリング41を注出孔30に挿入し、ヒンジキャップ4を上方から押し下げる。この時、インナーリング41に設けたインナーリング係合突起411が、注出孔30内壁に設けた注出孔突起301に押し込まれ、厳密な位置に合わせられるので、注出孔30の上部がわずかに広がり、係合突起311は外側に押し出される。係合突起311が外側に押し出されると、係合爪42がさらに外側に押し出されてしまう。しかしながら、押さえリブ321の内側面321Dには傾斜面321Aが形成されているので、ヒンジキャップ4を上方から押し下げる力が働くことで、係合爪42の外端42Bは、傾斜面321Aを滑りながら、空間Sの内側に向けて徐々に押される。さらに、係合突起311の下側に係合爪42が滑り込むように入り込み、係合突起311と係合爪42とを係合することができる。
従って、図7Bに示すように、係合突起311の下端にも傾斜面(面取り)を形成することで、係合突起311に係合爪42をスムーズに係合することができる。
第2実施形態において、第1実施形態と同一部材には同一符号を付して、その説明は省略または簡略化する。
図8Aは、本発明の第2実施形態に係る口栓を示す図であって、ヒンジキャップ4が口栓に密封される前であって口栓が成形された直後の状態を示す縦断面図である。
図8Bは、本発明の第2実施形態に係る口栓を示す図であって、ヒンジキャップ4が口栓に閉鎖密封された状態を示す縦断面図である。
脆弱部が破断した場合、ヒンジキャップ4を開くことが可能となる。この時、図9の左部分に示すように、改ざん防止リブ43の破断によって、改ざん防止リブ43を押さえリブ321から除去する、又は、使用者が破断部を明確に確認することができる。このため、口栓を一度開栓した場合には、改ざん防止リブ43の有無を確認することによって、あるいは、改ざん防止リブ43とヒンジキャップ4との破断の有無を確認することによって、口栓が開封したか否かを判明することが可能になる。
図10Aは、本発明の第2実施形態に係る口栓を示す図であって、使用者がヒンジキャップを開く前の状態を示す縦断面図である。図10Aにおいては、除去される前の改ざん防止リブ43(2点線鎖線)が示されている。図10Bは、本発明の第2実施形態に係る口栓を示す図であって、使用者がヒンジキャップを開くために力を加えた状態を示す縦断面図である。図10Cは、本発明の第2実施形態に係る口栓を示す図であって、ヒンジキャップが開いた状態を示す縦断面図である。
以下の説明では、使用者が指Fの腹でヒンジキャップ4を開く場合を説明するが、使用者が爪でヒンジキャップ4を開く場合も同様である。
改ざん防止リブ43が設けられたヒンジキャップ4を開栓する使用者は、改ざん防止リブ43を破断する。使用者は、改ざん防止リブ43をヒンジキャップ4から除去してもよいし、ヒンジキャップ4に改ざん防止リブ43が部分的に繋がった状態を維持してもよい。以下の説明では、図10Bに示すように、改ざん防止リブ43をヒンジキャップ4から除去する場合について説明する。
ヒンジキャップ4を開ける際に、使用者は、指Fの腹をヒンジキャップ4の先端部4Cに当接させる。この時、使用者の指Fは、押さえリブ321の外面321Bを接触する場合もある。即ち、この場合、使用者の指Fは、外面321Bの角部321Cと先端部4Cとの間に位置する空間Rを覆う。先端部4Cと外面321Bに指Fが触れることで、使用者は、先端部4Cの位置を確認することができる。また、外面321Bは平面であるため、使用者は、外面321Bに指Fを滑らせながら、先端部4Cの位置を確認することもできる。
なお、使用者の爪によって先端部4Cを開く場合には、使用者の爪が先端部4Cに引っ掛かり易くなり、爪によって先端部4Cを上方に引き上げることで、ヒンジキャップ4を容易に開くことが可能となる。
なお、ヒンジキャップ4を閉める場合は、第1実施形態にて説明した図7A及び図7Bと同様に、ヒンジ40を中心にしてヒンジキャップ4を回動させ、インナーリング41を注出孔30に挿入し、ヒンジキャップ4を上方から押し下げる。
また、第2実施形態においては、第1実施形態と同様の効果が得られる。更に、改ざん防止リブ43を除去することでヒンジキャップ4の先端部4Cが露出し、先端部4Cが押さえリブ321の外面321Bよりも突出した状態となる。このため、使用者の指Fの腹が先端部4Cに引っ掛かり易くなり、ヒンジキャップ4を口栓から容易に開くことができる。
図11は、本発明の変形例に係る口栓を示す縦断面図である。
上述した第1実施形態では、ヒンジキャップ4の厚さがT3で定義され、厚さT3がヒンジキャップ4の全面において一定である場合を説明した。
本変形例においては、図11に示すように、ヒンジキャップ4の上面が曲面であってもよい。この場合、例えば、ヒンジキャップ4の端部における厚さは、T3で定義され、ヒンジキャップ4の中央における厚さは、T4で定義される。具体的に、口栓の材料として、直鎖状低密度ポリエチレンを選択する場合には、例えば、厚さT3は、1.00mmであり、厚さT4は、1.30mmである。この場合であっても、押さえリブ321の厚さT2(1.40mm)とヒンジキャップ4の厚さT3、T4との厚さ条件は、「T2>T3」及び「T2>T4」を満たしている。このような厚さ条件を満たしていれば、上述した第1実施形態で述べたように、ヒンジキャップ4を弾性変形させて、口栓からヒンジキャップ4を容易に開くことができる。
2 融着部
3 注出口
4 ヒンジキャップ
4A、4C 先端部
4B ヒンジキャップ本体
5 フィルム本体
21 ヒケ防止凹部
22 リブ
30 注出孔
31 第一フランジ
32 第二フランジ
40 ヒンジ
41 インナーリング
42 係合爪
42A 外側面
42B 外端
43 改ざん防止リブ
50 フィルム製容器
51 表フィルム
52 裏フィルム
61 超音波ホーン
62 受け治具
100 口栓本体
301 注出孔突起(内壁突起)
311 係合突起
312 段差部
321 押さえリブ
321A 傾斜面
321B 外面
321C 角部
321D 内側面
322 延出部
411 インナーリング係合突起
411A 部位
421 突起
F 指
FL 落下面
P 力
S、R 空間
T1、T2、T3 厚さ
W 内壁
W1 壁(内壁)
X 弾性変形領域
Claims (6)
- 口栓であって、
注出口と、前記注出口に連通する注出孔と、前記注出孔の内壁に設けられた内壁突起とを有する口栓本体と、
前記口栓本体から外側に向けて突出する係合突起と、前記係合突起とは反対側に位置するヒンジとを備え、前記口栓本体の外側における前記注出口に隣接する位置に設けられた第一フランジと、
前記ヒンジを介して前記第一フランジに繋げられたヒンジキャップ本体と、前記係合突起に係合可能な係合爪と、前記注出口を通じて前記注出孔に挿入可能なインナーリングと、前記インナーリングに設けられかつ前記内壁突起と係合可能なインナーリング係合突起と、前記ヒンジキャップ本体よりも厚さが小さくかつ前記係合爪よりも外側に位置する先端部とを備えるヒンジキャップと、
前記口栓本体から外側に向けて突出するとともに前記第一フランジよりも前記注出口から離間する位置に設けられた延出部と、前記延出部の先端から突出するとともに前記係合突起に対向する位置に設けられて前記係合爪と接触可能な押さえリブとを備える第二フランジと、
を含む口栓。 - 前記押さえリブは、前記係合突起に対向する内側面と、前記内側面の端部に設けられた傾斜面とを有する請求項1に記載の口栓。
- 前記押さえリブの厚さは、前記第二フランジの厚さよりも大きく、
前記押さえリブの厚さは、前記ヒンジキャップの厚さよりも大きい請求項1又は請求項2に記載の口栓。 - 前記ヒンジキャップは、前記先端部に設けられた改ざん防止リブを備え、
前記ヒンジが折り曲げられ、前記インナーリングが前記注出孔に挿入し、かつ、前記係合爪が前記係合突起に係合している状態で、前記改ざん防止リブは、前記押さえリブと結合されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の口栓。 - 前記改ざん防止リブは、破断によって前記押さえリブから除去可能である請求項4に記載の口栓。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の口栓を有するフィルム製容器。
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