JPWO2017073707A1 - 腕時計バンドとその製造方法、及び腕時計 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数と製造工数の削減を可能とする事で量産性が向上し、低コスト化を図ることが可能になると共に、経年劣化に伴う信頼性低下が防止される腕時計バンドとその製造方法、及び腕時計を提供する。
【解決手段】内側駒と外側駒を一体成形して一体成形駒を少なくとも二つ形成し、二つの外側駒にそれぞれ止め穴を形成すると共に、内側駒に貫通穴を形成し、止め穴に棒を挿入して二つの外側駒を連結すると共に、二つの内側駒を互いに固定し、更に貫通穴に棒を挿入して、内側駒と外側駒を組み立てて単体のバンド駒ブロックを形成し、貫通穴に挿入した棒の両端を、他の単体のバンド駒ブロックの外側駒の止め穴に挿入して、単体のバンド駒ブロックを棒の長手方向と直交する方向で互いに連結して腕時計バンドを形成し、更にその腕時計バンドを備えた腕時計を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】内側駒と外側駒を一体成形して一体成形駒を少なくとも二つ形成し、二つの外側駒にそれぞれ止め穴を形成すると共に、内側駒に貫通穴を形成し、止め穴に棒を挿入して二つの外側駒を連結すると共に、二つの内側駒を互いに固定し、更に貫通穴に棒を挿入して、内側駒と外側駒を組み立てて単体のバンド駒ブロックを形成し、貫通穴に挿入した棒の両端を、他の単体のバンド駒ブロックの外側駒の止め穴に挿入して、単体のバンド駒ブロックを棒の長手方向と直交する方向で互いに連結して腕時計バンドを形成し、更にその腕時計バンドを備えた腕時計を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、腕時計バンドとその製造方法、及び腕時計に関する。
従来の腕時計バンドとして、例えば接着剤によりバンド駒体を固定した腕時計バンドが発明されている(例えば、特許文献1の第5図を参照)。
特許文献1の第5図では、一例として貴石を使用した腕時計バンドが挙げられている。そのバンド駒体104の構造は本出願の図9に示すように、連結方向の両側面に取付部100を取付けるための穴101の形成と磨き加工を施し、完成した貴石よりなる駒102に、金属の取付部100を接着剤103により固定したものである。尚、腕時計バンドを形成するには、取付部100をネジやピン等で順次連結する。
しかしながら図9のような腕時計バンドでは、接着剤103を使用しているので、接着剤103の固定箇所が経年劣化を起こして固定力の信頼性に問題が有った。具体的には、穴101に取付部100が接着剤103により固定されているので、接着剤103による固定部分の経年劣化に伴い、湿度等に対する固定力の信頼性に欠けていた。従って、取付部100が駒102から外れて、腕時計バンドが腕から落下するおそれがあった。
また、図9の腕時計バンドを例に挙げると、1つのバンド駒を形成するために、部品点数が増えると、互いの部品を固定するための部品や固定箇所も増加するため、経年劣化を招くおそれも増加し、腕時計バンド全体の信頼性低下を招いていた。
更に、部品点数の増加に伴い、部品毎の製造工程も必要となるため製造工程が増加し、腕時計バンドの量産性の低下とコストの増加を招いていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、部品点数と製造工数の削減を可能とする事で量産性が向上し、低コスト化を図ることが可能になると共に、経年劣化に伴う信頼性低下が防止される腕時計バンドとその製造方法、及び腕時計の提供を課題とする。
前記課題は、以下の本発明により解決される。即ち本発明の腕時計バンドは、内側駒と外側駒とから少なくとも構成される腕時計バンドにおいて、内側駒と外側駒が一体成形されて成る一体成形駒が、腕時計バンドの長手方向と直交する方向に少なくとも二つ備えられており、外側駒に止め穴が形成されていると共に、内側駒に貫通穴が形成され、止め穴に棒が挿入されて二つの外側駒が連結されていると共に、内側駒どうしが互いに固定され更に貫通穴に棒が挿入されていることで、内側駒と外側駒が組み立てられていることを特徴とする。
また、本発明の腕時計バンドの製造方法は、内側駒と外側駒とから少なくとも構成される腕時計バンドの製造方法において、内側駒と外側駒を一体成形して、内側駒と外側駒が一体成形されて成る一体成形駒を少なくとも二つ形成し、二つの外側駒にそれぞれ止め穴を形成すると共に、内側駒に貫通穴を形成し、止め穴に棒を挿入して二つの外側駒を連結すると共に、二つの内側駒を互いに固定し、更に貫通穴に棒を挿入して、内側駒と外側駒を組み立てて単体のバンド駒ブロックを形成し、貫通穴に挿入した棒の両端を、他の単体のバンド駒ブロックの外側駒の止め穴に挿入して、単体のバンド駒ブロックを棒の長手方向と直交する方向で互いに連結することを特徴とする。
また、本発明の腕時計は、上記の腕時計バンドを備えたことを特徴とする。
本発明に係る腕時計バンドとその製造方法及び腕時計に依れば、接着剤を使用すること無く単体のバンド駒ブロックを形成することができ、また単体のバンド駒ブロックどうしを連結する際にも接着剤を使用しないので、腕時計バンドと腕時計の経年劣化に伴う信頼性向上を図ることが可能となる。
更に、駒(内側駒と外側駒)以外の腕時計バンドの構成部品を二本の棒のみに抑えることで、部品点数の削減と製造工程を削減し、腕時計バンドと腕時計の低コスト化も図ることが出来る。また、部品点数の削減に伴い、部品どうしの固定箇所も削減可能となり、経年劣化を招くおそれも減少出来て、腕時計バンド全体の信頼性向上を図ることが出来る。
本実施の形態の第一の特徴は、内側駒と外側駒とから少なくとも構成される腕時計バンドにおいて、内側駒と外側駒が一体成形されて成る一体成形駒が、腕時計バンドの長手方向と直交する方向に少なくとも二つ備えられており、外側駒に止め穴が形成されていると共に、内側駒に貫通穴が形成され、止め穴に棒が挿入されて二つの外側駒が連結されていると共に、内側駒どうしが互いに固定され更に貫通穴に棒が挿入されていることで、内側駒と外側駒が組み立てられている腕時計バンドとしたことである。
本実施の形態の第二の特徴は、内側駒と外側駒とから少なくとも構成される腕時計バンドの製造方法において、内側駒と外側駒を一体成形して、内側駒と外側駒が一体成形されて成る一体成形駒を少なくとも二つ形成し、二つの外側駒にそれぞれ止め穴を形成すると共に、内側駒に貫通穴を形成し、止め穴に棒を挿入して二つの外側駒を連結すると共に、二つの内側駒を互いに固定し更に貫通穴に棒を挿入して、内側駒と外側駒を組み立てて単体のバンド駒ブロックを形成し、貫通穴に挿入した棒の両端を、他の単体のバンド駒ブロックの外側駒の止め穴に挿入して、単体のバンド駒ブロックを棒の長手方向と直交する方向で互いに連結する腕時計バンドの製造方法としたことである。
本実施の形態の第三の特徴は、前記の腕時計バンドを備えた腕時計としたことである。
なお本発明において、腕時計バンドの長手方向とは腕時計バンドが伸長する方向であり、単体のバンド駒ブロックが、複数(2つ以上)、互いに連結する方向でもある。
これらの構成に依れば、接着剤を使用すること無く単体のバンド駒ブロックを形成することができ、また単体のバンド駒ブロックどうしを連結する際にも接着剤を使用しないので、腕時計バンドと腕時計の経年劣化に伴う信頼性向上を図ることが可能となる。
更に、駒(内側駒と外側駒)以外の腕時計バンドの構成部品を二本の棒のみに抑えることで、部品点数の削減と製造工程を削減し、腕時計バンドと腕時計の低コスト化も図ることが出来る。また、部品点数の削減に伴い、部品どうしの固定箇所も削減可能となり、経年劣化を招くおそれも減少出来て、例えば腕時計バンドの腕からの離脱のおそれも減少され、腕時計バンド全体の信頼性向上を図ることが出来る。
本実施の形態の第四の特徴は、内側駒、及び/又は、外側駒を、超硬合金、貴金属、貴金属の合金、銅、銅の合金、ステンレス鋼、アルミニウム、樹脂、セラミックス、金属ガラスの何れかで作製することである。
なお本発明においては、超硬合金としては少なくとも、タングステンカーバイト(WC)、タンタルカーバイト(TaC)、チタニウムカーバイト(TiC)、炭化ニオブ(NbC)が挙げられる。またセラミックスとしては少なくとも、ジルコニアセラミックス、アルミナセラミックス、窒化チタン系セラミックスが挙げられる。また貴金属としては少なくとも、金、白金、銀が挙げられる。また貴金属の合金としては少なくとも、金を含む合金が挙げられ、更に金を含む合金としては、K18(18金)やK22(22金)、又はK24(24金)が挙げられる。またアルミニウムには、表面にアルマイト処理を施して酸化アルミニウム被膜を形成したものも含むものとする。
これらの構成に依れば、このような各種材料で一体成形駒を作製することにより、傷が付きにくい腕時計バンドを作製することができる。特に、セラミックスで作製することにより、容易に作製することが出来ると共に、一体成形駒に、任意に様々な色彩を付与することが可能となり、腕時計バンドの質感と装飾性をより向上させることが可能となる。また、金属ガラスで作製することにより、一体成形駒を精度の高い形状で作製、実現することが可能となる。
本実施の形態の第五の特徴は、金属ガラスが、Au、Pt、Zr、Cu、Pd、Tiの何れかを主成分とすることである。
これらの構成に依れば、光沢による腕時計バンドの質感向上と外観の装飾性を向上させることが可能となる。
本実施の形態の第六の特徴は、二つの一体成形駒の少なくとも表面の色を、互いに異ならせることである。
これらの構成に依れば、一体成形駒に、任意に様々な色彩を付与することが可能となり、腕時計バンドの質感と装飾性をより向上させることが可能となる。
本実施の形態の第七の特徴は、二つの一体成形駒の少なくとも表面処理を、互いに異ならせることである。
これらの構成に依れば、腕時計バンドの外観に新たな装飾性を付与することが可能となる。
本実施の形態の第八の特徴は、二つの一体成形駒の、一方の内側駒と他方の外側駒の少なくとも表面処理を同一とし、他方の内側駒と一方の外側駒の少なくとも表面処理を、一方の内側駒の表面処理と異ならせることである。
これらの構成に依れば、腕時計バンドの外観に新たな装飾性を付与することが可能となる。
以下、図1〜図8を参照して、本発明に係る実施形態の腕時計バンド及び腕時計を、詳細に説明する。本実施形態の腕時計バンド1における、単体のバンド駒ブロック2は、図1に示すように、少なくとも二つの一体成形駒3、4と、二つの一体成形駒3、4を左右方向で支持固定する二本の円柱状の棒5a、5bとから構成されている。
二つの一体成形駒3、4は図1〜図3に示すように、それぞれ内側駒3a、4aと外側駒3b、4bとが一体成形され、外形が略楕円形に形成されている。更に二つの外側駒3b、4bには、それぞれ1つずつ非貫通に形成された止め穴3b1、4b1が形成される。一方、二つの内側駒3a、4aには、それぞれ貫通穴3a1、4a1が形成される。
このように、内側駒3a、4aと外側駒3b、4bを、それぞれ一体成形して一体成形駒3、4を形成することにより、内側駒3a、4aと外側駒3b、4bとの間で固定部品や固定箇所が不要となる。従って、部品点数や固定箇所が削減可能となり、経年劣化を招くおそれも減少出来ると共に、内側駒3a、4aと外側駒3b、4bを固定する工程も削減され、腕時計バンド1の量産性の向上と低コスト化が可能となる。
更に図2より、一方の一体成形駒3における内側駒3aには、外側駒3bが形成される他方側の下面に、凹状の溝3a2と凸状の係止片3a3が一体成形により形成されている。また、他方の一体成形駒4における内側駒4aには、外側駒4bが形成される他方側の側面から延伸するように、凹状の溝4a2と凸状の係止片4a3が一体成形により形成されている。
係止片3a3には貫通穴3a1の一部が一体成形で形成されており、溝3a2の側面にも貫通穴3a1の一部が一体成形で形成されている。また、係止片4a3には貫通穴4a1の一部が一体成形で形成されており、溝4a2の側面にも貫通穴4a1が一部または全周に亘って一体成形で形成されている。
内側駒3a、4a及び/又は外側駒3b、4bはそれぞれ、超硬合金、貴金属、貴金属の合金、銅、銅の合金、ステンレス鋼、アルミニウム、樹脂、セラミックス、金属ガラスの何れかで作製される。超硬合金としては少なくとも、タングステンカーバイト(WC)、タンタルカーバイト(TaC)、チタニウムカーバイト(TiC)、炭化ニオブ(NbC)が挙げられる。またセラミックスとしては少なくとも、ジルコニアセラミックス、アルミナセラミックス、窒化チタン系セラミックスが挙げられる。また貴金属としては少なくとも、金、白金、銀が挙げられる。また貴金属の合金としては少なくとも、金を含む合金が挙げられ、更に金を含む合金としては、K18(18金)やK22(22金)、又はK24(24金)が挙げられる。またアルミニウムには、表面にアルマイト処理を施して酸化アルミニウム被膜を形成したものも含むものとする。
金属ガラスで作製する場合、その金属ガラスは、ガラス質金属単相を含む金属ガラス、昇温速度0.67K/sで30K以上の過冷却液体温度域を有するガラス質金属単相を含む金属ガラス、100nm以下の粒径を有する結晶を含む金属ガラス、或いはガラス質金属組織を体積率で50%以上を含む金属ガラスの、何れかの金属ガラスから選ばれる。
ガラス質金属単相、或いは100nm以下の粒径を有する結晶を含む金属ガラスは、表面平滑性を呈する組織構造を持つ。このことから粒子欠損が無いため、表面が平滑な一体成形駒3、4を作製することが可能となる。更に、製造ばらつきをより確実に解消することが出来る。従って、精度の高い形状の一体成形駒3、4が実現可能となる。
なお結晶の粒径が100nmを超えると、一体成形駒3、4の表面粗度(表面平滑性)に悪影響を与えてしまう。よって、金属ガラス組織のマトリックス中に混在する結晶の粒径は100nm以下であることが望ましい。
また、昇温速度0.67K/sで30K以上の過冷却温度領域を有するガラス質金属単相を含む金属ガラスは、固体ガラスとしての安定性が高い。従って、粘性流動による射出成形等の安価で形状再現性の高い成形加工を用いることで、各々の一体成形駒3、4を極めて容易に高精度で作製することが可能となり、製造ばらつきをより確実に解消することが出来る。
また、ガラス質金属組織を体積率で50%以上含む金属ガラスで一体成形駒3、4を製造することにより、高い寸法精度と高い耐久性が得られる。従って、各々の一体成形駒3、4を高精度に作製することが可能になると共に、一体成形駒3、4の耐久性を高めることも出来る。
なお、ガラス質金属組織の体積率が50%未満では、一体成形駒3、4表面の平滑性が十分に得られなくなるため、金属ガラス中のガラス質金属組織の体積率は50%以上が好ましい。
このような各種材料で一体成形駒3、4を作製することにより、傷が付きにくい腕時計バンド1が作製できる。
なお、一体成形駒3、4を金属ガラスで作製する際は、光沢による腕時計バンド1の質感向上と外観の装飾性向上という点から、Au、Pt、Zr、Cu、Pd、Tiの何れかを主成分とする金属ガラスがより好ましい。一例として、Pt 系の金属ガラスの組成(at%)として、例えばPt 48.75、Pd 9.75、Cu 19.5、P 22(Pt48.75Pd9.75Cu19.5P22合金)が挙げられる。
以上の各種材料で一体成形駒3、4を作製後、内側駒3a、4aと外側駒3b、4bの各表面に研削及び研磨加工を施して鏡面加工を行い、各表面に光沢を出す。鏡面加工により、各表面の表面粗さをRa=0.1μm以下且つRz=0.4μm以下に仕上げることで、装飾部材としての光沢が引き出され、腕時計としてより一層の高級感と美的満足感が得られる。
一体成形駒3、4の材料が、超硬合金、セラミックス等の超硬質材料の場合は、ダイヤモンドホイールによる研削及び研磨等で鏡面加工を施すものとする。なお、金属ガラスで作製する場合は、金属ガラス特有の表面平滑性により所望の表面粗さ(Ra=0.1μm以下且つRz=0.4μm以下)を達成することが出来るので、特に一体成形駒3、4表面に鏡面加工を施す必要は無い。
なお、二つの一体成形駒3、4の少なくとも表面における処理を、互いの一体成形駒3、4で異なるように任意に加工しても良い。任意の表面処理方法としては、前記鏡面加工以外にマット加工やサテン加工、又はヘアライン加工などが挙げられる。マット加工は、サンドブラスト法により、どちらかの一体成形駒の表面に凹凸を付ければ良い。ヘアライン加工は連続した線を表面処理により施す。サテン加工は不連続の線を表面処理により施す。
一例としては、一体成形駒3の表面に鏡面加工を施し、もう一方の一体成形駒4の表面にマット加工やサテン加工、又はヘアライン加工などを施すことで、それぞれの一体成形駒3、4に表面仕上げの違いを付与することが可能となり、腕時計バンド1の外観に新たな装飾性を付与することが可能となる。
或いは、二つの一体成形駒3、4の、一方の一体成形駒3の内側駒3aと他方の一体成形駒4の外側駒4bの少なくとも表面における処理を同一の表面処理とする。その一方で、他方の一体成形駒4の内側駒4aと一方の一体成形駒3の外側駒3bの少なくとも表面における処理を、先程の一方の内側駒3aの表面処理と異ならせるように、表面処理を施しても良い。この場合の表面処理方法としても、前記の鏡面加工、マット加工、サテン加工、ヘアライン加工等と云った任意の加工方法が選択可能である。従って、二つの一体成形駒3、4の、互いの内側駒3a、4aと外側駒3b、4bが交差するように表面仕上げの違いを付与することが可能となり、腕時計バンド1の外観に新たな装飾性を付与することが出来る。
或いは、二つの一体成形駒3、4の少なくとも表面の色を、互いに異ならせて色違いに形成しても良い。
前述の通り、一体成形駒3又は4を形成する材料の選択により、任意に様々な色彩を一体成形駒3又は4の少なくとも表面に付与することが可能となる。一体成形駒3又は4の色彩の組み合わせは、腕時計バンド1のデザイン上、任意に様々な組み合わせとすれば良く、一体成形駒3又は4を同一材料で作製して同一色に統一しても良いし、異なる材料で異なる色に設定しても良い。
一体成形駒3又は4をジルコニアセラミックスで作製することにより、一体成形駒3又は4に黒色、青色、ピンク色の色彩を付与することが可能となる。また、WC、TiC、NbC、アルミナセラミックス、ジルコニアセラミックス、窒化チタン系セラミックスで一体成形駒3又は4を作製することにより、白色を付与することが出来る。特にジルコニアセラミックスで作製することによりパールホワイト色を付与することも可能となる。或いは、窒化チタン系セラミックスで一体成形駒3又は4を作製することにより、金色を付与することが出来る。このように材料を選択することにより、一体成形駒3又は4に、任意に様々な色彩を付与することが可能となり、腕時計バンド1の質感と装飾性をより向上させることが可能となる。
一体成形駒3又は4を超硬合金で作製する場合には、少なくとも粉末冶金のプレス金型成形を適用することにより、一体成形駒3又は4の寸法が完成形状に対してニアネットな焼結加工素材が得られる。この加工素材が得られた後は、外観の装飾的な平面研磨及び面取り部等を設けるだけで良く、放電加工を一切使用せず、ダイヤモンドホイールによる研削及び研磨を各表面に適用するだけで容易に形状出しと鏡面加工が出来る。また粉末射出成形により、一体成形駒3又は4を超硬合金で作製しても良い。
又、セラミックスを用いて一体成形駒3又は4を作製する場合でも、粉末射出成形を行うことで容易に作製することが出来る。
一方、貴金属や貴金属の合金、銅や銅の合金で一体成形駒3又は4を作製する場合は、切削加工或いは射出成形により作製する。又、ステンレス鋼で作製する場合は、ステンレス鋼材に切削加工を施して、所望の形状及び寸法の一体成形駒3又は4を作製すれば良い。
又、一体成形駒3又は4を金属ガラスで作製する場合には、ダイカスト(die casting)や射出成形、または切削などの機械加工により作製する。しかし、ダイカスト(die casting)や射出成形の方が、安価で形状再現性良く一体成形駒3又は4を作製することが可能であり、容易に高精度な寸法精度で作製することが可能となり、製造ばらつきをより確実に解消することが出来て量産性向上と低コスト化も図れるため、より好ましい。
ダイカスト又は射出成形により一体成形駒3又は4を形成する場合は、少なくとも一体成形駒3又は4の外観形状と止め穴並びに貫通穴が形成された金型を、最初に用意する。更に、前記何れかの金属ガラスを溶融し、その金型に溶融した前記金属ガラスを流し込み、冷却する。このようにして、所定の形状及び寸法を有する一体成形駒3又は4を一体成形で作製する。なお、本発明では射出成形を鋳造の一種と見なし、更に射出成形が、溶融した金属ガラスを用いる製造方法を含むものと定義する。
更に、溶融した金属ガラスの温度は融点以上と設定する。なお、金属ガラスの溶融方法は特に限定されない。一方、射出成形でも溶融した金属ガラスの温度は融点以上とする。
以上のように金属ガラスによるダイカスト又は射出成形に依れば、所定の形状を有する一体成形駒3又は4を、一回の成形で作製することが出来るため、低コストで量産性に優れた一体成形駒3又は4を提供することが可能となる。
更に鋳造により、再現性良く基部材2aと中板2bを作製出来るので、高品質に基部材2aと中板2bを製造することが出来る。
なお金属ガラスの溶融時からの体積収縮を抑えるために、成形時には300℃/秒以上の冷却速度で冷却凝固させることが好ましい。
なお止め穴3b1、4b1と貫通穴3a1、4a1は、機械加工により個別に形成しても良いが、一体成形で一度に形成しても良く、一体成形の方が高精度かつ容易に作製することが出来る為、より望ましい。
次に、腕時計バンド1の組み立てに関して、図4〜図8を参照して説明する。前述により作製された一体成形駒3及び4、更に別途用意する二本の棒5a、5bの組み立て状態を図4〜図7にそれぞれ示す。
まず図4より、棒5aの各端部を、一体成形駒3又は4の各々の止め穴3b1、4b1内部に挿入して嵌め合わせることで、二つの外側駒3b、4bを棒5aで連結する。棒5aの挿入は、止め穴3b1、4b1の各底面に棒5aの各端部が接触するまで行う。止め穴3b1、4b1に棒5aを挿入するので、棒5aの端部が腕時計バンド1の外観に露出しない。従って、腕時計バンド1の外観の見栄えを向上させることが出来ると共に、挿入部分が外部に露出していないため、挿入部分が外風や水滴に晒されない為、挿入部分の経年劣化を防止することが可能となる。
その状態で、少なくともどちらか一方の一体成形駒3又は4、或いは両方の一体成形駒3及び4を回転させながら、係止片3a3を溝4a2に嵌め込むと共に、係止片4a3も溝3a2に嵌め込むことで、図6及び図7に示すように係止片3a3、4a3どうしを嵌め合わせて係止させ、互いの内側駒3a、4aを固定する。図5では一体成形駒の回転の一例として、他方の一体成形駒4を図中の矢印回転させる状態を示している。
内側駒3a、4aどうしが固定されることで、一体成形駒3及び4が、腕時計バンド1の長手方向と直交する方向に二つ備えられることとなり、尚且つ、引っ張り荷重が外部から加わった時に内側駒3a、4aどうしが棒5aの長手方向に分離する事態も防止出来る。
係止片3a3、4a3どうしが嵌め合わされると同時に、二つの内側駒3a、4aの全幅に亘って、図6に示すように貫通穴3a1及び4a1が一続きに形成される。次に、その一続きの貫通穴3a1及び4a1内部に、図6に示すように棒5bを嵌め合いで挿入することで、内側駒3a、4aと外側駒3b、4bが組み立てられて図1に示すような単体のバンド駒ブロック2が形成される。
更に、貫通穴3a1、4a1に挿入した棒5bの両端を、他の単体のバンド駒ブロックの外側駒の止め穴に挿入して行くことで、複数のバンド駒ブロック2を棒5aまたは5bの長手方向と直交する方向で互いに連結して伸長して行き、図8に示すような腕時計バンド1を製造する。図8において、腕時計バンド1の一方側がムーブメントと文字盤などの腕時計ケース6に連結され、腕時計バンド1の他方側が図示しない止め具(バックル)に連結される。本発明において、腕時計バンドの長手方向とは腕時計バンド1が伸長する方向であり、単体のバンド駒ブロック2が、複数(2つ以上)、互いに連結する方向でもある。
なお、内側駒3a、4aどうしの固定構造は、溝3a2、4a2と係止片3a3、4a3との嵌め合わせ以外でも良く、例えば突起とその突起と嵌め合わせるための穴等の組み合わせでも良い。機能的には、内側駒3a、4aどうしが固定され、棒5aまたは5bの長手方向に引っ張り荷重が加わった時に、内側駒3a、4aどうしが棒5aの長手方向に分離する事態が防止可能な構造であれば、特に限定されない。
更に腕時計バンド1を備えることで腕時計全体が形成される。
以上の腕時計バンド1及びその腕時計バンド1を備える腕時計の構成に依れば、接着剤を使用すること無く、棒5aまたは5bと、止め穴3b1、4b1または貫通穴3a1、4a1との嵌め合いによって単体のバンド駒ブロック2を組み立て形成することが可能となる。また単体のバンド駒ブロック2どうしを連結する際にも接着剤を使用しないので、腕時計バンド1と腕時計の経年劣化に伴う信頼性向上を図ることが可能となる。
更に、駒(内側駒3a、4aと外側駒3b、4b)以外の腕時計バンド1の構成部品を、二本の棒5a、5bのみに抑えているので、部品点数と製造工程の削減が可能となり、腕時計バンド1と腕時計の低コスト化も図ることが出来る。また、部品点数の削減に伴い、部品どうしの固定箇所も削減可能となり、経年劣化を招くおそれも減少出来て、例えば腕時計バンド1が腕から離脱するおそれも減少されるため、腕時計バンド1全体の信頼性向上を図ることが出来る。
本発明は、前述の実施形態に限定するものでは無く、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。即ち本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱すること無く、以上述べた実施形態に対し、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることが出来るものである。一例として、図10に示すように、内側駒3aと外側駒3b、及び内側駒4aと外側駒4bとの一体成形部分の稜線を消去した形状の一体成形駒3、4を形成しても良い。
1 腕時計バンド
2 バンド駒ブロック
3、4 一体成形駒
3a、4a 内側駒
3b、4b 外側駒
3a1、4a1 貫通穴
3a2、4a2 溝
3a3、4a3 係止片
3b1、4b1 止め穴
5a、5b 棒
6 腕時計ケース
2 バンド駒ブロック
3、4 一体成形駒
3a、4a 内側駒
3b、4b 外側駒
3a1、4a1 貫通穴
3a2、4a2 溝
3a3、4a3 係止片
3b1、4b1 止め穴
5a、5b 棒
6 腕時計ケース
Claims (13)
- 内側駒と外側駒とから少なくとも構成される腕時計バンドにおいて、
内側駒と外側駒が一体成形されて成る一体成形駒が、腕時計バンドの長手方向と直交する方向に少なくとも二つ備えられており、
外側駒に止め穴が形成されていると共に、内側駒に貫通穴が形成され、
止め穴に棒が挿入されて二つの外側駒が連結されていると共に、内側駒どうしが互いに固定され更に貫通穴に棒が挿入されていることで、内側駒と外側駒が組み立てられていることを特徴とする腕時計バンド。 - 前記内側駒、及び/又は、前記外側駒が、超硬合金、貴金属、貴金属の合金、銅、銅の合金、ステンレス鋼、アルミニウム、樹脂、セラミックス、金属ガラスの何れかで作製されていることを特徴とする請求項1記載の腕時計バンド。
- 前記金属ガラスが、Au、Pt、Zr、Cu、Pd、Tiの何れかを主成分とすることを特徴とする請求項2に記載の腕時計バンド。
- 二つの前記一体成形駒の少なくとも表面の色が、互いに異なることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の腕時計バンド。
- 二つの前記一体成形駒の少なくとも表面処理が、互いに異なることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の腕時計バンド。
- 二つの前記一体成形駒の、一方の前記内側駒と他方の前記外側駒の少なくとも表面処理が同一であり、他方の前記内側駒と一方の前記外側駒の少なくとも表面処理が、一方の前記内側駒の表面処理と異なることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の腕時計バンド。
- 内側駒と外側駒とから少なくとも構成される腕時計バンドの製造方法において、
内側駒と外側駒を一体成形して、内側駒と外側駒が一体成形されて成る一体成形駒を少なくとも二つ形成し、
二つの外側駒にそれぞれ止め穴を形成すると共に、内側駒に貫通穴を形成し、
止め穴に棒を挿入して二つの外側駒を連結すると共に、二つの内側駒を互いに固定し、更に貫通穴に棒を挿入して、内側駒と外側駒を組み立てて単体のバンド駒ブロックを形成し、
貫通穴に挿入した棒の両端を、他の単体のバンド駒ブロックの外側駒の止め穴に挿入して、単体のバンド駒ブロックを棒の長手方向と直交する方向で互いに連結することを特徴とする腕時計バンドの製造方法。 - 前記内側駒、及び/又は、前記外側駒を、超硬合金、貴金属、貴金属の合金、銅、銅の合金、ステンレス鋼、アルミニウム、樹脂、セラミックス、金属ガラスの何れかで作製することを特徴とする請求項7記載の腕時計バンドの製造方法。
- 前記金属ガラスが、Au、Pt、Zr、Cu、Pd、Tiの何れかを主成分とすることを特徴とする請求項8に記載の腕時計バンドの製造方法。
- 二つの前記一体成形駒の少なくとも表面の色を、互いに異ならせることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載の腕時計バンドの製造方法。
- 二つの前記一体成形駒の少なくとも表面処理を、互いに異ならせることを特徴とする請求項7〜10の何れかに記載の腕時計バンドの製造方法。
- 二つの前記一体成形駒の、一方の前記内側駒と他方の前記外側駒の少なくとも表面処理を同一とし、他方の前記内側駒と一方の前記外側駒の少なくとも表面処理を、一方の前記内側駒の表面処理と異ならせることを特徴とする請求項7〜10の何れかに記載の腕時計バンドの製造方法。
- 請求項1〜6の何れかに記載の腕時計バンドを備えたことを特徴とする腕時計。
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