JPWO2017073590A1 - 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

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Abstract

本開示の切削インサートは、角部並びに前記角部から延びる第1辺及び第2辺を有する第1面と、前記第1面に接続された第2面と、前記第1面と前記第2面とが交差する領域に位置する切刃と、を備える。前記切刃は、前記第1辺に位置する第1切刃と、前記第2辺に位置する第2切刃と、前記角部に位置する第3切刃とを有する。前記第1切刃及び前記第3切刃にホーニングが設けられている。前記第3切刃における前記第2切刃側のホーニング幅は、前記第1切刃から離れて前記第2切刃に近付くにつれて小さくなっている。この切削インサートを備える切削工具と、この切削工具を用いて切削加工物を製造する方法と、を提供する。

Description

本開示は、外径加工のような旋削加工又はフライス加工のような転削加工に用いられる、スローアウェイタイプの切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法に関する。
特許文献1に記載の切削インサート(スローアウェイチップ)が、フライス加工に用いられる工具として知られている。特許文献1に記載の切削インサートは、主切刃と副切刃との間に面取部が設けられるとともに、ホーニングの一種であるチャンファが面取部に沿って設けられた構成である。面取部におけるチャンファは直線形状である。副切刃はいわゆるワイパー刃として機能する。
特許文献1に記載の切削インサートにおけるチャンファは、直線形状であって主切刃から離れている。そのため、面取部の強度が良好である一方で、主切刃の強度が不十分になる場合がある。
特開2004−154892号公報
本開示の切削インサートは、角部並びに前記角部から延びる第1辺及び第2辺を有する第1面と、前記第1面に接続された第2面と、前記第1面と前記第2面とが交差する領域に位置する切刃と、を備える。前記切刃は、前記第1辺に位置する第1切刃と、前記第2辺に位置する第2切刃と、前記角部に位置する第3切刃とを有する。前記第1切刃及び前記第3切刃にホーニングが設けられている。前記第3切刃における前記第2切刃側のホーニング幅は、前記第1切刃から離れて前記第2切刃に近付くにつれて小さくなっている。
本開示の切削工具は、ポケットを有するホルダと、前記切刃の少なくとも一部が前記ホルダから突出するように前記ポケットに装着された、上述した本開示に係る切削インサートと、を備える。
本開示の切削加工物の製造方法は、上述した本開示に係る切削工具を回転させる工程と、回転している前記切削工具を被削材に接触させる工程と、前記切削工具を前記被削材から離す工程と、を備える。
図1は、本開示の第1実施形態に係る切削インサートを示す斜視図である。 図2は、図1に示す切削インサートの別の方向からの斜視図である。 図3は、図1に示す切削インサートの第1面の正面図である。 図4は、図3における領域A1の拡大図である。 図5は、図3における領域A1の拡大図である。 図6は、図4におけるB1−B1断面図である。 図7は、図4におけるB2−B2断面図である。 図8は、図4におけるB3−B3断面図である。 図9は、図4におけるB4−B4断面図である。 図10は、図4におけるB5−B5断面図である。 図11は、本開示の第2実施形態に係る切削インサートにおける図3の領域A1に相当する部分の拡大図である。 図12は、本開示の第3実施形態に係る切削インサートを示す斜視図である。 図13は、図12に示す切削インサートの第1面の正面図である。 図14は、図13における領域A2の拡大図である。 図15は、本開示の一実施形態に係る切削工具を示す斜視図である。 図16は、図15における領域A3の拡大図である。 図17は、図15に示す切削工具の別の方向からの斜視図である。 図18は、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法における一工程を示す斜視図である。 図19は、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法における一工程を示す斜視図である。 図20は、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法における一工程を示す斜視図である。
<切削インサート>
以下、本開示の実施形態に係る切削インサート(以下、インサートともいう)について、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、各実施形態を説明する上で必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、本開示の切削インサートは、参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率などを忠実に表したものではない。これらの点は、後述する切削工具及び切削加工物の製造方法においても同様である。なお、以下において、第1面を上面、第2面を側面と記載するとともに、第1面の正面視を上面視と記載して説明する。
(第1実施形態)
本実施形態のインサート1は、図1及び図2に示すように、上面3、下面5、側面7、切刃9及び貫通孔11を有しており、転削加工において用いられる。本実施形態のインサート1は、本体部1a及び切削部1bによって構成されており、全体として多角柱形状になっている。本体部1aは、略多角柱形状であり、凹形状の部分1a1を有している。そして、凹形状の部分1a1に切削部1bがロウ材などを用いて接合されている。なお、視覚的な理解を容易にするため、図1及び図2において、切削部1bに斜線によるハッチングを加えている。
図1〜図10においては、切刃9が、本体部1aには形成されておらず切削部1bに形成されている例を示している。このようにインサート1が、図1〜図10に示す構成であることによって、切刃9の強度を高めつつ、インサート1の製造コストを抑えることができる。
本体部1aの材質としては、例えば、超硬合金又はサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、WC−Co、WC−TiC−Co又はWC−TiC−TaC−Coなどが挙げられる。WC−Coは、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成される。WC−TiC−Coは、WC−Coに炭化チタン(TiC)を添加したものである。WC−TiC−TaC−Coは、WC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したものである。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)、又は窒化チタン(TiN)などのチタン化合物を主成分としたものが一例として挙げられる。
切削部1bは、高い硬度の材質によって形成されている。具体的には、切削部1bの材質としては、例えば、PCD(ポリクリスタルダイヤモンド)又はCBN(キュービックボロンナイトライド)などが挙げられる。なお、切削部1bの材質と本体部1aの材質とを異なる構成とする場合は、切削部1bを本体部1aよりも高い硬度の材質としてもよい。本体部1a及び切削部1bの硬度は、それぞれの部位のビッカース硬さを測定することによって評価できる。
ビッカース硬さは、ダイヤモンドで作られたピラミッド形状(正四角錐状)の圧子を材料表面に押し込み、荷重を除いた後に残ったへこみを測定する周知の試験法を用いて評価すればよい。但し、切削部1bの材質がPCDである場合には、本体部1aにへこみが形成される一方で、切削部1bには殆どへこみが形成されない場合がある。
インサート1の表面は、化学蒸着(CVD)法又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、例えば、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)又はアルミナ(Al23)などが挙げられる。
上面3は、角部31並びに角部31から延びる第1辺32及び第2辺33を有している。具体的に説明すると、上面3は、図3に示す上面視において、外周縁が多角形状である。上面視とは、インサート1を上面3に向かって見た状態を意味するものとする。上面視において、本実施形態の上面3の形状は、略長方形である。切削部1bは、上面3において、4つの角部の1つである角部31及び角部31から延びる2つの辺(32、33)を含むように位置している。切削部1bに含まれている1つの角部31を基準とした場合に、角部31から延びる2つの辺の1つを第1辺32、角部31から延びる2つの辺のもう1つを第2辺33とすることができる。
下面5は、多角形状であり、本実施形態においては上面3と同様に略長方形の形状となっている。本実施形態において切削部1bは上面3側に位置しており、下面5側には位置していない。
ここで、多角形状とは、厳密に多角形の形状であることを意味するものではない。例えば、本実施形態での上面3における複数の角部はそれぞれ厳密な角となっていない。本実施形態における角部とは、辺に挟まれた部分のことであり、微視的には直線部分及び曲線部分によって構成されている。また、本実施形態での上面3における複数の辺はそれぞれ厳密な直線形状に限定されるものではない。複数の辺は、上面視においてそれぞれ外側に向かってわずかに凸となる形状、又はわずかに凹となる形状であってもよい。
なお、上面3及び下面5の形状は、上記の形態に限定されない。本実施形態のインサート1においては、上面3及び下面5の形状が略長方形である。しかし、上面3及び下面5の形状は、例えば、三角形又は六角形のような形状であってもよい。
側面7は、上面3と下面5との間に位置しており、上面3及び下面5に接続されている。本実施形態においては、上面3及び下面5がそれぞれ略長方形であることから、側面7は、主に4つの面によって構成されている。これら主な4つの面がそれぞれ平面によって構成されているときには、インサート1をホルダに取り付ける際に、インサート1を安定してホルダに固定できる。
本実施形態のインサート1は、インサート1を切削工具のホルダにネジ止め固定する際にネジを挿入するための貫通孔11を有している。図1及び図2においては、側面7を貫通するように貫通孔11が形成された例を示しているが、上面3及び下面5を貫通するように貫通孔11が形成されていてもよい。
本実施形態における貫通孔11は、切削部1bには形成されておらず、本体部1aに形成されている。このような構成によれば、切削部1bの強度を高く維持することができる。
インサート1の大きさは特に限定されるものではないが、例えば、本実施形態のインサート1において、上面視した場合での上面3の長辺の長さが5〜20mm程度に設定される。また、上面3の短辺の長さが3〜10mm程度に設定される。さらに、上面3から下面5までの高さは5〜20mm程度に設定される。
切刃9は、上面3と側面7とが交差する領域(以下、交差領域ともいう)に位置している。より具体的には、切刃9は、上面3における1つの角部31並びに角部31から延びる第1辺32及び第2辺33のそれぞれと、側面7とが交差する領域に位置している。本実施形態においては、切削部1bに切刃9を有している。このことから、切刃9は、切削部1bにおける1つの角部31並びに角部31から延びる第1辺32及び第2辺33のそれぞれと、側面7とが交差する領域に位置していると言い換えることができる。したがって、図1〜図3において、切削部1bにも上面を表す符号3を付している。図1及び図2に示す構成において、上面3の少なくとも一部は、切刃9で生じた切屑が流れるすくい面として機能する。
本実施形態における切刃9は、第1切刃13、第2切刃15及び第3切刃17を有している。第1切刃13は、上面3の第1辺32に位置しており、直線形状である。なお、第1切刃13は、第1辺32の全長にわたって位置する必要はない。第1切刃13は、被削材を切削する際に主要な切刃として機能する、いわゆる主切刃として用いられる部分である。そのため、第1切刃13が切削工具の送り方向の先端側に位置するようにインサート1が切削工具のホルダに装着される。また、第1切刃13の長さは、第2切刃15の長さよりも長い。より具体的には、第1切刃13の長さは、第2切刃15及び第3切刃17のそれぞれの長さよりも長い。
第2切刃15は、上面3の第2辺33に位置しており、直線形状である。図3に示すように、上面視において、第2切刃15は第1切刃13に対して直交するように位置している。なお、第2切刃15は、第2辺33の全長にわたって位置する必要はない。第2切刃15は、被削材を切削する際に加工面の表面粗さを小さくする切刃として機能する、いわゆるワイパー刃として用いられる部分である。そのため、第2切刃15が切削工具の送り方向に対して平行となるようにインサート1が切削工具のホルダに装着される。また、既に述べたように上面3の辺が上面視において外側に向かってわずかに凸となる形状であってもよい。そのため、例えば、第2切刃15は、上面視において1つ以上の曲線状の部分を有していてもよい。曲線状としては、例えば、円弧状などが挙げられる。なお、これらの点は、第1切刃13も同様である。
第3切刃17は、上面3の角部31に位置している。本実施形態における角部31は、上記の通り微視的には直線部分及び曲線部分によって構成されている。図4に示すように、第3切刃17は、第1辺32及び第2辺33に挟まれた部分に位置している。そして、交差領域のうち、角部31に向かって延びる直線形状の第1辺32における方向の変化点321から、角部31に向かって延びる直線形状の第2辺33における方向の変化点331までが、第3切刃17である。
第1切刃13及び第3切刃17には、いわゆるホーニング加工が施されている。ホーニング加工としては、例えば、交差領域が曲面形状となるRホーニング、又は交差領域が切り欠かれた形状となるチャンファーホーニングなどが挙げられる。チャンファーホーニングとRホーニングとを、組み合わせてもよい。
本実施形態においては、図4〜図9に示すように、第1切刃13及び第3切刃17にはホーニングHが設けられている。そのため、主切刃として機能する第1切刃13の強度を高くできる。また、本実施形態においては、図10に示すように、第2切刃15は、ホーニングHが設けられていないシャープエッジである。これにより、第2切刃15がワイパー刃として好適に用いられる。第2切刃15がシャープエッジである場合には、被削材における加工面の表面粗さをより小さくできる。なお、第2切刃15にホーニングHが設けられていてもよい。
図5に示す上面視において、第3切刃17における第2切刃15側のホーニング幅W3は、第1切刃13から離れて第2切刃15に近付くにつれて小さくなっている。第3切刃17における第2切刃15側のホーニング幅W3が第1切刃13から離れて第2切刃15に近付くにつれて小さくなっているとは、ホーニング幅W3が第1切刃13から離れて第2切刃15に近付くにつれて大きくなっていないことを意味している。そのため、第3切刃17における第2切刃15側のホーニング幅W3が部分的に一定であってもよい。言い換えれば、第3切刃17における第2切刃15側の領域は、ホーニング幅が一定の領域を含んでいてもよい。
なお、第3切刃17における第2切刃15側とは、第3切刃17が第2切刃15に接続されるときは、第3切刃17における第2切刃15に接続される部分の近傍の領域を意味している。この領域は、第3切刃17における第2切刃15に接続される部分を含んでいてもよい。また、第3切刃17が第2切刃15に接続されないときは、第3切刃17の両端部のうち第2切刃15に近い側の端部の近傍の領域を意味している。この領域は、第3切刃17における第2切刃15に近い側の端部を含んでいてもよい。そのため、第3切刃17の全体に対する第3切刃17における第2切刃15側の領域の比率は、特に限定されるものではない。したがって、例えば、第3切刃17における第2切刃15側の領域が、第3切刃17の全体であってもよい。この場合には、第3切刃17の全体のホーニング幅が、第1切刃13から離れて第2切刃15に近付くにつれて小さくなる。
このように本実施形態においては、第1切刃13及び第3切刃17にホーニングHが設けられるとともに第3切刃17における第2切刃15側のホーニング幅W3が上記の通り変化している。これにより、切刃9における第1切刃13から第3切刃17にかけての領域でのホーニング幅を広く確保できる。また、第3切刃17におけるホーニング幅W3が上記の通り変化していることによって、第3切刃17における切刃強度を維持しつつ、第2切刃15を容易にシャープエッジにできる。また、第2切刃15にホーニングHが設けられている場合であっても、第3切刃17から第2切刃15におけるホーニング幅を小さくできる。そのため、第2切刃15をワイパー刃として良好に機能させることができる。そして、上述した各効果が相まって、切刃9の強度が良好なインサート1になる。
なお、本実施形態においては、図4及び図5に示すように、第3切刃17における第2切刃15側のホーニング幅W3は、第1切刃13から離れて第2切刃15に近づくにつれて一定の割合で小さくなっている。言い換えれば、上面視において、第3切刃17における第2切刃15側のホーニングHの内縁が直線形状となっている。このような構成により、第3切刃17の強度を維持しつつ、よりシャープさが要求される第2切刃15側との接続が滑らかになる。その結果、切刃強度と加工面精度の両方を向上させることができる。
図5に示すように、第3切刃17における第2切刃15側のホーニング幅W3は、第2辺33における方向の変化点331との間に間隔をおいた位置においてゼロになってもよい。そして、ゼロになった点Pから第2辺33における方向の変化点331までの領域171が、シャープエッジであってもよい。つまり、第3切刃17は、第3切刃17における第2切刃15側のホーニング幅W3がゼロになる点Pと第2辺33との間にシャープエッジの領域171を有していてもよい。このような構成によれば、変化点331の近傍においてシャープエッジとなる領域を確保することができるため、より良好な加工面精度を得ることができる。
上面視において、第3切刃17における第2切刃15側の部分は、直線形状であってもよい。このような構成によれば、切削加工時に使用される切刃9の長さを短くすることができ、切削抵抗が大きくなる可能性を低減できる。
上面視において、第1切刃13におけるホーニング幅W1が一定であってもよい。上記の通り、第1切刃13は主切刃として用いられる。そのため、第1切刃13には比較的大きな切削負荷が加わり易い。第1切刃13におけるホーニング幅W1が一定である場合には、第1切刃13の強度が高められるので、インサート1の耐久性を高めることができる。
図4及び図5に示すように、第3切刃17が、第1切刃13側に位置している第4切刃18と、第2切刃15側に位置している第5切刃19を有していてもよい。第4切刃18は、第1切刃13と第5切刃19との間に位置しており直線形状である。第5切刃19は、第4切刃18と第2切刃17との間に位置しており直線形状である。第4切刃18及び第5切刃19にはホーニングHが設けられている。そして、上面視において、第4切刃18におけるホーニング幅W4は一定であってもよい。
第3切刃17において、第1切刃13に近い第4切刃18には、第5切刃19よりも大きな切削負荷が加わり易い。第4切刃18におけるホーニング幅W4が一定である場合には、第4切刃18の全長にわたって強度が高められるので、インサート1の耐久性を高めることができる。
なお、上面視において第1切刃13及び第4切刃18におけるホーニング幅が同じであってもよいが、上面視において第4切刃18におけるホーニング幅W4が、第1切刃13におけるホーニング幅W1よりも小さくてもよい。第1切刃13には第4切刃18よりも大きな切削負荷が加わり易い。第4切刃18におけるホーニング幅W4が、第1切刃13におけるホーニング幅W1よりも小さい場合には、第4切刃18におけるホーニング幅W4が必要以上に大きくなる可能性が小さくなる。そのため、第4切刃18の切削性が過度に低下する可能性を低減しつつ、インサート1の耐久性を高めることができる。
本実施形態のインサート1では、図5に示す上面視において、第1切刃13と第4切刃18のなす角θ1が鈍角である。このような構成によれば、第1切刃13と第4切刃18の境界部分に対して過度に大きな切削負荷が集中する可能性を小さくすることができる。そのため、インサート1の耐久性を高めることができる。
上記の理由と同様の理由によって、第4切刃18と第5切刃19のなす角θ2、及び第5切刃19と第2切刃15のなす角θ3もまた鈍角である。第5切刃19と第2切刃15のなす角θ3が鈍角である場合には、これらの切刃9の境界部分に切削負荷が集中しにくくなる。そのため、インサート1の耐久性が高められる。
θ1は、例えば、135〜180°である。θ2は、例えば、100〜180°である。θ3は、例えば、135〜180°である。
上面視において、第2切刃15に沿う方向における第5切刃19の長さL1は、第2切刃15に沿う方向における第4切刃18の長さL2よりも長くてもよい。このような構成によれば、切削加工時に生成する切屑の厚みを薄くすることができ、第5切刃19及び変化点331近傍にかかる切削負荷を低減することができる。その結果、切刃9が欠損する可能性を低減することができる。
第1切刃13及び第3切刃17に施すホーニング加工の種類は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。第1切刃13及び第3切刃17に異なる種類のホーニング加工を施すときは、例えば、第1切刃13にチャンファーホーニングを施し、第3切刃17にRホーニングを施してもよい。また、第1切刃13にチャンファーホーニング及びRホーニングを組み合わせた加工を施し、第3切刃17にRホーニングを施してもよい。
切刃9のホーニング幅は、上面視によって評価することができる。なお、切刃9のホーニング幅を上面視によって評価することが困難なときは、図6〜図9に示すように切刃9を含む断面においてインサート1を断面視することによって評価してもよい。図6〜図9は、それぞれ切刃9に直交する断面である。なお、切刃9のホーニング幅は、インサート1を断面視する以外にも、例えば、レーザーを用いて上面3を走査して上面3の高さを測定することによって評価してもよい。なお、切刃9に施すホーニング加工としては、図6〜図9に示すように、上面3側だけでなく側面7側にもホーニング加工を施すものであってもよい。この場合には、上面3側におけるホーニング幅は側面7側におけるホーニング幅よりも大きくてもよい。
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態に係るインサート20について、図11を用いて詳細に説明する。なお、以下においては、第1実施形態のインサート1と相違する部分を中心として説明する。そのため、第1実施形態と同様の構成を有する部分については第1実施形態における説明を援用し、説明を省略する。
第2実施形態におけるインサート20は、第1実施形態のインサート1と同様に、上面3、下面5、側面7、切刃9及び貫通孔11を有している。第1実施形態における切刃9を構成する第3切刃17は、第4切刃18及び第5切刃19の2つの直線形状の部分を有しているが、本実施形態における第3切刃17は、1つの直線形状の部分のみを有している。言い換えれば、本実施形態の第3切刃17は、図11に示すように、全体が直線形状である。そして、第1切刃13及び第3切刃17にホーニングHが設けられ、上面視において、第3切刃17における第2切刃15側のホーニング幅W3が、第1切刃13から離れて第2切刃15に近付くにつれて小さくなっている。そのため、第1実施形態のインサート1と同様に、第1切刃13の強度を維持しつつ、第2切刃15をワイパー刃として良好に機能させることができる。
(第3実施形態)
次に、本開示の第3実施形態に係るインサート21について、図12〜図14を用いて詳細に説明する。なお、以下においては、第1実施形態のインサート1と相違する部分を中心として説明する。そのため、第1実施形態と同様の構成を有する部分については第1実施形態における説明を援用し、説明を省略する。
図12に示すように、第3実施形態におけるインサート21は、第1実施形態のインサート1と同様に、上面3、下面5、側面7、切刃9及び貫通孔11を有している。第1実施形態のインサート1が転削加工において用いられるのに対して、第3実施形態のインサート21は旋削加工に用いられる。なお、第1実施形態のインサート1は、転削加工のみに限定されず、旋削加工に用いることもできる。
第1実施形態のインサート1は本体部1a及び切削部1bによって構成されているが、第3実施形態のインサート21は略多角柱形状の切削部1bのみによって構成されている。また、第1実施形態のインサート1における上面3は長方形の形状であったが、本実施形態のインサート21の上面3は、菱形である(図13参照)。
図14に示すように、第3実施形態のインサート21では、切刃9が、第1切刃13と第2切刃15と第3切刃17とを有している。第1切刃13は第1辺32に位置し、第2切刃15は第2辺33に位置している。第3切刃17は、角部31に位置しており、直線形状である。そして、第1切刃13及び第3切刃17にホーニングHが設けられ、上面視において、第3切刃17における第2切刃15側のホーニング幅W3が、第1切刃13から離れて第2切刃15に近付くにつれて小さくなっている。そのため、第1実施形態のインサート1と同様に、第1切刃13の強度を維持しつつ、第2切刃15をワイパー刃として良好に機能させることができる。
<切削工具>
次に、本開示の一実施形態に係る切削工具101について図15〜図17を用いて説明する。図15〜図17は、第1実施形態のインサート1がホルダ103のポケット105にネジ107によって取り付けられた状態を示している。なお、図15及び図17における二点鎖線は、切削工具101の回転軸O1を示している。
本実施形態の切削工具101は、転削加工に用いられる。切削工具101は、図15及び図17に示すように、ホルダ103と複数の上記インサート1とを備えている。ホルダ103は、回転軸O1を有し、先端側の外周面に複数のポケット105を有する。上記インサート1は、ポケット105に装着される。
ホルダ103は、回転軸O1を中心とする略円柱形状である。そして、ホルダ103の先端側の外周面には、ポケット105が複数設けられている。ポケット105は、インサート1が装着される部分であり、ホルダ103の外周面及び先端面に開口している。複数のポケット105は、本実施形態においては、等間隔で設けられているが、不等間隔で設けられていてもよい。なお、ホルダ103には、複数のポケット105が形成されていることから、厳密な円柱形状ではない。
そして、ホルダ103の複数のポケット105に、インサート1が装着される。図16に示すように、複数のインサート1は、切刃9の少なくとも一部がホルダ103から外方に突出するように装着される。具体的には、本実施形態における複数のインサート1は、第1切刃13、第2切刃15及び第3切刃17がホルダ103から被削材に向かって突出するようにホルダ103に装着されている。
本実施形態においては、図15及び図17に示すように、インサート1は、上面3が回転軸O1の回転方向の前方を向き、下面5が回転軸O1の回転方向の後方を向くようにポケット105に装着される。このように、インサート1の上面3及び下面5は、切削工具101の使用環境において必ずしも上下方向に位置しているとは限られない。
そして、図16に示すように、インサート1がホルダ103に装着された状態において、上述したように、第1切刃13は切削工具101の送り方向の先端側に位置し、第2切刃15は切削工具101の送り方向に対して平行となるように位置することになる。
本実施形態においては、インサート1は、ネジ107によって、ポケット105に装着されている。すなわち、インサート1の貫通孔11にネジ107を挿入し、ネジ107の先端をポケット105に形成されたネジ孔(不図示)に挿入して、ネジ107をネジ孔に固定させる。このようにネジ107を固定することによって、インサート1がホルダ103に装着されている。なお、ホルダ103の材質としては、例えば、鋼、又は鋳鉄などを用いることができる。これらの材質の中で靱性の高い鋼を用いてもよい。
<切削加工物の製造方法>
次に、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法について図18〜図20を用いて説明する。図18〜図20は、上記の切削工具101を用いて切削加工を行った場合の切削加工物の製造方法を示している。なお、図18〜図20における二点鎖線は、切削工具101の回転軸O1を示している。
切削加工物は、被削材201を切削加工することによって作製される。本実施形態における切削加工物の製造方法は、
(1)上記実施形態に代表される切削工具101を回転させる工程と、
(2)回転している切削工具101を被削材201に接触させる工程と、
(3)切削工具101を被削材201から離す工程と、
を備えている。
より具体的には、まず、図18に示すように、切削工具101を回転軸O1の周りで回転させながら被削材201に相対的に近付ける。次に、図19に示すように、切削工具101における切刃9として第1切刃13、第2切刃15及び第3切刃17を被削材201に接触させて、被削材201を切削する。そして、図20に示すように、切削工具101を被削材201から相対的に遠ざける。
本実施形態に係る切削加工物の製造方法によれば、切刃9の強度が良好なインサート1を備える切削工具101を使用することから、長期にわたって安定した状態で切削加工を行うことができる。また、ワイパー刃として良好に機能する切刃9を有するインサート1を備える切削工具101を使用することから、加工面精度の高い切削加工を行うことができる。
本実施形態においては、被削材201を固定するとともに切削工具101を被削材201に近付けている。また、図18〜図20においては、被削材201を固定するとともに切削工具101を回転軸O1の周りで回転させている。また、図20においては、被削材201を固定するとともに切削工具101を被削材201から遠ざけている。なお、本実施形態の製造方法における切削加工では、それぞれの工程において、被削材201を固定するとともに切削工具101を動かしているが、当然ながらこのような形態に限定されるものではない。
例えば、(1)の工程において、被削材201を切削工具101に近付けてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材201を切削工具101から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、切削工具101を回転させた状態を維持して、被削材201の異なる箇所にインサート1の切刃9を接触させる工程を繰り返せばよい。
被削材201の材質としては、例えば、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄又は非鉄金属などが挙げられる。
以上、本開示に係る実施形態について例示したが、本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることはいうまでもない。
1・・・切削インサート(インサート)
1a・・・本体部
1a1・・・凹形状の部分
1b・・・切削部
3・・・上面(第1面)
31・・・角部
32・・・第1辺
321・・・方向の変化点
33・・・第2辺
331・・・方向の変化点
5・・・下面
7・・・側面(第2面)
9・・・切刃
11・・・貫通孔
13・・・第1切刃
15・・・第2切刃
17・・・第3切刃
171・・・シャープエッジの領域
18・・・第4切刃
19・・・第5切刃
20・・・切削インサート
21・・・切削インサート
101・・・切削工具
103・・・ホルダ
105・・・ポケット
107・・・ネジ
201・・・被削材
H・・・ホーニング

Claims (11)

  1. 角部並びに前記角部から延びる第1辺及び第2辺を有する第1面と、
    前記第1面に接続された第2面と、
    前記第1面と前記第2面とが交差する領域に位置する切刃と、を備え、
    前記切刃は、前記第1辺に位置する第1切刃と、前記第2辺に位置する第2切刃と、前記角部に位置する第3切刃とを有し、
    前記第1切刃及び前記第3切刃にホーニングが設けられ、
    前記第3切刃における前記第2切刃側のホーニング幅は、前記第1切刃から離れて前記第2切刃に近付くにつれて小さくなっている、切削インサート。
  2. 前記第1切刃におけるホーニング幅が一定である、請求項1に記載の切削インサート。
  3. 前記第2切刃は、シャープエッジである、請求項1又は2に記載の切削インサート。
  4. 前記第3切刃は、前記第1切刃側に位置するとともに直線形状である第4切刃と前記第2切刃側に位置する第5切刃とを有し、
    前記第4切刃におけるホーニング幅が一定である、請求項1〜3のいずれかに記載の切削インサート。
  5. 前記第4切刃におけるホーニング幅が、前記第1切刃におけるホーニング幅よりも小さい、請求項4に記載の切削インサート。
  6. 前記第1面の正面視において、前記第1切刃と前記第4切刃のなす角θ1、前記第4切刃と前記第5切刃のなす角θ2、及び前記第5切刃と前記第2切刃のなす角θ3が、いずれも鈍角である、請求項4又は5に記載の切削インサート。
  7. 前記第1面の正面視において、前記第2切刃に沿う方向における前記第5切刃の長さL1は、前記第2切刃に沿う方向における前記第4切刃の長さL2よりも長い、請求項4〜6のいずれかに記載の切削インサート。
  8. 前記第1面の正面視において、前記第3切刃における前記第2切刃側の部分が、直線形状である、請求項1〜7のいずれかに記載の切削インサート。
  9. 前記第1切刃の長さが、前記第2切刃の長さよりも長い、請求項1〜8のいずれかに記載の切削インサート。
  10. ポケットを有するホルダと、
    前記切刃の少なくとも一部が前記ホルダから突出するように前記ポケットに装着された、請求項1〜9のいずれかに記載の切削インサートと、を備える、切削工具。
  11. 請求項10に記載の切削工具を回転させる工程と、
    回転している前記切削工具を被削材に接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離す工程と、を備える、切削加工物の製造方法。
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