JPWO2017065187A1 - 情報表示端末装置及び商品情報提供システム並びに商品販売促進方法 - Google Patents

情報表示端末装置及び商品情報提供システム並びに商品販売促進方法 Download PDF

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Abstract

利用者が商品に関連する情報を簡単に参照することができる情報表示端末装置及び商品情報提供システム並びに商品販売促進方法を提供すること。店舗の中で使用されるタブレット(10)は、ディスプレイと、店舗におけるタブレット(10)の位置関連情報を取得する位置関連情報取得部(43)と、ディスプレイに、予め選択された商品に関連する第1の商品関連情報を表示し、且つ、位置関連情報取得部(43)が取得した位置関連情報に対応する店舗内の所定の位置を検出して、所定の位置に対応する商品に関連する第2の商品関連情報を表示させる中央制御部(11)と、を具備する。

Description

本発明は、情報表示端末装置及び商品情報提供システム並びに商品販売促進方法に関する。
従来、スーパーマーケットなどの店舗において、ショッピングカートに備えた端末に、クーポン情報を表示させることが知られている。例えば、特許文献1には、顧客情報に基づいて、ショッピングカートに備えた携帯型情報端末にクーポン情報を表示することが記載されている。
特開2007−213276号公報
しかし、クーポン情報などを参照するときに端末の操作が求められるので、利用者は端末の操作に習熟する必要があり、適切なクーポン情報を容易に参照することが困難であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、利用者が商品に関連する情報を簡単に参照することができる情報表示端末装置及び商品情報提供システム並びに商品販売促進方法を提供することを目的とする。
本発明の情報表示端末装置は、店舗の中で使用される情報表示端末装置であって、表示部と、前記店舗における前記情報表示端末装置の位置関連情報を取得する位置関連情報取得部と、前記表示部に、予め選択された商品に関連する第1の商品関連情報を表示し、且つ、前記位置関連情報取得部が取得した前記位置関連情報に対応する前記店舗内の所定の位置を検出して、前記所定の位置に対応する商品に関連する第2の商品関連情報を表示させる制御部と、を具備することを特徴とする。
この構成により、利用者が商品に関連する情報を簡単に参照することができる。
本発明の情報表示端末装置において、前記第1の商品関連情報及び前記第2の商品関連情報の一方又は両方がクーポン又は広告を含むことが好ましい。
本発明の情報表示端末装置において、前記制御部が、前記所定の位置を複数検出し、複数の前記第2の商品関連情報を同一画面に表示させることが好ましい。
本発明の情報表示端末装置において、前記制御部が、複数の前記商品関連情報を、前記表示部に、所定の時間で切り替えて表示させることが好ましい。
本発明の情報表示端末装置において、前記制御部が、前記第1の商品関連情報又は前記第2の商品関連情報に対応する商品の、前記店舗における展示場所を前記表示部に表示させることが好ましい。
本発明の情報表示端末装置において、前記制御部が、前記第1の商品関連情報又は前記第2の商品関連情報に対応する商品を用いる料理のレシピを、前記表示部に表示させることが好ましい。
本発明の商品情報提供システムは、店舗の中で使用される情報表示端末装置と、前記情報表示端末装置に、予め選択された商品に関連する第1の商品関連情報、及び、前記店舗の所定の位置に対応する商品に関連する第2の商品関連情報を送信するサーバと、を具備し、前記情報表示端末装置は、表示部と、前記店舗における前記情報表示端末装置の端末位置に関する位置関連情報を取得する位置関連情報取得部と、前記表示部に、予め選択された商品に関連する第1の商品関連情報を表示し、且つ、前記位置関連情報取得部が取得した前記位置関連情報に対応する前記店舗内の所定の位置を検出して、前記所定の位置に対応する商品に関連する第2の商品関連情報を表示させる制御部と、を具備することを特徴とする。
この構成により、利用者が商品に関連する情報を簡単に参照することができる。
本発明の商品情報提供システムにおいて、前記サーバが、商品の購買を勧める対象となる顧客を抽出するレコメンド処理部をさらに備え、前記制御部が、前記第1の商品関連情報及び前記第2の商品関連情報のうちの少なくとも一部を、前記レコメンド処理部が抽出した顧客のみに表示することが好ましい。
本発明の商品情報提供システムにおいて、前記第1の商品関連情報がクーポンを含み、前記サーバは、前記情報表示端末装置を使用する利用者に付与された利用者識別情報及び前記利用者が使用した前記クーポンの識別情報を記録することが好ましい。
本発明の商品情報提供システムにおいて、前記第2の商品関連情報がクーポンを含み、前記サーバは、前記情報表示端末装置を使用する利用者に付与された利用者識別情報及び前記利用者が使用した前記クーポンの識別情報を記録することが好ましい。
本発明の商品情報提供システムにおいて、前記情報表示端末装置において、前記制御部が前記クーポンを表示すると、前記サーバにおいて、前記利用者が使用した前記クーポンの識別情報が記録されることが好ましい。
本発明の商品販売促進方法は、店舗の中で使用される情報表示端末装置を使用した商品販売促進方法であって、サーバが、前記情報表示端末装置に商品関連情報を送信するステップと、前記情報表示端末装置が、前記商品関連情報を表示するステップと、サーバが、前記情報表示端末装置に表示された前記商品関連情報に係る商品のうち、実際に顧客が購入に至った商品に関する販売情報を、当該商品の販売元が管理する販売元管理装置に送信するステップと、を具備することを特徴とする。
この構成により、販売元は、情報表示端末装置での商品関連情報の表示によって実際にどのような商品の販売が促進されたか、その効果を容易に把握することができる。
本発明によれば、利用者が商品に関連する情報を簡単に参照することができる。
本実施の形態に係る商品情報提供システムを示す模式図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムに用いられるタブレットのハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムに用いられるタブレットをショッピングカートに取り付けた状態を示す模式図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムに用いられるタブレットの機能を示すブロック図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおけるサーバのハードウェアを示すブロック図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける管理サーバの機能を示すブロック図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける処理全体の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける位置非依存クーポンの表示処理の各工程を示すフローチャート図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおいてクーポンの詳細情報の表示処理の各工程を示すフローチャート図である。 本実施の形態に係る位置依存クーポンの表示処理の各工程を示すフローチャート図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける位置依存クーポンリストの表示処理の各工程を示すフローチャート図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおけるポイント反映時の処理を示すシーケンス図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける画面例を示す模式図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける画面例を示す模式図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける画面例を示す模式図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける画面例を示す模式図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける画面例を示す模式図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける画面例を示す模式図である。 本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける画面例を示す模式図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(商品情報提供システム)
本実施の形態では、商品関連情報としてクーポンを利用者に提示する場合について説明する。本実施の形態では、クーポンとは、所定の商品を利用者が購入した場合に当該利用者に対して特定のポイントを付与したり、会計時に商品の値引きを行うものである。利用者に付与されたポイントは蓄積され、利用者が商品を購入したり、賞品と交換したり、などの特典として使用することができる。
図1は、本実施の形態に係る商品情報提供システムを示す模式図である。商品情報提供システム1においては、本発明のサーバの一例としての管理サーバ2と、ショッピングカート3に取付けられたタブレット10と、店舗側管理装置の一例である店舗基幹サーバ4と、メーカーサーバ5とが、インターネット6を介して相互に接続されている。
管理サーバ2は、インターネット6を介してタブレット10に商品関連情報を提供(送信)する。メーカーサーバ5は、本発明の販売元管理装置の一例であり、インターネット6を介して管理サーバ2に商品関連情報を提供(送信)するものである。メーカーサーバ5によりタブレット10からメーカーホームページサイトにアクセスできる構成としても良い。すなわち、商品関連情報は、メーカーサーバ5から直接タブレット10に提供(送信)されてもよい。メーカーサーバ5は、少なくとも1つ存在していればよい。
インターネット6は、インターネット基幹網、LAN、移動体通信網、Wi−Fi(登録商標)などを含んでいる。
タブレット10が搭載されたショッピングカート3は複数存在しても良い。店舗基幹サーバ4には、少なくとも一つのPOS端末7が接続されている。ショッピングカート3及びPOS端末7は同一の店舗8内で使用されている。店舗8は、複数存在しても良い。なお、店舗8は、小売店と呼ばれてもよい。
店舗8内には、位置信号を送信する送信装置であるビーコン9が複数設置されている。
(タブレット)
図2は、本実施の形態に係る商品情報提供システムに用いられるタブレットのハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、タブレット10は、中央制御部11、メモリ12、ストレージデバイス13、電源供給部14、表示制御部15、タッチパネルディスプレイ16、入力検出部17、音生成部18、スピーカ19、ネットワーク制御部20、近距離通信制御部21及びカメラ22を備えている。
本発明の制御部の一例である中央制御部11は、タブレット10の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等を備え、メモリ12を用いてオペレーティングシステム(OS)や各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
メモリ12は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、中央制御部11等によって処理されるデータ等を一時的に記憶するバッファメモリや、中央制御部11等のワーキングメモリとして機能する。
ストレージデバイス13は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成され、中央制御部11の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶している。
電源供給部14は、タブレット10に必要な電力を供給するために、バッテリ又は外部電源ソースと連結される。
表示制御部15は、中央制御部11による各種プログラムの実行に基づいて画面を生成し、生成された画面に従った画像信号をタッチパネルディスプレイ16に出力する。
タッチパネルディスプレイ16は、画像を表示する表示手段としてのディスプレイ16aと、ディスプレイ16aの表示画面の全面又は一部に配された、指やペン等の指示体で触れることにより直接入力を行うための入力手段としての位置入力デバイス16bと、を一体化して構成されている。
ディスプレイ16aは、例えば、液晶表示パネルで構成され、表示制御部15から入力された画像信号に基づいて画面を表示する。
位置入力デバイス16bは、指示体(例えば、人の指)によるディスプレイ16aの表示画面上における接触を検知し、検出信号を入力検出部17に出力する。入力検出部17は、検出信号に基づいて位置(座標)情報を中央制御部11に出力する。
音生成部18は、中央制御部11による各種プログラムの実行に基づいて音信号を生成し、スピーカ19に出力する。スピーカ19は、音信号に従って音を再生する。
ネットワーク制御部20は、中央制御部11による各種プログラムの実行に基づいて、LAN、携帯電話通信網、Wi−Fi網等のようなネットワーク通信網(図示せず)を経由し、インターネット6を経由して外部サーバと通信を行う。
近距離通信制御部21は、中央制御部11による各種プログラムの実行に基づいて近距離通信を使用して外部装置と通信を行う。近距離通信手段の例としては、例えば、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、超音波通信などを挙げることができる。後述のようにWi−Fiを屋内位置測位に用いる場合には、ネットワーク制御部20が近距離通信制御部21を兼ねていても良い。
カメラ22は、静止画や動画像を撮影するためのレンズ及び光学素子を含む。
以上説明したタブレット10において、目的に応じてアプリケーションプログラムやデータを適宜用意することで、以降で説明するような各種機能を実現することができる。
本実施の形態においては、タブレット10は一例に過ぎず、スマートフォン、スマートグラス、スマートウオッチ等の可搬型の情報表示端末装置を用いることができる。また、情報表示端末装置は、店舗やその他の関連事業者が用意した端末及び顧客が持ち込んだ端末のいずれでもよい。
図3は、本実施の形態に係る商品情報提供システムに用いられるタブレットをショッピングカートに取り付けた状態を示す模式図である。
図3に示すように、タブレット10は、ショッピングカート3の荷台3aの後方に設けられたハンドル部3bの中央に取り付けられているが、取り付け位置は特に限定されるものではない。
本実施の形態に係る商品情報提供システム1において、情報表示端末装置は、ショッピングカート3に取り付けていることが必須ではなく、利用者が手に持って使用しても良い。スマートウオッチであれば腕に装着して使用される。また、スマートグラスであれば頭に装着して使用される。ショッピングカート3若しくは買い物カゴに、情報表示端末装置を取外し可能に設置する取付け部を設け、顧客が持ち込んだ端末を当該取付け部に設置できるようにしても良い。
図4は、本実施の形態に係る商品情報提供システムに用いられるタブレットの機能を示すブロック図である。タブレット10は、カード読み取り部41と、ログイン・アウト管理部42と、位置関連情報取得部43と、位置検出部44と、コンテンツ処理部45と、動画再生部46と、表示通知部47と、外部データ取得部48と、を備えている。
カード読み取り部41は、カメラ22を制御して撮影を行い、撮影された画像データを受信し、画像データからバーコードを抽出し、バーコードから利用者識別情報である会員IDを認識するように構成されている。
会員IDの認識方法は、バーコードを利用した場合に限定されず、例えば、ICカードや磁気カードを用いても良い。会員カードではなく、スマートフォンのアプリを利用しても良い。この場合にも、画面にバーコードを表示させる場合に限らず、Bluetoothのような近距離通信を利用し、会員IDをスマートフォンからタブレット10に送信しても良い。
ログイン・アウト管理部42は、カード読み取り部41から受け取った会員IDを用いて、後述する管理サーバ2の会員管理部211とやり取りし、ログイン処理を実行するように構成されている。また、ログイン・アウト管理部42は、会員管理部211とやり取りして、ログアウト処理を実行するように構成されている。
位置関連情報取得部43は、近距離通信制御部21がビーコン9から受信した位置信号から位置関連情報を取得するように構成されている。
位置検出部44は、位置関連情報取得部43が取得した位置関連情報に基づいて、タブレット10の店舗8内での位置(以下、端末位置という)を特定し、端末位置が店舗8内の所定の位置であることを検出するように構成されている。
コンテンツ処理部45は、ストレージデバイス13に格納されたコンテンツ管理テーブル51を参照し、表示制御部15を制御して、コンテンツをタッチパネルディスプレイ16のディスプレイ16aに表示させるように構成されている。
本実施の形態では、コンテンツには、後述の位置非依存クーポン、位置依存クーポン、外部クーポン、チラシ、小売店やメーカーから提供される広告、小売店やメーカーが勧めるレコメンド情報、フロアマップ等が含まれている。
コンテンツ処理部45は、コンテンツを表示制御部15に表示させるために、ストレージデバイス13に格納されたコンテンツデータ52を読み出したり、ネットワーク制御部20にインターネット6を経由してメーカーサーバ5から取得させたり、するように構成されている。
また、コンテンツ処理部45は、位置検出部44が、端末位置が店舗8内の所定の位置であることを検出したことを契機とし、所定の位置に対応する位置依存クーポンを表示するように構成されている。
また、コンテンツ処理部45は、入力検出部17から入力された位置(座標)情報に基づいて、ディスプレイ16aに表示された操作用オブジェクトに対する利用者の操作を判定し、判定結果に応じた処理(例えば、画面の切り替え)を実行する。なお、操作用オブジェクトは、例えば、コンテンツに含まれる操作可能なテキストや画像のようなリンク、ボタン、アイコン、メニューであるが特に限定されない。
動画再生部46は、コンテンツ処理部45の指示に従って動画データを再生し、表示制御部15を制御してディスプレイ16aに表示させ、また、音生成部18を制御してスピーカ19から音声を出力させるように構成されている。
表示通知部47は、コンテンツ処理部45でコンテンツが表示された旨の通知(以下、表示通知という)を、ネットワーク制御部20を制御し、インターネット6を介して、管理サーバ2の使用ログ収集部213に通知するように構成されている。
外部データ取得部48は、ネットワーク制御部20を制御して、インターネット6を介して、管理サーバ2のキャンペーン情報管理部212からコンテンツデータ52を取得し、ストレージデバイス13に格納するように構成されている。
(サーバ)
図5は、本実施の形態に係る商品情報提供システムにおけるサーバのハードウェアを示すブロック図である。
図5に示すように、サーバ100は、中央制御部101、ネットワーク制御部102、ストレージデバイス103、メモリ104及び電源供給部105を備えている。
中央制御部101は、サーバ100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部101は、CPU等を備え、メモリ104を用いてOSや各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
ネットワーク制御部102は、インターネット6を含むネットワークを介してデータ通信等を遂行する。
ストレージデバイス103は、例えば、ハードディスクドライブ、不揮発性メモリ等により構成され、中央制御部101の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶している。
メモリ104は、例えば、DRAM等により構成され、中央制御部101等によって処理されるデータ等を一時的に記憶するバッファメモリや、中央制御部101等のワーキングメモリとして機能する。
電源供給部105は、サーバ100に必要な電力を供給するために外部電源ソースと連結される。
以上説明したサーバ100において、目的に応じてプログラムやデータを適宜用意することで、管理サーバ2、店舗基幹サーバ4及びメーカーサーバ5を実現することができる。
(管理サーバ)
図6は、本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける管理サーバの機能を示すブロック図である。
管理サーバ2は、中央制御部101により実行されて各種機能を実現するサーバサイドプログラム201と、ストレージデバイス103に格納され、各種情報を保持しているデータベース202と、で構成される。
サーバサイドプログラム201は、会員管理部211と、キャンペーン情報管理部212と、使用ログ収集部213と、レコメンド処理部214と、で構成されている。
一方、データベース202は、会員情報221と、キャンペーン情報222と、使用ログ223と、属性・購買履歴情報224と、で構成されている。
会員管理部211は、ネットワーク制御部102を制御してインターネット6を介してタブレット10のログイン・アウト管理部42とやり取りし、ログイン処理及びログアウト処理を実行するように構成されている。すなわち、ログイン処理の際には、タブレット10から受信した会員IDを用いて会員情報221を参照し、会員情報221に含まれる現在のポイントをタブレット10に送信するように構成されている。
キャンペーン情報管理部212は、キャンペーン情報222の生成及び管理、並びに、タブレット10で用いるコンテンツ管理テーブル51の生成を行うように構成されている。
使用ログ収集部213は、タブレット10の表示通知部47から送信された表示通知を、ネットワーク制御部102を制御して、インターネット6を介して、受信させるように構成されている。そして、使用ログ収集部213は、ネットワーク制御部102から表示通知を受け取り、使用ログ223に記録するように、構成されている。
レコメンド処理部214は、属性・購買履歴情報224を解析し、商品の購買を勧める対象に該当する会員を会員情報221から抽出するように構成されている。また、レコメンド処理部214は、抽出した会員の会員IDを、ネットワーク制御部102を制御してインターネット6を介してタブレット10に送信し、タブレット10のコンテンツ処理部45に、抽出した会員IDに該当する会員に対して当該商品に関するクーポンを表示させるように構成されている。本実施の形態では、レコメンド処理部214は、管理サーバ2の構成装置としたが、レコメンド処理専用のサーバを別途設け、全体として本発明のサーバを構成しても良い。
上述のように、管理サーバ2のキャンペーン情報管理部212は、キャンペーン情報222の生成及び管理並びにコンテンツ管理テーブル51の生成を行うように構成されている。
(処理の流れ)
図7は、本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける処理全体の流れを示すフローチャート図である。図7に示すように、まず、管理サーバ2のキャンペーン情報管理部212において、キャンペーン情報の生成を行う(S1)。
次に、タブレット10においてコンテンツの表示を行う(S2)。コンテンツの表示には、位置非依存クーポンの表示、及び、位置依存クーポンの表示が含まれる。
次いで、クーポンの使用が行われる(S3)。本実施の形態では、クーポンの使用は、各利用者が使用するタブレット10においてクーポンを表示し、且つ、利用者がクーポンに対応する商品を購入し、POS端末7で精算が行われるまでの処理をいう。
最後に、ポイントの反映が行われる(S4)。ポイントの反映とは、ある会員について、使用ログに記録されたクーポンの表示履歴と、POS端末7で行われた購買履歴とをつき合わせ、会員が所持するポイント残高に、今回の買い物で獲得したポイントを追加する処理をいう。本実施の形態では、ポイントの反映は、定期的に、例えば、閉店後などの1日1回行われる。しかし、これに限定されず、リアルタイムに随時ポイントの反映が行われても良い。ポイントの反映(S4)は、管理サーバ2又は店舗側管理装置である店舗基幹サーバ4のいずれで行われても良い。また、本例ではポイントを付与する例を説明しているが、クーポンの表示履歴をPOS端末7で参照し、会計時に商品価格からクーポンによる割引額若しくは割引率に相当する金額を直接値引きしても良い。
<キャンペーン情報の生成>
管理サーバ2は、以下に説明するキャンペーン情報222を生成し、データベース202に登録する。
キャンペーン情報222は、クーポン毎に用意されたクーポン情報を含む。クーポン情報は、以下の項目を含む。
・クーポン識別情報
・クーポン種別
・対象者種別
・店舗コード
・棚番号
・売り場番号
・売り場名
・クーポン関連情報(テキスト)
‐タイトル
‐商品名
‐内容
‐メーカー名
・商品識別情報
‐対象商品ID
‐代表JAN
‐商品名
・ポイント関連情報
‐ポイント種別
‐ポイント付与値
・クーポンリンク情報
‐画像パス
‐動画パス
‐レシピURL
‐「さらに詳しく」URL
‐「さらに詳しく」画像パス
・発行期間関連情報
‐開始日
‐終了日
‐有効日数
‐使用回数上限
・外部クーポン関連情報
‐外部クーポン識別情報
クーポン情報には、第1の商品関連情報の一例としての位置非依存クーポンと、第2の商品関連情報の一例としての位置依存クーポンとの2つの種類が存在する。本実施の形態では、クーポン情報の棚番号の項目が空欄(Null)のものを位置非依存クーポンといい、同項目に棚番号が含まれているものを位置依存クーポンという。2つのクーポンの区別は、この例に限定されず、クーポン情報に、位置依存又は非依存を示すフラグを設け、当該フラグのオン又はオフにより判断しても良い。
さらに、管理サーバ2のキャンペーン情報管理部212は、キャンペーン情報222に基づいて、タブレット10が使用するコンテンツ管理テーブル51を生成する。コンテンツ管理テーブル51は、キャンペーン情報222からタブレット10が使用される店舗8の店舗コードに対応するクーポン情報を抽出し生成することができる。また、各クーポン情報に含まれる上記項目のうちの一部を抽出して良い。しかしながら、前述のような抽出を行わず、コンテンツ管理テーブル51がキャンペーン情報222とまったく同一であっても良い。
本実施の形態では、特定の店舗8を示す店舗コードを含むクーポン情報を抽出し、各クーポン情報は、上記説明したすべての項目を含む場合を想定し、以下説明する。
生成されたコンテンツ管理テーブル51を、タブレット10の外部データ取得部48が管理サーバ2のキャンペーン情報管理部212から受信し、ストレージデバイス13に格納する。
<コンテンツの表示>
タブレット10において、コンテンツ処理部45が、プログラムに従って各種コンテンツを、表示制御部15にディスプレイ16aに表示させる。コンテンツには、クーポンの表示に加え、ログイン・アウトのための操作画面、チラシ、フロアマップ、利用者にタブレット10の操作を案内するガイダンスなどが含まれるが、特に限定されない。
コンテンツに含まれる表示要素であるリソースは、予めストレージデバイス13にコンテンツデータ52として格納されていても良い。また、外部データ取得部48が管理サーバ2、メーカーサーバ5などの外部サーバから取得し、コンテンツデータ52としてストレージデバイス13に格納しても良い。タブレット10にメモリカードなどの外部メディアドライブを備えて、これらからリソースを読み込み、ストレージデバイス13に格納しても良い。
(クーポンの表示)
本実施の形態では、タブレット10においてクーポンの表示を行う。上記の通り、クーポンには、位置非依存クーポン及び位置依存クーポンがあり、それぞれ表示の態様が異なっている。
(位置非依存クーポンの表示)
図8は、本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける位置非依存クーポンの表示処理の各工程を示すフローチャート図である。図8に示すように、まず、利用者によるログイン処理が行われる(S11)。ログイン処理は、カード読み取り部41がカメラ22を制御し、利用者が所有する会員カードに印刷されたバーコードを含む画像を撮影させ、画像からバーコードを抽出し、デコードして会員IDを取得する。次に、ログイン・アウト管理部42が、少なくとも会員IDを含むログイン情報を、ネットワーク制御部20を制御してインターネット6を介して管理サーバ2の会員管理部211に送信する。
管理サーバ2では、会員管理部211が、受信した会員IDを用いて、データベース202の会員情報221から会員IDに対応する会員情報を取得し、タブレット10に送信する。タブレット10では、会員情報を取得し、メモリ12に記憶する。会員情報は、少なくとも利用者のポイント残高を含むが、特に限定されない。
ログイン処理(S11)が完了した後で、コンテンツ処理部45が、メモリ12から会員情報を読み出し、利用者のポイント残高、すなわち現在のポイントを含むコンテンツを、ディスプレイ16aに表示しても良い。
本実施の形態では、ログイン処理におけるポイント残高等の取得は、管理サーバ2に設けた会員管理部211が、データベース202の会員情報221を参照して行っている。しかし、これに限定されず、例えば、店舗基幹サーバ4が会員情報221を保持し、会員管理部211がタブレット10から受信した会員IDを店舗基幹サーバ4に送信し、店舗基幹サーバ4が会員IDに対応するポイント残高等を取得し、会員管理部211に返信しても良い。
ログイン処理(S11)が完了すると、コンテンツ処理部45が、表示制御部15に、タブレット10のディスプレイ16aにおいてN番目(初期値=1)の位置非依存クーポン(図中、単にクーポンと表示する)を表示させる(S12)。この位置非依存クーポンを含む、ディスプレイ16aに表示される画面をホーム画面と呼ぶ。
本実施の形態では、ホーム画面には、例えば、一つの位置非依存クーポンが画面中央に操作を受付可能な状態で表示され、その左右又は上下に、一つ前の位置依存クーポンと、一つ後の位置依存クーポンが操作を受付不可能な状態で表示されている。
つまり、位置非依存クーポンが多数ある場合、一つの画面にそれらの一部を表示し、自動的に所定の時間で切り替えても良いし、手動で切り替えて表示しても良い。
ただし、位置非依存クーポンの表示態様はこれに限定されず、複数同時に、操作を受付可能な状態で表示されても良い。
コンテンツ処理部45は、ホーム画面に位置非依存クーポンを表示させたこと(表示履歴)を、表示通知部47に伝える。表示通知部47は、ネットワーク制御部20を制御して、インターネット6を介して、管理サーバ2の使用ログ収集部213に、クーポンの表示を通知する(S13)。この表示通知は、例えば、利用者の会員ID及びクーポンに付与されたクーポン識別情報を少なくとも含む信号を送信することにより行われる。
次に、コンテンツ処理部45は、利用者がホーム画面に表示された位置非依存クーポンに対し、当該クーポンを使用する旨の意思表示である、クーポン使用操作を行った否か判定する(S14)。当該操作は、ホーム画面に表示された位置非依存クーポンの表示領域に含まれる、クーポン使用操作を受け付けるアイコンをタッチすることにより行われる。S14においてYesであれば、使用フラグをONし、メモリ12に記憶する(S15)。一方、S14においてNoであれば、S17に進む。
S15において、メモリ12に使用フラグのONを記憶したならば、コンテンツ処理部45は、ホーム画面における位置非依存クーポンの表示領域に、クーポンを使用することを識別可能なように表示を変更する(S16)。表示の変更は、例えば、クーポン使用アイコンを表示することである。
次いで、コンテンツ処理部45は、利用者がログアウトの意思表示である、ログアウト操作を行ったか否か判定する(S17)。ログアウト操作は、例えば、ホーム画面に含まれるログアウトアイコンを利用者がタッチすることで行うことができる。S17でNoであったならば、係数Nを1インクリメントし(S18)、S12に戻り、次の位置非依存クーポンを表示する。一方、S17でYesであったならば、ログアウト処理を行う(S19)。ログアウト処理では、ログイン・アウト管理部42が、ネットワーク制御部20を制御して、インターネット6を介して、管理サーバ2の使用ログ収集部213に、少なくとも会員IDを含むログアウト情報を通知する。使用ログ収集部213は、ログアウト情報を受信したならば、当該利用者についての使用ログの収集を終了する。
ログアウト処理は、利用者による操作に基づかず自動的に行っても良い。例えば、カート置き場にビーコンを設置し、当該ビーコンからの信号を検知したならば、直ちに又は所定時間経過後に、ログアウト処理を強制的に実行させても良い。これにより、ショッピングカート3がカート置き場に戻された場合にログアウト処理を実行できるので、利用者によるログアウトの忘れを防止することができる。
また、端末位置に基づいて、ショッピングカート3が所定時間移動せず、同じ位置にあることを検知し、ログアウト処理を強制的に実行させても良い。これにより、利用者がショッピングカート3をフロアに放置してしまった場合にログアウト処理を実行できるので、他の利用者がそのままタブレット10を利用するという不都合が起こるのを抑制することができる。
図8を用いて説明したホーム画面における位置非依存クーポンの表示において、現在表示中の位置非依存クーポンに関する詳細情報を表示させることができる。
図9は、本実施の形態に係る商品情報提供システムにおいてクーポンの詳細情報の表示処理の各工程を示すフローチャート図である。図9に示すように、コンテンツ処理部45は、タッチパネルディスプレイ16のディスプレイ16aに表示されたN番目の位置非依存クーポンの表示領域を、利用者がタッチし、当該クーポンを選択したか否か判断する(S21)。タッチの検出は、コンテンツ処理部45が位置入力デバイス16b及び入力検出部17を制御して行う。
S21でYesであったならば、コンテンツ処理部45は、表示制御部15に、ディスプレイ16aにおいて、選択された位置非依存クーポンの詳細画面をホーム画面上に重畳表示させる(S22)。ここでNoの場合は、S21を繰り返し、図8に示すホーム画面の表示を継続しながら、クーポンの選択を待つ。
詳細画面を表示したならば、表示通知部47が管理サーバ2の使用ログ収集部213に、位置非依存クーポンの詳細画面を表示した旨を通知する(S23)。この表示通知は、図8を参照して説明したクーポンの表示通知(S13)と同様に行われる。
選択された位置非依存クーポンの詳細画面には、動画再生を指示するためのビデオボタンと、レシピ表示を指示するためのレシピボタンが含まれている。
コンテンツ処理部45は、ビデオボタンがONされた否か判断する(S24)。ここで、Noであったならば、S26に進む。S24でYesであったならば、コンテンツ処理部45は、動画再生部46に動画の再生を指示する(S25)。動画再生部46は、コンテンツ管理テーブル51に含まれる動画パスに従って、動画データをストレージデバイス13のコンテンツデータ52から読み出し、表示制御部15にディスプレイ16aにおいて動画を表示させる。動画パスは、ストレージデバイス13のような内部パスや、メーカーサーバ5のような外部パスのいずれであっても良い。
動画の再生が終了したならば、S26に進む。動画の再生の終了は、動画がすべて再生され、自動的に行っても良いし、利用者により動画再生を終了する旨の操作を受け付けて行っても良い。
次に、コンテンツ処理部45は、レシピボタンがONされたか否か判断する(S26)。ここで、Noであったならば、S28に進む。S26でYesであったならば、コンテンツ処理部45は、表示制御部15に、ディスプレイ16aにおいてレシピを表示させる(S27)。レシピは、コンテンツ管理テーブル51に含まれるレシピURLで指定されたメーカーサーバ5が公開するホームページ情報であるが特に限定されない。
レシピの表示が終了したならば、S28に進む。レシピの表示の終了は、利用者によりレシピの閲覧を終了する旨の操作を受け付けて行われるが、特に限定されない。
動画の再生(S25)及びレシピの表示(S27)があった後、S23と同様に、表示通知部47が、動画の再生やレシピの表示を行った旨を、管理サーバ2の使用ログ収集部213に通知しても良い。
次いで、コンテンツ処理部45は、詳細画面を閉じる旨の指示を受け付けたか否か判定する(S28)。閉じる旨の指示は、詳細画面の表示終了の指示である。この指示は、例えば、詳細画面に含まれる「閉じる」アイコンを利用者がタッチすることで行われる。S28でYesであったならば、コンテンツ処理部45は、詳細画面を閉じて、図8を参照して説明したホーム画面の表示を継続する。一方、S28でNoであったならば、S22に戻って詳細画面の表示を継続する。
なお、図9を参照して説明した詳細画面の表示では、ビデオボタン及びレシピボタンの両方が含まれているが、いずれか一方であっても、いずれも含まれていなくても良い。
また、図9を参照して説明した詳細画面の表示では、図8を参照して説明したクーポン使用操作の判定(図8中S14)を行い、使用フラグをONし、メモリ12に記憶し(図8中S15)、詳細画面にクーポンを使用することを識別可能なように、例えば、クーポン使用操作を受け付けるアイコンに付記されるテキストの内容やアイコンの色を変更しても良い。
また、詳細画面には、さらに詳しい情報を得るためのリンクが含まれていても良い。リンクは、例えば、メーカーサーバ5が提供する商品に関するホームページのURLであっても良いが、特に限定されない。さらに詳しい情報へのリンクは、コンテンツ管理テーブル51に含まれる「さらに詳しく」URLや「さらに詳しく」画像パスの項目で指定された情報が用いられる。
また、ホーム画面や詳細画面には、チラシボタン及びフロアマップボタンが含まれていても良い。
利用者がチラシボタンをタッチすると、コンテンツ処理部45は、コンテンツデータ52に含まれているチラシ画像をディスプレイ16aに表示する。
また、利用者がフロアマップボタンをタッチすると、コンテンツ処理部45は、コンテンツデータ52に含まれているフロアマップ画像をディスプレイ16aに表示する。
さらに、ホーム画面や詳細画面には、利用者による操作を受け付けるための売り場案内ボタン等が含まれていても良い。売り場案内ボタン等がタッチされたならば、コンテンツ処理部45は、売り場案内マップを生成し、売り場案内マップを、表示制御部15を制御してディスプレイ16aに表示させても良い。売り場案内マップでは、現在表示中のクーポンに対応した商品が展示・販売されている店舗内の位置が表示される。
売り場案内マップの生成は、例えば次のようにして行うことができる。コンテンツ処理部45が、コンテンツ管理テーブル51から現在表示中のクーポンに対応する棚番号を取得し、フロアマップ画像中の棚番号に対応する位置に印をつける。印は、棚番号に対応する棚の位置に、フロアマップ画像中の棚とは異なる色を有する半透明画像を重畳表示することにより行うことができる。もちろん半透明画像に変えて、星印のようなマークやテキストを表示しても構わない。
売り場案内マップには、現在のタブレット10、すなわちショッピングカート3の位置を示すアイコンを表示しても良い。例えば、コンテンツ処理部45が、位置検出部44から端末位置を取得し、フロアマップ画像中の端末位置に印をつける。印としては、ショッピングカート3を示すアイコン画像、○印のようなマークやテキストを表示することができる。
(位置依存クーポンの表示)
次に、位置依存クーポンの表示について説明する。位置依存クーポンは、上述の図9を参照して説明した、位置非依存クーポンの詳細画面と同様に、ホーム画面の上に重畳表示される。
図10は、本実施の形態に係る位置依存クーポンの表示処理の各工程を示すフローチャート図である。
コンテンツ処理部45は、タブレット10、すなわちショッピングカート3の位置が、店舗内の所定の位置であることを検出したか否か判定する(S31)。所定の位置とは、特定の商品と対応付けられた店舗8内の位置である。店舗8内の位置とは、例えば、店舗8内に設置された棚である。店舗8内の位置は、棚以外に、ワゴン、ショーケース、ショーウインドウ、試食コーナー等のいずれの展示場所であっても良く、特に限定されない。本明細書では、所定の位置の検出を単に位置検出ともいう。
位置検出は、図8を参照して説明したホーム画面の表示処理と並行して行われる。
S31でNoであったならば、位置検出の有無の判定を繰り返し、位置検出を待つ。
(位置検出)
本実施の形態では、屋内位置測位に、Bluetooth Low Energy(BLE)を用いた。すなわち、まず、位置関連情報取得部43が、近距離通信制御部21としてのBluetoothモジュールを制御し、店舗8内の各所に設けられたビーコン9に内蔵されたBluetooth発信機からの位置関連情報を受信させる。位置関連情報取得部43は、受信した位置関連情報を、位置検出部44に渡す。位置検出部44は、位置関連情報に基づいて、店舗8内におけるタブレット10の端末位置を計測する。端末位置の計測は、一つのビーコン9からの位置関連情報に基づいて行っても良いし、複数のビーコン9からの位置関連情報に基づいて行っても良い。
ここで、位置関連情報とは、端末位置の計測に用いられるものであれば特定されず、必ずしもビーコン9の座標等である必要はない。
なお、屋内位置測位は、BLEを用いる方法に限定されない。例えば、Wi−Fi、超音波、自律航法(PDR)、及び、IMES(Indoor MEssaging System)を用いる屋内位置測位技術を用いることができ、これらのうち少なくとも2つを組み合わせることも可能である。
ここでは、送信装置であるビーコン9が位置関連情報を含む信号を送信し、これをタブレット10で受信し、位置関連情報を利用して端末位置を計測している。しかし、これとは逆に、タブレット10が信号を送信し、店舗8内の各所に設置された受信装置がタブレット10から信号を受信し、端末位置を計測しても良い。すなわち、タブレット10が、端末識別情報を含む信号を送信しながら店舗8内を移動する。店舗8内の各所には受信装置が設置されている。ある受信装置が、タブレット10から信号を受信すると、受信装置自らが、又は、受信装置に接続された店舗側管理装置が、端末識別情報と受信装置の設置場所を示す位置関連情報とを用いて端末位置を計測することもできる。
このように、店舗8内における端末位置の特定を行う主体やその手法は特に限定されるものではない。
次に、位置検出部44は、例えば、タブレット10の端末位置と、コンテンツ管理テーブル51に含まれる各クーポン情報の棚番号とに基づいて、端末位置が棚番号で指定される店舗8内の所定の位置であることを検出する。
図10のS31において、所定の位置を検出したならば(Yes)、コンテンツ処理部45が、当該所定の位置に対応する商品のクーポン、すなわち位置依存クーポンを、表示制御部15にディスプレイ16aに表示させる(S32)。ここでは、位置依存クーポンを含む詳細画面が、図8を用いて説明した位置非依存クーポンを含むホーム画面の上に重畳表示される。
次に、コンテンツ処理部45は、管理サーバ2の使用ログ収集部213に位置依存クーポンの表示を通知する(S33)。表示通知は、例えば、利用者の会員ID及びクーポンに付与されたクーポン識別情報を少なくとも含む信号を送信することにより行われる。
次に、コンテンツ処理部45は、S33で表示した位置依存クーポンのクーポン識別情報をメモリ12に記憶する(S34)。
その後、コンテンツ処理部45は、位置依存クーポンを含む詳細画面を閉じる旨の指示を受け付けたか否か判定する(S35)。S35でYesであったならば、コンテンツ処理部45は、詳細画面を閉じて、S31に戻って次の位置検出を待つ。一方、S35でNoであったならば、S35を繰り返し、詳細画面の表示を継続する。
S32で表示される位置依存クーポンを含む詳細画面には、図8を用いて説明した位置非依存クーポンの詳細画面と同様に、ビデオボタン、レシピボタン、クーポン使用操作を受け付けるアイコン及び/又はさらに詳しい情報を得るためのリンクが含まれていても良い。
S34でメモリ12に記憶した位置依存クーポンのクーポン識別情報は、以下に説明する位置依存クーポンリストの表示で使用する。
(位置依存クーポンリストの表示)
図11は、本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける位置依存クーポンリストの表示処理の各工程を示すフローチャート図である。図11に示すように、コンテンツ処理部45は、リスト画面(後述)の表示操作を利用者が行ったか否か判定する(S41)。より具体的には、例えば、ホーム画面に含まれる位置依存クーポンアイコンを、利用者がタッチしたか否か判定する。S41でNoであったならば、この処理(S41)を繰り返す。
S41でYesであったならば、コンテンツ処理部45は、表示制御部15に、ディスプレイ16aに表示されたホーム画面の上に、位置依存クーポンリストを含む画面(以下、リスト画面という)を表示させる(S42)。位置依存クーポンリストは、図10を参照して説明した位置依存クーポンの記録(S34)でメモリ12に記憶したクーポン識別情報と、コンテンツ管理テーブル51と、コンテンツデータ52とに基づいて、コンテンツ処理部45が生成する。
リスト画面には、位置非依存クーポンが一つずつ表示されても、複数が同一画面に同時に表示されても、いずれであっても良い。位置非依存クーポンが多数ある場合、同一画面にそれらの一部を表示し、自動又は手動で、順次切り替えて表示させても良い。
リスト画面において各位置依存クーポンの表示領域には、図10を用いて説明した位置依存クーポンの詳細画面を表示させるためのアイコン又はボタンのような操作用オブジェクトが含まれていても良い。これらの操作用オブジェクトがONされると、図10を用いて説明した位置依存クーポンの詳細画面が表示される。
また、リスト画面において、各位置依存クーポンの表示領域には、図8を参照して説明したクーポン使用操作(図8中S14)を受け付けるためのアイコンが含まれていても良い。
次いで、コンテンツ処理部45は、リスト画面を閉じる旨の指示を受け付けたか否か判定する(S43)。S43でYesであったならば、コンテンツ処理部45は、リスト画面を閉じて処理を終了する。一方、S43でNoであったならば、S42に戻ってリスト画面の表示を継続させる。
(クーポン対象者のみへのクーポンの表示)
以上の説明では、位置非依存クーポン及び位置依存クーポンのいずれも、すべての会員に対して表示を行うことを前提に説明した。しかしながら、一部の会員にのみにクーポン情報を表示しても良い。
より具体的には、クーポン情報のクーポン種別で、「全員」及び「一部」のような種別を設定する。そして、種別が「全員」については、上述のように、クーポンの表示を会員全員に対して行う。一方、種別が「一部」である場合には、クーポンの表示を一部の会員に対して選択的に行う。一部の会員の指定は、例えば、クーポンを見せたい会員の会員IDを少なくとも1つ含むクーポン対象者リストを用意し、当該リストに、タブレット10の利用者の会員IDが含まれているか否かを判定し、含まれている場合に、クーポンの表示を行うようにする。
クーポン対象者リストは、例えば、種別が「一部」のクーポンに対して一つ用意しても良いし、種別が「一部」のクーポンをいくつかのグループに分け、それぞれのグループに対して一つ用意しても良いし、種別が「一部」のクーポンのそれぞれに対して、一つずつ用意しても良い。
本実施の形態では、クーポン対象者リストを、図6に示すレコメンド処理部214が、属性・購買履歴情報224に基づいて作成する。レコメンド処理部214は、作成したクーポン対象者リストを、ネットワーク制御部102を制御し、インターネット6を介して、タブレット10に送信させる。タブレット10において、外部データ取得部48が、ネットワーク制御部20を介してクーポン対象者リストを受信し、ストレージデバイス13に格納する。コンテンツ処理部45は、クーポンを表示する際に、コンテンツ管理テーブル51に含まれるクーポン種別を確認し、種別が「一部」であれば、クーポン対象者リストを確認し、利用者の会員IDが含まれているか否か判定する。会員IDがクーポン対象者リストに含まれている場合に、クーポンを、表示制御部15を制御してディスプレイ16aに表示させる。一方、含まれていない場合には、クーポンは表示しない。
レコメンド処理部214におけるクーポン対象者リストの作成には機械学習を適用することができる。なお、必ずしもクーポンの対象者をリスト化する必要はなく、中央制御部101が、レコメンド処理部214が作成したクーポン対象者情報(商品購買を勧める対象者に関する情報)を参照し、会員IDにより特定される会員がクーポン対象者に該当するか否かを判断し、該当すると判断した場合にクーポンを表示するようにしても良い。
(クーポンの使用ログ)
管理サーバ2の使用ログ収集部213は、ネットワーク制御部102を制御し、インターネット6を介して、タブレット10と通信を行い、タブレット10の表示通知部47から、会員ID及びクーポン識別情報を含む通知を受信し、データベース202の使用ログ223に記録していく。使用ログ収集部213は、クーポンの表示に関する通知だけではなく、タブレット10で行われる操作や位置検出部44で計測した端末位置をタブレット10から受信し、使用ログ223に記録しても良い。
<クーポンの使用>
本実施の形態において、クーポンの使用とは、上述の通り、ディスプレイ16aにクーポンを表示すること、及び、POS端末7で、表示したクーポンの対象商品を購入すること、の2つの条件を満たすことにより行われる。
POS端末7では、会員カードに印刷されたバーコードを読み取って会員IDを取得して、利用者が購入した商品を精算する際に、購入した商品を識別する情報(以下、購入商品識別情報という)、例えば、対象商品ID又はJANコードを記録する。会員IDと購入商品識別情報とを少なくとも含む購買履歴は、店舗基幹サーバ4に送信される。店舗基幹サーバ4は、POS端末7から送信された購買履歴を、ストレージデバイス103に蓄積していく。
既に説明したように、会員カードからの会員IDの取得は、バーコードを利用する場合に限定されず、ICカードや磁気カードを用いても良い。
<ポイントの反映>
図12は、本実施の形態に係る商品情報提供システムにおけるポイント反映時の処理を示すシーケンス図である。図12に示すように、まず、管理サーバ2の使用ログ収集部213が、蓄積された使用ログを店舗基幹サーバ4に送信する(S61)。店舗基幹サーバ4は、受信した使用ログ223と、POS端末7から収集した購入履歴とを、キャンペーン情報222を用いて、つき合わせる(S62)。この処理を、ポイントの反映と呼ぶ。
キャンペーン情報222は、店舗基幹サーバ4に転送されていても良い。また、店舗基幹サーバ4が、管理サーバ2のキャンペーン情報管理部212と連携し、キャンペーン情報222を、インターネット6を介して参照しつつ、使用ログ223と購入履歴との突合せを行っても良い。
次いで、店舗基幹サーバ4では、さらに、ポイントの反映(S62)の結果に基づいて、ポイント付与対象者リストを生成する(S63)。ポイント付与対象者リストとは、クーポンをタブレット10で表示し、且つ、表示されたクーポンに対応する商品を実際に購入し、POS端末7で購入履歴が記録された会員の会員IDを記載したリストである。
店舗基幹サーバ4は、ポイント付与対象者リストを、使用ログ収集部213に送信する(S64)。使用ログ収集部213は、受信したポイント付与対象者リストを使用して使用ログ223の消し込みを行う(S65)。使用ログ223の消し込みは必ずしも行わなくても良い。
また、店舗基幹サーバ4は、レコメンド処理部214にポイント付与対象者リストを送信する(S66)。レコメンド処理部214では、ポイント付与対象者リストに基づいてブラッシュアップを行う(S67)。
ここでブラッシュアップとは、商品関連情報に対する顧客反応、(例えば、クーポンに反応しやすい人等)を踏まえ、再学習し、ターゲティング精度を向上させる処理をいう。
また、店舗基幹サーバ4は、メーカーサーバ5にポイント付与対象者リストを送信する(S68)。メーカーサーバ5は、ポイント付与対象者リストに基づいて、フィードバックが行われる(S69)。
ここで、フィードバックとは、クーポンが利用された結果(例えば、日にち、店舗、件数、商品名、JANコード、利用者の属性等)を、メーカーサーバ5に送信する処理をいう。
(画面の遷移)
本発明の適用例として、タブレット10における画面遷移を説明する。図13〜図19は、本実施の形態に係る商品情報提供システムにおける画面例を示す模式図である。
ログイン時には、コンテンツ処理部45は、ディスプレイ16aに、利用者に対してログイン操作を促す初期画面、会員カードの読み込みを説明するガイダンス画面、会員ガードの読み込みの処理中や完了を示すカード読み込み画面、使用規約を表示し、同意を求める使用規約画面等を表示する。
ログイン終了後、コンテンツ処理部45は、ディスプレイ16aに、図13に示すように、位置非依存クーポンを表示するホーム画面300を表示する。ホーム画面300は、画面の幅方向に位置非依存クーポンを表示する表示領域301、302、303が、右手から順番に3つ並んで設けられている。表示領域301がN−1番目のクーポン、すなわち一つ前のクーポンを、表示領域302がN番目のクーポン、すなわち現在のクーポンを、表示領域303がN+1番目のクーポン、すなわち次のクーポンを、それぞれ表示している。N番目のクーポンが表示された表示領域302に、図8を参照して説明したように、N番目のクーポンが、操作を受付可能な状態で表示され、表示領域301にN−1番目のクーポンが、表示領域303にN+1番目のクーポンが、それぞれ操作を受付不可能な状態で表示されている。
ホーム画面300では、複数の位置非依存クーポンが、表示領域301、302、303に、所定の時間で切り替えて表示される。
表示領域301、302、303の略中央には、クーポンに対応付けられた商品画像304がそれぞれ表示され、それらの上側には、商品名305、及び、メーカー名306がそれぞれ表示されている。
また、表示領域301、302、303の右下側には、ポイント関連情報307が表示されている。
ホーム画面300の左下側には、チラシボタン312及びフロアマップボタン313が設けられている。また、ホーム画面300の右上側には、ログアウトボタン314が設けられている。また、ホーム画面300の右下側には、おすすめクーポン一覧ボタン315が設けられている。
表示領域302の左下側には、クーポン使用ボタン317が表示され、右下側には、売り場案内ボタン318が表示されている。
クーポン使用ボタン317を、利用者がタッチすると、図8を参照して説明した使用フラグがONになる(図8中S15)。
なお、商品画像304は、静止画であっても、動画であっても、いずれでも良い。動画の場合、自動的に再生が開始されても、利用者の指示により再生が開始しても、いずれでも良い。
図13に示すホーム画面300において、N番目のクーポンが表示される表示領域302を、利用者がタッチすると、図14に示す詳細画面400が、ホーム画面300の上に、重畳表示される。
図14に示す詳細画面400には、商品画像304、商品名305、メーカー名306、ポイント関連情報307、クーポン内容401、発行期間関連情報402及び売り場名408が所定のレイアウトで配置されている。
詳細画面400の右上側には、表示終了ボタン403が設けられている。表示終了ボタン403を、利用者がタッチすると、詳細画面400の表示が終了し、図13に示すホーム画面300に戻る。
図14に示す詳細画面400には、表示終了ボタン403と並んで、売り場案内ボタン404が設けられている。
詳細画面400の下側には、クーポン使用ボタン405が設けられている。クーポン使用ボタン405を、利用者がタッチすると、図15に示すように、図14に示す詳細画面400の上に、クーポン使用アイコン501が重畳表示される。
また、図8を参照して説明した使用フラグがONになり(図8中S15)、図15に示すように、クーポン使用ボタン405の表示が変更される。この例では、クーポン使用ボタン405のテキストが変更されている。なお、図15において、図14を参照して説明した構成については符号を省略している。
詳細画面400の右上側には、売り場案内ボタン404と並んで、ビデオボタン406及びレシピボタン407が設けられている。ビデオボタン406を、利用者がタッチすると、図9を参照して説明した動画の再生が行われる(図9中、S24、25)。また、レシピボタン407を、利用者がタッチすると、図9を参照して説明した動画の再生が行われる(図9中、S26、27)。
図15に示す詳細画面400において、表示終了ボタン403が利用者によりタッチされると、詳細画面400の表示が終了し、図13に示すホーム画面300が表示される。
N番目のクーポンについて使用フラグがONになった後、すなわち、図13に示すクーポン使用ボタン317及び図14に示すクーポン使用ボタン405が利用者によりタッチされる後、図13に示すクーポン使用ボタン317の位置にクーポン使用アイコンが表示されても良い。
また、図13に示すホーム画面300の下側に、使用フラグがONになったクーポンの商品アイコンが表示されても良い。商品アイコンは、例えば、商品画像304を縮小したサムネイルを含んでいても良いが、特に限定されるものではない。商品アイコンは、使用フラグがONになる度に追加されていく。
商品アイコンを、利用者がタッチすると、図15に示す詳細画面400が表示されても良い。
図10を参照して説明したように、位置検出があると(図10中S31)、図16に示すように、位置依存クーポンを含む詳細画面600が、ホーム画面300の上に表示される。図16中、図14に示す詳細画面400と同様の構成には、同一の符号を付与し、説明を省略する。
詳細画面600には、表示中のクーポンが位置依存クーポンであることを明示する位置依存クーポンアイコン603が含まれている。また、詳細画面600には、詳細情報ボタン601が含まれている。詳細情報ボタン601を、利用者がタッチすると、「さらに詳しく」URL又は「さらに詳しく」画像パスで指定されたリンク先の情報や画像が表示される。リンク先や画像の格納場所は、タブレット10のストレージデバイス13内のコンテンツデータ52であっても、例えばメーカーサーバ5が公開するホームページなどの外部情報であっても良い。
図17は、位置依存クーポンの表示を行った後のホーム画面300を示している。図10を参照して説明した通り、タブレット10において、位置検出(図10中、S31)を繰り返すことで、所定の位置を複数検出すると、メモリ12に、位置依存クーポンのクーポン識別情報が複数記憶される。図17に示すホーム画面300には、右下側のおすすめクーポン一覧ボタン315の上側に、位置依存クーポンアイコン602が表示される。位置依存クーポンアイコン602には、クーポン数602aが付帯して表示されている。クーポン数602aは、所定の位置を検出した数、すなわちメモリ12に記憶したクーポン識別情報の数に相当する。
位置依存クーポンアイコン602を、利用者がタッチすると、位置依存クーポンリスト(図示せず)が、図13に示すホーム画面300の上に重畳表示される。
位置依存クーポンリストには、複数の表示領域が含まれている。各表示領域には、既に説明した、商品画像304、商品名305、メーカー名306、ポイント関連情報307、クーポン使用ボタン405、詳細表示ボタン605、売り場名408及びクーポン使用アイコン410が所定のレイアウトで配置されている。
位置依存クーポンの数が多く、すべての表示領域が画面に収まらない場合、それらの一部だけを表示し、例えば、利用者によるタッチ操作により、位置依存クーポンリストを画面の幅方向に対して垂直な方向にスクロールさせ、すべての表示領域を見ることができるようになっている。
図13に示すホーム画面300に含まれるフロアマップボタン313が、利用者によりタッチされると、図18に示すフロアマップ800が表示される。フロアマップ800には、複数の棚801と、POS端末7(図1参照)が設置されたレジコーナー802と、出入口エリア803と、が含まれているが、特に限定されない。
図13に示すホーム画面300に含まれる売り場案内ボタン318や、図14及び図15に示す詳細画面400及び図16に示す詳細画面600に含まれる売り場案内ボタン404が、利用者によりタッチされると、図19に示す売り場案内マップ900が表示される。売り場案内マップ900には、棚801とは異なる色を有する半透明画像を重畳表示した売り場901が表示されている。また、売り場案内マップ900には、ショッピングカート3の現在位置(端末位置)を表示しても良い。
(外部クーポンの表示)
外部クーポンとは、あるクーポン(以下、主クーポンという)に関連する商品に関するクーポンであり、関連クーポン(クロスセルクーポン)と呼ぶこともできる。例えば、外部クーポンの商品は、主クーポンの商品を用いて料理をするときに使用される副材であったり、主クーポンの商品がアルコール飲料であったときにそれに合ったおつまみであったり、というような関連性を有している。
キャンペーン情報222において、クーポン情報に外部クーポン関連情報が含まれている場合、当該クーポン情報に基づいて主クーポンが表示されたときに、外部クーポンを表示するためのアイコン、ボタンなどが、主クーポンと共に表示されたり、主クーポンが、図13に示すホーム画面300に表示されたときに、外部クーポンを示す詳細画面が、図14に示す詳細画面400と同様に、ホーム画面300の上に、自動的に表示されたり、しても良い。しかしながら、外部クーポンの表示態様は、これらに限定されるものではない。
外部クーポン関連情報は、少なくとも外部クーポン識別情報を含み、通常のクーポン情報を特定するクーポン識別情報を用いることで、上述の位置非依存クーポン及び位置依存クーポンのためのクーポン情報を外部クーポンとして使用することができる。
また、上記したクロスセルクーポンは、位置依存クーポンと組み合わせて表示することが可能である。例えば、利用者が特定の売り場にきたら、その売場に関連する位置依存クーポンをタブレット10上に表示するだけでなく、その位置依存クーポンの対象商品に関連する商品にひもづけられたクロスセルクーポンを表示することが可能である。
具体的には、食品売り場において、鶏肉の棚に近づいたら、から揚げ粉のクーポン(位置依存クーポン)を表示すると共に、ハイボールのクーポン(クロスセルクーポン)を表示する。このように、位置依存クーポンとクロスセルクーポンとを組み合わせて、複数カテゴリの商品についてクーポンを表示することにより、特定の棚に陳列されている商品だけでなく、その商品に関連する別の商品を勧めることができ、当該別の商品の棚へ利用者を誘導することが可能である。この場合、位置依存クーポン及びクロスセルクーポンは、管理サーバ2及びメーカーサーバ5のいずれか一方からタブレット10に送信され、または両方からタブレット10に送信されてもよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る商品情報提供システム1におけるタブレット10によれば、利用者は、ショッピングカート3に取付けられたタブレット10のディスプレイ16aにおいて、図13に示すホーム画面300に表示された位置非依存クーポンを参照しながら、店舗8内を移動しつつ購買を行い、タブレット10が店舗8内の所定の位置に移動すると、当該所定の位置に依存する位置依存クーポンを含む詳細画面600(図16)が、ホーム画面300上に表示されるので、店舗8内で販売されている商品に関する位置非依存クーポンを参照できると共に、現在の端末位置に対応した位置依存クーポンを簡単に参照することができる。
また、店舗8内をショッピングカート3が移動するにつれて、所定の位置が複数検出され、図10のS34でメモリ12に位置依存クーポンが複数記憶されていく。利用者は、これらの位置依存クーポンを位置検出時に詳細画面600(図16)で一度参照しているが、売り場(展示場所)から離れた後で再び参照したい場合も考えられる。このような場合、図11を参照して説明したように、コンテンツ処理部45に位置依存クーポンリストをディスプレイ16aに表示させる(図11中、S42)ことで、利用者がこれらの位置依存クーポンを容易に参照し、商品を購入することができる。
また、図8を参照して説明したように、位置非依存クーポンを、図13に示すホーム画面300において、所定の時間で切り替えて表示させる場合、利用者は特に操作しなくとも複数の位置非依存クーポンを順次参照できるので、利用者がタブレット10の操作に煩わされることなく、商品の購入に集中できる。
また、図13に示すホーム画面300に含まれる売り場案内ボタン318や、図14及び図15に示す詳細画面400及び図16に示す詳細画面600に含まれる売り場案内ボタン404が、利用者によりタッチされると、図19に示す売り場案内マップ900が表示される。これにより、利用者は、クーポンに対応する商品が店舗8内のどの展示場所にあるか容易に把握し、展示場所への移動が円滑により、商品の購入が一層促進される。
また、本実施の形態に係る商品情報提供システム1によれば、図6に示す管理サーバ2のキャンペーン情報管理部212が、複数のクーポン情報を含むキャンペーン情報222からコンテンツ管理テーブル51を生成し、図4に示すタブレット10のコンテンツ処理部45がコンテンツ管理テーブル51に基づいて、クーポンをディスプレイ16aに表示させる。これにより、利用者は、ショッピングカート3に取付けられたタブレット10のディスプレイ16aにおいて、図13に示すホーム画面300に表示された位置非依存クーポンを参照しながら、店舗8内を移動しつつ購買を行い、タブレット10が店舗8内の所定の位置に移動すると、当該所定の位置に依存する位置依存クーポンを含む詳細画面600(図16)が、ホーム画面300上に表示されるので、店舗8内で販売されている商品に関する位置非依存クーポンを参照できると共に、現在の端末位置に対応した位置依存クーポンを簡単に参照することができる。
また、商品情報提供システム1では、管理サーバ2の使用ログ収集部213が、タブレット10のコンテンツ処理部45によってディスプレイ16aにクーポンが表示されたことに基づいて、当該クーポンが表示されたことを使用ログ223に記録している。これにより、利用者がクーポンを使用したかったにもかかわらず、クーポン使用ボタン317、405(図13、図14、図16及び図17参照)を操作せず、使用フラグがONにならなかったとしても、使用ログ223にクーポン識別情報が記録される。したがって、ポイントの反映(図7中、S4)において、店舗基幹サーバ4におけるPOS端末7での購買履歴と、使用ログ223とのつき合わせにより、ポイントが反映される。ディスプレイ16aにクーポンが表示されたことを見ている利用者は、商品を購入さえすれば、当該クーポンのポイントが実際反映されることを期待する場合が多い。このため、使用フラグがONになった場合に、クーポンの使用を記録した場合に比べて、利用者の便宜性が高まる。
また、クーポンを表示する際に、図9を参照して説明したように、レシピボタンがONされた場合に、レシピが表示される(図9中、S26、S27)ので、商品を購入する際の参考になり、クーポンの使用が促進される。
(商品販売促進)
本実施の形態に係る商品情報提供システム1では、本発明のサーバの一例である管理サーバ2が、情報表示端末装置であるタブレット10に商品関連情報の一つであるクーポン(位置依存クーポン、位置非依存クーポン等(上記したクロスセルクーポンを含む)のいずれであっても良く、これらのクーポンを組み合わせても良い)を送信し、タブレット10が、顧客である利用者にクーポンを表示している。このクーポンの表示によって利用者のクーポンに対応する商品の購買意欲が促進され、実際の商品の購入に至ることが期待される。
このような場合に、管理サーバ2が、タブレット10に表示されたクーポンに係る商品のうち、実際に顧客が購入に至った商品に関する情報(以下、販売情報という)を用意し、商品の販売元が管理する販売元管理装置であるメーカーサーバ5に送信することができる。
販売情報は、例えば、管理サーバ2が自ら用意する。すなわち、管理サーバ2は、ネットワーク制御部102を制御して、インターネット6を介して、店舗基幹サーバ4から利用者による購買履歴を受信させ、購買履歴に基づいて販売情報を生成する。
また、販売情報は、店舗基幹サーバ4が用意し、管理サーバ2に送信しても良い。すなわち、管理サーバ2は、ネットワーク制御部102を制御して、インターネット6を介して、店舗基幹サーバ4が用意した販売情報を受信させる。
管理サーバ2は、ネットワーク制御部102を制御して、インターネット6を介して、メーカーサーバ5に販売情報を送信させる。また、本例では、商品関連情報としてのクーポンが販売元(メーカー)から提供されるものとしたが、さらに、店舗基幹サーバ4から提供(送信)される商品関連情報を制御部に表示させるようにしても良い。この場合、例えば、販売元と小売り業者とから提供されるクーポンの識別情報を区別できるものとしておき、管理サーバ2によって、当該識別情報に基づいて、小売り業者から提供されたクーポンに係る販売情報については店舗基幹サーバ4に、販売元から提供されたクーポンに係る販売情報については販売元管理装置(メーカーサーバ5)にそれぞれ送信する様にしても良い。なお、管理サーバ2において、販売情報をクーポンごとに集計して提供しても良く、商品購入者の年齢、性別等の属性情報や、同時に購入された商品の情報を併せて販売元管理装置に送信しても良い。
ここで、販売情報は、例えば、表示部に表示された商品関連情報に係る商品に関するポイント付与情報(店舗基幹サーバ4におけるPOS端末7での購買履歴と、使用ログ223とのつき合わせでも良い)を含む。また、販売情報は、購買履歴そのものであっても良い。なお、店舗基幹サーバ4は、小売り事業者が管理する小売事業者サーバと読替えてもよく、必ずしも店舗内にある必要はなく、店舗外で管理されていても良い。
上述のような商品販売促進方法により、販売元は、タブレット10でのクーポンの表示によって実際にどのような商品の販売が促進されたか、あるいは商品の販売がなされた顧客の属性(性別、年齢等)等、マーケティングに有益な情報を得られ、タブレット10による情報提供の効果を容易に把握することができる。また、レコメンド処理部214を有する場合には、前記と同様ブラッシュアップ(解析精度向上)にも使用することができる。
また、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって)行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本実施の形態では、第1及び第2の商品関連情報としてクーポンを表示する場合について説明した。しかし、これら商品関連情報としては、クーポンに限られず、広告、特売品情報、店舗関連情報、健康に関連した情報及び売上ランキング情報等、及びこれらの組み合わせが挙げられる。したがって、本実施の形態中の「クーポン」を、「商品関連情報」やこれら具体例に適宜読替えできることは言うまでもない。
本実施の形態では、タブレット10において、表示制御部15がディスプレイ16aにクーポンが表示すると、管理サーバ2の使用ログ収集部213が使用ログ223にクーポンの使用を記録しているが、上記説明したように、利用者による操作に応じて使用フラグがONになった場合にクーポンの使用を記録しても良い。この場合であっても、利用者がクーポンを使用したい場合に別途クーポンの情報を印字したり、タブレット10や自らが所有するスマートフォン等のディスプレイにクーポンの情報を表示し、クーポンの情報をPOS端末7に読み取らせたり、というような煩雑な操作は不要である。
また、上記した実施の形態では、タブレット10(ディスプレイ16a)に表示される情報として、位置依存クーポンや位置非依存クーポンを例示して説明したが、これに限定されない。例えば、小売店やメーカーが勧めるレコメンド情報(広告)をタブレット10上に表示してもよい。この場合、レコメンド情報は、管理サーバ2及びメーカーサーバ5のいずれか一方、または両方からタブレット10に送信されてもよい。
レコメンド情報としては、例えば、小売店で実施される催事場情報、小売店の販促情報、特売品、消費者向け情報、新商品情報、料理のレシピ等が挙げられる。レシピの表示は、単に料理に用いられる食品のリストを表示する場合に限らず、メーカーが公開するレシピサイトや外部のレシピ提供サイトを表示する場合も含むものとする。
また、タブレット10では、レシピを表示する際、上記した位置依存クーポンや位置非依存クーポンを適用可能な商品または特売品などをレシピ内の食品リストに表示、ピックアップしてもよい。クーポン適用可能な商品または特売品などの売り場の位置や、当該商品のアレルギー情報、カロリー、調理時間、保存方法等をタブレット10上に表示することが好ましい。これにより、消費者の購買意欲をかき立てるだけでなく、商品に関する適切な情報を提供することが可能である。
これらのレコメンド情報は、上記した位置依存クーポンや位置非依存クーポンのように、タブレット10の位置に応じて表示されたり、タブレット10の位置に関係なく、例えば、ログイン/ログアウト時に適宜表示されてもよい。
また、上記したレコメンド情報に限らず、他の情報を表示していもよい。例えば、ポイントくじの情報、他売場の情報、近隣イベントの情報、近隣店舗情報等が挙げられる。さらには、レジの混雑状況や駐車場の情報を表示してもよい。この場合、他の情報は、例えば、管理サーバ2からタブレット10に送信される。
例えば、利用者がひと通り商品のピックアップを済ませ、会計のためにレジ待ちの列に並んでいる場合を想定する。このとき、タブレット10上に他の情報としてアンケートページを表示してもよい。利用者は、アンケートに答えることで、会計を待っている時間を有効活用することができる一方、小売店は、アンケートの回答結果から顧客満足に関する情報等を入手することが可能である。なお、アンケート回答の際に、今回会計時、又は次回来店時に利用可能なクーポンやポイントを提供してもよい。
また、ログイン時の会員情報(利用者の属性(例えば、年齢や性別)、購買履歴、ポイント情報、買い物時刻等)に基づいて、タブレット10に表示されるクーポンを動的に変更することが可能である。これにより、利用者の特性(商品選択の傾向等)に応じて、適切にクーポンを提供することができ、利用者に対して更なる購買意欲の向上を図ることが可能である。この場合、タブレット10は、管理サーバ2で管理される会員情報に基づいて、クーポンの表示を適宜変更する。
また、上記の会員情報に基づいて、利用者に関係があると想定される商品について、試供品の案内をタブレット10に表示してもよい。この場合、利用者は、試供品の案内画面をサービスカウンター等で提示することにより、試供品を受け取ることができる。このように、利用者の特性に合った商品のレコメンドを実施することにより、再来店(リピート)率の向上にもつながる。その他、翌週、翌々週のクーポン情報や特売品または催事場情報等を表示してもよい。
本実施の形態では、タブレット10において、中央制御部11が、ネイティブアプリケーションプログラムを実行し、図4に示すような各種機能を実現する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本実施の形態に係るタブレット10の各種機能は、Webアプリケーションを用いて実装されても良い。すなわち、タブレット10において、中央制御部11が、ブラウザプログラムを実行する。ブラウザプログラムが、例えばHTML5、Javascript、CCSなどを組み合わせて作成されたWebアプリケーションプログラムを解釈・実行する。Webアプリケーションプログラムは、管理サーバ2上で実行されるサーバサイドプログラムに対し、各種処理を要求し、その結果を受信して、上述のようなクーポンの表示などを行う。このとき、図4に示す位置検出部44が行う端末位置の特定は、管理サーバ2上で実行されるサーバサイドプログラムが実現しても良い。この場合、タブレット10の位置関連情報取得部43が取得した位置関連情報は、管理サーバ2に送信され、位置関連情報に基づいて端末位置が特定され、タブレット10へ送信される。
また、タブレット10の各種機能は、上述のようなネイティブアプリケーション及びWebアプリケーションを組み合わせたハイブリッドアプリケーションによって実現しても良い。
本実施の形態では、ホーム画面に位置非依存クーポンを表示し、ホーム画面上に重畳表示される詳細画面で位置依存クーポンを表示する場合について説明したが、ホーム画面に表示されるクーポンに、位置非依存クーポン及び位置依存クーポンの両方が含まれていても良い。
また、本実施の形態では、タブレット10を店舗8側で用意し、複数の利用者が使用することを想定している。しかし、利用者が所有するタブレット10やスマートフォンを用いても良い。
この場合に、利用者が店舗8に来店する前に、例えば、買い物メモアプリを用いて店舗8で買いたいと思っている商品をリスト(以下、買い物リストと呼ぶ)に少なくとも一つ登録しておく。コンテンツ処理部45は、買い物メモアプリが記憶している買い物リスト(買い物リストは、買い物メモアプリに記憶された情報を管理するアプリ管理サーバに記録されていても良い)を参照し、コンテンツ管理テーブル51とつき合せ、買い物リストに登録された商品又は当該商品に関連する商品のクーポン情報を選択する。コンテンツ処理部45は、選択されたクーポン情報に対応するクーポンを、図8及び図9を参照して説明した位置非依存クーポンと同様に、又は、図10及び図11を参照して説明した位置依存クーポンと同様に、表示制御部15を制御してディスプレイ16aに表示させることができる。また、コンテンツ処理部45が、スマートフォン等の利用者所有端末にインストールされたアプリを参照し、利用者所有端末に表示中の情報をタブレット10にも表示させることや、利用者端末に記録された情報をタブレット10と共有することで、利用者所有端末と情報表示端末装置を連携させても良い。
例えば、利用者が所有するスマートフォンをタブレット10上にかざす等の方法で、上記したログイン処理が実施されてもよい。この場合、予めスマートフォン上で作成された買い物リストがタブレット10で読み込まれ、タブレット10上に表示される。買い物リストはスマートフォンから直接読み取って表示制御部15が表示しても良く、あるいはアプリ管理サーバからネットワーク制御部20が受信し表示制御部15によって表示されるようにしても良い。このとき、タブレット10では、買い物リストから位置依存クーポンや位置非依存クーポンを適用可能な商品または特売品やレシピなどをピックアップして表示してもよい。
また、クーポンに限らず、買い物リストに示された商品の売り場(棚)の位置をタブレット10上に表示して、売り場までのナビゲーションを実施することも可能である。例えば、タブレット10では、予め店舗内のマップ情報を予め記憶しており、タブレット10の位置情報に基づいて、現在地から所定の売り場までのナビゲーションが実施される。その際、タブレット10に限らず、利用者のスマートフォン上にも、売り場までのナビゲーション画像を表示してよい。例えば、タブレット10の位置情報をスマートフォンに送信し、当該位置情報に基づいて、スマートフォンのアプリ上で店舗内のナビゲーション画像が表示される。なお、タブレット10の位置情報に限らず、スマートフォンの位置情報を用いてもよい。これらにより、利用者は、買い物をする際の動線を最短ルートにすることができ、買い物時間を短縮化することができる。また、スマートフォンがタブレット10の機能を代替することができる。
また、買い物リストに基づく売り場のナビゲーションは、実際に店舗内にいる買い物客に限らず、小売店のネットスーパー事業にも適用可能である。例えば、ネットスーパー事業では、注文に応じて店員が商品をピッキングする。この場合も、買い物リストから該当商品の売り場へのナビゲーションが実施されることで、店員の動線も短縮化することが可能である。また、ネットスーパー事業だけでなく、店員に何らかの情報端末を持たせるなどの方法により店員の店内での移動情報を把握することにより、店舗やバックヤードでの様々な作業効率向上のためのツールとしても活用することが可能である。
また、本実施の形態に係る商品情報提供システム1において、店舗側で用意する店頭端末(例えば、キオスク端末)で、クーポン、特に位置非依存クーポンを表示させ、そこで、利用者によるクーポンの使用を受け付け、ポイントに反映しても良い。
また、POS端末7で前回の買い物の際にクーポン、特に位置非依存クーポンを発行して、今回の買い物の際に、タブレット10を用いて表示したクーポンと共に、ポイントに反映しても良い。
また、本実施の形態では、ポイントの反映を、店舗基幹サーバ4において、購買履歴と使用ログ223とをつき合わせを行っている。しかしながら、ポイントの反映を、管理サーバ2で行っても良い。その場合、店舗基幹サーバ4から管理サーバ2へ購買履歴を送信し、店舗基幹サーバ4において、中央制御部11が、ポイント反映のためのプログラムを実行し、購買履歴と使用ログ223とを、つき合わせても良い。また、管理サーバ2及び店舗基幹サーバ4以外のポイント反映専用のサーバを別途設けても良い。
また、上記した実施の形態では、店舗8内に複数のビーコン9が設置される例について説明している。この場合、ビーコン9は、商品の棚毎、又は所定間隔(例えば1m間隔)毎に複数個(例えば1店舗に200〜300個)配置されることが好ましい。この構成によれば、複数のビーコン9からタブレット10の移動経路、すなわち、店舗内における利用者の動線を細かく取得することが可能である。移動経路の取得は、タブレット10が実施してもよく、タブレット10の位置情報をリアルタイムにタブレット10から管理サーバ2に送信して管理サーバ2が実施してもよい。
これにより、利用者がどこを通りクーポン対象商品をどの棚(例えば、通常の売り場又は特売所)でピックアップしたか等、利用者の行動パターンの統計を採ることが可能である。この統計結果は、店舗内のレイアウトや、商品の棚割りを決定する際に活用することができる。また、買い物客に限らず、上記したように店員の動線も取得することが可能である。
また、上記した実施の形態では、タブレット10のカメラ22が、ログインの際のバーコードの読み込みに用いられる場合について説明したが、これに限定されない。例えば、磁気カード読み取り機やICカード読み取り機を用いる方法でもよい。また、予めサーバ(例えば管理サーバ2)側において、会員情報として利用者の顔写真を記憶しておき、ログインの際にカメラ22で認識した顔画像と先の顔写真とを比較することで、ログインの可否を判定することも可能である。これにより、利用者はログインのための操作が不要となるため、容易にログインが可能となる。
また、タブレット10のカメラ22または買い物客や店員のスマートフォンを用いて商品の棚の写真を撮影し、当該写真に基づいて欠品在庫管理や棚割りの作成を行うことも可能である。また、カメラ22に加え、ジャイロセンサや加速度センサをタブレット10に設けてもよい。これらのセンサからショッピングカート3の向きや利用者の向きを取得することができ、上記した利用者の動線取得の精度を更に高めることが可能である。
また、上記した実施の形態では、タブレット10上にクーポンや商品の説明画像等を表示する機能について説明したが、これに限定されず、その他に様々な機能を備えてもよい。例えば、タブレット10上で、買い物後の商品の配送申込みを実施することも可能である。具体的に、タブレット10側で配送申込みが受け付けられると、店舗基幹サーバ4には、配送申込みの指令が通知されると共に、POS端末7の購入履歴の情報が店舗基幹サーバ4に送信される。店舗基幹サーバ4は、配送申込みの指令や、会員情報、購入履歴情報等に基づいて、特定の会員から配送申込みがあった旨を通知することができる。これにより、利用者は、サービスカウンターで配送申込みをする場合に比べて容易に配送申込みを行うことができる。
また、店舗基幹サーバ4側で管理されるECサイト(Electronic Commerce Site)との連携も可能である。例えば、POS端末7の購入履歴の情報が店舗基幹サーバ4に送信され、店舗基幹サーバ4は、購入履歴に基づいて在庫の数を反映する。これにより、在庫管理をリアルタイムに実施することが可能である。また、欠品している商品や重いものなどをタブレット10から注文することも可能である。
その他に、店員の呼び出しや、コールセンターとの接続をタブレット10上で行ってもよい。例えば、タブレット10上で呼び出しボタンが押されると、コールセンターに呼び出し信号が送信される。また、店舗内の商品検索機能の提供も可能である。更には、ゲーム、ポイントくじ、スタンプラリー、コミックの閲覧等、子供向けを含む各種コンテンツの提供も可能である。
また、ショッピングカート3に重量カウンターやバーコードリーダー等を設け、ショッピングカートに入れられた商品の重量やバーコードに基づいて、買い物金額を計算したり、自動的に会計を実施する(セルフ会計)構成としてもよい。また、利用者が買い物を終了した後、ショッピングカート3が所定の位置に戻された際に、タブレット10を充電できるようにワイヤレス充電機能を備える構成としてもよい。更に、タブレット10は、電卓機能を備えてもよいし、利用者にとって便利な情報、例えば天気予報、交通情報、テレビ番組情報、店内での経過時間表示や、このサービスを利用したメリットを実感できる機能(これまでのクーポン利用実績や獲得ポイント数表示など)などを備える構成としてもよい。
なお、本実施の形態では、店舗の会員をIDにより識別して情報を表示する例を説明したが、本発明は、会員向けに限定されるものではなく、会員及び非会員の両方を対象とするものや、非会員のみを対象とするものも含まれる。
本発明によれば、実店舗における商品の購買を促進することができるので、例えば、スーパーマーケット、ドラッグストア及びショッピングモールにおける商品情報の提供に好適に応用することができる。
本出願は、2015年10月15日出願の特願2015−203575に基づく。この内容は、全てここに含めておく。

Claims (12)

  1. 店舗の中で使用される情報表示端末装置であって、
    表示部と、
    前記店舗における前記情報表示端末装置の位置関連情報を取得する位置関連情報取得部と、
    前記表示部に、予め選択された商品に関連する第1の商品関連情報を表示し、且つ、前記位置関連情報取得部が取得した前記位置関連情報に対応する前記店舗内の所定の位置を検出して、前記所定の位置に対応する商品に関連する第2の商品関連情報を表示させる制御部と、
    を具備することを特徴とする情報表示端末装置。
  2. 前記第1の商品関連情報及び前記第2の商品関連情報の一方又は両方がクーポン又は広告を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報表示端末装置。
  3. 前記制御部が、前記所定の位置を複数検出し、複数の前記第2の商品関連情報を同一画面に表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報表示端末装置。
  4. 前記制御部が、複数の前記商品関連情報を、前記表示部に、所定の時間で切り替えて表示させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報表示端末装置。
  5. 前記制御部が、前記第1の商品関連情報又は前記第2の商品関連情報に対応する商品の、前記店舗における展示場所を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の情報表示端末装置。
  6. 前記制御部が、前記第1の商品関連情報又は前記第2の商品関連情報に対応する商品を用いる料理のレシピを、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の情報表示端末装置。
  7. 店舗の中で使用される情報表示端末装置と、
    前記情報表示端末装置に、予め選択された商品に関連する第1の商品関連情報、及び、前記店舗の所定の位置に対応する商品に関連する第2の商品関連情報を送信するサーバと、を具備し、
    前記情報表示端末装置は、表示部と、前記店舗における前記情報表示端末装置の端末位置に関する位置関連情報を取得する位置関連情報取得部と、前記表示部に、予め選択された商品に関連する第1の商品関連情報を表示し、且つ、前記位置関連情報取得部が取得した前記位置関連情報に対応する前記店舗内の所定の位置を検出して、前記所定の位置に対応する商品に関連する第2の商品関連情報を表示させる制御部と、を具備する
    ことを特徴とする商品情報提供システム。
  8. 前記サーバが、商品の購買を勧める対象となる顧客を抽出するレコメンド処理部をさらに備え、
    前記制御部が、前記第1の商品関連情報及び前記第2の商品関連情報のうちの少なくとも一部を、前記レコメンド処理部が抽出した顧客のみに表示することを特徴とする請求項7に記載の商品情報提供システム。
  9. 前記第1の商品関連情報がクーポンを含み、前記サーバは、前記情報表示端末装置を使用する利用者に付与された利用者識別情報及び前記利用者が使用した前記クーポンの識別情報を記録することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の商品情報提供システム。
  10. 前記第2の商品関連情報がクーポンを含み、前記サーバは、前記情報表示端末装置を使用する利用者に付与された利用者識別情報及び前記利用者が使用した前記クーポンの識別情報を記録することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに記載の商品情報提供システム。
  11. 前記情報表示端末装置において、前記制御部が前記クーポンを表示すると、前記サーバにおいて、前記利用者が使用した前記クーポンの識別情報が記録されることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の商品情報提供システム。
  12. 店舗の中で使用される情報表示端末装置を使用した商品販売促進方法であって、
    サーバが、前記情報表示端末装置に商品関連情報を送信するステップと、
    前記情報表示端末装置が、前記商品関連情報を表示するステップと、
    サーバが、前記情報表示端末装置に表示された前記商品関連情報に係る商品のうち、実際に顧客が購入に至った商品に関する販売情報を、当該商品の販売元が管理する販売元管理装置に送信するステップと、
    を具備することを特徴とする商品販売促進方法。
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