JPWO2017056786A1 - コネクション管理サーバ及びコネクション管理方法 - Google Patents

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Abstract

紹介子端末と参加子端末との信頼関係及び紹介子端末と全ての親端末との信頼関係を利用したコネクション関係を構築することができるコネクション管理サーバ及びコネクション管理方法を提供することである。コネクション管理サーバ10は、コネクション記憶部209と、コネクション要求受付部203と、コネクション要求に含まれる紹介子端末の識別情報がコネクション記憶部に記憶されているか否かを判定する登録情報判定部205と、登録情報判定部が紹介子端末の識別情報がコネクション記憶部に記憶されていると判定した場合には、紹介子端末が有する全てのコネクション関係に参加子端末の識別情報を含んだ新たなコネクション関係に更新する更新部207と、を備える。

Description

本発明は、コネクション管理サーバ及びコネクション管理方法に関し、特に参加申請がされた場合のコネクション関係の更新に関するコネクション管理サーバ及びコネクション管理方法の技術に関する。
近年、インターネットを介した通信が盛んに行われている。例えばタブレット端末、スマートフォン、又はパーソナルコンピュータを利用して、1対1、1対多、多対多の通信がインターネットを介して行われている。
一方、通信の相手を特定のグループに限定した、いわゆる会員制のネットワークグループを形成し、その会員制のネットワークグループ内に限定して情報の共有を行うことが行われている。従来より会員制のネットワークグループに新たなユーザ(端末)を参加させる場合の技術として様々な方法が提案されている。
例えば特許文献1では、参加を希望する参加者端末が招待者端末の識別情報と共に参加要求を行い、招待者端末の識別情報に基づいて招待者が招待権限を有するか否かの判断が行われ、その判断に基づいて参加者端末の参加の可否が判断される技術が開示されている。特に特許文献1では一つのサービス(例えば会員制のネットワークグループ)に参加者端末が参加要求する場合が想定された技術が開示されている。
また例えば特許文献2では、コミュニティ(いわゆる会員制のネットワークグループ)に参加を希望するユーザの識別情報が紹介範囲内であるか否かにより、新しいメンバーの参加の可否を判断する技術が開示されている。特に特許文献2では、一つのコミュニティへの参加に関する場合が想定された技術に関して説明されている。
特開2009−37435号公報 特開2008−186284号公報
ここで、インターネットを介して親端末と子端末との間で限定的に通信を行う場合がある。例えば親端末を有しているのがある店の店員であり、子端末を有しているのがその店の客である場合である。その場合、親端末は複数の子端末につながっている。一方で子端末も複数の親端末につながっている場合も考えられる。例えば、一人の客(子端末を有する)が異なる店の店員(親端末を有する)につながっている場合である。このように、親端末と子端末のつながり関係(コネクション関係)が複雑になると、端末の所有者間における信頼関係に基づいてコネクション関係を構築しようとする場合、新たに参加させる端末をどのようにコネクション関係に参加させるべきか問題となる場合がある。
しかしながら特許文献1及び2では、複数の親端末と複数の子端末との間にコネクション関係が存在する場合に、新たに参加する子端末に対してどのようにコネクション関係に含めるかの言及はない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものである。その目的は、紹介子端末と参加子端末との信頼関係及び紹介子端末と一部又は全ての親端末との信頼関係を利用したコネクション関係を構築することができるコネクション管理サーバ及びコネクション管理方法を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の一の態様であるコネクション管理サーバは、単数又は複数の親端末の識別情報と単数又は複数の子端末の識別情報とを含み、単数又は複数の親端末と単数又は複数の子端末との間のコネクション関係を記憶するコネクション記憶部と、単数又は複数のコネクション関係を有する紹介子端末の識別情報及びコネクション関係に参加申請を行う参加子端末の識別情報を有するコネクション要求を受け付けるコネクション要求受付部と、コネクション要求に含まれる紹介子端末の識別情報がコネクション記憶部に記憶されているか否かを判定する登録情報判定部と、登録情報判定部が紹介子端末の識別情報がコネクション記憶部に記憶されていると判定した場合には、紹介子端末が有する一部又は全てのコネクション関係を、参加子端末が紹介子端末とコネクション関係を有する単数又は複数の親端末にコネクション関係においてつながる新たなコネクション関係に更新する更新部と、を備える。
紹介子端末とは、既に当該コネクション関係に参加している端末である。そして、参加子端末とは、当該コネクション関係に未参加であり、これから紹介子端末による紹介を介して当該コネクションへ参加する端末をいう。そして、本態様によれば、コネクション要求は参加子端末の識別情報及び紹介子端末の識別情報を有し、紹介子端末の識別情報がコネクション記憶部に記憶されていると判定された場合には、紹介子端末が有していた一部又は全てのコネクション関係に、参加子端末が参加することが可能となる。これにより、本態様は、紹介子端末が単数又は複数の親端末とコネクション関係を有する場合であっても、紹介子端末が有していた一部又は全てのコネクション関係に参加子端末は参加することができ、紹介子端末の所有者と参加子端末の所有者との信頼関係及び紹介子端末の所有者と一部又は全ての親端末の所有者との信頼関係を利用したコネクション関係を構築することができる。
好ましくは、コネクション要求受付部は、参加子端末又は紹介子端末からコネクション要求を受け付け、参加子端末及び紹介子端末のうち一方は、他方の端末の識別情報を参加子端末と紹介子端末との端末間通信により取得し、コネクション要求をコネクション要求受付部に送信する。
本態様によれば、参加子端末及び紹介子端末のうち一方は、他方の端末の識別情報を参加子端末と紹介子端末との端末間通信により取得することにより、コネクション要求を行う場合に必要となる参加子端末又は紹介子端末の識別情報をインターネット等のネットワークを介さずに取得することができる。
好ましくは、コネクション管理サーバは、親端末との情報の通信を行う親端末通信部と、子端末との情報の通信を行う子端末通信部と、を備え、親端末通信部及び子端末通信部を介して、親端末とコネクション関係を有する子端末との間で情報の通信が行われる。
本態様によれば、コネクション管理サーバは、親端末との情報の通信を行う親端末通信部と子端末との情報の通信を行う子端末通信部とを備えるのことにより、コネクション管理サーバを介して同じコネクション関係を有する親端末と子端末との間の通信を行うことができる。
好ましくは、コネクション管理サーバは、親端末からの検索要求又は子端末からの検索要求に応じて、被検索情報の検索を行う検索部と、被検索情報を記憶する被検索情報記憶部と、を備え、親端末通信部又は子端末通信部を介して、検索要求を出力した親端末とコネクション関係にある子端末又は検索要求を出力した子端末とコネクション関係にある親端末に対して、検索部が行った検索結果に関する情報の送信が行われる。
本態様によれば、コネクション管理サーバが、被検索情報の検索を行う検索部、及び被検索情報を記憶する被検索情報記憶部を備えていることにより、親端末又は子端末からの検索要求に応じて検索された情報を同じコネクション関係にある親端末又は子端末に提供することができる。
好ましくは、被検索情報記憶部が記憶する被検索情報は、商品情報、役務情報、及びイベント情報のうちいずれか一つを含む。
本態様によれば、被検索情報は商品情報、役務情報、及びイベント情報のうちいずれか一つを含むことにより、親端末又は子端末は様々な情報を検索することができる。
好ましくは、商品情報は、商品の色、柄、及び形のうちいずれか一つを含むデザイン特徴量である。
本態様によれば、商品情報は、商品の色、柄、及び形のうちいずれか一つを含むデザイン特徴量であることにより、親端末又は子端末は様々なデザイン特徴量について検索を行うことができる。
好ましくは、商品情報は、商品の色感、質感、及びイメージのうちいずれか一つを含むデザイン特徴量である。
本態様によれば、商品情報は、商品の色感、質感、及びイメージのいずれか一つを含むデザイン特徴量であることにより、親端末又子端末は様々な商品情報に関して検索を行うことができる。
好ましくは、コネクション管理サーバは、検索部が行った検索の履歴に関する情報を記憶する検索履歴記憶部と、検索履歴記憶部が記憶する検索の履歴に関する情報の統計情報を取得する統計情報取得部と、を備え、親端末通信部又は子端末通信部を介して、検索要求を出力した親端末又は子端末とコネクション関係にある親端末又は子端末に対して、統計情報取得部が取得した統計情報の送信が行われる。
本態様によれば、コネクション管理サーバが、検索部が行った検索の履歴に関する情報を記憶する検索履歴記憶部と、検索履歴記憶部が記憶する検索の履歴に関する情報の統計情報を取得する統計情報取得部とを備える。これにより、本態様は、親端末又は子端末に対して統計情報の提供を行うことができる。
好ましくは、統計情報は、流行、流行の兆し、売れ筋商品、及びコーディネーションの流行のうちいずれか一つを表している。
本態様によれば、統計情報は、流行、流行の兆し、売れ筋商品、及びコーディネーションの流行のうちいずれか一つを表していることにより、親端末又は子端末は様々な統計情報を取得することができる。
好ましくは、親端末から親端末通信部に送信され、子端末通信部から子端末に送信される情報は、リコメンド情報、在庫情報、セールス情報、及び混雑情報のうちのいずれか一つを含む。
本態様によれば、コネクション管理サーバを介して親端末と子端末との間で情報のやり取りがされ、その情報は、リコメンド情報、在庫情報、セールス情報、及び混雑情報のうちのいずれか一つを含むので、親端末と子端末との間で様々な情報の通信を行うことができる。
好ましくは、子端末から子端末通信部に送信され、親端末通信部から親端末に送信される情報は、購入要求及びリコメンド要求のうちいずれか一つを含む。
本態様によれば、コネクション管理サーバを介して親端末と子端末との間で情報のやり取りがされ、その情報は、購入要求及びリコメンド要求のうちいずれか一つを含むので、親端末と子端末との間で様々な情報の通信を行うことができる。
本発明の他の態様であるコネクション管理方法は、単数又は複数の親端末の識別情報と単数又は複数の子端末の識別情報とを含み、単数又は複数の親端末と単数又は複数の子端末との間のコネクション関係を記憶するコネクション記憶部のコネクション管理方法であって、単数又は複数のコネクション関係を有する紹介子端末の識別情報及びコネクション関係に参加申請を行う参加子端末の識別情報を有するコネクション要求を受け付けるステップと、コネクション要求に含まれる紹介子端末の識別情報がコネクション記憶部に記憶されているか否かを判定するステップと、紹介子端末の識別情報がコネクション記憶部に記憶されていると判定された場合には、紹介子端末が有する一部又は全てのコネクション関係を、参加子端末が紹介子端末とコネクション関係を有する単数又は複数の親端末にコネクション関係においてつながる新たなコネクション関係に更新するステップと、を含む。
本発明によれば、コネクション要求は参加子端末の識別情報及び紹介子端末の識別情報を有し、紹介子端末の識別情報がコネクション記憶部に記憶されていると判定された場合には、紹介子端末が有していた一部又は全てのコネクション関係に、参加子端末が参加することが可能となる。そのため、紹介子端末が単数又は複数の親端末とコネクション関係を有する場合であっても、紹介子端末が有していた一部又は全てのコネクション関係に参加子端末は参加することができ、紹介子端末の所有者と参加子端末の所有者との信頼関係及び紹介子端末の所有者と一部又は全ての親端末の所有者との信頼関係を利用したコネクション関係を構築することができる。
コネクション管理サーバ、親端末、子端末から構成されるクライアントサーバシステムの概念図である。 子端末の一実施形態であるスマートフォンの外観を示す図である。 図2に示した子端末の内部構成を示すブロック図である。 端末間通信に関して説明する図である。 コネクション管理サーバの第1の実施形態の機能構成例を示すブロック図である。 コネクションデータベースの構造例を示す図表である。 図6(A)で示したコネクションデータベースに記憶されているコネクション関係を概念的に示した図である。 コネクション管理サーバの動作フローを示す図である。 コネクション管理サーバの第2の実施形態の機能構成例を示すブロック図である。 ユーザデータベースの構成例を示す図表である。 店舗データベースの構成例を示す図表である。 商品データベースの構成例を示す図表である。 感性空間に配置される感性語を示す言語イメージスケールである。 感性空間に配置される単色の単色イメージスケールである。 感性空間に配置される3色配色のイメージスケールである。 検索履歴データベースの構成例を示す図表である。 提供情報データベースの構成例を示す図表である。
以下、添付図面に従って本発明に係るコネクション管理サーバ及びコネクション管理方法の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、コネクション管理サーバ、親端末、子端末から構成されるクライアントサーバシステムの概念図である。クライアントサーバシステム1は、コネクション管理サーバ10、複数の親端末11、及び複数の子端末13から構成されている。そして、コネクション管理サーバ10、複数の親端末11、及び複数の子端末13はインターネット等のネットワーク12を介して接続されている。
コネクション管理サーバ10はクライアントサーバシステム1においてサーバとして機能し、親端末11及び子端末13はクライアントサーバシステム1のクライアントとして機能する。コネクション管理サーバ10は、親端末11と子端末13とのコネクション関係を管理している。したがって、親端末11と子端末13とはコネクション管理サーバ10を介してコネクション関係にある。ここで、コネクション関係とは、親端末11と子端末13とが通信可能につながっている関係のことをいい、この関係は限定された閉じられた関係であり、例えば会員制のネットワークグループのように限られた者のみにより構成されていることをいう。したがって、このコネクション関係に新たに参加する場合には紹介者(紹介子端末を有する)の紹介が必要となる。
親端末11及び子端末13はユーザ端末である。そして、ユーザ端末はネットワーク12を介してコネクション管理サーバ10に接続している。親端末11は単数又は複数の子端末13とコネクション関係を有し、コネクション管理サーバ10は複数の親端末11と複数の子端末13とのコネクション関係を管理している。
例えば、親端末11は服飾店の店員の端末であり、子端末13はその服飾店の客の端末である。店員(親端末11を有する)からは、コネクション関係を有する馴染みの客(子端末13を有する)に対して安売りの情報等をコネクション管理サーバ10を介して提供することができる。一方、客(子端末13を有する)からは、店員(親端末11を有する)に対して例えばお薦め商品の提案の要求を行うことができる。さらに、客(子端末13を有する)は異なる複数の店員(親端末11を有する)とコネクション関係を有することができる。例えば、客(子端末13を有する)は、それぞれ親端末を有する、靴屋の店員(親端末11を有する)、鞄屋の店員(親端末11を有する)、及び宝石店の店員(親端末11を有する)とコネクション関係を有することができる。ここでコネクション関係を有するとは、端末同士がコネクション管理サーバ10を介してつながることが可能であり、情報のやり取りが可能な状態であることをいう。
クライアントサーバシステム1において、まずユーザ端末の機能構成について説明する。なお、親端末11と子端末13とは基本的に同じ構成を有するので、ここでは子端末13について説明するが、以下子端末13の説明は親端末11についても同じである。
子端末13は、店舗を検索したり、店舗が取り扱っている商品を検索する際に操作される端末機であり、例えばスマートフォン、タブレットデバイス等のポータブル端末機やパーソナルコンピュータなどの形態をとりうる。
以下、子端末13として機能し得るスマートフォンについて説明する。
図2は子端末13の一実施形態であるスマートフォンの外観を示す図である。図2に示す子端末13は、平板状の筐体102を有し、筐体102の一方の面に表示部としての表示パネル121と、入力部としての操作パネル122とが一体となって形成される表示入力部120が設けられる。また、その筐体102は、スピーカ131と、マイクロホン132と、操作部140と、カメラ部141とを備える。尚、筐体102の構成はこれに限定されず、例えば、表示部と入力部とが独立して設けられる構成を採用したり、折り畳み構造やスライド機構を有する構成を採用することもできる。
図3は図2に示した子端末13の内部構成を示すブロック図である。図3に示すように、子端末13の主たる構成要素として、無線通信部110と、表示入力部120と、通話部130と、操作部140と、カメラ部141と、記憶部150と、外部入出力部160と、GPS(Global Positioning System)受信部170と、モーションセンサ部180と、電源部190と、主制御部101とを備える。また、子端末13の主たる機能として、基地局装置と移動通信網とを介した移動無線通信を行う無線通信機能を備える。
無線通信部110は、主制御部101の指示に従って、移動通信網に接続された基地局装置との間で無線通信を行う。その無線通信が使用されて、音声データ及び画像データ等の各種ファイルデータや電子メールデータなどの送受信、及びウェブデータやストリーミングデータなどの受信が行われる。無線通信部110には近距離無線通信部も含まれている。近距離無線通信部は、アンテナを介して、たとえばクラス2(半径約10m内)の範囲内にある他のBluetooth(登録商標)規格の機器とデータの送受を実行する。近距離無線通信部はBluetoothによる通信以外にも公知の端末間通信の手段を採用することができる。
表示入力部120は、表示パネル121及び操作パネル122を備えるいわゆるタッチパネルであり、主制御部101の制御により、画像(静止画像及び動画像)や文字情報などを表示して視覚的にユーザに情報を伝達し、また表示した情報に対するユーザ操作を検出する。
表示パネル121は、LCD(Liquid Crystal Display)又はOELD(Organic Electro-Luminescence Display)などを表示デバイスとして用いる。操作パネル122は、表示パネル121の表示面上に表示される画像が視認可能な状態で設けられ、ユーザの指や尖筆によって操作される単数又は複数の座標を検出するデバイスである。そのデバイスがユーザの指や尖筆によって操作されると、操作パネル122は、操作に起因して発生する検出信号を主制御部101に出力する。次いで、主制御部101は、受信した検出信号に基づいて、表示パネル121上の操作位置(座標)を検出する。
図2に例示される子端末13の表示パネル121と操作パネル122とは一体となって表示入力部120を構成し、操作パネル122が表示パネル121を完全に覆うような配置となっている。その配置を採用した場合、操作パネル122は、表示パネル121外の領域についても、ユーザ操作を検出する機能を備えてもよい。換言すると、操作パネル122は、表示パネル121に重なる重畳部分についての検出領域(以下、「表示領域」と称する)と、それ以外の表示パネル121に重ならない外縁部分についての検出領域(以下、「非表示領域」と称する)とを備えていてもよい。
尚、表示領域の大きさと表示パネル121の大きさとを完全に一致させてもよいが、両者を必ずしも一致させる必要はない。また、操作パネル122が、外縁部分及びそれ以外の内側部分の2つの感応領域を備えていてもよい。更に、その外縁部分の幅は、筐体102の大きさなどに応じて適宜設計されるものである。更にまた、操作パネル122で採用される位置検出方式としては、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、及び静電容量方式などが挙げられ、いずれの方式が採用されてもよい。
通話部130は、スピーカ131及びマイクロホン132を備え、マイクロホン132を通じて入力されたユーザの音声を主制御部101にて処理可能な音声データに変換して主制御部101に出力したり、無線通信部110或いは外部入出力部160により受信された音声データを復号してスピーカ131から出力したりする。また、図2に示すように、例えば、スピーカ131及びマイクロホン132を表示入力部120が設けられた面と同じ面に搭載することができる。
操作部140は、キースイッチなどを用いたハードウェアキーであって、ユーザからの指示を受け付ける。例えば、図2に示すように、操作部140は、子端末13の筐体102の側面に搭載され、指などで押下されるとスイッチオン状態となり、指を離すとバネなどの復元力によってスイッチオフ状態となる押しボタン式のスイッチである。
記憶部150は、主制御部101の制御プログラムや制御データ、アプリケーションソフトウェア、通信相手の名称や電話番号などを対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールのデータ、ウェブブラウジングによりダウンロードしたウェブデータ、及びダウンロードしたコンテンツデータ等を記憶し、またストリーミングデータなどを一時的に記憶する。また、記憶部150は、スマートフォン内蔵の内部記憶部151と着脱自在な外部メモリスロットを有する外部記憶部152とにより構成される。尚、記憶部150を構成する内部記憶部151及び外部記憶部152のそれぞれは、フラッシュメモリタイプ、ハードディスクタイプ、マルチメディアカードマイクロタイプ、カードタイプのメモリ、RAM(Random Access Memory)、或いはROM(Read Only Memory)などの格納媒体を用いて実現される。
外部入出力部160は、子端末13に連結される全ての外部機器とのインターフェースの役割を果たし、通信等(例えば、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394など)又はネットワーク(例えば、ネットワーク、無線LAN(Local Area Network)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association:IrDA)、UWB(Ultra Wideband)(登録商標)、ジグビー(ZigBee)(登録商標)など)により他の外部機器に直接的又は間接的に接続する。
子端末13に連結される外部機器としては、例えば、有線/無線ヘッドセット、有線/無線外部充電器、有線/無線データポート、カードソケットを介して接続されるメモリカード(Memory card)やSIM(Subscriber Identity Module Card)/UIM(User Identity Module Card)カード、オーディオ・ビデオI/O(Input/Output)端子を介して接続される外部オーディオ・ビデオ機器、有線/無線接続される外部オーディオ・ビデオ機器、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、及びイヤホンなどがある。外部入出力部160は、このような外部機器から伝送を受けたデータを子端末13の内部の各構成要素に伝達したり、子端末13の内部のデータが外部機器に伝送されたりするように構成されてもよい。
GPS受信部170は、主制御部101の指示に従って、GPS衛星ST1、ST2〜STnから送信されるGPS信号を受信し、受信した複数のGPS信号に基づく測位演算処理を実行し、子端末13の緯度、経度及び高度によって特定される位置情報(GPS情報)を取得する。GPS受信部170は、無線通信部110及び/又は外部入出力部160(例えば、無線LAN)から位置情報を取得できる場合には、その位置情報を用いて位置を検出することもできる。
モーションセンサ部180は、例えば、3軸の加速度センサなどを備え、主制御部101の指示に従って、子端末13の物理的な動きを検出する。子端末13の物理的な動きを検出することにより、子端末13の動く方向や加速度が検出される。その検出の結果は、主制御部101に出力される。
電源部190は、主制御部101の指示に従って、子端末13の各部に、バッテリ(図示しない)に蓄えられる電力を供給する。
主制御部101は、マイクロプロセッサを備え、記憶部150が記憶する制御プログラムや制御データに従って動作し、子端末13の各部を統括して制御する。また、主制御部101は、無線通信部110を通じて音声通信及びデータ通信を行うために、通信系の各部を制御する移動通信制御機能と、アプリケーション処理機能とを備える。
アプリケーション処理機能は、記憶部150が記憶するアプリケーションソフトウェアに従って主制御部101が動作することにより実現される。アプリケーション処理機能としては、例えば、外部入出力部160を制御することで対向機器とデータ通信を行う赤外線通信機能や、電子メールの送受信を行う電子メール機能、及びウェブページを閲覧するウェブブラウジング機能などがある。
また、主制御部101は、受信データやダウンロードしたストリーミングデータなどの画像データ(静止画像や動画像のデータ)に基づいて、映像を表示入力部120に表示する等の画像処理機能を備える。画像処理機能とは、主制御部101が、上記画像データを復号し、その復号結果に画像処理を施して、その画像処理を経て得られる画像を表示入力部120に表示する機能のことをいう。
更に、主制御部101は、表示パネル121に対する表示制御と、操作部140や操作パネル122を通じたユーザ操作を検出する操作検出制御とを実行する。
表示制御の実行により、主制御部101は、アプリケーションソフトウェアを起動するためのアイコンや、スクロールバーなどのソフトウェアキーを表示したり、或いは電子メールを作成するためのウィンドウを表示する。尚、スクロールバーとは、表示パネル121の表示領域に収まりきれない大きな画像などについて、画像の表示部分を移動する指示を受け付けるためのソフトウェアキーのことをいう。
また、操作検出制御の実行により、主制御部101は、操作部140を通じたユーザ操作を検出したり、操作パネル122を通じて、上記アイコンに対する操作や、上記ウィンドウの入力欄に対する文字列の入力を受け付けたり、或いは、スクロールバーを通じた表示画像のスクロール要求を受け付ける。
更に、操作検出制御の実行により主制御部101は、操作パネル122に対する操作位置が、表示パネル121に重なる重畳部分(表示領域)に該当するか、或いはそれ以外の表示パネル121に重ならない外縁部分(非表示領域)に該当するかを判定し、操作パネル122の感応領域やソフトウェアキーの表示位置を制御するタッチパネル制御機能を備える。
また、主制御部101は、操作パネル122に対するジェスチャ操作を検出し、検出したジェスチャ操作に応じて、予め設定された機能を実行することもできる。ジェスチャ操作とは、従来の単純なタッチ操作ではなく、指などによって軌跡を描いたり、複数の位置を同時に指定したり、或いはこれらを組み合わせて、複数の位置から少なくとも1つについて軌跡を描く操作を意味する。
カメラ部141は、主制御部101の制御により、撮像によって得た画像データを例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)などの圧縮した画像データに変換し、その画像データを記憶部150に記録したり、外部入出力部160や無線通信部110を通じて出力したりすることができる。図2に示すように子端末13において、カメラ部141は表示入力部120と同じ面に搭載されているが、カメラ部141の搭載位置はこれに限らず、表示入力部120が設けられる筐体102の表面ではなく筐体102の背面にカメラ部141が搭載されてもよいし、或いは複数のカメラ部141が筐体102に搭載されてもよい。尚、複数のカメラ部141が搭載されている場合には、撮像に供するカメラ部141を切り替えて単独のカメラ部141によって撮像が行われてもよいし、或いは、複数のカメラ部141を同時に使用して撮像が行われてもよい。
また、カメラ部141は子端末13の各種機能に利用することができる。例えば、カメラ部141で取得した画像が表示パネル121に表示されてもよいし、操作パネル122の操作入力手法の一つとして、カメラ部141で撮像取得される画像が利用されてもよい。また、GPS受信部170が位置を検出する際に、カメラ部141からの画像が参照されて位置が検出されてもよい。更には、カメラ部141からの画像が参照されて、3軸の加速度センサを用いずに、或いは、3軸の加速度センサと併用して、子端末13のカメラ部141の光軸方向を判断することや、現在の使用環境を判断することもできる。勿論、カメラ部141からの画像をアプリケーションソフトウェア内で利用することもできる。
その他、GPS受信部170により取得された位置情報、マイクロホン132により取得された音声情報(主制御部等により、音声テキスト変換を行ってテキスト情報となっていてもよい)、及びモーションセンサ部180により取得された姿勢情報等などを静止画又は動画の画像データに付加して得られるデータを、記憶部150に記録したり、外部入出力部160や無線通信部110を通じて出力したりすることもできる。
図4は、子端末13のうちの紹介子端末13Aと参加子端末13Bとの間の端末間通信に関して説明する図である。なお、紹介子端末13Aとは参加子端末13Bに紹介を行う端末のことであり、参加子端末13Bとはコネクション関係に参加することを希望する端末のことである。紹介子端末13Aと参加子端末13Bとは上述した近距離無線通信部により通信をしてお互いの識別情報を取得することができる。
図4(A)に示された場合では、紹介子端末13Aと参加子端末13Bとの間は、双方の近距離無線通信部により接続されている。そして紹介子端末13Aの識別情報(子端末ID(Identification))が紹介子端末13Aから参加子端末13Bに近距離無線通信部を使用して送信されている。参加子端末13Bは、紹介子端末13Aの子端末IDを取得して、ネットワーク12を介してコネクション管理サーバ10にコネクション要求を行う。図4(B)には、紹介子端末13Aと参加子端末13Bとが図4(A)と同様に近距離無線通信部を介して接続されており、参加子端末13Bの子端末IDが紹介子端末13Aに送信される。参加子端末13Bの子端末IDを取得した紹介子端末13Aはネットワーク12を介してコネクション管理サーバ10にコネクション要求を行う。
このように紹介子端末13Aと参加子端末13Bとの端末間通信により子端末IDが取得されるので、コネクション要求を行う場合に必要となる参加子端末13B又は紹介子端末13Aの識別情報をインターネット等のネットワークを介さずに取得することができる。
[第1の実施形態]
次に、コネクション管理サーバ10の機能構成について説明する。
図5は、コネクション管理サーバ10の第1の実施形態の機能構成例を示すブロック図である。コネクション管理サーバ10は、大別するとユーザ管理部201及び通信部33から構成されている。ユーザ管理部201及び通信部33はコネクション管理サーバ内部にある図示しない一つ又は複数のCPUにプログラムがロードされ、当該CPUが動作することによって機能する。
ユーザ管理部201は、主にコネクション要求受付部203、登録情報判定部205、更新部207、及びコネクション記憶部(コネクションデータベース(Data Base))209を備えている。なお図中ではデータベースはDBと表記される。コネクション記憶部はHDD(Hard disc drive)やSSD(Solid State Drive)等の記録媒体によって構成されている。
コネクションデータベース209は、複数の親端末11の識別情報と複数の子端末13の識別情報とを含み、複数の親端末11と複数の子端末13との間のコネクション関係を記憶する。すなわちコネクションデータベース109には、親端末11と単数又は複数の子端末13とのコネクション関係が複数記憶されている。
図6(A)は、コネクションデータベース209の構造例を示す図表である。コネクションデータベース209は、親端末IDとその親端末11とコネクション関係にある子端末IDとを関係づけて記憶している。具体的には、親端末ID4288である親端末11は、子端末ID6423、子端末ID2346、子端末ID6432、子端末ID1215、及び子端末ID4890の子端末13との間にコネクション関係を有することが、コネクションデータベース209に記憶されている。また、親端末ID8217である親端末11は、子端末ID7223、子端末ID4673、子端末ID5585、子端末ID1215、及び子端末ID4890の子端末13との間にコネクション関係を有することが、コネクションデータベース209に記憶されている。なお、図6(A)に示したコネクションデータベース209の構造は一例でありこれに限定されるものではない。例えば、コネクションデータベース209は、子端末13毎にコネクション関係にある親端末11の親端末IDを有していてもよい。
図7は、図6(A)で示したコネクションデータベース209に記憶されているコネクション関係を概念的に示した図である。図7では、親端末ID4288が有するコネクション関係及び親端末ID8217が有するコネクション関係は実線で示されている。子端末ID6423、子端末ID2346、及び子端末ID6432の子端末13は、親端末ID4288の親端末11とのコネクション関係のみを有し、子端末ID7223、子端末ID4673、及び子端末ID5585の子端末13は、親端末ID8217の親端末11とのコネクション関係のみを有する。一方で、子端末ID1215及び子端末ID4890を有する子端末13は、親端末ID4288の親端末11とのコネクション関係及び親端末ID8217の親端末11とのコネクション関係を有する。
図5に戻って、コネクション要求受付部203は、コネクション関係に参加申請を行う参加子端末13Bの識別情報及び参加子端末13Bに紹介を行う紹介子端末13Aの識別情報を有するコネクション要求を受け付ける。すなわち、コネクション要求受付部203は、子端末通信部34の受信部32を介して、紹介子端末13A又は参加子端末13Bからコネクション要求を受け付ける。コネクション要求には、少なくともコネクション関係に参加申請を行う参加子端末13Bの識別情報及び参加子端末13Bに紹介を行う紹介子端末13Aの識別情報が含まれる。ここで、紹介子端末13Aの識別情報とは紹介子端末13Aであることを示す情報が付された子端末13の識別情報であり、参加子端末13Bの識別情報とは参加子端末13Bであることを示す情報が付された子端末13の識別情報である。また、識別情報を有するコネクション要求とはコネクション要求に識別情報に関する情報が含まれている又は付加されていることをいう。なお、コネクション要求は参加子端末13Bから送信されてもよいし、紹介子端末13Aから送信されてもよい。
さらに、コネクション要求には、紹介子端末13Aが複数の親端末11とコネクション関係が有る場合に、参加子端末13Bがコネクション関係においてつながる親端末11の情報が含まれてもよい。すなわち、この参加子端末13Bがどの親端末11とコネクション関係においてつながるかを示す情報は、紹介子端末13A又は参加子端末13Bにおいて生成されコネクション要求に付加される。例えば紹介子端末13Aのユーザは、参加子端末13Bのユーザに対して紹介子端末13Aのユーザが保有する一部のコネクション関係に参加子端末13Bを紹介する場合には、その一部のコネクション関係に参加子端末13Bがコネクション関係においてつながることを示す情報を紹介子端末13Aを使用してコネクション要求に含める。
登録情報判定部205は、コネクション要求に含まれる紹介子端末13Aの識別情報がコネクション記憶部に記憶されているか否かを判定する。すなわち、登録情報判定部205は、コネクション要求受付部203が受け付けたコネクション要求に含まれる紹介子端末13Aの子端末IDがコネクションデータベース209に登録されているか否かを判定する。具体的には登録情報判定部205は、紹介子端末13Aの子端末IDがコネクションデータベース209にある場合には「記憶あり」と判定し、紹介子端末13Aの子端末IDがコネクションデータベース209にない場合には、「記憶なし」と判定する。そして、登録情報判定部205は判定結果を更新部207に送信する。
更新部207は、登録情報判定部205が紹介子端末13Aの識別情報(子端末ID)がコネクション記憶部に記憶されていると判定した場合には、紹介子端末が有する一部又は全てのコネクション関係を、参加子端末が紹介子端末とコネクション関係を有する単数又は複数の親端末にコネクション関係においてつながる新たなコネクション関係に更新する。以下に更新部207の更新について図6及び図7に基づいて説明する。なお、図6(B)から図6(D)は、更新部207により更新されたコネクションデータベース209の構成例が示されている。
<ケース1>
ケース1の場合は特に本発明が適用されることにより、紹介子端末13Aが有していた一部又は全てのコネクション関係に参加子端末13Bは参加することができ、紹介子端末13Aと参加子端末13Bとの信頼関係及び紹介子端末13Aと一部又は全ての親端末11との信頼関係を利用したコネクション関係を構築することができる。
ケース1の一つの例は、図7において参加子端末13Bが子端末ID8624の子端末13であり、紹介子端末13Aが二つの親端末11とのコネクション関係を有する場合である。すなわちコネクション要求には、参加子端末13Bの子端末ID8624、及び紹介子端末13Aの子端末ID1215が含まれており、紹介子端末13Aの子端末ID1215が有するコネクション関係の全てに対して参加子端末13Bがつながる要求が含まれている。
登録情報判定部205は、子端末ID1215の紹介子端末13Aは親端末ID4288の親端末11とのコネクション関係、及び親端末ID8217の親端末11とのコネクション関係を有するので、紹介子端末13Aの子端末IDはコネクションデータベース209に記憶されていると判定する。そして、更新部207は図6(B)に示すように、親端末ID4288の親端末11のコネクション関係及び親端末ID8217の親端末11のコネクション関係に、参加端末の子端末ID8624を加えるように更新をする。これにより、子端末ID8624の参加子端末13Bは、親端末ID4288の親端末11が有するコネクション関係及び親端末ID8217の親端末11が有するコネクション関係に含まれる。
ケース1の他の例は、上述の例と同様にコネクション要求には、参加子端末13Bの子端末ID8624、及び紹介子端末13Aの子端末ID1215が含まれている場合である。また本例では、紹介子端末13Aの子端末ID1215が有するコネクション関係の親端末ID8217の親端末11とのコネクション関係に対してのみ参加子端末13Bがつながるように要求が含まれている。
登録情報判定部205は、親端末ID8217の親端末11とのコネクション関係を有するので、紹介子端末13Aの子端末IDはコネクションデータベース209に記憶されていると判定する。そして、更新部207は図6(C)に示すように、親端末ID8217の親端末11のコネクション関係に、参加端末の子端末ID8624を加えるように更新をする。これにより、子端末ID8624の参加子端末13Bは、親端末ID8217の親端末11が有するコネクション関係に含まれる。
<ケース2>
ケース2は、図7において参加子端末13Bが子端末ID8624の子端末13であり、紹介子端末13Aが一つの親端末11とのコネクション関係を有する子端末ID7223の場合である。すなわちコネクション要求には、参加子端末13Bの子端末ID8624、及び紹介子端末13Aの子端末ID7223が含まれている。
登録情報判定部205は、子端末ID7223の紹介子端末13Aは親端末ID8217の親端末11とのコネクション関係を有するので、紹介子端末13Aの子端末IDはコネクションデータベース209に記憶されていると判定する。そして、更新部207は図6(C)に示すように、親端末ID8217の親端末11が有するコネクション関係について、参加端末の子端末ID8624を加えるように更新をする。これにより子端末ID8624の参加子端末13Bは親端末ID8217の親端末11が有するコネクション関係に含まれる。
またケース2の他の例として、図7において参加子端末13Bが子端末ID8624の子端末13であり、紹介子端末13Aが一つの親端末11とのコネクション関係を有する子端末ID6423の場合である。すなわちコネクション要求には、参加子端末13Bの子端末ID8624、及び紹介子端末13Aの子端末ID6423が含まれている。なお、子端末ID8624の参加子端末13Bの所有者と、子端末ID6423の紹介子端末13Aの所有者とは信頼関係が構築されている。
登録情報判定部205は、子端末ID6423の紹介子端末13Aは親端末ID4288の親端末11とのコネクション関係を有するので、紹介子端末13Aの子端末IDはコネクションデータベース209に記憶されていると判定する。そして、更新部207は図6(D)に示すように、親端末ID4288の親端末11が有するコネクション関係について、参加端末の子端末ID8624を加えるように更新をする。これにより子端末ID8624の参加子端末13Bは親端末ID4288の親端末11が有するコネクション関係に含まれる。
<ケース3>
ケース3は、子端末ID8624の子端末13が参加子端末13Bであり、紹介子端末13Aがコネクションデータベース209に登録されていない場合である。すなわちコネクション要求には、参加子端末13Bの子端末ID8624、及び紹介子端末13Aの子端末ID1111が含まれている。なお子端末ID1111はコネクションデータベース209に記憶されていない。
登録情報判定部205は、子端末ID1111はコネクションデータベース209に登録されていないと判定する。そして、更新部207は、登録情報判定部205から紹介子端末13Aの子端末IDが記憶されていないと判定されたので、コネクションデータベース209の更新は行わない。
なお、新規に親端末11がコネクションデータベース209に登録される場合には、公知の方法によって、親端末11がコネクションデータベース209に登録される。例えば、親端末ID及び子端末IDを含む新規コネクション関係の申請を行うことにより親端末11がコネクションデータベース209に登録される。
図5に戻って、通信部33は、主に子端末通信部34及び親端末通信部37から構成される。また、子端末通信部34は送信部31及び受信部32を有し、親端末通信部37は送信部35及び受信部36を有する。
子端末通信部34は子端末13との情報の通信を行い、親端末通信部37は親端末11との情報の通信を行う。すなわち、コネクション管理サーバ10では、親端末通信部37及び子端末通信部34を介して、親端末11とコネクション関係を有する子端末13との間で情報の通信が行われる。例えば、親端末11から親端末通信部37に送信され、子端末通信部34から子端末13に送信される情報は、リコメンド情報、在庫情報、セールス情報、又は混雑情報である。また例えば、子端末13から子端末通信部34に送信され、親端末通信部37から親端末11に送信される情報は、購入要求、又はリコメンド要求である。
次にコネクション管理方法に関して説明する。
図8は、コネクション管理サーバ10の動作フローを示す図である。
先ず、コネクション管理サーバ10はコネクション要求受付部203により紹介子端末13A又は参加子端末13Bからコネクション要求を受け付ける(ステップS10)。その後、登録情報判定部205により、コネクション要求に含まれる紹介子端末13Aの子端末IDがコネクションデータベース209に登録されているか否かが判定される(ステップS11)。
紹介子端末13Aの子端末IDがコネクションデータベース209に登録されていないと判定された場合(ステップS11のNoの場合)、更新部207はコネクションデータベース209の更新を行わない(ステップS13)。一方、紹介子端末13Aの子端末IDがコネクションデータベース209に登録されていると判定された場合(ステップS11のNoの場合)、更新部207はコネクションデータベース209の更新を行う(ステップS12)。すなわち更新部207は、紹介子端末13Aが有していた全てコネクション関係に参加子端末13Bの子端末IDを含めるようにコネクションデータベース209を更新する。
上述の各構成及び機能は、任意のハードウェア、ソフトウェア、或いは両者の組み合わせによって適宜実現可能である。例えば、上述の処理ステップ(処理手順)をコンピュータに実行させるプログラム、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(非一時的記録媒体)、或いはそのようなプログラムをインストール可能なコンピュータに対しても本発明を適用することが可能である。
以上より、本実施形態によれば、コネクション要求は参加子端末13Bの識別情報及び紹介子端末13Aの識別情報有し、紹介子端末13Aの識別情報がコネクションデータベース209に記憶されていると判定された場合には、紹介子端末13Aが有していた一部又は全てのコネクション関係に、参加子端末13Bが参加することが可能となる。これにより、本実施形態は、紹介子端末13Aが複数の親端末11とコネクション関係を有する場合であっても、紹介子端末13Aが有していた一部又は全てのコネクション関係に参加子端末13Bは参加することができ、紹介子端末13Aと参加子端末13Bとの信頼関係及び紹介子端末13Aと一部又は全ての親端末11との信頼関係を利用したコネクション関係を構築することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に関して説明する。
図9は、コネクション管理サーバ10の第2の実施形態の機能構成例を示すブロック図である。コネクション管理サーバ10は、大別するとユーザ管理部201、通信部33、及び情報部254から構成されている。なお、図5で説明を行った箇所には同じ符号を付し説明は省略する。第1の実施形態と同様に、情報部254も、図示しないコネクション管理サーバ10内のCPU等の制御装置が動作することにより機能を発揮する。
図9に示したコネクション管理サーバ10は、図5で説明を行ったコネクション管理サーバ10と比較すると、ユーザ管理部201にコネクション特定部210が追加された点及び情報部254が追加された点で異なる。
コネクション特定部210は、検索要求を出力した親端末11又は子端末13が有するコネクション関係をコネクションデータベース209から特定する。すなわち、検索要求には検索部250が行うための情報及び検索要求を出力した親端末11又は子端末13の端末IDが含まれており、コネクション特定部210はその端末IDに基づいてコネクションデータベース209からコネクション関係を特定する。なお、コネクション特定部210がコネクションデータベース209において検索要求に含まれている端末IDを検出できない場合には、検索要求はコネクション管理サーバ10のユーザでない端末から出力されたものと判断して、検索要求を拒絶してもよい。
検索部250は、親端末11から検索要求又は子端末13からの検索要求に応じて、被検索情報の検索を行う。検索要求には検索要求を行うための情報が含まれており、検索部250は、その検索を行うための情報に基づいて検索を行う。検索を行うための情報は、様々なものが含まれる。例えば検索を行うための情報は、商品の色、商品番号、ブランド、感性語、サイズ、端末識別情報、又は店舗名である。
統計情報取得部252は、検索履歴記憶部(検索履歴データベース)246が記憶する検索の履歴に関する情報の統計情報を取得する。すなわち統計情報取得部252は、検索履歴データベース246に記録される検索履歴に基づいて検索履歴に関する統計情報を作成する。なお統計情報取得部252は、公知の技術により統計情報を作成することができる。例えば統計情報取得部252は、公知の技術を使用して、検索履歴記データベースに基づいて、流行、流行の兆し、売れ筋商品、又はコーディネーションの流行に関する統計情報を取得することができる。
なお検索部250により行われた検索結果及び統計情報取得部252により取得された統計情報は、親端末通信部37又は子端末通信部34を介して、検索要求を出力した親端末11又は子端末13とコネクション関係にある親端末11又は子端末13に対して、送信される。すなわちコネクション特定部210により検索要求に含まれる端末IDに基づいて特定されたコネクション関係を有する親端末11又は子端末13に、検索結果及び統計情報が送信される。
被検索情報記憶部248は、検索部250に検索される情報が記憶されている。被検索情報記憶部248は様々な情報を記憶することができ、例えば被検索情報記憶部248は商品情報、役務情報、又はイベント情報を記憶する。
被検索情報記憶部248は、商品データベース236、ユーザデータベース244、店舗データベース240、及び検索履歴データベース246を備えている。以下に各データベースについて説明をする。
図10はユーザデータベース244の構成例を示す図表である。
図10に示すようにユーザデータベース244には、各ユーザのユーザIDに関連付けて商品IDが登録されている。
また、ユーザデータベース244に登録されている商品IDは、ユーザの購買行動履歴情報に関連する商品を示す商品IDである。ここで、ユーザの購買行動履歴情報は、例えば、EC(Electronic Commerce)サイトにおいて、商品を選択してネットショッピングのカートに入れた履歴情報、商品を選択してお気に入りリストに登録した履歴情報、商品を選択して当該商品の詳細表示を閲覧した履歴情報、及び商品を選択してマイクローゼットに登録した履歴情報のうちのいずれか1以上の履歴情報を含むものである。これらの情報は、子端末13に記憶されていた情報であり、コネクション管理サーバ10に接続されると自動又は手動により子端末13からコネクション管理サーバ10に送信される。
また、本例のユーザデータベース244は、ユーザの購買行動履歴情報の種類(お気に入り登録された履歴情報、詳細表示された履歴情報、カート投入された履歴情報、マイクローゼットに登録された履歴情報)に応じて商品IDを分類して登録している。
また、子端末13はGPS情報を受信しており、GPS情報に基づいて通常のユーザの行動範囲情報(例えば、通勤、通学の路線、ショッピングする範囲等)をユーザデータベース244に登録する。更に、ユーザデータベース244には、ユーザの氏名、年齢、性別、住所、電話番号等の個人情報も登録されるが、図10では省略されている。
例えば、親端末11を有する店員がコネクション関係を有する客(子端末13)の上述した情報を検索することにより、接客や商品の推薦に役立てることができる。なお、コネクション関係は信頼関係に基づく限定されたものであるので、客も安心してユーザデータベース244に含まれる情報を送信することができる。
図11は、店舗データベース240の構成例を示す図表である。
図11に示すように店舗データベース240には、各店舗の店舗IDに関連付けて、各店舗において取り扱っている商品(商品)を示す商品IDが登録されている。また、店舗データベース240には、店舗名、リアル店舗の住所、電話番号、取り扱っている商品のブランド、商品の価格帯等の情報が登録されている。
例えば、店舗データベース240は、親端末11を有する店員がコネクション関係を有する客(子端末13)に対して、ある商品の取り扱い店に関する情報を提供する場合に使用される。すなわち店舗データベース240は、ある商品を取り扱っている店のうち客が住んでいる場所に最も近い店舗を紹介する場合に使用される。
図12は、商品データベース236の構成例を示す図表である。ここで商品情報とは、商品の色、柄、及び形のうちいずれか一つを含むデザイン特徴量であり、また、商品情報とは、商品の色感、質感、及びイメージのうちいずれか一つを含むデザイン特徴量である。なお商品の色感とは商品の色が与える感じのことであり、イメージとは商品全体が与えるイメージのことである。
商品データベース236は、図12に示すように商品(商品ID)毎に、商品のカテゴリ情報、商品画像、商品の画像を解析して得られるデザイン特徴量(色、柄、形、質感)、商品の印象を特定する感性特徴量、商品を取り扱っている店舗ID、商品のブランド、在庫、サイズ、価格、及びその他の情報が関連付けて登録されている。ここで、カテゴリ情報とは、商品(衣服)の範疇を示すもので、ブラウス、スカート、パンツ、Tシャツ、ワンピース等の情報であり、親端末11又は子端末13により検索する商品のカテゴリを絞り込むときに使用される。
次に、商品の画像を解析して得られるデザイン特徴量について説明する。
商品の画像を解析して得られるデザイン特徴量は、色特徴量、柄特徴量、形特徴量、及び質感特徴量等の物理計測値である。
また、デザイン特徴量に基づいて、商品の印象を特定する感性特徴量もデザイン特徴量の一つとすることができる。ここで、感性特徴量は、2次元で表される感性空間上の感性空間座標である。
まず、商品のデザイン特徴量の一つである色特徴量について説明する。
色特徴量は、商品の画像を代表する色を含む領域を切り出し、各領域の画像を平滑化フィルタにより平滑化処理し、平滑化した各領域の画像の代表色を示す情報である。
本例では、色特徴量として、HSV色空間における3属性(H(色相)・S(彩度)・V(明度))の各値(以下、「HSV値」という)を取得する。また、商品の代表色が2色以上の場合には、2色以上の代表色毎の色特徴量(HSV値)を取得する。
また、取得した色特徴量(HSV値)毎に、130色の色数を有する基本カラーパレットから該当する色情報を選択する。ここで、130色は、120色の有彩色と10色の無彩色とを有し、120色の有彩色は、10種類の色相と12種類のトーンとの組み合わせからなり、10色の無彩色は、白から黒までの10種類のトーンからなる。
1つの色特徴量(HSV値)が測定されると、測定した色特徴量に対応する基本カラーパレットにおける130色(♯1〜♯130)のうちの1つの色(色情報)を決定することができる。
商品の画像の代表色が2色の場合、基本カラーパレット上の2つの色(2色配色)を特定することができる。同様に、商品の画像の代表色が3色の場合には、基本カラーパレット上の3つの色(3色配色)を特定することができる。
また、柄特徴量は、例えば、柄密度及び柄サイズにより規定される特徴量が考えられる。形特徴量は、例えば、全体の幅(細い−太い)、袖の大きさ(短い−長い)、丈の大きさ(短い−長い)、ネックライン(襟ぐり)の幅及び高さ、ネックラインによって規定されユーザの頭部を通過させるための空間の断面積(小さい−大きい)、Vネックの角度(小さい−大きい)、Uネックの曲率(小さい−大きい)等によって規定される特徴量が考えられる。質感特徴量は、例えば、光沢度及び透け度によって規定される特徴量が考えられる。
例えば、商品データベース236は、店員(親端末11)及び客(子端末13)が商品を検索する場合に使用される。また、本例の商品データベース236はデザイン特徴量に関する情報を有しているため、店員及び客はデザイン特徴量による検索を行うことができる。
次に、商品の印象を特定する感性特徴量について説明する。
図13は感性空間に配置される感性語を示す言語イメージスケールであり、図14は感性空間に配置される単色(基本カラーパレットの130色)の単色イメージスケールである。また、図15は感性空間に配置される3色配色のイメージスケールである。尚、図13、図14及び図15に示すイメージスケールは、株式会社日本カラーデザイン研究所から開示されたイメージスケールを示す(小林重順著「カラーシステム」(講談社)、及びhttp://www.ncd-ri.co.jp/about/image_system.htmlを参照)。
図13から図15に示す感性空間は、WARM(暖かい)/COOL(冷たい)の程度を示す横軸、及びHARD(かたい)/SOFT(やわらかい)の程度を示す縦軸により規定された空間である。
図13に示す言語イメージスケールは、上記感性空間内に64個の感性語が配置されている。また、図14に示す単色イメージスケールは、上記感性空間内に130色の単色が配置されている。図14に示した各記号は、V(ビビット)、S(ストロング)、B(ブライト)、P(ペール)、Vp(ベリー・ペール)、Lgr(ライト・グレイッシュ)、L(ライト)、Gr(グレイッシュ)、Dl(ダル)、Dp(ディープ)、Dk(ダーク)、Dgr(ダーク・グレイッシュ)の12種類のトーンの位置を示している。また、数字で示した130色のうちの代表的なものとして、1〜10は、それぞれ代表的な色相の位置を示し、1は赤、2は橙、3は黄、4は黄緑、5は緑、6は青緑、7は青、8は青紫、9は紫、10は赤紫である。また、121は白、130は黒である。
また、図15に示す3色配色のイメージスケールは、64個の感性語にそれぞれ対応する1つの3色配色を示しているが、1つの感性語に対応する3色配色は、複数存在する。
図13から図15に示すように、感性語と色特徴量(単色、3色配色)との間には相関があることが分かる。尚、図15に示した3色配色に限らず、2色配色、N色配色の場合も感性語との間には相関がある。
従って、色特徴量(単色、配色(2色、3色、N色))と感性語との関係を示す変換テーブル又は変換式を予め準備し、単色、配色の色情報を取得すれば、色情報を変換テーブル等を使用することにより感性語に変換することができる。そして、感性特徴量は、感性語が配置される感性空間上の感性空間座標である。
図16は検索履歴データベース246の構成例を示す図表である。
図16に示すように、検索履歴データベース246には端末ID、検索が行われた日時、及び検索内容が記載されている。例えば検索部250は、子端末ID6423からの検索要求により2012年7月16日午前9時36分に商品4441について検索を行った履歴が記録されている。検索履歴データベース246は、コネクション管理サーバ10内で行われた全ての検索の履歴に関して記憶が行われる。すなわち、検索履歴データベース246ではコネクション関係に関係なく、親端末11及び子端末13の検索履歴が記憶される。
例えば、検索履歴データベース246は、統計情報取得部252により統計情報を取得される場合に使用される。すなわち、検索履歴データベース246は、店員(親端末11)がコネクション関係にある客(子端末13)の検索履歴に関して統計情報を入手して、コネクション関係を有する客の中での流行等を把握するのに使用される。
[その他の例]
コネクション管理サーバ10は、上述したデータベース以外にも様々なデータベースを備えることができる。
図17は提供情報データベースの構成例を示す図表である。
例えば図17に記載したような提供情報データベースを備えていてもよい。提供情報データベースには客が使用する子端末13を特定する子端末IDと、客に提供すべき情報が記載されている。図17に記載した場合では子端末ID8241の客には情報A及びBが提供され、子端末ID4234の客には情報B及びCが提供され、子端末ID1244の客には情報A及びDが提供される。例えば、同じコネクション関係にある親端末11から子端末13に情報を提供する場合に、情報提供データベースを参照して、親端末11から子端末13に情報を送信してもよい。例えば、情報提供データベースを使用することにより、親端末11を使用する店員は簡易に客への情報提供を行うことができる。
以上で本発明の例に関して説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
1…クライアントサーバシステム、10…コネクション管理サーバ、11…親端末、12…ネットワーク、13…子端末、33…通信部、34…子端末通信部、37…親端末通信部、201…ユーザ管理部、203…コネクション要求受付部、205…登録情報判定部、207…更新部、209…コネクションデータベース、210…コネクション特定部、236…商品データベース、240…店舗データベース、244…ユーザデータベース、246…検索履歴データベース、248…被検索情報記憶部、250…検索部、252…統計情報取得部

Claims (12)

  1. 単数又は複数の親端末の識別情報と単数又は複数の子端末の識別情報とを含み、前記単数又は複数の親端末と前記単数又は複数の子端末との間のコネクション関係を記憶するコネクション記憶部と、
    単数又は複数の前記コネクション関係を有する紹介子端末の識別情報及び前記コネクション関係に参加申請を行う参加子端末の識別情報を有するコネクション要求を受け付けるコネクション要求受付部と、
    前記コネクション要求に含まれる前記紹介子端末の識別情報が前記コネクション記憶部に記憶されているか否かを判定する登録情報判定部と、
    前記登録情報判定部が前記紹介子端末の識別情報は前記コネクション記憶部に記憶されていると判定した場合には、前記紹介子端末が有する一部又は全ての前記コネクション関係を、前記参加子端末が前記紹介子端末と前記コネクション関係を有する単数又は複数の前記親端末に前記コネクション関係においてつながる新たなコネクション関係に更新する更新部と、
    を備えるコネクション管理サーバ。
  2. 前記コネクション要求受付部は、前記参加子端末又は前記紹介子端末から前記コネクション要求を受け付け、
    前記参加子端末及び前記紹介子端末のうち一方は、他方の端末の識別情報を前記参加子端末と前記紹介子端末との端末間通信により取得し、前記コネクション要求を前記コネクション要求受付部に送信する請求項1に記載のコネクション管理サーバ。
  3. 前記親端末との情報の通信を行う親端末通信部と、
    前記子端末との情報の通信を行う子端末通信部と、
    を備え、
    前記親端末通信部及び前記子端末通信部を介して、前記親端末と前記コネクション関係を有する前記子端末との間で情報の通信が行われる請求項1又は2に記載のコネクション管理サーバ。
  4. 前記親端末からの検索要求又は前記子端末からの検索要求に応じて、被検索情報の検索を行う検索部と、
    前記被検索情報を記憶する被検索情報記憶部と、
    を備え、
    前記親端末通信部又は前記子端末通信部を介して、前記検索要求を出力した前記親端末又は前記子端末と前記コネクション関係にある前記親端末又は前記子端末に対して、前記検索部が行った検索結果に関する情報の送信が行われる請求項3に記載のコネクション管理サーバ。
  5. 前記被検索情報記憶部が記憶する前記被検索情報は、商品情報、役務情報、及びイベント情報のうちいずれか一つを含む請求項4に記載のコネクション管理サーバ。
  6. 前記商品情報は、商品の色、柄、及び形のうちいずれか一つを含むデザイン特徴量である請求項5に記載のコネクション管理サーバ。
  7. 前記商品情報は、商品の色感、質感、及びイメージのうちいずれか一つを含むデザイン特徴量である請求項5又は6に記載のコネクション管理サーバ。
  8. 前記検索部が行った検索の履歴に関する情報を記憶する検索履歴記憶部と、
    前記検索履歴記憶部が記憶する前記検索の履歴に関する情報の統計情報を取得する統計情報取得部と、
    を備え、
    前記親端末通信部又は前記子端末通信部を介して、前記検索要求を出力した前記親端末又は前記子端末と前記コネクション関係にある前記親端末又は前記子端末に対して、前記統計情報取得部が取得した前記統計情報の送信が行われる請求項4から7のいずれか1項に記載のコネクション管理サーバ。
  9. 前記統計情報は、流行、流行の兆し、売れ筋商品、及びコーディネーションの流行のうちいずれか一つを表している請求項8に記載のコネクション管理サーバ。
  10. 前記親端末から前記親端末通信部に送信され、前記子端末通信部から前記子端末に送信される情報は、リコメンド情報、在庫情報、セールス情報、及び混雑情報のうちのいずれか一つを含む請求項3から9のいずれか1項に記載のコネクション管理サーバ。
  11. 前記子端末から前記子端末通信部に送信され、前記親端末通信部から前記親端末に送信される情報は、購入要求及びリコメンド要求のうちいずれか一つを含む請求項3から10のいずれか1項に記載のコネクション管理サーバ。
  12. 単数又は複数の親端末の識別情報と単数又は複数の子端末の識別情報とを含み、前記単数又は複数の親端末と前記単数又は複数の子端末との間のコネクション関係を記憶するコネクション記憶部のコネクション管理方法であって、
    単数又は複数の前記コネクション関係を有する紹介子端末の識別情報及び前記コネクション関係に参加申請を行う参加子端末の識別情報を有するコネクション要求を受け付けるステップと、
    前記コネクション要求に含まれる前記紹介子端末の識別情報が前記コネクション記憶部に記憶されているか否かを判定するステップと、
    前記紹介子端末の識別情報は前記コネクション記憶部に記憶されていると判定された場合には、前記紹介子端末が有する一部又は全ての前記コネクション関係を、前記参加子端末が前記紹介子端末と前記コネクション関係を有する単数又は複数の前記親端末に前記コネクション関係においてつながる新たなコネクション関係に更新するステップと、
    を含むコネクション管理方法。
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