JP6345872B2 - 商品推奨装置、商品推奨方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は商品推奨装置、商品推奨方法及びプログラムに係り、特に、流行に応じたコーディネート商品を推奨する技術に関する。
インターネット上におけるEC(Electronic Commerce)サイトで洋服等の商品を検索する場合、一般に、価格、サイズ及び色等を指定することにより、商品の絞り込みを行うことができる。例えば、ユーザがウェブページ上で所望の洋服の色を指定すると、その指定された色に関連する洋服画像の一覧が表示され、ユーザは表示された洋服画像の一覧の中から所望の洋服画像を選択することで、選択された画像の洋服を購入することができる。そのような商品検索の利便性を向上させるために、様々な手法が提案されている。
例えば特許文献1は、商品画像から商品の特徴を自動的に抽出することにより、売れ行きやトレンドを自動分析する商品分析装置を開示する。また特許文献2は、適切にコーディネートされた商品の組み合わせを容易に検索することを可能にすると共に、検索した商品の試着イメージを容易に取得することを可能にする絞込検索装置を開示する。また特許文献3は、服飾品の画像を解析し、自動的に理想的な組み合わせを行うことで、販売者サイトに大きな負担をかけることなく、利用者のネットワーク経由の服飾品購入をサポートする商品相性度算出装置を開示する。また特許文献4は、好みの色の商品を探し出す手間を簡単化するための色関連情報探索支援方法を開示する。
特開2010−55391号公報 特開2003−108593号公報 特開2009−128995号公報 特開2014−238788号公報
上述のように商品検索に関する様々な技術が提案されているが、依然として、所望の商品を効率良く探し出すことができず、商品検索に手間がかかってしまう場合がある。特に、特定の基本商品(第1の商品)に対して好適に組み合わせ可能なコーディネート商品を探し出すことは、専門の知識を持たない一般ユーザにとって必ずしも容易ではない。
服飾品の嗜好はユーザ間で異なり、また各ユーザの個人的な嗜好も時間の経過と共に変化し、さらにユーザ自身が自らの嗜好を的確に表現できなかったり自らの潜在的な嗜好を的確に把握していなかったりする場合もある。また流行に敏感なユーザに対しては流行のファッションコーディネートのレコメンドを行うことで、最終的な商品購入の決断を効果的に促すことができる。そのためユーザが簡単に所望のコーディネート商品を検索するための手段として、流行を反映した感性語に基づく検索技術が有効である。すなわち、感性語に基づいてコーディネートされる商品であって流行が反映された商品を推奨商品としてユーザに提示することで、ユーザは嗜好に応じたコーディネート商品を効率良く確認することができ、ユーザの購買意欲を効果的に刺激することができる。
そのような「流行を反映した感性語に基づくコーディネート商品」をユーザに積極的に推奨する技術は従来提案されていない。例えば特許文献1の商品分析装置では、トレンドの自動分析が行われるが、特定の基本商品(第1の商品)に対するコーディネート商品を感性語に基づいて推奨することは行われない。また特許文献2の絞込検索装置は、コーディネート商品の検索が行われるが、特定の商品に対するコーディネート商品を感性語に基づいて推奨することは行われない。また特許文献3の商品相性度算出装置は、服飾品の理想的な組み合わせを行うための技術であるが、特定の商品に対するコーディネート商品を感性語に基づいて推奨することは行われない。また特許文献4の色関連情報探索支援方法は、ユーザの選択色に紐付けられている紐付け情報に基づく画像を表示させるが、特定の商品に対するコーディネート商品を感性語に基づいて推奨することは行われない。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、感性語に基づいてコーディネートされる商品を流行に応じて推奨する技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、第1の商品を特定する基本商品特定部と、第1の商品と関連付けられる推奨商品を、第1の商品が属するカテゴリとは異なるカテゴリに属する複数の商品の中から、感性語に基づくコーディネート情報及び流行情報に基づいて特定する推奨商品特定部と、推奨商品の情報を出力する推奨商品情報出力部とを備える商品推奨装置に関する。
本態様によれば、第1の商品と関連付けられる推奨商品が感性語に基づくコーディネート情報及び流行情報に基づいて特定される。したがって第1の商品に関し、感性語に基づいて特定されるコーディネート商品を流行に応じて推奨することができる。
望ましくは、商品推奨装置は、複数の解析対象商品のデザイン特徴情報を解析して流行情報を取得する流行情報取得部を更に備える。
本態様によれば、複数の解析対象商品のデザイン特徴情報に基づいて適切な流行情報を取得することができる。
望ましくは、流行情報取得部は、複数の解析対象商品のうち共通のデザイン特徴を有する商品の数を取得し、共通のデザイン特徴を有する商品の数に応じて流行情報を取得する。
本態様によれば、共通のデザイン特徴を有する商品の数に応じて流行情報が適切に取得される。
望ましくは、流行情報取得部は、基準期間における共通のデザイン特徴を有する商品の数の増減数に応じて流行情報を取得する。
本態様によれば、共通のデザイン特徴を有する商品の数の基準期間における増減数に応じて流行情報が適切に取得される。なお「基準期間」は流行の変化を判定するための期間であり、例えば1日(24時間)、1週間(7日間)、2週間(14日間)或いは1箇月を「基準期間」として設定可能である。
望ましくは、流行情報取得部は、基準期間における共通のデザイン特徴を有する商品の数の増数と第1の閾値とを比較することで流行情報を取得する。
本態様によれば、共通のデザイン特徴を有する商品の数の増数と第1の閾値とが比較されることで流行情報が取得されるので、共通のデザイン特徴を有する商品の数の増数を反映した適切な流行情報が得られる。「第1の閾値」は特に限定されないが、基準期間に応じて決められることが好ましい。
望ましくは、流行情報取得部は、基準期間における共通のデザイン特徴を有する商品の数の増数が第1の閾値を超える時期に応じて流行情報を取得する。
本態様によれば、共通のデザイン特徴を有する商品の数の基準期間における増数が第1の閾値を超える時期に応じて流行情報が取得されるので、流行の時期的な変化に流行情報を適切に追従させることができる。
望ましくは、流行情報取得部は、共通のデザイン特徴を有する商品の数が第2の閾値を超える時期に応じて流行情報を取得する。
本態様によれば、共通のデザイン特徴を有する商品の数が第2の閾値を超える時期に応じて流行情報が取得されるので、流行の時期的な変化に流行情報を適切に追従させることができる。
望ましくは、流行情報取得部は、第1の特定時期における複数の解析対象商品のデザイン特徴情報と第1の特定時期とは異なる第2の特定時期における複数の解析対象商品のデザイン特徴情報とに基づいて流行情報を取得する。
本態様によれば、第1の特定時期及び第2の特定時期における複数の解析対象商品のデザイン特徴情報に基づいて流行情報が取得されるので、複数の解析対象商品のデザイン特徴情報を異なる期間間で比較して適切な流行情報を取得することができる。第1の特定時期及び第2の特定時期は特に限定されず、相互に異なる季節であってもよいし同一の季節であってもよく、相互に連続する期間であってもよいし、相互に連続しない期間(例えば年度が異なる同一季節)であってもよい。
望ましくは、流行情報取得部は、複数の解析対象商品のデザイン特徴の代表データを取得し、代表データに応じて流行情報を取得する。
本態様によれば、複数の解析対象商品のデザイン特徴の代表データに応じて流行情報が取得されるので、デザイン特徴の代表データを反映した適切な流行情報が得られる。デザイン特徴の代表データは特に限定されず、デザイン特徴を直接的に表す色、柄、形状及び質感などのデータであってもよいし、デザイン特徴を間接的に表す感性語などのデータであってもよい。
望ましくは、複数の解析対象商品は、販売商品に基づく。
本態様によれば、販売商品に基づいて流行情報が得られる。
望ましくは、複数の解析対象商品は、特定の店舗に属する商品に基づく。
本態様によれば、特定の店舗に属する商品に基づいて流行情報が得られる。
望ましくは、複数の解析対象商品は、特定のブランドに属する商品に基づく。
本態様によれば、特定のブランドに属する商品に基づいて流行情報が得られる。
望ましくは、複数の解析対象商品は、特定のコミュニティに属する商品に基づく。
本態様によれば、特定のコミュニティに属する商品に基づいて流行情報が得られる。
望ましくは、複数の解析対象商品は、個人に属する商品に基づく。
本態様によれば、個人に属する商品に基づいて流行情報が得られる。
望ましくは、デザイン特徴情報は、色情報、柄情報、形情報及び質感情報のうちの少なくとも一つから導き出される感性語に基づく。
本態様によれば、色情報、柄情報、形情報及び質感情報のうちの少なくとも一つから導き出される感性語に基づいて流行情報が得られる。
望ましくは、第1の商品は、単一の商品である。
本態様によれば、単一の第1の商品に対して推奨商品が特定される。
望ましくは、第1の商品は、複数の商品である。
本態様によれば、複数の第1の商品に対して推奨商品が特定される。
望ましくは、推奨商品は、服飾品である。
本態様によれば、第1の商品に対して服飾品が推奨商品として特定及び出力される。
望ましくは、基本商品特定部は、端末装置から送られてくる端末送信情報に基づいて第1の商品を特定する。
本態様によれば、端末装置を介して特定される第1の商品に関連付けられる推奨商品が特定及び出力される。
本発明の他の態様は、第1の商品を特定するステップと、第1の商品と関連付けられる推奨商品を、第1の商品が属するカテゴリとは異なるカテゴリに属する複数の商品の中から、感性語に基づくコーディネート情報及び流行情報に基づいて特定するステップと、推奨商品の情報を出力するステップとを含む商品推奨方法に関する。
本発明の他の態様は、第1の商品を特定する手順と、第1の商品と関連付けられる推奨商品を、第1の商品が属するカテゴリとは異なるカテゴリに属する複数の商品の中から、感性語に基づくコーディネート情報及び流行情報に基づいて特定する手順と、推奨商品の情報を出力する手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
本発明によれば、第1の商品と関連付けられる推奨商品が感性語に基づくコーディネート情報及び流行情報に基づいて特定され、感性語に基づいて特定されるコーディネート商品を流行に応じて推奨することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る商品推奨装置を含むクライアントサーバシステムの概念図である。 図2は、端末装置の機能構成例を示すブロック図である。 図3は、端末装置の表示部に表示されるユーザ識別データの入力画面の一例を示す。 図4は、推奨商品の特定及び出力のプロセスに関連する商品推奨装置の機能構成を示すブロック図である。 図5は、推奨商品特定部の機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、コーディネート情報の一例を示す概念図である。 図7は、流行情報サーバの機能構成の一例を示すブロック図である。 図8は、商品情報サーバに記憶される商品情報の一例を示す概念図である。 図9は、推奨商品の特定及び出力の処理フローの一例を示すフローチャートである。 図10は、端末装置の表示部における推奨商品の表示例を示す図である。 図11は、「2013年の春〜夏(4月〜9月)」及び「2014年の春〜夏(4月〜9月)」において販売商品として商品情報サーバに登録された商品のデザイン特徴情報の一例を示す図であり、(a)は代表色がピンクの商品数を示すグラフであり、(b)は代表柄がヒョウ柄の商品数を示すグラフであり、(c)は代表的なストライプ幅の大きさを特徴量として示したグラフである。 図12は、販売商品として商品情報サーバに登録された商品のデザイン特徴情報の他の例を示す図であり、特定の期間(2013年春(4月)〜2014年冬(3月))を基準とした「代表色が茶色の商品数(図12の「Brown」参照)」及び「代表色が水色の商品数(図12の「Aqua」参照)」を示すグラフである。 図13は、販売商品として商品情報サーバに登録された商品のデザイン特徴情報の他の例を示す図であり、特定の期間(2013年及び2014年)を基準とした「代表色が茶色の商品数(図13の「Brown(2013)」及び「Brown(2014)」参照)」及び「代表色が水色の商品数(図13の「Aqua(2013)」及び「Aqua(2014)」参照)」を示すグラフである。 図14は、スマートフォンの外観を示す図である。 図15は、図14に示すスマートフォンの構成を示すブロック図である。
以下、添付図面に従って本発明の実施形態について説明する。
以下の実施形態では衣服及び装飾品を含む「服飾品」を推奨商品とする例について説明するが、これに限定されず、他の商品とコーディネート可能な任意のカテゴリの商品を推奨商品とする場合にも本発明を応用することが可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係る商品推奨装置10を含むクライアントサーバシステム1の概念図である。本実施形態に係るクライアントサーバシステム1では、商品推奨装置10と、複数の端末装置11と、複数のECサーバEC0〜ECn(ただし「n」は任意の自然数)とが、インターネット等のネットワーク12を介して相互に接続される。
商品推奨装置10は、基本商品(第1の商品)と組み合わせるのに適した推奨商品(第2の商品)を決定し、その推奨商品の情報を出力する。商品推奨装置10の形態は特に限定されず、例えば商品推奨装置10自体が電子商取引を行うためのECサイトを構築してもよいし、ECサイトを構築する他のECサーバEC0〜ECnと商品推奨装置10が協働してもよい。商品推奨装置10自体がECサイトを構築する場合、商品推奨装置10は、商品推奨装置10にアクセスする端末装置11に対して推奨商品の情報を出力してもよい。また商品推奨装置10が他のECサーバEC0〜ECnと協働する場合、商品推奨装置10は、他のECサーバで必要とされる推奨商品の情報を出力してもよい。
端末装置11は、ユーザが操作する端末である。端末装置の形態は特に限定されず、例えばポータブルデバイス(例えばスマートフォン、タブレットデバイス及びノートパソコン等)や据え置き型デバイス(例えばデスクトップパソコン等)を端末装置11として利用可能である。
ECサーバEC0〜ECnは、商品に関する情報(例えば、商品画像、ブランド、在庫、価格、サイズ、お勧め商品、及び購買情報等に関する情報)を、商品推奨装置10及び各端末装置11に対して直接的に提供したり、ネットワーク12上の他の装置を介して間接的に商品推奨装置10及び各端末装置11に提供したりする。
図2は、端末装置11の機能構成例を示すブロック図である。以下の端末装置11の説明では、便宜上、端末装置11が商品推奨装置10と通信を行う例について説明するが、端末装置11は、ネットワーク12を介して接続されるECサーバEC0〜ECnや他の外部機器との間で通信を行ってもよい。
本例の端末装置11は、入力部20、通信部23(送信部21及び受信部22)、表示制御部25、表示部27及びシステムコントローラ28を有する。
通信部23は、システムコントローラ28の制御下で、ネットワーク12を介して外部機器(本例では商品推奨装置10)との間でデータ類の送受信を行う。例えばシステムコントローラ28から受信したデータ類が送信部21を介して外部機器に送信され、また外部機器から受信部22を介して受信したデータ類がシステムコントローラ28に送信される。
入力部20は、データ類を入力するためにユーザによって直接的に操作される部分であり、ユーザ操作に応じて入力されるコマンド等を含むデータ類をシステムコントローラ28に送信する。入力部20は、典型的にはマウスやキーボード等の各種デバイスによって構成されるが、特に限定されず、ハードウェア及び/又はソフトウェアによって構成可能である。例えば端末装置11がスマートフォンやタブレット端末等のポータブルデバイスの場合、タッチパネルを利用したソフトウェアキーによって入力部20が構成されてもよいし、端末装置11に設けられるボタン類等のハードウェアキーによって入力部20が構成されてもよいし、そのようなソフトウェアキー及びハードウェアキーの組み合わせによって入力部20が構成されてもよい。
例えば、端末装置11の表示部27と一体的に設けられるタッチパネルによって入力部20が構成される場合、ユーザは表示部27上の透明なタッチパネルをタッチすることによって入力部20を操作することができる。システムコントローラ28は、タッチパネル上におけるタッチ位置やタッチ動作(例えばタップ動作、ダブルタップ動作、スワイプ動作、フリック動作、ピンチ動作及びドラッグ動作等を含む)に応じてタッチパネル(入力部20)から送られてくる操作信号に基づいて、ユーザによる各種処理の選択及び指定等の入力を認識することが可能である。ユーザは、入力部20を介して任意の手法でデータ類を入力可能であり、データ類を直接的に入力してもよいし、表示部27に表示される複数の候補の中から1以上の所望のデータ類を選択することで入力してもよい。
表示制御部25は、システムコントローラ28によって制御され、表示部27を制御して表示部27における表示全般をコントロールする。例えば外部機器(本例では商品推奨装置10)から端末装置11(通信部23)に送られてくる商品画像の検索結果や各商品に関する情報、或いは入力部20を介してユーザにより入力されるデータ類等が、表示制御部25の制御下で表示部27に表示されうる。
システムコントローラ28は、通信部23、入力部20、表示制御部25、及び端末装置11を構成するその他のデバイスを制御し、端末装置11を構成する各種デバイスとの間でデータ類の送受信を行ったり、また通信部23を介して外部機器(本例では商品推奨装置10)との間でデータ類の送受信を行ったり、各種処理を行ったりする。
ユーザは端末装置11を操作して各種のデータ類を入力することができ、例えばユーザ認証処理のためにユーザID(Identification)及びパスワードを入力することができる。ユーザID及びパスワードは端末装置11を操作するユーザを特定するためのデータであり、以下、ユーザID及びパスワードのいずれか一方又は両者の組み合わせを「ユーザ識別データ」とも呼ぶ。
図3は、端末装置11の表示部27に表示されるユーザ識別データの入力画面の一例を示す。本例では、表示部27に設けられたタッチパネルを入力部20とするポータブルデバイスを端末装置11とする。
ユーザは、適正なユーザであることの認証のため、ユーザ毎に設定されるユーザID及びパスワードを端末装置11に入力する。図3に示す例では、表示部27にユーザIDデータ入力欄15、パスワード入力欄16及びソフトウェアキーボード17が表示される。ユーザIDデータ入力欄15は、ユーザがユーザIDを入力する欄であり、パスワード入力欄16は、ユーザがパスワードを入力する欄である。ユーザはソフトウェアキーボード17を使って、割り当てられているユーザIDをユーザIDデータ入力欄15に入力し、パスワードをパスワード入力欄16に入力する。
ソフトウェアキーボード17は、表示部27に表示される任意の文字パレット及びタッチパネル(表示部27)によって構成され、タッチパネルのうち表示部27に表示された各文字パレットに対応する箇所をユーザがタッチすることで、タッチ位置に対応する文字等がユーザIDデータ入力欄15又はパスワード入力欄16に入力される。ソフトウェアキーボード17として表示部27に表示される文字パレットは特に限定されず、ひらがな、アルファベット、数字及び記号等の入力用文字だけではなく、スペースキー、エンターキー、デリートキー及び表示切り替えキー等のファンクションキーもソフトウェアキーボード17として表示部27に表示可能である。
例えばユーザIDデータ入力欄15に対応する位置のタッチパネル(表示部27)がユーザによってタッチされることで端末装置11(システムコントローラ28)はユーザID入力モードに移行し、ユーザはソフトウェアキーボード17を使ってユーザIDをユーザIDデータ入力欄15に入力することができる。同様に、例えばパスワード入力欄16に対応する位置のタッチパネルがユーザによってタッチされることで端末装置11(システムコントローラ28)はパスワード入力モードに移行し、ユーザはソフトウェアキーボード17を使ってパスワードをパスワード入力欄16に入力することができる。ユーザ識別データ及びパスワードが入力された状態でソフトウェアキーボード17のエンターキーに対応する位置をユーザがタッチすることでユーザ認証処理が行われる。ユーザ認証処理は任意の処理手順で行われるが、本例では入力されたユーザ識別データが適正か否かが商品推奨装置10によって判定される。
図4は、推奨商品の特定及び出力のプロセスに関連する商品推奨装置10の機能構成を示すブロック図である。
本例の商品推奨装置10は、ユーザに応じて定められる特定の基本商品(第1の商品)にコーディネート可能な推奨商品を特定する装置であり、基本商品特定部31、基本商品情報取得部32、推奨商品特定部33、推奨商品情報出力部34、ユーザデータベース35、コーディネート情報サーバ36、流行情報サーバ37及び商品情報サーバ38を含む。
商品推奨装置10に含まれるこれらの機能ブロックは一体的に構成される装置によって実現されてもよいし、複数の装置の組み合わせによって実現されてもよい。例えば、基本商品特定部31、基本商品情報取得部32、推奨商品特定部33及び推奨商品情報出力部34を一体的に構成し、ユーザデータベース35、コーディネート情報サーバ36、流行情報サーバ37及び商品情報サーバ38の各々を別体の装置によって構成し、これらの装置間をネットワーク12等によって接続してもよい。
基本商品特定部31は、基本商品(第1の商品)を、入力されるデータに基づいて特定する。基本商品(第1の商品)は、ユーザに応じて定められ、推奨商品と組み合わせされることが意図された商品である。基本商品特定部31に入力されるデータは特に限定されず、基本商品特定部31には、端末装置11から送られてくる端末送信情報が入力されてもよいし、ユーザデータベース35が保持する「ユーザ識別データに関連付けられたユーザ情報」が入力されてもよい。例えば基本商品特定部31に入力される端末送信情報は基本商品を特定するための情報(例えば商品識別コード、商品画像データ及びその他の商品情報等)を含み、基本商品特定部31は、端末装置11から送られてくる端末送信情報に基づいて基本商品(第1の商品)を特定してもよい。また基本商品特定部31に入力されるユーザ情報も同様に特定の基本商品を特定するための情報を含み、基本商品を特定するための情報(例えばユーザが過去に購入した商品、ユーザが過去に指定したお気に入り商品、及びユーザが過去に閲覧した商品の情報等)がユーザ情報に含まれうる。基本商品特定部31は、入力されるデータに基づいて直接的に基本商品(第1の商品)を特定してもよいし、間接的に基本商品(第2の商品)を特定してもよい。例えば、入力されるデータに、基本商品を直接的に特定可能な情報(例えば商品識別コード及びその他の商品情報等)が含まれている場合、基本商品特定部31は基本商品を直接的に特定することができる。一方、入力されるデータに、基本商品を間接的に特定可能な情報(例えば商品画像データ及びその他の商品情報等)が含まれている場合、基本商品特定部31は入力されるデータの解析(例えば画像解析)を行うことで基本商品を特定することができる。
なお基本商品特定部31によって特定される基本商品(第1の商品)は単一の商品であってもよいし、複数の商品であってもよい。例えばユーザが端末装置11を介して単数又は複数の商品を基本商品として指定してもよいし、基本商品特定部31がユーザ情報に基づいて単数又は複数の基本商品を特定してもよい。例えばユーザが過去に購入した商品、ユーザが過去に指定したお気に入り商品、及びユーザが過去に閲覧した商品の中から選ばれる単数又は複数の商品が基本商品として特定されてもよい。
基本商品情報取得部32は、基本商品特定部31において特定された基本商品の各種の情報を取得する。基本商品情報取得部32が基本商品の情報を取得する手法は特に限定されない。基本商品情報取得部32は、例えば端末送信情報から基本商品の各種情報を取得してもよいし、商品情報サーバ38にアクセスして商品情報サーバ38が保持する商品情報から基本商品の各種情報を取得してもよい。また基本商品情報取得部32は、基本商品の商品画像データ等を解析することで基本商品の各種情報を取得してもよい。基本商品情報取得部32によって取得される基本商品の情報は特に限定されないが、推奨商品を特定するために有用な情報が含まれることが好ましい。したがって、例えば基本商品の色情報、柄情報、形情報、質感情報及び感性情報のうちの少なくとも一つが基本商品情報取得部32によって取得されてもよい。
推奨商品特定部33は、基本商品(第1の商品)と関連付けられる推奨商品を、基本商品(第1の商品)が属するカテゴリとは異なるカテゴリに属する複数の商品の中から、感性語に基づくコーディネート情報及び流行情報に基づいて特定する。例えば基本商品が「トップス」のカテゴリに属する場合に、推奨商品特定部33は、その基本商品(トップス)に好適にコーディネート可能な「ボトムス」等のカテゴリの商品を推奨商品として特定することができる。なお推奨商品のカテゴリは端末装置11を介してユーザにより指定されてもよいし、推奨商品特定部33がユーザ情報に基づいて自動的に特定してもよい。推奨商品のカテゴリがユーザにより指定される場合には、推奨商品特定部33は例えば端末送信情報に含まれる「ユーザが指定するカテゴリの情報」から推奨商品のカテゴリを決定することができる。また推奨商品のカテゴリがユーザ情報に基づいて自動的に特定される場合には、推奨商品特定部33は、ユーザデータベース35にアクセスし、ユーザデータベース35に記憶されているユーザ情報から任意のアルゴリズムに従って推奨商品のカテゴリを決定することができる。
本例の推奨商品特定部33は、コーディネート情報サーバ36にアクセスして「感性語に基づくコーディネート情報」を取得し、流行情報サーバ37にアクセスして「流行情報」を取得し、基本商品情報取得部32から入力される「基本商品の情報」、「感性語に基づくコーディネート情報」及び「流行情報」に基づいて、商品情報サーバ38が情報を保持する複数の商品の中から「推奨商品」を特定する。
なお基本商品情報取得部32から推奨商品特定部33に入力される「基本商品の情報」が推奨商品を特定するのに不十分な場合には、推奨商品特定部33が「推奨商品を特定するために必要な基本商品の情報」を取得してもよい。
図5は、推奨商品特定部33の機能構成の一例を示すブロック図である。推奨商品特定部33は基礎情報取得部41及び推奨商品決定部42を含んでいてもよい。基礎情報取得部41は、基本商品情報取得部32から送られてくる基本商品の情報に基づいて、推奨商品を特定するために必要な基本商品の情報を取得する。例えば基礎情報取得部41は、商品情報サーバ38等の外部デバイスから「推奨商品を特定するために必要な基本商品の情報」を取得してもよいし、端末送信情報(例えば商品画像データ)を解析することで「推奨商品を特定するために必要な基本商品の情報」を取得してもよい。ここでいう「推奨商品を特定するために必要な基本商品の情報」は、例えば基本商品のデザイン特徴情報(色情報、柄情報、形情報、質感情報及び感性情報等)が含まれうる。
推奨商品決定部42は、基礎情報取得部41が取得した「基本商品の情報」、「感性語に基づくコーディネート情報」及び「流行情報」に基づいて「推奨商品」を特定する。例えば推奨商品決定部42は、「感性語に基づくコーディネート情報」に基づいて基本商品に好適にコーディネート可能な商品のデザイン特徴情報を特定し、「流行情報」に基づいてその「好適にコーディネート可能な商品のデザイン特徴情報」の評価を調整し、評価が相対的に高いデザイン特徴情報を有する商品を優先的に推奨商品として特定してもよい。
一例として、推奨商品決定部42は、推奨商品の候補商品の各々に関し「感性語に基づくコーディネート情報」及び「流行情報」に基づいて各候補商品のデザイン特徴情報に応じた評価スコアを算出し、高い評価スコアを示す候補商品を推奨商品として特定することができる。推奨商品決定部42による評価スコアの算出手法は特に限定されない。例えば、商品の個々のデザイン特徴情報(例えば色情報、柄情報、形情報、質感情報及び感性語情報等)の評価比重(評価点)が「感性語に基づくコーディネート情報」に基づいて取得され、「流行情報」に応じて個々のデザイン特徴情報の評価比重(評価点)が調整され、各候補商品の個々のデザイン特徴情報から調整後の評価比重(評価点)を使って評価スコアを算出することが可能である。なお推奨商品特定部33による推奨商品の具体的な特定手法は特に限定されず、具体例については後述する。
推奨商品情報出力部34(図4参照)は、推奨商品特定部33が特定した推奨商品の情報を出力する。推奨商品情報出力部34が出力する推奨商品の情報は特に限定されず、出力先に応じて変えられてもよい。例えば商品推奨装置10自体が電子商取引を行うためのECサイトを構築する場合のように推奨商品情報出力部34から端末装置11に推奨商品の情報を出力するケースでは、端末装置11の表示部27に表示させる必要がある情報(例えば推奨商品のスペック情報、画像情報及び価格情報等)を推奨商品情報出力部34から出力してもよい。一方、ECサイトを構築する他のECサーバ(図1の符号「EC0」、「EC1」及び「ECn」参照)のサポートを商品推奨装置10が行う場合のように、推奨商品情報出力部34から他のECサーバに推奨商品の情報を出力するケースでは、他のECサーバで必要とされる情報(推奨商品のスペック情報等)を推奨商品情報出力部34から出力してもよい。推奨商品情報出力部34は、必要に応じて商品情報サーバ38にアクセスし、出力する推奨商品の情報を商品情報サーバ38から取得することができる。
ユーザデータベース35は、ユーザの各種情報をユーザ情報としてユーザ識別データと関連付けて記憶し、必要に応じて各種デバイスにユーザ情報を提供する。ユーザ情報は特に限定されないが、基本商品を特定するために有用な情報がユーザデータベース35に記憶されるユーザ情報に含まれていることが好ましい。例えばユーザの行動履歴(例えば購入履歴、閲覧履歴及びお気に入り登録履歴等)に基づいて基本商品が特定される場合には、ユーザデータベース35はユーザの行動履歴情報を記憶しておくことが好ましい。この場合、基本商品特定部31はユーザデータベース35にアクセスしてユーザの履歴情報を取得して基本商品を特定してもよい。またユーザデータベース35は、ユーザに関連する特定の店舗、特定のブランド、特定のコミュニティ、関連する他のユーザ、ユーザ個人に属する(保有される)商品の情報、及びユーザが興味を持っている感性語等の各種情報をユーザ識別データと関連付けて記憶しておいてもよい。この場合、基本商品特定部31はユーザデータベース35にアクセスしてこれらの各種情報を取得して基本商品を特定してもよい。
コーディネート情報サーバ36は、感性語に基づくコーディネート情報を記憶し、必要に応じて各種デバイスにコーディネート情報を提供する。本例では推奨商品特定部33によって、コーディネート情報サーバ36が記憶するコーディネート情報が読み出され、基本商品にコーディネート可能な推奨商品がコーディネート情報に基づいて特定される。
コーディネート情報サーバ36が記憶する感性語に基づくコーディネート情報は、カテゴリの異なる商品同士を好適に組み合わせるためのルールを感性語に基づいて定めたものである。例えば商品の代表的なデザイン特徴(例えば色、柄、形状及び質感)の組み合わせ毎に感性語を予め割り当てておき、そのようなデザイン特徴の情報に関連付けられた感性語の情報をコーディネート情報としてコーディネート情報サーバ36に記憶しておいてもよい。また相互にコーディネートされる商品のカテゴリに応じてコーディネート情報が定められてもよい。例えばトップスとボトムスとの組み合わせに関するコーディネート情報の場合、好適にコーディネート可能な「トップスのデザイン特徴情報」と「ボトムスのデザイン特徴情報」との組み合わせを感性語に関連付けてコーディネート情報としてコーディネート情報サーバ36に記憶しておいてもよい。
図6は、コーディネート情報の一例を示す概念図である。
図6に示す例は、色情報に応じた「感性語に基づくコーディネート情報」を表し、基本商品と推奨商品との配色関係を規定し、色数の異なる複数の配色(2色配色、3色配色及び4色配色等)に関して感性語と配色の色情報とが関連付けられている。
例えば、「カジュアル」の感性語が割り当てられた2色配色の色情報として、「#7,#10」及び「#32,#61」等がコーディネート情報に含まれる。なお、図6における記号と数字の組み合わせ(「#1」〜「#130」)は、130色の基本カラーパレットの色の番号を示す。また、図6に示す例では、「カジュアル」及び「エレガント」等の感性語に対して配色の色情報(基本カラーパレットの色の番号の組み合わせ)が割り当てられているが、図6に示す感性語と配色の色情報との関係は、説明の便宜上例示されるものであり、実際の感性語を想起させる配色の色情報として適切であるとは限らない。
色数が130色の場合、2色配色の組み合わせは、8385通り存在するが、適切にコーディネートされる色の組み合わせの数は、8385よりも少ない。8385通りの組み合わせの中には、服飾のコーディネータがコーディネートしない不適切な色の組み合わせが含まれるためである。
服飾のコーディネータがコーディネートした組み合わせ商品(基本商品(第1の商品)及び推奨商品(第2の商品))の2色配色の組み合わせは、感性語毎に分類され、感性語と関連付けられてコーディネート情報としてコーディネート情報サーバ36に登録される。同様に3色配色及び4色配色等の場合も、配色の組み合わせは感性語毎に分類され、感性語と関連付けられてコーディネート情報としてコーディネート情報サーバ36に登録される。
流行情報サーバ37(図4参照)は、流行情報を記憶し、必要に応じて各種デバイスに流行情報を提供する。流行情報は流行を特定するルールを定めており、例えば流行のデザイン特徴(例えば色、柄、形状及び質感)に関する情報を含む。流行情報サーバ37による流行情報の取得手法は限定されないが、本例では複数の解析対象商品のデザイン特徴情報が解析されて流行情報が取得される。
図7は、流行情報サーバ37の機能構成の一例を示すブロック図である。本例の流行情報サーバ37は、流行情報取得部45及び流行情報データベース46を含む。
流行情報取得部45は、複数の解析対象商品のデザイン特徴情報を解析して流行情報を取得し、例えば色情報、柄情報、形情報及び質感情報のうちの少なくとも一つに基づく情報をデザイン特徴情報として解析することで流行情報を取得する。流行情報取得部45によりデザイン特徴情報が解析される「複数の解析対象商品」は特に限定されない。流行情報取得部45は、例えば商品情報サーバ38(図4参照)にアクセスし、商品情報サーバ38が記憶する商品情報を解析することで流行情報を取得してもよい。より具体的には、流行情報取得部45は商品情報サーバ38にアクセスし、商品情報サーバ38が記憶する商品情報(例えば商品のデザイン特徴情報及び/又は商品画像データ等)を解析することで流行のデザイン特徴を示す流行情報を取得することができる。
なお端末装置11にネットワーク12を介して接続されるECサーバEC0〜ECn等によって提供される販売商品、特定の店舗に属する商品、特定のブランドに属する商品、特定のコミュニティに属する商品及び個人に属する商品に基づいて、流行情報取得部45による解析対象の「複数の解析対象商品」が決められてもよい。流行情報取得部45はユーザ識別データによって特定可能なユーザ情報に基づいて「複数の解析対象商品」を決めることが可能であり、ユーザが過去に購入した商品の情報、ユーザが過去に閲覧した商品販売サイトや商品紹介サイトの情報、ユーザが属するコミュニティの情報、又はユーザと関係のある他のユーザ(友人等)の情報等に基づいて「複数の解析対象商品」が決められてもよい。流行情報取得部45は、そのようなユーザ情報を、例えばユーザデータベース35から取得してもよい。
流行情報データベース46は、流行情報取得部45により取得された流行情報を記憶し、例えば推奨商品特定部33等によってアクセスされて流行情報が読み出される。
商品情報サーバ38(図4参照)は、推奨商品の候補となる商品を含む「各種カテゴリに属する複数の商品」の情報を商品情報として記憶し、必要に応じて各種デバイスに商品情報を提供する。本例では推奨商品特定部33が商品情報サーバ38にアクセスし、商品情報サーバ38が記憶する商品情報に基づいて、基本商品に関連付けられる推奨商品を特定する。商品情報サーバ38に記憶される商品情報は特に限定されず、例えばECサーバEC0〜ECn等から提供される販売商品等の各種商品の情報が商品情報サーバ38に記憶される。
図8は、商品情報サーバ38に記憶される商品情報の一例を示す概念図である。本例では、商品識別コード、カテゴリ、商品画像、デザイン特徴情報、ECサーバ(店舗)、ブランド、在庫、サイズ及び価格に関する情報が相互に関連付けられた商品情報が商品情報サーバ38に記憶される。商品識別コードは、商品毎に割り当てられ、典型的には文字、数字及びその他の記号等によって構成される。カテゴリは、商品の属する用途等を表し、例えば服飾品の場合にはトップス、ボトムス、帽子、下着、靴下及びアクセサリー等の任意の区分に基づく名称で表されうる。商品画像は、商品を表す画像データであり、任意の圧縮フォーマットに従って、単数又は複数の画像を表すデータによって構成される。デザイン特徴情報は、商品のデザイン特徴を表し、例えば「商品の色、柄、形及び質感(色情報、柄情報、形情報及び質感情報)」や「商品のデザイン情報(例えば色情報、柄情報、形情報及び質感情報のうちの少なくとも一つ)等から導き出される感性語(感性語情報)」によって表される。ECサーバ(店舗)は、対象の商品を販売商品等として扱っているECサーバEC0〜ECnを表し、複数のECサーバで扱われている場合にはその複数のECサーバを示す情報が含まれる。ブランドは、商品に付されているブランドを表す。在庫は、販売商品等として扱っているECサーバEC0〜ECnが保有する商品数を示す。サイズは、商品のサイズを表す。価格は、販売商品等として扱っているECサーバEC0〜ECnにおける販売価格を表す。
図8に示すデザイン特徴情報としての色情報は特に限定されない。例えば色相(Hue)、彩度(Saturation・Chroma)、明度(Value・Lightness・Brightness)の三つの成分からなる色空間によって表されるHSVモデルの値(HSV値)によって色情報が表されてもよい。より具体的には、HSV値と、HSV値に対応する基本カラーパレットの色の番号を示す情報(基本カラーパレット情報)を色情報としてもよい。したがって商品が単色の場合には1組のHSV値と基本カラーパレット情報とが記録され、商品が複数色有する場合には複数組のHSV値と基本カラーパレット情報とが記録されてもよい。
柄情報は、例えば、柄密度及び柄サイズにより規定される特徴量によって表されうる。形情報は、例えば、全体の幅(細い−太い)、袖の大きさ(短い−長い)、丈の大きさ(短い−長い)、ネックライン(襟ぐり)の幅及び高さ、ネックラインによって規定されユーザの頭部を通過させるための空間の断面積(小さい−大きい)、ネック部分の角度(小さい−大きい)、及びネック部分の曲率(小さい−大きい)等によって規定される特徴量によって表されうる。質感特徴量は、例えば、光沢度及び透け度によって規定される特徴量によって表されうる。
感性語(感性語情報)は、上述のデザイン特徴情報(色情報、柄情報、形情報及び質感情報)の組み合わせに基づいて定められてもよいし、他の情報が更に考慮されて定められてもよい。例えば色情報に基づいて感性語が定められる場合には、商品の配色に応じて特定の感性語が定められる。デザイン特徴情報の組み合わせに基づいて感性語(感性語情報)を定める方式は特に限定されず、例えば「小林重順著「カラーシステム」(株式会社 講談社 発行)」に開示されるイメージスケールに則って色情報から感性語(感性語情報)を好適に定めることができる。
これらのデザイン特徴情報(色情報、柄情報、形情報、質感情報及び感性語情報)は、例えば商品の画像データを解析することで取得可能である。したがって商品情報サーバ38又は他の装置が商品の画像データを解析してデザイン特徴情報(色情報、柄情報、形情報、質感情報及び感性語情報等)を取得し、取得されたデザイン特徴情報を商品情報サーバ38に記憶しておいてもよい。
上述の商品推奨装置10によれば、基本商品に好適に組み合わせ可能な推奨商品が「感性語に基づくコーディネート情報」及び「流行情報」に基づいて特定され、その特定された推奨商品の情報が出力されて端末装置11やECサーバEC0〜ECnに送られる。
図9は、推奨商品の特定及び出力の処理フローの一例を示すフローチャートである。
まず商品推奨装置10の基本商品特定部31によって基本商品(第1の商品)が特定され(図9のステップS11)、基本商品情報取得部32によって基本商品の情報が取得される(ステップS12)。そして推奨商品特定部33によって、感性語に基づくコーディネート情報がコーディネート情報サーバ36から取得され、流行情報が流行情報サーバ37から取得される(ステップS13)。
感性語に基づくコーディネート情報の取得手法は特に限定されず、例えばコーディネート情報サーバ36が記憶する複数のコーディネート情報(図6参照)の中から「ユーザ(ユーザ識別データ)に関連付けられた感性語(感性語情報;例えば「エレガント」等)」に基づいて特定されるコーディネート情報を推奨商品特定部33が取得してもよい。「ユーザ(ユーザ識別データ)に関連付けられた感性語(感性語情報)」は、ユーザによって指定されてもよいし、ユーザ情報から導き出されてもよく、推奨商品特定部33は、例えばユーザデータベース35に記憶されるユーザ識別データと関連付けられるユーザ情報から「ユーザ(ユーザ識別データ)に関連付けられた感性語(感性語情報)」を取得してもよい。
そして推奨商品特定部33によって、基本商品(第1の商品)と関連付けられる推奨商品が、基本商品(第1の商品)が属するカテゴリとは異なるカテゴリに属する複数の商品の中から、感性語に基づくコーディネート情報及び流行情報に基づいて特定される。より具体的には、推奨商品特定部33は、基本商品の情報、感性語に基づくコーディネート情報及び流行情報に基づいて、推奨商品を検索するための条件(以下「推奨商品検索条件」と称する)を特定する(ステップS14)。この推奨商品検索条件は特に限定されず、例えば基本商品に対して好適にコーディネート可能な商品のデザイン特徴情報(例えば商品の色情報、柄情報、形情報、質感情報及び感性語情報)によって表されうる。そして推奨商品特定部33は、商品情報サーバ38に記憶される商品情報を参照し、推奨商品検索条件に該当又は近似する商品を「基本商品(第1の商品)と関連付けられる推奨商品」として特定する(ステップS15)。そして推奨商品情報出力部34によって推奨商品の情報が出力され(ステップS16)、推奨商品の情報が端末装置11やECサーバEC0〜ECnに送られる。
図10は、端末装置11の表示部27における推奨商品の表示例を示す図である。推奨商品の表示態様は特に限定されず、例えば図10に示すように推奨商品の表示(以下「推奨商品表示」と称する)52と共に基本商品の表示(以下「基本商品表示」と称する)50が行われてもよい。また図10に示すように複数の推奨商品に関する推奨商品表示52が行われてもよいし、単数の推奨商品に関する推奨商品表示52が行われてもよい。また図10に示すように複数の基本商品に対して好適にコーディネート可能な推奨商品に関して推奨商品表示52が行われてもよいし、単数の基本商品に対して好適にコーディネート可能な推奨商品に関して推奨商品表示52が行われてもよい。表示部27における基本商品表示50及び推奨商品表示52は、端末装置11のシステムコントローラ28及び表示制御部25によるコントロール下で行われる。ユーザは、表示部27の推奨商品表示52を参照し、入力部20を介して閲覧や購入を希望する商品を選択することが可能である。
次に、「流行情報」の具体例について説明する。
図11は、「2013年の春〜夏(4月〜9月)」及び「2014年の春〜夏(4月〜9月)」において販売商品として商品情報サーバ38に登録された商品のデザイン特徴情報の一例を示す図であり、(a)は代表色がピンクの商品数を示すグラフであり、(b)は代表柄がヒョウ柄の商品数を示すグラフであり、(c)は代表的なストライプ幅の大きさを特徴量として示したグラフである。
図11(a)に示す例によれば、「2013年の春〜夏(4月〜9月)」における代表色がピンクの商品数よりも「2014年の春〜夏(4月〜9月)」における代表色がピンクの商品数の方が多い。したがって「2014年の春〜夏(4月〜9月)」に関する流行情報ではピンクの代表色の商品の評価の比重(重み)を、「2013年の春〜夏(4月〜9月)」に関する流行情報よりも重く(高く)することが好ましい。同様に図11(b)に示す例によれば、「2013年の春〜夏(4月〜9月)」における代表柄がヒョウ柄の商品数よりも「2014年の春〜夏(4月〜9月)」における代表柄がヒョウ柄の商品数の方が少ない。したがって「2014年の春〜夏(4月〜9月)」に関する流行情報ではヒョウ柄の代表柄の商品の評価の比重を、「2013年の春〜夏(4月〜9月)」に関する流行情報よりも軽く(低く)することが好ましい。このように特定の期間を基準とした「共通のデザイン特徴を持つ商品の数」に応じて流行情報が決定されてもよい。
図11(c)に示す例によれば、「2013年の春〜夏(4月〜9月)」における商品の代表的なストライプ幅の大きさよりも「2014年の春〜夏(4月〜9月)」における商品の代表的なストライプ幅の大きさの方が小さい。したがって「2014年の春〜夏(4月〜9月)」に関する流行情報では「2013年の春〜夏(4月〜9月)」に関する流行情報よりもストライプ幅の小さい商品の評価の比重を重く(高く)することが好ましく、「代表的なストライプ幅」に近似するストライプ幅を有する商品ほど評価の比重を重く(高く)することが好ましい。このように特定の期間を基準とした「代表的なデザイン特徴」に応じて流行情報が決定されてもよい。なお「代表的なデザイン特徴」の定め方は特に限定されず、例えば商品情報サーバ38に登録された商品のデザイン特徴の平均値や中央値等に基づいて「代表的なデザイン特徴」が決められてもよい。例えば図11(c)に示す例では、商品情報サーバ38に登録された商品のうちの「ストライプ」柄を有する商品に関して、ストライプ幅の平均値又は中央値によって「代表的なストライプ幅」が決められてもよい。
なお流行情報は、特定の期間(評価期間)のみに基づいて決定されてもよいし、評価期間とは異なる期間(対照期間)と評価期間との比較結果に応じて決定されてもよい。例えば図11(a)及び(b)に示す例において「2014年の春〜夏(4月〜9月)」に関する流行情報については、「2014年の春〜夏(4月〜9月)」における「共通のデザイン特徴を持つ商品の数」に応じて評価比重が決定されてもよいし、「2013年の春〜夏(4月〜9月)における共通のデザイン特徴を持つ商品の数」と比較した「2014年の春〜夏(4月〜9月)における共通のデザイン特徴を持つ商品の数」の状態(例えば比率)に応じて評価比重が決定されてもよい。同様に図11(c)に示す例において「2014年の春〜夏(4月〜9月)」に関する流行情報については、「2014年の春〜夏(4月〜9月)」における「代表的なデザイン特徴」に応じて評価比重が決定されてもよいし、「2013年の春〜夏(4月〜9月)における代表的なデザイン特徴」と比較した「2014年の春〜夏(4月〜9月)における代表的なデザイン特徴」の状態(例えば比率)に応じて評価比重が決定されてもよい。
したがって流行情報取得部45(図7参照)は、複数の解析対象商品のデザイン特徴情報に基づいて、「複数の解析対象商品のうち共通のデザイン特徴を有する商品の数」や「複数の解析対象商品のデザイン特徴の代表データ」を取得し、そのような「複数の解析対象商品のうち共通のデザイン特徴を有する商品の数」や「複数の解析対象商品のデザイン特徴の代表データ」に応じて流行情報を取得することができる。また流行情報取得部45は、特定の期間(例えば「2014年の春〜夏(4月〜9月)」)における複数の解析対象商品のデザイン特徴情報に基づいて、流行情報を取得することが可能である。また流行情報取得部45は、第1の特定時期(例えば「2014年の春〜夏(4月〜9月)」)における複数の解析対象商品のデザイン特徴情報と、その第1の特定時期とは異なる第2の特定時期(例えば「2013年の春〜夏(4月〜9月)」)における複数の解析対象商品のデザイン特徴情報とに基づいて、流行情報を取得することが可能である。
図12は、販売商品として商品情報サーバ38に登録された商品のデザイン特徴情報の他の例を示す図であり、特定の期間(2013年春(4月)〜2014年冬(3月))を基準とした「代表色が茶色の商品数(図12の「Brown」参照)」及び「代表色が水色の商品数(図12の「Aqua」参照)」を示すグラフである。
一般に「春−夏」の期間では「水色」の服飾品が流行する一方で「秋−冬」の期間では「茶色」の服飾品が流行する傾向があるが、具体的な流行の程度は毎年変化しうる。そのような流行の程度を判断するための基準として、基準期間における商品数の増減数(以下「商品数傾き」とも称する)が用いられてもよい。すなわち流行情報取得部45(図7参照)は、基準期間における共通のデザイン特徴(図12に示す例では「水色」又は「茶色」の代表色)を有する商品の数の増減数に応じて流行情報を取得してもよい。
より具体的には、流行情報取得部45は、基準期間における共通のデザイン特徴を有する商品の数の増数と第1の閾値とを比較することで流行情報を取得することができる。例えば「基準期間における共通のデザイン特徴を有する商品の数の増数」が第1の閾値を超えた場合には、その共通のデザイン特徴を有する商品に関する評価比重を重く(高く)して流行情報が決定される。また「基準期間における共通のデザイン特徴を有する商品の数の減数」が第2の閾値を超えた場合には、その共通のデザイン特徴を有する商品に関する評価比重を軽く(低く)して流行情報が決定される。このように商品数傾きに応じて流行情報を決定することで、流行に合わせた商品を推奨商品として特定することができる。
なお「基準期間」は特に限定されず、例えば1日(24時間)、1週間(7日間)、2週間(14日間)或いは1箇月を「基準期間」として設定可能である。
図13は、販売商品として商品情報サーバ38に登録された商品のデザイン特徴情報の他の例を示す図であり、特定の期間(2013年及び2014年)を基準とした「代表色が茶色の商品数(図13の「Brown(2013)」及び「Brown(2014)」参照)」及び「代表色が水色の商品数(図13の「Aqua(2013)」及び「Aqua(2014)」参照)」を示すグラフである。図13において「Brown(2013)」は2013年における「代表色が茶色の商品数」を示し、「Brown(2014)」は2014年における「代表色が茶色の商品数」を示し、「Aqua(2013)」は2013年における「代表色が水色の商品数」を示し、「Aqua(2014)」は2014年における「代表色が水色の商品数」を示す。
上述のように、「春−夏」の期間では「水色」の服飾品が流行する一方で「秋−冬」の期間では「茶色」の服飾品が流行する傾向があるが、具体的な流行のタイミングは毎年変化しうる。そのような流行のタイミングを判断するための基準として、商品数の立ち上がりの時期が用いられてもよい。商品数の立ち上がりの時期を判断する手法は限定されず、例えば該当のデザイン特徴を有する商品の数の増数や絶対数に応じて商品数の立ち上がりの時期が定められてもよい。したがって流行情報取得部45(図7参照)は、基準期間における共通のデザイン特徴(図13に示す例では「水色」又は「茶色」の代表色)を有する商品の数の増数が第1の閾値を超える時期に応じて流行情報を取得してもよい。また流行情報取得部45は、共通のデザイン特徴を有する商品の数が第2の閾値を超える時期に応じて流行情報を取得してもよい。
特に、過去の流行情報(例えば1年前の流行情報)と比較して商品数の立ち上がりの時期が早い場合には該当のデザイン特徴を有する商品に関する評価比重を重く(高く)して流行情報が決定されてもよい。一方、過去の流行情報と比較して商品数の立ち上がりの時期が遅い場合には該当のデザイン特徴を有する商品に関する評価比重を軽く(低く)して流行情報が決定されてもよい。
なお上述の各機能構成は、任意のハードウェア、ソフトウェア、或いは両者の組み合わせによって実現可能である。例えば、上述の商品推奨装置10及び端末装置11の各部における処理方法(商品推奨方法)及び制御方法(制御手順)をコンピュータに実行させるプログラム、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(非一時的記録媒体)、或いはそのプログラムをインストール可能なコンピュータに対しても本発明を適用することができる。特に端末装置11における上述の各処理は、専用のアプリケーションソフトウェア上で実行されてもよいし、ブラウザ上で実行されてもよい。
また、本発明の端末装置11の形態は特には限定されず、携帯電話機やスマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯型ゲーム機が挙げられる。以下、本発明を適用可能なスマートフォンの一例について説明する。
<スマートフォンの構成>
図14は、本発明の撮像装置の一実施形態であるスマートフォン101の外観を示す図である。図14に示すスマートフォン101は、平板状の筐体102を有し、筐体102の一方の面に表示部としての表示パネル121と、入力部としての操作パネル122とが一体となって形成される表示入力部120が設けられる。また、その筐体102は、スピーカ131と、マイクロホン132と、操作部140と、カメラ部141とを備える。なお、筐体102の構成はこれに限定されず、例えば、表示部と入力部とが独立して設けられる構成を採用したり、折り畳み構造やスライド機構を有する構成を採用することもできる。
図15は、図14に示すスマートフォン101の構成を示すブロック図である。図15に示すように、スマートフォン101の主たる構成要素として、無線通信部110と、表示入力部120と、通話部130と、操作部140と、カメラ部141と、記憶部150と、外部入出力部160と、GPS(Global Positioning System)受信部170と、モーションセンサ部180と、電源部190と、主制御部100とを備える。また、スマートフォン101の主たる機能として、基地局装置と移動通信網とを介した移動無線通信を行う無線通信機能を備える。
無線通信部110は、主制御部100の指示に従って、移動通信網に接続された基地局装置との間で無線通信を行う。その無線通信が使用されて、音声データ及び画像データ等の各種ファイルデータや電子メールデータなどの送受信、及びWebデータやストリーミングデータなどの受信が行われる。
表示入力部120は、表示パネル121及び操作パネル122を備える所謂タッチパネルであり、主制御部100の制御により、画像(静止画像及び動画像)や文字情報などを表示して視覚的にユーザに情報を伝達し、また表示した情報に対するユーザ操作を検出する。
表示パネル121は、LCD(Liquid Crystal Display)又はOELD(Organic Electro−Luminescence Display)などを表示デバイスとして用いる。操作パネル122は、表示パネル121の表示面上に表示される画像が視認可能な状態で設けられ、ユーザの指や尖筆によって操作される一又は複数の座標を検出するデバイスである。そのデバイスがユーザの指や尖筆によって操作されると、操作パネル122は、操作に起因して発生する検出信号を主制御部100に出力する。次いで、主制御部100は、受信した検出信号に基づいて、表示パネル121上の操作位置(座標)を検出する。
本発明の撮像装置の一実施形態として図14に例示されるスマートフォン101の表示パネル121と操作パネル122とは一体となって表示入力部120を構成し、操作パネル122が表示パネル121を完全に覆うような配置となっている。その配置を採用した場合、操作パネル122は、表示パネル121外の領域についても、ユーザ操作を検出する機能を備えてもよい。換言すると、操作パネル122は、表示パネル121に重なる重畳部分についての検出領域(以下、「表示領域」と称する)と、それ以外の表示パネル121に重ならない外縁部分についての検出領域(以下、「非表示領域」と称する)とを備えていてもよい。
なお、表示領域の大きさと表示パネル121の大きさとを完全に一致させてもよいが、両者を必ずしも一致させる必要はない。また、操作パネル122が、外縁部分及びそれ以外の内側部分の2つの感応領域を備えていてもよい。さらに、その外縁部分の幅は、筐体102の大きさなどに応じて適宜設計されるものである。更にまた、操作パネル122で採用される位置検出方式としては、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、及び静電容量方式などが挙げられ、いずれの方式が採用されてもよい。
通話部130は、スピーカ131及びマイクロホン132を備え、マイクロホン132を通じて入力されたユーザの音声を主制御部100にて処理可能な音声データに変換して主制御部100に出力したり、無線通信部110或いは外部入出力部160により受信された音声データを復号してスピーカ131から出力したりする。また、図14に示すように、例えば、スピーカ131を表示入力部120が設けられた面と同じ面に搭載し、マイクロホン132を筐体102の側面に搭載することができる。
操作部140は、キースイッチなどを用いたハードウェアキーであって、ユーザからの指示を受け付ける。例えば、図14に示すように、操作部140は、スマートフォン101の筐体102の側面に搭載され、指などで押下されるとスイッチオン状態となり、指を離すとバネなどの復元力によってスイッチオフ状態となる押しボタン式のスイッチである。
記憶部150は、主制御部100の制御プログラムや制御データ、アプリケーションソフトウェア、通信相手の名称や電話番号などを対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールのデータ、WebブラウジングによりダウンロードしたWebデータ、及びダウンロードしたコンテンツデータ等を記憶し、またストリーミングデータなどを一時的に記憶する。また、記憶部150は、スマートフォン内蔵の内部記憶部151と着脱自在な外部メモリスロットを有する外部記憶部152とにより構成される。なお、記憶部150を構成する内部記憶部151及び外部記憶部152のそれぞれは、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk
type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card
micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、MicroSD(登録商標)メモリ等)、RAM(Random Access Memory)、或いはROM(Read Only Memory)などの格納媒体を用いて実現される。
外部入出力部160は、スマートフォン101に連結される全ての外部機器とのインターフェースの役割を果たし、通信等(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB:Universal Serial Bus)、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)が定めるIEEE1394など)又はネットワーク(例えば、インターネット、無線LAN(Local Area Network)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association:IrDA)(登録商標)、UWB(Ultra Wideband)(登録商標)、ジグビー(ZigBee)(登録商標)など)により他の外部機器に直接的又は間接的に接続する。
スマートフォン101に連結される外部機器としては、例えば、有線/無線ヘッドセット、有線/無線外部充電器、有線/無線データポート、カードソケットを介して接続されるメモリカード(Memory card)やSIM(Subscriber Identity Module Card)/UIM(User Identity Module Card)カード、オーディオ・ビデオI/O(Input/Output)端子を介して接続される外部オーディオ・ビデオ機器、無線接続される外部オーディオ・ビデオ機器、有線/無線接続されるスマートフォン、有線/無線接続されるパーソナルコンピュータ、有線/無線接続されるPDA、及び有線/無線接続されるイヤホンなどがある。外部入出力部160は、このような外部機器から伝送を受けたデータをスマートフォン101の内部の各構成要素に伝達したり、スマートフォン101の内部のデータが外部機器に伝送されたりするように構成されてもよい。
GPS受信部170は、主制御部100の指示に従って、GPS衛星ST1、ST2〜STnから送信されるGPS信号を受信し、受信した複数のGPS信号に基づく測位演算処理を実行し、スマートフォン101の緯度、経度及び高度によって特定される位置を検出する。GPS受信部170は、無線通信部110及び/又は外部入出力部160(例えば、無線LAN)から位置情報を取得できる場合には、その位置情報を用いて位置を検出することもできる。
モーションセンサ部180は、例えば、3軸の加速度センサなどを備え、主制御部100の指示に従って、スマートフォン101の物理的な動きを検出する。スマートフォン101の物理的な動きを検出することにより、スマートフォン101の動く方向や加速度が検出される。その検出の結果は、主制御部100に出力される。
電源部190は、主制御部100の指示に従って、スマートフォン101の各部に、バッテリ(図示しない)に蓄えられる電力を供給する。
主制御部100は、マイクロプロセッサを備え、記憶部150が記憶する制御プログラムや制御データに従って動作し、スマートフォン101の各部を統括して制御する。また、主制御部100は、無線通信部110を通じて音声通信及びデータ通信を行うために、通信系の各部を制御する移動通信制御機能と、アプリケーション処理機能とを備える。
アプリケーション処理機能は、記憶部150が記憶するアプリケーションソフトウェアに従って主制御部100が動作することにより実現される。アプリケーション処理機能としては、例えば、外部入出力部160を制御することで対向機器とデータ通信を行う赤外線通信機能や、電子メールの送受信を行う電子メール機能、及びWebページを閲覧するWebブラウジング機能などがある。
また、主制御部100は、受信データやダウンロードしたストリーミングデータなどの画像データ(静止画像や動画像のデータ)に基づいて、映像を表示入力部120に表示する等の画像処理機能を備える。画像処理機能とは、主制御部100が、上記画像データを復号し、その復号結果に画像処理を施して、その画像処理を経て得られる画像を表示入力部120に表示する機能のことをいう。
さらに、主制御部100は、表示パネル121に対する表示制御と、操作部140や操作パネル122を通じたユーザ操作を検出する操作検出制御とを実行する。
表示制御の実行により、主制御部100は、アプリケーションソフトウェアを起動するためのアイコンや、スクロールバーなどのソフトウェアキーを表示したり、或いは電子メールを作成するためのウィンドウを表示する。なお、スクロールバーとは、表示パネル121の表示領域に収まりきれない大きな画像などについて、画像の表示部分を移動する指示を受け付けるためのソフトウェアキーのことをいう。
また、操作検出制御の実行により、主制御部100は、操作部140を通じたユーザ操作を検出したり、操作パネル122を通じて、上記アイコンに対する操作や、上記ウィンドウの入力欄に対する文字列の入力を受け付けたり、或いは、スクロールバーを通じた表示画像のスクロール要求を受け付ける。
さらに、操作検出制御の実行により主制御部100は、操作パネル122に対する操作位置が、表示パネル121に重なる重畳部分(表示領域)に該当するか、或いはそれ以外の表示パネル121に重ならない外縁部分(非表示領域)に該当するかを判定し、操作パネル122の感応領域やソフトウェアキーの表示位置を制御するタッチパネル制御機能を備える。
また、主制御部100は、操作パネル122に対するジェスチャ操作を検出し、検出したジェスチャ操作に応じて、予め設定された機能を実行することもできる。ジェスチャ操作とは、従来の単純なタッチ操作ではなく、指などによって軌跡を描いたり、複数の位置を同時に指定したり、或いはこれらを組み合わせて、複数の位置から少なくとも一つについて軌跡を描く操作を意味する。
カメラ部141は、CMOS(Complementary Metal Oxide
Semiconductor)などの撮像素子を用いて電子撮影するデジタルカメラである。また、カメラ部141は、主制御部100の制御により、撮像によって得た画像データを例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)などの圧縮した画像データに変換し、その画像データを記憶部150に記録したり、外部入出力部160や無線通信部110を通じて出力したりすることができる。図14に示すようにスマートフォン101において、カメラ部141は表示入力部120と同じ面に搭載されているが、カメラ部141の搭載位置はこれに限らず、表示入力部120が設けられる筐体102の表面ではなく筐体102の背面にカメラ部141が搭載されてもよいし、或いは複数のカメラ部141が筐体102に搭載されてもよい。なお、複数のカメラ部141が搭載されている場合には、撮影に供するカメラ部141を切り替えて単独のカメラ部141によって撮影が行われてもよいし、或いは、複数のカメラ部141を同時に使用して撮影が行われてもよい。
また、カメラ部141はスマートフォン101の各種機能に利用することができる。例えば、カメラ部141で取得した画像が表示パネル121に表示さてもよいし、操作パネル122の操作入力手法の一つとして、カメラ部141で撮影取得される画像が利用さてもよい。また、GPS受信部170が位置を検出する際に、カメラ部141からの画像が参照されて位置が検出されてもよい。さらには、カメラ部141からの画像が参照されて、3軸の加速度センサを用いずに、或いは、3軸の加速度センサと併用して、スマートフォン101のカメラ部141の光軸方向を判断することや、現在の使用環境を判断することもできる。勿論、カメラ部141からの画像をアプリケーションソフトウェア内で利用することもできる。
その他、GPS受信部170により取得された位置情報、マイクロホン132により取得された音声情報(主制御部等により、音声テキスト変換を行ってテキスト情報となっていてもよい)、及びモーションセンサ部180により取得された姿勢情報等などを静止画像又は動画像のデータに付加して得られるデータを、記憶部150に記録したり、外部入出力部160や無線通信部110を通じて出力したりすることもできる。
1…クライアントサーバシステム、10…商品推奨装置、11…端末装置、12…ネットワーク、15…ユーザIDデータ入力欄、16…パスワード入力欄、17…ソフトウェアキーボード、20…入力部、21…送信部、22…受信部、23…通信部、25…表示制御部、27…表示部、28…システムコントローラ、31…基本商品特定部、32…基本商品情報取得部、33…推奨商品特定部、34…推奨商品情報出力部、35…ユーザデータベース、36…コーディネート情報サーバ、37…流行情報サーバ、38…商品情報サーバ、41…基礎情報取得部、42…推奨商品決定部、45…流行情報取得部、46…流行情報データベース、50…基本商品表示、52…推奨商品表示、100…主制御部、101…スマートフォン、102…筐体、110…無線通信部、120…表示入力部、121…表示パネル、122…操作パネル、130…通話部、131…スピーカ、132…マイクロホン、140…操作部、141…カメラ部、150…記憶部、151…内部記憶部、152…外部記憶部、160…外部入出力部、170…GPS受信部、180…モーションセンサ部、190…電源部

Claims (19)

  1. 端末装置から送られてくる、第1の商品を特定するための情報を含む端末送信情報に基づいて、前記第1の商品を特定する基本商品特定部と、
    複数の解析対象商品のデザイン特徴情報を解析して流行情報を取得する流行情報取得部と、
    前記第1の商品と関連付けられる推奨商品を、前記第1の商品が属するカテゴリとは異なるカテゴリに属する複数の商品の中から、前記特定した前記第1の商品に付された感性語と前記複数の商品にそれぞれ付された感性語とに基づくコーディネート情報、及び前記取得した前記流行情報に基づいて特定する推奨商品特定部と、
    前記推奨商品の情報を出力する推奨商品情報出力部とを備える商品推奨装置。
  2. 前記流行情報取得部は、前記複数の解析対象商品のうち共通のデザイン特徴を有する商品の数を取得し、当該共通のデザイン特徴を有する商品の数に応じて前記流行情報を取得する請求項に記載の商品推奨装置。
  3. 前記流行情報取得部は、基準期間における前記共通のデザイン特徴を有する商品の数の増減数に応じて前記流行情報を取得する請求項に記載の商品推奨装置。
  4. 前記流行情報取得部は、前記基準期間における前記共通のデザイン特徴を有する商品の数の増数と第1の閾値とを比較することで前記流行情報を取得する請求項に記載の商品推奨装置。
  5. 前記流行情報取得部は、前記基準期間における前記共通のデザイン特徴を有する商品の数の増数が前記第1の閾値を超える時期に応じて前記流行情報を取得する請求項に記載の商品推奨装置。
  6. 前記流行情報取得部は、前記共通のデザイン特徴を有する商品の数が第2の閾値を超える時期に応じて前記流行情報を取得する請求項2〜5のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  7. 前記流行情報取得部は、第1の特定時期における前記複数の解析対象商品のデザイン特徴情報と当該第1の特定時期とは異なる第2の特定時期における前記複数の解析対象商品のデザイン特徴情報とに基づいて前記流行情報を取得する請求項1〜6のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  8. 前記流行情報取得部は、前記複数の解析対象商品のデザイン特徴の代表データを取得し、当該代表データに応じて前記流行情報を取得する請求項1〜7のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  9. 前記複数の解析対象商品は、販売商品に基づく請求項1〜8のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  10. 前記複数の解析対象商品は、特定の店舗に属する商品に基づく請求項1〜8のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  11. 前記複数の解析対象商品は、特定のブランドに属する商品に基づく請求項1〜8のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  12. 前記複数の解析対象商品は、特定のコミュニティに属する商品に基づく請求項1〜8のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  13. 前記複数の解析対象商品は、個人に属する商品に基づく請求項1〜8のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  14. 前記デザイン特徴情報は、色情報、柄情報、形情報及び質感情報のうちの少なくとも一つから導き出される感性語に基づく請求項1〜13のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  15. 前記第1の商品は、単一の商品である請求項1〜14のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  16. 前記第1の商品は、複数の商品である請求項1〜14のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  17. 前記推奨商品は、服飾品である請求項1〜16のいずれか一項に記載の商品推奨装置。
  18. コンピュータにより、商品を推奨する商品推奨方法であって、
    端末装置から送られてくる、第1の商品を特定するための情報を含む端末送信情報に基づいて、前記第1の商品を特定するステップと、
    複数の解析対象商品のデザイン特徴情報を解析して流行情報を取得するステップと、
    前記第1の商品と関連付けられる推奨商品を、前記第1の商品が属するカテゴリとは異なるカテゴリに属する複数の商品の中から、前記特定した前記第1の商品に付された感性語と前記複数の商品にそれぞれ付された感性語とに基づくコーディネート情報、及び前記取得した前記流行情報に基づいて特定するステップと、
    前記推奨商品の情報を出力するステップとを含む商品推奨方法。
  19. 端末装置から送られてくる、第1の商品を特定するための情報を含む端末送信情報に基づいて、前記第1の商品を特定する手順と、
    複数の解析対象商品のデザイン特徴情報を解析して流行情報を取得する手順と、
    前記第1の商品と関連付けられる推奨商品を、前記第1の商品が属するカテゴリとは異なるカテゴリに属する複数の商品の中から、前記特定した前記第1の商品に付された感性語と前記複数の商品にそれぞれ付された感性語とに基づくコーディネート情報、及び前記取得した前記流行情報に基づいて特定する手順と、
    前記推奨商品の情報を出力する手順とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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