JPWO2017043211A1 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Abstract

高い燃料圧力に耐えられる強度を確保することができる燃料噴射装置を提供する。針弁114A(弁体)と、針弁114Aを駆動させる可動子102と、可動子102に対向するように配置される固定コア107(固定子)と、を備えた燃料噴射装置において、固定コア107と別体の部材で構成され、固定コア107の上流側に配置され、燃料噴射装置を外部装置に取り付けるためのアダプタ140(パイプ)を備え、固定コア107とアダプタ140とが直接、圧入により固定される。

Description

本発明は、燃料噴射装置に関する。
従来技術の一例として、燃料噴射弁(燃料噴射装置)において、コアの中空円盤部分の中空部分と連通するように、燃料コネクタが溶接される技術が知られている(例えば、特許文献1の図6参照)。コネクタパイプのコア側は端面が拡張した構造とし、溶接代を十分取れる形状となっている。この溶接は、燃料シール性を保つため、レーザ溶接等により、接合境界部の全周にわたり行われる。燃料コネクタパイプは、その内側に、燃料通路上流側から燃料中に混入しているゴミなどを除去する燃料フィルタ、リターンスプリングの初期荷重を規定するばね押えが挿入固定されるような段差を持つパイプである。このような段差は、パイプ絞り加工にて安価に形成可能な燃料噴射弁が開示されている。
燃料コネクタパイプは、コアと別体で構成されていることにより、様々な燃料継ぎ手構造に変更することができる。
別の従来技術の一例として、燃料噴射弁において、燃料導入パイプは、上端及び下端部にフランジが設けられ、下端側のフランジが固定コアのフランジ上面に溶接される技術が知られている(例えば、特許文献2の図1参照)。この固定コアは、磁性ステンレス鋼であり燃料導入パイプは、非磁性金属部材で成形され、プレス加工によりその下部が細く絞られており、この下部内周に断面がCの字状のCリングピンが圧入されている。このピンの圧入量の調整により戻しばねの荷重が調整される。燃料導入パイプの上端部には燃料フィルタが装着されている。燃料導入パイプと固定コアとは予め溶接されているものが開示されている。
燃料通路組立体は、燃料導入パイプと固定コアとノズルホルダーとを溶接により一体結合して構成される。このようにすれば、メインの磁気回路となるべき固定コアについてのみ磁路確保のために比較的肉厚にし、燃料導入パイプについては、磁路とならないので非磁性のパイプで薄肉細径にすることができ、また、ノズルホルダーも薄肉化することができ、燃料通路組立体の各要素をそれぞれの必要性に応じて合理的な仕様に設定することができる。そして、上記した燃料通路組立体の各要素のプレス加工により安価に大量生産することができる。
特開2002−130085号公報 特開2002−130071号公報
特許文献1及び2に記載のいずれの実施形態の燃料噴射弁においても、コネクタパイプまたは燃料導入パイプ(以下本明細書ではアダプタとする)と呼ばれる部品を固定コアとは別部材とし、固定コアと溶接することが述べられているが、高い燃料圧力に耐えられる強度や、固定コアと同軸を保つ工夫については述べられていない。
近年の排出ガス規制では、排気ガス中に含まれる粒子状物質の量、数量を低減する必要があり、ガソリンを使用する燃料噴射弁においても常用の最高燃圧が35MP程度まで大きくなる可能性がある。常用の最高燃圧が35MPaの場合、燃料噴射弁は例えば45MPaまで動作することが要求される。
すると燃料圧力によってアダプタパイプには従来よりも大きな応力が発生し、強度への余裕度が低下する可能性がある。
本発明の目的は、高い燃料圧力に耐えられる強度を確保することができる燃料噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、弁体と、前記弁体を駆動させる可動子と、前記可動子に対向するように配置される固定子と、を備えた燃料噴射装置において、前記固定子と別体の部材で構成され、前記固定子の上流側に配置され、前記燃料噴射装置を外部装置に取り付けるためのパイプを備え、前記固定子と前記パイプとが直接、圧入により固定される。
本発明によれば、高い燃料圧力に耐えられる強度を確保することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施形態による燃料噴射装置と燃料配管の一部の断面図である。 本発明の第1の実施形態による燃料噴射装置と燃料配管の一部の別の断面図である。 燃料配管内径と燃料圧力による荷重の関係を示したグラフである。 比較例による燃料噴射装置の全体断面図である。 本発明の第1の実施形態による燃料噴射装置の構成部品の断面図である。 本発明の第2の実施形態による燃料噴射装置の拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態の変形例による燃料噴射弁の拡大断面図である。
以下、図面を用いて、本発明の第1〜第2の実施形態による燃料噴射弁(燃料噴射装置)の構成及び作用効果について説明する。なお、図面において、機能を分かり易くするために部品の大きさや隙間の大きさは実際の比率よりも誇張されている場合があり、機能を説明するために不要な部品は省略されている場合がある。各実施形態において同一の構成要素には同一の符号が与えられており、重複する説明は省略している。
(第1の実施形態)
最初に、図1A及び図1Bを用いて、本発明の第1の実施形態による燃料噴射弁の構成の概要を説明する。図1A、図1Bは本発明の第1の実施形態による燃料噴射弁の縦断面図である。
内燃機関には、運転状態に応じた適切な燃料量を燃料噴射弁の噴射時間に変換する演算を行い、燃料を供給する燃料噴射弁を駆動させる燃料噴射制御装置(不図示)が備えられている。
図1Aに示すように、燃料噴射弁では、例えば、可動子部114が円筒状の可動子102とこの可動子102の中心部に位置する針弁114A(弁体)とを含んで構成されている。中心部に燃料を導く燃料導入孔を有する固定コア107(固定子)の端面と可動子102の端面との間に隙間が設けられている。この隙間を含む磁気通路に磁束を供給する電磁コイル105(ソレノイド)が備えられている。換言すれば、固定コア107(固定子)は、図1Aに示すように、可動子102に対向するように配置される。
隙間を通る磁束によって可動子102の端面と固定コア107の端面との間に生起された磁気吸引力で可動子102を固定コア107側に引き付けて可動子102を駆動し、針弁114Aを弁座シート部39(弁座)から引き離して弁座シート部39に設けた燃料通路を開くように構成されている。換言すれば、可動子102は、針弁114A(弁体)を駆動させる。
噴射される燃料量は、主に燃料の圧力と燃料噴射弁の噴口部の雰囲気圧力との差圧、並びに針弁114Aを開いた状態に維持し、燃料が噴射されている時間により決定される。
電磁コイル105への通電を停止すると、可動子102に作用する磁気吸引力が消失し、針弁114Aを閉鎖方向に付勢する弾性部材の力と、針弁114Aと固定コア107間を流れる燃料の流速によって生じる圧力降下によって針弁114A及び可動子102は閉鎖方向へと移動し、針弁114Aが弁座シート部39に着座することで燃料通路を閉じる。針弁114Aと弁座シート部39の当接により燃料がシールされ、意図しないタイミングで燃料が燃料噴射弁から漏れ出ることを防いでいる。
近年、燃料消費量低減という観点から、過給機と組み合わせて内燃機関の排気量を小さくし、熱効率の良い運転領域を使用することで車両搭載時の燃料消費量を低減させる試みが実施されている。この試みは特に燃料の気化による吸入空気充填量の向上、耐ノック特性の向上が見込まれる筒内直接噴射式の内燃機関と組み合わせることが有効である。
また幅広い車種で大幅な燃料消費量低減が求められているため、筒内直接噴射式の内燃機関の需要が増加する一方、回生エネルギの回収といったその他の燃料消費量低減に効果のあるデバイスを自動車に搭載する必要がある。また、総コストを低減する観点から各種デバイスのコスト低減が求められており、筒内直接噴射用の燃料噴射弁へのコスト低減要求も同様に高まっている。
一方で、内燃機関の排出ガスに含まれる成分を一層低減することも求められており、特に粒子状物質の量、数量を低減するという観点から、燃料の噴射圧力を従来の20MPaから例えば35MPa程度まで増加させ、噴射される燃料の液滴粒径を低減、気化を促進させる試みが実施されている。
燃料圧力を増加させると燃料配管211、燃料噴射弁の燃料通路面積に比例して軸方向に印加される荷重も増加する。よって高い燃料圧力に耐えられる燃料噴射弁とするには、燃料配管211との接続部の燃料通路径を小さくして軸方向の荷重を低減する必要がある。
同様に燃料圧力を増加させる場合、燃料噴射弁の外部に対して内部の燃料圧力を保持する部材に発生する応力が増加する。高い燃料圧力で発生する応力に対して強度の余裕を持たせるには、厚みを増加させて剛性を確保するか、強度の大きい材料を使用する必要がある。
しかしながら前述のとおり軸方向に印加される荷重を減らすには、燃料配管211との接続部の燃料通路径を小さくして軸方向の荷重を低減しつつ、燃料噴射弁内部に針弁114Aやスプリング110、調整子54を納められる内径を確保する必要があるため、肉厚を大きくすることは難しい。高い応力でも強度に対する余裕度を維持するには降伏応力、引っ張り強さの大きい材料を選定することが有効である。
燃料噴射弁の固定コア107は電磁ソレノイドの一部を構成しているため、磁気特性に優れた材料が使用される。磁気特性に優れた材料は一般に降伏応力、引っ張り強さが小さいため、前述のように肉厚が小さく、高い剛性が要求される燃料配管211との接続部に使用するのは不向きである。
詳細は後述するが本実施形態の燃料噴射弁は、従来一体であった固定コアを、アダプタ140と固定コア107の2部品に分割し、アダプタ140には固定コア107より降伏応力、引っ張り強さの大きな材料を使用し、固定コア107には磁気特性の優れた材料を使用し、2部品を径方向で圧入させた後、全周溶接して固定されるようにしたものである。
したがって、燃料圧力の増加に対して、燃料配管211との接続部の燃料通路径を小さくして軸方向の荷重を低減しながら、固定コア107の磁気特性を悪化させることのない燃料噴射弁を、コスト上昇を抑えて製作することができる。
換言すれば、アダプタ140(パイプ)は、固定コア107(固定子)と別体の部材で構成され、固定コア107の上流側に配置され、燃料噴射装置を外部装置(コモンレール等)に取り付けるための部品である。ここで、固定コア107とアダプタ140とが直接、圧入により固定される。
これにより、アダプタ140(パイプ)を固定コア107(固定子)と別体にすることで、外部装置(コモンレール等)の様々な形状に対応する際にアダプタ140のみを変更することで組み付けることが可能であり、製造コストの低減が可能となる。またアダプタ140に対して他の部品を介することなく固定コア107を直接、圧入することで、部品低減を図り安価に製造が可能である。
(構成の詳細)
次に、図1Aから図4を用いて、本発明の第1の実施形態による燃料噴射弁の構成を詳細に説明する。
図1Aにおいて、噴孔カップ支持体101は直径が小さい小径筒状部22と直径が大きい大径筒状部23とを備えている。小径筒状部22の先端部分の内部に、案内部115、燃料噴射孔117を備えた噴孔カップ116(燃料噴射孔形成部材)が挿入または圧入され、噴孔カップ116の先端面の外周の縁部が全周溶接される。これにより、噴孔カップ116は、小径筒状部22に固定される。案内部115は可動子部114を構成する針弁114Aの先端に設けられた弁体先端部114Bが燃料噴射弁の軸方向に上下運動する際に、外周を案内する機能を有する。
噴孔カップ116には案内部115の下流側に円錐状の弁座シート部39が形成されている。この弁座シート部39には針弁114Aの先端に設けた弁体先端部114Bが当接または離反することで、燃料の流れを遮断したり燃料噴射孔に導いたりする。噴孔カップ支持体101の外周には溝が形成されており、この溝に樹脂材製のチップシール131に代表される燃焼ガスのシール部材が嵌め込まれている。
固定コア107の内周下端部には可動子を構成する針弁114Aをガイドする針弁案内部113(針弁案内部材)が設けられている。針弁114Aには案内部127が設けられており、図示されていないが案内部127は一部面取り部が設けられ燃料通路を形成している。細長い形状の針弁114Aは針弁案内部113によって径方向の位置を規定され、かつ軸方向にまっすぐに往復運動するようガイドされる。なお、開弁方向は弁軸方向の上、閉弁方向は弁軸方向の下に向かう方向である。
針弁114Aの弁体先端部114Bが設けられている端部とは反対の端部には針弁114Aの直径より大きい外径を有する段付き部129を有する頭部114Cが設けられている。段付き部129の上端面には針弁114Aを閉弁方向に付勢するスプリング110の着座面が設けられており、頭部114Cと併せてスプリング110を保持する。
可動子部114は針弁114Aが貫通する貫通孔128を中央に備えた可動子102を有する。可動子102と針弁案内部113との間に可動子102を開弁方向に付勢するゼロスプリング112が保持されている。
頭部114Cの段付き部129の直径より貫通孔128の直径の方が小さいので、針弁114Aを噴孔カップ116の弁座に向かって押付けるスプリング110の付勢力もしくは重力の作用下においては、ゼロスプリング112によって保持された可動子102の上側面と針弁114Aの段付き部129の下端面が当接し、両者は係合している。
これによりゼロスプリング112の付勢力もしくは重力に逆らう上方への可動子102の動きあるいは、ゼロスプリング112の付勢力もしくは重力に沿った下方への針弁114Aの動きに対して両者は協働して動くことになる。しかし、ゼロスプリング112の付勢力もしくは重力に関係なく針弁114Aを上方へ動かす力、あるいは可動子102を下方へ動かす力が独立して両者に作用したとき、両者は別々の方向に動くことができる。
噴孔カップ支持体101の大径筒状部23の内周部には固定コア107が圧入され、圧入接触位置で溶接接合されている。この溶接接合により噴孔カップ支持体101の大径筒状部23の内部と外気との間に形成される隙間が密閉される。固定コア107は中心に直径φCnの貫通孔107Dが燃料導入通路として設けられている。
換言すれば、アダプタ140(パイプ)の下面(下流側の面)と、固定コア107(固定子)の上面(上流側の面)とが直接、接触することで圧入により、アダプタ140と固定コア107が固定される。
固定コア107の下端面や、可動子102の上端面及び衝突端面にはメッキを施して耐久性を向上させることがある。可動子102に比較的軟らかい軟磁性ステンレス鋼を用いた場合においても、硬質クロムメッキや無電解ニッケルメッキを用いることで、耐久信頼性を確保することができる。
針弁114Aの頭部114Cに設けられた段付き部129の上端面に形成されたスプリング受け面には初期荷重設定用のスプリング110の下端が当接しており、スプリング110の他端が調整子54で受け止められる。これにより、スプリング110が頭部114Cと調整子54の間に保持されている。調整子54の固定位置を調整することでスプリング110が針弁114Aを弁座シート部39に押付ける初期荷重を調整することができる。
噴孔カップ支持体101の大径筒状部23の外周にはカップ状のハウジング103が固定されている。ハウジング103の底部には中央に貫通孔が設けられており、貫通孔には噴孔カップ支持体101の大径筒状部23が挿通されている。ハウジング103の外周壁の部分は噴孔カップ支持体101の大径筒状部23の外周面に対面する外周ヨーク部を形成している。
ハウジング103によって形成される筒状空間内には環状を成すように巻回された電磁コイル105が配置されている。電磁コイル105は半径方向外側に向かって開口する断面がU字状の溝を持つ環状のコイルボビン104と、この溝の中に巻きつけられた銅線で形成される。電磁コイル105の巻き始め、巻き終わり端部には剛性のある導体109が固定されており、固定コア107に設けた貫通孔より引き出されている。
この導体109と固定コア107、噴孔カップ支持体101の大径筒状部23の外周は、ハウジング103の上端開口部内周から絶縁樹脂を注入して、モールド成形され、樹脂成形体121で覆われる。かくして、電磁コイル(104、105)の周りにトロイダル状の磁気通路が形成される。
導体109の先端部に形成されたコネクタ43Aには高電圧電源、バッテリ電源より電力を供給するプラグが接続され、図示しないコントローラによって通電、非通電が制御される。電磁コイル105に通電中は、磁気回路140Mを通る磁束によって磁気吸引ギャップにおいて可動子部114の可動子102と固定コア107との間に磁気吸引力が発生し、可動子102がスプリング110の設定荷重を超える力で吸引されることで上方へ動く。
このとき可動子102は針弁の頭部114Cと係合して、針弁114Aと一緒に上方へ移動し、可動子102の上端面が固定コア107の下端面に衝突するまで移動する。その結果、針弁114Aの先端の弁体先端部114Bが弁座シート部39より離間し、燃料が燃料通路を通り、噴孔カップ116先端にある燃料噴射孔117から内燃機関の燃焼室内に噴出する。
針弁114Aの先端の弁体先端部114Bが弁座シート部39より離間し、上方に引き上げられている間、細長い形状の針弁114Aは針弁案内部113と、噴孔カップ116の案内部115の2箇所によって弁軸方向に沿ってまっすぐに復動するようガイドされる。
電磁コイル105への通電が断たれると、磁束が消滅し、磁気吸引ギャップにおける磁気吸引力も消滅する。この状態では、針弁114Aの頭部114Cを反対方向に押す初期荷重設定用のスプリング110のばね力がゼロスプリング112の力に打ち勝って可動子部114全体(可動子102、針弁114A)に作用する。その結果、可動子102はスプリング110のばね力によって、弁体先端部114Bが弁座シート部39に接触する閉弁位置に押し戻される。
針弁114Aの先端の弁体先端部114Bが弁座シート部39に接触し閉弁位置にある間、細長い形状の針弁114Aは針弁案内部113のみによりガイドされており、噴孔カップ116の案内部115とは接触していない。
このとき、頭部114Cの段付き部129が可動子102の上面に当接して可動子102を、ゼロスプリング112の力に打ち勝って針弁案内部113側へ移動させる。弁体先端部114Bが弁座シート部39に衝突すると、可動子102は針弁114Aと別体であるため、慣性力によって針弁案内部113方向への移動を継続する。このとき針弁114Aの外周と可動子102の内周との間に流体による摩擦が発生し、弁座シート部39から再度開弁方向に跳ね返る針弁114Aのエネルギが吸収される。
慣性質量の大きな可動子102が針弁114Aから切り離されているので、跳ね返りエネルギ自体も小さくなる。また、針弁114Aの跳ね返りエネルギを吸収した可動子102は自らの慣性力がその分だけ減少し、ゼロスプリング112を圧縮した後に受ける反発力も小さくなるため、可動子102自体の跳ね返り現象によって針弁114Aが開弁方向に再び動かされる現象は発生し難くなる。かくして、針弁114Aの跳ね返りは最小限に抑えられ、電磁コイル105への通電が断たれた後に弁が開いて、燃料が不作為に噴射される、いわゆる二次噴射現象が抑制される。
図1Aの上部には燃料圧力によって燃料噴射弁の軸方向に印加される荷重を模式的に示している。燃料噴射弁は燃料配管211と接続され、Oリング212によって燃料はシールされているため、燃料配管内部213と燃料噴射弁内部は高圧の燃料で満たされている。燃料配管内径φRによって燃料配管断面積が決まり、燃料配管断面積と燃料圧力の積を燃圧荷重と定義する。
燃料配管211は図示していないエンジンに固定されているため、燃料噴射弁は矢印214の方向に燃圧荷重を受ける。燃料噴射弁は例えばハウジング103のテーパ面215で図示していないエンジンと接触しているため、燃料噴射弁を構成するアダプタ140、固定コア107、噴孔カップ支持体101、ハウジング103を介して前述の燃圧荷重が伝達する。
図2は燃料配管内径φRと燃料圧力に対する燃圧荷重を算出したグラフである。従来、燃料配管内径φRは例えばφ13.2(mm、以下単位を省略する)、最高燃料圧力は例えば20MPaで使用されており、その際の燃圧荷重はおよそ2700Nである。燃料配管内径φRをφ13.2にしたまま、燃料圧力を35MPaにすると燃圧荷重はおよそ4700Nとなる。前述の通り、燃料噴射弁を構成する部品には、燃圧荷重が伝達するため、燃圧の増加に伴い各部品に発生する応力は増加する。燃料噴射弁を構成する部品の形状、材料を変更しない場合、強度の余裕度が減少する。一方で強度の大きい材料を使用することはコストの増加につながる。
燃料配管内径φRを例えばφ9.4とすると、燃料圧力35MPaでも燃圧荷重をおおよそ2400Nに抑えることができる。よって従来の燃料噴射弁と比較して強度の大きい材料を使用することなく燃料噴射弁を構成できる。
図3は、比較例による燃料噴射弁の断面図を示している。固定コア407はOリング取付部450まで一体の構造となっている。燃料圧力が20MPaの際に使用されている燃料配管内径φRがφ13.2の場合、スプリング410や調整子452が通過できる固定コア407の内径φCoとする場合でも、固定コア407の厚さが薄い部分450、451において十分な厚さを確保できる。よって固定コア407に使用する材料は磁性が優れているが、材料強度は比較的小さい材料を使用した場合でも十分な剛性、強度を確保することができる。
一方、燃料圧力が従来より大きい、例えば35MPaで使用される際には、図2で示したように燃料配管内径φRを例えばφ9.4とし、燃圧荷重を低減する必要がある。図1Aに示す燃料配管内径φRをφ9.4とする場合でも、燃料噴射弁の組立工程中に調整子54やスプリング110を通過させるために、例えばアダプタ内径φCnをφ4.4程度の確保する必要がある。よってOリング取付部250のように厚さを十分に大きくできない部位が生じる。Oリング取付部250も固定コア107に使用する材料と同様に磁性を優先して選択した場合、十分な剛性、強度を確保することができない可能性がある。
図4は本発明の第1の実施形態による燃料噴射弁を構成するアダプタ140と固定コア107のみの断面図である。アダプタ140はOリング取付部250の厚さが小さいため、強度優先の材料を選定する。強度を優先した選択した材料の為、燃料圧力35MPaで発生する応力に耐えられる。固定コア107は磁気回路を構成するため薄肉部はない。よって固定コア107には磁性に優れる材料を選定する。肉厚が大きいため強度の小さい材料を選定しても燃料圧力35MPaで発生する応力に耐えられる。
換言すれば、固定コア107(固定子)の飽和磁束密度は、固定コア107と別体の部材で構成され、かつ固定コア107に直接、圧入により固定されるアダプタ140(パイプ)の飽和磁束密度よりも大きい。これにより、例えば、固定コア107の磁気特性を確保しつつ、アダプタ140の製造コストを低減することができる。
ここで、固定コア107(固定子)の引っ張り強さは、固定コア107と別体の部材で構成され、かつ固定コア107に直接、圧入により固定されるアダプタ140(パイプ)の引っ張り強さよりも小さい。これにより、例えば、アダプタ140の強度を確保しつつ、固定コア107の形状が複雑になったとしてもその加工を容易に行うことが可能となる。
燃料噴射弁のアダプタ140の取付部501と固定コア107の取付部502部は径方向で接触し、圧入され、燃料を封止するために503部で全周突き合わせ溶接されている。溶接前にアダプタ140の取付部501と固定コア107の取付部502部が圧入固定されているため、溶接時に生じるひずみによって生じるアダプタ140の倒れを抑制できる。
換言すれば、固定コア107(固定子)は上流側に取付部502(固定子側取付部)を有するとともに、アダプタ140(パイプ)は下流側に取付部501(パイプ側取付部)を有する。取付部502及び取付部501が径方向において直接、接触して圧入される。これにより、取付部502及び取付部501として容易に製造可能とし、また取付部502及び取付部501により圧入固定が可能となる。
また、取付部501(パイプ側取付部)の下流側先端部501aが取付部502(固定子側取付部)の上面(上流側の面)と接触して、この接触部において突き合わせ溶接がなされる。詳細には、取付部501(パイプ側取付部)が取付部502(固定子側取付部)よりも外周側に位置し、取付部501の下流側先端部501aが軸方向に固定コア107に接触し、該接触部において突合せ溶接される。
これにより、取付部502及び取付部501の突き合わせ溶接を可能とし、安価にかつ強固に双方を製造、固定することができる。アダプタ140に使用する材料は固定コア107よりも強度が大きいので、応力の高い外周側に配置するのが理にかなっている。また強度が大きい材料だと薄くでき、溶接もし易い。
ここで、固定コア107(固定子)は、取付部502(固定子側取付部)よりも下流側に外周側に突出する突出部107a(つば部)が形成され、突出部107aと固定コア107と一体の部材で形成される。また、固定コア107は冷間鍛造により形成される。これにより、突出部107aがあったとしても材料の無駄を少なくして安く製造することが可能となる。
詳細には、例えば、固定コア107にK−M35等のステンレス鋼を採用する。このK−M35は硬度が低く、冷間鍛造にて製造することが可能である。そのため突出部107aを含めて冷間鍛造で製造することで容易に製造でき、かつコストを低減することが可能になる。
なお、仮にもっと硬い部材で冷間鍛造が採用できないものを固定コア107に採用すると、突出部107a(つば部)を含めて機械加工で削り出す必要がある。これは部材の無駄が大きく、コストのデメリットが大きい。また突出部107aを別体にして溶接することも考えられるが、これは位置決めの難しさ、また溶接による生産コストの増加につながる。
ちなみに、突出部107a(つば部)により、突出部107aとこれに対向するハウジング103の端部(上端)の間で磁路が良好に形成され、磁気回路140M(図1A参照)を確実に構成することができる。
図1Bに示すように燃料噴射弁が燃料配管211にプレート251を介して接続される場合、燃料噴射弁内部の燃料圧力による燃圧荷重によって、固定コア107はアダプタ140に対して下流側に引っ張られる。よって突き合わせ溶接部503はその燃圧荷重にも耐えられる強度を有するように溶接される。突合せ溶接は従来の燃料噴射弁で実施されている重ね溶接に対し継ぎ手効率が高く、同じ溶け込み量に対して強度は向上する。
以上より高燃圧化に伴い燃料配管内径φRが縮小される場合でも、従来の固定コアをアダプタ140と固定コア107に分割し、適切な材料を選定し、圧入の後溶接することによって結合することで必要な機能を達成できる。
本実施形態によれば、高い燃料圧力に耐えられる強度を確保することができる。また、固定コア107とアダプタ140とが圧入により固定された後、突き合わせ溶接がなされるため、アダプタ140と固定コア107の同軸を保つことが容易である。
(第2の実施形態)
図5は本発明の第2の実施形態による燃料噴射弁に含まれるアダプタ140と固定コア107の構造の一例を示している。
本実施形態では、第1の実施形態と比較して、固定コア107の取付部502がアダプタ140の取付部501の外側に配置される点が異なる。すなわち、第1の実施形態では、図1Aに示すように、固定コア107をアダプタ140に圧入(挿入)するのに対し、第2の実施形態では、図5に示すように、アダプタ140を固定コア107に圧入する。
アダプタ140の取付部501の外径部(外周)と、固定コア107の取付部502の内径部(内周)で圧入され、503部で全周突き合わせ溶接されている。
ここで、取付部502(固定子側取付部)の径方向大きさD2は取付部501(パイプ側取付部)の径方向大きさD1よりも大きくなる。
固定コア107(固定子)は磁気回路の主要部品であるため、その形状をいかに作るかが磁気回路の磁気特性に大きく影響する。そのため、固定コア107の形状が多少、複雑になることもあり、その場合には加工のし易い素材を用いる必要がある。そうすると固定コア107の素材の強度としては弱いものとなるため、組み立てる際の強度確保が課題となる。
この点、本実施形態の構成を採用することで、アダプタ140を固定コア107に圧入した場合においても取付部501の径方向大きさD1を大きくする(厚くする)ことで組み立てる際の強度を確保することが可能となる。
(変形例)
図6は本発明の第2の実施形態による燃料噴射弁に含まれるアダプタ140と固定コア107の構造の変形例を示している。
図5と同様にアダプタ140の取付部501の外径部(外周)と、固定コア107の取付部502の内径部(内周)で圧入され、503部で全周突き合わせ溶接されている。
本変形例では、アダプタ140の取付部501は調整子54よりも下流側まで延長され、固定コア107は磁気回路に必要な最小の大きさとなる。磁気特性の良い材料は単位質量当たりの価格が高いため、固定コア107を小さくすることでコストを低減できる。
針弁114Aの上下運動に伴ってスプリング110も上下に運動するが、その運動が妨げられないようにアダプタ140の内径φAnは固定コア107の内径φBよりも小さくする。またアダプタ140の内径φAnの出口の角601と固定コア107の内径φBの入り口602はスプリング110の運動が妨げられないようにテーパまたはR形状とする。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
本発明の実施形態は、以下の態様であってもよい。
(1)弁シート部に着座、又は離座する弁体と、弁体を弁シート部の側に付勢するバネ部材と、弁体を駆動させる可動子と、可動子に対向する様に配置される固定子と、固定子と別体の部材で構成され、固定子の上流側に配置され、燃料噴射装置を外部装置に取り付けるための取り付け部(アダプタ140)を備えた燃料噴射装置において、固定子側小径部(取付部502)及び取り付け部側小径部(取付部501)が径方向で接触し、圧入され突き合わせ溶接されていることを特徴とする燃料噴射装置。
(2)(1)に記載の燃料噴射弁において、取り付け部(アダプタ140)が、下流部に第1の径方向厚みで構成される取り付け部側小径部(取付部501)を有すると共に、固定子が、上流側に第1の径方向厚みよりも厚い第2の径方向厚みで構成される固定子側小径部(取付部502)を有していることを特徴とする燃料噴射装置。
22…噴孔カップ支持体の小径筒状部
23…噴孔カップ支持体の大径筒状部
39…弁座シート部(シート部材のシート部)
43A…コネクタ
101…噴孔カップ支持体
102…可動子
103…ハウジング
104…コイルボビン
105…電磁コイル(ソレノイド)
107…固定コア(固定子)
107D…固定子貫通孔(燃料通路)
109…導体
110…スプリング
112…ゼロスプリング
113…針弁案内部(肩部)
114…可動子部
114A…針弁
114B…弁体先端部
114C…針弁の頭部(スプリングガイド用突起)
115…案内部
116…噴孔カップ
117…燃料噴射孔
121…樹脂成形体
126…燃料通路
127…案内部
128…貫通孔
136…隙間
140…アダプタ(パイプ)
201…弁体先端の被案内部
202…噴孔カップの案内部
203…弁体先端の弁体シート部
301…噴孔カップの軸
302…弁体の軸
303…球面直径の中心
401…噴孔カップの上流部
402…隙間

Claims (10)

  1. 弁体と、
    前記弁体を駆動させる可動子と、
    前記可動子に対向するように配置される固定子と、を備えた燃料噴射装置において、
    前記固定子と別体の部材で構成され、前記固定子の上流側に配置され、前記燃料噴射装置を外部装置に取り付けるためのパイプを備え、
    前記固定子と前記パイプとが直接、圧入により固定されることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射装置において、
    前記パイプの下流側の面と、前記固定子の上流側の面とが直接、接触することで圧入により固定されることを特徴とする燃料噴射装置。
  3. 請求項1に記載の燃料噴射装置において、
    前記固定子は上流側に固定子側取付部を有するとともに、前記パイプは下流側にパイプ側取付部を有し、
    前記固定子側取付部及び前記パイプ側取付部が径方向において直接、接触して圧入されることを特徴とする燃料噴射装置。
  4. 請求項3に記載の燃料噴射装置において、
    前記パイプ側取付部の下流側先端部が前記固定子側取付部の上流側の面と接触して、この接触部において突き合わせ溶接がなされることを特徴とする燃料噴射装置。
  5. 請求項3又は4に記載の燃料噴射装置において、
    前記固定子側取付部の径方向大きさは前記パイプ側取付部の径方向大きさよりも大きくなるように構成されることを特徴とする燃料噴射装置。
  6. 請求項3に記載の燃料噴射装置において、
    前記パイプ側取付部が前記固定子側取付部よりも外周側に位置し、前記パイプ側取付部の下流側先端部が軸方向に前記固定子に接触し、該接触部において突合せ溶接されることを特徴とする燃料噴射装置。
  7. 請求項1又は2に記載の燃料噴射装置において、
    前記固定子の飽和磁束密度は、前記固定子と別体の部材で構成され、かつ前記固定子に直接、圧入により固定される前記パイプの飽和磁束密度よりも大きいことを特徴とする燃料噴射装置。
  8. 請求項1又は2に記載の燃料噴射装置において、
    前記固定子の引っ張り強さは、前記固定子と別体の部材で構成され、かつ前記固定子に直接、圧入により固定される前記パイプの引っ張り強さよりも小さいことを特徴とする燃料噴射装置。
  9. 請求項1に記載の燃料噴射装置において、
    前記固定子は、固定子側取付部よりも下流側に外周側に突出する突出部が形成され、前記突出部と前記固定子と一体の部材で形成されることを特徴とする燃料噴射装置。
  10. 請求項9に記載の燃料噴射装置において、
    前記固定子は冷間鍛造により形成されることを特徴とする燃料噴射装置。
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