JPWO2017038150A1 - 内視鏡用コネクタ - Google Patents
内視鏡用コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2017038150A1 JPWO2017038150A1 JP2017513010A JP2017513010A JPWO2017038150A1 JP WO2017038150 A1 JPWO2017038150 A1 JP WO2017038150A1 JP 2017513010 A JP2017513010 A JP 2017513010A JP 2017513010 A JP2017513010 A JP 2017513010A JP WO2017038150 A1 JPWO2017038150 A1 JP WO2017038150A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- endoscope
- ultrasonic
- metal member
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 89
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 89
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 33
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 32
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 15
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 13
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 7
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 7
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 6
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000005401 electroluminescence Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00112—Connection or coupling means
- A61B1/00121—Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle
- A61B1/00124—Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle electrical, e.g. electrical plug-and-socket connection
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/12—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves in body cavities or body tracts, e.g. by using catheters
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/44—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
- A61B8/4444—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/44—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
- A61B8/4444—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
- A61B8/445—Details of catheter construction
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/56—Details of data transmission or power supply
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/06—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Pathology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
Description
特許文献1に記載の内視鏡用コネクタ(コネクタ部)は、取付用孔を有する外装筐体と、当該取付用孔に取り付けられる超音波コネクタとを備える。また、外装筐体内部には、内視鏡観察装置側の患者GNDに接続される金属である第1金属部材(コネクタ部本体)と、超音波コネクタに取り付けられ、超音波観測装置側の接地GND金属である第2金属部材(金属部材)とが配設される。そして、第1,第2金属部材は、超音波観測装置にて生成される超音波画像をノイズの少ない良好な画像とし、かつ、電気的な安全性を確保するために、互いに電気的に分離されているとともに、コンデンサを介して高周波的に電気接続されている。
したがって、本発明に係る内視鏡用コネクタによれば、電気コネクタを取付用孔に取り付けるだけで、コンデンサを介して第1,第2金属部材間を高周波的に電気接続することができ、組立性を向上させることができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る内視鏡システム1を模式的に示す図である。
内視鏡システム1は、超音波内視鏡を用いて人等の被検体内の超音波診断を行うシステムである。この内視鏡システム1は、図1に示すように、内視鏡2と、超音波観測装置3と、内視鏡観察装置4と、表示装置5とを備える。
内視鏡2は、一部を被検体内に挿入可能とし、被検体内の体壁に向けて超音波パルスを送信するとともに被検体にて反射された超音波エコーを受信してエコー信号を出力する機能、及び被検体内を撮像して画像信号を出力する機能を有する超音波内視鏡である。
なお、内視鏡2の詳細な構成については、後述する。
内視鏡観察装置4には、内視鏡2の後述する内視鏡用コネクタ6(図3参照)が着脱自在に接続される。この内視鏡観察装置4は、図1に示すように、ビデオプロセッサ41と、光源装置42とを備える。
ビデオプロセッサ41は、内視鏡用コネクタ6を介して内視鏡2に制御信号を出力するとともに、内視鏡用コネクタ6を介して内視鏡2からの画像信号を入力する。そして、ビデオプロセッサ41は、当該画像信号に所定の処理を施して内視鏡画像を生成する。
光源装置42は、内視鏡用コネクタ6を介して被検体内を照明する照明光を内視鏡2に供給する。
表示装置5は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)を用いて構成され、超音波観測装置3にて生成された超音波画像や、内視鏡観察装置4にて生成された内視鏡画像等を表示する。
内視鏡2は、図1に示すように、挿入部21と、操作部22と、ユニバーサルケーブル23と、内視鏡用コネクタ6とを備える。
ここで、内視鏡2内部(挿入部21、操作部22、ユニバーサルケーブル23、及び内視鏡用コネクタ6内部)には、具体的な図示は省略したが、光源装置42から供給された照明光を伝送するライトガイド、超音波観測用(パルス信号やエコー信号の伝送用)のUSケーブル、及び内視鏡観察用(制御信号や画像信号等の伝送用)の撮像ケーブルC1(図2参照)等が引き回されている。
ここで、挿入部21内部(硬性部材212、湾曲部213、及び可撓管部214)には、具体的な図示は省略したが、上述したライトガイド、USケーブル、及び撮像ケーブルC1(図2参照)の他、各種処置具(例えば、穿刺針等)が挿通される処置具チューブ等が引き回されている。
ここで、超音波振動子は、音響レンズ、圧電素子、及び整合層を有し、被検体内の体壁よりも内部の超音波断層画像に寄与する超音波エコーを取得する。
そして、超音波探触子211は、上述したUSケーブル、及び超音波ケーブル31を介して、超音波観測装置3から入力したパルス信号を超音波パルスに変換して被検体内に送信する。また、超音波探触子211は、被検体内で反射された超音波エコーを電気的なエコー信号に変換し、上記USケーブル、及び超音波ケーブル31を介して超音波観測装置3に出力する。
ここで、硬性部材212には、具体的な図示は省略したが、観察窓、照明窓、及び処置具通路等が形成されている。
これら観察窓、照明窓、及び処置具通路は、硬性部材212の基端(操作部22側の端部)から先端に向けて貫通した孔であり、具体的には以下の機能を有する。
観察窓は、被検体内の光学像を取得するための孔である。そして、観察窓内部には、上述した撮像ケーブルC1(図2参照)に接続され、被検体内の光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子(図示略)と、対物レンズ(図示略)が結合した状態で挿通されている。当該撮像素子から出力された画像信号は、上述した撮像ケーブルC1(図2参照)を介して内視鏡観察装置4(ビデオプロセッサ41)に伝送される。
照明窓は、被検体内に照明光を照射するための孔である。そして、照明窓内部には、上述したライトガイドの出射端側が挿通されている。
処置具通路は、各種処置具を外部に突出させるための孔である。そして、処置具通路には、上述した処置具チューブが接続される。
また、操作部22には、上述した処置具チューブに連通し、当該処置具チューブに各種処置具を挿通するための処置具挿入口223が形成されている。
ここで、操作部22内部において、撮像ケーブルC1(図2)は、以下のように配線されている。
撮像ケーブルC1は、図2に示すように、第1撮像ケーブルC11と、第2撮像ケーブルC12とを備える。
第1撮像ケーブルC11は、一端が上述した撮像素子に電気的に接続され、複数回、蛇行を繰り返しながら、他端が操作部22内部に配設される中継基板Rbに電気的に接続される。そして、第1撮像ケーブルC11は、上述した撮像素子と中継基板Rbとの間で画像信号や制御信号の伝送を行う。なお、図2では、中継基板Rbを一点鎖線で図示したが、当該中継基板Rbは、箱形状を有し、内視鏡観察装置4側の患者GNDと同電位に接続されたシールド部材Sh1内部に配設されている。
上述した第1,第2撮像ケーブルC11,C12の各シールド(例えば、編組シールド等)には、図2に示すように、ジャンパ線J1,J2の各一端がそれぞれ電気的に接続されている。そして、ジャンパ線J1,J2の各他端は、ラグ端子R1,R2を介して、シールド部材Sh1に対して、ネジScにより共締めされている。
すなわち、第1,第2撮像ケーブルC11,C12の各シールドは、同電位性が確保されているとともに、患者GNDと同電位に接続されている。
内視鏡用コネクタ6は、ユニバーサルケーブル23の他端に設けられ、超音波観測装置3に接続された超音波ケーブル31、及び内視鏡観察装置4(ビデオプロセッサ41及び光源装置42)と接続するためのコネクタである。
次に、内視鏡用コネクタ6の構成について説明する。
以下では、内視鏡用コネクタ6を内視鏡観察装置4に接続した際の姿勢を基準に、当該姿勢での上側を「上」、当該姿勢での下側を「下」、内視鏡観察装置4に近接する側を「前」、内視鏡観察装置4から離間する側を「後」、当該姿勢で前側から見た際の左側を「左」、当該姿勢で前側から見た際の右側を「右」とする。
図3は、内視鏡用コネクタ6を前側でかつ左上側から見た斜視図である。図4は、図3に示した内視鏡用コネクタ6から超音波コネクタ63を取り外した状態を示す斜視図である。
また、図3及び図4では、内視鏡用コネクタ6の上述した「上下」、「前後」、及び「左右」を識別するために、XYZ直交座標を図示している。ここで、+Z軸方向は、内視鏡用コネクタ6の「上方向」である。+X軸方向は、内視鏡用コネクタ6の「左方向」である。+Y軸方向は、内視鏡用コネクタ6の「前方向」である。
外装筐体61は、図3または図4に示すように、前後方向(Y軸方向)に延びる略円筒形状を有する。そして、外装筐体61は、後側の開口部分を介して、ユニバーサルケーブル23(上述したライトガイド、USケーブル、撮像ケーブル(第2撮像ケーブルC12)、及びリモートスイッチケーブル等)が内部に挿通される。また、外装筐体61の後側には、図3または図4に示すように、折れ止め部材611が設けられている。
この膨出部612は、外装筐体61内部に連通し、中空形状を有する。そして、この膨出部612には、図3または図4に示すように、開口面がYZ平面内に位置し、外装筐体61内外を連通する取付用孔612Aが形成されている。この取付用孔612Aは、超音波コネクタ63が取り付けられる孔である。
ここで、外装筐体61内部には、図5または図6に示すように、第1回路基板Cb1(図5)と、第2回路基板Cb2(図5)と、シールドケースSh2(図5)等が配設されている。
第1,第2回路基板Cb1,Cb2は、外装筐体61内部において、XY平面に略平行な姿勢で、Z軸方向に互いに対向した姿勢で、第1金属部材64に支持されている。なお、図5及び図6では、説明の便宜上、第1金属部材64の一部のみを図示し、その他の部分については図示を省略している。
第1回路基板Cb1は、図5に示すように、プラグ部62の各第1,第2電気接点621A,622Aに対して信号ケーブルC3を介して電気的に接続するとともに、第2撮像ケーブルC12の他端が接続される。なお、図5では、第1回路基板Cb1を一点鎖線で図示したが、当該第1回路基板Cb1は、箱形状を有し、内視鏡観察装置4側の患者GNDと同電位に接続されたシールド部材Sh3内部に配設されている。
すなわち、第1,第2回路基板Cb1,Cb2を比較した場合に内視鏡観察装置4に対して最も近い位置で電気的に接続される第1回路基板Cb1からノイズが発生しやすいところ、当該第1回路基板Cb1から離間した位置でUSケーブルC2を引き回している。このため、USケーブルC2へのノイズの影響を抑制することができ、超音波画像をノイズの少ない良好な画像とすることができる。
USケーブルC2において、上述した蛇行した部分、すなわち、少なくとも90°以下の角度で屈曲した部分には、当該部分の傷付きを防止するために、熱収縮チューブが未収縮の状態で被せられている。なお、USケーブルC2において、外装筐体61内部の他、例えば、操作部22内部からユニバーサルケーブル23内部に引き回される部分等、少なくとも90°以下の角度で屈曲した部分がある場合には、同様に、当該部分に熱収縮チューブを未収縮の状態で被せても構わない。
すなわち、固定ピンPiにより、フレキシブル基板FpとUSケーブルC2との機械的な干渉を防止することができ、フレキシブル基板Fpが第2回路基板Cb2に実装されたFPCコネクタから外れてしまうことを防止することができる。
すなわち、シールドケースSh2は、内視鏡観察装置4側の患者GNDと同電位に接続され、第1,第2回路基板Cb1,Cb2から発生する放射ノイズを低減する。
第1電気コネクタ部621は、図3または図4に示すように、プラグ部62の最も後側に位置し、前後方向に延びる円柱形状を有する。
この第1電気コネクタ部621において、外周面の一部には、周方向に沿って複数の第1電気接点621Aが設けられている。
第2電気コネクタ部622は、図3または図4に示すように、第1電気コネクタ部621の前側に一体形成され、第1電気コネクタ部621の外径寸法よりも小さい外径寸法を有する円柱形状を有する。
この第2電気コネクタ部622において、外周面の一部には、周方向に沿って複数の第2電気接点622Aが設けられている。
以上説明した複数の第1,第2電気接点621A,622Aは、上述したように、信号ケーブルC3及び第1,第2回路基板Cb1,Cb2を介して、撮像ケーブルC1や上述したリモートスイッチケーブルに電気的に接続する。また、複数の第1,第2電気接点621A,622Aは、プラグ部62が内視鏡観察装置4に挿し込まれた状態で、ビデオプロセッサ41に電気的に接続する。すなわち、複数の第1,第2電気接点621A,622Aは、撮像ケーブルC1や上述したリモートスイッチケーブルとビデオプロセッサ41とを電気的に接続する部分である。
そして、ライトガイド口金623には、上述したライトガイドの入射端側が挿通される。また、ライトガイド口金623は、プラグ部62が内視鏡観察装置4に挿し込まれた状態で、光源装置42に接続する。すなわち、ライトガイド口金623は、上述したライトガイドと光源装置42とを光学的に接続する部分である。
超音波コネクタ63は、USケーブルC2と超音波ケーブル31とを電気的に接続するための電気コネクタである。この超音波コネクタ63は、図3または図7に示すように、超音波基板631(図7)と、枠部材632と、電気接続部材633(図7)と、スペーサ634(図7)とを備える。
超音波基板631は、略円板形状を有し、表面(外装筐体61内部側の面)に、複数(本実施の形態では、12個)のFPCコネクタ6311(図7)及び複数のピン状端子6312(図3,図7)が実装された基板である。
複数のピン状端子6312は、超音波基板631の略中央部分において、マトリクス状に配列されている。そして、複数のピン状端子6312は、FPCコネクタ6311及び上述した複数のフレキシブル基板を介してUSケーブルC2に電気的に接続するとともに、超音波ケーブル31が超音波コネクタ63に接続された際に、当該超音波ケーブル31に電気的に接続する。
電気接続部材633は、図7に示すように、断面L字形状の金属部材で構成され、断面L字の一端側の部分6331が超音波基板631の表面(外装筐体61内部側の面)に対向する姿勢で、断面L字の他端側の部分6332が枠部材632に接続される。なお、電気接続部材633における断面L字の一端側の部分6331と超音波基板631の表面(複数のピン状端子6312)との間には、絶縁シート6333が配設されている。
そして、電気接続部材633における断面L字の一端側の部分6331には、USケーブルC2の一端側が固定される。
スペーサ634は、図7に示すように、超音波基板631の外縁部分の一部を覆う略円筒状の金属部材(シールド部材)であり、枠部材632の一端側(外装筐体61内部側)に固定される。
第2金属部材65は、図8に示すように、容器状に形成され、超音波基板631の外縁部分の一部(スペーサ634にて覆われていない外縁部分)、及び超音波基板631の表面を覆うように枠部材632にネジ等により固定される。すなわち、超音波基板631は、枠部材632、電気接続部材633、スペーサ634、及び第2金属部材65にて周囲を覆われていることによりほぼ完全にシールドされ、外来ノイズに強い構造になっている。
そして、上述した枠部材632、電気接続部材633、スペーサ634、及び第2金属部材65は、超音波ケーブル31を介して超音波観測装置3側の接地GNDと同電位に接続される。
この第2金属部材65の側面部分において、枠部材632に固定された際に、電気接続部材633に対向する側面部分には、図8に示すように、USケーブルC2の一端側を第2金属部材65内部に挿通するための切欠部651が形成されている。
絶縁部材66は、絶縁性材料から構成され、第1,第2金属部材64,65間を電気的に絶縁する部材である。そして、絶縁部材66は、図9に示すように、絶縁部材本体661と、保護部材662とを備える。
絶縁部材本体661は、図9ないし図11に示すように、有底円筒形状を有し、内部に超音波コネクタ63の一部が収納された状態で、スペーサ634または第2金属部材65を介して枠部材632にネジ等により固定される。超音波コネクタ63の一部が絶縁部材本体661の内部に収納された状態では、絶縁部材本体661は、第2金属部材65全体を覆う。そして、絶縁部材本体661は、超音波コネクタ63が取付用孔612Aに取り付けられた状態で、第1,第2金属部材64,65間に介装され(挟持され)、第1,第2金属部材64,65間を電気的に絶縁する。
収納部6611は、絶縁部材本体661における底面部分の外側面(外装筐体61内部側の面)に形成されている。この収納部6611は、図10に示すように、当該外側面から突出して互いに平行に延びる第1,第2壁部6611A,6611Bと、当該外側面から突出し第1,第2壁部6611A,6611B間を接続する第3壁部6611Cと、当該外側面に平行に延び第1〜第3壁部6611A〜6611C間に架設される閉塞部6611Dとで構成されている。すなわち、収納部6611は、第3壁部6611Cから離間した側に開口部6611Eを有し、開口部6611Eを介して所定の部材を収納可能に構成されている。
そして、収納部6611内部には、図10に示すように、開口部6611Eを介して、コンデンサ67が配設されている。
なお、第1,第2壁部6611A,6611Bは、絶縁部材本体661が枠部材632に固定された状態で、電気接続部材633における断面L字の一端側の部分6331と同方向に延びるように形成されている。
そして、第1凹部6612には、図10に示すように、本発明に係る第1導通部材として機能する第1フィンガー68が固定されている。また、収納部6611内部に配設されたコンデンサ67の一方の足671は、開口部6611Eを介して収納部6611外部に引き出され、第1凹部6612に固定された第1フィンガー68に対して半田等により固定されている。
そして、第2凹部6613には、図11に示すように、本発明に係る第2導通部材として機能する第2フィンガー69が固定されている。また、収納部6611内部に配設されたコンデンサ67の他方の足672は、連通孔6613Aを介して第2凹部6613内部に引き出され、第2凹部6613に固定された第2フィンガー69に対して半田等により固定されている。
そして、絶縁部材本体661の略全体は、その肉厚が0.4mm以上となるように形成されている。
したがって、本実施の形態に係る内視鏡用コネクタ6によれば、超音波コネクタ63を取付用孔612Aに取り付けるだけで、コンデンサ67を介して第1,第2金属部材64,65間を高周波的に電気接続することができ、組立性を向上させることができる、という効果を奏する。
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。
上述した実施の形態では、内視鏡システム1は、超音波画像を生成するための機能、及び内視鏡画像を生成するための機能の双方を有していたが、これに限られず、いずれか一方の機能のみを有する構成としても構わない。
上述した実施の形態では、絶縁部材本体661は、容器状に形成されていたが、これに限られず、第1,第2金属部材64,65間を電気的に絶縁することができれば、例えば、絶縁部材本体661の側面部分を省略し、底面部分のみの構成としても構わない。また、収納部6611は、絶縁部材本体661における底面部分の外側面に形成されていたが、これに限られず、絶縁部材本体661における底面部分の内側面に形成した構成としても構わない。
上述した実施の形態では、コンデンサ67は、1つのみ設けられていたが、これに限られず、並列に接続されていれば、2つ以上、設けた構成としても構わない。
上述した実施の形態において、内視鏡システム1は、医療分野に限られず、工業分野において用いられ、機械構造物等の被検体内部を観察する内視鏡システムとしても構わない。
2 内視鏡
3 超音波観測装置
4 内視鏡観察装置
5 表示装置
6 内視鏡用コネクタ
21 挿入部
22 操作部
23 ユニバーサルケーブル
31 超音波ケーブル
41 ビデオプロセッサ
42 光源装置
61 外装筐体
62 プラグ部
63 超音波コネクタ
64 第1金属部材
65 第2金属部材
66 絶縁部材
67 コンデンサ
68,69 第1,第2フィンガー
211 超音波探触子
212 硬性部材
213 湾曲部
214 可撓管部
221 湾曲ノブ
222 操作部材
223 処置具挿入口
611 折れ止め部材
612 膨出部
612A 取付用孔
621,622 第1,第2電気コネクタ部
621A,622A 第1,第2電気接点
623 ライトガイド口金
631 超音波基板
632 枠部材
633 電気接続部材
651 切欠部
661 絶縁部材本体
662 保護部材
671,672 コンデンサの足
6311 FPCコネクタ
6312 端子
6331,6332 部分
6333 絶縁シート
6611 収納部
6611A〜6611C 第1〜第3壁部
6611D 閉塞部
6611E 開口部
6612,6613 第1,第2凹部
6614 切欠部
6621,6622 部分
C1 撮像ケーブル
C2 USケーブル
C3 信号ケーブル
C11 第1撮像ケーブル
C12 第2撮像ケーブル
Cb1 第1回路基板
Cb2 第2回路基板
Fp フレキシブル基板
Fg フィンガー
J1,J2 ジャンパ線
Pi 固定ピン
R1,R2 ラグ端子
Rb 中継基板
Sc ネジ
Sh1,Sh3,Sh4 シールド部材
Sh2 シールドケース
Claims (6)
- 内外を連通する取付用孔を有する外装筐体と、
前記取付用孔に取り付けられる電気コネクタと、
前記外装筐体内部に配置される第1金属部材と、
前記電気コネクタに取り付けられる第2金属部材と、
前記電気コネクタが前記取付用孔に取り付けられた状態で、前記第1金属部材及び前記第2金属部材の間に挟持されるとともに、前記第1金属部材及び前記第2金属部材間を電気的に絶縁する絶縁部材と、
前記絶縁部材に固定されるコンデンサと、
前記絶縁部材に固定され、前記コンデンサの一方の足に導通するとともに、前記電気コネクタが前記取付用孔に取り付けられた状態で、前記第1金属部材に当接して前記第1金属部材に導通する第1導通部材と、
前記絶縁部材に固定され、前記コンデンサの他方の足に導通するとともに、前記電気コネクタが前記取付用孔に取り付けられた状態で、前記第2金属部材に当接して前記第2金属部材に導通する第2導通部材とを備える
ことを特徴とする内視鏡用コネクタ。 - 前記第1導通部材は、
フィンガーで構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ。 - 前記第2導通部材は、
フィンガーで構成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡用コネクタ。 - 前記絶縁部材は、
少なくとも前記コンデンサの一方の足、または他方の足を覆う被覆部を有する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の内視鏡用コネクタ。 - 前記被覆部の肉厚は、
0.4mm以上である
ことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用コネクタ。 - 前記絶縁部材は、
内部に前記電気コネクタの一部が収納される容器状に形成され、
前記第2導通部材は、
前記電気コネクタの一部が前記絶縁部材内部に収納された状態で、前記電気コネクタに固定された前記第2金属部材に当接して前記第2金属部材に導通する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の内視鏡用コネクタ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015170676 | 2015-08-31 | ||
JP2015170676 | 2015-08-31 | ||
PCT/JP2016/061806 WO2017038150A1 (ja) | 2015-08-31 | 2016-04-12 | 内視鏡用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6153691B1 JP6153691B1 (ja) | 2017-06-28 |
JPWO2017038150A1 true JPWO2017038150A1 (ja) | 2017-10-05 |
Family
ID=58188071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017513010A Active JP6153691B1 (ja) | 2015-08-31 | 2016-04-12 | 内視鏡用コネクタ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20180042463A1 (ja) |
EP (1) | EP3345550A4 (ja) |
JP (1) | JP6153691B1 (ja) |
CN (1) | CN107530056B (ja) |
WO (1) | WO2017038150A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019030489A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | オリンパス株式会社 | 超音波内視鏡 |
JP7099891B2 (ja) * | 2018-07-06 | 2022-07-12 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用コネクタ及び内視鏡 |
CN112698504A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-23 | 湖南瑞邦医疗科技发展有限公司 | 一种内窥镜通用连接头 |
CN112674697A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-20 | 湖南瑞邦医疗科技发展有限公司 | 一种内窥镜系统 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0582211A (ja) * | 1991-09-19 | 1993-04-02 | Fujitsu Ltd | コネクタの構造 |
US5830124A (en) * | 1995-05-18 | 1998-11-03 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Guide structure for electronic endoscope systems |
TW395069B (en) * | 1995-08-23 | 2000-06-21 | Connector Systems Tech Nv | Connector |
US5975958A (en) * | 1997-10-14 | 1999-11-02 | The Whitaker Corporation | Capactive coupling adapter for an electrical connector |
US20050124898A1 (en) * | 2002-01-16 | 2005-06-09 | Ep Medsystems, Inc. | Method and apparatus for isolating a catheter interface |
JP4381258B2 (ja) * | 2004-08-30 | 2009-12-09 | 株式会社オーディオテクニカ | マイクロホンコネクタ |
JP4757035B2 (ja) * | 2006-01-13 | 2011-08-24 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 超音波内視鏡 |
CN202172157U (zh) * | 2011-07-08 | 2012-03-21 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器 |
CN202589652U (zh) * | 2012-04-19 | 2012-12-12 | 申屠丙花 | 前列腺疾病诊疗系统 |
-
2016
- 2016-04-12 JP JP2017513010A patent/JP6153691B1/ja active Active
- 2016-04-12 EP EP16841182.5A patent/EP3345550A4/en not_active Withdrawn
- 2016-04-12 CN CN201680020481.XA patent/CN107530056B/zh active Active
- 2016-04-12 WO PCT/JP2016/061806 patent/WO2017038150A1/ja active Application Filing
-
2017
- 2017-10-11 US US15/729,859 patent/US20180042463A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN107530056A (zh) | 2018-01-02 |
JP6153691B1 (ja) | 2017-06-28 |
US20180042463A1 (en) | 2018-02-15 |
EP3345550A1 (en) | 2018-07-11 |
WO2017038150A1 (ja) | 2017-03-09 |
CN107530056B (zh) | 2020-05-15 |
EP3345550A4 (en) | 2019-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106886089B (zh) | 内窥镜 | |
JP6153691B1 (ja) | 内視鏡用コネクタ | |
JP5973761B2 (ja) | ケーブル接続構造 | |
JP6547067B2 (ja) | 超音波内視鏡 | |
US20160028926A1 (en) | Endoscope apparatus | |
CN109414250B (zh) | 超声波内窥镜 | |
JP5525780B2 (ja) | 電子内視鏡装置 | |
US10517465B2 (en) | Cable connection structure and endoscope apparatus | |
CN106794002B (zh) | 超声波探头 | |
JP2016214660A (ja) | 医療用カメラヘッド及び医療用カメラ装置 | |
JP6557162B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP6833636B2 (ja) | 超音波内視鏡 | |
JP6321917B2 (ja) | 撮像装置および電子内視鏡 | |
JP6132963B2 (ja) | ケーブル接続構造、超音波探触子および超音波内視鏡システム | |
JP3607873B2 (ja) | 電子内視鏡装置 | |
JP6412840B2 (ja) | 内視鏡 | |
CN215821151U (zh) | 电子内窥镜以及手术机器人 | |
JP7160865B2 (ja) | 医療用カメラヘッド及び医療用カメラ装置 | |
JP6081347B2 (ja) | 撮像ユニットおよび内視鏡 | |
JP6033521B1 (ja) | 超音波プローブ | |
JP2019030489A (ja) | 超音波内視鏡 | |
JP6999037B2 (ja) | 内視鏡コネクタおよび内視鏡 | |
JP6952533B2 (ja) | 超音波内視鏡 | |
CN113081283A (zh) | 电子内窥镜以及手术机器人 | |
JP2022124502A (ja) | 超音波内視鏡 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20170502 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170530 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6153691 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |