JP6081347B2 - 撮像ユニットおよび内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、複数の画素を有する固体撮像素子を備えた撮像ユニット、およびこの撮像ユニットを備えた内視鏡に関する。
従来、医療分野および工業分野において、各種検査のために内視鏡が広く用いられている。このうち、医療用の内視鏡は、患者等の被検体の体腔内に、固体撮像素子が先端に設けられた細長形状をなす可撓性の挿入部を挿入することによって、被検体を切開せずとも体腔内の体内画像を取得でき、さらに、必要に応じて挿入部先端から処置具を突出させて治療処置を行うことができるため、広く用いられている。
内視鏡は、可撓性を有し、被検体の体内に挿入されて臓器内部にかかる画像信号を取得する細長の挿入部と、挿入部に接続され、画像信号の信号処理を行う信号処理部と、を備える。挿入部には、挿入部の先端側に設けられ、複数の画素を有する固体撮像素子や電子部品を実装した基板を有する撮像部と、一端で撮像部の基板と接続するとともに、他端が信号処理部に接続されたケーブルと、からなる撮像ユニットが設けられている。
ところで、内視鏡では、被検体の負担軽減などのために、挿入部を細径化することが求められている。この要望に応じて、撮像ユニットも小型化することが求められている。
上述した要望に対し、電子部品の上面および下面にそれぞれ基板を設けて、各基板とケーブルとを接続することによって、挿入部の長手方向を小型化する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、板状の固体撮像素子の主面と直交するように基板が設けられ、該固体撮像素子の主面(受光面)と基板の外表面とがリード線によって接続されている。
特開2012−183330号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、基板とケーブルとを電気的に接続するためのケーブルランドが、基板の外表面側に設けられているため、例えば1mm四方の非常に小型の固体撮像素子を用いて基板とケーブルとを接続した場合に、該固体撮像素子の主面と平行に固体撮像素子を投影した投影面からケーブルがはみ出ることとなり、長手方向と直交する方向(挿入部の径方向)の細径化を図ることができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、挿入部を細径化することができる撮像ユニットおよび内視鏡を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる撮像ユニットは、表面に設けられた受光面で受光した光を、光電変換して電気信号を生成する固体撮像素子と、前記固体撮像素子を駆動するための駆動回路を構成する電子部品と、ケーブルが接続される第1のケーブルランドを有し、前記電子部品を実装し、前記固体撮像素子と電気的に接続するとともに、該固体撮像素子の前記表面と略直交する方向に延びる第1の基板と、ケーブルが接続される第2のケーブルランドを有し、前記電子部品の前記第1の基板の実装側と反対側に設けられる第2の基板と、前記第1または第2のケーブルランドにそれぞれ接続される複数のケーブルと、を備え、前記第1のケーブルランドは、前記電子部品の実装面に設けられ、前記電子部品および前記第2のケーブルランドを含む前記第2の基板は、前記表面と平行に前記固体撮像素子を投影した前記固体撮像素子の投影面内に位置することを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡は、挿入部を被検体の体腔内に挿入することによって、被検体の体内画像を取得する内視鏡であって、上記の発明にかかる撮像ユニットを前記挿入部の先端に備えたことを特徴とする。
本発明によれば、挿入部を細径化することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる内視鏡システムの全体構成を模式的に示す図である。 図2は、図1に示す内視鏡先端の概略構成を示す模式図である。 図3は、図2に示す内視鏡先端の撮像ユニットの概略構成を示す模式図である。 図4は、図3に示す撮像ユニットの構成を模式的に示す上面図である。 図5は、本発明の実施の形態2にかかる内視鏡システムの内視鏡先端の撮像ユニットの概略構成を示す模式図である。 図6は、本発明の実施の形態3にかかる内視鏡システムの内視鏡先端の撮像ユニットの概略構成を示す模式図である。 図7は、本発明の実施の形態4にかかる内視鏡システムの内視鏡先端の撮像ユニットの概略構成を示す模式図である。 図8は、本発明の実施の形態5にかかる内視鏡システムの内視鏡先端の撮像ユニットの概略構成を示す模式図である。
以下の説明では、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)として、撮像ユニットを備えた内視鏡装置について説明する。また、この実施の形態により、この発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。さらにまた、図面は、模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係、各部材の比率等は、現実と異なることに留意する必要がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法や比率が異なる部分が含まれている。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる内視鏡システム1の全体構成を模式的に示す図である。図1に示すように、内視鏡システム1は、内視鏡2と、ユニバーサルコード5と、コネクタ6と、光源装置7と、プロセッサ(制御装置)8と、表示装置9とを備える。
内視鏡2は、挿入部3を被検体の体腔内に挿入することによって、被検体の体内画像を撮像し撮像信号を出力する。ユニバーサルコード5内部のケーブルは、内視鏡2の挿入部3の先端まで延伸され、挿入部3の先端部3aに設けられる撮像ユニットに接続する。
コネクタ6は、ユニバーサルコード5の基端に設けられて、光源装置7及びプロセッサ8に接続され、ユニバーサルコード5と接続する先端部3aの撮像ユニットが出力する撮像信号(出力信号)に所定の信号処理を施すとともに、撮像信号をアナログデジタル変換(A/D変換)して画像信号として出力する。
光源装置7は、例えば、白色LEDを用いて構成される。光源装置7が点灯するパルス状の白色光は、コネクタ6、ユニバーサルコード5を経由して内視鏡2の挿入部3の先端から体腔内の撮像対象へ向けて照射する照明光となる。
プロセッサ8は、コネクタ6から出力される画像信号に所定の画像処理を施すとともに、内視鏡システム1全体を制御する。表示装置9は、プロセッサ8が処理を施した画像信号を表示する。
内視鏡2の挿入部3の基端側には、内視鏡機能を操作する各種ボタン類やノブ類が設けられた操作部4が接続される。操作部4には、被検体の体腔内に生体鉗子、電気メスおよび検査プローブ等の処置具を挿入する処置具挿入口4aが設けられる。
挿入部3は、撮像ユニットにおける固体撮像素子が設けられる先端部3aと、先端部3aの基端側に連設された上下方向に湾曲自在な湾曲部3bと、この湾曲部3bの基端側に連設された可撓管部3cとを備える。湾曲部3bは、操作部4に設けられた湾曲操作用ノブの操作によって上下方向に湾曲し、挿入部3内部に挿通された湾曲ワイヤの牽引弛緩にともない、たとえば上下の2方向に湾曲自在となっている。なお、ここでの上下方向は表示装置9に表示される画像の上下方向と一致している。また、本明細書における上下方向は、挿入部3が延びる方向(長手方向)と直交する方向であって、互いに相反する方向である。
内視鏡2には、光源装置7からの照明光を伝送するライトガイド31(図2)が配設され、ライトガイド31による照明光の出射端にレンズユニット11(図2)が配置される。このレンズユニット11は、挿入部3の先端部3aに設けられており、照明光が被検体に向けて照射される。
次に、内視鏡2の先端部3aの構成について詳細に説明する。図2は、内視鏡2先端の概略構成を示す模式図である。図3は、図2に示す内視鏡2先端の撮像ユニットの概略構成を示す模式図である。図4は、図3に示す撮像ユニットの構成を模式的に示す上面図である。図2においては、内視鏡2の挿入部3の先端部3aと、湾曲部3bの一部を図示する。また、図2において、上方向は湾曲部3aの湾曲上方向および表示装置9に表示される画像の上方向に対応し、下方向は湾曲部3aの湾曲下方向および表示装置9に表示される画像の下方向に対応している。
撮像ユニットは、上述したレンズユニット11と、レンズユニット11の基端側に配置され、受光した光を光電変換して電気信号を生成する固体撮像素子12と、固体撮像素子12の表面(受光面)を覆った状態で固体撮像素子12に接着するガラスリッド13と、先端側で固体撮像素子12と電気的に接続し、基端側が、該固体撮像素子12の受光面(表面)と直交し該固体撮像素子12の裏面から離間する方向であって、例えば直線的に延出する第1積層基板14(第1の基板)と、第1積層基板14に実装される電子部品15(15a,15b)と、少なくとも電子部品15a,15bのいずれか一つと電気的に接続するとともに、電子部品15a,15bの上面(第1積層基板14に実装される面と反対側の面)に設けられる第2積層基板16(第2の基板)と、を有する。また、第1積層基板14は、一端で複合ケーブル32(例えばケーブル32a)と接続している。第2積層基板16は、一端で複合ケーブル33(ケーブル33a〜33c)と接続している。複合ケーブル32,33は、本実施の形態1ではそれぞれが三本のケーブルからなり、他端においてユニバーサルコード5を介してプロセッサ8に接続されている。
なお、複合ケーブルの各ケーブルは、固体撮像素子12の駆動信号用の信号線、電源用の信号線、グランド用の信号線、出力信号用の信号線のうちの少なくとも一つを含むケーブルである。複合ケーブル32,33は、それぞれが独立していてもよいし、一まとめにして湾曲部3bに挿通されていてもよい。
撮像ユニットでは、レンズユニット11によって結像された被写体の像(観察光)を、レンズユニット11の結像位置に配設された固体撮像素子12が表面120に設けられた受光面で受光し、該受光した光を光電変換することによって、撮像信号が生成される。撮像信号(出力信号)は、第1積層基板14、電子部品15a,15b、第2積層基板16および複合ケーブル32,33などを経由して、プロセッサ8に出力される。
先端部本体30aは、撮像ユニットを収容する内部空間を形成するための硬質部材で形成される。先端部本体30aが配置される先端部3bが挿入部3の硬質部分となる。この硬質部分の長さ(硬質長)は、挿入部3先端から先端部本体30aの基端までとなる。レンズユニット11、固体撮像素子12、ガラスリッド13、第1積層基板14、電子部品15a,15bおよび第2積層基板16は、接着剤によって先端部本体30aの内側で固着されている。
湾曲部3bは、被覆管30b内側に配置する湾曲管内部に挿通された上方湾曲ワイヤ34および下方湾曲ワイヤ35の牽引弛緩にともない、上下方向に湾曲自在である。この湾曲部3bの先端側に延設された先端部3a内部に、撮像ユニットが設けられる。被覆管30bは、湾曲部3bが湾曲可能なように、柔軟な部材で構成されている。
レンズユニット11は、複数の対物レンズと、対物レンズを保持するレンズホルダとを有し、このレンズホルダの先端が、先端部本体30a内部に挿嵌固定されることによって、先端部本体30aに固定される。
固体撮像素子12は、CCDまたはCMOSなどのイメージセンサにより実現される。
第1積層基板14には、配線パターンが形成された複数の導体層が積層されてなり、電子部品15a,15bが実装され、複数の導体層間を電気的に導通させるビアや、表面の配線パターンに接続する部品接続ランドが形成されている。第1積層基板14と電子部品15a,15bとは、ビアや部品接続ランドによって電気的かつ機械的に接続している。また、第1積層基板14は、固体撮像素子12とケーブル121を介して電気的に接続している。
なお、第1積層基板14は、例えば先端側が固体撮像素子12の側面に沿い配設され、固体撮像素子14の側面と接着剤等により固定されていてもよい。また、ケーブル121は第1積層基板14の先端から突出したリードであってもよく、第1積層基板14が直接固体撮像素子12に接続されていてもよい。本明細書では、固体撮像素子12の表面120と直交する方向において、固体撮像素子12側を先端側、固体撮像素子12側と反対側を基端側という。
また、第1積層基板14は、基端側に設けられ、固体撮像素子12の受光面(表面120)と直交する方向において、第2積層基板16の基端より延出した延出部140を有する。
第1積層基板14の基端には、複合ケーブル33の先端が接続する。なお、第1積層基板14には、固体撮像素子12の駆動回路を構成する電子部品以外の電子部品が実装されてもよい。
第1積層基板14の上面(固体撮像素子12側の面)には、複合ケーブル32の各ケーブル(例えばケーブル32a)の先端の導体が電気的かつ機械的に接続されるケーブル接続ランド141〜143(第1のケーブル接続ランド)が形成されている。複合ケーブルの各ケーブルのケーブルシースは、第1積層基板14の基端よりも後方側に配設され、ケーブルシースと第1積層基板14とがオーバーラップしていないことが好ましい。また、放熱用のダミーケーブルを含んでもよい。複合ケーブル32、及びそれを構成する複数のケーブルのシールド線は、一つにまとめられて、第1積層基板14に形成される接地用ランドに接続される。
本実施の形態1において、ケーブル接続ランド141〜143は、延出部140の表面であって、電子部品15の実装面側の表面に設けられている。
電子部品15(電子部品15a,15b)には、固体撮像素子12の伝送用バッファやコンデンサ、抵抗等の固体撮像素子12の駆動回路を構成する部材が用いられる。電子部品15a,15bは、第1積層基板14に実装された状態で、この実装面からの高さが等しい。このため、第1積層基板14と第2積層基板16とは、略平行に配置されている。なお、なお、固体撮像素子12の駆動回路を構成する電子部品以外の電子部品が実装されてもよい。
第2積層基板16は、配線パターンが形成された複数の導体層が積層されてなり、固体撮像素子12の光軸方向(受光面と直交する方向)に沿って延びている。第2積層基板16は、電子部品15a,15bの少なくとも一つと電気的および機械的に接続する。例えば、第2積層基板16には、第1積層基板14と向かい合う面側で電子部品15と接続可能なビアや部品接続ランドが形成されている。なお、第2積層基板16は、上面視(図4)で、第1積層基板14のケーブル接続ランド141〜143が露出する程度の大きさであることが、第1積層基板14にケーブルを接続する点で好ましい。
第2積層基板16の電子部品15の配設面と反対側の面には、複合ケーブル33のケーブル33a〜ケーブル33cの先端の導体が電気的かつ機械的に接続されるケーブル接続ランド161〜163(第2のケーブル接続ランド)が形成されている。複合ケーブルの各ケーブルのケーブルシースは、第2積層基板16の基端よりも後方側に配設され、ケーブルシースと第2積層基板16とがオーバーラップしていないことが好ましい。なお、複合ケーブルの各ケーブルは、固体撮像素子12の駆動信号用の信号線、電源用の信号線、出力信号用の信号線のうちの少なくとも一つを含むケーブルである。また、放熱用のダミーケーブルを含んでもよい。複合ケーブル33、及びそれを構成するケーブル33a〜ケーブル33cのシールド線は、一つにまとめられて、第2積層基板16に形成される接地用ランドに接続される。
第1積層基板14には、固体撮像素子12の駆動回路を構成する複数の電子部品15a,15bのうち、上部表面に一方の電子部品が実装され、内部にも他方の電子部品が埋設されることによって実装される。電子部品15、第2積層基板16および複合ケーブル32,33の積層基板との接続部を含めた構成要素が、固体撮像素子12を光軸方向(表面120と直交する方向)に投影した投影領域内に収まるように配置されている。なお、本実施の形態1において、第2積層基板16が延びる方向は、固体撮像素子12の受光面と直交する方向(光軸方向)であるものとして説明したが、投影面内あれば、光軸方向に対して傾斜した方向であってもよい。
第1積層基板14および第2積層基板16は、熱伝導性の高い部材、例えば、熱伝導性の高い接着剤やセラミック部材を用いて形成されることが好ましい。また、第1積層基板14および第2積層基板16は、絶縁性を有していることが好ましい。
固体撮像素子12を駆動することにより発生する熱は、固体撮像素子12の裏面やケーブル121から第1積層基板14に伝えられる。電子部品15を駆動することにより発生する熱は、第1積層基板14や第2積層基板16に伝えられる。第1積層基板14および第2積層基板16に伝えられた熱は、各積層基板に形成される配線パターンやケーブル接続ランド等を介して複合ケーブル32,33に伝えられて放熱される。
さらに、電子部品15、第2積層基板16や複合ケーブル32,33との接続部を含めて、固体撮像素子12の投影面に応じた領域を絶縁性で熱伝導性の高い(所定値以上の熱伝導率を有する)樹脂で覆うようにしてもよい。このようにすることで、固体撮像素子12から伝わった熱や、電子部品15が発した熱を複合ケーブル32,33のいずれかのケーブルに伝えることができる。
上述した本実施の形態1によれば、複合ケーブル32,33と接続する積層基板を、電子部品15を実装する第1積層基板14、および電子部品15の上面に設けられ、少なくともいずれかの一つの電子部品と電気的に接続する第2積層基板16にわけ、複合ケーブル32と接続するケーブル接続ランド141〜143を、第1積層基板14の電子部品15の実装面に形成し、電子部品15、第2積層基板16および複合ケーブル32,33の積層基板との接続部を含めた構成要素が、固体撮像素子12を光軸方向に投影した投影領域内に収まるように配置するようにしたので、挿入部を細径化することができる。
また、上述した本実施の形態1によれば、複数のケーブルの接続先を、電子部品15を実装する第1積層基板14、および電子部品15の上面に設けられ、少なくともいずれかの一つの電子部品と電気的に接続する第2積層基板16にわけてそれぞれ接続するようにしたので、撮像ユニットにおいて、固体撮像素子12の受光面と直交する方向の長さを短くすることができる。
また、上述した本実施の形態1によれば、少なくとも一部の電子部品15を第1積層基板14と第2積層基板16との間で接続するようにしたので、例えば第1積層基板14に電子部品15を実装する場合のように第1積層基板14に電子部品15を電気的に接続するためのビアなどの接続部を二つ並べて配置する必要がなく、第1積層基板14と第2積層基板16とにそれぞれ一つずつ接続部を配置すればよいため、積層基板ごとの部品配置面積を削減することができる。
また、上述した本実施の形態1によれば、第1積層基板14に延出部140を設けて、該延出部140にケーブル接続ランド141〜143を形成するとともに、第2積層基板16の電子部品15の配設面と反対側の面にケーブル接続ランド161〜163を形成するようにしたので、撮像ユニットを上方からみたときに、ケーブル接続ランド141〜143およびケーブル接続ランド161〜163が露出した状態となるため、固体撮像素子12、第1積層基板14、電子部品15および第2積層基板16を組み立てた後に、第1積層基板14および第2積層基板16に対してケーブルを接続しやすい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図5は、本実施の形態2にかかる内視鏡システムの内視鏡先端の撮像ユニットの概略構成を示す模式図である。なお、上述した構成と同一の構成には同一の符号を付して説明する。実施の形態2では、ケーブルの先端が、最も発熱量の大きい部材(本実施の形態2では固体撮像素子12)と接触している。
本実施の形態2にかかる撮像ユニットは、図5に示すように、上述した固体撮像素子12、第1積層基板14、電子部品15(15a,15b)および第2積層基板16を含む。第2積層基板16は、一端で複合ケーブル33(例えばケーブル33d)と接続している。本実施の形態2では、各構成要素が駆動した場合において、固体撮像素子12が最も発熱量の大きいものとして説明する。
複合ケーブル33のケーブル(例えばケーブル33d)の先端の導体は、先端部分が固体撮像素子12に当接している。この際、固体撮像素子12と導体とは、直接接触するものであってもよいし、熱伝導部材を介して接触するものであってもよいし、必要に応じて絶縁部材を介して接触するものであってもよい。なお、固体撮像素子12と当接する複合ケーブル33のケーブル(例えばケーブル33d)には、例えば電源用の信号線、グランド用の信号線のうちのいずれかを含むケーブルが挙げられる。
上述した本実施の形態2によれば、複合ケーブル32,33と接続する積層基板を、電子部品15を実装する第1積層基板14、および電子部品15の上面に設けられ、少なくともいずれかの一つの電子部品と電気的に接続する第2積層基板16にわけ、複合ケーブル32と接続するケーブル接続ランド141〜143を、第1積層基板14の電子部品15の実装面に形成し、電子部品15、第2積層基板16および複合ケーブル32,33の積層基板との接続部を含めた構成要素が、固体撮像素子12を光軸方向に投影した投影領域内に収まるように配置するようにしたので、挿入部を細径化することができる。
上述した本実施の形態2によれば、複合ケーブル33の導体の先端部分が固体撮像素子12に当接するようにしたので、撮像ユニットにおいて発熱量の大きい固体撮像素子12から発生した熱を、複合ケーブル33を介して効率よく外部に放出することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。図6は、本実施の形態3にかかる内視鏡システムの内視鏡先端の撮像ユニットの概略構成を示す模式図である。なお、上述した構成と同一の構成には同一の符号を付して説明する。上述した本実施の形態2では、ケーブルの先端が、最も発熱量の大きい部材が固体撮像素子12であるものとして説明したが、実施の形態3では、電子部品15aが最も発熱量の大きい部材である。
本実施の形態3にかかる撮像ユニットは、図6に示すように、上述した固体撮像素子12、第1積層基板14および電子部品15(15a,15b)と、少なくとも電子部品15a,15bのいずれか一つと電気的に接続するとともに、電子部品15a,15bの上面(第1積層基板14に実装される面と反対側の面)に設けられる第2積層基板16aと、を含む。第2積層基板16aは、一端で複合ケーブル33(例えばケーブル33a)と接続している。本実施の形態3では、各構成要素が駆動した場合において、電子部品15aが最も発熱量の大きいものとして説明する。
第2積層基板16aは、固体撮像素子12の受光面と直交する方向に沿って延びている。第2積層基板16aは、電子部品15a,15bの少なくとも一つと電気的および機械的に接続する。例えば、第2積層基板16aには、第1積層基板14と向かい合う面側で電子部品15と接続可能なビアや部品接続ランドが形成されている。本実施の形態3では、第2積層基板16aは、電子部品15aと電気的かつ機械的に接続しているものとして説明する。
電子部品15、第2積層基板16aおよび複合ケーブル32,33の積層基板との接続部を含めた構成要素が、固体撮像素子12を光軸方向に投影した投影領域内に収まるように配置されている。なお、本実施の形態3において、第2積層基板16aが延びる方向は、固体撮像素子12の受光面と直交する方向であるものとして説明したが、投影面内あれば、光軸方向に対して傾斜した方向であってもよい。
第2積層基板16aの電子部品15の配設面と反対側の面には、複合ケーブル33のケーブル(例えばケーブル33a)の先端の導体が電気的かつ機械的に接続されるケーブル接続ランド164が形成されている。なお、複合ケーブルの各ケーブルは、固体撮像素子12の駆動信号用の信号線、電源用の信号線、出力信号用の信号線のうちの少なくとも一つを含むケーブルである。
ケーブル接続ランド164は、電子部品15a,15bのうち、発熱量の大きい電子部品15aの上方に配置されている。ケーブル接続ランド164は、電子部品15aと電気的に接続されていてもよいし、電子部品15bと電気的に接続されているものであってもよい。
上述した本実施の形態3によれば、複合ケーブル32,33と接続する積層基板を、電子部品15を実装する第1積層基板14、および電子部品15の上面に設けられ、少なくともいずれかの一つの電子部品と電気的に接続する第2積層基板16aにわけ、複合ケーブル32と接続するケーブル接続ランド141〜143を、第1積層基板14の電子部品15の実装面に形成し、電子部品15、第2積層基板16aおよび複合ケーブル32,33の積層基板との接続部を含めた構成要素が、固体撮像素子12を光軸方向に投影した投影領域内に収まるように配置するようにしたので、挿入部を細径化することができる。
上述した本実施の形態3によれば、ケーブル接続ランド164を電子部品15aの近傍(上方)に配置して、複合ケーブル33の導体の先端部分が電子部品15aの近傍に位置するようにしたので、撮像ユニットにおいて発熱量の大きい電子部品15aから発生した熱を、複合ケーブル33を介して効率よく外部に放出することができる。
なお、上述した本実施の形態3では、ケーブル接続ランド164を電子部品15aの近傍(上方)に配置して、複合ケーブル33の導体の先端部分が電子部品15aの近傍に位置するものとして説明したが、ケーブルの先端が電子部品15aの近傍に位置していれば、ケーブル接続ランド164が電子部品15aの近傍に配置されていないものであってもよい。ケーブルの先端と、放熱対象の電子部品15aとは、電気的に接続されていてもよいし、接続されていなくてもよい。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について説明する。図7は、本実施の形態4にかかる内視鏡システムの内視鏡先端の撮像ユニットの概略構成を示す模式図である。なお、上述した構成と同一の構成には同一の符号を付して説明する。上述した本実施の形態1〜3では、電子部品15a,15bの実装面からの高さが等しいものとして説明したが、実施の形態4では、高さの異なる電子部品がさらに設けられている。
本実施の形態4にかかる撮像ユニットは、図7に示すように、上述した固体撮像素子12、固体撮像素子12の一端から、該固体撮像素子12の受光面と直交する方向に延出する第1積層基板14aと、第1積層基板14aに実装される電子部品15(15a〜15d)と、少なくとも電子部品15a〜15dのいずれか一つと電気的に接続するとともに、電子部品15の上面(第1積層基板14aに実装される面と反対側の面)に設けられる屈曲自在な第2積層基板16bと、を含む。第2積層基板16bは、一端で複合ケーブル33(例えばケーブル33a)と接続している。
第1積層基板14aには、電子部品15a〜15dが実装され、複数の導体層間を電気的に導通させるビアが形成されている。第1積層基板14aと電子部品15とは、部品接続ランドによってそれぞれ電気的かつ機械的に接続している。また、第1積層基板14aは、固体撮像素子12とケーブル121を介して電気的に接続している。第1積層基板14aの基端には、複合ケーブル32の先端が接続する。なお、第1積層基板14aには、固体撮像素子12の駆動回路を構成する電子部品以外の電子部品が実装されてもよい。
また、第1積層基板14aは、基端側に設けられ、固体撮像素子12の受光面(表面120)と直交する方向において、第2積層基板16bの基端より延出した延出部140aを有する。
第1積層基板14aの上面(電子部品15の実装面)であって、延出部140aの表面には、複合ケーブル32の各ケーブル(例えばケーブル32a)の先端の導体が電気的かつ機械的に接続されるケーブル接続ランド144が形成されている。複合ケーブルの各ケーブルのケーブルシースは、第1積層基板14aの基端よりも後方側に配設され、ケーブルシースと第1積層基板14aとがオーバーラップしていないことが好ましい。なお、複合ケーブル32、及びそれを構成する複数のケーブルのシールド線は、一つにまとめられて、第1積層基板14aに形成される接地用ランドに接続される。
電子部品15a〜15dには、固体撮像素子12の伝送用バッファ(第2チップ)やコンデンサ、抵抗等が用いられる。電子部品15a,15bと、電子部品15c,15dとは、第1積層基板14aに実装された状態で、この実装面からの高さが異なっている。具体的には、電子部品15cは電子部品15a,15bより低く、電子部品15dは電子部品15a,15bより高い。
第2積層基板16bは、配線パターンが形成された屈曲自在な複数の導体層が積層されてなり、電子部品15a〜15dの高さに応じて屈曲しながら固体撮像素子12の光軸方向(受光面と直交する方向)に延びている。第2積層基板16bは、電子部品15の少なくとも一つと電気的および機械的に接続する。第2積層基板16bの表面であって、第1積層基板14aと向かい合う面には、電子部品15と接続するための部品接続ランドが形成されている。本実施の形態4では、第2積層基板16bは、部品接続ランドによって電子部品15aと電気的かつ機械的に接続している。
電子部品15、第2積層基板16bおよび複合ケーブル32,33の積層基板との接続部を含めた構成要素が、固体撮像素子12を光軸方向に投影した投影領域内に収まるように配置されている。
第2積層基板16bの電子部品15の配設面と反対側の面には、複合ケーブル33のケーブル(例えばケーブル33a)の先端の導体が電気的かつ機械的に接続されるケーブル接続ランド165が形成されている。なお、複合ケーブルの各ケーブルは、固体撮像素子12の駆動信号用の信号線、電源用の信号線、出力信号用の信号線のうちの少なくとも一つを含むケーブルである。
上述した本実施の形態4によれば、複合ケーブル32,33と接続する積層基板を、電子部品15を実装する第1積層基板14a、および電子部品15の上面に設けられ、少なくともいずれかの一つの電子部品と電気的に接続する第2積層基板16bにわけ、複合ケーブル32と接続するケーブル接続ランド144を、第1積層基板14の電子部品15の実装面に形成し、電子部品15、第2積層基板16bおよび複合ケーブル33,33の積層基板との接続部を含めた構成要素が、固体撮像素子12を光軸方向に投影した投影領域内に収まるように配置するようにしたので、挿入部を細径化することができる。
上述した本実施の形態4によれば、第2積層基板16bを屈曲自在な基板としたので、複数の電子部品の第1積層基板14aからの高さが異なる場合であっても、電子部品15の上面に第2積層基板16bを配置して、挿入部を細径化することができる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について説明する。図8は、本実施の形態5にかかる内視鏡システムの内視鏡先端の撮像ユニットの概略構成を示す模式図である。なお、上述した構成と同一の構成には同一の符号を付して説明する。上述した本実施の形態4では、高さの異なる電子部品に対して、屈曲自在な第2積層基板を配置していたが、本実施の形態5では、電子部品にスペーサーを配設して、電子部品の実装高さを揃える。
本実施の形態5にかかる撮像ユニットは、図8に示すように、上述した固体撮像素子12、第1積層基板14aおよび電子部品15(15a〜15d)と、少なくとも電子部品15a〜15dのいずれか一つと電気的に接続するとともに、電子部品15の上面(第1積層基板14aに実装される面と反対側の面)に設けられる屈曲自在な第2積層基板16cと、を含む。第2積層基板16cは、一端で複合ケーブル33(例えばケーブル33a)と接続している。
撮像ユニットは、電子部品15a〜15cに設けられ、該電子部品15a〜15cの高さを電子部品15dの高さ(第1積層基板14aの実装面からの高さ)と揃えるためのスペーサーを有する。具体的には、電子部品15aには、スペーサー151が設けられている。電子部品15bには、スペーサー152が設けられている。電子部品15cには、上面および下面にスペーサー153a,153bがそれぞれ設けられている。
スペーサー151,152,153a,153bは、導電性または絶縁性の材料を用いて形成されている。導電性の場合、例えば導電性の金属材料が用いられ、電極に直接接続されているものであってもよい。また、絶縁性の場合、例えば絶縁性の樹脂が用いられ、スルーホールなどにより、積層基板と電子部品との間の電気的な導通が確保される。
第2積層基板16cは、硬質性の樹脂やセラミックスを用いて形成され、固体撮像素子12の光軸方向(受光面と直交する方向)に延びている。第2積層基板16cは、電子部品15の少なくとも一つと電気的および機械的に接続する。第2積層基板16cの表面であって、第1積層基板14aと向かい合う面には、電子部品15と接続するための部品接続ランドが形成されている。本実施の形態5において、第2積層基板16cは、部品接続ランドによって電子部品15dと電気的かつ機械的に接続している。
電子部品15、第2積層基板16cおよび複合ケーブル32,33の積層基板との接続部を含めた構成要素が、固体撮像素子12を光軸方向に投影した投影領域内に収まるように配置されている。
第2積層基板16cの電子部品15の配設面と反対側の面には、複合ケーブル33のケーブル(例えばケーブル33a)の先端の導体が電気的かつ機械的に接続されるケーブル接続ランド165が形成されている。なお、複合ケーブルの各ケーブルは、固体撮像素子12の駆動信号用の信号線、電源用の信号線、出力信号用の信号線のうちの少なくとも一つを含むケーブルである。
なお、第1積層基板14aの延出部140aは、固体撮像素子12の受光面(表面120)と直交する方向において、第2積層基板16cの基端より延出している。
ケーブル接続ランド165は、電子部品15dの上方に配置されている。ケーブル接続ランド165は、電子部品15dと電気的に接続されていてもよいし、電子部品15a〜15cのいずれかと電気的に接続されているものであってもよい。
上述した本実施の形態5によれば、複合ケーブル32,33と接続する積層基板を、電子部品15を実装する第1積層基板14a、および電子部品15の上面に設けられ、少なくともいずれかの一つの電子部品と電気的に接続する第2積層基板16cにわけ、複合ケーブル32と接続するケーブル接続ランド144を、第1積層基板14の電子部品15の実装面に形成し、電子部品15、第2積層基板16cおよび複合ケーブル32,33の積層基板との接続部を含めた構成要素が、固体撮像素子12を光軸方向に投影した投影領域内に収まるように配置するようにしたので、挿入部を細径化することができる。
上述した本実施の形態5によれば、電子部品15の第1積層基板14aからの高さをスペーサー151,152,153a,153bを揃えるようにしたので、複数の電子部品の第1積層基板14aからの高さが異なる場合であっても、電子部品15の上面に硬質性の第2積層基板16cを配置ことができる。硬質性の積層基板を用いることによって、屈曲性を有する積層基板と比して、ケーブルを容易に接続することができる。
なお、上述した本実施の形態5において、スペーサー151,152,153a,153bによって電子部品15の高さを揃えるものとして説明したが、電子部品の向きを変えること、例えば縦置きまたは横置きによって電子部品15の高さが揃えば、スペーサーを設けずに、電子部品の向きを変えて高さを揃えるものであってもよいし、電子部品の向きを縦置きまたは横置きとし、さらにスペーサーで高さを調整するものであってもよい。
また、上述した本実施の形態4,5では、ケーブル接続ランド165が、接続対象の電子部品の上方に配置されているものとして説明したが、電子部品15a〜15dのいずれかと電気的に接続されているものであってもよいし、最も発熱量の大きい電子部品と接続されるものであってもよい。
なお、上述した本実施の形態1〜5では、電子部品を複数有するものとして説明したが、固体撮像素子と電子部品を一つずつ有するものであってもよい。この場合、実施の形態2,3では、固体撮像素子または電子部品のうち、発熱量の大きい方にケーブルの導体の先端を配置する。また、複合ケーブルが一本のケーブルからなるものであってもよい。
以上のように、本発明にかかる撮像ユニットおよび内視鏡は、挿入部を細径化するのに有用である。
1 内視鏡システム
2 内視鏡
3a 先端部
3b 湾曲部
3c 可撓管部
4 操作部
4a 処置具挿入口
5 ユニバーサルコード
6 コネクタ
7 光源装置
8 プロセッサ
9 表示装置
11 レンズユニット
12 固体撮像素子
13 ガラスリッド
14,14a 第1積層基板
15 電子部品
16,16a,16b,16c 第2積層基板
30a 先端部本体
30b 被覆管
31 ライトガイド
32,33 複合ケーブル
34 上方湾曲ワイヤ
35 下方湾曲ワイヤ
140,140a 延出部
141〜144,161〜165 ケーブル接続ランド
151,152,153a,153b スペーサー

Claims (8)

  1. 表面に設けられた受光面で受光した光を、光電変換して電気信号を生成する固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子を駆動するための駆動回路を構成する電子部品と、
    ケーブルが接続される第1のケーブルランドを有し、前記電子部品を実装し、前記固体撮像素子と電気的に接続するとともに、該固体撮像素子の前記表面と略直交する方向に延びる第1の基板と、
    ケーブルが接続される第2のケーブルランドを有し、前記電子部品の前記第1の基板の実装側と反対側に設けられる第2の基板と、
    前記第1または第2のケーブルランドにそれぞれ接続される複数のケーブルと、
    を備え、
    前記第1の基板は、基端側に設けられ、前記固体撮像素子の前記表面と直交する方向において、前記第2の基板の基端より延出した延出部を有し、
    前記第2のケーブルランドは、前記第2の基板の、前記電子部品と対向する面と反対側の面に設けられ、
    前記第1のケーブルランドは、前記第1の基板の、前記延出部における前記電子部品の実装面に設けられ、
    前記電子部品および前記第2のケーブルランドを含む前記第2の基板は、前記表面と平行に前記固体撮像素子を投影した前記固体撮像素子の投影面内に位置することを特徴とする撮像ユニット。
  2. 前記第2のケーブルランドに接続するケーブルの先端が、前記固体撮像素子と接触していることを特徴とする請求項に記載の撮像ユニット。
  3. 前記第2のケーブルランドが、前記電子部品と対向する面と反対側の面における、前記第2の基板を挟んだ前記電子部品の近傍に配置されていることを特徴とする請求項に記載の撮像ユニット。
  4. 前記電子部品は、複数設けられ、
    前記第2のケーブルランドは、前記電子部品と対向する面と反対側の面における、前記第2の基板を挟んだ前記電子部品の近傍であって、複数の前記電子部品のうちの最も発熱量が高い電子部品の近傍に配置されていることを特徴とする請求項に記載の撮像ユニット。
  5. 前記電子部品は、複数設けられ、
    前記第2の基板は、複数の前記電子部品のうち、少なくとも一つと電気的に接続することを特徴とする請求項1に記載の撮像ユニット。
  6. 複数の前記電子部品のうち、少なくとも一部の高さが異なり、
    複数の前記電子部品の前記第1の基板の実装面からの高さを揃えるスペーサーを有することを特徴とする請求項に記載の撮像ユニット。
  7. 複数の前記電子部品は、前記第1の基板に形成された部品接続ランド、および/または前記第2の基板に形成された部品接続ランドと接続することを特徴とする請求項のいずれか一つに記載の撮像ユニット。
  8. 挿入部を被検体の体腔内に挿入することによって、被検体の体内画像を取得する内視鏡であって、
    請求項1〜のいずれか一つに記載の撮像ユニットを前記挿入部の先端に備えたことを特徴とする内視鏡。
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