JPWO2017022657A1 - 入出庫作業支援システム、入出庫作業支援方法、及びプログラム - Google Patents

入出庫作業支援システム、入出庫作業支援方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

入出庫作業支援システムは、複数の荷物にそれぞれ付された光学式認識コードが有する第1符号化情報を記憶し、複数の荷物のうち作業対象の荷物に付された光学式認識コードが有する第1符号化情報を取得し、作業用無線通信端末の位置情報を自動的に取得し、記憶した第1符号化情報と取得した作業用無線通信端末の位置情報とを関連付ける。

Description

本発明は、倉庫等における入出庫作業を支援する技術に関する。
JP2−163202Aには、入出庫作業の際に、荷物に付されたバーコードと荷物の保管棚に付されたバーコードとを作業者がスキャナで読み取ることで、荷物に関する情報とその保管位置とを関連付けて取得する管理システムが開示されている。
上記のシステムでは、入出庫作業の際に作業者が2つのバーコードを読み取る必要があり、作業効率が悪いという問題がある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、入出庫作業を効率よく行うことができるようにすることを目的とする。
本発明のある態様によれば、入出庫作業支援システムであって、複数の荷物にそれぞれ付された光学式認識コードが有する第1符号化情報を記憶する記憶手段と、前記複数の荷物のうち作業対象の荷物に付された前記光学式認識コードが有する前記第1符号化情報を取得する符号化情報取得手段と、作業用無線通信端末の位置情報を自動的に取得する位置情報取得手段と、前記記憶手段によって記憶した前記第1符号化情報と前記位置情報取得手段によって取得した前記作業用無線通信端末の位置情報とを関連付ける処理手段と、を備える入出庫作業支援システムが提供される。
上記の態様によれば、荷物に対応する第1符号化情報が、自動的に取得された作業用無線通信端末の位置情報と関連付けられるので、煩雑な作業を行うことなく荷物の位置を特定できる。よって、入出庫作業を効率よく行うことができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る入出庫作業支援システムの概要を示す図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る入出庫作業支援システムの概略構成図である。 図3は、入庫作業の作動フローを示す図である。 図4は、ディスプレイの表示内容を示す図である。 図5は、出庫作業の作動フローを示す図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る入出庫作業支援システムの概要を示す図である。 図7は、LED付き通信タグの外観図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係る入出庫作業支援システムの概略構成図である。 図9は、作業者が荷物をピッキングした状態を示す図である。 図10は、出庫作業の作動フローを示す図である。 図11は、変形例に係る入庫作業の作動フローを示す図である。 図12は、変形例に係る出庫作業の作動フローを示す図である。
<第1実施形態>
以下、添付図面を参照しながら本発明の第1実施形態に係る入出庫作業支援システム(以下、支援システムという。)100について説明する。
支援システム100は、作業者が携行する作業用無線通信端末としての通信タグ10の位置情報を用いることで、物流倉庫における入出庫作業の効率を向上させるシステムである。
図1は、支援システム100の概要を示す図である。図1では、作業者は入庫作業を行っており、空いている保管場所A〜Cのうち保管場所Cに作業対象の荷物Lを保管しようとしている。
支援システム100は、図1に示すように、作業者が携行する通信タグ10と、作業者が携行する携帯端末20と、携帯端末20と通信可能に接続されて荷物Lの検品処理に用いられるスキャナ30と、倉庫の天井付近に取り付けられる多数の固定通信機40と、携帯端末20及び各固定通信機40と通信可能に接続されるコンピュータ50と、を備える。
コンピュータ50と携帯端末20とは、無線ルータ60を介して接続される。無線ルータ60は、コンピュータ50に内蔵してもよい。また、コンピュータ50と各固定通信機40とは、有線で接続される。また、スキャナ30と携帯端末20とは、有線で接続してもよいし、無線で接続してもよい。
各荷物Lには、光学式認識コードとしてのバーコード70が貼付されている。バーコード70が有する第1符号化情報(以下、第1情報という。)には、当該バーコード70が貼付された荷物Lに関する情報が含まれる。
荷物Lに関する情報は、例えば、商品名、品番、色等であって、荷物Lの内容を特定可能な情報である。なお、当該情報を第1情報に直接含むのではなく、情報を特定するための情報を第1情報に含むようにしてもよい。荷物Lとしては、例えば、建材、家具、タイヤ、物品が収容されたコンテナや物品が収容されていない空のコンテナ等、様々なものがある。
図2は、支援システム100の概略構成図である。
携帯端末20は、図2に示すように、通信を行うための通信部21と、各種演算処理を行うプロセッサ22と、各種プログラム等を記憶する記憶媒体23と、プロセッサ22が出力した各種情報を表示するディスプレイ24と、を備える。
通信部21は、一般的な方式の通信を行うことができるほか、例えば、BLE(Bluetooth(日本における登録商標) Low Energy)方式の通信を行うことができるようになっている。携帯端末20としては、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ヘッドマウントディスプレイ型端末等を用いることができる。
コンピュータ50は、通信を行うための通信部51と、各種演算処理を行うプロセッサ52と、各種プログラムを格納するデータベース、入出庫指示データを格納するデータベース53a、倉庫内に保管されている荷物Lに関する情報、各荷物Lに付されたバーコード70が有する第1情報、及び各荷物Lの保管場所の情報等を関連付けて格納するデータベース53b等を記憶する記憶媒体53と、を備える。
入出庫指示データには、入出庫作業を行う各荷物Lに関する情報及び各荷物Lに貼付されたバーコード70が有する第1情報が含まれる。また、記憶媒体53に記憶された各種プログラム等は、携帯端末20から利用可能となっている。
通信タグ10は、UWB(Ultra Wide Band)方式の通信を行うことができるタグであり、同じくUWB方式の通信を行うことができる各固定通信機40と常時通信を行っている。
コンピュータ50は、2つの固定通信機40がそれぞれ発信したパルス信号を通信タグ10が受けて各固定通信機40に返すまでの時間に基づいて通信タグ10の位置を測位する。このように、支援システム100では、通信タグ10の位置情報、すなわち、作業者の位置情報を、2点測位によって自動的に取得することができる。自動的に取得された通信タグ10の位置情報は、時系列データとして記憶媒体53のデータベースに格納される。
例えば、図1の状態では、作業者が空いている保管場所Cに荷物Lを格納してスキャナ30でバーコード70をスキャンすると、コンピュータ50は、そのときの通信タグ10の位置情報をデータベース53bに記憶した第1情報のうち作業者がスキャンしたバーコード70に対応する第1情報と関連付けるとともに、通信タグ10の位置情報に基づいてスキャンした荷物Lの保管場所が保管場所Cであると判定する。これにより、通信タグ10の位置情報、保管場所の情報、バーコード70が有する第1情報、及び荷物Lに関する情報が関連付けてデータベース53bに記憶される。なお、通信タグ10の位置情報に基づいて規定の保管場所を特定するのではなく、通信タグ10の位置そのものを荷物Lの保管場所として認識するようにしてもよい。
続いて、支援システム100を用いた入出庫作業について説明する。
まず、支援システム100を用いた入庫作業について、図3に示す作動フロー及び図4に示すディスプレイ24の表示内容を参照しながら説明する。
携帯端末20のディスプレイ24には、図4に示すように、庫内マップ25、作業情報26等が表示される。また、データベース53bに記憶された情報に基づいて、庫内マップ25における荷物Lが保管されている場所に荷物マーク27を表示させたり、通信タグ10の位置情報に基づいて、庫内マップ25における作業者の位置に作業者マーク28を表示させたりできる。なお、ディスプレイ24に表示される内容と同じ内容を、コンピュータ50のモニタ(図示せず)にも表示させることができる。
ステップS100では、コンピュータ50は、入庫指示データに基づいて、作業者が次に入庫作業を行う荷物Lを特定する。なお、コンピュータ50は、作業に先立って、入庫指示データを外部から取得してデータベース53aに記憶している。
続いて、コンピュータ50は、入庫作業指示を生成し(ステップS101)、携帯端末20に送信する(ステップS102)。入庫作業指示の内容は、入庫作業であることを示す情報、特定した荷物Lに関する情報等である。また、次に作業を行う場所の情報を入庫作業指示に含めることもできる。
なお、入庫作業の前に、各荷物Lに貼付されたバーコード70を作業者がスキャナ30でスキャンすることで検品作業を行う場合がある。この場合は、図11にステップS099として示すように、入庫作業に先立って、通信タグ10の位置情報とデータベース53bに記憶した第1情報のうち作業者がスキャンしたバーコード70に対応する第1情報とを関連付けることができる。
これによれば、ステップS101で入庫作業指示を生成する際に、関連付けられた通信タグ10の位置情報及び第1情報を用いることができる。よって、通信タグ10の位置情報を特定した荷物Lの位置情報として入庫作業指示に含めることができる。
携帯端末20は、入庫作業指示を受信すると(ステップS103)、図4に示すように、作業情報26をディスプレイ24に表示する(ステップS104)。これにより、作業者が作業内容を確認できる。なお、携帯端末20がスピーカやヘッドホン等を備える場合は、作業内容を音声で作業者に伝達してもよい。
そして、作業者は、作業対象の荷物Lを運搬しながら多数の保管場所から空いている保管場所を探し、空いている保管場所に荷物Lを格納する。
上述したように、庫内マップ25における荷物Lが保管されている場所には荷物マーク27を表示させることができる。よって、作業者は、ディスプレイ24に表示された庫内マップ25を見れば、空いている保管場所を容易に探すことができる。
また、次に作業を行う場所の情報を入庫作業指示に含めた場合は、庫内マップ25を複数のエリアに区画したうちの一つのエリアが、次に作業を行う場所としてハイライトや点滅等により示される。
本実施形態では、次に作業を行う場所として、空いている保管場所が含まれるエリアが示される。図4では、庫内マップ25のエリアXXXが、ハイライトして示されている。また、エリア情報を作業情報26内に文字で表示してもよい。さらに、図4に示すように、作業者の位置から次に作業を行うエリアまでの経路案内や距離をディスプレイに表示することもできる。
なお、支援システム100では、空いている保管場所までの詳細な経路案内をディスプレイ24に表示することもできる。しかしながら、上記のように、次に作業を行う場所、すなわち作業者の行先を大まかなエリアで示した場合は、詳細な経路案内をする場合よりも、作業者が感じるストレスを低減することができる。
そして、保管場所に格納した作業対象の荷物Lに貼付されたバーコード70を作業者がスキャナ30でスキャンすると(ステップS105)、携帯端末20は、スキャナ30から受信した第1情報をコンピュータ50に送信する(ステップS106)。なお、スキャナ30とコンピュータ50とを無線ルータ60を介して接続し、第1情報をスキャナからコンピュータ50に直接送信するようにしてもよい。
コンピュータ50は、携帯端末20から第1情報を取得すると(ステップS107)、特定した荷物Lに対応する第1情報、携帯端末20から取得した第1情報、及び第1情報を携帯端末20から取得したときの通信タグ10の位置情報を用いて作業状態を判定し(ステップS108)、作業状態を作業者に知らせるための作業状態信号を携帯端末20に送信する(ステップS109)。
例えば、通信タグ10の位置が空いている保管場所の近傍であり、かつ、特定した荷物Lに対応する第1情報と携帯端末20から取得した第1情報とが一致する場合は、空いている保管場所に特定した荷物Lを作業者が格納したものと考えられる。よって、この場合は、コンピュータ50は、作業指示通りに荷物Lの入庫作業が完了したと判定し、作業状態信号として入庫完了信号を携帯端末20に送信する。そして、通信タグ10の位置情報から判定した荷物Lの保管場所の情報、バーコード70が有する第1情報、及び荷物Lに関する情報を関連付けてデータベース53bに記憶する(ステップS110)。
また、通信タグ10の位置が空いている保管場所の近傍であり、かつ、特定した荷物Lに対応する第1情報と携帯端末20から取得した第1情報とが一致しない場合は、空いている保管場所に特定した荷物Lとは異なる荷物Lを作業者が格納したと考えられる。よって、この場合は、コンピュータ50は、作業者が作業対象とした荷物Lが間違っていると判定し、作業状態信号としてエラー信号を携帯端末20に送信する。そして、エラー情報をデータベース53bに記憶する(ステップS110)。
また、携帯端末20の位置が空いている保管場所の近傍でない場合は、特定した荷物Lに対応する第1情報と携帯端末20から取得した第1情報とが一致するかしないかに関係なく、作業者が異常作業を行っていると考えられる。よって、この場合は、コンピュータ50は、異常作業が行われたと判定し、作業状態信号としてエラー信号を携帯端末20に送信する。そして、エラー情報をデータベース53bに記憶する(ステップS110)。
携帯端末20は、コンピュータ50から作業状態信号を受信すると(ステップS111)、作業状態をディスプレイに表示する(ステップS112)。これにより、作業者が作業状態を確認できる。
このように、支援システム100を用いた入庫作業では、作業者が荷物Lを保管場所に格納して荷物Lに貼付されたバーコード70をスキャンするだけで、作業状態が自動的に判定され、データベース53bに各種の情報が記憶される。
続いて、支援システム100を用いた出庫作業について、図5に示す作動フローを参照しながら説明する。
ステップS200では、コンピュータ50は、出庫指示データに基づいて作業者が次に出庫作業を行う荷物Lを特定するとともに、データベース53bを参照して特定した荷物Lに対応する保管場所を特定する。なお、コンピュータ50は、作業に先立って、出庫指示データを外部から取得してデータベース53aに記憶している。
続いて、コンピュータ50は、出庫作業指示を生成し(ステップS201)、携帯端末20に送信する(ステップS202)。出庫作業指示の内容は、出庫作業であることを示す情報、特定した荷物Lに関する情報、通信タグ10の位置情報に基づいて特定した荷物Lの保管場所の情報等である。
携帯端末20は、出庫作業指示を受信すると(ステップS203)、作業情報26をディスプレイ24に表示する(ステップS204)。これにより、作業者が作業内容を確認できる。なお、携帯端末20がスピーカやヘッドホン等を備える場合は、作業内容を音声で作業者に伝達してもよい。
出庫作業においても、入庫作業と同様に、庫内マップ25を複数のエリアに区画したうちの一つのエリアが、次に作業を行う場所としてハイライトや点滅等により示される。本実施形態では、次に作業を行う場所として、出庫作業を行う荷物Lの保管場所が含まれるエリアが示される。
また、出庫作業では、最終的に荷物Lを出荷する出荷エリアである出荷用トラック搬入口エリアを、庫内マップ25上に示してもよい。
保管場所に格納された荷物Lに貼付されたバーコード70を作業者がスキャナ30でスキャンすると(ステップS205)、携帯端末20は、スキャナ30から受信した第1情報をコンピュータ50に送信する(ステップS206)。なお、作業者は、バーコード70をスキャナ30でスキャンした後に荷物Lをピッキングする。
コンピュータ50は、携帯端末20から第1情報を取得すると(ステップS207)、特定した荷物Lに対応する第1情報、携帯端末20から取得した第1情報、及び第1情報を携帯端末20から取得したときの通信タグ10の位置情報を用いて作業状態を判定し(ステップS208)、作業状態を作業者に知らせるための作業状態信号を携帯端末20に送信する(ステップS209)。
例えば、通信タグ10の位置が特定した保管場所の近傍であり、かつ、特定した荷物Lに対応する第1情報と携帯端末20から取得した第1情報とが一致する場合は、特定した保管場所から特定した荷物Lを作業者がピッキングしていると考えられる。よって、この場合は、コンピュータ50は、作業指示通りに荷物Lの出庫作業が完了したと判定し、作業状態信号として出庫完了信号を携帯端末20に送信する。そして、出庫完了情報をデータベース53bに記憶する(ステップS210)。
また、通信タグ10の位置が特定した保管場所の近傍であり、かつ、特定した荷物Lに対応する第1情報と携帯端末20から取得した第1情報とが一致しない場合は、特定した荷物Lとは異なる荷物Lが特定した保管場所に格納されていたと考えられる。よって、この場合は、コンピュータ50は、データベース53bに記憶された情報に誤りがあると判定し、作業状態信号としてエラー信号を携帯端末20に送信する。そして、エラー情報をデータベース53bに記憶する(ステップS210)。
また、通信タグ10の位置が特定した保管場所の近傍でない場合は、特定した荷物Lに対応する第1情報と携帯端末20から取得した第1情報とが一致するかしないかに関係なく、作業者が異常作業を行っていると考えられる。よって、この場合は、コンピュータ50は、異常作業が行われたと判定し、作業状態信号としてエラー信号を携帯端末20に送信する。そして、エラー情報をデータベース53bに記憶する(ステップS210)。
携帯端末20は、コンピュータ50から作業状態信号を受信すると(ステップS211)、作業状態をディスプレイ24に表示する(ステップS212)。これにより、作業者が作業状態を確認できる。
なお、出庫する荷物Lが複数ある場合は、S200からの全ステップを繰り返し行ってもよいし、S200で全ての荷物L及び保管場所を特定しておき、S200以降のステップを繰り返し行ってもよい。S200で全ての荷物L及び保管場所を特定する場合は、全ての荷物Lをピッキングして出荷用トラック搬入口エリアまで移動する最短経路を庫内マップ25に示すことができる。
このように、支援システム100を用いた出庫作業では、作業者が荷物Lを保管場所からピッキングする際に荷物Lに貼付されたバーコード70をスキャンするだけで、作業状態が自動的に判定され、データベース53bに各種の情報が記憶される。
なお、荷物Lの出庫後は、作業者は、出庫した荷物Lを出荷用トラック搬入口エリアから出荷する。よって、出荷用トラック搬入口エリアで荷物Lを出荷する際に作業者がバーコード70をスキャンするようにすれば、荷物Lの出荷状態を自動的に判定することもできる。
具体的には、通信タグ10の位置が出荷用トラック搬入口エリアであり、かつ、携帯端末20から取得した第1情報が出庫完了情報が記憶された荷物Lに対応する第1情報と一致する場合は、当該荷物Lが出荷されたと考えられる。よって、この場合は、コンピュータ50は、荷物Lの出荷作業が完了したと判定し、作業状態信号として出荷完了信号を携帯端末20に送信する。そして、出荷完了情報をデータベース53bに記憶する。
以上述べたように、本実施形態によれば、荷物Lに対応する第1情報が、自動的に取得された通信タグ10の位置情報と関連付けられるので、煩雑な作業を行うことなく荷物Lの位置を特定できる。よって、入出庫作業を効率よく行うことができる。
また、関連付けられた通信タグ10の位置情報及び第1情報を用いることで、詳細な作業指示を生成することができる。
また、入出庫作業の際に、荷物Lに貼付されたバーコード70を作業者がスキャンするだけで、作業状態が自動的に判定される。これによれば、作業者の作業量を低減しつつ各種情報を自動的に取得できる。
また、本実施形態では、次に作業を行う場所、すなわち作業者の行先を大まかなエリアで示すので、詳細な経路案内をする場合よりも作業者が感じるストレスを低減できる。
<第2実施形態>
続いて、本発明の第2実施形態に係る支援システム200について、添付図面を参照しながら説明する。
支援システム200は、図6に示すように、各荷物Lに荷物用無線通信端末としてのLED付き通信タグ(以下、LEDタグという。)80が取り付けられる点が支援システム100と相違する。以下、支援システム100との相違点を中心に説明し、支援システム100と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。なお、上述したように、荷物Lとしては、例えば、建材、家具、タイヤ、物品が収容されたコンテナや物品が収容されていない空のコンテナ等、様々なものがある。
LEDタグ80は、図7、図8に示すように、LED81〜83と、無線通信を行うための通信部84と、LED81〜83及び通信部84の動作を制御する制御部85と、を備える。なお、図8では、LEDタグ80を1つだけ示し、通信タグ10及びスキャナ30を省略している。
LEDタグ80は、コンピュータ50から無線ルータ60を介して送信された各種指示信号を通信部84で受信可能となっている。通信部84は、一般的な方式の通信を行うことができるほか、BLE方式の通信及びUWB方式の通信を行うことができる。制御部85は、通信部84で受信した指示信号の内容に基づいて、LED81〜83の動作、通信部84の動作等を制御する。
また、LEDタグ80は、BLE方式により、所定の範囲に通信部84から識別信号を発信することができる。識別信号の発信及び停止は、コンピュータ50からの指示を受けて行われる。
識別信号が有する第2符号化情報(以下、第2情報という。)には、当該LEDタグ80が取り付けられた荷物Lに関する情報が含まれる。各荷物Lにそれぞれ取り付けられたLEDタグ80が発信する識別信号が有する第2情報は、各荷物Lにそれぞれ貼付されたバーコード70が有する第1情報と関連付けてデータベース53bに記憶される。なお、これらの情報は、データベース53bとは別のデータベースに記憶してもよい。
LEDタグ80が識別信号を発信する所定の範囲は、図9に示すように、作業者が荷物Lをピッキングしたときに、作業者が携行する携帯端末20まで識別信号が到達するように設定される。具体的には、例えば、15cm〜30cmである。
また、LEDタグ80は、UWB方式により、各固定通信機40と常時通信を行っている。コンピュータ50は、2つの固定通信機40がそれぞれ発信したパルス信号をLEDタグ80が受けて各固定通信機40に返すまでの時間に基づいてLEDタグ80の位置を測位する。よって、支援システム200では、通信タグ10の位置に加えて、各荷物Lの位置も自動的に取得することができる。
続いて、支援システム200を用いた出庫作業について、図10に示す作動フローを参照しながら説明する。なお、出庫作業を行う際は、LEDタグ80は、コンピュータ50から指示を受けて識別信号を常時発信する(ステップS300)。
ステップS301では、コンピュータ50は、出庫指示データに基づいて作業者が次に出庫作業を行う荷物Lを特定するとともに、データベース53bを参照して特定した荷物Lに対応する保管場所を特定する。このとき、特定した荷物Lに取り付けられているLEDタグ80の位置情報を参照してもよい。
ステップS302では、コンピュータ50は、出庫作業指示を携帯端末20に送信する。
携帯端末20は、出庫作業指示を受信すると(ステップS303)、作業情報をディスプレイ24に表示する(ステップS304)。
これにより、作業内容を確認した作業者が、特定した荷物Lの保管場所に向けて移動する(ステップS305)。
コンピュータ50は、通信タグ10の位置、すなわち作業者の位置が特定した荷物Lに取り付けられたLEDタグ80に対して所定の距離まで近づくと、LEDタグ80に視認可能な特定の動作をさせるための作動指示信号を送信する(ステップS306)。
LEDタグ80は、コンピュータ50から作動指示信号を受信すると(ステップS307)、特定した荷物Lであることを示すパターンでLED81〜83を点灯、点滅等させる(ステップS308)。
これにより、出庫作業を行う荷物Lを作業者が容易に特定できる。
なお、LED81〜83の点灯、点滅等のパターンは任意に設定でき、点灯と点滅とを組み合わせてもよい。また、例えば、LED81を赤色LED、LED82を青色LED、LED83を黄色LEDとし、LED81〜83を作業者毎に使い分けてもよい。
そして、作業者が荷物Lをピッキングすると(ステップS309)、図9に示すように、荷物Lに取り付けられたLEDタグ80に対して、作業者が携行している携帯端末20が所定の範囲内に入る。これにより、携帯端末20は、LEDタグ80が発信する識別信号を通信部21で自動的に受信し(ステップS310)、受信した識別信号をコンピュータ50に送信する(ステップS311)。
コンピュータ50は、携帯端末20から識別信号を取得すると(ステップS312)、特定した荷物Lに対応する第2情報、携帯端末20から取得した識別信号が有する第2情報、及び第2情報を携帯端末20から取得したときの通信タグ10の位置情報を用いて作業状態を判定する(ステップS313)。
以降は、支援システム100における出庫作業のステップS209以降と同様の処理が、第1情報の代わりに第2情報を用いて行われる。
以上述べたように、本実施形態に係る支援システム200を用いた出庫作業では、作業者が荷物Lを保管場所からピッキングするだけで、作業状態が自動的に判定され、データベース53bに各種の情報が記憶される。よって、第1実施形態に係る支援システム100を用いた場合よりも、出庫作業を効率よく行うことができる。
また、通信タグ10の位置、すなわち作業者の位置が特定した荷物Lに取り付けられたLEDタグ80に対して所定の距離まで近づくと、LEDタグ80に視認可能な特定の動作をさせるので、出庫作業を行う荷物Lを作業者が容易に特定できる。所定の距離は、例えば10mである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、支援システム100、200を物流倉庫等で用いる場合について説明したが、支援システム100、200は、例えば、店舗の倉庫や病院の倉庫等でも用いることができる。
また、上記実施形態では、作業者が通信タグ10及び携帯端末20を携行しているが、例えば、フォークリフト等の車両やロボット等により入出庫作業が行われる場合は、車両やロボット等に通信タグ10及び携帯端末20を取り付ければよい。
また、上記実施形態では、図3のステップS100〜ステップS102、ステップS107〜ステップS110、図5のステップS200〜ステップS202、ステップS207〜ステップS210、及び図10のステップS301、ステップS302、ステップS306、ステップS312以降の実行主体をコンピュータ50としているが、幾つかの実行主体を携帯端末20として負荷を分散するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、携帯端末20とコンピュータ50とが無線ルータ60を介して接続されているが、携帯端末20とコンピュータ50とがインターネットを介して接続されるようにしてもよい。
また、コンピュータ50をインターネット上のクラウドサーバに接続し、コンピュータ50が実行主体である上記の各処理の実行主体をクラウドサーバとしてもよい。さらに、上記の各処理の実行主体をクラウドサーバとする場合は、支援システム100、200がコンピュータ50を備えずに、携帯端末20等の各機器がインターネットを介してクラウドサーバに直接接続される構成としてもよい。
また、上記実施形態では、通信タグ10と携帯端末20とを個別に設けているが、通信タグ10と携帯端末20とを一体に設けてもよい。
また、上記実施形態では、光学式認識コードとしてバーコード70を用いているが、二次元コードや色の遷移によって情報を表すマーカ等を用いてもよい。
また、上記第2実施形態では、LEDタグ80の識別信号をBLE方式で発信しているが、所定の範囲への識別信号の発信が可能であれば、その他の通信方式を用いてもよい。
また、上記第2実施形態では、LEDタグ80がLED81〜83を備えているが、LEDの数は任意に変更可能である。また、LED以外のランプを用いてもよいし、LEDに代えてディスプレイ等を設けてもよい。
また、上記第1実施形態では、入庫作業の際は、作業者がバーコード70をスキャンすると、そのときの通信タグ10の位置情報を用いて作業状態の判定が行われ、また、荷物Lの保管場所が特定されてデータベース53bに記憶される(図3のステップS105〜S110)。しかしながら、上述したように、作業者が保管場所に到着する前にバーコード70をスキャンした場合は、異常作業と判定されてしまう。
そこで、例えば、図11に示すように、バーコード70をスキャンした後に特定の信号が入力されると、そのときの通信タグ10の位置情報を用いて作業状態の判定及び荷物Lの保管場所の特定がなされるようにしてもよい(ステップS113〜S118)。なお、ステップS116〜S118の具体的な処理は、特定の信号が入力されたときの通信タグ10の位置情報を用いて作業状態の判定及び荷物Lの保管場所の特定がなされること以外は、図3に示すステップS108〜S110の処理と同様である。
コンピュータ50に特定の信号を入力する方法としては、例えば、携帯端末20のディスプレイ24に入庫確認ボタンを表示しておき、作業者が当該ボタンを押すと特定の信号がコンピュータ50に送信されるようにすることが考えられる。また、携帯端末20の音声入力機能を用いて、作業者が「入庫した」と発声すると特定の信号がコンピュータ50に送信されるようにしてもよい。
これによれば、作業者がバーコード70をスキャンするタイミングに関係なく作業状態の判定等を行うことができる。よって、作業者がバーコード70をスキャンするタイミングを柔軟に変更できる。
なお、出庫作業においても、図12に示すように、バーコード70をスキャンした後に特定の信号が入力されると作業状態の判定が行われるようにしてもよい(ステップS213〜S218)。なお、ステップS216〜S218の具体的な処理は、特定の信号が入力されたときの通信タグ10の位置情報を用いて作業状態の判定がなされること以外は図5に示すステップS208〜S210の処理と同様である。
また、携帯端末20及びコンピュータ50が実行する各種プログラムは、例えばCD−ROM等の非一過性の記録媒体に記憶されたものを用いてもよい。
本願は2015年7月31日に日本国特許庁に出願された特願2015−151817に基づく優先権及び2015年12月25日に日本国特許庁に出願された特願2015−253457に基づく優先権を主張し、これらの出願の全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。

Claims (15)

  1. 入出庫作業支援システムであって、
    複数の荷物にそれぞれ付された光学式認識コードが有する第1符号化情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数の荷物のうち作業対象の荷物に付された前記光学式認識コードが有する前記第1符号化情報を取得する符号化情報取得手段と、
    作業用無線通信端末の位置情報を自動的に取得する位置情報取得手段と、
    前記記憶手段によって記憶した前記第1符号化情報と前記位置情報取得手段によって取得した前記作業用無線通信端末の位置情報とを関連付ける処理手段と、
    を備える入出庫作業支援システム。
  2. 請求項1に記載の入出庫作業支援システムであって、
    前記処理手段は、前記符号化情報取得手段によって前記第1符合化情報を取得したときの前記作業用無線通信端末の位置情報と、前記記憶手段によって記憶した前記第1符号化情報のうち前記作業対象の荷物に付された前記光学式認識コードに対応する前記第1符号化情報とを関連付ける、
    入出庫作業支援システム。
  3. 請求項1又は2に記載の入出庫作業支援システムであって、
    前記処理手段によって関連付けられた前記第1符号化情報及び前記作業用無線通信端末の位置情報を用いて作業指示を生成する作業指示生成手段をさらに備える、
    入出庫作業支援システム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の入出庫作業支援システムであって、
    前記複数の荷物のうち次に作業を行う荷物を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定した前記荷物に対応する前記第1符合化情報、前記符号化情報取得手段によって取得した前記第1符合化情報、及び前記符号化情報取得手段によって前記第1符合化情報を取得したときの前記作業用無線通信端末の位置情報を用いて作業の状態を判定する判定手段と、
    をさらに備える入出庫作業支援システム。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の入出庫作業支援システムであって、
    入庫作業の際は、前記符号化情報取得手段によって前記第1符合化情報を取得したときの前記作業用無線通信端末の位置情報を用いて前記作業対象の荷物が入庫された保管場所を特定する判定手段をさらに備える、
    入出庫作業支援システム。
  6. 請求項1から3のいずれかに記載の入出庫作業支援システムであって、
    特定の信号を入力するための信号入力手段と、
    入庫作業の際は、前記符号化情報取得手段によって前記第1符合化情報を取得した後であって前記信号入力部から前記特定の信号が入力されたときの前記作業用無線通信端末の位置情報を用いて前記作業対象の荷物が入庫された保管場所を特定する判定手段と、
    をさらに備える入出庫作業支援システム。
  7. 請求項1から3のいずれかに記載の入出庫作業支援システムであって、
    出庫作業の際は、前記符号化情報取得手段によって前記第1符合化情報が取得されると、前記作業対象の荷物が出庫されたと判定する判定手段をさらに備える、
    入出庫作業支援システム。
  8. 請求項4に記載の入出庫作業支援システムであって、
    前記記憶手段は、前記複数の荷物にそれぞれ取り付けられた荷物用無線通信端末が所定の範囲に発信する識別信号が有する第2符号化情報を記憶し、
    前記入出庫作業支援システムは、前記識別信号を受信するための受信部が前記所定の範囲内に入ると前記受信部が受信した前記識別信号を自動的に取得する信号取得手段をさらに備え、
    前記判定手段は、出庫作業の際は、前記特定手段によって特定した前記荷物に対応する前記第2符合化情報、前記信号取得手段によって取得した前記識別信号が有する前記第2符号化情報、及び前記信号取得手段によって前記識別信号を取得したときの前記作業用無線通信端末の位置情報を用いて作業の状態を判定する、
    入出庫作業支援システム。
  9. 請求項8に記載の入出庫作業支援システムであって、
    前記位置情報取得手段は、前記荷物用無線通信端末の位置情報を自動的に取得し、
    前記入出庫作業支援システムは、出庫作業の際に、前記作業用無線通信端末が所定の距離まで近づくと、前記特定手段によって特定した前記荷物に付された前記荷物用無線通信端末に視認可能な特定の動作をさせるための作動指示信号を送信する送信手段をさらに備える、
    入出庫作業支援システム。
  10. 請求項9に記載の入出庫作業支援システムであって、
    前記荷物用無線通信端末は、ランプを備え、
    前記特定の動作は、前記ランプの点灯、点滅、又はこれらの組み合わせである、
    入出庫作業支援システム。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の入出庫作業支援システムであって、
    庫内を複数のエリアに区画して次に作業を行うエリアを作業者に伝達する伝達手段をさらに備える、
    入出庫作業支援システム。
  12. 入出庫作業支援方法であって、
    複数の荷物にそれぞれ付された光学式認識コードが有する第1符号化情報を記憶するステップと、
    前記複数の荷物のうち作業対象の荷物に付された前記光学式認識コードが有する前記第1符号化情報を取得するステップと、
    作業用無線通信端末の位置情報を自動的に取得するステップと、
    記憶した前記第1符号化情報と取得した前記作業用無線通信端末の位置情報とを関連付けるステップと、
    を含む入出庫作業支援方法。
  13. 請求項12に記載の入出庫作業支援方法であって、
    前記複数の荷物のうち次に作業を行う荷物を特定するステップと、
    特定した前記荷物に対応する前記第1符合化情報、取得した前記第1符合化情報、及び前記第1符合化情報を取得したときの前記作業用無線通信端末の位置情報を用いて作業の状態を判定するステップと、
    をさらに含む入出庫作業支援方法。
  14. 入出庫作業支援システムのコンピュータが実行可能なプログラムであって、
    複数の荷物にそれぞれ付された光学式認識コードが有する第1符号化情報を記憶する手順と、
    前記複数の荷物のうち作業対象の荷物に付された前記光学式認識コードが有する前記第1符号化情報を取得する手順と、
    作業用無線通信端末の位置情報を自動的に取得する手順と、
    記憶した前記第1符号化情報と取得した前記作業用無線通信端末の位置情報とを関連付ける手順と、
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムであって、
    前記複数の荷物のうち次に作業を行う荷物を特定する手順と、
    特定した前記荷物に対応する前記第1符合化情報、取得した前記第1符合化情報、及び前記第1符合化情報を取得したときの前記作業用無線通信端末の位置情報を用いて作業の状態を判定する手順と、
    を前記コンピュータにさらに実行させるプログラム。
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