JPWO2016185779A1 - 車両用空調ユニット - Google Patents
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Abstract
車両用空調ユニットの空調ケース(11)は、第1空気通路(16)、第2空気通路(18)、および合流空間(221)を形成している。その空調ケースには、合流空間へ接続され車室内へ空気を吹き出す第1吹出口(38)と第2吹出口(40)とが設けられている。冷却用熱交換器(13)は空調ケース内に配置され、冷却した空気を第1空気通路と第2空気通路とへ流す。加熱用熱交換器(15)は第1空気通路に配置されている。トンネル形成部(461)は合流空間の一部に配置され、加熱用熱交換器を通過した空気の一部が第1空気通路から流入するトンネル通路(463)を形成する。また、トンネル形成部は、トンネル通路内の空気を第1吹出口へ流出させる第1流出部(464)と、トンネル通路内の空気を第2吹出口へ流出させる第2流出部(465)とを有し、トンネル通路内の空気を第2空気通路から流れる空気とは隔てて流す。
Description
本出願は、2015年5月20日に出願された日本特許出願番号2015−102888号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、冷風と暖風とが混合されて成る空調風を車室内へ吹き出す車両用空調ユニットに関するものである。
従来、この種の車両用空調ユニットとして、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された車両用空調ユニットでは、吹き出される空気の温度をコントロールする部品として、バッフルが空調ケース内に設置されている。具体的に、このバッフルには、加熱用熱交換器であるヒータコアからの暖風をデフロスタ吹出口へ導く複数のグリッドトンネルが形成されている。このグリッドトンネルにより、デフロスタ吹出口の吹出空気温度が適正化され、その結果、車両の窓曇りが防止されると共に、その窓を通した視認性が確保されている。
特許文献1のようにバッフルを用いてデフロスタ吹出口の吹出空気温度を適正化するためには、ヒータコアからの暖風をいかに効率良くデフロスタ吹出口へ導入するかが重要である。例えば、特許文献1のようにバッフルが用いられる場合、ヒータコアからの暖風をデフロスタ吹出口へ導入するグリッドトンネルの数を増やすことにより、デフロスタ吹出口の吹出空気の温度ばらつきは小さくなる。或いは、グリッドトンネルひとつ当たりのトンネル断面積を増やすことにより、デフロスタ吹出口の吹出空気の温度ばらつきは小さくなる。その吹出空気の温度ばらつきが小さくなれば、その結果として、車両の窓曇り防止に大きな成果が期待される。
しかし、車室内への空気吹出口としては通常、デフロスタ吹出口の他に、フェイス吹出口およびフット吹出口も設けられている。そして、上記のグリッドトンネルの数を増やす方法、および、トンネル断面積を増やす方法は何れも、ヒータコアからの暖風のうちデフロスタ吹出口へ向かう風量を常に多くすることである。従って、そのようにデフロスタ吹出口へ向かう風量がグリッドトンネルによって常に多くされれば、フェイスモード時またはバイレベルモード時などにおいて、冷風に暖風が混合されることで吹出空気温度が調節される際に、その暖風の混合割合が減少する。その結果として、フェイス吹出口の温度ばらつきを拡大させる懸念があった。
すなわち、特許文献1のようなバッフルでは、グリッドトンネルを通って一の吹出口(例えばデフロスタ吹出口)へ流れる暖風の風量を十分に確保するためにその風量を増やせば、他の吹出口(例えばフェイス吹出口)へ流れる暖風の風量が不足する懸念があった。発明者の詳細な検討の結果、以上のようなことが見出された。
本開示は上記点に鑑みて、上記一の吹出口としての第1吹出口と上記他の吹出口としての第2吹出口との何れが開かれる吹出モードあっても、第1吹出口と第2吹出口とのうちの開いている吹出口へ導かれる暖風の風量不足を抑えることができる車両用空調ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の1つの観点によれば、車両用空調ユニットは、
車室内へ向けて空気を流す第1空気通路、第1空気通路を迂回させ且つ車室内へ向けて空気を流す第2空気通路、および、第1空気通路と第2空気通路とへ接続され第1空気通路から流出した空気と第2空気通路から流出した空気とが合流する合流空間を形成し、合流空間へ接続され車室内へ空気を吹き出す第1吹出口と第2吹出口とが設けられた空調ケースと、
空調ケース内に配置され、空気を冷却しその冷却した空気を第1空気通路と第2空気通路とへ流す冷却用熱交換器と、
第1空気通路に配置され、その第1空気通路を流れる空気を加熱する加熱用熱交換器と、
冷却用熱交換器を通過した空気のうち、第1空気通路を流れる空気量と第2空気通路を流れる空気量との風量割合を調節する風量割合調節装置と、
第1吹出口を開閉する第1吹出口開閉装置と、
第2吹出口を開閉する第2吹出口開閉装置と、
合流空間の一部に配置され、加熱用熱交換器を通過した空気の一部が第1空気通路から流入するトンネル通路を形成するトンネル形成部とを備え、
トンネル形成部は、トンネル通路内の空気を第1吹出口へ流出させる第1流出部と、トンネル通路内の空気を第2吹出口へ流出させる第2流出部とを有し、トンネル通路内の空気を第2空気通路から流れる空気とは隔てて流す。
車室内へ向けて空気を流す第1空気通路、第1空気通路を迂回させ且つ車室内へ向けて空気を流す第2空気通路、および、第1空気通路と第2空気通路とへ接続され第1空気通路から流出した空気と第2空気通路から流出した空気とが合流する合流空間を形成し、合流空間へ接続され車室内へ空気を吹き出す第1吹出口と第2吹出口とが設けられた空調ケースと、
空調ケース内に配置され、空気を冷却しその冷却した空気を第1空気通路と第2空気通路とへ流す冷却用熱交換器と、
第1空気通路に配置され、その第1空気通路を流れる空気を加熱する加熱用熱交換器と、
冷却用熱交換器を通過した空気のうち、第1空気通路を流れる空気量と第2空気通路を流れる空気量との風量割合を調節する風量割合調節装置と、
第1吹出口を開閉する第1吹出口開閉装置と、
第2吹出口を開閉する第2吹出口開閉装置と、
合流空間の一部に配置され、加熱用熱交換器を通過した空気の一部が第1空気通路から流入するトンネル通路を形成するトンネル形成部とを備え、
トンネル形成部は、トンネル通路内の空気を第1吹出口へ流出させる第1流出部と、トンネル通路内の空気を第2吹出口へ流出させる第2流出部とを有し、トンネル通路内の空気を第2空気通路から流れる空気とは隔てて流す。
上述の開示によれば、トンネル形成部は、加熱用熱交換器を通過した空気の一部が第1空気通路から流入するトンネル通路を形成する。また、そのトンネル形成部の第1流出部はトンネル通路内の空気を第1吹出口へ流出させ、トンネル形成部の第2流出部はトンネル通路内の空気を第2吹出口へ流出させる。そのため、加熱用熱交換器で加熱されトンネル通路を通った暖風を、第1吹出口が第1吹出口開閉装置によって開かれていれば第1吹出口へ流すことができ、第2吹出口が第2吹出口開閉装置によって開かれていれば第2吹出口へ流すことができる。
従って、第1吹出口と第2吹出口との何れが開かれる吹出モードあっても、第1吹出口と第2吹出口とのうちの開いている吹出口へ導かれる暖風の風量不足を抑えることが可能である。
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、後述する他の実施形態を含む以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の車両用空調ユニット10の概略構成を示した断面図である。図1の矢印DR1、DR2、および、図2の矢印DR3は、車両用空調ユニット10が搭載される車両の向きを示す。すなわち、図1の矢印DR1は車両前後方向DR1を示し、矢印DR2は車両上下方向DR2を示し、図2の矢印DR3は車両幅方向DR3(すなわち、車両左右方向DR3)を示している。
図1は、本実施形態の車両用空調ユニット10の概略構成を示した断面図である。図1の矢印DR1、DR2、および、図2の矢印DR3は、車両用空調ユニット10が搭載される車両の向きを示す。すなわち、図1の矢印DR1は車両前後方向DR1を示し、矢印DR2は車両上下方向DR2を示し、図2の矢印DR3は車両幅方向DR3(すなわち、車両左右方向DR3)を示している。
図1に示す車両用空調ユニット10(以下、単に空調ユニット10と呼ぶ)は、エンジンルームに配設されたコンプレッサおよびコンデンサ等から構成される冷凍サイクルを備えた車両用空調装置の一部を構成する室内ユニット部に含まれる。空調ユニット10は、車室内前部の不図示の計器盤内側において、車両幅方向DR3(図1参照)の略中央部に配置される。車両用空調装置の室内ユニット部は、上記略中央部の空調ユニット10と、計器盤内側において助手席側にオフセット配置される図示しない送風機ユニットとに大別される。
この送風機ユニットは、周知のごとく、車室外空気である外気または車室内空気である内気を切替導入する内外気切替箱と、この内外気切替箱に導入された空気を送風する遠心式送風機とを備えている。この送風機ユニットの送風空気は、図1に示す空調ユニット10の空調ケース11内のうち、最前部の空気流入空間12に流入するようになっている。
空調ユニット10は、空調ケース11、蒸発器13、ヒータコア15、第1エアミックスドア26、第2エアミックスドア28、デフロスタ吹出口ドア32、フェイス吹出口ドア34、フット吹出口ドア36、およびグリッド部材46などを備えている。
空調ケース11は、車室内へ向かって流れる空気の通路を空調ケース11内に形成している。そして、空調ケース11は、蒸発器13、ヒータコア15、第1エアミックスドア26、第2エアミックスドア28、デフロスタ吹出口ドア32、フェイス吹出口ドア34、フット吹出口ドア36、およびグリッド部材46を収容している。
空調ケース11は、ポリプロピレンのようなある程度の弾性を有し、機械的強度に優れた樹脂にて成形されている。空調ケース11は、成形上の型抜きの都合、ケース内への空調機器の組付上の理由等から具体的には複数の分割ケースに分割して成形した後に、この複数の分割ケースを一体に締結する構成になっている。
空調ユニット10の空調ケース11内において空気流入空間12の後方部には、冷却用熱交換器としての蒸発器13が上下方向に縦配置されている。すなわち、蒸発器13は、その蒸発器13が有するコア部13aの空気流入面13bおよび空気流出面13cが略車両上下方向DR2へ延びるように縦配置されている。
従って、送風機ユニットの送風空気は空気流入空間12に流入した後、この空間12から蒸発器13のコア部13aを前方から後方へと通過する。蒸発器13は周知のように車両空調用冷凍サイクルの膨張弁等の減圧装置により減圧された低圧冷媒が流入し、この低圧冷媒が送風空気から吸熱して蒸発することにより、送風空気を冷却するようになっている。
そして、空調ケース11は、第1空気通路としての暖風通路16、第2空気通路としての上側冷風通路18、および、第3空気通路としての下側冷風通路20を、空調ケース11内において蒸発器13の後方すなわち空気流れ下流側に形成している。これらの通路16、18、20は何れも、車室内へ向けて空気を流す空気通路であり、上側から上側冷風通路18、暖風通路16、下側冷風通路20の順に配置され、互いに並列に設けられている。すなわち、上側冷風通路18および下側冷風通路20は、暖風通路16を迂回させて空気を流す迂回通路である。蒸発器13はコア部13aにて空気を冷却し、その冷却した空気を暖風通路16と上側冷風通路18と下側冷風通路20とへそれぞれ流す。
ヒータコア15は、暖風通路16に配置されており、その暖風通路16を流れる空気を加熱する加熱用熱交換器である。詳細に言えば、ヒータコア15は、周知のように、車両エンジンのエンジン冷却水である温水を熱源として空気を加熱するものである。このヒータコア15は、そのヒータコア15が有するコア部15aの空気流入面15bおよび空気流出面15cが略車両上下方向DR2に延びるように縦配置されている。
そのため、空調ケース11内では、ヒータコア15により加熱された空気である暖風は暖風通路16を流れる。その一方で、蒸発器13通過後にヒータコア15で加熱されない空気すなわち冷風は、ヒータコア15をバイパスして上側冷風通路18と下側冷風通路20とを流れる。
また、空調ケース11は、暖風通路16内のヒータコア15よりも空気流れ下流側に暖風通路仕切壁161を有している。その暖風通路仕切壁161は、暖風通路16を、ヒータコア15よりも空気流れ下流側において主暖風通路16aと、その主暖風通路16aよりも細い副暖風通路16bとに分割している。主暖風通路16aおよび副暖風通路16bは互いに並列に空気を流すように形成され、副暖風通路16bは主暖風通路16aよりも上側に配置されている。
第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28は何れも、不図示の駆動機構によってスライドさせられる周知のフィルムドアにより構成されている。また、第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28は何れも、暖風通路16、上側冷風通路18、および下側冷風通路20の空気流れ上流端に配置されている。要するに、第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28は蒸発器13とヒータコア15との間に配置されている。
第1エアミックスドア26は第2エアミックスドア28に対して上側に配置され、上側冷風通路18、および暖風通路16の上側略半分を開閉する。そして、第2エアミックスドア28は、下側冷風通路20、および暖風通路16の下側略半分を開閉する。
このような構成により、第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28は全体として風量割合調節装置として機能する。すなわち、第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28は全体として、蒸発器13を通過した空気のうち、暖風通路16を流れる空気量と上側冷風通路18を流れる空気量と下側冷風通路20を流れる空気量との風量割合を調節する。そして、第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28は、この風量割合の調節により、車室内への吹出空気温度を調節することができる。
具体的には、周知のエアミックスドアと同様に、第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28は、最大冷房位置から最大暖房位置までの間で連続的にスライド移動させられる。その最大冷房位置とは、第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28が暖風通路16を全閉にすると共に上側冷風通路18と下側冷風通路20とを全開にするスライド位置である。また、最大暖房位置とは、第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28が暖風通路16を全開にすると共に上側冷風通路18と下側冷風通路20とを全閉にするスライド位置である。
また、第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28は、最大冷房位置と最大暖房位置との間の中間位置に位置決めされることもある。その場合には、蒸発器13を通過した空気は、第1エアミックスドア26および第2エアミックスドア28のスライド位置に応じた風量割合で、暖風通路16と上側冷風通路18と下側冷風通路20とへそれぞれ流れる。
空調ケース11は、暖風通路16、上側冷風通路18、および下側冷風通路20の空気流れ下流側に、上側合流空間221および下側合流空間222を形成している。その上側合流空間221は下側合流空間222に対して上側に配置されている。上側合流空間221および下側合流空間222は上下につながっている。そして、上側合流空間221および下側合流空間222は、暖風通路16から流出した暖風と冷風通路18、20から流出した冷風とが混ざり合う1つの冷暖風混合空間22を成している。なお、本開示の合流空間には上側合流空間221が対応する。
詳細には、上側合流空間221には上側冷風通路18と暖風通路16のうちの副暖風通路16bとが接続されており、下側合流空間222には下側冷風通路20と暖風通路16のうちの主暖風通路16aとが接続されている。
そのため、例えばデフロスタ吹出口38またはフェイス吹出口40が開かれて下側合流空間222内の空気が空調ケース11内にて上側へ流れる場合には、結局、上側合流空間221は、暖風通路16と上側冷風通路18と下側冷風通路20との各々から流出した空気が互いに合流する空間になる。また、フット吹出口42が開かれて上側合流空間221内の空気が空調ケース11内にて下側へ流れる場合には、結局、下側合流空間222は、暖風通路16と上側冷風通路18と下側冷風通路20との各々から流出した空気が互いに合流する空間になる。
空調ケース11の上面部分には、第1吹出口としてのデフロスタ吹出口38と、第2吹出口としてのフェイス吹出口40とがそれぞれ開口して設けられている。デフロスタ吹出口38は、フェイス吹出口40よりも車両前方に配置されている。デフロスタ吹出口38およびフェイス吹出口40はそれぞれ上側合流空間221に接続されており、上側合流空間221からの空気を車室内へ吹き出す。
具体的には、デフロスタ吹出口38は、上側合流空間221からの空気を車両前面ガラスの内面に向けて吹き出す吹出口である。また、フェイス吹出口40は、前席に着座している乗員の上半身に向けて上側合流空間221からの空気を吹き出す吹出口である。
更に、図1に示すように、空調ケース11の後方部分には、第3吹出口としてのフット吹出口42が開口して設けられている。フット吹出口42は下側合流空間222に接続されており、下側合流空間222からの空気を車室内へ吹き出す。
具体的には、フット吹出口42は、下側合流空間222からの空気を車室内の乗員の足元部に向けて吹き出す吹出口である。
デフロスタ吹出口ドア32は、上側合流空間221からデフロスタ吹出口38へと空気を流す第1吹出通路381に配置されており、第1吹出口としてのデフロスタ吹出口38を開閉する第1吹出口開閉装置として機能する。具体的に、デフロスタ吹出口ドア32は回動式の板ドアであり、不図示の電動アクチュエータにより作動させられる。
デフロスタ吹出口ドア32は、平板状のドア本体部321と、ドア本体部321の一端に固定されたドア回動軸322とを備えている。そして、デフロスタ吹出口ドア32のドア本体部321は、ドア回動軸322まわりに回動することでデフロスタ吹出口38を開閉する。ドア回動軸322の軸心は車両幅方向DR3(図2参照)に沿った向きになっている。例えば、図1ではデフロスタ吹出口ドア32はデフロスタ吹出口38を閉じた状態で表示され、図7ではデフロスタ吹出口ドア32はデフロスタ吹出口38を開いた状態で表示されている。
また、フット吹出口ドア36は、第3吹出口としてのフット吹出口42を開閉する第3吹出口開閉装置として機能する。フット吹出口ドア36はデフロスタ吹出口ドア32と同様の回動式の板ドアであり、フット吹出口42を開閉する平板状のドア本体部361と、ドア本体部361の一端に固定されたドア回動軸362とを備えている。フェイス吹出口ドア34については後述する。
グリッド部材46は、デフロスタ吹出口38の吹出空気とフェイス吹出口40の吹出空気との温度むらを抑えるために、上側合流空間221内の空気流れをコントロールする部材である。グリッド部材46は、空調ケース11とは別の部材として成形されたものであり、上側合流空間221の一部に配置され、空調ケース11に対して嵌合等により固定されている。グリッド部材46は、図2および図3に示すような形状を成している。
図2は、図1の矢印II方向にグリッド部材46を見たグリッド部材46単体の斜視図であり、図3は、図1の矢印III方向にグリッド部材46を見たグリッド部材46単体の斜視図である。図2および図3に示すように、トンネル形成部461と非トンネル部462とを有している。そのトンネル形成部461は、非トンネル部462に対して車両幅方向DR3の一方に配置されている。非トンネル部462は、車両前後方向DR1および車両上下方向DR2の何れへも開放されている。そのため、図3の矢印AR1cのように上側冷風通路18(図1参照)から上側合流空間221へ流入する空気(すなわち、冷風)は、非トンネル部462内の空間を経て、複数の吹出口38、40、42の何れかへ流れる。
図2および図3に示すように、トンネル形成部461は、空気が流れるトンネル通路463をトンネル形成部461の内側に形成している。トンネル通路463は車両上下方向DR2に延びて形成され、トンネル通路463には、ヒータコア15を通過した空気の一部が下側から流入する。
詳細には図1〜3に示すように、トンネル通路463はそのトンネル通路463の上流側(すなわち、下側)にて、副暖風通路16bと主暖風通路16aとのそれぞれに対して開口している。そのため、図1および図2の矢印AR1hのように、副暖風通路16b内の空気がトンネル通路463へ下側から流入する。それと共に、図1および図3の矢印AR2hのように、主暖風通路16a内の空気の一部がトンネル通路463へ下側から流入する。
また、トンネル形成部461は、図1〜3に示すように、第1流出部464と第2流出部465とを有している。その第1流出部464は第1流出孔464aを形成しており、その第1流出孔464aから矢印ART1(図1および図2参照)のように、トンネル通路463内の空気をデフロスタ吹出口38へと流出させる。例えば、その第1流出部464の第1流出孔464aは、前方へ傾いた斜め上方を向いて開口している。そして、第1流出部464は、トンネル通路463内の空気を第1吹出通路381へ向けて流出させ、その空気は、第1吹出通路381からデフロスタ吹出口38へと流れる。
その一方で、第2流出部465は第2流出孔465aを形成している。その第2流出孔465aは第1流出孔464aとは別個に形成された通気孔である。第2流出部465は、第2流出孔465aから矢印ART2(図1参照)のように、トンネル通路463内の空気をフェイス吹出口40へと流出させる。例えば、その第2流出部465の第2流出孔465aは、上方へ傾いた斜め後方を向いて開口している。そして、第2流出部465は、トンネル通路463内の空気を第2吹出通路401へ向けて流出させ、その空気は、第2吹出通路401からフェイス吹出口40へと流れる。
また、第2流出部465は、トンネル通路463内を流れる空気が第1流出部464に至るまでの途中に設けられている。すなわち、第2流出部465は、トンネル通路463内の空気流れにおいて第1流出部464よりも上流側でトンネル通路463内の空気を流出させる。そして、第2流出部465は、図1の矢印ART2の向きから判るように、蒸発器13側とは反対側を向いて開口している。また、第1流出部464および第2流出部465は、上側合流空間221のうち上側寄りの位置で開口している。なお、図3では、第2流出孔465aを判り易く表示するために、第2流出孔465aにハッチングを付して表示している。
このように構成されたトンネル形成部461は、図1に示すように、上側合流空間221を上下に横切るように配置されている。そして、トンネル形成部461は筒状に形成され、その筒状の内側空間がトンネル通路463となっているので、トンネル形成部461は、トンネル通路463内の空気(具体的には、暖風)を上側冷風通路18から流れる空気(具体的には、冷風)とは隔てて流す。従って、トンネル形成部461は、トンネル通路463に流入した暖風を、上側冷風通路18から流れる冷風によって妨げられることなく、第1流出部464と第2流出部465との一方または両方から流出させることができる。
空調ケース11は、図1に示すように、第1吹出通路381と第2吹出通路401とを隔てる通路隔壁としての区切り部111を有している。その第1吹出通路381は、上述したように上側合流空間221からデフロスタ吹出口38へと空気を流す空気通路であるが、第1吹出通路381には、グリッド部材46の第1流出部464から流出した空気も流入する。すなわち、第1吹出通路381は、第1流出部464からデフロスタ吹出口38へと空気を流す空気通路でもある。
また、第2吹出通路401は、上側合流空間221からフェイス吹出口40へと空気を流す空気通路である。それと共に、第2吹出通路401には、グリッド部材46の第2流出部465から流出した空気も流入するので、第2吹出通路401は、第2流出部465からフェイス吹出口40へと空気を流す空気通路でもある。
ここで、第1吹出通路381、第2吹出通路401、および各熱交換器13、15の相対的な位置関係についてみると、先ず、ヒータコア15は、蒸発器13に対し、一方向としての車両前後方向DR1に並んで配置されている。そして、第1吹出通路381は、車両前後方向DR1における区切り部111の蒸発器13側に設けられ、第2吹出通路401は、車両前後方向DR1における区切り部111の蒸発器13側とは反対側に設けられている。更に、グリッド部材46の第1流出部464は蒸発器13側向きの斜め上側を向いて開口し、その一方で、第2流出部465は、蒸発器13側とは反対側を向いて開口している。
また、上側合流空間221と上側冷風通路18とから成る一空間を介装空間48と呼ぶものとすると、ヒータコア15は、空調ケース11の区切り部111に対し、その介装空間48の少なくとも一部を挟んだ反対側に配置されている。
次に、フェイス吹出口ドア34について説明する。図1に示すように、フェイス吹出口ドア34は、上側合流空間221内においてグリッド部材46よりも車両後方に配置されており、第2吹出口としてのフェイス吹出口40を開閉する第2吹出口開閉装置として機能する。具体的に、フェイス吹出口ドア34はロータリドアであり、不図示の電動アクチュエータにより作動させられる。
フェイス吹出口ドア34は、図4および図5に示すように、ドア回動軸341、342とドア本体部343とトンネル蓋部344とを有している。図4は、図1の矢印IV方向にフェイス吹出口ドア34を見たフェイス吹出口ドア34単体の斜視図であり、図5は、図4とは逆側からフェイス吹出口ドア34を見たフェイス吹出口ドア34単体の斜視図である。フェイス吹出口ドア34は樹脂製であり、左右のドア回動軸341、342とドア本体部343とトンネル蓋部344とが一体成形されてフェイス吹出口ドア34を構成している。
ドア回動軸341、342の軸方向すなわちフェイス吹出口ドア34のドア軸心CLdの軸方向は、車両幅方向DR3に一致している。そして、ドア本体部343は、ドア回動軸341、342まわりに回動することでフェイス吹出口40(図1参照)を開閉する。具体的にドア本体部343は、図1に示すように、第2吹出通路401の空気流れ上流端を開閉するので、言い換えれば、グリッド部材46の第2流出部465よりも空気流れ下流側にてフェイス吹出口40を開閉する。
例えば、図1ではフェイス吹出口ドア34はフェイス吹出口40を最大に開く全開位置にあり、図7ではフェイス吹出口ドア34はフェイス吹出口40を閉じる全閉位置にある。また、図6ではフェイス吹出口ドア34は全開位置と全閉位置との間の中間位置である半開位置にある。フェイス吹出口ドア34は、全開位置、半開位置、全閉位置の3ポジションのうちの何れか1ポジションに位置決めされる。
図4および図5に戻り、ドア本体部343は、左右の扇形の側板部343a、343bと外周ドア面343cと鍔状シール部343d、343eとから構成されている。また、左右のドア回動軸341、342は、左右の側板部343a、343bの扇形の要の位置において左右外側へ突き出すように成形され、空調ケース11の左右両側の側壁部に設けられた不図示の軸受穴に回転自在に支持されている。そして、左右の扇形の側板部343a、343bの外周端部に外周ドア面343cが結合されている。これにより、左右の扇形の側板部343a、343bと外周ドア面343cとが一体となって門形の形状を成している。この門形の形状の内側空間は常に、上側合流空間221(図1参照)に開口している。
また、外周ドア面343cは、ドア回動軸341、342の径方向においてフェイス吹出口ドア34のドア軸心CLdから外側に所定量離れて位置し、かつ、ドア軸心CLdの軸方向へ延びて所定の壁面積を形成している。
フェイス吹出口ドア34のシール構造は所謂リップシールタイプになっており、鍔状シール部343d、343eは、側板部343a、343bおよび外周ドア面343cの周縁部分から外側へ鍔状に突き出している。そして、鍔状シール部343d、343eは、フェイス吹出口ドア34がドア軸心CLdまわりの一方(具体的に、図1では反時計回り)へ回動することにより、空調ケース11(図1参照)のうち鍔状シール部343d、343eに対向するシール部位に押し当てられる。これにより、鍔状シール部343d、343eは、ドア本体部343と空調ケース11との間をシールする。
トンネル蓋部344は、ドア本体部343と一体的に作動して、トンネル形成部461の第2流出部465(図1参照)を開閉する。トンネル蓋部344は、ドア回動軸341、342の径方向においてドア本体部343の外周ドア面343cよりも内側に配置されている。そして、トンネル蓋部344は、ドア回動軸341、342まわりに回動することでトンネル形成部461の第2流出部465を開閉する。例えば、トンネル蓋部344は、ドア本体部343がフェイス吹出口40を閉じる位置(すなわち、フェイス吹出口ドア34の全閉位置)に位置決めされたときに、その第2流出部465を閉じる位置に位置決めされる。
トンネル蓋部344は平板形状を成しており、第2流出部465を閉じる位置にてその第2流出部465に対向する流出部対向面344aを有している。そして、そのトンネル蓋部344の流出部対向面344aは、ドア本体部343がフェイス吹出口40を閉じる位置からフェイス吹出口40を開く向きに回動するほど、第2流出部465から離れる向きに回動する。
このように構成された図1の空調ユニット10では、複数の吹出モードが択一的に実現される。例えば、その吹出モードとしては、フェイスモード、フットモード、バイレベルモード、およびデフロスタモードなどがある。
フェイスモードでは、図1に示すデフロスタ吹出口38がデフロスタ吹出口ドア32によって全閉とされ、且つ、フット吹出口42がフット吹出口ドア36によって全閉とされる。それと共に、フェイスモードでは、フェイス吹出口ドア34が全開位置に位置決めされることでフェイス吹出口40が全開とされる。フェイス吹出口ドア34が全開位置に位置決めされることで、フェイス吹出口40には十分な風量の空調風が供給される。図1は、フェイスモード時における各ドア32、34、36の回動位置を表示している。
また、フットモードでは、デフロスタ吹出口38がデフロスタ吹出口ドア32によって僅かに開かれ、且つ、フット吹出口42がフット吹出口ドア36によって全開とされる。それと共に、フットモードでは、フェイス吹出口ドア34が全閉位置に位置決めされることでフェイス吹出口40が全閉とされる。
また、バイレベルモードでは、デフロスタ吹出口38がデフロスタ吹出口ドア32によって全閉とされ、且つ、フット吹出口42がフット吹出口ドア36によって全開とされる。それと共に、バイレベルモードでは、フェイス吹出口ドア34が半開位置に位置決めされることでフェイス吹出口40が半開とされる。これにより、バイレベルモードにおける空調ケース11内の空気流れは図6に示すようになる。図6の例では、エアミックスドア26、28は最大冷房位置と最大暖房位置との間の中間位置にあり、蒸発器13を通過した空気は、暖風通路16と上側冷風通路18と下側冷風通路20とのそれぞれへ流れる。
図6は、図1と同じ断面で見た空調ユニット10の断面図を部分的に拡大した拡大図であって、バイレベルモードにおける空調ケース11内の空気流れの要部を示した図である。図6において、冷風の流れは二点鎖線の矢印で示され、暖風の流れは実線または破線の矢印で示されている。そして、その暖風の流れのうちグリッド部材46のトンネル通路463を通る暖風の流れは破線の矢印で示されている。
具体的に、バイレベルモードでは、蒸発器13から上側冷風通路18と下側冷風通路20(図1参照)とをそれぞれ通過した冷風は、フェイス吹出口40とフット吹出口42とへ向かう。そして、その冷風のうち、フェイス吹出口40へ向かう冷風は、例えば図6の二点鎖線矢印のように流れる。
詳細に言うと、上側冷風通路18からフェイス吹出口40へ向かう冷風は、グリッド部材46の非トンネル部462内の空間を経てからフェイス吹出口40へ流れる。その際、非トンネル部462内の空間を通過した冷風は、フェイス吹出口ドア34によって2つの流通経路に分岐させられてフェイス吹出口40へ流れる。その2つの流通経路のうちの一方を流れる冷風は、暖風通路16からグリッド部材46のトンネル通路463を経て第2流出部465から流出した暖風に合流する。そして、その2つの流通経路のうちの他方を流れる冷風は、下側冷風通路20からフット吹出口42へ流出せずにフェイス吹出口40へ向かう冷風と、暖風通路16からトンネル通路463へ入らなかった暖風とに合流する。このように冷風はフェイス吹出口40へ向かうがその途中、暖風通路16からの暖風と冷暖風混合空間22にて混ざり合う。
また、ヒータコア15を通過した暖風の一部は破線矢印にようにグリッド部材46のトンネル通路463(図2参照)内を流れる。このとき、デフロスタ吹出口38は全閉になっているので、トンネル通路463内の暖風は専ら、開放された第2流出部465から流出し、フェイス吹出口40へと流れる。また、トンネル通路463内の暖風が第1流出部464から流出したとしても、結局、フェイス吹出口40へと流れる。暖風の一部がトンネル通路463を通ってフェイス吹出口40へと導かれるので、暖風の風量が不足しにくく、フェイス吹出口40から車室内へ吹き出される空調風の温度むらが抑えられる。このようなフェイス吹出口40へ向かう冷風および暖風の流れはフェイスモードでも同様である。
また、デフロスタモードでは、デフロスタ吹出口38がデフロスタ吹出口ドア32によって全開とされ、且つ、フット吹出口42がフット吹出口ドア36によって全閉とされる。それと共に、デフロスタモードでは、フェイス吹出口ドア34が全閉位置に位置決めされることでフェイス吹出口40が全閉とされる。これにより、デフロスタモードにおける空調ケース11内の空気流れは図7に示すようになる。図7の例では、エアミックスドア26、28は最大冷房位置と最大暖房位置との間の中間位置にあり、蒸発器13を通過した空気は、暖風通路16と上側冷風通路18と下側冷風通路20とのそれぞれへ流れる。
図7は、図1と同じ断面で見た空調ユニット10の断面図を部分的に拡大した拡大図であって、デフロスタモードにおける空調ケース11内の空気流れの要部を示した図である。図7でも図6と同様に、冷風の流れは二点鎖線の矢印で示され、暖風の流れは実線または破線の矢印で示されている。そして、その暖風の流れのうちグリッド部材46のトンネル通路463を通る暖風の流れは破線の矢印で示されている。
具体的に、デフロスタモードでは、蒸発器13から上側冷風通路18と下側冷風通路20(図1参照)とをそれぞれ通過した冷風、および、ヒータコア15を通過した暖風は、デフロスタ吹出口38へ向かう。そして、その冷風および暖風は冷暖風混合空間22にて混ざり合う。
また、ヒータコア15を通過した暖風の一部は破線矢印にようにグリッド部材46のトンネル通路463(図2参照)内を流れる。このとき、デフロスタ吹出口38は全開でありグリッド部材46の第2流出部465はフェイス吹出口ドア34のトンネル蓋部344によって塞がれているので、トンネル通路463内の暖風は専ら、第1流出部464から流出し、デフロスタ吹出口38へと流れる。暖風の一部がトンネル通路463を通ってデフロスタ吹出口38へと導かれるので、暖風の風量が不足しにくく、デフロスタ吹出口38から車室内へ吹き出される空調風の温度むらが抑えられる。このようなデフロスタ吹出口38へ向かう冷風および暖風の流れはフットモードでも同様である。
上述したように、本実施形態によれば、グリッド部材46のトンネル形成部461は、図1〜3に示すように、ヒータコア15を通過した空気の一部が暖風通路16から流入するトンネル通路463を形成している。そして、トンネル形成部461の第1流出部464はトンネル通路463内の空気をデフロスタ吹出口38へ流出させ、トンネル形成部461の第2流出部465はトンネル通路463内の空気をフェイス吹出口40へ流出させる。
そのため、ヒータコア15で加熱されトンネル通路463を通った暖風を、デフロスタ吹出口38がデフロスタ吹出口ドア32によって開かれていればデフロスタ吹出口38へ流すことができる。そして、フェイス吹出口40がフェイス吹出口ドア34によって開かれていれば、そのヒータコア15で加熱されトンネル通路463を通った暖風をフェイス吹出口40へ流すことができる。すなわち、トンネル通路463内の暖風を、上側冷風通路18から上側合流空間221に流入する冷風に妨げられることなく、デフロスタ吹出口38またはフェイス吹出口40へ効率良く導くことができる。
従って、デフロスタ吹出口38とフェイス吹出口40との何れが開かれる吹出モードあっても、デフロスタ吹出口38とフェイス吹出口40とのうちの開いている吹出口へ導かれる暖風の風量不足を抑えることが可能である。それと共に、例えば、その開いている吹出口(特に、フェイス吹出口40)から吹き出される空気の温度むらを抑えることが可能である。例えば、デフロスタ吹出口38へ導かれる暖風の風量不足が抑えられることにより、デフロスタモード時の窓晴れ性が改善される。
また、本実施形態によれば、フェイス吹出口ドア34のトンネル蓋部344は、ドア本体部343がフェイス吹出口40を閉じる位置に位置決めされたときに、グリッド部材46の第2流出部465を閉じる位置に位置決めされる。従って、フェイス吹出口40を閉じる吹出モードでは、トンネル通路463内の暖風を専らグリッド部材46の第1流出部464から流出させることができる。例えばデフロスタモードにおいて、トンネル通路463内の暖風をデフロスタ吹出口38へと円滑に流すことが可能である。
また、本実施形態によれば、フェイス吹出口ドア34のドア本体部343は、グリッド部材46の第2流出部465よりも空気流れ下流側にてフェイス吹出口40を開閉する。従って、フェイス吹出口40が閉じられる吹出モードでは、第2流出部465からフェイス吹出口40への空気流れを、フェイス吹出口ドア34のトンネル蓋部344だけでなくドア本体部343でも阻止することができる。
また、本実施形態によれば、グリッド部材46において第2流出部465の第2流出孔465aは、第1流出部464の第1流出孔464aとは別個の孔として形成されている。従って、第2流出孔465aが第1流出孔464aとつながって1つの孔になっている場合と比較して、その第2流出孔465aを閉じるようにフェイス吹出口ドア34のトンネル蓋部344を構成することが容易である。
また、本実施形態によれば、トンネル形成部461は、図1に示すように、上側合流空間221を上下に横切るように配置されている。従って、暖風通路16の暖風を、暖風通路16から上側合流空間221を横切った反対側にまで、具体的には上側合流空間221のうちの上側にまで、トンネル形成部461のトンネル通路463を通して導くことが可能である。
また、本実施形態によれば、空調ケース11の区切り部111は、第1吹出通路381と第2吹出通路401とを隔てる通路隔壁である。そして、その第1吹出通路381は、グリッド部材46の第1流出部464からデフロスタ吹出口38へ空気を流す通路であり、第2吹出通路401は、グリッド部材46の第2流出部465からフェイス吹出口40へと空気を流す通路である。従って、デフロスタ吹出口38が開いていれば第1流出部464から流出した暖風を円滑にデフロスタ吹出口38へ導くことができ、フェイス吹出口40が開いていれば第2流出部465から流出した暖風を円滑にフェイス吹出口40へ導くことができる。
(他の実施形態)
(1)上述の実施形態において、空調ユニット10の吹出モードとして、フェイスモード、フットモード、バイレベルモード、およびデフロスタモードが例示されているが、吹出モードの数に限定はない。例えば、その4つの吹出モードに加えて、デフロスタ吹出口38とフット吹出口42とが全開とされ且つフェイス吹出口ドア34が全閉とされるフットデフロスタモードがあってもよい。
(1)上述の実施形態において、空調ユニット10の吹出モードとして、フェイスモード、フットモード、バイレベルモード、およびデフロスタモードが例示されているが、吹出モードの数に限定はない。例えば、その4つの吹出モードに加えて、デフロスタ吹出口38とフット吹出口42とが全開とされ且つフェイス吹出口ドア34が全閉とされるフットデフロスタモードがあってもよい。
(2)上述の実施形態のグリッド部材46において、第2流出部465は、図3に示すように開口しているが、その第2流出部465の形状および位置に限定はない。例えば、第2流出部465の形状および位置は、その第2流出部465を開閉するフェイス吹出口ドア34の形状および配置に応じて、適宜定められればよい。
(3)上述の実施形態において、フェイス吹出口ドア34はロータリドアであるが、デフロスタ吹出口ドア32と同様の片持ちドアであってもよいし、スライド式ドアであってもよい。フェイス吹出口ドア34は、フェイス吹出口40を閉じる吹出モードにおいて、フェイス吹出口40を閉じると共にグリッド部材46の第2流出部465も閉じることができれば、フェイス吹出口ドア34のドア形式に限定はない。
(4)上述の実施形態において、デフロスタ吹出口ドア32およびフェイス吹出口ドア34はそれぞれ別個のドア装置であるが、互いが機械的に独立している必要はない。例えば、デフロスタ吹出口ドア32とフェイス吹出口ドア34とが1つのドア装置を構成していることも考え得る。
(5)上述の実施形態において、蒸発器13およびヒータコア15は縦配置されているが、蒸発器13およびヒータコア15は空調ケース11内の空気流れに応じて何れの方向を向いて配置されていても構わない。
(6)上述の実施形態において、エアミックスドア26、28は2つ設けられているが、1つであっても3つ以上であっても差し支えない。また、エアミックスドア26、28はフィルムドアであるが、一軸を中心に回動する板状ドア等の他の形式のドアであっても差し支えない。
(7)上述の実施形態において、暖風通路16は、ヒータコア15よりも空気流れ下流側においては、主暖風通路16aと副暖風通路16bとに分割されているが、そのように分割されていなくても差し支えない。
(8)上述の実施形態において、暖風通路16を迂回させて空気を流す迂回通路として、上側冷風通路18および下側冷風通路20というように2つの空気通路が設けられているが、その迂回通路は1つであってもよい。例えば、下側冷風通路20が無い空調ケース11も考え得る。
なお、本開示は上記した実施形態に限定されるものではない。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。また、上記実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
Claims (11)
- 車両用空調ユニットであって、
車室内へ向けて空気を流す第1空気通路(16)、前記第1空気通路を迂回させ且つ前記車室内へ向けて空気を流す第2空気通路(18)、および、前記第1空気通路と前記第2空気通路とへ接続され前記第1空気通路から流出した空気と前記第2空気通路から流出した空気とが合流する合流空間(221)を形成し、前記合流空間へ接続され前記車室内へ空気を吹き出す第1吹出口(38)と第2吹出口(40)とが設けられた空調ケース(11)と、
前記空調ケース内に配置され、空気を冷却し該冷却した空気を前記第1空気通路と前記第2空気通路とへ流す冷却用熱交換器(13)と、
前記第1空気通路に配置され、該第1空気通路を流れる空気を加熱する加熱用熱交換器(15)と、
前記冷却用熱交換器を通過した空気のうち、前記第1空気通路を流れる空気量と前記第2空気通路を流れる空気量との風量割合を調節する風量割合調節装置(26、28)と、
前記第1吹出口を開閉する第1吹出口開閉装置(32)と、
前記第2吹出口を開閉する第2吹出口開閉装置(34)と、
前記合流空間の一部に配置され、前記加熱用熱交換器を通過した空気の一部が前記第1空気通路から流入するトンネル通路(463)を形成するトンネル形成部(461)とを備え、
前記トンネル形成部は、前記トンネル通路内の空気を前記第1吹出口へ流出させる第1流出部(464)と、前記トンネル通路内の空気を前記第2吹出口へ流出させる第2流出部(465)とを有し、前記トンネル通路内の空気を前記第2空気通路から流れる空気とは隔てて流す車両用空調ユニット。 - 前記第2吹出口開閉装置は、前記第2吹出口を開閉するドア本体部(343)と、該ドア本体部と一体的に作動して前記トンネル形成部の第2流出部を開閉するトンネル蓋部(344)とを有し、
該トンネル蓋部は、前記ドア本体部が前記第2吹出口を閉じる位置に位置決めされたときに、前記第2流出部を閉じる位置に位置決めされる請求項1に記載の車両用空調ユニット。 - 前記ドア本体部は、前記第2流出部よりも空気流れ下流側にて前記第2吹出口を開閉する請求項2に記載の車両用空調ユニット。
- 前記第2吹出口開閉装置はドア回動軸(341、342)を有し、前記ドア本体部および前記トンネル蓋部は前記ドア回動軸まわりに回動することで前記第2吹出口および前記第2流出部をそれぞれ開閉し、
前記トンネル蓋部は、前記第2流出部を閉じる位置にて該第2流出部に対向する流出部対向面(344a)を有し、
前記ドア本体部が前記第2吹出口を閉じる位置から前記第2吹出口を開く向きに回動するほど、前記流出部対向面は前記第2流出部から離れる向きに回動する請求項2または3に記載の車両用空調ユニット。 - 前記第1流出部は第1流出孔(464a)を形成し、該第1流出孔から前記トンネル通路内の空気を流出させ、
前記第2流出部は前記第1流出孔とは別個に第2流出孔(465a)を形成し、該第2流出孔から前記トンネル通路内の空気を流出させる請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。 - 前記トンネル形成部は前記合流空間を横切るように配置されている請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
- 前記第2流出部は、前記トンネル通路内の空気流れにおいて前記第1流出部よりも上流側で前記トンネル通路内の空気を流出させる請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
- 前記空調ケースは、前記第1流出部から前記第1吹出口へ空気を流す第1吹出通路(381)と前記第2流出部から前記第2吹出口へ空気を流す第2吹出通路(401)とを隔てる区切り部(111)を有している請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
- 前記加熱用熱交換器は、前記冷却用熱交換器に対し一方向(DR1)に並んで配置され、
前記第1吹出通路は、前記一方向における前記区切り部の前記冷却用熱交換器側に設けられ、
前記第2吹出通路は、前記一方向における前記区切り部の前記冷却用熱交換器側とは反対側に設けられ、
前記第2流出部は、前記冷却用熱交換器側とは反対側を向いて開口している請求項8に記載の車両用空調ユニット。 - 前記加熱用熱交換器は、前記区切り部に対し、前記合流空間と前記第2空気通路とから成る介装空間(48)の少なくとも一部を挟んだ反対側に配置されている請求項8または9に記載の車両用空調ユニット。
- 前記第1吹出口はデフロスタ吹出口であり、前記第2吹出口はフェイス吹出口である請求項1ないし10のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
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