JPWO2016157507A1 - 冗長化システム及び通信ユニット - Google Patents

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Abstract

本発明は、第1制御装置と、第1制御装置に接続され、第1制御装置の予備装置である第2制御装置と、第1制御装置及び第2制御装置に接続される複数の従属系通信ユニットとを含んで構成される冗長化システムにおいて、第1制御装置は、複数の従属系通信ユニットの中から通信異常の監視対象となる監視対象ユニットを特定するための情報を含むパラメータと、複数の従属系通信ユニットの生存確認用データとを記憶する記憶部と、生存確認用データに基づいて複数の従属系通信ユニットの中に生存未確認ユニットが存在すると判断でき、パラメータに基づいて当該生存未確認ユニットが監視対象ユニットであると判断できる場合には、第1制御装置から第2制御装置への系切替えを行う制御部とを備える。

Description

本出願は、制御系ユニットと第1通信ユニットを含む第1システムと、第1通信ユニットと接続される第2通信ユニットを含み、第1システムの予備装置である第2システムと、第1通信ユニット及び第2通信ユニットに接続される複数の従属系通信ユニットと、第1システムに接続されるユーザ装置とを含んで構成される冗長化システム及び通信ユニットに関する。
従来、二重化プログラマブルコントローラにおいて、通信障害が発生した場合、制御系と待機系を切替えて、新制御系として動作することになった旧待機系のプログラマブルコントローラにより通信を継続させる方法がある(例えば、特許文献1参照)。
また、二重化プログラマブルコントローラの系切替方式として、検出される通信異常が系切替トリガ要件を含み、系切替不可要因を含まない場合、常時は運転状態にある運転プログラマブルコントローラから、常時は待機状態にある待機プログラマブルコントローラへ系切替を行う方法がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−217358号公報 特開2010−146363号公報
従来の技術では、プログラマブルコントローラに対応する専用の制御プログラムを利用することにより、特定の通信ユニットとの通信異常を検出し、通信異常の検出を契機として系切替を実行することが可能となる。しかし、この専用の制御プログラムは、作成および修正に要する作業負担が大きいという問題がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、特定の通信ユニットとの通信異常の検出を契機とする系切替を簡易に実現することが可能な冗長化システム及び通信ユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1制御装置と、第1制御装置に接続され、第1制御装置の予備装置である第2制御装置と、第1制御装置及び第2制御装置に接続される複数の従属系通信ユニットとを含んで構成される冗長化システムにおいて、第1制御装置は、複数の従属系通信ユニットの中から通信異常の監視対象となる監視対象ユニットを特定するための情報を含むパラメータと、複数の従属系通信ユニットの生存確認用データとを記憶する記憶部と、生存確認用データに基づいて複数の従属系通信ユニットの中に生存未確認ユニットが存在すると判断でき、パラメータに基づいて当該生存未確認ユニットが監視対象ユニットであると判断できる場合には、第1制御装置から第2制御装置への系切替えを行う制御部とを備えることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御系ユニットと第1通信ユニットを含む第1システムと、第1通信ユニットと接続される第2通信ユニットを含み、第1システムの予備装置である第2システムと、第1通信ユニット及び第2通信ユニットに接続される複数の従属系通信ユニットとを含んで構成される冗長化システムにおいて、第1通信ユニットは、複数の従属系通信ユニットの中から通信異常の監視対象となる監視対象ユニットを特定するための情報を含むパラメータと、複数の従属系通信ユニットから逐次送信される生存確認用データとを記憶する記憶部と、生存確認用データに基づいて、複数の従属系通信ユニットの中に一定時間以上生存の確認がとれていない生存未確認ユニットが存在するかを判定し、判定の結果、生存未確認ユニットが存在する場合には、パラメータを参照して、生存未確認ユニットが監視対象ユニットであるかを判定し、判定の結果、生存未確認ユニットが監視対象ユニットである場合には、第1システムから第2システムへの系切替要求を制御系ユニットに通知する制御部とを備えることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1システムと当該第1システムの待機系である第2システムとで冗長構成された冗長化システムに搭載される通信ユニットにおいて、通信ユニットは、第1システム及び第2システムに接続される複数の従属系通信ユニットと通信可能に接続され、複数の従属系通信ユニットの中から通信異常の監視対象となる監視対象ユニットを特定するための情報を含むパラメータと、複数の従属系通信ユニットから逐次送信される生存確認用データとを記憶する記憶部と、生存確認用データに基づいて、複数の従属系通信ユニットの中に一定時間以上生存の確認がとれていない生存未確認ユニットが存在するかを判定し、判定の結果、生存未確認ユニットが存在する場合には、パラメータを参照して、当該生存未確認ユニットが監視対象ユニットであるかを判定し、判定の結果、生存未確認ユニットが監視対象ユニットである場合には、第1システムから第2システムへの系切替の実行を決定する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、特定の通信ユニットとの間の通信異常の検出を契機とする系切替を簡易に実現することができる。
実施の形態1に係る冗長化システムの概略構成を示す模式図 実施の形態1に係るユーザ装置により設定されるパラメータ設定画面の例を示す図 実施の形態1に係る冗長化システムに含まれる装置の内部構成例を示す図 実施の形態1に係る冗長化システムの処理の流れを示す図 通信障害発生位置の例を示す図 実施の形態2に係るユーザ装置により設定されるパラメータの構成例を示す図 実施の形態2に係るマスタ通信ユニットの処理の流れを示すフローチャート 実施の形態3に係る冗長化システムの処理の流れを示す図 実施の形態3に係る診断情報画面の構成例を示す図
実施の形態1.
以下、本発明に係る冗長化システム及び通信ユニットの実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、この実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
図1は、実施の形態1に係る冗長化システム1000の概略構成を示す模式図である。図1に示すように、実施の形態1に係る冗長化システム1000は、制御系であるマスタシステム10と、マスタシステム10の予備装置であって待機系であるサブマスタシステム20とで二重化された冗長構成を有している。実施の形態1に係る冗長化システム1000は、ライン接続されるネットワークユニットを含んで構成されてもよいし、ライン接続されるネットワークユニット及びスター接続させるネットワークユニットを含んで構成されてもよい。
また、図1に示すように、実施の形態1に係る冗長化システム1000は、マスタシステム10及びサブマスタシステム20に接続されるローカルシステム30、ローカルシステム40及びローカルシステム50と、マスタシステム10に接続されるユーザ装置1とを含んで構成される。
マスタシステム10は、各種入力を取り込み、予め設定された条件に従って接続機器の動作を制御するプログラマブルコントローラ11と、待機系であるサブマスタシステム20との間で制御情報を同期するためのトラッキング用通信ユニット12と、ローカルシステム30、ローカルシステム40及びローカルシステム50との間の通信を制御するマスタ通信ユニット13とを含んで構成される。マスタシステム10は、第1システムの一例である。プログラマブルコントローラ11は、制御系ユニットの一例である。マスタ通信ユニット13は、第1通信ユニットの一例である。
サブマスタシステム20は、各種入力を取り込み、予め設定された条件に従って接続機器の動作を制御するプログラマブルコントローラ21と、制御系であるマスタシステム10との間で制御情報を同期するためのトラッキング用通信ユニット22と、ローカルシステム30、ローカルシステム40及びローカルシステム50との間の通信を制御するサブマスタ通信ユニット23とを含んで構成される。サブマスタシステム20は、第2システムの一例である。サブマスタ通信ユニット23は、第2通信ユニットの一例である。
ローカルシステム30は、各種入力を取り込み、予め設定された条件に従って接続機器の動作を制御するプログラマブルコントローラ31と、マスタシステム10又はサブマスタシステム20との間の通信を制御する通信ユニット32とを含んで構成される。ローカルシステム40は、各種入力を取り込み、予め設定された条件に従って接続機器の動作を制御するプログラマブルコントローラ41と、マスタシステム10又はサブマスタシステム20との間の通信を制御する通信ユニット42とを含んで構成される。ローカルシステム50は、各種入力を取り込み、予め設定された条件に従って接続機器の動作を制御するプログラマブルコントローラ51と、マスタシステム10又はサブマスタシステム20との間の通信を制御する通信ユニット52とを含んで構成される。通信ユニット32、通信ユニット42及び通信ユニット52は、マスタ通信ユニット13及びサブマスタ通信ユニット23に接続される。通信ユニット32、通信ユニット42及び通信ユニット52は、従属系通信ユニットの一例である。
マスタ通信ユニット13及びサブマスタ通信ユニット23は、ユーザ装置1においてユーザにより設定されたパラメータ5をそれぞれ保持する。パラメータ5には、通信ユニット32、通信ユニット42及び通信ユニット52の中から通信異常の監視対象となる監視対象ユニットを特定するための情報、各通信ユニットの動作設定情報、及び通信領域の範囲が含まれる。プログラマブルコントローラ11は、ユーザ装置1においてユーザにより設定されたパラメータ5をダウンロードして、マスタ通信ユニット13に転送する。マスタ通信ユニット13は、プログラマブルコントローラ11から転送されてきたパラメータ5を保持する。マスタ通信ユニット13は、ネットワークを介して、パラメータ5をサブマスタ通信ユニット23に転送する。サブマスタ通信ユニット23は、マスタ通信ユニット13から転送されてきたパラメータ5を保持する。トラッキング用通信ユニット12及びトラッキング用通信ユニット22は、プログラマブルコントローラ11の制御情報と、プログラマブルコントローラ21の制御情報とを同期させるトラッキング通信を実行する。
また、図1に示すように、マスタシステム10は、通信ユニット32、通信ユニット42及び通信ユニット52から、通信可能な状態にあることを通知するための生存確認用データ30a、生存確認用データ40a及び生存確認用データ50aをそれぞれ受信する。通信ユニット32、通信ユニット42及び通信ユニット52は、自局に設定される送信タイミングで生存確認用データ30a、生存確認用データ40a及び生存確認用データ50aを逐次送信する。通信ユニット32、通信ユニット42及び通信ユニット52は、制御データとは別に、生存確認用データ30a、生存確認用データ40a及び生存確認用データ50aを送信する。なお、上記図1に示す例では、サブマスタ通信ユニット23も、通信ユニット32、通信ユニット42及び通信ユニット52と同様に、生存確認用データ20aをマスタ通信ユニット13に送信する。
図2は、実施の形態1に係るユーザ装置により設定されるパラメータ設定画面の例を示す図である。ユーザ装置1は、パラメータ5を設定するためのパラメータ設定画面60を表示する。パラメータ設定画面60は、冗長化システム1000に含まれる通信ユニットの台数が設定される設定項目61と、通信ユニットの型名が設定される設定項目62と、ネットワークユニットの局番が設定される設定項目63と、ネットワークユニットの局種別が設定される設定項目64と、系切替監視対象局が設定される設定項目65と、監視優先順位が設定される設定項目66とを含んで構成される。図2に示す例では、局番「2番」のローカル局が系切替監視対象局に設定されている。
図2に示す局番「0番」のマスタ局は、図1に示すマスタ通信ユニット13に対応し、図2に示す局番「1番」のローカル局は、図1に示す通信ユニット32に対応し、図2に示す局番「2番」のローカル局は、図1に示す通信ユニット42に対応し、図2に示す局番「3番」のローカル局は、図1に示す通信ユニット52に対応し、図2に示す局番「4番」のサブマスタ局は、図1に示すサブマスタ通信ユニット23に対応する。
図3は、実施の形態1に係る冗長化システム1000に含まれる装置の内部構成例を示す図である。なお、マスタシステム10及びサブマスタシステム20は、基本的に同様の構成を有するので、以下では、一例として、マスタシステム10の構成を取り挙げて説明する。
図3に示すように、マスタシステム10のプログラマブルコントローラ11は、マスタシステム10における各種制御に対応する処理を実行するマイクロプロセッサ11aと、マイクロプロセッサ11aにより実行される処理を実現するための各種プログラム及びデータを記憶するメモリユニット11bと、内部バスに接続されるバスインタフェース11cとを備える。マイクロプロセッサ11aは、マスタシステム10における各種制御に対応する処理を実行する。メモリユニット11bは、マイクロプロセッサ11aにより実行される処理を実現するための各種プログラム及びデータを記憶する。メモリユニット11bは、マイクロプロセッサ11aによる処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。メモリユニット11bは、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ストレージ、着脱可能なメモリデバイス、またはこれらの組み合わせによって構成される。バスインタフェース11cは、トラッキング用通信ユニット12及びマスタ通信ユニット13に接続するためのインタフェースである。また、バスインタフェース11cは、ケールブル200aを介して、ユーザ装置1に接続するためのインタフェースである。
図3に示すように、トラッキング用通信ユニット12は、トラッキング通信に利用されるトラッキングメモリ12b、及び内部バス及びケーブル200bに接続されるバスインタフェース12cを備える。トラッキングメモリ12bは、プログラマブルコントローラ11の制御情報と、プログラマブルコントローラ21の制御情報とを同期させるための通信を実行する際のバッファとして機能する。バスインタフェース12cは、プログラマブルコントローラ11に接続するためのインタフェースである。また、バスインタフェース12cは、ケーブル200bを介して、トラッキング用通信ユニット22に接続するためのインタフェースである。
図3に示すように、マスタ通信ユニット13は、マスタ通信ユニット13における各種制御に対応する処理を実行するマイクロプロセッサ13aと、マイクロプロセッサ13aにより実行される処理を実現するための各種プログラム及びデータを記憶するメモリユニット13bと、バスインタフェース13cと、ネットワークインタフェース13dを備える。マスタ通信ユニット13は、ハードウェア資源であるマイクロプロセッサ13a及びメモリユニット13bを用いて、各種制御に対応するプログラムを実行することにより、各種制御に対応する処理を実現する。例えば、マスタ通信ユニット13は、メモリユニット13bに記憶されているプログラムを読み出して、メモリユニット13bに割り当てられる作業領域に展開し、展開されたプログラムに含まれる命令をマイクロプロセッサ13aに実行させる。そして、マスタ通信ユニット13は、マイクロプロセッサ13aによる命令の実行結果に応じて、各種制御に対応する処理を実行する。
図3に示すように、メモリユニット13bには、例えば、系切替判定プログラムd1、パラメータd2、生存確認用データd3、系切替情報d4が記憶される。パラメータd2は、上記パラメータ5に対応する。
系切替判定プログラムd1は、系切替に関する処理を実現するために以下に説明する各種機能を提供する。すなわち、系切替判定プログラムd1は、生存用確認データd3に基づいて、通信ユニット32、通信ユニット42及び通信ユニット52の中に一定時間以上生存の確認がとれていない生存未確認ユニットが存在するかを判定する。系切替判定プログラムd1は、判定の結果、生存未確認ユニットが存在する場合には、パラメータd2を参照して、当該生存未確認ユニットが監視対象局であるかを判定する。系切替判定プログラムd1は、判定の結果、生存未確認ユニットが監視対象局である場合には、マスタシステム10からサブマスタシステム20への系切替要求をプログラマブルコントローラ11に通知する。さらに、系切替判定プログラムd1は、系切替の実行を決定した場合に、系切替に関する系切替情報d4をメモリユニット13bに格納する。
メモリユニット13bに記憶されるパラメータd2は、ユーザ装置1を用いてユーザにより設定されるパラメータ5に対応する。メモリユニット13bに記憶される生存確認用データd3は、通信ユニット32、通信ユニット42及び通信ユニット52から逐次送信される生存確認用データ30a、生存確認用データ40a及び生存確認用データ50aを含んで構成される。系切替情報d4は、系切替に関する情報である。系切替情報4dには、系切替の実施時刻、通信異常局、系切替局、及び系切替の要因が含まれる。系切替情報は、マイクロプロセッサ13aにより格納される。
図3に示すように、ユーザ装置1は、マイクロプロセッサ1aと、メモリユニット1bと、ディスプレイ1cと、バスインタフェース1dとを備える。マイクロプロセッサ1aは、ユーザ装置1における各種制御に対応する処理を実行する。メモリユニット1bは、マイクロプロセッサ1aにより実行される処理を実現するための各種プログラム及びデータを記憶する。ディスプレイ1cは、各種情報を表示する。
メモリユニット1bは、パラメータ設定プログラムd5を記憶する。パラメータ設定プログラムd5は、通信ユニット32、通信ユニット42及び通信ユニット52の中から通信異常の監視対象となる監視対象ユニットを特定するための情報、各通信ユニットの動作設定情報、及び通信領域の範囲を含むパラメータ5を設定するための機能を提供する。パラメータ設定プログラムd5は、図2に示すパラメータ設定画面をディスプレイ1cに表示することにより、ユーザによるパラメータ5の設定を可能とする。
図4を用いて、実施の形態1に係る冗長化システム1000の処理の流れについて説明する。図4は、実施の形態1に係る冗長化システム1000の処理の流れを示す図である。
図4に示すように、マスタ通信ユニット13は、生存確認用データの受信確認を実行する(ステップS11)。続いて、マスタ通信ユニット13は、一定時間以上生存の確認がとれていな生存未確認ユニットがあるかを判定する(ステップS12)。
マスタ通信ユニット13は、判定の結果、一定時間以上生存の確認がとれていな生存未確認ユニットがない場合には(ステップS12,No)、上記ステップS11の処理手順に戻って、生存確認用データの受信確認を継続する。一方、マスタ通信ユニット13は、判定の結果、一定時間以上生存の確認がとれていな生存未確認ユニットがある場合には(ステップS12,Yes)、該当の通信ユニットが監視対象局であるかを判定する(ステップS13)。
マスタ通信ユニット13は、判定の結果、ステップS12で検出された生存未確認ユニットが監視対象局ではない場合には(ステップS13,No)、上記ステップS11の処理手順に戻って、生存確認用データの受信確認を継続する。一方、マスタ通信ユニット13は、判定の結果、ステップS12で検出された生存未確認ユニットが監視対象局である場合には(ステップS13,Yes)、系切替要求をトラッキング用通信ユニット12及びプログラマブルコントローラ11にそれぞれ通知する(ステップS14)。マスタ通信ユニット13から通知される系切替要求は、例えば、トラッキング用通信ユニット12のトラッキングメモリ12bに予め割り当てられる割り込み受付領域、及びプログラマブルコントローラ11のメモリユニット11bに割り当てられる割り込み受付領域にそれぞれ通知される。トラッキング用通信ユニット12は、トラッキングメモリ12bの割り込み受付領域の読み出しを行うことにより系切替要求を検出する。プログラマブルコントローラ11は、メモリユニット11bの割り込み受付領域の読み出しを行うことにより系切替要求を検出する。
続いて、マスタ通信ユニット13は、系切替情報を格納する(ステップS15)。
トラッキング用通信ユニット12は、マスタ通信ユニット13から系切替要求を受け付けると、系切替通知をサブマスタシステム20のトラッキング用通信ユニット22に送信する(ステップS16)。
プログラマブルコントローラ11は、マスタ通信ユニット13から系切替要求を受け付けると、予備装置であるサブマスタシステム20を待機状態から運転状態とするための系切替を実行する(ステップS17)。
トラッキング用通信ユニット22は、トラッキング用通信ユニット22から系切替通知を受信すると、系切替通知をプログラマブルコントローラ21及びサブマスタ通信ユニット23にそれぞれ伝達する(ステップS18)。
プログラマブルコントローラ21は、トラッキング用通信ユニット22から系切替通知を受け付けると、待機状態から運転状態に移行するための系切替を実行する(ステップS19)。
上述してきたように、実施の形態1に係る冗長化システム1000において、マスタ通信ユニット13は、監視対象局として設定された通信ユニット42の通信異常を検出すると、系切替要求を自動的に通知する。このため、実施の形態1によれば、監視対象局である通信ユニットとの通信異常を検出して系切替を実行させるための専用の制御プログラムを作成し、この専用の制御プログラムをプログラマブルコントローラ11に実行させることなく、特定の通信ユニットとの間の通信異常の検出を契機とする系切替を簡易に実現することができる。
図5は、通信障害発生位置の例を示す図である。図5に示す例では、マスタシステム10と、ローカルシステム42との間で、ケーブル断線などを原因とする通信障害CF1が発生している。この場合、通信ユニット42から送信される生存確認用データ40aは、マスタ通信ユニット13に受信されない。このため、マスタ通信ユニット13は、監視対象局である通信ユニット42の生存を確認できないので、サブマスタ通信ユニット23によって通信ユニット42との通信を継続させるために、系切替を決定する。このようにして、実施の形態1によれば、ユーザ装置1により設定されるパラメータに基づいて監視対象局とされる特定の通信ユニットとの通信を継続させることができる。
また、実施の形態1によれば、監視対象局である通信ユニット42の監視にプログラマブルコントローラ11の処理能力が利用されないので、監視対象局である通信ユニット42の監視をプログラマブルコントローラ11に実行させる場合に比較して、プログラマブルコントローラ11の負荷を軽減することができ、結果として、マスタシステム10の全体の処理能力を高めることができる。また、実施の形態1によれば、マスタ通信ユニット13は、系切替要求の通知に伴い、系切替の実施時刻、通信異常局、系切替局、及び系切替の要因をメモリユニット13bに格納するので、システムメンテナンス及びトラブルシューティングに利用できる。
実施の形態2.
以下の実施の形態2では、監視対象局として複数の通信ユニットが設定される場合のマスタ通信ユニット13の処理について説明する。
図6は、実施の形態2に係るユーザ装置により設定されるパラメータ設定画面の例を示す図である。実施の形態2では、パラメータ設定画面60において複数の通信ユニットが監視対象局に設定される。図6に示す例では、局番「1番」のローカル局および局番「2番」のローカル局が、監視対象局にそれぞれ設定されている。また、図6に示す例では、局番「2番」のローカル局が、監視優先順位「1位」に設定され、局番「1番」のローカル局が監視優先順位「2位」に設定されている。
系切替判定プログラムは、実施の形態1において説明した機能に加えて、複数の監視対象局に対応する処理を実行するための機能を提供する。具体的には、系切替判定プログラムは、生存未確認ユニットが監視対象局である場合、監視対象局が複数存在するかを判定し、複数存在する場合には、監視優先順位が上位の監視対象局から系切替の実行を決定するための機能を提供する。
図7を用いて、実施の形態2に係るマスタ通信ユニットの処理の流れについて説明する。図7は、実施の形態2に係るマスタ通信ユニットの処理の流れを示すフローチャートである。図7に示す処理は、マイクロプロセッサ13aが、メモリユニット13bに記憶される系切替プログラムd1を実行することにより実現される。
図7に示すように、マスタ通信ユニット13は、生存確認用データの受信確認を実行する(ステップS101)。続いて、マスタ通信ユニット13は、一定時間以上生存の確認がとれていない生存未確認ユニットがあるかを判定する(ステップS102)。
マスタ通信ユニット13は、判定の結果、一定時間以上生存の確認がとれていない生存未確認ユニットがない場合には(ステップS102,No)、上記ステップS101の処理手順に戻って、生存確認用データの受信確認を継続する。一方、マスタ通信ユニット13は、判定の結果、一定時間以上生存の確認がとれていない生存未確認ユニットがある場合には(ステップS102,Yes)、該当の通信ユニットが監視対象局であるかを判定する(ステップS103)。
マスタ通信ユニット13は、判定の結果、ステップS102で検出された生存未確認ユニットが監視対象局ではない場合には(ステップS103,No)、上記ステップS101の処理手順に戻って、生存確認用データの受信確認を継続する。一方、マスタ通信ユニット13は、判定の結果、ステップS102で検出された生存未確認ユニットが監視対象局である場合には(ステップS103,Yes)、監視対象局に該当する生存未確認ユニットが複数存在するかを判定する(ステップS104)。すなわち、マスタ通信ユニット13は、ステップS102で検出される生存未確認ユニットに該当し、かつ、監視対象局にも該当するものが複数存在するかを判定する。
マスタ通信ユニット13は、判定の結果、生存未確認ユニットに該当し、かつ、監視対象局にも該当するものが複数存在する場合には(ステップS104,Yes)、生存未確認ユニットであり、かつ監視対象局である通信ユニットのうち、監視優先順位が上位の通信ユニットの系切替要求を通知し(ステップS105)、ステップS105の系切替要求に対応する系切替情報を格納する(ステップS106)。
続いて、マスタ通信ユニット13は、監視優先順位が次位の通信ユニットの系切替要求を通知し(ステップS107)、ステップS107の系切替要求に対応する系切替情報を格納する(ステップS108)。
続いて、マスタ通信ユニット13は、系切替を要する通信ユニットが残っているかを判定する(ステップS109)。すなわち、マスタ通信ユニット13は、ステップS104の判定結果で検出された通信ユニットのすべてについて、系切替要求の通知を終了したかを判定する。
マスタ通信ユニット13は、判定の結果、系切替を要する通信ユニットが残っている場合には(ステップS109,Yes)、上記ステップS107の処理手順に戻る。これとは反対に、マスタ通信ユニット13は、判定の結果、系切替を要する通信ユニットが残っていない場合には(ステップS109,No)、図7に示す処理を終了する。
上記ステップS104において、マスタ通信ユニット13は、判定の結果、生存未確認ユニットに該当し、かつ、監視対象局にも該当するものが複数存在しない場合、すなわち単数である場合には(ステップS104,No)、ステップS102で検出された生存未確認ユニットである通信ユニットについての系切替要求を通知し(ステップS110)、系切替情報を格納して(ステップS111)、図7に示す処理を終了する。
上述してきたように、実施の形態2によれば、マスタ通信ユニット13は、生存未確認ユニットであり、かつ監視対象局である通信ユニットが複数存在する場合には、監視優先順位の上位の通信ユニットから順次系切替要求を通知する。このようなことから、実施の形態2によれば、複数の通信ユニットを監視対象とすることができる。また、実施の形態2によれば、監視対象とする複数の通信ユニットの中で、監視優先順位が高い通信ユニットから順に通信異常を復旧させることができる。
実施の形態3.
以下の実施の形態3では、ユーザ装置1に系切替情報を表示させる処理について説明する。図8は、実施の形態3に係る冗長化システム1000の処理の流れを示す図である。
図8に示すように、ユーザ装置1は診断情報画面の表示要求を受け付けると(ステップS51)、系切替情報の取得要求をマスタシステム10に送信する(ステップS52)。
マスタシステム10のプログラマブルコントローラ11は、ユーザ装置1から系切替情報の取得要求を受信すると、系切替情報の取得要求をマスタ通信ユニット13に送出する(ステップS53)。
マスタ通信ユニット13は、プログラマブルコントローラ11から系切替情報の取得要求を受け付けると、メモリユニット13bから系切替情報d4を読み込む(ステップS54)。続いて、マスタ通信ユニット13は、読み込んだ系切替情報d4をプログラマブルコントローラ11に送出する(ステップS55)。
プログラマブルコントローラ11は、マスタ通信ユニット13から系切替情報d4を受け付けると、系切替情報d4をユーザ装置1に送信する(ステップS56)。
ユーザ装置1は、マスタシステム10から系切替情報d4を受信すると、受信した系切替情報d4に基づいて診断情報を作成し、診断情報画面をディスプレイ1cに出力表示する(ステップS57)。
図9は、実施の形態3に係る診断情報画面の構成例を示す図である。図9に示すように、診断情報画面90は、通信異常発生時の冗長化システム1000の構成情報、及び現在の冗長化システム1000の構成情報を表示する表示領域91と、表示領域91においてユーザに選択された通信ユニットの動作状態を表示する表示領域92とを含んで構成される。図9に示す例では、表示領域91及び表示領域92において、通信ユニットを表わすアイコンと、ケーブルを表わす直線とで構成されるモデルでシステムの構成が示されている。さらに、図9に示すように、診断情報画面90は、表示領域91又は表示領域92において、ユーザに選択されたアイコンに対応する通信ユニットの詳細情報をポップアップ画面93で表示するマルチウィンドウ構成を有する。ポップアップ画面93には、選択された通信ユニットの通信異常の原因が表示される。
上述してきたように、実施の形態3によれば、ユーザ装置1に診断情報画面90を表示させることにより、システムメンテナンス及びトラブルシューティングを効率的にユーザに実施させることができる。
以上の実施の形態における冗長化システム1000では、マスタ通信ユニット13が、ハードウェア資源であるマイクロプロセッサ13a及びメモリユニット13bを用いて、各種制御に対応するプログラムを実行することにより、各種制御に対応する処理を実現する例を説明したが、これには限定されない。すなわち、メモリユニット13bに記憶されるプログラムに対応したASIC(Application Specific Integrated Circuit)及びFPGA(Field Programmable Gate Array)などの複数の処理回路を連携させたワイヤードロジックによって、上記の各種制御を実現してもよい。
上記の実施の形態では、マスタシステム10において、プログラマブルコントローラ11及びマスタ通信ユニット13が機能的に分散されて構成される例を説明したが、これには限定されず、マスタ通信ユニット13により実現される機能をプログラマブルコントローラ11に実装してもよい。すなわち、プログラマブルコントローラ11は、監視対象局として設定された通信ユニット42の通信異常を検出して系切替の実施を主体的に判定する。この場合のプログラマブルコントローラ11は、第1制御装置の一例である。また、上記の実施の形態で説明したマスタ通信ユニット13は、運用系と待機系で冗長化された任意の冗長化システムに脱着可能な状態で構成されてもよい。この場合のマスタ通信ユニット13は、通信ユニットの一例である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 ユーザ装置、10 ローカルシステム、11 プログラマブルコントローラ、12 トラッキング用通信ユニット、13 マスタ通信ユニット、20 サブマスタシステム、21 プログラマブルコントローラ、22 トラッキング用通信ユニット、23 サブマスタ通信ユニット、30 ローカルシステム、31 プログラマブルコントローラ、32 通信ユニット、40 ローカルシステム、41 プログラマブルコントローラ、42 通信ユニット、50 ローカルシステム、51 プログラマブルコントローラ、52 通信ユニット、100 ネットワーク、200a,200b ケーブル。
図3に示すように、マスタシステム10のプログラマブルコントローラ11は、マスタシステム10における各種制御に対応する処理を実行するマイクロプロセッサ11aと、マイクロプロセッサ11aにより実行される処理を実現するための各種プログラム及びデータを記憶するメモリユニット11bと、内部バスに接続されるバスインタフェース11cとを備える。マイクロプロセッサ11aは、マスタシステム10における各種制御に対応する処理を実行する。メモリユニット11bは、マイクロプロセッサ11aにより実行される処理を実現するための各種プログラム及びデータを記憶する。メモリユニット11bは、マイクロプロセッサ11aによる処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。メモリユニット11bは、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ストレージ、着脱可能なメモリデバイス、またはこれらの組み合わせによって構成される。バスインタフェース11cは、トラッキング用通信ユニット12及びマスタ通信ユニット13に接続するためのインタフェースである。また、バスインタフェース11cは、ケーブル200aを介して、ユーザ装置1に接続するためのインタフェースである。

Claims (6)

  1. 第1制御装置と、前記第1制御装置に接続され、前記第1制御装置の予備装置である第2制御装置と、前記第1制御装置及び前記第2制御装置に接続される複数の従属系通信ユニットとを含んで構成される冗長化システムにおいて、
    前記第1制御装置は、
    複数の前記従属系通信ユニットの中から通信異常の監視対象となる監視対象ユニットを特定するための情報を含むパラメータと、複数の前記従属系通信ユニットの生存確認用データとを記憶する記憶部と、
    前記生存確認用データに基づいて複数の前記従属系通信ユニットの中に生存未確認ユニットが存在すると判断でき、前記パラメータに基づいて当該生存未確認ユニットが前記監視対象ユニットであると判断できる場合には、前記第1制御装置から前記第2制御装置への系切替えを行う制御部と
    を備えることを特徴とする冗長化システム。
  2. 制御系ユニットと第1通信ユニットを含む第1システムと、前記第1通信ユニットと接続される第2通信ユニットを含み、前記第1システムの予備装置である第2システムと、前記第1通信ユニット及び前記第2通信ユニットに接続される複数の従属系通信ユニットとを含んで構成される冗長化システムにおいて、
    前記第1通信ユニットは、
    複数の前記従属系通信ユニットの中から通信異常の監視対象となる監視対象ユニットを特定するための情報を含むパラメータと、複数の前記従属系通信ユニットから逐次送信される生存確認用データとを記憶する記憶部と、
    前記生存確認用データに基づいて、複数の前記従属系通信ユニットの中に一定時間以上生存の確認がとれていない生存未確認ユニットが存在するかを判定し、
    判定の結果、前記生存未確認ユニットが存在する場合には、前記パラメータを参照して、当該生存未確認ユニットが前記監視対象ユニットであるかを判定し、
    判定の結果、前記生存未確認ユニットが前記監視対象ユニットである場合には、前記第1システムから前記第2システムへの系切替要求を前記制御系ユニットに通知する制御部と
    を備えることを特徴とする冗長化システム。
  3. 前記記憶部は、前記パラメータとして、前記監視対象ユニットに対応する監視優先順位を含む前記パラメータを記憶し、
    前記制御部は、前記生存未確認ユニットが複数存在し、複数の当該生存未確認ユニットのそれぞれが前記監視対象ユニットである場合には、前記パラメータに含まれる前記監視優先順位に基づいて、優先順位が上位の監視対象ユニットから順に系切替を実行することを決定することを特徴とする請求項2に記載の冗長化システム。
  4. 前記制御部は、前記系切替の実行を決定した場合に、系切替に関する系切替情報を前記記憶部に格納することを特徴とする請求項2又は3に記載の冗長化システム。
  5. 前記冗長化システムは、前記第1システムに接続されるユーザ装置をさらに含み、
    前記制御部は、前記ユーザ装置から前記系切替情報の送信要求の受信に応じて、当該系切替情報を当該ユーザ装置に送信し、
    前記ユーザ装置は、前記第1システムから受信した前記系切替情報を表示部に表示することを特徴とする請求項4に記載の冗長化システム。
  6. 第1システムと当該第1システムの待機系である第2システムとで冗長構成された冗長化システムに搭載される通信ユニットにおいて、
    前記通信ユニットは、前記第1システム及び前記第2システムに接続される複数の従属系通信ユニットと通信可能に接続され、
    複数の前記従属系通信ユニットの中から通信異常の監視対象となる監視対象ユニットを特定するための情報を含むパラメータと、複数の前記従属系通信ユニットから逐次送信される生存確認用データとを記憶する記憶部と、
    前記生存確認用データに基づいて、複数の前記従属系通信ユニットの中に一定時間以上生存の確認がとれていない生存未確認ユニットが存在するかを判定し、
    判定の結果、前記生存未確認ユニットが存在する場合には、前記パラメータを参照して、当該生存未確認ユニットが前記監視対象ユニットであるかを判定し、
    判定の結果、前記生存未確認ユニットが前記監視対象ユニットである場合には、前記第1システムから前記第2システムへの系切替の実行を決定する制御部と
    を備えることを特徴とする通信ユニット。
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