JP2012059193A - 監視制御システム、およびこれに利用する監視制御装置、監視制御方法 - Google Patents

監視制御システム、およびこれに利用する監視制御装置、監視制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012059193A
JP2012059193A JP2010204285A JP2010204285A JP2012059193A JP 2012059193 A JP2012059193 A JP 2012059193A JP 2010204285 A JP2010204285 A JP 2010204285A JP 2010204285 A JP2010204285 A JP 2010204285A JP 2012059193 A JP2012059193 A JP 2012059193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
execution
unit
information
event
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010204285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5558279B2 (ja
Inventor
Yasuhide Wakabayashi
靖英 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010204285A priority Critical patent/JP5558279B2/ja
Publication of JP2012059193A publication Critical patent/JP2012059193A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5558279B2 publication Critical patent/JP5558279B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 二重化されたコントロールサーバにより、スケジュールに従って監視制御処理が実行される監視制御システムにおいて、従系のコントロールサーバが主系に切り替えられるときに監視制御処理の実行不可能な期間が発生しても、確実に全ての処理が実行されるようにする監視制御システム、およびこれに利用する監視制御装置、監視制御方法を提供する。
【解決手段】 実施形態によれば、従系のコントロールサーバは、予め監視制御処理の実行スケジュール情報を記憶するとともに、主系のコントロールサーバから一定周期で送信されたハートビート情報に含まれる最新の制御イベントの実行時刻情報を記憶する。そして主系に切り替わったときに、記憶した最新の実行時刻情報の方が、実行スケジュール情報中の過去直近の制御イベントの実行時刻情報よりも過去の時刻情報であるときには、当該直近の制御イベントを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、監視制御システム、およびこれに利用する監視制御装置、監視制御方法に関する。
従来、ビルや工場、電算センタなどの施設内の設備機器を管理する監視制御システムでは、各種データの管理を行う監視制御装置であるコントロールサーバを主系と従系とに二重化して構成することで、高い信頼性を確保している。
このような監視制御システムでは、主系のコントロールサーバに異常が発生すると従系のコントロールサーバでこれが検知され、従系のコントロールサーバが主系に切り替わって監視制御処理が継続して実行される。
このとき、主系のコントロールサーバに異常が発生してから従系のコンロールサーバが主系に切り替わるまでの間は、監視制御処理が不可能な期間になる。
特開2010−9462号公報
一方、このような監視制御システムにおいて、予め設定されたスケジュールに従って実行される監視制御処理がある。
そのため、上述したような監視制御処理が不可能な期間が発生したときに、この期間中に実行予定の監視制御処理が存在した場合には当該処理が実行できなくなるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、二重化されたコントロールサーバにより、予め設定されたスケジュールに従って監視制御処理が実行される監視制御システムにおいて、主系のコントロールサーバに異常が発生したことにより従系のコントロールサーバが主系に切り替えられるときに、監視制御処理の実行不可能な期間が発生しても、確実に全ての処理が実行されるようにする監視制御システム、およびこれに利用する監視制御装置、監視制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によれば、従系のコントロールサーバは、予め監視制御処理の実行スケジュール情報を記憶するとともに、主系のコントロールサーバから一定周期で送信されたハートビート情報に含まれる最新の制御イベントの実行時刻情報を記憶する。そして主系に切り替わったときに、記憶した最新の実行時刻情報の方が、実行スケジュール情報中の過去直近の制御イベントの実行時刻情報よりも過去の時刻情報であるときには、当該直近の制御イベントを実行する。
一実施形態による監視制御システムの構成を示すブロック図である。 一実施形態による監視制御装置としてのコントロールサーバが、主系として機能しているときの動作を示すフローチャートである。 一実施形態による監視制御装置としてのコントロールサーバが、従系から主系に切り替わるときの動作を示すフローチャートである。 一実施形態による監視制御装置としてのコントロールサーバが、従系から主系に切り替わるときの動作を示す説明図である。
〈一実施形態による監視制御システムの構成〉
本発明の一実施形態による冗長化された監視制御装置(コントロールサーバ)で構成された監視制御システムについて、図1を参照して説明する。
本実施形態による監視制御システム1では、第1コントロールサーバ10と第2コントロールサーバ20とで二重化されることにより、監視制御装置が冗長化されて構成されている。
第1コントロールサーバ10は、スケジュール情報記憶部11と、制御実行部12と、ハートビート情報生成部13と、ハートビート情報送信部14と、ハートビート情報受信部15と、制御実行時刻管理部16と、主系異常検出部17と、切り替え処理部18と、比較部19とを有する。
スケジュール情報記憶部11は、予め設定された、制御対象機器への制御イベントの実行スケジュール情報を記憶する。
制御実行部12は、自サーバ10が主系として機能しているときに、スケジュール情報記憶部11に記憶された実行スケジュール情報に従って、対象機器への制御イベントを実行することで監視制御処理を行う。また、比較部19から制御イベントの実行命令を取得したときに、この制御イベントを実行する。
ハートビート情報生成部13は、制御実行部12で実行された最新の制御イベントの実行時刻情報をプロパティ情報として含むハートビート情報を生成する。
ハートビート情報送信部14は、ハートビート情報生成部13で生成されたハートビート情報を、一定周期で第2コントロールサーバ20に送信する。
ハートビート情報受信部15は、自サーバ10が従系として待機しているときに、主系として機能する第2コントロールサーバ20から一定周期で送信されるハートビート情報を受信する。このハートビート情報のプロパティ情報には、第2コントロールサーバ20で実行された最新の制御イベントの実行時刻情報が含まれている。
制御実行時刻管理部16は、ハートビート情報受信部15で受信されたハートビート情報のプロパティ情報に含まれる最新の制御イベントの実行時刻情報を取得して記憶する。
主系異常検出部17は、ハートビート情報受信部15で受信されたハートビート情報を監視し、一定周期で受信されなくなったときに第2コントロールサーバ20に異常が発生したと判断する。
切り替え処理部18は、主系異常検出部17において、主系として機能している第2コントロールサーバ20に異常が発生したと判断されたときに、自サーバ10を主系のコントロールサーバに切り替えるために制御実行部12に対象機器への監視制御処理を開始させるとともに、この切り替え処理を実行したことを通知する切り替え通知を比較部19に送出する。
比較部19は、切り替え処理部18から切り替え通知を取得すると、制御実行時刻管理部16に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報と、スケジュール情報記憶部11に記憶されている実行スケジュール情報の中の、現在時刻より過去で直近の制御イベントの実行時刻情報とを比較し、これらが一致せず制御実行時刻管理部16に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報の方が過去の時刻情報であるときには、比較した制御実行スケジュール情報中の制御イベントが未実行であると判断し、この制御イベントの実行命令を制御実行部12に送出する。
第2コントロールサーバ20は、第1コントロールサーバ10のスケジュール情報記憶部11、制御実行部12、ハートビート情報生成部13、ハートビート情報送信部14、ハートビート情報受信部15、制御実行時刻管理部16、主系異常検出部17、切り替え処理部18、および比較部19とそれぞれ同一機能を有する、スケジュール情報記憶部21、制御実行部22、ハートビート情報生成部23、ハートビート情報送信部24、ハートビート情報受信部25、制御実行時刻管理部26、主系異常検出部27、切り替え処理部28、および比較部29を有する。
スケジュール情報記憶部21は、第1コントロールサーバ10のスケジュール情報記憶部11に記憶されている実行スケジュール情報と同様の情報を記憶する。
制御実行部22は、自サーバ20が主系として機能しているときに、スケジュール情報記憶部21に記憶された実行スケジュール情報に従って、対象機器への制御イベントを実行することで監視制御処理を行う。また、比較部29から制御イベントの実行命令を取得したときに、この制御イベントを実行する。
ハートビート情報生成部23は、制御実行部22で実行された最新の制御イベントの実行時刻情報をプロパティ情報として含むハートビート情報を生成する。
ハートビート情報送信部24は、ハートビート情報生成部23で生成されたハートビート情報を、一定周期で第1コントロールサーバ10に送信する。
ハートビート情報受信部25は、自サーバ20が従系として待機しているときに、主系として機能する第1コントロールサーバ10から送信されたハートビート情報を受信する。
制御実行時刻管理部26は、ハートビート情報受信部25で受信されたハートビート情報のプロパティ情報に含まれる最新の制御イベントの実行時刻情報を取得して記憶する。
主系異常検出部27は、ハートビート情報受信部25で受信されたハートビート情報を監視し、一定周期で受信されなくなったときに第1コントロールサーバ10に異常が発生したと判断する。
切り替え処理部28は、主系異常検出部27において、主系として機能している第1コントロールサーバ10に異常が発生したと判断されたときに、自サーバ20を主系のコントロールサーバに切り替えるために制御実行部22に対象機器への監視制御処理を開始させるとともに、この切り替え処理を実行したことを通知する切り替え通知を比較部29に送出する。
比較部29は、切り替え処理部28から切り替え通知を取得すると、制御実行時刻管理部26に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報と、スケジュール情報記憶部21に記憶されている実行スケジュール情報の中の、現在時刻より過去で直近の制御イベントの実行時刻情報とを比較し、これらが一致せず制御実行時刻管理部26に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報の方が過去の時刻情報であるときには、比較した制御実行スケジュール情報中の制御イベントが未実行であると判断し、この制御イベントの実行命令を制御実行部22に送出する。
〈一実施形態による監視制御システムの動作〉
次に、本実施形態における監視制御システム1の動作について、図2および図3のフローチャートを参照して説明する。
図2は主系のコントロールサーバの動作を示すフローチャートである。
本実施形態において、デフォルト状態では第1コントロールサーバ10が主系、第2コントロールサーバ20が従系として設定されており、監視制御システム1が起動されると主系として機能する第1コントロールサーバ10において監視制御処理が開始される(S1)。
監視制御処理が開始されると、制御実行部12において、スケジュール情報記憶部11に記憶された実行スケジュール情報に基づいて制御イベントの実行時刻になったか否かが監視され(S2)、制御イベントの実行時刻になったと判断されたときには(S2の「YES」)当該制御イベントが対象機器に対し実行される(S3)。
制御実行部12により制御イベントが実行されると、ハートビート情報生成部13で生成されるハートビート情報のプロパティ情報に含まれる最新の制御イベントの実行時刻情報が、当該制御イベントの実行時刻に更新される(S4)。
ハートビート情報生成部13では、更新された最新の制御イベントの実行時刻情報をプロパティ情報として含むハートビート情報が生成され、ハートビート情報送信部14から従系として待機している第2コントロールサーバ20に一定周期(例えば1秒周期)で送信される(S5)。
このステップS2〜S5の処理は、第1コントロールサーバ10において監視制御処理が実行されている間、繰り返される。
次に、従系として待機している第2コントロールサーバ20の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
第2コントロールサーバ20では、ステップS5において主系の第1コントロールサーバ10から送信されたハートビート情報が、ハートビート情報受信部25で受信される(S11)。
そして、このハートビート情報受信部25においてハートビート情報が一定周期で受信されているか否かが主系異常検出部27で監視される(S12)。
この監視の結果、ハートビート情報受信部25においてハートビート情報が一定周期で受信されていると判断されたときには(S12の「YES」)、このハートビート情報に含まれる最新の制御イベントの実行時刻情報が制御実行時刻管理部26で取得され、記憶される(S13)。
この制御実行時刻管理部26には、最新の制御イベントの実行時刻情報のみが記憶されるため、第1コントロールサーバ10で新たな制御イベントが実行されハートビート情報のプロパティ情報に含まれる制御イベントの実行時刻情報が更新されると、この制御実行時刻管理部26に記憶された最新の制御イベントの実行時刻情報も更新される。
このステップS11からS13の処理は、主系の第1コントロールサーバ10が正常に稼働しハートビート情報が一定周期で受信されている間、繰り返される。
ステップS12においてハートビート情報受信部25においてハートビート情報が一定周期で受信されなくなったときには(S12の「NO」)、主系異常検出部27において主系の第1コントロールサーバ10に異常が発生したと判断され(S14)、切り替え処理部28により、自サーバ20を主系のコントロールサーバに切り替えるための切り替え処理が行われる。第1コントロールサーバに異常が発生してから、この異常を第2コントロールサーバが検知し、自サーバを主系のコントロールサーバに切り替えが完了するまでに、利用するプロトコルにもよるが2〜3分程度を要する。
切り替え処理が完了すると、この切り替え処理を実行したことを通知する切り替え通知が切り替え処理部28から比較部29に送出される。
比較部29では切り替え通知が取得されると、制御実行時刻管理部26に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報と、スケジュール情報記憶部21に記憶されている実行スケジュール情報の中の、現在時刻より過去で直近の制御イベントの実行時刻情報とが比較される(S15)。
比較の結果、これらが一致せず制御実行時刻管理部26に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報の方が過去の時刻情報であるとき(S15の「YES」)には、比較した制御実行スケジュール情報中の制御イベントが切り替え処理により未実行であると判断され、この制御イベントの実行命令が制御実行部22に送出される。
制御実行部22では、比較部29から送出された制御イベントの実行命令が取得されると、この制御イベントが実行される(S16)。
またステップS15における比較の結果、制御実行時刻管理部26に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報と、スケジュール情報記憶部21に記憶されている実行スケジュール情報の中の、現在時刻より過去で直近の制御イベントの実行時刻情報とが一致する場合には(S15の「NO」)、切り替え処理中に未実行となった制御イベントはなかったと判断される。
ステップS16により未実行であった制御イベントが実行された後、またはステップS15において切り替え処理中に未実行となった制御イベントがなかったと判断された後は、第2コントロールサーバ20は主系として機能し、図2のフローチャートに示す処理が実行され、制御監視処理が開始される。
このようにして第2コントロールサーバ20が主系として機能するように切り替えられた後、第1コントロールサーバ10は正常に復帰すると従系として待機する。そして、第2コントロールサーバ20で異常が発生したときには、上記と同様の処理が実行されることにより第1コントロールサーバ10が主系として機能するように切り替えられる。
上述したような監視制御システム1における主系のコントロールサーバの切り替えについて、図4を参照して説明する。
ここでは、スケジュール情報記憶部11、21には、制御イベントaを時刻8:30に実行し、制御イベントbを時刻12:00に実行し、制御イベントcを時刻17:00に実行するスケジュール情報が記憶されている。
そして、まず第1コントロールサーバ10が主系として機能して監視制御処理が開始され、時刻8:30に実行スケジュール情報に従って第1コントロールサーバ10で制御イベントaが実行される。
この制御イベントaの実行後は、主系として機能している第1コントロールサーバ10から従系として待機している第2コントロールサーバ20に、最新の制御イベントの実行時刻情報「8:30」がプロパティ情報に含まれたハートビート情報が、1秒周期で送信される。
その後、制御イベントbの実行予定時刻の直前の時刻11:59にこの第1コントロールサーバ10に異常が発生し、ハートビート情報の送信が途絶えたものとする。
この時点で、第2コントロールサーバ20の制御実行時刻管理部26に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報は「8:30」である。
第1コントロールサーバ10からのハートビート情報の送信が途絶えると、従系の第2コントロールサーバ20において第1コントロールサーバ10に異常が発生したことが検知されて切り替え処理が行われる。
このとき、異常が発生した時点(時刻11:59)から第2コントロールサーバ20において切り替え処理が完了するまでの主/従切り替え処理期間tとして3分間を要したものとし、切り替え処理完了時点(時刻12:02)までの主/従切り替え処理期間t中は監視制御処理の実行が不可能であるため、時刻12:00に実行予定の制御イベントbは実行されない。
そして、切り替え処理が完了した時点(時刻12:02)で、制御実行時刻管理部26に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報「8:30」と、スケジュール情報記憶部21に記憶されている実行スケジュール情報の中の、現在時刻「12:02」より過去で直近の制御イベントbの実行時刻情報「12:00」とが、第2コントロールサーバ20において比較される。
比較の結果、これらが一致しておらず、制御実行時刻管理部26に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報「8:30」の方が直近の制御イベントbの実行時刻情報「12:00」よりも過去の時刻情報であるため、この制御イベントbが未実行であると判断され、第2コントロールサーバ20により制御イベントbが実行される。
このように制御されることにより、主系のコントロールサーバに異常が発生したことにより従系のコントロールサーバが主系に切り替えられるときに、この切り替え処理により監視制御処理の実行不可能な期間が発生しても、確実に全ての処理が実行されるようにすることができる。
また本実施形態において、最新の制御イベントの実行時刻情報をハートビート情報に含めて主系として機能しているコントロールサーバから従系として待機しているコントロールサーバに送信しているが、このハートビート情報は通常1秒周期程度で送信されるものであり、この時間間隔はサーバの異常を検知するには十分であるため、実行時刻情報の送信に利用するのに有用である。また、ハートビート情報を利用すれば新たなポート等のハード構成やプロトコルも必要とせず、容易且つ確実に最新の制御イベントの実行時刻情報を送信することができる。ここで、ハートビートとは別に実行時刻情報の送信用のポートを用意した場合、ハートビートは正常に通信できているにも関わらず、実行時刻情報の通信に失敗してしまう恐れがある。実行時刻情報の通信だけ失敗した場合、実際に実行が完了した制御実行時刻と、従系コントロールサーバに通知できた制御実行時刻が異なる可能性がある。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き替え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…監視制御システム
10…第1コントロールサーバ
20…第2コントロールサーバ
11、21…スケジュール情報記憶部
12、22…制御実行部
13、23…ハートビート情報生成部
14、24…ハートビート情報送信部
15、25…ハートビート情報受信部
16、26…制御実行時刻管理部
17、27…主系異常検出部
18、28…切り替え処理部
19、29…比較部

Claims (3)

  1. 主系として機能する第1の監視制御装置と、従系として待機し、前記第1の監視制御装置に異常が発生したときに切り替わって制御対象機器への制御イベントを実行する第2の監視制御装置とが接続された監視制御システムにおいて、
    前記第1の監視制御装置は、
    予め設定された、前記制御対象機器への制御イベントの実行スケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、
    前記スケジュール情報記憶部に記憶された実行スケジュール情報に従って、前記対象機器への制御イベントを実行する制御実行部と、
    前記制御実行部で実行された最新の制御イベントの実行時刻情報をプロパティ情報として含むハートビート情報を生成するハートビート情報生成部と、
    前記ハートビート情報生成部で生成されたハートビート情報を、一定周期で前記第2の監視制御装置に送信するハートビート情報送信部と、
    を備え
    前記第2の監視制御装置は、
    前記第1の監視制御装置のスケジュール情報記憶部に記憶された実行スケジュール情報と同様の実行スケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、
    前記第1の監視制御装置から一定周期で送信された前記ハートビート情報を受信するハートビート情報受信部と、
    前記ハートビート情報受信部で受信されたハートビート情報に含まれる最新の制御イベントの実行時刻情報を取得して記憶する制御実行時刻管理部と、
    前記ハートビート情報受信部で受信されたハートビート情報を監視し、一定周期で受信されなくなったときに前記第1の監視制御装置に異常が発生したと判断する主系異常検出部と、
    前記主系異常検出部において前記第1監視制御装置に異常が発生したと判断されたときに、自装置を主系として機能させるための切り替え通知を送出する切り替え処理部と、
    前記切り替え処理部から送出された切り替え通知を取得すると、前記制御実行時刻管理部に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報と、前記スケジュール情報記憶部に記憶されている実行スケジュール情報の中の、現在時刻より過去で直近の制御イベントの実行時刻情報とを比較し、前記制御実行時刻管理部に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報の方が過去の時刻情報であるときには、比較した制御実行スケジュール情報中の制御イベントが未実行であると判断し、この制御イベントの実行命令を送出する比較部と、
    前記比較部から制御イベントの実行命令が送出されたときにこの制御イベントを実行し、前記切り替え処理部から切り替え通知が送出された後、前記スケジュール情報記憶部に記憶された実行スケジュール情報に従って前記対象機器への制御イベントを実行する制御実行部と、
    を備えることを特徴とする監視制御システム。
  2. 主系として機能する第1の監視制御装置に接続され、この第1の監視制御装置に異常が発生したときに切り替わって制御対象機器への制御イベントを実行する従系の第2の監視制御装置において、
    予め設定された、前記制御対象機器への制御イベントの実行スケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、
    前記第1の監視制御装置から一定周期で送信される、最新の制御イベントの実行時刻情報を含むハートビート情報を受信するハートビート情報受信部と、
    前記ハートビート情報受信部で受信されたハートビート情報に含まれる最新の制御イベントの実行時刻情報を取得して記憶する制御実行時刻管理部と、
    前記ハートビート情報受信部で受信されたハートビート情報を監視し、一定周期で受信されなくなったときに前記第1の監視制御装置に異常が発生したと判断する主系異常検出部と、
    前記主系異常検出部において前記第1監視制御装置に異常が発生したと判断されたときに、自装置を主系として機能させるための切り替え通知を送出する切り替え処理部と、
    前記切り替え処理部から送出された切り替え通知を取得すると、前記制御実行時刻管理部に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報と、前記スケジュール情報記憶部に記憶されている実行スケジュール情報の中の、現在時刻より過去で直近の制御イベントの実行時刻情報とを比較し、前記制御実行時刻管理部に記憶されている最新の制御イベントの実行時刻情報の方が過去の時刻情報であるときには、比較した制御実行スケジュール情報中の制御イベントが未実行であると判断し、この制御イベントの実行命令を送出する比較部と、
    前記比較部から制御イベントの実行命令が送出されたときにこの制御イベントを実行し、前記切り替え処理部から切り替え通知が送出された後、前記スケジュール情報記憶部に記憶された実行スケジュール情報に従って前記対象機器への制御イベントを実行する制御実行部と、
    を備えることを特徴とする監視制御装置。
  3. 主系として機能する第1の監視制御装置に接続され、この第1の監視制御装置に異常が発生したときに切り替わって制御対象機器への制御イベントを実行する従系の第2の監視制御装置が、
    予め設定された、前記制御対象機器への制御イベントの実行スケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶ステップと、
    前記第1の監視制御装置から一定周期で送信される、最新の制御イベントの実行時刻情報を含むハートビート情報を受信するハートビート情報受信ステップと、
    前記ハートビート情報受信ステップで受信されたハートビート情報に含まれる最新の制御イベントの実行時刻情報を取得して記憶する制御実行時刻管理ステップと、
    前記ハートビート情報受信ステップで受信されたハートビート情報を監視し、一定周期で受信されなくなったときに前記第1の監視制御装置に異常が発生したと判断する主系異常検出ステップと、
    前記主系異常検出ステップにおいて前記第1監視制御装置に異常が発生したと判断されたときに、自装置を主系として機能させるための切り替え通知を送出する切り替え処理ステップと、
    前記切り替え処理ステップにより送出された切り替え通知を取得すると、前記制御実行時刻管理ステップで記憶された最新の制御イベントの実行時刻情報と、前記スケジュール情報記憶ステップで記憶された実行スケジュール情報の中の、現在時刻より過去で直近の制御イベントの実行時刻情報とを比較し、前記制御実行時刻管理ステップで記憶された最新の制御イベントの実行時刻情報の方が過去の時刻情報であるときには、比較した制御実行スケジュール情報中の制御イベントが未実行であると判断し、この制御イベントの実行命令を送出する比較ステップと、
    前記比較ステップで制御イベントの実行命令が送出されたときに、この制御イベントを実行する未処理制御実行ステップと、
    前記切り替え処理ステップにより切り替え通知が送出された後、前記スケジュール情報記憶ステップで記憶された実行スケジュール情報に従って前記対象機器への制御イベントを実行するスケジュール制御実行ステップと、
    を有することを特徴とする監視制御方法。
JP2010204285A 2010-09-13 2010-09-13 監視制御システム、およびこれに利用する監視制御装置、監視制御方法 Active JP5558279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010204285A JP5558279B2 (ja) 2010-09-13 2010-09-13 監視制御システム、およびこれに利用する監視制御装置、監視制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010204285A JP5558279B2 (ja) 2010-09-13 2010-09-13 監視制御システム、およびこれに利用する監視制御装置、監視制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012059193A true JP2012059193A (ja) 2012-03-22
JP5558279B2 JP5558279B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=46056177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010204285A Active JP5558279B2 (ja) 2010-09-13 2010-09-13 監視制御システム、およびこれに利用する監視制御装置、監視制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5558279B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015000229A1 (zh) * 2013-07-04 2015-01-08 Wen Jie 一种基于心跳模型的大型整流装置通信状态的检测方法
KR101566120B1 (ko) * 2014-08-25 2015-11-04 (주)클라루스코리아 이중화 스케줄 방식의 건물 설비 자동제어 시스템 및 방법
JPWO2015037603A1 (ja) * 2013-09-11 2017-03-02 Necフィールディング株式会社 遠隔監視システム、遠隔監視方法、及びプログラム
JP2017187868A (ja) * 2016-04-01 2017-10-12 横河電機株式会社 冗長化装置、冗長化システム、及び冗長化方法
CN117311136A (zh) * 2023-11-28 2023-12-29 中国船舶集团有限公司第七一九研究所 基于互联心跳监测机制的双机运行方法及装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01195544A (ja) * 1988-01-29 1989-08-07 Nec Corp デュプレックス構成システムのダウン監視方式
JPH07105026A (ja) * 1993-10-07 1995-04-21 Nec Corp マルチシステム用ジョブスケジューリング装置
JP2003296133A (ja) * 2002-04-05 2003-10-17 Fuji Electric Co Ltd コントローラ
US20080184059A1 (en) * 2007-01-30 2008-07-31 Inventec Corporation Dual redundant server system for transmitting packets via linking line and method thereof
JP2010009462A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Yamatake Corp サーバクライアントシステムとそのサーバ切替方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01195544A (ja) * 1988-01-29 1989-08-07 Nec Corp デュプレックス構成システムのダウン監視方式
JPH07105026A (ja) * 1993-10-07 1995-04-21 Nec Corp マルチシステム用ジョブスケジューリング装置
JP2003296133A (ja) * 2002-04-05 2003-10-17 Fuji Electric Co Ltd コントローラ
US20080184059A1 (en) * 2007-01-30 2008-07-31 Inventec Corporation Dual redundant server system for transmitting packets via linking line and method thereof
JP2010009462A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Yamatake Corp サーバクライアントシステムとそのサーバ切替方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015000229A1 (zh) * 2013-07-04 2015-01-08 Wen Jie 一种基于心跳模型的大型整流装置通信状态的检测方法
JPWO2015037603A1 (ja) * 2013-09-11 2017-03-02 Necフィールディング株式会社 遠隔監視システム、遠隔監視方法、及びプログラム
KR101566120B1 (ko) * 2014-08-25 2015-11-04 (주)클라루스코리아 이중화 스케줄 방식의 건물 설비 자동제어 시스템 및 방법
JP2017187868A (ja) * 2016-04-01 2017-10-12 横河電機株式会社 冗長化装置、冗長化システム、及び冗長化方法
US10339018B2 (en) 2016-04-01 2019-07-02 Yokogawa Electric Corporation Redundancy device, redundancy system, and redundancy method
CN117311136A (zh) * 2023-11-28 2023-12-29 中国船舶集团有限公司第七一九研究所 基于互联心跳监测机制的双机运行方法及装置
CN117311136B (zh) * 2023-11-28 2024-03-01 中国船舶集团有限公司第七一九研究所 基于互联心跳监测机制的双机运行方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5558279B2 (ja) 2014-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3490224A1 (en) Data synchronization method and system
CA2611457C (en) Method and apparatus for facilitating device redundancy in a fault-tolerant system
JP5558279B2 (ja) 監視制御システム、およびこれに利用する監視制御装置、監視制御方法
US9210059B2 (en) Cluster system
JP5707355B2 (ja) ホットスタンバイ方式によるクライアントサーバシステム
CN104065526A (zh) 一种服务器故障报警的方法和装置
US20140189103A1 (en) System for monitoring servers and method thereof
JP2010244463A (ja) イベント検出制御方法及びシステム
US20080313314A1 (en) Method and Apparatus for Assigning Packet Addresses to a Plurality of Devices
JP2008192035A (ja) 監視プログラム、監視方法および監視システム
JP5805582B2 (ja) ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、サービス状態管理装置、及びワークフロー管理装置
JP2013025765A (ja) マスター/スレーブシステム、制御装置、マスター/スレーブ切替方法、および、マスター/スレーブ切替プログラム
JPWO2016157507A1 (ja) 冗長化システム及び通信ユニット
JP2019153055A (ja) クラスタシステム、情報処理装置、クラスタ監視方法及びクラスタ監視プログラム
JP2010176623A (ja) 管理装置および管理システムおよび管理プログラム
JP2009026182A (ja) プログラム実行システム及び実行装置
CN111064618B (zh) 一种服务器高可用的实现方法、装置、设备和存储介质
JP5268820B2 (ja) 監視装置用プログラムの書き換え方法
CN112787868A (zh) 一种信息同步的方法和装置
JP2013156963A (ja) 制御プログラム、制御方法、情報処理装置、制御システム
JP2015057685A (ja) 監視システム
JP6428273B2 (ja) コマンド処理システム及びコマンド処理方法
JP2013003956A (ja) 故障復旧管理装置、故障復旧管理方法及び故障復旧管理プログラム
JP2017049860A (ja) トレンドグラフ表示システム
JP6901677B2 (ja) 管理プログラム、管理装置および管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140604

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5558279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151