JP5268820B2 - 監視装置用プログラムの書き換え方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電力系統等の機器状態を監視する監視装置への遠隔からのプログラムの書き換え方法に係り、警報情報の一貫性を保持するプログラムの書き換え方法に関する。
電力系統や電気設備の機器状態を監視する監視装置は、電力系統や電気設備の機器状態を監視することで当該機器の異常状態等を検出し、その旨を通信ネットワークを介して管理人や保安員または一般利用者に通知する装置である。例えば、従来では、絶縁監視装置や電力系統の異常状態を監視する監視装置が提案されている(非特許文献1参照。)。
特に、このような監視装置では、客先要求による監視装置の機能改善への早急の対応等のために、システム構成を活かし、通信ネットワークを介して遠隔からのプログラムの書き換えを行う場合がある。なお、このプログラムの書き換えは、一般的に監視装置の再起動(リブート)を実施する(特許文献1、特許文献2参照。)。
具体的には、特許文献1では、画像形成装置の稼働率を低下させることなく装置プログラムの書き換えを実施する点に特徴を有し、節電モードやスリープモード時に再起動を実施している。また、特許文献2では、ネットワークを介して実施する装置プログラムの書き換えに関して、信頼できないソースとの通信を禁止し、セキュリティー保護された通信プロトコルを使用することにより、安全に書き換えを実施する点に特徴を有し、セキュリティーに保護された安全な通信によりイメージを受信しメモリに保存後、リブートを実施している。
特開2007−31783号公報 特開2006−85714号公報
平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会 講演論文集 TC4-4「Web技術を応用した遠隔監視端末とその応用例」
ところで、監視装置では、機器の異常状態等を示す警報情報を通知するが、この警報情報はプログラムの書き換え前後においても一貫性を保つ必要がある。しかしながら、監視装置において装置プログラムの書き換えを行うに際し、上記従来技術のように単純に再起動を行う場合では、警報情報の一貫性が保てないといった問題が生じる。
すなわち、警報発生の通知後に、再起動期間中において警報復帰した場合は、当該警報の復帰は二度と通報されず、当該警報は発生した状態のままになってしまう。一方、逆の場合も、再起動期間中に発生した警報は通報されないという事態に陥ってしまう。
また、監視装置では、そのプログラムの動作に高い信頼性が求められ、装置プログラムの書き換え後に誤動作により誤警報が通知されるなどの不良動作は致命的であるが、遠隔から書き換えを行う際に、書き込むプログラムを間違える場合やプログラムが正しく書き込まれなかった場合等には監視装置が誤動作するといった問題が生じ得る。
本発明は、上記のような課題を解消するために提案されたものであって、その目的は、通信ネットワークを用いて遠隔からプログラムの書き換えを実施する場合において、監視装置からの監視サーバに対する警報情報の一貫性を保持可能な監視装置用プログラムの書き換え方法を提供することにある。また、本発明は、通信ネットワークを用いて遠隔からプログラムの書き換えを実施する場合において、信頼性の高いプログラムの書き換えを可能とすることも目的とする
上述した目的を達成するために、本発明は、機器の動作状況を監視し、警報発生又は復帰を通知する監視装置と、各監視装置からの警報発生又は復帰に基づき警報情報を通報する監視サーバと、前記監視装置の書き換え用プログラムを有し、前記監視装置に対してプログラムの書き換え指令を下すプログラム書き換え用サーバと、がネットワーク上に接続してなる監視システムの監視装置用プログラムの書き換え方法であって、前記監視装置は、前記書き換え用プログラムを格納する書き換え用プログラム格納部を備え、前記プログラム書き換え用サーバから書き換え指令を受信すると、当該監視装置の監視機能を停止する監視機能停止ステップと、監視機能が停止した際に、当該停止まで発生していた警報情報を保存する警報情報保存ステップと、警報情報を保存すると同時に監視機能を再起動する再起動ステップと、再起動後に、格納していた前記書き換え用プログラムを実行プログラムに転換する書き換え用プログラム実行ステップと、前記書き換え用プログラムが実行プログラムに転換されると、警報復帰を前記監視サーバに通知する警報復帰ステップと、を実行することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、プログラムの書き換え前に警報情報を一旦保存し、プログラムの書き換え後、すなわち再起動後に、警報復帰・発生を監視サーバへ通知するので、当該監視サーバで通報する警報情報の一貫性を保持することが可能な監視装置用プログラムの書き換え方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る監視装置用プログラム書換制御システムの全体構成を示す図 本発明の第1の実施形態に係る監視装置の構成を示す機能ブロック図 本発明の第1の実施形態に係るプログラム書き換え用サーバの構成を示す機能ブロック図 本発明の第1の実施形態に係る書き換え用プログラムの取得手順を示す図 本発明の第1の実施形態に係るプログラム書き換え実行手順を示す図 本発明の第1の実施形態に係る実行画面の表示例を示す図 本発明の第1の実施形態に係る他の実施態様を示す監視装置の構成を示す図 本発明の第2の実施形態に係る監視装置の構成を示す機能ブロック図 本発明の第3の実施形態に係る監視装置の構成を示す機能ブロック図
[本実施形態]
[1.第1の実施形態]
[1.1.構成]
次に、本発明の第1の実施形態に係る監視装置用プログラム書換制御システムの構成を図1を参照して以下に説明する。図1は、第1の実施形態に係る監視用プログラム書換制御システムの全体構成を示す図である。
図1に示す通り、監視用プログラム書換制御システムは、電力系統や電気設備との各種機器の状態を監視する1以上の監視装置1−1〜1−N(N≧1)(以下、監視装置1−Nと称する)と、監視装置1−Nにより検出された監視対象機器の動作状況に応じて警報を通報する監視サーバ3と、監視装置用のプログラムの書き換えを指示し、実行させるプログラム書き換え用サーバ4と、監視装置1−N、監視サーバ3、プログラム書き換え用サーバ4を接続する通信ネットワーク2と、から構成される。
この監視装置1−Nは、具体的には、図1に示す通り、プログラム書き換え用サーバ4や他の監視装置1−Nと通信する伝送制御手段110と、通信ネットワーク2を介してプログラム書き換え用GUIの提供、書き換え用プログラムのダウンロード、その他プログラムの書き換えに必要な処理を実行するプログラム書き換え実行部120と、従来のプログラムを格納するプログラム格納領域130と、書き換え用プログラムを格納する書き換えプログラム格納領域140と、現在の警報状態を保持する警報状態保存領域150と、から構成される。なお、本構成図においては、CPUやメモリ、センサーなど、監視装置1−Nに必要な基本機能の記載は省略する。
ここで、監視装置1−Nのプログラム書き換え実行部120は、図2に示す通り、伝送制御手段110を通じて書き換え用プログラムの取得命令を受信した際に、後述するプログラム書き換え実行画面において設定された取得プログラム情報に基づいて、プログラム書き換え用サーバ4から書き換え用プログラムを取得する書き換えプログラム取得手段120aを備えている。
また、プログラム書き換え実行部120は、書き換えプログラム取得手段120aにより書き換え用プログラムが取得されると、この書き換え用プログラムを非実行プログラムとして書き換えプログラム格納領域140に保存するプログラム保存手段120bを備えている。
このプログラム書き換え実行部120は、また、プログラム保存手段120bにより書き換えプログラム格納領域140に保存した書き換え用プログラムからプログラムデータの妥当性確認値を算出し、算出した当該妥当性確認値をプログラム書き換え実行画面において設定した所定の妥当性確認値と対比することで、一致するかを判定する妥当性確認判定手段120cを備えている。加えて、プログラム書き換え実行部120は、書き換え用プログラムの取得処理の終了をプログラム書き換え用サーバ4に対して通知する書き換えプログラム取得通知手段120dを備えている。
また、プログラム書き換え実行部120は、監視装置1−Nの監視機能を停止する監視機能停止手段120eと、警報情報を警報状態保存領域150に保存する警報情報保存手段120fと、監視機能を自動で再起動するリブート手段120gと、を備えている。このプログラム書き換え実行部120は、また、リブート手段120gにより監視機能が再起動されると、書き換えプログラム格納領域140に非実行プログラムとして保存した書き換え用プログラムを実行プログラムに変換する書き換え実行手段120hを備えている。すなわち、書き換え実行手段120hが監視装置1−Nに内蔵していたプログラムを書き換え用プログラムに書き換える。なお、非実行プログラムから実行プログラムへの変換方法の1つとして、プログラム名の変換により実現する手段が挙げられる。
さらに、プログラム書き換え実行部120は、警報情報保存手段120fにより警報状態保存領域150に保存されていた警報情報をもとに警報復帰をし、当該警報復帰を監視サーバ3に対して通知する警報復帰手段120iを備えている。また、プログラム書き換え実行部120は、プログラムの書き換えが完了した旨を監視サーバ3に対して通知するプログラム書き換え完了通知手段120jと、監視サーバ3に対して警報の発生を通知する発生警報通知手段120kと、を備えている。
プログラム書き換え実行部120は、さらに、監視装置1−Nにおいて、プログラム実行の優先度を設定するプログラム実行優先度設定手段120lを備えている。例えば、このプログラム実行優先度設定手段120lは、プログラム格納領域130よりも書き換えプログラム格納領域140を高く設定する。
一方、プログラム書き換え用サーバ4は、図3に示す通り、監視装置1−Nに対して、通信ネットワーク2を介してプログラム書き換え用GUIを要求するプログラム書き換え要求手段400aと、後述するが、プログラム書き換え実行画面を通じて、プログラム書き換え用サーバ情報や取得プログラム情報等の情報を設定する情報設定手段400bと、を備えている。
また、プログラム書き換え用サーバ4は、監視装置1−Nに対して、プログラム書き換え実行画面を介して、監視装置1−Nに対して書き換えプログラムの取得命令を送信するプログラム取得命令送信手段400cを備えている。さらに、プログラム書き換え用サーバ4は、監視装置1−Nから書き換え用プログラムを正常に取得できたことが通知されると、プログラム書き換え実行画面を通じて、プログラム書き換え実行命令を監視装置1−Nに通知する書き換え実行命令手段400dを備えている。
なお、プログラム書き換え用サーバ4は、上記のように、監視装置1−Nが書き換え用プログラムを取得可能な機能を有し、また、監視サーバ3と同じサーバであっても構わない。
[1.2.作用]
次に、上記のような構成を有する第1の実施形態に係る監視用プログラム書換システムの作用を図4及び5を参照して以下に説明する。なお、プログラム書き換え実施手順の概要は、プログラム書き換え用サーバ4に保存されている書き換え用プログラムを監視装置1−Nが取得(ダウンロード)し、当該書き換え用プログラムを書き換えプログラム格納領域140に保存する。その後、監視装置1−Nを再起動(リブート)することにより装置プログラムの書き換えを実行する。
[1.2.1.書き換え用プログラムの取得手順]
まず、監視装置1−Nにおいて、プログラム書き換え用サーバ4からの書き換え用プログラムの取得手順を、図4を参照して説明する。図4に示す通り、プログラム書き換え用サーバ4では、書き換え用プログラムを保存後、プログラム書き換え要求手段400aが、監視装置1−Nに対して、通信ネットワーク2を介してプログラム書き換え用GUIを要求する(PD01)。
これにより、プログラム書き換え用サーバ4では、後述するが、図6に示すようなプログラム書き換え実行画面を表示し、当該プログラム書き換え実行画面を通じて、情報設定手段400bが、プログラム書き換え用サーバ情報や取得プログラム情報を設定する(PD02)。さらに、このプログラム書き換え用サーバ4のプログラム取得命令送信手段400cは、監視装置1−Nに対して、当該プログラム書き換え実行画面を介して、監視装置1−Nに対して書き換えプログラムの取得命令を送信する(PD03)。
監視装置1−Nでは、伝送制御手段110が、プログラム書き換え用サーバ4のプログラム取得命令送信手段400cにより送られてきた書き換え用プログラムの取得命令を受信する(PD04)。そして、プログラム書き換え実行部120の書き換えプログラム取得手段120aは、伝送制御手段110を通じて書き換え用プログラムの取得命令(PD03)を受信すると、プログラム書き換え実行画面において設定された取得プログラム情報に基づいて、プログラム書き換え用サーバ4から書き換え用プログラムを取得する(PD05)。
書き換えプログラム取得手段120aにより書き換え用プログラムが取得されると、プログラム書き換え実行部120のプログラム保存手段120bが、この書き換え用プログラムを非実行プログラムとして書き換えプログラム格納領域140に保存する(PD06)。ここで、監視装置1−Nでは、プログラム保存手段120bによる書き換えプログラムの保存後において、プログラム書き換え実行部120の妥当性確認判定手段120cが、書き換えプログラム格納領域140に保存した書き換え用プログラムからプログラムデータの妥当性確認値を算出し、算出した当該妥当性確認値をプログラム書き換え実行画面において設定した所定の妥当性確認値と対比することで、一致するかを判定する(PD07)。
妥当性確認判定手段120cが、書き換え用プログラムの妥当性確認値が設定した値と一致すると判定した場合には、プログラム書き換え用サーバ4から正常に書き換え用プログラムを取得し、書き換えプログラム格納領域140に保存したことが確認されたこととなる。そして、プログラム書き換え実行部120の書き換えプログラム取得通知手段120dは、書き換え用プログラムの取得処理の終了をプログラム書き換え用サーバ4に対して通知する(PD08)。
[1.2.2.書き換え実行手順]
次に、監視装置1−Nにおけるプログラムの書き換えの実行手順について、図5を参照して以下に説明する。
上述した通り、プログラム書き換え用サーバ4では、監視装置1−Nから書き換え用プログラムを正常に取得できたことが通知されると、プログラム書き換え実行画面にてその旨を確認し、当該プログラム書き換え実行画面を通じて、書き換え実行命令手段400dが、プログラム書き換え実行命令を監視装置1−Nに通知する(PU01)。なお、プログラム書き換え実行命令の通知は、後述するが、現在の監視装置1−Nの状態を確認した上で、任意のタイミングで行うことが可能である。
監視装置1−Nでは、伝送制御手段110を通じて、プログラム書き換え実行命令PU1を受信すると、まず、書き換えプログラム実行部120の監視機能停止手段120eが当該監視装置1−Nの監視機能を停止し(PU02)、警報情報保存手段120fが、現在の警報情報を警報状態保存領域150に格納する(PU03)。その後、リブート手段120gが、監視機能を自動で再起動する(PU04)。
リブート手段120gにより監視機能が再起動されると、プログラム書き換え実行部120の書き換え実行手段120hは、非実行プログラムとして保存した書き換え用プログラムを実行プログラムに変換する(PU05)。すなわち、書き換え実行手段120hは監視装置1−Nに内蔵していたプログラムを書き換え用プログラムに書き換える。
そして、プログラム書き換え実行部120の警報復帰手段120iが、警報情報保存手段120fにより警報状態保存領域150に保存されていた警報情報をもとに警報復帰を監視サーバ3に対して通知する(PU06)。これにより、監視サーバ3では、警報復帰が通知されることで警報状態が復帰し、監視処理が再開される(PU07)。
そして、プログラム書き換え実行部120のプログラム書き換え完了通知手段120jがプログラムの書き換えが完了した旨を監視サーバ3に対して通知する(PU08)。
また、監視サーバ3において監視処理が再開される際、リブート手段120gによる再起動中に警報復帰した場合には、現在の監視サーバ3における警報情報と一致しているので何ら問題ないが、警報が継続している場合には、プログラム書き換え実行部120の発生警報通知手段120kが、監視サーバ3に対して警報の発生を通知する(PU09)。
なお、プログラム実行優先度設定手段120lにより、監視装置1−Nにおいて、プログラム実行の優先度として、プログラム格納領域130よりも書き換えプログラム格納領域140を高く設定しておくことにより、実行プログラムへ変換された書き換えプログラム格納領域140に存在するプログラムが実行されることになる。
[1.2.3.実行画面例]
なお、前述したプログラム書き換え実行画面の表示画面例について、図6を参照して説明する。図6に示す通り、プログラム書き換え実行画面においては、設定される、プログラム書き換え用サーバの情報411(サーバIPアドレスや通信ポート番号、書き換え用プログラムの保存場所等)、取得プログラム情報412(プログラムファイル名や妥当性確認値等)や、書き換え後の書き換えプログラム情報413(ファイル名、チェックサム値等)が表示される。
なお、書き換え用プログラムの妥当性確認値は、プログラムを単位毎に加算して算出するチェックサム値等を使用する。また、プログラム書き換え実行画面では、セキュリティーを高めるためにユーザIDとパスワード等の入力を必要とする。
また、図示しないが、監視装置1−Nのプログラム書き換え実行部120を通じて提供されるプログラム書き換え実行画面の1つに、現在の監視装置1−Nが検出している計測値や警報状態、さらに監視装置1−N自身の状態を表示する。これにより、プログラム書き換え実行部120によるプログラムの書き換えは、監視装置の監視状況を踏まえ、最良のタイミングにて実行することができる。例えば、監視装置1−Nが警報を検出している最中や、監視装置自身が異常状態である場合をプログラムの書き換えタイミングとして回避することができる。
[1.3.他の実施態様]
なお、第1の実施形態は、プログラムの書き換えを、機能単位で行う方法も包含する。例えば、図7に示すように、プログラム書き換え前の監視装置1−Nが、App1(P1)、App2(P2)、App3(P3)の実行ファイルから構成されているとする。
ここから、新しい監視方式を適用するため、監視方式の実行を担当するApp2ファイルを変更して新規にApp2(P4)を作成する。この新しいApp2(P4)のみを上記プログラム書き換え方式により監視装置1−Nに対してプログラムの書き換えを実行することにより、書き換えプログラム格納領域のApp2(P4)とプログラム格納領域のApp1(P1)とApp3(P3)がプログラムとして実行され、機能単位でのプログラムの書き換えも可能とする。
また、第1の実施形態に係る装置プログラムの書き換え方法では、プログラム書き換え実行段階で失敗した場合でも、必ず正常動作している前回のバージョンで動作させる実施態様も包含する。
[1.4.効果]
以上のような第1の実施形態によれば、プログラム書き換え実行部120によるプログラム書き換え後、すなわち、再起動後に、警報の復帰及び発生を監視サーバ3へ通知するので、当該監視サーバ3で通報する警報情報の一貫性を保持することが可能となる。
また、プログラム書き換え用サーバ4からプログラム書き換え用サーバ情報や書き換え用プログラム情報が監視装置1−Nに通知されると、プログラム書き換え実行部120の妥当性確認判定手段120cが、書き換えプログラム格納領域140に保存した書き換え用プログラムからプログラムデータの妥当性確認値を算出し、算出した当該妥当性確認値をプログラム書き換え実行画面において設定した所定の妥当性確認値と対比することにより、監視装置1−Nの書き換え用プログラムの取得の信頼性とセキュリティーの向上を図ることができる。
さらに、第1の実施形態では、プログラムの書き換えを、プログラム実行の優先度を利用することにより、機能単位によるプログラムの書き換えを実施可能とし、また、プログラム書き換えに要する通信データ量や通信時間の削減による信頼性の向上、通信費用の削減や、プログラム書き換えに必要とする作業領域の縮小による実装メモリの削減等、監視装置1−Nのハードウェア容量削減などにより経済的負担の軽減に貢献することが可能となる。
[2.第2の実施形態]
[2.1.構成]
次に、第2の実施形態に係る監視装置用プログラム書換制御システムの構成を図8を参照して以下に説明する。図8は、第2の実施形態に係る監視用プログラム書換制御システムの監視装置の構成を示す機能ブロック図である。
図8に示す通り、第2の実施形態では、第1の実施形態に係る監視用プログラム書換制御システムのうち、監視装置1−Nの構成に、プログラム書き換え後の当該監視装置1−Nの機能を確認する自動試験手段160を設ける点に特徴を有する。なお、それ以外の構成は、第1の実施形態と共通するため、同一の符号を付し説明は省略する。
[2.2.作用]
次に、上記のような自動試験手段160を有する第2の実施形態における作用を以下に説明する。第1の実施形態と同様に、PD01〜PD08の処理により、監視装置1−Nでは書き換え用プログラムを取得し、PU01〜PU05の処理により、非実行プログラムとして保存した書き換え用プログラムを実行プログラムに変換されると、第2の実施形態では、自動試験手段160がプログラム書き換え後の機能において自動試験を実施する。
具体的には、自動試験手段160は、PU05の書き換え用プログラムを実行プログラムに変換後に、書き換え後のプログラムにおける警報検出機能等の基本機能に対して試験を自動で実施する。これにより、監視装置1−Nの性能に問題がないかを確認する。例えば、監視装置1−Nのアナログ処理回路に試験電流や電圧等を発生させることで、警報の検出の有無を確認する。
なお、自動試験手段160において、自動試験が失敗した場合には監視装置1−Nの異常を監視サーバ3に通報することなどにより監視員に通知し、監視を停止させる。これ以外の処理は、第1の実施形態と同様である。
[2.3.効果]
以上のような第2の実施形態によれば、監視装置1−N内に自動試験手段160を設けたことにより、プログラム書き換え後に各種機能に対して自動試験を実施することが可能となり、書き換え後のプログラムの信頼性をより向上させることができる。
[3.第3の実施形態]
[3.1.構成]
次に、第3の実施形態に係る監視用プログラム書換制御システムの構成を図9を参照して以下に説明する。図9は、第3の実施形態に係る監視用プログラム書換制御システムの監視装置の構成を示す機能ブロック図である。
図9に示す通り、第3の実施形態では、第1の実施形態に係る監視用プログラム書換制御システムのうち、監視装置1−Nの構成に、書き換えたプログラムの自己監視を実施する自己監視手段170を設ける点に特徴を有する。なお、それ以外の構成は、第1又は2の実施形態と共通するため、同一の符号を付し説明は省略する。
[3.2.作用]
次に、上記構成を有する第3の実施形態における作用を以下に説明する。第1の実施形態と同様に、PD01〜PD08の処理により、監視装置1−Nでは書き換え用プログラムを取得し、PU01〜PU08の処理により、監視サーバ3に対してプログラム書き換え完了通知がされると、第3の実施形態では、自己監視手段170が、定周期で書き換えプログラム格納領域140のプログラムの妥当性を確認する。
具体的には、自己監視手段170は、PU08による書き換え完了通知後、この書き換えたプログラムの妥当性確認値を算出し、監視装置1−Nの不揮発性メモリ上に保存しておき、当該妥当性確認値を、定周期で、プログラム書き換え実行部120の妥当性確認判定手段120cにより算出された書き換えプログラム格納領域140に保存した書き換え用プログラムの妥当性確認値と対比し、一致するかを確認する。なお、妥当性確認値が異なる場合には、この自己監視手段170は、監視装置1−Nの異常を監視サーバ3に通報する等により監視員に通知し、監視を停止させる。
[3.3.効果]
以上のような第3の実施形態によれば、定周期で、書き換えプログラム格納領域のプログラムの妥当性を確認する自己監視手段170を監視装置1−N内に設けることにより、書き換えたプログラムの適宜検査し、信頼性をより向上させることができる。
1−1〜1−N…監視装置
2…通信ネットワーク
3…監視サーバ
4…プログラム書き換え用サーバ
110…伝送制御手段
120…プログラム書き換え実行部
120a…書き換えプログラム取得手段
120b…書き換えプログラム保存手段
120c…妥当性確認判定手段
120d…書き換えプログラム取得通知手段
120e…監視機能停止手段
120f…警報情報保存手段
120g…リブート手段
120h…書き換え実行手段
120i…警報復帰手段
120j…書き換え完了通知手段
120k…発生警報通知手段
120l…プログラム実行優先度設定手段
130…プログラム格納領域
140…書き換えプログラム格納領域
150…警報状態保存領域
160…自動試験手段
170…自己監視手段
400a…プログラム書き換え要求手段
400b…情報設定手段
400c…プログラム取得命令送信手段
400d…書き換え実行命令手段
411…サーバ情報
412…取得プログラム情報
413…書き換えプログラム情報

Claims (5)

  1. 機器の動作状況を監視し、警報発生又は復帰を通知する監視装置と、各監視装置からの警報発生又は復帰に基づき警報情報を通報する監視サーバと、前記監視装置の書き換え用プログラムを有し、前記監視装置に対してプログラムの書き換え指令を下すプログラム書き換え用サーバと、がネットワーク上に接続してなる監視システムの監視装置用プログラムの書き換え方法であって、
    前記監視装置は、
    前記書き換え用プログラムを格納する書き換え用プログラム格納部を備え、
    前記プログラム書き換え用サーバから書き換え指令を受信すると、当該監視装置の監視機能を停止する監視機能停止ステップと、
    監視機能が停止した際に、当該停止まで発生していた警報情報を保存する警報情報保存ステップと、
    警報情報を保存すると同時に監視機能を再起動する再起動ステップと、
    再起動後に、格納していた前記書き換え用プログラムを実行プログラムに転換する書き換え用プログラム実行ステップと、
    前記書き換え用プログラムが実行プログラムに転換されると、警報復帰を前記監視サーバに通知する警報復帰ステップと、
    を実行することを特徴とする監視装置用プログラムの書き換え方法。
  2. 前記監視装置は、
    前記書き換え用プログラムが実行プログラムに転換された際に、未だ警報が発生している場合に警報発生を前記監視サーバに通知ステップを実行することを特徴とする請求項1に記載の監視装置用プログラムの書き換え方法。。
  3. 前記監視装置は、
    前記プログラム書き換え用サーバに前記書き換え用プログラムの取得を要求する要求ステップと、
    当該要求後、前記プログラム書き換え用サーバからの返答を得て、前記書き換え用プログラムを取得する取得ステップと、
    取得した前記書き換え用プログラムを前記書き換え用プログラム格納部に保存する保存ステップと、
    を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の監視装置用プログラムの書き換え方法。
  4. 前記監視装置は、前記書き換え用プログラムを実行プログラムに転換後、警報検出機能を含む当該監視装置の各種機能に対して自動で性能試験を行う自動試験ステップを実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の監視装置用プログラムの書き換え方法。
  5. 前記監視装置は、定周期で、前記書き換え用プログラム格納部に格納された前記書き換えプログラムの妥当性確認値を算出することで、当該書き換え用プログラムの妥当性を自己監視する自己監視ステップを実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の監視装置用プログラムの書き換え方法。
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