JPWO2016153028A1 - コンデンサ内蔵基板およびインターポーザ並びに実装基板 - Google Patents

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Abstract

基板14内にコンデンサ21を内蔵しているともに、該コンデンサ21が、厚さ15μm以下の誘電体磁器板21aと、該誘電体磁器板21aを挟持する電極21bとを具備しているコンデンサ内蔵基板であり、このコンデンサ内蔵基板からなるインターポーザ13である。また、配線基板11にインターポーザ13が実装され、このインターポーザ13に半導体素子15が実装されてなる実装基板である。【選択図】 図1

Description

本発明は、コンデンサ内蔵基板およびインターポーザ並びに実装基板に関する。
近年においては、集積回路の高速動作に伴い諸問題が生じている。例えば、高周波ノイズが生じる問題があり、この高周波ノイズの除去をいわゆるデカップリングコンデンサにて行っている。このデカップリングコンデンサは、論理回路の切り替えが同時に発生したときに生ずる電源電圧の瞬間的な低下を、コンデンサに蓄積された電荷を瞬時に供給することにより低減する機能を有している。
このデカップリングコンデンサに要求される性能は、クロック周波数と同等の負荷部の電流変動に応じて、いかにすばやく電流を供給できるかにある。従って、蓄積する電荷を十分に大きくするとともに、デカップリングコンデンサ自身の持つインダクタンスを減少させ、さらに、デカップリングコンデンサに接続する配線部のインダクタンスを減少させることが必要である。
このような要求を得るために、従来、配線基板内にコンデンサを内蔵し、この配線基板に半導体素子を実装した実装基板が知られている。コンデンサは、配線基板内に内蔵されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−156211号公報
本開示のコンデンサ内蔵基板は、基板内にコンデンサを内蔵しているとともに、該コンデンサが、厚さ15μm以下の誘電体磁器板と、該誘電体磁器板を挟持する電極とを具備している。
本開示のインターポーザは、上記のコンデンサ内蔵基板からなるとともに、1個の前記コンデンサを内蔵する。
本開示の実装基板は、配線基板に、上記のインターポーザが実装され、このインターポーザに半導体素子が実装されてなる。
図1は、実装基板の一実施形態を示すもので、(a)は断面図、(b)は(a)の半導体素子を除去して、インターポーザの上方から見た平面図である。 配線基板にインターポーザを実装した状態の断面図である。 (a)はコンデンサの誘電体磁器板と電極との関係を示す斜視図、(b)はインターポーザ内のコンデンサを示す断面図、(c)は(b)のコンデンサの平面図である。 インターポーザの製法を説明するための断面図である。 凹部内にコンデンサを収容して構成されたインターポーザの断面図である。
以下、基板の具体的な実施形態について、図1を参照しつつ説明する。なお、本開示は、以下の実施形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
図1の実装基板は、配線基板11上にインターポーザ(コンデンサ内蔵基板)13が実装され、このインターポーザ13には半導体素子15が実装されて構成されている。なお、マザーボード上に配線基板11が実装される場合があるが、この形態も含めて実装基板という。配線基板11とインターポーザ13は、図2に示すように、配線基板11、インターポーザ13、半導体素子15に形成されたパッド19を介して半田17で接合され、これにより電気的に接続されている。なお、図1、2では、半田17は一部しか記載していない。
配線基板11には、図示しないが、内部に配線層が形成され、これらの配線層を電気的に接続するビアホール導体が形成されている。そして、インターポーザ13と電気的に接続される配線基板11の内部には、ビアホール導体が形成され、配線基板11の表面に露出している。この露出したビアホール導体の表面には、図2に示すように、パッド19が形成されている。
インターポーザ13は、例えば樹脂製の基板14と、この基板14を上下に貫通するスルーホール導体20とを有している。これらのスルーホール導体20の露出部分にはパッド19が形成されている。基板14の厚みは、5mm以下、さらには2mm以下、特には1mm以下であることが望ましい。
そして、インターポーザ13の基板14下面のパッド19と、配線基板11上面のパッド19とが、半田17にて接合され、これによりインターポーザ13と配線基板11とが接続されている。
インターポーザ13を構成する基板14の内部には、1個のコンデンサ21が内蔵されている。このコンデンサ21の端子電極にはビアホール導体23が接続され、インターポーザ13上面のパッド19と、ビアホール導体23とが接続されている。
半導体素子15は、インターポーザ13のパッド19に半田17にて接続されている。半導体素子15の直下のインターポーザ13の内部には、薄くて所定面積を有するコンデンサ21が内蔵されている。実装基板を平面視したときに、半導体素子15の直下で半導体素子15とコンデンサ21の端子電極とが電気的に接続されるとともに、半導体素子15と配線基板11とが、半導体素子15の直下で、かつコンデンサ21の外側に位置するインターポーザ13のスルーホール導体20を介して電気的に接続されている。
すなわち、実装基板を平面視した時に、インターポーザ13は、図1(b)に一点鎖線で示すように、表面に半導体素子15の搭載領域25を有しており、この搭載領域25はインターポーザ13の表面の中央部に位置している。また、コンデンサ21は、図1(b)に鎖線で示すように、インターポーザ13に内蔵され、かつ半導体素子15の搭載領域25の内側に位置している。なお、図1、2では、半導体素子15よりも広い面積を有する大きなインターポーザ13を用いたが、半導体素子15とほぼ同一寸法のインターポーザを用いることができるのは勿論である。
そして、インターポーザ13の半導体素子15の搭載領域25内には、厚さ方向に延びてコンデンサ21の電極と電気的に接続される柱状導体が形成されている。インターポーザ13の半導体素子15の搭載領域25内であって、コンデンサ21の外側には、厚さ方向に延びて上下面に引き出される柱状導体が形成されている。
言い換えると、半導体素子15の下面から、直下のインターポーザ13におけるスルーホール導体20を介して垂直方向にグランド配線が延びており、一方、半導体素子15の下面から、直下のインターポーザ13におけるビアホール導体23を介して電源配線が延びている。本実施形態では、このようにグランド配線、電源配線の長さを短くすることができ、配線部によるインダクタンスを低減できる。
コンデンサ21は、図3に示すように、厚さ15μm以下の誘電体磁器板21aと、この誘電体磁器板21aを挟持する一対の電極21bとを具備している。電極21bは、例えば銅箔、蒸着膜からなり、その厚さは、例えば0.5〜3.0μmとされている。図3のコンデンサ21では、誘電体磁器板21aと電極21bとが交互に積層され、誘電体磁器板21aを3層有している。誘電体磁器板21aの両側の電極21bには、それぞれ異なる電圧が印加されるように、一対の端子電極21cが接続されている。なお、電極21bと端子電極21cとを絶縁すべき部分では、例えば樹脂が配置され、絶縁体21dを形成している。一対の端子電極21cの上面には、上述したように、インターポーザ13内のビアホール導体23がそれぞれ接続されている。
一対の端子電極21cには、図3(c)に示すように、ビアホール導体23が、それぞれ5本接続されており、分流効果によりコンデンサ21のインダクタンスを低減できる。
コンデンサ21は、例えば、厚さが100μm以下で、平面視した時の主面の形状が長方形状(正方形も含む)をなしている。コンデンサ21の主面の面積(誘電体磁器板21aの主面の面積)は、例えば、4mm(2mm×2mm)以上、さらには200mm以上とできる。コンデンサ21の主面の面積は、インターポーザ13に用いる場合、400mm(20mm×20mm)以下とすることができる。
誘電体磁器板21aは、比誘電率が1000以上とされ、厚さ15μm以下、例えば3μmの薄板でも十分な強度を有し、自立膜となっている。
このように、本実施形態のインターポーザ(コンデンサ内蔵基板)13は、厚さ15μm以下の誘電体磁器板21aと、この誘電体磁器板21aを挟持する一対の電極21bとを具備するコンデンサ21を内蔵しており、薄くて小型であることから、グランド配線や電源配線を短くすることができる。したがって、本実施形態のインターボーザを用いることで、配線部のインダクタンスを低減でき、高周波ノイズの除去機能に優れた実装基板を得ることができる。
誘電体磁器板21aとしては、例えば、酸化チタンを主成分とし、ルチル型の結晶構造を有する常誘電体を用いることができる。なお、Ti以外の金属元素として、2価の元素、3価の元素、4価の元素および5価の元素のうち少なくともいずれかを含んでいてもよい。例えば、2価の元素としてはMg、Ni、Co、Ca、Zn、Cuなどが挙げられる。3価の元素としては、Al、Fe、In、Gaなどが挙げられる。4価の元素としては、Zr、Sn、Mnなどが挙げられる。5価の元素としては、Nb、Ta、Sbなどが挙げられる。これらの元素を、例えば2価の元素と5価の元素との組合せ、3価の元素と5価の元素との組合せで、ルチル型の結晶構造を維持できる範囲で含んでいてもよい。また、これらの組合せにさらに4価の元素を含んでいてもよい。このような組成を有する材料は、高い比誘電率と高い抗折強度を有しており、厚さ15μm以下の薄板でも容易にハンドリングができる。また、誘電特性の周波数依存性が小さい常誘電体であることから、特に高周波対応コンデンサとして用いることができる。
特に、MgおよびNiのうち少なくともいずれか一種であるM1と、NbおよびTaのうち少なくともいずれか一種であるM2とを含み、Ti、M1およびM2の総量に対して、M1のモル比率が0.005〜0.025、M2のモル比率が0.01〜0.050である材料を用いるのがよい。このような組成を有する材料は、非常に高い比誘電率を示す。
本発明者は、酸化チタン、炭酸マグネシウム、五酸化タンタルの粉末を、金属元素(Ti、Mg、Ta)の総量に対するモル比率にして、Mgが0.01、Taが0.02、残部がTiとなるように各粉末を配合し、成形して、1300℃で6時間焼成し、10mm×20mm(200mm)、厚さ14μmまたは3μmの矩形の誘電体磁器板21a、および18mm×20mm(360mm)、厚さ14μmの矩形の誘電体磁器21aが得られ、その比誘電率(εr)は5340、抗折強度は209MPaであることを確認している。また、金属元素の総量に対するモル比率にして、Mgが0.013、Nbが0.025、残部がTiとしたものでは、比誘電率(εr)が5620であることを確認している。
誘電体磁器板21aは、ハンドリング上の制約および特性の関係から、研削・研磨加工を施さないことが好ましい。したがって、誘電体磁器板21aは表面が焼き肌の状態であり、厚さは3〜15μmであることが望ましい。
次にコンデンサを内蔵したインターポーザの製法について、図4を用いて説明する。例えば、先ず、樹脂板表面に、下面に銅箔を貼付した誘電体磁器板21aを配置し、この誘電体磁器板21aの上面にさらに銅箔を貼付する。次に、誘電体磁器21aの上面に貼付した銅箔の上に、さらに誘電体磁器板21aを配置する。このように誘電体磁器板21aと銅箔とを交互に配置する工程を繰り返した後、端子電極21cを形成し、図4(a)に示すように、樹脂板上にコンデンサ21を作製する。この後、図4(b)に示すように、コンデンサ21を被覆するように樹脂を塗布し、樹脂を硬化させる。
この後、図4(c)に示すように、樹脂製のインターポーザ13の所定位置に、ビアホールおよびスルーホールを形成する。ビアホールは、コンデンサ21の端子電極21cに位置する部分に形成し、スルーホールは、コンデンサ21の周囲に位置する部分に形成する。この後、ビアホールおよびスルーホールに導体ペーストを充填し、ビアホール導体23およびスルーホール導体20を形成し、インターポーザ13を作製できる。
なお、図5に示すように、凹部を有する樹脂製の基板の前記凹部内に、予め作製したコンデンサ21を収容し、樹脂で被覆することによってもインターポーザ13を作製できる。
本実施形態のインターポーザ(配線基板)では、15μm以下の厚みでも高い比誘電率と高い強度とを有する誘電体磁器板21aを用いることにより、薄層で小型、高容量のコンデンサ21を容易に内蔵することができ、半導体素子15の直下にコンデンサ21を配置することが可能となり、電源配線の長さを短くでき、配線部のインダクタンスを低減できる。
また、所定の容量を得るための、薄くて小型、高容量のコンデンサ21を、半導体素子15の搭載領域25の内側に配置でき、半導体素子15の直下で、かつ、コンデンサ21の周囲に、薄いインターポーザ13を貫通するスルーホール導体20を形成でき、半導体素子15とインターポーザ13との間のグランド配線を短くでき、配線部のインダクタンスを低減できる。
特に、近年においては、半導体素子の高集積化に伴い、半導体素子が小型化、かつ高周波化しており、従来のようなコンデンサでは、多数のコンデンサを所定間隔で配置する必要があるため、半導体素子の搭載領域よりもコンデンサの形成領域が広くなる傾向にある。本開示のコンデンサ内蔵基板13では、多数のコンデンサ21を必要としないため、小型、高周波対応のインターポーザ13として好適に用いることができる。
さらに、本実施形態では、コンデンサ21の端子電極21cに複数のビアホール導体23を接続しているため、コンデンサ21自体のインダクタンスを低減することができる。
なお、上記形態では、誘電体磁器板21aを3層有するコンデンサ21を用いたが、誘電体磁器板21aは2層以下であっても、また4層以上あっても良い。
また、上記形態では、チタニア系の誘電体磁器板21aを有するコンデンサ21を用いたが、これに限定されるものではない。
さらに、インターポーザ13は、1個のコンデンサ21を内蔵する場合について説明したが、複数個内蔵していてもよい。
11 配線基板
13 インターポーザ
14 基板
15 半導体素子
20 スルーホール導体
21 コンデンサ
21a 誘電体磁器板
21b 電極
21c 端子電極
23 ビアホール導体
25 半導体素子の搭載領域

Claims (12)

  1. 基板内にコンデンサを内蔵しているとともに、
    該コンデンサが、厚さ15μm以下の誘電体磁器板と、該誘電体磁器板を挟持する電極とを具備している、コンデンサ内蔵基板。
  2. 前記コンデンサは、前記誘電体磁器板と前記電極とが交互に積層された積層コンデンサである、請求項1に記載のコンデンサ内蔵基板。
  3. 前記誘電体磁器板の面積が4mm以上である、請求項1または2に記載のコンデンサ内蔵基板。
  4. 前記誘電体磁器板の比誘電率が、1000以上である、請求項1乃至3のうちのいずれかに記載のコンデンサ内蔵基板。
  5. 前記基板の厚さが、1mm以下である、請求項1乃至4のうちのいずれかに記載のコンデンサ内蔵基板。
  6. 前記誘電体磁器板が、酸化チタンを主成分とし、ルチル型の結晶構造を有するとともに、
    2価の元素、3価の元素、4価の元素および5価の元素のうち少なくともいずれかを含む、請求項1乃至5のうちいずれかに記載のコンデンサ内蔵基板。
  7. 前記誘電体磁器板が、MgおよびNiのうち少なくともいずれか一種である金属元素M1と、NbおよびTaのうち少なくともいずれか一種である金属元素M2と、を含み、
    Ti、M1およびM2の総量に対して、M1のモル比率が0.005〜0.025、M2のモル比率が0.01〜0.050である、請求項6に記載のコンデンサ内蔵基板。
  8. 請求項1乃至7のうちのいずれかに記載のコンデンサ内蔵基板からなるとともに、1個の前記コンデンサを内蔵する、インターポーザ。
  9. 半導体素子の搭載領域を有し、平面視したときに、前記搭載領域の直下に前記コンデンサが位置するとともに、前記搭載領域の内側に前記コンデンサが位置する、請求項8に記載のインターポーザ。
  10. 前記半導体素子の搭載領域内に、厚さ方向に延び前記コンデンサの電極と接続される柱状導体が形成され、前記搭載領域の内側であって前記コンデンサの外側に、厚さ方向に延び上下面に引き出される柱状導体が形成されている、請求項9に記載のインターポーザ。
  11. 配線基板に、請求項8乃至10のうちのいずれかに記載のインターポーザが実装され、このインターポーザに半導体素子が実装されてなる、実装基板。
  12. 平面視したときに、前記半導体素子の直下で前記半導体素子と前記コンデンサの電極とが電気的に接続されるとともに、前記半導体素子と前記配線基板とが、前記半導体素子の直下で、かつ前記コンデンサの外側に位置する前記インターポーザ内を介して電気的に接続されている、請求項11に記載の実装基板。
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