JPWO2016143250A1 - 太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

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Abstract

太陽電池モジュール(1)の製造方法は、第1の温度で加熱することにより複数の太陽電池セル(10)をタブ配線(20)で連結してストリング(10S)を形成するストリング形成工程と、ストリング形成工程の後に、第1の温度よりも低い第2の温度で加熱することにより複数の太陽電池セル(10)のうちの少なくとも1つの太陽電池セル(10)の端部に光反射部材(30)を貼り付ける光反射部材貼付工程とを含む。

Description

本発明は、太陽電池モジュールの製造方法に関する。
従来、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換装置として、太陽電池モジュールの開発が進められている。太陽電池モジュールは、無尽蔵の太陽光を直接電気に変換できることから、また、化石燃料による発電と比べて環境負荷が小さくクリーンであることから、新しいエネルギー源として期待されている。
太陽電池モジュールは、例えば、表面保護部材と裏面保護部材との間に複数の太陽電池セルが充填部材で封止された構造となっている。太陽電池モジュールにおいて、複数の太陽電池セルは、マトリクス状に配置されている。行方向又は列方向の一方に沿って直線状に配列された複数の太陽電池セルは、隣り合う2つの太陽電池セル同士がタブ配線によって連結されてストリングを構成している。
従来、太陽電池セル同士の隙間に照射される太陽光を有効に利用するために、太陽電池セルの受光面よりも突出するとともに受光面に傾斜した光反射部材が太陽電池セル間の隙間に設けられた太陽電池モジュールが提案されている(例えば特許文献1)。
特開2013−98496号公報
しかしながら、これまでの太陽電池モジュールでは、光反射部材を適切な位置に配置することが難しい。このため、光反射部材を導入したことによる発電効率の向上効果が薄れてしまう。
本発明は、光反射部材の変形を抑制できるので発電効率を効果的に向上させることができる太陽電池モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法の一態様は、第1の温度で加熱することにより複数の太陽電池セルをタブ配線で連結してストリングを形成するストリング形成工程と、前記ストリング形成工程の後に、前記第1の温度よりも低い第2の温度で加熱することにより前記複数の太陽電池セルのうちの少なくとも1つの太陽電池セルの端部に光反射部材を貼り付ける光反射部材貼付工程とを含む。
光反射部材の変形を抑制できるので発電効率を効果的に向上させることができる。
図1は、実施の形態に係る太陽電池モジュールの平面図である。 図2Aは、図1のIIA−IIA線における実施の形態に係る太陽電池モジュールの断面図である。 図2Bは、図1のIIB−IIB線における実施の形態に係る太陽電池モジュールの断面図である。 図3は、図1の破線で囲まれる領域Xの拡大図であって、実施の形態に係る太陽電池モジュールの一部拡大平面図である。 図4Aは、図3のIVA−IVA線における実施の形態に係る太陽電池モジュールの拡大断面図である。 図4Bは、図3のIVB−IVB線における実施の形態に係る太陽電池モジュールの拡大断面図である。 図5Aは、図3のVA−VA線における実施の形態に係る太陽電池モジュールの拡大断面図である。 図5Bは、図3のVB−VB線における実施の形態に係る太陽電池モジュールの拡大断面図である。 図6は、実施の形態に係る太陽電池モジュールの製造方法を説明するための図である。 図7は、実施の形態に係る太陽電池モジュールの製造方法における、太陽電池セル準備工程、ストリング形成工程及び光反射部材工程を説明するための平面図である。 図8は、太陽電池モジュールの製造方法の一例を説明するための平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、工程及び工程の順序等は、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
[太陽電池モジュールの構成]
まず、実施の形態に係る太陽電池モジュール1の概略構成について、図1、図2A及び図2Bを用いて説明する。図1は、実施の形態に係る太陽電池モジュール1の平面図である。図2A及び図2Bはそれぞれ、図1のIIA−IIA線及びIIB−IIB線における実施の形態に係る太陽電池モジュール1の断面図である。
なお、図1、図2A及び図2Bにおいて、Z軸は、太陽電池モジュール1の主面に垂直な軸であり、X軸及びY軸は、互いに直交し、かつ、いずれもZ軸に直交する軸である。Z軸、X軸及びY軸については、以下の図においても同様である。
図1、図2A及び図2Bに示すように、太陽電池モジュール1は、複数の太陽電池セル10と、タブ配線20と、光反射部材30と、表面保護部材40と、裏面保護部材50と、充填部材60と、フレーム70とを備える。太陽電池モジュール1は、表面保護部材40と裏面保護部材50との間に、複数の太陽電池セル10が充填部材60で封止された構造となっている。
図1に示すように、太陽電池モジュール1の平面視形状は、例えば略矩形状である。一例として、太陽電池モジュール1は、横の長さが約1600mmで、縦の長さが約800mmの略矩形状である。なお、太陽電池モジュール1の形状は、矩形状に限るものではない。
以下、太陽電池モジュール1の各構成部材について、図1、図2A及び図2Bを参照しながら、図3、図4A、図4B、図5A及び図5Bを用いてさらに詳細に説明する。図3は、図1の破線で囲まれる領域Xの拡大図であって、実施の形態に係る太陽電池モジュール1の一部拡大平面図である。図4A、図4B、図5A及び図5Bはそれぞれ、図3のIVA−IVA線、IVB−IVB線、VA−VA線及びVB−VB線における実施の形態に係る太陽電池モジュール1の拡大断面図である。なお、図4A及び図5Aは、タブ配線20の周辺構造を示しており、また、図4B及び図5Bは、光反射部材30の周辺構造を示している。
[太陽電池セル(太陽電池素子)]
太陽電池セル10は、太陽光等の光を電力に変換する光電変換素子(光起電力素子)である。図1に示すように、太陽電池セル10は、同一平面において行列状(マトリクス状)に複数枚配列されてセルアレイを構成している。
行方向又は列方向の一方に沿って直線状に配列された複数の太陽電池セル10は、隣り合う2つの太陽電池セル10同士がタブ配線20によって連結されてストリング(セルストリング)を構成している。複数の太陽電池セル10は、タブ配線20によって電気的に接続されることでストリング化されている。1つのストリング10S内の複数の太陽電池セル10は、タブ配線20によって直列接続されている。
図1に示すように、本実施の形態では、行方向(X軸方向)に沿って等間隔に配列された12枚の太陽電池セル10がタブ配線20で接続されることで1つのストリング10Sを構成している。より具体的には、各ストリング10Sは、行方向(X軸方向)に隣り合う2つの太陽電池セル10を3本のタブ配線20で順次連結していくことで構成されており、行方向に沿って配列された一列分全ての太陽電池セル10が連結されている。
ストリング10Sは、複数形成されている。複数のストリング10S(ストリングス)は、行方向又は列方向の他方に沿って並べられている。本実施の形態では、6つのストリング10Sが形成されている。図1に示すように、6つのストリング10Sは、互いに平行となるように列方向(Y軸方向)に沿って等間隔で並べられている。
なお、各ストリング10Sにおける先頭の太陽電池セル10は、タブ配線20を介して渡り配線(不図示)に接続されている。また、各ストリング10Sにおける最後尾の太陽電池セル10は、タブ配線20を介して渡り配線(不図示)に接続されている。これにより、複数(図1では6つ)のストリング10Sが直列接続又は並列接続されてセルアレイが構成される。本実施の形態では、隣り合う2つのストリング10Sが直列接続されて1つの直列接続体(24枚の太陽電池セル10が直列接続されたもの)が構成されており、この直列接続体が3つ並列接続されている。
図1及び図3に示すように、複数の太陽電池セル10は、行方向及び列方向に隣り合う太陽電池セル10との間に隙間をあけて配置されている。後述するように、この隙間には光反射部材30が配置されている。
本実施の形態において、太陽電池セル10は、平面視において、略矩形状である。具体的には、太陽電池セル10は、125mm角の正方形の角が欠けた形状である。つまり、1つのストリング10Sは、隣り合う2つの太陽電池セル10の一辺同士が対向するように構成されている。なお、太陽電池セル10の形状は、略矩形状に限るものではない。
太陽電池セル10は、半導体pin接合を基本構造としており、一例として、n型の半導体基板であるn型単結晶シリコン基板と、n型単結晶シリコン基板の一方の主面側(表面側)に順次形成された、i型非晶質シリコン層、n型非晶質シリコン層及びn側表面電極と、n型単結晶シリコン基板の他方の主面側(裏面側)に順次形成された、i型非晶質シリコン層、p型非晶質シリコン層及びp側表面電極とによって構成されている。n側表面電極及びp側表面電極は、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明電極である。
図4A及び図4Bに示すように、太陽電池セル10には、太陽電池セル10のn側表面電極に電気的に接続された表側集電極11(n側集電極)と、太陽電池セル10のp側表面電極に電気的に接続された裏側集電極12(p側集電極)とが形成されている。表側集電極11は、例えばn側表面電極に接触するように形成されており、裏側集電極12は、例えばp側表面電極に接触するように形成されている。
表側集電極11及び裏側集電極12の各々は、例えば、タブ配線20の延設方向と直交するように直線状に形成された複数本のフィンガー電極と、これらのフィンガー電極に接続されるとともにフィンガー電極に直交する方向(タブ配線20の延設方向)に沿って直線状に形成された複数本のバスバー電極とによって構成されている。バスバー電極の本数は、例えば、タブ配線20と同数であり、本実施の形態では、3本である。なお、表側集電極11及び裏側集電極12は、互いに同じ形状となっているが、これに限定されるものではない。
表側集電極11及び裏側集電極12は、銀(Ag)等の低抵抗導電材料からなる。例えば、表側集電極11及び裏側集電極12は、バインダー樹脂中に銀等の導電性フィラーが分散した導電性ペーストをn側表面電極及びp側表面電極の上に所定のパターンでスクリーン印刷することで形成することができる。
このように構成される太陽電池セル10では、表面(n側面)及び裏面(p側面)の両方が受光面となる。例えば、表面保護部材40及び裏面保護部材50の両方を透光部材にすることによって、表面保護部材40側及び裏面保護部材50側の両面から光を入射させることができる。そして、光照射によって太陽電池セル10の光電変換部で発生したキャリアは、光電流としてn側表面電極及びp側表面電極に拡散し、表側集電極11及び裏側集電極12で収集されてタブ配線20に流れ込む。このように、表側集電極11及び裏側集電極12を設けることで、太陽電池セル10で発生したキャリアを外部回路に効率的に取り出すことができる。
[タブ配線]
図1及び図2Aに示すように、タブ配線20(インターコネクタ)は、ストリング10Sにおいて、隣り合う2つの太陽電池セル10同士を電気的に接続する。図3に示すように、本実施の形態では、隣り合う2つの太陽電池セル10は、互いに略平行に配置された3本のタブ配線20によって接続されている。各タブ配線20は、接続する2つの太陽電池セル10の並び方向に沿って延設されている。
タブ配線20は、長尺状の導電性配線であって、例えば、リボン状の金属箔である。タブ配線20は、例えば、銅箔や銀箔等の金属箔の表面全体を半田や銀等で被覆したものを所定の長さに短冊状に切断することによって作製することができる。
図4Aに示すように、各タブ配線20については、タブ配線20の一端部が、隣り合う2つの太陽電池セル10のうちの一方の太陽電池セル10の表面に配置され、タブ配線20の他端部が、隣り合う2つの太陽電池セル10のうちの他方の太陽電池セル10の裏面に配置されている。
各タブ配線20は、隣り合う2つの太陽電池セル10において、一方の太陽電池セル10のn側集電極(表面側の集電極)と、他方の太陽電池セル10のp側集電極(裏面側の集電極)とを電気的に接続している。具体的には、タブ配線20は、一方の太陽電池セル10の表側集電極11のバスバー電極と他方の太陽電池セル10の裏側集電極12のバスバー電極とに接合されている。タブ配線20と表側集電極11(裏側集電極12)とは、例えば導電性接着剤21を間に挟んで熱圧着することで接着される。
導電性接着剤21としては、例えば、導電性接着ペースト(SCP)、導電性接着フィルム(SCF)又は異方性導電フィルム(ACF)を用いることができる。導電性接着剤ペーストは、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂又はウレタン樹脂等の熱硬化型の接着性樹脂材料に導電性粒子を分散させたペースト状の接着剤である。導電性接着フィルム及び異方性導電フィルムは、熱硬化型の接着性樹脂材料に導電性粒子を分散させてフィルム状に形成されたものである。
なお、タブ配線20と表側集電極11(裏側集電極12)とは、導電性接着剤21ではなく、ハンダ材によって接合されていてもよい。また、導電性接着剤21に代えて、導電性粒子を含まない樹脂接着剤を用いてもよい。この場合、樹脂接着剤の塗布厚みを適切に設計することによって、熱圧着時の加圧時に樹脂接着剤が軟化し、表側集電極11の表面とタブ配線20とを直接接触させて電気的に接続させることができる。
また、本実施の形態におけるタブ配線20は、図5Aに示すように、表面に凹凸20aが設けられている。凹凸20aは、太陽電池モジュール1に入射した光がタブ配線20の表面に入射した際に、その光を散乱させて表面保護部材40と空気層との界面又は表面保護部材40と充填部材60との界面で反射させることで太陽電池セル10へと導くことを可能とする。これにより、タブ配線20の表面で反射された光も有効に発電に寄与させることができ、太陽電池モジュール1の発電効率が向上する。
このようなタブ配線20としては、表面形状として凹凸20aを有する銅箔の表面に銀の蒸着膜を形成したものを用いることができる。なお、タブ配線20の表面は、凹凸形状ではなく、平坦面であってもよい。また、表面が平坦なタブ配線の上に、表面が凹凸形状の光反射部材を別途積層してもよい。
[光反射部材]
図1及び図2Bに示すように、太陽電池セル10には、光反射部材30が設けられている。光反射部材30は、複数の太陽電池セル10の各々に設けられている。
図3に示すように、光反射部材30は、隣り合う2つの太陽電池セル10の間の隙間に位置するように配置されている。本実施の形態において、光反射部材30は、隣り合う2つの太陽電池セル10の間の隙間に張り出すよう、この2つの太陽電池セル10の各々に設けられている。
具体的には、各光反射部材30は、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間に光反射部材30の一部が張り出すようにして太陽電池セル10の端部に設けられている。隣り合う2つのストリング10Sにおいて、一方のストリング10Sにおける太陽電池セル10に設けられた光反射部材30と、他方のストリング10Sにおける太陽電池セル10に設けられた光反射部材30とは、対向している。つまり、一方のストリング10Sにおける太陽電池セル10に設けられた光反射部材30と、他方のストリング10Sにおける太陽電池セル10に設けられた光反射部材30とは、一方から他方に向かって張り出している。
本実施の形態では、最外周のストリング10Sの太陽電池セル10を除いて、1つの太陽電池セル10には2つの光反射部材30が設けられている。光反射部材30は、ストリング10Sの長手方向に延在するテープ状であり、一例として、長尺矩形状である。光反射部材30は、幅方向(短手方向)の一方の端部と太陽電池セル10の端部とが重なるようにして、太陽電池セル10の一辺に沿って貼り付けられている。太陽電池セル10の周辺部には、製造上の都合によって、光が入射しても効率よくキャリアを発生させることができない発電無効領域が存在する。光反射部材30は、太陽電池セル10の発電無効領域に貼り付けられているとよい。
図3に示すように、平面視において、隣り合う2つの太陽電池セル10の各々に設けられて対向する2つの光反射部材30は、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間を覆っている。つまり、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間は、対向する2つの光反射部材30によって覆われている。
本実施の形態では、図5Bに示すように、対向する2つの光反射部材30は、互いに重なることなく丁度隙間を覆うように互いの端部側面が接するように配置されているが、当該2つの光反射部材30の一部同士が重なっていてもよい。つまり、対向する2つの光反射部材30の張り出した部分の各々の端部がZ軸方向に重なっていてもよい。あるいは、対向する2つの光反射部材30の間に隙間が存在し、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間が完全に覆われていなくてもよい。
なお、隣り合う2つの太陽電池セル10の各々に設けられた2つの光反射部材30は、互いに同じ形状である。また、本実施の形態では、太陽電池モジュール1における光反射部材30の全てが同じ形状である。
図4B及び図5Bに示すように、光反射部材30は、樹脂基材31と、樹脂基材31の表面に形成された反射膜32とを有する。樹脂基材31は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はアクリル等によって構成されている。また、反射膜32は、例えばアルミニウム又は銀等の金属からなる金属膜であり、本実施の形態では、アルミニウム蒸着膜である。
ここで、樹脂基材31の表面には凹凸31aが形成されており、反射膜32は蒸着によって樹脂基材31の凹凸31aの表面に形成されている。このようにして、樹脂基材31と反射膜32とが積層され、表面に凹凸形状を備えた光反射部材30が構成されている。凹凸31aは、太陽電池モジュール1に入射した光が光反射部材30の表面に入射した際に、その光を散乱させて表面保護部材40と空気層との界面又は表面保護部材40と充填部材60との界面で反射させて、太陽電池セル10へと導くことを可能とする。これにより、無効領域(本実施の形態では、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間の領域であって、入射した光を発電に寄与させることができない領域)である隣り合う2つの太陽電池セル10の間の隙間の領域(本実施の形態では、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間の領域)に入射する光も有効に発電に寄与させることができ、太陽電池モジュール1の発電効率が向上する。
上述のとおり、光反射部材30は、長尺矩形状であって、例えば、長さが100mm〜130mmであり、幅が1mm〜20mmであり、厚さが0.05mm〜0.5mmである。本実施の形態では、光反射部材30は、長さが125mmであり、幅が5mmであり、厚さが0.1mmである。
また、樹脂基材31の厚さは、例えば50μm〜500μmである。凹凸31aは、例えば、凹部と凸部との間の高さが20μm以上100μm以下であり、隣り合う凸部の間隔(ピッチ)が20μm以上400μm以下である。本実施の形態では、凹部と凸部との間の高さが12μmであり、隣り合う凸部の間隔(ピッチ)が40μmである。
なお、本実施の形態において、凹凸31aの形状は、光反射部材30の長手方向に沿った三角溝形状としたが、これに限定されるものではなく、光を散乱させることができるものであれば、円錐形状、四角錐形状又は多角錐形状、あるいは、これらの形状の組み合わせ等であってもよい。
光反射部材30は、樹脂基材31の裏面と太陽電池セル10とを樹脂接着剤33によって貼り付けることで太陽電池セル10に設けられている。例えば、光反射部材30と太陽電池セル10とは、樹脂接着剤33を間に挟んで熱圧着することで接着される。樹脂接着剤33は、例えば、EVAであり、樹脂基材31の裏面に予め設けられていてもよい。つまり、光反射部材30は、樹脂基材31、反射膜32及び樹脂接着剤33によって構成されていてもよい。
[表面保護部材、裏面保護部材]
表面保護部材40(第1保護部材)は、太陽電池モジュール1の表側の面を保護する部材であり、太陽電池モジュール1の内部(太陽電池セル10等)を、風雨や外部衝撃等の外部環境から保護する。図2A及び図2Bに示すように、表面保護部材40は、太陽電池セル10の表面側(n側)に配設されており、太陽電池セル10の表側の受光面を保護している。
表面保護部材40は、太陽電池セル10の受光面側に設けられるので、太陽電池セル10において光電変換に利用される波長帯域の光を透過する透光性部材によって構成されている。表面保護部材40は、例えば、透明ガラス材料からなるガラス基板(透明ガラス基板)、又は、フィルム状や板状の透光性及び遮水性を有する硬質の樹脂材料からなる樹脂基板である。
一方、裏面保護部材50(第2保護部材)は、太陽電池モジュール1の裏側の面を保護する部材であり、太陽電池モジュール1の内部を外部環境から保護する。図2A及び図2Bに示すように、裏面保護部材50は、太陽電池セル10の裏面側(p側)に配設されている。
本実施の形態では、太陽電池セル10の裏面も受光面である。したがって、裏面保護部材50は、太陽電池セル10の裏側の受光面を保護しており、また、透光性部材によって構成されている。裏面保護部材50は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)等の樹脂材料からなるフィルム状や板状の樹脂シートである。なお、裏面保護部材50として、ガラス材料からなるガラスシート又はガラス基板を用いてもよい。
なお、太陽電池セル10の裏面側からの光の入射がない場合、裏面保護部材50は、不透光の板体又はフィルムとしてもよい。この場合、裏面保護部材50としては、例えば、黒色部材、又は、アルミ箔等の金属箔を内部に有する樹脂フィルム等の積層フィルム等、不透光部材(遮光性部材)を用いてもよい。
表面保護部材40及び裏面保護部材50の間には充填部材60が充填されている。表面保護部材40及び裏面保護部材50と太陽電池セル10とは、この充填部材60によって接着されて固定されている。
[充填部材]
充填部材(充填材)60は、表面保護部材40と裏面保護部材50との間に配置される。本実施の形態において、充填部材60は、表面保護部材40と裏面保護部材50との間を埋めるように充填されている。
充填部材60は、エチレンビニルアセテート(EVA)等の透光性樹脂材料からなる。充填部材60は、複数の太陽電池セル10を表面側充填部材と裏面側充填部材とで挟み込むことで形成される。例えば、充填部材60は、6本のストリング10Sを挟み込んだ2枚の樹脂シート(EVAシート)をラミネート処理(ラミネート加工)することで形成される。
[フレーム]
フレーム70は、太陽電池モジュール1の周縁端部を覆う外枠である。本実施の形態におけるフレーム70は、アルミ製のアルミフレーム(アルミ枠)である。図1に示すように、フレーム70は、4本用いられており、それぞれ太陽電池モジュール1の4辺の各々に装着されている。フレーム70は、例えば、接着剤によって太陽電池モジュール1の各辺に固着されている。
なお、図示しないが、太陽電池モジュール1には、太陽電池セル10で発電された電力を取り出すための端子ボックスが設けられている。端子ボックスは、例えば裏面保護部材50に固定されている。端子ボックスには、回路基板に実装された複数の回路部品が内蔵されている。
[太陽電池モジュールの製造方法]
次に、太陽電池モジュール1の製造方法について、図6及び図7を用いて説明する。図6は、実施の形態に係る太陽電池モジュール1の製造方法を説明するための図であり、図7は、同製造方法における、太陽電池セル準備工程、ストリング形成工及び光反射部材工程を詳細に説明するための平面図である。なお、図7の(a)〜(c)は、図6の(a)〜(c)の工程の部分拡大図である。
まず、図6(a)及び図7(a)に示すように、太陽電池セル10を製造して、所定個数の太陽電池セル10を準備する(太陽電池セル準備工程)。このとき、太陽電池セル10には、表側集電極11及び裏側集電極12までを形成しておく。
次に、図6(b)及び図7(b)に示すように、第1の温度で加熱することにより複数の太陽電池セル10をタブ配線20で連結してストリング10Sを形成する(ストリング形成工程)。第1の温度は、例えば、150℃〜250℃である。
このストリング形成工程(タブスト工程)では、図4A及び図5Aに示されるように、導電性接着剤21を用いた熱圧着によってタブ配線20を太陽電池セル10に貼り付ける。つまり、本実施の形態において、第1の温度は熱圧着時の加熱温度である。例えば、第1温度を200℃として、10秒の熱圧着(加熱及び加圧)を行うことで、タブ配線20と太陽電池セル10とを貼り合わせている。
タブ配線20と太陽電池セル10とを貼り合わせるための導電性接着剤21としては、導電性接着ペースト(SCP)、導電性接着フィルム(SCF)、異方性導電フィルム、又は、ハンダ材を用いることができる。
本実施の形態では、導電性接着剤21として、導電性接着ペーストを用いている。この場合、太陽電池セル10の表側集電極11(裏側集電極12)のバスバー電極に沿ってその表面上に導電性接着ペーストを配置し、タブ配線20をバスバー電極上に配置する。その後、タブ配線20と太陽電池セル10とを熱圧着装置で熱圧着させることで、タブ配線20と太陽電池セル10とを電気的に接続することができる。
このように、複数の太陽電池セル10をタブ配線20で順次接続していくことで、複数の太陽電池セル10が一列に連結されたストリング10Sを作製することができる。なお、本実施の形態では、12個の太陽電池セル10を連結している。
次に、ストリング形成工程の後に、図6(c)及び図7(c)に示すように、第1の温度よりも低い第2の温度で加熱することにより複数の太陽電池セル10のうちの少なくとも1つの太陽電池セル10の端部に光反射部材30を貼り付ける(光反射部材貼付工程)。
本実施の形態では、この光反射部材貼付工程において、複数の太陽電池セル10の各々に光反射部材30を貼り付けている。この場合、光反射部材30の樹脂基材31の裏面(反射膜32が形成された面とは反対側の面)が太陽電池セル10に向くように光反射部材30を各太陽電池セル10の端部に貼り付けている。第2の温度は、例えば、100℃〜180℃であり、光反射部材30を構成する樹脂基材31の耐熱温度未満の温度に設定される。
また、光反射部材貼付工程では、光反射部材30の一部が太陽電池セル10から張り出すように光反射部材30を太陽電池セルの端部に貼り付ける。本実施の形態では、テープ状の光反射部材30の幅方向(短手方向)の端部を太陽電池セル10の端部に貼り付けている。また、略矩形状の太陽電池セル10に対して、光反射部材30は、ストリング10Sにおける隣り合う2つの太陽電池セル10が対向する一辺とは異なる他の辺に貼り付けられている。つまり、光反射部材30は、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間を構成する太陽電池セル10の辺に貼り付けられる。
図4B及び図4Bに示すように、本実施の形態では、樹脂接着剤33を用いた熱圧着によって光反射部材30を太陽電池セル10の端部に貼り付けている。つまり、本実施の形態において、第2の温度は熱圧着時の加熱温度である。例えば、第2の温度を150℃として、1秒の熱圧着(加熱及び加圧)を行うことで、光反射部材30と太陽電池セル10とを貼り合わせている。
樹脂接着剤33は、光反射部材貼付工程の前に、光反射部材30の樹脂基材31の裏面に予め貼付されていてもよい。例えば、樹脂接着剤33としてEVAを用いることができる。この場合、光反射部材貼付工程では、樹脂接着剤33(EVA)の面が太陽電池セル10に接するように光反射部材30を太陽電池セル10に配置し、その後、光反射部材30と太陽電池セル10とを熱圧着装置で熱圧着させることで、光反射部材30と太陽電池セル10とを貼り合わせることができる。
なお、樹脂基材31に樹脂接着剤33を予め貼付しておくのではなく、光反射部材貼付工程において、樹脂接着剤33を用いてもよい。この場合、太陽電池セル10の端部又は光反射部材30に樹脂接着剤33を設けてこの樹脂接着剤33を介して光反射部材30と太陽電池セル10とを仮接着し、光反射部材30と太陽電池セル10とを熱圧着装置で熱圧着させることで光反射部材30と太陽電池セル10とを貼り合わせることができる。
また、前工程のストリング形成工程において、ストリング10Sに数ミリ程度の直進性のずれが発生する場合がある。このため、隣り合う2つのストリング10Sの隙間の間隔が部分的に異なってしまうことがある。
これは、ストリング形成工程における製造ばらつきの影響もあるが、これに加えてタブ配線20の形状のゆがみ等も影響すると考えられる。つまり、タブ配線20は、ボビンに巻回された細線の金属箔を引き出しながら短冊状に切断することで作製されることから、タブ配線20には巻き線の巻きくせによる形状のゆがみが存在している。
そこで、光反射部材貼付工程の後に、光反射部材30の貼り付け精度を測定し、この測定した貼り付け精度を光反射部材貼付工程にフィードバックするとよい。この場合、光反射部材30の貼り付け精度は、画像認識によって測定することができる。
例えば、カメラ等の撮像装置を用いて、光反射部材30を貼り付けた後に太陽電池セル10(又はストリング10S)を撮像し、各光反射部材30について、各太陽電池セル10における正しい光反射部材30の位置からのずれ又は正しいストリングの基準線からのずれを、光反射部材30の貼り付け精度として測定する。
そして、この測定結果を光反射部材貼付工程にフィードバックする。具体的に、ストリング10Sにおける各太陽電池セル10の光反射部材30の貼り合わせ位置を必要に応じて変更する。例えば、いずれの太陽電池セル10においても光反射部材30によって隣り合うストリング10Sの間の隙間が覆われるように光反射部材30の貼り合わせ位置を調整する。つまり、ストリング10Sに直進性のずれを吸収するために、ストリング10Sの長手方向に配列される光反射部材30の中心線が一致するように光反射部材30の貼り合わせ位置の設定を変更する。この場合、ストリング10Sに直進性のずれは、太陽電池セル10ごとに異なっていることもあるので、各光反射部材30の貼り合わせ位置の調整量は、太陽電池セル10ごとに異なっていてもよい。
なお、本実施の形態では、光反射部材30の貼り付け精度は、画像認識によって測定したが、画像認識以外の方法で測定してもよい。
次に、図6(d)に示すように、複数のストリング10Sのセッティングを行う(セッティング工程)。具体的には、太陽電池セル10が2次元配列となるように、複数のストリング10Sを並べる。本実施の形態では、6つのストリング10Sを互いに平行となるように並べる。
この場合、太陽電池セル10に貼り合わせた光反射部材30によって、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間を覆うようにして6つのストリング10Sを並べる。
次に、図6(e)に示すように、表面保護部材40、太陽電池セル10、樹脂シート60S及び裏面保護部材50の積層体を熱圧着して太陽電池パネル2を作製する(ラミネート工程)。具体的には、セッティングした複数のストリング10Sを2枚のEVAシートである樹脂シート60Sで挟み込み、さらに、その上下に表面保護部材40及び裏面保護部材50を配置して積層体を準備する。そして、この積層体を例えば100℃以上の温度で真空中で熱圧着(加熱及び圧着)を行う。この熱圧着によって、樹脂シート60Sは加熱されて溶融し、太陽電池セル10を封止する充填部材60となる。これにより、太陽電池パネル2を作製することができる。
次に、図6(f)に示すように、充填部材60における樹脂の分子結合を強める架橋を起こすために、太陽電池パネル2に対して150℃前後の熱処理を行う(キュア工程)。この工程は、充填部材60(樹脂シート60S)の材料としてEVAを用いた場合には行うとよいが、必ずしも行う必要はない。
次に、図6(g)に示すように、太陽電池パネル2にフレーム70を取り付ける(フレーミング工程)。具体的には、太陽電池パネル2の4辺の各々の周縁端部に、シリコーン樹脂等の接着剤によってフレーム70を固定する。
次に、図6(h)に示すように、裏面保護部材50に端子ボックス80を取り付ける。このとき、端子ボックス80内にシリコーン樹脂をポッティングする。これにより、太陽電池モジュール1となる。
なお、図示しないが、その後、太陽電池モジュール1の出力測定(完成品検査)等を行う。
[効果等]
次に、本実施の形態における太陽電池モジュール1の製造方法の効果について、本発明に至った経緯も含めて説明する。
太陽電池モジュールにおいては、隣り合う2つの太陽電池セルの間の隙間に入射する光は発電に寄与していなかった。つまり、隣り合う2つの太陽電池セルの間の隙間は、発電に寄与しない無効領域となっていた。
そこで、本願発明者は、隣り合う2つの太陽電池セルの間の隙間に光反射部材を配置して、この隙間に入射する光を光反射部材で反射させて太陽電池セルに導くことで、この隙間に入射する光を発電に寄与させることを考えた。具体的には、太陽電池セルの端部に光反射部材を貼り付けることを考えた。
この場合、複数の太陽電池セルをタブ配線で連結してストリングを形成すると、ストリングには数ミリ程度の直進性のずれが発生する場合がある。このことから、太陽電池セル10をストリング化する前に光反射部材を太陽電池セルに貼り付ける方が精度よく光反射部材を太陽電池セル10に配置することができると考えた。
具体的には、図8に示すような方法で光反射部材を太陽電池セルに貼り付けて太陽モジュールを製造することを考えた。
まず、図8(a)に示すように、太陽電池セル10を製造して、所定個数の太陽電池セル10を準備する。
次に、図8(b)に示すように、EVA等の樹脂接着剤を用いて太陽電池セル10に光反射部材30を熱圧着によって貼り合わせる。
次に、図8(c)に示すように、各々に光反射部材30が設けられた複数の太陽電池セル10をタブ配線20によって連結してストリング10Sを形成する。具体的には、導電性接着ペースト(SCP)を用いて、隣り合う2つの太陽電池セル10とタブ配線20とを熱圧着によって貼り合わせる。
しかしながら、図8に示すような手順で実際に光反射部材30を太陽電池セル10に貼り付けてみたところ、光反射部材30が変形するという問題が発生することが分かった。
この問題について、本願発明者が鋭意検討した結果、図8に示すような方法では、タブ配線20と太陽電池セル10とを貼り合わせる際の熱圧着時に熱によって、光反射部材30が変形してしまうことが分かった。
光反射部材30が変形すると、光反射部材を導入したことによる発電効率の向上効果が薄れてしまう。例えば、変形した光反射部材30では、光反射部材30で反射した光を太陽電池セル10に効率よく導くことができなかったり、隣り合う2つの太陽電池セル10の隙間を光反射部材30で覆うことができなくなったりする。
そこで、本願発明者は、上述の図6及び図7に示すような方法で太陽電池モジュール1を製造することを考えた。
具体的には、第1の温度で加熱することにより複数の太陽電池セル10をタブ配線20で連結してストリング10Sを形成した後で、この第1の温度よりも低い第2の温度で加熱することにより複数の太陽電池セル10の端部に光反射部材30を貼り付けた。
つまり、光反射部材30を太陽電池セル10に貼り付けた後にストリング10Sを形成するのではなく、ストリング10Sを形成した後にストリング10Sを形成するときの温度(第1の温度)よりも低い温度(第2の温度)で太陽電池セル10に光反射部材30を貼り付けている。
このような方法で光反射部材30を貼り付けることによって、タブ配線20と太陽電池セル10とを連結してストリング10Sを形成する工程(ストリング形成工程)の際の熱が光反射部材30に加わることを回避することができる。したがって、光反射部材30が変形することを抑制することができることができる。
なお、太陽電池モジュール1を製造するにあたり、光反射部材30を太陽電池セル10に貼り付けた後は、光反射部材30と太陽電池セル10とを熱圧着するときの温度(第2の温度)を超える温度で処理を行う工程は無い方がよい。例えば、本実施の形態のように、ラミネート工程及びキュア工程等における処理温度は、第2の温度未満であるとよい。
以上のとおり、本実施の形態における太陽電池モジュール1の製造方法によれば、光反射部材30を変形させることなく太陽電池モジュール1の適切な位置に配置することができる。これにより、隣り合う2つの太陽電池セル10の間の隙間の無効領域に入射した光を、設計どおりに光反射部材30によって反射させて太陽電池セル10に導くことができるので、太陽電池モジュール1の発電効率を効果的に向上させることが可能となる。
さらに、本実施の形態では、光反射部材30は、太陽電池セル10の端部に設けられている。
このように、光反射部材30を太陽電池セル10の端部にある発電無効領域に設けることによって、生産性が上がるとともに太陽電池セル10の発電能力を効率よく利用することができる。
また、本実施の形態では、光反射部材30として樹脂基材31の表面に反射膜32が形成されたものを用いており、光反射部材貼付工程では、樹脂基材31の裏面が太陽電池セル10に向くように光反射部材30を太陽電池セルの端部に貼り付けている。このとき、光反射部材30を貼り付けるときの第2の温度は、樹脂基材31の耐熱温度未満にするとよい。
これにより、太陽電池セル10に光反射部材30を貼り付ける際に、光反射部材30が変形することを防止できる。
また、光反射部材30を太陽電池セル10に貼り付ける工程(光反射部材貼付工程)の後に、光反射部材30の貼り付け精度を測定し、測定した貼り付け精度を光反射部材貼付工程にフィードバックするとよい。
これにより、太陽電池セル10に光反射部材30を貼り合わせる前にストリング10Sを形成してストリング10Sの直進性にずれが発生していても、光反射部材30の貼り付け精度をフィードバックすることによって、ストリング10Sの直進性のずれを光反射部材30の貼り付け位置を調整することで吸収できる。さらに、光反射部材30の貼り付け精度をフィードバックすることによって、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間が部分的に異なっていたとしても、光反射部材30の貼り付け位置を調整することでストリング10Sの全体にわたって上記隙間を覆うことができる。したがって、太陽電池モジュール1の発電効率を一層向上させることができる。
この場合、光反射部材30の貼り付け精度は、画像認識によって測定するとよい。
これにより、光反射部材30の貼り付け精度を正確かつ容易に測定することができる。
また、本実施の形態では、複数の太陽電池セル10の各々に光反射部材30を貼り付けている。
これにより、隣り合う太陽電池セル10の間の隙間(無効領域)に入射した光の利用効率を向上させることができる。
また、本実施の形態では、光反射部材30の一部が太陽電池セル10から張り出すように光反射部材30を太陽電池セル10の端部に貼り付けている。
これにより、隣り合う2つの太陽電池セル10の間の隙間(無効領域)に光反射部材30を配置することができる。これにより、太陽電池セル10の間の隙間に入射する光を光反射部材30で反射させて太陽電池セル10に導くことができるので、太陽電池モジュール1の発電効率が向上する。
また、本実施の形態では、ストリング10Sの長手方向に延在するテープ状の光反射部材30を、当該光反射部材30の幅方向の端部が太陽電池セル10の端部と重なるようにして、太陽電池セル10の端部に貼り付けている。
これにより、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間(無効領域)において、ストリング10Sの長手方向に沿って光反射部材30を配置することができる。したがって、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間を広範囲で覆うことができるので、入射する光を光反射部材30で反射させて太陽電池セル10に導くことができる。この結果、太陽電池モジュール1の発電効率を一層向上させることができる。
また、本実施の形態において、ストリング10Sは、略矩形状の太陽電池セルの一辺同士が対向するように構成されており、ストリング10Sにおいて隣り合う2つの太陽電池セル10の対向する一辺とは異なる他の辺に光反射部材30を貼り付けている。つまり、光反射部材30は、隣り合う2つのストリング10Sの隙間を構成する太陽電池セル10の一辺に貼り付けられている。
これにより、隣り合う2つのストリング10Sの隙間を狭くして無効領域を小さくしつつ、この隙間を光反射部材30で覆うことができる。したがって、太陽電池モジュール全体としての発電効率を向上させることができる。
また、本実施の形態において、ストリング形成工程では、導電性接着剤21を用いた熱圧着によってタブ配線20を太陽電池セル10に貼り付けており、また、光反射部材貼付工程では、樹脂接着剤33を用いた熱圧着によって光反射部材30を太陽電池セル10の端部に貼り付けている。
これにより、光反射部材30を変形させることなく、ストリング10Sの形成と光反射部材30の貼り付けとを容易に行うことができる。
また、本実施の形態において、樹脂接着剤33は、光反射部材貼付工程を行う前に光反射部材30に予め貼付されている。
これにより、光反射部材貼付工程において光反射部材30に樹脂接着剤33を設ける必要がないので、光反射部材30を簡単かつ確実に太陽電池セル10に貼り付けることができる。
(変形例等)
以上、本発明に係る太陽電池モジュール1及びその製造方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、最外周のストリング10Sの太陽電池セル10を除いて、1つの太陽電池セル10には2つの光反射部材30が設けられていたが、これに限らない。例えば、全ての太陽電池セル10の各々に光反射部材30を2つずつ設けてもよいし、内部のストリング10Sに光反射部材30が設けられていない太陽電池セル10が存在していてもよい。また、1つの太陽電池セル10に設けられる光反射部材30の数は、2つではなく、1つ又は3つ以上であってもよい。例えば、太陽電池セル10の四辺の各々に光反射部材30を設けてもよいし、各辺に複数の光反射部材30を設けてもよい。
また、上記の実施の形態において、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間には2つの光反射部材30を配置したが、これに限るものではない。例えば、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間には1つの光反射部材30を配置してもよい。この場合、1つの光反射部材30で隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間を覆ってもよい。つまり、ストリング10Sの長手方向に直交する方向に隣り合う2つの太陽電池セル10に跨るように光反射部材30を配置してもよい。
また、上記の実施の形態において、光反射部材30は、隣り合う2つのストリング10Sの間の隙間に配置したが、これに限るものではない。例えば、ストリング10S内において隣り合う2つの太陽電池セル10の間の隙間に光反射部材30を配置してもよい。
また、上記の実施の形態では、太陽電池セル10の半導体基板をn型半導体基板としたが、p型半導体基板としてもよい。
また、上記の実施の形態において、太陽電池モジュール1は、表面保護部材40及び裏面保護部材50の両方が受光面である両面受光方式であったが、これに限らない。例えば、表面保護部材40及び裏面保護部材50の一方のみ(例えば表面保護部材40)が受光面となる片面受光方式であってもよい。片面受光方式の場合、p側表面電極は透明である必要はなく、例えば反射性を有する金属電極であってもよい。
また、上記の実施の形態において、太陽電池セル10の光電変換部の半導体材料は、シリコンであったが、これに限るものではない。太陽電池セル10の光電変換部の半導体材料としては、ガリウム砒素(GaAs)又はインジウムリン(InP)等を用いてもよい。
なお、その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 太陽電池モジュール
2 太陽電池パネル
10 太陽電池セル
10S ストリング
20 タブ配線
30 光反射部材
31 樹脂基材
32 反射膜
33 樹脂接着剤

Claims (10)

  1. 第1の温度で加熱することにより複数の太陽電池セルをタブ配線で連結してストリングを形成するストリング形成工程と、
    前記ストリング形成工程の後に、前記第1の温度よりも低い第2の温度で加熱することにより前記複数の太陽電池セルのうちの少なくとも1つの太陽電池セルの端部に光反射部材を貼り付ける光反射部材貼付工程とを含む
    太陽電池モジュールの製造方法。
  2. 前記光反射部材は、樹脂基材と、前記樹脂基材の表面に形成された反射膜とを有し、
    前記光反射部材貼付工程では、前記樹脂基材の裏面が前記太陽電池セルに向くように前記光反射部材を前記太陽電池セルの端部に貼り付け、
    前記第2の温度は、前記樹脂基材の耐熱温度未満である
    請求項1に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  3. 前記光反射部材貼付工程の後に、前記光反射部材の貼り付け精度を測定し、測定した前記貼り付け精度を前記光反射部材貼付工程にフィードバックする
    請求項1又は2に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 前記貼り付け精度は、画像認識によって測定する
    請求項3に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  5. 前記光反射部材貼付工程では、前記複数の太陽電池セルの各々に前記光反射部材を貼り付ける
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  6. 前記光反射部材貼付工程では、前記光反射部材の一部が前記太陽電池セルから張り出すように前記光反射部材を前記太陽電池セルの端部に貼り付ける
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  7. 前記光反射部材は、前記ストリングの長手方向に延在するテープ状であり、
    前記光反射部材貼付工程では、前記光反射部材の幅方向の端部を前記太陽電池セルの端部に貼り付ける
    請求項5に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  8. 前記太陽電池セルは、略矩形状であり、
    前記ストリングは、前記太陽電池セルの一辺同士が対向するように構成され、
    前記光反射部材貼付工程では、前記光反射部材を、対向する前記一辺とは異なる他の辺に貼り付ける
    請求項7に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  9. 前記ストリング形成工程では、導電性接着剤を用いた熱圧着によって前記タブ配線を前記太陽電池セルに貼り付け、
    前記光反射部材貼付工程では、樹脂接着剤を用いた熱圧着によって前記光反射部材を前記太陽電池セルの端部に貼り付ける
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  10. 前記樹脂接着剤は、前記光反射部材貼付工程の前に、前記光反射部材に貼付されている
    請求項9に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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