JPWO2016103953A1 - 弾性波装置 - Google Patents

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Abstract

通過帯域内においてリップルが生じ難い弾性波装置を提供する。弾性波装置1は、圧電膜6を有する弾性波装置1であって、圧電膜6を伝搬するメインモードの弾性波音速よりも伝搬するバルク波音速が高速である高音速部材と、高音速部材上に直接または間接に積層されている圧電膜6と、圧電膜6上に設けられている第1の導電膜と、圧電膜6上及び第1の導電膜の少なくとも一部の上に設けられている第2の導電膜とを備える。圧電膜6上には電極指とバスバーとを有する複数のIDT電極が設けられており、第1の導電膜により、複数のIDT電極8の少なくとも電極指が構成されており、第2の導電膜により、複数のIDT電極8間を接続している接続配線の少なくとも一部が構成されている。

Description

本発明は弾性波装置に関する。
従来、弾性波装置が携帯電話機などに広く用いられている。
例えば、下記の特許文献1に記載の弾性波フィルタは、高音速膜、絶縁体からなる低音速膜及び圧電膜がこの順番で積層された積層体を有する。圧電膜上に、IDT電極が設けられている。
なお、高音速膜を伝搬するバルク波音速は、圧電膜を伝搬するメインモードの弾性波音速よりも高速である。低音速膜を伝搬するバルク波音速は、圧電膜を伝搬するメインモードの弾性波音速よりも低速である。
国際公開第2012/086639号
しかしながら、特許文献1に記載の弾性波フィルタでは、圧電膜の厚みが薄く、さらに絶縁体からなる低音速膜が圧電膜下に設けられているため、圧電膜上にIDT電極を形成する工程において、電荷が滞留してしまい、IDT電極の電極指とバスバーとの間などにおいてサージ破壊が生じることがあった。従って、弾性波フィルタの通過帯域内においてリップルが生じることがあった。リップルの発生周波数や大きさもばらつきがちであった。
本発明の目的は、通過帯域内においてリップルが生じ難い弾性波装置を提供することにある。
本発明に係る弾性波装置は、圧電膜を有する弾性波装置であって、前記圧電膜を伝搬するメインモードの弾性波音速よりも伝搬するバルク波音速が高速である高音速部材と、前記高音速部材上に直接または間接に積層されている前記圧電膜と、前記圧電膜上に設けられている第1の導電膜と、前記圧電膜上及び前記第1の導電膜の少なくとも一部の上に設けられている第2の導電膜とを備え、前記圧電膜上には、電極指とバスバーとを有する複数のIDT電極が設けられており、前記第1の導電膜により、前記複数のIDT電極の少なくとも前記電極指が構成されており、前記第2の導電膜により、前記複数のIDT電極間を接続している接続配線の少なくとも一部が構成されている。
本発明に係る弾性波装置のある特定の局面では、前記圧電膜が、前記高音速部材上に直接積層されている。
本発明に係る弾性波装置のさらに他の特定の局面では、前記高音速部材と前記圧電膜との間に密着層が形成されている。この場合には、高音速部材と圧電膜との密着性を高めることができる。
本発明に係る弾性波装置の他の特定の局面では、前記高音速部材上に積層されており、前記圧電膜を伝搬するメインモードの弾性波音速よりも、伝搬するバルク波音速が低速である低音速膜がさらに備えられており、前記圧電膜が、前記低音速膜を介して前記高音速部材上に間接に積層されている。
本発明に係る弾性波装置の他の特定の局面では、前記接続配線の全てが前記第2の導電膜からなる。この場合、第1の導電膜の面積を小さくすることができる。それによって、IDT電極のサージ破壊を生じ難くすることができ、通過帯域内においてリップルを生じ難くすることができる。
本発明に係る弾性波装置の他の特定の局面では、前記接続配線が、前記第1の導電膜からなる第1の配線部分を有し、前記第1の配線部分が、前記IDT電極間を接続しており、前記第1の配線部分の上に設けられている絶縁膜をさらに備え、前記第2の導電膜の一部が前記絶縁膜上に設けられている。この場合、第1の配線部分と第2の導電膜の一部とが絶縁膜を介して積層された立体配線を構成することができる。それによって、弾性波装置を小型にすることができる。
本発明に係る弾性波装置のさらに他の特定の局面では、前記第1の導電膜により前記電極指及び前記バスバーが構成されている。この場合、電極指及びバスバーを同時に設けることができる。
本発明に係る弾性波装置のさらに他の特定の局面では、前記第1の導電膜により前記電極指が構成されており、前記バスバーが前記第2の導電膜からなり、かつ前記バスバーが前記電極指の端部に重なっている。この場合、第1の導電膜の面積を小さくすることができる。それによって、IDT電極のサージ破壊を生じ難くすることができ、通過帯域内においてリップルを生じ難くすることができる。
本発明に係る弾性波装置の別の特定の局面では、前記高音速部材が高音速膜からなり、前記高音速膜の、前記低音速膜が設けられている面とは反対側の面に設けられている支持基板をさらに備える。この場合、弾性波のエネルギーを効果的に漏洩し難くし得る高音速部材を支持基板上に設けることができる。よって、Q値を効果的に高めることができる。
本発明に係る弾性波装置のさらに別の特定の局面では、前記高音速部材が、高音速基板からなる。この場合、前記支持基板を省くことができる。よって、部品点数及びコストを減らすことができる。従って、生産性を高めることができる。
本発明に係る弾性波装置のさらに別の特定の局面では、直列腕共振子及び並列腕共振子を有するラダー型フィルタであって、前記直列腕共振子及び前記並列腕共振子の内の少なくとも一方が前記複数のIDT電極を有する。この場合、ラダー型フィルタの通過帯域内においてリップルを生じ難くすることができる。
本発明に係る弾性波装置のさらに別の特定の局面では、弾性波装置は、縦結合共振子型弾性波フィルタである。この場合、縦結合共振子型弾性波フィルタの通過帯域内においてリップルを生じ難くすることができる。
本発明に係る弾性波装置のさらに別の特定の局面では、第1の帯域通過型フィルタ及び前記第1の帯域通過型フィルタと通過帯域が異なる第2の帯域通過型フィルタを有するデュプレクサであって、前記第1の帯域通過型フィルタ及び前記第2の帯域通過型フィルタの内の少なくとも一方が、本発明に従って構成されている弾性波装置である。この場合、デュプレクサの第1の帯域通過型フィルタ及び第2の帯域通過型フィルタの内の少なくとも一方の通過帯域内においてリップルを生じ難くすることができる。
本発明によれば、通過帯域内においてリップルが生じ難い弾性波装置を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置の回路図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置の略図的正面断面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態における直列腕共振子の略図的平面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態の変形例の弾性波装置の略図的正面断面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態における圧電膜上に第1の導電膜を設けた状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置を略図的に示す部分切欠き平面図である。 図7は、比較例における圧電膜上に第1の導電膜を設けた状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。 図8は、比較例の弾性波装置を略図的に示す部分切欠き平面図である。 図9は、本発明の第1の実施形態及び比較例の通過帯域における弾性波装置の周波数特性を示す図である。 図10は、本発明の第2の実施形態における圧電膜上に第1の導電膜を設けた状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。 図11は、本発明の第2の実施形態に係る弾性波装置を略図的に示す部分切欠き平面図である。 図12は、本発明の第3の実施形態における圧電膜上に第1の導電膜を設けた状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。 図13は、本発明の第3の実施形態に係る弾性波装置を略図的に示す部分切欠き平面図である。 図14は、本発明の第4の実施形態に係る弾性波装置の回路図である。 図15は、本発明の第1の実施形態におけるIDT電極の変形例を示す略図的平面図である。 図16は、弾性波装置におけるLiTaOの膜厚と、Q値との関係を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
なお、本明細書に記載の各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることを指摘しておく。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置の回路図である。
弾性波装置1は、直列腕共振子S1〜S5及び並列腕共振子P1〜P4を有するラダー型フィルタである。入力端子13と出力端子14との間には、直列腕共振子S1〜S5が互いに直列に接続されている。直列腕共振子S1と直列腕共振子S2との間の接続点とグラウンド電位との間には、並列腕共振子P1が接続されている。直列腕共振子S2と直列腕共振子S3との間の接続点とグラウンド電位との間には、並列腕共振子P2が接続されている。直列腕共振子S3と直列腕共振子S4との間の接続点とグラウンド電位との間には、並列腕共振子P3が接続されている。直列腕共振子S4と直列腕共振子S5との間の接続点とグラウンド電位との間には、並列腕共振子P4が接続されている。
以下において、図2及び図3を用いて、弾性波装置1のより具体的な構成を説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置の略図的正面断面図である。
弾性波装置1は、支持基板2を有する。支持基板2は、Siからなる。なお、支持基板2は、Si以外の材料からなっていてもよい。
支持基板2上には、接合膜3が積層されている。接合膜3は、支持基板2と後述する高音速部材としての高音速膜4とを接合している。接合膜3は、SiOからなる。なお、接合膜3は、支持基板2及び高音速膜4の双方との接合力が高い材料であれば、SiO以外の材料からなっていてもよい。接合膜3は、必ずしも設けられていなくともよいが、支持基板2と高音速膜4との接合力を高めることができるため、接合膜3が設けられていることが好ましい。
接合膜3上には、高音速膜4が積層されている。高音速膜4を伝搬するバルク波音速は、後述する圧電膜6を伝搬するメインモードの弾性波音速よりも高速である。高音速膜4は、SiNからなる。なお、高音速膜4は、相対的に高音速な材料であれば、例えば、窒化アルミニウム、酸化アルミニウム、炭化ケイ素、酸窒化ケイ素、DLC膜またはダイヤモンドを主成分とする材料などからなっていてもよい。
なお、バルク波の音速は材料に固有の音速であり、波の進行方向すなわち縦方向に振動するP波と、進行方向に垂直な方向である横方向に振動するS波とが存在する。上記バルク波は、圧電膜、高音速膜、低音速膜のいずれにおいても伝搬する。等方性材料の場合には、P波とS波とが存在する。異方性材料の場合、P波と、遅いS波と、速いS波とが存在する。そして、異方性材料を用いて弾性表面波を励振した場合、2つのS波として、SH波とSV波とが生じる。本明細書において、圧電膜を伝搬するメインモードの弾性波音速とは、P波、SH波及びSV波の3つのモードのうち、フィルタとしての通過帯域や、共振子としての共振特性を得るために使用しているモードを言うものとする。
高音速膜4上には、低音速膜5が積層されている。低音速膜5を伝搬するバルク波音速は、後述する圧電膜6を伝搬するメインモードの弾性波音速よりも低速である。低音速膜5は、SiOからなる。なお、低音速膜5は、相対的に低音速な材料であれば、例えば、ガラス、酸窒化ケイ素、酸化タンタルまたは酸化ケイ素にフッ素、炭素やホウ素を加えた化合物を主成分とする材料などからなっていてもよい。
低音速膜5上には、圧電膜6が積層されている。圧電膜6は、カット角50°のLiTaO膜からなる。なお、圧電膜6のカット角は上記値に特に限定されない。圧電膜6は、LiTaO以外の、例えばLiNbOなどの圧電単結晶からなっていてもよい。あるいは、圧電膜6は、圧電セラミックスからなっていてもよい。
このように、支持基板2及び接合膜3上に、高音速膜4、低音速膜5及び圧電膜6がこの順番で積層された積層体7が設けられている。本実施形態では、支持基板2の厚みは200μmである。接合膜3の厚みは1800nmである。高音速膜4の厚みは1345nmである。低音速膜5の厚みは670nmである。圧電膜6の厚みは600nmである。なお、支持基板2、接合膜3、高音速膜4、及び低音速膜5のそれぞれの厚みは、上記値に特に限定されない。
他方、上記圧電膜6の厚みは、後述するIDT電極8の電極指ピッチで定める波長λとしたときに、3.5λ以下であることが好ましい。これを、図16を参照して説明する。図16は、シリコンからなる高音速支持基板上に、厚み0.35λのSiO膜からなる低音速膜及びオイラー角(0°,140.0°,0°)すなわちカット角90°のLiTaOから圧電膜を積層した構造における、LiTaOの膜厚と、Q値との関係を示す図である。図16から明らかなように、LiTaOの膜厚が3.5λ以下の場合、3.5λを越えた場合に比べてQ値が高くなることがわかる。従って、好ましくは、LiTaOの膜厚は3.5λ以下であることが好ましい。より好ましくは、1.5λ以下である。
圧電膜6上には、IDT電極8が設けられている。IDT電極8は、図1に示した直列腕共振子S1のIDT電極である。以下において、代表例として、直列腕共振子S1の構成を説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態における直列腕共振子の略図的平面図である。なお、図3は、後述する保護膜を省いた直列腕共振子の略図的平面図である。
IDT電極8の弾性表面波伝搬方向における両側には、反射器9が設けられている。それによって、直列腕共振子S1が構成されている。
IDT電極8は、複数本の第1の電極指8a1、複数本の第2の電極指8b1及び第1,第2のバスバー8a2,8b2を有する。複数本の第1の電極指8a1と複数本の第2の電極指8b1とは、互いに間挿し合っている。複数本の第1の電極指8a1の一端は、第1のバスバー8a2に共通接続されている。複数本の第2の電極指8b1の一端は、第2のバスバー8b2に共通接続されている。IDT電極8は、複数本の第1のダミー電極8a3及び複数本の第2のダミー電極8b3をさらに有する。複数本の第1のダミー電極8a3の一端は、第1のバスバー8a2に共通接続されている。複数本の第1のダミー電極8a3は、複数本の第2の電極指8b1に対向している。複数本の第2のダミー電極8b3の一端は、第2のバスバー8b2に共通接続されている。複数本の第2のダミー電極8b3は、複数本の第1の電極指8a1に対向している。なお、本明細書においては、電極指とバスバーとを有するものを「IDT電極」と総称することとする。
IDT電極8は、Tiの上に、Cu1重量%を含有してなるAl−Cu合金が積層された積層体である。Tiの厚みは12nmであり、Al−Cu合金の厚みは162nmである。なお、IDT電極8は、上記以外の積層構造を有していてもよく、あるいは単層であってもよい。
図2に示すように、IDT電極8上には、保護膜12が設けられている。保護膜12は、SiOからなり、厚みは25nmである。なお、保護膜12はSiO以外の材料からなっていてもよく、厚みは上記値に特に限定されない。保護膜12は必ずしも設けられていなくともよいが、IDT電極8を破損し難くすることができるため、保護膜12が設けられていることが好ましい。
直列腕共振子S2〜S5及び並列腕共振子P1〜P4は、直列腕共振子S1と同様に、IDT電極及び反射器を有する。直列腕共振子S1〜S5及び並列腕共振子P1〜P4のIDT電極及び反射器は、後述する第1の導電膜からなる。
ところで、弾性波のエネルギーは、低音速な媒質に集中する。本実施形態では、高音速膜4、低音速膜5及び圧電膜6がこの順番で積層されているため、低音速膜5及び圧電膜6に弾性波のエネルギーを閉じ込めることができる。よって、支持基板2側に弾性波のエネルギーが漏洩し難い。従って、Q値を高めることができる。
なお、図4に示す変形例のように、高音速部材として、高音速膜ではなく、高音速基板54を用いてもよい。高音速基板54は、例えば、Siなどからなる。高音速基板54は、圧電膜6を伝搬するメインモードの弾性波音速よりも伝搬するバルク波音速が高速であれば、Si以外の材料からなっていてもよい。高音速基板54を用いても、低音速膜5及び圧電膜6に弾性波のエネルギーを閉じ込めることができる。さらに、図2に示した支持基板2を省くことができる。よって、部品点数及びコストを減らすことができる。従って、生産性を高めることができる。もっとも、本実施形態のように、弾性波エネルギーをより一層漏洩し難くし得る部材からなる高音速膜4が支持基板2上に設けられていることが好ましい。それによって、Q値をより一層高めることができる。
なお、高音速膜4と圧電膜6との間に密着層が形成されていてもよい。密着層を形成すると、高音速膜4と圧電膜6との密着性を向上させることができる。密着層は、樹脂や金属であればよく、例えば、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂が用いられる。
以下において、図5及び図6を用いて、弾性波装置1のより具体的な構成を説明する。
図6は、本実施形態に係る弾性波装置を略図的に示す部分切欠き平面図である。図5は、本実施形態の弾性波装置の製造工程の途中の段階の状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。より具体的には、図5は、圧電膜上に第1の導電膜を設けた状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。なお、図6は、保護膜を省いた部分切欠き平面図である。
図5、図6並びに後述する図7、図8及び図10〜図13では、直列腕共振子、並列腕共振子、IDT電極及び反射器を、矩形に2本の対角線を引いた略図で示す。
図5に示すように、圧電膜6上には、直列腕共振子S1〜S3及びS5並びに並列腕共振子P2,P3が構成されている。図5には示されていないが、圧電膜6上には、図1に示した直列腕共振子S4及び並列腕共振子P1,P4も構成されている。すなわち、圧電膜6上には、直列腕共振子S1〜S5及び並列腕共振子P1〜P4の各IDT電極及び各反射器が設けられている。上記各IDT電極及び各反射器は、圧電膜上に設けられている第1の導電膜である。本実施形態では、第1の導電膜が設けられた後の工程において、圧電膜6上及び第1の導電膜の一部の上に第2の導電膜が設けられる。第2の導電膜が設けられている構成が、図6に示されている。
図6に示すように、圧電膜6上には、入力端子13、グラウンド端子15及び接続配線17が設けられている。図示されていないが、圧電膜6上には、出力端子も設けられている。入力端子13、出力端子、グラウンド端子15及び接続配線17は、第2の導電膜からなる。
接続配線17は、直列腕共振子S1と直列腕共振子S2とを接続している。同様に、接続配線17は、図1に示した直列腕共振子S1〜S5、並列腕共振子P1〜P4、入力端子13及び出力端子14間も、それぞれ接続している。並列腕共振子P1〜P4は、接続配線17によりグラウンド端子15に接続されている。グラウンド端子15は、グラウンド電位に接続される。それによって、図1に示した回路が構成されている。
接続配線17は、第2の導電膜からなり、かつ第1の導電膜に積層されていない部分を有する。図5に示すように、直列腕共振子S1〜S3及びS5並びに並列腕共振子P2及びP3が圧電膜6上に設けられた段階では、図6に示した接続配線17は設けられていない。なお、接続配線17は、第1の導電膜に積層されていない部分を有するものであれば、第2の導電膜以外のものを含んでいてもよい。例えば、絶縁膜などが積層されていてもよい。
第2の導電膜は、図3に示した直列腕共振子S1のIDT電極8の第1,第2のバスバー8a2,8b2の上に至っている。直列腕共振子S2〜S5及び並列腕共振子P1〜P4のIDT電極の各バスバー上にも、同様に第2の導電膜が至っている。それによって、電気抵抗を小さくすることができる。なお、各バスバー上には、第2の導電膜は至っていなくてもよい。
圧電膜6上に第1の導電膜及び第2の導電膜を設けるに際しては、例えば、CVD法やスパッタリング法などにより、圧電膜6上に金属膜を形成する。次に、フォトリソグラフィ法などにより、金属膜をパターニングする。これにより、第1の導電膜を得られる。このとき、図1に示した直列腕共振子S1〜S5及び並列腕共振子P1〜P4のIDT電極及び反射器が設けられる。
次に、例えば、フォトリソグラフィ法などにより、圧電膜6上及び第1の導電膜上にレジストパターンを形成する。次に、CVD法やスパッタリング法などにより、全面に金属膜を形成する。次に、レジストパターンを剥離することにより、金属膜をパターニングする。これにより、第2の導電膜を得られる。このとき、入力端子13、出力端子14、グラウンド端子15及び接続配線17が設けられる。
本実施形態の特徴は、接続配線17が、第2の導電膜からなることにある。それによって、通過帯域においてリップルを生じ難くすることができる。これを、以下において説明する。
図8は、比較例の弾性波装置を略図的に示す部分切欠き平面図である。図7は、比較例の弾性波装置の製造工程の途中の段階の状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。より具体的には、図7は、圧電膜上に第1の導電膜を設けた状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。
図8に示す比較例の弾性波装置61の接続配線67は、第1の導電膜と第2の導電膜とが接するように積層された積層体である。より具体的には、接続配線67は、図7に示す第1の導電膜からなる第1の配線部分67a及び図8に示す第2の導電膜からなる第2の配線部分67bを有する。比較例の弾性波装置61は、上記以外の点では第1の実施形態と同様の構成を有するラダー型フィルタである。
高音速膜、低音速膜及び圧電膜がこの順番で積層された積層体を有する弾性波装置では、絶縁体である低音速膜上に圧電膜が積層されている。そのため、圧電膜上に電極を形成する工程において、電極に電荷が溜まり易い。さらに、図7に示すように、比較例では、直列腕共振子S1〜S3及びS5並びに並列腕共振子P2及びP3のIDT電極と同時に、第1の配線部分67aも設けられている。そのため、第1の導電膜の表面積が大きい。よって、第1の導電膜に溜まる電荷の量が多かった。第1の導電膜においては、IDT電極の電極指の先端の端面と該端面の対向部とにおける対向面積が特に小さい。そのため、IDT電極の上記対向部に電荷が集中していた。さらに、IDT電極の電極指の先端の端面及び該端面の対向部との距離は短い。従って、比較例においては、IDT電極の上記対向部においてサージ破壊が生じることがあった。
サージ破壊は、同時に形成される電極の表面積が大きいほど生じ易くなる。さらに、IDT電極のサージ破壊は、対向している部分の対向面積の最小値が小さいほど生じ易くなる。よって、下記の面積比が大きいほど、IDT電極のサージ破壊は生じ易くなる。
(IDT電極及びIDT電極と同時に形成される電極の膜厚×IDT電極及びIDT電極と同時に形成される電極の周辺長)/IDT電極における最小対向面積
比較例では、上記の面積比が大きかったため、IDT電極の上記対向部においてサージ破壊が生じることがあった。それによって、弾性波装置61の通過帯域内においてリップルが生じることがあった。リップルの発生周波数や大きさもばらつきがちであった。
これに対して、本実施形態では、図6に示した接続配線17は、第2の導電膜からなる。すなわち、IDT電極を形成するときには、接続配線17は形成されていない。それによって、IDT電極及びIDT電極と同時に形成される電極の表面積を小さくすることができる。よって、上記の面積比を小さくすることができる。従って、IDT電極のサージ破壊を生じ難くすることができ、通過帯域内においてリップルが生じ難い。
本実施形態では、図3に示した複数本の第1,第2の電極指8a1,8b1及び複数本の第1,第2のダミー電極8a3,8b3のそれぞれの先端の端面の内、最小の端面面積が、上記の面積の最小対向面積に相当する。なお、第1,第2のダミー電極を有さない場合は、複数本の第1,第2の電極指のそれぞれの先端の端面の内、最小の端面面積が、上記の面積比の最小対向面積に相当する。
図9は、本発明の第1の実施形態及び比較例の弾性波装置の通過帯域における周波数特性を示す図である。実線は第1の実施形態の周波数特性を示し、破線は比較例の周波数特性を示す。
図9に示すように、比較例では、通過帯域においてリップルが生じている。他方、本実施形態では、通過帯域内においてリップルが生じていないことがわかる。このように、本実施形態では、通過帯域内においてリップルを生じ難くし得ることがわかる。
図5、図6では、直列腕共振子間または共振子と外部端子間等を接続する接続配線17が、第2の導電膜であって、第1の導電膜に積層されていない部分を有する構造を示した。なお、図15に示すように、IDT電極78の第1,第2のバスバー78a2,78b2を第2の導電膜で構成してもよい。すなわち、第1のバスバー78a2は第2の導電膜により構成されており、各第1の電極指78a1は第1の導電膜により構成されている。各第1の電極指78a1の端部に第1のバスバー78a2が重なっている。それによって、各第1の電極指78a1は、第1のバスバー78a2により接続されている。同様に、第2のバスバー78b2は第2の導電膜により構成されており、各第2の電極指78b1は第1の導電膜により構成されている。各第2の電極指78b1の端部に第2のバスバー78b2が重なっている。各第2の電極指78b1は、第2のバスバー78b2により接続されている。このように、第1,第2のバスバー78a2,78b2を各第1,第2の電極指78a1,78b1に積層されていない部分を有するように形成することで、第1の導電膜の面積を小さくすることができる。よって、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、図15では、第1の導電膜からなる第1,第2のダミー電極78a3,78b3も設けられている。
本発明の第2の実施形態について、図10及び図11を用いて説明する。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る弾性波装置を略図的に示す部分切欠き平面図である。図10は、第2の実施形態の弾性波装置の製造工程の途中の段階の状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。より具体的には、図10は、圧電膜上に第1の導電膜を設けた状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。
弾性波装置21は、縦結合共振子型弾性波フィルタである点で、第1の実施形態とは異なる。上記以外の点では、第2の実施形態は、第1の実施形態と同様の構成を有する。
図10に示すように、圧電膜6上には、IDT電極28A〜28E、反射器29及び第1のグラウンド配線25aが設けられている。IDT電極28A〜28E、反射器29及び第1のグラウンド配線25aは、圧電膜6上に設けられている第1の導電膜からなる。
IDT電極28A〜28Eは、IDT電極28A〜28Eの弾性表面波伝搬方向に配置されている。IDT電極28A〜28Eは、それぞれ第1の端部28Aa〜28Ea及び第2の端部28Ab〜28Ebを有する。第1の端部28Aa〜28Eaと第2の端部28Ab〜28Ebとは、互いに対向し合っている。反射器29は、IDT電極28A〜28Eの弾性表面波伝搬方向における両側に設けられている。弾性波装置21は、IDT電極28A〜28E及び反射器29を有する縦結合共振子型弾性波フィルタである。
第1のグラウンド配線25aは、グラウンド電位に電気的に接続される。第1のグラウンド配線25aは、反射器29及びIDT電極28A,28C,28Eの第2の端部28Ab,28Cb,28Ebに接続されている部分を有する。第1のグラウンド配線25aは、いずれのIDT電極間も接続していない。
第1の実施形態と同様に、第1の導電膜が設けられた後の工程において、第2の導電膜が設けられる。第2の導電膜が設けられている構成が、図11に示されている。
図11に示すように、第1のグラウンド配線25a上及び圧電膜6上には、第2の導電膜からなる第2のグラウンド配線25bが設けられている。第2のグラウンド配線25bは、第1のグラウンド配線25aに接続されている。第1のグラウンド配線25a及び第2のグラウンド配線25bは、グラウンド電位に接続される部分を有する。それによって、第1,第2のグラウンド配線25a,25bは、グラウンド電位に電気的に接続される。
IDT電極28B,28Dの第1の端部28Ba,28Daは、第2のグラウンド配線25bに接続されている。なお、第1の実施形態と同様に本実施形態においても、各IDT電極の各バスバーには、第2の導電膜が至っている。
圧電膜6上及び第1のグラウンド配線25a上には、絶縁膜22が積層されている。圧電膜6上及び絶縁膜22上には、第2の導電膜からなるホット側の配線24aが設けられている。ホット側の配線24aは、IDT電極28A,28C,28Eの第1の端部28Aa,28Ca,28Eaに接続されている。ホット側の配線は、IDT電極28B,28Dの第2の端部28Bb,28Dbにも接続されている。IDT電極28B及びIDT電極28Dが接続されているホット側の配線は、IDT電極28BとIDT電極28Dとを接続している接続配線27でもある。すなわち、接続配線27は、第2の導電膜からなる。
図11に示すように、平面視において、第1のグラウンド配線25aと重なる位置に、絶縁膜22を介してホット側の配線24a及び接続配線27が設けられている。言い換えれば、ホット側の配線24a及び接続配線27と第1のグラウンド配線25aとが絶縁膜22を介して積層された立体配線が構成されている。それによって、第1,第2のグラウンド配線25a,25b及びホット側の配線24a及び接続配線27を設けるために必要な面積を小さくすることができる。よって、小型化を図ることができる。
なお、絶縁膜22は少なくとも、平面視において、第1のグラウンド配線25aと、ホット側の配線24a及び接続配線27とが重なる位置に設けられていればよい。
接続配線27は、第2の導電膜からなり、第1の導電膜に積層されていない部分を有する。図10に示すように、IDT電極28A〜28Eの内、いずれのIDT電極間も、第1の導電膜により接続されていない。よって、第1の導電膜の面積を小さくすることができる。すなわち、上記の面積比のIDT電極及びIDT電極と同時に形成される電極の面積を小さくすることができる。従って、IDT電極のサージ破壊を生じ難くすることができ、通過帯域内においてリップルが生じ難い。
本実施形態では、上述したように、立体配線を構成して小型化を図るために、第1のグラウンド配線25aが設けられている。なお、第1のグラウンド配線25aは設けられていなくてもよい。それによって、第1の導電膜の面積をさらに小さくすることができる。よって、IDT電極のサージ破壊をより一層生じ難くすることができ、通過帯域内においてリップルがより一層生じ難い。
本発明の第3の実施形態について、図12及び図13を用いて説明する。
図13は、本発明の第3の実施形態に係る弾性波装置を略図的に示す部分切欠き平面図である。図12は、第3の実施形態の弾性波装置の製造工程の途中の段階の状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。より具体的には、図12は、圧電膜上に第1の導電膜を設けた状態を略図的に示す部分切欠き平面図である。
弾性波装置31は、接続配線37が第1の導電膜からなる部分を有すること、縦結合共振子型弾性波フィルタが9個のIDT電極を有すること及び9個のIDT電極を有することに伴う電極構造が、第2の実施形態と異なる。これら以外においては、第3の実施形態は第2の実施形態と同様の構成を有する。
図12に示すように、圧電膜6上には、IDT電極38A〜38I、反射器39及び第1のグラウンド配線35aが設けられている。IDT電極38A〜38I、反射器39及び第1のグラウンド配線35aは、圧電膜6上に設けられている第1の導電膜からなる。
IDT電極38A〜38Iは、IDT電極38A〜38Iの弾性表面波伝搬方向に配置されている。IDT電極38A〜38Iは、それぞれ第1の端部38Aa〜38Ia及び第2の端部38Ab〜38Ibを有する。第1の端部38Aa〜38Iaと第2の端部38Ab〜38Ibとは、互いに対向し合っている。反射器39は、IDT電極38A〜38Iの弾性表面波伝搬方向における両側に設けられている。弾性波装置31は、IDT電極38A〜38I及び反射器39を有する縦結合共振子型弾性波フィルタである。
第1のグラウンド配線35aは、グラウンド電位に電気的に接続される。第1のグラウンド配線35aは、反射器39及びIDT電極38A,38C,38E,38G,38Iの第2の端部38Ab,38Cb,28Eb,38Gb,38Ibに接続されている部分を有する。第1のグラウンド配線35aは、IDT電極38C,38E,38Gを接続している部分も有する。第1のグラウンド配線35aのIDT電極38C,38E,38Gを接続している部分は、後述する接続配線の第1の配線部分37aでもある。
第2の実施形態と同様に、第1の導電膜が設けられた後の工程において、第2の導電膜が設けられる。第2の導電膜が設けられている構成が図13に示されている。
図13に示すように、第1のグラウンド配線35a上及び圧電膜6上には、第2の導電膜からなる第2のグラウンド配線35bが設けられている。第2のグラウンド配線35bは、第1のグラウンド配線35aに接続されている。第2のグラウンド配線35bは、グラウンド電位に接続される部分を有する。それによって、第1,第2のグラウンド配線35a,35bは、グラウンド電位に電気的に接続される。
IDT電極38B,38D,38F,38Hの第1の端部38Ba,38Da,38Fa,38Haは、第2のグラウンド配線35bに接続されている。なお、第2の実施形態と同様に本実施形態においても、各IDT電極の各バスバーには、第2の導電膜が至っている。
圧電膜6上及び第1のグラウンド配線35a上には、絶縁膜32が積層されている。圧電膜6上及び絶縁膜32上には、第2の導電膜からなるホット側の配線34a,34bが設けられている。ホット側の配線34aは、IDT電極38A,38C,38E,38G,38Iの第1の端部38Aa,38Ca,38Ea,38Ga,38Iaに接続されている。ホット側の配線34bは、IDT電極38B,38D,38F,38Hの第2の端部38Bb,38Db,38Fb,38Hbに接続されている。
ホット側の配線34bは、IDT電極38B,38D,38F,38Hを接続している接続配線37でもある。より具体的には、本実施形態では、接続配線37は、第1の導電膜からなる第1の配線部分37a及び第2の導電膜からなる第2の配線部分37bを有する。接続配線37は、第2の配線部分37bにおいては、第1の導電膜に積層されていない部分を有する。IDT電極38B,38D,38F,38Hは、接続配線37の第2の配線部分37bにより接続されている。図12に示すように、IDT電極38C,38E,38Gは、第1の配線部分37aにより接続されている。
図13に示すように、第1の配線部分37a上に絶縁膜32が積層されており、絶縁膜32上に第2の配線部分37bが積層されている。平面視において、IDT電極38C,38E,38Gに直接接続されていない第1のグラウンド配線35aと重なる位置には、絶縁膜32を介してホット側の配線34aが設けられている。それによって、第2の実施形態と同様に、第1,第2のグラウンド配線35a,35b及びホット側の配線34a,34bを設けるために必要な面積を小さくすることができる。よって、小型化を図ることができる。
IDT電極38B,38D,38F,38Hは、接続配線37の第2の配線部分37bにより接続されている。図12に示すように、IDT電極38B,38D,38F,38Hを接続する第1の導電膜の部分は形成されていない。このように、接続配線37が第1の配線部分37aを有していても、第1の導電膜の面積を小さくすることができる。従って、IDT電極のサージ破壊を生じ難くすることができ、通過帯域内においてリップルが生じ難い。
図14は、本発明の第4の実施形態に係る弾性波装置の回路図である。
本実施形態の弾性波装置40は、第1の帯域通過型フィルタ41aと、第1の帯域通過型フィルタ41aと通過帯域が異なる第2の帯域通過型フィルタ41bとを有するデュプレクサである。上記以外の点では、第4の実施形態は第1の実施形態と同様の構成を有する。
弾性波装置40は、圧電膜上に設けられているアンテナ端子44a、入力端子13及び出力端子44bを有する。アンテナ端子44aは、アンテナに接続される。アンテナ端子44aは、入力端子及び出力端子の機能を有する。入力端子13から入力された信号は、アンテナ端子44aから出力される。アンテナ端子44aから入力された信号は、出力端子44bから出力される。アンテナ端子44aとグラウンド電位との間には、インピーダンス調整用のインダクタLが接続されている。
第1の帯域通過型フィルタ41aは、ラダー型フィルタである。入力端子13とアンテナ端子44aとの間には、直列腕共振子S1〜S5が互いに直列に接続されている。上記以外の点では、第1の帯域通過型フィルタ41aは、第1の実施形態の弾性波装置1と同様の構成を有するラダー型フィルタである。
第2の帯域通過型フィルタ41bは、縦結合共振子型弾性波フィルタ41b1及び特性調整用の共振子46a〜46dを有する。縦結合共振子型弾性波フィルタ41b1は、第2の実施形態の弾性波装置21と同様の構成を有する。アンテナ端子44aと縦結合共振子型弾性波フィルタ41b1との間には、共振子46a,46bが互いに直列に接続されている。共振子46aと共振子46bとの間の接続点とグラウンド電位との間には、共振子46cが接続されている。縦結合共振子型弾性波フィルタ41b1の出力端とグラウンド電位との間には、共振子46dが接続されている。
本実施形態においても、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、第1,第2の帯域通過型フィルタは、例えば、いずれもラダー型フィルタであってもよく、いずれも縦結合共振子型弾性波フィルタであってもよい。
1…弾性波装置
2…支持基板
3…接合膜
4…高音速膜
5…低音速膜
6…圧電膜
7…積層体
8…IDT電極
8a1,8b1…第1,第2の電極指
8a2,8b2…第1,第2のバスバー
8a3,8b3…第1,第2のダミー電極
9…反射器
12…保護膜
13…入力端子
14…出力端子
15…グラウンド端子
17…接続配線
21…弾性波装置
22…絶縁膜
24a…ホット側の配線
25a,25b…第1,第2のグラウンド配線
27…接続配線
27a,27b…第1,第2の接続配線
28A〜28E…IDT電極
28Aa〜28Ea…第1の端部
28Ab〜28Eb…第2の端部
29…反射器
31…弾性波装置
32…絶縁膜
34a,34b…ホット側の配線
35a,35b…第1,第2のグラウンド配線
37…接続配線
37a,37b…第1,第2の配線部分
38A〜38I…IDT電極
38Aa〜38Ia…第1の端部
38Ab〜38Ib…第2の端部
39…反射器
40…弾性波装置
41a,41b…第1,第2の帯域通過型フィルタ
41b1…縦結合共振子型弾性波フィルタ
44a…アンテナ端子
44b…出力端子
46a〜46d…共振子
54…高音速基板
61…弾性波装置
67…接続配線
67a,67b…第1,第2の配線部分
78…IDT電極
78a1,78b1…第1,第2の電極指
78a2,78b2…第1,第2のバスバー
78a3,78b3…第1,第2のダミー電極
L…インダクタ
S1〜S5…直列腕共振子
P1〜P4…並列腕共振子
他方、上記圧電膜6の厚みは、後述するIDT電極8の電極指ピッチで定める波長λとしたときに、3.5λ以下であることが好ましい。これを、図16を参照して説明する。図16は、シリコンからなる高音速支持基板上に、厚み0.35λのSiO膜からなる低音速膜及びオイラー角(0°,140.0°,0°)すなわちカット角90°のLiTaOからなる圧電膜を積層した構造における、LiTaOの膜厚と、Q値との関係を示す図である。図16から明らかなように、LiTaOの膜厚が3.5λ以下の場合、3.5λを越えた場合に比べてQ値が高くなることがわかる。従って、好ましくは、LiTaOの膜厚は3.5λ以下であることが好ましい。より好ましくは、1.5λ以下である。
第1のグラウンド配線35aは、グラウンド電位に電気的に接続される。第1のグラウンド配線35aは、反射器39及びIDT電極38A,38C,38E,38G,38Iの第2の端部38Ab,38Cb,8Eb,38Gb,38Ibに接続されている部分を有する。第1のグラウンド配線35aは、IDT電極38C,38E,38Gを接続している部分も有する。第1のグラウンド配線35aのIDT電極38C,38E,38Gを接続している部分は、後述する接続配線の第1の配線部分37aでもある。

Claims (13)

  1. 圧電膜を有する弾性波装置であって、
    前記圧電膜を伝搬するメインモードの弾性波音速よりも、伝搬するバルク波音速が高速である高音速部材と、
    前記高音速部材上に直接または間接に積層されている前記圧電膜と、
    前記圧電膜上に設けられている第1の導電膜と、
    前記圧電膜上及び前記第1の導電膜の少なくとも一部の上に設けられている第2の導電膜と、
    を備え、
    前記圧電膜上には、電極指とバスバーとを有する複数のIDT電極が設けられており、前記第1の導電膜により、前記複数のIDT電極の少なくとも前記電極指が構成されており、
    前記第2の導電膜により、前記複数のIDT電極間を接続している接続配線の少なくとも一部が構成されている、弾性波装置。
  2. 前記高音速部材上に前記圧電膜が直接積層されている、請求項1に記載の弾性波装置。
  3. 前記高音速部材と前記圧電膜との間に密着層が形成されている、請求項1に記載の弾性波装置。
  4. 前記高音速部材上に積層されており、前記圧電膜を伝搬するメインモードの弾性波音速よりも、伝搬するバルク波音速が低速である低音速膜をさらに備え、前記圧電膜が、前記高音速部材上に、前記低音速膜を介して間接に積層されている、請求項1に記載の弾性波装置。
  5. 前記接続配線の全てが前記第2の導電膜からなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  6. 前記接続配線が、前記第1の導電膜からなる第1の配線部分を有し、前記第1の配線部分が、前記IDT電極間を接続しており、
    前記第1の配線部分の上に設けられている絶縁膜をさらに備え、
    前記第2の導電膜の一部が前記絶縁膜上に設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  7. 前記第1の導電膜により前記電極指及び前記バスバーが構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  8. 前記第1の導電膜により前記電極指が構成されており、前記バスバーが前記第2の導電膜からなり、かつ前記バスバーが前記電極指の端部に重なっている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  9. 前記高音速部材が高音速膜からなり、
    前記高音速膜の、前記低音速膜が設けられている面とは反対側の面に設けられている支持基板をさらに備える、請求項1〜8のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  10. 前記高音速部材が、高音速基板からなる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  11. 直列腕共振子及び並列腕共振子を有するラダー型フィルタであって、
    前記直列腕共振子及び前記並列腕共振子の内の少なくとも一方が前記複数のIDT電極を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  12. 縦結合共振子型弾性波フィルタである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  13. 第1の帯域通過型フィルタ及び前記第1の帯域通過型フィルタと通過帯域が異なる第2の帯域通過型フィルタを有するデュプレクサであって、
    前記第1の帯域通過型フィルタ及び前記第2の帯域通過型フィルタの内の少なくとも一方が、請求項1〜12に記載の弾性波装置である、弾性波装置。
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