JP6993400B2 - 弾性表面波素子 - Google Patents

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Description

本発明は、IDT(InterDigital Transducer)電極を有する弾性表面波素子に関する。
従来、移動体通信機のフロントエンド部に配置される帯域通過型フィルタなどに、弾性波を使用した弾性表面波素子が広く用いられている。
例えば、帯域通過型フィルタに対応する弾性表面波素子として、30°YカットX伝搬のニオブ酸リチウム基板上に、酸化アルミニウムからなる誘電体層を設け、この誘電体層上にIDT電極を設けた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-78739号公報
特許文献1に示された弾性表面波素子では、誘電体層の厚みや材質を適宜選択して電気機械結合係数を調整し、比帯域((反共振周波数-共振周波数)/共振周波数×100)を決めることができる。しかしながら、弾性表面波素子の製造過程で生じる誘電体層の厚さばらつきによって、製造後の複数の弾性表面波素子において、比帯域のばらつきが発生するという問題がある。
そこで、本発明は、弾性表面波素子の比帯域のばらつきを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る弾性表面波素子は、LiNbO圧電単結晶を含む基板と、前記基板上に設けられた第1誘電体層と、前記第1誘電体層上に設けられたIDT電極と、前記IDT電極を覆うように前記第1誘電体層上に設けられた第2誘電体層とを備え、前記第1誘電体層は、酸化ケイ素を含み、前記LiNbO 圧電単結晶のYカット角は、100°以上160°以下であり、前記IDT電極に高周波信号が入力された場合に前記基板にレイリー波を発生させることで、前記基板において前記高周波信号を伝搬する。
IDT電極に高周波信号が入力された場合に基板にレイリー波を発生させることで高周波信号を伝搬する弾性表面波素子では、信号伝搬時の振幅の大きい領域が基板および第1誘電体層から離れて位置することとなるので、製造時において第1誘電体層の厚さばらつきが生じる場合であっても、弾性表面波素子の比帯域のばらつきを抑制することができる。また、第1誘電体層が、酸化ケイ素を含むことで、製造時において、第1誘電体層の厚さばらつきが生じる場合であっても、弾性表面波素子の比帯域のばらつきを抑制することができる。また、LiNbO 圧電単結晶のYカット角が100°以上160°以下であることから、このYカット角の範囲にて電気機械結合係数が大きくなり、弾性表面波素子がレイリー波を利用して高周波信号を伝搬しやすい構造となる。これにより、信号伝搬時の振幅の大きい領域が基板および第1誘電体層から離れて位置することとなり、製造時において第1誘電体層の厚さばらつきが生じる場合であっても、弾性表面波素子の比帯域のばらつきを抑制することができる。
前記第2誘電体層は、酸化ケイ素を含んでいてもよい。
記第1誘電体層は前記第2誘電体層よりも厚みが薄くてもよい。
このように、電気機械結合係数を調整するための層である第1誘電体層を第2誘電体層よりも薄くすることで、第1誘電体層の厚さのばらつき寸法を小さくすることができる。これにより、製造後の複数の弾性表面波素子において、比帯域のばらつきを抑制することができる。
また、前記IDT電極に高周波信号が入力され、前記弾性表面波素子にて前記レイリー波を発生させた場合に、前記レイリー波の振動の最大振幅の発生位置が、前記第2誘電体層内に存在していてもよい。
これによれば、信号伝搬時の最大振幅の発生位置が基板および第1誘電体層から離れて位置することになる。そのため、製造時において第1誘電体層の厚さばらつきが生じる場合であっても、弾性表面波素子の比帯域のばらつきを抑制することができる。
本発明によれば、弾性表面波素子の比帯域のばらつきを抑制することができる。
図1は、実施の形態に係る弾性表面波素子の概略を示す平面図および断面図である。 図2は、実施の形態に係る弾性表面波素子の基板およびIDT電極の詳細を示す断面図である。 図3は、比較例における弾性表面波素子の基板およびIDT電極の詳細を示す断面図である。 図4は、弾性表面波素子の断面の振動分布を示す図であって、(a)はレイリー波を発生させた場合の振動分布(実施の形態)、(b)はラブ波を発生させた場合の振動分布(比較例)である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例および図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、図面に示される構成要素の大きさ、または大きさの比は、必ずしも厳密ではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化する場合がある。
(実施の形態)
[1.1 弾性表面波素子の構造]
弾性表面波素子は、例えば、入力された高周波信号をフィルタリングして出力する弾性表面波フィルタを構成する素子として用いられる。
図1は、実施の形態に係る弾性表面波素子10の概略を表す平面図および断面図である。また、図2は、弾性表面波素子10の基板101およびIDT電極121の詳細を示す断面図である。以降において、基板101の主面101aに沿い、弾性表面波が伝搬する方向をT方向とし、主面101aに垂直な方向をV方向とし、T方向およびV方向の両方に垂直な方向をH方向とする。
弾性表面波素子10は、図1に示すように、基板101と、基板101上に設けられた第1誘電体層122と、第1誘電体層122上に設けられたIDT電極121と、第2誘電体層103と、保護層104とを有する。本実施の形態の弾性表面波素子10は、IDT電極121に高周波信号が入力された場合に基板101に発生するレイリー波を利用して、基板101において高周波信号を伝搬する。
基板101は、例えば、127.5°YカットX伝搬LiNbO圧電単結晶を含み、レイリー波を利用して高周波信号を伝搬する構造を有している。なお、レイリー波を利用するためには、LiNbO圧電単結晶のYカット角は、少なくとも100°以上160°以下のうち所定のYカット角であればよい。また、望ましくは、LiNbO圧電単結晶のYカット角は、120°以上130°以下のうち所定のYカット角であればよい。
また、基板101は、少なくとも一部に圧電性を有する基板であればよい。例えば、表面に圧電薄膜(圧電体)を備え、当該圧電薄膜と音速の異なる膜、および支持基板などの積層体で構成されていてもよい。基板101は、基板全体に圧電性を有していても良い。この場合、基板101は、圧電体層一層からなる圧電基板である。
IDT電極121は、図1に示すように、互いに対向する一対の櫛形電極121aおよび121bで構成されている。櫛形電極121aおよび121bは、それぞれ、互いに平行な複数の電極指と、当該複数の電極指を接続するバスバー電極とで構成されている。上記複数の電極指は、T方向と直交するH方向に沿って形成されている。弾性表面波素子10は、当該複数の電極指の繰り返し周期λ、デューティ比W/(W+S)等の設計パラメータによって、励振される弾性波の波長が規定される。
またIDT電極121は、図2に示すように、基板101側から順に、金属膜211、金属膜212、金属膜213、金属膜214および金属膜215が積層されることによって形成されている。
金属膜211は、基板101との密着性を高めるための密着膜であり、例えば、厚さ10nmのNiCr材料によって形成される。金属膜212は、弾性波のエネルギーを閉じ込めるための主電極であり、例えば、厚さ40nmのPt材料によって形成される。金属膜213は、金属膜212と金属膜214との相互拡散を抑制するバリア膜であり、例えば、厚さ10nmのTi材料によって形成される。金属膜214は、電極指の導電性を向上させるための導電膜であり、例えば、厚さが159nmで、抵抗値が小さい材料であるAlCu合金材料によって形成される。金属膜215は、第2誘電体層103との密着性を高めるための密着膜であり、例えば、厚さ10nmのTi材料によって形成される。Ptからなる金属膜212は、積層体を構成する複数の金属膜211~215のうち最も高密度の金属膜である。また、金属膜211、213、214および215は、最も高密度の金属膜212以外の金属膜を構成する。
第1誘電体層122は、基板101およびIDT電極121の間に形成された、電気機械結合係数を調整する層である。第1誘電体層122は、例えば、厚さ1nmの酸化ケイ素層であり、スパッタによって形成される。
第2誘電体層103は、周波数温度特性を改善するとともに、IDT電極121を外部環境から保護する層である。第2誘電体層103は、例えば、厚さ30nmの酸化ケイ素層であり、IDT電極121を覆うように第1誘電体層122上に設けられている。
第1誘電体層122は、第2誘電体層103よりも厚みが薄い。第1誘電体層122の厚さは、第2誘電体層103の厚さの約1/30である。IDT電極121の合計の厚さは、第2誘電体層103の厚さとほぼ同じである。
保護層104は、周波数を調整するための層であるとともに、IDT電極121を外部環境から保護する層である。保護層104は、例えば、SiN層であり、第2誘電体層103上に設けられている。
なお、図1および図2に示した弾性表面波素子10の構成は一例であり、これらに限られない。IDT電極121を構成する電極指の本数や長さなどは、これに限定されない。IDT電極121は、金属膜の積層構造でなく、金属膜の単層であってもよい。また、各金属膜および各保護層を構成する材料は、上述した材料に限定されない。また、IDT電極121は、例えば、Ti、Al、Cu、Pt、Au、Ag、Pdなどの金属または合金から構成されてもよく、上記の金属または合金から構成される複数の積層体から構成されてもよい。また、第2誘電体層103、保護層104、および第1誘電体層122の構成は、上述の構成に限らず、例えば、SiO、SiN、AlN、ポリイミド、もしくはこれらの積層体などの誘電体もしくは絶縁体で構成されてもかまわない。
(効果等)
上記構成を有する弾性表面波素子10は、ラブ波を利用した弾性表面波素子である比較例に比べて、比帯域のばらつきを抑制することができる。この理解を容易にするために、比較例における弾性表面波素子の構成を説明する。
図3は、比較例における弾性表面波素子510の基板501およびIDT電極121の詳細を示す断面図である。
比較例における弾性表面波素子510は、IDT電極121に高周波信号が入力された場合に基板501に発生するラブ波を利用して、基板501において高周波信号を伝搬する。基板501は、-4°YカットX伝搬LiNbO圧電単結晶を含み、ラブ波を利用して高周波信号を伝搬する構造を有している。その他の構成は、本実施の形態と同様であり説明を省略する。
図4は、弾性表面波素子の断面の振動分布(シミュレーション結果)を示す図であって、(a)はレイリー波を発生させた場合の振動分布(実施の形態)、(b)はラブ波を発生させた場合の振動分布(比較例)である。各弾性表面波素子には、電力1Wの信号を入力した。
なお、図4の振動分布は、各座標点における振幅の大きさを示している。レイリー波である図4の(a)の振幅は、V方向およびT方向の振動成分からなり、ラブ波である図4の(b)の振幅は、H方向の振動成分からなる。
図4の(a)では、振幅が大きい領域を狭ピッチの斜線ハッチングで表し、振幅が小さい領域を広ピッチの斜線ハッチングで表している。最大振幅a1の発生位置は、IDT電極121の内部でなく、第2誘電体層103の内部に存在している。最大振幅a1と最少振幅a2との差は、約5nmである。図4の(b)では、振幅が大きい領域を狭ピッチの斜線ハッチングで表し、振幅が小さい領域を広ピッチの斜線ハッチングで表している。最大振幅a3の発生位置は、電極指内に存在している。最大振幅a3と最少振幅a4との差は、約12nmである。
比較例における弾性表面波素子510では、図4の(b)に示すように、振幅の大きい領域が基板501および第1誘電体層122の近くに位置している。そのため、弾性表面波素子510の製造過程にて生じる第1誘電体層122の厚さばらつきによって、製造後の複数の弾性表面波素子510において、比帯域のばらつきが発生しやすい。
それに対し、本実施の形態に係る弾性表面波素子10では、図4の(a)に示すように、振幅の大きい領域が、IDT電極121よりも上側にあり、弾性表面波素子510に比べて基板101および第1誘電体層122から離れて位置している。そのため、製造時に第1誘電体層122の厚さばらつきが生じた場合であっても、厚さばらつきの影響を受けにくく、製造後の複数の弾性表面波素子10の比帯域のばらつきが抑制される。
すなわち、本実施の形態に係る弾性表面波素子10は、LiNbO圧電単結晶を含む基板101と、基板101上に設けられた第1誘電体層122と、第1誘電体層122上に設けられたIDT電極121とを備え、IDT電極121に高周波信号が入力された場合に基板101に発生するレイリー波を利用して、基板101において高周波信号を伝搬する。
このように、レイリー波を利用して高周波信号を伝搬する弾性表面波素子10では、信号伝搬時の振幅の大きい領域が基板101および第1誘電体層122から離れて位置することになる。そのため、製造時に第1誘電体層122の厚さばらつきが生じる場合であっても、製造後の複数の弾性表面波素子10において、比帯域のばらつきを抑制することができる。
(その他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態に係る弾性表面波素子について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態における任意の構成要素を組み合わせて実現される別の実施の形態や、上記実施の形態に対して本発明の主旨を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例や、本発明に係る弾性表面波素子を内蔵した各種フィルタおよび各種機器も本発明に含まれる。
本発明は、比帯域のばらつきが小さい弾性表面波素子として、弾性波フィルタ、マルチプレクサ、高周波フロントエンド回路および通信装置などに広く利用できる。
10 弾性表面波素子
101 基板
101a 主面
103 第2誘電体層
104 保護層
121 IDT電極
121a、121b 櫛形電極
122 第1誘電体層
211、212、213、214、215 金属膜

Claims (4)

  1. LiNbO圧電単結晶を含む基板と、前記基板上に設けられた第1誘電体層と、前記第1誘電体層上に設けられたIDT電極と、前記IDT電極を覆うように前記第1誘電体層上に設けられた第2誘電体層とを備え、
    前記第1誘電体層は、酸化ケイ素を含み、
    前記LiNbO 圧電単結晶のYカット角は、100°以上160°以下であり、
    前記IDT電極に高周波信号が入力された場合に前記基板にレイリー波を発生させることで、前記基板において前記高周波信号を伝搬する
    弾性表面波素子。
  2. 前記第2誘電体層は、酸化ケイ素を含む
    請求項に記載の弾性表面波素子。
  3. 前記第1誘電体層は前記第2誘電体層よりも厚みが薄い
    請求項1または2に記載の弾性表面波素子。
  4. 前記IDT電極に高周波信号が入力され、前記弾性表面波素子にて前記レイリー波を発生させた場合に、前記レイリー波の振動の最大振幅の発生位置が、前記第2誘電体層内に存在する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の弾性表面波素子。
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