JPWO2016103464A1 - 障害物検知装置及び障害物検知方法 - Google Patents
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Abstract
Description
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る障害物検知装置が搭載されるコーナセンサシステム100の要部のハードウェア構成図である。
車両1のリアバンパに4個の距離センサ21〜24が取り付けられている。距離センサ21〜24は、例えば、超音波センサ、電波センサ、LIDAR(Light Detection and Ranging)又はレーザレンジファインダなどで構成されている。距離センサ21〜24は、超音波、電波又はレーザ光などの探索波を送信するとともに、車両1の外部にある障害物で反射した探索波を受信するものである。
送信制御部30は、送信部31にパルス状の信号を出力させるものである。送信部31の出力信号は、マルチプレクサ32を介して4個の距離センサ21〜24の中の少なくとも1個の距離センサ(以下「送信センサ」という)に出力される。これにより、送信センサが超音波を送信する。
次いで、マップ処理部36は、2次元マップをY軸に沿って10cm間隔に分割した各区間における障害物候補点の度数を求める。マップ処理部36は、Y軸上の度数分布が相対的に高い区間(例えば、度数が第1閾値よりも高い区間)を抽出する。図3において第1閾値が1個に設定されている場合、Y座標が−70cm〜−30cmの区間と、80cm〜110cmの区間とが抽出される。
なお、第1閾値の値は、2次元マップをX軸又はY軸に沿って分割した各区間の幅などに応じて予め設定された値である。第1閾値の値は1に限定されるものではなく、1より大きい値であっても良い。
図3の例では、マップ処理部36は、X軸上の度数が第1閾値よりも高い区間とY軸上の度数が第1閾値よりも高い区間とが交差する領域が、障害物存在領域であると推定する。すなわち、マップ処理部36は、X座標が90cm〜120cmでY座標が−70cm〜−30cmの範囲内にある領域が障害物存在領域Aであると推定する。同様に、マップ処理部36は、X座標が90cm〜120cmでY座標が80cm〜110cmの範囲内にある領域が障害物存在領域Bであると推定する。マップ処理部36は、X座標が190cm〜210cmでY座標が−70cm〜−30cmの範囲内である領域が障害物存在領域Cであると推定する。マップ処理部36は、X座標が190cm〜210cmでY座標が80cm〜110cmの範囲内にある領域が障害物存在領域Dであると推定する。
なお、第2閾値は予め設定された値であり、第1閾値と同じ値であっても良く、異なる値であっても良い。
図2に示す送信部31、マルチプレクサ32及び受信部331〜334は、例えば、送受信装置50により構成される。送受信装置50は、送信部31を構成する送信回路と、マルチプレクサ32を構成する信号切替回路と、受信部331〜334を構成する受信回路とを有している。
図2に示す送信制御部30、距離測定部34、候補点算出部35及びマップ処理部36の機能は、例えば、記憶装置51に記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)又は専用のシステムLSI(Large Scale Integration)などの処理回路52により実現される。なお、複数個の処理回路が連携して上記機能を実現するものとしても良く、このうち一部の処理回路はECU3外の装置に設けられたものであっても良い。また、上記プログラムは複数個の記憶装置に分散して記憶されたものでも良く、このうち一部の記憶装置はECU3外の装置に設けられたものであっても良い。
まず、ステップST1にて、候補点算出部35は、送信制御部30及びマルチプレクサ32を制御することで送信センサと受信センサの組み合わせを切替えながら、候補点算出処理を複数回実行する。
図6(b)の特性線Iは、図6(a)に示す状態における、Y軸に沿う10cm区間毎の障害物候補点の度数分布を示している。特性線IIは、Y軸に沿って隣接する2区間における障害物候補点の度数を積分した値の分布を示している。
図7(b)の特性線Iは、図7(a)に示す状態における、Y軸に沿う10cm区間毎の障害物候補点の度数分布を示している。特性線IIは、Y軸に沿って隣接する2区間における障害物候補点の度数を積分した値の分布を示している。
図8(b)の特性線Iは、図8(a)に示す状態における、Y軸に沿う10cm区間毎の障害物候補点の度数分布を示している。特性線IIは、Y軸に沿って隣接する2区間における障害物候補点の度数を積分した値の分布を示している。
マップ処理部36が、度数分布を評価して障害物存在領域を推定することで、障害物存在領域の推定に度数分布を用いない従来の障害物検知装置よりも、個々の距離センサによる伝搬距離の測定誤差などの影響を低減して、車両1に対する障害物の位置を高い精度で推定することができる。
また、障害物検知装置300で推定した障害物存在領域の情報をカーナビゲーション装置などの外部装置に出力し、外部装置が車両1の搭乗者に障害物存在領域を通知することで、搭乗者は障害物の有無に加えて障害物の正確な位置を把握することができる。
障害物候補点の度数分布を評価する際、X軸に沿う度数分布の評価とY軸に沿う度数分布の評価とを別個に実行することで、度数分布の評価にかかる処理時間を大幅に低減することができる。特に、各軸に沿う区間の分割幅を細かくすることで、障害物の位置推定の精度を向上させつつ処理時間の増大を抑制することができるため、ECU3の処理能力が低い場合であっても障害物の位置推定の精度を向上させることができる。
障害物候補点の度数を区間積分した値の分布を評価することで、壁のような障害物候補点が分散しやすい障害物が存在する領域を障害物存在領域として推定することができる。また、障害物に対応する障害物候補点と虚像とを見分けやすくなり、虚像を含む領域が障害物存在領域として推定されるのを抑制することができる。
実施の形態2では、障害物の大きさを推定する障害物検知装置について説明する。
図9は、実施の形態2に係る障害物検知装置300aを含むECU3の要部の機能ブロック図である。なお、図9において、図2に示す実施の形態1の機能ブロック図と同様のブロックには同一符号を付して説明を省略する。また、コーナセンサシステム100及びECU3のハードウェア構成は実施の形態1と同様であるため、図1及び図4を援用して説明する。
同様に、サイズ推定部37aは、障害物存在領域内のY軸に沿う障害物候補点の度数分布について、平均値及び標準偏差σを求める。次いで、サイズ推定部37aは、Y軸に沿う度数分布のうち平均値±2σの範囲を求める。
次いで、サイズ推定部37aは、障害物存在領域において、X軸に沿う度数分布が平均値±2σであり、かつ、Y軸に沿う度数分布が平均値±2σの範囲を抽出し、抽出した範囲の大きさを障害物の大きさとして推定する。
実施の形態3では、障害物候補点を算出した後、虚像である障害物候補点を除去してから度数分布を評価する障害物検知装置について説明する。
図11は、実施の形態3に係る障害物検知装置300bを含むECU3の要部の機能ブロック図である。なお、図11において、図2に示す実施の形態1の機能ブロック図と同様のブロックには同一符号を付して説明を省略する。また、コーナセンサシステム100及びECU3のハードウェア構成は実施の形態1と同様であるため、図1及び図4を援用して説明する。
まず、障害物検知装置300bは、1個の距離センサ21を送信センサとし、2個の距離センサ21,24を受信センサとして1回目の候補点算出処理を実行する。このとき、距離測定部34は、距離センサ21から送信された超音波が障害物Jで反射して距離センサ21で受信されるまでの直接伝搬距離aと、距離センサ21から送信された超音波が障害物Jで反射して距離センサ24で受信されるまでの間接伝搬距離b1とを算出する。
次いで、障害物検知装置300bは、1個の距離センサ24を送信センサとし、2個の距離センサ21,24を受信センサとして2回目の候補点算出処理を実行する。このとき、距離測定部34は、距離センサ24から送信された超音波が障害物Jで反射して距離センサ24で受信されるまでの直接伝搬距離cと、距離センサ24から送信された超音波が障害物Jで反射して距離センサ21で受信されるまでの間接伝搬距離b2とを算出する。
この状態において、例えば、1回目の候補点算出処理で、距離測定部34が、一方の障害物Kで反射した超音波の直接伝搬距離aと、他方の障害物Lで反射した超音波の間接伝搬距離b1とを算出する。次いで、2回目の候補点算出処理で、距離測定部34が、障害物Lで反射した超音波の直接伝搬距離cと、障害物Lで反射した超音波の間接伝搬距離b2とを算出する。
次いで、候補点算出部35は、第1円dと第2円eとの交点を障害物候補点gとして算出する。このとき、障害物候補点gの算出に用いた伝搬距離の中に、2個の障害物K,Lで反射した超音波の伝搬距離が含まれているため、障害物候補点gは障害物K,Lのいずれの位置にも対応しておらず、虚像となっている。
b1≒b2 (1)
(a+c)/2≒b1 (2)
(a+c)/2≒b2 (3)
第1虚像除去部38bは、候補点算出部35が算出した障害物候補点のそれぞれについて、障害物候補点の算出に用いた伝搬距離を示す距離情報と、伝搬距離の算出に用いた距離センサの組み合わせを示す組合せ情報とを候補点算出部35から取得する。
第1虚像除去部38bは、距離情報が示す伝搬距離の値が、組合せ情報が示すセンサの組み合わせに応じた虚像判別式を満たしているか否かを判定する。伝搬距離の値が虚像判別式を満たしていない場合、第1虚像除去部38bは、この障害物候補点が虚像であると判断し、除去する。
複数個の障害物で反射した超音波の伝搬距離を用いて算出された障害物候補点は、虚像である可能性がある。第1虚像除去部38bが虚像を除去した後にマップ処理部36が障害物候補点の度数分布を評価することで、障害物の位置推定の精度をさらに向上することができる。
実施の形態4では、実施の形態3と異なる方法で虚像の影響を低減する障害物検知装置について説明する。
図14は、実施の形態4に係る障害物検知装置300cを含むECU3の要部の機能ブロック図である。なお、図14において、図2に示す実施の形態1の機能ブロック図と同様のブロックには同一符号を付して説明を省略する。また、コーナセンサシステム100及びECU3のハードウェア構成は実施の形態1と同様であるため、図1及び図4を援用して説明する。
そこで、第2虚像除去部38cは、障害物候補点の算出に用いた2個の距離センサの取付間隔が大きいほど値が低い重みを記憶しておく。第2虚像除去部38cは、候補点算出部35が算出した障害物候補点に重み付けしてマップ処理部36に出力する。
これにより、マップ処理部36が度数分布を評価する際に虚像の影響を低減することができ、障害物の位置推定の精度をさらに向上することができる。
実施の形態5では、実施の形態3,4と異なる方法で虚像の影響を低減する障害物検知装置について説明する。
図15は、実施の形態5に係る障害物検知装置300dを含むECU3の要部の機能ブロック図である。なお、図15において、図2に示す実施の形態1の機能ブロック図と同様のブロックには同一符号を付して説明を省略する。また、コーナセンサシステム100及びECU3のハードウェア構成は実施の形態1と同様であるため、図1及び図4を援用して説明する。
第3虚像除去部38dは、組合せ情報及び距離情報が示す条件が予め記憶された虚像発生条件に含まれる場合、障害物候補点の値が低くなるように(例えば、1であった値が1未満になるように)重み付けしてマップ処理部36に出力する。一方、第3虚像除去部38dは、組合せ情報及び距離情報が示す条件が予め記憶された虚像発生条件に含まれない場合、障害物候補点の値が高くなるように(例えば、1であった値が1以上になるように)重み付けしてマップ処理部36に出力する。
これにより、マップ処理部36が度数分布を評価する際に虚像の影響を低減することができ、障害物の位置推定の精度をさらに向上することができる。
実施の形態6では、実施の形態3〜5と異なる方法で虚像を除去する障害物検知装置について説明する。
図16は、実施の形態6に係る障害物検知装置300eを含むECU3の要部の機能ブロック図である。なお、実施の形態6において、コーナセンサシステム100及びECU3のハードウェア構成は実施の形態1と同様であるため、図1及び図4を援用して説明する。
第4虚像除去部38eは、候補点算出部35から、候補点算出部35が算出した障害物候補点のそれぞれについて、伝搬距離の算出に用いた複数個の距離センサの組み合わせを示す組合せ情報を取得する。第4虚像除去部38eは、障害物候補点の位置が、組合せ情報が示す距離センサの探索エリア外にある場合、障害物候補点を虚像として除去する。
図17(b)は、車両1のリアバンパに対向して1個の障害物Qが存在する状態において、2個の距離センサ21,22を用いて候補点算出処理を実行した状態を示している。距離センサ21の取付位置を中心とし、距離センサ21から送信された超音波が障害物Qで反射して距離センサ21で受信されるまでの伝搬距離を半径とする円kと、距離センサ22の取付位置を中心とし、距離センサ22から送信された超音波が障害物Qで反射して距離センサ22で受信されるまでの伝搬距離を半径とする円lとの交点に、障害物候補点mが算出されている。
これにより、マップ処理部36が度数分布を評価する際に虚像の影響を低減することができ、障害物の位置推定の精度をさらに向上することができる。
実施の形態7では、実際の障害物に対応していない、虚像で生じた障害物存在領域を除外する障害物検知装置について説明する。
図18は、実施の形態7に係る障害物検知装置300fを含むECU3の要部の機能ブロック図である。なお、実施の形態7において、コーナセンサシステム100及びECU3のハードウェア構成は実施の形態1と同様であるため、図1及び図4を援用して説明する。
個々の距離センサによる伝搬距離の測定誤差、又は車両1と障害物との間で多重反射した超音波などにより生じた虚像の障害物存在領域を除去することで、障害物の位置推定の精度をさらに向上することができる。
Claims (12)
- 移動体に設けられた複数個の距離センサを用いて、該移動体の外部に存在する障害物を検知する障害物検知装置において、
送信用の前記距離センサが送信した探索波が前記障害物で反射して受信用の前記距離センサに伝搬するまでの伝搬距離を用いて、前記探索波が反射した位置の候補を示す障害物候補点を算出する候補点算出部と、
前記候補点算出部が算出した複数の前記障害物候補点を前記距離センサの探索エリアを含む2次元マップ上にマッピングして度数分布を評価することで、前記障害物が存在する障害物存在領域を推定するマップ処理部と、
を備えることを特徴とする障害物検知装置。 - 前記マップ処理部は、前記2次元マップ上の第1方向に沿う前記障害物候補点の度数分布と、前記2次元マップ上で前記第1方向と直交する第2方向に沿う前記障害物候補点の度数分布とを別個に評価し、前記第1方向上の前記障害物候補点が存在する区間と前記第2方向上の前記障害物候補点が存在する区間とが交差する領域が前記障害物存在領域であると推定することを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。
- 前記マップ処理部は、推定した前記障害物存在領域のうち、該障害物存在領域に含まれる前記障害物候補点の個数が閾値未満の前記障害物存在領域を除外することを特徴とする請求項2記載の障害物検知装置。
- 前記第1方向に沿う前記障害物候補点の度数分布は、前記2次元マップを前記第1方向に沿って分割した区間のうち隣接する複数個の区間における前記障害物候補点の度数を積分した値の分布であり、
前記第2方向に沿う前記障害物候補点の度数分布は、前記2次元マップを前記第2方向に沿って分割した区間のうち隣接する複数個の区間における前記障害物候補点の度数を積分した値の分布である
ことを特徴とする請求項2記載の障害物検知装置。 - 前記障害物存在領域内で前記障害物候補点が分布する範囲の大きさから、前記障害物の大きさを推定するサイズ推定部を備えることを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。
- 前記サイズ推定部は、前記障害物存在領域内で前記障害物候補点を統計処理し、統計処理結果に基づく前記障害物候補点の分布範囲を前記障害物の大きさと推定することを特徴とする請求項5記載の障害物検知装置。
- 前記候補点算出部が算出した前記障害物候補点のうち、複数個の前記障害物で反射した前記探索波の伝搬距離を用いて算出された前記障害物候補点を除去して残余の前記障害物候補点を前記マップ処理部に出力する第1虚像除去部を備え、
前記マップ処理部は、前記第1虚像除去部が出力した前記障害物候補点を前記2次元マップ上にマッピングして度数分布を評価する
ことを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。 - 前記障害物候補点の算出に用いた複数個の前記距離センサ間の取付間隔が大きいほど値が低い重みを記憶し、前記候補点算出部が算出した前記障害物候補点に重み付けして前記マップ処理部に出力する第2虚像除去部を備え、
前記マップ処理部は、前記第2虚像除去部が重み付けした前記障害物候補点を前記2次元マップ上にマッピングして度数分布を評価する
ことを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。 - 前記障害物候補点の算出に用いた複数個の前記距離センサの組み合わせ及び前記探索波の伝搬距離の条件のうち、前記探索波が反射した位置に対応していない前記障害物候補点が算出される条件を示す虚像発生条件を記憶し、前記候補点算出部が算出した前記障害物候補点のうち前記虚像発生条件を満たさない前記障害物候補点に比べて前記虚像発生条件を満たす前記障害物候補点の値が低くなるように重み付けして前記マップ処理部に出力する第3虚像除去部を備え、
前記マップ処理部は、前記第3虚像除去部が重み付けした前記障害物候補点を前記2次元マップ上にマッピングして度数分布を評価する
ことを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。 - 前記候補点算出部が算出した前記障害物候補点のうち、該障害物候補点の算出に用いた前記距離センサの探索エリア外にある前記障害物候補点を除去して残余の前記障害物候補点を前記マップ処理部に出力する第4虚像除去部を備え、
前記マップ処理部は、前記第4虚像除去部が出力した前記障害物候補点を前記2次元マップ上にマッピングして度数分布を評価する
ことを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。 - 前記マップ処理部が推定した複数個の前記障害物存在領域の位置関係を判定し、前記移動体から見てある前記障害物存在領域の背後に存在する他の前記障害物存在領域を除外する無効物体判定部を備えることを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。
- 移動体に設けられた複数個の距離センサを用いて、該移動体の外部に存在する障害物を検知する障害物検知方法において、
候補点算出部が、送信用の前記距離センサが送信した探索波が前記障害物で反射して受信用の前記距離センサに伝搬するまでの伝搬距離を用いて、前記探索波が反射した位置の候補を示す障害物候補点を算出し、
マップ処理部が、前記候補点算出部が算出した複数の前記障害物候補点を前記距離センサの探索エリアを含む2次元マップ上にマッピングして度数分布を評価することで、前記障害物が存在する障害物存在領域を推定する
ことを特徴とする障害物検知方法。
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