JPWO2016076166A1 - ブラシレスワイパモータ - Google Patents

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Abstract

ステータコア(34)を形成する鋼板(34a)の外周部(OP)に、モータ収容部(31)の内周部(IP)に押し付けられてステータコア(34)をモータ収容部(31)に固定する第1,第2押し付け爪(43a,43b)を設け、これらの第1,第2押し付け爪(43a,43b)の基端部を鋼板(34a)の外周部(OP)に形成した第1,第2壁部にそれぞれ連結し、第1,第2押し付け爪(43a,43b)の先端部を自由端としてステータコア(34)の周方向に向けた。

Description

本発明は、ウィンドシールド上に設けられるワイパ部材を揺動させるブラシレスワイパモータに関する。
従来、自動車等の車両には、ウィンドシールドに付着した雨水や埃等を払拭するワイパ装置が搭載されている。ワイパ装置は、ウィンドシールド上に設けられるワイパ部材と、当該ワイパ部材を揺動させるワイパモータとを備えている。そして、車室内に設けられたワイパスイッチをオン操作することでワイパモータは回転し、これによりワイパ部材がウィンドシールド上で揺動する。ワイパモータは、カウルトップパネルにより塞がれた狭い搭載スペースに設けられるため、小型軽量化に有利なブラシレスモータが採用されている。
このようなブラシレスモータには、例えば、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1に記載されたブラシレスモータ(電動機)は、固定子の外周部に貫通孔を有するリブを設け、当該リブをハウジングに圧入することで、固定子をハウジングの内周部に固定している。リブは、固定子の周方向に等間隔で6個設けられ、これにより、ハウジングに対する固定子の圧入荷重を小さくして、ハウジングの歪みや固定子の歪みを抑制して、電動機の効率低下を防止している。
特開2005−080451号公報(図1)
ところで、ワイパモータをさらに小型軽量化するには、ハウジングの素材をアルミニウム製とするのが望ましい。これにより、ワイパモータの小型軽量化に加えて、長い時間使用され得るワイパモータの熱を外部に放熱し易くできる。しかしながら、ハウジングの素材を単にアルミニウム製としたのでは、鋼板を積層してなる固定子(高硬度)をアルミニウム製のハウジング(低硬度)に圧入する際に、ハウジングの内周面が削れてしまい、それが異物としてモータ内に残留することが起こり得る。
ハウジングに対する固定子の圧入荷重を小さくし得る上述の従来技術であっても、リブの柔軟性が足りずに圧入荷重の低減が十分ではなく、ハウジングの素材をアルミニウム製とした場合に、ハウジングの内周面が削られる虞がある。また、固定子の寸法公差に応じて圧入荷重が大きくばらつくため、ハウジングと固定子との結合強度が製品毎に大きく異なり、ひいては歩留まりの悪化を招く。
そこで、上述の従来技術において、リブの径方向外側への突出量を減らして、ハウジングに対する固定子の圧入荷重をさらに小さくし、かつ固定子をさらに精度良く製造することが考えられる。しかしながらこの場合には、ハウジングと固定子との結合強度が不十分となり、固定子の製造コストが上昇する等の問題を生じ得る。
本発明の目的は、固定子の製造コスト上昇を抑えつつ圧入荷重を低減することができ、かつハウジングと固定子との結合強度を十分にできるブラシレスワイパモータを提供することにある。
本発明の一態様では、ワイパ部材を揺動させるブラシレスワイパモータであって、出力軸を回転自在に支持するハウジングと、前記ハウジングに設けられるモータ収容部と、前記モータ収容部に収容される固定子と、前記固定子の内側に設けられて前記出力軸を回転させる回転子と、前記固定子の外周部に設けられ、前記モータ収容部の内周部に押し付けられて前記固定子を前記モータ収容部に固定する押し付け爪と、を有し、前記押し付け爪の基端部が前記固定子の外周部に連結され、前記押し付け爪の先端部が自由端とされて前記固定子の周方向に向けられる。
本発明の他の態様では、前記固定子の外周部に、前記固定子の周方向両側に向けられた一対の壁部を備えた凹部が設けられ、前記一対の壁部のうちの少なくともいずれか一方に前記押し付け爪が設けられる。
本発明の他の態様では、前記固定子の内周部にコイルが巻かれるティースが設けられ、前記固定子の周方向に沿う前記ティースがある部分に対応して前記押し付け爪が設けられる。
本発明の他の態様では、前記押し付け爪が複数設けられ、隣り合う前記押し付け爪の一方の先端部が、前記固定子の周方向に沿う一方側に向けられ、隣り合う前記押し付け爪の他方の先端部が、前記固定子の周方向に沿う他方側に向けられる。
本発明の他の態様では、前記押し付け爪が、前記固定子の周方向に沿って等間隔で複数設けられる。
本発明の他の態様では、前記モータ収容部の内周部および前記固定子の外周部に、互いに凹凸係合される凹凸部材が設けられる。
本発明の他の態様では、前記ハウジングがアルミニウム製であり、前記固定子が前記ハウジングよりも高硬度の鋼板を積層して形成される。
本発明の他の態様では、前記固定子に、当該固定子の軸方向に延び、固定部材が挿通される挿通孔が設けられ、前記モータ収容部に、前記固定部材が固定される固定穴が設けられる。
本発明の他の態様では、前記固定部材が雄ねじであり、前記固定穴が雌ねじである。
本発明の他の態様では、前記挿通孔および前記固定穴が、前記固定子の周方向に対して等間隔で少なくとも2つ設けられる。
本発明によれば、固定子の外周部に、モータ収容部の内周部に押し付けられて固定子をモータ収容部に固定する押し付け爪を設け、この押し付け爪の基端部を固定子の外周部に連結し、押し付け爪の先端部を自由端として固定子の周方向に向けたので、押し付け爪を従前に比して固定子の径方向内側に撓み易くできる。これにより、固定子の寸法公差に応じた圧入荷重のばらつきを吸収しつつ、モータ収容部に対する固定子の圧入荷重を小さくできる。よって、アルミニウム製のハウジングを採用した場合であっても、モータ収容部の内周面が削れるのを抑制できる。
また、押し付け爪の先端部を自由端とし、かつその先端部が固定子の周方向に向けられるため、先端部が向く方向に、ハウジングに対して固定子が相対回転しようとするときに、先端部がモータ収容部の内周面に食い込むようになる。これにより、ハウジングに対する固定子の結合強度が向上して、ひいてはハウジングに対する固定子の相対回転が防止される。
本発明に係るブラシレスワイパモータを備えたワイパ装置を示す車両搭載図である。 図1のブラシレスワイパモータをモータ部側から見た斜視図である。 図2のモータ部の内部を示す拡大断面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 ステータコアの詳細構造を説明する説明図である。 図4の破線円B部を示す拡大断面図である。 [従来技術]および[本発明]の圧入荷重[N]のばらつき具合を比較したグラフである。 実施の形態2のステータコアの詳細構造を説明する説明図である。 実施の形態3のステータコアのモータ収容部への固定構造を説明する説明図である。 図9のステータコアの詳細構造を説明する説明図である。 図10の破線円C部の拡大図である。 図11の破線円D部の拡大図である。 図9のモータ収容部の詳細構造を説明する説明図である。 図13のモータ収容部のステータコアが圧入される側壁を示す拡大斜視図である。 図9のステータコアとモータ収容部との固定状態を示す拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態1について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るブラシレスワイパモータを備えたワイパ装置を示す車両搭載図を、図2は図1のブラシレスワイパモータをモータ部側から見た斜視図を、図3は図2のモータ部の内部を示す拡大断面図を、図4は図3のA−A線に沿う断面図を、図5はステータコアの詳細構造を説明する説明図を、図6は図4の破線円B部を示す拡大断面図を、図7は[従来技術]および[本発明]の圧入荷重[N]のばらつき具合を比較したグラフをそれぞれ示している。
図1に示すように、自動車等の車両10にはフロントウィンドシールド11が設けられている。車両10におけるフロントウィンドシールド11の前端部分には、ワイパ装置12が搭載されている。ワイパ装置12は、車室内に設けられたワイパスイッチ(図示せず)をオン操作することで駆動され、これによりフロントウィンドシールド11の払拭面に付着した雨水や埃等の付着物(図示せず)が払拭される。
ワイパ装置12は、ブラシレスワイパモータ20と、当該ブラシレスワイパモータ20の揺動運動を各ピボット軸13a,13bに伝達する動力伝達機構14と、基端側が各ピボット軸13a,13bにそれぞれ固定され、先端側が各ピボット軸13a,13bの揺動運動によりフロントウィンドシールド11の払拭面上で往復払拭動作する一対のワイパ部材15a,15bとを備えている。
各ワイパ部材15a,15bは、それぞれ運転席側および助手席側に対応して設けられている。各ワイパ部材15a,15bは、それぞれワイパアーム16a,16bと、各ワイパアーム16a,16bに装着されたワイパブレード17a,17bとから構成されている。
そして、ブラシレスワイパモータ20を回転駆動することで、ブラシレスワイパモータ20の揺動運動が動力伝達機構14を介して各ピボット軸13a,13bに伝達される。これにより、各ピボット軸13a,13bが揺動駆動される。このようにしてブラシレスワイパモータ20の駆動力が各ワイパ部材15a,15bに伝達され、各ワイパブレード17a,17bによりフロントウィンドシールド11の払拭面上における各払拭範囲11a,11b内に付着した付着物が払拭される。
図2および図3に示すように、ブラシレスワイパモータ20は、アルミニウム製のハウジング30と、プラスチック製のモータカバー50とを備えている。ただし、モータカバー50の材料としてはプラスチック製に限らず、例えば鉄板をプレスにより打ち抜き加工を行ったもの等、他の材料であっても構わない。ハウジング30およびモータカバー50は、複数の固定ねじ(図示せず)によって互いに連結されている。ここで、ハウジング30とモータカバー50との間にはOリング等のシール部材(図示せず)が設けられ、これによりブラシレスワイパモータ20の内部への雨水等の進入が防止される。
ハウジング30は、溶融したアルミ材料を鋳造成形等することで所定形状に形成され、モータ収容部31と減速機構収容部32とを備えている。モータ収容部31は、図3および図4に示すように有底筒状に形成されている。モータ収容部31の軸方向一端側(図中右側)は開口しており、当該開口部分には、モータカバー50の装着部52aが装着される段付形状かつ環状のカバー装着部31aが設けられている。一方、モータ収容部31の軸方向他端側(図中左側)には、環状底部31bが設けられ、当該環状底部31bの中心部分には、回転軸36が回転自在に貫通される貫通孔31cが形成されている。
モータ収容部31の内側には、環状の段差部33が設けられている。この段差部33は、環状の底壁33aと筒状の側壁33bとから構成されている。そして、段差部33の内側には、ステータコア(固定子)34が収容されている。ステータコア34は、磁性体よりなる複数の鋼板34aを積層して接着することで略円筒形状に形成されている。ステータコア34の外周部の軸方向に沿う減速機構収容部32側の略半分が、モータ収容部31の内周部を形成する側壁33bに圧入され、これにより両者は強固に固定されている。なお、鋼板34aの硬度は、アルミニウム製のモータ収容部31の硬度よりも高硬度となっている。また、ステータコア34のモータ収容部31に対する固定構造については後述する。
ステータコア34の軸方向両側には、絶縁体である樹脂製のコイルボビン34bが設けられている。コイルボビン34bには、U相,V相,W相(3相)のコイル34cが所定の巻き数で巻かれている。これらのU相,V相,W相のコイル34cにおける端部(図示せず)は、スター結線(Y結線)の巻き方となるよう電気的に接続されている。ただし、各コイル34cの結線方法としては、スター結線に限らず、例えばデルタ結線(三角結線)等、他の結線方法であっても構わない。
そして、各コイル34cのそれぞれには、ハウジング30の内側に設けた制御基板に実装されたスイッチング素子(図示せず)から、所定のタイミングで駆動電流が供給される。これにより、ステータコア34に電磁力が発生して、当該ステータコア34の内側にあるロータ35が、所定の回転方向に所定の駆動トルクで回転駆動される。
ステータコア34の内側には、所定の隙間(エアギャップ)を介してロータ(回転子)35が回転自在に設けられている。ロータ35は、磁性体である複数の鋼板(図示せず)を積層して接着することで略円柱形状に形成されている。ロータ35の径方向外側の表面には、図4に示すように、略円筒形状に形成された永久磁石35aが装着されている。
永久磁石35aは、ロータ35の周方向に沿って磁極が交互に並ぶように(90度間隔)配置されている。このように、ブラシレスワイパモータ20は、ロータ35の表面に永久磁石35aが装着されたSPM(Surface Permanent Magnet)構造のブラシレスモータとなっている。ただし、SPM構造のブラシレスモータに限らず、ロータ35に複数の永久磁石を埋め込んだIPM(Interior Permanent Magnet)構造のブラシレスモータであっても良い。また、1つの永久磁石に換えて、ロータ35の軸線と交差する方向の断面形状が略円弧形状に形成された4つの永久磁石を、ロータ35の周方向に沿って磁極が交互に並ぶように等間隔で配置したものを採用しても良い。また、4極に限らず、2極あるいは4極以上の極数を有するように構成しても良い。
図3および図4に示すように、ロータ35の軸心には、回転軸36の軸方向一端側(図3中右側)が固定されている。回転軸36の軸方向他端側(図3中左側)には、転造加工等により形成された螺旋状の歯部を備えたウォーム(図示せず)が一体に設けられている。ここで、回転軸36に設けられるウォームは、貫通孔31cよりも減速機構収容部32側に配置され、ウォームに噛み合うウォームホイール40とともに減速機構SDを構成している。
回転軸36のロータ35とウォームとの間には、ボールベアリング(玉軸受)37が設けられている。ボールベアリング37は、鋼材よりなる外輪37aおよび内輪37bと、外輪37aと内輪37bとの間に設けられる複数の鋼球37cとから形成されている。そして、内輪37bは回転軸36に止め輪やカシメ等の固定手段(図示せず)により固定され、外輪37aはハウジング30のモータ収容部31と減速機構収容部32との間にある軸受装着部38に装着されている。
ここで、ボールベアリング37は、軸受装着部38に対して、弾性を有するストッパ部材39により押圧されて固定されている。これにより、ボールベアリング37を軸受装着部38に固定することで、回転軸36は軸方向へ移動不能となる。したがって、ハウジング30の内部において、回転軸36は軸方向にがたつくこと無くスムーズに回転可能となっている。
減速機構収容部32は、有底の略バスタブ形状に形成されている。減速機構収容部32は、図2に示すように、図中上側に底部32aが設けられ、当該底部32aを囲うようにして側壁部32bが設けられている。なお、図中下側には開口部(図示せず)が設けられ、当該開口部は、プラスチック製のギヤカバー(図示せず)によって密閉されている。なお、ギヤカバーの内側には、上述した制御基板が固定されている。
減速機構収容部32の底部32aには、減速機構収容部32の外部(図中上側)に向けて突出されたボス部32cが一体に設けられている。また、減速機構収容部32の側壁部32bには、ボス部32c側に突出されるとともに、出力軸41の径方向に突出された3つの取付脚32dが一体に設けられている。これらの取付脚32dにはゴムブッシュRBがそれぞれ装着されている。これにより、ブラシレスワイパモータ20を車両10(図1参照)に取り付けた際に、ブラシレスワイパモータ20の振動が車両10に伝達され難くなる。また、これとは逆に、車両10の振動もブラシレスワイパモータ20に伝達され難くなる。
図3に示すように、減速機構収容部32の内部には、ウォームホイール40が回転自在に収容されている。ウォームホイール40は、例えばPOM(ポリアセタール)プラスチック等により略円板状に形成され、外周部分にはギヤ歯40aが形成されている。そして、ウォームホイール40のギヤ歯40aには、ウォームの歯部が噛み合わされている。
ウォームホイール40の軸心には、出力軸41(図2参照)の基端側が固定されており、当該出力軸41は、減速機構収容部32のボス部32cにより回転自在に支持されている。出力軸41の先端側は、減速機構収容部32の外部に延在され、出力軸41の先端部分には、動力伝達機構14(図1参照)が固定される。これにより、出力軸41はロータ35(図3参照)によって回転される。具体的には、回転軸36の回転速度が減速機構SDによって減速され、減速されて高トルク化された出力が、出力軸41から動力伝達機構14に伝達される。よって、各ワイパ部材15a,15b(図1参照)が揺動される。このように、減速機構SDは、ロータ35の回転を、動力伝達機構14を介して各ワイパ部材15a,15bに伝達する。
図2および図3に示すように、モータカバー50は有底筒状に形成され、略円盤状に形成された底部51と、当該底部51を囲うようにして設けられる筒状壁部52とを備えている。底部51の中心部分には、筒状壁部52側に窪んだ凹部51aが設けられ、当該凹部51aは、底部51の強度を高めるために設けられている。つまり、底部51に凹部51aを設けることで、底部51が撓み難くなっている。これにより、ブラシレスワイパモータ20の作動時の振動により、モータカバー50が共振するのを防止して、ブラシレスワイパモータ20の静粛性を向上させている。
筒状壁部52のモータ収容部31側には、図3に示すように、当該モータ収容部31のカバー装着部31aに装着される装着部52aが設けられている。この装着部52aは環状に形成され、カバー装着部31aに整合するように、カバー装着部31aと同様に段付き形状に形成されている。
図4および図5に示すように、ステータコア34を形成する複数の鋼板34aは、環状の本体部34dを備えている。この本体部34dの外周部OPの半径寸法R1は、モータ収容部31の内周部IPの半径よりも若干小さく設定されている。これにより、ステータコア34のモータ収容部31への圧入時において、本体部34dの外周部OPは、モータ収容部31の内周部IPに対して擦れることが無い。よって、モータ収容部31の内周部IPが削られるのを抑制できる。
本体部34dの径方向内側(内周部)には、コイル34cが巻かれる6つのティース34eが一体に設けられている。これらのティース34eは、本体部34dの周方向に等間隔(60度間隔)で配置されている。また、隣り合うティース34eの間には、絶縁体であるコイルボビン34bを介してコイル34cが配置されるスロットSが配置されている。このように、本実施の形態のブラシレスワイパモータ20は、4極6スロットのブラシレスモータを駆動源に用いている。
図5に示すように、本体部34dの外周部OPには、本体部34dの内周部に向けて窪んだ複数の凹部42が設けられている。これらの凹部42は、ステータコア34の軸線と交差する方向の断面形状が略U字形状に形成され、一対の第1壁部(壁部)42aおよび第2壁部(壁部)42bを有している。ここで、第1壁部42aおよび第2壁部42bは、ステータコア34の周方向両側に向けられている。なお、第1壁部42aは、本体部34dの周方向に沿う反時計回り方向に向けられ、第2壁部42bは、本体部34dの周方向に沿う時計回り方向に向けられている。
第1壁部42aおよび第2壁部42bには、第1押し付け爪(押し付け爪)43aおよび第2押し付け爪(押し付け爪)43bがそれぞれ設けられている。これらの第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43bは、ステータコア34をモータ収容部31に固定するための固定構造を形成している。第1押し付け爪43aの基端部は第1壁部42aに連結され、第2押し付け爪43bの基端部は第2壁部42bに連結されている。つまり、第1押し付け爪43aの基端部および第2押し付け爪43bの基端部は、それぞれ鋼板34aの外周部に連結されている。
これにより、隣り合う第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43bのうちの第1押し付け爪43aの先端部は、ステータコア34の周方向に沿う一方側(反時計回り方向側)に向けられている。一方、隣り合う第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43bのうちの第2押し付け爪43bの先端部は、ステータコア34の周方向に沿う他方側(時計回り方向側)に向けられている。
そして、第1,第2押し付け爪43a,43bの自由端となった先端部と、ステータコア34の軸心との距離R2は、モータ収容部31の内周部IPの半径よりも若干大きく設定されている。これにより、ステータコア34のモータ収容部31への圧入時において、第1,第2押し付け爪43a,43bの先端部が、モータ収容部31の内周部IPに対して押し付けられる。
第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43bは、それぞれ1つずつで1セットとなり、合計6セット設けられている。第1,第2押し付け爪43a,43bの先端部の間隔は距離t1となっている。この距離t1は、鋼板34aのプレス加工に用いる金型(図示せず)の強度を十分に確保できる距離となっている。そして、第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43bは、ティース34eに対応して設けられている。具体的には、第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43bは、本体部34dの周方向に沿うティース34eがある部分に配置されている。したがって、第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43bにおいても、本体部34dの周方向に等間隔(60度間隔)で配置されている。
また、本体部34dの外周部OPには、図4に示すように、本体部34dの内周部に向けて窪んだ3つの係合凹部44が設けられている。これらの係合凹部44は、本体部34dの周方向に等間隔(120度間隔)で配置され、かつ本体部34dの周方向に沿う、隣り合うティース34e間のスロットSがある部分に配置されている。これらの係合凹部44は、モータ収容部31の内周部IPに設けられてモータ収容部31の径方向内側に突出された3つの係合凸部45に、それぞれ係合するようになっている。ここで、3つの係合凹部44および3つの係合凸部45は、本発明における互いに凹凸係合される凹凸部材を構成している。
なお、複数の鋼板34aは、その周方向にティース34e,第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43b,係合凹部44が一致するように互いに重ねられた後に、接着剤等(図示せず)により互いに強固に固定される。
ここで、図3の実線矢印M1に示すように、ステータコア34の減速機構収容部32側の略半分をモータ収容部31に圧入すると、図6の実線矢印M2に示すように、第1,第2押し付け爪43a,43bの先端部がそれぞれの凹部42の内側に向けて撓む。ここで、第1,第2押し付け爪43a,43bは細長く形成され、かつステータコア34の周方向に延在されているので、ステータコア34の径方向(図6中上下方向)に撓み易くなっている。また、モータ収容部31に対して、ステータコア34の減速機構収容部32側の略半分のみが圧入されるので、ステータコア34のモータ収容部31に対する圧入荷重が小さくて済む。
そして、モータ収容部31に対するステータコア34の圧入後は、図6の破線矢印Fに示すように、第1,第2押し付け爪43a,43bの先端部による押圧力がモータ収容部31の内周部IPに負荷される。これにより、高硬度の第1,第2押し付け爪43a,43bの先端部が、低硬度のモータ収容部31の内周部IPに食い込むようになり、ステータコア34のモータ収容部31に対する固定が完了する。
このとき、第1押し付け爪43aの先端部は、ステータコア34の周方向に沿う一方側(反時計回り方向側)に向き、第2押し付け爪43bの先端部は、ステータコア34の周方向に沿う他方側(時計回り方向側)に向いている。したがって、ステータコア34のモータ収容部31に対する圧入荷重を小さくしつつも、組み立て後のステータコア34のモータ収容部31に対する相対回転を確実に防止できる。
ここで、本実施の形態に係るステータコア34のモータ収容部31に対する固定構造は、第1,第2押し付け爪43a,43bの先端部を、それぞれ何にも連結されない自由端とした構造を採用している。これにより、第1,第2押し付け爪43a,43bの撓み代を多くでき、したがって、鋼板34aの寸法公差を第1,第2押し付け爪43a,43bの弾性変形により容易に吸収することができる。よって、鋼板34aを高精度で製造する必要が無い。
図7に示すように、[本発明]においては、ステータコア34の外径寸法等の寸法公差が最小(交差min)の場合と、当該寸法公差が最大(交差max)の場合とで、圧入荷重[N]の大きさは、それぞれ約1,000[N]および約3,000[N]となった。つまり、ステータコア34の寸法公差のばらつきによるモータ収容部31に対する圧入荷重[N]のばらつきは、約2,000[N]の範囲内(ばらつき小)に収まる。これは、上述したように、第1,第2押し付け爪43a,43bの先端部を、それぞれ何にも連結されない自由端としたためである。
これに対し、[従来技術]においては、本実施の形態のように先端部が自由端となった押し付け爪を備えず、貫通孔を有するリブを採用するため、固定子の外径寸法等の寸法公差が最小(交差min)の場合と、当該寸法公差が最大(交差max)の場合とで、圧入荷重[N]の大きさは、それぞれ約1,000[N]および約24,000[N]となった。つまり、固定子の寸法公差のばらつきによるハウジングに対する圧入荷重[N]のばらつきは、約23,000[N]の範囲(ばらつき大)となる。
このように、ブラシレスワイパモータ20においては、ステータコア34のモータ収容部31に対する圧入荷重[N]のばらつきを小さくして、製造装置の駆動エネルギを低減し、ひいては大幅な省エネを実現できるようになっている。
以上詳述したように、本実施の形態に係るブラシレスワイパモータ20によれば、ステータコア34を形成する鋼板34aの外周部OPに、モータ収容部31の内周部IPに押し付けられてステータコア34をモータ収容部31に固定する第1,第2押し付け爪43a,43bを設け、これらの第1,第2押し付け爪43a,43bの基端部を鋼板34aの外周部OPに形成した第1,第2壁部42a,42bにそれぞれ連結し、第1,第2押し付け爪43a,43bの先端部を自由端としてステータコア34の周方向に向けた。
これにより、第1,第2押し付け爪43a,43bを、従前に比してステータコア34の径方向内側に撓み易くできる。したがって、ステータコア34の寸法公差に応じた圧入荷重[N]のばらつきを吸収しつつ、モータ収容部31に対するステータコア34の圧入荷重[N]を小さくできる。よって、アルミニウム製のハウジング30に形成したモータ収容部31の内周面が削れるのを抑制できる。さらに、ステータコア34の圧入により、仮にモータ収容部31の内周面が削れたとしても、段差部33により、モータ収容部31の削りによる異物を封じ込めることが可能である。詳しくは、ステータコア34と底部33aおよび側壁33bとの間で異物を潰すことで、封じ込めることが可能である。
また、本実施の形態に係るブラシレスワイパモータ20によれば、ステータコア34の内周部にコイル34cが巻かれるティース34eを設け、ステータコア34の周方向に沿うティース34eがある部分に対応して第1,第2押し付け爪43a,43bを設けた。
これにより、ステータコア34の磁気回路が形成される部分を避けて、ステータコア34のモータ収容部31に対する固定構造を設けることができる。したがって、ブラシレスワイパモータ20の効率が低下する等の不具合を生じることが無い。
さらに、第1押し付け爪43aの先端部を、ステータコア34の周方向に沿う一方側に向けて、第2押し付け爪43bの先端部を、ステータコア34の周方向に沿う他方側に向けた。したがって、ステータコア34のモータ収容部31に対する相対回転を確実に防止することができる。
また、第1,第2押し付け爪43a,43bのセットを、ステータコア34の周方向に沿って等間隔で複数設けた。したがって、ステータコア34をモータ収容部31に対してセンタリングさせて、バランス良く圧入することができる。
さらに、モータ収容部31の内周部IPおよびステータコア34の外周部OPに、互いに凹凸係合される凹凸部材(係合凹部44および係合凸部45)を設けた。これにより、ステータコア34のモータ収容部31に対する相対回転規制がサポートされる。よって、ステータコア34のモータ収容部31に対する相対回転を、より確実に防止することができる。また、凹凸部材としては、例えばピン部材を圧入固定することで係合部とすることも可能である。詳しくは、係合凹部44および係合凸部45との両方を凹形状とし、両方の該凹形状部に対し同時に係合する別体のピン部材を装着させることで、相対回転規制をサポートすることも可能である。
また、ハウジング30をアルミニウム製とし、ステータコア34をハウジング30よりも高硬度の鋼板34aを積層して形成した。したがって、ブラシレスワイパモータ20の小型軽量化は勿論のこと、ブラシレスワイパモータ20の放熱性を大幅に向上させることができる。
次に、本発明の実施の形態2について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8は実施の形態2のステータコアの詳細構造を説明する説明図を示している。
図8に示すように、実施の形態2のステータコア(固定子)60においては、ステータコア60のモータ収容部31(図4参照)に対する固定構造のみが異なっている。ステータコア60は複数の鋼板60aを積層して形成され、鋼板60aの本体部34dの外周部OPには、本体部34dの内周部に向けて窪んだ6つの凹部61が設けられている。これらの凹部61は、ステータコア60の軸線と交差する方向の断面形状が略U字形状に形成され、第1壁部(壁部)61aおよび第2壁部(壁部)61bを有している。
ここで、第1壁部61aおよび第2壁部61bは、ステータコア60の周方向両側に向けられている。なお、第1壁部61aは、本体部34dの周方向に沿う反時計回り方向に向けられ、第2壁部61bは、本体部34dの周方向に沿う時計回り方向に向けられている。
本体部34dの周方向に等間隔(120度間隔)で設けられた凹部61のうち、図中(a)の部分に対応する凹部61の第1壁部61aには、第1押し付け爪43aが設けられている。一方、図中(b)の部分に対応する凹部61の第2壁部61bには、第2押し付け爪43bが設けられている。つまり、本実施の形態においては、1つの凹部61に1つの押し付け爪を設けている。
そして、本体部34dの周方向に沿って、第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43bが、交互に配置されるようになっている。これにより、凹部61には、実施の形態1よりも長い距離t2の大きな隙間を形成することができる(t2>t1)。
以上のように形成した実施の形態2においても、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。これに加えて、実施の形態2においては、凹部61に距離t2の大きな隙間を形成することができるので、実施の形態1に比して、プレス加工に用いる金型(図示せず)の寿命を延ばすことができる。
次に、本発明の実施の形態3について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図9は実施の形態3のステータコアのモータ収容部への固定構造を説明する説明図を、図10は図9のステータコアの詳細構造を説明する説明図を、図11は図10の破線円C部の拡大図を、図12は図11の破線円D部の拡大図を、図13は図9のモータ収容部の詳細構造を説明する説明図を、図14は図13のモータ収容部のステータコアが圧入される側壁を示す拡大斜視図を、図15は図9のステータコアとモータ収容部との固定状態を示す拡大断面図をそれぞれ示している。
図9に示すように、実施の形態3のブラシレスワイパモータ70においては、実施の形態1のブラシレスワイパモータ20(図3および図4参照)に比して、ステータコア80の形状およびモータ収容部90の形状と、これらの固定構造とが異なっている。具体的には、実施の形態3においては、ステータコア80のモータ収容部90への圧入固定に加えて、一対の雄ねじSCをモータ収容部90の一対の雌ねじFS(図13参照)にそれぞれ螺合することで、補助的に互いに強固に固定可能としている。
ステータコア80は、図10に示す形状の鋼板80aを複数枚積層して形成されている。ステータコア80を形成する鋼板80aは、図11の破線に示すように、環状の本体部80bを備えている。本体部80bは磁気回路として機能するものであって、鋼板80aの径方向に沿う本体部80bの幅寸法W1は、ティース80cの幅寸法W2の1/2以上の幅寸法に設定されている。これにより、十分な出力のブラシレスワイパモータ70を実現している。
本体部80bの外周部OPには、本体部80bの内周部に向けて窪んだ複数の凹部81が設けられ、これらの凹部81は、6つのティース80cにそれぞれ対応して配置されている。凹部81には、ステータコア80(鋼板80a)の周方向両側に向けられた一対の第1壁部(壁部)81aおよび第2壁部(壁部)81bが設けられている。そして、第1壁部81aは、本体部80bの周方向に沿う反時計回り方向に向けられ、第2壁部81bは、本体部80bの周方向に沿う時計回り方向に向けられている。
各凹部81の第2壁部81bには、押し付け爪81cの基端部がそれぞれ連結されている。つまり、各押し付け爪81cの基端部は鋼板80aの外周部に連結され、各押し付け爪81cの先端部は、ステータコア80の周方向に沿う時計回り方向側に向けられている。このように、実施の形態3のブラシレスワイパモータ70においては、6つの押し付け爪81cの全てが同じ方向(時計回り方向)に向けられている。
本体部80bの外周部OPであって、かつ各押し付け爪81cの基端部の部分には、本体部80bの内周部に向けて窪んだ窪み部81dがそれぞれ設けられている。これらの窪み部81dは、各押し付け爪81cの基端部の幅寸法を小さくして、各押し付け爪81cの基端部の剛性を低下させるためのものである。これにより、ステータコア80のモータ収容部90への圧入荷重を低下させている。
各押し付け爪81cの先端側の部分には、ステータコア80の径方向外側に突出した圧入凸部81eがそれぞれ一体に設けられている。これらの圧入凸部81eは、所定半径の円弧形状に形成され、当該部分がモータ収容部90に圧入されるようになっている。ここで、各圧入凸部81eの先端部分を通る外接円の半径R3(図12参照)は、モータ収容部90の側壁91bの内接円の半径R4(図13参照)よりも若干大きい寸法に設定されている(R3>R4)。これにより、各圧入凸部81eは、各側壁91bに対して圧入により固定される。
また、各圧入凸部81eは、図11に示すように、各ティース80cの中心線CE上にそれぞれ配置されている。さらに、各圧入凸部81eは、各押し付け爪81cの長手方向(図11中左右方向)に沿う先端寄りの部分に設けられており、さらに、各押し付け爪81cの直線部分SLとモータ収容部90の内壁との間には隙間が設けられおり、これにより、各圧入凸部81eの図中両側にある直線部分SLが壁となって、ステータコア80をモータ収容部90に圧入する際に発生する削れカス(異物)を直線部分SLとモータ収容部90の内壁との間に保持させることができる。そのため、削れカス(異物)が、外部に流出されるのを抑制できる。
なお、各凹部81の第1壁部81aと、本体部80bの外周部OPとの間には、円弧形状(R形状)ではない尖った角部COが設けられている。このように、円弧形状ではない尖った角部COとすることで、鋼板80aを打ち抜き加工する際に用いる金型(図示せず)の構造を簡素化して、その管理を容易に行えるようにしている。
図10に示すように、本体部80bの外周部OPには、その径方向外側に突出するようにして、一対のねじ固定部82が一体に設けられている。そして、一対のねじ固定部82には、ステータコア80の軸方向に延びる挿通孔83がそれぞれ設けられている。これらの挿通孔83には、一対の雄ねじSC(図9参照)がそれぞれ挿通されるようになっている。ここで、一対の雄ねじSCは、本発明における固定部材を構成しており、図示しない締結工具(プラスドライバー等)により締め付けられる。各挿通孔83は、ステータコア80の周方向に等間隔(180度間隔)で設けられている。換言すれば、ステータコア80の中心を挟んで互いに対向配置されている。
ここで、鋼板80aには、複数の円形の凹凸BPが設けられている。これらの凹凸BPは、複数の鋼板80aを積層した際に、互いに係合するようになっている。これにより、複数の鋼板80aが積層された状態で保持され、かつ複数の鋼板80aが正規の位置関係でそれぞれ互いに位置決めされる。
図13に示すように、モータ収容部90の内側には、3つの張り出し部91が設けられている。これらの張り出し部91は、モータ収容部90の内側に向けてそれぞれ突出しており、モータ収容部90の内部にステータコア80を固定するための段差部として機能する。3つの張り出し部91は、貫通孔31cを中心に等間隔(120度間隔)で配置され、ステータコア80を3箇所でがたつくこと無く保持するようになっている。張り出し部91は、図14に示すように、ステータコア80を軸方向から支持する底壁91aと、ステータコア80の6つある押し付け爪81cのうちの3つの押し付け爪81cの圧入凸部81eがそれぞれ圧入される側壁91bとから形成されている。そして、各側壁91bの径方向内側は半径R4(図13参照)の円弧形状に形成されている。
図13に示すように、モータ収容部90の内側には、モータ収容部90の径方向外側に膨出するようにして、2つの装着凹部92が設けられている。これらの装着凹部92は、ステータコア80の周方向に対して貫通孔31cを中心に等間隔(180度間隔)で配置され、その内部にはステータコア80に設けた一対のねじ固定部82(図10参照)が装着されるようになっている。ここで、ステータコア80の各ねじ固定部82を各装着凹部92にそれぞれ装着することで、6つある押し付け爪81cのうちの3つの押し付け爪81cが、3つの側壁91bの内側に自動的に圧入される。なお、他の3つの押し付け爪81cは、モータ収容部90に圧入されることは無い。これにより、ステータコア80のモータ収容部90への圧入荷重が抑えられている。
なお、ステータコア80の各ねじ固定部82は、各装着凹部92の何れにもそれぞれ装着可能となっている。すなわち、ステータコア80は、その軸心を中心に180度反転させた状態でも、モータ収容部90に収容可能となっている。これにより、ステータコア80のモータ収容部90への組み付け性を向上させている。ただし、ステータコア80をモータ収容部90に対して180度反転させた状態で組み付けた場合には、上述とは逆に、6つある押し付け爪81cのうちの他の3つの押し付け爪81cの圧入凸部81eが、3つの側壁91bの内側にそれぞれ圧入されるようになる。
モータ収容部90に設けた一対の装着凹部92には、図9に示す一対の雄ねじSCがそれぞれ螺合される雌ねじFSがそれぞれ設けられている。つまり、各雌ねじFSにおいても、ステータコア80の周方向に対して貫通孔31cを中心に等間隔(180度間隔)で配置されている。これにより、各雄ねじSCを、ステータコア80の各挿通孔83に挿通しつつ、各雌ねじFSに螺合することで、ステータコア80をモータ収容部90に対して、補助的に互いに強固に固定することができる。ここで、3つの押し付け爪81cの圧入凸部81eが、3つの側壁91bにそれぞれ圧入されるため、各雄ねじSCを各雌ねじFSに螺合する際には、ステータコア80のモータ収容部90に対するがたつきが抑えられた状態となっている。したがって、各雄ねじSCの締め付け作業を容易かつ確実に行うことができる。なお、各雌ねじFSは、本発明における固定穴を構成しており、すなわち、各雌ねじFSには、各雄ねじSCが固定される。
また、図15に示すように、ステータコア80のモータ収容部90への圧入深さの寸法DPは、ステータコア80の軸方向寸法の略1/6の寸法となっている。これによっても、ステータコア80のモータ収容部90への圧入荷重が抑えられている。また、ステータコア80のモータ収容部90への圧入深さが浅いため、ステータコア80のモータ収容部90への圧入時における削れカスの発生を、大幅に抑えることができる。
以上のように形成した実施の形態3においても、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。これに加えて、実施の形態3においては、ステータコア80のモータ収容部90への圧入荷重を小さくすることができるので、削れカス(異物)の発生を抑制することができる。
また、押し付け爪81cによるステータコア80のモータ収容部90に対する固定構造に加えて、各雄ねじSCの各雌ねじFSへの螺合による補助的な固定構造を備えるので、例えば、ステータコア80の材質とモータ収容部90の材質との違いにより発生し得る、線膨張係数差による高温時の強度不足を解消することができる。よって、ブラシレスワイパモータ70の騒音発生等を、確実に抑制することができる。
さらに、ステータコア80のモータ収容部90に対する圧入深さの寸法DPが浅いため、より削れカスの発生を抑制しつつ、圧入作業の簡素化を図ることができる。したがって、圧入作業に必要な製造エネルギの省力化を実現できる。また、圧入荷重を小さくできるため、ステータコア80を形成する各鋼板80aの歪みが抑えられて、ひいては磁気特性のばらつきや低下を抑えて、信頼性の高いブラシレスワイパモータ70を提供できる。
さらに、磁気回路を形成する本体部80bよりも径方向外側に弾性変形し得る押し付け爪81cを配置したので、この点においても磁気特性の低下が抑えられる。
また、モータ収容部90における圧入凸部81eが圧入される箇所(張り出し部91)を3箇所としたので、寸法精度を出すのに必要となる切削加工に掛かる時間を短縮することができる。したがって、この点からも製造エネルギの省力化を図ることができる。
さらに、各雄ねじSCは、モータ収容部90の内部に配置されるため、ブラシレスワイパモータ70の防水性能を低下させることが無い。
本発明は上述の各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。上述の各実施の形態においては、第1押し付け爪43a,第2押し付け爪43bおよび押し付け爪81cを、本体部34dおよび本体部80bの周方向に沿うティース34eおよびティース80cがある部分にそれぞれ配置したものを示したが、本発明はこれに限らない。
例えば、本体部34dおよび本体部80bの周方向に沿うスロットSがある部分に配置しても良い。また、6つのティース34eに対して、第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43bのセットを4セット設けたり、6つのティース34eに対して、5個ずつの第1押し付け爪43aおよび第2押し付け爪43bを、本体部34dの周方向に交互に並べて設けたりしても良い。さらに、6つのティース80cに対して、押し付け爪81cを4つあるいは5つ設けたり、隣り合う押し付け爪81cの先端部の向きをそれぞれ異なる方向に向けたりしても良い。このように、第1押し付け爪43a,第2押し付け爪43bおよび押し付け爪81cを設ける数等は任意ではあるが、ブラシレスワイパモータ20およびブラシレスワイパモータ70の性能を低下させない数に設定するのが望ましい。
また、上記実施の形態3においては、固定部材として雄ねじSCを用い、固定穴として雌ねじFSを用いたが、本発明はこれに限らない。例えば、固定部材として圧入ピンを用い、固定穴として圧入ピンが圧入固定されるピン固定穴を用いても良い。要するに、ステータコア80をモータ収容部90に固定できる固定構造であれば良く、上記実施の形態3のねじ固定に限ることは無い。
さらに、上記実施の形態3においては、ステータコア80の周方向に対して等間隔(180度間隔)となるように2箇所でねじ固定したものを示したが、本発明はこれに限らず、例えば、必要とされる固定強度に応じて、ステータコア80の周方向に対して等間隔(90度間隔)となるように4箇所等でねじ固定することもできる。
また、上述の各実施の形態においては、動力伝達機構14を備えるワイパ装置12を示したが、本発明はこれに限らず、ブラシレスワイパモータ20およびブラシレスワイパモータ70の揺動運動を各ピボット軸13a,13bに伝達する過程で、動力伝達機構14を備えていなくても良い。この場合、各ピボット軸13a,13bに動力を伝達するために、各ピボット軸13a,13bに対応したブラシレスワイパモータをそれぞれ備えることとなる。
さらに、上述の各実施の形態においては、ブラシレスワイパモータ20およびブラシレスワイパモータ70を、車両10のフロントウィンドシールド11を払拭するワイパ装置12の駆動源に適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、車両のリヤワイパ装置の駆動源や、鉄道車両,船舶あるいは建設機械等のワイパ装置の駆動源にも適用することができる。
ブラシレスワイパモータは、自動車等の車両に搭載されるワイパ装置の駆動原として用いられ、ワイパアームを揺動駆動してウィンドシールドに付着した雨水等を払拭するために用いられる。

Claims (10)

  1. ワイパ部材を揺動させるブラシレスワイパモータであって、
    出力軸を回転自在に支持するハウジングと、
    前記ハウジングに設けられるモータ収容部と、
    前記モータ収容部に収容される固定子と、
    前記固定子の内側に設けられて前記出力軸を回転させる回転子と、
    前記固定子の外周部に設けられ、前記モータ収容部の内周部に押し付けられて前記固定子を前記モータ収容部に固定する押し付け爪と、
    を有し、
    前記押し付け爪の基端部が前記固定子の外周部に連結され、
    前記押し付け爪の先端部が自由端とされて前記固定子の周方向に向けられる、ブラシレスワイパモータ。
  2. 請求項1記載のブラシレスワイパモータにおいて、
    前記固定子の外周部に、前記固定子の周方向両側に向けられた一対の壁部を備えた凹部が設けられ、
    前記一対の壁部のうちの少なくともいずれか一方に前記押し付け爪が設けられる、ブラシレスワイパモータ。
  3. 請求項1記載のブラシレスワイパモータにおいて、
    前記固定子の内周部にコイルが巻かれるティースが設けられ、
    前記固定子の周方向に沿う前記ティースがある部分に対応して前記押し付け爪が設けられる、ブラシレスワイパモータ。
  4. 請求項1記載のブラシレスワイパモータにおいて、
    前記押し付け爪が複数設けられ、
    隣り合う前記押し付け爪の一方の先端部が、前記固定子の周方向に沿う一方側に向けられ、
    隣り合う前記押し付け爪の他方の先端部が、前記固定子の周方向に沿う他方側に向けられる、ブラシレスワイパモータ。
  5. 請求項1記載のブラシレスワイパモータにおいて、
    前記押し付け爪が、前記固定子の周方向に沿って等間隔で複数設けられる、ブラシレスワイパモータ。
  6. 請求項1記載のブラシレスワイパモータにおいて、
    前記モータ収容部の内周部および前記固定子の外周部に、互いに凹凸係合される凹凸部材が設けられる、ブラシレスワイパモータ。
  7. 請求項1記載のブラシレスワイパモータにおいて、
    前記ハウジングがアルミニウム製であり、前記固定子が前記ハウジングよりも高硬度の鋼板を積層して形成される、ブラシレスワイパモータ。
  8. 請求項1記載のブラシレスワイパモータにおいて、
    前記固定子に、当該固定子の軸方向に延び、固定部材が挿通される挿通孔が設けられ、前記モータ収容部に、前記固定部材が固定される固定穴が設けられる、ブラシレスワイパモータ。
  9. 請求項8記載のブラシレスワイパモータにおいて、
    前記固定部材が雄ねじであり、前記固定穴が雌ねじである、ブラシレスワイパモータ。
  10. 請求項8記載のブラシレスワイパモータにおいて、
    前記挿通孔および前記固定穴が、前記固定子の周方向に対して等間隔で少なくとも2つ設けられる、ブラシレスワイパモータ。
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