JPWO2016063310A1 - 施錠/解錠制御ユニット、施錠/解錠システム及び施錠/解錠装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
車両の複数の扉のうち一方の扉と他方の扉とが同時に解錠されることを容易に防止する。施錠/解錠制御ユニット(40)は、車両(1)の複数の扉(10、20、30)のうちいずれかの扉(20)を解錠する解錠操作を検出する解錠操作検出部(41)と、解錠されている他の扉(10)を検出する解錠扉検出部(44)と、解錠操作が検出された場合に、解錠されている他の扉(10)の第1施錠/解錠装置(13)に施錠信号を出力する施錠信号出力部(46)と、施錠信号により他の扉(10)が施錠された後に、いずれかの扉(20)の第2施錠/解錠装置(23)に解錠信号を出力する解錠信号出力部(47)とを備える。
Description
本発明は、施錠/解錠制御ユニット、施錠/解錠システム及び施錠/解錠装置の制御方法に関する。
車両の扉を施錠する技術として、例えば特許文献1に記載のオートドアロック装置が知られている。このオートドアロック装置は、送信装置と車両装置を含む。車両側の車両装置より一定のコード信号を断続的に送信し、送信装置ではこの信号を受信部によって受信する。そしてコード識別部でそのコードが固定コードかどうかを判別し、固定コードであればコード生成部より返信コードを生成して送信部から送出する。車両装置ではこの信号レベルの低下に基づいて車両のドアをロックする。
車両の複数の扉のうちのある扉と他の扉とが同時に解錠されないことが好ましい場合がある。例えば、貨物自動車の荷室の扉の場合には、ある扉の近くにいる作業者は、他の扉の周囲が見えないことがある。このため、ある扉を解錠して作業をする前に、解錠されている他の扉を施錠しておくことが、防犯の観点等から好ましい。しかしながら、扉を解錠しようとする度に他の扉を施錠することは煩雑である。
本発明は、車両の複数の扉のうちのある扉と他の扉とが同時に解錠されることを、容易に防止することを目的とする。
本発明は、車両の複数の扉のうちのある扉と他の扉とが同時に解錠されることを、容易に防止することを目的とする。
本発明の一態様に係る施錠/解錠制御ユニットは、車両の複数の扉のうちいずれかの扉を解錠する解錠操作を検出する解錠操作検出部と、複数の扉のうち解錠されている他の扉を検出する解錠扉検出部と、解錠操作が検出された場合に、解錠されている他の扉の第1施錠/解錠装置に施錠信号を出力する施錠信号出力部と、施錠信号により他の扉が施錠された後に、前記いずれかの扉の第2施錠/解錠装置に解錠信号を出力する解錠信号出力部と、を備える。
本発明によれば、車両の複数の扉のうち一方の扉と他方の扉とが同時に解錠されることを容易に防止できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
(構成)
(第1実施形態)
(構成)
図1を参照して、第1実施形態に係る施錠/解錠システムの配置状態を説明する。貨物自動車1は、荷室2と、客室3とを備える。荷室2は、第1扉10と、第2扉20と、第3扉30とを有する。例えば、第1扉10は右側扉であってよく、第2扉20は後部扉であってよく、第3扉30は左側扉であってよい。第1扉10には、第1ラッチ11と、第1施錠/解錠要求スイッチ12と、第1施錠/解錠装置13と、第1状態検出部14が設けられる。第2扉20には、第2ラッチ21と、第2施錠/解錠要求スイッチ22と、第2施錠/解錠装置23と、第2状態検出部24が設けられる。第3扉30には、第3ラッチ31と、第3施錠/解錠要求スイッチ32と、第3施錠/解錠装置33と、第3状態検出部34が設けられる。
第1ラッチ11は、施錠位置と解錠位置との間で移動又は回転して第1ラッチ11が施錠位置にある場合に第1扉10が開くことを規制する。第1施錠/解錠要求スイッチ12は、第1扉10を解錠する解錠操作及び第1扉10を施錠する施錠操作を受け付ける。第1施錠/解錠装置13は、第1施錠/解錠要求スイッチ12が受け付けた解錠操作に従って第1ラッチ11を駆動し、第1扉10を解錠する。又は、第1施錠/解錠装置13は、第1施錠/解錠要求スイッチ12が受け付けた施錠操作に従って第1ラッチ11を駆動し、第1扉10を施錠する。第1施錠/解錠装置13は、例えば第1ラッチ11を駆動する電動モータであってよい。第1状態検出部14は、第1扉10の施錠状態を検出する。すなわち、第1状態検出部14は、第1扉10が施錠されているか又は解錠されているかを検出する。
第2ラッチ21は、施錠位置と解錠位置との間で移動又は回転して第2ラッチ21が施錠位置にある場合に第2扉20が開くことを規制する。第2施錠/解錠要求スイッチ22は、第2扉20を解錠する解錠操作及び第2扉20を施錠する施錠操作を受け付ける。第2施錠/解錠装置23は、第2施錠/解錠要求スイッチ22が受け付けた解錠操作に従って第2ラッチ21を駆動し、第2扉20を解錠する。又は、第2施錠/解錠装置23は、第2施錠/解錠要求スイッチ22が受け付けた施錠操作に従って第2ラッチ21を駆動し、第2扉20を施錠する。第2施錠/解錠装置23は、例えば第2ラッチ21を駆動する電動モータであってよい。第2状態検出部24は、第2扉20の施錠状態を検出する。すなわち、第2状態検出部24は、第2扉20が施錠されているか又は解錠されているかを検出する。
第3ラッチ31は、施錠位置と解錠位置との間で移動又は回転して第3ラッチ31が施錠位置にある場合に第3扉30が開くことを規制する。第3施錠/解錠要求スイッチ32は、第3扉30を解錠する解錠操作及び第3扉30を施錠する施錠操作を受け付ける。第3施錠/解錠装置33は、第3施錠/解錠要求スイッチ32が受け付けた解錠操作に従って第3ラッチ31を駆動し、第3扉30を解錠する。又は、第3施錠/解錠装置33は、第3施錠/解錠要求スイッチ32が受け付けた施錠操作に従って第3ラッチ31を駆動し、第3扉30を施錠する。第3施錠/解錠装置33は、例えば第3ラッチ31を駆動する電動モータであってよい。第3状態検出部34は、第3扉30の施錠状態を検出する。すなわち、第3状態検出部34は、第3扉30が施錠されているか又は解錠されているかを検出する。
貨物自動車1には、施錠/解錠制御ユニット40と、通信部60と、アンテナ61とが設けられる。施錠/解錠制御ユニット40は、第1施錠/解錠要求スイッチ12が受け付けた解錠操作に従って、第1扉10を解錠させる解錠信号を第1施錠/解錠装置13へ出力する。施錠/解錠制御ユニット40は、第1施錠/解錠要求スイッチ12が受け付けた施錠操作に従って、第1扉10を施錠させる施錠信号を第1施錠/解錠装置13へ出力する。施錠/解錠制御ユニット40は、第2施錠/解錠要求スイッチ22が受け付けた解錠操作に従って、第2扉20を解錠させる解錠信号を第2施錠/解錠装置23へ出力する。
施錠/解錠制御ユニット40は、第2施錠/解錠要求スイッチ22が受け付けた施錠操作に従って、第2扉20を施錠させる施錠信号を第2施錠/解錠装置23へ出力する。施錠/解錠制御ユニット40は、第3施錠/解錠要求スイッチ32が受け付けた解錠操作に従って、第3扉30を解錠させる解錠信号を第3施錠/解錠装置33へ出力する。施錠/解錠制御ユニット40は、第3施錠/解錠要求スイッチ32が受け付けた施錠操作に従って、第3扉30を施錠させる施錠信号を第3施錠/解錠装置33へ出力する。
施錠/解錠制御ユニット40は、第2施錠/解錠要求スイッチ22が受け付けた施錠操作に従って、第2扉20を施錠させる施錠信号を第2施錠/解錠装置23へ出力する。施錠/解錠制御ユニット40は、第3施錠/解錠要求スイッチ32が受け付けた解錠操作に従って、第3扉30を解錠させる解錠信号を第3施錠/解錠装置33へ出力する。施錠/解錠制御ユニット40は、第3施錠/解錠要求スイッチ32が受け付けた施錠操作に従って、第3扉30を施錠させる施錠信号を第3施錠/解錠装置33へ出力する。
通信部60は、アンテナ61を介して識別信号要求信号を送信する。リモートコントローラ70は、識別信号要求信号を受信した場合に、リモートコントローラ70に固有の識別信号を送信する。通信部60は、アンテナ61を介してリモートコントローラ70から送信された識別信号を受信する。施錠/解錠制御ユニット40は、リモートコントローラ70から送信された識別信号に基づいて、第1施錠/解錠要求スイッチ12、第2施錠/解錠要求スイッチ22又は第3施錠/解錠要求スイッチ32に対する操作を認証する。例えば、施錠/解錠制御ユニット40は、通信部60が所定の識別信号を受信したか否かに応じて、リモートコントローラ70を所持した正規の操作者が解錠操作又は施錠操作を行ったか否かを判断する。以下の説明において、リモートコントローラを単に「リモコン」と表記する。
次に、図2を参照して、第1実施形態に係る施錠/解錠システムの機能構成を説明する。施錠/解錠システム80は、第1施錠/解錠要求スイッチ12と、第2施錠/解錠要求スイッチ22と、第3施錠/解錠要求スイッチ32と、第1施錠/解錠装置13と、第2施錠/解錠装置23と、第3施錠/解錠装置33とを備える。施錠/解錠システム80は、第1状態検出部14と、第2状態検出部24と、第3状態検出部34と、施錠/解錠制御ユニット40と、通信部60と、アンテナ61と、図1に示したリモコン70とを備える。
施錠/解錠制御ユニット40は、施錠/解錠操作検出部41と、ID要求部42と、ID照合部43と、解錠扉検出部44と、施錠信号出力部46と、解錠信号出力部47とを備える。施錠/解錠制御ユニット40は、例えば、汎用又は専用の論理回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field-Programmable Gate Array)で実現されてよい。または、施錠/解錠制御ユニット40は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等のCPU周辺部品とを含む電子回路で実現されてもよい。なお、図2は、施錠/解錠制御ユニット40に関して本明細書で説明される機能に関係する構成を中心に示している。施錠/解錠制御ユニット40は、図示の構成要素以外の他の構成要素を含んでいてよい。図5及び図7も同様である。
施錠/解錠制御ユニット40は、施錠/解錠操作検出部41と、ID要求部42と、ID照合部43と、解錠扉検出部44と、施錠信号出力部46と、解錠信号出力部47とを備える。施錠/解錠制御ユニット40は、例えば、汎用又は専用の論理回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field-Programmable Gate Array)で実現されてよい。または、施錠/解錠制御ユニット40は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等のCPU周辺部品とを含む電子回路で実現されてもよい。なお、図2は、施錠/解錠制御ユニット40に関して本明細書で説明される機能に関係する構成を中心に示している。施錠/解錠制御ユニット40は、図示の構成要素以外の他の構成要素を含んでいてよい。図5及び図7も同様である。
施錠/解錠操作検出部41は、第1施錠/解錠要求スイッチ12、第2施錠/解錠要求スイッチ22、及び第3施錠/解錠要求スイッチ32が受け付けた解錠操作及び施錠操作を検出する。施錠操作が検出された場合、施錠/解錠操作検出部41は、施錠操作の検出を示す操作検出信号を施錠信号出力部46に出力する。操作検出信号は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠操作の対象の扉を示す信号を含んでもよい。また、施錠/解錠操作検出部41は、施錠操作の認証処理を開始させる開始信号をID要求部42に出力する。
開始信号を受信したID要求部42は、通信部60に識別信号要求信号を送信させる送信要求信号を出力する。送信要求信号を受信した通信部60は、アンテナ61を介して識別信号要求信号を受信する。また、通信部60は、アンテナ61を介してリモコン70から送信された識別信号を受信する。通信部60は、受信した識別信号をID照合部43へ出力する。ID照合部43には、施錠操作及び解錠操作が許可された正規の操作者が所持しているリモコンの識別信号が予め記憶されている。ID照合部43は、予め記憶されている識別信号と受信した識別信号とを照合する。ID照合部43は、受信した識別信号と記憶されている識別信号とが一致する場合に施錠操作の認証が成功したと判断し、一致しない場合に施錠操作の認証が失敗したと判断する。ID照合部43は、認証結果を示す認証結果信号を施錠信号出力部46へ出力する。
開始信号を受信したID要求部42は、通信部60に識別信号要求信号を送信させる送信要求信号を出力する。送信要求信号を受信した通信部60は、アンテナ61を介して識別信号要求信号を受信する。また、通信部60は、アンテナ61を介してリモコン70から送信された識別信号を受信する。通信部60は、受信した識別信号をID照合部43へ出力する。ID照合部43には、施錠操作及び解錠操作が許可された正規の操作者が所持しているリモコンの識別信号が予め記憶されている。ID照合部43は、予め記憶されている識別信号と受信した識別信号とを照合する。ID照合部43は、受信した識別信号と記憶されている識別信号とが一致する場合に施錠操作の認証が成功したと判断し、一致しない場合に施錠操作の認証が失敗したと判断する。ID照合部43は、認証結果を示す認証結果信号を施錠信号出力部46へ出力する。
施錠操作の認証が成功した場合には、施錠信号出力部46は、操作検出信号が示す扉を施錠する施錠信号を出力する。すなわち、操作検出信号が第1扉10を示す場合には、施錠信号出力部46は第1扉10を施錠する施錠信号を第1施錠/解錠装置13に出力する。操作検出信号が第2扉20を示す場合には、施錠信号出力部46は第2扉20を施錠する施錠信号を第2施錠/解錠装置23に出力する。操作検出信号が第3扉30を示す場合には、施錠信号出力部46は第3扉30を施錠する施錠信号を第3施錠/解錠装置33に出力する。施錠操作の認証が失敗した場合には、施錠信号出力部46は施錠信号を出力しない。
解錠信号が検出された場合、施錠/解錠操作検出部41は、解錠操作の検出を示す操作検出信号を解錠信号出力部47に出力する。操作検出信号は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠操作の対象の扉を示す信号を含んでもよい。また、施錠/解錠操作検出部41は、解錠操作の認証処理を開始させる開始信号をID要求部42に出力する。施錠操作の認証処理の場合と同様に、通信部60は、リモコン70から受信した識別信号をID照合部43へ出力する。ID照合部43は、受信した識別信号と記憶されている識別信号とが一致する場合に解錠操作の認証が成功したと判断し、一致しない場合に解錠操作の認証が失敗したと判断する。ID照合部43は、認証結果を示す認証結果信号を施錠信号出力部46及び解錠信号出力部47へ出力する。
解錠扉検出部44は、第1状態検出部14、第2状態検出部24及び第3状態検出部34から、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の施錠状態を示す状態信号をそれぞれ受信する。解錠扉検出部44は、受信した状態信号に基づいて、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている扉を検出する。解錠扉検出部44は、解錠されている扉を示す解錠扉指示信号を施錠信号出力部46へ出力する。また、解錠扉検出部44は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかが解錠されているか否かを示す解錠検出信号を解錠信号出力部47へ出力する。
解錠された扉を解錠扉検出部44が検出しない場合には、解錠信号出力部47は、操作検出信号が示す扉を解錠する解錠信号を出力する。すなわち、操作検出信号が第1扉10を示す場合には、解錠信号出力部47は第1扉10を解錠する解錠信号を第1施錠/解錠装置13に出力する。操作検出信号が第2扉20を示す場合には、解錠信号出力部47は第2扉20を解錠する解錠信号を第2施錠/解錠装置23に出力する。操作検出信号が第3扉30を示す場合には、解錠信号出力部47は第3扉30を解錠する解錠信号を第3施錠/解錠装置33に出力する。但し、解錠操作の認証が失敗した場合は、解錠信号出力部47は解錠信号を出力しない。
解錠された扉を解錠扉検出部44が検出しない場合には、解錠信号出力部47は、操作検出信号が示す扉を解錠する解錠信号を出力する。すなわち、操作検出信号が第1扉10を示す場合には、解錠信号出力部47は第1扉10を解錠する解錠信号を第1施錠/解錠装置13に出力する。操作検出信号が第2扉20を示す場合には、解錠信号出力部47は第2扉20を解錠する解錠信号を第2施錠/解錠装置23に出力する。操作検出信号が第3扉30を示す場合には、解錠信号出力部47は第3扉30を解錠する解錠信号を第3施錠/解錠装置33に出力する。但し、解錠操作の認証が失敗した場合は、解錠信号出力部47は解錠信号を出力しない。
一方で、解錠された扉を解錠扉検出部44が検出している間には、解錠信号出力部47は解錠信号を出力しない。このとき、施錠信号出力部46は、解錠扉指示信号が示す扉を施錠する施錠信号を出力する。すなわち、解錠扉指示信号が第1扉10を示す場合には、施錠信号出力部46は第1扉10を施錠する施錠信号を第1施錠/解錠装置13に出力する。解錠扉指示信号が第2扉20を示す場合には、施錠信号出力部46は第2扉20を施錠する施錠信号を第2施錠/解錠装置23に出力する。解錠扉指示信号が第3扉30を示す場合には、施錠信号出力部46は第3扉30を施錠する施錠信号を第3施錠/解錠装置33に出力する。但し、解錠操作の認証が失敗した場合は、施錠信号出力部46は施錠信号を出力しない。
施錠信号によって扉の施錠が完了すると、解錠扉検出部44は、解錠されている扉を検出しなくなる。このため、解錠信号出力部47は、施錠信号による扉の施錠が完了した後に、解錠操作の検出時に出力された操作検出信号が示す扉を解錠する解錠信号を出力する。この解錠信号により、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち施錠/解錠操作検出部41により検出された解錠操作の対象の扉が解錠される。
施錠信号によって扉の施錠が完了すると、解錠扉検出部44は、解錠されている扉を検出しなくなる。このため、解錠信号出力部47は、施錠信号による扉の施錠が完了した後に、解錠操作の検出時に出力された操作検出信号が示す扉を解錠する解錠信号を出力する。この解錠信号により、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち施錠/解錠操作検出部41により検出された解錠操作の対象の扉が解錠される。
次に、図3の(a)〜図3の(d)を参照して施錠/解錠システム80の動作を説明する。なお、図3の(a)〜図3の(d)に関する説明では、解錠操作及び施錠操作の認証の説明を省略する。図3の(a)は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の全てが施錠されている状態を示す。この場合、解錠扉検出部44は解錠された扉を検出しない。したがって、第1施錠/解錠要求スイッチ12が第1扉10の解錠操作を受け付けると、解錠信号出力部47は第1施錠/解錠装置13に解錠信号を出力し、図3の(b)に示すように第1扉10が解錠される。
次に、図3の(b)に示す状態において第2施錠/解錠要求スイッチ22が第2扉20の解錠操作を受け付ける。このとき、解錠扉検出部44は、解錠されている第1扉10を検出する。解錠扉検出部44により第1扉10の解錠が検出されている間、解錠信号出力部47は、第2扉20を解錠する解錠信号を第2施錠/解錠装置23に出力しない。一方で、施錠信号出力部46は、第1扉10を施錠する施錠信号を第1施錠/解錠装置13に出力する。施錠信号による第1扉10の施錠が完了すると、図3の(c)に示す状態となる。
次に、図3の(b)に示す状態において第2施錠/解錠要求スイッチ22が第2扉20の解錠操作を受け付ける。このとき、解錠扉検出部44は、解錠されている第1扉10を検出する。解錠扉検出部44により第1扉10の解錠が検出されている間、解錠信号出力部47は、第2扉20を解錠する解錠信号を第2施錠/解錠装置23に出力しない。一方で、施錠信号出力部46は、第1扉10を施錠する施錠信号を第1施錠/解錠装置13に出力する。施錠信号による第1扉10の施錠が完了すると、図3の(c)に示す状態となる。
図3の(c)に示す状態では、再び第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の全てが施錠される。解錠信号出力部47は、解錠扉検出部44が扉の解錠を検出しなくなった後に、図3の(b)の状態で検出した解錠操作の対象の第2扉20を解錠する解錠信号を第2施錠/解錠装置23に出力する。この結果、図3の(d)に示すように第2扉20が解錠され、第2扉20のみを開けることができる。
なお、施錠/解錠操作検出部41は、請求の範囲に記載の解錠操作検出部の一例である。リモコン70は、無線装置の一例である。また、第1施錠/解錠要求スイッチ12、第2施錠/解錠要求スイッチ22及び第3施錠/解錠要求スイッチ32のいずれかが操作されることによって、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかが選択されて解錠又は施錠される。したがって、第1施錠/解錠要求スイッチ12、第2施錠/解錠要求スイッチ22及び第3施錠/解錠要求スイッチ32は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかを選択する操作を受け付ける操作部の一例である。
なお、施錠/解錠操作検出部41は、請求の範囲に記載の解錠操作検出部の一例である。リモコン70は、無線装置の一例である。また、第1施錠/解錠要求スイッチ12、第2施錠/解錠要求スイッチ22及び第3施錠/解錠要求スイッチ32のいずれかが操作されることによって、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかが選択されて解錠又は施錠される。したがって、第1施錠/解錠要求スイッチ12、第2施錠/解錠要求スイッチ22及び第3施錠/解錠要求スイッチ32は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかを選択する操作を受け付ける操作部の一例である。
(動作)
次に、第1実施形態に係る施錠/解錠システム80における施錠/解錠制御装置の制御方法の一例を説明する。図4を参照する。ステップS10において施錠/解錠操作検出部41は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかの扉の解錠操作が検出されたか否かを判断する。解錠操作が検出されない場合(ステップS10:N)に動作はステップS10に戻る。解錠操作が検出された場合(ステップS10:Y)に動作はステップS11へ進む。本明細書では、第2扉20の解錠操作が検出された場合を想定する。ステップS11において通信部60は、識別信号要求信号を送信する。ステップS12においてID照合部43は、識別信号要求信号に対してリモコン70から送信される識別信号が受信されたか否かを判断する。識別信号が受信された場合(ステップS12:Y)に動作はステップS13へ進む。識別信号が受信されない場合(ステップS12:N)に、ID照合部43は、解錠操作の認証に失敗したと判断する。このため、第2扉20の解錠は行われずに解錠動作は終了する。
次に、第1実施形態に係る施錠/解錠システム80における施錠/解錠制御装置の制御方法の一例を説明する。図4を参照する。ステップS10において施錠/解錠操作検出部41は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかの扉の解錠操作が検出されたか否かを判断する。解錠操作が検出されない場合(ステップS10:N)に動作はステップS10に戻る。解錠操作が検出された場合(ステップS10:Y)に動作はステップS11へ進む。本明細書では、第2扉20の解錠操作が検出された場合を想定する。ステップS11において通信部60は、識別信号要求信号を送信する。ステップS12においてID照合部43は、識別信号要求信号に対してリモコン70から送信される識別信号が受信されたか否かを判断する。識別信号が受信された場合(ステップS12:Y)に動作はステップS13へ進む。識別信号が受信されない場合(ステップS12:N)に、ID照合部43は、解錠操作の認証に失敗したと判断する。このため、第2扉20の解錠は行われずに解錠動作は終了する。
ステップS13においてID照合部43は、解錠操作が許可された操作者が所持するリモコンの識別信号として予め記憶されている識別信号と、ステップS12で受信した識別信号とを照合する。記憶されている識別信号と受信した識別信号とが一致する場合(ステップS13:Y)に、ID照合部43は、解錠操作の認証に成功したと判断する。その後に動作はステップS14へ進む。記憶されている識別信号と受信した識別信号とが一致しない場合(ステップS13:N)に、ID照合部43は、解錠操作の認証に失敗したと判断する。このため、第2扉20の解錠は行われずに解錠動作は終了する。
ステップS14において解錠扉検出部44は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている扉を検出する。解錠されている扉が検出されない場合(ステップS14:N)に動作はステップS17へ進む。解錠されている扉が検出された場合(ステップS14:Y)に動作はステップS15へ進む。本明細書では、第1扉10が解錠されている扉として検出された場合を想定する。
ステップS14において解錠扉検出部44は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている扉を検出する。解錠されている扉が検出されない場合(ステップS14:N)に動作はステップS17へ進む。解錠されている扉が検出された場合(ステップS14:Y)に動作はステップS15へ進む。本明細書では、第1扉10が解錠されている扉として検出された場合を想定する。
ステップS15において解錠扉検出部44は、解錠されている第1扉10を示す解錠扉指示信号を施錠信号出力部46へ出力する。施錠信号出力部46は、解錠扉指示信号が示す第1扉10の施錠信号を第1施錠/解錠装置13に出力する。ステップS16において解錠信号出力部47は、解錠扉検出部44から出力される解錠検出信号に基づいて、ステップS14で検出された第1扉10の施錠が完了したか否かを判断する。第1扉10の施錠が完了しない場合(ステップS16:N)に動作はステップS16へ戻る。第1扉10の施錠が完了した場合(ステップS16:Y)に動作はステップS17へ進む。ステップS17において解錠信号出力部47は、ステップS10で検出された解錠操作の対象の第2扉20の解錠信号を第2施錠/解錠装置23に出力する。その後に解錠動作は終了する。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態の施錠/解錠システム80は、貨物自動車1の荷室2の第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうちいずれかの扉を解錠する解錠操作を検出する。また、施錠/解錠システム80は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている他の扉を検出する。第1実施形態の施錠/解錠システム80は、解錠されている他の扉の施錠信号を出力し、施錠信号により他の扉が施錠された後に、前記いずれかの扉の解錠信号を出力する。このため、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち、前記いずれかの扉と他の扉とが同時に解錠されることを防ぐことができる。
例えば、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうちいずれかの扉を解錠する解錠操作が行われた場合には、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の全てが施錠された状態を経て、解錠操作の対象の扉が解錠される。これにより、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうちの複数の扉が同時に解錠されることを防ぐことができる。
また、解錠されている他の扉の施錠は、前記いずれかの扉の解錠操作によって行われるので、他の扉を施錠する煩雑な作業がなく、前記いずれかの扉と他の扉とが同時に解錠されることを容易に防止できる。
第1実施形態の施錠/解錠システム80は、貨物自動車1の荷室2の第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうちいずれかの扉を解錠する解錠操作を検出する。また、施錠/解錠システム80は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている他の扉を検出する。第1実施形態の施錠/解錠システム80は、解錠されている他の扉の施錠信号を出力し、施錠信号により他の扉が施錠された後に、前記いずれかの扉の解錠信号を出力する。このため、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち、前記いずれかの扉と他の扉とが同時に解錠されることを防ぐことができる。
例えば、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうちいずれかの扉を解錠する解錠操作が行われた場合には、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の全てが施錠された状態を経て、解錠操作の対象の扉が解錠される。これにより、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうちの複数の扉が同時に解錠されることを防ぐことができる。
また、解錠されている他の扉の施錠は、前記いずれかの扉の解錠操作によって行われるので、他の扉を施錠する煩雑な作業がなく、前記いずれかの扉と他の扉とが同時に解錠されることを容易に防止できる。
(変形例)
施錠/解錠システム80が施錠する扉は、貨物自動車1の荷室2の扉に限られない。施錠/解錠システム80が施錠する扉は、客室3の扉であってもよく、貨物自動車1以外の車両の扉であってもよい。また、施錠/解錠システム80が施錠する扉の数は3に限られない。すなわち施錠/解錠制御ユニット40は、2個の扉の施錠及び解錠を制御してもよく、4個以上の扉の施錠及び解錠を制御してもよい。後述する第2実施形態及び第3実施形態においても同様である。
また、解錠操作及び施錠操作の認証処理を実行する構成は、リモコン70を利用する構成に限られない。解錠操作及び施錠操作の認証処理を実行する構成として様々な方式の認証装置を採用できる。後述する第2実施形態においても同様である。
施錠/解錠システム80が施錠する扉は、貨物自動車1の荷室2の扉に限られない。施錠/解錠システム80が施錠する扉は、客室3の扉であってもよく、貨物自動車1以外の車両の扉であってもよい。また、施錠/解錠システム80が施錠する扉の数は3に限られない。すなわち施錠/解錠制御ユニット40は、2個の扉の施錠及び解錠を制御してもよく、4個以上の扉の施錠及び解錠を制御してもよい。後述する第2実施形態及び第3実施形態においても同様である。
また、解錠操作及び施錠操作の認証処理を実行する構成は、リモコン70を利用する構成に限られない。解錠操作及び施錠操作の認証処理を実行する構成として様々な方式の認証装置を採用できる。後述する第2実施形態においても同様である。
(第2実施態様)
(構成)
次に、第2実施形態に係る施錠/解錠システム80を説明する。解錠されている扉が閉まっていない場合には、施錠信号を出力しても扉は施錠されない。このため第2実施形態に係る施錠/解錠システム80は、扉が閉まっていないことを貨物自動車1の外へ通知する。図5を参照する。図2に示す第1実施形態の構成要素と同様な構成要素には同一の符号を付する。施錠/解錠システム80は、第1扉状態検出部15と、第2扉状態検出部25と、第3扉状態検出部35と、通知器50とを備える。また、施錠/解錠制御ユニット40は、開閉状態検出部48と、通知信号出力部49とを備える。
第1扉状態検出部15は、第1扉10に設けられて第1扉10の開閉状態を検出する。第2扉状態検出部25は、第2扉20に設けられて第2扉20の開閉状態を検出する。第3扉状態検出部35は、第3扉30に設けられて第3扉30の開閉状態を検出する。通知器50は、貨物自動車1の外へ通知を出力する。通知器50は、例えば吹鳴音によって開閉状態を通知するブザーであってよい。
(構成)
次に、第2実施形態に係る施錠/解錠システム80を説明する。解錠されている扉が閉まっていない場合には、施錠信号を出力しても扉は施錠されない。このため第2実施形態に係る施錠/解錠システム80は、扉が閉まっていないことを貨物自動車1の外へ通知する。図5を参照する。図2に示す第1実施形態の構成要素と同様な構成要素には同一の符号を付する。施錠/解錠システム80は、第1扉状態検出部15と、第2扉状態検出部25と、第3扉状態検出部35と、通知器50とを備える。また、施錠/解錠制御ユニット40は、開閉状態検出部48と、通知信号出力部49とを備える。
第1扉状態検出部15は、第1扉10に設けられて第1扉10の開閉状態を検出する。第2扉状態検出部25は、第2扉20に設けられて第2扉20の開閉状態を検出する。第3扉状態検出部35は、第3扉30に設けられて第3扉30の開閉状態を検出する。通知器50は、貨物自動車1の外へ通知を出力する。通知器50は、例えば吹鳴音によって開閉状態を通知するブザーであってよい。
開閉状態検出部48は、第1扉状態検出部15、第2扉状態検出部25、及び第3扉状態検出部35から、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の開閉状態を示す状態信号をそれぞれ受信する。開閉状態検出部48は、受信した状態信号に基づいて、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の開閉状態を検出する。開閉状態検出部48は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の開閉状態を示す開閉状態検出信号を通知信号出力部49へ出力する。また、解錠操作が検出された場合に、施錠/解錠操作検出部41は、解錠操作の検出を示す操作検出信号を通知信号出力部49へ出力する。
解錠操作が検出され、且つ第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかが閉まっていない場合に、通知信号出力部49は、扉が閉まっていないことを通知器50に通知させる通知信号を出力する。通知信号を受信した通知器50は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかが閉まっていないことを知らせる通知を貨物自動車1の外へ出力する。なお、閉まっていない扉は解錠しているから、閉まっていない扉は請求の範囲に記載の解錠されている他の扉の一例である。
解錠操作が検出され、且つ第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかが閉まっていない場合に、通知信号出力部49は、扉が閉まっていないことを通知器50に通知させる通知信号を出力する。通知信号を受信した通知器50は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかが閉まっていないことを知らせる通知を貨物自動車1の外へ出力する。なお、閉まっていない扉は解錠しているから、閉まっていない扉は請求の範囲に記載の解錠されている他の扉の一例である。
(動作)
次に、第2実施形態に係る施錠/解錠システム80における施錠/解錠制御装置の制御方法の一例を説明する。図6を参照する。ステップS20〜S23の動作は、図4を参照して説明したステップS10〜S13の動作と同様である。ステップS24において解錠扉検出部44は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている扉を検出する。解錠されている扉が検出されない場合(ステップS24:N)に動作はステップS28へ進む。解錠されている扉が検出された場合(ステップS24:Y)に動作はステップS25へ進む。
ステップS25において開閉状態検出部48は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の開閉状態を検出する。開閉状態検出部48は、開閉状態検出信号を通知信号出力部49へ出力する。通知信号出力部49は、解錠されている第1扉10が閉められているか否かを検出する。解錠されている第1扉10が閉まっていない場合(ステップS25:N)に動作はステップS29に移動する。解錠されている第1扉10が閉まっている場合(ステップS25:Y)に動作はステップS26に移動する。ステップS26〜S28の動作は、図4を参照して説明したステップS15〜S17の動作と同様である。ステップS29において通知信号出力部49は、扉が閉まっていないことを通知器50に通知させる通知信号を出力する。その後、解錠動作は終了する。したがって、このため解錠信号出力部47は解錠信号を出力せず、施錠信号出力部46は施錠信号を出力しない。
次に、第2実施形態に係る施錠/解錠システム80における施錠/解錠制御装置の制御方法の一例を説明する。図6を参照する。ステップS20〜S23の動作は、図4を参照して説明したステップS10〜S13の動作と同様である。ステップS24において解錠扉検出部44は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている扉を検出する。解錠されている扉が検出されない場合(ステップS24:N)に動作はステップS28へ進む。解錠されている扉が検出された場合(ステップS24:Y)に動作はステップS25へ進む。
ステップS25において開閉状態検出部48は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の開閉状態を検出する。開閉状態検出部48は、開閉状態検出信号を通知信号出力部49へ出力する。通知信号出力部49は、解錠されている第1扉10が閉められているか否かを検出する。解錠されている第1扉10が閉まっていない場合(ステップS25:N)に動作はステップS29に移動する。解錠されている第1扉10が閉まっている場合(ステップS25:Y)に動作はステップS26に移動する。ステップS26〜S28の動作は、図4を参照して説明したステップS15〜S17の動作と同様である。ステップS29において通知信号出力部49は、扉が閉まっていないことを通知器50に通知させる通知信号を出力する。その後、解錠動作は終了する。したがって、このため解錠信号出力部47は解錠信号を出力せず、施錠信号出力部46は施錠信号を出力しない。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態の施錠/解錠システム80は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の開閉状態を検出し、貨物自動車1の外に通知を出力する通知器50に、扉が閉まっていないことを通知させる。このため、解錠操作を行っても扉が解錠されない場合に、貨物自動車1の外にいる操作者は、解錠されないのは扉が閉まっていないことが原因だと容易に判断できる。例えば、貨物自動車1の荷室2の場合、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかを解錠する操作者は他の扉の開閉状態が見えないことがある。他の扉が閉まっていないために解錠できないことを知ることにより、操作者の作業が容易になる。
第2実施形態の施錠/解錠システム80は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30の開閉状態を検出し、貨物自動車1の外に通知を出力する通知器50に、扉が閉まっていないことを通知させる。このため、解錠操作を行っても扉が解錠されない場合に、貨物自動車1の外にいる操作者は、解錠されないのは扉が閉まっていないことが原因だと容易に判断できる。例えば、貨物自動車1の荷室2の場合、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のいずれかを解錠する操作者は他の扉の開閉状態が見えないことがある。他の扉が閉まっていないために解錠できないことを知ることにより、操作者の作業が容易になる。
(変形例)
通知信号出力部49は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち閉まっていない扉を通知器50に通知させる通知信号を出力してもよい。解錠操作を行っても扉が解錠されない場合に、貨物自動車1の外にいる操作者はどの扉を閉めればよいかを知ることができるので作業がより容易になる。例えば、通知器50は、種類が異なる吹鳴音を出力することにより閉まっていない扉を通知してもよい。種類が異なる吹鳴音は、例えば、吹鳴時間、吹鳴回数、吹鳴音の高さ、吹鳴音の間欠時間の長さのいずれか、又はこれらの組合せを変えることにより生成されてよい。
通知信号出力部49は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち閉まっていない扉を通知器50に通知させる通知信号を出力してもよい。解錠操作を行っても扉が解錠されない場合に、貨物自動車1の外にいる操作者はどの扉を閉めればよいかを知ることができるので作業がより容易になる。例えば、通知器50は、種類が異なる吹鳴音を出力することにより閉まっていない扉を通知してもよい。種類が異なる吹鳴音は、例えば、吹鳴時間、吹鳴回数、吹鳴音の高さ、吹鳴音の間欠時間の長さのいずれか、又はこれらの組合せを変えることにより生成されてよい。
通知器50は、閉まっていない扉を知らせる音声案内を出力するスピーカでもよい。例えば第1扉10が閉まっていない場合に、通知信号出力部49は、「右側扉が閉まっていません」との音声案内を通知器50に出力させる通知信号を出力してよい。
また、通知器50は、視覚信号により閉まっていない扉を知らせる表示装置であってよい。たとえば、通知器50は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30にそれぞれ設けられた表示器であってよい。例えば、第1扉10に設けられた表示器は、点灯することにより第1扉10が閉まっていないことを通知してよい。これにより、例えば扉を見ても開閉状態が判断しにくい場合、例えば半ドアの場合でも、扉が閉まっていないことが判断できる。
また、通知器50は、視覚信号により閉まっていない扉を知らせる表示装置であってよい。たとえば、通知器50は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30にそれぞれ設けられた表示器であってよい。例えば、第1扉10に設けられた表示器は、点灯することにより第1扉10が閉まっていないことを通知してよい。これにより、例えば扉を見ても開閉状態が判断しにくい場合、例えば半ドアの場合でも、扉が閉まっていないことが判断できる。
また、例えば、第1扉10に設けられた表示器は、点灯色により、第1扉10の開閉状態及び施錠状態を表示してよい。例えば、緑の点灯色は施錠状態を示し、オレンジの点灯色は、扉が閉まっていない状態を示してよい。なお、通知器50が表示器である場合に、扉が閉まっていないことを表示したままにしておくことは防犯の観点から好ましくない。したがって、通知器50は、解錠操作後の所定期間経過後に閉まっていない扉の通知を停止してもよい。
また、リモコン70が通知器50を備えてもよい。通知信号出力部49は、通信部60を経由して、通知信号を無線通信により出力してもよい。
また、リモコン70が通知器50を備えてもよい。通知信号出力部49は、通信部60を経由して、通知信号を無線通信により出力してもよい。
(第3実施態様)
(構成)
次に、第3実施形態に係る施錠/解錠システム80を説明する。リモコン70の所持者が貨物自動車1の付近にいて、通信部60がリモコン70の識別信号を受信可能であっても、所持者以外の者によって不正な解錠操作が行われる虞がある。このため、第3実施形態に係る施錠/解錠システム80は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠操作の対象の扉とリモコン70との間の距離に基づいて解錠信号の出力を制限する。図7を参照する。図2に示す第1実施形態の構成要素と同様な構成要素には同一の符号を付する。施錠/解錠システム80は、第1アンテナ61と、第2アンテナ62と、第3アンテナ63とを備える。施錠/解錠制御ユニット40は、離間状態判断部51を備える。通信部60は、受信レベル測定部64を備える。
(構成)
次に、第3実施形態に係る施錠/解錠システム80を説明する。リモコン70の所持者が貨物自動車1の付近にいて、通信部60がリモコン70の識別信号を受信可能であっても、所持者以外の者によって不正な解錠操作が行われる虞がある。このため、第3実施形態に係る施錠/解錠システム80は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠操作の対象の扉とリモコン70との間の距離に基づいて解錠信号の出力を制限する。図7を参照する。図2に示す第1実施形態の構成要素と同様な構成要素には同一の符号を付する。施錠/解錠システム80は、第1アンテナ61と、第2アンテナ62と、第3アンテナ63とを備える。施錠/解錠制御ユニット40は、離間状態判断部51を備える。通信部60は、受信レベル測定部64を備える。
第1アンテナ61、第2アンテナ62、及び第3アンテナ63は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30にそれぞれ対応して設けられる。第1アンテナ61と第1扉10との間の距離は、第1アンテナ61と第2扉20との間の距離及び第1アンテナ61と第3扉30との距離より短い。例えば、第1アンテナ61と第1施錠/解錠要求スイッチ12との間の距離は、第1アンテナ61と第2施錠/解錠要求スイッチ22との間の距離及び第1アンテナ61と第3施錠/解錠要求スイッチ32との間の距離よりも短くてよい。
また、第2アンテナ62と第2扉20との間の距離は、第2アンテナ62と第1扉10との間の距離及び第2アンテナ62と第3扉30との間の距離より短い。例えば、第2アンテナ62と第2施錠/解錠要求スイッチ22との間の距離は、第2アンテナ62と第1施錠/解錠要求スイッチ12との間の距離及び第2アンテナ62と第3施錠/解錠要求スイッチ32との間の距離よりも短くてよい。また、第3アンテナ63と第3扉30との間の距離は、第3アンテナ63と第1扉10との間の距離及び第3アンテナ63と第2扉20との間の距離より短い。例えば、第3アンテナ63と第3施錠/解錠要求スイッチ32との間の距離は、第3アンテナ63と第1施錠/解錠要求スイッチ12との間の距離及び第3アンテナ63と第2施錠/解錠要求スイッチ22との間の距離よりも短くてよい。
また、第2アンテナ62と第2扉20との間の距離は、第2アンテナ62と第1扉10との間の距離及び第2アンテナ62と第3扉30との間の距離より短い。例えば、第2アンテナ62と第2施錠/解錠要求スイッチ22との間の距離は、第2アンテナ62と第1施錠/解錠要求スイッチ12との間の距離及び第2アンテナ62と第3施錠/解錠要求スイッチ32との間の距離よりも短くてよい。また、第3アンテナ63と第3扉30との間の距離は、第3アンテナ63と第1扉10との間の距離及び第3アンテナ63と第2扉20との間の距離より短い。例えば、第3アンテナ63と第3施錠/解錠要求スイッチ32との間の距離は、第3アンテナ63と第1施錠/解錠要求スイッチ12との間の距離及び第3アンテナ63と第2施錠/解錠要求スイッチ22との間の距離よりも短くてよい。
受信レベル測定部64は、第1アンテナ61、第2アンテナ62、及び第3アンテナ63で受信されたリモコン70の識別信号のそれぞれの受信レベル、すなわち識別信号の受信電波強度を測定する。受信レベル測定部64は、測定された受信レベルを離間状態判断部51に出力する。また、離間状態判断部51は、施錠/解錠操作検出部41から、解錠操作の検出を示す操作検出信号を受信する。
離間状態判断部51は、測定された受信レベルに基づいて、操作検出信号が示す解錠操作の対象の扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れているか否かを判断する。例えば、解錠操作の対象の扉に対応するアンテナの受信レベルが所定の閾値未満である場合、離間状態判断部51は、解錠操作の対象の扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると判断する。
離間状態判断部51は、測定された受信レベルに基づいて、操作検出信号が示す解錠操作の対象の扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れているか否かを判断する。例えば、解錠操作の対象の扉に対応するアンテナの受信レベルが所定の閾値未満である場合、離間状態判断部51は、解錠操作の対象の扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると判断する。
例えば、第2扉20の解錠操作が検出された場合、離間状態判断部51は、リモコン70が第2扉20から少なくとも所定距離以上離れているか否かを判断する。第2アンテナ62の受信レベルが所定の閾値未満である場合に、離間状態判断部51は、リモコン70が第2扉20から少なくとも所定距離以上離れていると判断する。離間状態判断部51は、リモコン70が解錠操作の対象の扉から少なくとも所定距離以上離れているか否かを示す離間状態信号を解錠信号出力部47に出力する。
解錠操作の対象の扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると離間状態判断部51が判断した場合、解錠信号出力部47は、操作検出信号が示す扉を解錠する解錠信号を出力しない。例えば、第2扉20の解錠操作が検出されても、リモコン70が第2扉20から少なくとも所定距離以上離れていると離間状態判断部51が判断した場合、解錠信号出力部47は、第2扉20を解錠させる解錠信号を第2施錠/解錠装置23へ出力しない。
一方、解錠操作の対象の扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると離間状態判断部51が判断せず、解錠された扉を解錠扉検出部44が検出しない場合に、解錠信号出力部47は、操作検出信号が示す扉を解錠する解錠信号を出力する。但し、解錠操作の認証が失敗した場合は、解錠信号出力部47は解錠信号を出力しない。
解錠操作の対象の扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると離間状態判断部51が判断した場合、解錠信号出力部47は、操作検出信号が示す扉を解錠する解錠信号を出力しない。例えば、第2扉20の解錠操作が検出されても、リモコン70が第2扉20から少なくとも所定距離以上離れていると離間状態判断部51が判断した場合、解錠信号出力部47は、第2扉20を解錠させる解錠信号を第2施錠/解錠装置23へ出力しない。
一方、解錠操作の対象の扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると離間状態判断部51が判断せず、解錠された扉を解錠扉検出部44が検出しない場合に、解錠信号出力部47は、操作検出信号が示す扉を解錠する解錠信号を出力する。但し、解錠操作の認証が失敗した場合は、解錠信号出力部47は解錠信号を出力しない。
(動作)
次に、第3実施形態に係る施錠/解錠システム80における施錠/解錠制御装置の制御方法の一例を説明する。図8を参照する。ステップS30〜S33の動作は、図4を参照して説明したステップS10〜S13の動作と同様である。ステップS34において解錠扉検出部44は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている扉を検出する。解錠されている扉が検出されない場合(ステップS34:N)に動作はステップS38へ進む。解錠されている扉が検出された場合(ステップS34:Y)に動作はステップS35へ進む。
ステップS35において、離間状態判断部51は、解錠操作の対象の扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れているか否かを判断する。解錠操作の対象の扉がリモコン70から所定距離以上離れていると判断されない場合(ステップS35:N)に動作はステップS36へ進む。ステップS36〜S38の動作は、図4を参照して説明したステップS15〜S17の動作と同様である。解錠操作の対象の扉がリモコン70から所定距離以上離れていると判断される場合(ステップS35:Y)に、解錠動作が終了する。このため解錠信号出力部47は解錠信号を出力しない。
次に、第3実施形態に係る施錠/解錠システム80における施錠/解錠制御装置の制御方法の一例を説明する。図8を参照する。ステップS30〜S33の動作は、図4を参照して説明したステップS10〜S13の動作と同様である。ステップS34において解錠扉検出部44は、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている扉を検出する。解錠されている扉が検出されない場合(ステップS34:N)に動作はステップS38へ進む。解錠されている扉が検出された場合(ステップS34:Y)に動作はステップS35へ進む。
ステップS35において、離間状態判断部51は、解錠操作の対象の扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れているか否かを判断する。解錠操作の対象の扉がリモコン70から所定距離以上離れていると判断されない場合(ステップS35:N)に動作はステップS36へ進む。ステップS36〜S38の動作は、図4を参照して説明したステップS15〜S17の動作と同様である。解錠操作の対象の扉がリモコン70から所定距離以上離れていると判断される場合(ステップS35:Y)に、解錠動作が終了する。このため解錠信号出力部47は解錠信号を出力しない。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態の施錠/解錠システム80は、リモコン70が送信した識別信号を第1アンテナ61〜第3アンテナ63のうち解錠操作の対象の扉に対応するアンテナで受信した受信結果に基づき、リモコン70と解錠操作の対象の扉との離間状態を判断する。第3実施形態の施錠/解錠システム80は、リモコン70が解錠操作の対象の扉から所定距離以上離れていると判断された場合に解錠信号を出力しない。このため、リモコン70の所持者が貨物自動車1の近くにいる場合に、所持者から離れた扉が不正な解錠操作で解錠されることが防止できる。
第3実施形態の施錠/解錠システム80は、リモコン70が送信した識別信号を第1アンテナ61〜第3アンテナ63のうち解錠操作の対象の扉に対応するアンテナで受信した受信結果に基づき、リモコン70と解錠操作の対象の扉との離間状態を判断する。第3実施形態の施錠/解錠システム80は、リモコン70が解錠操作の対象の扉から所定距離以上離れていると判断された場合に解錠信号を出力しない。このため、リモコン70の所持者が貨物自動車1の近くにいる場合に、所持者から離れた扉が不正な解錠操作で解錠されることが防止できる。
(変形例)
離間状態判断部51は、解錠扉検出部44から、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている扉を示す解錠扉指示信号を受信してもよい。離間状態判断部51は、測定された受信レベルに基づいて、解錠されている扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れているか否かを判断してもよい。例えば、第1アンテナ61〜第3アンテナ63のうち解錠している扉に対応するアンテナの受信レベルが所定の閾値未満である場合、離間状態判断部51は、解錠している扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると判断してよい。
例えば、第1扉10が解錠している場合、離間状態判断部51は、リモコン70が第1扉10から少なくとも所定距離以上離れているか否かを判断してよい。第1アンテナ61の受信レベルが所定の閾値未満である場合に、離間状態判断部51は、リモコン70が第1扉10から少なくとも所定距離以上離れていると判断してよい。離間状態判断部51は、リモコン70が解錠操作の対象の扉から少なくとも所定距離以上離れているか否かを示す離間状態信号を施錠信号出力部46に出力してよい。
離間状態判断部51は、解錠扉検出部44から、第1扉10、第2扉20、及び第3扉30のうち解錠されている扉を示す解錠扉指示信号を受信してもよい。離間状態判断部51は、測定された受信レベルに基づいて、解錠されている扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れているか否かを判断してもよい。例えば、第1アンテナ61〜第3アンテナ63のうち解錠している扉に対応するアンテナの受信レベルが所定の閾値未満である場合、離間状態判断部51は、解錠している扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると判断してよい。
例えば、第1扉10が解錠している場合、離間状態判断部51は、リモコン70が第1扉10から少なくとも所定距離以上離れているか否かを判断してよい。第1アンテナ61の受信レベルが所定の閾値未満である場合に、離間状態判断部51は、リモコン70が第1扉10から少なくとも所定距離以上離れていると判断してよい。離間状態判断部51は、リモコン70が解錠操作の対象の扉から少なくとも所定距離以上離れているか否かを示す離間状態信号を施錠信号出力部46に出力してよい。
解錠している扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると離間状態判断部51が判断しない場合、施錠信号出力部46は、解錠している扉を施錠する施錠信号を出力しない。例えば、第1扉10が解錠されている場合、リモコン70が第1扉10から少なくとも所定距離以上離れていると離間状態判断部51が判断しない場合、施錠信号出力部46は、第1扉10を施錠する施錠信号を第1施錠/解錠装置13へ出力しない。
一方、解錠されている扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると離間状態判断部51が判断した場合に、施錠信号出力部46は、解錠している扉を施錠する施錠信号を出力してよい。但し、解錠操作の認証が失敗した場合は、施錠信号出力部46は施錠信号を出力しない。
これにより、リモコン70の所持者が貨物自動車1の近くにいる場合に、所持者から離れた扉に対して不正な解錠操作が行われても、所持者の意に反して所持者付近の扉が施錠されてしまうことを防止できる。
一方、解錠されている扉がリモコン70から少なくとも所定距離以上離れていると離間状態判断部51が判断した場合に、施錠信号出力部46は、解錠している扉を施錠する施錠信号を出力してよい。但し、解錠操作の認証が失敗した場合は、施錠信号出力部46は施錠信号を出力しない。
これにより、リモコン70の所持者が貨物自動車1の近くにいる場合に、所持者から離れた扉に対して不正な解錠操作が行われても、所持者の意に反して所持者付近の扉が施錠されてしまうことを防止できる。
10 第1扉
13 第1施錠/解錠装置
20 第2扉
23 第2施錠/解錠装置
30 第3扉
33 第3施錠/解錠装置
40 施錠/解錠制御ユニット
41 施錠/解錠操作検出部
44 解錠扉検出部
46 施錠信号出力部
47 解錠信号出力部
80 施錠/解錠システム
13 第1施錠/解錠装置
20 第2扉
23 第2施錠/解錠装置
30 第3扉
33 第3施錠/解錠装置
40 施錠/解錠制御ユニット
41 施錠/解錠操作検出部
44 解錠扉検出部
46 施錠信号出力部
47 解錠信号出力部
80 施錠/解錠システム
Claims (8)
- 車両の複数の扉のうちいずれかの扉を解錠する解錠操作を検出する解錠操作検出部と、
前記複数の扉のうち解錠されている他の扉を検出する解錠扉検出部と、
前記解錠操作が検出された場合に、前記解錠されている他の扉の第1施錠/解錠装置に施錠信号を出力する施錠信号出力部と、
前記施錠信号により前記他の扉が施錠された後に、前記いずれかの扉の第2施錠/解錠装置に解錠信号を出力する解錠信号出力部と、
を備えることを特徴とする施錠/解錠制御ユニット。 - 前記他の扉の開閉状態を検出する開閉状態検出部と、
前記車両の外に通知を出力する通知器に、前記他の扉が閉まっていないことを通知させる通知信号を出力する通知信号出力部と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の施錠/解錠制御ユニット。 - 前記他の扉の開閉状態を検出する開閉状態検出部と、
前記車両の外に通知を出力する通知器に、閉まっていない前記他の扉を通知させる通知信号を出力する通知信号出力部と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の施錠/解錠制御ユニット。 - 前記閉まっていない他の扉の通知は、前記解錠操作後の所定期間経過後に停止することを特徴とする請求項3に記載の施錠/解錠制御ユニット。
- 無線装置から送信される所定信号を前記複数の扉にそれぞれ対応する複数のアンテナのうち前記いずれかの扉に対応するアンテナで受信した受信結果に基づいて、前記無線装置が前記いずれかの扉から所定距離以上離れているか否かを判断する離間状態判断部を更に備え、
前記解錠信号出力部は、前記無線装置が前記いずれかの扉から前記所定距離以上離れていると判断された場合に前記解錠信号を出力せず、前記無線装置が前記いずれかの扉から前記所定距離以上離れていると判断されない場合に前記解錠信号を出力することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の施錠/解錠制御ユニット。 - 無線装置から送信される所定信号を前記複数の扉にそれぞれ対応する複数のアンテナのうち前記他の扉に対応するアンテナで受信した受信結果に基づいて、前記無線装置が前記他の扉から所定距離以上離れているか否かを判断する離間状態判断部を更に備え、
前記施錠信号出力部は、前記無線装置が前記他の扉から前記所定距離以上離れていると判断された場合に前記施錠信号を出力し、前記無線装置が前記他の扉から前記所定距離以上離れていると判断されない場合に前記施錠信号を出力しないことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の施錠/解錠制御ユニット。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の施錠/解錠制御ユニットと、
前記複数の扉のいずれかを選択する操作を受け付ける操作部と、
前記複数の扉のそれぞれの施錠状態を検出する状態検出部と、
前記複数の扉をそれぞれ施錠又は解錠する複数の施錠/解錠装置と、を備え、
前記いずれかの扉を選択する操作を前記操作部が受け付けた場合に、前記解錠操作検出部は前記解錠操作を検出し、
前記解錠扉検出部は、前記状態検出部の検出結果に基づいて前記解錠されている他の扉を検出し、
前記複数の施錠/解錠装置は、前記第1施錠/解錠装置と前記第2施錠/解錠装置を含むことを特徴とする施錠/解錠システム。 - 車両の複数の扉のうちいずれかの扉を解錠する解錠操作を検出し、
前記複数の扉のうち解錠されている他の扉を検出し、
前記解錠されている他の扉の第1施錠/解錠装置に施錠信号を出力し、
前記施錠信号により前記他の扉が施錠された後に、前記いずれかの扉の第2施錠/解錠装置に解錠信号を出力する、ことを特徴とする施錠/解錠装置の制御方法。
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PCT/JP2014/005310 WO2016063310A1 (ja) | 2014-10-20 | 2014-10-20 | 施錠/解錠制御ユニット、施錠/解錠システム及び施錠/解錠装置の制御方法 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016554944A Ceased JPWO2016063310A1 (ja) | 2014-10-20 | 2014-10-20 | 施錠/解錠制御ユニット、施錠/解錠システム及び施錠/解錠装置の制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JPWO2016063310A1 (ja) |
WO (1) | WO2016063310A1 (ja) |
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CN110578431B (zh) * | 2019-08-26 | 2021-01-26 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种门锁系统控制方法及车辆 |
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-
2014
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- 2014-10-20 JP JP2016554944A patent/JPWO2016063310A1/ja not_active Ceased
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