JPWO2016042602A1 - プログラマブルロジックコントローラ - Google Patents

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Abstract

シーケンスプログラムに従って被制御機器(9)を制御することによって、被制御機器(9)から情報を取得し、サーバ(6)に接続された際にクライアントとなるプログラマブルロジックコントローラ(1)であって、被制御機器(9)からの情報を基に生成したデータファイルを外部記憶媒体(8)に記憶させる外部記憶装置(7)と、外部記憶媒体(8)に記憶されているデータファイルをサーバ(6)へ転送する際に、データファイルの転送完了後に、サーバ(6)内の更新前のデータファイルの削除をサーバ(6)に要求するファイル転送処理部(5)とを有する。

Description

本発明は、サーバに接続された際にクライアントとなるプログラマブルロジックコントローラに関する。
産業用機械に代表される被制御機器を制御するプログラマブルロジックコントローラは、製造ラインの生産数、エネルギー消費量、製造した製品の品質データといったファイルを保持している。プログラマブルロジックコントローラが保持するファイルは、プログラマブルロジックコントローラの製造メーカ独自のプロトコル又は一般的なプロトコルを使用して、上位のサーバに送信され、生産計画の立案、品質分析といった用途に利用される。一般的なプロトコルの一例を挙げるとFTP(file transfer protocol)である。また、ファイルの送信先である上位のサーバの具体例を挙げると、製造実行システム(Manufacturing Execution System:MES)を構成するサーバである。
ファイル受信中のケーブル断により、受信途中の不完全なデータでサーバ内のファイルが更新されないようにする方法の一例には、サーバがファイルを受信している間は、受信データでファイルを上書きせず、受信完了後にファイルを上書きする方法を挙げることができる。
特許文献1には、保守用端末から送信されてきたプログラムを揮発性メモリである第2記憶領域に保存し、プログラムの受信が完了したら不揮発性メモリである第1記憶領域内のプログラムを書き換えるプロセスコントローラが開示されている。特許文献1に開示されるモーションコントローラは、サーバ側となる保守用端末からのプログラム転送時に、プログラムの転送が完了するまで第1記憶領域内のプログラムを書き換えないため、プログラムの転送が正常に完了しない場合には、第1記憶領域内のプログラムを使用して動作を継続できる。
また、特許文献2には、ネットワークユニットのセンサ設定情報メモリ内のデータをメッセージ通信によって読み出す上位制御装置が開示されている。
特開2006−338304号公報 特開2011−28525号公報
産業用機械を制御するプログラマブルロジックコントローラのプログラム設計と、プログラマブルロジックコントローラから受信したデータを分析したり解析したりするサーバのプログラム設計とでは、必要となる技術が大きく異なる。従って、プログラマブルロジックコントローラのプログラム設計者とサーバのプログラム設計者は、異なることが多い。
従って、プログラマブルロジックコントローラのプログラム設計者は、送信途中の不完全なデータでファイルが更新されることを防止する機能がサーバに搭載されているか否かが不明である場合、又は搭載されていないことが分かっている場合、不完全なデータでファイルが更新されることを防止する機能をサーバに搭載してもらうようにサーバのプログラム設計者に依頼する必要がある。
特許文献1と特許文献2とを組み合わせた場合、サーバ側の機器がメッセージ通信により、クライアント側の機器の内部のデータを読み出す構成となるが、不完全なデータでサーバのファイルが更新されることを防止する機能がサーバ側の主導による動作で実現されると、プログラマブルロジックコントローラのプログラム設計者は、サーバのプログラム設計者にクライアント側の機器の内部のデータをメッセージ通信で読み出す機能を搭載してもらうように依頼しなければならない。
サーバのプログラム設計者に不完全なデータでファイルが更新されることを防止する機能をサーバに搭載することを断られた場合、プログラマブルロジックコントローラのプログラム設計者は、不完全なデータでサーバ内のファイルが更新されてしまうことを防止することができない。不完全なデータでサーバ内のファイルが更新されてしまうと、サーバは正しく生産計画を立てたり、品質分析を行ったりすることができなくなり、工場稼働率が低下したり、製品品質が低下したりするという問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、不完全なデータでファイルが更新されてしまうことを防止する機能がサーバに搭載されているか否かに関わらず、不完全なデータでサーバ内のファイルが更新されてしまうことを防止できるプログラマブルロジックコントローラを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、シーケンスプログラムに従って被制御機器を制御することによって、被制御機器から情報を取得し、サーバに接続された際にクライアントとなるプログラマブルロジックコントローラであって、被制御機器からの情報を基に生成したデータファイルを記憶する記憶装置と、記憶装置に記憶されているデータファイルをサーバへ転送する際に、データファイルの転送完了後に、サーバ内の更新前のデータファイルの削除をサーバに要求するファイル転送処理部とを有することを特徴とする。
本発明にかかるプログラマブルロジックコントローラは、不完全なデータでファイルが更新されてしまうことを防止する機能がサーバに搭載されているか否かに関わらず、不完全なデータでサーバ内のファイルが更新されてしまうことを防止できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラを適用したシステムの構成を示すブロック図 実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラを適用したシステムの動作の流れを示すフローチャート 実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラを適用したシステムにおけるファイル送信時のシーケンス図 実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラを適用したシステムの動作の流れの別の一例を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラを適用したシステムの構成を示すブロック図である。実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラを適用したシステムは、被制御機器9を制御するプログラマブルロジックコントローラ1と、生産計画の立案及び品質分析を行うサーバ6とを有する。サーバ6には、パーソナルコンピュータを適用できるがこれに限定されることはない。
プログラマブルロジックコントローラ1は、ユーザ操作に応じて判断処理を行う演算処理部2、演算処理部2が使用する内部デバイス3、演算処理部2からの要求に応じて、FTPによるファイル転送を行うファイル転送処理部5、ファイル転送処理部5からの要求を受けて、サーバ6と通信を行う通信処理部4、及び転送対象のファイルを保存する外部記憶装置7を有する。外部記憶装置7には、外部記憶媒体8を挿入可能であり、転送対象となるファイルは外部記憶媒体8に記憶される。すなわち、外部記憶装置7及び外部記憶媒体8は、被制御機器からの情報を基に生成したデータファイルを記憶する記憶装置である。外部記憶装置7の一例には、SDメモリカードリーダライタを挙げることができる。外部記憶媒体8の一例には、SDメモリカードを挙げることができる。なお、外部記憶媒体8は、外部記憶装置7に着脱可能で無くても良い。
演算処理部2は、シーケンスプログラムを実行して被制御機器9の制御を行うとともに、被制御機器9から取得した情報を内部デバイス3に記憶する。演算処理部2は、内部デバイス3に記憶された情報からデータファイルを作成し、外部記憶装置7に挿入された外部記憶媒体8にデータファイルを記憶させる。すなわち、外部記憶装置7は、被制御機器9からの情報を基に生成したデータファイルを外部記憶媒体8に記憶させる。
ファイル転送処理部5は、プログラマブルロジックコントローラ1に、ファームウェア処理によって実装されている。したがって、プログラマブルロジックコントローラ1のユーザがシーケンスプログラムを作成して実装する必要はない。
図2は、実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラを適用したシステムの動作の流れを示すフローチャートである。ステップS1において、演算処理部2はユーザ操作をトリガにしてファイル転送処理部5にFTPによるファイル転送を要求する。ファイル転送処理部5は、演算処理部2から、FTPによるファイル転送を要求されると、外部記憶媒体8から転送対象のファイルを読み出し、ファイル送信開始メッセージとともに、ファイルを別名でサーバ6へ送信するように通信処理部4に通知して、ファイル送信を開始する。ステップS1の動作は、外部記憶媒体8に記憶されているデータファイルを、別のファイル名でサーバ6へ送信する第1の動作である。
ステップS2において、ファイル転送処理部5は、ファイルの受信完了レスポンスをサーバ6から通信処理部4を通じて受信したか否かを確認する。受信していない場合(ステップS2:No)、ステップS4において、ファイル転送処理部5は、タイムアウトしたかを確認する。タイムアウトしていた場合(ステップS4:Yes)、ファイル転送処理部5は、ファイルの送信に失敗したと判断して、処理を異常終了する。タイムアウトしていない場合(ステップS4:No)、ステップS2に進み、ファイル転送処理部5は、再度ファイルの受信完了レスポンスを受信したか否かを確認する。
ファイルの受信完了レスポンスを受信していた場合(ステップS2:Yes)、ステップS3に進み、ファイル転送処理部5は、サーバ6内の更新前のファイルの削除を要求するメッセージを、通信処理部4を通じてサーバ6へ送信する。ステップS3の動作は、外部記憶媒体8に記憶されているデータファイルと同じファイル名のデータファイルの削除をサーバ6に要求する第2の動作である。
ステップS5において、ファイル転送処理部5は、ファイルの削除完了レスポンスをサーバ6から通信処理部4を通じて受信したか否かを確認する。受信していない場合(ステップS5:No)、ステップS7において、ファイル転送処理部5は、タイムアウトしたかを確認する。タイムアウトしていた場合(ステップS7:Yes)、ファイル転送処理部5は、ファイルの送信に失敗したと判断して、処理を異常終了する。タイムアウトしていない場合(ステップS7:No)、ステップS5に進み、ファイル転送処理部5は、再度ファイルの削除完了レスポンスを受信したか否かを確認する。
ファイルの削除完了レスポンスを受信していた場合(ステップS5:Yes)、ステップS6に進み、ファイル転送処理部5は、変更するファイル名の指定メッセージを、通信処理部4を通じてサーバ6へ送信する。
ステップS8において、ファイル転送処理部5は、ファイル名の指定完了レスポンスをサーバ6から通信処理部4を通じて受信したか否かを確認する。受信していない場合(ステップS8:No)、ステップS10において、ファイル転送処理部5は、タイムアウトしたかを確認する。タイムアウトしていた場合(ステップS10:Yes)、ファイル転送処理部5は、ファイルの送信に失敗したと判断して、処理を異常終了する。タイムアウトしていない場合(ステップS10:No)、ステップS8に進み、ファイル転送処理部5は、再度ファイル名の指定完了レスポンスを受信したか否かを確認する。
ファイル名の指定完了レスポンスを受信していた場合(ステップS8:Yes)、ステップS9に進み、ファイル転送処理部5は、ファイル名の変更要求メッセージを、通信処理部4を通じてサーバ6へ送信する。ステップS6及びステップS9の動作は、別のファイル名で送信したデータファイルのファイル名を、外部記憶媒体8に記憶されているデータファイルと同じファイル名に変更することをサーバ6に要求する第3の動作である。
ステップS11において、ファイル転送処理部5は、ファイル名の変更完了レスポンスをサーバ6から通信処理部4を通じて受信したか否かを確認する。受信していない場合(ステップS11:No)、ステップS12において、ファイル転送処理部5は、タイムアウトしたかを確認する。タイムアウトしていた場合(ステップS12:Yes)、ファイル転送処理部5は、ファイルの送信に失敗したと判断して、処理を異常終了する。タイムアウトしていない場合(ステップS12:No)、ステップS11に進み、ファイル転送処理部5は、再度ファイル名の変更完了レスポンスを受信したか否かを確認する。
ファイル名の変更完了レスポンスを受信していた場合(ステップS11:Yes)、ファイル転送処理部5は、ファイルの送信に成功したと判断して、処理を正常終了する。
図3は、実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラを適用したシステムにおけるファイル送信時のシーケンス図である。プログラマブルロジックコントローラ1は、サーバ6へ、転送対象ファイルとともにファイル送信開始メッセージM1を送信する。ファイル送信開始メッセージM1を受信したサーバ6は、プログラマブルロジックコントローラ1にファイルの受信完了レスポンスM2を返す。
サーバ6からファイルの受信完了レスポンスM2を受信したプログラマブルロジックコントローラ1は、更新前のファイルの削除要求メッセージM3をサーバ6へ送信する。更新前のファイルの削除要求メッセージM3を受信したサーバ6は、更新前のファイルを削除した後に、ファイルの削除完了レスポンスM4をプログラマブルロジックコントローラ1へ返す。
サーバ6からファイルの削除完了レスポンスM4を受信したプログラマブルロジックコントローラ1は、ファイル名の指定メッセージM5をサーバ6へ送信する。ファイル名の指定メッセージM5を受信したサーバ6は、ファイル名の指定完了レスポンスM6をプログラマブルロジックコントローラ1へ返す。
サーバ6からファイル名の指定完了レスポンスM6を受信したプログラマブルロジックコントローラ1は、ファイル名の変更要求メッセージM7をサーバ6へ送信する。ファイル名の変更要求メッセージM7を受信したサーバ6は、ファイル名の指定メッセージM5で指定されたファイル名を、ファイル名の変更要求メッセージM7で指定されたファイル名に変更した後に、ファイル名の変更完了レスポンスM8をプログラマブルロジックコントローラ1へ返す。プログラマブルロジックコントローラ1は、サーバ6からファイル名の変更完了レスポンスM8を受信すると、ファイルの転送が完了する。
ファイル転送処理部5は、ユーザ操作をトリガにして、外部記憶媒体8に記憶されているデータファイルを、別のファイル名でサーバ6へ送信する第1の動作、外部記憶媒体8に記憶されているデータファイルと同じファイル名のデータファイルの削除をサーバ6に要求する第2の動作及び別のファイル名で送信したデータファイルのファイル名を、外部記憶媒体8に記憶されているデータファイルと同じファイル名に変更することをサーバ6に要求する第3の動作を実行する。従って、不完全なデータでサーバ6内のファイルが更新されてしまうことを防止するにあたって、ユーザは特別な操作を意識して行う必要がないため、不完全なデータでサーバ6内のファイルが更新されてしまうことを確実に防止できる。
図4は、実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラを適用したシステムの動作の流れの別の一例を示すフローチャートである。ステップS51において、ユーザ操作をトリガにして演算処理部2は、ファイル転送処理部5にFTPによるファイル転送を要求する。ファイル転送処理部5は、演算制御部2から、FTPによるファイル転送を要求されると、転送対象のファイルを指定して変更するファイル名の指定メッセージを、通信処理部4を通じてサーバ6へ送信する。
ステップS52において、ファイル転送処理部5は、ファイル名の指定完了レスポンスをサーバ6から通信処理部4を通じて受信したか否かを確認する。受信していない場合(ステップS52:No)、ステップS54において、ファイル転送処理部5は、タイムアウトしたかを確認する。タイムアウトしていた場合(ステップS54:Yes)、ファイル転送処理部5は、ファイルの送信に失敗したと判断して、処理を異常終了する。タイムアウトしていない場合(ステップS54:No)、ステップS52に進み、ファイル転送処理部5は、再度ファイル名の指定完了レスポンスを受信したか否かを確認する。
ファイル名の指定完了レスポンスを受信していた場合(ステップS52:Yes)、ステップS53に進み、ファイル転送処理部5は、ファイル名の変更要求メッセージを、通信処理部4を通じてサーバ6へ送信する。ステップS51及びステップS53の動作は、サーバ6内の更新前のデータファイルのファイル名を別のファイル名に変更することをサーバ6に要求する第4の動作である。
ステップS55において、ファイル転送処理部5は、ファイル名の変更完了レスポンスをサーバ6から通信処理部4を通じて受信したか否かを確認する。受信していない場合(ステップS55:No)、ステップS57において、ファイル転送処理部5は、タイムアウトしたかを確認する。タイムアウトしていた場合(ステップS57:Yes)、ファイル転送処理部5は、ファイルの送信に失敗したと判断して、処理を異常終了する。タイムアウトしていない場合(ステップS57:No)、ステップS55に進み、ファイル転送処理部5は、再度ファイル名の変更完了レスポンスを受信したか否かを確認する。
ファイル名の変更完了レスポンスを受信していた場合(ステップS55:Yes)、ステップS56に進み、ファイル転送処理部5は、外部記憶媒体8から転送対象のファイルを読み出し、ファイル送信開始メッセージとともに、ファイルをサーバ6へ送信するように通信処理部4に通知して、ファイル送信を開始する。ステップS56の動作は、外部記憶媒体8に記憶されているデータファイルを、サーバ6へ送信する第5の動作である。
ステップS58において、ファイル転送処理部5は、ファイルの受信完了レスポンスをサーバ6から通信処理部4を通じて受信したか否かを確認する。受信していない場合(ステップS58:No)、ステップS60において、ファイル転送処理部5は、タイムアウトしたかを確認する。タイムアウトしていた場合(ステップS60:Yes)、ファイル転送処理部5は、ファイルの送信に失敗したと判断して、処理を異常終了する。タイムアウトしていない場合(ステップS60:No)、ステップS58に進み、ファイル転送処理部5は、再度ファイルの受信完了レスポンスを受信したか否かを確認する。
ファイルの受信完了レスポンスを受信していた場合(ステップS58:Yes)、ステップS59に進み、ファイル転送処理部5は、サーバ6内のファイル名を変更したファイルの削除を要求するメッセージを、通信処理部4を通じてサーバ6へ送信する。ステップS59の動作は、別のファイル名に変更した更新前のデータファイルの削除をサーバ6に要求する第6の動作である。
ステップS61において、ファイル転送処理部5は、ファイルの削除完了レスポンスをサーバ6から通信処理部4を通じて受信したか否かを確認する。受信していない場合(ステップS61:No)、ステップS62において、ファイル転送処理部5は、タイムアウトしたかを確認する。タイムアウトしていた場合(ステップS62:Yes)、ファイル転送処理部5は、ファイルの送信に失敗したと判断して、処理を異常終了する。タイムアウトしていない場合(ステップS62:No)、ステップS61に進み、ファイル転送処理部5は、再度ファイルの削除完了レスポンスを受信したか否かを確認する。
ファイルの削除完了レスポンスを受信していた場合(ステップS61:Yes)、ファイル転送処理部5は、ファイルの送信に成功したと判断して、処理を正常終了する。
以上のように、転送対象のファイルを転送するのに先だって、サーバ6内のファイルのファイル名を変更することも可能である。ファイルの転送に先立ってサーバ6内のファイル名を変更する場合は、プログラマブルロジックコントローラ1からサーバ6へのファイルの転送が不完全となったら、ファイル転送に先立ってファイル名を変更したサーバ6内の転送対象ファイルのファイル名を元に戻せば、サーバ6は更新前のファイルを用いて生産計画を立てたり、品質分析を行ったりすることができる。
ファイル転送処理部5は、ユーザ操作をトリガにして、サーバ6内の更新前のデータファイルのファイル名を別のファイル名に変更することをサーバ6に要求する第4の動作、外部記憶媒体8に記憶されているデータファイルを、サーバ6へ送信する第5の動作及び別のファイル名に変更した更新前のデータファイルの削除をサーバ6に要求する第6の動作を実行する。従って、不完全なデータでサーバ6内のファイルが更新されてしまうことを防止するにあたって、ユーザは特別な操作を意識して行う必要がないため、不完全なデータでサーバ6内のファイルが更新されてしまうことを確実に防止できる。
上記の説明では、ファイル転送処理部5は、FTPによりファイルを転送しているが、FTPに限定されることはなく他の通信プロトコルを用いてファイルを転送することも可能である。
実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラ1は、外部記憶媒体8に記憶されているデータファイルをサーバ6へ転送する際に、データファイルの転送完了後に、サーバ6内の更新前のデータファイルの削除をサーバ6に要求するファイル転送処理部5を有する。従って、実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラ1を用いたシステムでは、不完全なデータでファイルが更新されてしまうことを防止する機能がサーバ6に搭載されていなくても、プログラマブルロジックコントローラ1から送信したファイルでサーバ6内のファイルを更新する際に、送信途中の不完全なデータでサーバ6内のファイルが更新されることを防止することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 プログラマブルロジックコントローラ、2 演算処理部、3 内部デバイス、4 通信処理部、5 ファイル転送処理部、6 サーバ、7 外部記憶装置、8 外部記憶媒体、9 被制御機器。

Claims (5)

  1. シーケンスプログラムに従って被制御機器を制御することによって、前記被制御機器から情報を取得し、サーバに接続された際にクライアントとなるプログラマブルロジックコントローラであって、
    前記被制御機器からの情報を基に生成したデータファイルを記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶されているデータファイルを前記サーバへ転送する際に、前記データファイルの転送完了後に、前記サーバ内の更新前のデータファイルの削除を前記サーバに要求するファイル転送処理部とを有することを特徴とするプログラマブルロジックコントローラ。
  2. 前記ファイル転送処理部は、
    前記記憶装置に記憶されているデータファイルを、別のファイル名で前記サーバへ送信する第1の動作と、
    前記記憶装置に記憶されているデータファイルと同じファイル名のデータファイルの削除を前記サーバに要求する第2の動作と、
    前記別のファイル名で送信したデータファイルのファイル名を、前記記憶装置に記憶されているデータファイルと同じファイル名に変更することを前記サーバに要求する第3の動作とを行うことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルロジックコントローラ。
  3. 前記ファイル転送処理部は、ユーザ操作をトリガにして、前記第1の動作、前記第2の動作及び前記第3の動作を順に実行することを特徴とする請求項2に記載のプログラマブルロジックコントローラ。
  4. 前記ファイル転送処理部は、
    前記サーバ内の更新前のデータファイルのファイル名を別のファイル名に変更することを前記サーバに要求する第4の動作と、
    前記記憶装置に記憶されているデータファイルを、前記サーバへ送信する第5の動作と、
    前記別のファイル名に変更した前記更新前のデータファイルの削除を前記サーバに要求する第6の動作とを行うことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルロジックコントローラ。
  5. 前記ファイル転送処理部は、ユーザ操作をトリガにして、前記第4の動作、前記第5の動作及び前記第6の動作を順に実行することを特徴とする請求項4に記載のプログラマブルロジックコントローラ。
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