JP2007279878A - 通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子メールの本文に、設定データの書き込み又は読み出しコマンドと設定データを書き込むべき又は読み出すべき格納手段の範囲を示すアドレスとを記載し、通信端末装置が当該電子メールをネットワークを介して授受することで、設定データの書換えを容易に実施可能な通信端末装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 インターネット20に接続された通信端末装置100であって、メールを受信する受信手段40と、メールの内容を解析する解析手段41と、設定データを格納する格納手段51と、設定データを書き込む書き込み手段60とを具備し、メンテナンスサーバ10からの送信メールの本文に、設定データの書き込み要求コマンドが記載されている場合、送信メールの本文に記載されたスタートアドレスとエンドアドレスを解析し(S11)、スタートアドレスとエンドアドレスで指定する格納手段51の範囲に設定データを書き込む(S12)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、通信端末装置に関し、詳しくは、ネットワークを介してリモートメンテナンスをする通信端末装置に関する。
従来、ファクシミリ機能やプリンタ機能を有するMFP(Multi Function Peripheral)などの通信端末装置のリモートメンテナンスは公衆回線を通じて行っていたが、公衆回線を使用したメンテナンスでは通信速度が遅く、装置の機能が増大するに従ってメンテナンスに時間がかかっていた。また、LAN機能を持つMFPでは公衆回線に接続しないケースがある。そこで、ファームウェア等のデータを添付した電子メールをメンテナンスサーバと装置間で授受することによりメンテナンスを行うシステムが発明され、開示されている。
例えば、特許文献1には、ネットワークに接続されたプリンタ装置に、装置専用のアドレスを持ち電子メールを送受信するメールサーバが設けられたプリンタ装置が開示されている。特許文献1のプリンタ装置は、受信された電子メールを解析し、電子メールの本文中にファームウェアのアップデート、メンテナンス等の制御指示が含まれていた場合はこの制御指示に従った処理を実行する。
WO01/48615A1号公報
しかしながら、特許文献1のプリンタ装置は、制御項目の指定をコマンドで行なうため、制御項目の数が増えるとコマンドが複雑になるという問題点があった。さらにコマンド内容とアクセス範囲との対応関係を把握しなければならないため、制御項目の数が増加しコマンドが複雑になると相互の対応関係の把握が困難であるという問題点もあった。
本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものであり、電子メールの本文中に、設定データの格納手段への書き込み又は格納手段からの読み出しを指示するコマンドと設定データを書き込むべき又は読み出すべき格納手段の範囲を示すアドレスとを合わせて記載し、通信端末装置が当該電子メールをネットワークを介して授受することにより、設定データの書換えを容易に行なうことが可能な通信端末装置を提供することを目的とする。
当該目的を達成するために、請求項1に記載の通信端末装置は、ネットワークに接続された通信端末装置であって、前記ネットワークを介して送信される電子メールを受信する受信手段と、前記電子メールの内容を解析する解析手段と、設定データを格納する格納手段と、設定データを前記格納手段に書き込む書き込み手段とを具備し、前記ネットワークを介して送信される電子メールの本文に設定データの書き込みを要求するコマンドが記載されているか否かを解析し、前記コマンドが記載されている場合には前記電子メールの本文に記載された設定データを書き込むべき前記格納手段の範囲を示すアドレスを解析し、前記アドレスの解析により得られた前記格納手段の範囲に設定データを書き込むことを特徴としている。なお、設定データとは、通信端末装置の処理動作の設定に関するデータであり、詳しくは機器設定情報等の通信端末装置に関する各種設定情報やワンタッチ登録、短縮登録といった各種登録情報に関するデータである。
請求項2に記載の通信端末装置は、ネットワークに接続された通信端末装置であって、前記ネットワークを介して送信される電子メールを受信する受信手段と、前記電子メールの内容を解析する解析手段と、設定データを格納する格納手段と、設定データを前記格納手段から読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段が読み出した設定データを付した電子メールを前記ネットワークを介して送信する送信手段を具備し、前記ネットワークを介して送信される電子メールの本文に設定データの読み出しを要求するコマンドが記載されているか否かを解析し、前記コマンドが記載されている場合には前記電子メールの本文に記載された設定データを読み出すべき前記格納手段の範囲を示すアドレスを解析し、前記アドレスの解析により得られた前記格納手段の範囲から設定データを読み出し、読み出した設定データを電子メールに付して送信することを特徴としている。
請求項3に記載の通信端末装置は、請求項1又は2記載の通信端末装置において、前記ネットワークを介して送信される電子メールの本文にファームウェア書換えコマンドが記載されているか否かを解析し、前記コマンドが記載されている場合には当該装置の機能が動作しているか否かを確認し、前記装置の機能が動作している場合は動作終了後にファームウェア書換え処理を行うことを特徴としている。
請求項1に記載の通信端末装置によれば、ネットワークを介して送信される電子メールの本文中に設定データの書き込みを要求するコマンドが記載されているか否かを解析し、コマンドが記載されている場合には電子メールの本文に記載された設定データを書き込むべき格納手段の範囲を示すアドレスを解析し、アドレスの解析により得られた前記格納手段の範囲に設定データを書き込むことから、ネットワークに接続された外部から設定データの書き込みを指示する場合には、電子メールの本文に書き込みを指示するコマンドと書き込むべき格納手段の範囲を示すアドレスのみを記載すればよく、複雑なコマンドを組み合わせて記載をする必要がないため、設定データの書き込みの指示を容易に行なうことが可能な通信端末装置を提供することができる。
請求項2に記載の通信端末装置によれば、ネットワークを介して送信される電子メールの本文に設定データの読み出しを要求するコマンドが記載されているか否かを解析し、コマンドが記載されている場合には電子メールの本文に記載された設定データを読み出すべき格納手段の範囲を示すアドレスを解析し、アドレスの解析により得られた格納手段の範囲から設定データを読み出し、読み出した設定データを電子メールに付して送信することから、ネットワークに接続された外部から設定データの読み出しを指示する場合には、電子メールの本文に読み出しを指示するコマンドと読み出すべき格納手段の範囲を示すアドレスのみを記載すればよく、電子メールの本文に複雑なコマンドを組み合わせて記載する必要のない通信端末装置を提供することができる。さらに読み出したデータを電子メールに付して送信することから、必要なデータが電子メールで送信されるため、設定データの読み出しの指示を容易に行なうことが可能な通信端末装置を提供することができる。
請求項3に記載の通信端末装置によれば、ネットワークを介して送信される電子メールの本文にファームウェア書換えコマンドが記載されているか否かを解析し、ファームウェア書換えコマンドが記載されている場合には、装置の機能が動作しているか否かを確認し、装置の全機能を停止させた後にファームウェアの書換えを行なうことから、他の処理と並行してファームウェアの書換えを行なわないことで、ファームウェアの書換え時間が短縮可能な通信端末装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る通信端末装置について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信端末装置100についての電気的構成を示したブロック図である。以下に述べる通信端末装置100の例としては、ファクシミリ機能やプリンタ機能を有するMFP(Multi Function Peripheral)が挙げられる。通信端末装置100は、インターネット20に接続された装置であって、インターネット20を介して送信される電子メールを受信する電子メール受信手段40と、電子メールの内容を解析する電子メール解析手段41と、設定データ及びファームウェアを格納するデータ格納手段51と、設定データ及びファームウェアをデータ格納手段51に書き込むデータ書き込み手段60と、設定データをデータ格納手段51から読み出す読み出し手段61と、読み出し手段61が読み出した設定データを付した電子メールをインターネット20を介して送信する電子メール送信手段42とを備えたものである。なお、設定データとは、通信端末装置100の処理動作の設定に関するデータであり、詳しくは機器設定情報等の通信端末装置100に関する各種設定情報やワンタッチ登録、短縮登録といった各種登録情報に関するデータである。さらに、通信端末装置100はネットワークインターフェース30、電子メール作成手段43、ファイル作成手段62、制御手段50を具備し、これら手段はバス90によって通信可能に接続されている。メンテナンスサーバ10は、通信端末装置100とインターネット20を介して電子メールを送受信可能に接続されている。
メンテナンスサーバ10は、通信端末装置100のメンテナンスを行う場合やファームウェアのアップデート、設定データの更新を要求する場合、通信端末装置100に対し各種要求を示すコマンドを付した電子メールを送信する。これにより遠隔地の装置であっても、電子メールを送信することによりファームウェアのアップデートを含むリモートメンテナンスを行うことができる。メンテナンスサーバ10は外部サーバであり、通常、通信端末装置100から離れたサービスセンターのサーバのように遠隔地に設置されることが多いが、同一敷地内に設置されていても構わない。
インターネット20は、コンピュータ、サーバ、データ端末などの情報機器をつないだコンピュータネットワークの一例で、特に限定されるものではなく、イントラネットのような企業などの組織内のコンピュータネットワークも含む。
ネットワークインターフェース30は、通信端末装置100とインターネット20とを結ぶものである。
電子メール受信手段40は電子メールを受信し、受信した電子メールを電子メール解析手段41に提供する。電子メール解析手段41は、電子メール受信手段40より提供された電子メールの内容を解析する。電子メール作成手段43は、制御手段50からの制御信号に従って電子メールを作成し、作成した電子メールを電子メール送信手段42に提供する。電子メール送信手段42は、電子メール作成手段43から提供された電子メールを受け取り、送信する。
制御手段50は、バス90を介して通信端末装置100を構成する各部と接続されており、これら各部の処理動作を制御する制御部として機能する。データ格納手段51は、設定データ及びファームウェアを含む通信端末装置100に関する処理動作を制御するための各種制御プログラムを格納する。データ書き込み手段60は、データ格納手段51に設定データ及びファームウェアのデータ書き込みを行う。データ読み出し手段61は、データ格納手段51より設定データの読み出しを行う。ファイル作成手段62は、データ読み出し手段61によりデータ格納手段51から読み出された設定データを複製し、バイナリ形式のファイルを作成する。ファイル作成時には、ファイルサイズを計算し、ファイルサイズが設定値より大きい場合は、ファイルの分割を行う。
図1に示した通信端末装置100において、メンテナンスサーバ10から送信された電子メールに対する処理動作について、図3、図4及び図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
通信端末装置100は、メンテナンスサーバ10から送信される電子メールの本文に記載されたリモート機能に関するコマンドにより処理要求を受ける。リモート機能に関するコマンドには、メンテナンスに関するコマンドの他に、設定データの読み出しを要求するコマンド、設定データの書き込みを要求するコマンド、ファームウェア書換えコマンドが含まれる。設定データの読み出しを要求するコマンドとは、データ読み出し手段61に対してデータ格納手段51から設定データを読み出すことを要求し、電子メール送信手段42に対して読み出した設定データをメンテナンスサーバ10へ送信することを要求するコマンドである。設定データの書き込みを要求するコマンドとは、データ書き込み手段60に対してデータ格納手段51へ設定データの書き込みを要求するコマンドである。ファームウェア書換えコマンドとは、通信端末装置100に対してファームウェア書換え処理の起動を要求するコマンドである。
メンテナンスサーバ10が通信端末装置100へ各種処理を要求する場合、メンテナンスサーバ10は、処理要求を示すコマンドを記載した電子メールを通信端末装置100宛に送信する(図示せず)。メンテナンスサーバ10が通信端末装置100へ送信する電子メール200は、図2に示す如く、メールヘッダ300とメール本文400で構成される。メールヘッダ300には、通信端末装置メールアドレス301、タイトル302、メンテナンスサーバメールアドレス303が記載されている。通信端末装置メールアドレス301は電子メールの送信先である通信端末装置100のメールアドレスであり、メンテナンスサーバメールアドレス303は電子メールの発信元であるメンテナンスサーバ10のメールアドレスである。
メール本文400には、コマンド401が記載されている。コマンド401には、前後にタグ404が付された設定データの読み出しを要求するコマンド、設定データの書き込みを要求するコマンド又はファームウェア書換えコマンドなどが記載されている。メンテナンスサーバ10は、コマンド401に各種処理要求を示す命令語を記載することで通信端末装置100に対して要求を出す。コマンド401に設定データの読み出しを要求するコマンド、設定データの書き込みを要求するコマンドが記載されている場合、メール本文400には、スタートアドレス402、エンドアドレス403が合わせて記載される。スタートアドレス402及びエンドアドレス403には、前後にタグ404が付されたデータ格納手段51のスタートアドレス及びエンドアドレスが記載される。さらに、コマンド401に設定データの書き込みを要求するコマンドが記載されている場合、メール本文400にはデータ405が合わせて記載される。データ405には、データ格納手段51へ書き込むべき設定データが記載される。
図3は、メンテナンスサーバ10から送信された電子メール200に基づいて、通信端末装置100がデータ格納手段51の指定範囲に設定データを書き込む際の処理動作を示すフローチャートである。なお、通信端末装置100に関する処理動作は、データ格納手段51に格納された制御プログラムに基づいて処理動作する制御手段50からの制御信号に従って行われる。
メンテナンスサーバ10より送信された電子メール200はインターネット20を介して送信されてくる。メンテナンスサーバ10より送信された電子メール200は、電子メール受信手段40により受信され(S1)、電子メール解析手段41に提供される。なお、受信された電子メール200は一覧や履歴として残さない。電子メール解析手段41は、提供された電子メール200のメール本文400を解析し、メール本文400にタグ404が記載されているか否かを判断する(S2)。メール本文400にタグ404が記載されていないと判断した場合は(S2:NO)、通常の電子メール200として処理する(S3)。メール本文400にタグ404が記載されていると判断した場合は(S2:YES)、さらにメール本文400に記載されたタグ404を解析する(S4)。
電子メール解析手段41は、リモート機能に関するコマンド401がメール本文400に記載されているか否かを判断する(S5)。リモート機能に関するコマンド401が記載されていないと判断した場合(S5:NO)、通信端末装置100は転送等のその他のコマンドに応じた処理動作を行う(S6)。リモート機能に関するコマンド401が記載されていると判断した場合(S5:YES)、電子メール解析手段41は、設定データの読み出しを要求するコマンド401がメール本文400に記載されているか否かを判断する(S7)。設定データの読み出しを要求するコマンド401が記載されていると判断した場合は(S7:YES)、後述する処理により設定データを読み出し、読み出した設定データの複製の送信を行う(1)。設定データの読み出しを要求するコマンド401が記載されていないと判断した場合(S7:NO)、電子メール解析手段41は、設定データの書き込みを要求するコマンド401がメール本文400に記載されているか否かをさらに判断する(S8)。設定データの書き込みを要求するコマンド401が記載されていないと判断した場合(S8:NO)、電子メール解析手段41は、ファームウェア書換えコマンド401がメール本文400に記載されているか否かをさらに判断する(S9)。設定データの書き込みを要求するコマンド401が記載されていると判断した場合(S8:YES)、電子メール解析手段41は、メール本文400に記載されているスタートアドレス402及びエンドアドレス403をさらに解析する(S11)。メール本文400には格納手段51のスタートアドレス402及びエンドアドレス403が記載されていることから、設定データの書き込みを行うべきデータ格納手段51の範囲を容易に特定することができる。上記解析結果(S11)に基づいてデータ書き込み手段60は、メール本文400に記載されているスタートアドレス及びエンドアドレスで指定されたデータ格納手段51の範囲にデータ405に記載されている設定データを書き込む(S12)。設定データの書き込みが終了すると、データ書き込み手段60は設定データの書き込みが完了したことを制御手段50に伝達する。電子メール作成手段43は制御手段50の指示に従ってメンテナンスサーバ10に設定データの書き込みが完了したことを通知する電子メール(完了メール)を作成する。電子メール送信手段42は、電子メール作成手段43により作成された電子メール(完了メール)をメンテナンスサーバ10に送信する(S13)。送信した電子メール(完了メール)は一覧や履歴として残さない。
図4は、メンテナンスサーバ10から送信された電子メールに基づいて、設定データを読み出し、読み出した設定データをもとにファイルを作成し、作成したファイルをメンテナンスサーバ10へ電子メールで送信するまでの処理動作を示すフローチャートである。なお、送信端末装置100に関する処理動作は、データ格納手段51に格納された制御プログラムに基づいて制御手段50からの制御信号に従って行われる。
図3で示した処理動作(S1,S2,S4,S5)を経て、設定データの読み出しを要求するコマンド401がメール本文400に記載されていると電子メール解析手段41が判断した場合(S7:YES)、電子メール解析手段41は、メール本文400に記載されたスタートアドレス402及びエンドアドレス403を解析する(S20)。データ読み出し手段61は、上記解析結果(S20)に基づいてスタートアドレス及びエンドアドレスにより指定したデータ格納手段51の範囲にある設定データを読み出す。ファイル作成手段62は、データ読み出し手段61が読み出した設定データに基づいてバイナリ形式のデータファイルを作成する(S21)。ファイル作成手段62は、作成したデータファイルのデータサイズを計算し(S22)、データサイズが設定値より大きいか否かを判断する(S23)。設定値より大きいと判断した場合(S23:YES)、ファイル作成手段62は作成したデータファイルが設定値より小さくなるように分割を行う(S24)。分割したデータファイルは電子メール作成手段43に提供される(図示せず)。設定値より小さいと判断した場合(S23:NO)、ファイル作成手段62が作成したデータファイルは、そのまま電子メール作成手段43に提供される(図示せず)。電子メール作成手段43は、メンテナンスサーバ10宛の電子メール500を作成し、メール本文700にタグ703を付加し、ファイル作成手段62が作成したデータファイルを添付する(S25)。作成した電子メール500は、電子メール送信手段42に送られ、メンテナンスサーバ10へ送信される(S26)。
メンテナンスサーバー10へ送信した設定データは、メンテナンスサーバー10で修正した後、再度電子メールに付されて通信端末装置100へ送信され、データ書き込み手段60により書換えが行なわれる。
メンテナンスサーバ10へ送信される電子メール500は、図5に示す如く、メールヘッダ600とメール本文700で構成される。メールヘッダ600には、メンテナンスサーバメールアドレス601、タイトル602、通信端末装置メールアドレス603が記載されている。メンテナンスサーバメールアドレス601は電子メールの送信先であるメンテナンスサーバ10のメールアドレスであり、通信端末装置メールアドレス603は電子メールの発信元である通信端末装置100のメールアドレスである。メール本文700には、シリアル番号701、データ702が記載されている。シリアル番号701には、前後にタグ703が付された通信端末装置100のシリアル番号が記載されている。メンテナンスサーバ10は、シリアル番号701を解析することにより、電子メールの発信元である通信端末装置100が登録されている装置であるか否かを判断する。通常、ファイル作成手段62が作成した設定データの複製は添付ファイルとして電子メールに添付されるが、設定データの複製の容量が小さい場合は、前後にタグ703を付してデータ702に記載される。
図6は、メンテナンスサーバ10から送信された電子メールに基づいてファームウェアの書換え処理を行う際の処理動作を示すフローチャートである。なお、送信端末装置100に関する処理動作は、データ格納手段51に格納された制御プログラムに基づいて制御手段50からの制御信号に従って行われる。
図3で示した処理動作(S1,S2,S4,S5,S7,S8)を経て、ファームウェアの書換えコマンド401がメール本文400に記載されていると電子メール解析手段41が判断した場合(S9:YES)、通信端末装置100が動作中であるか否かを判断する(S30)。動作中であると判断した場合(S30:YES)、引き続き通信端末装置100の動作確認を行う。動作中でないと判断した場合(S30:NO)、通信端末装置100が動作中でない旨を電子メール解析手段41に伝達する(図示せず)。なお、通信端末装置100は受信データを用紙に印刷する場合があるが、用紙切れにより受信データが印刷されないと、通信端末装置100に内蔵されているメモリに受信データが存在することで、ファームウェアの書き換えが不可能な状態となる。この状態がメンテナンスサーバ10からの電子メール200を受信してから一定時間以上続いた場合、通信端末装置100はその旨をメンテナンスサーバ10へ電子メールで通知する(図示せず)。
電子メール解析手段41は、ファームウェアの書換え処理を指示するファームウェア書換えコマンド401がメール本文400に記載されているか否かを判断する(S31)。ファームウェア書換えコマンド401が記載されていると判断した場合(S31:YES)、所定のホームページにアクセスして、ファームウェアのダウンロードを行う(S32)。データ書き込み手段60は、ダウンロードを行ったファームウェアをデータ格納手段61の指定された範囲に書き込む(S34)。ファームウェア書換えコマンド401が記載されていないと判断した場合(S31:NO)、通信端末装置100は、メンテナンスサーバ10からファームウェアの受信を行う(S33)。この際、通信端末装置100は予め装置のシリアル番号をメンテナンスサーバ10へ電子メールで通知する(図示せず)。メンテナンスサーバ10は、通信端末装置100より通知された装置のシリアル番号を認証し、登録外のシリアル番号であればメンテナンスサーバ10側でファームウェアのダウンロードを拒否する(図示せず)。データ書き込み手段60は、メンテナンスサーバ10から送信されたファームウェアをデータ格納手段61の指定された範囲に書き込む(S34)。ファームウェアの書換えが開始されると通信端末装置100はLCD(Liquid Crystal Display) にファームウェアの書換え中であることを表示する(図示せず)。ファームウェアの書換え中、通信端末装置100はファームウェアの書換えに関する機能以外の一切の機能を停止する(図示せず)。チェックサム又はMD5等により、メンテナンスサーバ10又は上記指定されたサーバから送信されたファームウェアのダウンロードデータから異常が検知された場合、通信端末装置100はメンテナンスサーバ10に再ダウンロードを要求する電子メールを送信する(図示せず)。また、データ書き込み手段60が設定回数以上ファームウェアの書換えに失敗した場合、通信端末装置100はメンテナンスサーバ10にその旨を電子メール等で通知する(図示せず)。ファームウェアの書換えが成功した場合についても、通信端末装置100はメンテナンスサーバ10にその旨を電子メール(書換え完了通知メール)で通知する(図示せず)。
このように通信端末装置100は受信した電子メール本文に、ファームウェア書換えコマンドが記載されている場合は、所定のファームウェア書換え処理を実行し、処理が完了すると電子メールの発信元であるメンテナンスサーバ10に対して、書換え完了通知メールを自動的に返信する。
メンテナンスサーバ10から通信端末装置100へ送信されるコマンドは、メンテナンスに関するコマンドを除くと、上述した設定データの読み出しを要求するコマンド、設定データの書き込みを要求するコマンド、ファームウェア書換えコマンドの3種のみである。通信端末装置100においては、制御項目をアドレスによって指定するため、コマンドは設定データの読み出し及び書き込み、別途ファームウェアの書換えについて指定すればよい。従って、制御項目が増えた場合であってもコマンドの数が増加することやコマンドが複雑になることはない。またアドレスにより制御項目を指定し、さらにコマンドは設定データの読み出しを要求するコマンド及び設定データの書き込みを要求するコマンドの2種のみを記載すればよいため、制御項目の指定をコマンドで行う場合と比べ、アクセス範囲とコマンドとの対応関係が把握し易い。
本発明の実施の形態に係る通信端末装置100についての電気的構成を示したブロック図である。 メンテナンスサーバ10が通信端末装置100へ各種処理を要求する場合に送信する電子メールの概略図を示す。 メンテナンスサーバ10から送信された電子メールに基づいて通信端末装置100がデータ格納手段51の指定範囲に設定データを書き込む際の処理動作を示すフローチャートである。 メンテナンスサーバ10から送信された電子メールに基づいて、設定データを読み出し、読み出した設定データをもとにファイルを作成し、作成したファイルをメンテナンスサーバ10へ電子メールで送信するまでの処理動作を示すフローチャートである。 通信端末装置100がメンテナンスサーバ10へ要求された設定データの複製を送信する場合に送信する電子メールの概略図を示す。 メンテナンスサーバ10から送信された電子メールに基づいてファームウェアの書換え処理を行う際の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 メンテナンスサーバ
40 電子メール受信手段
41 電子メール解析手段
42 電子メール送信手段
51 データ格納手段
60 データ書き込み手段
61 データ読み出し手段
100 通信端末装置
401 コマンド
402 スタートアドレス
403 エンドアドレス
404,703 タグ

Claims (3)

  1. ネットワークに接続された通信端末装置であって、
    前記ネットワークを介して送信される電子メールを受信する受信手段と、
    前記電子メールの内容を解析する解析手段と、
    設定データを格納する格納手段と、
    設定データを前記格納手段に書き込む書き込み手段とを具備し、
    前記ネットワークを介して送信される電子メールの本文に設定データの書き込みを要求するコマンドが記載されているか否かを解析し、
    前記コマンドが記載されている場合には前記電子メールの本文に記載された設定データを書き込むべき前記格納手段の範囲を示すアドレスを解析し、
    前記アドレスの解析により得られた前記格納手段の範囲に設定データを書き込むことを特徴とする通信端末装置。
  2. ネットワークに接続された通信端末装置であって、
    前記ネットワークを介して送信される電子メールを受信する受信手段と、
    前記電子メールの内容を解析する解析手段と、
    設定データを格納する格納手段と、
    設定データを前記格納手段から読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段が読み出した設定データを付した電子メールを前記ネットワークを介して送信する送信手段を具備し、
    前記ネットワークを介して送信される電子メールの本文に設定データの読み出しを要求するコマンドが記載されているか否かを解析し、
    前記コマンドが記載されている場合には前記電子メールの本文に記載された設定データを読み出すべき前記格納手段の範囲を示すアドレスを解析し、
    前記アドレスの解析により得られた前記格納手段の範囲から設定データを読み出し、
    読み出した設定データを電子メールに付して送信することを特徴とする通信端末装置。
  3. 前記ネットワークを介して送信される電子メールの本文にファームウェア書換えコマンドが記載されているか否かを解析し、
    前記コマンドが記載されている場合には当該装置の機能が動作しているか否かを確認し、
    前記装置の機能が動作している場合は動作終了後にファームウェア書換え処理を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の通信端末装置。
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