JPWO2015159364A1 - 回路遮断器 - Google Patents

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Abstract

回路遮断器30は、電路1に流れる交流電流に応じた電流信号を出力する変流器14と、いずれかが前記交流電流の周波数に等しい複数の基準周波数のそれぞれについて基準周波数の基準波形を予め記憶する基準波形記憶部15と、変流器14から出力された電流波形と基準波形記憶部15に記憶された前記各基準波形との乗算をする乗算回路8と、乗算回路8で乗算された各乗算データを高速フーリエ変換し周波数成分へ変換するFFT回路7と、FFT回路7で周波数成分へ変換された前記各乗算データに直流成分が含まれるか否かを判定し、最も大きな直流成分を含むような乗算データに対応する基準周波数を電路1に流れる交流電流の周波数として検出する比較判定回路10とを備える。

Description

本発明は、電流計測機能を備えた回路遮断器に関する。
従来の回路遮断器においては、電路に流れる電流の計測を精度よく行うために、周波数を検出する構成が一般的である。この場合の周波数の検出方法としては、電圧を検出し、電圧波形のゼロクロス(電圧が負から正に変化する点)から周期Tを算出し、周期Tの逆数として周波数を求める方法が一般的である。
また、電圧を検出しない構成の場合は、電流波形のゼロクロスから同様に周期Tを算出し、周期Tの逆数として周波数を求める必要がある。ここで、電流波形は、電路に接続される負荷により波形ひずみを起こすことが多いため、測定誤差を抑制するような周波数の検出方法が要求される。このような周波数検出方法として、周期Tから算出した周波数(1/T)が規定値から例えば1%外れた場合、ゼロクロスを求めるための正側閾値及び負側閾値をステップ的に変動させて再度周波数を算出し、本動作を繰り返して周波数が規定値の例えば1%内に収まった場合はその周波数を採用するなどの方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−145428号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された周波数検出方法では、高調波を多く含むような負荷電流の電流波形は、ゼロクロスの点が定常的に複数個存在する波形となる場合もあり、そのような場合は周波数を規定値の例えば1%内に収めることが困難となり、電流の計測表示を正しく行うことが困難になるという課題があった。
また、負荷電流に直流成分のオフセットが含まれ、更に負荷電流が小さい場合、電流波形のゼロクロスが存在しない場合もあり、そのような場合は周期Tの算出が困難となり、周波数の検出も困難になるという課題があった。
また、電流波形に低周波成分が含まれた場合、低周波成分の電流波形への影響によりゼロクロスが常に変動するため、周波数を正しく検出できない可能性があるという課題があった。
更に、例えば周波数の検出による設定ではなくユーザーが周波数を設定する構成の場合において、負荷電流がゼロクロスを含まない電流波形のときは、ユーザーの設定間違いがあってもユーザーにその旨を報知することが困難であり、その結果、間違った周波数設定に基づいて電流が計測されてしまうため、計測精度の誤差が大きくなり、電流を正しく計測することが困難になるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、変流器を介して取得された電流波形のゼロクロスを求めることなく電路に流れる交流電流の周波数を精度よく検出することが可能な回路遮断器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る回路遮断器は、交流電流が流れる電路を開閉可能な回路遮断器であって、前記電路に流れる交流電流に応じた電流信号を出力する変流器と、いずれかが前記交流電流の周波数に等しい複数の基準周波数のそれぞれについて基準周波数の基準波形を予め記憶する基準波形記憶部と、前記変流器から出力された電流波形と前記基準波形記憶部に記憶された前記各基準波形との乗算をする乗算部と、前記乗算部で乗算された各乗算データをフーリエ変換し周波数成分へ変換するフーリエ変換部と、前記フーリエ変換部で周波数成分へ変換された前記各乗算データに直流成分が含まれるか否かを判定し、最も大きな直流成分を含むような乗算データに対応する基準周波数を前記電路に流れる交流電流の周波数として検出する比較判定部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、変流器を介して取得された電流波形のゼロクロスを求めることなく電路に流れる交流電流の周波数を精度よく検出することができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態に係る回路遮断器の構成を示すブロック図である。 図2は、測定波形と基準波形との乗算結果に含まれる周波数成分を示した図である。 図3は、測定波形と基準波形との乗算結果に含まれる周波数成分を示した別の図である。 図4は、測定波形と基準波形との乗算結果に含まれる周波数成分を示したさらに別の図である。 図5は、測定波形と基準波形との乗算結果に含まれる周波数成分を示したさらに別の図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る回路遮断器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係る回路遮断器の構成を示すブロック図である。図1に示すように、回路遮断器30は、交流電流が流れる電路1と、電路1に設けられた開閉接点2と、電路1に流れる電流に応じた電流信号を出力する変流器13と、電路1に流れる電流に応じた電流信号を出力する変流器14と、変流器13からの電流信号に基づいて動作電源を生成し、変流器14からの電流信号に基づいて電路1に流れる電流およびその周波数を検出すると共に、過電流を検出した場合には開閉接点2を開路するよう制御する遮断制御部31と、電路1に過電流が流れた場合には遮断制御部31により付勢されて開閉接点2を開路する電磁装置3と、を備えて構成される。
電路1は、三相交流の各相に対応する電路1a〜1cを含んでいる。すなわち、電路1aは第1相交流電路であり、電路1bは第2相交流電路であり、電路1cは第3相交流電路である。また、電路1は、中性相(N相)に対応する電路1nを含んでいる。すなわち、電路1nは、中性相交流電路である。
開閉接点2は、それぞれ電路1a〜1cに接続された開閉接点2a〜2cと、電路1nに接続された開閉接点2nとを含んでいる。開閉接点2a〜2c,2nは、いずれも例えば気中に配置される。この場合、回路遮断器30は、気中遮断器である。
変流器13は、電路1a〜1c,1nに流れる電流に比例した電流信号を出力する変流器13a〜13c,13nから成る。後述するように、変流器13は、回路遮断器30の電源を生成するための回路に接続される。
変流器14は、電路1a〜1c,1nに流れる電流に比例した電流信号を出力する変流器14a〜14c,14nから成る。変流器14は、電路1に流れる電流を計測するための電流センサとして使用される。
なお、中性相に関する構成(電路1n、開閉接点2n等)を設けない構成でもよい。また、三相のうちのいずれか1相に関する構成のみを設ける構成も可能である。
遮断制御部31は、整流回路16、電源回路4、制御処理部32、表示部6,12、および特性設定部11を備えている。
整流回路16は、変流器13に接続されている。整流回路16は、変流器13から出力された電流信号を整流し、電源回路4に出力する。電源回路4は、回路遮断器30の動作電源を生成する。また、整流回路16は電磁装置3と接続されている。
制御処理部32は、A/D変換回路9(A/D変換部)、乗算回路8(乗算部)、FFT回路7(フーリエ変換部)、比較判定回路10(比較判定部)、および基準波形記憶部15を備えている。制御処理部32は、マイクロコンピュータのCPUで構成される。
A/D変換回路9は、変流器14から出力された電流信号をA/D変換し、デジタルデータとして制御処理部32に取り込む。
制御処理部32は、A/D変換回路9により取り込まれた電流波形から電路1に流れる電流を検出する。制御処理部32は、電路1に流れる電流値を電流信号のサンプリングデータから算出し、電流値が規定の値を上回った場合は、電路1に過電流が流れたと判定し、トリガ回路5に引外し信号を出力する。トリガ回路5は、引外し信号が入力されると、電磁装置3を付勢する。付勢された電磁装置3は、変流器13を介して供給される電流により励磁されて、その電磁力により開閉接点2を開いて電路1を開路する。
また、制御処理部32は、種々の演算結果および負荷電流状態等を表示部6またはLED表示部12に表示させることができる。
また、特性設定部11は、ユーザーにより設定された種々の設定条件を制御処理部32に取り込む。特性設定部11は、設定用に例えば複数個の設定スイッチ(設定SW)を備えている。周波数設定をユーザー側で行う場合には、これらの設定スイッチの中に周波数を設定するための設定スイッチが含まれる。
乗算回路8、FFT回路7、比較判定回路10、および基準波形記憶部15は、周波数検出部33を構成する。
乗算回路8は、A/D変換回路9によりデジタルデータに変換された電流波形と、基準波形記憶部15に記憶された基準周波数の基準波形とを乗算する。ここで、基準周波数は、電路1に流れる電流の周波数の候補として予め設定された複数の周波数である。また、電路1に流れる電流の周波数は、これらの複数の基準周波数のいずれかであることを前提とする。本実施の形態では、基準周波数は、例えば50Hzおよび60Hzとする。基準波形は、基準周波数の波形(正弦波または余弦波)であり、基準周波数の個数に応じて同数設定される。
FFT回路7は、乗算回路8の出力データを高速フーリエ変換して周波数成分のデータへ変換する。
比較判定回路10は、FFT回路7の出力データから電路1に流れる電流の周波数を特定して検出する。
周波数検出部33による周波数の検出は、電路1a〜1c,1nの各相について個別に実施される。
次に、制御処理部32に取り込まれた電流波形(測定波形)の周波数成分を検出する方法について説明する。測定波形は、一般に、高調波成分もしくはオフセット成分もしくは低周波成分またはこれらの組合せが含まれた波形であり、このような測定波形から基本波の周波数を特定する必要がある。ここで、検出する周波数(基準周波数)は、例えば50Hzまたは60Hzとする。
まず、測定波形に高調波成分、オフセット成分、および低周波成分のいずれも含まれておらず、かつ、測定波形と基準波形(ダミー波形)の位相が等しい場合について検討する。
測定波形の周波数をf1とし、比較用の基準周波数をf2(50Hzまたは60Hz)とする。三角関数の公式、
cos(α)cos(β)=(cos(α+β)+cos(α−β))/2
において、α=ω1t=2πf1t,β=ω2t=2πf2tとすることで、測定波形に基準波形を乗算することで得られる波形は次の通りとなる。
cos(ω1t)cos(ω2t)=(cos(ω1t+ω2t)+cos(ω1t−ω2t))/2
=(cos(2π(f1+f2)t)+cos(2π(f1−f2)t))/2・・・(1)
ここで、f1=f2の場合、
cos(ω1t)cos(ω2t)=1/2+cos(2π(f1+f2)t)/2
となり、同一周波数の場合は直流成分が生ずる。逆にf1≠f2の場合、直流成分は生じない。つまり、測定波形と基準波形が同位相でかつ周波数が同じ場合、両波形を乗算して直流成分を検出することで、測定波形の周波数を特定することができる。ここで、直流成分の検出は、測定波形と基準波形を乗算して得られた波形をフーリエ変換し、直流成分を抽出することで実現できる。
図2は、測定波形と基準波形との乗算結果に含まれる周波数成分を示した図である。詳細には、図2(a)は、60Hzの正弦波である測定波形を示した図で、横軸は単位が秒の時間、縦軸は規格化された数値である。図2(b)は、測定波形と同じ位相の60Hzの正弦波である基準波形と、測定波形との乗算をFFTした結果を示した図である。この場合、周波数0にピークPを持つ成分、すなわち、直流成分が検出される。従って、測定波形の周波数を基準波形の周波数である60Hzに特定することができる。図2(c)は、測定波形と同じ位相の50Hzの正弦波である基準波形と、測定波形との乗算をFFTした結果を示した図である。この場合、周波数0にピークを持つ成分が存在せず、直流成分は検出されない。ただし、波形データは、例えば一定の時間間隔でサンプリングされたものであり、サンプリング数が有限であることから、周波数0の成分は、10Hzのピークの裾野の影響を受けて完全に0にはなっていない。これは、図3〜図5でも同様である。
次に、測定波形にオフセット成分が含まれ、かつ、測定波形と基準波形の位相が等しい場合について検討する。オフセット成分をAとすると、測定波形に基準波形を乗算することで得られる波形は次の通りとなる。
(A+cos(ω1t))cos(ω2t)=Acos(ω2t)+cos(ω1t)cos(ω2t)・・・(2)
上式の右辺第1項は基準波形の周波数成分、右辺第2項は(1)の波形と同じ波形である。この場合でもf1=f2であれば直流成分が生じ、f1≠f2であれば直流成分は生じない。すなわち、測定波形に直流成分が含まれていたとしても、測定波形と基準波形が同位相でかつ周波数が同じ場合、両波形を乗算して直流成分を検出することで、測定波形の周波数を特定することができる。
図3は、測定波形と基準波形との乗算結果に含まれる周波数成分を示した別の図である。詳細には、図3(a)は、60Hzの正弦波にオフセット成分が加算された測定波形を示した図で、横軸は単位が秒の時間、縦軸は規格化された数値である。図3(b)は、測定波形と同じ位相の60Hzの正弦波である基準波形と、測定波形との乗算をFFTした結果を示した図である。この場合、周波数0にピークPを持つ成分、すなわち、直流成分が検出される。従って、測定波形の周波数を基準波形の周波数である60Hzに特定することができる。図3(c)は、測定波形と同じ位相の50Hzの正弦波である基準波形と、測定波形との乗算をFFTした結果を示した図である。この場合、周波数0にピークを持つ成分が存在せず、直流成分は検出されない。
次に、測定波形に高調波成分、オフセット成分、および低周波成分のいずれも含まれておらず、かつ、測定波形と基準波形が同位相でない場合について検討する。測定波形と基準波形との位相差をΔとする。同位相の場合と同じく、α=ω1t=2πf1t,β=ω2t=2πf2tとすると、
cos(ω1t+Δ)cos(ω2t)=(cos(ω1t)cos(Δ)−sin(ω1t)sin(Δ))cos(ω2t)
=cos(Δ)cos(ω1t)cos(ω2t)−sin(Δ)sin(ω1t)cos(ω2t)・・・(3)
となる。上式の右辺第1項は(1)の波形にcos(Δ)を乗算したものである。従って、cos(Δ)≠0かつf1=f2の場合は、直流成分が生ずる。他方、cos(Δ)=0の場合、すなわち、Δ=π/2×n(n=1,3,5,7・・・)の場合は、
sin(Δ)=sin(π/2×n)=±1
となるため、
cos(ω1t+Δ)cos(ω2t)=±sin(ω1t)cos(ω2t)
=±(sin(ω1t−ω2t)−sin(ω1t+ω2t))/2
となる。ここで、f1=f2の場合、
cos(ω1t+Δ)cos(ω2t)=±sin(ω1t+ω2t)/2
となる。すなわち、測定波形と基準波形との位相差がπ/2×n(n=1,3,5,7・・・)の場合は、同一周波数の場合でも直流成分が生じない。また、f1≠f2の場合は、(3)の右辺に直流成分は生じない。
このように、測定波形と基準波形の位相が異なる場合には、周波数が同じでも、位相差がπ/2×n(n=1,3,5,7・・・)のときは、(3)の右辺に直流成分が生じない。そこで、本実施の形態では、直流成分を検出することで測定波形の周波数を特定可能にするために、基準波形の位相を変化させて複数の位相差について測定波形と基準波形との乗算を求め、直流成分の増減を確認するようにする。
詳細には、各基準周波数について、位相が互いに異なる複数個の基準波形を用意し、かつ、これらの複数個の基準波形のうちの任意の2個の位相差がπの整数倍にならないようにする。こうすることで、各基準周波数について、測定波形と基準波形との乗算の中に位相差Δがπ/2×n(n=1,3,5,7・・・)にならない場合を必ず見出すことができるので、測定波形と基準波形の周波数が等しい場合には、周波数0にピークを持つ直流成分を検出することができる。実際には測定波形と基準波形は同位相でない場合がほとんどであり、このように基準波形の位相を変化させて直流成分の増減を確認する処理が必要となる。
図4は、測定波形と基準波形との乗算結果に含まれる周波数成分を示したさらに別の図である。詳細には、図4(a)は、60Hzの正弦波である測定波形を示した図である。図4(b)は、測定波形との位相差がπ/2でかつ周波数が60Hzの正弦波である基準波形と、測定波形との乗算をFFTした結果を示した図である。この場合、周波数0にピークを持つ成分、すなわち、直流成分は生じない。図4(c)は、測定波形との位相差がπ/2でかつ周波数が50Hzの正弦波である基準波形と、測定波形との乗算をFFTした結果を示した図である。この場合も、直流成分は生じない。図4(d)は、測定波形との位相差がπ/6でかつ周波数が60Hzの正弦波である基準波形と、測定波形との乗算をFFTした結果を示した図である。この場合は、周波数0にピークPを持つ成分、すなわち、直流成分が検出される。従って、測定波形の周波数を基準波形の周波数である60Hzに特定することができる。図4(e)は、測定波形との位相差がπ/6でかつ周波数が50Hzの正弦波である基準波形と、測定波形との乗算をFFTした結果を示した図である。この場合も、直流成分は生じない。
次に、測定波形にオフセットが含まれ、かつ、測定波形と基準波形が同位相でない場合について検討する。測定波形と基準波形との位相差は同様にΔとする。オフセット成分をAとすると、測定波形に基準波形を乗算することで得られる波形は次の通りとなる。
(A+cos(ω1t+Δ))cos(ω2t)=Acos(ω2t)+cos(ω1t+Δ)cos(ω2t)・・・(4)
上式の右辺第1項は基準波形の周波数成分であり、直流成分を与えない。右辺第2項は(3)の波形と同じ波形である。従って、(3)の場合と同様に、直流成分を検出することで、測定波形の周波数を特定することができる。
次に、測定波形に低周波成分が含まれる場合について検討する。低周波成分をcos(ω0t)とすると、測定波形に基準波形を乗算することで得られる波形は次の通りとなる。
(cos(ω0t+δ)+cos(ω1t+Δ))cos(ω2t)
=cos(ω0t+δ)cos(ω2t)+cos(ω1t+Δ)cos(ω2t) ・・・(5)
ここで、δは低周波成分と基準波形との位相差、Δは測定波形と基準波形との位相差であり、δ=0、Δ=0の場合も含むものとする。また、ω0<ω1,ω2である。上式の右辺第1項は直流成分を与えない。右辺第2項は(3)の波形と同じ波形である。従って、(3)の場合と同様に、直流成分を検出することで、測定波形の周波数を特定することができる。
次に、測定波形が基本波成分及び3次高調波成分で構成された場合について検討する。測定波形は、cos(ω1t+Δ)+cos(3ω1t+Δ)で表される。Δは基準波形との位相差であり、Δ=0の場合も含むものとする。測定波形に基準波形を乗算することで得られる波形は次の通りとなる。
(cos(ω1t+Δ)+cos(3ω1t+Δ))cos(ω2t)
=cos(ω1t+Δ)cos(ω2t)+cos(3ω1t+Δ)cos(ω2t) ・・・(6)
上式の右辺の第1項は(3)の波形と同じ波形である。上式の右辺の第2項は高調波成分に由来するもので、
cos(3ω1t+Δ)cos(ω2t)=cos(Δ)cos(3ω1t)cos(ω2t)−sin(Δ)sin(3ω1t)cos(ω2t)
=cos(Δ)(cos(3ω1t+ω2t)+cos(3ω1t−ω2t))/2
−sin(Δ)(sin(3ω1t+ω2t)+sin(3ω1t−ω2t))/2
となる。従って、f1=f2の場合、(6)の右辺の第2項は直流成分を与えない。また、本実施の形態では、いずれの基準周波数も測定波形の基本波の周波数の(2n+1)倍(nは自然数)に等しくならないように複数の基準周波数を予め設定しておくものとする。例えば、基準周波数を50Hzおよび60Hzに設定した場合には、測定波形の周波数は50Hzまたは60Hとなるので、この条件を満たす。この条件のもとでは、3f1=f2(3ω1=ω2)となることはないので、f1≠f2の場合に、(6)の右辺の第2項は直流成分を与えない。
以上は、測定波形に5次以上の高調波成分が含まれる場合も同様である。つまり、直流成分の有無に関する限り、測定波形が高調波成分を含有していても、含有してない場合と同様に考えることができる。
図5は、測定波形と基準波形との乗算結果に含まれる周波数成分を示したさらに別の図である。詳細には、図5(a)は、50Hzの正弦波に高調波成分、低周波成分およびオフセット成分が加算された測定波形を示した図である。図5(b)は、測定波形と同じ位相の60Hzの正弦波である基準波形と、測定波形との乗算をFFTした結果を示した図である。この場合、周波数0にピークを持つ成分、すなわち、直流成分は生じない。図5(c)は、測定波形と同じ位相の50Hzの正弦波である基準波形と、測定波形との乗算をFFTした結果を示した図である。この場合は、周波数0にピークPを持つ成分、すなわち、直流成分が検出される。従って、測定波形の周波数を基準波形の周波数である50Hzに特定することができる。
このように、測定波形に高調波成分もしくはオフセット成分もしくは低周波成分またはこれらの組合せが含まれている場合であっても、測定波形と基準波形との積に直流成分が含まれるか否かに関しては、高調波成分もしくはオフセット成分もしくは低周波成分またはこれらの組合せが含まれない場合と同様に考えることができる。上記の例では、Δ=0の場合も含めて、(3)の場合と同様に考えればよいので、直流成分を検出することで周波数を特定できることがわかる。
すなわち、測定波形に基準波形を乗算し、この乗算結果に基づいて直流成分の有無を確認することで、測定波形のゼロクロスの検出を行うことなく、電路1に流れる電流の周波数を特定することが可能になる。
次に、本実施の形態の動作について説明する。変流器14は、電路1に流れる電流に応じた電流信号を制御処理部32に出力する。制御処理部32内では、A/D変換回路9が変流器14により検出された電流信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。
乗算回路8は、A/D変換回路9から出力された電流波形(測定波形)と、基準波形記憶部15に記憶された各基準波形との乗算を実行する。基準波形記憶部15は、複数の基準周波数のそれぞれについて、基準周波数の基準波形を予め記憶している。上述したように、これらの複数の基準周波数のうちのいずれかは、電路1に流れる交流電流の周波数に等しい。また、基準波形記憶部15は、各基準周波数について、位相が互いに異なりかつ位相差がπの整数倍とならないような複数個の基準波形を予め記憶している。乗算回路8は、各乗算データをFFT回路7に出力する。
ここで、基準波形の具体例を挙げる。基準周波数は例えばf21=50Hzおよびf22=60Hzとする。各基準周波数について例えば2個の基準波形を設定する場合、基準周波数50Hzを有する基準波形は、cos(ω21t),cos(ω21t+θ)、基準周波数60Hzを有する基準波形は、cos(ω22t),cos(ω22t+θ)とすることができる。ここで、ω21=2πf21,ω22=2πf22であり、θは例えばπ/6である。測定波形を例えばcos(ω1t+Δ)とすると、乗算回路8は、cos(ω1t+Δ)cos(ω21t),cos(ω1t+Δ)cos(ω21t+θ),cos(ω1t+Δ)cos(ω22t),cos(ω1t+Δ)cos(ω22t+θ)をサンプリングデータについて演算する。
次に、FFT回路7は、乗算回路8から出力された乗算データを高速フーリエ変換し、周波数成分のデータへ変換する。FFT回路7は、測定波形と各基準波形との乗算データのそれぞれについて演算を実行する。FFT回路7は、演算結果を比較判定回路10に出力する。
比較判定回路10は、FFT回路7から出力された各乗算データの周波数成分に直流成分が含まれるか否かを比較判定し、直流成分を含むような乗算データを特定し、当該特定された乗算データに対応する基準周波数を電路1に流れる電流の周波数として検出する。なお、特定された乗算データに対応する基準周波数とは、当該乗算データの乗算に用いられた基準波形の基準周波数である。ここで、乗算データにおける直流成分は、基準周波数が測定波形の周波数に一致しない場合は、理想的には0となるはずであるが、FFT回路7での演算に用いる波形データは有限のサンプリング時間でサンプリングされ、サンプリング数が有限であることから、該直流成分は実際には0とはならず、ある程度の低い数値が発生する場合がある。そのため、比較判定回路10は、各乗算データに含まれる直流成分を比較し、最も大きい直流成分を与えるような乗算データに対応する基準周波数を電路1に流れる電流の周波数として検出するものである。
上記の例では、比較判定回路10は、乗算データcos(ω1t+Δ)cos(ω21t),cos(ω1t+Δ)cos(ω21t+θ),cos(ω1t+Δ)cos(ω22t),cos(ω1t+Δ)cos(ω22t+θ)の周波数成分に含まれる直流成分の大きさを比較し、最も大きい直流成分を与えるような乗算データを特定し、当該特定された乗算データに対応する基準周波数を電路1に流れる電流の周波数として検出する(図4(d)参照)。
以上のように、本実施の形態の回路遮断器30は、交流電流が流れる電路1を開閉可能な回路遮断器であって、電路1に流れる交流電流に応じた電流信号を出力する変流器14と、いずれかが前記交流電流の周波数に等しい複数の基準周波数のそれぞれについて基準周波数の基準波形を予め記憶する基準波形記憶部15と、変流器14から出力された電流波形と基準波形記憶部15に記憶された前記各基準波形との乗算をする乗算回路8と、乗算回路8で乗算された各乗算データを高速フーリエ変換し周波数成分へ変換するFFT回路7と、FFT回路7で周波数成分へ変換された前記各乗算データに直流成分が含まれるか否かを判定し、最も大きな直流成分を含むような乗算データに対応する基準周波数を電路1に流れる交流電流の周波数として検出する比較判定回路10とを備えている。
このような構成により、電路1に流れる電流に高調波成分もしくオフセット成分もしくは低周波成分またはこれらの任意の組合せが含まれる場合でも、電流波形のゼロクロス点を求める必要がないので、電路1に流れる交流電流の周波数を精度よく検出することができる。
また、本実施の形態では、特性設定部11によりユーザーが周波数を設定することができる。回路遮断器30は、設定された周波数を用いて各種の演算および表示等を行う。この構成において、ユーザーが周波数の設定を間違った場合でも、周波数検出部33が独自に周波数を検出するので、ユーザーの設定間違いを検出し、ユーザーへその旨を外部表示もしくは接点出力し、設定間違いの可能性がある旨を知らせることが可能となる。詳細には、比較判定回路10は、検出された周波数と特性設定部11を介して設定された周波数とが一致するか否かを判定し、一致しない場合には例えば表示部6を介してその旨を報知する。
以上のように、本発明に係る回路遮断器は、気中遮断器として有用である。
1,1a〜1c,1n 電路、2,2a〜2c,2n 開閉接点、3 電磁装置、4 電源回路、5 トリガ回路、6,12 表示部、7 FFT回路、8 乗算回路、9 A/D変換回路、10 比較判定回路、11 特性設定部、13,13a〜13c,13n,14,14a〜14c,14n 変流器、15 基準波形記憶部、16 整流回路、30 回路遮断器、31 遮断制御部、32 制御処理部、33 周波数検出部。
次に、測定波形にオフセット成分が含まれ、かつ、測定波形と基準波形の位相が等しい場合について検討する。オフセット成分をAとすると、測定波形に基準波形を乗算することで得られる波形は次の通りとなる。
(A+cos(ω1t))cos(ω2t)=Acos(ω2t)+cos(ω1t)cos(ω2t)・・・(2)
上式の右辺第1項は基準波形の周波数成分、右辺第2項は(1)の波形と同じ波形である。この場合でもf1=f2であれば直流成分が生じ、f1≠f2であれば直流成分は生じない。すなわち、測定波形にオフセット成分が含まれていたとしても、測定波形と基準波形が同位相でかつ周波数が同じ場合、両波形を乗算して直流成分を検出することで、測定波形の周波数を特定することができる。

Claims (4)

  1. 交流電流が流れる電路を開閉可能な回路遮断器であって、
    前記電路に流れる交流電流に応じた電流信号を出力する変流器と、
    いずれかが前記交流電流の周波数に等しい複数の基準周波数のそれぞれについて基準周波数の基準波形を予め記憶する基準波形記憶部と、
    前記変流器から出力された電流波形と前記基準波形記憶部に記憶された前記各基準波形との乗算をする乗算部と、
    前記乗算部で乗算された各乗算データをフーリエ変換し周波数成分へ変換するフーリエ変換部と、
    前記フーリエ変換部で周波数成分へ変換された前記各乗算データに直流成分が含まれるか否かを判定し、最も大きな直流成分を含むような乗算データに対応する基準周波数を前記電路に流れる交流電流の周波数として検出する比較判定部と、
    を備えることを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記変流器から出力された電流信号をA/D変換するA/D変換を備え、
    前記乗算部は、前記A/D変換部によりデジタルデータに変換された電流波形と前記各基準波形との乗算をし、
    前記フーリエ変換部は、前記乗算部で乗算された各乗算データを高速フーリエ変換することを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 前記基準波形記憶部は、前記各基準周波数について、位相が互いに異なりかつ位相差がπの整数倍とならない複数の基準波形を予め記憶していることを特徴とする請求項2に記載の回路遮断器。
  4. 周波数を設定可能な特性設定部を備え、
    前記比較判定部は、検出された周波数と前記特性設定部を介して設定された周波数とが一致するか否かを判定し、一致しない場合にはその旨を報知することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の回路遮断器。
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