JPH08190851A - 遮断器 - Google Patents
遮断器Info
- Publication number
- JPH08190851A JPH08190851A JP7001015A JP101595A JPH08190851A JP H08190851 A JPH08190851 A JP H08190851A JP 7001015 A JP7001015 A JP 7001015A JP 101595 A JP101595 A JP 101595A JP H08190851 A JPH08190851 A JP H08190851A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- alarm
- current
- predetermined value
- harmonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H83/00—Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
- H01H83/20—Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by excess current as well as by some other abnormal electrical condition
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/04—Means for indicating condition of the switching device
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、系統電流の高調波を検出し、所定の
値を超えた場合に警報若しくは遮断出力を発する機能を
遮断器に内蔵し、系統の突発遮断回避，小形化を目的と
する。 【構成】変流器１１〜１４，ＭＰＵ１８，特性設定部１
９，警報表示２０，引外し装置２１，警報出力２２によ
って構成される。 【効果】高調波を検出し、警報を発する為、突発遮断を
回避でき、遮断器に内蔵するので小形化できる。
値を超えた場合に警報若しくは遮断出力を発する機能を
遮断器に内蔵し、系統の突発遮断回避，小形化を目的と
する。 【構成】変流器１１〜１４，ＭＰＵ１８，特性設定部１
９，警報表示２０，引外し装置２１，警報出力２２によ
って構成される。 【効果】高調波を検出し、警報を発する為、突発遮断を
回避でき、遮断器に内蔵するので小形化できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、警報を発する機能を具
備した遮断器に係り、特に高調波電流を検出して警報を
発するに好適な遮断器に関する。
備した遮断器に係り、特に高調波電流を検出して警報を
発するに好適な遮断器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＯＡ機器やインバータ制御機器等
が大量の高調波電流を発生し、これが他の電気設備，機
器に悪影響を与えている。これら悪影響の対策として、
各種フィルタの設置等が構じられているが、従来この対
策の為の高調波測定，分析は所謂測定器レベル、即ち測
定値（検出値）を表示，記録するものであった。高調波
に関する分析と対策については例えば、「高調波対策
（１）」，古屋，建築設備士，’９４−８，「高調波対
策（２）」，古屋，建築設備士，’９４−１１，「既設
ビルにおける高調波障害の発生事例調査」，関本他，建
築設備士，’９２−５にある。
が大量の高調波電流を発生し、これが他の電気設備，機
器に悪影響を与えている。これら悪影響の対策として、
各種フィルタの設置等が構じられているが、従来この対
策の為の高調波測定，分析は所謂測定器レベル、即ち測
定値（検出値）を表示，記録するものであった。高調波
に関する分析と対策については例えば、「高調波対策
（１）」，古屋，建築設備士，’９４−８，「高調波対
策（２）」，古屋，建築設備士，’９４−１１，「既設
ビルにおける高調波障害の発生事例調査」，関本他，建
築設備士，’９２−５にある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、表
示，記録のみであったため、負荷の稼動状況で変化する
高調波の影響を把握する為には、長期間の測定，記録
と、対策の為には事後の人的な関与が必要であった。
又、上記従来技術は、一般配電盤，受電盤内の遮断器と
は別置されている為、設置スペースが問題であり、盤内
収納は不可能であった。
示，記録のみであったため、負荷の稼動状況で変化する
高調波の影響を把握する為には、長期間の測定，記録
と、対策の為には事後の人的な関与が必要であった。
又、上記従来技術は、一般配電盤，受電盤内の遮断器と
は別置されている為、設置スペースが問題であり、盤内
収納は不可能であった。
【０００４】本発明は上記問題点に鑑み、その目的は高
調波の与える影響を検出し、警報を発する機能を内蔵し
た遮断器を提供することにある。
調波の与える影響を検出し、警報を発する機能を内蔵し
た遮断器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、遮断器内に電流検出手段と該検出出力から高調波成
分を演算する手段と、警報若しくは遮断信号出力レベル
設定部と、警報出力若しくは遮断出力が具備されてい
る。
め、遮断器内に電流検出手段と該検出出力から高調波成
分を演算する手段と、警報若しくは遮断信号出力レベル
設定部と、警報出力若しくは遮断出力が具備されてい
る。
【０００６】
【作用】電流検出手段により検出された電流は、次段の
演算手段でクレストファクタ（以下Ｃ．Ｆ．）又は、ｎ
次高調波に展開され、外部設定手段により設定された警
報、若しくは遮断レベルを超えた時に警報若しくは、遮
断手段を駆動する。
演算手段でクレストファクタ（以下Ｃ．Ｆ．）又は、ｎ
次高調波に展開され、外部設定手段により設定された警
報、若しくは遮断レベルを超えた時に警報若しくは、遮
断手段を駆動する。
【０００７】
【実施例】次に本発明の実施例を図１により説明する。
図１は、本実施例の回路ブロック図である。本実施例の
遮断器は、その内部に電流検出手段１１、１２、１３と
これらの電流検出手段の検出出力から高調波成分を演算
する手段１８と、警報若しくは遮断信号出力レベル設定
部１９と、警報出力２２と引き外し装置２１に供給され
る遮断出力を有している。演算手段１８は、系統の高調
波が第一の所定の値を越えた場合は警報出力を発し、第
一の所定の値を越える第二の所定の値を越えた場合は、
遮断動作するようプログラムされている。この遮断動作
は、負荷の高調波耐量に合った限時特性を有している。
第１および第２の所定の値は、Ｃ．Ｆ、ｎ次高調波又は
中性線電流を用いることができる。また、警報出力は、
有接点リレー、若しくはフォトカプラ，フォトＭＯＳリ
レー等の光結合素子を用いることができる。
図１は、本実施例の回路ブロック図である。本実施例の
遮断器は、その内部に電流検出手段１１、１２、１３と
これらの電流検出手段の検出出力から高調波成分を演算
する手段１８と、警報若しくは遮断信号出力レベル設定
部１９と、警報出力２２と引き外し装置２１に供給され
る遮断出力を有している。演算手段１８は、系統の高調
波が第一の所定の値を越えた場合は警報出力を発し、第
一の所定の値を越える第二の所定の値を越えた場合は、
遮断動作するようプログラムされている。この遮断動作
は、負荷の高調波耐量に合った限時特性を有している。
第１および第２の所定の値は、Ｃ．Ｆ、ｎ次高調波又は
中性線電流を用いることができる。また、警報出力は、
有接点リレー、若しくはフォトカプラ，フォトＭＯＳリ
レー等の光結合素子を用いることができる。
【０００８】本実施例の構成を具体的に説明する。本実
施例の遮断器は、主回路電源側端子１〜４，負荷側端子
５〜８を接続する開閉部を有した本体を貫通する変流器
１１〜１４を有し、該変流器１１〜１４の２次出力を整
流器１５を介して電源部１６と信号検出回路１７に接続
してある。さらに該検出回路１７の出力はＭＰＵ１８に
接続され、該ＭＰＵ１８の各Ｉ／Ｏには、特性設定部１
９，警報表示部２０，引外し装置が接続されている。
施例の遮断器は、主回路電源側端子１〜４，負荷側端子
５〜８を接続する開閉部を有した本体を貫通する変流器
１１〜１４を有し、該変流器１１〜１４の２次出力を整
流器１５を介して電源部１６と信号検出回路１７に接続
してある。さらに該検出回路１７の出力はＭＰＵ１８に
接続され、該ＭＰＵ１８の各Ｉ／Ｏには、特性設定部１
９，警報表示部２０，引外し装置が接続されている。
【０００９】次にその動作は、該変流器１１〜１４によ
って主幹電流を検出し、その２次出力電流を整流器１５
によって整流し、内部回路用電源を該電源回路１６で生
成する一方、信号検出回路を介し、ＭＰＵ１８に検出電
流を送る。該ＭＰＵでは、検出電流のＣ．Ｆ．若しく
は、フーリ工展開をして第ｎ次高調波の含有率を演算す
る。尚、Ｃ．Ｆ．および第ｎ次高調波含有率の演算は、
周知の方法であるので省略する。次に該演算データは、
該特性設定部で予め設定された値と該ＭＰＵ１８内で比
較され、設定値を超えた場合には、該警報を表示すると
共に警報出力を発生する。この時、電流波形の歪によっ
て警報／遮断のしきい値を予め設定しておくことによ
り、警報／遮断の遂択ができる。
って主幹電流を検出し、その２次出力電流を整流器１５
によって整流し、内部回路用電源を該電源回路１６で生
成する一方、信号検出回路を介し、ＭＰＵ１８に検出電
流を送る。該ＭＰＵでは、検出電流のＣ．Ｆ．若しく
は、フーリ工展開をして第ｎ次高調波の含有率を演算す
る。尚、Ｃ．Ｆ．および第ｎ次高調波含有率の演算は、
周知の方法であるので省略する。次に該演算データは、
該特性設定部で予め設定された値と該ＭＰＵ１８内で比
較され、設定値を超えた場合には、該警報を表示すると
共に警報出力を発生する。この時、電流波形の歪によっ
て警報／遮断のしきい値を予め設定しておくことによ
り、警報／遮断の遂択ができる。
【００１０】本実施例によれば、Ｃ．Ｆ．又は、ｎ次高
調波を検出することにより警報を発生することができる
ので、予告無しの突発的な遮断（以下、突発遮断）を回
避し、高調波に弱い機器を避難させる手を打つことがで
きる。又、該設定値を複数個設けることにより、警報／
遮断を分けることができるので、負荷機器の損傷を防ぐ
ことができる。次に、中性線（端子４，８）のみの電流
を特性設定部で設定した値と比較することにより、高調
波による中性線電流増が機器に与える悪影響を除去する
ことができる。
調波を検出することにより警報を発生することができる
ので、予告無しの突発的な遮断（以下、突発遮断）を回
避し、高調波に弱い機器を避難させる手を打つことがで
きる。又、該設定値を複数個設けることにより、警報／
遮断を分けることができるので、負荷機器の損傷を防ぐ
ことができる。次に、中性線（端子４，８）のみの電流
を特性設定部で設定した値と比較することにより、高調
波による中性線電流増が機器に与える悪影響を除去する
ことができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、高調波電流が所定の値
を超えた時に影響を発することができるので、突発遮断
を回避することができ、高調波の影響を与える機器若し
くは受ける機器の分岐回路切離等の手を打つことができ
る。
を超えた時に影響を発することができるので、突発遮断
を回避することができ、高調波の影響を与える機器若し
くは受ける機器の分岐回路切離等の手を打つことができ
る。
【図１】本発明の実施例の遮断器の回路ブロック図であ
る。
る。
１１，１２，１３，１４…変流器，１８…ＭＰＵ，１９
…特性設定部，２０…警報表示部，２１…引外し装置，
２２…警報出力
…特性設定部，２０…警報表示部，２１…引外し装置，
２２…警報出力
Claims (6)
- 【請求項１】受配電系統の過負荷，短絡を検出し、所定
の限時以後該受配電系統を切離する遮断器において、該
受配電系統の高調波が所定の値を越えた時に警報出力を
発することを特徴とする遮断器。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項において、該受配電
系統の高調波が第一の所定の値を越えた場合は警報出力
を発し、該第一の所定の値を越える第二の所定の値を越
えた場合は、遮断動作することを特徴とする遮断器。 - 【請求項３】特許請求の範囲第２項において、該遮断動
作は、負荷の高調波耐量に合った限時特性を有すること
を特徴とする遮断器。 - 【請求項４】特許請求の範囲第１項において、該所定の
値は、クレストファクタ又はｎ次高調波であることを特
徴とする遮断器。 - 【請求項５】特許請求の範囲第１項において、該所定の
値は中性線電流であることを特徴とする遮断器。 - 【請求項６】特許請求の範囲第１項において、該警報出
力は、有接点リレー、若しくは光結合素子であることを
特徴とする遮断器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001015A JPH08190851A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 遮断器 |
| KR1019960000188A KR100196016B1 (ko) | 1995-01-09 | 1996-01-08 | 회로 차단기 |
| CN96100626A CN1077329C (zh) | 1995-01-09 | 1996-01-08 | 断路器 |
| SG1996000111A SG35474A1 (en) | 1995-01-09 | 1996-01-09 | Circuit breaker |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001015A JPH08190851A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08190851A true JPH08190851A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11489757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7001015A Pending JPH08190851A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 遮断器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08190851A (ja) |
| KR (1) | KR100196016B1 (ja) |
| CN (1) | CN1077329C (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013125255A1 (ja) * | 2012-02-21 | 2013-08-29 | 株式会社 東芝 | 統合ユニット及び保護リレーシステム |
| CN104217871A (zh) * | 2013-06-05 | 2014-12-17 | 施耐德电器工业公司 | 多功能隔离开关 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100922265B1 (ko) * | 2007-08-20 | 2009-10-15 | 엘에스산전 주식회사 | 대용량 차단기 |
| JP5212005B2 (ja) * | 2008-10-08 | 2013-06-19 | 三菱電機株式会社 | 電子式回路遮断器 |
| JP5243344B2 (ja) * | 2009-05-20 | 2013-07-24 | 三菱電機株式会社 | 回路遮断器 |
| CN106233417B (zh) * | 2014-04-15 | 2019-06-18 | 三菱电机株式会社 | 电路断路器 |
| GB2538087B (en) * | 2015-05-06 | 2019-03-06 | Torro Ventures Ltd | Analysing a power circuit |
| US11726117B2 (en) | 2020-04-30 | 2023-08-15 | Florida Power & Light Company | High frequency data transceiver and surge protection retrofit for a smart meter |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4104687A (en) * | 1976-11-24 | 1978-08-01 | S&C Electric Company | Device for detecting unbalanced conditions in a polyphase equipment bank |
| JPH03135324A (ja) * | 1989-10-18 | 1991-06-10 | Fuji Electric Co Ltd | 高調波電流の監視警報装置 |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP7001015A patent/JPH08190851A/ja active Pending
-
1996
- 1996-01-08 CN CN96100626A patent/CN1077329C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1996-01-08 KR KR1019960000188A patent/KR100196016B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013125255A1 (ja) * | 2012-02-21 | 2013-08-29 | 株式会社 東芝 | 統合ユニット及び保護リレーシステム |
| JP5752845B2 (ja) * | 2012-02-21 | 2015-07-22 | 株式会社東芝 | 統合ユニット及び保護リレーシステム |
| CN104217871A (zh) * | 2013-06-05 | 2014-12-17 | 施耐德电器工业公司 | 多功能隔离开关 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR960030288A (ko) | 1996-08-17 |
| CN1137685A (zh) | 1996-12-11 |
| KR100196016B1 (ko) | 1999-06-15 |
| CN1077329C (zh) | 2002-01-02 |
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