JPWO2015146096A1 - ナット圧入部を備えるベース体 - Google Patents

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Abstract

ナット圧入部(8)は、底面(12)と、内周壁面(14)と、圧入リブ(10)と、接触部(11)と、を備えている。底面(12)は、圧入方向に対向する。内周壁面(14)は、圧入方向と略平行である。圧入リブ(10)は、内周壁面(14)から突出し、かつ圧入方向に沿って細長く形成され、圧入されたナット(7)の周面に接触する。接触部(11)は、底面(12)よりも上に配置され、圧入されたナット(7)に対して下側から接触する。そして、内周壁面(14)から突出する方向に圧入リブ(10)を仮想的に延長して得られる領域である削りカス飛出領域(21)に干渉せず、かつ当該削りカス飛出領域(21)に対して圧入方向で重ならないように、接触部(11)が配置されている。

Description

本発明は、主として、ナットを圧入するために樹脂製のベース体に形成されるナット圧入部の構成に関する。
合成樹脂製のベース体に金属製のナットを圧入して固定することがある。このような構成は、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1は、合成樹脂製の電気接続箱本体に、接続用ナットが圧入されるナット収容部が形成された構成を開示している。このナット収容部には、寸法誤差等を吸収するための圧入リブが形成されている。
特許文献1は、ナット収容部に接続用ナットを圧入したときに、前記圧入リブが擦られて削れ、樹脂屑(削りカス)が発生する問題を指摘している。これに関し、特許文献1は、ナット収容部の底面において樹脂屑収容凹所を形成した構成を開示している。特許文献1は、ナットの圧入の際に生じる樹脂屑を樹脂屑収容凹所に収容できるので、ナット収容部の底面とナットとの間に樹脂屑が挟まって、ナットがナット収容部から浮き上がったり傾斜したりする等の不具合を防止できる、としている。
特開2011−239600号公報
圧入リブが削られることにより発生する樹脂屑は、いわゆるカンナ屑のように、細長い帯状の形状を呈する場合がある。ところが、特許文献1の樹脂屑収容凹所は、圧入リブのまわりにのみ形成されているので、細長い帯状の樹脂屑を収容するのに適した形状とは言いがたい。このため、細長い帯状の樹脂屑が発生した場合は、当該樹脂屑が樹脂屑収容凹所からハミ出してしまうことがあると考えられる。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、圧入リブの削りカスが、ナットと底面の間に挟まれることを確実に防止できる構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本願発明の第1の観点によれば、ナットが圧入方向で圧入されるナット圧入部を有するベース体が以下のとおり提供される。即ち、前記ナット圧入部は、底面と、内周壁面と、圧入リブと、接触部と、を備える。前記底面は、前記圧入方向に対向する。前記内周壁面は、前記圧入方向と略平行である。前記圧入リブは、前記内周壁面から突出し、かつ前記圧入方向に沿って細長く形成され、圧入された前記ナットの周面に接触する。前記接触部は、前記底面よりも前記圧入方向上流側に配置され、圧入された前記ナットに対して圧入方向下流側から接触する。そして、前記圧入リブを当該圧入リブに対向する内周壁面まで前記突出する方向に沿って仮想的に移動させたときに当該圧入リブが描く軌跡に対して、前記圧入方向で重なる位置には、前記接触部が配置されていない。
即ち、圧入リブが削れて発生する削りカスは、圧入リブの突出方向に向けて飛び出すように発生し易い。そこで、この領域には接触部を配置しないようにすることで、当該接触部とナットとの間に削りカスが挟まれてしまうことを防止できる。
上記のベース体は、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記ナット圧入部の内周形状は、前記ナットの外周形状に合わせて多角形状に形成されている。当該多角形の辺の中央部近傍に前記圧入リブが形成されている。そして、当該多角形の隅の近傍に前記接触部が配置されている。
接触部を隅部の近傍に配置することにより、圧入されたナットの隅部を下から支えることができるので、当該ナットを安定して支えることができる。
上記のベース体において、前記接触部は、少なくとも前記多角形の各隅の近傍に配置されていることが好ましい。
このように、接触部を各隅に配置することで、ナットの各隅を下から支えることができる。これにより、ナットを安定して支えることができる。
本願発明の第2の観点によれば、ナットが圧入方向で圧入されるナット圧入部を有するベース体が以下のとおり提供される。即ち、当該ナット圧入部は、底面と、内周壁面と、圧入リブと、接触部と、を備える。前記底面は、前記圧入方向に対向する。前記内周壁面は、前記圧入方向と略平行である。前記圧入リブは、前記内周壁面から突出し、かつ前記圧入方向に沿って細長く形成され、圧入された前記ナットの周面に接触する。前記接触部は、前記底面よりも前記圧入方向上流側に配置され、圧入された前記ナットに対して圧入方向下流側から接触する。前記ナット圧入部の内周形状は、前記ナットの外周形状に合わせて多角形状に形成されている。そして、当該多角形の各辺の中央部近傍に前記圧入リブが形成され、前記多角形の隅のうち少なくとも2つの隅の近傍に前記接触部が互いに独立して配置されている。
このように構成すれば、圧入リブの周囲を避けて接触部を配置できる。これにより、圧入リブが削れて発生する削りカスが、接触部とナットとの間に挟まれてしまうことを防止できる。また、接触部を上記のように配置したので、ナットの少なくとも2つの隅に対して接触部が下から接触できる。これにより、当該ナットを安定して支えることができる。
上記のベース体は、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記圧入方向において、前記接触部から前記底面までの距離は、前記圧入リブの上流側端部から前記接触部までの距離よりも長い。
これによれば、圧入リブが削れて発生した削りカスが帯状になって垂れ下がったとしても、当該削りカスの先端が底面に接触することがない。
上記のベース体は、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記圧入リブは、前記圧入方向で連続的に形成されている。そして、前記圧入リブの前記圧入方向下流側の端部は、前記底面に接続している。
このように、圧入リブを底面まで連続的に形成することにより、削りカスが途中で千切れて圧入リブから分離してしまうことを防止できる。また、圧入リブを底面に接続することで、当該圧入リブの強度を確保できる。
本願発明の別の観点によれば、上記のベース体を備える電気接続箱が提供される。
この電気接続箱は、ベース体に対してナットを確実に固定できる。従って、電気接続箱の信頼性を高めることができる。
本願発明の更に別の観点によれば、上記のベース体を備える端子台が提供される。
この端子台は、ベース体に対してナットを確実に固定できる。従って、端子台の信頼性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係るベース体に対してプレート等を取り付ける様子を示す斜視図。 ナット圧入部を拡大して示す斜視図。 ナット圧入部の平面図。 削りカス飛出領域を示す平面図。 ナット圧入部の側面断面図。 ナット圧入部に対してナットを途中まで圧入した様子を示す側面断面図。 ナット圧入部に対してナットを最後まで圧入した様子を示す側面断面図。 ベース体に対してプレートを取り付けた様子を示す側面断面図。 ナット圧入部の変形例を示す側面断面図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本実施形態の電気接続箱1は、ベース体3と、プレート2と、を備えている。図1に示すのは、本発明の一実施形態に係るベース体3に対するプレート2の取付け構造を示す斜視図である。また、電気接続箱1は、ベース体3の上方を覆うアッパーケースと、ベース体3の下方を覆うロアーケースと、を備えている場合がある。なお、電気接続箱の構成は公知であるから、アッパーケース及びロアーケースの図示は省略する。
ベース体3は、合成樹脂から構成され、略ブロック状を呈している。なお、図1等に示すのは、ベース体3の一部である。ベース体3は、プレート2が取り付けられる取付面4を有している。本実施形態において、プレート2は金属製の接続プレートである。ただし、プレート2は、ベース体3に取り付けられる板状のものであれば良く、その素材及び機能は特に限定されない。例えば、プレート2は、端子、回路基板、バスバー、又はステーなどでも有り得る。
プレート2には、金属製のボルト5を挿通させる挿通孔6が形成されている。一方、ベース体3の取付面4には、金属製のナット7を装着するナット圧入部8が形成されている。ナット圧入部8は、ナット7を圧入して固定できるように構成されている。
以下の説明では、ナット圧入部8に対してナット7を圧入する方向(図5に白抜きの矢印で示す方向)を、「圧入方向」と呼ぶ。なお、以下の説明において、圧入方向が下向きであると考えて、当該圧入方向の下流側(図5の下側)を、単に「下」と呼び、圧入方向の上流側(図5の上側)を、単に「上」と呼ぶ。ただしこれは、説明を分かり易くするための便宜上の呼称であり、圧入方向を下向きに限定するものではない。
ベース体3にプレート2を取り付ける際には、予め、ナット圧入部8内にナット7を圧入しておく。そして、プレート2の挿通孔6にボルト5を挿通させるとともに、当該ボルト5を前記ナット7に螺入させる。これにより、ベース体3の取付面4にプレート2が固定される。取付面4にプレート2が固定された様子を、図8の断面図に示す。
続いて、ナット圧入部8の構成について詳しく説明する。
図2、図3及び図5に示すように、ナット圧入部8は、内周壁面14と、底面12と、圧入リブ10と、接触部11と、を備えている。なお、ナット圧入部8は、合成樹脂製のベース体3に一体的に形成されているので、ナット圧入部8の各構成は合成樹脂によって構成されている。
ナット圧入部8は、取付面4において圧入方向に凹むように形成された凹部として構成されている。底面12は、圧入方向に対向して設けられており、ナット圧入部8の底を構成している。なお、本実施形態の底面12は、圧入方向に直交し、上側を向くように略平面状に形成されている。
内周壁面14は、圧入方向に平行な壁面として形成され、ナット圧入部8の内周を構成している。ナット圧入部8の内周形状は、ナット7の外周形状の合わせて多角形状に形成されている。より具体的には、図3に示すように圧入方向で見たときに、内周壁面14が、ナット7の外周形状に合わせて多角形状に形成されている。なお、本実施形態のナット7は四角ナット(又は板ナット)であるため(図1参照)、ナット圧入部8の内周壁面14は、圧入方向で見て四角形状に形成されている。
圧入リブ10は、内周壁面14に一体的に形成されたリブ状の部位である。圧入リブ10は、内周壁面14の法線方向に向けて突出するように形成されている。また、圧入リブ10は、ナット7の圧入方向に沿って(圧入方向と平行に)細長く形成されている。図2及び図5に示すように、圧入リブ10は、内周壁面14の上端近傍から、当該内周壁面14の下端まで、連続的に形成されている。即ち、圧入リブ10は、内周壁面14の圧入方向のほぼ全域にわたって形成されている。
図2及び図5に示すように、圧入リブ10の上端部(圧入方向上流側の端部)は、斜面15となっている。斜面15は、内周壁面14から遠ざかるにつれて底面12に近づくように、取付面4に対して傾いた面として形成されている。また、図2及び図5に示すように、圧入リブ10の下端部は、底面12に接続している。
本実施形態においては、図3に示すように、内周壁面14を圧入方向で見たときの四角形の4つ「辺」のそれぞれに、2つずつ圧入リブ10が形成されている。従って、本実施形態のナット圧入部8は、8つの圧入リブ10を備えている。
接触部11は、ナット圧入部8に圧入されたナット7に対して、下側から接触する部分である。接触部11がナット7に対して下から接触している様子を、図7に示す。本実施形態の接触部11は、圧入方向と直交し、かつ上側を向く平面として構成されている。図2及び図5に示すように、接触部11は、底面12よりも上(圧入方向上流側)に配置されている。
図3に示すように、内周壁面14を圧入方向で見たときの四角形の4つの「隅」に該当する部分それぞれの近傍に、接触部11が設けられている。また、接触部11は、互いに独立している。従って、本実施形態のナット圧入部8は、4つの接触部11を備えている。なお、「接触部11が互いに独立している」とは、接触部11同士が、ナット7に対して下から接触しない部分によって分断されていることをいう。例えば本実施形態では、図3に示すように圧入方向で見たときに、各接触部11同士の間の部分は底面12となっている。底面12は、接触部11よりも下に位置しているので、当該底面12がナット7に対して下から接触することはない。従って、本実施形態において、内周壁面14を圧入方向で見たときの四角形の四隅それぞれの近傍に配置された接触部11は、互いに独立していると言うことができる。
図3に示すように、内周壁面14を圧入方向で見たときの四角形の「辺」の1つに注目した場合、当該辺の両端部近傍に接触部11が、当該辺の中央部近傍に2つの圧入リブ10が、それぞれ配置されている。従って、圧入リブ10は、2つの接触部11の間に配置されていると言うこともできる。
図3には、ナット圧入部8に圧入されるナット7を点線で示している。図3に示すように圧入方向で見て、各圧入リブ10の先端が、ナット7の周壁にオーバーラップするように構成されている。従って、ナット圧入部8にナット7を圧入したときに、当該ナット7の周面に対して圧入リブ10の先端が接触する。
また、図3に示すように圧入方向で見たときに、接触部11が、ナット7の四隅にオーバーラップするように構成されている。従って、ナット圧入部8にナット7を圧入したときに、接触部11が、ナット7の四隅に対して下から接触する。
また、図3には、ナット7のネジ孔19が点線で示されている。図3に示すように圧入方向で見たときに、圧入リブ10及び接触部11は、ネジ孔19の内側にオーバーラップしないように配置されている。従って、ナット7のネジ孔19にボルト5を螺入して、当該ボルト5の先端がナット7の下面から突出したときに、当該ボルト5の先端に圧入リブ10又は接触部11が干渉することがない。これにより、ナット7に対してボルト5を螺入することができる。
続いて、以上のように構成されたナット圧入部8にナット7を圧入する様子について説明する。
図5に示すように、ナット7を、ナット圧入部8の上側から、当該ナット圧入部8に対して圧入方向(図5の下向き)に挿入する。このとき、ナット7は、圧入リブ10の上端に形成された斜面15に接触する。これにより、ナット7が、斜面15によって案内されるので、当該ナット7がナット圧入部8に対してセンタリングされる。
このようにナット圧入部8に対してセンタリング状態からナット7を圧入方向に押し込むことにより(図6)、当該ナット7の周面を、複数の圧入リブ10に対して均等に接触させることができる。本実施形態では、圧入方向で見て四角形状の内周壁面14の各辺に2つの圧入リブ10が形成されているので、ナット7の外周面に対して、四方から均等に圧入リブ10が接触する。これにより、圧入方向に直交する平面内でのナット7のガタつきを防止できる。
なお、ナット7が圧入リブ10に接触しながら圧入されることで、当該圧入リブ10がナット7によって削られて、削りカス(樹脂屑)20が発生する(図6参照)。この削りカス20については後述する。
ナット7を圧入方向に圧入していくと、当該ナット7の下面に対して、接触部11が下から接触する(図7の状態)。これにより、ナット7が圧入方向で位置決めされるとともに、当該ナット7を接触部11によって下から支えることができる。これにより、ナット圧入部8に対するナット7の固定が完了する。
なお、取付面4から接触部11までの圧入方向での距離は、ナット7の厚み(圧入方向での寸法)とほぼ同じとされている。従って、ナット圧入部8にナット7を固定した状態においては、ナット7の上面と、取付面4と、がほぼ同一面となる(図7参照)。
そして、このようにしてナット圧入部8にナット7を固定することにより、ベース体3の取付面4に対してプレート2を取り付けることが可能となる。即ち前述のように、プレート2の挿通孔6にボルト5を挿通させ(図1参照)、当該ボルト5を前記ナット7に螺入する。これにより、プレート2を、ベース体3の取付面4に固定できる(図8の状態)。
図8に示すように、ボルト5の先端は、ナット圧入部8に圧入されているナット7の下面から下に向けて突出することができる。従って、ナット圧入部8のうち、圧入されたナット7よりも下側の空間(圧入方向で接触部11よりも下流側の空間)は、ボルト5の先端を収容するための空間であると言うこともできる。
続いて、本実施形態の特徴について説明する。
前述のように、ナット圧入部8にナット7を圧入したとき、圧入リブ10が削れて、削りカス20が発生する。この削りカス20が、仮に、ナット7と接触部11との間に挟まれてしまうと、圧入したナット7が接触部11から浮いてしまう。この結果、ナット7が取付面4から上に飛び出したり、傾斜したりしてしまう。
そこで本実施形態のベース体3は、各圧入リブ10の周囲に削りカス20を逃がす空間を設けたものである。より具体的には、図2及び図3に示すように、各圧入リブ10の周囲には接触部11が配置されていない。即ち、圧入方向で見たときに、圧入リブ10の周囲は、底面12となっている。
これにより、圧入リブ10が削れて削りカス20が発生したとしても、圧入リブ10の周囲には接触部11が無いので、前記削りカス20が接触部11とナット7の間に挟まることが無い。これにより、ナット7が接触部11から浮いてしまうことを防止できる。
なお、圧入リブ10の周囲に削りカス20を収容する樹脂屑収容凹所を設けた構成は、特許文献1にも記載されている。しかしながら、特許文献1では、圧入リブ10の周囲にのみ樹脂屑収容凹所を設けているので、当該樹脂屑収容凹所に削りカス20が入らない場合があり得る。
この点について詳しく説明する。即ち、削りカス20は、圧入リブ10の突出方向先端部分が削れて発生するので、図6及び図7に示すように、圧入リブ10の突出方向(内周壁面14の法線方向)に向けて飛び出すように形成され易い。また、削りカス20は、細長い圧入リブ10が削れて発生するもであるから、図6及び図7に示すように、細長い帯状に形成されることが多い。
このように細長い削りカス20が圧入リブ10から飛び出すように発生した場合、当該削りカス20は、特許文献1の樹脂屑収容凹所には収まりきらない可能性が高い。従って、特許文献1の構成では、樹脂屑収容凹所から削りカスがハミ出してしまうことがあると考えられる。そして、特許文献1の構成では、樹脂屑収容凹所から削りカスがハミ出してしまうと、当該削りカスが、ナットと底面(本実施形態での接触部に対応)の間に挟まって、当該ナットが底面から浮いてしまう。
そこで本実施形態では、上記のような細長い帯状の削りカス20が発生した場合であっても、当該削りカス20がナット7と接触部11の間に挟まることを確実に防止するように工夫している。そこで、この点について更に詳しく説明する。
前述のように、削りカス20は、圧入リブ10の突出方向に向けて飛び出すように形成され易い。削りカス20が飛び出し易いと考えられる領域を、図4にハッチングをかけて符号21で示す。この符号21の領域を、削りカス20が飛び出し易い領域という意味で、「削りカス飛出領域」と呼ぶ。
図4に示すように、圧入方向で見たときに、削りカス飛出領域21は、圧入リブ10と同じ幅を有しており、かつ各圧入リブ10を起点として、前記突出方向に沿って細長く形成され、かつ当該圧入リブ10に対向する内周壁面14まで連続性を有する領域となっている。従って、削りカス飛出領域21は、各圧入リブ10を、当該圧入リブ10に対向する内周壁面14まで、突出方向に沿って仮想的に移動させたときに、当該圧入リブ10が描く軌跡である、と言える。
前述のように、削りカス飛出領域21は、削りカス20が飛び出し易い領域である。従って、仮に、削りカス飛出領域21に対して圧入方向で重なるように接触部11が配置されている場合、当該接触部11の上に削りカス20が飛び出す可能性が高い。この場合、当該接触部11とナット7の間に前記削りカス20が挟まれてしまう可能性が高い。逆に、削りカス飛出領域21に対して圧入方向で重ならない位置に接触部11が配置されていれば、当該接触部11の上に削りカス20が飛び出す可能性は低い。従ってこの場合、当該接触部11とナット7の間に前記削りカス20が挟まれてしまう可能性は低い。
そこで本実施形態では、削りカス飛出領域21に対して圧入方向で重なる位置には、接触部11を配置していない。言い換えれば、図4に示すように、圧入方向で見たときに、削りカス飛出領域21に干渉する位置には、接触部11が配置されていない。
より具体的には以下のとおりである。即ち、前述のように本実施形態では、内周壁面14を圧入方向で見たときの四角形の各辺の中央部に圧入リブ10を形成し、当該四角形の四隅の近傍それぞれに接触部11を配置している(図3及び図4)。そして、四隅の接触部11は、互いに独立している。これによれば、削りカス飛出領域21に対して圧入方向で重ならない位置に、接触部11を配置できる(図4参照)。
このように、削りカス飛出領域21に対して圧入方向で重ならない位置に、接触部11を配置したので、接触部11の上に削りカス20が飛び出すことがない。これにより、当該接触部11とナット7の間に削りカス20が挟まれてしまうことを防止できるので、ナット7が接触部11から浮くことを確実に防止できる。
なお、本実施形態では、四隅にのみ接触部11を配置しているので、特許文献1に比べると、ナット7に対して下から接触できる部分の面積(接触部11の面積)が小さくなっている。しかしながら本実施形態のように接触部11を配置すれば、ナット7の四隅をそれぞれ下から支えることができる。これにより、ナット7をバランス良く支えることができるので、当該ナット7が不安定になることがない。このように、本実施形態の接触部11は、ナット7に接触する面積が比較的小さいにもかかわらず、ナット7を安定して支えることができる。
ここで、圧入リブ10の上端から接触部11までの圧入方向での距離をL1とし、接触部11から底面12までの圧入方向での距離をL2とする(図5参照)。圧入リブ10のうち、ナット7によって削られ得るのは、図5にL1で示した範囲のみである。従って、圧入リブ10が削れて発生する細長い帯状の削りカス20の長さは、L1より長くなることはないと考えられる。
そこで本実施形態では、接触部11から底面12までの圧入方向での距離L2を、圧入リブ10の上端から接触部11までの圧入方向での距離L1よりも長くしている。これによれば、細長く形成された削りカス20が図7のように垂れ下がったとしても、当該削りカス20の先端が底面12に接することがない。これにより、当該削りカス20の先端が底面12に接触して異音が発生したりすることを防止できる。
ところで、削りカス20は、圧入リブ10の上側から下側に向けて削れて発生するので、仮に当該圧入リブ10が下端部まで削れてしまうと、当該下端部から削りカス20が千切れて分離してしまう。仮に圧入リブ10から削りカス20が分離した場合、当該削りカス20がナット圧入部8内に散乱し、異音等の原因になる。
そこで本実施形態では前述のように、圧入リブ10を、内周壁面14の上端から、当該内周壁面14の下端まで、連続的に形成している。そして、圧入リブ10の下端部は、底面12に接続している。本実施形態のナット圧入部8において、ナット7は底面12まで到達することはないから、圧入リブ10が下端部まで削れてしまうことはない。これにより、削りカス20が途中で千切れにくく、圧入リブ10から分離しにくくなっている。即ち、図7等に示すように、ナット7を最後まで圧入したときにおいても、削りカス20は、圧入リブ10に繋がったままの状態を維持し易い。これにより、削りカス20がナット圧入部8内に散乱することがないので、異音の発生等を防止できる。
なお、仮に、圧入リブ10が圧入方向で不連続に形成されている場合は、当該圧入リブ10を成形するのが難しくなる。本実施形態では上記のように、圧入リブ10が底面12まで連続的に形成されているので、当該圧入リブ10を成形するのに格別の困難はない。また、圧入リブ10の下端部が底面12に接続しているので、当該圧入リブ10の強度を十分に確保できる。
以上で説明したように、本実施形態のベース体3は、ナット7が圧入方向で圧入されるナット圧入部8を有している。ナット圧入部8は、底面12と、内周壁面14と、圧入リブ10と、接触部11と、を備えている。底面12は、圧入方向に対向する。内周壁面14は、圧入方向と略平行である。圧入リブ10は、内周壁面14から突出し、かつ圧入方向に沿って細長く形成され、圧入されたナット7の周面に接触する。接触部11は、底面12よりも上に配置され、圧入されたナット7に対して下側から接触する。そして、削りカス飛出領域21に対して圧入方向で重なる位置には、接触部11が配置されていない。
即ち、圧入リブ10が削れて発生する削りカス20は、圧入リブ10の突出方向に向けて飛び出すように発生し易い。そこで、この領域には接触部11を配置しないようにすることで、当該接触部11とナット7との間に削りカス20が挟まれてしまうことを防止できる。
また、上記で説明したように、本実施形態のベース体3において、ナット圧入部8の内周形状は、ナット7の外周形状に合わせて四角形状に形成されている。当該四角形の辺の中央部近傍に圧入リブ10が形成されている。そして、当該四角形の隅部の近傍に接触部11が配置されている。
接触部11を隅部の近傍に配置することにより、圧入されたナット7の隅部を下から支えることができるので、当該ナット7を安定して支えることができる。
また、上記で説明したように、本実施形態のベース体3において、接触部11は、前記四角形の四隅の近傍にそれぞれ配置されている。
このように、接触部11を四隅に配置することで、ナット7の四隅を下から支えることができる。これにより、ナット7を安定して支えることができる。
また、見方を変えれば、上記実施形態のベース体は、以下のように説明することもできる。即ち、本実施形態のベース体3は、ナット7が圧入方向で圧入されるナット圧入部8を有している。ナット圧入部8は、底面12と、内周壁面14と、圧入リブ10と、接触部11と、を備えている。底面12は、圧入方向に対向する。内周壁面14は、圧入方向と略平行である。圧入リブ10は、内周壁面14から突出し、かつ圧入方向に沿って細長く形成され、圧入されたナット7の周面に接触する。接触部11は、底面12よりも上に配置され、圧入されたナット7に対して下側から接触する。ナット圧入部8の内周形状は、ナット7の外周形状に合わせて四角形状に形成されている。当該四角形の各辺の中央部近傍に、圧入リブ10が形成されている。そして、前記四角形の四隅の近傍に、接触部11が互いに独立して配置されている。
このように構成すれば、圧入リブ10の周囲を避けて接触部11を配置できる。これにより、圧入リブ10が削れて発生する削りカスが20、接触部11とナット7との間に挟まれてしまうことを防止できる。また、接触部11を上記のように配置したので、ナット7の四隅に対して接触部11が下から接触できる。これにより、当該ナット7を安定して支えることができる。
また、上記で説明したように、本実施形態のベース体3は、以下のように構成されている。即ち、圧入方向において、接触部11から底面12までの距離L2は、圧入リブ10の上端部から接触部11までの距離L1よりも長い。
これによれば、圧入リブ10が削れて発生した削りカス20が帯状になって垂れ下がったとしても、当該削りカス20の先端が底面12に接触することがない。
また、上記で説明したように、本実施形態のベース体3は、以下のように構成されている。即ち、圧入リブ10は、圧入方向で連続的に形成されている。そして、圧入リブ10の下端部は、底面12に接続している。
このように、圧入リブ10を底面12まで連続的に形成することにより、削りカス20が途中で千切れて圧入リブ10から分離してしまうことを防止できる。また、圧入リブ10を底面12に接続することで、当該圧入リブ10の強度を確保できる。
また、上記で説明したように、本実施形態の電気接続箱1は、上記のベース体3を備えている。
この電気接続箱1は、ベース体3に対してナット7を確実に固定できる。従って、当該ベース体3に対してプレート2を確実に取り付けることができる。これにより、電気接続箱1の信頼性を高めることができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
本願発明のベース体は、電気接続箱に限らず、ナット7を圧入して固定する必要がある構成に広く採用できる。例えば、本実施形態のベース体は、電動機において、外部のバッテリーと接続するための端子を保持する端子台に採用することもできる。
上記実施形態において、底面12は、圧入方向に対して直交する平面であるとしたが、これに限らない。底面12は、圧入方向に対して対向しており、かつ接触部11よりも下(即ち、ナットに対して接触しない位置)に位置していれば良く、必ずしも圧入方向に対して厳密に直交する平面である必要はない。従って、底面12は、圧入方向に対して傾斜していても良いし、当該底面に凹凸や孔などが形成されていても、本願発明の効果には影響しない。
上記実施形態では、内周壁面14を圧入方向で見たときの四角形の4つの辺それぞれに2つずつ圧入リブ10が形成されているが、各辺に形成する圧入リブの数は1つでも良いし、3つ以上でも良い。また、必ずしも各辺に圧入リブ10が形成されている必要はなく、内周壁面14を圧入方向で見たときの四角形の4辺のうち少なくとも何れか1つに圧入リブ10が形成されていれば、ナット7を固定することは可能である。また、圧入リブ10を形成する位置は、必ずしも各辺の中央部近傍には限定されず、適宜の位置に形成することができる。
上記実施形態では、ナット7を四角形としたが、これに限定されず、多角形状のナット(例えば六角ナット)を圧入して固定するための構成にも本願発明の構成を応用できる。なお、ナット7が線対称の形状である場合(例えば、正方形、等脚台形、長方形、正六角形等の場合)、圧入リブ10は、ナット7の対称軸に関して互いに線対称となるように接触部11の間に配置されても良い。
上記実施形態では、四角形状のナット圧入部8の四隅それぞれの近傍に接触部11を設けるものとしたが、これに限らず、四隅のうちの少なくもと2つの隅に接触部11が形成されていればナット7を安定して支えることができる。五角形以上の多角形のナット(例えば六角ナット)を圧入する場合、ナット圧入部8も五角形以上(例えば六角形)になるが、この場合も各隅の近傍に接触部11を設けることができる。なお、ナット圧入部8が五角形以上の場合は、少なくとも3つの隅に接触部11が形成されていることが好ましい。
上記実施形態では、接触部11は、ナット圧入部8の隅に形成されているものとしたが、接触部11の配置位置は必ずしもこれに限定されない。ナット圧入方向で見たときに、図4に示す削りカス飛出領域21に干渉しない位置であれば、接触部11を配置することができる。
なお、前述のように、圧入リブ10を形成する位置は適宜変更可能であり、図4とは異なる位置に形成できる。圧入リブ10を図4とは異なる位置に形成した場合、削りカス飛出領域21も図4とは異なる配置となる。この場合、接触部11を配置可能な位置も、図4とは異なる。結局のところ、接触部11の配置は、圧入リブ10が形成される位置との関係で決めるべきものであり、上記実施形態の配置方法には限定されない。
上記実施形態では、圧入リブ10の上端は斜面15としたが、これに限らず、斜面15を省略しても良い。また、図9に示すように、圧入リブ全体を斜面状(テーパ状)としても良い。
3 ベース体
7 ナット
8 ナット圧入部
10 圧入リブ
11 接触部
12 底面
14 内周壁面
20 削りカス
21 削りカス発生領域

Claims (8)

  1. ナットが圧入方向で圧入されるナット圧入部を有するベース体であって、
    当該ナット圧入部は、
    前記圧入方向に対向する底面と、
    前記圧入方向と略平行な内周壁面と、
    前記内周壁面から突出し、かつ前記圧入方向に沿って細長く形成され、圧入された前記ナットの周面に接触する圧入リブと、
    前記底面よりも前記圧入方向上流側に配置され、圧入された前記ナットに対して圧入方向下流側から接触する接触部と、
    を備え、
    前記圧入リブを当該圧入リブに対向する内周壁面まで前記突出する方向に沿って仮想的に移動させたときに当該圧入リブが描く軌跡に対して、前記圧入方向で重なる位置には、前記接触部が配置されていないことを特徴とするベース体。
  2. 請求項1に記載のベース体であって、
    前記ナット圧入部の内周形状は、前記ナットの外周形状に合わせて多角形状に形成されており、
    当該多角形の辺の中央部近傍に前記圧入リブが形成され、
    当該多角形の隅の近傍に前記接触部が配置されていることを特徴とするベース体。
  3. 請求項2に記載のベース体であって、
    前記接触部は、少なくとも前記多角形の各隅の近傍に配置されていることを特徴とするベース体。
  4. ナットが圧入方向で圧入されるナット圧入部を有するベース体であって、
    当該ナット圧入部は、
    前記圧入方向に対向する底面と、
    前記圧入方向と略平行な内周壁面と、
    前記内周壁面から突出し、かつ前記圧入方向に沿って細長く形成され、圧入された前記ナットの周面に接触する圧入リブと、
    前記底面よりも前記圧入方向上流側に配置され、圧入された前記ナットに対して圧入方向下流側から接触する接触部と、
    を備え、
    前記ナット圧入部の内周形状は、前記ナットの外周形状に合わせて多角形状に形成されており、
    当該多角形の各辺の中央部近傍に前記圧入リブが形成され、
    当該多角形の隅のうち少なくとも2つの隅の近傍に前記接触部が互いに独立して配置されていることを特徴とするベース体。
  5. 請求項1又は4に記載のベース体であって、
    前記圧入方向において、前記接触部から前記底面までの距離は、前記圧入リブの上流側端部から前記接触部までの距離よりも長いことを特徴とするベース体。
  6. 請求項1又は4に記載のベース体であって、
    前記圧入リブは、前記圧入方向で連続的に形成されており、
    前記圧入リブの前記圧入方向下流側の端部は、前記底面に接続していることを特徴とするベース体。
  7. 請求項1又は4に記載のベース体を備えたことを特徴とする電気接続箱。
  8. 請求項1又は4に記載のベース体を備えたことを特徴とする端子台。
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