JPWO2015133218A1 - コンデンサモジュール - Google Patents
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Abstract
コンデンサモジュールの第1バスバー(1)は、コンデンサ素子(3)の一方の電極(30)と接続されており、板状の第1本体部(10)と、第1端縁(11)から第1方向に向けて突出し、第1入出力端子(13)を有する第1端子部(12)と、コンデンサ素子(3)の一方の電極(30)に接続された第1接続部(14)と、を備える。コンデンサモジュールの第2バスバー(2)は、コンデンサ素子(3)の他方の電極と接続されており、板状の第2本体部(20)と、第2端縁(21)から第1方向に向けて突出し、第2入出力端子(23)を有する第2端子部(22)と、コンデンサ素子(3)の他方の電極と接続された第2接続部(24)と、を備える。第1端子部(12)と第2端子部(22)は、互いに交差した状態で対向する対向部(S)を有する。少なくとも対向部(S)は、テーパー状或いは曲線状の特定端縁を有する。
Description
本発明は、コンデンサ素子の2つの電極のそれぞれに、一対のバスバーの各々を電気的に接続した構成のコンデンサモジュールに関する。
2つの電極を有するコンデンサ素子(たとえば、巻回型のフィルムコンデンサ、及び、積層型のフィルムコンデンサ)のそれぞれの電極に、バスバーを電気的に接続した構成のコンデンサモジュールが使用されている。
このようなコンデンサモジュールは、一般的には、ケースモールド型コンデンサの形で使用される。特許文献1のケースモールド型コンデンサでは、外部の素子や回路を接続するための端子が形成された一対のバスバーの各々が、素子(コンデンサ素子)の一対の電極の各々に接続されている。一対のバスバー及び素子は、ケース内に収容されている。ケース内は樹脂で装填される。これにより、一対のバスバー間の電気的絶縁が保持される。
このような構成のコンデンサモジュールは、たとえば、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路において、直流リンクコンデンサとして使用されている。
コンデンサモジュールが直流リンクコンデンサとして使用される場合、インバータ回路の駆動周波数が高周波に対応した周波数であるため、コンデンサモジュールのインダクタンスが大きいと、インバータ回路において発生するサージ電圧が大きくなる。サージ電圧が大きいと、インバータ回路が故障するおそれがある。
そのため、コンデンサモジュールのインダクタンスを抑制することが望まれている。インダクタンスを抑制するためのコンデンサモジュールとして、たとえば、特許文献2のようなケースモールド型コンデンサが提案されている。
特許文献2では、各電極のバスバーに接続されている素子(コンデンサ素子)数が異なる場合に、接続素子数の多い側のバスバーの外部接続端子部は、接続素子数の少ない側のバスバーの外部接続端子部よりも面積が大きく、かつ、外部接続端子部の一部が、もう一方の外部接続端子部に重なるように対向している。これにより、このコンデンサモジュールのインダクタンスが低減している。
特許文献2では、外部接続端子部が板状の本体部に対して直角に形成されている。そのため、外部接続端子部と本体部との間を流れる電流の電子が、外部接続端子部の直角部分において反射しやすくなる。そのとき、外部接続端子部と本体部との間を流れる電流の方向が変化する場合がある。
その場合、外部接続端子部と本体部との間を互いに逆方向に流れる電流の平行成分が低減するので、各々の電流によって生じる磁界の相互相殺効果が低下する。その結果、インダクタンスの低減効果が低下する。
従って、更なるインダクタンス低減を図ることが望まれる。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、インダクタンスの低減効果を向上させることを可能にするコンデンサモジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面に係るコンデンサモジュールは、一対の電極を有する、少なくとも1つのコンデンサ素子と、前記一対の電極の一方と電気的に接続された第1バスバーと、前記一対の電極の他方と電気的に接続され、且つ、前記第1バスバーとの間の電気的絶縁が保持された状態で、前記第1バスバーと重なり合う第2バスバーと、を備え、前記第1バスバーは、板状の第1本体部と、当該第1本体部の第1端縁から予め定められた第1方向に向けて突出し、且つ、第1入出力端子を有する第1端子部と、前記コンデンサ素子の前記一対の電極の一方と接続された第1接続部と、を備え、前記第2バスバーは、板状の第2本体部と、当該第2本体部において前記第1端縁と重なり合う第2端縁から前記第1方向に向けて突出し、且つ、第2入出力端子を有する第2端子部と、前記コンデンサ素子の前記一対の電極の他方と接続された第2接続部と、を備え、前記第1端子部と前記第2端子部は、互いに交差した状態で対向する対向部を有しており、少なくとも前記対向部は、テーパー状或いは曲線状の特定端縁を有することを特徴とする。
上記構成において、前記第1方向は、前記第1本体部及び前記第2本体部の各々の表面に対して、予め定められた角度を持つ方向であってもよい。
上記構成において、前記第1入出力端子及び前記第2入出力端子のいずれか一方又は両方には、少なくとも、スイッチングデバイスが取り付けられていてもよい。
本発明によれば、一対の電極の一方に電気的に接続された第1バスバーと、一対の電極の他方に電気的に接続された第2バスバーとが、相互の電気的絶縁が保持された状態で、重なり合っている。
これにより、第1バスバーと第2バスバーの各々に異なる極性の電圧がそれぞれ印加されたとき、第1バスバー及び第2バスバーの各々を、電流が互いに逆方向に流れる。このとき、第1バスバーを流れる電流による磁界と、第2バスバーを流れる電流による磁界とが、互いに打ち消し合うので、インダクタンスが低減する。
第1入出力端子と第2入出力端子の各々に互いに異なる極性の電圧が印加されたとき、第1端子部と第2端子部の各々を介して、第1バスバー、第2バスバーに対して、電流の入出力が行われる。そのため、第1端子部と第2端子部に電流が集中する。
第1端子部と第2端子部とは、互いに交差した状態で対向しており、且つ、互いに交差した状態で対向する対向部を有している。第1入出力端子と第2入出力端子の各々に互いに異なる極性の電圧がそれぞれ印可されたとき、対向部においては、第1端子部及び第2端子部の各々を電流が互いに逆方向に流れる。
第1端子部と第2端子部には、先述したように電流が集中する。そのため、対向部では、第1端子部に集中した電流による磁界と、第2端子部に集中した電流による磁界とが、互いに打ち消しあうので、インダクタンスがさらに低減する。
少なくとも、第1端子部及び第2端子部の各々の対向部には、テーパー状或いは曲線状の特定端縁が形成されている。対向部の端縁がテーパー状或いは曲線状の場合、その端縁がテーパー状或いは曲線状でない場合よりも、その端縁のインピーダンスが小さくなる傾向がある。そのため、第1端子部及び第2端子部を流れる電流がさらに対向部に集中しやすくなる。
これにより、対向部における磁界の打ち消し効果が高まるため、インダクタンスがさらに低減する。
その結果、さらなるインダクタンス低減効果を得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンデンサモジュールを用いて構成したケースモールド型コンデンサの外観の一例を概略的に示した正面斜視図である。
ケースモールド型コンデンサCには、本発明の一実施形態に係るコンデンサモジュールMが収容されている。ケース4内には、第1バスバー1、第2バスバー2、及びこれらに形成された第1端子13a〜13c及び第2端子23a〜23cを残して、樹脂5が装填されている。なお、図1では、樹脂5がケース4に装填されていることを明確にするため、樹脂5の部分が斜線で表されている。
図2は、実施形態に係るコンデンサモジュールの構成の一例を示した正面斜視図である。図3は、図1のコンデンサモジュールの平面図である。図4は、図1のコンデンサモジュールの背面図である。図5は、図1のコンデンサモジュールの端子13a、23a近傍の拡大斜視図である。図6は、図5に示す端子近傍の矢印B方向から見た側面図である。図7は、コンデンサモジュールの第1端子部12aと第2端子部22aとの間の重なり部である対向部Sを模式的に表した平面図である。図7では、対向部Sを明確にするため、対向部Sの領域に破線による斜線を付している。
コンデンサモジュールMは、3つのコンデンサ素子3a〜3cと、各コンデンサ素子の上に載置された一対のバスバーである、第1バスバー1及び第2バスバー2と、を備える。なお、本実施形態では、コンデンサ素子が3つ設けられているが、この例には限られず、1つ、2つ、或いは4つ以上設けられてもよい。
コンデンサ素子3a〜3cとしては、ここでは、巻回型のフィルムコンデンサが例示されている。本実施形態では、コンデンサ素子3は、楕円柱形状に形成されている。なお、コンデンサ素子3a〜3cの構造は、本実施形態のように楕円柱形状には限られず、互いに異極である一対の電極が形成されたコンデンサ素子であれば、どのような形状であってもよい。
コンデンサ素子3a〜3cの各々では、その頂面(図2における正面側の面)に、正極性の電極30a〜30cの各々が形成されている。また、その背面(図2における背面側の面)に、負極性の電極300a〜300cが形成されている。
コンデンサ素子3a〜3cでは、その側面のうち、図2において上方向を向く面である取付面に、第1バスバー1が載置されている。第1バスバー1の上には、当該第1バスバーとの間の電気的絶縁を保持した状態で、第2バスバー2が載置されている。これにより、第1バスバー1と第2バスバー2とは、電気的絶縁が保持された状態で、互いに重なり合う。なお、第1バスバー1と第2バスバー2との間の電気的絶縁については、たとえば、第1バスバー1と第2バスバー2との間に絶縁シートを挟み込むことにより、実現することができる。
図2に示すように、第1バスバー1は、略長方形状の板状の第1本体部10を有する。また、第2バスバー2も、略長方形状の板状の第2本体部20を有する。第2本体部20は、第1本体部10の上に、互いに重なり合うように載置されている。これにより、第1本体部10及び第2本体部20は、互いに重なり合う第1端縁11及び第2端縁21を有することになる。
図2に示すように、第1本体部10の第1端縁11からは、コンデンサ素子3a〜3cの電極30a〜30cに電気的に接続される第1接続部14a〜14cが突出して形成されている。また、図4に示すように、第2本体部20の端縁のうち、第2端縁21の反対側にある第4端縁26からは、コンデンサ素子3の電極300a〜300cに電気的に接続される第2接続部24a〜24cが突出して形成されている。なお、図4に示すように、第2本体部20の第4端縁26は、第1本体部10の第1端縁11の反対側にある第3端縁16と互いに重なり合う。
第1接続部14a〜14cは、たとえば、半田付けによって、電極30a〜30cに接続される。 第2接続部24a〜24cも、第1接続部14a〜14cと同様に、たとえば、半田付けによって、電極300a〜300cに接続される。
第1本体部10の第1端縁11からは、第1端子部12a〜12cが、第1端縁11に沿う方向に対して垂直方向に、且つ、第1本体部10の表面に対して予め定められた角度傾斜した方向に突出して形成されている。第1端子部12a〜12cは、第1接続部14a〜14cと、それぞれ、第1端縁11に沿う第2方向(矢印B方向)に隣り合うように形成されている。第1端子部12a〜12cの先端には、それぞれ、外部の素子や回路を接続するための第1端子(第1入出力端子)13a〜13cが形成されている。
第2本体部20の第2端縁21からは、第2端子部22a〜22cが、第2端縁21に沿う方向に対して垂直方向に、且つ、第2本体部20の表面に対して、第1端子部12a〜12cと同じ方向に突出して形成されている。第2端子部22a〜22cは、図4に示すように、第2接続部24a〜24cと、それぞれ、第2方向(矢印B方向)に隣り合うように形成されている。第2端子部22a〜22cの先端には、図2に示すように、それぞれ、外部の素子や回路を接続するための第2端子(第2入出力端子)23a〜23cが形成されている。
以下、特筆する場合を除き、コンデンサ素子3a〜3cをコンデンサ素子3と呼ぶ。また、第1端子部12a〜12cを第1端子部12と呼び、第2端子部22a〜22cを第2端子部22と呼ぶ。さらに、第1端子13a〜13cを第1端子13と呼び、第2端子23a〜23cを第2端子23と呼ぶ。さらに、第1接続部14a〜14cを第1接続部14と呼び、第2接続部24a〜24cを第2接続部24と呼ぶ。
第1端子部12及び第2端子部22は、第1端子部12と第2端子部22とが互いに交差し、且つ、第1端子13と第2端子23とが、第1端縁11及び第2端縁21に沿う方向に隣り合うように形成されている。このような配置により、第1端子部12及び第2端子部22は、それぞれ、互いに交差した状態で対向する対向部Sを有する。なお、対向部Sは、図2、図3、及び、図5において、円で囲まれた範囲である。
第1端子13a〜13cには、電気素子或いは電気回路を接続するための接続孔130a〜130cが形成されている。第2端子23a〜23cには、電気素子或いは電気回路を接続するための接続孔230a〜230cが形成されている。
以下、特筆する場合を除き、接続孔130a〜130cを接続孔130と呼び、接続孔230a〜230cを接続孔230と呼ぶ。
第1端子13及び第2端子23の一方または両方には、スイッチングデバイス、たとえば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT;Insulated Gate Bipolar Transistor;不図示)の端子が取り付けられる。このような端子の取り付けは、たとえば、IGBT等の取付対象の端子の接続孔(不図示)と、これに対応する第1端子13及び第2端子23の接続孔130、230との位置関係を調整した上で、第1端子13及び第2端子23の各々と、取付対象が持つ端子とを重ね合わせて、ネジ止めを行うことによって可能である。
図6に示すように、第1端子部12aは、第1端縁11から、第1本体部10の表面に対して予め定められた角度傾斜した方向(矢印A方向)に突出している。また、第2端子部22aは、第2端縁21から、第1端子部12aと同じ方向(矢印A方向)に突出している。
図5に示すように、第1端子部12aには、少なくとも対向部Sにおいて、第2端子部22aと対向する特定端縁15が形成されており、第2端子部22aには、少なくとも対向部Sにおいて、第1端子部12aと対向する特定端縁25が形成されている。
特定端縁15は、図5及び図7に示すように、第1端子部12aの端縁のうち、第1端縁11及び第2端縁21に沿う方向(矢印B方向)に膨らんだ曲線状(たとえば円弧状)の端縁である。特定端縁25は、第2端子部22aの端縁のうち、第1端子部12aとは反対方向(矢印Bとは反対方向)に膨らんだ曲線状(たとえば円弧状)の端縁である。特定端縁15及び25は、予め定められた曲率半径を有する。
なお、コンデンサモジュールMでは、第1端子13aと第2端子23aが同一平面上に配置される場合がある。この場合、第1端子部12aと第2端子部22aとは、第1バスバー1と第2バスバー2の厚み方向に互いに近づくように曲げるようにして形成される。
第1端子部12aと第2端子部22aとをこのような構成とした場合、第1端子部12aと第2端子部22aとが近接して互いに交差するように重なり合うことになる。この場合、第1端縁11と第2端縁25の曲率半径を大きくしすぎると、第1端子部12aと第2端子部22aとが接触してしまうことがある。
この場合、第1端子部12aと第2端子部22aとの絶縁が保てない。したがって、曲率半径は、第1端子部12aと第2端子部22aとの絶縁が保てる値であれば、「0」を超えるどんな値であってもよい。
なお、第1端子部12bと第2端子部22bとを同一平面上に配置する場合、及び、第1端子部12cと第2端子部22cとを同一平面上に配置する場合についても、第1端子部12aと第2端子部22aとを同一平面上に配置する場合と同様に、曲率半径の値が定まる。すなわち、曲率半径は、第1端子部12bと第2端子部22bとの絶縁、及び、第1端子部12cと第2端子部22cとの絶縁が保てる値であれば、「0」を超えるどんな値であってもよい。
第1端子部12a及び第2端子部22aの各々の対向部Sを含む領域に、図5及び図7に示すように、曲線状の特定端縁15、25を形成すると、特定端縁15近傍の端子部12a、及び特定端縁25近傍の端子部22a、即ちそれぞれの対向部Sのインピーダンスが、テーパー状或いは曲線状の特定端縁15、25を形成しない場合よりも小さくなる傾向がある。そのため、第1端子部12a及び第2端子部22aを流れる電流が対向部Sに集中しやすくなる。
なお、第1端子部12b、12cについては、第1端子部12aと同様の構成であり、第2端子部22b、22cについては、第2端子部22aと同様の構成である。従って、第1端子部12及び第2端子部22を流れる電流が対向部Sに集中しやすくなる。
特定端縁15、25は、図8に示すように、テーパー形状とされていてもよい。 図8は、テーパー形状の特定端縁15、25を備えるコンデンサモジュールMの部分拡大図である。テーパー形状の場合にも曲線状の場合と同様の作用があるので、第1端子部12及び第2端子部22を流れる電流が、対向部Sに集中しやすくなる。
なお、特定端縁15、25は、本実施形態では、第1端子部12及び第2端子部22に形成されている。しかしながら、本発明ではこの例には限られない。たとえば、特定端縁15、25は、第1端子部12及び第2端子部22だけではなく、第1端子13及び第2端子23の各々を含むように形成されていてもよい。
以上説明したように、本発明に係るコンデンサモジュールMによれば、コンデンサモジュール3の電極30a〜30cに電気的に接続された第1バスバー1と、電極300a〜300bに電気的に接続された第2バスバー2とが、相互の電気的絶縁が保持された状態で、重なり合っている。
これにより、第1バスバー1と第2バスバー2の各々に異なる極性の電圧がそれぞれ印加されたとき、第1バスバー1及び第2バスバー2の各々を、電流が互いに逆方向に流れる。このとき、第1バスバー1を流れる電流による磁界と、第2バスバー2を流れる電流による磁界とが、互いに打ち消し合うので、インダクタンスが低減する。
また、第1端子13と第2端子23の各々に互いに異なる極性の電圧が印加されたとき、第1端子部12及び第2端子部22の各々を介して、第1バスバー1、第2バスバー2に対して、電流の入出力が行われる。そのため、第1端子部12と第2端子部22に電流が集中する。
第1端子部12と第2端子部22とは、互いに交差した状態で対向しており、且つ、互いに交差した状態で対向する対向部Sを有している。第1端子13と第2端子23の各々に互いに異なる極性の電圧がそれぞれ印可されたとき、対向部Sにおいては、第1端子部12及び第2端子部22の各々を電流が互いに逆方向に流れる。
第1端子部12と第2端子部22には、先述したように電流が集中する。そのため、対向部Sでは、第1端子部12に集中した電流による磁界と、第2端子部22に集中した電流による磁界とが、互いに打ち消しあうので、インダクタンスがさらに低減する。
さらに、少なくとも、第1端子部12及び第2端子部22の各々の対向部Sには、テーパー状或いは曲線状の特定端縁15、25が形成されている。対向部Sの端縁がテーパー状或いは曲線状の場合、その端縁近傍の端子部のインピーダンスが、その端縁がテーパー状或いは曲線状でない場合よりも小さくなる傾向がある。そのため、第1端子部12及び第2端子部25を流れる電流がさらに対向部Sに集中しやすくなる。
これにより、対向部Sにおける磁界の打ち消し効果が高まるため、インダクタンスがさらに低減する。
その結果、さらなるインダクタンス低減効果を図ることができる。
特定端縁15、25は、第1端子部12及び第2端子部22の対向部Sの端縁を、テーパー状、或いは、曲線状とすることにより形成される。そのため、特定端縁15、25を簡単に形成することができる。
第1端子部12及び第2端子部22は、第1本体部10及び第2本体部20の各々からそれぞれ突出した薄い部材である。そのため、衝撃や熱衝撃への対策が必要となる。本発明の実施形態におけるコンデンサモジュールMによれば、上に述べたように、第1端子部12及び第2端子部22の端縁をテーパー形状又は曲線状の特定端縁15、25とすることにより、第1端子部12及び第2端子部22が受ける応力や熱応力を拡散させることができる。その結果、そのような第1端子部12及び第2端子部22を備えるコンデンサモジュールは衝撃や熱衝撃に強くなる。
また、第1端子部12及び第2端子部22が有する曲線状の特定端縁の曲率半径を大きくするほど、後述する実験結果からわかるように、コンデンサモジュールMの等価直列インダクタンスが小さくなる。そのため、前記曲線の曲率半径を大きくするほど、インダクタンス低減効果が高まる。
また、特定端縁15、25を有する対向部Sは、第1端子13及び第2端子23の近傍に存在する。そのため、第1端子13及び第2端子23近傍における磁界の相殺効果が大きくなり、第1端子13及び第2端子23近傍のインダクタンスが低減する。
その結果、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor)などのスイッチングデバイスの端子が、第1端子13及び第2端子23の一方又は両方に接続される場合には、以下の効果が奏される。
すなわち、スイッチングデバイスは、サージ電圧に非常に弱く、印加されるサージ電圧が大きくなると故障しやすくなるという性質がある。第1端子13及び第2端子23近傍のインダクタンスが低減すると、第1端子13及び第2端子23の一方又は両方に接続されたスイッチングデバイスに印加されるサージ電圧が低減する。これにより、スイッチングデバイスの故障を防ぐことができる。
さらに、第1端子部12及び第2端子部22は、第1本体部10及び第2本体部20の各々の表面に対して、矢印A向きに角度が付けられて傾斜している。
このため、第1端子部12と第1本体部10の表面との間の電流の流れ、及び、第2端子部22と第2本体部20の表面との間の電流の流れがスムーズになる。このため、双方の電流の方向の平行性が改善される。その結果、双方の電流による磁界の打ち消し効果が高まるため、インダクタンスをさらに低減することができる。
なお、本実施形態では、電極30a〜30cが正極であり、電極300a〜300cが負極であるが、電極30a〜30cが負極であり、電極300a〜300cが正極であってもよい。
なお、本実施形態では、第1端子13及び第2端子23の一方又は両方に接続される素子として、絶縁ゲートバイポーラトランジスタを例示したが、本発明ではこの例には限られない。たとえば、通常のトランジスタや電界効果トランジスタ(FET;Field effect transistor)など、パルス状の電圧信号を受けてスイッチング動作を行う素子が接続されていてもよい。つまり、サージ電圧が大きくなると故障するおそれのあるスイッチングデバイスが接続されている。
また、本実施形態では、コンデンサ素子3として、巻回型のフィルムコンデンサを例示したが、積層型のフィルムコンデンサであってもよい。この場合、本実施形態のように、互いに異極性の電極30と電極300とが互いに反対側に形成されるのではなく、同一面に互いに異極性の一対の電極が形成される。
同一面に互いに異極性の一対の電極が形成された場合、第2接続部24は、第2端子部22と同じく、第1端縁11及び第2端縁21の側に位置することとなり、第2端子部22が、第2接続部24と同一線上で第2接続部24と隣り合うことになる。
本願発明者は、上述の効果を確認すべく以下の実験を行った。
図9は、特定端縁15、25を有さず、第1端子部12及び第2端子部22が対向部Sを有しないコンデンサモジュールM1を示す正面斜視図である。図10は、図9のコンデンサモジュールM1の平面図である。図11は、図9のコンデンサモジュールM1の部分拡大斜視図である。
図12は、第1端子部12及び第2端子部22が、第1本体部10及び第2本体部20の各々の表面に対して傾斜し、かつ、両者が対向部Sを有するコンデンサモジュールM2の部分拡大斜視図である。
コンデンサモジュールM2は、 コンデンサモジュールM1とは異なり対向部Sを有する。このため、コンデンサモジュールMと同様に、コンデンサモジュールM2のインダクタンスは、コンデンサモジュールM1のインダクタンスよりも小さくなる。
本願発明者は、コンデンサモジュールM1、M2、及び上述したコンデンサモジュールMに、周波数を変えながら、交流電流を流し、各コンデンサモジュールの等価直列インダクタンス(以下、ESLという)を測定した。
図13では、交流周波数とコンデンサモジュールM1のESLとの関係が破線で、交流周波数とコンデンサモジュールM2のESLとの関係が1点鎖線で、交流周波数とコンデンサモジュールMのESLとの関係が実線で、それぞれ示されている。
図13より、第1端子部12と第2端子部22とが対向部Sを有しない場合(コンデンサモジュールM1の場合)よりも、第1端子部12及び第2端子部22が、第1本体部10及び第2本体部20の各々の表面に対して傾斜し、かつ、両者が対向部Sを有する場合(コンデンサモジュールM2の場合)のほうが、明らかにESLが小さいということが判る。さらに、第1端子部12及び第2端子部22の各々が対向部Sを有する場合であっても、対向部Sが曲線状の端縁を有していない場合(コンデンサモジュールM2の場合)よりも、曲線状の端縁を有している場合(コンデンサモジュールMの場合)のほうが、更にESLが小さいということが判る。
この実験結果から、第1端子部12及び第2端子部22を交差した状態で対向させ、対向部Sに曲線形状の特定端縁15、25を形成した場合に、インダクタンスの低減効果が飛躍的に高まることが立証された。
さらに、本願発明者は、第1端子部12及び第2端子部22が曲率半径の異なる曲線状の端縁を有する4種類のコンデンサモジュールに対して、ESLの計測を行う実験を行った。
図14Aは、第1端子部12及び第2端子部22が第1の形状であるコンデンサモジュールの端子近傍の構成を模式的に示す平面図である。第1の形状とは、図14Aに示すように、第1端子部12a及び第2端子部22aが対向部Sを有さず、かつ、第1端子部12a及び第2端子部22aの端縁が曲線状でない形状を言う。
図14Bは、第1端子部12及び第2端子部22が第2の形状であるコンデンサモジュールの端子近傍の構成を模式的に示す平面図である。第2の形状とは、図14Bに示すように、第1端子部12a及び第2端子部22aが対向部Sを有さず、かつ、第1端子部12a及び第2端子部22aの端縁が曲線状の特定端縁15、25である形状のことを言う。図14Cは、第1端子部12及び第2端子部22が第3の形状であるコンデンサモジュールの端子近傍の構成を模式的に示す平面図である。第3の形状とは、図14Cに示すように、第1端子部12a及び第2端子部22aが対向部Sを有し、かつ、対向部Sの端縁が曲線状の特定端縁15、25である形状のことを言う。図14Dは、第1端子部12及び第2端子部22が第4の形状であるコンデンサモジュールの端子近傍の構成を模式的に示す平面図である。第4の形状とは、図14Dに示すように、第1端子部12a及び第2端子部22aが対向部Sを有し、かつ、対向部Sの端縁が、図14Cよりも大きな曲率半径の曲線状の特定端縁15、25である形状のことを言う。
図14Aから図14Dまでは、第1端子部12a及び第2端子部22aの形状を示すが、第1端子部12b、12c、及び第2端子部22b、22cについても、同様である。
本願発明者は、図14Aから図14Dまでの各々の構成のコンデンサモジュールに、様々な周波数の交流電流を流し、各々の構成のコンデンサモジュールのESLを計測した。図15及び図16は、その計測結果を示すグラフである。
図16は、図15のうち、交流電流の0.1MHzから100MHzまでの周波数に対するコンデンサモジュールのESLの変移を詳細に示している。
図15及び図16では、コンデンサモジュールの端子部の曲線状の端縁の曲率半径が実質的に0、即ちR0の場合(図14Aの場合)の交流周波数とコンデンサモジュールのESLとの関係が破線で示されている。また、曲率半径がR1(>0)の曲線を付けた場合(図14Bの場合)の交流周波数とコンデンサモジュールのESLとの関係が1点鎖線で表されている。さらに、曲率半径がR1よりも大きなR2の場合(図14Cの場合)の交流周波数とコンデンサモジュールのESLとの関係が2点鎖線で表されている。さらに、曲率半径がR2よりも大きなR3の場合(図14Dの場合)の交流周波数とコンデンサモジュールのESLとの関係が実線で表されている。
図15及び図16から、第1端子部12および第2端子部22の端縁が曲線状でない場合、即ち曲率半径R0の場合よりも、曲率半径R1の場合のほうが、様々な周波数の交流電流を流したときのコンデンサモジュールのESLが小さいことが判る。
また、図15及び図16から、コンデンサモジュールが対向部Sを有し、その対向部Sの端縁が曲線状である場合(曲率半径R2又はR3の場合)のほうが、対向部Sを有さない場合(曲率半径R1はR2、R3よりも小)よりも、コンデンサモジュールのESLが小さくなることが判る。
さらに、曲率半径R2の場合のコンデンサモジュールのESLと、曲率半径R3の場合のコンデンサモジュールのESLとを比較することにより、対向部Sの曲線状の端縁の曲率半径を大きくするほど、コンデンサモジュールのESLが小さくなることが判る。
以上より、第1端子部12及び第2端子部22の各々が曲線状の特定端縁15、25を有する対向部Sを備えたコンデンサモジュールでは、対向部Sの曲線状の端縁の曲率半径Rが大きいほど、インダクタンスが小さくなることが立証された。
上述したコンデンサモジュールMを採用した電力変換システム300を図17に示す。図17は、本発明の実施形態に係るコンデンサモジュールを用いて構成した電力変換システムの構成の一例を示すブロック図である。
電力変換システム300は、直流電源310と、DC/DCコンバータ320と、DCリンクコンデンサMbと、三相インバータ340と、を備える。DC/DCコンバータ320は、入力コンデンサMaと、電圧変換回路322と、を備える。
直流電源310は、例えばバッテリ(二次電池)である。
DC/DCコンバータ320は、直流電源310から直流電力が供給されている場合、入力コンデンサMaを介して直流電圧を入力し、電圧変換回路322で昇圧して出力する。入力コンデンサMaは、直流電源310から供給された直流電圧に含まれるリップル成分を除去するための平滑化コンデンサであり、コンデンサモジュールMから構成されている。
DC/DCコンバータ320の出力である昇圧された直流電圧は、DCリンクコンデンサMbを介して三相インバータ340に印加される。DCリンクコンデンサMbは、DC/DCコンバータ320から出力された直流電圧のリップル成分を除去するための平滑化コンデンサであり、コンデンサモジュールMから構成されている。三相インバータ340は入力された直流電力を三相交流電力に変換して出力する。出力された三相交流電力は、三相電力供給線350を介してモータ360に供給される。
一方、三相インバータ340は、モータ360の回転に伴って発電された三相交流電力を入力した場合、入力された三相交流電力を直流電力に変換してDCリンクコンデンサMbに出力する。DCリンクコンデンサMbは、三相インバータ340から出力された直流電圧のリップル成分を除去する。
そして、DC/DCコンバータ320は、DCリンクコンデンサMbから出力された直流電圧を電圧変換回路322で降圧して、その降圧した直流電圧を入力コンデンサMaで平滑化する。そして、DC/DCコンバータ320は、直流電力を、直流電源310に供給して、バッテリである直流電源310を充電する。
以上のように、電力変換システム300では、入力コンデンサMa及びDCリンクコンデンサMbとして、本実施形態に係るコンデンサモジュールMが使用されている。そのため、入力コンデンサMa及びDCリンクコンデンサMbのインダクタンスを低減することができる。
これにより、入力コンデンサMaに近接する電圧変換回路322、及び、DCリンクコンデンサMbに近接する三相インバータ340におけるサージ電圧を低減することができる。即ち、入力コンデンサMa及びDCリンクコンデンサMbの近隣で使用されているスイッチングデバイス(たとえば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)におけるサージ電圧を低減することができる。その結果、スイッチングデバイスの故障確率が低減しうる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することのない、様々な実施形態及び変形を含む。上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
本出願は2014年3月6日に出願された、明細書、特許請求の範囲、図面、及び要約書を含む日本国特許出願2014−044265号に基づく優先権を主張するものである。この、元となる特許出願の開示内容は、参照によりその全体が本出願に含まれる。
本発明は、コンデンサモジュールのインダクタンスをさらに低減させるのに適しており、電力変換器等の平滑化コンデンサとして有用である。
1 第1バスバー
10 第1本体部
11 第1端縁
12a〜12c 第1端子部
13a〜13c 第1端子
130a〜130c 接続孔
14a〜14c 第1接続部
15 特定端縁
16 第3端縁
2 第2バスバー
20 第2本体部
21 第2端縁
22a〜22c 第2端子部
23a〜23c 第2端子
230a〜230c 接続孔
24a〜24c 第2接続部
25 特定端縁
26 第4端縁
3a〜3c コンデンサ素子
30a〜30c、300a〜300c 電極
4 ケース
5 樹脂
300 電力変換システム
310 直流電源
320 DC/DCコンバータ
322 電圧変換回路
340 三相インバータ
350 三相電力供給線
360 モータ
A 第1方向
B 第2方向
C ケースモールド型コンデンサ
M、Ma、Mb、M1、M2 コンデンサモジュール
S 対向部
10 第1本体部
11 第1端縁
12a〜12c 第1端子部
13a〜13c 第1端子
130a〜130c 接続孔
14a〜14c 第1接続部
15 特定端縁
16 第3端縁
2 第2バスバー
20 第2本体部
21 第2端縁
22a〜22c 第2端子部
23a〜23c 第2端子
230a〜230c 接続孔
24a〜24c 第2接続部
25 特定端縁
26 第4端縁
3a〜3c コンデンサ素子
30a〜30c、300a〜300c 電極
4 ケース
5 樹脂
300 電力変換システム
310 直流電源
320 DC/DCコンバータ
322 電圧変換回路
340 三相インバータ
350 三相電力供給線
360 モータ
A 第1方向
B 第2方向
C ケースモールド型コンデンサ
M、Ma、Mb、M1、M2 コンデンサモジュール
S 対向部
Claims (3)
- 一対の電極を有する、少なくとも1つのコンデンサ素子と、前記一対の電極の一方と電気的に接続された第1バスバーと、前記一対の電極の他方と電気的に接続され、且つ、前記第1バスバーとの間の電気的絶縁が保持された状態で、前記第1バスバーと重なり合う第2バスバーと、を備え、
前記第1バスバーは、板状の第1本体部と、当該第1本体部の第1端縁から予め定められた第1方向に向けて突出し、且つ、第1入出力端子を有する第1端子部と、前記コンデンサ素子の前記一対の電極の一方と接続された第1接続部と、を備え、
前記第2バスバーは、板状の第2本体部と、当該第2本体部において前記第1端縁と重なり合う第2端縁から前記第1方向に向けて突出し、且つ、第2入出力端子を有する第2端子部と、前記コンデンサ素子の前記一対の電極の他方と接続された第2接続部と、を備え、
前記第1端子部と前記第2端子部は、互いに交差した状態で対向する対向部を有しており、
少なくとも前記対向部は、テーパー状或いは曲線状の特定端縁を有することを特徴とする
コンデンサモジュール。 - 前記第1方向は、前記第1本体部及び前記第2本体部の各々の表面に対して、予め定められた角度を持つ方向であることを特徴とする
請求項1に記載のコンデンサモジュール。 - 前記第1入出力端子及び前記第2入出力端子のいずれか一方又は両方には、少なくとも、スイッチングデバイスが取り付けられることを特徴とする
請求項1又は2に記載のコンデンサモジュール。
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