JP7363508B2 - 電子部品 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば積層セラミックコンデンサなどのチップ部品が収容されるケースを有する電子部品に関する。
積層セラミックコンデンサなどの電子部品としては、チップ部品を単体で直接基板等に面実装等する通常の電子部品の他、たとえば特許文献1に示すように、チップ部品をケース内に収容してなる電子部品が知られている。
この種の電子部品は、実装後において、チップ部品を衝撃等から保護する効果を有することが報告されており、耐久性および信頼性等が要求される分野において使用されている。
ところで、例えば電源回路を構成する場合、チップ部品等でフィルタモジュール等を構成し、これを板金等で構成された筐体等(以下、取付部)の内部に組み込み、固定する場合がある。チップ部品をケース内に収容してなる電子部品についても、このようにフィルタモジュール等を構成した後、これを取付部の所望の位置に固定することができれば便利である。しかしながら、従来の技術では、チップ部品をケース内に収容してなる電子部品を上述したような態様で取付部に固定することは容易ではなかった。
特開2011-040684号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、取付部の所望の位置に容易に固定することが可能な電子部品を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品は、
両端面に端子電極が形成されたチップ部品と、
前記端子電極に接続される導電性端子と、
前記チップ部品が収容される収容凹部を有するケースと、
前記ケースを取付部に固定するための固定部と、を有する。
本発明に係る電子部品は、ケースを取付部に固定するための固定部を有する。そのため、固定部を取付部に固定するだけの簡単な操作を通じて、ケースを固定部の固定位置に応じた所望の位置に固定することが可能である。したがって、本発明に係る電子部品によれば、電子部品を取付部の所望の位置に容易に固定することができる。
好ましくは、前記固定部では、締結具を介して、前記ケースが前記取付部に固定される。この場合、締結具で固定部を取付部に固定するだけで、ケースが取付部に固定されるため、電子部品を取付部の所望の位置に容易に固定することができる。
好ましくは、前記固定部は、前記収容凹部を形成する外壁の外側に設けられている。収容凹部を形成する外壁の外側のスペースを利用して固定部を取付部に固定することにより、固定部を取付部に固定するときの作業性を向上させることが可能であり、電子部品を取付部の所望の位置に容易に固定することができる。
前記固定部は、前記導電性端子の一部として形成されていてもよい。このように導電性端子の一部を固定部として利用することにより、固定部の設置に伴う部品点数の増加を防止することが可能となり、電子部品の構成を簡素化することができる。
好ましくは、前記導電性端子は、前記収容凹部を形成する外壁の外側に向かって延在する端子側方部を有し、前記端子側方部には、端子開口部が形成されている。この場合、例えば締結具を端子開口部に挿通させるだけの簡単な操作を通じて、固定部を取付部に固定することが可能となる。そのため、電子部品を取付部の所望の位置に容易に固定することができる。
前記固定部は、前記ケースの一部として形成されていてもよい。このようにケースの一部を固定部として利用することにより、固定部の設置に伴う部品点数の増加を防止することが可能となり、電子部品の構成を簡素化することができる。
好ましくは、前記ケースは、前記収容凹部を形成する外壁の外側に形成されたケース側方部を有し、前記ケース側方部には、ケース開口部が形成されている。この場合、例えば締結具をケース開口部に挿通させるだけの簡単な操作を通じて、固定部を取付部に固定することが可能となる。そのため、電子部品を取付部の所望の位置に容易に固定することができる。
好ましくは、前記固定部では、前記導電性端子が、直接または前記ケースを介して、前記取付部に固定される。導電性端子を直接取付部に固定する場合、固定部では、導電性端子を介してケースを取付部に固定することが可能となるため、ケースに固定部を設ける必要がなく、ケースの構成を簡素化することができる。また、ケースを介して導電性端子を固定体に固定する場合、固定部では、ケースを取付部に直接固定することが可能となり、ケースを取付部に安定的に固定することができる。
前記固定部は、前記導電性端子および前記ケースとは別体で構成されていてもよい。この場合、導電性端子およびケースには固定部が具備されないため、導電性端子およびケースの構成を簡素化することができる。
好ましくは、前記取付部は導電体からなる。例えば締結具を導電体で構成することにより、該締結具を介して、例えば導電性端子の一部で形成された固定部を取付部に固定したときに、導電性端子と取付部とを電気的に接続することが可能となる。したがって、導電性端子に接続されたチップ部品をグランドに接地することができる。
好ましくは、前記ケースには、前記導電性端子の端部を係合させるための係合溝が、前記収容凹部の周縁に沿って形成されている。導電性端子の端部を係合溝に係合させることにより、導電性端子をケースに安定的に固定することが可能となる。
好ましくは、複数の前記ケースの各々を連結する連結部をさらに有する。連結部を介して複数のケースの各々を連結させることにより、複数の電子部品の結合体を構成することが可能となる。したがって、ユーザは複数の電子部品を一体として扱うことができる他、利用場面に応じてケースの連結数を増減する等のアレンジを行うことにより、その構成をユーザが利用しやすい形態に最適化することができる。
図1Aは本発明の第1実施形態に係る電子部品の斜視図である。 図1Bは図1Aに示す電子部品を下方から見たときの斜視図である。 図2Aは図1Aに示す複数のケースのうちの1つを示す斜視図である。 図2Bは図2Aに示すケースをZ軸を回転軸として180度回転させたときの斜視図である。 図2Cは図1Aに示す複数のケースのうちの1つを示す斜視図である。 図2Dは図2Cに示すケースをZ軸を回転軸として180度回転させたときの斜視図である。 図2Eは図1Aに示す複数のケースのうちの1つを示す斜視図である。 図3は図1Aに示す導電性端子の斜視図である。 図4は図1Aに示すチップ部品の縦断面図である。 図5Aは本発明の第2実施形態に係る電子部品の斜視図である。 図5Bは図5Aに示す電子部品を下方から見たときの斜視図である。 図5Cは図5Aに示す電子部品から締結具を取り外したときの斜視図である。 図6は図5Aに示す複数のケースのうちの1つを示す斜視図である。 図7は図5Aに示す導電性端子、バスバーおよび締結具の斜視図である。 図8は図5Aに示す電子部品を取付部に固定したときの状態を示す斜視図である。 図9は本発明の第3実施形態に係る電子部品の斜視図である。 図10Aは図9に示す複数のケースのうちの1つを示す斜視図である。 図10Bは図10Aに示すケースをZ軸を回転軸として180度回転させたときの斜視図である。 図11は図9に示す導電性端子の斜視図である。 図12Aは本発明の第4実施形態に係る電子部品の斜視図である。 図12Bは図12Aに示す電子部品をZ軸を回転軸として180度回転させたときの斜視図である。 図13は図12Aに示す導電性端子の斜視図である。 図14Aは図2Eに示すケースの変形例を示す斜視図である。 図14Bは図14Aに示すケースをZ軸を回転軸として90度回転させたときの斜視図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
第1実施形態
図1Aに示すように、本発明の第1実施形態に係る電子部品10は、2つのコンデンサチップ(チップ部品)20a,20bと、複数の導電性端子と、絶縁ケース60_1~60_3と、固定部と、を有する。本実施形態では、導電性端子として、個別金属端子30a,30bと、共通金属端子40a,40bと、連結金属端子50a,50bとが、電子部品10に具備されている。また、本実施形態では、固定部は、ケース60_2,60_3と個別金属端子30a,30bとに具備されている。導電性端子および固定部の詳細については後述する。
コンデンサチップ20a,20bは、それぞれ略直方体形状であり、互いに略同一の形状およびサイズを有している。図4に示すように、コンデンサチップ20a,20bは、それぞれ内部電極層26と誘電体層28とがY軸方向に沿って積層してある素子本体を有し、素子本体のX軸方向(長手方向)に互いに対向する第1端面21および第2端面23には、それぞれ第1端子電極22および第2端子電極24が形成してあり、積層方向に隣り合ういずれかの内部電極層26に接続してある。
コンデンサチップ20a,20bにおける誘電体層28の材質は、特に限定されず、たとえばチタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウムまたはこれらの混合物などの誘電体材料で構成される。各誘電体層28の厚みは、特に限定されないが、1μm~数百μmのものが一般的である。本実施形態では、各誘電体層28の厚みは、好ましくは1.0~5.0μmである。
内部電極層26に含有される導電体材料は特に限定されないが、誘電体層28の構成材料が耐還元性を有する場合には、比較的安価な卑金属を用いることができる。卑金属としては、NiまたはNi合金が好ましい。Ni合金としては、Mn、Cr、CoおよびAlから選択される1種以上の元素とNiとの合金が好ましく、合金中のNi含有量は95重量%以上であることが好ましい。なお、NiまたはNi合金中には、P等の各種微量成分が0.1重量%程度以下含まれていてもよい。また、内部電極層26は、市販の電極用ペーストを使用して形成してもよい。内部電極層26の厚みは用途等に応じて適宜決定すればよい。
第1端子電極22および第2端子電極24の材質も特に限定されず、通常、銅や銅合金、ニッケルやニッケル合金などが用いられるが、銀や銀とパラジウムの合金なども使用することができる。端子電極22,24の厚みも特に限定されないが、通常10~50μm程度である。なお、第1端子電極22および第2端子電極24の表面には、Ni、Cu、Sn等から選ばれる少なくとも1種の金属被膜が形成されていてもよい。
コンデンサチップ20a,20bの形状やサイズは、目的や用途に応じて適宜決定すればよい。コンデンサチップ20a,20bは、たとえば、縦(図1Aに示すX軸寸法)1.0~6.5mm×横(図1Aに示すZ軸寸法)0.5~5.5mm×厚み(図1Aに示すZ軸寸法)0.3~3.5mm程度である。複数のコンデンサチップ20a,20bの各々について、互いに大きさや形状が異なっていてもかまわない。なお、図面において、X軸とY軸とZ軸とは、相互に垂直である。
図2Aに示すように、絶縁ケース60_1は、略立方体形状の筐体で構成され、Z軸の上方向に向けて開口する収容凹部62a,62bを囲む外壁61_1と底壁63とを有している。
収容凹部62a,62bは、Y軸方向に隣り合って配置されており、仕切壁64により大部分が仕切られている。収容凹部62a,62bは、仕切壁64に設けられた2つの連絡溝65により、一部が相互に連通している。
一方の連絡溝65は、仕切壁64のX軸方向の一方側に形成されており、該連絡溝65によって、仕切壁64のX軸方向の一方側の端部はZ軸方向に切り欠かれている。他方の連絡溝65は、仕切壁64のX軸方向の他方側に形成されており、該連絡溝65によって、仕切壁64のX軸方向の他方側の端部はZ軸方向に切り欠かれている。
連絡溝65は、収容凹部62a,62bの周囲を取り囲む外壁61_1の内壁面に沿って形成されている。連絡溝65のZ軸方向の溝深さは、収容凹部62a,62bのZ軸方向の深さよりも浅く形成してある。連絡溝65のX軸方向の幅は、各種の金属端子が差し込まれて固定できる程度の幅である。
絶縁ケース60_1の収容凹部62a,62bの開口面は、Z軸方向の上面にのみ形成されている。外壁61_1と底壁63とには、絶縁ケース60_1の外部と通じる孔、切り欠き、溝、または開口が何ら形成されていない。底壁63は、仕切壁64によって、Y軸方向の一方側と他方側とに分離されている。収容凹部62a,62bの開口面に沿って、絶縁ケース60_1には、開口縁面66が、外壁61_1のZ軸方向の上面に具備してある。
収容凹部62a,62bの周縁を取り囲む開口沿面66のうち、X軸方向の一方側には、係合溝660が形成されている。係合溝660は、外壁61_1のY軸方向の一端から他端にかけて、収容凹部62a,62bの周縁に沿って、Y軸方向に連続的に延びている。
係合溝660の延在方向は、収容凹部62a,62bに収容されるコンデンサチップ20aの一方側の第1端子電極22とコンデンサチップ20bの一方側の第1端子電極22とを接続する方向となっている。また、係合溝660の延在方向は、仕切壁64の延在方向に直交する方向となっている。詳細については後述するが、図1Aに示すように、係合溝660には、各種金属端子の端部(図示の例では、図3に示す共通金属端子40aの側面電極部46)を係合させることが可能となっている。
収容凹部62a,62bによって形成される各収容空間の大きさは、2つのコンデンサチップ20a,20bをY軸方向に並べて収容可能な程度の大きさとなっている。2つのコンデンサチップ20a,20bは、その長手方向がX軸方向と一致するような向きで、収容凹部62a,62bに収容される。
収容凹部62a,62bのY軸方向の幅は、コンデンサチップ20a,20bが収容凹部62a,62bの内部に入り込めるように決定してある。また、収容凹部62a,62bのZ軸方向の深さは、収容凹部62a,62bの内部にコンデンサチップ20a,20bを収容した場合に、コンデンサチップ20a,20bのZ軸方向の上端が、開口縁面66からZ軸方向の上部に飛び出さないように決定される。
ただし、コンデンサチップ20a,20bのZ軸方向の上端は、開口縁面66からZ軸方向の上部に多少飛び出してもよい。絶縁ケース60_1は、セラミック、ガラスあるいは合成樹脂などの絶縁体で構成されており、絶縁体は難燃性の材料で構成されていてもよい。
本実施形態では、コンデンサチップ20a,20bを収容凹部62a,62b内に容易に収容することが可能である。このように、収容凹部62a,62b内にコンデンサチップ20a,20bを収容することにより、コンデンサチップ20a,20bを衝撃などから有効に保護することができる。
以下では、外壁61_1において、4つの外側面の各々を外側面61a~61dと定義する。図2Aおよび図2Bに示すように、外側面61aは、後述する係合溝660が形成されている側に位置する外側面である。外側面61bは、外側面61aとは時計回り方向に隣接する外側面である。外側面61cは、外側面61bとは時計回り方向に隣接する外側面であり、外側面61aとはX軸方向の反対側に位置する外側面である。外側面61dは、外側面61cとは時計回り方向に隣接する外側面であり、外側面61bとはY軸方向の反対側に位置する外側面である。
外側面61a~61dの各面には連結部69が形成されている。より詳細には、図2Bに示すように、外側面61c,61dの各々には一対の係合凸部690,690が形成されており、図2Aに示すように、外側面61a,61bの各々には係合凹部691が形成されている。
係合凹部691は、外側面61a,61bの略中央部において、絶縁ケース60_1の内側(外壁61_1の厚み方向)に向かって凹んでいる。外側面61aに形成された係合凹部691は、絶縁ケース60_1の内側(係合凹部691の凹み方向)に向かうにしたがって、その幅方向(Y軸方向)に沿って幅広となるように形成されている。外側面61bに形成された係合凹部691は、絶縁ケース60_1の内側(係合凹部691の凹み方向)に向かうにしたがって、その幅方向(X軸方向)に沿って幅広となるように形成されている。それ故、係合凹部691は、Z軸に垂直な面で切ったときに、台形状の横断面形状を有することになる。係合凹部691は、外側面61a,61bにおいて、Z軸方向の略中央部よりも上方から、Z軸方向の下端まで延在している。
図2Bに示すように、外側面61cに形成された一対の係合凸部690,690は、それぞれY軸方向に所定の間隔で形成されており、外側面61cのY軸方向の一方側および他方側において、絶縁ケース60_1の外側(外側面61cの法線方向)に向かって突出している。外側面61dに形成された一対の係合凸部690,690は、それぞれX軸方向に所定の間隔で形成されており、外側面61dのX軸方向の一方側および他方側において、絶縁ケース60_1の外側(外側面61dの法線方向)に向かって突出している。係合凸部690は、その延在方向に垂直な面で切ったときの断面形状が略平行四辺形となるように形成されている。
外側面61cに形成された係合凸部690は、Y軸方向に関して、絶縁ケース60_1の外側に向かって広がるように延びている。すなわち、外側面61cに形成された係合凸部690は、X軸方向にまっすぐに延びているのではなく、X軸に対して所定の傾斜角度で傾斜しながら延びている。
外側面61dに形成された係合凸部690は、X軸方向に関して、絶縁ケース60_1の外側に向かって広がるように延びている。すなわち、外側面61dに形成された係合凸部690は、Y軸方向にまっすぐに延びているのではなく、Y軸に対して所定の傾斜角度で傾斜しながら延びている。係合凸部690は、外側面61c,61dにおいて、Z軸方向の略中央部よりも上方から、Z軸方向の下端まで延在している。
詳細については後述するが、他の絶縁ケース60_2,60_3にも連結部69が具備されており、その係合凸部690あるいは係合凹部691を介して、絶縁ケース60_1,60_2,60_3同士を相互に連結することが可能となっている(図1B参照)。
図2Cと図2Bとを対比すれば明らかように、図2Cに示す絶縁ケース60_2は、絶縁ケース60_1が有する構成に加えて、ケース側固定部67と一対の側方壁部68,68とをさらに有するという点において、絶縁ケース60_1とは異なる。
ケース側固定部67は、絶縁ケース60_2を図1Aに示す取付部80に固定するための固定部としての役割を果たし、固定部は、ケース60_2の一部として形成されている。取付部80としては、種々のものが考えられ、電子部品10を収容するためのケース(筐体)や、電子部品10を固定するためのバスバー等が例示される。本実施形態では、取付部80は導電体で構成されている。ケース側固定部67は、収容凹部62a,62bを形成する外壁61_2の外側に設けられており、外壁61_2に隣接して形成されている。ケース側固定部67は、締結具90(図1Aおよび図1B参照)を介して取付部80に固定される。なお、取付部80には、締結具90を構成するボルト91を挿通させるための開口部が形成されている。
図1Aおよび図1Bに示すように、本実施形態では、締結具90は、導電体からなり、ボルト91と、ナット92と、ワッシャ93とにより構成されている。締結具90を取付部80に固定すると、締結具90と取付部80とが電気的に接続される。
図2Cに示すように、ケース側固定部67は、ケース側方部670と、ケース開口部671とを有する。図1Bおよび図2Cに示すように、ケース側方部670は平板形状からなり、上方あるいは下方から見たとき、その外観形状は略正方形となっている。
ケース側方部670は、収容凹部62a,62bを形成する外壁61_2の外側に、外壁61_2と一体的(あるいは、連続的)に形成されている。ケース側方部670は、外壁61_2のX軸方向の一方側に位置する上端部(より詳細には、外側面61aの上端部)から、X軸方向の外側に向かって突出している。ケース側方部670は、開口沿面66に対して面一となるように形成されている。
図示の例では、ケース側方部670の突出方向は、収容凹部62a,62bから離れる方向であり、収容凹部62a,62bに収容されるコンデンサチップ20a,20bの長手方向に等しくなっている。ケース側方部670のX軸方向への突出幅は、ケース側方部670に、締結具90を固定することが可能な幅であれば特に限定されるものではない。図示の例では、ケース側方部670のX軸方向への突出幅は、外壁61_2のX軸方向の長さと略等しくなっている。
ケース側方部670の略中央部にはケース開口部671が形成されている。ケース開口部671は、略円形状を有し、ケース側方部670をZ軸方向に貫通している。ケース開口部671の直径(開口幅)は、ボルト91を挿通させることが可能な幅であれば、特に限定されるものではない。
一対の側方壁部68,68は、ケース側方部670のY軸方向の一端および他端に形成されている。側方壁部68は、外壁61_2に一体的(あるいは、連続的)に形成されており、外壁61_2のX軸方向の一方側(より詳細には、外側面61aのY軸方向の端部)から、X軸方向の外側に向かって突出している。
側方壁部68は、その突出方向に向かうにしたがって、Z軸方向に幅狭となるように形成されている。そのため、側方壁部68をY軸方向から見たときの外観形状は、側方壁部68の突出方向に向かって尖った略三角形(あるいは台形)となっている。側方壁部68の突出方向は、ケース側方部670の突出方向と等しくなっている。また、側方壁部68のX軸方向への突出幅は、ケース側方部670のX軸方向への突出幅と等しくなっている。
ケース開口部671には、ボルト91を挿通させることが可能となっている。ここで、図1Bに示すように、ボルト91は底壁63側から挿通されるため、ボルト91の頭部はケース側方部670の裏面に配置される。図示の例では、ボルト91の頭部とケース側方部670の裏面との間にはワッシャ93が介在している。ケース開口部671の内部を挿通するボルト91の脚部は、図1Aに示すナット92によって固定される。後述するように、ボルト91は、ケース開口部671に加えて、第1個別金属端子30aを挿通し、この状態で、ナット92によって固定される。
図1Bおよび図2Cに示すように、外側面61bには一対の係合凸部690,690が形成され、外側面61c,61dには係合凹部691が形成されている。
図2Eと図2Cとを対比すれば明らかように、図2Eに示す絶縁ケース60_3は、以下の点において、図2Cに示す絶縁ケース60_2とは異なる。絶縁ケース60_3では、仕切壁64あるいは収容凹部62a,62bの長手方向に沿う向きがY軸方向に等しくなっている。そのため、2つのコンデンサチップ20a,20bは、その長手方向がY軸方向と一致するような向きで、収容凹部62a,62bに収容される。
また、絶縁ケース60_3では、係合溝660は、Y軸方向の一端に形成されている。収容凹部62a,62bに収容されるコンデンサチップ20a,20bの端子電極24,24に対して係合溝660が向かい合うように形成されることにより、第1個別金属端子30aおよび第2連結金属端子50b(図1A参照)を係合溝660に係合させたときに、第1個別金属端子30aおよび第2連結金属端子50b(図1A参照)をコンデンサチップ20a,20bの端子電極24,24に容易に接続させることが可能となっている。
また、絶縁ケース60_3では、外側面61bに係合凹部691が形成されているとともに、そのY軸方向の反対側に位置する外側面61dに一対の係合凸部690,690(図1B参照)が形成されている。
絶縁ケース60_3において、ケース側固定部67は、絶縁ケース60_3を図1Aに示す取付部80に固定するための固定部としての役割を果たし、固定部は、ケース60_3の一部として形成されている。ケース側固定部67は、収容凹部62a,62bを形成する外壁61_3の外側に設けられており、外壁61_3に隣接して形成されている。絶縁ケース60_3におけるケース側固定部67の構成は、絶縁ケース60_2におけるケース側固定部67の構成と同様であるため、重複する部分については、その詳細な説明を省略する。
図1Aおよび図1Bに示すように、絶縁ケース60_1~60_3の各々が有する一対の係合凸部690,691および係合凹部691を介して、絶縁ケース60_1と、絶縁ケース60_2と、絶縁ケース60_3とを係合させることが可能となっている。
より詳細には、絶縁ケース60_1の外側面61cと絶縁ケース60_2の外側面61cとが対向して配置され、絶縁ケース60_1の外側面61cに形成された一対の係合凸部690,690が絶縁ケース60_2の外側面61cに形成された係合凹部691に係合する。このとき、一対の係合凸部690,690のうち、一方の係合凸部690は係合凹部691のY軸方向の一端に係合し、他方の係合凸部690は係合凹部691のY軸方向の他端に係合する。
また、絶縁ケース60_1の外側面61dと絶縁ケース60_3の外側面61bとが対向して配置され、絶縁ケース60_1の外側面61dに形成された一対の係合凸部690,690が絶縁ケース60_3の外側面61bに形成された係合凹部691に係合する。このとき、一対の係合凸部690,690のうち、一方の係合凸部690は係合凹部691のX軸方向の一端に係合し、他方の係合凸部690は係合凹部691のX軸方向の他端に係合する。
一対の係合凸部690,690は、係合凹部691の下端部側(底壁63が形成されている側)から上端部側に向かってスライドしながら挿入され、係合凹部691の上端部に当接することで固定される。以上のようにて、絶縁ケース60_1~60_3が相互に連結される。
図3に示すように、第1個別金属端子30aは、一枚の導電性板片(たとえば、金属板)を折曲成形して形成される。金属板の板厚としては、特に限定されないが、好ましくは0.01~2.0mm程度である。第1個別金属端子30aは、内側電極部32と、開口縁電極部34と、端子側固定部36とを有する。
内側電極部32は、図2Eに示す絶縁ケース60_3の収容凹部62aのY軸方向の一方側の内側壁に沿って差し込まれる。図1Aおよび図3に示すように、内側電極部32は、コンデンサチップ20aの第2端子電極24に接触して電気的に接続される。開口縁電極部34は、内側電極部32に連続して開口縁面66(図2E参照)に沿って形成されている。開口縁電極部34は、開口縁面66に接触していることが好ましいが、多少の隙間があってもよい。
第1個別金属端子30aにおいて、端子側固定部36は、第1個別金属端子30aを絶縁ケース60_3に固定するための役割を果たす。そのため、絶縁ケース60_3は、第1個別金属端子30aを固定するための固定台としての役割も果たす。端子側固定部36は、絶縁ケース60_3のケース側固定部67とともに、絶縁ケース60_3を取付部80に固定するための固定部を構成しており、固定部は第1個別金属端子30aの一部として形成されている。
端子側固定部36は、締結具90を介して絶縁ケース60_3に固定される。本実施形態では、絶縁ケース60_3が取付部80に固定されるため、第1個別金属端子30aは絶縁ケース60_3を介して間接的に取付部80に固定されることになる。端子側固定部36は、収容凹部62a,62bを形成する外壁61_3(図2E参照)の外側に設けられており、外壁61_3に隣接して配置されている。
端子側固定部36は、端子側方部360と端子開口部361とを有する。端子側方部360は、絶縁ケース60_3の収容凹部62a,62bを形成する外壁61_3(図2E参照)の外側に向かって延在している。
図3に示すように、端子側方部360は、幅狭部362と幅広部364とを有する。幅狭部362は、開口縁電極部34に連続して形成されており、開口縁電極部34よりもX軸方向の正方向側に突出している。幅狭部362のY軸方向幅は、開口縁電極部34のY軸方向幅と略等しくなっており、幅狭部362は、開口縁電極部34をX軸方向の正方向側に延長したものに相当する。そのため、幅狭部362の延在方向は、開口縁電極部34の延在方向と等しくなっており、あるいはケース側固定部67のケース側方部670の突出方向と等しくなっている。
幅広部364は、幅狭部362に連続して形成されており、幅狭部362よりも大きな面積を有する。幅広部364を上方あるいは下方から見たときの外観形状は、略正方形となっている。幅広部364は、幅狭部362よりもX軸方向のさらに正方向側に位置し、X軸方向の正方向側およびY軸方向の正方向側に突出している。幅広部364のY軸方向幅は、幅狭部362のY軸方向幅よりも大きくなっている。幅広部364のX軸方向への突出幅は、幅広部364に、締結具90を固定することが可能な幅であれば特に限定されるものではない。幅広部364はケース側方部670の表面に載置される。
幅広部364の略中央部には端子開口部361が形成されている。端子開口部361は、略円形状を有し、幅広部364をZ軸方向に貫通している。端子開口部361の直径(開口幅)は、締結具90を構成するボルト91を挿通させることが可能な幅であれば、特に限定されるものではない。端子開口部361は、ケース側方部670に形成されたケース開口部671(図2E参照)と重複するように配置されることにより、ケース開口部671および端子開口部361の両方に締結具90を挿通させることが可能となっている。図1Aおよび図1Bに示すように、ボルト91をナット92で固定したときに、ナット92は幅広部364の表面に配置される。
図1Aおよび図3に示すように、第2個別金属端子30bは、内側電極部32に湾曲部320が具備されているとともに、内側電極部32が幅狭部362のX軸方向の端部に接続されているという点において、第1個別金属端子30aとは異なっている。内側電極部32は、収容凹部62bに収容されたコンデンサチップ20bの第2端子電極24と対向するような向きで形成されており、第2端子電極24に接触して電気的に接続される。
内側電極部32に湾曲部320が具備されることにより、収容凹部62bに収容されるコンデンサチップ20bに向けてスプリング力が付与され、コンデンサチップ20bを収容凹部62bに強固に固定することが可能となっている。
第2個別金属端子30bにおいて、端子側固定部36は、第2個別金属端子30bを絶縁ケース60_2に固定するための役割を果たす。そのため、絶縁ケース60_2は、第2個別金属端子30bを固定するための固定台としての役割も果たす。端子側固定部36は、絶縁ケース60_2のケース側固定部67とともに、絶縁ケース60_2を取付部80に固定するための固定部を構成しており、固定部は第2個別金属端子30bの一部として形成されている。
端子側固定部36は、締結具90を介して絶縁ケース60_2に固定される。本実施形態では、絶縁ケース60_2が取付部80に固定されるため、第2個別金属端子30bは絶縁ケース60_2を介して間接的に取付部80に固定されることになる。端子側固定部36は、収容凹部62a,62bを形成する外壁61_2の外側に設けられており、外壁61_2に隣接して形成されている。
端子側固定部36は、端子側方部360と端子開口部361とを有する。端子側方部360は、絶縁ケース60_2の収容凹部62a,62bを形成する外壁61_2(図2C参照)の外側に向かって延在している。第2個別金属端子30bにおける端子側固定部36の構成は、第1個別金属端子30aにおける端子側固定部36の構成と同様であるため、重複する部分については、その詳細な説明を省略する。
第2個別金属端子30bでは、端子側固定部36の一部が絶縁ケース60_2の開口沿面66に配置されており、端子側固定部36は、開口縁電極部34としての役割も果たす。
第1共通金属端子40aは、一対の内側電極部42,42と、開口縁電極部44と、側面電極部46と、連結部48(図7参照)とを有する。一対の内側電極部42,42は、それぞれ開口縁電極部44のY軸方向の一端側および他端側に所定の間隔で形成されている。
一対の内側電極部42,42のうち、Y軸方向の一方側に位置する内側電極部42は、絶縁ケース60_1の収容凹部62aに挿入され、収容凹部62aに収容されたコンデンサチップ20aの第1端子電極22に接触して電気的に接続される。Y軸方向の他方側に位置する内側電極部42は、絶縁ケース60_1の収容凹部62bに挿入され、収容凹部62bに収容されたコンデンサチップ20bの第1端子電極22に接触して電気的に接続される。さらに、上記コンデンサチップ20a,20bの各端子電極22,22は、開口縁電極部44を介して電気的に接続される。
側面電極部46は、開口縁電極部44に連続して、絶縁ケース60_1の外壁61_1の外側面(外側壁)に沿うように形成されている。図示の例では、側面電極部46は、係合溝660(図2A参照)に沿うように配置されている。本実施形態では、側面電極部36は、係合溝660が位置する外壁61_1の外側面に沿ってZ軸方向に延びるように形成されている。なお、側面電極部46は、外壁61_1の外壁面に接触している必要はなく、外壁61_1の外壁面に所定の隙間で平行に配置してもよい。
第2共通金属端子40bは、一対の内側電極部42,42の各々に湾曲部420が具備されているという点において、第1共通金属端子40aとは異なる。
一対の内側電極部42,42のうち、X軸方向の一方側に位置する内側電極部42は、絶縁ケース60_3の収容凹部62aに挿入され、収容凹部62aに収容されたコンデンサチップ20aの第1端子電極22に接触して電気的に接続される。X軸方向の他方側に位置する内側電極部42は、絶縁ケース60_3の収容凹部62bに挿入され、収容凹部62bに収容されたコンデンサチップ20bの第1端子電極22に接触して電気的に接続される。さらに、上記コンデンサチップ20a,20bの各端子電極22,22は、開口縁電極部44を介して電気的に接続される。
第1連結金属端子50aは、一対の内側電極部52,52と、一対の内側電極部52,52の各々を接続(連結)する接続部54とを有する。一対の内側電極部52,52のうち、一方の内側電極部52には湾曲部520が具備されている。一対の内側電極部52,52の各々は、接続部54の長手方向(X軸方向)の一方側および他方側に一体として接続されている。
一対の内側電極部52,52のうち、X軸方向の一方側に位置する内側電極部52は、絶縁ケース60_1の収容凹部62bの内部に挿入され、収容凹部62bに収容されたコンデンサチップ20bの第2端子電極24に接触して電気的に接続される。X軸方向の他方側に位置する内側電極部52は、絶縁ケース60_2の収容凹部62bの内部に挿入され、収容凹部62bに収容されたコンデンサチップ20bの第2端子電極22に接触して電気的に接続される。さらに、上記コンデンサチップ20b,20bの各端子電極24,22は、接続部54を介して電気的に接続される。
第1連結金属端子50aは、接続部54を介して、絶縁ケース60_1および絶縁ケース60_2の各々に跨って取り付けられる。接続部54は、絶縁ケース60_1,60_2の各々の開口沿面66に跨って配置され、これにより、絶縁ケース60_1と絶縁ケース60_2とが、第1連結金属端子50aを介して接続(連結)される。
第2連結金属端子50bは、接続部54が略L字状に屈曲しているという点において、第1連結金属端子50aとは異なる。また、第2連結金属端子50bは、一対の内側電極部52,52の各々が、接続部54の長手方向に直交する方向の側方に一体として接続されているという点において、第1連結金属端子50aとは異なる。一対の内側電極部52,52のうち、YZ平面に平行な面を有する一方の内側電極部52には、湾曲部520が具備されており、XZ平面に平行な面を有する他方の内側電極部52には、湾曲部520は具備されていない。
一対の内側電極部52,52のうち、上記一方の内側電極部52は、絶縁ケース60_1の収容凹部62aの内部に挿入され、収容凹部62aに収容されたコンデンサチップ20aの第2端子電極24に接触して電気的に接続される。上記他方の内側電極部52は、絶縁ケース60_3の収容凹部62bの内部に挿入され、収容凹部62bに収容されたコンデンサチップ20bの第2端子電極24に接触して電気的に接続される。さらに、上記コンデンサチップ20a,20bの各端子電極24,24は、接続部54を介して電気的に接続される。
第2連結金属端子50bは、接続部54を介して、絶縁ケース60_1および絶縁ケース60_3の各々に跨って取り付けられる。接続部54は、絶縁ケース60_1,60_3の各々の開口沿面66に跨って配置され、これにより、絶縁ケース60_1と絶縁ケース60_3とが、第2連結金属端子50bを介して接続(連結)される。
このように、連結金属端子50a,50bを介して絶縁ケース60_1~60_3を相互に連結することにより、この連結された絶縁ケース60_1~60_3を固定部(ケース側固定部67および端子側固定部36)を介して取付部80に固定したときに、これらの絶縁ケース60_1~60_3をまとめて取付部80に固定することが可能となっている。なお、図1Bに示すように、絶縁ケース60_1~60_3は、絶縁ケース60_1~60_3の開口沿面66側を取付部80に当接させた状態(底壁63側を取付部80とは反対側に向けた状態)で、締結具90を介して、取付部80に固定される。
また、図1Aに示すように、絶縁ケース60_1~60_3の各々の収容凹部62a,62bに収容された各コンデンサチップ20a,20bは、各種金属端子30a,30b,40a,40b,50a,50b(以下、金属端子30,40,50と表記)を介して直列に接続される。さらに、直列に接続された5つのコンデンサチップ20a,20bのうち、両端に位置するコンデンサチップ20a,20bは、個別金属端子30a,30bおよび締結具90を介して取付部80に電気的に接続される。取付部80はグランドとして機能するため、こられのコンデンサチップ20a,20bをグランドに接地することが可能となる。なお、これらのコンデンサチップ20a,20bのいずれか一方のみをグランドに接地してもよい。
以下に、電子部品10の製造方法について説明する。
各コンデンサチップ20a,20bは、一般的な積層セラミックコンデンサの製造方法により製造される。
個別金属端子30a,30bの製造では、まず、平板状の金属板材を準備する。金属板材の材質は、導電性を有する金属材料であれば特に限定されず、たとえば鉄、ニッケル、銅、銀等若しくはこれらを含む合金を用いることができる。次に、金属板材を機械加工することにより、内側電極部32、開口縁電極部34および端子側固定部36の形状を付与した中間部材を得る。
次に、機械加工により形成された中間部材の表面に、めっきによる金属被膜を形成することにより、個別金属端子30a,30bを得る。めっきに用いる材料としては、特に限定されないが、たとえばNi、Sn、Cu等が挙げられる。なお、個別金属端子30a,30bの製造では、帯状に連続する金属板材から、個別金属端子30a,30bが、互いに連結された状態で形成されてもよい。共通金属端子40a,40bおよび連結金属端子50a,50bについても、上述した製造方法により製造することが可能である。なお、金属端子30,40,50は、金属以外の導電性材料で構成された導電性端子で構成されてもよい。
絶縁ケース60_1~60_3については、図1Aおよび図1Bに示すように、絶縁ケース60_1の外側面61cに形成された一対の係合凸部690,690を、絶縁ケース60_2の外側面61cに形成された係合凹部691に係合させるとともに、絶縁ケース60_1の外側面61dに形成された一対の係合凸部690,690を、絶縁ケース60_3の外側面61bに形成された係合凹部691に係合させることにより連結する。
その後、連結された絶縁ケース60_1~60_3に金属端子30,40,50を取り付ける。このとき、個別金属端子30a,30bについては、端子側固定部36の端子開口部361と、絶縁ケース60_2,60_3のケース側固定部67のケース開口部671とが重複するように配置する。その後、絶縁ケース60_1~60_3の各々の収容凹部62a,62bの内部にコンデンサチップ20aおよび/またはコンデンサチップ20bを収容する。
次に、ケース開口部671、端子開口部361および取付部80の開口部に、ワッシャ93を付けた状態でボルト91を挿通し、ボルト91の脚部をナット92で固定する。以上のようにして、締結具90を介して取付部80に固定された絶縁ケース60_1~60_3の連結体を有する電子部品10を得ることができる。
本実施形態に係る電子部品10は、絶縁ケース60_2,60_3を取付部80に固定するためのケース側固定部67および端子側固定部36(以下、特に区別する必要がない場合には「固定部」と総称する)を有する。そのため、固定部を取付部80に固定するだけの簡単な操作を通じて、絶縁ケース60_2,60_3を固定部の固定位置に応じた所望の位置に固定することが可能である。したがって、本実施形態に係る電子部品10によれば、電子部品10を取付部80の所望の位置に容易に固定することができる。
また、本実施形態では、固定部では、締結具90を介して、絶縁ケース60_2,60_3が取付部80に固定される。この場合、締結具90で固定部を取付部80に固定するだけで、絶縁ケース60_2,60_3が取付部80に固定されるため、電子部品10を取付部80の所望の位置に容易に固定することができる。また、締結具90により、電子部品10をはんだや導電性接着剤等を用いることなく取付部80に固定することができる。
また、本実施形態では、固定部は、収容凹部62a,62bを形成する外壁61_2,61_3の外側に設けられている。外壁61_2,61_3の外側のスペースを利用して固定部を取付部80に固定することにより、固定部を取付部80に固定するときの作業性を向上させることが可能であり、電子部品10を取付部80の所望の位置に容易に固定することができる。
また、本実施形態では、固定部(端子側固定部36)は、個別金属端子30a,30bの一部として形成されている。このように個別金属端子30a,30bの一部を固定部として利用することにより、固定部の設置に伴う部品点数の増加を防止することが可能となり、電子部品10の構成を簡素化することができる。
また、本実施形態では、個別金属端子30a,30bは、端子側方部360を有し、端子側方部360には、端子開口部361が形成されている。この場合、例えば締結具90を端子開口部361に挿通させるだけの簡単な操作を通じて、固定部を取付部80に固定することが可能となる。そのため、電子部品10を取付部80の所望の位置に容易に固定することができる。
また、本実施形態では、固定部(ケース側固定部67)は、絶縁ケース60_2,60_3の一部として形成されている。このように絶縁ケース60_2,60_3の一部を固定部として利用することにより、固定部の設置に伴う部品点数の増加を防止することが可能となり、電子部品10の構成を簡素化することができる。
また、本実施形態では、絶縁ケース60_2,60_3は、ケース側方部670を有し、ケース側方部670には、ケース開口部671が形成されている。この場合、例えば締結具90をケース開口部671に挿通させるだけの簡単な操作を通じて、固定部を取付部80に固定することが可能となる。そのため、電子部品10を取付部80の所望の位置に容易に固定することができる。
また、本実施形態では、固定部では、個別金属端子30a,30bが、絶縁ケース60_2,60_3を介して、取付部80に固定される。この場合、固定部(ケース側固定部67)では、絶縁ケース60_2,60_3を取付部80に直接固定することが可能となり、絶縁ケース60_2,60_3を取付部80に安定的に固定することができる。
また、本実施形態では、取付部80は導電体からなる。本実施形態では、締結具90は導電体で構成されているため、該締結具90を介して、例えば個別金属端子30a,30bの一部で形成された固定部(端子側固定部36)を取付部80に固定したときに、個別金属端子30a,30bと取付部80とを電気的に接続することが可能となる。したがって、個別金属端子30a,30bに接続されたコンデンサチップ20a,20bをグランドに接地することができる。
また、本実施形態では、絶縁ケース60_1には、係合溝660が収容凹部62a,62bの周縁に沿って形成されている。共通金属端子40aの端部(側面電極部46)を係合溝660に係合させることにより、共通金属端子40aを絶縁ケース60_1に安定的に固定することが可能となる。
また、本実施形態では、複数の絶縁ケース60_1~60_3の各々を連結する連結部69を有する。連結部69を介して複数の絶縁ケース60_1~60_3の各々を連結させることにより、複数の電子部品10の結合体を構成することが可能となる。したがって、ユーザは複数の電子部品10を一体として扱うことができる他、利用場面に応じて絶縁ケース60_1~60_3の連結数を増減する等のアレンジを行うことにより、その構成をユーザが利用しやすい形態に最適化することができる。
第2実施形態
図5A~図8に示す実施形態に係る電子部品10Aは、以下に示す点を除いて、第1実施形態に係る電子部品10と同様な構成を有し、同様な作用効果を奏する。図5A~図8において、第1実施形態の電子部品10における各部材と共通する部材には、共通の符号を付し、その説明は一部省略する。
電子部品10Aは、絶縁ケース60A_2、第2個別金属端子30bAおよび第3連結金属端子50cを有するという点において、第1実施形態における電子部品10とは異なる。図6と図2Cとを対比すれば明らかなように、絶縁ケース60A_2は、開口沿面66とケース側方部670との境界付近に係合溝660が形成されているという点において、第1実施形態における絶縁ケース60_2とは異なる。すなわち、本実施形態では、開口沿面66には、2つの係合溝660が相互に平行にY軸方向に延びている。X軸方向に所定の間隔で形成された各係合溝660は、同様の形状からなる。
図5Cに示すように、第2個別金属端子30bAは、第2個別金属端子30bに対して鏡面対称となるように構成されており、その他の構成は第2個別金属端子30bの構成と同様である。
図7に示すように、第3連結金属端子50cは、一対の内側電極部52,52と、一対の内側電極部52,52の各々を接続(連結)する接続部54と、側面電極部56とを有する。一対の内側電極部52,52は、それぞれ接続部54のY軸方向の一端側および他端側に、所定の間隔で一体として接続されている。図5Aに示すように、側面電極部56は、接続部54に連続して、絶縁ケース60_1の外壁61_1の外側面(外側壁)に沿うように、あるいは2つの絶縁ケース60A_2,60A_2の係合溝660,660に沿うように形成されている。
第3連結金属端子50cは、接続部54を介して、絶縁ケース60_1および絶縁ケース60A_2の各々に跨って取り付けられる。接続部54は、絶縁ケース60_1,60A_2の各々の開口沿面66に跨って配置され、これにより、絶縁ケース60_1と絶縁ケース60A_2とが、第3連結金属端子50cを介して接続(連結)される。
図5Aおよび図5Bに示すように、絶縁ケース60_1の外側面61cに形成された一対の係合凸部690,690を、一方の絶縁ケース60A_2の外側面61cに形成された係合凹部691に係合させるとともに、絶縁ケース60_1の外側面61bに形成された係合凹部691に、他方の絶縁ケース60A_2の外側面61bに形成された一対の係合凸部690,690を係合させることにより、絶縁ケース60_1~60_3は連結される。
本実施形態では、絶縁ケース60A_2のケース側固定部67および第2個別金属端子30bの端子側固定部36は、締結具90を介して、バスバー81(取付部80)に固定される。バスバー81は、平板状からなり、導電性を有する板体(金属板等)で構成されている。
図5A~図5Cに示すように、締結具90は、ケース側固定部670の表面側から、ケース開口部671および端子開口部361に挿入され、ケース側固定部670の裏面において、図7に示すようにボルト91の脚部がナット92によって固定される。これにより、締結具90を介して、絶縁ケース60A_2をバスバー81に固定することが可能となっている。
2つの絶縁ケース60A_2,60A_2の各々の収容凹部62a,62bに収容されたコンデンサチップ20a,20bと、絶縁ケース60_1の収容凹部62a,62bに収容されたコンデンサチップ20a,20bとは、第2個別金属端子30b,30bAと、2つの第1共通金属端子40a,40aと、連結金属端子50a,50cとを介して、直列に接続される。
さらに、直列に接続された5つのコンデンサチップ20a,20bのうち、両端に位置するコンデンサチップ20a,20bは、第2個別金属端子30b,30bAを介してバスバー81に電気的に接続される。2つのバスバー81の一方はグランドとして機能するため、これらのコンデンサチップ20a,20bのいずれか一方をグランドに接地することが可能となる。
電子部品10Aは、図8に示すような態様で取付部80の内部に組み込まれ、固定される。図示の例において、取付部80は、電子部品10Aを収容するためのケースあるいは筐体(例えば、電子部品10Aが組み込まれる装置の筐体)である。なお、バスバー81は取付部80に固定手段によって固定される。
本実施形態のように、電子部品10Aを構成するにあたって、金属端子あるいは絶縁ケースの種別を適宜変更してもよく、このような場合であっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
第3実施形態
図9~図11に示す実施形態に係る電子部品10Bは、以下に示す点を除いて、第1実施形態に係る電子部品10と同様な構成を有し、同様な作用効果を奏する。図9~図11において、第1実施形態の電子部品10における各部材と共通する部材には、共通の符号を付し、その説明は一部省略する。なお、図9では、取付部80の図示を省略している。
電子部品10Bは、2つの絶縁ケース60_1,60_1と絶縁ケース60B_1の連結体を有する。図10Aおよび図10Bに示すように、絶縁ケース60B_1は、係合溝660Bを有する。係合溝660Bは、開口沿面66に沿って、外側面61a側から外側面61d側に跨るように形成されている。そのため、係合溝660Bの形状は、略L字形状となっている。
図9に示すように、一方の絶縁ケース60_1の外側面61aに形成された係合凹部691(図2A参照)に、他方の絶縁ケース60_1の外側面61cに形成された一対の係合凸部690,690(図2B参照)を係合させるとともに、絶縁ケース60_1の外側面61bに形成された係合凹部691(図2A参照)に、絶縁ケース60B_1の外側面61d(図10B参照)に形成された係合凹部691を係合させることにより、絶縁ケース60_1,60_1,60B_1は連結される。
図示の例では、第1個別金属端子30aおよび第2個別金属端子30bAの端子側固定部36の大きさは、図1Aに示す第1個別金属端子30aおよび図5Aに示す第2個別金属端子30bAの端子側固定部36の大きさよりも大きくなっているが、これらと同一の大きさであってもよい。
本実施形態では、締結具90を介して、第1個別金属端子30Aおよび第2個別金属端子30bAの各々の端子側固定部36が、直接、取付部80(図5Aに示すバスバー81等)に固定される。より詳細には、図11に示す第1個別金属端子30aの端子開口部361および第2個別金属端子30bAの端子開口部361の各々を取付部80の開口部に重複するように配置させ、これら各端子開口部361に各締結具90(図5A参照)を挿通させる。これにより、第1個別金属端子30aおよび第2個別金属端子30bAの各々の端子側固定部36が取付部80に固定され、第1個別金属端子30aおよび第2個別金属端子30bAを介して、図9に示す絶縁ケース60_1,60_1,60B_1の連結体が取付部80に固定される。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。加えて、本実施形態では、固定部(端子側固定部36)では、個別金属端子30a,30bAが、直接、取付部80に固定される。この場合、固定部(端子側固定部36)では、個別金属端子30a,30bAを介して絶縁ケース60_1,60_1,60B_1を取付部80に固定することが可能となるため、絶縁ケース60_1,60B_1にケース側固定部670を設ける必要がなく、絶縁ケース60_1,60B_1の構成を簡素化することができる。
第4実施形態
図12A~図13に示す実施形態に係る電子部品10Cは、以下に示す点を除いて、第3実施形態に係る電子部品10Bと同様な構成を有し、同様な作用効果を奏する。図12A~図13において、第3実施形態の電子部品10Bにおける各部材と共通する部材には、共通の符号を付し、その説明は一部省略する。なお、図12Aおよび図12Bでは、コンデンサチップ20a,20bおよび各種金属端子の図示を省略しているが、実際には図9に示す例と同様にコンデンサチップ20a,20bおよび各種金属端子が配置される(ただし、個別金属端子30a,30bAを除く)。また、図12Aおよび図12Bでは、取付部80の図示を省略している。
図12Aおよび図12Bに示すように、電子部品10Cは、3つの絶縁ケース60C_1と、2つの固定用金属端子70とを有する。図12A,12Bと図2A,2Bとを対比すれば明らかなように、絶縁ケース60C_1は、係合部69Cを有するという点において、絶縁ケース60_1とは異なる。係合部69Cは、係合凸部690Cを有する。
係合凸部690Cは、X軸方向あるいはY軸方向に所定幅を有しており、係合凹部691の形状に対応する形状を有する。そのため、一方の絶縁ケース60C_1の係合凹部690に他方の絶縁ケース60C_1の係合凸部690Cを係合させたときに、他方の絶縁ケース60C_1の係合凸部690Cは、一方の絶縁ケース60C_1の係合凹部690に対して、隙間が形成されることなく係合する。
図13に示すように、固定用金属端子70は、絶縁ケース60C_1を取付部80(図1A参照)に固定するための固定部としての機能を有する。固定用金属端子70は、把持部71と、固定部72と、接続部73とを有する。把持部71は、平板部710と、上方把持部711と、一対の側方把持部712a,712bとを有する。平板部710は、平板形状からなり、YZ平面に平行な略正方形状の面を有する。上方把持部711は、平板部711の上端部に一体として接続されており、固定部72が形成されている側とは反対側(図12Aに示す絶縁ケース60C_1が配置されている側)に向かって延在している(突出している)。上方把持部711は、平板部711の上端部において、そのY軸方向の一端から他端にかけて延在している。
一対の側方把持部712a,712bは、それぞれ平板部711のY軸方向の一方側および他方側の端部(側面)に一体として接続されている。側方把持部712a,712bは、平板部712の一方側および他方側の端部(側面)において、その上端から下端にかけて延在している。
側方把持部712a,712bは、上方把持部711と同一の方向に突出している。側方把持部712a,712bの先端部には、側方突出部713a,713bが形成されている。側方突出部713a,713bは、それぞれY軸方向の一方側および他方側に向かって突出している(延在している)。側方突出部713a,713bは、YZ平面に平行な面を有する。
固定部72は、底面部720と、固定用開口部721と、2つの切欠部722,722とを有する。底面部720は、平板形状からなり、XY平面に平行な略正方形状の面を有する。固定用開口部721は、底面部720の略中央部に形成されている。固定用開口部721の開口幅(直径)は、締結具90を構成するボルト91(図1Aおよび図1B参照)が挿通可能な程度となっている。各切欠部722は、底面部720のX軸方向先端側に位置する各角部に形成されている。
接続部73は、固定部72と把持部73とを接続している。より詳細には、接続部73は、平板部710と底面部720との境界付近に形成され、平板部710と底面部720とを接続している。
図12Aおよび図12Bに示すように、固定用金属端子70を絶縁ケース60C_1に固定させたときに、平板部710は絶縁ケース60C_1の係合凸部690Cと対向するように配置される。平板部710と係合凸部690Cとの間には隙間が形成されていてもよく、あるいは密着していてもよい。
上方把持部711は、係合凸部690Cの上端部および絶縁ケース60C_1の開口沿面66に当接し、これらを把持する。側方把持部712a,712bは、それぞれ係合凸部690CのY軸方向の一端部および他端部を外側から把持する。側方突出部713a,713bは、それぞれ側方把持部712a,712bの外側で、係合凸部690Cの外側に位置する外壁61_1の表面に当接する。
3つの絶縁ケース60C_1,60C_1,60C_1のうち、中央の絶縁ケース60C_1の外側面61aに形成された係合凸部690Cを、X軸方向に隣接する絶縁ケース60C_1の外側面61cに形成された係合凹部691に係合させるとともに、中央の絶縁ケース60C_1の外側面61bに形成された係合凸部690Cを、Y軸方向に隣接する絶縁ケース60C_1の外側面61dに形成された係合凹部691に係合させることにより、3つの絶縁ケース60C_1,60C_1,60C_1は連結される。
本実施形態では、締結具90を介して、各固定用金属端子70,70が、直接、取付部80(図1A参照)に固定される。より詳細には、図13に示す各固定用金属端子70,70の固定用開口部721,721を取付部80の各開口部に重複するように配置させ、各固定用開口部721,721に締結具90(図1Aおよび図1B参照)を挿通させる。これにより、各固定用金属端子70,70の各固定部72,72が取付部80に固定され、各固定部72,72を介して、3つの絶縁ケース60C_1が取付部80に固定される。
本実施形態においても、第3実施形態と同様の効果が得られる。加えて、本実施形態では、固定部72が、金属端子および絶縁ケース60C_1とは別体で構成されている。この場合、金属端子および絶縁ケース60C_1には固定部72が具備されないため、金属端子および絶縁ケース60C_1の構成を簡素化することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば上記各実施形態では、チップ部品の一例としてコンデンサチップを例示したが、コンデンサチップ以外のチップ部品を用いてもよい。
上記第1実施形態では、電子部品10に複数の絶縁ケース60_1~60_3の連結体が具備されていたが、例えば図14Aおよび図14Bに示すような絶縁ケース60_3’が1個だけ具備されていてもよい。
絶縁ケース60_3’は外壁61_3’を有し、外壁61_3’には、2つのケース側固定部67と、各ケース側固定部67のY軸方向の一方側および他方側に一体的に形成された各側方壁部68とが具備されている。一方のケース側固定部67は収容凹部62a,62bのX軸方向の一方側に形成されており、他方のケース側固定部67は収容凹部62a,62bのX軸方向の他方側に形成されている。すなわち、絶縁ケース60_3’は、図2Eに示す絶縁ケース60_3の外壁61_3に対して、ケース側固定部67等をX軸方向の両側に具備させたものである。
絶縁ケース60_3’は、各ケース側固定部67に図1Aに示す第1個別金属端子30aを具備させ、その端子開口部361およびケース開口部671に締結具90を挿通させることにより、図1Aに示す取付部80に固定される。このような構成とすることにより、絶縁ケース60_3’を単体で取付部80に固定することができる。
上記第1実施形態では、締結具は、ボルト91、ナット92およびワッシャ93で構成されていたが、他の部材で構成されていてもよい。他の部材としては、鋲、圧着部材、その他の締結具あるいは留め具が挙げられる。圧着部材を用いる場合、例えば長手状の圧着部材を、金属端子30a,30bの端子開口部361と絶縁ケース60_2,60_3のケース開口部671と取付部80の開口部とに挿通し、その状態で該圧着部材の両端を加圧することにより、圧着部材による圧着固定を行うことができる。また、締結具を用いることなく、溶接により、金属端子30a,30bを取付部80に接合してもよい。また、ナット92は絶縁ケース60_2,60_3に内蔵されていてもよい。上記第2実施形態~上記第4実施形態についても同様である。
上記第1実施形態において、ケース開口部671および端子開口部361は必須ではなく、省略してもよい。この場合、ケース側方部670および端子側方部360を取付部80に機械的に固定してもよい。例えば、挟持具(例えば、クランプ部材)によりケース側方部670、端子側方部360および取付部80を挟み込むことにより、絶縁ケース60_2および60_3を取付部80に固定してもよい。上記第2実施形態についても同様である。
上記第1実施形態において、個別金属端子30a,30bから端子側固定部36の幅広部364を省略し、ケース側固定部67のみを締結具90を介して取付部80に固定してもよい。この場合、はんだ付けあるいは溶接等によって幅狭部362を取付部80に接合することにより、個別金属端子30a,30bに接続されたコンデンサチップ20a,20bを取付部80に電気的に接続することができる。
上記第1実施形態において、電子部品10を取付部80に固定するときの固定態様は図示の例に限定されるものではない。すなわち、取付部80の形状等に応じて、上記固定態様を適宜変更してもよい。上記第2実施形態~上記第4実施形態についても同様である。
上記第1実施形態において、電子部品10にさらに複数の絶縁ケース60_1~60_3等を具備させてもよい。上記第2実施形態~上記第4実施形態についても同様である。
上記第1実施形態において、各種金属端子による複数のコンデンサチップ20a,20bの接続方法は図示の例に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。例えば、複数のコンデンサチップ20a,20bを並列に接続してもよい。
上記第1実施形態において、側方壁部68の形状は適宜変更してもよく、Y軸方向から見たときの外観形状が、例えば正方形あるいはその他の多角形であってもよい。上記第2実施形態についても同様である。
上記第4実施形態において、絶縁ケース60C_1に図1Aに示すケース側固定部67を具備させ、これを底面部720の下方に配置させてもよい。この場合、このケース側固定部67のケース開口部671および固定部72の固定用開口部721に締結具90を挿通させることにより、締結具90を介して、3つの絶縁ケース60C_1を取付部80に固定することができる。
10,10A,10B,10C…電子部品
20a,20b…コンデンサチップ
21…第1端面
23…第2端面
22…第1端子電極
24…第2端子電極
26…内部電極層
28…誘電体層
30a,30b,30bA…第1個別金属端子,第2個別金属端子
32…内側電極部
320…湾曲部
34…開口縁電極部
36…端子側固定部
360…端子側方部
362…幅狭部
364…幅広部
361…端子開口部
40a,40b…第1共通金属端子、第2共通金属端子
42…内側電極部
420…湾曲部
44…開口縁電極部
46…側面電極部
48…連結部
50a,50b,50c…第1連結金属端子,第2連結金属端子,第3連結金属端子
52…内側電極部
520…湾曲部
54…接続部
56…側面電極部
60_1,60_2,60_3,60_3’,60A_2,60B_1,60C_1…絶縁ケース
61_1,61_2,61_3,61_3’,61A_2,61B_1,61C_1…外壁
61a,61b,61c,61d…外側面
62a,62b…収容凹部
63…底壁
64,64C…仕切壁
65…連絡溝
66…開口縁面
660,660B…係合溝
67…ケース側固定部
670…ケース側方部
671…ケース開口部
68…側方壁部
69,69C…連結部
690,690C…係合凸部
691…係合凹部
70…固定用金属端子
71…把持部
710…平板部
711…上方把持部
712a,712b…側方把持部
713a,713b…側方突出部
72…固定部
720…底面部
721…固定用開口部
722…切欠部
73…接続部
80…取付部
81…バスバー
90…締結具
91…ボルト
92…ナット
93…ワッシャ

Claims (12)

  1. 両端面に端子電極が形成されたチップ部品と、
    前記端子電極に接続される導電性端子と、
    前記チップ部品が収容される収容凹部をそれぞれ有する複数のケースと、
    複数の前記ケースに設けられて、複数の前記ケースの各々を連結する連結部と、
    複数の前記ケースを取付部に固定するための固定部と、を有し、
    前記導電性端子は、2つの前記ケースの開口沿面を跨いで取り付けられ、一方の前記ケースに収容された前記チップ部品の前記端子電極と、他方の前記ケースに収容された前記チップ部品の前記端子電極とを電気的に接続する連結端子を有する電子部品。
  2. 両端面に端子電極が形成されたチップ部品と、
    前記端子電極に接続される導電性端子と、
    前記チップ部品が収容される収容凹部を有するケースと、
    前記ケースに設けられて、前記ケースを他のケースと連結するための連結部と、
    前記ケースを取付部に固定するための固定部と、を有し、
    前記導電性端子は、前記ケースと前記他のケースとのそれぞれの開口沿面を跨いで取り付け可能であり、前記ケースに収容された前記チップ部品の前記端子電極と、前記他のケースに収容されたチップ部品の端子電極とを電気的に接続可能である連結端子を有する電子部品。
  3. 前記固定部では、締結具を介して、前記ケースが前記取付部に固定される請求項1または2に記載の電子部品。
  4. 前記固定部は、前記収容凹部を形成する外壁の外側に設けられている請求項1~3のいずれかに記載の電子部品。
  5. 前記固定部は、前記導電性端子の一部として形成されている請求項1~のいずれかに記載の電子部品。
  6. 前記導電性端子は、前記収容凹部を形成する外壁の外側に向かって延在する端子側方部を有し、
    前記端子側方部には、端子開口部が形成されている請求項に記載の電子部品。
  7. 前記固定部は、前記ケースの一部として形成されている請求項1~のいずれかに記載の電子部品。
  8. 前記ケースは、前記収容凹部を形成する外壁の外側に形成されたケース側方部を有し、
    前記ケース側方部には、ケース開口部が形成されている請求項に記載の電子部品。
  9. 前記固定部では、前記導電性端子が、直接または前記ケースを介して、前記取付部に固定される請求項1~のいずれかに記載の電子部品。
  10. 前記固定部は、前記導電性端子および前記ケースとは別体で構成されている請求項1~3のいずれかに記載の電子部品。
  11. 前記取付部は導電体からなる請求項1~10のいずれかに記載の電子部品。
  12. 前記ケースには、前記導電性端子の端部を係合させるための係合溝が、前記収容凹部の周縁に沿って形成されている請求項1~11のいずれかに記載の電子部品。

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