JPWO2015079570A1 - X線撮影装置 - Google Patents
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Abstract
このX線撮影装置(100)は、X線管(11)およびコリメータ(12)を含む照射部(1)と、一方から他方に向けて増加するように照射部からの距離が印字された目盛帯(31)および目盛帯の他方側を保持して巻き取る巻取り機構(32b)を有する巻尺(3)と、を備える。照射部は、目盛帯の一方側を固定する目盛帯固定部(13)と、巻取り機構を固定する巻取り機構固定部(14)とを有する。
Description
この発明は、X線撮影装置に関し、特に、X線照射部からの距離を測るための巻尺を備えたX線撮影装置に関する。
従来、X線照射部からの距離を測るための巻尺を備えたX線撮影装置が知られている。このようなX線撮影装置は、たとえば、実用新案登録第3177838号公報に開示されている。
上記実用新案登録第3177838号公報に開示されているX線撮影装置は、医用X線撮影装置であって、被検体にX線を照射するX線管とコリメータとを含む照射部を備え、コリメータの外側面部に巻尺が取り付けられている。X線撮影の際には、巻尺を用いてX線管の焦点位置から被写体(被検者)の体表面までの距離、X線管の焦点位置から被検者の関心部位(X線像を撮りたい部位)までの距離、および、X線管の焦点位置からX線検出器表面までの距離、などの各種距離が測定される。被写体(被検者)の体表面までの距離は、X線の照射時間や管電流値などの撮影条件の設定に用いられ、関心部位までの距離およびX線検出器表面までの距離は、撮影されるX線像の拡大率の算出などに用いられる。X線撮影装置の装置構成にもよるが、コリメータから被検者(またはX線検出器)までの距離は、長いものでたとえば2m近くにもなる。
上記実用新案登録第3177838号公報のX線撮影装置では、コリメータに取り付けられた巻尺の目盛帯を引き出して距離を計測する際、引き出した目盛帯の先端(すなわち、手元側)には目盛の原点があり、読み取るべき目盛位置は巻尺の本体部分(コリメータ側)に位置することになる。このため、読み取り位置が使用者から離れてしまい測定値を読み取るのが困難であるという問題点がある。
一方で、目盛帯の先端をコリメータに固定し、巻尺の本体部分をコリメータに着脱可能とすれば、使用者が、コリメータから巻尺の本体部分を取り外し、測定対象部位まで移動することによって、手元で距離の測定値を読み取ることができる。しかし、そのような構成では、測定が終わった後、巻尺の本体部分から手を放しても、自重により、巻尺の本体部分がコリメータ部分に戻らず、あるいは、巻尺が不用意な方向に飛び跳ねて、危険な状況を招く恐れがある。従って、巻尺の本体部分を固定するために、再度コリメータの位置まで戻らなければならないという問題があった。
また、これらの問題を解決するために超音波距離計や、レーザ距離計を設けた装置も存在するが、異物による反射などにより、正確に測定を行うことができない場合もあるため、確実に距離を測定できる巻尺が、なお要求されている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、容易かつ確実に距離の測定を行うことが可能なX線撮影装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面におけるX線撮影装置は、X線管およびコリメータを含む照射部と、一方から他方に向けて増加するように照射部からの距離が印字された目盛帯および目盛帯の他方側を保持して巻き取る巻取り機構を有する巻尺と、を備え、照射部は、目盛帯の一方側を固定する目盛帯固定部と、巻取り機構を固定する巻取り機構固定部とを有する。
この発明の一の局面によるX線撮影装置では、上記のように、目盛帯の一方側を固定する目盛帯固定部と、巻取り機構を固定する巻取り機構固定部とを照射部に設けることによって、距離を計測する際、使用者は、目盛帯のうち、目盛帯固定部に固定された一端側と巻取り機構に保持された他端側との間の中間位置で、目盛帯を引き出して距離測定を行うことができる。この場合には、目盛帯の原点がある一方側が照射部(目盛帯固定部)に固定され、読み取るべき目盛位置が被検者の手元側に配置されるので、使用者は、測定値を手元側の位置で容易に読み取ることができる。また、測定位置まで目盛帯を引き出すことができるので、超音波方式やレーザ方式を採用する場合のように異物による反射などの影響を受けることなく、確実に距離を測定することができる。これらにより、容易かつ確実に距離の測定を行うことができる。さらに、巻取り機構を照射部(巻取り機構固定部)に固定しておくことができるので、使用者が引き出した目盛帯を手放せば、目盛帯を自動的に巻取り機構に収納することができる。したがって、本発明によれば、使用者が巻尺の本体部分を持って移動する場合と異なり、巻尺の本体部分を固定するために再度照射部の位置まで戻る必要もない。
上記一の局面によるX線撮影装置において、好ましくは、目盛帯を折り返すように目盛帯に係合する折返部材をさらに備え、折返部材は、巻取り機構から目盛帯が引き出される際に目盛帯の引出量に応じて目盛帯の折返し部分の位置が移動されるように、目盛帯に係合する構造を有している。このように構成すれば、折返部材によって、目盛帯の一端側(目盛帯固定部)と他端側(巻取り機構)との間の中間位置を折り返すことができ、使用者は、折返部材を持って引き出すだけで、目盛帯の折返し部分を測定対象(被検者やX線検出器)まで容易に引き出すことができる。
この場合、好ましくは、折返部材は、目盛帯を通過させる挿通係合部を有し、挿通係合部に挿通した目盛帯を逆方向に折り返すように構成されている。このように構成すれば、たとえば折返部材を目盛帯の折返し部分に引っ掛ける(係合させる)場合と異なり係合状態が解除されることが抑制されるので、簡素な構成で、目盛帯との係合状態を確保しながら目盛帯を折り返すことができる。
上記折返部材を備える構成において、好ましくは、折返部材は、一端側の位置で目盛帯を折り返すように構成されるとともに、他端側の位置に、使用者が折返部材を手で把持するための把持部分を有する。このように構成すれば、折返部材を測定対象(被検者やX線検出器)まで容易に引き出すことができるとともに、他端側の把持部分を把持した状態でも一端側の目盛帯が使用者の手に覆われることがないので、目盛帯の測定値を確実に読み取ることができる。
この場合、好ましくは、把持部分は、使用者の手の指を挿入するための指挿入部を有する。このように構成すれば、使用者が指挿入部に指を挿入して折返部材を把持することができるので、把持部分を小型にしても、容易かつ確実に折返部材を把持して引き出すことができる。
上記折返部材を備える構成において、好ましくは、折返部材は、折り返された目盛帯の目盛読み取り位置を示す読取位置標識部を有する。このように構成すれば、目盛読み取り位置がばらつくことがなく、読取位置標識部に示された目盛読み取り位置で測定値を正確に読み取ることができる。
この場合、好ましくは、目盛帯は、読取位置標識部の目盛読み取り位置と折返部材の先端位置との間の距離分だけ目盛帯の原点位置をオフセットさせた目盛位置で、目盛帯固定部に固定されている。このように構成すれば、読取位置標識部の目盛読み取り位置で測定値を読み取るだけで折返部材の先端位置までの距離を得ることができる。したがって、使用者は、引き出した折返部材の先端部分を測定対象(たとえば被検者)に接触させて読取位置標識部に示された測定値を読み取ればよいので、距離測定をさらに容易化することができる。
上記一の局面によるX線撮影装置において、好ましくは、目盛帯は、目盛帯固定部の配置位置とX線管の焦点位置との間の距離分だけ目盛帯の原点位置を焦点位置側にオフセットさせた目盛位置で、目盛帯固定部に固定されている。このように構成すれば、目盛帯固定部とX線管の焦点位置との間の距離分を測定値に加算する計算を行うことなく、X線管の焦点位置から測定対象(被検者やX線検出器)までの距離を直接測定することができる。ここで、目盛帯固定部の配置位置とX線管の焦点位置との間の距離はX線撮影装置の装置構成によって異なる場合があるため、たとえばオフセット目盛を目盛帯に設けるような構成の場合、X線撮影装置のバリエーション(製品ラインアップ)毎に異なるオフセット目盛を設けた巻尺を用意する必要がある。これに対して、本発明によれば、目盛帯固定部が固定する目盛位置を目盛帯固定部と焦点位置との間の距離に応じてずらすだけで、X線撮影装置の複数のバリエーションにも対応することができる。
上記一の局面によるX線撮影装置において、好ましくは、目盛帯固定部は、目盛帯を挟み込む一対の挟持部材と、挟持部材を締結する締結部材とを有する。このように構成すれば、簡単な構成で目盛帯を固定することができるとともに、固定を解除して目盛帯の固定箇所(目盛帯固定部が固定する目盛位置)を調整することも容易に行なうことができる。
上記のように、本発明によれば、容易かつ確実に距離の測定を行うことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図5を参照して、本発明の一実施形態によるX線撮影装置100の全体構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態によるX線撮影装置100は、支持機構4によって支持された天井吊り下げ型の照射部1と、照射部1と対向するように撮影台5に設けられた検出器2とを備える。また、X線撮影装置100は、目盛帯31と目盛帯31を巻取収容する本体部32とを有する測長用の巻尺3を備えている。
X線撮影装置100は、医用X線撮影装置であり、上下方向に対向する照射部1と検出器2とによって、撮影台5に横臥された被検者Sを撮影するように構成されている。具体的には、撮影台5の上方に配置された照射部1から照射され、被検者Sを透過したX線を検出器2により受像して、X線画像を撮影するように構成されている。検出器2は、たとえばFPD(フラットパネルディテクタ)などからなる。X線撮影装置100の装置構成としては、照射部1と検出器2とを水平方向に対向させ、直立状態の被検者Sを撮像する構成であってもよい。
照射部1は、X線を発生させるX線管11と、X線管11のX線照射方向(ここでは、下方)の前面に設けられたコリメータ12とを含む。また、照射部1には上記の巻尺3が設けられているとともに、照射部1は、巻尺3の目盛帯31を固定する目盛帯固定部13と、巻尺3の本体部32を固定する本体固定部14とを含んでいる。なお、本体固定部14は、本発明の「巻取り機構固定部」の一例である。
X線管11は、陰極から電子ビームを陽極ターゲットに照射して、X線を発生させる。X線管11から発生するX線は、下方(検出器2側)に向けて焦点位置P1を通る放射状に出射される。コリメータ12は、図1および図2に示すように、X線の照射野限定器(絞り装置)であり、矩形箱状の筐体12aに内蔵された図示しない絞り機構によってX線の照射範囲を制限した上で、照射方向前面(下方)の開口12b(図2参照)からX線を照射させる。
巻尺3は、照射部1のうち、コリメータ12の筐体12aの外側面に取り付けられている。具体的には、巻尺3の本体部32が、筐体12aの側面に配置された本体固定部14に、図示しない保持具や締結部材などの固定手段によって固定的に取り付けられている。目盛帯31は、金属または樹脂等からなり、目盛帯固定部13側の先端を原点(0点)とする目盛31a(図3参照)を有する。すなわち、図2に示すように、目盛帯31には、一方(目盛帯固定部13側)から他方(本体部32側)に向けて増加するように、照射部1からの距離(目盛31a、図3参照)が印字されている。また、本体部32は、目盛帯31を巻き取り収納するケース32aと、目盛帯31の他方側を保持して巻き取る巻取り機構32bとを含んでいる。巻取り機構32bはケース32aの内部に収納されており、巻取り機構32bは、ケース32aを介して、本体固定部14に固定されている。また、巻取り機構32bは、たとえば目盛帯31の他方端と接続されたゼンマイバネ(図示せず)などの巻取り手段により、目盛帯31をケース32aの内部に向かう巻き取り方向に引っ張り付勢するように構成されている。この巻取り機構32bの付勢力により、巻尺3は、本体部32から引き出された目盛帯31を自動的に巻き取るように構成されている。
図1に示すように、巻尺3は、X線管11の焦点位置P1から被写体(被検者S)の体表面までの距離D1、焦点位置P1から被検者Sの関心部位(X線画像を撮りたい部位)までの距離D2、および、焦点位置P1から検出器2の表面(検出面)までの距離D3などの各種距離を測定するために設けられている。被検者Sの体表面までの距離D1は、X線の照射時間やX線管11に供給する管電流値などの撮影条件の設定に用いられ、関心部位までの距離D2および検出器2表面までの距離D3は、撮影されるX線画像の拡大率(D2/D3)の算出などに用いられる。
図2に示すように、巻尺3の目盛帯31は、目盛帯31の一方側が目盛帯固定部13により固定されるとともに、目盛帯31の他方側を収納する本体部32が本体固定部14により固定されることにより、目盛帯固定部13と本体部31(本体固定部14)との間の中間位置において、目盛帯31の引き出し方向Aとは逆方向Bに折り返される折返し部分33を有する。また、本実施形態では、折返し部分33において目盛帯31を折り返すために、ハンドル6が設けられている。目盛帯31は、折返し部分33(ハンドル6)を引き出すことにより、長さ測定が行われるように構成されている。これにより、巻尺3は、目盛31aの原点側である先端側が照射部1(コリメータ12)側に位置し、測定時の目盛31aの読み取り位置が折返し部分33側に位置するように構成されている。なお、ハンドル6は、本発明の「折返部材」の一例である。
より具体的には、目盛帯31は、本体部32からA方向に引き出された後、本体部32と先端との間で逆方向(B方向)に折り返され、先端側がコリメータ12の筐体12aに設けられた目盛帯固定部13によって固定されている。目盛帯固定部13は、目盛帯31を挟み込む一対の柱状の挟持部材13aと、挟持部材13aを締結するボルトなどの締結部材13bとを有する。一対の挟持部材13aの間に目盛帯31が配置された状態で、締結部材13bの締め付けによって一対の挟持部材13aが目盛帯31を挟み込むことにより、目盛帯31が固定される。なお、締結部材13bを弛めれば目盛帯31の固定が解除され、目盛帯31の固定位置を移動(調節)することができる。目盛帯31の固定位置については、後述する。
ハンドル6は、樹脂または金属からなるとともに、図2〜図4に示すように、概略で略矩形の平板状形状(平坦で厚みが一定の薄い形状)を有している。ハンドル6は、目盛帯31を折り返すように目盛帯31に係合している。そして、ハンドル6は、巻取り機構32bから目盛帯31が引き出される際に目盛帯31の引出量に応じて折返し部分33の位置が移動されるように、目盛帯31に係合する構造を有している。ハンドル6には、目盛帯31を通過させる挿通係合孔部61と、把持部分62と、読取位置標識部63とが一体形成されている。挿通係合孔部61はハンドル6の一端側(照射部1側)に配置され、把持部分62はハンドル6の他端側(測定対象がある先端側)に配置されている。読取位置標識部63は、挿通係合孔部61とハンドル6の一端側端面との間の平坦面部分に配置されている。なお、挿通係合孔部61は、本発明の「挿通係合部」の一例である。
挿通係合孔部61は、目盛帯31の幅に対応した大きさに形成された角丸形状の貫通孔である。ハンドル6は、挿通係合孔部61に挿通した目盛帯31を逆方向に折り返すように構成されている。すなわち、図2に示すように、本体部32からA方向に引き出された目盛帯31は、ハンドル6の挿通係合孔部61に裏面側から挿通され、正面側から出てB方向に折り返された後、コリメータ12の目盛帯固定部13に固定されている。このような構造により、ハンドル6を把持してA方向に引っ張ると、目盛帯31が本体部32から引き出されながら挿通係合孔部61を通過し、目盛帯31の引出量分だけ折返し部分33(ハンドル6)の位置がA方向に移動する。引き出しの際の摩擦低減のため、挿通係合孔部61(貫通孔)の内側面は、丸み面取りなどにより角部が無いように形成されている。
ハンドル6の他端側の把持部分62は、使用者がハンドル6を手で把持するために設けられている。把持部分62には、図3および図4に示すように、使用者の手の指を挿入するための指挿入孔部64が形成されている。指挿入孔部64は、角丸形状の貫通孔からなり、使用者が指挿入孔部64内に手指を挿入することにより、使用者の手指をハンドル6に係合させるものである。指挿入孔部64内に手指を挿入し易いように、指挿入孔部64(貫通孔)の内側面は、丸み面取りなどにより角部が無いように形成されている。なお、指挿入孔部64は、本発明の「指挿入部」の一例である。
読取位置標識部63は、図3に示すように、折り返された目盛帯31の目盛読み取り位置Mを示す機能を有する。読取位置標識部63は、挿通係合孔部61(貫通孔)とハンドル6の一端側端面との間の肉厚に相当する平坦面部分(図4参照)に配置され、目盛帯31の両側に位置するように一対設けられている。読取位置標識部63は、ハンドル6の表面側に付された矢印状(三角形状)のマークからなり、シール貼付、印画、刻印などの方法によりハンドル6に形成される。巻尺3は、この読取位置標識部63を目印として、読取位置標識部63が指し示す目盛読み取り位置Mの目盛が計測値として読み取られるように構成されている。
次に、目盛帯固定部13による目盛帯31の固定位置について説明する。本実施形態では、目盛帯31は、図5に示すように、目盛帯固定部13の配置位置P2とX線管11の焦点位置P1との間の距離Da分だけ目盛帯31の原点位置を焦点位置P1側にオフセットさせた目盛位置で、目盛帯固定部13に固定されている。また、目盛帯31は、読取位置標識部63(図3参照)の目盛読み取り位置Mとハンドル6の先端(他端)位置P3との間の距離Db分だけ目盛帯31の原点位置をさらにオフセットさせた目盛位置で、目盛帯固定部13に固定されている。以下、これらについて詳しく説明する。
図1に示した通り、巻尺3は、X線管11の焦点位置P1からの各種距離D1、D2およびD3を測定するために設けられている。ここで、図5に示すように、焦点位置P1から測定対象C(たとえば距離D1の測定の場合には、被検者Sの体表面)までの距離をD0とする。距離D0は、目盛帯固定部13の配置位置P2とX線管11の焦点位置P1との間の距離Daと、目盛帯固定部13から読取位置標識部63の目盛読み取り位置Mとの間の距離Dxと、読取位置標識部63の目盛読み取り位置Mとハンドル6の先端(他端)位置P3との間の距離Dbとから構成される。
距離D0を構成する各距離Da、DxおよびDbのうち、距離Daは、X線管11の焦点位置P1と目盛帯固定部13の配置位置P2とから定まる装置設計上の固定値である。また、距離Dbは、ハンドル6の寸法により定まる装置設計上の固定値である。そして、ハンドル6を引っ張り目盛帯31を引き出すことにより変化する実質的な測定値は、距離Dxとなる。そこで、本実施形態では、目盛帯31の原点位置(目盛の0点位置)が、距離Daおよび距離Dbの分だけ予め焦点位置P1側にずらされた(オフセットされた)状態で、目盛帯31が目盛帯固定部13に固定されている。つまり、目盛帯31は、目盛31a(図3参照)の読みが(Da+Db)の位置で、目盛帯固定部13に固定されている。この結果、ハンドル6(折返し部分33)を距離Dxだけ引き出してハンドル6の先端(他端)を測定対象Cに接触させた状態で、目盛読み取り位置M(読取位置標識部63)における目盛31aを読めば、得られる測定値は(Da+Db)+Dx=距離D0となる。
このように、使用者は、ハンドル6の指挿入孔部64に手指を挿入してハンドル6(折返し部分33)を引き出し、ハンドル6の先端(他端)を測定対象Cに接触させた状態で目盛読み取り位置Mの目盛31aを読むだけで、X線管11の焦点位置P1から測定対象Cまでの距離D0を測定値として得ることができる。なお、実際には、X線撮影装置100の機種に応じて、設計値としての距離Daの大きさは異なる場合がある。その場合でも、本実施形態では、目盛帯固定部13が挟み込む目盛帯31の固定位置を自由に調節することができるので、それぞれの機種に応じたオフセット値(目盛の読み)となる位置で、目盛帯31を目盛帯固定部13に固定すればよい。なお、図5では、目盛帯31の固定後、余った先端側部分(図5の破線部)を除去した例を示している。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、目盛帯31の一方側を固定する目盛帯固定部13と、巻取り機構32bを固定する本体固定部14とを照射部1に設けることによって、距離を計測する際、使用者は、目盛帯31のうち、目盛帯固定部13に固定された一端側と巻取り機構32bに保持された他端側との間の中間位置(折返し部分33)で、目盛帯31を引き出して距離測定を行うことができる。この場合には、目盛帯31の原点がある一方側が照射部1(目盛帯固定部13)に固定され、目盛読み取り位置Mが被検者の手元側に配置されるので、使用者は、測定値を手元側の位置で容易に読み取ることができる。また、測定位置まで目盛帯31を引き出すことができるので、超音波方式やレーザ方式を採用する場合のように異物による反射などの影響を受けることなく、確実に距離を測定することができる。これらにより、容易かつ確実に距離の測定を行うことができる。さらに、巻取り機構32b(本体部32)を照射部1(本体固定部14)に固定しておくことができるので、使用者が引き出した目盛帯31を手放せば、目盛帯31を自動的に巻取り機構32bに収納することができる。したがって、本実施形態では、使用者が巻尺の本体部分を持って移動する場合と異なり、巻尺の本体部分を固定するために再度照射部1の位置まで戻る必要もない。
また、本実施形態では、上記のように、目盛帯31を折り返すハンドル6を設け、巻取り機構32bから目盛帯31が引き出される際に目盛帯31の引出量に応じて折返し部分33の位置が移動されるように、目盛帯31に係合する構造をハンドル6に設ける。これにより、使用者は、ハンドル6を持って引き出すだけで、目盛帯31の折返し部分33を測定対象C(被検者やX線検出器)まで容易に引き出すことができる。
また、本実施形態では、上記のように、ハンドル6に目盛帯31を通過させる挿通係合孔部61を設けるとともに、挿通係合孔部61に挿通した目盛帯31を逆方向Bに折り返すようにハンドル6を構成する。これにより、ハンドル6と目盛帯31との係合状態が解除されることがないので、簡素な構成で、目盛帯31との係合状態を確保しながら目盛帯31を折り返すことができる。
また、本実施形態では、上記のように、一端側(照射部1側)の位置で目盛帯31を折り返すようにハンドル6を構成するとともに、ハンドル6の他端側(測定対象側)の位置に、使用者がハンドル6を手で把持するための把持部分62を設ける。これにより、ハンドル6を測定対象C(被検者Sや検出器2)まで容易に引き出すことができるとともに、他端側の把持部分62を把持した状態でも一端側の目盛帯31が使用者の手に覆われることがないので、目盛帯31の測定値を確実に読み取ることができる。
また、本実施形態では、上記のように、把持部分62に、使用者の手の指を挿入するための指挿入孔部64を設ける。これにより、使用者が指挿入孔部64に指を挿入してハンドル6を把持することができるので、把持部分62を小型にしても、容易かつ確実にハンドル6を把持して引き出すことができる。
また、本実施形態では、上記のように、ハンドル6に、目盛帯31の目盛読み取り位置Mを示す読取位置標識部63を設ける。これにより、目盛読み取り位置Mがばらつくことがなく測定値を正確に読み取ることができる。
また、本実施形態では、上記のように、目盛読み取り位置Mとハンドル6の先端位置P3との間の距離Db分だけ目盛帯31の原点位置をオフセットさせた目盛位置で、目盛帯31を目盛帯固定部13に固定する。これにより、目盛読み取り位置Mで測定値を読み取るだけでハンドル6の先端位置P3までの距離を得ることができる。したがって、使用者は、引き出したハンドル6の先端部分(先端位置P3)を測定対象C(たとえば被検者S)に接触させて読取位置標識部63に示された測定値を読み取ればよいので、距離測定をさらに容易化することができる。
また、本実施形態では、上記のように、目盛帯固定部13の配置位置P2と焦点位置P1との間の距離Da分だけ目盛帯31の原点位置を焦点位置P1側にオフセットさせた目盛位置で、目盛帯31を目盛帯固定部13に固定する。これにより、目盛帯固定部13と焦点位置P1との間の距離Da分を測定値に加算する計算を行うことなく、X線管11の焦点位置P1から測定対象C(被検者やX線検出器)までの距離を直接測定することができる。また、目盛帯固定部13が固定する目盛位置を目盛帯固定部13と焦点位置P1との間の距離Daに応じてずらすだけで、X線撮影装置100の複数のバリエーションにも対応することができる。
また、本実施形態では、上記のように、目盛帯31を挟み込む一対の挟持部材13aと、挟持部材13aを締結する締結部材13bとにより目盛帯固定部13を構成する。これにより、簡単な構成で目盛帯31を固定することができるとともに、固定を解除して目盛帯31の固定箇所(目盛帯固定部13が固定する目盛位置)を調整することも容易に行なうことができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく請求の範囲によって示され、さらに請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、撮影対象が人(被検者)である例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、撮影対象は、人以外の生物のX線画像を撮影するX線撮影装置に適用してもよい。
また、上記実施形態では、横臥されている被検者を撮影する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、起きている状態(立位)の被検者を撮影する構成のX線撮影装置に適用してもよい。
また、上記実施形態では、コリメータ12の外部(筐体12aの外側面)に巻尺3を取り付けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、巻尺3をコリメータ12(筐体12a)に内蔵させてもよい。
具体的には、図6に示す変形例のように、巻尺3をコリメータ112の筐体112aの内側面に取り付けるとともに、コリメータ112の開口部12bが形成された前面部に、目盛帯31を通過させる孔部120および130を設ける。本体部32から孔部120を通過させてA方向に引き出された目盛帯31は、B方向に折り返された後、孔部130を通過して筐体112a内の目盛帯固定部113に固定されている。一方、巻取り機構(図6では図示を省略する)を含む本体部32は、筐体112aの内側面側の本体固定部114において固定されている。このような構成により、巻尺3がコリメータ112(筐体112a)内に内蔵される。距離D1、D2、D3を測定する際には、X線の照射軸に近いほど測定精度を向上させることができるので、X線の出射口である開口部12bの近傍の位置から目盛帯31を引き出すことにより、容易に測定精度を高めることができる。なお、筐体112aの前面部において凹状部分をさらに形成して、ハンドル6を凹状部分に収納できるようにしてもよい。
この他、本発明では、X線管に巻尺を取り付けてもよいし、コリメータとX線管とを含む照射部全体を覆うカバーを設けて、このカバーに巻尺を設けてもよい。
また、上記実施形態では、挟持部材13aと締結部材13bとにより目盛帯固定部13を構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、目盛帯固定部は別の構造であってもよい。たとえば、目盛帯に貫通孔を開けて、ねじ孔を有する目盛帯固定部にねじ止めしたり、リベット固定したりしてもよい。
また、上記実施形態では、挿通係合部の一例としての貫通孔からなる挿通係合孔部61をハンドル6に形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明の挿通係合部は、貫通孔ではなく、切り欠きであってもよい。たとえば、ハンドル6の一端部側に挿通係合孔部61とつながるようにスリットを形成することにより、切り欠き状の挿通係合部を形成してもよい。ハンドル6と目盛帯31との係合は、目盛帯31を挿通係合孔部61に挿通する以外に、ハンドル6に柱状の係合部を形成して柱状の係合部を折返し部分33に係合させるような構造であってもよい。
また、上記実施形態では、指挿入部の一例としての貫通孔からなる指挿入孔部64をハンドル6の把持部分62に形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、貫通孔からなる指挿入孔部64に代えて、指を挿入する(非貫通の)凹部からなる指挿入部を設けてもよい。また、たとえば板状の把持部分を形成して、使用者が板状の把持部分を摘んで把持するようにしてもよい。なお、ハンドルに把持部分を形成しなくともよい。
また、上記実施形態では、目盛読み取り位置Mとハンドル6の先端位置P3との間の距離Db分だけ目盛帯31の原点位置をオフセットさせた状態で目盛帯31を固定した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、距離Db分だけオフセットさせなくともよい。
また、上記実施形態では、目盛帯固定部13の配置位置P2と焦点位置P1との間の距離Da分だけ目盛帯31の原点位置を焦点位置P1側にオフセットさせた状態で目盛帯31を固定した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、距離Da分だけオフセットさせなくともよい。
また、上記実施形態では、巻尺3の本体部32を本体固定部14に固定的に取り付け、これによって巻取り機構32bを本体固定部14に固定した例を示したが、本発明はこれに限られない。本体固定部は、巻取り機構(本体部)を完全に固着する他、巻取り機構(本体部)を着脱可能に固定してもよい。本体固定部は、巻取り機構(本体部)を一時的または永続的に固定可能な機構であればどのような構成であってもよい。たとえば、コリメータ12にケース形状のブラケットを設け、このブラケットに巻尺3の本体部32を収容したり、取り出したりできるようにしてもよい。また、単純に、巻取り機構32b(本体部32)をねじ止め、溶接その他の固定手段により固定してもよい。
1 照射部
3 巻尺
6 ハンドル(折返部材)
11 X線管
12 コリメータ
13、113 目盛帯固定部
13a 挟持部材
13b 締結部材
14、114 本体固定部(巻取り機構固定部)
31 目盛帯
32b 巻取り機構
33 折返し部分
61 挿通係合孔部(挿通係合部)
62 把持部分
63 読取位置標識部
64 指挿入孔部(指挿入部)
100 X線撮影装置
P1 焦点位置
P2 目盛帯固定部の配置位置
P3 ハンドルの先端位置
A 引き出し方向
B 逆方向
3 巻尺
6 ハンドル(折返部材)
11 X線管
12 コリメータ
13、113 目盛帯固定部
13a 挟持部材
13b 締結部材
14、114 本体固定部(巻取り機構固定部)
31 目盛帯
32b 巻取り機構
33 折返し部分
61 挿通係合孔部(挿通係合部)
62 把持部分
63 読取位置標識部
64 指挿入孔部(指挿入部)
100 X線撮影装置
P1 焦点位置
P2 目盛帯固定部の配置位置
P3 ハンドルの先端位置
A 引き出し方向
B 逆方向
Claims (9)
- X線管およびコリメータを含む照射部と、
一方から他方に向けて増加するように前記照射部からの距離が印字された目盛帯および前記目盛帯の他方側を保持して巻き取る巻取り機構を有する巻尺と、を備え、
前記照射部は、前記目盛帯の一方側を固定する目盛帯固定部と、前記巻取り機構を固定する巻取り機構固定部とを有する、X線撮影装置。 - 前記目盛帯を折り返すように前記目盛帯に係合する折返部材をさらに備え、
前記折返部材は、前記巻取り機構から前記目盛帯が引き出される際に前記目盛帯の引出量に応じて前記目盛帯の折返し部分の位置が移動されるように、前記目盛帯に係合する構造を有している、請求項1に記載のX線撮影装置。 - 前記折返部材は、前記目盛帯を通過させる挿通係合部を有し、前記挿通係合部に挿通した前記目盛帯を前記逆方向に折り返すように構成されている、請求項2に記載のX線撮影装置。
- 前記折返部材は、一端側の位置で前記目盛帯を折り返すように構成されるとともに、他端側の位置に、使用者が前記折返部材を手で把持するための把持部分を有する、請求項2に記載のX線撮影装置。
- 前記把持部分は、使用者の手の指を挿入するための指挿入部を有する、請求項4に記載のX線撮影装置。
- 前記折返部材は、折り返された前記目盛帯の目盛読み取り位置を示す読取位置標識部を有する、請求項2に記載のX線撮影装置。
- 前記目盛帯は、前記読取位置標識部の目盛読み取り位置と前記折返部材の先端位置との間の距離分だけ前記目盛帯の原点位置をオフセットさせた目盛位置で、前記目盛帯固定部に固定されている、請求項6に記載のX線撮影装置。
- 前記目盛帯は、前記目盛帯固定部の配置位置と前記X線管の焦点位置との間の距離分だけ前記目盛帯の原点位置を前記焦点位置側にオフセットさせた目盛位置で、前記目盛帯固定部に固定されている、請求項1に記載のX線撮影装置。
- 前記目盛帯固定部は、前記目盛帯を挟み込む一対の挟持部材と、前記挟持部材を締結する締結部材とを有する、請求項1に記載のX線撮影装置。
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