JPWO2015059920A1 - 操作装置及び操作方法 - Google Patents

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Abstract

操作装置は、家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを直交座標系上に表示するGUI表示部(304)と、GUI表示部(304)に所定の物体を接触させる操作により、GUI表示部(304)で表示される強度設定値と時間設定値との入力を同時に受け付けるタッチ操作部(301)とを備える。

Description

本発明は、家電機器を操作する操作装置及び操作方法に関するものである。
タッチパネルを有する表示部を備えた従来の表示装置は、表示部の一画面に複数の選択肢を表す複数の画像を同時に表示させ、複数の画像のうちの1つである第1選択肢を表す第1表示位置にある第1の画像と、複数の選択肢のうちの他の選択肢である第2選択肢を表す第2表示位置にある第2の画像とに、指またはペン状物体が順次接触して、指またはペン状物体が順次接触したことを表す互換操作信号をタッチパネルから受けると、第1選択肢を表す第1の画像と第2選択肢を表す第2の画像とを互換して、第1画像を第2表示位置に表示させると共に、第2画像を第1画像表示位置に表示させる(例えば、特許文献1参照)。これにより、タッチパネルに対するユーザの指またはペン状物体の接触による簡単な操作によって、表示部に表示された複数の選択肢の表示順を容易に並べ替えることができる。
また、一般的に多くの家電機器では、マニュアル設定でユーザの嗜好に合わせて動作させる場合、取り扱う対象物に対する強度設定、時間設定またはその両方を、スイッチにより入力させることが多い。
具体的には、電子レンジにおいて、レンジ機能を使う場合、ユーザは、強度設定である電波の出力設定を行い、次に時間設定を行い、加熱調理をスタートさせる。また、電子レンジにおいて、オーブン機能を使う場合、ユーザは、強度設定であるオーブンの温度設定(通常150〜300℃)を行い、次に時間設定を行い、オーブン調理をスタートさせる。
しかしながら、従来の表示装置では、タッチパネルを有する表示部を備え、表示部の一画面に複数の選択肢を表す複数の画像を表示し、第1の画像と第2の画像とに指またはペン状物体を順次接触させることで、第1の画像と第2の画像とを入れ替える操作を簡単に行うことはできるが、加熱調理器のマニュアル操作のオーブン機能又は電子レンジ機能を使う場合において、火力又は電波の出力などの強度設定及び時間設定を簡単かつ少ない手数で操作することが困難であるという課題がある。
国際公開第2012/008475号
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、使用者の利便性を向上させることができる操作装置及び操作方法を提供することを目的とするものである。
本発明の一局面に係る操作装置は、家電機器を操作する操作装置であって、前記家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、前記家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを直交座標系上に表示する表示部と、前記表示部に所定の物体を接触させる操作により、前記表示部で表示される前記強度設定値と前記時間設定値との入力を同時に受け付ける操作部とを備える。
本発明によれば、家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを少ない手数で簡単に設定することができるので、使用者の利便性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1におけるオーブン電子レンジの外観を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるオーブン電子レンジの操作表示部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における操作表示部の構成を示すブロック構成図である。 本実施の形態1の電子レンジのオーブン調理における温度設定値及び時間設定値を変更する前の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1の電子レンジのオーブン調理における温度設定値及び時間設定値を変更した後の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1においてドラッグ操作により温度設定値及び時間設定値を変更する動作を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態1の第1変形例の電子レンジのオーブン調理における温度設定値及び時間設定値を変更する前の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1の第1変形例の電子レンジのオーブン調理における温度設定値及び時間設定値を変更した後の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1の第1変形例においてタッチ操作により温度設定値及び時間設定値を変更する動作を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態1の第2変形例の電子レンジの出力設定値及び時間設定値を変更する前の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1の第2変形例の電子レンジの出力設定値及び時間設定値を変更した後の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1の第3変形例の電子レンジの出力設定値及び時間設定値を変更する前の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1の第4変形例のオーブンの温度設定値及び時間設定値を変更する際に通常表示される表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態1の第4変形例のオーブンの温度設定値及び時間設定値を変更する際に指が近接した場合に表示される表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるオーブン電子レンジの操作表示部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2における操作表示部の構成を示すブロック図である。 本実施の形態2の電子レンジのオーブン調理における温度設定値(加熱レベル)及び時間設定値を設定する前の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態2の電子レンジのオーブン調理における温度設定値及び時間設定値を設定した後の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態2においてドラッグ操作により温度設定値及び時間設定値を設定する動作を説明するためのフローチャートである。 操作装置と、操作装置によって操作される複数の家電機器とを備える機器制御システムの一例を示す図である。 複数の家電機器のそれぞれによって制御される強度設定値の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、同一の構成要素に関しては、同じ符号を付し説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるオーブン電子レンジの外観を示す図である。図2は、本発明の実施の形態1におけるオーブン電子レンジの操作表示部の構成を示す図である。図3は、本発明の実施の形態1における操作表示部の構成を示すブロック図である。図1、図2及び図3を用いて、本実施の形態1の構成を説明する。なお、本実施の形態1では、操作装置を備えた家電機器の一例としてオーブン電子レンジを用いて説明するが、家電機器は、オーブン電子レンジに限定されない。
図1において、オーブン電子レンジ(以下、電子レンジと呼ぶ)は、電子レンジ筐体1、ドア2、ドアハンドル3及び操作表示部4を備える。電子レンジは、食品を加熱する加熱調理器の一例である。
本実施の形態1の電子レンジは、電波により加熱する電子レンジ調理機能と、ヒータにより加熱するオーブン調理機能と、スチームを利用したスチーム調理機能とを備えた電子レンジである。電子レンジの外装である電子レンジ筐体1の前面に設けられたドア2から、食品が電子レンジの庫内に収納され、ドア2が閉じられて加熱調理が行われる。ユーザは、ドア2に設けられたドアハンドル3を手で掴んで手前に引くことにより、電子レンジの前面の開口部から、調理する食品を入れることができる。
ユーザは、調理する食品を電子レンジの庫内に入れると、操作表示部4を操作し、食品を調理するための設定及び指示を行う。詳細は図示しないが、ドア2を開くことで、電子レンジの電源がONされ、操作表示部4の操作によって、手動操作又は自動メニュー等のモードを切り替えて調理設定が行われる。そして、スタートキーが押下され、調理が開始される。調理が完了すると、電子レンジは加熱を停止する。
また、手動操作では、電子レンジ、オーブン、グリル又はスチーム(スチームで食品を加熱し、蒸し上げる)などの加熱メニューのうちの1つが選択され、加熱する強度と時間とが設定され、調理が行われる。
具体的には、レンジ機能を用いて調理する場合、電波の出力パワー(W)と時間とが設定される。オーブン機能を用いて調理する場合、温度(℃)と時間とが設定され、スタートされる。グリル機能又はスチーム機能を用いて調理する場合、時間が設定され、スタートされる。また、オーブン機能又はグリル機能を用いて調理する場合、オーブン皿を設置する位置が設定される。
自動メニューは、電子レンジが備える加熱機能であるレンジ機能、オーブン機能、発酵機能、グリル機能及びスチーム機能等を組み合わせ、設定された調理メニューに応じて自動的に加熱調理する機能である。
具体的には、ユーザは、操作表示部4を操作し、電子レンジが備える自動メニュー機能から、ハンバーグ等の調理メニューを選択し、スタートキーを押下して調理を開始する。
なお、本実施の形態1の操作表示部4は、グラフィカルユーザインタフェース(以下、GUI)を表示するフルドット液晶と、フルドット液晶上に設けられた静電容量式タッチパネルとで構成される。そして、操作表示部4は、ユーザの指が接触したことを検出し、接触した位置を判定し、判定された位置にあるGUIで表現したボタンの押下を受け付け、電子レンジへ指示する。
次に、図2を用いて、操作表示部4の外観構成を説明する。図2の操作表示部4は、GUI操作表示部201、スタートキー205、戻るキー206及び取消キー207を備える。GUI操作表示部201には、時間設定軸202、温度設定軸203及びタッチポイント204が表示される。
GUI操作表示部201は、フルドット液晶及び静電容量式タッチパネルから構成されている。時間設定軸202を横軸とし、温度設定軸203を縦軸とし、加熱時間及び加熱温度がグラフ状に表示される。ユーザは、後述するタッチポイント204をタッチ操作し、電子レンジの加熱時間及び加熱温度を設定する。
時間設定軸202は、GUI操作表示部201に表示される時間設定用の座標軸である。時間設定軸202には、5、10、15、20(分)のように目盛が付与される。また、時間設定軸202の右端以降、すなわち図2で示す20分以降を表示しようとすると、グラフ部分がスクロールする。なお、目盛は、レンジ、オーブン、グリル、スチーム又は発酵等の加熱モードによって異なり、範囲を大きくしたり細かくしたりすることが可能である(図示しない)。
温度設定軸203は、GUI操作表示部201に表示される温度設定用の座標軸である。温度設定軸203には、100、200、300(℃)のように目盛が付与される。また、温度設定軸203の上端以降、すなわち図2で示す300℃以降を表示しようとすると、グラフ部分がスクロールする。
なお、目盛は、レンジ、オーブン、グリル、スチーム又は発酵等の加熱モードによって異なる。加熱モードがオーブン又は発酵である場合は、目盛は温度を表し、加熱モードが電子レンジである場合は、目盛は電波の出力パワー(W)を表す。
タッチポイント204は、GUI操作表示部201に表示される温度設定値と時間設定値との交点である。タッチポイント204は、温度設定軸203上の温度設定値から、温度設定軸203に垂直な方向に伸ばした直線と、時間設定軸202上の時間設定値から、時間設定軸202に垂直な方向に伸ばした直線との交点である。タッチポイント204は、ユーザの指でタッチされ、上、下、左、右又は斜めにドラッグ操作される。これにより、連続的にかつ同時に2つの設定値が変更される。そして、タッチポイント204から指がリリースされる(指が離される)と、2つの設定値が確定される。タッチポイント204が右方向にドラッグされ、タッチポイント204がグラフの右端まで来ると、時間設定軸202の目盛りがスクロールされる。
また、表示されているグラフ状の設定マップがタッチされることで、連続的に温度設定値及び時間設定値を変化させずに、瞬間的に温度設定値及び時間設定値を変更させることも可能である。すなわち、表示される直交座標系内の任意の位置がタッチされた場合、タッチされた位置にタッチポイント204を移動させてもよい。
時間設定軸202からタッチポイント204へ伸びる垂線と、温度設定軸203からタッチポイント204へ伸びる垂線とで囲まれているエリアの色は、当該エリアの周囲の色と変えて表示することで、時間設定値及び温度設定値を分かりやすくする。また、時間設定軸202からタッチポイント204へ伸びる垂線と、温度設定軸203からタッチポイント204へ伸びる垂線とで囲まれているエリアは、形状的にグラフィカルに表示することで、当該機能の設定値を直感的に分かりやすくしている。
また、本実施の形態では、GUI操作表示部201は、温度設定値及び時間設定値の初期設定値を、周囲と色を変えた矩形領域で表示しているが、初期設定値は表示しなくてもよい。GUI操作表示部201は、表示されたグラフ状の設定マップの任意の位置がタッチされると、初期設定値を表示してもよい。
本実施の形態では、タッチポイント204は、温度設定値及び時間設定値の交点を示しているが、操作可能なタッチポイント204をより分かりやすくするために、マーカーボタン(後述)をタッチポイント204の位置に表示してもよい。また、GUI操作表示部201は、タッチ操作時のみマーカーボタンを表示してもよい。タッチポイント204は、温度設定値及び時間設定値を変更する為のタッチ操作可能な操作部を構成すればよく、その手段は限定されない。
また、タッチパネルが指の近接を検知可能である場合、GUI操作表示部201は、指が近接した場合にマーカーボタンを表示してもよい。
スタートキー205は、GUI操作表示部201で設定及び確定された温度設定値及び時間設定値で、加熱調理を開始するためのボタンである。
戻るキー206は、GUI操作表示部201で遷移されるGUI表示又はGUI操作表示部201で決定した設定等を一つ前の手順に戻す為のボタンであり、一つ前の画面に戻るためのボタンである。
取消キー207は、GUI操作表示部201で順次設定された設定値又は加熱動作が開始された後に加熱動作を停止させるためのボタンである。
スタートキー205、戻るキー206及び取消キー207は、タクトスイッチ又は静電容量式タッチスイッチ等の独立キーで構成されている。
次に、図3を用いて、操作表示部4の機能構成を説明する。
操作表示部4は、タッチ操作部301、タッチ検知部302、制御部303、GUI表示部304、スイッチ(SW)操作部305、記憶部306、ヒータ307及び電波出力部308を備える。これらの構成要素を協働させ、操作表示部4として機能させている。
操作表示部4は、ハードウェアとしては、マイクロコンピュータ、フルドット液晶、静電容量式タッチパネル、静電容量式タッチセンサIC(Integrated Circuit)及びスイッチを備え、ハードウェアと、マイクロコンピュータを動作させるソフトウェアとを協働させている。
タッチ操作部301は、例えば静電容量式タッチパネルで構成される。ユーザの指が接触すると静電容量が変化し、後述するタッチ検知部302で検知される。
タッチ検知部302は、タッチ操作部301の静電容量の変化を検知するセンサICである。タッチ検知部302は、検知した静電容量の変化量及び座標を出力する。
制御部303は、マイクロコンピュータ及びソフトウェアで構成され、各種センサの検知情報及び操作表示部4の設定値を取得する。なお、本実施の形態のように電子レンジが操作装置(操作表示部4)を搭載した場合であれば、制御部303は、上記の機能以外にも、加熱用電波を出力するマグネトロン又は庫内を加熱するヒータを駆動し、電子レンジを制御する。なお、制御部303を構成するマイクロコンピュータは、1個であっても複数であってもよい。
GUI表示部304は、例えばフルドット液晶で構成される。制御部303は、描画するGUI画像をビデオRAM(Random Access Memory)に作成し、作成したGUI画像を所定タイミングごとに液晶(GUI表示部304)へ出力する。GUI表示部304は、制御部303によって出力されたGUI画像を表示する。
GUI表示部304は、家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを直交座標系上に表示する。タッチ操作部301は、GUI表示部304に所定の物体を接触させる操作により、GUI表示部304で表示される強度設定値と時間設定値との入力を同時に受け付ける。なお、所定の物体とは、指又はタッチペンなどであり、タッチ検知部302に接触を検知させることができる様々な物体である。
また、直交座標系上の縦軸及び横軸の一方は、強度設定値を表し、縦軸及び横軸の他方は、時間設定値を表す。タッチ操作部301は、直交座標系上における強度設定値と時間設定値との交点をドラッグさせる操作により、強度設定値と時間設定値との入力を同時に受け付ける。
SW操作部305は、例えばタクトスイッチ(SW)で構成される。SW操作部305は、加熱動作の開始を指示するためのスタートキー、一つ前の画面に戻るための戻るキー、及び入力内容を取り消したり加熱動作を停止したりするための取消キーで構成される。
記憶部306は、ROM(Read Only Memory)又はRAMなどのメモリで構成される。記憶部306は、加熱モードごとに頻繁に利用される標準のデフォルト設定値(温度設定値と時間設定値との組合せ又は出力設定値と時間設定値との組合せ)、又はユーザが頻繁に利用する任意設定値を記憶する。任意設定値は、ユーザが操作表示部4を操作することにより、適宜RAM又は書換え可能なROM(FlashROM又はEEPROMなど)に記憶される。
ヒータ307は、オーブン調理用の加熱用ヒータで構成される。制御部303は、ヒータ307に供給する電力を制御し、オーブン調理の温度を調整及び制御する。
電波出力部308は、電子レンジ調理用の電波を出力するマグネトロンで構成される。制御部303は、電波出力部308から出力される電波を調整及び制御する。
なお、本実施の形態1の操作装置は、図3の点線部分で示されるタッチ操作部301、タッチ検知部302、制御部303、GUI表示部304、SW操作部305及び記憶部306から構成される。
次に、本実施の形態1の電子レンジのオーブン調理において、ドラッグ操作により、温度設定値と時間設定値とを設定及び変更する動作について説明する。
図4は、本実施の形態1の電子レンジのオーブン調理における温度設定値及び時間設定値を変更する前の表示画面の一例を示す図である。図5は、本実施の形態1の電子レンジのオーブン調理における温度設定値及び時間設定値を変更した後の表示画面の一例を示す図である。図6は、本実施の形態1においてドラッグ操作により温度設定値及び時間設定値を変更する動作を説明するためのフローチャートである。図4〜図6を用いて、温度設定値及び時間設定値を変更する動作を説明する。
まず、ステップS1において、GUI表示部304は、初期温度設定値及び初期時間設定値を、縦軸が温度設定値であり横軸が時間設定値である直交座標系上に表示する。記憶部306は、初期温度設定値及び初期時間設定値を予め記憶している。制御部303は、記憶部306から初期温度設定値及び初期時間設定値を読み出し、初期温度設定値及び初期時間設定値を直交座標系上に表示するGUI画像を作成し、GUI表示部304へ出力する。
この時、GUI表示部304は、現時点の初期温度設定値及び初期時間設定値を、時間設定軸202と温度設定軸203との間の領域に表示する。なお、本実施の形態では、初期温度設定値は、例えば150℃であり、初期時間設定値は、例えば7分である。GUI表示部304は、初期温度設定値と初期時間設定値とによって特定される直交座標系上の点から、時間設定軸202に伸びる垂線と、温度設定軸203に伸びる垂線とを表示する。
電子レンジにおいて、オーブン調理する際の温度設定値及び時間設定値を変更する場合、図4に示すように、ユーザは、時間設定軸202と温度設定軸203との間の領域に表示されたタッチポイント204を指401でタッチする。
次に、ステップS2において、タッチ検知部302は、タッチパネル(タッチ操作部301)上にユーザの指が接触したか否かを判断する。タッチ操作部301が指でタッチされると、タッチ検知部302は、タッチ操作を検知する。ここで、ユーザの指が接触していないと判断された場合(ステップS2でNO)、ステップS1の処理に戻る。
一方、ユーザの指が接触したと判断された場合(ステップS2でYES)、ステップS3において、タッチ検知部302は、タッチされた座標を検知し、検知した座標を制御部303へ出力する。
次に、ステップS4において、制御部303は、検知された座標が、記憶部306に保持されている現在のタッチポイント204の座標と一致するか否かを判断する。制御部303は、記憶部306に保持されている現在のタッチポイント204の座標を含む所定のエリア内がタッチされたか否かを、取得したタッチ座標と比較して判断する。ここで、検知された座標がタッチポイント204の座標と一致しないと判断された場合(ステップS4でNO)、ステップS1の処理に戻る。
一方、検知された座標がタッチポイント204の座標と一致すると判断された場合(ステップS4でYES)、ステップS5において、タッチ検知部302は、ドラッグ操作を検知したか否かを判断する。ドラッグ操作とは、指がタッチパネルに接触した状態で移動する操作である。指401がタッチポイント204をドラッグすると、タッチ検知部302は、ドラッグ操作を検知する。ここで、ドラッグ操作が検知されない場合(ステップS5でNO)、ステップS8の処理へ移行する。
一方、ドラッグ操作が検知された場合(ステップS5でYES)、ステップS6において、タッチ検知部302は、ドラッグされた座標を検知し、検知した座標を制御部303へ出力する。
指401が図4の矢印311の方向にドラッグされると、タッチ検知部302は、指がタッチしているタッチ操作部301の座標を所定時間間隔(例えば数10ミリ秒程度)で検知し、検知した座標を制御部303へ出力する。制御部303は、取得したタッチ座標に応じてGUI画像を作成する。制御部303は、ユーザの指がタッチしている位置と、タッチポイント204とが一致するGUI画像を作成する。なお、タッチポイント204は、ユーザの指の移動に合わせて移動し、タッチポイント204から時間設定軸202及び温度設定軸203に伸びる垂線も、ユーザの指の移動に合わせて移動する。
次に、ステップS7において、GUI表示部304は、制御部303によって作成されたGUI画像を画面更新タイミング毎に表示する。ユーザは、自分が設定したい温度及び時間の位置まで指401を画面に接触させた状態で移動し、指401をリリースする。リリースとは、指401でタッチした操作対象から指を離す動作である。
次に、ステップS8において、タッチ検知部302は、指401が画面から離されたか否かを判断する。タッチ検知部302は、指401が画面から離されたことを検知する。ここで、指401が離されていないと判断された場合(ステップS8でNO)、ステップS5の処理に戻る。
一方、指401が離されたと判断された場合(ステップS8でYES)、ステップS9において、タッチ検知部302は、指401が画面から離された位置を示す座標を検知する。タッチ検知部302は、指401が画面から離されたことを示すリリース情報と、指401が離された位置を示す座標とを制御部303へ出力する。
次に、ステップS10において、制御部303は、タッチポイント204が移動することにより、温度設定値及び時間設定値が変更したGUI画像を作成し、GUI表示部304は、制御部303によって作成されたGUI画像を表示する。例えば、図5に示すように、GUI表示部304は、温度設定値が250℃に変更され、時間設定値が20分に変更されたGUI画像を表示する。また、制御部303は、同時に記憶部306に、変更された温度設定値及び時間設定値を記憶する。
その後、SW操作部305は、スタートキー205の押下を受け付ける。スタートキー205が押下されると、制御部303は、記憶部306に記憶された温度設定値及び時間設定値でオーブン調理用のヒータ307の加熱動作を制御する。
なお、本実施の形態では、時間設定軸202からタッチポイント204へ伸びる垂線と、温度設定軸203からタッチポイント204へ伸びる垂線とで囲まれている領域の色は、当該領域の周囲の色と変えて表示している。そのため、加熱調理における「エネルギー(温度)×時間」が、視覚的に分かりやすく表示されている。
次に、電子レンジのオーブン調理において、タッチ操作領域の任意の位置を直接タッチすることにより、温度設定値と時間設定値とを設定及び変更する動作について説明する。
図7は、本実施の形態1の第1変形例の電子レンジのオーブン調理における温度設定値及び時間設定値を変更する前の表示画面の一例を示す図である。図8は、本実施の形態1の第1変形例の電子レンジのオーブン調理における温度設定値及び時間設定値を変更した後の表示画面の一例を示す図である。図9は、本実施の形態1の第1変形例においてタッチ操作により温度設定値及び時間設定値を変更する動作を説明するためのフローチャートである。図7〜図9を用いて、温度設定値及び時間設定値を変更する動作を説明する。
実施の形態1の第1変形例と既に説明した実施の形態1とでは、ドラッグ操作ではなく、一回のタッチ操作により、温度設定値と時間設定値とを変更する点が異なる。
直交座標系上の縦軸及び横軸の一方は、強度設定値を表し、縦軸及び横軸の他方は、時間設定値を表す。タッチ操作部301は、直交座標系上における任意の位置をタッチする操作により、強度設定値と時間設定値との入力を同時に受け付ける。GUI表示部304は、タッチ操作部301によってタッチされた位置と、強度設定値と時間設定値との交点とが一致するように、強度設定値と時間設定値とを表示する。
まず、ステップS21において、GUI表示部304は、初期温度設定値及び初期時間設定値を直交座標系上に表示する。記憶部306は、初期温度設定値及び初期時間設定値を予め記憶している。制御部303は、記憶部306から初期温度設定値及び初期時間設定値を読み出し、初期温度設定値及び初期時間設定値を直交座標系上に表示するGUI画像を作成し、GUI表示部304へ出力する。
電子レンジのGUI表示部304は、オーブン調理の温度設定値及び時間設定値を変更する場合、図7に示すように、現時点の初期温度設定値及び初期時間設定値を表示する。図7では、初期温度設定値は、例えば150℃であり、初期時間設定値は、例えば5分である。ユーザは、GUI表示部304によって表示された時間設定軸202と温度設定軸203との間に示されたタッチ操作領域の、所望の温度設定値及び時間設定値に対応する位置付近を指401でタッチする。
なお、本実施の形態1の第1変形例において、GUI表示部304は、初期温度設定値及び初期時間設定値を直交座標系上に表示しているが、本開示は特にこれに限定されず、GUI表示部304は、初期温度設定値及び初期時間設定値を表示することなく、時間設定軸202及び温度設定軸203のみを表示してもよい。
次に、ステップS2において、タッチ検知部302は、タッチパネル(タッチ操作部301)上にユーザの指が接触したか否かを判断する。タッチ操作部301が指401でタッチされると、タッチ検知部302は、タッチ操作を検知する。ここで、ユーザの指が接触していないと判断された場合(ステップS22でNO)、ステップS21の処理に戻る。
一方、ユーザの指が接触したと判断された場合(ステップS22でYES)、ステップS23において、タッチ検知部302は、タッチされた座標を検知し、検知した座標を制御部303へ出力する。
次に、ステップS24において、制御部303は、検知されたタッチ座標へ、温度設定値と時間設定値との交点であるタッチポイント204を移動させるとともに、記憶部306に座標に対応付けて保持されている設定値情報(温度設定値及び時間設定値)を読み出し、読み出した温度設定値及び時間設定値を示すGUI画像を作成し、GUI表示部304は、作成されたGUI画像を表示する。
図8に示すように、GUI表示部304は、タッチポイント204を、指401が接触された位置に移動させるとともに、指401が接触された位置の座標に対応付けられている温度設定値(300℃)及び時間設定値(18分)をユーザに提示するようにGUI画像を表示する。
次に、ステップS25において、タッチ検知部302は、指401が画面から離されたか否かを判断する。ユーザが指401を画面から離すと、タッチ検知部302は、指401が画面から離されたことを検知する。ここで、指401が離されていないと判断された場合(ステップS25でNO)、ステップS24の処理に戻る。
一方、指401が離されたと判断された場合(ステップS25でYES)、ステップS26において、タッチ検知部302は、指401が画面から離された位置を示す座標を検知する。タッチ検知部302は、指401が画面から離されたことを示すリリース情報と、指401が離された位置を示す座標とを制御部303へ出力する。
次に、ステップS27において、制御部303は、タッチポイント204が移動することにより、温度設定値及び時間設定値が変更したGUI画像を作成し、GUI表示部304は、制御部303によって作成されたGUI画像を表示する。また、制御部303は、指401が画面から離されると、変更した温度設定値及び時間設定値を記憶部306に記憶する。
その後、SW操作部305は、スタートキー205の押下を受け付ける。温度設定値及び時間設定値が変更された後、スタートキー205が押下されると、制御部303は、記憶部306に記憶された温度設定値及び時間設定値でオーブン調理用のヒータ307の加熱動作を制御する。
なお、本実施の形態1では、オーブンモードを用いた加熱動作の例を説明したが、電子レンジモードを用いた加熱動作又は他の加熱モードを用いた加熱動作においても同様に適用することが可能である。加熱モードが電子レンジモードである場合、温度設定値の代わりに、出力設定値が縦軸に用いられ、出力設定値と時間設定値との組み合わせにより電子レンジの加熱動作が設定される。
また、図4又は図7に示すように、GUI表示部304は、ユーザが設定値を変更する前の状態(デフォルト状態)で、現在の設定値(初期設定値)を表示しているが、デフォルト状態で現在の設定値(初期設定値)を表示しなくてもよい。
図10は、本実施の形態1の第2変形例の電子レンジの出力設定値及び時間設定値を変更する前の表示画面の一例を示す図である。図11は、本実施の形態1の第2変形例の電子レンジの出力設定値及び時間設定値を変更した後の表示画面の一例を示す図である。本実施の形態1の第2変形例において、GUI表示部304は、時間設定軸202と温度設定軸203との間に示されたタッチ操作領域に、図10のように、標準設定値であるデフォルト設定値(出力設定値及び時間設定値)に対応するアイコンをマッピングして表示してもよい。これにより、ユーザがよく利用する設定値を簡単に設定することが可能である。
ユーザは、画面上に表示される複数のアイコンのうち、所望のアイコンの位置まで、タッチポイント204をドラッグする。あるいは、ユーザは、画面上に表示される複数のアイコンのうち、所望のアイコンをタッチする。これにより、一回の操作で電子レンジの加熱動作を設定することができる。なお、1つのアイコンが画面上に表示される場合、ユーザは、画面上に表示される1つのアイコンの位置まで、タッチポイント204をドラッグする、又は画面上に表示される1つのアイコンをタッチする。
具体的には、図10に示すように、出力設定軸208と時間設定軸202とで規定される直交座標系の原点位置が、タッチポイント204に設定されている。電子レンジの加熱調理で冷凍ごはんを温める場合、タッチポイント204をタッチし、冷凍ごはんを示すデフォルト設定値900(出力設定値600W、時間設定値3分)までタッチポイント204をドラッグし、指401を離す。これにより、図11に示すように、タッチポイント204を冷凍ごはん用の設定値に設定することができる。
デフォルト設定値900に対応するアイコンの表示は、タッチ操作部301又はSW操作部305をユーザが操作することにより、切り替えられる。デフォルト設定値900は、加熱対象である食品又は料理が分かるような図柄でアイコン化されて表示される。これにより、どの様な食品を加熱するための設定値であるかをより分かりやすくすることができる。
また、タッチ操作部301は、指401の近接を検知する機能を備えてもよく、GUI表示部304は、指401の近接が検知された場合に、デフォルト設定値900に対応するアイコンを表示してもよい。その場合、GUI表示部304は、指401とタッチ操作部301との間の距離に応じて、アイコンの表示/非表示を切り替える。
また、電子レンジの記憶部306は、ユーザが頻繁に使用する任意設定値を記憶してもよく、GUI表示部304は、記憶部306に記憶されている任意設定値をタッチ操作領域内に表示してもよい。例えば、GUI表示部304は、タッチ操作領域内に、「任意設定値(700W、1分)」と表示してもよい。
図12は、本実施の形態1の第3変形例の電子レンジの出力設定値及び時間設定値を変更する前の表示画面の一例を示す図である。
具体的には、図12に示すように、GUI表示部304は、任意設定値901に対応するアイコンをタッチ操作領域に表示する。そして、デフォルト設定値900の操作と同様に、ユーザは、タッチポイント204をドラッグするか、もしくはアイコンをタッチする。これにより、ユーザが頻繁に使用する設定値を簡単に設定することができる。
任意設定値901に対応するアイコンの表示は、デフォルト設定値900の表示切替と同様に、タッチ操作部301又はSW操作部305をユーザが操作することによって切り替えられる。ユーザが頻繁に使う任意設定値901はアイコン化されているので、任意設定位置をより直感的に分かるようになる。また、図12では、GUI表示部304は、一つの任意設定値901のみを表示しているが、複数の任意設定値901を表示してもよい。また、家族でそれぞれ異なるアイコンを利用してもよく、ユーザ毎に好みの任意設定値をより分かりやすく表示することができるとともに、設定させることができる。
また、タッチ操作部301は、指401の近接を検知する機能を備えてもよく、GUI表示部304は、指401の近接が検知された場合に、任意設定値901に対応するアイコンを表示してもよい。その場合、GUI表示部304は、指401とタッチ操作部301との間の距離に応じて、アイコンの表示/非表示を切り替える。また、GUI表示部304は、デフォルト設定値900と任意設定値901とを同時に表示してもよい。
また、GUI表示部304は、指401が近接された場合、デフォルト設定値900及び任意設定値901に対応するアイコンを拡大して表示してもよい。これにより、設定値を拡大して分かりやすく表示できるので、利便性を高めることができる。
図13は、本実施の形態1の第4変形例のオーブンの温度設定値及び時間設定値を変更する際に通常表示される表示画面の一例を示す図である。図14は、本実施の形態1の第4変形例のオーブンの温度設定値及び時間設定値を変更する際に指が近接した場合に表示される表示画面の一例を示す図である。
GUI表示部304は、通常状態時(指が近接していない時)、図13に示すように、温度設定値と時間設定値との交点をタッチポイント204として表示しているが、指の近接が検知された時、図14に示すように、丸型のマーカーボタン1001をタッチポイント204の位置に表示してもよい。これにより、タッチ操作する位置を分かりやすく明示することができる。
また、マーカーボタン1001は、ユーザがより認識しやすいように点滅表示してもよく、マーカーボタン1001の形状又は表示方法はこれに限定されない。GUI表示部304は、タッチ操作部301へ指が近接した時、すなわち画面と指との距離が数mm〜10mm程度になった時、マーカーボタン1001を表示し、指が画面から離された時、マーカーボタン1001を消去する。
なお、GUI表示部304は、通常状態時(指が近接していない時)でも、丸型のマーカーボタン1001をタッチポイント204の位置に表示してもよい。
なお、本実施の形態1では、温度と時間との組合せ又は出力と時間との組合せを設定する方法について説明しているが、他のパラメータと時間との組合せを設定してもよい。この場合、上記と同様のGUI画像が表示され、タッチ操作によって他のパラメータと時間とが設定される(図示しない)。
このように、本実施の形態1によれば、GUI表示部304は、水平方向に時間設定軸202を表示し、垂直方向に温度設定軸203を表示し、タッチ操作部301は、表示されたタッチ操作領域内におけるタッチ操作を受け付ける。これにより、加熱調理において、温度設定値(又は出力設定値)と時間設定値とを一回のタッチ操作で、同時に入力できるので、電子レンジの設定操作の手数を少なくすることができ、操作性と利便性とを向上させることができる。
また、タッチ操作部301は、一回のドラッグ操作によって、温度設定値(又は出力設定値)と時間設定値とを同時に入力させる。そのため、ユーザは、設定変更の操作を視覚的に確認しながら、電子レンジの加熱調理の2つのパラメータを同時に且つ簡単に設定できるので、より操作性と利便性とを向上させることができる。
また、タッチ操作部301は、時間設定軸202と温度設定軸203(電子レンジ機能では出力設定軸208)との2軸の座標系上の任意の位置へのタッチ操作を受け付けることによって、強度と時間とを同時に入力させる。そのため、ユーザは、所望の設定値の組み合わせの位置を、ダイレクトにタッチ操作することによって、電子レンジの加熱制御の温度(又は出力パワー)と時間とを同時に変更できるので、設定操作の手数を少なくすることができ、操作性と利便性とを向上させることができる。
また、GUI表示部304は、予め温度設定値と時間設定値とを組み合わせたデフォルト設定値に対応するアイコン(画像)を、時間設定軸202と温度設定軸203(電子レンジ機能では出力設定軸208)との2軸の座標系上に表示する。これにより、頻繁に利用される代表的な加熱調理におけるパラメータを簡便に設定することが可能となり、利便性をさらに向上させることができる。
また、記憶部306は、予めユーザによって入力された温度設定値(又は出力設定値)と時間設定値との組み合わせを任意設定値として記憶し、GUI表示部304は、記憶部306に記憶されている任意設定値に対応するアイコン(画像)を、時間設定軸202と温度設定軸203(電子レンジ機能では出力設定軸208)との2軸の座標系上に表示する。これにより、ユーザが頻繁に利用する任意の設定値を簡単に利用できるようになり、さらに利便性を向上させることができる。
なお、本実施の形態1において、GUI操作表示部201は、静電容量式タッチパネルで構成されるが、本開示は特にこれに限定されず、GUI操作表示部201は、タッチ操作又はドラッグ操作が可能な抵抗膜方式タッチパネルなどの別方式のタッチパネルで構成されてもよい。
また、各設定軸を示すGUI画像において、時間設定軸202の目盛は5分単位で表され、温度設定軸203の目盛は100℃単位で表されるが、時間設定軸202及び温度設定軸203の目盛は、この単位幅に限定されない。
また、GUI表示部304は、時間を設定する際に、指が液晶画面からはみ出る場合は、画面を水平方向にスクロールしてもよい。また、GUI表示部304は、表示する時間の縮尺を変更して、当該画面内に収まるように時間設定軸202の目盛を表示してもよい。
また、本実施の形態1の操作装置(操作表示部4)は、ワイヤレスで通信を行うタッチ操作が可能なスマートホン、タブレット型コンピュータ又はパーソナルコンピュータ(PC)などであってもよい。この場合、家電機器を遠隔操作することが可能となるので利便性を向上させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2におけるオーブン電子レンジの外観は、図1に示す実施の形態1における電子レンジの外観と同じであるので、説明を省略する。
図15は、本発明の実施の形態2におけるオーブン電子レンジの操作表示部の構成を示す図である。図16は、本発明の実施の形態2における操作表示部の構成を示すブロック図である。図1、図15及び図16を用いて、本実施の形態2の構成を説明する。なお、本実施の形態2では、操作装置を備えた家電機器の一例としてオーブン電子レンジ(以下、電子レンジと呼ぶ)を用いて説明するが、家電機器は、オーブン電子レンジに限定されない。
次に、図15を用いて、操作表示部4の外観構成を説明する。図15の操作表示部4は、GUI操作表示部201、スタートキー205、戻るキー206及び取消キー207を備える。GUI操作表示部201には、時間設定軸202、温度設定軸203及び誘導補助線601が表示される。
GUI操作表示部201は、フルドット液晶及び静電容量式タッチパネルから構成されている。時間設定軸202を横軸とし、温度設定軸203を縦軸とし、加熱時間及び加熱温度がグラフ状に表示される。ユーザは、時間設定軸202と温度設定軸203とで表される直交座標系内の領域を所定の物体を接触させた状態で移動させるドラッグ操作により、一筆書きで軌跡を描き、電子レンジの加熱動作を設定する。
時間設定軸202は、GUI操作表示部201に表示される時間設定用の座標軸である。時間設定軸202には、5、10、15,20(分)のように目盛が付与される。また、時間設定軸202の右端以降、すなわち図15で示す20分以降を表示しようとすると、グラフ部分がスクロールする。なお、目盛は、レンジ、オーブン、グリル、スチーム又は発酵等の加熱モードによって異なり、範囲を大きくしたり細かくしたりすることが可能である(図示しない)。
温度設定軸203は、GUI操作表示部201に表示される温度設定用の座標軸である。温度設定軸203には、1、3、5、7、9(レベル)のように目盛が付与される。また、温度設定軸203の上端以降、すなわち図15で示す加熱レベル9以降を表示しようとすると、グラフ部分がスクロールする。
なお、目盛は、レンジ、オーブン、グリル、スチーム又は発酵等の加熱モードによって異なる。加熱モードがオーブン又は発酵である場合は、目盛は温度を表し、加熱モードが電子レンジである場合は、目盛は電波の出力パワー(W)を表す。
誘導補助線601は、ユーザが温度設定値及び時間設定値を設定する際の目安となる線である。ユーザは、時間設定軸202と温度設定軸203とで規定される直交座標系上を所定の物体を接触させた状態で移動させる。これにより、所定の物体の接触位置の軌跡が、温度設定値及び時間設定値として設定される。
スタートキー205は、GUI操作表示部201で設定及び確定された温度設定値及び時間設定値で、加熱調理を開始するためのボタンである。
戻るキー206は、GUI操作表示部201で遷移されるGUI表示又はGUI操作表示部201で決定した設定等を一つ前の手順に戻す為のボタンであり、一つ前の画面に戻るためのボタンである。
取消キー207は、GUI操作表示部201で順次設定された設定値又は加熱動作が開始された後に加熱動作を停止させるためのボタンである。
スタートキー205、戻るキー206及び取消キー207は、タクトスイッチ又は静電容量式タッチスイッチ等の独立キーで構成されている。
次に、図16を用いて、操作表示部4の機能構成を説明する。
操作表示部4は、タッチ操作部501、タッチ検知部502、制御部503、GUI表示部504、スイッチ(SW)操作部505、記憶部506、ヒータ507及び電波出力部508を備える。これらの構成要素を協働させ、操作表示部4として機能させている。
操作表示部4は、ハードウェアとしては、マイクロコンピュータ、フルドット液晶、静電容量式タッチパネル、静電容量式タッチセンサIC及びスイッチを備え、これらのハードウェアと、マイクロコンピュータを動作させるソフトウェアとを協働させている。
タッチ操作部501は、例えば静電容量式タッチパネルで構成される。ユーザの指が接触すると静電容量が変化し、後述するタッチ検知部502で検知される。
タッチ検知部502は、タッチ操作部501の静電容量の変化を検知するセンサICである。タッチ検知部502は、検知した静電容量の変化量及び座標を出力する。
制御部503は、マイクロコンピュータ及びソフトウェアで構成され、各種センサの検知情報及び操作表示部4の設定値を取得する。なお、本実施の形態のように電子レンジが操作装置(操作表示部4)を搭載した場合であれば、制御部503は、上記の機能以外にも、加熱用電波を出力するマグネトロン又は庫内を加熱するヒータを駆動し、電子レンジを制御する。なお、制御部503を構成するマイクロコンピュータは、1個であっても複数であってもよい。
GUI表示部504は、例えばフルドット液晶で構成される。制御部503は、描画するGUI画像をビデオRAMに作成し、作成したGUI画像を所定タイミングごとに液晶(GUI表示部504)へ出力する。GUI表示部504は、制御部503によって出力されたGUI画像を表示する。
SW操作部505は、例えばタクトスイッチ(SW)で構成される。SW操作部505は、加熱動作の開始を指示するためのスタートキー、一つ前の画面に戻るための戻るキー、及び入力内容を取り消したり加熱動作を停止したりするための取消キーで構成される。
記憶部506は、ROM又はRAMなどのメモリで構成される。記憶部506は、加熱モードごとに頻繁に利用される標準のデフォルト設定値(温度設定値と時間設定値との組合せ又は出力設定値と時間設定値との組合せ)、又はユーザが頻繁に利用する任意設定値を記憶する。任意設定値は、ユーザが操作表示部4を操作することにより、適宜RAM又は書換え可能なROM(FlashROMやEEPROMなど)に記憶される。
ヒータ507は、オーブン調理用の加熱用ヒータで構成される。制御部503は、ヒータ507に供給する電力を制御し、オーブン調理の温度を調整及び制御する。
電波出力部508は、電子レンジ調理用の電波を出力するマグネトロンで構成される。制御部503は、電波出力部508から出力される電波を調整及び制御する。
なお、本実施の形態2の操作装置は、図16の点線部分で示されるタッチ操作部501、タッチ検知部502、制御部503、GUI表示部504、SW操作部505及び記憶部506から構成される。
ここで、タッチ操作部501は、所定の物体を接触させた状態で直交座標系上を移動させる操作により、所定の物体の接触位置の軌跡を強度設定値及び時間設定値の入力として受け付ける。記憶部506は、直交座標系上における所定の軌跡(誘導補助線601)を記憶する。GUI表示部504は、GUI表示部504に所定の物体が接触する前に、記憶部506に記憶されている所定の軌跡(誘導補助線601)を表示する。
なお、GUI表示部504は、電源が投入された後、ドア3が閉じられた後、又は加熱モードが選択された後、記憶部506に記憶されている所定の軌跡(誘導補助線601)を表示してもよい。
次に、本実施の形態2の電子レンジのオーブン調理において、GUI操作表示部201上に指又はスタイラスペンのようなペン型入力デバイスによって軌跡を描くことにより、温度設定値と時間設定値とを設定及び変更する動作について説明する。
図17は、本実施の形態2の電子レンジのオーブン調理における温度設定値(加熱レベル)及び時間設定値を設定する前の表示画面の一例を示す図である。図18は、本実施の形態2の電子レンジのオーブン調理における温度設定値及び時間設定値を設定した後の表示画面の一例を示す図である。図19は、本実施の形態2においてドラッグ操作により温度設定値及び時間設定値を設定する動作を説明するためのフローチャートである。図17〜図19を用いて、温度設定値及び時間設定値を設定する動作を説明する。
まず、ステップS41において、GUI表示部504は、ユーザの操作を補助するとともに温度設定値の時間変化を示す誘導補助線601を、縦軸が温度設定値であり横軸が時間設定値である直交座標系上に表示する。記憶部506は、誘導補助線601を予め記憶している。制御部503は、記憶部506から誘導補助線601を読み出し、誘導補助線601を直交座標系上に表示するGUI画像を作成し、GUI表示部504へ出力する。
オーブン調理する設定を変更する場合、図17に示すように、GUI表示部504は、時間設定軸202と温度設定軸203との間の領域に点線で示す誘導補助線601を表示する。ユーザは、誘導補助線601を左側から指401でなぞるようにしてドラッグ操作する。
誘導補助線601は、自分自身で自由に温度及び時間を設定することに不慣れな使用者であっても、一筆書きにより入力すべき設定内容をある程度知ることができ、一筆書きにより入力操作を行いやすくする。誘導補助線601は、オーブン調理する際に温度設定値及び時間設定値を設定する前に表示される。
なお、点線などで表される誘導補助線601は使用者をガイドするためのものであり、使用者が指で点線をなぞることを強制するものではない。
誘導補助線601の表示形態としては点線以外であってもよいが、後述する図18に示されるように、実際に使用者が指401でなぞった軌跡(太い実線で表示)とは異なる表示形態であることが見易さの観点から望ましい。
また、点線などで表される誘導補助線601は、オーブン調理する調理対象物によって異なり、使用者が指定した調理対象物によって異なる形態(調理過程)で表示される。すなわち、GUI表示部504に所定の物体が接触する前に表示される所定の軌跡(誘導補助線601)は、家電機器が制御する対象物に応じて異なることが好ましい。
この場合、記憶部506は、家電機器が制御する対象物に対応付けて誘導補助線601を記憶する。例えば、記憶部506は、ハンバーグ等の調理メニューに対応付けて誘導補助線601を記憶してもよいし、冷凍ごはんなどの食品に対応付けて誘導補助線601を記憶してもよい。ユーザは、食品を電子レンジに収納した際に、収納した食品を特定するための情報を入力する。これにより、制御部503は、入力された食品に対応する誘導補助線601を読み出し、GUI表示部504に表示する。なお、電子レンジは、庫内の食品を撮影する撮影部を備えてもよく、制御部503は、撮影部によって撮影された食品に応じた誘導補助線601を自動的に特定してもよい。
また、点線などで表される誘導補助線601は、前回使用者が設定した形態(調理過程)で表示してもよい。すなわち、記憶部506は、前回使用者が設定した所定の物体の接触位置の軌跡を記憶してもよく、GUI表示部504は、記憶部506に記憶されている前回の軌跡を誘導補助線601として表示してもよい。
また、誘導補助線601は、過去に使用者が設定した複数の形態(調理過程)を平均化して表示してもよい。すなわち、記憶部506は、過去に使用者が設定した所定の物体の接触位置の複数の軌跡を記憶してもよく、制御部503は、記憶部506に記憶されている複数の軌跡を平均化し、GUI表示部504は、平均化した軌跡を誘導補助線601として表示してもよい。
この時、GUI表示部504は、現時点の設定値を、時間設定軸202と温度設定軸203との間の領域に表示する。本実施の形態2では、温度設定値は9段階の加熱レベルで表示される。現時点の誘導補助線601は、例えば加熱開始から5分間は加熱レベル9に設定され、その後15分間は加熱レベル2に設定されている。
次に、ステップS42において、タッチ検知部502は、タッチパネル(タッチ操作部501)上にユーザの指が接触したか否かを判断する。タッチ操作部501が指でタッチされると、タッチ検知部502は、タッチ操作有を検知する。ここで、ユーザの指が接触していないと判断された場合(ステップS42でNO)、ステップS41の処理に戻る。
一方、ユーザの指が接触したと判断された場合(ステップS42でYES)、ステップS43において、タッチ検知部502は、タッチされた座標を検知し、検知した座標を制御部503へ出力する。
次に、ステップS44において、タッチ検知部502は、ドラッグ操作を検知したか否かを判断する。ドラッグ操作とは、指がタッチパネルに接触した状態で移動する操作である。指401が図17に示す矢印の方向に沿ってドラッグされると、タッチ検知部502は、ドラッグ操作を検知する。ここで、ドラッグ操作が検知されない場合(ステップS44でNO)、ステップS47の処理へ移行する。
一方、ドラッグ操作が検知された場合(ステップS44でYES)、ステップS45において、タッチ検知部502は、ドラッグされた座標を検知し、検知した座標を制御部503へ出力する。
指401が図17に示す矢印の方向に沿ってドラッグされると、タッチ検知部502は、指401がタッチしているタッチ操作部501の座標を所定時間間隔(例えば数10ミリ秒程度)で検知し、検知した座標を制御部503へ出力する。制御部503は、取得したタッチ座標に応じてGUI画像を作成する。制御部503は、ユーザの指が接触した状態で移動している間、所定時間間隔で検知された2つの座標を結ぶ直線を描画するGUI画像を作成する。これにより、ユーザの指が移動した軌跡が、実線で表示される。
次に、ステップS46において、GUI表示部504は、制御部503によって作成されたGUI画像を画面更新タイミング毎に表示する。ユーザは、自分が設定したい温度及び時間の位置まで指401を画面に接触させた状態で移動させ、指401を画面から離す。
次に、ステップS47において、タッチ検知部502は、指401が画面から離されたか否かを判断する。タッチ検知部502は、指401が画面から離されたことを検知する。ここで、指401が離されていないと判断された場合(ステップS47でNO)、ステップS44の処理に戻る。
一方、指401が離されたと判断された場合(ステップS47でYES)、ステップS48において、タッチ検知部502は、指401が画面から離された位置を示す座標を検知する。タッチ検知部502は、指401が画面から離されたことを示すリリース情報と、指401が離された位置を示す座標とを制御部503へ出力する。
次に、ステップS49において、制御部503は、指401が移動することにより、変更した温度設定値及び時間設定値を示したGUI画像を作成し、GUI表示部504は、制御部503によって作成されたGUI画像を表示する。図18に示すように、指401を接触させた状態で直交座標系上を移動させる操作により、指401の接触位置の軌跡602が表示される。また、制御部503は、同時に記憶部506に、変更された温度設定値及び時間設定値を記憶する。この場合、記憶部506には、加熱レベル9で0分から5分まで加熱し、その後加熱レベル2で5分から20分まで加熱する一連の加熱動作の設定値が記憶される。
なお、GUI表示部504に所定の物体が接触する前に表示される所定の軌跡(誘導補助線601)の表示形態は、タッチ操作部501により入力される所定の物体の接触位置の軌跡602の表示形態と異なることが好ましい。
その後、SW操作部505は、スタートキー205の押下を受け付ける。スタートキー205が押下されると、制御部503は、記憶部506に記憶された温度設定値及び時間設定値でオーブン調理用のヒータ507の加熱動作を制御する。
なお、図17に示すように、GUI表示部504は、ユーザが温度設定値及び時間設定値を設定する際に、誘導補助線601を表示しているが、本開示は特にこれに限定されず、GUI表示部504は、デフォルト表示として誘導補助線601を表示しなくてもよい。
また、タッチ検知部502は、GUI表示部504に接触された所定の物体の軌跡を任意の区間ごとに座標値に変換し、隣り合う座標値の水平方向の値の変化が所定値以下である場合、隣り合う座標値の水平方向の値は変化していないとして入力を受け付け、隣り合う座標値の垂直方向の値の変化が所定値以下である場合、隣り合う座標値の垂直方向の値は変化していないとして入力を受け付ける。なお、任意の区間とは、例えば、水平方向の所定の区間、垂直方向の所定の区間、所定の長さ、又はタッチ検知部502によって所定の物体が画面に接触していることが検知される期間を示す。
すなわち、タッチ検知部502は、指401がタッチしているタッチ操作部501の座標を所定時間間隔(数10ミリ秒程度)で検知している。タッチ検知部502は、第1の時間に検知された第1の座標と、第1の時間から所定時間(数10ミリ秒)前の第2の時間に検知された第2の座標とを比較する。その結果、第1の座標の水平方向の値と第2の座標の水平方向の値との変化値が所定値以下である場合、タッチ検知部502は、第1の座標の水平方向の値を第2の座標の水平方向の値に置き換える。また、第1の座標の垂直方向の値と第2の座標の垂直方向の値との変化値が所定値以下である場合、タッチ検知部502は、第1の座標の垂直方向の値を第2の座標の垂直方向の値に置き換える。
これにより、一筆書きにより入力された軌跡が歪な形状であっても、当該軌跡が直線として認識される。そのため、調理機器の設定値が最適化され、使用者は軌跡の形状を気にせずに簡単に設定値を入力することができる。
このように、本実施の形態2によれば、GUI表示部504は、水平方向に時間設定軸202を表示し、垂直方向に温度設定軸203を表示し、タッチ操作部501は、表示されたタッチ操作領域内におけるタッチ操作を受け付ける。これにより、加熱調理において、温度設定値(又は出力設定値)と時間設定値とを一回のタッチ操作で、同時に入力できるので、電子レンジの設定操作の手数を少なくすることができ、操作性と利便性とを向上させることができる。
また、タッチ操作部501は、一回のドラッグ操作によって、温度設定値(又は出力設定値)と時間設定値とを同時に入力させる。そのため、ユーザは、設定変更の操作を視覚的に確認しながら、電子レンジの加熱調理の2つのパラメータを同時に且つ簡単に設定できるので、より操作性と利便性とを向上させることができる。
また、タッチ操作部501は、時間設定軸202と温度設定軸203(電子レンジ機能では出力設定軸)との2軸の座標系上の任意の位置へのタッチ操作を受け付けることによって、強度と時間とを同時に入力させる。そのため、ユーザは、所望の設定値の組み合わせの位置を、ダイレクトにタッチ操作することによって、電子レンジの加熱制御の温度(又は出力パワー)と時間とを同時に設定できるので、設定操作の手数を少なくすることができ、操作性と利便性とを向上させることができる。
なお、本実施の形態2において、GUI操作表示部201は、静電容量式タッチパネルで構成されるが、本開示は特にこれに限定されず、GUI操作表示部201は、タッチ操作又はドラッグ操作が可能な抵抗膜方式タッチパネルなどの別方式のタッチパネルで構成されてもよい。
また、各設定軸を示すGUI画像において、時間設定軸202の目盛は5分単位で表され、温度設定軸203の目盛は1レベル単位で表されるが、時間設定軸202及び温度設定軸203の目盛は、この単位幅に限定されない。
また、GUI表示部504は、時間を設定する際に、指が液晶画面からはみ出る場合は、画面を水平方向にスクロールしてもよい。また、GUI表示部504は、表示する時間の縮尺を変更して、当該画面内に収まるように時間設定軸202の目盛を表示してもよい。
また、本実施の形態2の操作装置(操作表示部4)は、ワイヤレスで通信を行うタッチ操作が可能なスマートホン、タブレット型コンピュータ又はパーソナルコンピュータ(PC)などであってもよい。この場合、家電機器を遠隔操作することが可能となるので利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態1,2の操作装置(操作表示部4)を備える家電機器は、電子レンジに限定されず、制御する対象物に対して強度と時間とを設定する家電機器であればよい。電子レンジ以外の例としては、洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機、電子レンジ、オーブン、炊飯器、IH(Induction Heating)調理器、空調機器、マッサージチェアなどの健康機器、又はロボット掃除機などが考えられる。また、本実施の形態1,2の操作装置は、FA(Factory Automation)機器又は医療機器の操作装置に利用してもよい。
図20は、操作装置と、操作装置によって操作される複数の家電機器とを備える機器制御システムの一例を示す図である。
図20に示すように、機器制御システムは、操作装置701と、複数の家電機器800とを備える。操作装置701は、本実施の形態1,2における操作装置(操作表示部4)である。操作装置701は、複数の家電機器800を遠隔操作する。
複数の家電機器800は、電子レンジ801、オーブン802、IH調理器803、炊飯器804、ミキサー805、洗濯機806、乾燥機807、掃除機808、食器洗い機809、エアコン810及びマッサージチェア811を含む。
操作装置701と複数の家電機器800とは、ネットワークを介して互いに通信可能に接続される。なお、ネットワークは、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はインターネット等である。
図21は、複数の家電機器のそれぞれによって制御される強度設定値の一例を示す図である。
図21に示すように、電子レンジ801によって制御される強度設定値は、電磁波出力値であり、オーブン802によって制御される強度設定値は、火力又は温度であり、IH調理器803によって制御される強度設定値は、火力又は温度であり、炊飯器804によって制御される強度設定値は、火力又は温度であり、ミキサー805によって制御される強度設定値は、回転数であり、洗濯機806によって制御される強度設定値は、洗濯槽の回転数、水量又は水温であり、乾燥機807によって制御される強度設定値は、ヒータ出力値又は温度であり、掃除機808によって制御される強度設定値は、吸い込み強度であり、食器洗い機809によって制御される強度設定値は、水量又は水温であり、エアコン810によって制御される強度設定値は、温度又は風量であり、マッサージチェア811によって制御される強度設定値は、もみ強度である。
なお、上述した具体的実施形態には以下の構成を有する発明が主に含まれている。
本発明の一局面に係る操作装置は、家電機器を操作する操作装置であって、前記家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、前記家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを直交座標系上に表示する表示部と、前記表示部に所定の物体を接触させる操作により、前記表示部で表示される前記強度設定値と前記時間設定値との入力を同時に受け付ける操作部とを備える。
この構成によれば、表示部によって、家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、家電機器の動作時間を規定する時間設定値とが直交座標系上に表示され、操作部によって、表示部に所定の物体を接触させる操作により、表示部で表示される強度設定値と時間設定値との入力が同時に受け付けられる。
したがって、家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを少ない手数で簡単に設定することができるので、使用者の利便性を向上させることができる。
また、上記の操作装置において、前記直交座標系上の縦軸及び横軸の一方は、前記強度設定値を表し、前記縦軸及び前記横軸の他方は、前記時間設定値を表し、前記操作部は、前記直交座標系上における前記強度設定値と前記時間設定値との交点をドラッグさせる操作により、前記強度設定値と前記時間設定値との入力を同時に受け付けることが好ましい。
この構成によれば、直交座標系上における強度設定値と時間設定値との交点をドラッグさせる操作により、強度設定値と時間設定値との入力が同時に受け付けられるので、強度設定値と時間設定値とを視覚的に確認しながら同時に設定できるので、使用者の操作性と利便性とを向上させることができる。
また、上記の操作装置において、前記直交座標系上の縦軸及び横軸の一方は、前記強度設定値を表し、前記縦軸及び前記横軸の他方は、前記時間設定値を表し、前記操作部は、前記直交座標系上における任意の位置をタッチする操作により、前記強度設定値と前記時間設定値との入力を同時に受け付け、前記表示部は、前記操作部によってタッチされた位置と、前記強度設定値と前記時間設定値との交点とが一致するように、前記強度設定値と前記時間設定値とを表示することが好ましい。
この構成によれば、直交座標系上における任意の位置をタッチする操作により、強度設定値と時間設定値との入力が同時に受け付けられ、タッチされた位置と、強度設定値と時間設定値との交点とが一致するように、強度設定値と時間設定値とが表示される。
したがって、強度設定値と時間設定値とを視覚的に確認しながら同時に設定できるので、使用者の操作性と利便性とを向上させることができる。
また、上記の操作装置において、前記操作部は、前記所定の物体を接触させた状態で前記直交座標系上を移動させる操作により、前記所定の物体の接触位置の軌跡を前記強度設定値及び前記時間設定値の入力として受け付けることが好ましい。
この構成によれば、所定の物体を接触させた状態で直交座標系上を移動させる操作により、所定の物体の接触位置の軌跡が強度設定値及び時間設定値の入力として受け付けられる。
したがって、所定の物体によって一筆書きするという直感的かつ簡易な操作により、家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを少ない手数で簡単に設定することができるので、使用者の利便性を向上させることができる。
また、上記の操作装置において、前記直交座標系上における所定の軌跡を記憶する記憶部をさらに備え、前記表示部は、前記表示部に前記所定の物体が接触する前に、前記記憶部に記憶されている前記所定の軌跡を表示することが好ましい。
この構成によれば、表示部に所定の物体が接触する前に、記憶部に記憶されている所定の軌跡が表示されるので、利用者は、予め表示される所定の軌跡を目安として、強度設定値及び時間設定値を入力することができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、上記の操作装置において、前記表示部に前記所定の物体が接触する前に表示される前記所定の軌跡の表示形態は、前記操作部により入力される前記所定の物体の接触位置の軌跡の表示形態と異なることが好ましい。
この構成によれば、表示部に所定の物体が接触する前に表示される所定の軌跡の表示形態は、操作部により入力される所定の物体の接触位置の軌跡の表示形態と異なる。
したがって、表示部に所定の物体が接触する前に使用者へのガイドとして表示される所定の軌跡と、実際に使用者によって入力された軌跡とを容易に見分けることができ、視認性を向上させることができる。
また、上記の操作装置において、前記表示部に前記所定の物体が接触する前に表示される前記所定の軌跡は、前記家電機器が制御する対象物に応じて異なることが好ましい。
この構成によれば、表示部に所定の物体が接触する前に表示される所定の軌跡は、家電機器が制御する対象物に応じて異なるので、家電機器が制御する対象物に応じた強度設定値及び時間設定値を事前に使用者に提示することができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、上記の操作装置において、前記操作部は、前記表示部に接触された前記所定の物体の軌跡を任意の区間ごとに座標値に変換し、隣り合う座標値の水平方向の値の変化が所定値以下である場合、前記隣り合う座標値の水平方向の値は変化していないとして入力を受け付け、隣り合う座標値の垂直方向の値の変化が所定値以下である場合、前記隣り合う座標値の垂直方向の値は変化していないとして入力を受け付けることが好ましい。
この構成によれば、表示部に接触された所定の物体の軌跡が任意の区間ごとに座標値に変換される。そして、隣り合う座標値の水平方向の値の変化が所定値以下である場合、隣り合う座標値の水平方向の値は変化していないとして入力が受け付けられる。また、隣り合う座標値の垂直方向の値の変化が所定値以下である場合、隣り合う座標値の垂直方向の値は変化していないとして入力が受け付けられる。
したがって、所定の物体の接触位置の軌跡が歪な形状であっても、当該軌跡が直線として認識されるので、家電機器の強度設定値及び時間設定値が最適化され、使用者は軌跡の形状を気にせずに簡単に強度設定値及び時間設定値を入力することができる。
また、上記の操作装置において、前記家電機器は、食品を加熱する加熱調理器を含むことが好ましい。
この構成によれば、食品を加熱する加熱調理器の強度設定値及び時間設定値を入力することができる。
本発明の他の局面に係る操作方法は、家電機器を操作するための操作方法であって、表示部が、前記家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、前記家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを直交座標系上に表示するステップと、操作部が、前記表示部に所定の物体を接触させる操作により、前記表示部で表示される前記強度設定値と前記時間設定値との入力を同時に受け付けるステップと、を含む。
この構成によれば、表示部によって、家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、家電機器の動作時間を規定する時間設定値とが直交座標系上に表示され、操作部によって、表示部に所定の物体を接触させる操作により、表示部で表示される強度設定値と時間設定値との入力が同時に受け付けられる。
したがって、家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを少ない手数で簡単に設定することができるので、使用者の利便性を向上させることができる。
なお、発明を実施するための形態の項においてなされた具体的な実施態様または実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と特許請求事項との範囲内で、種々変更して実施することができるものである。
本発明に係る操作装置及び操作方法は、使用者の利便性を向上させることができ、家電機器を操作する操作装置及び操作方法として有用である。

Claims (10)

  1. 家電機器を操作する操作装置であって、
    前記家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、前記家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを直交座標系上に表示する表示部と、
    前記表示部に所定の物体を接触させる操作により、前記表示部で表示される前記強度設定値と前記時間設定値との入力を同時に受け付ける操作部とを備える、
    操作装置。
  2. 前記直交座標系上の縦軸及び横軸の一方は、前記強度設定値を表し、前記縦軸及び前記横軸の他方は、前記時間設定値を表し、
    前記操作部は、前記直交座標系上における前記強度設定値と前記時間設定値との交点をドラッグさせる操作により、前記強度設定値と前記時間設定値との入力を同時に受け付ける、
    請求項1記載の操作装置。
  3. 前記直交座標系上の縦軸及び横軸の一方は、前記強度設定値を表し、前記縦軸及び前記横軸の他方は、前記時間設定値を表し、
    前記操作部は、前記直交座標系上における任意の位置をタッチする操作により、前記強度設定値と前記時間設定値との入力を同時に受け付け、
    前記表示部は、前記操作部によってタッチされた位置と、前記強度設定値と前記時間設定値との交点とが一致するように、前記強度設定値と前記時間設定値とを表示する、
    請求項1記載の操作装置。
  4. 前記操作部は、前記所定の物体を接触させた状態で前記直交座標系上を移動させる操作により、前記所定の物体の接触位置の軌跡を前記強度設定値及び前記時間設定値の入力として受け付ける、
    請求項1記載の操作装置。
  5. 前記直交座標系上における所定の軌跡を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記表示部は、前記表示部に前記所定の物体が接触する前に、前記記憶部に記憶されている前記所定の軌跡を表示する、
    請求項4記載の操作装置。
  6. 前記表示部に前記所定の物体が接触する前に表示される前記所定の軌跡の表示形態は、前記操作部により入力される前記所定の物体の接触位置の軌跡の表示形態と異なる、
    請求項5記載の操作装置。
  7. 前記表示部に前記所定の物体が接触する前に表示される前記所定の軌跡は、前記家電機器が制御する対象物に応じて異なる、
    請求項5又は6記載の操作装置。
  8. 前記操作部は、前記表示部に接触された前記所定の物体の軌跡を任意の区間ごとに座標値に変換し、隣り合う座標値の水平方向の値の変化が所定値以下である場合、前記隣り合う座標値の水平方向の値は変化していないとして入力を受け付け、隣り合う座標値の垂直方向の値の変化が所定値以下である場合、前記隣り合う座標値の垂直方向の値は変化していないとして入力を受け付ける、
    請求項4〜7のいずれか1項に記載の操作装置。
  9. 前記家電機器は、食品を加熱する加熱調理器を含む、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の操作装置。
  10. 家電機器を操作するための操作方法であって、
    表示部が、前記家電機器の動作強度を規定する強度設定値と、前記家電機器の動作時間を規定する時間設定値とを直交座標系上に表示するステップと、
    操作部が、前記表示部に所定の物体を接触させる操作により、前記表示部で表示される前記強度設定値と前記時間設定値との入力を同時に受け付けるステップと、
    を含む操作方法。
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