JP2005265216A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作性がよくて、誤操作の可能性が少なく、又、聴覚障害者でもタッチ操作の受付けを確実に知ることができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】 扉1に光電式のタッチパネル6が設けられ、そのタッパネル6の透明板7に圧電素子20が設けられている。そして、透明板7に使用者が手の指Fでタッチ操作すると、制御装置から圧電素子20に電圧が印加され、透明板7が振動する。
【選択図】 図1
【解決手段】 扉1に光電式のタッチパネル6が設けられ、そのタッパネル6の透明板7に圧電素子20が設けられている。そして、透明板7に使用者が手の指Fでタッチ操作すると、制御装置から圧電素子20に電圧が印加され、透明板7が振動する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、操作手段としてタッチパネルを備えた加熱調理器に関する。
従来より、オーブンレンジにおいては、外箱の前面部に扉の側方に位置して操作パネルが配設され、この操作パネルにタッチパネルが設けられていて、このタッチパネルがタッチ操作されることにより、加熱方式や加熱パターンおよび調理物の種類やメニュー、調理時間等の選択が可能にしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2000−65360号公報
従来のように、扉の側方の操作パネルにタッチパネルを設ける構成としたのでは、スペース的な理由からにタッチパネルを余り大きくすることができず、操作性が悪くて、誤操作の問題がある。又、タッチパネルは、タッチ操作したときに操作感(クリック感)がないので、使用者は確実に操作が受付けられたのかどうか分かりにくい。そこで、タッチパネルがタッチ操作されたときにブザーを鳴動させるようにしたものも従来より考えられているが、使用者が聴覚障害者の場合には分からないという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作性がよくて、誤操作の可能性が少なく、又、聴覚障害者でもタッチ操作の受付けを確実に知ることができる加熱調理器を提供するにある。
上記目的を達成するために本発明は、被加熱物を収容する調理室と、この調理室の前面開口部を開閉する扉と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記扉の前面部に設けられ、タッチ面部がタッチ操作されることにより調理時間や調理温度等の加熱条件の設定、加熱種類の選択、調理開始や調理中止の指示等野信号を出力するタッチパネルと、振動発生手段と、前記タッチパネルからの信号に基づいて前記加熱手段および振動発生手段を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、タッチパネルのタッチ面部がタッチ操作されると、前記振動発生手段を動作させてそのタッチパネルの少なくともタッチ面部を振動させるように構成されているところに特徴を有する。
このような構成によれば、従来の操作パネルより広い面積を有する扉の前面部にタッチパネルを設けるようにしたので、タッチ面部を大きくすることができ、従って、操作性が我よくなって、誤操作の可能性が少なくなる。又、使用者がタッチパネルのタッチ面部にタッチ操作したときには、少なくともそのタッチ面部が振動発生手段により振動されるので、使用者が聴覚障害者であってもタッチ操作の受付けを確実に知ることができる。
本発明の加熱調理器は、操作性がよくて、誤操作の可能性が少なく、又、聴覚障害者でもタッチ操作の受付けを確実に知ることができるという優れた効果を奏する。
(第1の実施例)
以下、本発明をオーブンレンジに適用した第1の実施例について図1ないし図8を参照して説明する。
先ず、図2に従って加熱調理器たるオーブンレンジの全体の構成について述べる。矩形状の外箱1は、前面が開口しており、内部に加熱室(図示せず)が配設されている。この加熱室も前面が開口しており、その前面開口部は前記外箱1の前面開口部とほぼ等しい大きさに設定されている。外箱1の内部の底部若しくは後部には、図示はしないが、機械室が形成されており、その内部には、加熱室内に収容された被加熱物をマイクロ波加熱(レンジ調理)するためのマイクロ波加熱装置2およびヒータ加熱(オーブン調理、グリル調理)するためのヒータ加熱装置3(いずれも図5参照)が配設されている。そして、外箱1の前面開口部には、前記加熱室の前面開口部を開閉する扉4がその下端部において枢設されており、その扉4の前面部の上部には、取手5が設けられている。
以下、本発明をオーブンレンジに適用した第1の実施例について図1ないし図8を参照して説明する。
先ず、図2に従って加熱調理器たるオーブンレンジの全体の構成について述べる。矩形状の外箱1は、前面が開口しており、内部に加熱室(図示せず)が配設されている。この加熱室も前面が開口しており、その前面開口部は前記外箱1の前面開口部とほぼ等しい大きさに設定されている。外箱1の内部の底部若しくは後部には、図示はしないが、機械室が形成されており、その内部には、加熱室内に収容された被加熱物をマイクロ波加熱(レンジ調理)するためのマイクロ波加熱装置2およびヒータ加熱(オーブン調理、グリル調理)するためのヒータ加熱装置3(いずれも図5参照)が配設されている。そして、外箱1の前面開口部には、前記加熱室の前面開口部を開閉する扉4がその下端部において枢設されており、その扉4の前面部の上部には、取手5が設けられている。
扉4の前面部には、光電式タッチパネル(以下、単にタッチパネルと称する。)6が配設されている。このタッチパネル6について、図1に従って述べる。透視可能なタッチ面部たる透明板7は、強化ガラスで構成されたもので、扉4の図示しない窓部(電波漏洩防止用のパンチングプレートが装着されている。)に装着されている。扉4の枠部4a内には、上下に位置して対なすX軸用赤外線LED8aおよびフォトトランジスタ8bが多数対左右方向(X軸方向)に列設されているとともに、左右に位置して対をなすY軸用赤外線LED9aおよびフォトトランジスタ9bが多数対上下方向(Y軸方向)に列設されている。
この場合、図1に示すように、赤外線LED8aおよび9aからの赤外線は、透明板7の前面に僅かな距離を存して沿うように投光されて対応するフォトトランジスタ8bおよび9bにより受光されるようになっている。そして、多数対のX軸用赤外線LED8aおよびフォトトランジスタ8bは各対毎に同期してスキャニングされるとともに、多数対のY軸用赤外線LED9aおよびフォトトランジスタ9bも各対毎に同期してスキャニングされるようになっている。従って、使用者が例えば手の指Fでタッチパネル6の透明板7をタッチ操作すると、その位置に対応するX軸用赤外線LED8aおよびY軸用赤外線LED9aからの赤外線は、指Fで遮断されてこれらと対をなすフォトトランジスタ8bおよび9bに受光されなくなり、以て、指Fによるタッチ操作位置が特定(検出)されるようになる。
さて、タッチパネル6の透明板7の裏面には、図3に示すように、各種表示が印刷により施されている。即ち、透明板7には、加熱種類(調理種類)表示部10、メニュー表示部11、出力温度表示部12、時間表示部13および開始中止表示部14が設けられている。そして、加熱種類表示部10には、タッチ操作の受付け有効範囲の表示の枠10a、10b、10cとタッチ操作により選択される機能の表示たる「レンジ」、「オーブン」、「グリル」の文字が印刷され、メニュー表示部11には、タッチ操作の受付け有効範囲の表示の枠11a、11bと機能の表示たる「あたため」、「のみもの」の文字が印刷され、出力温度表示部12には、タッチ操作の受付け有効範囲の表示の枠12a、12bと機能の表示たる「出力 温度 △」、「出力 温度 ▽」の文字が印刷され、時間表示部13には、タッチ操作の受付け有効範囲の表示の枠13a、13bと機能の表示たる「時間 △」、「時間 ▽」の文字が印刷され、開始中止表示部14には、タッチ操作の受付け有効範囲の表示の枠14a、14bと機能の表示たる「スタート」、「とりけし」の文字が印刷されている。
更に、扉4の枠部4aには、表示器たる液晶表示器からなる加熱条件用の表示器15が配設されている。
図5は、電気的構成を示すブロック線図である。この図5において、制御手段たる制御装置16は、マイクロコンピュータを主体としてその周辺回路からなるものである。この制御装置16において、各入力ポートには、外箱1内の加熱室の温度を検出するサーミスタからなる温度センサ17および扉4の開閉に応動して開閉(オフオン)する扉スイッチ18が接続されているとともに、入出力ポートには、前述のタッチパネル6の入出力端子が接続されている。更に、制御装置16の出力ポートには、加熱手段たるマイクロ波加熱装置2、加熱手段たるヒータ加熱装置3および表示器15が接続されているとともに、振動発生手段たる振動発生装置19が接続されている。
図5は、電気的構成を示すブロック線図である。この図5において、制御手段たる制御装置16は、マイクロコンピュータを主体としてその周辺回路からなるものである。この制御装置16において、各入力ポートには、外箱1内の加熱室の温度を検出するサーミスタからなる温度センサ17および扉4の開閉に応動して開閉(オフオン)する扉スイッチ18が接続されているとともに、入出力ポートには、前述のタッチパネル6の入出力端子が接続されている。更に、制御装置16の出力ポートには、加熱手段たるマイクロ波加熱装置2、加熱手段たるヒータ加熱装置3および表示器15が接続されているとともに、振動発生手段たる振動発生装置19が接続されている。
図6は、振動発生装置19の電気的構成を示すものである。この振動発生装置19の主体となる振動子たる圧電素子20は、図1(a)に示すように、タッチパネル6の透明板7における裏面の上端部に取付けられている。図6において、電圧Vddが印加された直流電源端子21は、NPN型のトランジスタ22のコレクタおよびエミッタ間、中間端子23、圧電素子20およびNPN型のトランジスタ24のコレクタおよびエミッタ間を介してアースされている。
図6のNPN型のトランジスタ25において、コレクタは、トランジスタ22のベースに接続されているとともに、抵抗26を介して直流電源端子21に接続されており、エミッタは、アースされており、ベースは、抵抗27を介してアースれているとともに、抵抗28および29を介して制御端子30に接続されており、そして、抵抗28および29の共通接続点は、コンデンサ31を介してアースされている。即ち、抵抗29およびコンデンサ31は積分回路を構成する。そして、トランジスタ24において、ベースは、抵抗32を介してアースされているとともに、抵抗33を介して制御端子34に接続されている。この場合、制御端子30および34が制御装置16の出力ポートに接続されている。
しかして、振動発生装置19の制御端子30および34には、制御装置16から図7 (c)および(d)で示すようなPWM信号V1およびパルス信号V2が与えられるようになっている。尚、図7においては、横軸に時間Tをとって示す。そして、制御端子30に与えられるPWM信号V1のデューティが大のときにはコンデンサ31の端子間電圧は高くてトランジスタ25のベース電位は高く、従って、トランジスタ25の導通度合いが大となってトランジスタ22のベース電位は低くなり、そのトランジスタ22の導通度合いは低くなる。逆に、制御端子30に与えられるPWM信号V1のデューティが小のときにはコンデンサ31の端子間電圧は低くてトランジスタ25のベース電位は低く、従って、トランジスタ25の導通度合いが小となってトランジスタ22のベース電位は高くなり、そのトランジスタ22の導通度合いは高くなる。以上のように、制御端子30に与えられるPWM信号V1のデューティの大小により中間端子23の電圧V0は例えば図7(b)に示すように2段階に変化するようになり、この電圧V0がパルス信号V2が与えられてオンオフするトランジスタ24によりが振幅が大小異なるパルス電圧VZ(図7(a)参照)として圧電素子20印加されるようになり、圧電素子20が振動を発生してタッチパネル6の透明板7に与えて振動させる。
次に、本実施例の作用につき図8をも参照して説明するに、図8は圧電素子20に印加される電圧VZを示すものであり、パルス数は振動回数を示し、振幅の大きさは振動強度を示すようになる。尚、図8においては横軸に時間Tをとって示す。
今、使用者が手の指Fで図3で示す加熱種類表示部10の「レンジ」の枠10a内をタッチ操作したとすると、制御装置16は、タッチパネル6からの信号によりレンジ調理が選択されたことを検出し、振動発生装置19を制御して圧電素子20に図8(a)で示す電圧を印加する。これにより、圧電素子20は4回振動する振動パターンとなる。そして、制御装置16は、表示器15を図4(a)の初期状態から図4(b)のレンジ調理選択状態に変化させ、「レンジ」の表示を行なわせる。尚、図4(a)の初期状態では、表示器15には透明板7に印刷された文字が表示されるようになっているが、ここでは簡略化のため図示は省略する。
今、使用者が手の指Fで図3で示す加熱種類表示部10の「レンジ」の枠10a内をタッチ操作したとすると、制御装置16は、タッチパネル6からの信号によりレンジ調理が選択されたことを検出し、振動発生装置19を制御して圧電素子20に図8(a)で示す電圧を印加する。これにより、圧電素子20は4回振動する振動パターンとなる。そして、制御装置16は、表示器15を図4(a)の初期状態から図4(b)のレンジ調理選択状態に変化させ、「レンジ」の表示を行なわせる。尚、図4(a)の初期状態では、表示器15には透明板7に印刷された文字が表示されるようになっているが、ここでは簡略化のため図示は省略する。
その後、使用者が指Fで出力温度表示部12の「出力 温度 △」の枠12aをタッチ操作すると、タッチ操作する毎に圧電素子20は図8(a)の電圧が印加されて振動し、制御装置16は、表示器15にレンジの出力設定表示を行なわせる。そして、出力設定が所定値より高くなったときには、制御装置16は、枠12aがタッチ操作される毎に圧電素子20に図8(c)で示すように図8(a)よりも振幅の大きな電圧を印加するようになり、圧電素子20の振動強度が大になる。使用者が指Fで出力温度表示部12の「出力 温度 ▽」の枠12bをタッチ操作したときには、前述と逆の動作が行なわれる。これにより、表示器15には、例えば図4(c)に示すように、「800W」の出力設定表示がなされる。
尚、使用者が指Fで出力温度表示部12の「出力 温度 △」の枠12aを連続的にタッチ操作したときには、制御装置16は表示器15に出力設定表示を順次大となるように変化させるようになるが、この場合、制御装置16は、設定出力が小のときには、圧電素子20に、図8(d)に示すように、所定の間隔を存して断続的に電圧を印加して振動させるが、設定出力が大になるに従って図8(e)および(f)に示すようにその間隔が短くなるように設定されている。
その後は、使用者は指Fで時間表示部13の「時間 △」の枠13a或いは「時間 ▽」の枠13b内をタッチ操作して調理時間を設定するのであるが、この場合も、「出力 温度 △」の枠12a或いは「温度 出力 ▽」の枠12b内をタッチ操作時と同様に、圧電素子20に図8(a)、(c)、(d)ないし(f)示す電圧を印加するとよい。このようにして、表示器15に、例えば図4(c)で示すように、調理時間「2分30秒」が設定されると、使用者が指Fで開始中止表示部14の「スタート」の枠14a内をタッチ操作することにより、制御装置16はマイクロ波加熱装置2を制御してレンジ調理を実行させる。尚、使用者が指Fで開始中止表示部14の「スタート」の枠14a内をタッチ操作したときにも、制御装置16は、圧電素子20に図8(a)に示すような電圧を印加する。
以上は、レンジ調理を行なう場合であるが、使用者が加熱種類表示部10の「オーブン」或いは「グリル」等のヒータ加熱の枠10b或いは10c内をタッチ操作したときには、制御装置16は、タッチパネル6からの信号によりオーブン或いはグリル調理が選択されたことを検出し、圧電素子20に図8(b)で示す電圧を印加させる。これにより、圧電素子20は8回振動し、レンジ調理時とは異なる振動パターンとなる。この場合には、制御装置16は、表示器15に「オーブン」或いは「グリル」の表示を行なわせる。その後は、使用者は「出力 温度 △」の枠12a或いは「温度 出力 ▽」の枠12b内をタッチ操作するのであるが、「オーブン」或いは「グリル」のヒータ調理時には、温度設定がなされる。従って、この場合には、表示器15には、出力「W」の代わりに温度「℃」の設定表示がなされる。尚、「出力 温度 △」の枠12a或いは「温度 出力 ▽」の枠12b内のタッチ操作による圧電素子20の振動ついてはレンジ調理の場合と同様であり、出力大小が温度大小に対応する。制御装置16は、ここでは、ヒータ加熱装置3を制御してオーブン調理或いはグリル調理を実行させるが、温度センサ17の検出に基づいて温度制御も行なうになっている。
一方、被加熱物のあたため或いは飲物の加熱をレンジ調理(マイクロ波加熱)で行ないたい場合には、使用者は指Fでメニュー表示部11の「あたため」或いは「のみもの」の枠11a或いは11b内をタッチ操作するが、そのタッチ操作は一定時間以上継続して行なうようにする。制御装置16は、タッチパネル6からの信号によりあたため調理或いはのみもの調理が選択されたことを検出し、振動発生装置19を制御して圧電素子20に図8(g)で示す電圧を印加する。そして、制御装置16は、図示はしないが、表示器15に「あたため」或いは「のみのも」の文字表示を行なわせる。
しかして、圧電素子20に図8(g)の電圧VZが印加されると、圧電素子20は、最初は振動強度の小なる状態で振動し、その後一定時間以上タッチ操作が継続されると、振動強度の大なる状態で振動するように切換わる。即ち、制御装置16は、使用者により一定時間以上タッチ操作が継続されたときにあたため調理或いはのみもの調理を受付け、その受付けたことを圧電素子20の振動強度を大にすることにより使用者に知らせるのである。そして、制御装置16は、マイクロ波加熱装置2を制御してあたため調理或いはのみもの調理を自動的に実行させる。
オーブンレンジにおいては、通常、レンジ調理、オーブン調理およびグリル調理は、選択されても直ちに加熱が開始されることはなく、その後、出力或いは温度および調理時間が設定されて開始操作されることにより加熱が開始される。しかしながら、あたため調理或いはのみもの調理は、選択されると直ちに加熱が開始されるようになっている。このため、使用者の意思に反して誤ってあたため調理或いはのみもの調理が選択された場合には、加熱が開始されてしまう。
上述したように、制御装置16が使用者により一定時間以上タッチ操作が継続されたときにあたため調理或いはのみもの調理を受付けるようにすれば、あたため調理或いはのみもの調理を行ないたいという使用者の意思を確認することができ、その上、圧電素子20の振動強度を大に切換えることにより受付け完了を使用者に知らせることができる。
尚、扉4が開放されたときには、扉スイッチ18がオフされるので、制御装置16は、扉スイッチ18のオフ状態では、タッチパネル6がタッチ操作されてもこれを受付けないようになっている。
尚、扉4が開放されたときには、扉スイッチ18がオフされるので、制御装置16は、扉スイッチ18のオフ状態では、タッチパネル6がタッチ操作されてもこれを受付けないようになっている。
このような本実施例によれば、次のような効果を得ることができる。
扉4の前面部にタッチパネル6を配設するようにしたので、タッチ面部たる透明板7を大きくすることができ、しかも、この透明板7に各種表示部10ないし14を設けるようにしたので、操作性がよくなって、誤操作の可能性が少なくなる。この場合、外箱1内の底部若しくは後部に機械室を設けるようにしたので、従来とは異なりの扉4の側方に操作パネルを設ける必要はなく、外箱1の前面開口部即ち加熱室の前面開口部を大きくとることができ、それだけ、扉4を大きくすることができ、換言すれば、タッチパネル6も大きくすることができて、更に操作性がよくなる。そして、タッチパネル6の透明板7も大きくできるので、加熱室内部の視認性もよくなる。
扉4の前面部にタッチパネル6を配設するようにしたので、タッチ面部たる透明板7を大きくすることができ、しかも、この透明板7に各種表示部10ないし14を設けるようにしたので、操作性がよくなって、誤操作の可能性が少なくなる。この場合、外箱1内の底部若しくは後部に機械室を設けるようにしたので、従来とは異なりの扉4の側方に操作パネルを設ける必要はなく、外箱1の前面開口部即ち加熱室の前面開口部を大きくとることができ、それだけ、扉4を大きくすることができ、換言すれば、タッチパネル6も大きくすることができて、更に操作性がよくなる。そして、タッチパネル6の透明板7も大きくできるので、加熱室内部の視認性もよくなる。
更に、透明板7に圧電素子20を設けて、透明板7に使用者が指Fでタッチ操作したときにタッチパネル6から信号を発生させて制御装置16に送ることにより、圧電素子20を振動させてその振動を透明板7に伝えるようにしたので、透明板7の振動を使用者が指Fで感じることができ、従って、使用者が聴覚障害者であってもタッチ操作の受付けを確実に知ることができる。
又、使用者が加熱種類表示部10の「レンジ」の枠10a内をタッチ操作したときには、圧電素子20に図8(a)に示す電圧を印加し、「オーブン」或いは「グリル」の枠10a或いは10b内をタッチ操作したときには、圧電素子20に図8(b)に示す電圧を印加して、マイクロ波加熱時とヒータ加熱時とで振動パターンを異ならせるようにしたので、使用者はマイクロ波加熱とヒータ加熱とのいずれが選択されたのかを判別することができ、従って、使用者に選択の誤操作があったときには、使用者にその選択の誤操作を気付かせることができる。尚、使用者が誤操作に気が付いたときには、タッチパネル6の開始中止表示部14の「とりけし」の枠14b内をタッチ操作すればよく、この場合も、制御装置16は圧電素子20に図8(a)に示すような電圧を印加する。
タッチパネル6の出力温度表示部12の枠12a、12b内をタッチ操作して出力或いは温度を設定する場合に、出力或いは温度の設定が小のときには、圧電素子20に図8 (a)に示す電圧を印加し、出力或いは温度の設定が大のときには、圧電素子20に図8(c)に示す電圧を印加するようにしたので、振動強度の大小によっても設定の大小を感じることができて、使用上便利である。このことは、時間表示部13の枠13a、13b内をタッチ操作して調理時間を設定する場合も同様である。
タッチパネル6の出力温度表示部12の枠12a、12b内を連続的にタッチ操作して出力或いは温度を連続的に変化設定する場合に、出力或いは温度の設定が小から大に変化するときには、設定が大になるに従って圧電素子20に図8(d)、(e)、(f)に示す電圧を印加し、出力或いは温度の設定が大から小変化するときには、圧電素子20に上述と逆の順序で電圧を印加するようにしたので、振動の間隔によっても設定の変化を感じることができる。このことは、時間表示部13の枠13a、13b内を連続的にタッチ操作して調理時間を設定する場合も同様である。
そして、制御装置16は、使用者によりメニュー表示部11の「あたため」或いは「のみのも」の枠11a或いは11b内がタッチ操作されたときには、圧電素子20に図8 (g)に示す電圧を印加して、一定時間以上タッチ操作が継続されたときにあたため調理或いはのみもの調理を受付けるようにしたので、あたため調理或いはのみもの調理を行ないたいという使用者の意思を確認することができ、その上、圧電素子20の振動強度を大に切換えるようにしたので、受付け完了を使用者に知らせることができる。
尚、制御装置16は、使用者によりメニュー表示部11の「あたため」或いは「のみのも」の枠11a或いは11b内がタッチ操作されたときには、圧電素子20に図8(g)に示す電圧を印加するようにしたが、代わりに、図8(h)に示す電圧を印加するようにしてもよい。この場合、使用者は、圧電素子20に印加される電圧が図8(a)のときと図8(h)のときとでは、振動の強度変化が異なるので、誤操作した場合には、直ぐにそれに気が付くようになる。
(第2の実施例)
図9ないし図13は本発明の第2の実施例であり、上記第1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下異なる部分について説明する。
図9に示すように、タッチパネル6の透明板7の裏面には、メニュー表示部11、出力温度表示部12および時間表示部13の代わりに、出力温度時間表示部35が設けられ、これは、タッチ操作の受付け有効範囲の表示を行なう枠35aと、この枠35a内に位置した「時間」の軸(X軸)と、「出力 温度」の軸(Y軸)とが印刷によって形成されたものである。尚、開始中止表示部14の上部には、タッチ操作の受付け有効範囲の表示を行なう枠14cと「オート」の文字が印刷により設けられている。
図9ないし図13は本発明の第2の実施例であり、上記第1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下異なる部分について説明する。
図9に示すように、タッチパネル6の透明板7の裏面には、メニュー表示部11、出力温度表示部12および時間表示部13の代わりに、出力温度時間表示部35が設けられ、これは、タッチ操作の受付け有効範囲の表示を行なう枠35aと、この枠35a内に位置した「時間」の軸(X軸)と、「出力 温度」の軸(Y軸)とが印刷によって形成されたものである。尚、開始中止表示部14の上部には、タッチ操作の受付け有効範囲の表示を行なう枠14cと「オート」の文字が印刷により設けられている。
次に、この第2の実施例の作用につき図10ないし図14をも参照して説明するに、ここでは、更に説明を簡素化するために図5および図8も参照する。
図10(a)で示すように、使用者が指Fで「レンジ」の枠10a内をタッチ操作すると、制御装置16は、図11(a)に示すように、表示器15に「レンジ 0W 0秒」の表示を行なわせる。尚、使用者のタッチ操作時には、制御装置16は、圧電素子20(
図1および図6参照)に図8(a)に示す電圧を印加する。
図10(a)で示すように、使用者が指Fで「レンジ」の枠10a内をタッチ操作すると、制御装置16は、図11(a)に示すように、表示器15に「レンジ 0W 0秒」の表示を行なわせる。尚、使用者のタッチ操作時には、制御装置16は、圧電素子20(
図1および図6参照)に図8(a)に示す電圧を印加する。
図10(b)に示すように、使用者が指Fで枠35a内の「時間」軸と「出力 温度」軸との間をタッチ操作すると、制御装置16は、図11(b)に示すように、表示器15に「レンジ 600W 23分0秒」のように出力と調理時間を表示させる。即ち、使用者が指Fで枠35a内の「時間」軸と「出力 温度」軸との間をタッチ操作すると、その操作位置に応じて出力と調理時間が設定されるようになっており、右方向が時間設定大であり、上方向が出力設定大である。従って、使用者が指Fを図10(b)状態から図10(c)のように上方に移動させると、制御装置16は、図11(c)に示すように、表示器15に「レンジ 800W 23分0秒」のように出力設定を変更して表示させる。尚、制御装置16は、図10(b)のときには、圧電素子20に図8(a)の電圧を印加し、図10(c)のときには、圧電素子20に図8(c)の電圧を印加する。
その後、図10(d)に示すように、使用者が指Fで「スタート」の枠14a内をタッチ操作すると、制御装置16は、レンジ調理を開始させるようになり、表示器15に図11(d)のように表示させる。尚、表示器15の図11(d)の表示は、図11(c)の表示と区別がつかないが、実際には、枠14a内がタッチされると、例えば、「レンジ」の文字が点滅されて調理種類の選択、加熱条件の設定が完了したことを表示し、その後、「レンジ」の文字が連続表示されて、加熱開始を表示させるようになっている。
一方、図12(a)で示すように、使用者が指Fで「オーブン」の枠10b内をタッチ操作すると、制御装置16は、図13(a)に示すように、表示器15に「オーブン 100℃ 0秒」の表示を行なわせる。これは、温度および調理時間が未設定であることを示す。尚、使用者のタッチ操作時には、制御装置16は、圧電素子20に図8(b)に示す電圧を印加する。
図12(b)に示すように、使用者が指Fで枠35a内の「時間」軸と「出力 温度」軸との間をタッチ操作すると、制御装置16は、図13(b)に示すように、表示器15に「オーブン 180℃ 23分0秒」のように温度と調理時間を表示させる。使用者が指Fを図12(b)状態から図12(c)のように右方および上方に移動させると、制御装置16は、図13(c)に示すように、表示器15に「オーブン 200℃ 25分」のように温度および時間設定を変更して表示させる。尚、制御装置16は、図12(b)のときには、圧電素子20に図8(a)の電圧を印加し、図12(c)のときには、圧電素子20に図8(c)の電圧を印加する。
その後、図12(d)に示すように、使用者が指Fで「スタート」の枠14a内をタッチ操作すると、制御装置16は、オーブン調理を開始させるようになり、表示器15に図13(d)のように表示させる。尚、表示器15の図13(d)の表示は、図13(c)の表示と区別がつかないが、これも、レンジ調理の場合と同様である。
使用者が指Fで「オート」の枠14c内をタッチ操作したときには、制御装置16はマイクロ波加熱装置2にレンジ調理を自動的に開始させるようになっており、そのタッチ操作時には圧電素子20に図8(c)の電圧を印加するようになっている。
使用者が指Fで「オート」の枠14c内をタッチ操作したときには、制御装置16はマイクロ波加熱装置2にレンジ調理を自動的に開始させるようになっており、そのタッチ操作時には圧電素子20に図8(c)の電圧を印加するようになっている。
この第2の実施例によれば、使用者が指Fで出力温度時間表示部35の枠35a内にタッチ操作することにより出力或いは温度および調理時間を設定することができるとともに、そのタッチ操作を中止しないでそのままタッチ位置を移動させることにより出力或いは温度および調理時間の設定を継続的に変更することができるので、設定が容易であり、使い勝手に優れたものとなる。
尚、使用者が指Fで出力温度時間表示部35の枠35a内にタッチ操作してそのままタッチ位置を移動させているときには、制御装置16により、圧電素子20に、図8(d)、(e)、(f)の電圧を同順序で若しくは逆の順序で印加するようにしてもよい。
(第3の実施例)
図14ないし図17は本発明の第3の実施例であり、第2の実施例と同一部分には同一ほ号付して示し、以下異なる部分について説明する。
図14に示すように、タッチパネル6には、透明板7に代わる透明板37が設けられており、その透明板37の裏面側には、透明型の液晶表示器36が配設されている。そして、透明板37の裏面には、第2の実地例のような加熱種類表示部10、開始中止表示部14および出力温度時間表示部35は印刷されてはいない。
次に、この第3の実施例の作用につき図15ないし図17をも参照して説明するに、ここでは、更に説明を簡素化するために図5および図8も参照する。
図14ないし図17は本発明の第3の実施例であり、第2の実施例と同一部分には同一ほ号付して示し、以下異なる部分について説明する。
図14に示すように、タッチパネル6には、透明板7に代わる透明板37が設けられており、その透明板37の裏面側には、透明型の液晶表示器36が配設されている。そして、透明板37の裏面には、第2の実地例のような加熱種類表示部10、開始中止表示部14および出力温度時間表示部35は印刷されてはいない。
次に、この第3の実施例の作用につき図15ないし図17をも参照して説明するに、ここでは、更に説明を簡素化するために図5および図8も参照する。
図15に示すように、液晶表示器36には、初期状態では、前記枠10a、10b、10c、14cに対応する枠38、39、40、41および「レンジ」、「オーブン」、 「グリル」、「オート」の文字が表示されている。
図16(a)に示すように、使用者が指Fで「レンジ」の枠38内をタッチ操作すると、制御装置16は、表示器15に図17(a)の初期状態から図17(b)に示す「レンジ 0W 0秒」の表示に変化させる。この時の圧電素子20の振動は、第2の実施例と同様である。そして、制御装置16は、図16(b)で示すように、液晶表示器36に枠38と「レンジ」の文字、枠14bに対応する枠42と「とりけし」の文字、および枠35aに対応する枠43と「出力 温度 時間」の文字を表示させる。
図16(a)に示すように、使用者が指Fで「レンジ」の枠38内をタッチ操作すると、制御装置16は、表示器15に図17(a)の初期状態から図17(b)に示す「レンジ 0W 0秒」の表示に変化させる。この時の圧電素子20の振動は、第2の実施例と同様である。そして、制御装置16は、図16(b)で示すように、液晶表示器36に枠38と「レンジ」の文字、枠14bに対応する枠42と「とりけし」の文字、および枠35aに対応する枠43と「出力 温度 時間」の文字を表示させる。
図16(c)に示すように、使用者が指Fで枠43内をタッチ操作すると、制御装置16は、図17(c)で示すように、表示器15にタッチ操作位置に応じ出力と時間の表示、即ち、「レンジ 600W 2分30秒」の表示を行なわせる。この時の圧電素子20の振動は第2の実施例と同様である。そして、制御装置16は、図16(c)で示すように、液晶表示器36に枠14aと同様の枠44と「スタート」の文字を新たに表示させる。
図16(d)に示すように、使用者が指Fで「スタート」の枠44内をタッチ操作すると、制御装置16は、マイクロ波加熱装置2に動作を開始させる。この時の表示器15の表示状態は図17(d)で示すように図17(c)補状態のままである。又、この時の圧電素子20の振動は第2の実施例と同様である。そして、制御装置16は、レンジ調理を開始させると、図16(e)に示すように、液晶表示器36に枠42と「とりけし」の文字のみを表示させ、表示器15に、図17(e)で示すように、「レンジ 600W 2分20秒」のように表示させる。この図17(e)の表示は、レンジ調理開始から20秒経過した状態を示す。制御装置16は、その後レンジ調理が終了したときには、液晶表示器36および表示器15を図15および図16(a)に示す初期状態にする。
以上は、レンジ調理を選択実行させた場合について述べたものであるが、他の調理を選択実行させる場合の動作も同様である。
この第3の実施例によれば、使用者が指Fで枠43内をタッチ操作する度に液晶表示器36に次の操作に必要な表示だけが表示されるので、使用者は操作手順を容易に知ることができ、使い勝手のよいものとなる。
この第3の実施例によれば、使用者が指Fで枠43内をタッチ操作する度に液晶表示器36に次の操作に必要な表示だけが表示されるので、使用者は操作手順を容易に知ることができ、使い勝手のよいものとなる。
(第4の実施例)
図18および図19は本発明の第4の実施例であり、第1の実施例(特に、図6および図7参照)と同一部分には同一符号を付して示し、以下異なる部分について説明する。
図18において、振動発生装置19に代わる振動発生手段たる振動発生装置45は、図6に示す振動発生装置19の回路から、トランジスタ22、25、抵抗26ないし29、制御端子30およびコンデンサ31を省略し、圧電素子20を直接直流電源端子21に接続した構成である。
図18および図19は本発明の第4の実施例であり、第1の実施例(特に、図6および図7参照)と同一部分には同一符号を付して示し、以下異なる部分について説明する。
図18において、振動発生装置19に代わる振動発生手段たる振動発生装置45は、図6に示す振動発生装置19の回路から、トランジスタ22、25、抵抗26ないし29、制御端子30およびコンデンサ31を省略し、圧電素子20を直接直流電源端子21に接続した構成である。
このような構成によれば、図19(b)で示す電圧V2が制御端子34に与えられて、トランジスタ24がオンオフされると、圧電素子20には図19(a)に示すパルス状の電圧VZが印加される。従って、この実施例では、圧電素子20に振動強度の変化をもたせることはできないが、図8の(a)、(b)、(d)、(e)および(f)弐対応する振動パターンは実現することができる。従って、圧電素子20にそれ程複雑な振動変化を要求されない場合には、この実施例の振動発生装置45で充分であり、回路構成が簡単で安価に製作できる利点がある。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、次のような拡張、変形が可能である。
光電式タッチパネル6の代わりに、X軸およびY軸方向に多数本の信号線を配置してこれらの交点をスイッチ部として構成された機械式タッチパネルを用いてもよい。この場合には、タッチ操作により機械式タッチパネル全体を振動させるようにしてもよい。
光電式タッチパネル6の代わりに、X軸およびY軸方向に多数本の信号線を配置してこれらの交点をスイッチ部として構成された機械式タッチパネルを用いてもよい。この場合には、タッチ操作により機械式タッチパネル全体を振動させるようにしてもよい。
振動発生手段は、圧電素子20を用いたものでなくても、他の振動子を用いたものでもよい。
オーブンレンジに限らず、加熱調理器全般に適用することができる。
オーブンレンジに限らず、加熱調理器全般に適用することができる。
図面中、1は外箱、2波マイクロは加熱装置(加熱手段)、3はヒータ加熱装置(加熱手段)、4は扉、6はタッチパネル、7は透明板(タッチ面部)、8aおよび9aは赤外線LED、8bおよび9bはフォトトランジスタ、15は表示器、16は制御装置(制御手段)、19は振動発生装置(振動発生手段)、20は圧電素子、36は液晶表示器、37は透明板(タッチ面部)、45は振動発生装置(振動発生手段)を示す。
Claims (10)
- 被加熱物を収容する調理室と、
この調理室の前面開口部を開閉する扉と、
前記被加熱物を加熱する加熱手段と、
前記扉の前面部に設けられ、タッチ面部がタッチ操作されることにより調理時間や調理温度等の加熱条件の設定、加熱種類の選択、調理開始や調理中止の指示等の信号を出力するタッチパネルと、
振動発生手段と、
前記タッチパネルからの信号に基づいて前記加熱手段および振動発生手段を制御する制御手段とを具備し、
前記制御手段は、タッチパネルのタッチ面部がタッチ操作されると、前記振動発生手段を動作させてそのタッチパネルの少なくともタッチ面部を振動させるように構成されていることを特徴とする加熱調理器。 - 制御手段は、加熱種類に応じて振動発生手段の振動パターンを異ならせるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 制御手段は、設定温度又は設定出力に応じて振動発生手段の振動強度を異ならせるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 制御手段は、設定温度又は設定出力を設定すべくタッチパネルのタッチ面部が連続的にタッチ操作されたときには、振動発生手段を断続的に振動させるとともに、その振動の間隔を設定温度又は設定出力に応じて異ならせるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 制御手段は、設定温度又は設定出力の設定をタッチパネルのタッチ面部におけるタッチ操作された位置に応じて行ない、タッチ面部がタッチ操作された状態で操作位置が移動されたときには設定を変更するように構成されていることを特徴とする請求項3又は4記載の加熱調理器。
- 制御手段は、設定により加熱を開始する操作の場合と設定のみでは加熱を開始しない他の操作の場合とでは、振動発生手段の振動状態を異ならせるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 制御手段は、設定により加熱を開始する操作の場合は設定のみでは加熱を開始しない他の操作の場合よりも長い時間タッチ操作が継続されたときに設定を受付け、タッチ操作が継続している間は振動発生手段を動作させるとともに、設定を受付けるときにはその振動状態を異ならせるように構成されていることを特徴とする請求項6記載の加熱調理器。
- タッチパネルのタッチ面部は透視可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- タッチパネルの背面部に透過型液晶表示器が配設され、
制御手段は、前記透過型液晶表示器を、タッチ操作の受付け有効範囲の表示の枠とタッチ操作により選択される機能の表示とを行なわせるとともに、これらの受付け有効範囲表示と機能表示とを設定の場面に応じて切換えるように制御するように構成されていることを特徴とする。請求項8記載の加熱調理器。 - タッチパネルとして光学式タッチパネルが用いられていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
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