JPWO2015059737A1 - 原子炉炉心 - Google Patents
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Abstract
中濃縮燃料を外周に装荷または低濃縮燃料と高濃縮燃料を隣接させることで初装荷炉心の経済性を向上させる。本発明は、核分裂性物質の含有量が3.0wt%以上の高濃縮燃料、前記含有量が1.5wt%以上3.0wt%未満の中濃縮燃料、前記含有量が1.5wt%未満の低濃縮燃料を含む少なくとも3種類の燃料を備えた沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、炉心の最外周にあって他の燃料と接しない水平方向の面を持つ燃料が占める領域を最外周領域とし、炉心外接円半径の80%よりも外側かつ最外周領域を除く領域を外周領域、それ以外を内部領域とするとき、前記外周領域に装荷される燃料の50%以上を中濃縮燃料とすることを特徴とする。
Description
本発明は原子炉炉心に関する。
沸騰水型原子炉は、複数の燃料集合体を原子炉圧力容器内に設けられた炉心に装荷している。これらの燃料集合体は、ウランを含む核燃料物質で製造された複数の燃料ペレットを充填した複数の燃料棒、これらの燃料棒の下端を支持する下部タイプレート、核燃料棒の上端部を保持する上部タイプレート、及び上部タイプレートに取り付けられて下部タイプレートに向かって伸びる、正方形の角筒であるチャンネルボックスを有している。複数の燃料棒は、相互の間隔を所定幅に保持する燃料スペーサによって束ねられてチャンネルボックス内に配置される。
新設の沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内に設けられた炉心は初装荷炉心と呼ばれ、この初装荷炉心に装荷された全ての燃料集合体は、燃焼度が0GWd/tの新燃料集合体である。この初装荷炉心を有する沸騰水型原子炉では、第1サイクルの運転が終了した後、初装荷炉心内の一部の燃料集合体が取り出され、新燃料集合体と交換される。第1サイクルの運転が終了した後に炉心から取り出される複数の燃料集合体は、初装荷炉心に装荷される時点において、初装荷炉心に装荷される全燃料集合体の平均濃縮度よりも低い濃縮度を有している。
初装荷炉心を有する沸騰水型原子炉も1つの運転サイクル(例えば、1年間)に亘って燃料集合体を補給することなしに運転し続けねばならないので、その初装荷炉心は臨界を維持するために必要な量よりも多い核分裂性物質を含んでいる。このため、初装荷炉心は余剰反応度を保有することになり、この余剰反応度を制御するために、沸騰水型原子炉は複数の制御棒を有しており、さらに、初装荷炉心に装荷された燃料集合体に含まれる核燃料棒内の核燃料物質に可燃性毒物を混入している。
このような初装荷炉心の一例が特開2008−145359号公報に記載されている。特開2008−145359号公報に記載された初装荷炉心では、周辺部に配置された複数の燃料集合体の核分裂物質の量が、周辺部よりも内側の領域に配置された燃料集合体のそれよりも多くなっている。周辺部よりも内側の領域において、平均濃縮度が低い4体の燃料集合体を有する複数のコントロールセルが配置され、原子炉出力調整用の制御棒がコントロールセルを構成する4体の燃料集合体の間に挿入される。
特公平06−044055号公報にも初装荷炉心が記載されている。この初装荷炉心は燃料として複数種類のウラン濃縮度を有する燃料集合体を装荷している。これら複数の燃料を用いて炉心の出力分布を平坦にすることで、プラントの経済性を向上している。
特開昭59―015888号公報の初装荷炉心はウラン濃縮度の高い高濃縮燃料を炉心最外周に装荷している。出力の低い最外周の燃料の出力を向上することで、炉心の径方向の出力ピーキングを平坦化している。
特公平06−044055号公報に記載された初装荷炉心は、複数種類の濃縮度の燃料を備えた炉心において、燃焼度が0GWd/tにおいて中性子増倍率が燃料中で最大となる中程度の濃縮度を最外層に装荷する方法であり、炉心の中性子の漏れが増大する結果となり、経済性が低下する。
特開昭59―015888号公報に記載された初装荷炉心は、燃料経済性を向上するために、1〜3サイクルの間に取り出されることのない濃縮度の高い燃料を第1サイクルにおいて最外周に配置している。これにより出力分布が平坦になるが、前述の公報と同様に中性子の漏れが増大する。
本発明の目的は、初装荷炉心の経済性を向上することにある。
本発明は、炉心の最外周にあって他の燃料と接しない水平方向の面を持つ燃料が占める領域を最外周領域とし、炉心外接円半径の80%よりも外側かつ最外周領域を除く領域を外周領域、それ以外を内部領域とするとき、前記外周領域に装荷される燃料の50%以上を中濃縮燃料とすることを特徴とする。
本発明によれば、初装荷炉心の経済性を向上できる。
本発明は、原子炉の初装荷炉心に係り、特に、沸騰水型原子炉に適用するのに好適な原子炉の初装荷炉心に関する。
発明者らは、種々の検討を重ね、初装荷炉心において経済性を向上する新たな構成を見いだした。この検討結果および新たに見いだした初装荷炉心の概要を以下に説明する。
背景技術にあるように沸騰水型原子炉の初装荷炉心の経済性向上にために核分裂性物質含有割合(以下、濃縮度と記述)が多種類の燃料を用いることが一般的である。この理由を以下に述べる。ここで、初装荷炉心から運転を開始して複数回燃料交換を繰り返す間を移行炉心とし、移行炉心が燃料交換を繰り返して燃料装荷パターンがほぼ一定となった状態を平衡炉心とする。このとき、平衡炉心が最も経済性が高い。前述の濃縮度多種類の初装荷炉心は、出来るだけ平衡炉心に近づけるために、平衡炉心を模擬することを念頭に置いて燃料を装荷する。各燃料は平衡炉心における燃焼した燃料を模擬するために、複数種類の濃縮度を用いられる。例えば、燃焼した燃料に相当する燃料は濃縮度を低下させることで模擬する。一般に、原子炉の取替燃料は3wt%以上の濃縮度の燃料が用いられるため、3wt%以上の濃縮度を持つ燃料を高濃縮燃料とする。高濃縮燃料の核分裂性物質割合の半分以上、つまり1.5wt%以上の濃縮度を持ち、高濃縮に属しない燃料を中濃縮燃料とし、高濃縮、中濃縮に属しない濃縮度の燃料を低濃縮燃料と定義する。
図6に各燃料の燃焼度と中性子無限増倍率(以下、増倍率)の関係を示す。(a)は濃縮度約3.8wt%の高濃縮燃料であり、可燃性毒物を含み平衡炉心の取替燃料と同等である。(b)は濃縮度約2.5wt%の中濃縮燃料Aであり、可燃性毒物を含んでいる。(c)は濃縮度約1.8wt%の中濃縮燃料Bであり、可燃性毒物を含まない。(d)は可燃性毒物を含まない天然ウラン燃料(低濃縮燃料)である。(a)の燃料の燃焼後の特性を模擬するために(b)などを初装荷燃料に用いるが、(a)の燃焼後の傾きと(b)の傾きはわずかに異なる。これは、濃縮度の違いにより中性子エネルギースペクトル(以下、スペクトル)が異なることと、初装荷のウラン燃料は燃料中にプルトニウムを含まないが、燃焼後の燃料はプルトニウムを含むために燃料の特性が異なることに起因する。そこで、炉心の運転末期まで臨界を持続させる観点と、第2サイクル以降の移行炉心においても臨界を担保し、平衡炉心に出来るだけ早期に移行する観点から、第一サイクルにおいては模擬対象である燃焼後の燃料よりも無限増倍率を同じか高く設定する。しかしながら、増倍率が高くなるように濃縮度を増大すると、燃焼初期において無限増倍率が高くなりすぎる。そこで、高くなりすぎる一部の燃料(例えば(b))に可燃性毒物を添加し、初期の増倍率を低減して図示するような増倍率変化とする。このとき、初装荷炉心の第1サイクル初期において、増倍率の関係は以下のようになる。中濃縮燃料A(b)≧中濃縮燃料B(c)>高濃縮燃料(a)>低濃縮燃料(d)。一方、第1サイクル末期における増倍率の関係は、各燃料が同じ燃焼度ずつ燃えたとすると次のようになる。高濃縮燃料(a)>中濃縮燃料A(b)>中濃縮燃料B(c)>低濃縮燃料(d)。中濃縮燃料Aが運転期間を通して増倍率が大きい。炉心の出力を平坦化して熱的余裕を向上するためには、炉心外周部の出力を増大させることで、炉心内部の出力分担を低減することができる。
図7に典型的な炉心中心からの距離に対する出力分布を示す。炉心内部を平坦にできたとすれば、その相対出力の高さは炉心外周部の出力の低下量に依存する。出力が低下し始める炉心外周部は図7より、炉心外径に対して炉心中心から80%の位置から低下を始める。よって、発明者らはこの領域に運転期間を通してできるだけ増倍率の高い燃料を置くことを考えた。この場合は中濃縮燃料Aに相当する。
次に、発明者らは取替燃料体数を低減することによる炉心の経済性の向上を考えた。取替燃料体数を低減することはすなわち、取り出される燃料の濃縮度に対する燃焼度を増大させることを意味する。一般的な初装荷炉心では第一サイクル運転後に最も濃縮度が低い燃料が取り出される。濃縮度が低い燃料は単体での出力が低く、しかも炉心においても最外周などの出力が低くなりやすい位置に装荷されるため、ほとんど燃焼しない。その結果、濃縮度に対する燃焼度が小さくなる。これが初装荷炉心の経済性低下要因の一つである。そこで、低濃縮燃料を増倍率の高い燃料に隣接させる。運転期間を通して考えると、低濃縮燃料は燃焼とともに増倍率が低下するため、炉心の余剰反応度変化を低減する観点からは可燃性毒物の添加により燃焼とともに増倍率が増加する高濃縮燃料が良い。高濃縮燃料は運転末期で増倍率が各燃料中で最大となるため炉内での出力が大きくなる。出力分布平坦化の観点から高濃縮燃料には増倍率の低い燃料を隣接させると良い。そこで、これら2つの効果を得るために、高濃縮燃料と低濃縮燃料をできるだけ隣接させる。
図8に一般的な平衡炉心の燃料装荷パターンを示す。平衡炉心を模擬するような燃料装荷パターンを高・中・低濃縮燃料の組み合わせで作る場合、図8の装荷パターンのようにこれらの燃料を交互に並べる。初装荷炉心においては、高濃縮燃料の周囲に配置される低濃縮燃料の数は2であり、低濃縮燃料の周囲に配置される高濃縮燃料の数は2となる。さらに、一般的な沸騰水型原子炉では運転中に制御棒操作する領域としてコントロールセル(以下、CC)と呼ばれる制御棒の周囲に出力が低い燃料を4体装荷する。初装荷炉心では、出力が低い燃料として低濃縮燃料が用いられる。CCの低濃縮燃料は周囲の2体は必ず低濃縮燃料であり、前述したように周囲に高濃縮燃料を配置するためには、CC周囲に高濃縮燃料を配置するような装荷パターンの制限が生まれる。しかし、CCにおいて高濃縮燃料が低濃縮燃料に中性子を供給しても制御棒に吸収されるために、燃焼の効果は小さい。一方で、互い違いに燃料を装荷するパターンにおいては、CC位置を避けて高濃縮燃料を置くと炉心内部に装荷出来なかった燃料を外周部に装荷することになる。そこで発明者らは、CC周囲でも他と同様に互い違いの燃料装荷パターンであれば良いと考えた。つまり、CC中4体の低濃縮燃料が他の燃料と接する面は8面あり、その8面に相対して燃料が互い違いに装荷される場合、図9のようになる。図9の同じ数字の面は同種の燃料に隣接することを示している。燃料種類3種類以上で構成される炉心の場合、8面のうち最低2面が高濃縮燃料に隣接する。これはCC位置の低濃縮燃料が高濃縮燃料に相対する面の平均数が最低0.5であることを示す。さらにCCを構成する燃料について、CC位置とそれ以外の位置の体数比は図9よりおおよそ1:2となる。つまり、初装荷炉心における低濃縮燃料が高濃縮燃料に隣接する隣接面の平均数は1.5以上となる。同様に、互い違いに並べたときの高濃縮燃料に対して低濃縮燃料が隣接する平均数は2である。炉心外周部への高濃縮燃料の装荷を避けるためには、炉心内部に低濃縮燃料とほぼ同数の高濃縮燃料が装荷される。前述のようにCCを作成した場合は、同数である1つのCCにつき4体の高濃縮燃料が互い違いとは異なるパターンで装荷されることになる。CCの低濃縮燃料の最低2面が高濃縮燃料に相対する場合、高濃縮燃料から見ても最低2面が低濃縮燃料に相対する。つまり、低濃縮燃料と同様に高濃縮燃料が低濃縮燃料に隣接する隣接面の平均数は1.5以上となる。上記の検討結果を反映した、本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の好適な一実施例である実施例1の原子炉の初装荷炉心を、図1を用いて説明する。
まず、本実施例の初装荷炉心が適用される沸騰水型原子炉の概略の構成を、図1及び図2を用いて説明する。沸騰水型原子炉1は、原子炉圧力容器2内に初装荷炉心である炉心3を設けている。炉心3は、原子炉圧力容器2内に設置された円筒状の炉心シュラウド7によって取り囲まれている。炉心3を覆うシュラウドヘッド10が炉心シュラウド7の上端に設けられ、気水分離器11がシュラウドヘッド10に取り付けられて上方に向かって伸びている。蒸気乾燥器12が気水分離器11の上方に配置される。シュラウドヘッド10、気水分離器11及び蒸気乾燥器12が、原子炉圧力容器2内に配置される。
上部格子板27が、シュラウドヘッド10の下方で炉心シュラウド7内に配置され、炉心シュラウド7に取り付けられて炉心3の上端部に位置している。炉心支持板8が、炉心3の下端部に位置して炉心シュラウド7内に配置され、炉心シュラウド7に設置される。複数のインターナルポンプ13が原子炉圧力容器2の底部に取り付けられ、各インターナルポンプ13のインペラが炉心シュラウド7と原子炉圧力容器2の間に形成される環状のダウンカマ14内に配置される。複数の燃料支持金具9が炉心支持板8に設置されている。複数の制御棒案内管15が炉心支持板8の下方で原子炉圧力容器2内に配置される。横断面が十字形をした制御棒5が各制御棒案内管15内にそれぞれ配置され、制御棒5は原子炉圧力容器2の底部に取り付けられた制御棒駆動機構ハウジング(図示せず)内に設置された制御棒駆動機構16に連結されている。
複数(例えば、872体)の燃料集合体4が炉心3に装荷されている。初装荷炉心である炉心3に装荷された全ての燃料集合体の燃焼度は、炉心3を有する沸騰水型原子炉の運転開始前において、0GWd/tである。872体の燃料集合体4が装荷される炉心3を有する沸騰水型原子炉1では、205本の制御棒5が用いられる。
炉心3に装荷される燃料集合体4を、図3を用いて説明する。燃料集合体4は、複数の燃料棒20、上部タイプレート23、下部タイプレート24及びチャンネルボックス22を有する。核分裂性物質(ウラン235)を含む核燃料物質を用いて製造した円筒形状の多数の燃料ペレットが、燃料棒20内に充填されている。各燃料棒20の下端部が下部タイプレート24によって支持され、核燃料棒20の上端部がハンドル23aを設けている上部タイプレート23によって保持される。各燃料棒20が、正方格子状に配置され(図4参照)、燃料棒相互間に所定の間隔が保持されるように複数の燃料スペーサ25で束ねられている。複数の燃料スペーサ25は、燃料集合体4の軸方向に配置される。部分長燃料棒20Aが、図4に示すように、燃料棒20の配列の最外層に隣接する内側の層に配置される。燃料集合体4の横断面の中央部に2本の水ロッド21が隣接して配置され、各燃料棒20がこれらの水ロッド21の周囲を取り囲んでいる(図4参照)。水ロッド21も、下端部が下部タイプレート24で支持され、上端部が上部タイプレートで保持される。複数の燃料スペーサ25によって束ねられた複数の燃料棒20及び水ロッド21は、上端部が上部タイプレート23に取り付けられて下部タイプレート24に向かって伸びるチャンネルボックス22内に配置される。燃料集合体4内の一部の燃料棒20は、燃料ペレットに可燃性毒物を含んでいる。炉心3内には、中性子検出器が配置されている。
4体の燃料集合体4の上端部が、図5に示すように、上部格子板27に形成されるそれぞれの升目内に挿入された状態で、各燃料集合体4のチャンネルボックス22の上端に取り付けられたチャンネルファスナ26によって上部格子板27に押し付けられて保持される。これら4体の燃料集合体4は、1本の制御棒5に隣接して配置され、この制御棒5を取り囲んでいる。1本の制御棒5、及びこの制御棒に隣接して配置された4体の燃料集合体4により1つのセルが形成される。炉心3は複数のセルを含んでいる。
燃料集合体4は核分裂性物質の装荷割合に応じて種類があり、核分裂性ウラン235を燃料集合体平均3.8wt%持つ高濃縮燃料と2.5wt%の中濃縮燃料Aと1.8wt%の中濃縮燃料Bと天然ウラン(0.71wt%)のみを用いた低濃縮燃料の4種類の燃料から初装荷炉心が構成される。これらの燃料は図1のように炉心に装荷される。炉心中で低濃縮燃料が4体集められた位置の中央は、運転中に制御棒が操作される領域であり、この制御棒を用いて原子炉の出力を調整する。
本実施例における炉心最外層領域、炉心外周領域、炉心内部領域を図10に1/4炉心の水平方向断面として示す。炉心外周領域の燃料集合体数は41である。図1に示す初装荷炉心の炉心外周領域における中濃縮燃料Aは22体、中濃縮燃料Bは2体、低濃縮燃料は17体であり、炉心外周領域の中濃縮燃料の割合は約59%である。
本実施例では、増倍率の大きな中濃縮燃料を炉心外周部に装荷することにより、炉心運転初期の出力を外周部で高めることで出力分布を平坦化するとともに、運転初期では炉心外周部で出力ピークを持つことで、運転末期では炉心中央部で出力ピークとなるため、炉心の運転期間を増大し経済性を向上できる。
このように、本実施例では、核分裂性物質の含有量が3.0wt%以上の高濃縮燃料、同1.5wt%以上3.0wt%未満の中濃縮燃料、同1.5wt%未満の低濃縮燃料を含む少なくとも3種類の燃料を備えた沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、炉心の最外周にあって他の燃料と接しない水平方向の面を持つ燃料が占める領域を最外周領域とし、炉心外接円半径の80%よりも外側かつ最外周領域を除く領域を外周領域、それ以外を内部領域とするとき、外周領域に装荷される燃料の50%以上は中濃縮燃料とする。
燃料3種類以上で構成した初装荷炉心において、中濃縮燃料は一般的に可燃性毒物含有量が少ないために中性子無限増倍率が最大となる。そこで、中性子の漏れが大きくなる炉心最外周を避け、炉心外周部に装荷することによって外周部の出力を増大できる。この結果、炉心の出力を平坦化して熱的余裕を増大することで、経済性を向上することができる。
本発明の他の実施例である実施例2の原子炉の初装荷炉心を、図11を用いて説明する。本実施例の初装荷炉心である炉心3Aは、実施例1の炉心3において、各濃縮度の燃料集合体を図11に示すように配置した構成を有する。炉心3Aの他の構成は炉心3と同じである。
本実施例における炉心内部領域の低濃縮燃料に隣接する高濃縮燃料数は、隣接数0体の低濃縮燃料が6体、隣接数1体が7体、隣接数2体が11体、隣接数3体が12体、隣接数4体が3体であり、平均すると隣接数は約2.0となる。さらに炉心内部領域において高濃縮燃料に隣接する低濃縮燃料は、隣接数1体の高濃縮燃料が3体、隣接数2体が11体、隣接数3体が10体、隣接数4体が6体、平均すると隣接数は約2.6となる。
本実施例では、運転末期に増倍率が最大となる高濃縮燃料が低濃縮燃料と隣接して配置されるため、低濃縮燃料の燃焼度が増大する。また、運転末期における高濃縮燃料のピーキングが低減され、出力平坦化によって経済性が向上できる。
さらに、本実施例では、核分裂性物質の含有量が3.0wt%以上の高濃縮燃料、同1.5wt%以上3.0wt%未満の中濃縮燃料、同1.5wt%未満の低濃縮燃料を含む少なくとも3種類の燃料を備えた沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、炉心の最外周にあって他の燃料と接しない水平方向の面を持つ燃料が占める領域を最外周領域とし、炉心外接円半径の80%よりも外側かつ最外周領域を除く領域を外周領域、それ以外を内部領域とし、燃料集合体が他の燃料と隣接する4面を隣接面とするとき、内部領域の高濃縮燃料が低濃縮燃料に隣接する隣接面の平均数が1.5以上かつ、低濃縮燃料が高濃縮燃料に隣接する隣接面の平均数が1.5以上とする。
初装荷炉心の経済性を向上するためにはできるだけ濃縮度に対する取出燃焼度の割合を高めて、取替燃料数を低減することが必要である。しかしながら、低濃縮燃料は燃えにくいため、高濃縮燃料を隣接させることで低濃縮燃料側へ中性子を流入させ、強制的に燃焼させられる。また、運転末期に可燃性毒物が燃え尽きた高濃縮燃料における出力の増大を抑えるために、低濃縮燃料を隣接させることで出力分布を平坦化でき、経済性を向上できる。
本発明の他の実施例である実施例3の原子炉の初装荷炉心を、図12を用いて説明する。本実施例の初装荷炉心である炉心3Bは、実施例1の炉心3において、各濃縮度の燃料集合体を図12に示すように配置した構成を有する。炉心3Bの他の構成は炉心3と同じである。
本実施例における炉心外周領域の高濃縮燃料は8体、中濃縮燃料Aは17体、中濃縮燃料Bは15体、低濃縮燃料は1体であり、炉心外周領域の中濃縮燃料の割合は約78%である。
本実施例における炉心内部領域の低濃縮燃料に隣接する高濃縮燃料数は、隣接数0体の低濃縮燃料が7体、隣接数1体が6体、隣接数2体が21体、隣接数3体が10体、隣接数4体が1体であり、平均すると隣接数は約1.8となる。さらに炉心内部領域において高濃縮燃料に隣接する低濃縮燃料は、隣接数1体の高濃縮燃料が12体、隣接数2体が20体、隣接数3体が8体、平均すると隣接数は約1.9となる。
本実施例における炉心内部領域の低濃縮燃料に隣接する高濃縮燃料数は、隣接数0体の低濃縮燃料が7体、隣接数1体が6体、隣接数2体が21体、隣接数3体が10体、隣接数4体が1体であり、平均すると隣接数は約1.8となる。さらに炉心内部領域において高濃縮燃料に隣接する低濃縮燃料は、隣接数1体の高濃縮燃料が12体、隣接数2体が20体、隣接数3体が8体、平均すると隣接数は約1.9となる。
本実施例では、実施例1および2の効果に加え、各燃料種類をほぼ均等に炉心に配置したことにより各燃料出力ミスマッチ効果の低減が促進され、熱的余裕向上により炉心の経済性を向上できる。
本発明の他の実施例である実施例4の原子炉の初装荷炉心を説明する。本実施例の初装荷炉心は実施例3の炉心3Bと同等の構成を有するが、高濃縮燃料の平均濃縮度が3.4wt%であることが異なる。炉心3Bの他の構成は実施例3と同じである。
本実施例では、取替燃料の平均濃縮度3.8wt%よりも濃縮度を低減することにより、初装荷炉心に装荷する核分裂性物質量を低減することができ、結果として初装荷炉心の経済性を向上できる。
1…沸騰水型原子炉、2…原子炉圧力容器、3,3A,3B…炉心、4…燃料集合体、5…制御棒、7…炉心シュラウド、8…炉心支持板、9,9a,9b…燃料支持金具、13…インターナルポンプ、15…制御棒案内管、16…制御棒駆動機構、20…燃料棒、22…チャンネルボックス、27…上部格子板
本発明は、核分裂性物質の含有量が3.0wt%以上の高濃縮燃料、前記含有量が1.5wt%以上3.0wt%未満の中濃縮燃料、前記含有量が1.5wt%未満の低濃縮燃料を含む少なくとも3種類の燃料集合体を備えた沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、炉心の最外周にあって他の燃料集合体と接しない水平方向の面を持つ燃料集合体が占める領域を最外周領域とし、前記最外周領域を囲む炉心外接円の半径の80%よりも外側かつ前記最外周領域を除く領域であって、前記最外周領域を囲む炉心外接円の半径の80%の線上に位置する燃料集合体の横断面積が50%以上外側に位置する燃料集合体を含む領域を外周領域、それ以外を内部領域とするとき、前記外周領域に装荷される燃料の50%以上を中濃縮燃料とし、かつ、燃料集合体が他の燃料集合体と隣接する4面を隣接面とするとき、前記内部領域の高濃縮燃料が低濃縮燃料に隣接する隣接面の平均数が1.5以上かつ、低濃縮燃料が高濃縮燃料に隣接する隣接面の平均数が1.5以上とすることを特徴とする。
背景技術にあるように沸騰水型原子炉の初装荷炉心の経済性向上のために核分裂性物質含有割合(以下、濃縮度と記述)が多種類の燃料を用いることが一般的である。この理由を以下に述べる。ここで、初装荷炉心から運転を開始して複数回燃料交換を繰り返す間を移行炉心とし、移行炉心が燃料交換を繰り返して燃料装荷パターンがほぼ一定となった状態を平衡炉心とする。このとき、平衡炉心が最も経済性が高い。前述の濃縮度多種類の初装荷炉心は、出来るだけ平衡炉心に近づけるために、平衡炉心を模擬することを念頭に置いて燃料を装荷する。各燃料は平衡炉心における燃焼した燃料を模擬するために、複数種類の濃縮度を用いられる。例えば、燃焼した燃料に相当する燃料は濃縮度を低下させることで模擬する。一般に、原子炉の取替燃料は3wt%以上の濃縮度の燃料が用いられるため、3wt%以上の濃縮度を持つ燃料を高濃縮燃料とする。高濃縮燃料の核分裂性物質割合の半分以上、つまり1.5wt%以上の濃縮度を持ち、高濃縮に属しない燃料を中濃縮燃料とし、高濃縮、中濃縮に属しない濃縮度の燃料を低濃縮燃料と定義する。
炉心3に装荷される燃料集合体4を、図3を用いて説明する。燃料集合体4は、複数の燃料棒20、上部タイプレート23、下部タイプレート24及びチャンネルボックス22を有する。核分裂性物質(ウラン235)を含む核燃料物質を用いて製造した円筒形状の多数の燃料ペレットが、燃料棒20内に充填されている。各燃料棒20の下端部が下部タイプレート24によって支持され、各燃料棒20の上端部がハンドル23aを設けている上部タイプレート23によって保持される。各燃料棒20が、正方格子状に配置され(図4参照)、燃料棒相互間に所定の間隔が保持されるように複数の燃料スペーサ25で束ねられている。複数の燃料スペーサ25は、燃料集合体4の軸方向に配置される。部分長燃料棒20Aが、図4に示すように、燃料棒20の配列の最外層に隣接する内側の層に配置される。燃料集合体4の横断面の中央部に2本の水ロッド21が隣接して配置され、各燃料棒20がこれらの水ロッド21の周囲を取り囲んでいる(図4参照)。水ロッド21も、下端部が下部タイプレート24で支持され、上端部が上部タイプレートで保持される。複数の燃料スペーサ25によって束ねられた複数の燃料棒20及び水ロッド21は、上端部が上部タイプレート23に取り付けられて下部タイプレート24に向かって伸びるチャンネルボックス22内に配置される。燃料集合体4内の一部の燃料棒20は、燃料ペレットに可燃性毒物を含んでいる。炉心3内には、中性子検出器が配置されている。
Claims (4)
- 核分裂性物質の含有量が3.0wt%以上の高濃縮燃料、前記含有量が1.5wt%以上3.0wt%未満の中濃縮燃料、前記含有量が1.5wt%未満の低濃縮燃料を含む少なくとも3種類の燃料を備えた沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、
炉心の最外周にあって他の燃料と接しない水平方向の面を持つ燃料が占める領域を最外周領域とし、炉心外接円半径の80%よりも外側かつ最外周領域を除く領域を外周領域、それ以外を内部領域とするとき、前記外周領域に装荷される燃料の50%以上を中濃縮燃料とすることを特徴とする原子炉炉心。 - 核分裂性物質の含有量が3.0wt%以上の高濃縮燃料、前記含有量が1.5wt%以上3.0wt%未満の中濃縮燃料、前記含有量が1.5wt%未満の低濃縮燃料を含む少なくとも3種類の燃料を備えた沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、
炉心の最外周にあって他の燃料と接しない水平方向の面を持つ燃料が占める領域を最外周領域とし、炉心外接円半径の80%よりも外側かつ最外周領域を除く領域を外周領域、それ以外を内部領域とし、燃料集合体が他の燃料と隣接する4面を隣接面とするとき、前記内部領域の高濃縮燃料が低濃縮燃料に隣接する隣接面の平均数が1.5以上かつ、低濃縮燃料が高濃縮燃料に隣接する隣接面の平均数が1.5以上とすることを特徴とする原子炉炉心。 - 請求項1記載の原子炉炉心において、前記内部領域の高濃縮燃料が低濃縮燃料に隣接する隣接面の平均数が1.5以上かつ、低濃縮燃料が高濃縮燃料に隣接する隣接面の平均数が1.5以上とすることを特徴とする原子炉炉心。
- 前記高濃縮燃料の核分裂性物質含有量が取替燃料よりも小さいことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の原子炉炉心。
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