JPWO2015056331A1 - 情報共有システム及びプログラム - Google Patents

Abstract

ゴルフに関する情報を複数のゴルフプレーヤー間で共有するのに適した情報共有システムを提供する。通信ネットワークを介して、複数のゴルフプレーヤーのプレーヤー端末とサーバ装置とが相互に通信可能な情報共有システムであって、前記サーバ装置は、ゴルフスコア表の作成の要求を前記プレーヤー端末から受けると、スコア表ＩＤを生成して前記プレーヤー端末に送信し、前記プレーヤー端末は、取得した前記スコア表ＩＤに基づいてゴルフスコア表を作成するスコア表作成手段を備え、前記サーバ装置は、前記作成されたゴルフスコア表を他のゴルフプレーヤーに共有させるための共有の要求を一のプレーヤー端末から受けると、共有パスワードを生成して前記一のプレーヤー端末に送信するとともに、他のプレーヤー端末からの当該共有パスワードの認証要求を受けると、当該共有パスワードに基づいてスコア表ＩＤを再生成し、当該再生成されたスコア表ＩＤを前記プレーヤー端末に送信し、前記プレーヤー端末は、取得した前記再生成されたスコア表ＩＤに基づいて複数のゴルフプレーヤーが共有することができるゴルフスコア表を再度作成することを特徴とする情報共有システム。

Description

この発明はゴルフに関する情報を複数のプレーヤー間で共有するのに適した情報共有システム及びプログラムに関する。

情報通信技術を利用して、ゴルフ場、ボールの飛距離、グリーンまでの残距離等の情報をゴルフプレーヤーに提供するサービスが従来から種々提案されている。

特許文献１には、プレーヤーの位置情報を用いて、ゴルフ場内の詳細な地図情報（ティーグラウンド、フェアウェイ、バンカー、池、ラフ、ＯＢ、グリーン、ピン、樹木、建物等の位置、形状、起伏等を含む地図情報）、ゴルフ場の気象に関する情報（気温、湿度、風向、風速、雷の発生予報等の情報）、各ゴルフコースに関する情報（打ち下ろしコースであるとか、ドライバーの狙い目地点、グリーンの芝目、傾斜等の各種情報）、ピンまでの距離に一番近い距離を飛ばすことが可能なゴルフクラブを抽出した情報等をプレーヤーの携帯電話に通知する発明が提案されている。

これらの情報のうち、ゴルフ場内の詳細な地図情報、ゴルフ場の気象に関する情報、各ゴルフコースに関する情報は、システム管理者側でサーバ装置に登録、更新されるものであり、ピンまでの距離を飛ばすのに最適なゴルフクラブが抽出された情報は、プレーヤーの位置情報とピンの位置情報とによってシステム管理者側のサーバ装置で算出される情報である。

特開２０００−２２５２２６号公報

しかし、プレーヤーによっては、システム管理者側から上記のような情報の提供を受けてプレーするだけでなく、提供を受けた情報を評価し、その評価した情報を複数のプレーヤーと共有することを望む者もいる。また、複数のプレーヤーのゴルフスコアを共有して、より楽しくゴルフをプレーできることがプレーヤーにとっては好ましい。

そこで、この発明は、ゴルフに関する情報を複数のゴルフプレーヤー間で共有するのに適した情報共有システム及びプログラムを提供することを目的とする。

上記課題を解決するため、以下の発明を提案する。

請求項１の発明は、
通信ネットワークを介して、複数のゴルフプレーヤーのプレーヤー端末とサーバ装置とが相互に通信可能な情報共有システムであって、
前記サーバ装置は、ゴルフスコア表の作成の要求を前記プレーヤー端末から受け、当該ゴルフスコア表を前記プレーヤー端末に作成させるための親ＩＤと前記プレーヤー端末を識別する子ＩＤを含むスコア表ＩＤを生成し、当該スコア表ＩＤを前記プレーヤー端末に送信するスコア表ＩＤ生成手段を備え、
前記プレーヤー端末は、前記スコア表ＩＤを取得し、当該スコア表ＩＤと予め記憶されているゴルフ場に関する情報からゴルフスコア表を作成するスコア表作成手段を備え、
前記サーバ装置は、前記作成されたゴルフスコア表を他のゴルフプレーヤーに共有させるための共有の要求を一のプレーヤー端末から受け、前記ゴルフスコア表を前記他のゴルフプレーヤーに共有させるための前記親ＩＤが関連付けられた共有パスワードを生成し、当該共有パスワードを前記一のプレーヤー端末に送信する共有パスワード生成手段と、
前記共有パスワードを前記一のプレーヤー端末から取得した他のプレーヤー端末からの当該共有パスワードの認証要求を受け、当該共有パスワードに関連付けられている前記親ＩＤと同一の親ＩＤを、前記サーバ装置が備える記憶手段に予め記憶されている複数のスコア表ＩＤに関連付けられている親ＩＤの中から照合する共有パスワード認証手段を備え、
前記スコア表ＩＤ生成手段は、前記照合された親ＩＤと前記一のプレーヤー端末及び前記他のプレーヤー端末を識別する子ＩＤを含むスコア表ＩＤを再生成し、当該再生成されたスコア表ＩＤを前記プレーヤー端末に送信し、
前記スコア表作成手段は、前記再生成されたスコア表ＩＤと前記ゴルフ場に関する情報から複数のゴルフプレーヤーが共有するゴルフスコア表を作成する
ことを特徴とする情報共有システムである。

請求項２の発明は、
前記サーバ装置は、前記ゴルフプレーヤーの前記ゴルフスコア表の閲覧を希望する一又は複数の閲覧者に閲覧させるための公開の要求を前記一のプレーヤー端末から受け、前記一又は複数の閲覧者がそれぞれの閲覧者端末と前記通信ネットワークを介して前記ゴルフスコア表を閲覧できる前記ゴルフスコア表の公開先情報を生成し、前記一のプレーヤー端末に送信するスコア公開先情報生成手段をさらに備え、
前記ゴルフスコア表の公開先情報を取得した前記一のプレーヤー端末は、前記取得したゴルフスコア表の公開先情報を前記一又は複数の閲覧者の閲覧者端末に送信する送信手段を備えている
ことを特徴とする請求項１記載の情報共有システムである。

請求項３の発明は、
前記プレーヤー端末は、衛星通信回線を介してＧＰＳ衛星と相互に通信可能となっていると共に、
前記ＧＰＳ通信との衛星通信により、前記プレーヤー端末の現在位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、
前記サーバ装置は、前記プレーヤー端末が取得した少なくとも二つの位置情報を取得し、当該複数の位置情報から、前記ゴルフプレーヤーのゴルフボールの飛距離を、前記プレーヤー端末の移動距離として算出する飛距離算出手段と、
前記一のプレーヤー端末から送信されたグリーンの目標座標に対応する当該一のプレーヤー端末の位置情報と、前記他のプレーヤー端末から送信された当該他のプレーヤー端末の位置情報から、前記他のゴルフプレーヤーのゴルフボールの現在位置からグリーンまでの残距離を、前記他のプレーヤー端末の現在位置から前記グリーンの目標座標までの距離として算出する残距離算出手段と、
前記グリーンの目標座標に対して前記他のゴルフプレーヤーが評価した評価情報を取得して、当該評価情報を集計する評価情報集計手段とをさらに備え、
集計された前記評価情報を前記他のプレーヤー端末に送信する
ことを特徴とする請求項１又は２記載の情報共有システムである。

請求項４の発明は、
前記プレーヤー端末は、
前記プレーヤー端末のＸ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の傾きを検知する傾き検知手段と、
前記傾き検知手段が所定の傾きを検知し、前記プレーヤー端末が備える情報表示手段に縦向きに表示される一の機能と横向きに表示される一の機能又は横向きに表示される他の機能と縦向きに表示される他の機能を相互に切替え可能な機能表示切替手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項３記載の情報共有システムである。

請求項５の発明は、
請求項１乃至４何れか一項に記載の情報共有システムにおける各手段としての機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

この発明によれば、ゴルフに関する情報を複数のゴルフプレーヤー間で共有するのに適した情報共有システム及びプログラムを提供することができる。

本発明の情報共有システムの構成の一例を表す概念図である。 （ａ）はプレーヤー端末の構成を、（ｂ）はスコア表ＩＤの一例を表す図である。 （ａ）はサーバ装置の構成を、（ｂ）は閲覧者端末の構成を表す図である。 本発明の情報共有システムを利用して、グリーンの目標座標を複数のゴルフプレーヤー間で共有するシステムのフローチャートを表す図である。 本発明の情報共有システムのメニュー画面の一例を表す図である。 図５図示のメニュー画面から、一のゴルフプレーヤーがグリーンの目標座標を設定するために利用するゴルフ場を選択する工程の一例を表す図である。 図６図示のゴルフ場を選択する工程の続きを表し、（ａ）ゴルフ場一覧の一例を表す図、（ｂ）選択されたゴルフ場のコース名一覧の一例を表す図である。 （ａ）グリーンの目標座標を設定する一のプレーヤー端末の画面の一例を表す図である。（ｂ）選択したグリーンの目標座標の測定画面の一例を表す図である。 （ａ）選択されたグリーンの目標座標における一のプレーヤー端末の現在位置を測定している状態の画面の一例を表す図である。（ｂ）一のプレーヤー端末の現在位置の測定が終了し、さらに測定した現在位置の位置補正を行っている状態の画面の一例を表す図である。 他のプレーヤー端末の表示装置に表示される（ａ）ゴルフ場一覧の一例を表す図、（ｂ）ラウンド条件選択画面の一例を表す図である。 （ａ）選択されたグリーンの目標座標における一のプレーヤー端末の位置情報を利用して、ゴルフボールの飛距離及びグリーンの目標座標までの残距離の測定を行う他のプレーヤー端末の画面の一例を表す図である。（ｂ）他のプレーヤー端末の現在位置を測定している状態の画面の一例を表す図である。（ｃ）現在位置の測定が終了し、さらに測定した現在位置の位置補正を行っている状態の画面の一例を表す図である。 ゴルフボールの飛距離及びグリーンの目標座標までの残距離の算出を説明するための概念図である。 選択されたグリーンの目標座標における一のプレーヤー端末の位置情報の評価を行う他のプレーヤー端末の画面の一例を表す図であって、（ａ）ゴルフ場一覧の一例を表す図、（ｂ）評価を行うゴルフ場のコースを選択する画面の一例を表す図、（ｃ）評価を行う画面の一例を表す図である。 本発明の情報共有システムを利用して、複数のゴルフプレーヤーのゴルフスコアを当該ゴルフプレーヤー及び複数の閲覧者との間で共有するシステムのフローチャートを表す図である。 図５図示のメニュー画面から、一のゴルフプレーヤーがゴルフコースのラウンドを設定するために利用するゴルフ場を選択する工程の一例を表す図である。 図１５図示のゴルフ場を選択する工程の続きを表し、（ａ）ゴルフ場一覧の一例を表す図、（ｂ）ラウンド条件選択画面の一例を表す図である。 図１６図示の状態からゴルフスコア表を作成する工程の一例を表す図であり、（ａ）ゴルフスコア表の選択画面の一例を表す図、（ｂ）共有パスワード及び集計スコア公開用ＵＲＬの発行画面の一例を表す図、（ｃ）スコア公開用ＵＲＬが通知された閲覧者端末の画面の一例を表す図、（ｄ）共有パスワードが通知された他のプレーヤー端末の画面の一例を表す図、（ｅ）スコア表ＩＤを取得し、ゴルフスコア表の作成が完了した画面の一例を表す図である。 （ａ）ゴルフスコア表一覧画面の一例、（ｂ）一のゴルフプレーヤーのゴルフスコア表の一例、（ｃ）複数のゴルフプレーヤーが共有するゴルフスコア表の一例を表す図である。 （ａ）複数のゴルフプレーヤーのゴルフスコアが未入力の状態のゴルフスコア表の一例、（ｂ）ゴルフスコアを入力する画面の一例を表す図である。 プレーヤー端末の画面の向きに応じて機能表示が切り替わる状態を説明する概念図である。

以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図１は本発明の情報共有システムの構成の一例を表す概念図である。

本発明の情報共有システム１００は、複数のゴルフプレーヤー２００ａ、２００ｂ、２００ｃ、・・・（以下、「ゴルフプレーヤー２００」ということがある）がそれぞれ有するプレーヤー端末３００ａ、３００ｂ、３００ｃ、・・・（以下、「プレーヤー端末３００」ということがある）と、サーバ装置４００と、ゴルフプレーヤー２００のゴルフスコアを閲覧する複数の閲覧者５００ａ、５００ｂ、・・・（以下、「閲覧者５００」ということがある）がそれぞれ有する閲覧者端末６００ａ、６００ｂ、・・・（以下、「閲覧者端末６００」ということがある）とを備えている。

プレーヤー端末３００とサーバ装置４００と閲覧者端末６００とは、インターネット通信網などの通信ネットワーク７００を介して相互に通信可能に接続されている。

また、プレーヤー端末３００は、衛星通信回線８００を介してＧＰＳ衛星９００と相互に通信可能となっており、プレーヤー端末３００の位置情報をＧＰＳ衛星９００から取得できる構成となっている。

図２（ａ）はプレーヤー端末３００の構成を、図２（ｂ）はプレーヤー端末３００からの要求を受け、サーバ装置４００から送信されるスコア表ＩＤの一例を表す図である。

プレーヤー端末３００は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などの携帯可能な情報通信機器であり、サーバ装置４００、閲覧者端末６００、ＧＰＳ衛星９００との間で情報通信を行う情報送受信部３０１を備えている。

プレーヤー端末３００は、内部ストレージなど情報の記憶を行う記憶装置３０３、キーボード、タッチパネルなど情報の入力を行う入力装置３０５、液晶パネルなど情報の表示を行う表示装置３０６を備えている。

記憶装置３０３には、プレーヤー端末３００からの要求を受け、サーバ装置４００から送信される本発明の情報共有システム１００に係るアプリケーションプログラム４０５が記憶される。

アプリケーションプログラム４０５が実行されると、プレーヤー端末３００からの要求を受け、サーバ装置４００から送信されるゴルフ場に関する情報を記憶するためのゴルフ場データベース３０４が記憶装置３０３内に作成される。

ゴルフ場データベース３０４は、ゴルフ場の名称が記憶されるゴルフ場名テーブル３０４ａ、ゴルフ場で利用できるゴルフコースの名称が記憶されるコース名テーブル３０４ｂ、コースのホール数が記憶されるホール数テーブル３０４ｃ、ホールの番号が記憶されるホール番号テーブル３０４ｄ、ホールのパー数が記憶されるパー数テーブル３０４ｅを備える。

また、ゴルフ場データベース３０４は、プレーヤー端末３００からの要求を受け、サーバ装置４００から送信されるゴルフボールの現在位置からグリーンまでの残距離を算出するのに必要なグリーンの目標座標を含むコースデータを記憶するコースデータテーブルを備えており、本システムを用いてサービスを提供するサービス提供者によって登録された前記コースデータを記憶するサービス提供者用コースデータテーブル３０４ｆと、ゴルフプレーヤー２００によって登録された前記コースデータを記憶するプレーヤー用コースデータテーブル３０４ｇに分かれている。前記コースデータに含まれる前記グリーンの目標座標は、後述するサーバ装置４００のホール番号テーブル４０４ｄに記憶されているホール番号に関連付けられている。

ゴルフ場データベース３０４は、プレーヤー端末３００からの要求を受け、サーバ装置４００から送信されるゴルフプレーヤー２００の集計されたゴルフスコアを記憶するスコアテーブル３０４ｈを備える。

プレーヤー端末３００は、その位置情報をＧＰＳ衛星９００から取得するＧＰＳ受信機である位置情報取得部３０７を備える。

プレーヤー端末３００は、プレーヤー端末３００からの要求を受け、サーバ装置４００から送信されるスコア表ＩＤと、ゴルフ場データベース３０４の各テーブルから取得する各種データとを用いて所定のフォームのゴルフスコア表を作成するスコア表作成部３０８を備える。

スコア表ＩＤの一例を図２（ｂ）に示す。スコア表ＩＤは親ＩＤと子ＩＤの組み合わせで構成される。親ＩＤは、ゴルフ場ＩＤと、ゴルフスコア表の作成をサーバ装置４００に要求した日時と、スコア表ＩＤを作成する順番を表す番号の組み合わせで構成される。子ＩＤは、ゴルフスコア表の作成を要求した一のプレーヤー端末なのか、作成されたゴルフスコア表を共有する他のプレーヤー端末なのかを識別するコードとして親ＩＤに付帯している。

プレーヤー端末３００は、プレーヤー端末３００の位置情報から、ゴルフボールの飛距離を算出する飛距離算出部３０９を備える。ゴルフボールの飛距離は、ゴルフボールの位置に対応するプレーヤー端末３００の二地点の位置座標が利用されて算出される。

プレーヤー端末３００は、プレーヤー端末３００の位置情報と、プレーヤー端末３００からの要求を受け、サーバ装置４００から送信される前記グリーンの目標座標から、ゴルフボールのグリーンまでの残距離を算出する残距離算出部３１０を備える。ゴルフボールの残距離は、ゴルフボールの位置に対応するプレーヤー端末３００の位置座標と、前記グリーンの目標座標が利用されて算出される。

なお、グリーンまでの残距離を算出する際、サービス提供者用コースデータテーブル３０４ｆ又はプレーヤー用コースデータテーブル３０４ｇいずれかに記憶されているグリーンの目標座標が利用される。

プレーヤー端末３００は、表示装置３０６に縦向きに表示される一の機能表示画面と横向きに表示される一の機能表示画面又は横向きに表示される他の機能表示画面と縦向きに表示される他の機能表示画面を相互に切替え可能な機能表示切替部３１１を備えている。

機能表示切替部３１１は、プレーヤー端末３００が備える加速度センサー３１２が検知したプレーヤー端末３００の傾きを取得し、所定の傾きを取得した場合に、表示装置３０６に縦向きに表示されるメニュー画面と横向きに表示されるスコア表一覧画面又は横向きに表示されるスコア表表示画面と縦向きに表示されるゴルフボールの飛距離及びグリーンの目標座標までの残距離の測定を行う画面を相互に切替える処理を行う。

これら各装置、機能部がＣＰＵ、メインメモリなどを含む制御手段３０２によって制御される。

図３（ａ）はサーバ装置の構成を、図３（ｂ）は閲覧者端末の構成を表す図である。

サーバ装置４００は、プレーヤー端末３００、閲覧者端末６００との間で情報通信を行う情報送受信部４０１を備えている。

サーバ装置４００が備える記憶装置４０３には、プレーヤー端末３００からの要求を受け、プレーヤー端末に送信する本発明の情報共有システム１００に係るアプリケーションプログラム４０５が記憶されている。

記憶装置４０３は、プレーヤー端末３００からの要求を受け、プレーヤー端末に送信するゴルフ場に関する情報が記憶されているゴルフ場データベース４０４を備える。

ゴルフ場データベース４０４は、ゴルフ場の名称が記憶されているゴルフ場名テーブル４０４ａ、ゴルフ場で利用できるゴルフコースの名称が記憶されているコース名テーブル４０４ｂ、コースのホール数が記憶されているホール数テーブル４０４ｃ、ホールの番号が記憶されているホール番号テーブル４０４ｄ、ホールのパー数が記憶されているパー数テーブル４０４ｅを備える。

また、ゴルフ場データベース４０４は、プレーヤー端末３００からの要求を受け、プレーヤー端末３００に送信するゴルフボールの現在位置からグリーンまでの残距離を算出するのに必要なグリーンの目標座標を含むコースデータが記憶されているコースデータテーブルを備えており、本システムを用いてサービスを提供するサービス提供者によって登録された前記コースデータが記憶されているサービス提供者用コースデータテーブル４０４ｆと、ゴルフプレーヤー２００によって登録された前記コースデータが記憶されているプレーヤー用コースデータテーブル４０４ｇに分かれている。前記コースデータに含まれる前記グリーンの目標座標は、ホール番号テーブル４０４ｄに記憶されているホール番号に関連付けられて記憶される。

ゴルフ場データベース４０４は、プレーヤー端末３００から送信されるゴルフプレーヤー２００のゴルフスコアを記憶するスコアテーブル４０４ｈを備える。

サーバ装置４００は、プレーヤー端末３００から利用するゴルフ場を検索する要求を受け、検索の要求に対応するゴルフ場を抽出するゴルフ場抽出部４０６を備える。

サーバ装置４００は、プレーヤー端末３００からゴルフスコア表を作成する要求を受け、要求したゴルフプレーヤー２００のスコア表ＩＤを生成するスコア表ＩＤ生成部４０７を備える。

スコア表ＩＤ生成部４０７は、上述した親ＩＤと、ゴルフスコア表の作成を要求したプレーヤー端末を識別するための識別コードである子ＩＤを生成し、これらを組み合わせたスコア表ＩＤを生成する。

生成されたスコア表ＩＤはプレーヤー端末３００に送信されると共に、ゴルフ場データベース４０４の各テーブルにそれぞれ記憶されている各データに関連付けられて記憶される。

サーバ装置４００は、ゴルフスコア表の作成を要求した一のプレーヤー端末から、スコア表作成部３０８が作成した前記ゴルフスコア表を他のゴルフプレーヤーに共有させる要求を受け、前記他のゴルフプレーヤーのプレーヤー端末に送信する共有パスワードを生成する共有パスワード生成部４０８を備える。

共有パスワード生成部４０８が生成する共有パスワードは、スコア表作成部３０８が作成した前記ゴルフスコア表を前記他のゴルフプレーヤーに共有させるためのものである。そのため、この共有パスワードには、スコア表ＩＤ生成部４０７が作成した親ＩＤが関連付けられている。

サーバ装置４００は、他のプレーヤー端末から共有パスワードの認証要求を受け、当該共有パスワードの認証を行う共有パスワード認証部４０９を備える。

共有パスワード認証部４０９は、他のプレーヤー端末から受信した共有パスワードに関連付けられている前記親ＩＤと同一の親ＩＤを、ゴルフ場データベース４０４の各テーブルに記憶されているスコア表ＩＤに関連付けられている親ＩＤの中から照合する処理を行う。

同一の親ＩＤが照合された場合、スコア表ＩＤ生成部４０７は、作成されたゴルフスコア表を利用する他のプレーヤー端末を識別するための識別コードである子ＩＤを生成し、これと照合された親ＩＤとを組み合わせた他のプレーヤー端末のスコア表ＩＤを生成する。

生成された他のプレーヤー端末のスコア表ＩＤは他のプレーヤー端末に送信されると共に、ゴルフ場データベース４０４の各テーブルにそれぞれ記憶されている各データに関連付けられて記憶される。

サーバ装置４００は、ゴルフプレーヤー２００のゴルフスコア表の閲覧を希望する一又は複数の閲覧者５００に閲覧させるための公開の要求を前記一のプレーヤー端末から受け、前記一又は複数の閲覧者５００がそれぞれの閲覧者端末６００と通信ネットワーク７００を介して前記ゴルフスコア表を閲覧できる前記ゴルフスコア表の公開先情報を生成し、前記一のプレーヤー端末に送信するスコア公開先情報生成部４１０を備える。

スコア公開先情報は、例えばＨＴＭＬデータで構成される公開用ＵＲＬとすることができる。生成された前記ゴルフスコア表の公開先情報は、前記一のプレーヤー端末に送信され、情報送受信部３０１によって、前記一又は複数の閲覧者５００の閲覧者端末６００に送信される。

サーバ装置４００は、プレーヤー端末３００から送信され、スコアテーブル４０４ｈに記憶されたゴルフスコアを集計するスコア集計部４１１を備える。

サーバ装置４００は、プレーヤー端末３００から送信された前記グリーンの目標座標を含むコースデータの評価情報を集計する評価情報集計部４１２を備える。

これら各装置、機能部がＣＰＵ、メインメモリなどを含む制御部４０２によって制御される。

閲覧者端末６００は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などの情報通信機器であり、サーバ装置４００、プレーヤー端末３００との間で情報通信を行う情報送受信部６０１を備えている。

閲覧者端末６００は、キーボード、タッチパネルなど情報の入力を行う入力装置６０４、液晶ディスプレイ、液晶パネルなど情報の表示を行う表示装置６０５、内部ストレージなど情報の記憶を行う記憶装置６０３を備えている。

これら各装置、機能部がＣＰＵ、メインメモリなどを含む制御部６０２によって制御される。

（第一の実施形態）
本発明の情報共有システム１００を使用して、ゴルフボールの現在位置からグリーンまでの残距離を算出するのに必要なグリーンの目標座標を含むコースデータを、ゴルフプレーヤー間で共有する形態の一例を図４乃至図１３を参照して説明する。

図４は、グリーンの目標座標を含むコースデータを、ゴルフプレーヤー間で共有する形態のフローチャートを表す図である。

ゴルフプレーヤー２００は、プレーヤー端末３００を使用してサーバ装置４００にアクセスし、本発明の情報共有システム１００に係るアプリケーションプログラム４０５をダウンロードする指示を要求する。

サーバ装置４００は、前記要求を受け、アプリケーションプログラム４０５をプレーヤー端末３００に送信する処理を行う。

アプリケーションプログラム４０５を取得したプレーヤー端末３００で、当該アプリケーションプラグラム４０５を起動する処理が行われる。

アプリケーションプログラム４０５が起動すると、表示装置３０６には図５図示のメニュー選択画面１０００が表示される。

前記コースデータをゴルフプレーヤー間で共有するためには、一のゴルフプレーヤー２００ａが予め前記コースデータを設定する必要がある。そのため、ゴルフプレーヤー２００ａは、メニュー選択画面１０００の中からコースデータ作成指示部１０００ｄを選択する。

コースデータ作成指示部１０００ｄを選択後、表示装置３０６には、図６図示の前記コースデータの設定、編集、評価の入力を促すコースデータ作成・評価選択画面１００１が表示される。

コースデータ作成・評価選択画面１００１には、グリーンの目標座標を設定するための新規コースデータ作成指示部１００１ａ、設定されたグリーンの目標座標を他のゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・が評価するコースデータ評価指示部１００１ｂが含まれる。

一のゴルフプレーヤー２００ａが新規コースデータ作成指示部１００１ａを選択すると、表示装置３０６には、図６図示のグリーンの目標座標を設定するために利用するゴルフ場の検索を促すゴルフ場検索画面１００２が表示される。

ゴルフプレーヤー２００ａは、ゴルフ場検索画面１００２に表示されている自動検索指示部１００２ａ、手動検索指示部１００２ｂ、履歴検索指示部１００２ｃのうちの一の指示部を選択する。

自動検索指示部１００２ａが選択された場合、プレーヤー端末３００ａの位置情報取得部３０７は、ＧＰＳ衛星９００との衛星通信によりプレーヤー端末３００ａの位置情報を取得する。その際、表示装置３０６には、図６図示の位置情報取得の実行画面が表示される。取得した位置情報は、自動検索指示部１００２ａを選択してゴルフ場を検索する指示情報と共にサーバ装置４００に送信される（図４、Ｓ１０１）。

サーバ装置４００のゴルフ場抽出部４０６は、前記位置情報及び前記指示情報を取得し（Ｓ１０２）、ゴルフ場データベース４０４のゴルフ場名テーブル４０４ａ、コース名テーブル４０４ｂ、ホール数テーブル４０４ｃ、ホール番号テーブル４０４ｄから前記位置情報に近いゴルフ場のデータを例えば１０個程抽出し、当該抽出したゴルフ場データをプレーヤー端末３００ａに送信する（Ｓ１０３）。

プレーヤー端末３００ａの表示装置３０６には、図７（ａ）図示のゴルフ場リスト画面１００５が表示される（Ｓ１０４）。

手動検索指示部１００２ｂが選択された場合、表示装置３０６には、図６図示の国名の選択を促す国名選択画面１００３が表示される。

ゴルフプレーヤー２００ａは、国名選択画面１００３に表示されている複数の国名１００３ａのうち、ゴルフ場を検索したい国名１００３ａを選択する。本実施形態では国名１００３ａを「日本」として選択している。

国名１００３ａが選択されると、表示装置３０６には、図６図示の地域の選択を促す地域名選択画面１００４が表示される。

ゴルフプレーヤー２００ａは、地域名選択画面１００４に表示されている複数の地域名１００４ａのうち、さらにゴルフ場を検索したい地域名１００４ａを選択する。本実施形態では地域名１００４ａを「北海道」として選択している。

地域名１００４ａが選択されると、前記選択された国名１００３ａ及び地域名１００４ａの検索条件情報が、手動検索指示部１００２ｂを選択してゴルフ場を検索する指示情報と共にサーバ装置４００に送信される（Ｓ１０１）。

サーバ装置４００のゴルフ場抽出部４０６は、前記検索条件情報及び前記指示情報を取得し（Ｓ１０２）、ゴルフ場名テーブル４０４ａ、コース名テーブル４０４ｂ、ホール数テーブル４０４ｃ、ホール番号テーブル４０４ｄから前記検索条件情報に該当するゴルフ場のデータを例えば１０個程抽出し、当該抽出したゴルフ場データをプレーヤー端末３００ａに送信する（Ｓ１０３）。

プレーヤー端末３００ａの表示装置３０６には、図７（ａ）図示のゴルフ場リスト画面１００５が表示される（Ｓ１０４）。

履歴検索指示部１００２ｃが選択された場合、当該履歴検索指示部１００２ｃを選択してゴルフ場を検索する指示情報がサーバ装置４００に送信される（Ｓ１０１）。

サーバ装置４００のゴルフ場抽出部４０６は、前記指示情報を取得し（Ｓ１０２）、スコアテーブル４０４ｈに記憶されている、ゴルフプレーヤー２００ａが過去に利用したゴルフ場におけるゴルフスコアを参照して、当該過去に利用したゴルフ場のデータを例えば１０個程抽出し、当該抽出したゴルフ場データをプレーヤー端末３００ａに送信する（Ｓ１０３）。

プレーヤー端末３００ａの表示装置３０６には、図７（ａ）図示のゴルフ場リスト画面１００５が表示される（Ｓ１０４）。

図７（ａ）に図示されているゴルフ場リスト画面１００５のゴルフ場データ１００５ａには、ゴルフ場データベース４０４の各テーブルに記憶されているゴルフ場名、コース名、ホール数、ホール番号、ホールのパー数等のデータが含まれており、また、サービス提供者によって登録されたサービス提供者のゴルフ場データ１００５ｂと、ゴルフプレーヤー２００によって登録されたプレーヤーのゴルフ場データ１００５ｃに分かれている。

サービス提供者のゴルフ場データ１００５ｂには、サービス提供者によって登録された前記ゴルフ場名、コース名、ホール数、ホール番号、ホールのパー数等のゴルフ場のデータ及びサービス提供者によって登録されたゴルフボールの現在位置からグリーンまでの残距離を算出するのに必要なグリーンの目標座標を含むコースデータが含まれている。

プレーヤーのゴルフ場データ１００５ｃには、前記サービス提供者によって登録されたゴルフ場名、コース名、ホール数、ホール番号、ホールのパー数等のゴルフ場のデータ及びゴルフプレーヤー２００によって登録されたゴルフボールの現在位置からグリーンまでの残距離を算出するのに必要なグリーンの目標座標を含むコースデータ、並びにサービス提供者及びゴルフプレーヤー２００によって登録された前記グリーンの目標座標に対する複数のゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・の評価の情報が含まれている。

ゴルフプレーヤー２００ａは、ゴルフ場リスト画面１００５に表示されている複数のゴルフ場データ１００５ａから利用したいゴルフ場データ１００５ａを選択する。

ゴルフ場データ１００５ａを選択すると、表示装置３０６には、図７（ｂ）図示の選択したゴルフ場データ１００５ａに含まれるゴルフコースの中から、前記グリーンの目標座標を設定するのに利用するゴルフコースのホールの選択を促すホールリスト画面１００６が表示される。

ゴルフプレーヤー２００ａは、ホールリスト画面１００６に含まれている複数のホールデータ１００６ａから利用したいホールデータ１００６ａを選択する（Ｓ１０５）。

ホールデータ１００６ａを選択すると、表示装置３０６には、図８（ａ）図示のグリーンの目標座標の選択を促す目標座標設定画面１００７が表示される。

ゴルフプレーヤー２００ａは、目標座標設定画面１００７に表示されているグリーン表示部１００８、１００９、１０１０、１０１１の中から一のグリーン表示部を選択する。その際、ゴルフプレーヤー２００ａは、ホールの外観図等に表示されているグリーンの位置を参照して、グリーンアイコン１００８ａ〜１０１１ａの中から一のグリーンアイコンを選択する（Ｓ１０６）。

例えば、グリーンの位置がホールの外観図上で２ヶ所設定されていて、実際に利用するグリーンが下側に位置している場合であれば、グリーン表示部１０１０の上段に表示されているグリーンアイコン１０１０ａを選択する。

グリーンアイコンを選択後、グリーンアイコンに表示されている目標座標アイコン１００８ｂ~１０１１ｂを参照して、ゴルフボールの現在位置からグリーンまでの残距離の測定に必要な目標座標名を選択する（Ｓ１０７）。

上記グリーン表示部１０１０の上段に表示されているグリーンアイコン１０１０ａを選択した場合、グリーンアイコン１０１０ａ上に表示されている３ヵ所の目標座標アイコン１０１０ｂを参照して、目標座標アイコン１０１０ｂに対応する目標座標名指示部１０１０ｃの中から一の目標座標名、例えば「手前グリーンフロント」を選択する。

なお、目標座標名指示部１００８ｃ〜１０１１ｃに表示されている「作成」とは、これまでにグリーンの目標座標が設定されておらず、新たに設定することができることを意味している。いずれのゴルフプレーヤー２００も新たに設定することができる。

また、目標座標名指示部１００８ｃ〜１０１１ｃに表示されている「編集」とは、これまでに設定されたグリーンの目標座標を再度設定し直す等の編集ができることを意味しており、設定したゴルフプレーヤー２００ａのみが編集を行うことができる。

本実施形態では、グリーンアイコン上にそれぞれ３ヵ所ずつ目標座標アイコンを表示させ、計１８個の目標座標名指示部を設けているが、グリーンアイコンと目標座標アイコンの表示形式を変更することでより詳細で多数の目標座標名指示部をグリーン表示部に表示させることも可能である。

目標座標名指示部を選択後、表示装置３０６には、図８（ｂ）図示の目標座標が設定された目標座標測定画面１０１２が表示される。目標座標測定画面１０１２には、目標座標測定指示部１０１２ａ、選択された目標座標名１０１２ｂ、グリーンアイコン１０１２ｃ、目標座標アイコン１０１２ｄが表示される。

図８（ａ）図示の目標座標名を選択する場合において、例えば、グリーンアイコン１００８ａを選択し、目標座標名指示部１００８ｃ「グリーンセンター」を選択した場合、目標座標測定画面１０１２には、目標座標名１０１２ｂ「グリーンセンター」、グリーンアイコン１０１２ｃ、グリーンアイコン１０１２ｃの中央に目標座標アイコン１０１２ｄが表示される。

ゴルフプレーヤー２００ａは、グリーンアイコン１０１２ｃの中央に表示されている目標座標アイコン１０１２ｄに対応する実際のグリーンの位置まで移動し、そこで目標座標測定指示部１０１２ａを選択する。

目標座標測定指示部１０１２ａが選択されると、表示装置３０６には、図９（ａ）図示の目標座標アイコン１０１２ｄに対応する実際のグリーンの位置におけるプレーヤー端末３００ａの位置情報を取得する現在位置情報測定画面１０１３が表示される（Ｓ１０８）。現在位置情報測定画面１０１３には、プレーヤー端末３００ａの位置の測定状態を表示する位置情報測定表示部１０１３ａと、測定した位置の補正状態を表示する位置補正表示部１０１３ｂが含まれる。

プレーヤー端末３００ａの位置情報取得部３０７は、ＧＰＳ衛星９００との衛星通信により、プレーヤー端末３００ａの位置情報を取得する。

位置情報取得部３０７は、取得したプレーヤー端末３００ａの位置情報を補正する処理を行う。位置情報を補正する場合、位置補正表示部１０１３ｂには、図８（ｂ）図示の前記取得した位置情報を補正している状態が表示される。本実施形態での補正する時間は１０秒としているが、適宜設定することができる。

位置情報取得部３０７は、取得したプレーヤー端末３００ａの位置情報をサーバ装置４００に送信する（Ｓ１０９）。また、上述した選択されたグリーンアイコン１０１２ｃ、目標座標アイコン１０１２ｄ及び目標座標名１０１２ｂもグリーンの目標座標としてプレーヤー端末３００ａからサーバ装置４００に送信される（Ｓ１０９）。

サーバ装置４００で受信した前記グリーンの目標座標は、プレーヤー用コースデータテーブル４０４ｇに記憶される（Ｓ１１０）。その際、ゴルフ場データベース４０４のホール番号テーブル４０４ｄに記憶されている前記選択されたホールデータ１００６ａのホール番号と関連づけられて記憶される。記憶された前記グリーンの目標座標は、プレーヤーのゴルフ場データ１００５ｃとして、他のゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・に利用される。

サーバ装置４００で受信した前記位置情報は、プレーヤー用コースデータテーブル４０４ｇに目標座標測定情報として記憶される（１１０）。その際、ゴルフ場データベース４０４のホール番号テーブル４０４ｄに記憶されている前記選択されたホールデータ１００６ａのホール番号と関連づけられて記憶される。

記憶された目標座標測定情報である、前記目標座標アイコン１０１２ｄの位置に対応する実際のグリーンの位置でのプレーヤー端末３００ａの位置情報は、前記グリーンの目標座標と共にプレーヤーのゴルフ場データ１００５ｃとして、他のゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・に利用される。

また、前記グリーンの目標座標及び前記目標座標測定情報は、サービス提供者が設定してもよい。サービス提供者が設定する場合、図示していないサービス提供者側の端末で行われる。サービス提供者によって設定された前記グリーンの目標座標及び前記目標座標測定情報は、サービス提供者用コースデータテーブル４０４ｆに記憶される。

そして、前記グリーンの目標座標及び前記目標座標測定情報はサービス提供者のゴルフ場データ１００５ｂとして、ゴルフプレーヤー２００に利用される。

他のゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・が、上述したゴルフプレーヤー２００ａによって設定された前記グリーンの目標座標及び前記目標座標測定情報を利用する場合、プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・にダウンロードされているアプリケーションプログラム４０５を起動させ、図６図示のゴルフ場検索画面１００２を表示装置３０６に表示させる。

上述した自動検索指示部１００２ａ、手動検索指示部１００２ｂ、履歴検索指示部１００２ｃの何れかを選択し、表示装置３０６に図１０（ａ）図示のゴルフ場リスト画面１００５を表示させる（Ｓ１１１、Ｓ１１２、Ｓ１１３、Ｓ１１４）。

ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ・・・は、ゴルフ場リスト画面１００５に表示されている複数のゴルフ場データ１００５ａから利用したいゴルフ場データ１００５ａを選択する。

ゴルフ場データ１００５ａが選択されると、プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・の表示装置３０６には、図１０（ｂ）図示のゴルフコースをラウンドする条件の入力を促すラウンド条件選択画面１０１４が表示される。

ラウンド条件選択画面１０１４には、コースの前半にラウンドする条件を選択する第一のラウンド選択部１０１４ａ、コースの後半にラウンドする条件を選択する第二のラウンド選択部１０１４ｂが含まれている。

第一のラウンド選択部１０１４ａ及び第二のラウンド選択部１０１４ｂには、例えばアウトコース又はインコースを選択できるように所定の選択肢が設けられている。

また、ラウンド条件選択画面１０１４には、コースの前半に利用する前記グリーンの目標座標を含むコースデータを選択する第一のコースデータ選択部１０１５ａ、コースの後半に利用する前記グリーンの目標座標を含むコースデータを選択する第二のコースデータ選択部１０１５ｂが含まれている。

第一のコースデータ選択部１０１５ａ及び第二のコースデータ選択部１０１５ｂでは、上述したサービス提供者のゴルフ場データ１００５ｂ又はプレーヤーのゴルフ場データ１００５ｃを選択することができる（Ｓ１１５）。

第一のラウンド選択部１０１４ａ及び第二のラウンド選択部１０１４ｂ、並びに第一のコースデータ選択部１０１５ａ及び第二のコースデータ選択部１０１５ｂでの選択が行われたら、情報登録部１０１６を選択し、情報の登録を終了する。

なお、ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・は、サービス提供者又はゴルフプレーヤー２００が登録した何れかのグリーンの目標座標及び目標座標測定情報を利用することができる。

第一のコースデータ選択部１０１５ａ及び第二のコースデータ選択部１０１５ｂでの選択において、サービス提供者のゴルフ場データ１００５ｂが選択されると、サーバ装置４００のサービス提供者用コースデータテーブル４０４ｆから前記グリーンの目標座標及び前記目標座標測定情報が送信され、プレーヤーのゴルフ場データ１００５ｃが選択されると、サーバ装置４００のプレーヤー用コースデータテーブル４０４ｇから前記グリーンの目標座標及び前記目標座標測定情報が送信される。

情報登録部１０１６が選択されると、プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・の表示装置３０６には、図１１（ａ）図示の残距離／飛距離測定画面１０１７が表示される。残距離／飛距離測定画面には、測定指示部１０１７ａ、第一の残距離表示部１０１７ｂ、第二の残距離表示部１０１７ｃ、第三の残距離表示部１０１７ｄ及び飛距離表示部１０１４ｅが含まれる。

それぞれの残距離表示部には、前記目標座標アイコン１０１２ｄの位置に対応する実際のグリーンの位置でのプレーヤー端末３００ａの位置情報、すなわち前記目標座標測定情報が利用されて、ゴルフボールの現在位置からグリーンの目標座標までの残距離が表示される。

図示の例では、第一の残距離表示部１０１７ｂには、目標座標名「グリーンフロント」におけるゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のゴルフボールの現在位置からグリーンの目標座標までの距離が表示されている。

第二の残距離表示部１０１７ｃには、目標座標名が設定されていないので、ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のゴルフボールの現在位置からグリーンの目標座標までの残距離は表示されていない。

第三の残距離表示部１０１７ｄには、目標座標名「グリーンバック」におけるゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のゴルフボールの現在位置からグリーンの目標座標までの残距離が表示される。

飛距離表示部１０１７ｅには、ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のゴルフボールの飛距離が表示される。

ゴルフボールの現在位置から前記グリーンの目標座標までの残距離の算出は、プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・の残距離算出部３１０で行われる。

図１１（ａ）において、測定指示部１０１７ａが選択されると、表示装置３０６には、図１１（ｂ）図示のゴルフボールの位置におけるプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・の位置情報を取得する現在位置情報測定画面１０１３が表示される。

プレーヤー端末プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・の位置情報取得部３０７は、ＧＰＳ衛星との衛星通信により、プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・の位置情報を取得する（Ｓ１１６）。

位置情報取得部３０７は、取得したプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・の位置情報を補正する処理を行う。位置情報を補正する場合、位置補正表示部１０１３ｂには、図１１（ｃ）に図示の前記取得した位置情報を補正している状態が表示される。

残距離算出部３１０は、プレーヤー用コースデータテーブル４０４ｇから前記ゴルフプレーヤー２００ａによって測定されたプレーヤー端末３００ａの位置情報、すなわち前記目標座標測定情報を取得し、当該目標座標測定情報とプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・の現在位置情報とから、プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃの位置から前記測定された前記プレーヤー端末３００ａの位置までの距離を、ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のゴルフボールの現在位置からグリーンの目標座標までの残距離として算出する（Ｓ１１８）。

図１２を参照して説明する。ゴルフホール１０１８のフェアウェイ１０１９に設けられているティーグラウンド１０２０上のＡ点は、ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のティーショットの位置である。フェアウェイ１０１９上のＢ点は、ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・がショットを行ったゴルフボールの落下点である。グリーン１０２１のＣ点はグリーンの目標座標であり、ゴルフプレーヤー２００ａによって測定された前記目標座標名の位置に対応するプレーヤー端末３００ａの位置である。

Ａ点、Ｂ点で、ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・の位置情報が位置情報取得部３０７で測定される。

残距離算出部３１０は、グリーン１０２１のＣ点でのプレーヤー端末３００ａの位置情報、すなわち前記目標座標測定情報をプレーヤー用コースデータテーブル３０４ｇから取得する。

残距離算出部３１０は、前記Ａ点又はＢ点の位置情報に係る座標と前記Ｃ点の前記目標座標測定情報に係る座標とから、Ａ−Ｃ間の距離Ｌ１又はＢ−Ｃ間の距離Ｌ３をゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のゴルフボールの現在位置からグリーンの目標座標までの残距離として算出する（Ｓ１１８）。

残距離として算出された距離Ｌ１又はＬ３は、図１１（ａ）に図示の残距離表示部１０１７ｂ〜１０１７ｄに表示される。以後、Ｓ１１６、Ｓ１１８のフローを繰り返すことになる。

このように、従来であれば、ゴルフプレーヤー２００は、サービス提供者等が設定したグリーンの目標座標を含むコースデータを利用して、ゴルフボールの飛距離及びグリーンまでの残距離の情報の提供を受けていたが、本発明によれば、ゴルフプレーヤー自らがグリーンの目標座標を設定することができるので、グリーンの目標座標を含むコースデータを選択する幅が広がることになる。

また、ゴルフプレーヤー２００ａによって測定された前記目標座標測定情報が他のゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・で利用されることによって、一のゴルフプレーヤーが測定した前記目標座標測定情報を親しいゴルフプレーヤーのグループ内で共有する状態を形成することができるので、より楽しくゴルフをプレーすることができる。

さらに、サービス提供者側の観点から、ゴルフプレーヤー２００にゴルフコースのグリーンの目標座標を設定させることで、サービス提供者が、例えば海外のゴルフコースのグリーンの目標座標を設定する工程が省略され、ゴルフ場名、コース名、ホール数、ホール番号、ホールのパー数等の必要最低限の情報を登録するだけとなるので、ゴルフコースのグリーンの目標座標の設定に要するコストを削減することができる。

次に、前記残距離が算出されると同時に、ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のゴルフボールの飛距離も算出される。ゴルフボールの飛距離の算出は飛距離算出部３０９で行われる。

図１２のＡ点、Ｂ点で、位置情報取得部３０７によってプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・の位置情報が測定されると飛距離算出部３０９は、Ａ点、Ｂ点での前記位置情報に係る座標からＡ−Ｂ間の距離Ｌ２をゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のゴルフボールの飛距離として算出する（Ｓ１１７）。

飛距離として算出された距離Ｌ２は、図１１（ａ）図示のように飛距離表示部１０１７ｅに表示される。以下、Ｓ１１６、Ｓ１１７のフローを繰り返すことになる。

次に、ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・は、ゴルフプレーヤー２００ａによって測定された前記目標座標測定情報を利用しているゴルフのプレー中あるいはプレー後に前記目標座標測定情報を評価することができる。

プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・にダウンロードされているアプリケーションプログラム４０５を起動させ、図５図示のメニュー選択画面１０００、図６図示のコースデータ作成・評価選択画面１００１、あるいは図１１（ａ）図示の残距離／飛距離測定画面１０１７を表示装置３０６に表示させる。

図５図示のメニュー選択画面１０００からは、未評価コースデータ呼出部１０００ｂを選択する。未評価コースデータ呼出部１０００ｂが選択されると、図１３（ａ）図示のゴルフ場リスト画面１００５が表示装置３０６に表示される。

図６図示のコースデータ作成・評価選択画面１００１からは、コースデータ評価指示部１００１ｂを選択する。コースデータ評価指示部１００１ｂが選択されると、図１３（ａ）図示のゴルフ場リスト画面１００５が表示装置３０６に表示される。

ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・は、前記目標座標測定情報を評価するため、当該情報を利用したゴルフ場データ１００５ａを選択する。

続いて、図１３（ｂ）図示のホールリスト画面１００６から前記目標座標測定情報に係るホールデータ１００６ａを選択する。

ホールデータ１００６ａが選択されると、表示装置３０６には、図１３（ｃ）に図示の前記目標座標測定情報の評価を促すコースデータ評価入力画面１０２２が表示される。コースデータ評価入力画面１０２２には、評価ポイント１０２２ａ乃至１０２２ｇが表示されている。

図１１（ａ）図示の残距離／飛距離測定画面１０１７からは、コースデータ評価指示部１０１７ｆを選択すると、表示装置３０６には、図１３（ｃ）図示のような前記目標座標測定情報の評価を促すコースデータ評価入力画面１０２２が表示される。

ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・は、評価ポイント１０２２ａ乃至１０２２ｇの中から一の評価ポイントを選択し、図示のように評価アイコン１０２３を表示させる。評価ポイント登録部１０２４が選択されると選択された評価ポイントが確定する（Ｓ１１９）。確定した評価ポイントはサーバ装置４００に送信される（Ｓ１２０）。

サーバ装置４００が前記確定した評価ポイントを取得すると、評価情報集計部４１２は、前記確定した評価ポイントを集計する処理を行う（Ｓ１２１）。集計された前記評価ポイントは、プレーヤー用コースデータテーブル４０４ｇに集計評価ポイントとして記憶される（Ｓ１２２）。

記憶された前記集計評価ポイントは、図７（ｂ）図示のホールデータ１００６ａを選択する際のホールリスト画面１００６に、図８（ａ）図示のグリーンの目標座標を選択する際の目標座標設定画面１００７に、図１３（ｃ）図示の評価ポイントを選択する際のコースデータ評価入力画面１０２２にそれぞれ評価アイコン１０２３の集合として表示される。

このように、一度前記目標座標測定情報を利用したゴルフプレーヤー２００のプレーヤー端末３００の表示装置３０６には、図示のような評価アイコン１０２３が表示され、ゴルフコースのグリーンの目標座標の信頼性などの評価がゴルフプレーヤー２００間で共有される状態となっている。

そこで、ゴルフプレーヤー２００は、評価アイコン１０２３を参考にしながらゴルフコースのグリーンの目標座標を利用できるので、評価の良いゴルフコースの利用が促進される効果がある。

（第二の実施形態）
本発明の情報共有システム１００を使用して、ゴルフプレーヤー２００のゴルフスコア表を、当該ゴルフプレーヤー２００と閲覧者５００との間で共有する形態の一例を図１４乃至図２０を参照して説明する。

図１４は、ゴルフプレーヤー２００のゴルフスコア表を当該ゴルフプレーヤー２００及び閲覧者５００との間で共有するシステムのフローチャートを表す図である。

ゴルフプレーヤー２００は、プレーヤー端末３００を使用してサーバ装置４００にアクセスし、本発明の情報共有システム１００に係るアプリケーションプログラム４０５をダウンロードする指示を要求する。

サーバ装置４００は、前記要求を受け、アプリケーションプログラム４０５をプレーヤー端末３００に送信する処理を行う。

アプリケーションプログラム４０５を取得したプレーヤー端末３００で、当該アプリケーションプラグラム４０５を起動する処理が行われる。

アプリケーションプログラム４０５が起動すると、表示装置３０６には図５図示のようなメニュー選択画面１０００が表示される。

メニュー画面１０００において、ゴルフプレーヤー２００は、ラウンド設定指示部１０００ｃを選択する。ラウンド設定指示部１０００ｃが選択されると、表示装置３０６には、図１５図示のラウンドの選択を促すラウンド選択画面２０００が表示される。

ゴルフプレーヤー２００のうち、例えばゴルフコンペの開催者や幹事等のゴルフプレーヤー２００ａは、プレーヤー端末３００ａを使用して、ラウンド選択画面２０００に表示されている新規ラウンド選択部２０００ａを選択する。

新規ラウンド選択部２０００ａが選択されると表示装置３０６には、図１５図示の利用するゴルフ場の検索を促すゴルフ場検索画面２００１が表示される。

ゴルフプレーヤー２００ａは、ゴルフ場検索画面２００１に表示されている自動検索指示部２００１ａ、手動検索指示部２００１ｂ、履歴検索指示部２００１ｃのうち、一の選択部を選択する。

自動検索指示部２００１ａが選択された場合、プレーヤー端末２００ａの位置情報取得部３０７は、ＧＰＳ衛星９００との衛星通信によりプレーヤー端末２００ａの位置情報を取得する。その際、表示装置３０６には、図１５図示の位置情報取得の実行画面が表示される。取得した位置情報は、自動検索指示部２００１ａを選択してゴルフ場を検索する指示情報と共にサーバ装置４００に送信される（図１４、Ｓ２０１）。

サーバ装置４００のゴルフ場抽出部４０６は、前記位置情報及び前記指示情報を取得し（Ｓ２０２）、ゴルフ場データベース４０４のゴルフ場名テーブル４０４ａ、コース名テーブル４０４ｂ、ホール数テーブル４０４ｃ、ホール番号テーブル４０４ｄから前記現在位置情報に近いゴルフ場のデータを例えば１０個程抽出し、当該抽出したゴルフ場データをプレーヤー端末３００ａに送信する（Ｓ２０３）。

プレーヤー端末３００ａの表示装置３０６には、図１６（ａ）に図示のゴルフ場リスト画面１００５が表示される（Ｓ２０４）。

手動検索指示部２００１ｂが選択された場合、表示装置３０６には、図１５図示の国名の選択を促す国名選択画面２００２が表示される。

ゴルフプレーヤー２００ａは、国名選択画面２００２に表示されている複数の国名２００２ａのうちゴルフ場を検索したい国名２００２ａを選択する。本実施形態では国名２００２ａを「日本」として選択している。

国名２００２ａが選択されると、表示装置３０６には、図１５図示の地域の選択を促す地域名選択画面２００３が表示される。

ゴルフプレーヤー２００ａは、地域名選択画面２００３に表示されている複数の地域名２００３ａのうち、さらにゴルフ場を検索したい地域名２００３ａを選択する。本実施形態では地域名２００３ａを「北海道」として選択している。

地域名２００３ａが選択されると、前記選択された国名２００２ａ及び地域名２００３ａの検索条件情報が、手動検索指示部２００１ｂを選択してゴルフ場を検索する指示情報と共にサーバ装置４００に送信される（Ｓ２０１）。

サーバ装置４００のゴルフ場抽出部４０６は、前記検索条件情報及び前記指示情報を取得し（Ｓ２０２）、ゴルフ場データベース４０４のゴルフ場名テーブル４０４ａ、コース名テーブル４０４ｂ、ホール数テーブル４０４ｃ、ホール番号テーブル４０４ｄから前記検索条件情報に該当するゴルフ場のデータを例えば１０個程抽出し、当該抽出したゴルフ場データをプレーヤー端末３００ａに送信する（Ｓ２０３）。

プレーヤー端末３００ａの表示装置３０６には、図１６（ａ）図示のゴルフ場リスト画面１００５が表示される（Ｓ２０４）。

履歴検索指示部２００１ｃが選択された場合、当該履歴検索指示部２００１ｃを選択してゴルフ場を検索する指示情報がサーバ装置４００に送信される（Ｓ２０１）。

サーバ装置４００のゴルフ場抽出部４０６は、前記指示情報を取得し（Ｓ２０２）、スコアテーブル４０４ｈに記憶されている、ゴルフプレーヤー２００ａが過去に利用したゴルフ場におけるゴルフスコアを参照して、当該過去に利用したゴルフ場のデータを例えば１０個程抽出し、当該抽出したゴルフ場データをプレーヤー端末３００ａに送信する（Ｓ２０３）。

プレーヤー端末３００ａの表示装置３０６には、図１６（ａ）図示のゴルフ場リスト画面１００５が表示される（Ｓ２０４）。

図１６（ａ）に図示されているゴルフ場リスト画面１００５のゴルフ場データ１００５ａには、上述したように、ゴルフ場データベース４０４の各テーブルに記憶されているゴルフ場名、コース名、ホール数、ホール番号、ホールのパー数等のデータが含まれており、また、ゴルフ場データ１００５ａはサービス提供者によって登録されたサービス提供者のゴルフ場データ１００５ｂと、ゴルフプレーヤー２００によって登録されたプレーヤーのゴルフ場データ１００５ｃに分かれている。

サービス提供者のゴルフ場データ１００５ｂには、サービス提供者によって登録された前記ゴルフ場名、コース名、ホール数、ホール番号、ホールのパー数等のゴルフ場のデータ及びサービス提供者によって登録されたゴルフボールの現在位置からグリーンまでの残距離を算出するのに必要なグリーンの目標座標を含むコースデータが含まれている。

プレーヤーのゴルフ場データ１００５ｃには、前記サービス提供者によって登録されたゴルフ場名、コース名、ホール数、ホール番号、ホールのパー数等のゴルフ場のデータ及びゴルフプレーヤー２００によって登録されたゴルフボールの現在位置からグリーンまでの残距離を算出するのに必要なグリーンの目標座標を含むコースデータ、並びにサービス提供者及びゴルフプレーヤー２００によって登録された前記グリーンの目標座標に対する複数のゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・の評価の情報が含まれている。

ゴルフプレーヤー２００ａは、ゴルフ場リスト画面１００５に含まれている複数のゴルフ場データ１００５ａから利用したいゴルフ場データ１００５ａを選択する（Ｓ２０５）。

ゴルフ場データ１００５ａが選択されると、表示装置３０６には、図１６（ｂ）に図示のゴルフコースをラウンドする条件の入力を促すラウンド条件選択画面１０１４が表示される。

ラウンド条件選択画面１０１４には、コースの前半にラウンドする条件を選択する第一のラウンド選択部１０１４ａ、コースの後半にラウンドする条件を選択する第二のラウンド選択部１０１４ｂが含まれている。

第一のラウンド選択部１０１４ａ及び第二のラウンド選択部１０１４ｂには、例えばアウトコース又はインコースを選択できるように所定の選択肢が設けられている。

また、ラウンド条件選択画面１０１４には、コースの前半に利用する前記グリーンの目標座標を含むコースデータを選択する第一のコースデータ選択部１０１５ａ、コースの後半に利用する前記グリーンの目標座標を含むコースデータを選択する第二のコースデータ選択部１０１５ｂが含まれている。

第一のコースデータ選択部１０１５ａ及び第二のコースデータ選択部１０１５ｂでは、上述したサービス提供者のゴルフ場データ１００５ｂ又はプレーヤーのゴルフ場データ１００５ｃを選択することができる。

第一のラウンド選択部１０１４ａ及び第二のラウンド選択部１０１４ｂ、並びに第一のコースデータ選択部１０１５ａ及び第二のコースデータ選択部１０１５ｂでの選択が行われたら、情報登録部１０１６を選択し、情報の登録を終了する。

第一のコースデータ選択部１０１５ａ及び第二のコースデータ選択部１０１５ｂでの選択において、サービス提供者のゴルフ場データ１００５ｂが選択されると、サーバ装置４００のサービス提供者用コースデータテーブル４０４ｆからグリーンの目標座標及び目標座標測定情報が送信され、プレーヤーのゴルフ場データ１００５ｃが選択されると、サーバ装置４００のプレーヤー用コースデータテーブル４０４ｇからグリーンの目標座標及び目標座標測定情報が送信される。ゴルフプレーヤー２００ａは、サービス提供者又はゴルフプレーヤー２００が登録した何れかのグリーンの目標座標及び目標座標測定情報を利用することができる。

選択されたラウンドする条件及び目標座標はプレーヤー端末３００ａのスコアテーブル３０４ｈに記憶され、後述するゴルフスコア表を作成する際に利用される。

情報登録部１０１６選択後、表示装置３０６には、図１７（ａ）に図示のゴルフスコア表の作成の選択を促すスコア表作成選択画面２００５が表示される。

スコア表作成選択画面２００５には、ゴルフプレーヤー２００のゴルフスコアをゴルフプレーヤー間で共有及び閲覧者５００に公開させないゴルフスコア表を選択する非共有スコア表作成選択部２００５ａ又はゴルフプレーヤー２００のゴルフスコアをゴルフプレーヤー間で共有及び閲覧者５００に公開させるゴルフスコア表を選択する共有スコア表作成選択部２００５ｂが含まれている。

ゴルフプレーヤー２００ａが非共有スコア表作成選択部２００５ａ又は共有スコア表作成選択部２００５ｂのいずれを選択した場合（Ｓ２０６）でも、当該選択した指示情報がプレーヤー端末３００ａからサーバ装置４００に送信され（Ｓ２０７）、スコア表ＩＤ生成部４０７は、ゴルフ場データベース４０４に、ゴルフプレーヤー２００ａのゴルフスコアを保存するためのスコアテーブル４０４ｈを作成する（Ｓ２０８）。

また、スコア表ＩＤ生成部４０７は、ゴルフプレーヤー２００ａのゴルフスコア表をプレーヤー端末３００ａに作成させるためのスコア表ＩＤを生成する（Ｓ２０９）。

スコア表ＩＤ生成部４０７は、上述した親ＩＤと、ゴルフスコア表の作成を要求したプレーヤー端末３００ａを識別するための識別コードである子ＩＤを生成し、これらを組み合わせたスコア表ＩＤを生成する。

生成されたスコア表ＩＤは、ゴルフ場データベース４０４の各テーブルにそれぞれ記憶されている各データに関連付けられて記憶される。

また、生成されたスコア表ＩＤはプレーヤー端末３００ａに送信され（Ｓ２１０）。プレーヤー端末３００ａのゴルフ場データベース３０４の各テーブルにそれぞれ記憶されている各データに関連付けられて記憶される。

プレーヤー端末３００ａのスコア表作成部３０８は、前記スコア表ＩＤを取得すると（Ｓ２１１）、例えば図１８（ｂ）図示の所定のフォームからなるゴルフプレーヤー２００ａのゴルフスコア表２０１１を作成する（Ｓ２１２）。

ゴルフプレーヤー２００ａのゴルフスコア表の作成後、表示装置３０６には、図１７（ｅ）図示のスコア表作成完了の通知画面２００９が表示される。その後通知確認部２００９ａを選択し、ゴルフスコア表の作成指示を終了する。

図１７（ａ）において、共有スコア表作成選択部２００５ｂが選択された場合、Ｓ２０６〜Ｓ２１１の処理を経て、スコア表ＩＤが作成された後、表示装置３０６には、図１７（ｂ）図示の、ゴルフスコア表を他のゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・と共有するのに必要な共有パスワードと、ゴルフスコア表を閲覧者５００に閲覧させるのに必要なスコア公開先情報の発行を促す共有パスワード／スコア公開先情報発行選択画面２００６が表示される。

共有パスワード／スコア公開先情報発行選択画面２００６には、前記共有パスワードの発行を指示する共有パスワード発行指示部２００６ａ、スコア公開先情報の発行を指示するスコア公開先情報発行指示部２００６ｂが表示される。

スコア公開先情報発行指示部２００６ｂが選択されると（Ｓ２１３）、当該選択した指示情報がプレーヤー端末３００ａからサーバ装置４００に送信され（Ｓ２１４）、スコア公開先情報生成部４１０は、例えばＨＴＭＬデータなどの公開用ＵＲＬ２００７ａを生成する（Ｓ２１５）。生成された公開用ＵＲＬ２００７ａは、プレーヤー端末３００ａに送信される（Ｓ２１６）。

公開用ＵＲＬ２００７ａを取得したプレーヤー端末３００ａでは（Ｓ２１７）、プレーヤー端末３００ａにインストールされている電子メールなどのメッセージ送信プログラムが実行され、プレーヤー端末３００ａから閲覧者端末６００に公開用ＵＲＬ２００７ａを含むＵＲＬ公開通知が送信される（Ｓ２１８）。

閲覧者端末６００の表示装置６０５には、図１７（ｃ）図示のスコア公開先情報通知画面２００７が表示される。スコア公開先情報通知画面２００７には公開用ＵＲＬ２００７ａが表示されている。閲覧者５００は、入力装置６０４を用いて公開用ＵＲＬ２００７ａを選択すると、図１８（ｃ）に図示の確定共有スコア表２０１２を閲覧することができる（Ｓ２４３）。

共有パスワード発行指示部２００６ａが選択されると（Ｓ２２０）、当該選択した指示情報がプレーヤー端末３００ａからサーバ装置４００に送信され（Ｓ２２１）、共有パスワード生成部４０８は、プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・にスコア表作成部３０８が作成した前記ゴルフスコア表を共有させるために必要な共有パスワード２００８ａを生成する（Ｓ２２２）。共有パスワード２００８ａには、スコア表ＩＤ生成部４０７が生成したスコア表ＩＤの親ＩＤが関連付けられている。

生成された共有パスワード２００８ａは、スコアテーブル４０４ｈにスコア表ＩＤと関連付けられて記憶される。

また、生成された共有パスワード２００８ａは、プレーヤー端末３００ａに送信される（Ｓ２２３）。共有パスワード２００８ａを取得したプレーヤー端末３００ａでは（Ｓ２２４）、プレーヤー端末３００ａにインストールされている電子メールなどのメッセージ送信プログラムが実行され、プレーヤー端末３００ａから他のプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・に共有パスワード２００８ａを含む共有パスワード発行通知が送信される（Ｓ２２５）。

閲覧者端末６００ａ、６００ｂ、・・・及び他のプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・へのＵＲＬ公開通知及び共有パスワード発行通知の送信が完了したプレーヤー端末３００ａでは、発行完了選択部２００６ｃが選択され、スコア公開先情報及び共有パスワードの発行が終了する。

共有パスワード発行通知を取得した他のプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・では（Ｓ２２６）、メニュー画面１０００からラウンド設定指示部１０００ｃを選択し、表示装置３０６に図１５に図示のラウンドの選択を促すラウンド選択画面２０００を表示させる。

ゴルフプレーヤー２００ａと共にプレーするゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・はそれぞれラウンド選択画面２０００のうち、ゴルフプレーヤー２００ａが新規に選択したラウンドと同じラウンドに参加するため、ラウンド参加選択部２０００ｂを選択する。

ラウンド参加選択部２０００ｂが選択されると、表示装置３０６には、図１５に図示のラウンド参加のための共有パスワード２００８ａの認証画面２００４が表示される。

ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・は、プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・が取得した共有パスワード２００８ａを共有パスワード入力部２００４ａに入力し、認証指示部２００４ｂを選択する（Ｓ２２７）。

認証指示部２００４ｂが選択されると、入力された共有パスワード２００８ａがプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・からサーバ装置４００に送信され（Ｓ２２８）、共有パスワード認証部４０９は、共有パスワード２００８ａに関連付けられている前記親ＩＤと同一の親ＩＤを、ゴルフ場データベース４０４の各テーブルに記憶されているスコア表ＩＤに関連付けられている親ＩＤの中から照合し、抽出する処理を行う。

同一の親ＩＤが抽出された場合、スコア表ＩＤ生成部４０７は、ゴルフスコア表を利用するゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・を識別するための識別コードである子ＩＤを生成し、これと抽出された親ＩＤとを組み合わせたスコア表ＩＤを生成する（Ｓ２３０）。

このスコア表ＩＤには、図２（ｂ）に例示する二つの親ＩＤそれぞれにプレーヤー端末３００ａを識別するための子ＩＤ、他のプレーヤー端末３００を識別するための子ＩＤが付帯されている（Ｓ２２９）。

生成されたスコア表ＩＤは、ゴルフ場データベース４０４の各テーブルにそれぞれ記憶されている各データに関連付けられて記憶される。

また、前記スコア表ＩＤはプレーヤー端末３００ａ、３００ｂ、３００ｃ・・・に送信され（Ｓ２３１）、プレーヤー端末３００ａ、３００ｂ、３００ｃ・・・のゴルフ場データベース３０４の各テーブルにそれぞれ記憶されている各データに関連付けられて記憶される。

共有パスワード２００８ａの認証が行われた後、プレーヤー端末３００ｂ、３００ｃの表示装置３０６には、図１０（ｂ）図示のゴルフコースをラウンドする条件の入力を促すラウンド条件選択画面１０１４が表示される。

第一の実施形態で説明した場合と異なり、第一のラウンド選択部１０１４ａ及び第二のラウンド選択部１０１４ｂ、並びに第一のコースデータ選択部１０１５ａ及び第二のコースデータ選択部１０１５ｂには、プレーヤー端末３００ａで選択されたラウンドする条件及びコースデータが表示され、ゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・は前記ラウンドする条件及びコースデータを利用することになる。

情報登録部１０１６の選択後、サーバ装置のゴルフ場データベース４０４の各テーブルから前記ラウンドする条件及びコースデータに対応するコース名、ホール数、ホール番号、パー数、コースデータ等のデータがプレーヤー端末３００ｂ、３００ｃ、・・・に送信される。

プレーヤー端末３００ａ、３００ｂ、３００ｃ、・・・のスコア表作成部３０８は、スコア表ＩＤを取得すると（Ｓ２３２、Ｓ２３３）、例えば図１９（ａ）に図示の所定のフォームからなるゴルフプレーヤー２００の未確定共有スコア表２０１３を作成する（Ｓ２３４、Ｓ２３５）。

未確定共有スコア表２０１３には、新規ラウンドを選択したゴルフプレーヤー２００ａのゴルフスコア表、ラウンドに参加したゴルフプレーヤー２００ｂ、２００ｃ、・・・のゴルフスコア表が含まれている。またゴルフコースに関する情報、例えばホール数、ホール番号、パー数、前記ラウンドする条件及びコースデータ等の情報が含まれている。

未確定共有スコア表２０１３の作成後、表示装置３０６には、図１７（ｅ）に図示のスコア表作成完了の通知画面２００９が表示される。その後通知確認部２００９ａを選択し、ゴルフスコア表の作成指示を終了する。

未確定共有スコア表２０１３を取得したゴルフプレーヤー２００ａ、２００ｂ、２００ｃ、・・・は、図５に図示のメニュー画面１０００から未確定スコア呼出部１０００ａを選択し、図１８（ａ）に図示のスコア表一覧画面２０１０を表示装置３０６に表示させる。

スコア表一覧画面２０１０には、ゴルフプレーヤー２００のゴルフスコアが未入力の状態である未確定スコア表２０１０ａとゴルフプレーヤー２００のすべてのゴルフスコアが入力された確定スコア表２０１０ｂが表示されている。未確定スコア表２０１０ａを選択すると、図１９（ａ）に図示の未確定共有スコア表２０１３が表示装置３０６に表示され、確定スコア表２０１０ｂを選択すると、図１８（ｃ）に図示の確定共有スコア表２０１２が表示装置３０６に表示される。

未確定共有スコア表２０１３を表示させた状態で、ゴルフプレーヤー２００が各ホールでのゴルフスコアを入力する場合、ホール番号２０１３ａを選択する。

ホール番号２０１３ａを選択後、表示装置３０６には、図１９（ｂ）に図示のスコア入力画面２０１４が表示される。ゴルフプレーヤー２００は、タッチキーなどの入力装置３０５を用いてスコア入力部２０１４ａ、パット数入力部２０１４ｂそれぞれにストローク数やパット数などのゴルフスコアを入力する（Ｓ２３６、Ｓ２３７）。

入力されたゴルフスコアは、プレーヤー端末３００からサーバ装置４００に送信され、スコアテーブル４０４ｈに記憶される（Ｓ２３８）。

スコア集計部４１１は、スコアテーブル４０４ｈに記憶されているゴルフプレーヤー２００のゴルフスコアを集計し（Ｓ２３９）、集計したゴルフスコアをプレーヤー端末３００に送信する（Ｓ２４０）。

プレーヤー端末３００のスコア表作成部３０８は、前記集計されたゴルフスコアを取得すると、未確定共有スコア表２０１３の更新を行う（Ｓ２４１、Ｓ２４２）。更新された未確定共有スコア表２０１３は、プレーヤー端末３００の表示装置３０６に表示される。

また、スコア公開先情報生成部４１０は、公開用ＵＲＬ２００７ａのＨＴＭＬデータのうち、ゴルフスコアに関するデータの更新を行う。

そこで、スコア閲覧者６００は、Ｓ２１９において公開用ＵＲＬ２００７ａにアクセスした際、更新された確定共有スコア表２０１２を閲覧することができる（Ｓ２４３）。

なお、スコア集計部４１１は、入力されたゴルフスコアを集計する際に、ゴルフプレーヤー２００ａ、２００ｂ、２００ｃ、・・・をスコアの良い順番に並べ替えるように集計するような処理を行うこともできる。

このように、確定共有スコア表２０１２及び未確定共有スコア表２０１３に複数のゴルフプレーヤーのゴルフスコアが表示され、確定共有スコア表２０１２及び未確定共有スコア表２０１３がゴルフプレーヤー２００間で共有される状態となっている。このため、各ゴルフプレーヤーの順位やゴルフスコアを直ちに知ることができので、ゴルフプレーヤー２００間でゴルフの楽しさを共有できる効果がある。

また、確定共有スコア表２０１２を公開用ＵＲＬ２００７ａとしてＨＴＭＬデータに変換させることで、実際にゴルフに参加していない閲覧者５００も公開用ＵＲＬ２００７ａにアクセスすれば確定共有スコア表２０１２を閲覧することができるので、ゴルフの楽しさをゴルフプレーヤー２００と共有することができる効果がある。

次に、上述した第一及び第二の実施形態において、図２０図示のように、スマートフォンやタブレット端末などのプレーヤー端末３００の表示装置３０６に縦向きに表示されるメニュー画面１０００と横向きに表示されるスコア表一覧画面２０１０の相互の切替え、及び表示装置３０６に横向きに表示される未確定共有スコア表２０１３と縦向きに表示される現在位置情報測定画面１０１３の相互の切替えを行うことができる。

プレーヤー端末３００が備える加速度センサー３１２は、表示装置３０６にメニュー画面１０００が縦向きに表示されている状態で、プレーヤー端末３００のＸ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の傾きを検知する。プレーヤー端末３００が例えば横向きで、右側面が天又は地に向いた場合など所定の傾きに達した場合、加速度センサー３１２で検知された前記Ｘ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の傾きの出力が機能表示切替部３１１に送られる。

機能表示切替部３１１は、前記傾きの出力を受け、縦向きのメニュー画面１０００から横向きのスコア表一覧画面２０１０に切替える処理を行う。

プレーヤー端末３００が備える加速度センサー３１２は、表示装置３０６にスコア表一覧画面２０１０が横向きに表示されている状態で、プレーヤー端末３００のＸ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の傾きを検知する。プレーヤー端末３００が例えば縦向きで、頂部が天に向いた場合など所定の傾きに達した場合、加速度センサー３１２で検知された前記Ｘ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の傾きの出力が機能表示切替部３１１に送られる。

機能表示切替部３１１は、前記傾きの出力を受け、横向きのスコア表一覧画面２０１０から縦向きのメニュー画面１０００に切替える処理を行う。

プレーヤー端末３００が備える加速度センサー３１２は、表示装置３０６に未確定共有スコア表２０１３が横向きに表示されている状態で、プレーヤー端末３００のＸ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の傾きを検知する。プレーヤー端末３００が例えば縦向きで、頂部が天に向いた場合など所定の傾きに達した場合、加速度センサー３１２で検知された前記Ｘ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の傾きの出力が機能表示切替部３１１に送られる。

機能表示切替部３１１は、前記傾きの出力を受け、横向きの未確定共有スコア表２０１３から縦向きの現在位置情報測定画面１０１３に切替える処理を行う。

プレーヤー端末３００が備える加速度センサー３１２は、表示装置３０６に現在位置情報測定画面１０１３が縦向きに表示されている状態で、プレーヤー端末３００のＸ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の傾きを検知する。

プレーヤー端末３００が例えば横向きで、右側面が天又は地に向いた場合など所定の傾きに達した場合、加速度センサー３１２で検知された前記Ｘ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の傾きの出力が機能表示切替部３１１に送られる。

機能表示切替部３１１は、前記傾きの出力を受け、縦向きの現在位置情報測定画面１０１３から横向きの未確定共有スコア表２０１３に切替える処理を行う。

このように、プレーヤー端末３００を傾けることによってメニュー画面１０００、スコア表一覧画面２０１０、未確定共有スコア表２０１３、現在位置情報測定画面１０１３の表示を切り替えることができる。

ゴルフプレーヤー２００は、メニュー画面１０００から入力装置３０５による操作を省略して、上記の機能画面を表示させることができるので、プレー中におけるプレーヤー端末３００の操作の効率を向上させることができる。

以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。

１００ 情報共有システム
２００ａ、２００ｂ、２００ｃ ゴルフプレーヤー
３００ａ、３００ｂ、３００ｃ プレーヤー端末
３０１ 情報送受信部
３０２ 制御部
３０３ 記憶装置
３０４ ゴルフ場データベース
３０４ａ ゴルフ場名テーブル
３０４ｂ コース名テーブル
３０４ｃ ホール数テーブル
３０４ｄ ホール番号テーブル
３０４ｅ パー数テーブル
３０４ｆ サービス提供者用コースデータテーブル
３０４ｇ プレーヤー用コースデータテーブル
３０４ｈ スコアテーブル
３０５ 入力装置
３０６ 表示装置
３０７ 位置情報取得部
３０８ スコア表作成部
３０９ 飛距離算出部
３１０ 残距離算出部
３１１ 機能表示切替部
３１２ 加速度センサー
４００ サーバ装置
４０１ 情報送受信部
４０２ 制御部
４０３ 記憶装置
４０４ ゴルフ場データベース
４０４ａ ゴルフ場名テーブル
４０４ｂ コース名テーブル
４０４ｃ ホール数テーブル
４０４ｄ ホール番号テーブル
４０４ｅ パー数テーブル
４０４ｆ サービス提供者用コースデータテーブル
４０４ｇ プレーヤー用コースデータテーブル
４０４ｈ スコアテーブル
４０５ アプリケーションプログラム
４０６ ゴルフ場抽出部
４０７ スコア表ＩＤ生成部
４０８ 共有パスワード生成部
４０９ 共有パスワード認証部
４１０ スコア公開先情報生成部
４１１ スコア集計部
４１２ 評価情報集計部
５００ａ、５００ｂ 閲覧者
６００ａ、６００ｂ 閲覧者端末
６０１ 情報送受信部
６０２ 制御部
６０３ 記憶装置
６０４ 入力装置
６０５ 表示装置
７００ 通信ネットワーク
８００ 衛星通信回線
９００ ＧＰＳ衛星
１０００ メニュー選択画面
１０００ａ 未確定スコア呼出部
１０００ｂ 未評価コースデータ呼出部
１０００ｃ ラウンド設定指示部
１０００ｄ コースデータ作成指示部
１００１ コースデータ作成・評価選択画面
１００１ａ 新規コースデータ作成指示部
１００１ｂ コースデータ評価指示部
１００２ ゴルフ場検索画面
１００２ａ 自動検索指示部
１００２ｂ 手動検索指示部
１００２ｃ 履歴検索指示部
１００３ 国名選択画面
１００３ａ 国名
１００４ 地域名選択画面
１００４ａ 地域名
１００５ ゴルフ場リスト画面
１００５ａ ゴルフ場データ
１００５ｂ サービス提供者のゴルフ場データ
１００５ｃ プレーヤーのゴルフ場データ
１００６ ホールリスト画面
１００６ａ ホールデータ
１００７ 目標座標設定画面
１００８〜１０１１ グリーン表示部
１００８ａ〜１０１１ａ グリーンアイコン
１００８ｂ〜１０１１ｂ 目標座標アイコン
１００８ｃ〜１０１１ｃ 目標座標名指示部
１０１２ 目標座標測定画面
１０１２ａ 目標座標測定指示部
１０１２ｂ 選択された目標座標名
１０１２ｃ グリーンアイコン
１０１２ｄ 目標座標アイコン
１０１３ 現在位置情報測定画面
１０１３ａ 位置情報測定表示部
１０１３ｂ 位置補正表示部
１０１４ ラウンド条件選択画面
１０１４ａ 第一のラウンド選択部
１０１４ｂ 第二のラウンド選択部
１０１５ａ 第一のコースデータ選択部
１０１５ｂ 第二のコースデータ選択部
１０１６ 情報登録部
１０１７ 残距離／飛距離測定画面
１０１７ａ 測定指示部
１０１７ｂ 第一の残距離表示部
１０１７ｃ 第二の残距離表示部
１０１７ｄ 第三の残距離表示部
１０１７ｅ 飛距離表示部
１０１７ｆ コースデータ評価指示部
１０１８ ゴルフホール
１０１９ フェアウェイ
１０２０ ティーグラウンド
１０２１ グリーン
１０２２ コースデータ評価入力画面
１０２２ａ〜１０２２ｇ 評価ポイント
１０２３ 評価アイコン
１０２４ 評価ポイント登録部
２０００ ラウンド選択画面
２０００ａ 新規ラウンド選択部
２０００ｂ ラウンド参加選択部
２００１ ゴルフ場検索画面
２００１ａ 自動検索指示部
２００１ｂ 手動検索指示部
２００１ｃ 履歴検索指示部
２００２ 国名選択画面
２００２ａ 国名
２００３ 地域名選択画面
２００３ａ 地域名
２００４ 認証画面
２００４ａ 共有パスワード入力部
２００４ｂ 認証指示部
２００５ スコア表作成選択画面
２００５ａ 非共有スコア表作成選択部
２００５ｂ 共有スコア表作成選択部
２００６ 共有パスワード／スコア公開先情報発行選択画面
２００６ａ 共有パスワード発行指示部
２００６ｂ スコア公開先情報発行指示部
２００６ｃ 発行完了選択部
２００７ スコア公開先情報通知画面
２００７ａ 公開用ＵＲＬ
２００８ 共有パスワード発行通知画面
２００８ａ 共有パスワード
２００９ スコア表作成完了の通知画面
２００９ａ 通知確認部
２０１０ スコア表一覧画面
２０１０ａ 未確定スコア表
２０１０ｂ 確定スコア表
２０１１ ゴルフスコア表
２０１２ 確定共有スコア表
２０１３ 未確定共有スコア表
２０１３ａ ホール番号
２０１４ スコア入力画面
２０１４ａ スコア入力部
２０１４ｂ パット数入力部

Claims (5)

1. 通信ネットワークを介して、複数のゴルフプレーヤーのプレーヤー端末とサーバ装置とが相互に通信可能な情報共有システムであって、
   前記サーバ装置は、ゴルフスコア表の作成の要求を前記プレーヤー端末から受け、当該ゴルフスコア表を前記プレーヤー端末に作成させるための親ＩＤと前記プレーヤー端末を識別する子ＩＤを含むスコア表ＩＤを生成し、当該スコア表ＩＤを前記プレーヤー端末に送信するスコア表ＩＤ生成手段を備え、
   前記プレーヤー端末は、前記スコア表ＩＤを取得し、当該スコア表ＩＤと予め記憶されているゴルフ場に関する情報からゴルフスコア表を作成するスコア表作成手段を備え、
   前記サーバ装置は、前記作成されたゴルフスコア表を他のゴルフプレーヤーに共有させるための共有の要求を一のプレーヤー端末から受け、前記ゴルフスコア表を前記他のゴルフプレーヤーに共有させるための前記親ＩＤが関連付けられた共有パスワードを生成し、当該共有パスワードを前記一のプレーヤー端末に送信する共有パスワード生成手段と、
   前記共有パスワードを前記一のプレーヤー端末から取得した他のプレーヤー端末からの当該共有パスワードの認証要求を受け、当該共有パスワードに関連付けられている前記親ＩＤと同一の親ＩＤを、前記サーバ装置が備える記憶手段に予め記憶されている複数のスコア表ＩＤに関連付けられている親ＩＤの中から照合する共有パスワード認証手段を備え、
   前記スコア表ＩＤ生成手段は、前記照合された親ＩＤと前記一のプレーヤー端末及び前記他のプレーヤー端末を識別する子ＩＤを含むスコア表ＩＤを再生成し、当該再生成されたスコア表ＩＤを前記プレーヤー端末に送信し、
   前記スコア表作成手段は、前記再生成されたスコア表ＩＤと前記ゴルフ場に関する情報から複数のゴルフプレーヤーが共有するゴルフスコア表を作成する
   ことを特徴とする情報共有システム。
2. 前記サーバ装置は、前記ゴルフプレーヤーの前記ゴルフスコア表の閲覧を希望する一又は複数の閲覧者に閲覧させるための公開の要求を前記一のプレーヤー端末から受け、前記一又は複数の閲覧者がそれぞれの閲覧者端末と前記通信ネットワークを介して前記ゴルフスコア表を閲覧できる前記ゴルフスコア表の公開先情報を生成し、前記一のプレーヤー端末に送信するスコア公開先情報生成手段をさらに備え、
   前記ゴルフスコア表の公開先情報を取得した前記一のプレーヤー端末は、前記取得したゴルフスコア表の公開先情報を前記一又は複数の閲覧者の閲覧者端末に送信する送信手段を備えている
   ことを特徴とする請求項１記載の情報共有システム。
3. 前記プレーヤー端末は、衛星通信回線を介してＧＰＳ衛星と相互に通信可能となっていると共に、
   前記ＧＰＳ通信との衛星通信により、前記プレーヤー端末の現在位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、
   前記サーバ装置は、前記プレーヤー端末が取得した少なくとも二つの位置情報を取得し、当該複数の位置情報から、前記ゴルフプレーヤーのゴルフボールの飛距離を、前記プレーヤー端末の移動距離として算出する飛距離算出手段と、
   前記一のプレーヤー端末から送信されたグリーンの目標座標に対応する当該一のプレーヤー端末の位置情報と、前記他のプレーヤー端末から送信された当該他のプレーヤー端末の位置情報から、前記他のゴルフプレーヤーのゴルフボールの現在位置からグリーンまでの残距離を、前記他のプレーヤー端末の現在位置から前記グリーンの目標座標までの距離として算出する残距離算出手段と、
   前記グリーンの目標座標に対して前記他のゴルフプレーヤーが評価した評価情報を取得して、当該評価情報を集計する評価情報集計手段とをさらに備え、
   集計された前記評価情報を前記他のプレーヤー端末に送信する
   ことを特徴とする請求項１又は２記載の情報共有システム。
4. 前記プレーヤー端末は、
   前記プレーヤー端末のＸ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の傾きを検知する傾き検知手段と、
   前記傾き検知手段が所定の傾きを検知し、前記プレーヤー端末が備える情報表示手段に縦向きに表示される一の機能と横向きに表示される一の機能又は横向きに表示される他の機能と縦向きに表示される他の機能を相互に切替え可能な機能表示切替手段をさらに備える
   ことを特徴とする請求項３記載の情報共有システム。
5. 請求項１乃至４何れか一項に記載の情報共有システムにおける各手段としての機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

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