JPWO2015019446A1 - 材料試験機の治具装着装置 - Google Patents

材料試験機の治具装着装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015019446A1
JPWO2015019446A1 JP2015530604A JP2015530604A JPWO2015019446A1 JP WO2015019446 A1 JPWO2015019446 A1 JP WO2015019446A1 JP 2015530604 A JP2015530604 A JP 2015530604A JP 2015530604 A JP2015530604 A JP 2015530604A JP WO2015019446 A1 JPWO2015019446 A1 JP WO2015019446A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
boss
pressing member
grip
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015530604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6004113B2 (ja
Inventor
小嶺 徳晃
徳晃 小嶺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6004113B2 publication Critical patent/JP6004113B2/ja
Publication of JPWO2015019446A1 publication Critical patent/JPWO2015019446A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/08Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying steady tensile or compressive forces
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/02Details
    • G01N3/04Chucks
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2203/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N2203/02Details not specific for a particular testing method
    • G01N2203/04Chucks, fixtures, jaws, holders or anvils
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2203/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N2203/02Details not specific for a particular testing method
    • G01N2203/04Chucks, fixtures, jaws, holders or anvils
    • G01N2203/0447Holders for quick insertion/removal of test pieces

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

クロスヘッド73にグリップ10を装着するときには、ジョイント40からピン62とアダプタ50とを取り外す。そして、ジョイント40の中空部45内にグリップ10のボス13を挿入し、ピン62を、グリップ10のボス13に形成された貫通孔14とジョイント40における筒状体41に形成された孔部42にわたって挿入する。クロスヘッド73に圧盤30を装着するときには、アダプタ50をジョイント40に装着する。また、アダプタ50に対して圧盤30を装着する。そして、アダプタ50の孔部52に対して押しネジを挿入する。

Description

この発明は、引張試験と圧縮試験との両方を実行可能な材料試験機において、引張試験を行うときに試験片を把持するためのグリップと、圧縮試験を行うときに試験片を押圧する押圧部材とを選択的に装着可能な材料試験機の治具装着装置に関する。なお、この明細書で述べる圧縮試験とは、試験片に圧縮力を付与する各種の試験を意味し、試験片に対して曲げを生じさせる圧縮力を付与する曲げ試験を含む概念である。
引張試験と圧縮試験との両方を実行可能な材料試験機においては、クロスヘッドに対して、引張試験を行うときに試験片を把持するために使用される治具であるグリップと、圧縮試験を行うときに試験片を押圧するために使用される治具である圧盤とを選択的に装着可能とする必要がある。
従来の材料試験機においては、グリップをクロスヘッドに装着するための治具装着装置と、圧盤をクロスヘッドに装着するための治具装着装置とを個別に準備し、それらの治具装着装置を試験内容に応じて選択的に使用していた。このため、引張試験から圧縮試験へ、あるいは、圧縮試験から引張試験へと試験方法を変更する場合には、治具装着装置自体を取り替える必要が生じ、煩雑な作業が必要となり、また、取り替えのために時間がかかるという問題があった。
これに対して、グリップや圧盤が治具装着装置を介して接続されるロードセルと、このロードセルを保持する保持部材と、この保持部材を昇降することにより保持部材とテーブル間において供試体を負荷する駆動機構とを備え、治具装着装置が、互いに自在継手としての機能を実現すべきピン連結された上部材と下部材を有するとともに、上部材には、圧盤の装着部が設けられている材料試験機が提案されている(特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の治具装着装置の概要図である。
この治具装着装置においては、ロードセル101が、クロスヘッド102の上面において、クロスヘッド102に開口する貫通穴と同軸で設置されている。そして、ネジロッド103が、貫通穴とロードセル101を貫通し、このネジロッド103の頭部に形成されたネジ部に螺合するロックナット104の作用により、ロードセル101がネジロッド103に固定されている。
ネジロッド103の下端部には、フォーク部105が連結されている。このフォーク部105には、ピン106を挿入可能なピン孔が形成されている。この治具装着装置に対して試験片を把持するためのグリップ(図示を省略)を装着する場合には、グリップに形成された頭部をフォーク部105の凹部107内に挿入し、グリップの頭部に形成された貫通孔内にピン106を挿入することにより、グリップをフォーク部105に装着する。この場合には、フォーク部105に形成されたピン孔やグリップの頭部に形成された貫通孔とピン106との間に隙間があったとしても、グリップは引張試験時に下方に牽引されることから、その隙間が材料試験に影響を与えることはない。
一方、この治具装着装置に対して圧盤108を装着する場合には、図5に示すように、圧盤108における押圧部109に付設された段付き連結ロッド110の頭部をフォーク部105の凹部107内に挿入し、圧盤108の頭部に形成された貫通孔内にピン106を挿入することにより、圧盤108をフォーク部105に装着する。そして、段付き連結ロッド110の大径部の外周面に形成された雄ネジに対して、ロックナット111の内周面に形成された雌ネジを螺合させる。しかる後、このロックナット111をフォーク部105に対して当接させるとともに、ロックナット111の作用により圧盤108をピン106側に引きつけて、圧盤108をフォーク部105に対して固定する。これにより、フォーク部105に形成されたピン孔や段付き連結ロッド110の頭部に形成された貫通孔とピン106との間に隙間があったとしても、圧盤108をフォーク部105に対して確実に固定することが可能となる。
特開2008−196880号公報
特許文献1に記載された治具装着装置は、グリップや圧盤108を選択的に装着可能な優れたものではあるが、以下に述べるような問題が生ずる場合がある。
図6は、図5に示す状態における段付き連結ロッド110の大径部の外周面に形成された雄ネジとロックナット111の内周面に形成された雌ネジとの螺合関係を示す拡大図である。
図5に示す治具装着装置においては、ロックナット111の作用により圧盤108をピン106側に引きつけて圧盤108をフォーク部105に対して固定する構成であることから、図6に示すように、段付き連結ロッド110の大径部の外周面に形成された雄ネジにおける下側のネジ面と、ロックナット111の内周面に形成された雌ネジにおける上側のネジ面とが当接している。すなわち、この状態においては、段付き連結ロッド110の大径部の外周面に形成された雄ネジにおける上側のネジ面と、ロックナット111の内周面に形成された雌ネジにおける下側のネジ面との間には、隙間が生じている。
圧縮試験を実行するため、圧盤108により試験片を押圧したときには、圧盤108に上向きの力が作用する。このため、段付き連結ロッド110を上方向に移動させようとする力により、段付き連結ロッド110の大径部の外周面に形成された雄ネジにおける上側のネジ面とロックナット111に内周面に形成された雌ネジにおける下側のネジ面との間に形成された隙間が解消する方向に圧盤108が移動する。このため、試験力と変位との関係が不連続となり、正確な圧縮試験を実行することができないことになる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、グリップと押圧部材とを選択的に装着可能であり、かつ、正確に圧縮試験を実行することが可能な材料試験機の治具装着装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、引張試験を行うときに試験片を把持するためのグリップと、圧縮試験を行うときに試験片を押圧する押圧部材とを選択的に装着可能な材料試験機の治具装着装置であって、前記グリップにおけるボスが挿入可能な中空部と、当該中空部内に前記グリップにおけるボスを挿入した状態で、前記グリップにおけるボスに形成された貫通孔を貫通するピンを挿入可能な孔部と、が形成されたジョイントと、前記押圧部材におけるボスが挿入可能な中空部を備えたアダプタと、前記アダプタにおける中空部内に前記押圧部材におけるボスが挿入され、前記アダプタと前記押圧部材とが面接触する状態で、前記押圧部材を前記アダプタに固定するための押圧部材固定部材と、を備え、前記ジョイントと前記アダプタとが面接触するとともに、前記アダプタを前記ジョイントに固定するアダプタ固定機構を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記アダプタ固定機構は、前記アダプタに形成された雌ネジと螺合する、前記ジョイントに形成された雄ネジである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記押圧部材固定部材は、前記押圧部材のボスを押圧する押しネジである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記押圧部材におけるボスの外周部には、前記押しネジの頭部が侵入可能な溝部が形成される。
請求項5に記載の発明は、引張試験を行うときに試験片を把持するためのグリップと、圧縮試験を行うときに試験片を押圧する押圧部材とを選択的に装着可能な材料試験機の治具装着装置であって、前記グリップにおけるボスが挿入可能な中空部が形成された筒状体を有し、当該筒状体には、その内部に前記グリップにおけるボスを挿入した状態で、前記グリップにおけるボスに形成された貫通孔を貫通するピンを挿入可能な孔部が形成されるとともに、その内壁に雌ネジが形成されたジョイントと、フランジ部と、前記押圧部材におけるボスが挿入可能な中空部とを有するとともに、前記ジョイントにおける筒状体の内壁に形成された雌ネジと螺合可能な雄ネジがその外周部に形成されたアダプタと、前記ジョイントにおける中空部内に前記押圧部材におけるボスが挿入され、前記アダプタと前記押圧部材とが面接触する状態で、前記押圧部材を前記アダプタに固定するための押圧部材固定部材と、を備え、前記ジョイントにおける雌ネジと前記アダプタにおける雄ネジとが螺合した状態においては、前記ジョイントにおける筒状体の下面と前記アダプタにおけるフランジ部の上面とが面接触することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記押圧部材におけるボスは円筒状の形状を有するとともに、その外周部には溝部が形成され、前記アダプタには、その外周部から中空部に至る孔部か形成されており、前記押圧部材固定部材は、前記アダプタにおける孔部を通過して、前記押圧部材におけるボスに形成された溝部に侵入する押しネジである。
請求項1および請求項5に記載の発明によれば、ジョイントに対してアダプタを着脱することで、グリップと押圧部材とを容易に選択して装着することができる。このとき、ジョイントとアダプタおよびアダプタと押圧部材とが面接触していることから、ジョイントとアダプタと押圧部材との位置関係を一定に維持することができ、正確に圧縮試験を実行することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、アダプタを容易にジョイントに対して固定することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、押しネジにより押圧部材を容易にアダプタに対して固定することが可能となる。
請求項4および請求項6に記載の発明によれば、溝部の作用により、押圧部材の回転角度位置にかかわらず、押圧部材をアダプタに対して固定することが可能となる。
この発明に係る治具装着装置を適用する材料試験機の概要図である。 この発明に係る治具装着装置の概要図である。 ジョイント40に対して、アダプタ50を介して圧盤30を装着した状態を示す側面図である。 ジョイント40とアダプタ50とを示す側面図である。 従来の治具装着装置の概要図である。 段付き連結ロッド110の大径部の外周面に形成された雄ネジとロックナット111の内周面に形成された雌ネジとの螺合関係を示す拡大図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、この発明に係る治具装着装置を適用する材料試験機の構成について説明する。図1は、この発明に係る治具装着装置を適用する材料試験機の概要図である。なお、図1においては、試験片TPに対して引張試験を実行するために、材料試験機に一対のグリップ10、20が装着されている状態を示している。
この材料試験機は、テーブル71上に立設された一対の支柱72と、これらの支柱72の上部を連結するクロスヨーク74とを備える。各支柱72の内部には、図示を省略したネジ棹が各々配設されている。各ネジ棹は、図示を省略したモータの駆動により、同期して回転する。また、この材料試験機は、一対の支柱72に沿って昇降可能なクロスヘッド73を備える。クロスヘッド73の両端部にはナットが内蔵されており、これらのナットは一対のネジ棹と螺合している。このため、一対のネジ棹が同期して回転することにより、クロスヘッド73が昇降する。
クロスヘッド73下面には、試験片TPの上端を把持するためのグリップ10が、後述するジョイント40を介して固定されている。このジョイント40は、ロックナット61の作用により、クロスヘッド73の上面側に固定されたロードセル63と接続されている。また、テーブル71には、試験片TPの下端を把持するためのグリップ20が配設されている。
なお、試験片に対して圧縮試験を行う場合には、上側のグリップ10にかえて、後述する押圧部材としての圧盤30が装着される。また、同様に、試験片に対して圧縮試験を行う場合には、下側のグリップ20にかえて、圧縮試験を行う試験片を載置するための支持部材が装着される。
次に、この発明に係る材料試験機の治具装着装置の構成について説明する。図2は、この発明に係る治具装着装置の概要図である。また、図3は、図2に示すジョイント40に対して、アダプタ50を介して圧盤30を装着した状態を示す側面図である。さらに、図4は、ジョイント40とアダプタ50とを示す側面図である。なお、図3および図4においては、ジョイント40の一部のみを図示している。
この材料試験機の治具装着装置は、クロスヘッド73に対して、引張試験時に使用されるグリップ10と、圧縮試験時に使用される圧盤30とを選択的に装着可能とするためのものであり、ジョイント40と、アダプタ50とを備える。
グリップ10は、つかみ具とも呼称されるものであり、引張試験を実行するときに使用される治具である。このグリップ10は、図1に示す試験片TPを把持するための一対のつかみ歯11と、このつかみ歯11を開閉操作するためのレバー12と、ボス13とを備える。ボス13には、後述するピン62を貫通させることができる貫通孔14が形成されている。なお、図1に示すグリップ20も、このグリップ10とほぼ同様の構成を有している。
一方、圧盤30は、この発明に係る押圧部材として機能するものであり、圧縮試験を実行するときに使用される治具である。この圧盤30は、圧縮試験がなされる試験片を押圧するための押圧部31と、この押圧部31に付設されたボス32とから構成される。押圧部31の上面は、平面34となるように加工されている。また、ボス32の外周面には、溝部33が形成されている。
ジョイント40は、グリップ10におけるボス13が挿入可能な中空部45が形成された筒状体41と、連結部43と、ネジ部44とを備える。図2に示すように、ジョイント40における連結部43はクロスヘッド73に穿設された孔部を貫通しており、ネジ部44はロードセル63における孔部を貫通している。そして、ロードセル63は、ジョイント40におけるネジ部44と螺合するロックナット61の作用により、ジョイント40の上部と連結される。
ジョイント40における筒状体41には、その内部にグリップ10におけるボス13を挿入した状態で、ボス13に形成された貫通孔14を貫通するピン62を挿入可能な孔部42が形成されている。また、筒状体41の内壁には、雌ネジ47が形成されている。この雌ネジ47は、後述するアダプタ50の外周部に形成された雄ネジ56と螺合可能となっている。さらに、筒状体41の下面は、平面46となるように加工されている。
アダプタ50は、フランジ部55と、このフランジ部55の中央において圧盤30におけるボス32が挿入可能な中空部51とを有する。アダプタ50におけるフランジ部55の上方の外周部には、上述したジョイント40における筒状体41の内壁に形成された雌ネジ47と螺合可能な雄ネジ56が形成されている。このアダプタ50におけるフランジ部55の上面は、平面53となるように加工されている。また、このアダプタ50の下面も、平面54となるように加工されている。さらに、このアダプタ50におけるフランジ部55には、その外周部から中空部51に至る孔部52が形成されている。
このような構成を有する材料試験機の治具装着装置において、引張試験を実行するために材料試験機のクロスヘッド73にグリップ10を装着するときには、図2に示す状態において、ジョイント40からピン62とアダプタ50とを取り外す。そして、ジョイント40の中空部45内にグリップ10のボス13を挿入する。このときには、グリップ10を図2に示す状態から鉛直軸を中心として90度回転させ、グリップ10のボス13に形成された貫通孔14がジョイント40における筒状体41に形成された孔部42と対向配置されるようにする。この状態において、ピン62を、グリップ10のボス13に形成された貫通孔14とジョイント40における筒状体41に形成された孔部42にわたって挿入する。
これにより、グリップ10がジョイント40を介してロードセル63およびクロスヘッド73に固定される。なお、この状態においては、ジョイント40における筒状体41に形成された孔部42やグリップ10におけるボス13に形成された貫通孔14と、ピン62との間に隙間があったとしても、グリップ10は引張試験時に下方に牽引されることから、その隙間が材料試験に影響を与えることはない。
また、この材料試験機の治具装着装置において、圧縮試験を実行するために材料試験機のクロスヘッド73に圧盤30を装着するときには、図2に示す状態において、ジョイント40からピン62を取り外す。このときには、ジョイント40とアダプタ50とは、ジョイント40における筒状体41の内壁に形成された雌ネジ47とアダプタ50の外周部に形成された雄ネジ56とを螺合することにより、アダプタ50をジョイント40に装着しておく。この状態においては、ジョイント40における筒状体41の下面である平面46とアダプタ50におけるフランジ部55の上面である平面53とが面接触する。このため、アダプタ50とジョイント40とは、一定の位置関係で位置決めされる。
次に、アダプタ50に対して圧盤30を装着する。この場合においては、圧盤30におけるボス32をアダプタ50における中空部51に挿入する。そして、アダプタ50におけるフランジ部55に形成された外周部から中空部51に至る孔部52に対して押しネジ69を挿入する。この押しネジ69は、孔部52を通過し、押しネジ69の頭部が圧盤30におけるボス32の外周部に形成された溝部33に侵入する。これにより、圧盤30がアダプタ50に対して固定される。なお、圧盤30におけるボス32の外周部に形成された溝部33は、ボス32の外周部全周において形成されていることから、圧盤30がどのような回転角度位置に配置されたとしても、圧盤30をアダプタ50に対して固定することが可能となる。
この状態においては、アダプタ50の下面である平面54と、圧盤30における押圧部31の上面である平面34とが面接触する状態で、圧盤30がアダプタ50に固定される。このため、アダプタ50と圧盤30とは、一定の位置関係で位置決めされる。
これにより、圧盤30がジョイント40およびアダプタ50を介してロードセル63およびクロスヘッド73に固定される。なお、この状態においては、ジョイント40とアダプタ50とが面接触しており、アダプタ50と圧盤30と画面接触している。このため、ジョイント40、アダプタ50および圧盤30を、常に一定の位置関係に維持することができる。これにより、正確に圧縮試験を実行することが可能となる。
以上のように、この発明に係る材料試験機の治具装着装置においては、材料試験の態様に応じて、ジョイント40に対してピン62とアダプタ50とを選択的に装着して使用することにより、グリップ10と圧盤30とを選択的に材料試験機に装着することが可能となる。
10 グリップ
11 つかみ歯
13 ボス
14 貫通孔
20 グリップ
30 圧盤
31 押圧部
32 ボス
33 溝部
34 平面
40 ジョイント
41 筒状体
42 孔部
43 連結部
44 ネジ部
45 中空部
46 平面
47 雌ネジ
50 アダプタ
51 中空部
52 孔部
53 平面
54 平面
55 フランジ部
56 雄ネジ
61 ロックナット
62 ピン
63 ロードセル
73 クロスヘッド
請求項1に記載の発明は、引張試験を行うときに試験片を把持するためのグリップと、圧縮試験を行うときに試験片を押圧する押圧部材とを選択的に装着可能な材料試験機の治具装着装置であって、前記グリップにおけるボスが挿入可能な中空部が形成された筒状体と、当該中空部内に前記グリップにおけるボスを挿入した状態で、前記グリップにおけるボスに形成された貫通孔を貫通するピンを挿入可能な孔部と、が形成されたジョイントと、フランジ部と、前記押圧部材におけるボスが挿入可能な中空部を備えたアダプタと、前記アダプタにおける中空部内に前記押圧部材におけるボスが挿入され、前記アダプタの下面と前記押圧部材の上面とが面接触する状態で、前記押圧部材を前記アダプタに固定するための押圧部材固定部材と、を備え、前記ジョイントにおける筒状体の下面と前記アダプタにおけるフランジ部の上面とが面接触するとともに、前記アダプタを前記ジョイントに固定するアダプタ固定機構を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記アダプタ固定機構は、前記アダプタに形成されたネジと螺合する、前記ジョイントに形成されたネジである。
請求項5に記載の発明は、引張試験を行うときに試験片を把持するためのグリップと、圧縮試験を行うときに試験片を押圧する押圧部材とを選択的に装着可能な材料試験機の治具装着装置であって、前記グリップにおけるボスが挿入可能な中空部が形成された筒状体を有し、当該筒状体には、その内部に前記グリップにおけるボスを挿入した状態で、前記グリップにおけるボスに形成された貫通孔を貫通するピンを挿入可能な孔部が形成されるとともに、その内壁に雌ネジが形成されたジョイントと、フランジ部と、前記押圧部材におけるボスが挿入可能な中空部とを有するとともに、前記ジョイントにおける筒状体の内壁に形成された雌ネジと螺合可能な雄ネジがその外周部に形成されたアダプタと、前記アダプタにおける中空部内に前記押圧部材におけるボスが挿入され、前記アダプタの下面と前記押圧部材の上面とが面接触する状態で、前記押圧部材を前記アダプタに固定するための押圧部材固定部材と、を備え、前記ジョイントにおける雌ネジと前記アダプタにおける雄ネジとが螺合した状態においては、前記ジョイントにおける筒状体の下面と前記アダプタにおけるフランジ部の上面とが面接触することを特徴とする。

Claims (6)

  1. 引張試験を行うときに試験片を把持するためのグリップと、圧縮試験を行うときに試験片を押圧する押圧部材とを選択的に装着可能な材料試験機の治具装着装置であって、
    前記グリップにおけるボスが挿入可能な中空部と、当該中空部内に前記グリップにおけるボスを挿入した状態で、前記グリップにおけるボスに形成された貫通孔を貫通するピンを挿入可能な孔部と、が形成されたジョイントと、
    前記押圧部材におけるボスが挿入可能な中空部を備えたアダプタと、
    前記アダプタにおける中空部内に前記押圧部材におけるボスが挿入され、前記アダプタと前記押圧部材とが面接触する状態で、前記押圧部材を前記アダプタに固定するための押圧部材固定部材と、を備え、
    前記ジョイントと前記アダプタとが面接触するとともに、前記アダプタを前記ジョイントに固定するアダプタ固定機構を備えることを特徴とする材料試験機の治具装着装置。
  2. 請求項1に記載の材料試験機の治具装着装置において、
    前記アダプタ固定機構は、前記アダプタに形成された雌ネジと螺合する、前記ジョイントに形成された雄ネジである材料試験機の治具装着装置。
  3. 請求項1に記載の材料試験機の治具装着装置において、
    前記押圧部材固定部材は、前記押圧部材のボスを押圧する押しネジである材料試験機の治具装着装置。
  4. 請求項3に記載の材料試験機の治具装着装置において、
    前記押圧部材におけるボスの外周部には、前記押しネジの頭部が侵入可能な溝部が形成される材料試験機の治具装着装置。
  5. 引張試験を行うときに試験片を把持するためのグリップと、圧縮試験を行うときに試験片を押圧する押圧部材とを選択的に装着可能な材料試験機の治具装着装置であって、
    前記グリップにおけるボスが挿入可能な中空部が形成された筒状体を有し、当該筒状体には、その内部に前記グリップにおけるボスを挿入した状態で、前記グリップにおけるボスに形成された貫通孔を貫通するピンを挿入可能な孔部が形成されるとともに、その内壁に雌ネジが形成されたジョイントと、
    フランジ部と、前記押圧部材におけるボスが挿入可能な中空部とを有するとともに、前記ジョイントにおける筒状体の内壁に形成された雌ネジと螺合可能な雄ネジがその外周部に形成されたアダプタと、
    前記ジョイントにおける中空部内に前記押圧部材におけるボスが挿入され、前記アダプタと前記押圧部材とが面接触する状態で、前記押圧部材を前記アダプタに固定するための押圧部材固定部材と、を備え、
    前記ジョイントにおける雌ネジと前記アダプタにおける雄ネジとが螺合した状態においては、前記ジョイントにおける筒状体の下面と前記アダプタにおけるフランジ部の上面とが面接触することを特徴とする材料試験機の治具装着装置。
  6. 請求項5に記載の材料試験機の治具装着装置において、
    前記押圧部材におけるボスは円筒状の形状を有するとともに、その外周部には溝部が形成され、
    前記アダプタには、その外周部から中空部に至る孔部か形成されており、
    前記押圧部材固定部材は、前記アダプタにおける孔部を通過して、前記押圧部材におけるボスに形成された溝部に侵入する押しネジである材料試験機の治具装着装置。
JP2015530604A 2013-08-07 2013-08-07 材料試験機の治具装着装置 Active JP6004113B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/071380 WO2015019446A1 (ja) 2013-08-07 2013-08-07 材料試験機の治具装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6004113B2 JP6004113B2 (ja) 2016-10-05
JPWO2015019446A1 true JPWO2015019446A1 (ja) 2017-03-02

Family

ID=52460815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015530604A Active JP6004113B2 (ja) 2013-08-07 2013-08-07 材料試験機の治具装着装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9677982B2 (ja)
JP (1) JP6004113B2 (ja)
WO (1) WO2015019446A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104614245B (zh) * 2015-02-15 2017-04-05 河北联合大学 钢筋灌浆套筒搭接连接试件的张拉试验装置及张拉试验方法
JP6406197B2 (ja) * 2015-09-21 2018-10-17 トヨタ車体株式会社 チャック工具付き装置用治具
US11002647B2 (en) * 2016-10-31 2021-05-11 Nippon Steel Corporation Stress test jig and stress test method
JP7016138B2 (ja) * 2017-08-10 2022-02-04 国立研究開発法人産業技術総合研究所 圧縮試験方法
JP7141151B2 (ja) * 2017-08-10 2022-09-22 国立研究開発法人産業技術総合研究所 圧縮試験治具、樹脂含浸ストランド圧縮試験片、および、圧縮試験片作製治具
JP2019053009A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 株式会社島津製作所 超音波疲労試験機用治具
JP6866830B2 (ja) * 2017-11-22 2021-04-28 株式会社島津製作所 材料試験機および把持力検出方法
CN108548713B (zh) * 2018-03-29 2022-10-04 合肥工业大学 一种可修正的移动式试验装置及其试验方法
CN108362556A (zh) * 2018-03-31 2018-08-03 唐山钢铁集团有限责任公司 1500MPa以上板材拉伸试验机钳口夹具及使用方法
DE102018221334A1 (de) * 2018-12-10 2020-06-10 Vetter Pharma-Fertigung GmbH & Co. KG Befestigungsanordnung zum Befestigen eines Probenhalters an einer Kraftmesseinrichtung, Probenhalter und Gegenhalter für eine solche Befestigungsanordnung, und Kraftmesseinrichtung mit einer solchen Befestigungsanordnung
JP7052699B2 (ja) * 2018-12-11 2022-04-12 株式会社島津製作所 材料試験機
KR102212052B1 (ko) * 2019-12-06 2021-02-05 한국생산기술연구원 축하중 피로시험장치를 구선하는 다축 피로시험용 지그
CN113740149B (zh) * 2021-08-26 2023-11-28 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 膜材拉伸测试夹持装置及其测试方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4537082A (en) * 1984-01-24 1985-08-27 Mts Systems Corporation Reference frame and hold-down support system for remote supported axial torsional extensometer
JPH0755427B2 (ja) * 1991-01-31 1995-06-14 信越半導体株式会社 単結晶棒クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法
US5219376A (en) * 1992-01-31 1993-06-15 Zuelkze Tool & Engineering Company, Inc. Apparatus and method for mounting an EDM electrode
JPH0954028A (ja) 1995-08-18 1997-02-25 Shimadzu Corp 材料試験機
US5948994A (en) * 1998-04-02 1999-09-07 Jen; Ming-Hwa R. Multi-functional test machine
JP4788622B2 (ja) 2007-02-09 2011-10-05 株式会社島津製作所 材料試験機
JP4883307B2 (ja) * 2007-07-04 2012-02-22 株式会社島津製作所 材料試験機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6004113B2 (ja) 2016-10-05
US9677982B2 (en) 2017-06-13
US20160161380A1 (en) 2016-06-09
WO2015019446A1 (ja) 2015-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6004113B2 (ja) 材料試験機の治具装着装置
JP6431542B2 (ja) 力変換器較正のための精密加力装置
JP4788622B2 (ja) 材料試験機
JP6172041B2 (ja) 材料試験機
JP6009195B2 (ja) チャック装置及びこのチャック装置を備える材料試験機
JP7052699B2 (ja) 材料試験機
CN109261768B (zh) 一种矩形扭波导管的双侧扭转成型设备
CN203455223U (zh) 一种用于环槽铆钉的拉脱力试验夹具
JP2008076314A (ja) コンクリートのせん断試験方法及びせん断試験用治具
JP5003893B2 (ja) 二軸試験装置及び二軸試験方法
JP5071432B2 (ja) つかみ具
JP4379610B2 (ja) 高速引張試験用グリップ
KR101640182B1 (ko) 토크 테스터 장치
JP3160783U (ja) 固定ピンおよび材料試験機
JP2015049211A (ja) つかみ具および材料試験機
JP6212309B2 (ja) トグルクランプ
JP2011080918A (ja) 材料試験機
JP4375559B2 (ja) 材料試験機
JP3115732U (ja) 試験のための用具
KR101160294B1 (ko) 유니버셜 조인트 및 교차 가이드를 사용한 압축시험용 치구
JP6406319B2 (ja) 強度試験機
JP5333134B2 (ja) つかみ具
JP3125873U (ja) つかみ具
CN104827423A (zh) 螺栓疲劳试验装夹装置及其对中工装
JP3124470U (ja) 材料試験機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160822

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6004113

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151