JPWO2015012294A1 - オイルセパレータ - Google Patents

オイルセパレータ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015012294A1
JPWO2015012294A1 JP2015528300A JP2015528300A JPWO2015012294A1 JP WO2015012294 A1 JPWO2015012294 A1 JP WO2015012294A1 JP 2015528300 A JP2015528300 A JP 2015528300A JP 2015528300 A JP2015528300 A JP 2015528300A JP WO2015012294 A1 JPWO2015012294 A1 JP WO2015012294A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
oil separator
cartridge
screw portion
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015528300A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6502850B2 (ja
Inventor
卓也 杉尾
卓也 杉尾
一郎 湊
一郎 湊
裕昭 川浪
裕昭 川浪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabtesco Automotive Corp
Original Assignee
Nabtesco Automotive Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabtesco Automotive Corp filed Critical Nabtesco Automotive Corp
Publication of JPWO2015012294A1 publication Critical patent/JPWO2015012294A1/ja
Priority to JP2019052800A priority Critical patent/JP6926135B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6502850B2 publication Critical patent/JP6502850B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/0027Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions
    • B01D46/003Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions including coalescing means for the separation of liquid
    • B01D46/0031Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions including coalescing means for the separation of liquid with collecting, draining means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/0002Casings; Housings; Frame constructions
    • B01D46/0005Mounting of filtering elements within casings, housings or frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T17/00Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
    • B60T17/002Air treatment devices
    • B60T17/004Draining and drying devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

衝突材を収容するケースをボディに対して容易に着脱可能なオイルセパレータを提供する。オイルセパレータは、油分を含む空気をフィルタ(24)に衝突させることによって、空気から油分を分離して回収する。オイルセパレータは、空気を導入するための導入口と、空気を排出するための排出口とを備えるボディ(10)と、ボディ(10)に取り付けられ、フィルタ(24)を収容したフィルタカートリッジ(20)と、分離した油分を溜めるためのドレンボウル(30)と、を備える。スピンオン構造は、ボディ(10)に形成された第1螺子部(16a)と、フィルタカートリッジ(20)に形成された第2螺子部(23a)とを螺合する。これによりボディ(10)とフィルタカートリッジ(20)とは取り付けられる。

Description

本発明は、機器を通過した空気に含まれる油分を空気から分離するオイルセパレータに関する。
トラック、バス、建機等の車両は、エンジンと直結したコンプレッサから送られる圧縮空気を利用してブレーキやサスペンション等のシステムを制御している。この圧縮空気には、大気中に含まれる水分やコンプレッサ内を潤滑する油分が含まれている。この水分や油分を含む圧縮空気が各システム内に侵入すると、錆の発生やゴム部材(Oリング等)の膨潤を招き作動不良の原因となる。このため、エア系統のコンプレッサの下流には、圧縮空気中の水分や油分を除去するためのエアドライヤが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
エアドライヤ内には、フィルタや、シリカゲル及びゼオライト等の乾燥剤が設けられている。エアドライヤは、圧縮空気から水分を除去する除湿作用と、乾燥剤に吸着させた水分を取り除き外部に放出することによって乾燥剤を再生する再生作用とを行う。
特開平10−296038号公報
ところで、乾燥剤の再生時にエアドライヤから放出される空気には水分とともに油分も含まれるので、環境負荷を考慮してエア系統のコンプレッサの下流にオイルセパレータを設けることが考えられている。オイルセパレータは、水分や油分を含んだ空気が衝突する衝突材を筐体内に設け、空気を衝突材に衝突させて気液分離を行うことで油分を回収し、清浄エアを排出する。オイルセパレータでは、衝突材を定期的に交換しなければならない。
発明者らが考えたオイルセパレータは、導入管と排出管とが接続されるボディと、衝突材を収容したケースとを備える。ケースは複数のボルトによってボディに固定される。このため、衝突材を交換するときには、複数のボルトを全て外さなければならず、作業が煩雑である。そこで、衝突材が収容されたケースをボディに対して容易に着脱可能なオイルセパレータが求められている。
本発明の目的は、衝突材が収容されたケースをボディに対して容易に着脱可能なオイルセパレータを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
上記課題を解決するオイルセパレータは、油分を含む空気を衝突材に衝突させることによって、空気から油分を分離して回収するオイルセパレータであって、空気を導入するための導入口と、空気を排出するための排出口とを備えるボディと、前記ボディに取り付けられ、前記衝突材を収容したカートリッジと、分離した油分を溜めるためのドレンボウルと、取付構造と、を備え、前記取付構造によって、前記ボディと前記カートリッジとは、一動作又は二動作で取り付けられることをその要旨としている。
同構成によれば、ボディとカートリッジとが取付構造により一動作又は二動作で取り付けられる。このため、衝突材が収容されたケースであるカートリッジをボディに対して容易に着脱できる。
上記オイルセパレータについて、前記ボディには第1螺子部が形成されており、前記カートリッジには第2螺子部が形成されており、前記取付構造は、前記第1螺子部と、前記第2螺子部とを螺合するスピンオン構造であることが好ましい。
同構成によれば、スピンオン構造によりボディとカートリッジとが取り付けられる。このため、カートリッジをボディに対して螺合させることによって、衝突材が収容されたケースであるカートリッジをボディに対して容易に着脱できる。
上記オイルセパレータについて、前記ボディの径方向中央には、空気が通過するための第1中央通過部が設けられ、前記第1中央通過部に前記第1螺子部が形成され、前記カートリッジの径方向中央には、空気が通過するための第2中央通過部が設けられ、前記第2中央通過部に前記第2螺子部が形成されることが好ましい。
同構成によれば、ボディとカートリッジとの径方向中央に設けられた第1中央通過部と第2中央通過部とに第1螺子部と第2螺子部とを形成した。このため、径の小さい螺子部を採用できるので、ボディとカートリッジとの位置合わせが容易であって、取付作業が容易である。
上記オイルセパレータについて、前記第1螺子部は、雄螺子部であり、前記第2螺子部は、雌螺子部であることが好ましい。
同構成によれば、ボディに雄螺子部を設け、カートリッジに雌螺子部を設けた。このため、ボディから突出した雄螺子部にカートリッジの雌螺子部を位置合わせすればよいので、固定されたボディに傷が付くことを抑制できる。
上記オイルセパレータについて、前記ボディ及び前記カートリッジのうちの一方には挿入部が設けられており、前記ボディ及び前記カートリッジのうちの他方には装着部が設けられており、前記取付構造は、前記挿入部を、前記装着部に装着するワンタッチカプラ構造であり、前記挿入部が前記装着部に装着されると、前記挿入部の前記装着部からの取り外しが規制されることが好ましい。
同構成によれば、ワンタッチカプラ構造によりボディとカートリッジとが取り付けられる。このため、装着部に対して挿入部を螺合させることで、衝突材が収容されたケースであるカートリッジをボディに対して容易に着脱できる。
上記オイルセパレータについて、前記ボディは開口部を有し、前記カートリッジは開口部を有し、前記取付構造は、前記ボディの開口部を前記カートリッジの開口部に当接させ、この当接部において前記ボディと前記カートリッジとをバンドによって固定するバンド固定構造であることが好ましい。
同構成によれば、バンド固定構造によりボディとカートリッジとが取り付けられる。このため、当接部に対してバンドを固定することで、衝突材が収容されたケースであるカートリッジをボディに対して容易に着脱できる。
上記オイルセパレータについて、前記取付構造によって、前記カートリッジと前記ドレンボウルとは取り付けられることが好ましい。
同構成によれば、ドレンボウルとカートリッジとが取付構造により取り付けられる。このため、カートリッジに対してドレンボウルを取り付けることで、ドレンボウルをカートリッジに対して容易に着脱できる。
上記オイルセパレータについて、前記カートリッジには第3螺子部が形成されており、前記ドレンボウルには第4螺子部が形成されており、取付構造は、前記第3螺子部と、前記第4螺子部とを螺合するスピンオン構造であることが好ましい。
同構成によれば、スピンオン構造によりカートリッジとドレンボウルとが取り付けられる。このため、カートリッジに対してドレンボウルを螺合させることで、ドレンボウルをカートリッジに対して容易に着脱できる。
上記オイルセパレータについて、前記ボディと前記ドレンボウルとは、前記取付構造により取り付けられることが好ましい。
同構成によれば、ボディとドレンボウルとが取付構造により取り付けられる。このため、ボディに対してドレンボウルを取り付けることで、ドレンボウルをボディに対して容易に着脱できる。
上記オイルセパレータについて、前記ボディには第5螺子部が形成されており、前記ドレンボウルには第6螺子部が形成されており、前記取付構造は、前記第5螺子部と、前記第6螺子部とを螺合するスピンオン構造であることが好ましい。
同構成によれば、スピンオン構造によりカートリッジとドレンボウルとを取り付けられる。このため、ボディに対してドレンボウルを螺合させることで、ドレンボウルをボディに対して容易に着脱できる。
上記オイルセパレータについて、前記ボディは、下方に開口した開口部を有する接続部材であって、前記導入口及び前記排出口が設けられている接続部材と、前記接続部材の開口部を閉蓋する蓋部材であって、前記第1螺子部が設けられている蓋部材と、を備えることが好ましい。
同構成によれば、ボディは、接続部材と蓋部材との2部材を備えた。このため、ボディの成形が容易である。
上記オイルセパレータについて、前記ボディは、空気を膨張させるための膨張室を備えることが好ましい。
同構成によれば、ボディに膨張室を備えた。このため、ボディに流入した空気を膨張室によって膨張させることで、空気に含まれる油分が衝突材等に衝突し易くなる。
本発明によれば、衝突材が収容されたケースをボディに対して容易に着脱できる。
第1の実施形態におけるオイルセパレータの上面図。 オイルセパレータの構成及び導入側の空気の流れを示す図1の2−2線に沿った断面図。 オイルセパレータの構成及び排出側の空気の流れを示す図1の3−3線に沿った断面図。 図1のオイルセパレータの構成を示す分解断面図。 第2の実施形態におけるオイルセパレータの構成及び導入側の空気の流れを示す断面図。 図5のオイルセパレータの構成及び排出側の空気の流れを示す断面図。 第3の実施形態におけるオイルセパレータの構成及び導入側の空気の流れを示す断面図。 図7のオイルセパレータの構成及び排出側の空気の流れを示す断面図。 第4の実施形態におけるオイルセパレータの構成及び導入側の空気の流れを示す断面図。 図9のオイルセパレータの構成及び排出側の空気の流れを示す断面図。 第5の実施形態におけるオイルセパレータの構成及び導入側の空気の流れを示す断面図。 図11のオイルセパレータの構成及び排出側の空気の流れを示す断面図。 第6の実施形態におけるオイルセパレータの構成及び導入側の空気の流れを示す断面図。 図13のオイルセパレータの構成及び排出側の空気の流れを示す断面図。 第7の実施形態におけるオイルセパレータの上面図。 オイルセパレータの構成及び空気の流れを示す図15の16−16線に沿った断面図。 図16のオイルセパレータの構成を示す分解断面図。 第8の実施形態におけるオイルセパレータの構成及び空気の流れを示す断面図。 別例のオイルセパレータの構成を示す断面図。 別例のオイルセパレータの構成を示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図4を参照して、オイルセパレータの第1の実施形態について説明する。なお、図3は、ボディ10とフィルタカートリッジ20とドレンボウル30とを図1の3−3断面線で示した断面図であって、その他の部材を図1の2−2断面線の反対側で示した断面図である。
図2及び図3に示されるように、オイルセパレータは、鉛直方向に延出した円筒状の筐体である。オイルセパレータは、ボディ10と、ボディ10の下部に取り付けられるフィルタカートリッジ20と、フィルタカートリッジ20の下部に取り付けられるドレンボウル30とを備えている。ボディ10は、エアドライヤからの圧縮空気を導入するための導入口としての第1口12と、空気を排出するための排出口としての第2口13とを備えている。フィルタカートリッジ20は、スポンジ(ウレタンフォーム)からなるフィルタ24を収容している。ドレンボウル30は、分離した油分を溜める。なお、フィルタ24が衝突材として機能する。
ボディ10は、下方に開口した開口部を有する有底円筒状の接続部材11と、接続部材11の開口部を閉蓋する円板状の蓋部材15とを備えている。接続部材11と蓋部材15とは、複数のボルト17によって固定されている。
接続部材11には、第1口12と、第2口13とが設けられている。第1口12には、エアドライヤと接続する導入ホース12bを取り付ける導入側結合部材12aが螺合されている。第2口13には、排出ホース13bを取り付ける排出側結合部材13aが螺合されている。接続部材11の下部には、円環状の第1シール部材11aが設けられている。第1シール部材11aは、接続部材11と蓋部材15とを密封する。接続部材11の第2口13には、蓋部材15を介してフィルタカートリッジ20に連通する連通路14が設けられている。接続部材11の下部の連通路14の入口の周囲には、円環状の第2シール部材11bが設けられている。
蓋部材15の径方向中央には、空気が通過するための円筒状の第1中央通過部19が設けられている。第1中央通過部19は、蓋部材15の下方に突出している。第1中央通過部19には、雄螺子部である第1螺子部19aが形成されている。接続部材11と蓋部材15とはボディ10に空間を形成し、この空間が第1膨張室18として機能する。蓋部材15には、第2口13とフィルタカートリッジ20とを連通する貫通孔15aが形成されている。
フィルタカートリッジ20は、下方に開口した開口部を有する有底円筒状のケース21と、ケース21に支持されて蓋部材15と螺合する螺合部材22と、フィルタ24を収容するフィルタ収容部材25と、フィルタ収容部材25を支持するフィルタ支持部材29と、を備えている。フィルタ収容部材25には、複数の貫通孔が形成されたパンチングメタル27と、フィルタ24を支持するフィルタ支持板28が設けられている。
ケース21の上部には、円環状の第3シール部材21aが設けられている。ケース21の上部には、蓋部材15の貫通孔15aと位置が一致する貫通孔21bが形成されている。螺合部材22の径方向中央には、空気が通過するための第2中央通過部23が設けられている。第2中央通過部23は、螺合部材22の下方に突出している。第2中央通過部23には、雌螺子部である第2螺子部23aが形成されている。螺合部材22の第2中央通過部23の周囲には、螺合部材22の上下面を貫通する貫通孔22aが複数形成されている。ケース21の上部には、螺合部材22の貫通孔15aに係止して螺合部材22を係止する係止片21cが複数設けられている。螺合部材22は、ケース21の係止片21cによって支持されている。ケース21の側面部21dと上面部21eとの接合部は、側面部21dの縁部と上面部21eの縁部とを一緒に巻き込むことによって密閉されている。
フィルタ収容部材25は、下方に開口した開口部を有する有底円筒状である。フィルタ収容部材25の上部中央には、蓋部材15の第1中央通過部19を貫装させる中央貫通孔25aが形成されている。フィルタ収容部材25の上部の中央貫通孔25aの周囲下面には、円環状の凸条部25bが設けられている。フィルタ収容部材25の凸条部25bは、フィルタ収容部材25の内面とフィルタ24との間に空間を形成させる。螺合部材22の第2中央通過部23とフィルタ収容部材25の中央貫通孔25aとの間には、円筒状の第4シール部材26が設けられている。第4シール部材26は、螺合部材22の第2中央通過部23とフィルタ収容部材25の中央貫通孔25aとの間を密閉する。
フィルタ収容部材25の側部下方には、複数の側部貫通孔25cが設けられている。フィルタ支持板28の外縁には、フィルタ収容部材25の側部貫通孔25cに係止する係止片28aが複数設けられている。フィルタ支持板28は、係止片28aがフィルタ収容部材25に係止することによってフィルタ24をフィルタ収容部材25内に支持している。
フィルタ支持部材29は、ケース21の下端に支持されながら、フィルタ収容部材25を支持している。フィルタ支持部材29には、溝29aが形成されている。フィルタ収容部材25の溝29aには、分離された油水分であるドレンが通過する。フィルタ支持部材29には、雄螺子部である第3螺子部29bが形成されている。
ドレンボウル30は、上方に開口した有底筒状である。ドレンボウル30の上端部には、円環状の第5シール部材31が設けられている。第5シール部材31は、ケース21とドレンボウル30との間を密封する。ドレンボウル30には、雌螺子部である第4螺子部30aが形成されている。ドレンボウル30の下部には、溜まったドレンを排出する排出孔32が設けられている。排出孔32には、ドレンホース等を接続する接続栓33が取り付けられている。
図4を参照して、オイルセパレータの組み付けについて説明する。
まず、ボディ10の組み付けについて説明する。
接続部材11の下部に第1シール部材11aを設置して、蓋部材15をボルト17によって接続部材11に締結する。
次に、フィルタカートリッジ20の組み付けについて説明する。
ケース21の内部に螺合部材22を挿入し、ケース21の係止片21cを螺合部材22の貫通孔22aに貫通させて、係止片21cを折り曲げて、螺合部材22の貫通孔22aに係止させる。螺合部材22の第2中央通過部23に第4シール部材26を装着する。
フィルタ収容部材25の内部にパンチングメタル27を挿入し、続いてフィルタ24を挿入し、フィルタ支持板28でフィルタ24を覆う。続いて、フィルタ支持板28の係止片28aをフィルタ収容部材25の側部貫通孔25cに貫通させて、係止片28aを折り曲げて、フィルタ収容部材25の側部貫通孔25cに係止させる。
上記のフィルタ収容部材25をケース21の内部に挿入し、フィルタ収容部材25の中央貫通孔25aを第4シール部材26に装着する。続いて、フィルタ支持部材29をフィルタ収容部材25に当接させて、ケース21の下端をフィルタ支持部材29に折り曲げて、フィルタ支持部材29を係止する。
次に、ボディ10とフィルタカートリッジ20とドレンボウル30との組み付けについて説明する。
まず、フィルタカートリッジ20とドレンボウル30とを、フィルタカートリッジ20に形成された第3螺子部29bと、ドレンボウル30に形成された第4螺子部30aとを螺合するスピンオン構造により取り付ける。続いて、ボディ10とフィルタカートリッジ20とを、ボディ10に形成された第1螺子部19aと、フィルタカートリッジ20に形成された第2螺子部23aとを螺合するスピンオン構造により取り付ける。スピンオン構造は、螺合させる一動作で取り付けることができ、取付構造に相当する。
なお、フィルタ24を交換する際には、ドレンボウル30が取り付けられた状態のフィルタカートリッジ20をボディ10から取り外す。ドレンボウル30からフィルタカートリッジ20を取り外し、ドレンボウル30に新たなフィルタカートリッジ20を取り付けることによって、フィルタカートリッジ20を、すなわち、フィルタ24を交換する。フィルタカートリッジ20を交換した後、ドレンボウル30が取り付けられた状態のフィルタカートリッジ20をボディ10に取り付ける。
次に、図2及び図3を参照して、上記オイルセパレータの作用を説明する。
まず、図2を参照して、導入側における空気の通過を説明する。エアドライヤから排出されたパージエアがオイルセパレータの第1口12に導入される。パージエアは、油水分が含まれた空気である。第1口12から導入されたパージエアは、ボディ10の内部に導入され、第1膨張室18において膨張する。
第1膨張室18において膨張した空気は、蓋部材15の第1中央通過部19を上から下へ通過してフィルタ収容部材25の内部に進入する。フィルタ収容部材25の内部に進入した空気は、パンチングメタル27に衝突した後、フィルタ24に衝突することによって、空気に含まれる油分及び水分が空気から分離される。パンチングメタル27及びフィルタ24によって捕獲された水分及び油分を含むドレンは、フィルタ24を伝ってフィルタ支持板28とフィルタ収容部材25との隙間から下方へ落下して、ドレンボウル30の内部に溜まる。
図3を参照して、排出側における空気の通過を説明する。フィルタ24を通過した空気は、フィルタ収容部材25の側部貫通孔25cからケース21とフィルタ収容部材25との間に導入される。螺合部材22の貫通孔22aを通過した空気は、螺合部材22とケース21との間に進入する。螺合部材22とケース21との間に進入した空気は、ケース21の貫通孔21b、蓋部材15の貫通孔15a、及び連通路14を通過して、第2口13から排出ホース13bを介して外部に排出される。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ボディ10に形成された第1螺子部19aと、フィルタカートリッジ20に形成された第2螺子部23aとを螺合するスピンオン構造によりボディ10とフィルタカートリッジ20とを取り付けられる。このため、ボディ10に対してフィルタカートリッジ20を螺合させることによって、フィルタ24が収容されたケース21であるフィルタカートリッジ20をボディ10に対して容易に着脱できる。
(2)ボディ10とフィルタカートリッジ20との径方向中央に設けられた第1中央通過部19と第2中央通過部23とに第1螺子部19aと第2螺子部23aとを形成した。このため、径の小さい螺子部を採用できるので、ボディ10とフィルタカートリッジ20との位置合わせが容易であって、取付作業が容易である。
(3)ボディ10の第1螺子部19aは雄螺子部であり、フィルタカートリッジ20の第2螺子部23aは雌螺子部である。このため、ボディ10から突出した雄螺子部にフィルタカートリッジ20の雌螺子部を位置合わせすればよいので、固定されたボディ10に傷が付くことを抑制できる。
(4)フィルタカートリッジ20に形成された第3螺子部29bと、ドレンボウル30に形成された第4螺子部30aとを螺合するスピンオン構造によりフィルタカートリッジ20とドレンボウル30とを取り付けられる。このため、フィルタカートリッジ20に対してドレンボウル30を螺合させることによって、ドレンボウル30をボディ10に対して容易に着脱できる。
(5)ボディ10は、接続部材11と蓋部材15との2部材を備えた。このため、ボディ10の成形が容易である。
(6)ボディ10に第1膨張室18を備えた。このため、ボディ10に流入した空気を第1膨張室18によって膨張させることで、空気に含まれる油分がフィルタ24等に衝突し易くなる。
(第2の実施形態)
以下、図5及び図6を参照して、オイルセパレータの第2の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、空気の通過経路が逆である点において上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態のオイルセパレータのフィルタカートリッジ20とドレンボウル30とは、第1の実施形態のオイルセパレータと同様の構成を備えている。
図5及び図6に示されるように、第2口13が導入口となり、第1口12が排出口となる。第2口13には、導入側結合部材12aを介して導入ホース12bが接続されている。第1口12には、排出側結合部材13aを介して排出ホース13bが接続されている。
次に、図5及び図6を参照して、上記オイルセパレータの作用を説明する。
まず、図5を参照して、導入側における空気の通過を説明する。エアドライヤから排出されたパージエアがオイルセパレータの第2口13に導入される。パージエアは、油水分が含まれた空気である。第2口13から導入されたパージエアは、連通路14、蓋部材15の貫通孔15a、及びケース21の貫通孔21bを通過して、フィルタカートリッジ20内に進入する。
ケース21と螺合部材22との間に進入した空気は、螺合部材22の貫通孔22aを通過してフィルタ収容部材25の側部貫通孔25cからフィルタ収容部材25の内部に進入して、パンチングメタル27及びフィルタ24に衝突することによって、空気に含まれる油分及び水分が空気から分離される。パンチングメタル27及びフィルタ24によって捕獲された水分及び油分を含むドレンは、フィルタ24を伝ってフィルタ支持板28とフィルタ収容部材25との隙間から下方へ落下して、ドレンボウル30の内部に溜まる。
図6を参照して、排出側における空気の通過を説明する。フィルタ24を通過した空気は、蓋部材15の第1中央通過部19を下から上へ通過して第1膨張室18において膨張する。第1膨張室18において膨張した空気は、第1口12から排出ホース13bを介して外部に排出される。
以上、説明した実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(5)の効果を奏することができる。
(第3の実施形態)
以下、図7及び図8を参照して、オイルセパレータの第3の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、第1口と中央通過部とが連通している点において上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態のオイルセパレータのフィルタカートリッジ20とドレンボウル30とは、第1の実施形態のオイルセパレータとほぼ同様の構成を備えている。
図7及び図8に示されるように、ボディ40は、エアドライヤからの圧縮空気を導入するための導入口としての第1口42と、空気を排出するための排出口としての第2口43とを備えている。ボディ40は、下方に開口した開口部を有する有底円筒状の接続部材41と、接続部材41の開口部を閉蓋する円板状の蓋部材45とを備えている。接続部材41と蓋部材45とは、複数のボルト47によって固定されている。
接続部材41には、第1口42と、第2口43とが設けられている。第1口42には、エアドライヤと接続する導入ホース12bを取り付ける導入側結合部材12aが螺合されている。第2口43には、排出ホース13bを取り付ける排出側結合部材13aが螺合されている。接続部材41の下部には、円環状の第1シール部材41aが設けられている。第1シール部材41aは、接続部材41と蓋部材45とを密封する。接続部材41には、蓋部材45を介してフィルタカートリッジ20に連通する連通路44が設けられている。接続部材41の下部の連通路44の入口の周囲には、円環状の第2シール部材41bが設けられている。
蓋部材45の径方向中央には、空気が通過するための円筒状の第1中央通過部46が設けられている。第1中央通過部46は、蓋部材45の下方に突出している。連通路44は、接続部材41の第1口42と第1中央通過部46とを連通する。第1中央通過部46には、雄螺子部である第1螺子部46aが形成されている。ボディ40は、接続部材41と蓋部材45とによって空間が形成され、この空間が第1膨張室48として機能する。蓋部材45には、第1膨張室48とフィルタカートリッジ20とを連通する貫通孔45aが形成されている。
次に、図7及び図8を参照して、上記オイルセパレータの作用を説明する。
まず、図7を参照して、導入側における空気の通過を説明する。エアドライヤから排出されたパージエアがオイルセパレータの第1口42に導入される。パージエアは、油水分が含まれた空気である。第1口42から導入されたパージエアは、連通路44を通過して、蓋部材45の第1中央通過部46を上から下へ通過してフィルタ収容部材25の内部に進入する。
フィルタ収容部材25の内部に進入した空気は、パンチングメタル27に衝突した後、フィルタ24に衝突することによって、空気に含まれる油分及び水分が空気から分離される。パンチングメタル27及びフィルタ24によって捕獲された水分及び油分を含むドレンは、フィルタ24を伝ってフィルタ支持板28とフィルタ収容部材25との隙間から下方へ落下して、ドレンボウル30の内部に溜まる。
図8を参照して、排出側における空気の通過を説明する。フィルタ24を通過した空気は、フィルタ収容部材25の側部貫通孔25cからケース21とフィルタ収容部材25との間に導入される。螺合部材22の貫通孔22aを通過した空気は、螺合部材22とケース21との間に進入する。ケース21の貫通孔21b、蓋部材45の貫通孔45a、及び連通路44を通過して、第2口43から排出ホース13bを介して外部に排出される。
以上、説明した実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(5)の効果を奏することができる。
(第4の実施形態)
以下、図9及び図10を参照して、オイルセパレータの第4の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、空気の通過経路が逆である点において上記第3の実施形態と異なっている。以下、第3の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態のオイルセパレータのフィルタカートリッジ20とドレンボウル30とは、第1の実施形態のオイルセパレータとほぼ同様の構成を備えている。
図9及び図10に示されるように、第2口43が導入口となり、第1口42が排出口となる。第2口43には、導入側結合部材12aを介して導入ホース12bが接続されている。第1口42には、排出側結合部材13aを介して排出ホース13bが接続されている。
次に、図9及び図10を参照して、上記オイルセパレータの作用を説明する。
まず、図9を参照して、導入側における空気の通過を説明する。エアドライヤから排出されたパージエアがオイルセパレータの第2口43に導入される。パージエアは、油水分が含まれた空気である。第2口43から導入されたパージエアは、ボディ40の内部に導入され、第1膨張室48において膨張する。
第1膨張室48において膨張した空気は、蓋部材45の貫通孔45a及びケース21の貫通孔21bを通過して、フィルタカートリッジ20内に進入する。ケース21と螺合部材22との間に進入した空気は、螺合部材22の貫通孔22aを通過してフィルタ収容部材25の側部貫通孔25cからフィルタ収容部材25の内部に進入して、フィルタ24及びパンチングメタル27に衝突することによって、空気に含まれる油分及び水分が空気から分離される。フィルタ24及びパンチングメタル27によって捕獲された水分及び油分を含むドレンは、フィルタ24を伝ってフィルタ支持板28とフィルタ収容部材25との隙間から下方へ落下して、ドレンボウル30の内部に溜まる。
図10を参照して、排出側における空気の通過を説明する。フィルタ24を通過した空気は、蓋部材45の第1中央通過部46を下から上へ通過して連通路44を連通して、第1口42から排出ホース13bを介して外部に排出される。
以上、説明した実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(6)の効果を奏することができる。
(第5の実施形態)
以下、図11及び図12を参照して、オイルセパレータの第5の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、ボディを一体成形した点において上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態のオイルセパレータのフィルタカートリッジ20とドレンボウル30とは、第1の実施形態のオイルセパレータとほぼ同様の構成を備えている。
図11及び図12に示されるように、ボディ50は、エアドライヤからの圧縮空気を導入するための導入口としての第1口52と、空気を排出するための排出口としての第2口53とを備えている。第1口52には、エアドライヤと接続する導入ホース12bを取り付ける導入側結合部材12aが螺合されている。第2口53には、排出ホース13bを取り付ける排出側結合部材13aが螺合されている。
ボディ50の径方向中央には、空気が通過するための円筒状の第1中央通過部56が設けられている。第1中央通過部56は、ボディ50の下方に突出している。ボディ50には、第1口52と第1中央通過部56とを連通する第1連通路54が設けられている。第1中央通過部56には、雄螺子部である第1螺子部56aが形成されている。ボディ50には、第2口53とフィルタカートリッジ20とを連通する第2連通路57が設けられている。
次に、図11及び図12を参照して、上記オイルセパレータの作用を説明する。
まず、図11を参照して、導入側における空気の通過を説明する。エアドライヤから排出されたパージエアがオイルセパレータの第1口52に導入される。パージエアは、油水分が含まれた空気である。第1口52から導入されたパージエアは、第1連通路54を通過して、第1中央通過部56を上から下へ通過してフィルタ収容部材25の内部に進入する。
フィルタ収容部材25の内部に進入した空気は、パンチングメタル27に衝突した後、フィルタ24に衝突することによって、空気に含まれる油分及び水分が空気から分離される。パンチングメタル27及びフィルタ24によって捕獲された水分及び油分を含むドレンは、フィルタ24を伝ってフィルタ支持板28とフィルタ収容部材25との隙間から下方へ落下して、ドレンボウル30の内部に溜まる。
図12を参照して、排出側における空気の通過を説明する。フィルタ24を通過した空気は、フィルタ収容部材25の側部貫通孔25cからケース21とフィルタ収容部材25との間に導入される。螺合部材22の貫通孔22aを通過した空気は、螺合部材22とケース21との間に進入する。螺合部材22とケース21との間に進入した空気は、ケース21の貫通孔21b及び第2連通路57を通過して、第2口53から排出ホース13bを介して外部に排出される。
以上、説明した実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(7)ボディ50を一体成形した。このため、ボディ50を製造する際に、ボルトによって締結しなくてもよく、作業が容易である。
(第6の実施形態)
以下、図13及び図14を参照して、オイルセパレータの第6の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、空気の通過経路が逆である点において上記第5の実施形態と異なっている。以下、第5の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態のオイルセパレータのフィルタカートリッジ20とドレンボウル30とは、第1の実施形態のオイルセパレータとほぼ同様の構成を備えている。
図13及び図14に示されるように、第2口53が導入口となり、第1口52が排出口となる。第2口53には、導入側結合部材12aを介して導入ホース12bが接続されている。第1口52には、排出側結合部材13aを介して排出ホース13bが接続されている。
次に、図13及び図14を参照して、上記オイルセパレータの作用を説明する。
まず、図13を参照して、導入側における空気の通過を説明する。エアドライヤから排出されたパージエアがオイルセパレータの第2口53に導入される。パージエアは、油水分が含まれた空気である。第2口53から導入されたパージエアは、第2連通路57及びケース21の貫通孔21bを通過して、フィルタカートリッジ20内に進入する。
ケース21と螺合部材22との間に進入した空気は、螺合部材22の貫通孔22aを通過してフィルタ収容部材25の側部貫通孔25cからフィルタ収容部材25の内部に進入して、フィルタ24及びパンチングメタル27に衝突することによって、空気に含まれる油分及び水分が空気から分離される。フィルタ24及びパンチングメタル27によって捕獲された水分及び油分を含むドレンは、フィルタ24を伝ってフィルタ支持板28とフィルタ収容部材25との隙間から下方へ落下して、ドレンボウル30の内部に溜まる。
図14を参照して、排出側における空気の通過を説明する。フィルタ24を通過した空気は、第1中央通過部56を下から上へ通過して、第1連通路54を通過して第1口52から排出ホース13bを介して外部に排出される。
以上、説明した実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)及び第5の実施形態の(7)の効果を奏することができる。
(第7の実施形態)
以下、図15〜図17を参照して、オイルセパレータの第7の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、フィルタカートリッジとドレンボウルとがボディに取り付けられる点において上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。図16は、ボディ110とフィルタカートリッジ120とドレンボウル130とを図15の16−16断面線で示した断面図であって、その他の部材を側面視で示した側面図である。
図16に示されるように、オイルセパレータは、鉛直方向に延出した円筒状の筐体である。オイルセパレータは、ボディ110と、ボディ110の下部に取り付けられるフィルタカートリッジ120と、ボディ110の下部に取り付けられるドレンボウル130とを備えている。ボディ110は、エアドライヤからの圧縮空気を導入するための導入口としての第1口112と、空気を排出するための排出口としての第2口113とを備えている。第1口112には、エアドライヤと接続する導入ホース12bを取り付ける導入側結合部材12aが螺合されている。第2口113には、排出ホース13bを取り付ける排出側結合部材13aが螺合されている。フィルタカートリッジ120は、スポンジ(ウレタンフォーム)からなるフィルタ124を収容している。ドレンボウル30は、分離した油分を溜める。なお、フィルタ124が衝突材として機能する。
ボディ110の径方向中央には、空気が通過するための円筒状の第1中央通過部116が設けられている。第1中央通過部116は、ボディ110の下方に突出している。ボディ110の外縁部には、下方に突出する円筒部119が設けられている。円筒部119の内壁には、雌螺子部である第5螺子部119aが形成されている。ボディ110には、第1口112と第1中央通過部116とを連通する第1連通路114が設けられている。第1中央通過部116には、雄螺子部である第1螺子部116aが形成されている。ボディ110には、第2口113とフィルタカートリッジ120とを連通する第2連通路117が設けられている。
フィルタカートリッジ20は、フィルタ124を収容する下方に開口した開口部を有する有底円筒状のケース121と、ケース121の下端開口部を閉蓋する蓋部材122とを備えている。蓋部材122には、複数の貫通孔122aが形成されている。ケース121の上部には、円環状の第2シール部材121aが設けられている。第2シール部材121aは、ボディ110とケース121との間を密封する。ケース121の上部径方向中央には、空気が通過するための第2中央通過部123が設けられている。第2中央通過部123には、雌螺子部である第2螺子部123aが形成されている。第2螺子部123aは、ボディ110の第1中央通過部116の第1螺子部116aと螺合する。ケース121の側部下方には、複数の側部貫通孔121bが設けられている。
ドレンボウル130は、上方に開口した有底筒状である。ドレンボウル130の側部上方には、円環状の第3シール部材131が設けられている。第3シール部材131は、ボディ110とドレンボウル130との間を密封する。ドレンボウル30には、雌螺子部である第6螺子部130aが形成されている。第6螺子部130aは、ボディ110の第5螺子部119aと螺合する。ドレンボウル30の下部には、溜まったドレンを排出する排出孔132が設けられている。排出孔132には、ドレンホース等を接続する接続栓133が取り付けられている。
図17を参照して、オイルセパレータの組み付けについて説明する。すなわち、ボディ110とフィルタカートリッジ120とドレンボウル130との組み付けについて説明する。
まず、ボディ110とフィルタカートリッジ120とを、ボディ110に形成された第1螺子部116aと、フィルタカートリッジ120に形成された第2螺子部123aとを螺合するスピンオン構造により取り付ける。スピンオン構造は、螺合させる一動作で取り付けることができ、取付構造に相当する。
続いて、ボディ110とドレンボウル130とを、ボディ110に形成された第5螺子部119aと、ドレンボウル130に形成された第6螺子部130aとを螺合するスピンオン構造により取り付ける。
なお、フィルタ124を交換する際には、ドレンボウル130をボディ110から取り外して、フィルタカートリッジ120をボディ10から取り外して、フィルタカートリッジ120を交換する。そして、フィルタカートリッジ120をボディ110に取り付けて、ドレンボウル130をボディ110に取り付ける。
次に、図16を参照して、上記オイルセパレータの作用を説明する。
まず、導入側における空気の通過を説明する。エアドライヤから排出されたパージエアがオイルセパレータの第1口112に導入される。パージエアは、油水分が含まれた空気である。第1口112に導入されたパージエアは、ボディ110の第1連通路114を通過して、第1中央通過部116を上から下へ通過してフィルタカートリッジ120の内部に進入する。フィルタカートリッジ120の内部に進入した空気は、フィルタ124に衝突することによって、空気に含まれる油分及び水分が空気から分離される。フィルタ124によって捕獲された水分及び油分を含むドレンは、フィルタ124を伝って蓋部材122の貫通孔122aから下方へ落下して、ドレンボウル130の内部に溜まる。
続いて、排出側における空気の通過を説明する。フィルタ124を通過した空気は、フィルタカートリッジ120の側部貫通孔121bからケース121とドレンボウル130との間に導入される。ケース121とドレンボウル130との間を上方へ通過した空気は、第2連通路117を通過して、第2口113から排出ホース13bを介して外部に排出される。
以上、説明した実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(3)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(8)ボディ110に形成された第5螺子部119aと、ドレンボウル130に形成された第6螺子部130aとを螺合するスピンオン構造によりフィルタカートリッジ120とドレンボウル130とを取り付けられる。このため、ボディ110に対してドレンボウル130を螺合させることで、ドレンボウル130をボディ110に対して容易に着脱できる。
(第8の実施形態)
以下、図18を参照して、オイルセパレータの第8の実施形態について説明する。この実施形態のオイルセパレータは、空気の通過経路が逆である点において上記第7の実施形態と異なっている。以下、第7の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態のオイルセパレータのフィルタカートリッジ120とドレンボウル130とは、第7の実施形態のオイルセパレータと同様の構成を備えている。
図18に示されるように、第2口113が導入口となり、第1口112が排出口となる。第2口113には、導入側結合部材12aを介して導入ホース12bが接続されている。第1口112には、排出側結合部材13aを介して排出ホース13bが接続されている。
次に、図18を参照して、上記オイルセパレータの作用を説明する。
まず、導入側における空気の通過を説明する。エアドライヤから排出されたパージエアがオイルセパレータの第2口113に導入される。パージエアは、油水分が含まれた空気である。第2口113から導入されたパージエアは、第2連通路117を通過して、ドレンボウル130内、すなわちケース121とドレンボウル130との間に進入する。
ケース121とドレンボウル130との間に進入した空気は、ケース121の側部貫通孔121bからフィルタカートリッジ120の内部に進入して、フィルタ124に衝突することによって、空気に含まれる油分及び水分が空気から分離される。フィルタ124によって捕獲された水分及び油分を含むドレンは、フィルタ124を伝って蓋部材122の貫通孔122aから下方へ落下して、ドレンボウル130の内部に溜まる。
排出側における空気の通過を説明する。フィルタ124を通過した空気は、第1中央通過部116を下から上へ通過して、第1連通路114を通過して第1口112から排出ホース13bを介して外部に排出される。
以上、説明した実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(3)及び第7の実施形態の(8)の効果を奏することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記第1〜6の実施形態では、第1口12,42,52と第2口13,43,53とを同一方向に開口して設けた。しかしながら、第1口12,42,52と第2口13,43,53とを異なる方向に開口して設けてもよい。例えば、第1口12,42,52と第2口13,43,53とを両端に設けて、反対方向に開口してもよい。
・上記第1〜6の実施形態では、フィルタ24及びパンチングメタル27によって捕獲された水分及び油分を含むドレンをフィルタ支持板28とフィルタ収容部材25との隙間からドレンボウル30へ落下する構造とした。しかしながら、フィルタ支持板28にドレン通過孔を形成して、フィルタ24及びパンチングメタル27によって捕獲された水分及び油分を含むドレンをフィルタ支持板28から直接ドレンボウル30に落下させてもよい。
・上記第1〜6の実施形態では、フィルタカートリッジ20に雄螺子部である第3螺子部29bを設け、ドレンボウル30に雌螺子部である第4螺子部30aを設けた。しかしながら、フィルタカートリッジ20の第3螺子部29bを雌螺子部として、ドレンボウル30の第4螺子部30aを雄螺子部としてもよい。
・上記第1〜6の実施形態では、フィルタカートリッジ20とドレンボウル30とをスピンオン構造とした。しかしながら、フィルタカートリッジ20とドレンボウル30とを他の取付構造としてもよい。例えば、係合爪を係合部に係合させる係合構造、挿入部を装着部に装着するだけで取り付けられるワンタッチカプラ構造、互いの接続部を当接させて当接部に対してバンドを固定するバンド固定構造等を採用してもよい。係合構造は、係合爪を係合部に係合させる一動作で取り付けられる。ワンタッチカプラ構造は、挿入部を装着部に挿入する一動作で取り付けられる。バンド固定構造は、互いの接続部を当接させる一動作と、当接部にバンドを固定する一動作との二動作で取り付けられる。
・上記第1〜6の実施形態では、ボディ10,40,50に雄螺子部である第1螺子部19a,46a,56aを設け、フィルタカートリッジ20に雌螺子部である第2螺子部23aを設けた。しかしながら、ボディ10,40,50の第1螺子部19a,46a,56aを雌螺子部として、フィルタカートリッジ20の第2螺子部23aを雄螺子部としてもよい。
・上記第1〜6の実施形態では、ボディ10,40,50とフィルタカートリッジ20との径方向中央にスピンオン構造を設けた。しかしながら、ボディ10,40,50とフィルタカートリッジ20との周縁部にスピンオン構造を設けてもよい。
・上記第1〜6の実施形態では、ボディ10,40,50に第1螺子部19a,46a,56aを設け、フィルタカートリッジ20に第2螺子部23aを設けたスピンオン構造とした。しかしながら、ボディ10,40,50とフィルタカートリッジ20とを他の取付構造としてもよい。例えば、取付構造として、係合爪を係合部に係合する係合構造、挿入部を装着部に装着するだけで取り付けられるワンタッチカプラ構造、互いの開口部を当接させて当接部に対してバンドを固定するバンド固定構造等を採用してもよい。係合構造は、係合爪を係合部に係合させる一動作で取り付けられる。ワンタッチカプラ構造は、挿入部を装着部に挿入する一動作で取り付けられる。バンド固定構造は、互いの接続部を当接させる一動作と、当接部にバンドを固定する一動作との二動作で取り付けられる。
図19に示されるように、ボディ10に設けられた第1螺子部19aと、フィルタカートリッジ20に設けられた第2螺子部23aとから構成されるスピンオン構造をなくして、ワンタッチカプラ構造を採用する。ワンタッチカプラ構造は、フィルタカートリッジ20の外周上部に設けられた装着部62と、ボディ10の下面に設けられ、装着部62に挿入される挿入部61とから構成される。装着部62には、複数の球63と、球63の外径方向の動きを規制し、挿入部61の脱着時に操作される円環状の操作部64とを備えている。脱着時には、操作部64を下方に変位させることで球63の外径方向への動きの規制がなくなり、挿入部61を装着部62に対して脱着できる。
図20に示されるように、ボディ10に設けられた第1螺子部19aと、フィルタカートリッジ20に設けられた第2螺子部23aとから構成されるスピンオン構造をなくして、バンド固定構造を採用する。バンド固定構造は、フィルタカートリッジ20の上部外縁に設けられた接続部72と、ボディ10の下面に設けられ、接続部72に当接する接続部71と、接続部71,72同士が当接した当接部を固定するバンド73とから構成される。装着時には、ボディ10の接続部71とフィルタカートリッジ20の接続部72とを当接させて、この当接部をバンド73で覆い当接部に対してバンド73を固定する。取り外す時には、バンド73を当接部から取り外して、ボディ10の接続部71とフィルタカートリッジ20の接続部72とを分離する。
・上記第7,8の実施形態では、ボディ110に雌螺子部である第5螺子部119aを設け、ドレンボウル130に雄螺子部である第6螺子部130aを設けた。しかしながら、ボディ110の第5螺子部119aを雌螺子部として、ドレンボウル30の第6螺子部130aを雄螺子部としてもよい。
・上記第7,8の実施形態では、フィルタカートリッジ120とドレンボウル130とをスピンオン構造とした。しかしながら、フィルタカートリッジ120とドレンボウル130とを他の取付構造としてもよい。例えば、係合爪を係合部に係合させる係合構造、挿入部を装着部に装着するだけで取り付けられるワンタッチカプラ構造、互いの接続部を当接させて当接部に対してバンドを固定するバンド固定構造等を採用してもよい。係合構造は、係合爪を係合部に係合させる一動作で取り付けられる。ワンタッチカプラ構造は、挿入部を装着部に挿入する一動作で取り付けられる。バンド固定構造は、互いの接続部を当接させる一動作と、当接部をバンドで固定する一動作との二動作で取り付けられる。
・上記第7,8の実施形態では、ボディ110に雄螺子部である第1螺子部116aを設け、フィルタカートリッジ120に雌螺子部である第2螺子部123aを設けた。しかしながら、ボディ110の第1螺子部116aを雌螺子部として、フィルタカートリッジ120の第2螺子部123aを雄螺子部としてもよい。
・上記第7,8の実施形態では、ボディ110に第1螺子部116aを設け、フィルタカートリッジ120に第2螺子部123aを設けたスピンオン構造とした。しかしながら、ボディ110とフィルタカートリッジ120とを他の取付構造としてもよい。例えば、取付構造として、係合爪を係合部に係合する係合構造、挿入部を装着部に装着するだけで取り付けられるワンタッチカプラ構造、互いの開口部を当接させて当接部に対してバンドを固定するバンド固定構造等を採用してもよい。係合構造は、係合爪を係合部に係合させる一動作で取り付けられる。ワンタッチカプラ構造は、挿入部を装着部に挿入する一動作で取り付けられる。バンド固定構造は、互いの接続部を当接させる一動作と、当接部に対してバンドを固定する一動作との二動作で取り付けられる。
・上記各実施形態では、ボディ10,40,50,110の径方向中央に空気が通過する経路を設けた。しかしながら、中央以外に空気が通過する経路を設けてもよい。
・上記第1〜6の実施形態の構成において、フィルタ収容部材25にフィルタ支持板28を係止することでフィルタ24を収容したが、フィルタ24自体をフィルタ収容部材25に係止させてもよい。また、他の構造によってフィルタ24をフィルタ収容部材25に収容してもよい。
・上記各実施形態では、フィルタ24,124をスポンジ(ウレタンフォーム)としたが、クラッシュドアルミや不織布等の他の衝突材を採用してもよい。
10…ボディ、11…接続部材、11a…第1シール部材、11b…第2シール部材、12…第1口、12a…導入側結合部材、12b…導入ホース、13…第2口、13a…排出側結合部材、13b…排出ホース、14…連通路、15…蓋部材、15a…貫通孔、17…ボルト、18…第1膨張室、19…第1中央通過部、19a…第1螺子部、20…フィルタカートリッジ、21…ケース、21a…第3シール部材、21b…貫通孔、21c…係止片、21d…側面部、21e…上面部、22…螺合部材、22a…貫通孔、23…第2中央通過部、23a…第2螺子部、24…フィルタ、25…フィルタ収容部材、25a…中央貫通孔、25b…凸条部、25c…側部貫通孔、26…第4シール部材、27…パンチングメタル、28…フィルタ支持板、28a…係止片、29…フィルタ支持部材、29a…溝、29b…第3螺子部、30…ドレンボウル、30a…第4螺子部、31…第5シール部材、32…排出孔、33…接続栓、40…ボディ、41…接続部材、41a…第1シール部材、42…第1口、43…第2口、44…連通路、45…蓋部材、45a…貫通孔、46…第1中央通過部、46a…第1螺子部、47…ボルト、48…第1膨張室、50…ボディ、52…第1口、53…第2口、54…第1連通路、56…第1中央通過部、56a…第1螺子部、57…第2連通路、61…挿入部、62…装着部、63…球、64…操作部、71…接続部、72…接続部、73…バンド、110…ボディ、112…第1口、113…第2口、114…連通路、116…第1中央通過部、116a…第1螺子部、117…第2連通路、119…円筒部、119a…第5螺子部、120…フィルタカートリッジ、121…ケース、121a…第2シール部材、121b…側部貫通孔、122…蓋部材、122a…貫通孔、123…第2中央通過部、123a…第2螺子部、124…フィルタ、130…ドレンボウル、130a…第6螺子部、131…第3シール部材、132…排出孔、133…接続栓。

Claims (12)

  1. 油分を含む空気を衝突材に衝突させることによって、空気から油分を分離して回収するオイルセパレータにおいて、
    空気を導入するための導入口と、空気を排出するための排出口とを備えるボディと、
    前記ボディに取り付けられ、前記衝突材を収容したカートリッジと、
    分離した油分を溜めるためのドレンボウルと、
    取付構造と、を備え、
    前記取付構造によって、前記ボディと前記カートリッジとは、一動作又は二動作で取り付けられる
    オイルセパレータ。
  2. 前記ボディには第1螺子部が形成されており、
    前記カートリッジには第2螺子部が形成されており、
    前記取付構造は、前記第1螺子部と、前記第2螺子部とを螺合するスピンオン構造である
    請求項1に記載のオイルセパレータ。
  3. 前記ボディの径方向中央には、空気が通過するための第1中央通過部が設けられており、
    前記第1螺子部は前記第1中央通過部に形成されており、
    前記カートリッジの径方向中央には、空気が通過するための第2中央通過部が設けられており、
    前記第2螺子部は前記第2中央通過部に形成されている
    請求項2に記載のオイルセパレータ。
  4. 前記第1螺子部は、雄螺子部であり、
    前記第2螺子部は、雌螺子部である
    請求項2又は3に記載のオイルセパレータ。
  5. 前記ボディ及び前記カートリッジのうちの一方には挿入部が設けられており、
    前記ボディ及び前記カートリッジのうちの他方には装着部が設けられており、
    前記取付構造は、前記挿入部を、前記装着部に装着するワンタッチカプラ構造であり、前記挿入部が前記装着部に装着されると、前記挿入部の前記装着部からの取り外しが規制される
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
  6. 前記ボディは開口部を有し、前記カートリッジは開口部を有し、
    前記取付構造は、前記ボディの開口部を前記カートリッジの開口部に当接させ、この当接部において前記ボディと前記カートリッジとをバンドによって固定するバンド固定構造である
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
  7. 前記取付構造によって、前記カートリッジと前記ドレンボウルとは取り付けられる
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
  8. 前記カートリッジには第3螺子部が形成されており、
    前記ドレンボウルには第4螺子部が形成されており、
    前記取付構造は、前記第3螺子部と、前記第4螺子部とを螺合するスピンオン構造である
    請求項7に記載のオイルセパレータ。
  9. 前記取付構造によって、前記ボディと前記ドレンボウルとは取り付けられる
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
  10. 前記ボディには第5螺子部が形成されており、前記ドレンボウルには第6螺子部が形成されており、
    前記取付構造は、前記第5螺子部と、前記第6螺子部とを螺合するスピンオン構造である
    請求項9に記載のオイルセパレータ。
  11. 前記ボディは、下方に開口した開口部を有する接続部材であって、前記導入口及び前記排出口が設けられている接続部材と、
    前記接続部材の開口部を閉蓋する蓋部材であって、前記第1螺子部が設けられている蓋部材と、を備える
    請求項2〜10のいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
  12. 前記ボディは、空気を膨張させるための膨張室を備える
    請求項1〜11のいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
JP2015528300A 2013-07-23 2014-07-23 オイルセパレータ Active JP6502850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019052800A JP6926135B2 (ja) 2013-07-23 2019-03-20 オイルセパレータ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013152948 2013-07-23
JP2013152948 2013-07-23
PCT/JP2014/069399 WO2015012294A1 (ja) 2013-07-23 2014-07-23 オイルセパレータ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019052800A Division JP6926135B2 (ja) 2013-07-23 2019-03-20 オイルセパレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015012294A1 true JPWO2015012294A1 (ja) 2017-03-02
JP6502850B2 JP6502850B2 (ja) 2019-04-17

Family

ID=52393327

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015528300A Active JP6502850B2 (ja) 2013-07-23 2014-07-23 オイルセパレータ
JP2019052800A Active JP6926135B2 (ja) 2013-07-23 2019-03-20 オイルセパレータ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019052800A Active JP6926135B2 (ja) 2013-07-23 2019-03-20 オイルセパレータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10293292B2 (ja)
JP (2) JP6502850B2 (ja)
DE (1) DE112014003414T5 (ja)
WO (1) WO2015012294A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112014003414T5 (de) * 2013-07-23 2016-04-28 Nabtesco Automotive Corporation Ölabscheider
CN107847842B (zh) * 2015-05-20 2020-12-22 纳博特斯克汽车零部件有限公司 油分离器
JP6949904B2 (ja) * 2015-05-20 2021-10-13 ナブテスコオートモーティブ株式会社 オイルセパレータ

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61181514A (ja) * 1984-11-23 1986-08-14 ドムニック ハンター リミテッド 気体流から搬送液分を除去するための装置
JPH0356625U (ja) * 1989-09-27 1991-05-30
JPH07204440A (ja) * 1994-01-28 1995-08-08 Koganei Corp エアフィルタ
JPH08510305A (ja) * 1993-05-03 1996-10-29 シーメンス オートモーティヴ コーポレイション トップ・フィード・タイプの燃料噴射器用のフィルタカートリッジ取付け機構
JPH11169630A (ja) * 1997-12-15 1999-06-29 Orion Mach Co Ltd フィルタ
JP2001027159A (ja) * 1999-07-16 2001-01-30 Toyo Roki Mfg Co Ltd 油槽式エアクリーナ
JP2002085928A (ja) * 2000-09-18 2002-03-26 Maeda:Kk フィルタ装置
JP2004167295A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Toyoda Spinning & Weaving Co Ltd エレメント交換型フィルタ及びそのドレン機構
JP2005147044A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Thrash:Kk オイルフィルター
JP2006341143A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Wako Filter Technology Kk フィルタ装置
US20070084348A1 (en) * 2005-09-30 2007-04-19 Hoffman Fred W Air dryer system
JP2009222229A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Messier Bugatti 航空機用カートリッジフィルタ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3322337B2 (ja) 1997-04-28 2002-09-09 株式会社ナブコ エアドライヤ
JP2009172478A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Smc Corp ドレン分離装置
DE112014003414T5 (de) * 2013-07-23 2016-04-28 Nabtesco Automotive Corporation Ölabscheider

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61181514A (ja) * 1984-11-23 1986-08-14 ドムニック ハンター リミテッド 気体流から搬送液分を除去するための装置
JPH0356625U (ja) * 1989-09-27 1991-05-30
JPH08510305A (ja) * 1993-05-03 1996-10-29 シーメンス オートモーティヴ コーポレイション トップ・フィード・タイプの燃料噴射器用のフィルタカートリッジ取付け機構
JPH07204440A (ja) * 1994-01-28 1995-08-08 Koganei Corp エアフィルタ
JPH11169630A (ja) * 1997-12-15 1999-06-29 Orion Mach Co Ltd フィルタ
JP2001027159A (ja) * 1999-07-16 2001-01-30 Toyo Roki Mfg Co Ltd 油槽式エアクリーナ
JP2002085928A (ja) * 2000-09-18 2002-03-26 Maeda:Kk フィルタ装置
JP2004167295A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Toyoda Spinning & Weaving Co Ltd エレメント交換型フィルタ及びそのドレン機構
JP2005147044A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Thrash:Kk オイルフィルター
JP2006341143A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Wako Filter Technology Kk フィルタ装置
US20070084348A1 (en) * 2005-09-30 2007-04-19 Hoffman Fred W Air dryer system
JP2009222229A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Messier Bugatti 航空機用カートリッジフィルタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6502850B2 (ja) 2019-04-17
JP6926135B2 (ja) 2021-08-25
DE112014003414T5 (de) 2016-04-28
JP2019141843A (ja) 2019-08-29
WO2015012294A1 (ja) 2015-01-29
US10293292B2 (en) 2019-05-21
US20160158683A1 (en) 2016-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6926135B2 (ja) オイルセパレータ
JP6238382B2 (ja) オイルセパレータ
JP7381682B2 (ja) 車両
JP6247278B2 (ja) オイルセパレータ及びエア系統
WO2013129497A1 (ja) オイルセパレータ
US20170335806A1 (en) Filter Arrangement
CN115318010A (zh) 油分离器及车辆用系统
WO2016186213A1 (ja) オイルセパレータ
CA2367788A1 (en) A hollow fiber membrane dehumidification device
JP2021003701A (ja) 気液分離装置及び圧縮空気供給システム
JP6096472B2 (ja) オイルセパレータ
JP6153752B2 (ja) 排気音抑制装置
JP2013032089A (ja) エアドライヤ装置用キャッチタンク装置
JP7410227B2 (ja) オイルセパレータ
CN114270084A (zh) 止回阀设备
JP7355895B2 (ja) オイルセパレータ及び圧縮空気乾燥システム
JP6675833B2 (ja) オイルセパレータ
JP6211300B2 (ja) オイルセパレータ
JP6567871B2 (ja) オイルセパレータ
JP2013174224A (ja) オイルセパレータ
JP6441392B2 (ja) オイルセパレータ、圧縮空気供給装置、及び車両
JP2016215128A (ja) オイルセパレータ
JP6247351B2 (ja) オイルセパレータ
JP2023071800A (ja) オイルセパレータ
JP2013173125A (ja) オイルセパレータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180801

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180817

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6502850

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250