JP2002085928A - フィルタ装置 - Google Patents

フィルタ装置

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JP2002085928A
JP2002085928A JP2000282237A JP2000282237A JP2002085928A JP 2002085928 A JP2002085928 A JP 2002085928A JP 2000282237 A JP2000282237 A JP 2000282237A JP 2000282237 A JP2000282237 A JP 2000282237A JP 2002085928 A JP2002085928 A JP 2002085928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタカートリッジを流体の通路に設けら
れる取付座に押し当てた状態において取り付けるように
したフィルタ装置において、別個のシール部材を用いる
ことなく、フィルタカートリッジと取付座との間におけ
るシールを良好に確保すると共に、該フィルタカートリ
ッジを容易に交換可能とすること。 【解決手段】 仕切り部材20に設けられる取付座40
a、40bをテーパ面にて構成し、第二のフィルタカー
トリッジ4を構成する樹脂製の内筒36及び外筒38
の、かかる取付座に当接せしめられる側の端部を、該取
付座のテーパ面に対応したテーパ面にて構成し、更にか
かる内筒36及び外筒38のテーパ面上に、その周方向
に延びる突条を設け、該突条が前記取付座のテーパ面に
当接せしめられることにより、フィルタカートリッジと
取付座との間のシールが確保されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、フィルタ装置に係り、特に、別
個のシール部材の配設を必要とすることなく、フィルタ
装置内における、フィルタカートリッジとその取付座と
の間のシールを良好に確保し得るようにしたフィルタ装
置の改良された構造に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来より、各種工場等において気体等の流
体を利用する場合にあっては、そのような流体が流通せ
しめられる管路上に様々なフィルタ装置が設置されて、
用いられてきている。例えば、工場プラントを初めとし
て、医療分野や原子力プラント等で用いられる種々の空
気圧機器に対して圧縮空気を供給するための管路上にお
いては、それら空気圧機器を保護したり、或いはそれら
空気圧機器による作業の品質を維持し、またそれにおけ
る作業性の向上等を図るために、圧縮空気用フィルタ装
置が設置され、供給される圧縮空気中に含まれる水分や
油分、固形物の除去等が行なわれるようになっている。
【0003】そして、そのような圧縮空気用を初めとす
る各種のフィルタ装置においては、圧縮空気等の流体を
浄化する濾過材(フィルタ材)として、金属繊維製のメ
ッシュや綿布等からなる詰物が多く用いられているが、
かかる詰物よりなるフィルタ材を利用するフィルタ装置
にあっては、長時間使用されると、フィルタ材に油の如
き粘性体や固体微粒子等が吸着、沈着して、流体の浄化
効果(フィルタ効果)が低下してしまうようになるた
め、近年の多くのフィルタ装置においては、装置全体を
交換するのではなく、フィルタ効果が低下したフィルタ
材のみを交換することが可能な、所定の大きさの容器内
にフィルタ材たる詰物を充填したカートリッジ状のフィ
ルタ手段(フィルタカートリッジ)が、採用されてい
る。
【0004】ところで、フィルタ手段として、上述した
フィルタカートリッジを採用するフィルタ装置において
は、装置内に導かれた流体のすべてが該フィルタカート
リッジを通過せしめられて、期待される流体の浄化効果
(フィルタ効果)が得られるようにするために、フィル
タ装置内の取付座とフィルタカートリッジとの間を流体
密にして、流通される流体がフィルタカートリッジをバ
イパスして下流側に送出されないように、フィルタカー
トリッジを組み付けることが必要とされるのであるが、
従来のフィルタカートリッジを採用したフィルタ装置に
あっては、フィルタカートリッジは、装置内の取付座と
の間においてOリング等のシール部材を介して組み付け
られているものであった。
【0005】しかしながら、フィルタカートリッジをフ
ィルタ装置内の取付座に組み付けるに際して、該取付座
との間にシール部材を介在させていた従来のフィルタ装
置にあっては、シール部材という余分な部品を準備する
必要があり、そのためにコストアップを招来するという
問題があることに加えて、フィルタカートリッジを交換
する際に、かかる取付座とフィルタカートリッジとの間
に介装されたシール部材が、シール効果を発揮する所定
の位置からずれる恐れがあるため、シール部材が取付座
とフィルタカートリッジとの間の所定の位置に存在する
ことを確認した後に、該フィルタカートリッジの組付け
作業を行なっており、そのためにフィルタカートリッジ
の交換作業は面倒なものとなっている。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述せる如き事
情を背景にして為されたものであって、その解決課題と
するところは、別個のシール部材の配設を必要とするこ
となく、従って余分な部品を用いることなく、フィルタ
装置内における、フィルタカートリッジとその取付座と
の間のシールが良好に確保され得るように改良されたフ
ィルタ装置を提供することにある。
【0007】
【解決手段】そして、本発明にあっては、かかる課題の
解決のために、筒体内に所定の詰物を有するフィルタカ
ートリッジを用い、該フィルタカートリッジを構成する
筒体の軸方向の端部を、浄化されるべき流体が流通せし
められる通路に設けられる取付座に押し当てた状態にお
いて、該フィルタカートリッジを取り付けて、かかるフ
ィルタカートリッジの筒体内をその軸方向に流通せしめ
られる流体の浄化を行なうようにしたフィルタ装置にお
いて、前記通路に設けられる取付座をテーパ面にて構成
する一方、前記フィルタカートリッジを構成する筒体を
樹脂製と為し、且つその前記取付座に当接せしめられる
側の端部を、該取付座のテーパ面に対応したテーパ面に
て構成すると共に、かかる筒体端部のテーパ面上に、そ
の周方向に連続して延びる突条を設け、前記フィルタカ
ートリッジの取付け時に、該突条が前記取付座のテーパ
面に当接せしめられることによって、該フィルタカート
リッジと該取付座との間のシールが確保され得るように
したことを特徴とするフィルタ装置を、その要旨とする
ものである。
【0008】このように、本発明に係るフィルタ装置に
あっては、フィルタ装置内の浄化されるべき流体が流通
せしめられる通路に設けられる取付座が、テーパ面にて
構成されている一方、フィルタカートリッジを構成する
筒体が樹脂製と為されて、それの前記取付座に当接せし
められる側の端部が、該取付座のテーパ面に対応したテ
ーパ面にて構成されると共に、そのテーパ面上に、周方
向に連続して延びる突条が設けられており、フィルタカ
ートリッジを取付座に押し当てた状態において取り付け
た場合には、該突条が、前記取付座のテーパ面に当接せ
しめられ、シール部材と同様の働きをすることとなると
ころから、Oリング等のシール部材を特別に用いること
なく、該フィルタカートリッジと該取付座との間のシー
ルが効果的に確保され得るのである。
【0009】また、そのようなフィルタ装置において、
前記突条は、フィルタカートリッジを構成する樹脂製た
る筒体の前記テーパ面上に、前記取付座と当接せしめら
れた際にシール部材として機能する位置及び大きさにお
いて一体的に設けられているところから、フィルタカー
トリッジとシール部材が別個の部材より構成されていた
従来のフィルタ装置とは異なり、部品点数が少なくな
り、それによって製作コストの低減、更には組付作業性
の改善が図られ得ることに加えて、フィルタカートリッ
ジの交換時にシール部材の位置を確認する等という作業
も必要とされることはなく、以て容易に且つ迅速にフィ
ルタカートリッジの交換を行なうことが出来ることとな
る。
【0010】しかも、かかる本発明に従うフィルタ装置
にあっては、フィルタカートリッジを構成する樹脂製筒
体に設けられた突条がシール部材として機能することと
なるために、フィルタカートリッジの交換により、常に
新たなシール機構が構成されることとなるのであり、こ
れによって、シール特性の維持を有利に実現し得るので
ある。
【0011】かくの如く、本発明に従うフィルタ装置に
あっては、一般的なシール部材を用いることなく、フィ
ルタカートリッジを取付座に組み付けた、そのままの状
態において、両者間のシールが有利に確保され得ると共
に、従来のような余分な作業を伴なうことなく、簡易に
且つ迅速にフィルタカートリッジの交換を行なうことが
出来る特徴がある。
【0012】また、本発明に従うフィルタ装置は、筒体
内に第一の詰物を有する第一のフィルタカートリッジ
と、筒体内に第二の詰物を有する第二のフィルタカート
リッジとが、所定容積の捕捉チャンバ内に連通されて、
配設され、圧縮空気を導入管路より該第一のフィルタカ
ートリッジを通じて該捕捉チャンバ内に導くことによ
り、該圧縮空気中に存在する蒸気乃至は液状微粒子を凝
縮乃至は合体せしめて、該圧縮空気より分離せしめる一
方、かかる蒸気乃至は液状微粒子の分離された圧縮空気
を、該捕捉チャンバより前記第二のフィルタカートリッ
ジに導くようにすることによって、該圧縮空気中に残存
する液状の粒子を該第二のフィルタカートリッジにて捕
捉せしめ、浄化された圧縮空気が該第二のフィルタカー
トリッジから送り出されるようにしたフィルタ装置にお
いて、前記第一及び第二のフィルタカートリッジのうち
の少なくとも何れか一方を構成する筒体の軸方向の端部
が押し当てられる取付座をテーパ面にて構成する一方、
該フィルタカートリッジを構成する筒体を樹脂製と為
し、且つその前記取付座に当接せしめられる側の端部
を、該取付座のテーパ面に対応したテーパ面にて構成す
ると共に、かかる筒体端部のテーパ面上に、その周方向
に連続して延びる突条を設け、前記フィルタカートリッ
ジの取付け時に、該突条が前記取付座のテーパ面に当接
せしめられることによって、該フィルタカートリッジと
該取付座との間のシールが確保され得るようにしたこと
をも、その特徴としている。このような構成を採用する
ことにより、フィルタ手段として2つのフィルタカート
リッジを備えたフィルタ装置にあっても、フィルタカー
トリッジと取付座との間のシールが良好に確保され得る
と共に、簡易に且つ迅速にフィルタカートリッジの交換
を行なうことが出来るのである。
【0013】なお、かかる本発明に従うフィルタ装置の
望ましい態様の一つによれば、前記第一のフィルタカー
トリッジと前記第二のフィルタカートリッジとが、該第
一のフィルタカートリッジを内側にして同心的に配置せ
しめられていると共に、該第二のフィルタカートリッジ
が、前記筒体として、径方向に所定の間隙をおいて位置
する内側筒壁部と外側筒壁部とを備えた二重筒部材を有
し、且つ該二重筒部材の前記間隙内に前記第二の詰物が
収容されることとなる。このような構成を採用すること
により、フィルタ装置全体をコンパクトなものとしつ
つ、フィルタカートリッジと取付座との間のシールを良
好に確保することが出来、更にフィルタカートリッジの
交換も簡易に且つ迅速に行なうことが出来るのである。
【0014】また、本発明に従うフィルタ装置の好まし
い他の態様の一つによれば、前記第二のフィルタカート
リッジの二重筒部材が樹脂製とされている一方、それを
構成する内側筒壁部と外側筒壁部の軸方向の端部がそれ
ぞれ押し当てられる内側取付座と外側取付座とが、前記
取付座として設けられ、且つそれら内側取付座及び外側
取付座がそれぞれテーパ面にて構成されていると共に、
それら取付座のテーパ面に対応するテーパ面が前記内側
筒壁部及び外側筒壁部のそれぞれの端部に設けられ、更
にそれら内側筒壁部及び外側筒壁部のそれぞれのテーパ
面上にその周方向に連続して延びる突条がそれぞれ設け
られることとなる。このような構成を採用することによ
って、コンパクト化されたフィルタ装置におけるフィル
タカートリッジの交換をより一層簡易なものとすること
が出来るのである。
【0015】さらに、本発明に従うフィルタ装置の好ま
しい別の他の態様の一つによれば、前記第二のフィルタ
カートリッジから送出される圧縮空気の通路上に、所定
厚さの多孔構造の円筒状の通気壁部を有するミストフィ
ルタが設けられてなる構造が、採用される。このような
構成を採用することにより、フィルタカートリッジと取
付座との間のシールが良好に確保されつつ、流体のフィ
ルタ効果をより一層向上せしめることが出来ることとな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明に係るフィルタ装置の具体的な
構成について、図面を参照しつつ、詳細に説明すること
とする。
【0017】先ず、図1及び図2には、特開平5−31
7630号公報に示される圧縮空気用フィルタ装置にお
いて本発明に従う構造を導入したものの一具体例につい
て、図1においてその下半分が、図2においてその上半
分が、それぞれ部分的に示されている。そして、それら
の図において、そのようなフィルタ装置は、第一のフィ
ルタカートリッジ2,第二のフィルタカートリッジ4及
びドレン装置6が収容されている下部ハウジング8と
(図1参照)、ミストフィルタ10及び集気筒12が収
容されている上部ハウジング14と(図2参照)、それ
ら下部ハウジング8及び上部ハウジング14の中間に位
置するように配された、圧縮空気の導入通路16及び送
出通路18を有する仕切り部材20とからなる構成とさ
れているのである(図1及び図2参照)。
【0018】ところで、かかるフィルタ装置の全体構造
については、上記公報に詳細に説明されているところか
ら、ここでは、概略的な説明に止めることとするが、先
ず、略厚肉円板状を呈する仕切り部材20には、図1に
示される如く、その径方向外方に突出する突部21aの
外周面に開口すると共に、該仕切り部材20の底面中央
部に開口する下部開口部22に連通する圧縮空気の導入
通路16が設けられている。また、かかる突部21aに
対して対称的に配設された突部21bの外周面に開口す
ると共に、仕切り部材20の上面中央部に開口する上部
開口部24に連通する圧縮空気の送出通路18が設けら
れている。更に、その厚さ方向において上下に貫通する
複数の中間通路26が設けられており、後述する如き下
部ハウジング8側から上部ハウジング14側への圧縮空
気の連通路とされている。
【0019】また、図1及び図2に示された圧縮空気用
フィルタ装置における仕切り部材20の上側面には、図
2に示される如く、送出通路18に連通する上部開口部
24を有するドレン受部28が設けられていると共に、
該ドレン受部28のテーパ状底面に開口するドレン流路
(図示せず)が、仕切り部材20の外周面上で、圧縮空
気の導入通路16及び排出通路18の各開口部に対して
所定角度ずれた位置において開口するように、設けられ
ている。
【0020】一方、かかる仕切り部材20の下側面に
は、図1に示される如く、下部開口部22に接続するよ
うにして、第一のフィルタカートリッジ2が螺着せしめ
られており、そして該第一のフィルタカートリッジ2の
外側に、同心的に、第二のフィルタカートリッジ4が配
置され、該第一のフィルタカートリッジ2の下端部に対
するナット48の螺合によって、圧縮空気の通過する通
孔47の複数が周方向に配設された円環状の支持部材4
6を介して、取付座40に対して押圧、固定せしめられ
ている。また、かかる第二のフィルタカートリッジ4の
外側には、更に、仕切り部材20の下部に対して、Oリ
ング30を介して、有底円筒状の下部ハウジング8が、
その開口部を当接するようにして、配置されて、螺着せ
しめられることにより、仕切り部材20と下部ハウジン
グ8とが一体的に且つ気密に組み付けられて、下部ハウ
ジング8内に密閉空間が形成されている。これによっ
て、その密閉空間の上部中心部には、第一のフィルタカ
ートリッジ2が配置せしめられ、また該第一のフィルタ
カートリッジ2の外側に位置するようにして、第二のフ
ィルタカートリッジ4が配置せしめられ、更にドレン装
置6が密閉空間の下部に配置されるようになっている。
【0021】ここで、かかるフィルタ装置における第一
のフィルタカートリッジ2は、その内周面の軸方向略中
央に段付部が形成された樹脂製の筒体32内に、樹脂製
の空気旋回用のデフレクタ34が、前記段付部において
係止されてなる構造、換言すればそのようなデフレクタ
34が詰物として筒体32内に収容、充填された構造を
有している。また、第二のフィルタカートリッジ4は、
前記第一のフィルタカートリッジ2における樹脂製の筒
体32の外径よりも所定寸法大きな内径を有する樹脂製
の内筒36と、該内筒36よりも所定寸法大径で且つ略
同一の長さを有する樹脂製の外筒38とが同心的に一体
的に形成されてなる二重筒構造の環状筒体を有し、そし
てそれら外筒38と内筒36との間の空間内に濾材(フ
ィルタ材)たる詰物39が充填された構造とされてい
る。
【0022】一方、仕切り部材20の上部側には、有底
円筒状の上部ハウジング14が、Oリング50,52を
介して、その開口部において螺合されて、気密に取り付
けられており、その内部に密閉空間が形成されている。
そして、かかる密閉空間に、円筒状のミストフィルタ1
0が、その上端部及び下端部を支持板54に支持された
状態で、前記第一のフィルタカートリッジ2及び第二の
フィルタカートリッジ4と略同心的に位置するようにし
て、仕切り部材20の上面部に設けられたドレン受部2
8の外側部位に液密に装着せしめられている。これによ
って、上部ハウジング14内の密閉空間は、ミストフィ
ルタ10の外部と内部とに仕切られており、そのミスト
フィルタ10の外側空間は、仕切り部材20の中間通路
26を通じて、該仕切り部材20の下側の下部ハウジン
グ8内の密閉空間に連通せしめられているのである。
【0023】なお、ミストフィルタ10は、筒壁が多孔
構造の通気壁部とされた円筒体であれば、公知のミスト
フィルタの何れもが採用され得、例えば、微細な連通気
孔を有する軟質または硬質のウレタンフォーム、焼結樹
脂、ガラスファイバー等から構成される。そして、その
ような構成の通気壁部を外側から内側に圧縮空気が通過
することにより、該圧縮空気中に残存する蒸気乃至は液
状粒子、固形粒子が、付着、捕集され、圧縮空気より除
去乃至は消失せしめられるのである。また、図1及び図
2に示されたフィルタ装置にあっては、かかるミストフ
ィルタ10の内外周面に、金属製の網目状物からなるフ
ィルタ状のスクリーン56が設けられている。
【0024】また、かかるミストフィルタ10の内側空
間には、所定長さの円筒を、その長さ方向における2箇
所で屈曲させた形状を呈する集気筒12が、仕切り部材
20のドレン受部28に設けられている上部開口部24
内に液密に固定、立設されており、それによって、ミス
トフィルタ10の筒壁にて捕捉された液状微粒子が送出
通路18に侵入することが、効果的に防止され得るよう
になっている。
【0025】従って、このような構造とされたフィルタ
装置にあっては、先ず、圧縮空気は、仕切り部材20の
圧縮空気導入通路16から第一のフィルタカートリッジ
2内に導かれて、旋回させられることとなり、その際の
遠心分離作用によって、かかる圧縮空気中に含まれる水
や油の液状微粒子、固形微粒子が効果的に圧縮空気より
分離せしめられるのである。そして、分離された液状微
粒子、固形微粒子は、下部ハウジング8内の下部に運び
込まれて、ドレン装置6より外部に排出されることとな
る。
【0026】次いで、このように液状微粒子、固形微粒
子が分離された圧縮空気は、第二のフィルタカートリッ
ジ4内に導かれ、そこで、圧縮空気中に残存する液状微
粒子は、詰物39に吸着されたり、詰物39を通過する
際に惹起される空気流の渦巻現象等の作用によって、気
化され、また残存する固形微粒子は、詰物39を通過す
る際に、捕集されることとなるのである。その後、更
に、圧縮空気は、仕切り部材20の中間通路26を通じ
て、上部ハウジング14内に導かれ、ミストフィルタ1
0の筒壁を外側から内側に向かって通過することによ
り、該空気中に残存している液状粒子、固形粒子は、該
ミストフィルタ10によって捕捉されるようになってい
る。かくして、水分や油分の液状粒子、固形粒子が存在
しない、清浄になった圧縮空気が、ミストフィルタ10
の内側空間において上方に開口する集気筒12の内孔、
仕切り部材20の上部開口部24、更には送出通路18
を通じて、送出管路に送出せしめられるのである。
【0027】ここにおいて、本発明は、かくの如き構造
のフィルタ装置において、第二のフィルタカートリッジ
4が、仕切り部材20の中間通路26に接続せしめられ
るに際し、それら第二のフィルタカートリッジ4と仕切
り部材20(具体的には取付座40)との間のシール構
造として実現され、第一のフィルタカートリッジ2を通
じて下部ハウジング8内に導かれた圧縮空気が、第二の
フィルタカートリッジ4をバイパスすることなく、該第
二のフィルタカートリッジ4から中間通路26を通じて
上部ハウジング14内に確実に導かれるようになってい
るのである。
【0028】すなわち、そのようなシール構造を実現す
べく、仕切り部材20においては、その下面に、前記中
間通路26が底面において開口せしめられた環状溝41
が、下部開口部22に対して同心的に位置するように設
けられており、そして該環状溝41の両側壁部が、第二
のフィルタカートリッジ4の取付座40とされているの
である。しかも、かかる環状溝41の両側壁部の取付座
40,40には、互いに下方に向って拡開するように下
傾する外側取付テーパ面40aと内側取付テーパ面40
bとが形成されている。要するに、外側取付テーパ面4
0aは、径方向外方に下傾する一方、内側取付テーパ面
40bは径方向内方に下傾して、それら二つのテーパ面
40a、40bが対向して下方に向って拡開するように
形成されているのである。
【0029】一方、第二のフィルタカートリッジ4は、
図3及び図4より明らかなように、ポリプロピレン等の
所定の合成樹脂にて一体的に形成された内筒36と外筒
38とを有する二重筒構造を呈している。具体的には、
それら内筒36及び外筒38は、取付座40(二つの取
付テーパ面40a、40b)に当接せしめられる側の端
部間を連結するように等間隔で設けられた8箇所の連結
部42により、一体的な構造とされていると共に、隣り
合う連結部42,42間が、圧縮空気の通過せしめられ
る通気孔37とされている。また、内筒36における上
端の内側角部が、仕切り部材20に設けられた取付座4
0の内側取付テーパ面40bに対応した内方に下傾する
テーパ面43bにて構成されていると共に、かかるテー
パ面43b上には、内筒36の略軸方向に突出した、鋭
角的な樹脂製の三角突条44bが一体的に設けられてい
る。同様に、外筒38における上端の外側角部が、取付
座40の外側取付テーパ面40aに対応した外方に下傾
するテーパ面43aにて構成されていると共に、かかる
テーパ面43a上には、外筒38の略軸方向に突出し
た、鋭角的な樹脂製の三角突条44aが一体的に設けら
れている。そして、かかる内筒36及び外筒38の間に
は、図示はされていないが、従来と同様な巻回物が、詰
物39として充填されているのである。
【0030】そして、かかる構造の第二のフィルタカー
トリッジ4は、その内筒36及び外筒38におけるテー
パ面が形成されていない側の端部(下端部)において、
周方向に所定の間隔で複数の通孔47が形成された円環
状の支持部材46を介して、第一のフィルタカートリッ
ジ2の下端部に螺着されるナット48に支持されること
により、仕切り部材20に固定せしめられるようになっ
ている。即ち、ナット48を第一のフィルタカートリッ
ジ2の下端部に螺入していくと、第二のフィルタカート
リッジ4を構成する外筒38及び内筒36は、仕切り部
材20の方へ押し当てられ、かかる外筒38及び内筒3
6の上端部におけるテーパ面43a、43b上に設けら
れた突条44a及び44bが、仕切り部材20における
取付テーパ面40a、40bに当接せしめられるように
なるのである。
【0031】このような第二のフィルタカートリッジ4
の押圧、固定に際して、外筒38及び内筒36の上端部
のテーパ面43a、43bに設けられた突条44a、4
4bは、ポリプロピレン等の合成樹脂よりなるものであ
るところから、かかる突条44a、44bが仕切り部材
20に設けられた取付座40の取付テーパ面40a、4
0bに押し当てられると、該突条44a、44bは、樹
脂の変形作用に基づいて、その押圧力に応じて僅かに変
形し、取付座40の取付テーパ面40a、40bとの間
に、製作誤差等に基因して隙間が存在していても、その
ような隙間が解消され、全周に亘って突条44a、44
bと取付テーパ面40a、40bとの間の接触が確実に
確保され得ることとなるために、第二のフィルタカート
リッジ4と取付座40との間のシールが良好に確保され
得、以て第二のフィルタカートリッジ4をバイパスして
下流側に圧縮空気が漏れ出すようなことがないところか
ら、圧縮空気は第二のフィルタカートリッジ4にて更な
る清浄化作用を受け得ることとなるのである。
【0032】なお、ここに例示の第二のフィルタカート
リッジ4にあっては、その内筒36の内径が、フィルタ
の上端部(突条44bが設けられた側の端部)方向に進
むに従って僅かに大きくなるように設計され、また、外
筒38の外径は、フィルタの上端部(突条44aが設け
られた側の端部)方向に進むに従って僅かに小さくなる
ように設計されているが、このような構成の採用によっ
て、第二のフィルタカートリッジ4の上端部の取付座4
0に対する押圧作用が効果的に発揮せしめられて、シー
ル効果が高められ得るようになっている。
【0033】また、かかる外筒38の上端部のテーパ面
43a上に設けられた突条44a、及び内筒36の上端
部のテーパ面43b上に設けられた突条44bにあって
も、図5より明らかなように、図1及び図2に示したフ
ィルタ装置においては鋭角的な三角突条とされており、
これによって、より有効なシール機能が実現せしめられ
得るようになっているのである。
【0034】従って、図1及び図2に示されるフィルタ
装置にあっては、圧縮空気が、第一のフィルタカートリ
ッジ2、第二のフィルタカートリッジ4、ミストフィル
タ10の順に通過せしめられることによって、かかる圧
縮空気から液状微粒子、固形微粒子が効果的に除去乃至
は消失されることとなるが、その際、特に、第二のフィ
ルタカートリッジ4と仕切り部材20との間におけるシ
ールが、仕切り部材20に設けた取付座40の取付テー
パ面40a、40bに対する第二のフィルタカートリッ
ジ4の外筒38、内筒36の端部に設けた突条44a、
44bの当接、そして押圧による変形作用に基づくとこ
ろの密接にて、Oリングの如き別個のシール部材を用い
ることなく、良好に確保され得るのであり、以て従来の
フィルタ装置に比べて部品点数が少なくなり、それによ
って製作コストの低減、更には組付作業性の改善が有利
に図られ得ることとなるのである。また、従来のフィル
タ装置のような、フィルタカートリッジの交換時にシー
ル部材の位置を確認する等の作業も必要とされることは
なく、以て容易に且つ迅速にフィルタカートリッジの交
換を行なうことができる利点がある。
【0035】以上、本発明の一具体例に基づいて、本発
明の構成を詳細に説明してきたが、本発明が、そのよう
な例示の具体例にのみ限定して解釈されるものでは決し
てなく、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、
改良等を加えた態様において実施され得るものであり、
また、そのような実施の態様が、本発明の趣旨を逸脱し
ない限りにおいて、何れも、本発明の範疇に含まれるも
のであることが、理解されるべきである。
【0036】例えば、例示の具体例では、二つのフィル
タカートリッジを同心的に組み込んでなるフィルタ装置
において、本発明を適用した形態の一例が示されている
が、本発明は、そのようなフィルタカートリッジの数に
は関係なく、三つ以上、或いは単に一つのフィルタカー
トリッジを用いたフィルタ装置にも、同様に適用され得
るものであり、またフィルタカートリッジの配設構造に
あっても、例示の構造に限定されるものではなく、公知
の各種構造において、本発明が適用可能である。
【0037】また、フィルタカートリッジを単筒(一重
筒)構造とすることも何等差し支えなく、更にそのよう
なフィルタカートリッジの筒体内に収容される詰物にあ
っても、公知の各種のものが適宜に用いられ得、例えば
例示の第一のフィルタカートリッジ2におけるデフレク
タ34に代えて、金属メッシュの巻回体等を詰物として
用いることができる。
【0038】さらに、本発明に従って、フィルタカート
リッジの端部に設けられる突条としても、例示の如き三
角形状のものの他、適宜の形状のものが採用され、また
その大きさも、仕切り部材に設けられる取付座との間で
シールが確保され得るような大きさであれば、如何なる
大きさであっても、何等差し支えないのである。
【0039】その他、フィルタ装置の構造としては、フ
ィルタカートリッジを用いる従来のフィルタ装置の構造
が適宜に採用されることとなることは、言うまでもない
ところである。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に従うフィルタ装置にあっては、浄化されるべき流体が
流通せしめられる通路に設けられる取付座をテーパ面に
て構成すると共に、樹脂製のフィルタカートリッジにお
ける該取付座に当接せしめられる側の端部を、かかる取
付座に対応したテーパ面にて構成し、更には筒体端部の
テーパ面上に、その周方向に連続して延びる突条を設け
ることにより、前記フィルタカートリッジの取付け時
に、該突条が前記取付座のテーパ面に当接せしめられる
ことによって、該フィルタカートリッジと該取付座との
間のシールが確保されるように構成したものであるとこ
ろから、従来のOリング等の別個のシール部材を用いて
いたフィルタ装置と比較して、部品点数が少なくなり、
製作コストの低減、更には組付け作業性の改善が効果的
に図られ得るのである。また、別個のシール部材を用い
ないことから、フィルタカートリッジの交換時に、シー
ル部材の位置を確認する等という作業も必要とされない
のであり、更には、フィルタカートリッジの交換によ
り、常に新たなシール機構が構成されることとなるた
め、シール特性の維持を有利に実現し得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う圧縮空気用フィルタ装置の一例に
係るものの下半分を示す縦断面説明図である。
【図2】図1に示される圧縮空気用フィルタ装置の上半
分を示す縦断面説明図である。
【図3】図1及び図2に示されるフィルタ装置に用いら
れる第二のフィルタカートリッジの上面図である。
【図4】図3に示される第二のフィルタカートリッジ
(詰物省略)の縦断面図である。
【図5】図4に示される第二のフィルタカートリッジの
縦断面図の上部右角部を拡大した説明図である。
【符号の説明】
2 第一のフィルタカートリッジ 4 第二の
フィルタカートリッジ 6 ドレン装置 8 下部ハ
ウジング 10 ミストフィルタ 12 集気
筒 14 上部ハウジング 16 導入
通路 18 送出通路 20 仕切
り部材 26 中間通路 32 筒体 36 内筒 38 外筒 39 詰物 40 取付
座 40a 外側取付テーパ面 40b 内側
取付テーパ面 43a、43b テーパ面 44a、44
b 突条 48 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D031 AC02 BA03 BA06 CA01 CA02 DA05 EA01 4D058 JA02 JA60 JB48 KA03 KA23 KB11 KC14 KC15 KC32 KC54 KC63 KC64 KC66 LA02 QA01 QA08 RA01 SA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体内に所定の詰物を有するフィルタカ
    ートリッジを用い、該フィルタカートリッジを構成する
    筒体の軸方向の端部を、浄化されるべき流体が流通せし
    められる通路に設けられる取付座に押し当てた状態にお
    いて、該フィルタカートリッジを取り付けて、かかるフ
    ィルタカートリッジの筒体内をその軸方向に流通せしめ
    られる流体の浄化を行なうようにしたフィルタ装置にお
    いて、 前記通路に設けられる取付座をテーパ面にて構成する一
    方、前記フィルタカートリッジを構成する筒体を樹脂製
    と為し、且つその前記取付座に当接せしめられる側の端
    部を、該取付座のテーパ面に対応したテーパ面にて構成
    すると共に、かかる筒体端部のテーパ面上に、その周方
    向に連続して延びる突条を設け、前記フィルタカートリ
    ッジの取付け時に、該突条が前記取付座のテーパ面に当
    接せしめられることによって、該フィルタカートリッジ
    と該取付座との間のシールが確保され得るようにしたこ
    とを特徴とするフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 筒体内に第一の詰物を有する第一のフィ
    ルタカートリッジと筒体内に第二の詰物を有する第二の
    フィルタカートリッジとが、所定容積の捕捉チャンバ内
    に連通されて、配設され、圧縮空気を導入管路より該第
    一のフィルタカートリッジを通じて該捕捉チャンバ内に
    導くことにより、該圧縮空気中に存在する蒸気乃至は液
    状微粒子を凝縮乃至は合体せしめて、該圧縮空気より分
    離せしめる一方、かかる蒸気乃至は液状微粒子の分離さ
    れた圧縮空気を、該捕捉チャンバより前記第二のフィル
    タカートリッジに導くようにすることによって、該圧縮
    空気中に残存する液状の粒子を該第二のフィルタカート
    リッジにて捕捉せしめ、浄化された圧縮空気が該第二の
    フィルタカートリッジから送り出されるようにしたフィ
    ルタ装置において、 前記第一及び第二のフィルタカートリッジのうちの少な
    くとも何れか一方を構成する筒体の軸方向の端部が押し
    当てられる取付座をテーパ面にて構成する一方、該フィ
    ルタカートリッジを構成する筒体を樹脂製と為し、且つ
    その前記取付座に当接せしめられる側の端部を、該取付
    座のテーパ面に対応したテーパ面にて構成すると共に、
    かかる筒体端部のテーパ面上に、その周方向に連続して
    延びる突条を設け、前記フィルタカートリッジの取付け
    時に、該突条が前記取付座のテーパ面に当接せしめられ
    ることによって、該フィルタカートリッジと該取付座と
    の間のシールが確保され得るようにしたことを特徴とす
    るフィルタ装置。
  3. 【請求項3】 前記第一のフィルタカートリッジと前記
    第二のフィルタカートリッジとが、該第一のフィルタカ
    ートリッジを内側にして同心的に配置せしめられている
    と共に、該第二のフィルタカートリッジが、前記筒体と
    して、径方向に所定の間隙をおいて位置する内側筒壁部
    と外側筒壁部とを備えた二重筒部材を有し、且つ該二重
    筒部材の前記間隙内に前記第二の詰物が収容されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のフィルタ装置。
  4. 【請求項4】 前記第二のフィルタカートリッジの二重
    筒部材が樹脂製とされている一方、それを構成する内側
    筒壁部と外側筒壁部の軸方向の端部がそれぞれ押し当て
    られる内側取付座と外側取付座とが、前記取付座として
    設けられ、且つそれら内側取付座及び外側取付座がそれ
    ぞれテーパ面にて構成されていると共に、それら取付座
    のテーパ面に対応するテーパ面が前記内側筒壁部及び外
    側筒壁部のそれぞれの端部に設けられ、更にそれら内側
    筒壁部及び外側筒壁部のそれぞれのテーパ面上に、その
    周方向に連続して延びる突条がそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載のフィルタ装置。
  5. 【請求項5】 前記第二のフィルタカートリッジから送
    出される圧縮空気の通路上に、所定厚さの多孔構造の円
    筒状の通気壁部を有するミストフィルタを設け、該通気
    壁部の一方の側から他方の側に圧縮空気を通過せしめる
    ことにより、該圧縮空気中に未だ残存する蒸気乃至は液
    状微粒子を分離せしめるようにしたことを特徴とする請
    求項2乃至請求項4の何れかに記載のフィルタ装置。
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