JPWO2014196127A1 - スピニング増肉成形方法およびスピニング増肉成形装置 - Google Patents

スピニング増肉成形方法およびスピニング増肉成形装置 Download PDF

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Abstract

スピニング増肉成形方法は、中心部(83)が固定治具(3)に固定された板材(8)を回転させながら板材(8)の周縁部(81)の肉厚を増大させる方法である。具体的には、板材(8)における少なくとも固定治具(3)に隣接する部分(82)に剛性が保持されるように板材(8)の周縁部(81)を局所的に加熱しながら、板材(8)の周縁部(81)に成形ローラ(6)を押圧して周縁部(81)を少なくとも当該周縁部(81)の厚み方向と直交する方向に押し込む。

Description

本発明は、板材を回転させながら前記板材の周縁部の肉厚を増大させるスピニング増肉成形方法、およびこのスピニング増肉成形方法に好適なスピニング増肉成形装置に関する。
スピニング成形は、一般にしごき加工や絞り加工に利用されることが多いが、板材の周縁部の肉厚を増大させる方法として用いられることもある。例えば、特許文献1には、図9に示すように、固定台110と押圧板120で板材100を挟み込み、この板材100を回転させながら当該板材100における固定台110および押圧板120から張り出す張り出し部101の肉厚を増大させる方法が開示されている。
特許文献1に開示された方法では、固定台110および押圧板120が増肉形状の金型としても機能する。具体的には、固定台110および押圧板120は同程度の大きさを有し、固定台110の側面の上部および押圧板120の側面の下部には、板材100に向かって縮径するテーパー面が形成されている。
そして、特許文献1に開示された方法では、まず、板材100の張り出し部101全体が高周波加熱装置により加熱され、その後に、断面略三角形状の成形溝が形成されたスエージングダイ130が固定台110および押圧板120に当接するまで張り出し部101を押し込むことにより、当該張り出し部101が断面矢じり状に成形される。なお、特許文献1の他の図からは、スエージングダイ130は板材100に追従して回転するローラであると推測される。
特開平7−290181号公報
しかしながら、固定台110および押圧板120を増肉形状の金型として機能させる場合は、固定台110および押圧板120を同程度の大きさにし、固定台110および押圧板120を高精度に製造する必要がある。従って、成形装置のコストが高くなる。
そこで、本発明は、板材の周縁部の肉厚を安価に増大させることができるスピニング増肉成形方法を提供するとともに、その成形方法に好適なスピニング増肉成形装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のスピニング増肉成形方法は、中心部が固定治具に固定された板材を回転させながら前記板材の周縁部の肉厚を増大させるスピニング増肉成形方法であって、前記板材における少なくとも前記固定治具に隣接する部分に剛性が保持されるように前記板材の周縁部を局所的に加熱しながら、前記板材の周縁部に成形ローラを押圧して前記周縁部を少なくとも当該周縁部の厚み方向と直交する方向に押し込むことを特徴とする。
上記の構成によれば、板材の周縁部を局所的に加熱する際に、板材における少なくとも固定治具の近傍に剛性が保持された部分が残されるために、この剛体部分で成形ローラの押し込み力に耐えながら、換言すれば固定治具から離れた位置で、周縁部の肉厚を増大させることができる。従って、固定治具としては単に板材の中心部が固定可能な機能を有するものを用いることができ、成形装置のコストを低く抑えることができる。
例えば、前記板材の周縁部を、高周波誘導加熱により加熱してもよい。
前記高周波誘導加熱による加熱を、前記板材の周縁部に沿って延びる二重円弧状のコイル部と、前記コイル部が嵌め込まれる溝が形成された、前記コイル部を前記板材の周縁部と反対側から覆うコアと、を含む加熱器を用いて行ってもよい。この構成によれば、板材の周縁部に磁束を集中させることができ、周縁部を効率的に加熱することができる。
前記成形ローラの回転軸方向を前記板材の周縁部の厚み方向と平行にした状態で、前記成形ローラを前記板材の周縁部に押圧してもよい。この構成によれば、成形ローラを回転可能に支持する軸受に過度な負荷がかかることを防止することができる。
前記成形ローラは、当該成形ローラの回転軸方向に延びる円筒状の押圧面と、前記押圧面の少なくとも一方の端部から立ち上がるガイド面と、を有してもよい。この構成によれば、円筒状の押圧面により、板材の周縁部の厚み方向に平行な端面を形成することができるとともに、ガイド面により、押し込みによる周縁部の厚み方向の拡張を規制することができる。
前記成形ローラを、前記板材の周縁部の厚み方向と直交する方向に対して傾斜する押圧方向に沿って前記板材の周縁部に押圧して、前記ガイド面は、前記押圧面における前記押圧方向が傾斜する側と反対側の端部に、前記押圧面と鈍角をなすように設けられていてもよい。この構成は、板材の周縁部を厚み方向の一方に膨らむように成形する際に好適である。
前記板材は、チタン合金からなってもよい。鋼やアルミニウム合金などは、温度が上昇するにつれて耐力(塑性変形を開始する応力)が徐々に低下するが、チタン合金では、ある温度域で耐力が大きく低下する。従って、その温度域よりも高い温度で板材の周縁部を加熱すれば、板材の周縁部を含む狭い範囲のみを変形させることができる。
また、本発明のスピニング増肉成形装置は、板材の中心部が固定される固定治具と、前記固定治具が取り付けられた回転シャフトと、前記板材の周縁部を局所的に加熱する加熱器と、加熱された前記板材の周縁部に、当該周縁部の厚み方向と直交する方向に対して傾斜する押圧方向に沿って押圧されることにより、前記周縁部を少なくとも当該周縁部の厚み方向と直交する方向に押し込む成形ローラと、を備え、前記成形ローラは、当該成形ローラの回転軸方向に延びる円筒状の押圧面と、前記押圧面における前記押圧方向が傾斜する側と反対側の端部から前記押圧面と鈍角をなすように立ち上がるガイド面と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、板材の周縁部の肉厚を安価に増大させることができる。
本発明の一実施形態に係るスピニング増肉成形方法に用いられるスピニング増肉成形装置の概略構成図である。 図2Aは加熱器の平面図、図2Bは図2AのII−II線に沿った断面図である。 図3Aおよび3Bは成形ローラの部分的な断面図であり、図3Aは増肉加工前の状態を示し、図3Bは増肉加工後の状態を示す。 図4A〜4Dは板材の周縁部の形状を示す図である。 チタン合金であるTi−6Al−4Vの温度と耐力の関係を示すグラフである。 変形例の成形ローラおよび板材の断面図である。 補助ローラを含むスピニング増肉成形装置の構成図である。 図8Aおよび8Bは変形例の補助ローラを示す図である。 従来のスピニング増肉成形装置の部分的な断面図である。
図1に、本発明の一実施形態に係るスピニング増肉成形方法に用いられるスピニング増肉成形装置1を示す。この装置1によれば、中心部83が固定治具3に固定された板材8を回転させながら板材8の周縁部81の肉厚を増大させる方法が実行される。より詳しくは、装置1は、板材8における少なくとも固定治具3に隣接する部分に剛性が保持されるように板材8の周縁部81を局所的に加熱しながら、板材の周縁部81に成形ローラ6を押圧して周縁部81を少なくとも当該周縁部81の厚み方向と直交する方向に押し込む。周縁部81の肉厚が増大された板材8は、その後に機械加工により所望の形状に切削されてもよい。
具体的に、装置1は、回転シャフト2と、回転シャフト2に取り付けられた固定治具3と、固定治具3と共に板材8を挟み込む押え治具4と、を備えている。固定治具3には板材8の中心部83が固定される。さらに、装置1は、板材8の周縁部81を局所的に加熱する加熱器7と、加熱された周縁部81に押圧される成形ローラ6と、を備えている。
本実施形態では、回転シャフト2の回転軸方向は鉛直方向である。ただし、回転シャフト2の回転軸方向は、水平方向や斜め方向であってもよい。回転シャフト2の下部は基台11に支持されており、基台11内には回転シャフト2を回転させるモータ(図示せず)が配置されている。
板材8の形状は、回転シャフト2の回転軸方向から見て(以下、単に「平面視で」という。)円形状である限り、特に限定されるものではない。本実施形態では、板材8が下向きに拡径する皿状であるが、板材8は底壁の周縁から周壁が垂直に垂れ下がるカップ状であってもよい。板材8が皿状やカップ状である場合は、板材8は、上向きに開口する姿勢で固定治具3に固定されてもよい。あるいは、板材8は、全体的に湾曲するボウル状であってもよいし、フラットな板状(図6参照)であってもよい。
本実施形態では、板材8は、チタン合金からなる。チタン合金には、耐食合金(例えば、Ti−0.15Pd)、α合金(例えば、Ti−5Al−2.5Sn)、α+β合金(例えば、Ti−6Al−4V)、β合金(Ti−15V−3Cr−3Sn−3Al)などがある。ただし、板材8の材質は、チタン合金に限られるものではなく、例えば、鋼やアルミニウム合金であってもよい。
固定治具3は、例えば平面視で板材8よりも小さな円形状の台であり、板材8の中心部83に沿う形状の支持面(本実施形態では上面)を有している。すなわち、板材8における平面視で固定治具3の周囲に位置するリング状の部分が固定治具3に隣接する近位部(proximal portion)82であり、周縁部81は近位部82から見た先端部(distal end)である。固定治具3の支持面には、中心に位置決めピンが設けられていてもよく、この場合には、板材8の中心に位置決めピンと嵌合する貫通穴が設けられる。
押え治具4は、昇降機構52によって昇降される加圧ロッド51に取り付けられている。昇降機構52によって押え治具4が固定治具3上の板材8に押し付けられることにより、板材8が固定治具3に固定される。昇降機構52は回転シャフト2の上方に配置されたフレーム12に固定され、昇降機構52には加圧ロッド51を回転可能に支持する軸受が内蔵される。ただし、押え治具4は必ずしも必要ではなく、板材8がネジ止めによって固定治具3に固定されてもよい。
加熱器7と成形ローラ6は、例えば、回転シャフト2を挟んで互いに反対側に配置される。例えば、加熱器7は、第1水平動機構13により、回転シャフト2の回転軸を中心とする径方向に移動させられ、第1水平動機構13は、第1上下動機構14により鉛直方向に移動させられる。同様に、例えば、成形ローラ6は、第2水平動機構15により、回転シャフト2の回転軸を中心とする径方向に移動させられ、第2水平動機構15は、第2上下動機構16により鉛直方向に移動させられる。第1上下動機構14および第2上下動機構16は、上述した基台11とフレーム12を橋架するように延びている。
本実施形態では、加熱器7として、高周波誘導加熱により板材8の周縁部81を加熱する加熱器が用いられている。ここで、「高周波誘導加熱」とは、周波数が5kHz〜400kHzの誘導加熱をいう。ただし、加熱器7としては、例えばガスバーナーなどを用いることも可能である。
具体的に、加熱器7は、図2Aおよび2Bに示すように、コイル部72を有する導線71と、コイル部72の周囲に発生する磁束を集約するためのコア75を含む。板材8の材質がチタン合金である本実施形態では、加熱器7は、例えば、誘導加熱による表皮効果により、板材8の周縁部81を500〜1000℃程度に加熱する。導線71は、内部を冷却液が流れる中空の管である。例えば、板材8の周縁部81の温度が計測され、この計測温度が目標温度となるように、導線71に印加される交流電圧が制御される。
本実施形態では、板材8の周縁部81は、図4Aに示すように水平方向にカットされた形状となっているが、図4Bに示すように鉛直方向にカットされた形状であってもよいし、図4Cに示すように先端が丸められた形状であってもよいし、図4Dに示すように厚さ方向にカットされた形状であってもよい。
コイル部72は、板材8の周縁部81に沿って延びる二重円弧状をなしている。本実施形態では、加熱器7が周縁部81の真下に配置されている(周縁部81を下方から加熱する)ため、コイル部72の2つの円弧部が並ぶ方向は水平方向である。ただし、加熱器7が周縁部81の真横に配置される(周縁部81を径方向外側から加熱する)場合は、コイル部72の2つの円弧部が並ぶ方向は鉛直方向であってもよい。
コア75は、コイル部72を板材8の周縁部81と反対側から覆う円弧状の部材である。コア75の板材8の周縁部81と対向する面(本実施形態では上面)には、コイル部72が嵌め込まれる溝が形成されている。本実施形態では、コア75は、コイル部72の内側円弧部が嵌め込まれる溝76aが形成された1つの内周側ピース76と、外側円弧部が嵌め込まれる溝77aが形成された2つの外周側ピース77で構成されている。ただし、コア75は、内周側ピース76と外周側ピース77とが絶縁体を介して一体となった構成を有していてもよい。
板材8の材質がチタン合金である本実施形態では、板材8における少なくとも近位部82に剛性が保持されるように板材8の周縁部81を局所的に加熱するには、チタン合金の熱伝導率が非常に低いために、固定治具3から周縁部81までの距離をある程度確保するだけでよい。このようにすれば、近位部82の温度が比較的に低く保たれるために、少なくとも近位部82に剛性が保持される。
板材8の材質が鋼やアルミニウム合金である場合は、板材8における少なくとも近位部82に剛性が保持されるように板材8の周縁部81を局所的に加熱するには、例えば、固定治具3に冷却手段を設けるなどの対策を施せばよい。
加熱された板材8の周縁部81に押圧される成形ローラ6は、図3Aに示すように、中心に貫通穴を有し、その貫通穴にシャフト65が挿通されている。シャフト65と貫通穴の間には、成形ローラ6を回転可能に支持する一対の軸受が配置される。なお、図3Aでは、図面の簡略化のために、成形ローラ6をシャフト65に嵌合するように描き、軸受の作図を省略している。シャフト65の両端部は、図1に示すように、第2水平動機構15に取り付けられたブラケット67(図3Aでは作図を省略)に支持されている。
成形ローラ6は、複数設けられていてもよい。例えば、2つの成形ローラ6を、回転シャフト2を挟んで互いに反対側に配置してもよい。この場合、加熱器7は、回転シャフト2の回転軸を中心として、両成形ローラ6と90度をなす位置に配置してもよい。
図3Aに戻って、成形ローラ6は、当該成形ローラ6の回転軸方向Yが周縁部81の厚み方向Tと平行にされた状態で、周縁部81に押圧されることが望ましい。成形ローラ6を回転可能に支持する軸受に過度な負荷がかかることを防止するためである。なお、回転軸方向Yは、必ずしも厚み方向Tと完全に平行である必要はなく、例えば厚み方向Tに対する角度が5度以下などの、厚み方向Tと実質的に平行であればよい。
成形ローラ6を板材8の周縁部81に押圧する押圧方向Pは、周縁部81の厚み方向Tと直交する直交方向Xと平行であってもよいし、直交方向Xに対して傾斜する方向であってもよい。前者の構成は、周縁部81を厚み方向Tの両方に膨らむように成形する際に好適であり、後者の構成は、周縁部81を厚み方向Tの一方に膨らむように成形する際に好適である。本実施形態では、周縁部81を内側に膨らませるために、押圧方向Pは、直交方向Xよりも水平に近い方向である。このような押圧方向Pに沿って成形ローラ6を周縁部81に押圧することにより、図3Bに示すように周縁部81を内側に膨らむ増肉形状に成形することができる。当然ながら、周縁部81を外側に膨らませることも可能である。
押圧方向Pが直交方向Xに対して傾斜する場合、それらのなす角度θは、20度以下であることが望ましい。角度θが20度を超えると、周縁部81の曲げ変形に多くの力が費やされるため、成形ローラ6の押し込みに大きな力が必要となるからである。
成形ローラ6は、より詳しくは、当該成形ローラ6の回転軸方向Yに延びる円筒状の押圧面61と、押圧面61における直交方向Xに対して押圧方向Pが傾斜する側と反対側の端部から立ち上がるガイド面62と、を有している。本実施形態では、ガイド面62が押圧面61と鈍角をなしている。ガイド面62の角度は、図3Bに示すように成形ローラ6が押し込まれたときに、ガイド面62の径方向外側の端部が板材8と干渉するのを防止するように設定される。
押圧面61とガイド面62の間には、それらを滑らかに連結する丸み部63が形成されている。本実施形態のように水平方向にカットされた形状の周縁部81を内側に膨らませる場合は、周縁部81の先端の初期接触位置は、丸み部63の中央からガイド面62側の端点までの範囲内であることが望ましい。
丸み部63の曲率半径Rは、大きすぎると成形ローラ6の押し込み力が大きくなり、小さすぎると周縁部81に割れやしわなどが発生しやすくなる。従って、丸み部63の曲率半径Rは、周縁部81の厚みをtとしたときに、t/20以上、t/2以下であることが望ましい。例えば、t=30mmの場合、1.5mm≦R≦15mmである。
以上説明したように、本実施形態では、板材8の周縁部81を局所的に加熱する際に、板材8における少なくとも固定治具3の近傍に剛性が保持された部分が残されるために、この剛体部分で成形ローラ6の押し込み力に耐えながら、換言すれば固定治具3から離れた位置で、周縁部81の肉厚を増大させることができる。従って、固定治具3としては単に板材8の中心部83が固定可能な機能を有するものを用いることができ、成形装置1のコストを低く抑えることができる。
また、本実施形態では、コイル部72を板材8の周縁部81と反対側から覆うコア75を含む加熱器7を用いているので、板材8の周縁部81に磁束を集中させることができ、周縁部81を効率的に加熱することができる。
さらに、本実施形態では、成形ローラ6の円筒状の押圧面61により、板材8の周縁部81の厚み方向Tに平行な端面を形成することができるとともに、ガイド面62により、押し込みによる周縁部81の厚み方向Tの拡張を規制することができる。
ところで、鋼やアルミニウム合金などは、温度が上昇するにつれて耐力(塑性変形を開始する応力)が徐々に低下するが、チタン合金では、図5に示すように、ある温度域(約320℃〜400℃)で耐力が大きく低下する。従って、その温度域よりも高い温度で板材8の周縁部81を加熱すれば、周縁部81を含む狭い範囲のみを変形させることができる。
(その他の実施形態)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、ガイド面62は、押圧面61の少なくとも一方の端部から立ち上がっていればよい。また、ガイド面62が押圧面61となす角度は鈍角に限られない。例えば、図6に示すように、ガイド面62は、押圧面61の両端部に、押圧面61と垂直に設けられていてもよい。
また、例えば図7に示すように、成形ローラ6の押圧によって板材8の周縁部81が径方向外側へ流動することが抑制されるように、補助ローラ9を板材8の周縁部81に補助的に押圧してもよい。補助ローラ9は、図7に示すように回転軸方向が鉛直方向と平行な、側面の断面形状が略二等辺三角形となる形状を有していてもよい。あるいは、補助ローラ9は、図8Aに示すように、回転軸方向が板材8の周縁部81の厚さ方向と直交する円盤状であってもよいし、図8Bに示すように台形状の断面形状を有し、回転軸方向が周縁部81の厚さ方向と平行になっていてもよい。
本発明は、板厚の小さな板材を用いて実製品に近い形状を得ることができ(ニアネットシェイプ化)、材料費低減に有用である。
1 スピニング増肉成形装置
2 回転シャフト
3 固定治具
6 成形ローラ
61 押圧面
62 ガイド面
7 加熱器
72 コイル部
75 コア
75a,75b 溝
8 板材
81 周縁部
82 近位部
83 中心部

Claims (8)

  1. 中心部が固定治具に固定された板材を回転させながら前記板材の周縁部の肉厚を増大させるスピニング増肉成形方法であって、
    前記板材における少なくとも前記固定治具に隣接する部分に剛性が保持されるように前記板材の周縁部を局所的に加熱しながら、前記板材の周縁部に成形ローラを押圧して前記周縁部を少なくとも当該周縁部の厚み方向と直交する方向に押し込む、スピニング増肉成形方法。
  2. 前記板材の周縁部を、高周波誘導加熱により加熱する、請求項1に記載のスピニング増肉成形方法。
  3. 前記高周波誘導加熱による加熱を、前記板材の周縁部に沿って延びる二重円弧状のコイル部と、前記コイル部が嵌め込まれる溝が形成された、前記コイル部を前記板材の周縁部と反対側から覆うコアと、を含む加熱器を用いて行う、請求項2に記載のスピニング増肉成形方法。
  4. 前記成形ローラの回転軸方向を前記板材の周縁部の厚み方向と平行にした状態で、前記成形ローラを前記板材の周縁部に押圧する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスピニング増肉成形方法。
  5. 前記成形ローラは、当該成形ローラの回転軸方向に延びる円筒状の押圧面と、前記押圧面の少なくとも一方の端部から立ち上がるガイド面と、を有する、請求項4に記載のスピニング増肉成形方法。
  6. 前記成形ローラを、前記板材の周縁部の厚み方向と直交する方向に対して傾斜する押圧方向に沿って前記板材の周縁部に押圧し、
    前記ガイド面は、前記押圧面における前記押圧方向が傾斜する側と反対側の端部に、前記押圧面と鈍角をなすように設けられている、請求項5に記載のスピニング増肉成形方法。
  7. 前記板材は、チタン合金からなる、請求項1〜6のいずれか一項に記載のスピニング増肉成形方法。
  8. 板材の中心部が固定される固定治具と、
    前記固定治具が取り付けられた回転シャフトと、
    前記板材の周縁部を局所的に加熱する加熱器と、
    加熱された前記板材の周縁部に、当該周縁部の厚み方向と直交する方向に対して傾斜する押圧方向に沿って押圧されることにより、前記周縁部を少なくとも当該周縁部の厚み方向と直交する方向に押し込む成形ローラと、を備え、
    前記成形ローラは、当該成形ローラの回転軸方向に延びる円筒状の押圧面と、前記押圧面における前記押圧方向が傾斜する側と反対側の端部から前記押圧面と鈍角をなすように立ち上がるガイド面と、を有する、スピニング増肉成形装置。
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