JPWO2014163186A1 - 仙腸関節保護ベルト - Google Patents
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Abstract
Description
上記課題を解決するための第1発明の構成は、下記(A)の仙腸関節ベルトと、下記(B1)の臀部ベルト又は下記(B2)の腰背部ベルトとを備え、これらの両者のベルトを装着者の骨盤をホールドする臀部側骨盤ホールドループ又は腰背部側骨盤ホールドループを構成するように使用するものである、仙腸関節保護ベルトである。
(A)左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付けるリング状の仙腸関節ベルト。
(B1)仙腸関節ベルトとは別体に形成されるベルトであって、装着者の臀部を持ち上げる状態で臀部の下側を通って装着者の腰周りに巻き付けるリング状の臀部ベルト。
(B2)仙腸関節ベルトとは別体に形成されるベルトであって、装着者の骨盤直上の脊椎前方湾曲部の背中側である腰背部を通って装着者の腰周りに巻き付けるリング状の腰背部ベルト。
上記課題を解決するための第2発明の構成は、下記(A)の仙腸関節ベルトと、下記(B1)の臀部ベルト又は下記(B2)の腰背部ベルトとを一体的に連結した仙腸関節保護ベルトであって、これらの両者のベルトが装着者の骨盤をホールドする臀部側骨盤ホールドループ又は腰背部側骨盤ホールドループを一体的に構成している、仙腸関節保護ベルトである。
(A)左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付けるリング状の仙腸関節ベルト。
(B1)装着者の臀部を持ち上げる状態で臀部の下側を通って装着者の腰周りに巻き付けるリング状の臀部ベルト。
(B2)装着者の骨盤直上の脊椎前方湾曲部の背中側である腰背部を通って装着者の腰周りに巻き付けるリング状の腰背部ベルト。
上記課題を解決するための第3発明の構成は、下記(A)の仙腸関節ベルトと、下記(B1)の臀部ベルト又は下記(B2)の腰背部ベルトとを備えた仙腸関節保護ベルトであって、
臀部ベルト又は腰背部ベルトを仙腸関節ベルトよりも短く形成し、臀部ベルト又は腰背部ベルトの両端部をそれぞれ仙腸関節ベルトにおける両端部よりも中央部寄りの部分に設定した1対の連結エリアにおいて連結することにより、これらの両者のベルトが装着者の骨盤をホールドする臀部側骨盤ホールドループ又は腰背部側骨盤ホールドループを一体的に構成している、仙腸関節保護ベルトである。
(A)左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付けるリング状の仙腸関節ベルト。
(B1)装着者の臀部を持ち上げる状態で臀部の下側を通って装着者の腰周りに巻き付ける臀部ベルト。
(B2)装着者の骨盤直上の脊椎前方湾曲部の背中側である腰背部を通って装着者の腰周りに巻き付ける腰背部ベルト。
上記課題を解決するための第4発明の構成は、前記第3発明に係る仙腸関節保護ベルトにおいて、仙腸関節ベルトと臀部ベルトとの連結用の1対の連結エリアが仙腸関節ベルトの腹部側と背部側との境界部領域に設定されており、仙腸関節ベルトと腰背部ベルトとの連結用の1対の連結エリアが仙腸関節ベルトの腹部側における中央部領域に設定されている、仙腸関節保護ベルトである。
上記課題を解決するための第5発明の構成は、前記第3発明又は第4発明に係る仙腸関節保護ベルトにおいて、仙腸関節ベルトに対する臀部ベルト又は腰背部ベルトの連結形態が以下(1)〜(3)のいずれかである、仙腸関節保護ベルトである。
上記課題を解決するための第6発明の構成は、前記第5発明に係る仙腸関節保護ベルトにおける(2)及び(3)の場合において、臀部ベルト又は腰背部ベルトの両端部に仙腸関節ベルトを挿通するためのリングを設け、リングに仙腸関節ベルトを挿通した後に両者のベルトを面ファスナーを利用して着脱可能に連結するものである、仙腸関節保護ベルトである。
上記課題を解決するための第7発明の構成は、前記第1発明〜第6発明のいずれかに係る仙腸関節保護ベルトにおいて、仙腸関節ベルトと、臀部ベルト又は腰背部ベルトとの少なくとも一方のベルトとが、以下(4)及び/又は(5)の構成を備える、仙腸関節保護ベルトである。
上記課題を解決するための第8発明の構成は、前記第1発明〜第7発明のいずれかに係る仙腸関節保護ベルトにおいて、仙腸関節ベルトには、その締め付け力を強化するための補助ベルトを付設している、仙腸関節保護ベルトである。
第1発明〜第3発明の仙腸関節保護ベルトにおいては、左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付ける仙腸関節ベルトに加えて、(1)装着者の臀部を持ち上げる状態で臀部の下側を通って装着者の腰周りに巻き付ける臀部ベルト、又は(2)装着者の骨盤直上の脊椎前方湾曲部の背中側である腰背部を通って装着者の腰周りに巻き付ける腰背部ベルトのいずれか一方を備える。これらの仙腸関節保護ベルトの効果を図7(a)〜図7(d)に基づいて説明する。
仙腸関節ベルトと臀部ベルトとの連結用の1対の連結エリアを仙腸関節ベルトの腹部側と背部側との境界部領域に設定すると、仙腸関節ベルトと臀部ベルトにより、骨盤を臀部側から一層コンパクトにホールドできる。仙腸関節ベルトと腰背部ベルトとの連結用の1対の連結エリアを仙腸関節ベルトの腹部側における中央部領域に設定すると、腰背部ベルトを腰背部の位置まで無理なく引き上げて巻き付けることができ、しかもその際、腰背部ベルトの腹部側の部分が両足の大腿部の上端にかからないから、歩行の障害にならない。
仙腸関節ベルトに対する臀部ベルト又は腰背部ベルトの連結形態は限定されないが、好ましくは第4発明の(1)〜(3)のいずれかの連結形態を例示することができる。特に(2)の連結形態では着脱可能に連結するので、装着や脱着が便利である。とりわけ、(3)の連結形態では仙腸関節ベルトに対する臀部ベルト又は腰背部ベルトの連結位置を変更できるので、装着者の体格や体形の違いに対応して最適なサイズの骨盤ホールドループを構成するように、容易に調節できる。
前記第5発明に係る仙腸関節保護ベルトにおける(2)及び(3)の場合において、第6発明のように、臀部ベルト又は腰背部ベルトの両端部に仙腸関節ベルトを挿通するためのリングを設け、リングに仙腸関節ベルトを挿通した後に両者のベルトを面ファスナーを利用して着脱可能に連結すれば、両者のベルトの連結角度にはリングに基づく遊びが生じる。そのため、面ファスナーによって両者のベルトを強固に連結しつつ、仙腸関節ベルトに対する臀部ベルト又は腰背部ベルトの連結角度を自由に変更できる。従って、臀部ベルトが臀部の下側を無理なく通るように装着することが容易であり、腰背部ベルトが腰背部を無理なく通るように装着することが容易である。
仙腸関節ベルトや、臀部ベルト又は腰背部ベルトは、第7発明の(4)に規定するように、ベルトの少なくとも一部を伸縮性の素材によって構成することができる。この場合には、弾力性に富む快適な締め付けが可能となる。又、仙腸関節ベルトや、臀部ベルト又は腰背部ベルトは、第6発明の(5)に規定するように、伸縮性の素材からなるベルト部分を二重ベルトの構成とすることができる。この場合には、弾力性に富み、かつ強力な締め付けが可能となる。
仙腸関節ベルトには、第8発明に規定するように、その締め付け力を強化するための補助ベルトを付設することができる。このような補助ベルトを設けると、とりわけ強力な締め付けが可能な仙腸関節ベルトとなる。
1a 仙腸関節ベルト
a 留め棒
b バックルリング
2 フック
3 フック留め
4 面状ファスナー部材
5 臀部ベルト/腰背部ベルト
5a 臀部ベルト/腰背部ベルト
5b 臀部ベルト
5c 腰背部ベルト
6 面状ファスナー部材
7 リング
8 補助ベルト
8a 補助ベルト
9 仙腸関節保護ベルト
10 留め具
11 リングを介する連結部構造
12 面ファスナー構造
13a 臀部側骨盤ホールドループ
13b 腰背部側骨盤ホールドループ
14 仙腸関節保護ベルト
15 固定的連結部
16 仙腸関節保護ベルト
17 二重ベルト構造
α 頭部
β 脊椎
β1 脊椎前方湾曲部
γ 骨盤
δ 脚部
本発明に係る仙腸関節保護ベルトは、左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付ける仙腸関節ベルトを備え、かつ、装着者の臀部を持ち上げる状態で臀部の下側を通って装着者の腰周りに巻き付ける臀部ベルトと、装着者の骨盤直上の脊椎前方湾曲部の背中側である腰背部を通って装着者の腰周りに巻き付ける腰背部ベルトとのいずれか一方を備える。仙腸関節ベルトは、左右1対の腸骨における前方向(腹側)へ出っ張った突起部分のすぐ下側を通るように巻き付けることが、特に好ましい。
仙腸関節保護ベルトの第1実施形態においては、腰周りに巻き付けることができる長さの2本のリング状のベルトを別体に形成する。そして、その一方のリング状のベルトを「左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付ける仙腸関節ベルト」として用いる。又、他方のリング状のベルトを「装着者の臀部を持ち上げる状態で臀部の下側を通って装着者の腰周りに巻き付ける臀部ベルト」として用いるか、あるいは「装着者の骨盤直上の脊椎前方湾曲部の背中側である腰背部を通って装着者の腰周りに巻き付ける腰背部ベルト」として用いる。
上記した第3実施形態において、仙腸関節ベルトと、臀部ベルト又は腰背部ベルトとの連結は、例えば以下のように行うことができる。
(仙腸関節ベルトの実施形態)
仙腸関節ベルトは、限定はされないが、天然繊維や合成樹脂繊維を用いて伸縮性のない帯状に織製した柔軟で強靭なベルトからなり、ベルト幅も限定されないが、例えば1〜4cm程度である。仙腸関節ベルトの両端部には、それぞれ、適宜な係止機構を備えた留め具、例えばフックとフック留めとを取り付ける。仙腸関節保護ベルトの装着及び脱着の便宜から、フックとフック留めは、装着時において腹側に位置するように設けることが好ましい。
仙腸関節ベルトにおける少なくとも一部、例えば装着時に背側に位置する中央部分等の適宜な部分においては、上記した伸縮性のない強靭なベルトに替えて、伸縮性のベルト状素材を用いることが好ましい。伸縮性のベルト状素材としては、例えば、以下に述べる(a)〜(c)の構成のものを好ましく用いることができる。
(b)ベルト状のゴム材
(c)伸縮性のない天然繊維又は合成樹脂繊維を伸び縮み可能なように緩く織製した筒状の素材中に、ベルト状のゴム製芯材を収容したもの
以上のような伸縮性素材の内、例えば(a)、(b)のようにゴム材が露出している実施形態の場合は、装着時における内側の下着や外側のシャツ、ズボン等に対する仙腸関節ベルトの摩擦抵抗が高いので、仙腸関節保護ベルトを装着した状態において、位置ズレが起こり難い。
(臀部ベルト又は腰背部ベルトの実施形態)
臀部ベルト又は腰背部ベルトも、限定はされないが、天然繊維や合成樹脂繊維を用いて伸縮性のない帯状に織製した柔軟で強靭なベルトからなり、ベルト幅も限定されないが、例えば、1〜4cm程度である。前記した第4発明の場合においては、臀部ベルトは相対的に短く形成され、腰背部ベルトは相対的に長く形成される。
臀部ベルト又は腰背部ベルトにおける少なくとも一部、例えば装着時に背側に位置する中央部分等の適宜な部分においては、上記した伸縮性のない強靭なベルトに替えて、伸縮性のベルト状素材を用いることが好ましい。伸縮性のベルト状素材としては、仙腸関節ベルトに関して前記した(a)〜(c)の構成のものを好ましく用いることができる。又、その内、例えば(a)、(b)のようにゴム材が露出している実施形態の場合は、装着時における内側の下着や外側のシャツ、ズボン等に対する臀部ベルト又は腰背部ベルトの摩擦抵抗が高いので、仙腸関節保護ベルトを装着した状態において、位置ズレが起こり難い。
上記の第3実施形態における(2)及び(3)において、臀部ベルト又は腰背部ベルトの両端部に設けた面ファスナー用のファスナー部材よりも少し中央部寄りの部位に仙腸関節ベルトを挿通するためのリングを設け、リングに仙腸関節ベルトを挿通した後に両者のベルトを面ファスナーを利用して着脱可能に連結することが、特に好ましい。
(補助ベルトの実施形態)
仙腸関節ベルトには、骨盤に対するその締め付け力を更に強化するための補助ベルトを更に付設することも好ましい。この補助ベルトも、臀部ベルト又は腰背部ベルトと同様、その両端部を、それぞれ仙腸関節ベルトにおける両端部よりも中央部寄りの部分に設定した1対の補助ベルト用連結エリアにおいて固定的に又は着脱可能に連結する。但し、補助ベルトは、仙腸関節ベルトと重なるようにして左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付けるものであり、この点が臀部ベルト又は腰背部ベルトとは異なる。
補助ベルトにおける少なくとも一部、例えば装着時に背側に位置する中央部分等の適宜な部分においては、上記した伸縮性のない強靭なベルトに替えて、伸縮性のベルト状素材を用いることが好ましい。伸縮性のベルト状素材としては、仙腸関節ベルトに関して前記した(a)〜(c)の構成のものを好ましく用いることができる。又、その内、例えば(a)、(b)のようにゴム材が露出している実施形態の場合は、装着時における内側の下着や外側のシャツ、ズボン等に対する補助ベルトの摩擦抵抗が高いので、仙腸関節保護ベルトを装着した状態において、位置ズレが起こり難い。
補助ベルトの両端部に、仙腸関節ベルトの補助ベルト用連結エリアに連結するためのファスナー部材を設ける場合、そのファスナー部材よりも少し中央部寄りの部位に仙腸関節ベルトを挿通するためのリングを設け、リングに仙腸関節ベルトを挿通した後に両者のベルトを面ファスナーを利用して着脱可能に連結することが、特に好ましい。
仙腸関節ベルトは、左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付けるベルトである。仙腸関節ベルト1の正面図(装着状態における外周面)を図1(a)に示し、背面図(装着状態における内周面)を図1(b)に示す。仙腸関節ベルト1は、天然繊維又は合成樹脂繊維を用いて伸縮性のない帯状に織製した柔軟で強靭なベルトであり、人体の腰周りに巻き付けることができる長さと、約2cm程度のベルト幅を備えている。仙腸関節ベルト1の両端部には、公知の留め具の各一方を構成するフック2とフック留め3を取り付けている。
臀部ベルトは、装着者の臀部を持ち上げる状態で臀部の下側を通って装着者の腰周りに巻き付けるベルトである。腰背部ベルトは、装着者の骨盤直上の脊椎前方湾曲部の背中側である腰背部を通って装着者の腰周りに巻き付けるベルトである。臀部ベルト/腰背部ベルト5の背面図(装着状態における内周面)を図2に示す。
補助ベルトは、骨盤に対する仙腸関節ベルトの締め付け力を更に強化するために、仙腸関節ベルトに付設するものである。補助ベルト8は、詳細には図示せず、後述する図8、9において簡単に図示する。
第1実施例に係る仙腸関節保護ベルト9の全体図を図4に概念的に示す。図4においては、図示の煩雑を避けるため、ベルトは単一の実線で示し、特定の構造部分は「○」記号で示す。
このように構成された第1実施例に係る仙腸関節保護ベルト9の内、仙腸関節ベルト1と臀部ベルト5bからなるものは、図5(a)及び図5(b)に示すように装着される。即ち、仙腸関節ベルト1を左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付け、仙腸関節ベルト1の両端のフックとフック留めを装着者の腹側で止着する。そして、臀部ベルト5bを装着者の臀部を持ち上げる状態で、臀部の下側を通るようにして、巻き付ける。この状態において、仙腸関節ベルト1と臀部ベルト5bが、装着者の骨盤を臀部側からホールドする臀部側骨盤ホールドループ13aを構成する。この臀部側骨盤ホールドループ13aによって骨盤全体を臀部側から包み込むように保持する結果、骨盤に対する優れたホールド性が実現される。
第2実施例に係る仙腸関節保護ベルト14の全体図を図8に概念的に示す。図8においては、図示の煩雑を避けるため、ベルトは単一の実線で示し、特定の構造部分は「○」記号で示す。
第3実施例に係る仙腸関節保護ベルト16の全体図を図9に概念的に示す。図9においては、図示の煩雑を避けるため、ベルトは単一の実線で示し、特定の構造部分は「○」記号で示す。
仙腸関節保護ベルトは、前記第1実施形態や第2実施形態のように、仙腸関節ベルトと臀部ベルトをそれぞれリング状に構成して使用することもできる。
Claims (8)
- 下記(A)の仙腸関節ベルトと、下記(B1)の臀部ベルト又は下記(B2)の腰背部ベルトとを備え、これらの両者のベルトを装着者の骨盤をホールドする臀部側骨盤ホールドループ又は腰背部側骨盤ホールドループを構成するように使用するものであることを特徴とする仙腸関節保護ベルト。
(A)左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付けるリング状の仙腸関節ベルト。
(B1)仙腸関節ベルトとは別体に形成されるベルトであって、装着者の臀部を持ち上げる状態で臀部の下側を通って装着者の腰周りに巻き付けるリング状の臀部ベルト。
(B2)仙腸関節ベルトとは別体に形成されるベルトであって、装着者の骨盤直上の脊椎前方湾曲部の背中側である腰背部を通って装着者の腰周りに巻き付けるリング状の腰背部ベルト。 - 下記(A)の仙腸関節ベルトと、下記(B1)の臀部ベルト又は下記(B2)の腰背部ベルトとを一体的に連結した仙腸関節保護ベルトであって、これらの両者のベルトが装着者の骨盤をホールドする臀部側骨盤ホールドループ又は腰背部側骨盤ホールドループを一体的に構成していることを特徴とする仙腸関節保護ベルト。
(A)左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付けるリング状の仙腸関節ベルト。
(B1)装着者の臀部を持ち上げる状態で臀部の下側を通って装着者の腰周りに巻き付けるリング状の臀部ベルト。
(B2)装着者の骨盤直上の脊椎前方湾曲部の背中側である腰背部を通って装着者の腰周りに巻き付けるリング状の腰背部ベルト。 - 下記(A)の仙腸関節ベルトと、下記(B1)の臀部ベルト又は下記(B2)の腰背部ベルトとを備えた仙腸関節保護ベルトであって、
臀部ベルト又は腰背部ベルトを仙腸関節ベルトよりも短く形成し、臀部ベルト又は腰背部ベルトの両端部をそれぞれ仙腸関節ベルトにおける両端部よりも中央部寄りの部分に設定した1対の連結エリアにおいて連結することにより、これらの両者のベルトが装着者の骨盤をホールドする臀部側骨盤ホールドループ又は腰背部側骨盤ホールドループを一体的に構成していることを特徴とする仙腸関節保護ベルト。
(A)左右の腸骨を取り巻く状態で装着者の腰周りに巻き付けるリング状の仙腸関節ベルト。
(B1)装着者の臀部を持ち上げる状態で臀部の下側を通って装着者の腰周りに巻き付ける臀部ベルト。
(B2)装着者の骨盤直上の脊椎前方湾曲部の背中側である腰背部を通って装着者の腰周りに巻き付ける腰背部ベルト。 - 前記仙腸関節ベルトと臀部ベルトとの連結用の1対の連結エリアが仙腸関節ベルトの腹部側と背部側との境界部領域に設定されており、仙腸関節ベルトと腰背部ベルトとの連結用の1対の連結エリアが仙腸関節ベルトの腹部側における中央部領域に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の仙腸関節保護ベルト。
- 前記仙腸関節ベルトに対する臀部ベルト又は腰背部ベルトの連結形態が以下(1)〜(3)のいずれかであることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の仙腸関節保護ベルト。
(1)臀部ベルト又は腰背部ベルトの両端部を仙腸関節ベルトの1対の連結エリアに対してそれぞれ固定的に連結している。
(2)臀部ベルト又は腰背部ベルトの両端部を、仙腸関節ベルトの1対の連結エリアに対して、面ファスナーの利用により、着脱可能に連結している。
(3)上記(2)の構成において仙腸関節ベルトの連結エリア側の面ファスナーが広い幅に設定され、この設定幅にわたって臀部ベルト又は腰背部ベルトの両端部側の面ファスナーの連結位置を変更できる。 - 前記(2)及び(3)の場合において、臀部ベルト又は腰背部ベルトの両端部に仙腸関節ベルトを挿通するためのリングを設け、リングに仙腸関節ベルトを挿通した後に両者のベルトを面ファスナーを利用して着脱可能に連結するものであることを特徴とする請求項5に記載の仙腸関節保護ベルト。
- 前記仙腸関節ベルトと、臀部ベルト又は腰背部ベルトとの少なくとも一方のベルトとが、以下(4)及び/又は(5)の構成を備えることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の仙腸関節保護ベルト。
(4)ベルトの少なくとも一部が伸縮性の素材からなる。
(5)ベルトの少なくとも一部が伸縮性の素材からなり、その伸縮性の素材からなるベルト部分が二重ベルトの構成である。 - 前記仙腸関節ベルトには、その締め付け力を強化するための補助ベルトを付設していることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の仙腸関節保護ベルト。
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