JP4402554B2 - 妊婦用股付き衣類 - Google Patents

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Description

本発明は、お腹が重く大きくなった妊婦が着用するガードルなどの妊婦用股付き衣類に関する。
胎児の成長に伴って大きく重くなった妊婦のお腹を支えるための妊婦用股付き衣類として、特許文献1には、妊婦のお腹を支えるための補助緊締が下腹部から腰部に至るように縫着された妊婦帯に係る技術が開示されている。
図13は上記した従来型妊婦用股付き衣類(妊婦帯)の構成を示す斜視図である。図13に示すように、従来型妊婦用股付き衣類1には、着用者の恥骨部から腰部に至る従来型の緊締部2が縫着されている。この従来型の緊締部2により、妊婦の重くて大きなお腹が、腰部を支点にして支えられるようになっている。
実開昭56−59011号公報 特公平4−70401号公報 特開2003−201601号公報 特開2002−138305号公報
ところで、妊婦のお腹は体前方に大きく膨らんでいるため、お腹の重心位置は、妊婦以外の人に比べて体前方に偏った位置となる。このため、妊婦は、上体を後ろに傾けて反り身にし、この重心の偏りを解消しなければ、体全体の力学的バランスが保てなくなる。そして、この反り身によって腰部に大きな負荷がかかり腰痛が誘引される。また、妊娠中には妊娠時特有のホルモンの働きにより骨盤周囲の関節や靭帯に緩みが生じて骨盤が不安定となり、これに起因する腰痛も誘引される。したがって、妊婦は、ただお腹が重いということだけでなく、腰痛にも悩まされることとなる。
そこで、一般消費者のニーズとして、お腹が重く大きくなる妊娠中期および後期を腰痛に苦しむことなく快適に過ごせる妊婦用股付き衣類の開発が強く望まれている。しかし、上記従来型妊婦用股付き衣類1では、従来型の緊締部2が腰部を支点にしてお腹を下から持ち上げるようにして支えるため、着用の際にお腹の重心位置が体の前後方向にほとんど移動しないこととなる。このため、妊婦は、従来型妊婦用股付き衣類1を着用しても、なお体全体の力学的バランスを保つため反り身にする必要があり、腰痛の解消は困難となる。さらに、従来型妊婦用股付き衣類1では、緊締部2の装着位置が骨盤周囲にはなく、骨盤の体正面側に位置する恥骨部から、骨盤の上方に位置する腰部に至るように縫着されているため、骨盤を締め付けるなどして骨盤周囲の関節や靭帯の緩みを改善して骨盤を安定化させるのが困難となり、このため、骨盤周囲の関節や靭帯の緩みに起因する腰痛の解消も困難となる。
本発明の課題は、お腹が重く大きくなる妊娠中期および後期を腰痛に苦しむことなく快適に過ごせる妊婦用股付き衣類を提供することである。
本発明は、伸縮性を有する本体部と、緊締力を有する緊締部とを備え、妊婦の人体にフィットするようにした妊婦用股付き衣類であって、この緊締部は、前側の下縁が恥骨部と大転子部を結ぶ第1サポートラインに沿い、脇側の下縁が大転子部と仙腸関節部を結ぶ第2サポートラインに沿い、かつ、上縁が恥骨部と仙腸関節部を結ぶ第3サポートラインに沿う形状とされながら、着用状態で前記第1、第2および第3サポートラインを覆う大きさに成形されていることを特徴とする。ここで恥骨部は臍(へそ)の下側に位置し、仙腸関節部は骨盤と背骨の結合部付近であって背骨を挟んだ左右に位置し、大転子部は左右の臀部下部の脇側にそれぞれ位置する。
また、本発明は、伸縮性を有する本体部と、緊締力を有する緊締部とを備え、妊婦の人体にフィットするようにした妊婦用股付き衣類であって、この緊締部は、着用状態で恥骨部、左右の大転子部および左右の仙腸関節部を通るベルト状をなし、恥骨部と大転子部を結ぶ第1サポートラインを覆う第1緊締部と、大転子部と仙腸関節部を結ぶとともに、大転子部で前記第1サポートラインと方向が切り替わる第2サポートラインを覆う第2緊締部と、恥骨部と仙腸関節部を結ぶとともに、上記第1および第2サポートラインの上方を通る第3サポートラインを覆う第3緊締部と、を有していることを特徴とする。
妊娠時には骨盤周囲の関節や靭帯に緩みが生じて骨盤が歪み易い不安定な状態となる。そして骨盤に歪みが生じると腰痛が発生する。また、妊娠時の重く大きくなったお腹を支えるため反り身にすると腰部に負担がかかり、腰痛が発生する。しかし、本発明の妊婦用股付き衣類では、緊締部によって、第1サポートラインがサポートされることにより恥骨部と大転子部とがしっかりサポートされ、第2サポートラインがサポートされることにより仙腸関節部と大転子とがしっかりサポートされ、さらに、水平方向に近い第3サポートラインがサポートされることにより恥骨部から仙腸関節部に向かう方向に妊婦の重く大きくなったお腹が骨盤方向にしっかりサポートされる。そして、この第1、第2および第3サポートラインが伸縮性の本体部に備えられた緊締部により一体的にサポートされるので、骨盤周囲の関節や靭帯の緩みが解消されて骨盤の緩みに起因する腰痛が解消可能になるとともに、お腹の重心位置が骨盤方向に大きく移動可能となって反り身に起因する腰痛も同時に解消可能となる。
さらに、本発明において、本体部は、着用状態で大腿部の少なくとも上部を覆う大きさに成形されているのが好ましい。これにより、着用者が足を上げるなどの動作を行った際に強い引っ張り力(引き伸ばそうとする力)が本体部の大腿部近傍を覆う部分に加えられるような場合であっても、本体部の大腿部近傍を覆う部分と大腿部の皮膚との間に大きな摩擦力が生じ、この摩擦力により本体部の大腿部近傍を覆う部分が大腿部の皮膚を滑ることなく下方向(膝方向)に伸長されて、大転子部が緊締部によって確実に覆われることとなる。このため、足を上げるなどの着用者の体の動きによらずに、第1、第2および第3のサポートラインが緊締部によってしっかりサポートされるので、骨盤周囲の関節や靭帯の緩みがより確実に解消可能になるとともに、反り身に起因する腰痛もより確実に解消可能となる。ここで大腿部は太ももであり、体正面側の前大腿部と体背面側の後大腿部とからなる。
さらに、本発明において、本体部よりも強い緊締力を有するとともに、この本体部に対し着用状態で少なくとも仙腸関節部にて取り付け、取り外しが可能な補助緊締部をさらに備え、この補助緊締部は、着用状態における上記本体部に取り付けられた状態で上記第3サポートラインを覆う大きさに成形されているのが好ましい。この補助緊締部は装着状態で上記緊締部とともに恥骨部と仙腸関節部を結ぶ第3サポートラインを覆うため、緊締部との協働により着用者のお腹を恥骨部から仙腸関節部に向かう方向にさらにしっかりとサポート可能となり、お腹の重心がより確実に骨盤側に移動可能となる。
さらに、本発明において、可撓性と、厚み方向のクッション性と、を有する素材により形成され、着用状態で、脊柱部と左右腰部とを含む肌領域に当てられる面領域を有するパッド部をさらに備えるのが好ましい。このパッド部によれば、脊柱部および左右腰部に対する緊締部による緊締力の影響がパッド部の面領域に確実に分散化でき、さらにクッション性により衝撃が和らげられるので、脊柱部および左右腰部にかかる負荷が確実に軽減される。ここで脊柱部は仙腸関節部の上方でちょうど背骨に当たる部位に対応し、腰部はこの脊柱部の左右両側に位置する。
本発明によれば、お腹が重く大きくなる妊娠中期および後期を腰痛に苦しむことなく快適に過ごせる妊婦用股付き衣類が提供できる。
本発明に係る妊婦用股付き衣類の詳細な構成や機能を、妊婦用ガードルの実施形態により説明する。なお、図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複説明は省略する。
まず、以下の説明に先立ち、図11、図12を参照して、下記本実施形態の説明で用いる着用者(女性)の人体部位および骨格について予め説明する。図11は女性の下半身の身体部位を説明しており、同図(a)は正面図、同図(b)は背面図である。また、図12(a)は人体(女性)を体正面側からみた骨格を示す図であり、同図(b)はその外形形状を示す図である。さらに、図12(c)は人体(女性)を体背面からみた骨格を示す図であり、同図(d)はその外形形状を示す図である。
はじめに人体部位について説明する。図11に示すように、臍(へそ)の下側には恥骨部が位置し、その体背面側の上方に仙骨部が位置し、仙骨部の左右両側には臀部が位置し、臀部下部の脇側には大転子部が位置する。そして臀部と仙骨部との境界部近傍にあって仙腸関節に対応する部位をここでは特に仙腸関節部という。臍を含み、恥骨部の上方には臍部が位置し、臍部の左右両側には側腹部が位置し、臍部および側腹部を含む領域が中腹部に対応する。仙骨部の上方には脊柱部が位置し、脊柱部の左右両側には腰部が位置する。そして太ももが大腿部に対応し、大腿部は体正面側の前大腿部と体背面側の後大腿部とからなる。
次に骨格について説明する。図12に示すように、恥骨結合は骨盤の体正面側における下部中央にあって恥骨部内に位置する。そして恥骨結合は左右の恥骨同士が連結される連結部に対応し、この左右の恥骨同士は恥骨結合にある靭帯によって相互に連結される。また、仙腸関節は骨盤の体背面側における背骨の付け根(その左右両側)付近にあって仙腸関節部内に位置する。そして仙腸関節は仙骨と腸骨とが連結される連結部に対応し、この仙骨と腸骨とは主に仙腸関節にある靭帯によって相互に連結される。また、大転子は大腿骨の上端付近で脇側にあり、大転子部内に位置する。
そこで、本実施形態に係る妊婦用ガードルの狙いとコンセプトについてまず説明する。妊婦は、お腹が重く大きくなるにつれて腰痛に悩まされることとなる。妊婦のお腹は体前方に大きく膨らんでいるため、お腹の重心位置は、妊婦以外の人に比べて体前方に偏った位置となる。このため、妊婦は、上体を後ろに傾けて反り身にし、この重心の偏りを解消しなければ、体全体の力学的バランスが保てなくなる。そして、この反り身によって腰部に大きな負荷がかかり腰痛が誘引される。また、妊娠中には妊娠時特有のホルモンの働きにより骨盤周囲の関節(恥骨結合、仙腸関節)や靭帯に緩みが生じて骨盤が不安定となって、これに起因する腰痛も誘引される。
そこで、お腹が重く大きくなる妊娠中期および後期を腰痛に苦しむことなく快適に過ごせる妊婦用股付き衣類を開発して欲しい、という着用者のニーズを満足させることが本実施形態の「狙い」である。そして、本実施形態の「コンセプト」は、上記「狙い」とするところの腰痛解消を図るため、着用者の恥骨結合、大転子および仙腸関節をしっかりサポートして骨盤を安定化させることである。
上記「コンセプト」は、発明者らによる以下の検討から見出されたものである。以下、図1を参照してこれを説明する。図1(a)は妊婦のお腹を表す右側面図であり、同図(b)は骨盤周辺の体正面側の骨格を示す図であり、同図(c)は骨盤周辺の体背面側の骨格を示す図である。
腰痛を軽減するためには、反り身を軽減すること、および、恥骨結合や仙腸関節などの骨盤周囲の関節や靭帯の緩みを軽減すること、が共に必要となる。ところで、反り身を軽減するためにはお腹の重心位置を骨盤側に移動させる必要があるが、このためには、水平方向に近い恥骨部から仙骨部に向かう方向(図中符号A1に示す方向)にお腹をサポートすれば良い。これにより、お腹の重心Bが骨盤方向(図中符号A2に示す方向)に移動可能となる。さらに、骨盤周囲の関節や靭帯の緩みを軽減するためには、大転子部(大転子)、恥骨部(恥骨結合)および仙腸関節部(仙腸関節)を環状にサポートすれば良い。大転子部、恥骨部および仙腸関節部が環状にサポートされることにより、大転子には、恥骨結合に向かう方向(図中符号A3,A4に示す方向)の力と、仙腸関節に向かう方向(図中符号A5,A6に示す方向)の力とが作用する。このため、骨盤を介して、恥骨結合には図中符号A3,A4に示す左右両方向の力が作用し、仙腸関節には図中符号A5,A6に示す左右両方向の力が作用するので、恥骨結合、仙腸関節がそれぞれ左右両側から押さえつけられるようにサポートされる。これにより、骨盤周囲の関節や靭帯の緩みが解消可能となる。
そこで、発明者らは、大転子部、恥骨部および仙腸関節部を環状にサポートすることにより、恥骨結合や仙腸関節などの骨盤周囲の関節や靭帯の緩みが解消されるだけでなく、お腹が恥骨部から仙腸関節部に向かう方向にサポートされてお腹の重心位置が骨盤側に移動されることとなり、上記した二つの腰痛の原因が一度に解消可能になる、という知見を得るに至った。本実施形態に係る妊婦用ガードルは、上記知見に基づいて着想されたものであり、この基本構成を、図2(a)〜(c)に示す。ここで、同図(a)は着用状態の妊婦用ガードルの右前方斜視図であり、同図(b)はその右側面図であり、同図(c)はその右後方斜視図である。着用者の恥骨結合、大転子および仙腸関節の各位置は、図中丸印にて示されている。
以下、図2を参照して、本実施形態に係る妊婦用ガードル10の構成および機能について説明する。図示のように、妊婦用ガードル10は、本体部としてのガードル11と、緊締部12と、パット部13とを備え、ガードル11に緊締部12およびパット部13が縫着されて大略構成される。ここで、緊締部12およびパット部13は、それぞれ、ガードル11の表面側あるいは肌側(着用時に肌に接する側である。以下同様)の何れか一方の側に縫着される。
ガードル11は、体正面側においては中腹部上部から左右の前大腿部(少なくとも、前大腿部の上部)までを覆い、体背面側においては脊柱部および左右腰部から左右の後大腿部(少なくとも、後大腿部の上部)までを覆うロングタイプのガードルである。そして、このガードル11は、伸縮性を有する布材によって構成され、着用者(妊婦)の人体にフィットするものとなっている。特に、ガードル11はこの前大腿部および後大腿部にフィットするため、着用者が足を上げるなどの動作を行った際に強い引っ張り力(引き伸ばそうとする力)がガードル11の大腿部近傍を覆う部分に加えられるような場合であっても、ガードル11の大腿部近傍を覆う部分と大腿部の皮膚との間に大きな摩擦力が生じ、この摩擦力によりガードル11の大腿部近傍を覆う部分が大腿部の皮膚を滑ることなく下方向(膝方向)に伸長されて、大転子部が緊締部12によって確実に覆われることとなる。このため、足を上げるなど着用者の体の動きによらずに、大転子部、恥骨部、仙腸関節部がしっかりサポートされる。
緊締部12は、少なくともガードル11よりも長手方向に緊締力の強い布材によってベルト状に形成される。さらに緊締部12は、第1緊締部として図中符号A7に示す方向(第1サポートライン)をサポートすることによって恥骨部と大転子部とをしっかりサポートし、第2緊締部として図中符号A8に示す方向(大転子部で前記第1サポートラインと方向が切り替わる第2サポートライン)をサポートすることによって仙腸関節部と大転子部とをしっかりサポートし、さらに、第3緊締部として恥骨部から仙腸関節部に向かう図中符号A9に示す方向(第3サポートライン)をサポートすることによってお腹を骨盤方向にしっかりサポートする。
そして、伸縮性のガードル11に縫着された一枚の布材によって成る緊締部12が、第1、第2および第3サポートラインを一体的にサポートするため、骨盤周囲の関節や靭帯の緩みが解消されて骨盤の緩みに起因する腰痛が解消できるとともに、お腹の重心位置が骨盤方向に大きく移動可能となって反り身に起因する腰痛も同時に解消可能となる。ここで、骨盤周囲の関節や靭帯の緩みに起因する腰痛の解消については、着用者の左右両側において、大転子から恥骨結合に向かう方向(図1に示す図中符号A3,A4に示す方向)の緊締力と、大転子から仙腸関節に向かう方向(図1に示す図中符号A5,A6に示す方向)の緊締力とが共に大転子に作用し、この緊締力による作用が、大転子から骨盤に伝わって恥骨結合、仙腸関節に及んで、恥骨結合、仙腸関節が左右両側から押さえつけられるようにサポートされるため、骨盤周囲の関節や靭帯の緩みにより不安定な状態となっていた骨盤が安定な状態となり、骨盤周囲の関節や靭帯の緩みに起因する腰痛の解消が可能となる。さらに反り身に起因する腰痛の解消については、サポート方向が、図13に示す従来型妊婦用股付き衣類1のような恥骨部から腰部に向かう方向にお腹がサポートされる場合に比べてより水平に近い方向となるため、お腹の重心位置が骨盤側に十分に移動可能となり、大きな反り身を行わなくても十分に体のバランスが取れることとなり、反り身に起因する腰痛の解消も十分可能となる。
パッド部13は、ガードル11に縫着され、着用者の脊柱部と左右腰部とを含む肌領域に当てられるような広さの面領域を有する。そして、このパッド部13は、可撓性を有するクッション素材(少なくとも厚み方向にクッション性を有する張りとコシのある生地など)により形成される。このため、脊柱部や左右腰部に対する緊締部12による緊締力の影響がパッド部13のこの広い面領域に確実に分散化でき、さらにクッション性により衝撃が十分和らげられるので、脊柱部や左右腰部にかかる負荷が確実に軽減される。
さらに、妊婦用ガードル10は、補助緊締部20を着脱可能に備える。図3は、補助緊締部20が装着された妊婦用ガードル10の態様を示す図であり、同図(a)は、補助緊締部が装着された妊婦用ガードルの態様を示す右前方斜視図であり、同図(b)は右側面図であり、同図(c)は右後方斜視図である。
補助緊締部20は、少なくともガードル11よりも長手方向に緊締力の強い布材によってベルト状に形成される。また、この補助緊締部20は、仙腸関節部近傍にてガードル11(または、緊締部12がガードル11の表面側に縫着されている場合には緊締部12)に着脱可能となっており、緊締部12の長手方向の向きに沿って、緊締部12に重なるように装着される。このため、緊締部12との協働により、お腹を、着用者の恥骨部から仙腸関節部に向かう方向に(第3サポートラインに沿って)サポートできるので、お腹の重心がより確実に骨盤側に移動可能となる。
次に、図4〜8を参照して、上記した本実施形態に係る妊婦用ガードル10のさらに詳細な構成について説明する。図4は実施例1に係る妊婦用ガードルの表面側を示す図であり、同図(a)は正面構成を示す斜視図であり、同図(b)は右側面構成を示す側面図であり、同図(c)は背面構成を示す斜視図である。図5は図4に示す妊婦用ガードルを裏返した肌側の構成を示す図であり、同図(a)は図4(a)に示す正面構成の肌側を示す斜視図であり、同図(b)は図4(b)に示す右側面構成の肌側を示す図であり、同図(c)は図4(c)に示す背面構成の肌側を示す斜視図である。図6(a)は本実施例に係る補助緊締部の表面側を示す平面図であり、同図(b)は裏面側を示す平面図である。図7は実施例1に係る妊婦用ガードルの全体構成を説明する図であり、同図(a)は正面の様子を示す斜視図であり、同図(b)は右側面の様子を示す側面図であり、同図(c)は背面の様子を示す斜視図である。また、図8は実施例2に係る妊婦用ガードルの全体構成を説明する図であり、同図(a)は正面の様子を示す斜視図であり、同図(b)は右側面の様子を示す側面図であり、同図(c)は背面の様子を示す斜視図である。以下、上記した「左」「右」は着用者の視点からみた左右を意味する。
ここでまず、図11を参照して下記実施例の説明で用いる着用者(女性)の人体部位のうち、さらにクロッチ部、鼠径溝、鼠径部および下腹部についての説明を行う。クロッチ部は、その下方の外陰部および体背面側の肛門部に対応し、鼠径溝は下腹部と大腿部の境界に位置する。そして、鼠径溝と恥骨部とに挟まれた左右の三角形状の領域が鼠径部であり、この左右の鼠径部と恥骨部とによって下腹部が構成される。
そこで、本実施例に係る妊婦用ガードル10の詳細構成について説明する。まずガードル11は、図示のように、その肌側に、緊締部12およびパッド部13が縫着され、さらに、補助緊締部20を装着するための着脱部としての面ファスナ部15a,15b,15cが、ガードル11の表面側で緊締部12の縫着領域内に各々縫着される。そして、ガードル11は股当布部14を有し、この股当布部14は、着用者のクロッチ部に対応する位置に縫着される。また、ガードル11の上縁の形状は、大きくなったお腹(お腹の隆起部分)がこの上縁に締め付けられることがないように(すなわち上縁がお腹の隆起部分に食い込むようなことがないように)、この隆起部分を包み込むような曲線形状となっている。なお、緊締部12やパッド部13がガードル11の表面側に縫着されていてもよい。
緊締部12は、少なくとも長手方向に、ガードル11が有する緊締力の2倍〜6倍、より好ましくは3倍〜5倍の緊締力を有するベルト形状を成し、その上縁は、左右両側において、着用者の恥骨部上部または臍部下部から緩やかな上昇曲線を描いて延びていき、側腹部および臀部上部を順次経て仙腸関節部に至る。また、緊締部12の下縁は、左右両側において、着用者の恥骨部下部(またはクロッチ部)から鼠径溝に沿うように緩やかな曲線を描いて延びていきつつも、大転子部手前でこの曲線が急激に下降して大転子部の下側に位置する後大腿部に至ってこの下降曲線が終了する。そして、緊締部12の下縁は、この下降曲線の終了位置から上昇曲線を描いて体背面側に向かっさらに延びていき(すなわち、この下縁の形状は大転子部を包むようなV字形状となる)、臀部を経由して仙腸関節部に至る。なお、本実施例においては緊締部12を、その長手方向両側の各端部が体背面側の中央付近で互いに縫合された無端状(ループ状)となっているものとするが、これに限らず、少なくとも恥骨部、左右の大転子部および仙腸関節部を通る大きさに成形されたものであれば無端状になっていなくてもよい。
パッド部13は、ガードル11の肌側に縫着され、ガードル11の上縁と緊締部12の上縁との間の間隔程度の幅と、着用者の脊柱部と、左右腰部のそれぞれ一部と、を含む肌領域をカバーできる程度の長さとを有する略矩形状を成す。
面ファスナ部15a,15b,15cは、何れも、ガードル11の表面側における緊締部12の縫着領域内に縫着される。すなわち、面ファスナ部15aは、着用者の恥骨部に当たる位置に縫着され、面ファスナ部15b,15cは、着用者の仙腸関節部近傍にそれぞれ縫着される。また、面ファスナ部15a,15b,15cは、各面ファスナの面領域(貼り合わせ可能な面領域)が比較的広く設けられている。このため、補助緊締部20の装着位置(すなわち、補助緊締部20の緊締力)が好適に調整可能となり、妊娠中期から後期にかけての様々な大きさのお腹に対しても良好にサポート可能となる。なお、緊締部12はガードル11の表面側に縫着されていても良いが、このような場合には、面ファスナ部15a,15b,15cは、緊締部12に直接縫着されることとなる。
次に、図6を参照して補助緊締部20について説明する。図示のように、補助緊締部20は、長手方向の両側に各々端部を有するベルト状に形成され、ガードル11に装着するための面ファスナ部20a,20b,20cを有する。そして、面ファスナ部20aは補助緊締部20の裏面側の略中央部に縫着され、面ファスナ部20b,20cは、補助緊締部20の裏面側の左右各端部にそれぞれ縫着されている。補助緊締部20の幅は比較的広く、装着の際にお腹に食い込みにくくなっている。また、補助緊締部20の略中央部に位置する面ファスナ部20aの縫着箇所(すなわち、着用者の恥骨部に当てられる箇所)は、長手方向に対して膨らんで盛り上がったような略半円状となっており、他の箇所に比べて幅広く成形されている。これにより、圧力や衝撃をできるだけ避けなければならない恥骨部周辺のお腹に作用する緊締力の影響がここで確実に分散化されるため、お腹に対する負荷が十分に軽減可能となる。
また、図7に示すように、補助緊締部20が装着される際には、面ファスナ部15aは面ファスナ部20aと貼り合わされ、面ファスナ部15bは面ファスナ部20bと貼り合わされ、面ファスナ部15cは面ファスナ部20cと貼り合わされる。このため、補助緊締部20は緊締部12に重なるように装着される。
ここで、面ファスナ部15a,15b,15c,20a,20b,20cが有するファスナ機能について説明する。まず、互いに貼り合わされる面ファスナ部15a,20aの何れか一方は、比較的細い糸状のループを多数有する作用面(ループ面)であり、他方は、比較的太い糸状のフックを多数有する作用面(フック面)である。同様に、互いに貼り合わされる面ファスナ部15b,20bの何れか一方、および、面ファスナ部152c,20cの何れか一方はループ面であり、各他方はフック面である。このループ面とフック面とが互いに押し付けられるように重ね合わされことにより、ループとフックとが互いに係合して貼り合わされる。このようなフックとしては、鉤形状のもの、キノコ形状のものなどがある。
なお、上記実施例1においては、補助緊締部とガードルとが互いに別体として構成された妊婦用ガードルについて説明したが、これに限らず、補助緊締部がガードルに予め縫着された妊婦用ガードルであっても良い。図8は、実施例2に係る妊婦用ガードル10の構成例を示す。
本実施例2に係るガードル11には、図8に示すように、上述の実施形態1に係るガードル11に、補助緊締部20と、この補助緊締部20を装着するための面ファスナ15d,15eとがそれぞれ縫着されている。そして、この補助緊締部20の着用状態は二点破線によって図8に示されている。ここで、補助緊締部20は、図示のように、補助緊締部20が着用状態で恥骨部周辺(体正面側におけるガードル11と股当布部14との境界に位置する縫着部14a)にてガードル11に予め縫着されているため、恥骨部をより確実にカバーできることとなる。これに伴って、恥骨部と仙腸関節部とを結ぶ第3サポートラインがより確実にサポート可能となる。さらに、ガードル11には、補助緊締部20の取り付け、および取り外しを行うための面ファスナ15d,15eが、着用状態で左右の仙腸関節部の周辺(左右の体側面)にてガードル11に縫着されている。この面ファスナ15d,15eの形状は、着用状態で仙腸関節部から大転子部に至る連続した広い領域を占める。したがって、このような面ファスナ15d,15eの形状によれば、例えば、お腹がとても大きくて、補助緊締部20を仙腸関節部にてガードル11に取り付けるのが困難な場合であっても、大転子部にて容易に取り付けが可能となる。
次に、実際に作製した本実施形態に係る妊婦用ガードル10と、比較例としての従来型妊婦用股付き衣類1とを、妊娠中期および後期の複数の妊婦モニターに試着させ、立位姿勢および着用感について両者を比較した際の比較結果を示す。
まず、立位姿勢についての比較結果について示す。妊婦モニターは、妊娠中期および後期の5名の妊婦から構成され、その内訳は、妊娠7ヶ月の妊婦が1名、妊娠8ヶ月の妊婦が1名、妊娠9ヶ月の妊婦が3名となっている。この5名の妊婦モニター全員が、妊婦用ガードル10を着用したほうが、従来型妊婦用股付き衣類1よりも、反り身を行わずに済む(真っ直ぐ立てる)と結論した。
ここで、妊婦用ガードル10を着用した際の立位姿勢と、従来型妊婦用股付き衣類1を着用した際の立位姿勢との差について、図9を参照して説明する。図9(a)は、本実施形態に係る妊婦用ガードルを着用した際の妊婦の立位姿勢を示す図であり、同図(b)は従来型妊婦用股付き衣類を着用した際の妊婦の立位姿勢を示す図である。
従来型妊婦用股付き衣類1を着用した妊婦モニターの立位姿勢は、床などの立脚面A10に垂直で臀部に接する鉛直線A11に背中が達する(図中符号A12に示す領域を参照)まで大きく反り身がとられた姿勢となっている。これに対し、妊婦用ガードル10を着用した妊婦モニターの立位姿勢は、背中が上記鉛直線A11に達するまでには至らない(図中符号A13に示す領域を参照)程度の小さな反り身しかとられていない。したがって、妊婦用ガードル10を着用した場合のほうが、従来型妊婦用股付き衣類1を着用した場合よりも反り身の程度が大きく軽減化されているのがわかる。
次に、着用感(快適感が高いか否か、お腹が楽か否か、腰が楽か否か)についての比較結果を示す。妊婦モニターは、妊娠中期および後期の6名の妊婦から構成され、その内訳は、妊娠7ヶ月の妊婦が1名、妊娠8ヶ月の妊婦が1名、妊娠9ヶ月の妊婦が4名となっている。
この6名の妊婦モニターのうち、5名の妊婦モニターが妊婦用ガードル10のほうが快適感が高いと結論し、また、5名の妊婦モニターが妊婦用ガードル10のほうがお腹が楽であると結論した。更に、腰が楽か否かについては、2名の妊婦モニターが妊婦用ガードル10のほうが腰が楽であると結論し、4名の妊婦モニターがどちらも変わらないと結論したが、従来型妊婦用股付き衣類1のほうが腰が楽であると結論した妊婦モニターは一人もいなかった。そして、上記6名の妊婦モニターの中には「既存品(従来型妊婦用股付き衣類1)はお腹を突き出す感じで窮屈感があるが、開発品(妊婦用ガードル10)はお腹をしっかり支えてくれ、安定感があって楽」という感想を持った者もいた。
上記した立位姿勢および着用感についての比較結果により、本実施形態に係る妊婦用ガードル10を用いれば、妊娠中期および後期に生じる腰痛の軽減化が十分可能であることが確認できる。
なお、本発明は上記した本実施形態の内容に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば、緊締部の形状は、上記した緊締部12の形状に限らない。図10(a),(b)は、それぞれ本実施形態に係る妊婦用ガードルの変形例を示す側面図である。図10(a)に示す婦人用ガードル10aの緊締部12aは、その上縁、下縁が共に同様の曲線を描くように並行に形成され、そして共に大転子部(図中丸印にて明示)近傍で略V字形状をなす。図10(b)に示す婦人用ガードル10bの緊締部12bは、その上縁、下縁が互いに異なる曲線を描くように形成され、そして上縁の形状については緊締部12の場合と同様の形状となっているが、下縁については大転子部(図中丸印にて明示)を包み込むような丸みのある曲線形状になっている。
この緊締部12a,12bはいずれも、本実施形態に係る緊締部12と同様に、図中符号A7に示す方向(第1サポートライン)に沿って恥骨部(図中丸印にて明示)と大転子部とをしっかりサポートし、図中符号A8に示す方向(第2サポートライン)に沿って仙腸関節部(図中丸印にて明示)と大転子部とをしっかりサポートする。このため、恥骨部、大転子部および仙腸関節部が確実にサポートできるので骨盤周囲の関節や靭帯の緩みが解消できる。さらに、緊締部12a,12bはいずれも、本実施形態に係る緊締部12と同様に、恥骨部から仙腸関節部に向かう図中符号A9に示す方向(第3サポートライン)にお腹をサポートする。このため、お腹の重心が骨盤側に移動可能となって腰痛の解消が可能となる。
また、本実施形態に係る妊婦用ガードル10は、着用者の大腿部の上部を覆うロングタイプであるとしたが、これに限らず、ショートタイプのものであってもよい。
実施形態のコンセプトを説明するための図である。 実施形態の基本構成と作用を説明するための図である。 実施形態の基本構成と作用を説明するための図である。 実施例1に係る妊婦用ガードルの構成を説明するための図である。 実施例1に係る妊婦用ガードルの構成を説明するための図である。 実施例1に係る補助緊締部の構成を説明するための図である。 実施例1に係る妊婦用ガードルの全体構成を説明するための図である。 実施例2に係る妊婦用ガードルの全体構成を説明するための図である。 実施例の効果を比較例との対比で説明するための図である。 実施形態に係る変形例を説明するための図である。 人体の下半身の部位を説明するための図である。 人体の下半身の骨格を説明するための図である。 従来型の妊婦用股付き衣類を説明するための図である。
符号の説明
10,10a,10b…妊婦用ガードル、11…ガードル、12,12a,12b…緊締部、13…パッド部、14…股当布部、15a,15b,15c,20a,20b,20c…面ファスナ部、20…補助緊締部

Claims (5)

  1. 伸縮性を有する本体部と、緊締力を有する緊締部とを備え、妊婦の人体にフィットするようにした妊婦用股付き衣類であって、
    前記緊締部は、
    前側の下縁が恥骨部と大転子部を結ぶ第1サポートラインに沿い、脇側の下縁が大転子部と仙腸関節部を結ぶ第2サポートラインに沿い、かつ、上縁が恥骨部と仙腸関節部を結ぶ第3サポートラインに沿う形状とされながら、着用状態で前記第1、第2および第3サポートラインを覆う大きさに成形されている、ことを特徴とする妊婦用股付き衣類。
  2. 伸縮性を有する本体部と、緊締力を有する緊締部とを備え、妊婦の人体にフィットするようにした妊婦用股付き衣類であって、
    前記緊締部は、
    着用状態で恥骨部、左右の大転子部および左右の仙腸関節部を通るベルト状をなし、
    恥骨部と大転子部を結ぶ第1サポートラインを覆う第1緊締部と、
    大転子部と仙腸関節部を結ぶとともに、大転子部で前記第1サポートラインと方向が切り替わる第2サポートラインを覆う第2緊締部と、
    恥骨部と仙腸関節部を結ぶとともに、前記第1および第2サポートラインの上方を通る第3サポートラインを覆う第3緊締部と、
    を有している、ことを特徴とする妊婦用股付き衣類。
  3. 前記本体部は、着用状態で大腿部の少なくとも上部を覆う大きさに成形されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の妊婦用股付き衣類。
  4. 前記本体部よりも強い緊締力を有するとともに、この本体部に対し着用状態で少なくとも仙腸関節部にて取り付け、取り外しが可能な補助緊締部をさらに備え、
    前記補助緊締部は、着用状態における前記本体部に取り付けられた状態で、前記第3サポートラインを覆う大きさに成形されている、ことを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の妊婦用股付き衣類。
  5. 可撓性と、厚み方向のクッション性と、を有する素材により形成され、着用状態で脊柱部と左右腰部とを含む肌領域に当てられる面領域を有するパッド部をさらに備える、ことを特徴とする請求項1〜4のうち何れか一項に記載の妊婦用股付き衣類。
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