JP2017143954A - 骨盤矯正ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な装着感を得つつ、使用者が動いてもベルトの位置を決めることができる骨盤矯正ベルトを提供すること。【解決手段】臀部の最も後に出た頂部TPよりも上側から下腹部ABにかけて巻回される第1のベルト20と、臀部の頂部TPよりも下側である臀下部から下腹部ABに向かい、第1のベルト20の側面部または前身頃の領域上において装着されるようにした第2のベルト50と、を有する骨盤矯正ベルトであって、第2のベルト50は、その一部分が第1のベルト20と直接又は他の部材を介して接続されており、さらに、臀部の右側を基端とする部分51aを有すると共に左側の側面部SD1を通って下腹部AB側に向かう左側ベルト51、及び、この左側ベルト51とは別に、臀部の左側を基端とする部分52aを有すると共に右側の側面部SD2を通って下腹部AB側に向かう右側ベルト52を有している。【選択図】図5

Description

本発明は、骨盤を締付けることができる骨盤矯正ベルトに関する。
骨盤の位置がずれたり緩んだりすることで、例えば、腰痛が起きたり、体形が変化したり、或いは体形変化に伴って尿漏れが起きたりし、このような様々な問題を防止又は修正するために、骨盤矯正ベルトが用いられている。
例えば、妊産婦の場合、産前は、腹部の重量増加やホルモンによる筋肉の緩みに伴って、左右の寛骨が互いに離れる方向に動き易く、産後もこの左右の寛骨の互いに離間した状態が続く場合が増加している。そして、この寛骨間が開いている程、腰痛や体形変化などの程度が大きいことが分かっており、このため、妊産婦は骨盤を締付けるための骨盤矯正ベルトを用いている。
特許文献1に示すベルトは、このような骨盤を締付ける骨盤矯正ベルトの例であり、その図3及び図4に示されるように、互いに分離する上側ベルト1と下側ベルト2を有している。このベルトは、使用に際しては、先ず上側ベルト1を臀部の最も後に出た頂部よりも上側に巻き付け、その後、下側ベルト2を臀部の頂部よりも下側に巻き付け、下側ベルト2の両端部と上側ベルト1の表面とを面ファスナーで止着するようにしている。従って、このベルトは、臀部の最も後に出た部分である頂部を上下で挟むため、上下に位置ズレし難いベルトとなっている。なお、このように臀部の頂部の上下に巻き付ける骨盤矯正ベルトとしては、特許文献2も存在する。
登録実用新案第3040922号公報 特開2005−46581公報
ところで、使用者が身体を動かした際、左右の臀部は同時に、かつ、同じ動きをすることは余りない。そうすると、例えば特許文献1の図4の左右いずれか一方の臀部が動くと、その動きに従って該一方の側にあるベルトの部分が動き、その動きに追従して左右いずれか他方のベルトも動いてしまう。このため、特許文献1のベルトは、正しい位置に装着させることが困難になり、骨盤を効果的に締付けられない事態が生じ得る。
このような問題点を解消するためには、骨盤矯正ベルトを強く締付ければよいが、余り強く締付けると、柔らかい臀部に食い込むなどして、装着感の悪化を招くことになる。
そこで、本発明は、良好な装着感を得つつ、使用者が動いてもベルトを適正な位置に維持することができる骨盤矯正ベルトを提供することを目的とする。
上記課題は、臀部の最も後に出た頂部よりも上側から下腹部にかけて巻回される第1のベルトと、前記臀部の前記頂部よりも下側である臀下部から前記下腹部に向かい、前記第1のベルトの側面部または前身頃の領域上において装着されるようにした第2のベルトと、を有する妊産婦用ベルトであって、前記第2のベルトは、その一部分が前記第1のベルトと直接又は他の部材を介して接続されており、さらに、前記臀部の右側を基端とする部分を有すると共に左側の側面部を通って前記下腹部側に向かう左側ベルト、及び、この左側ベルトとは別に、前記臀部の左側を基端とする部分を有すると共に右側の側面部を通って前記下腹部側に向かう右側ベルトを有している骨盤矯正ベルトにより解決される。
上記発明の骨盤矯正ベルトによれば、臀部の最も後に出た頂部よりも上側から下腹部にかけて巻回される第1のベルトと、臀部の頂部よりも下側である臀下部から下腹部に向かい、第1のベルトの側面部または前身頃の領域上において装着されるようにした第2のベルトとを有する。従って、後身頃側においては、臀部の頂部を間に挟んで、第1のベルトを上側、第2のベルト下側に配置することができ、安定的に装着が可能となる。例えば、第1のベルトが上側にずれようとしても、第2のベルトと臀下部との係止により該上側へのずれを防止でき、逆に、第2のベルトが下側にずれようとしても、第1のベルトと臀上部との係止により該下側へのずれを防止できる。
また、第2のベルトの一部分が第1のベルトと直接又は他の部材を介して接続されているため、第1のベルトを身体に巻き付けた後、第2のベルトを手に取る動き(例えば、かがむ動き)が不要になり、第2のベルトを装着する前に第1のベルトの位置がずれる事態を有効に防止できるし、第1のベルトと第2のベルトのいずれか一方が紛失する事態も防止できる。
さらに、第2のベルトは、左側の側面部を通って下腹部側に向かう左側ベルト、及び、この左側ベルトとは別に、右側の側面部を通って下腹部側に向かう右側ベルトを有している。そうすると、第2のベルトを構成する左側ベルトと右側ベルトとは基本的に別体であるため、互いの干渉を少なくすることができ、このため、いずれか一方が臀部の動きに追従して動いたとしても、いずれか他方が動くことを有効的に防止できる。従って、使用者が動いたとしても骨盤矯正ベルトの適正な位置を保持できる。そして、このように適正に位置決めできるので、過度に臀部を締付ける必要もなく、使用者は良好な装着感を得ることができる。なお、上記「左側ベルトとは別に」とは、右側ベルトと左側ベルトとが完全に分離した状態だけではなく、一部が互いに接続されている状態も含む意味である。
ここで、左側ベルトの基端部を完全に左側の臀部にし、右側ベルトの基端部を完全に右側の臀部にして巻くと、これらのベルトを強く引っ張った際、左右の臀部が互いに離間する方向に動いて、尻が割れるような装着感を招く恐れがある。しかし、本発明の左側ベルトは臀部の右側を基端とする部分を有し、右側ベルトは臀部の左側を基端とする部分を有しているので、第2のベルトを強く引っ張ったとしても、左右の臀部が互いに離間する方向に動くことを有効に防止でき、良好な装着感を得ることができる。
また、好ましくは、後身頃において、前記第1のベルトは前記第2のベルトに比べて伸長し易いことを特徴とする。
従って、第1のベルトは、臀部の下側に比べて凹凸が少ない上側に装着されても、身体の動きに追従して伸長し、位置ずれし難くなって、適正な位置を維持することができる。
また、第1のベルトと第2のベルトは接続されているため、骨盤を締付けるために第2のベルトを強く引っ張った際、第1のベルトもその張力に伴って引っ張られる。そうすると、産前に本ベルトを使用した場合、第1のベルトの装着位置や第1のベルトと第2のベルトの接続位置によっては、腹部を胎児がいる方向に過度に締付けてしまう恐れが生じる。しかし、第1のベルトは比較的伸長し易いため、胎児がいる腹部を過度に締付ける恐れを有効に防止できる。
また、好ましくは、前記第1のベルトは、装着状態において、上前腸骨棘よりも後見頃側において、前記上前腸骨棘を避けるように切り欠かれた切り欠き部を有することを特徴とする。
従って、第1のベルトが腸骨の突出した部分である上前腸骨棘の上に装着されることはなくなり、浮きにより生じる位置ずれを防止できる。
また、この切り欠き部の縁を上前腸骨棘の少し後側に配置して第1のベルトを装着すれば、左右の寛骨を互いに接近させて腰痛を緩和できるように骨盤矯正ベルトを配置可能とすることもでき、この場合、切り欠き部を適正な位置に第1のベルトを装着する際の目印とすることができる。
また、好ましくは、前記左側ベルトの上縁は、装着された左側の臀部において、上側に向って突となるように湾曲し、前記右側ベルトの上縁は、装着された右側の臀部において、上側に向って突となるように湾曲していることを特徴とする。
従って、左側ベルトと右側ベルトは、それぞれ左右の臀部の下側の膨らみとの接触面積を増やすことができ、強く引き締めても臀部への局部的な食い込みを小さくして、良好な装着感を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、良好な装着感を得つつ、使用者が動いてもベルトを適正な位置に維持することができる骨盤矯正ベルトを提供できる。
本発明の実施形態に係る骨盤矯正ベルトを展開した表面図。 図1の骨盤矯正ベルトを展開した裏面図(一点鎖線で囲った図は、第1のベルトと第2のベルトとの接続部分を説明するための拡大図)。 図1の骨盤矯正ベルトを巻いた状態の斜視図。 図3のA−A概略断面図。 図1の骨盤矯正ベルトを産後の女性に装着した状態を示す図であり、図5(A)はその正面図、図5(B)はその背面図。 図1の骨盤矯正ベルトを産後の女性に装着した状態を示す側面図。 図1の骨盤矯正ベルトを産後の女性に装着した状態を示す側面図。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
また、各図において付した同じ符号は同様の構成を有している。
〔骨盤矯正ベルト10の概要〕
本発明の骨盤矯正ベルトは、妊産婦や高齢者などの腰痛を有する者に用いることができるが、図1〜図3に示す本発明の実施形態に係る骨盤矯正ベルト10は、産前と産後の妊産婦に対して好適に用いることができる。
即ち、出産時に胎児が子宮口を通り易くするため、妊娠数か月以降は子宮口の周りの筋肉を緩めるようになっており、このため、図5(A)に示す一対の恥骨SW,SWの互いの間隔Lが通常より大きく(骨盤が緩んでおり)、この緩みが大きい程、腰痛や体形変化などの程度が大きいことが分かっている。また、近年、共働きや核家族化などの社会現象に伴って、産後すぐに立って動くことが多く、このため、重力が加わった臓器等の重みで恥骨SW,SWの間隔Lが戻り難いケースが増え、骨盤の緩みの回復に長期化するケースが増えている。そこで、このような産前・産後の妊産婦に特有な腰痛を解消するためには、図5(A)に示すように恥骨SW,SWを含む左右の寛骨KB,KBを互いに接近するように締付けることが有効である。骨盤矯正ベルト10はこのような骨盤PVの締付けを主な目的としており、骨盤PV以外の余計な部分を締付けず、効果的に骨盤PVを締付けるために、骨盤PVの高さH1の範囲に装着可能な幅W1を有している。
具体的には、図1〜図3に示すように、骨盤矯正ベルト10は、使用者USの骨盤周りに巻回される帯状の第1のベルト20と、この第1のベルト20の概ね後身頃の領域を除いた領域の上において装着される(身体側の面よりも外側に重ねられる)帯状の第2のベルト50とを有している。第2のベルト50は、骨盤矯正ベルト10の下端部10aを基点として引っ張ることができ、この基点となる部分以外は、後述するベルトループ39から引き抜けば、図1の一点鎖線部に示されるように、取り回しが自由である。
このような第1のベルト20と第2のベルト50を有することで、使用者USは、第1のベルト20を余り力を入れずに(少なくとも第2のベルト50よりも軽い力で)、予め締め付けたい部分を特定して、ある程度、骨盤PV周りを締め付けておき、その後、第2のベルト50を装着して骨盤をしっかりと引き締められるという2段階での装着が可能となる。即ち、一本のベルトだけで骨盤を確実に引き締めようとすると、かなりの力が必要であり、手が震えるなどして正確な位置決めが難しくなるが、本実施形態では、第2のベルト50でしっかり骨盤を締付ける際、第1のベルト20で予め位置決めをしているので、その分の位置決めのための力を割く必要がなく、弾性力を十分に利用して強く骨盤周りを締め付けるように引きながら装着することができる。その意味で、第1のベルト20は位置決め用の位置決めベルトとも言え、第2のベルト50は骨盤を確実に締め付ける締付ベルトとも言える。なお、第1のベルト20は第2のベルト50に比べて骨盤への引き締め力は弱くなるが、その締め付け度合いに応じた相当の締め付け力は有する。
〔第1のベルト20の概要〕
次に、第1のベルト20の構成態様について、図5及び図6を適宜参照しながら、図1〜図4を用いて説明する。
図1〜図3に示すように、第1のベルト20は使用者USの骨盤周りに巻くことができる長さL1を有しており、巻回した後の一方の端部20aと他方の端部20bとが、前身頃において着脱可能とされている(図5も参照)。本実施形態の場合、面ファスナーを用いて該着脱可能とされており、一方の端部20aの裏側に雄側の面ファスナー22、他方の端部20bの表側が雌側の面ファスナー23とされている。また、図の第1のベルト20では、異なる使用者の体型の違いに応じて、また、同じ使用者でも産前と産後に腰周りの寸法が変化しても、第1のベルト20を巻いて装着できるように、表面の略全体が雄側の面ファスナー22を係合できる材料とされている。
第1のベルト20の素材については、所定の伸縮性を有すると共に弾性力を発揮する素材から形成されており、後述するパイピング部25を除き、フレンチパイルを貼り合せた素材が利用でき、より好ましくは、高伸縮性・回復性を有する高機能不織布(例えば出光ユニテック(株)製のストラフレックス(商標))の片面にフレンチパイルを貼り合せた素材が利用可能である。このフレンチパイル貼りあわせ素材は、肌触りが良く、第2のベルト50に比べて肌側に密着する領域が多い第1のベルト20に好適に利用できる。
なお、第1のベルト20の周縁部はパイピングがされたパイピング部25とされているが、このパイピング部25の材料も所定の伸縮力と弾性力を発揮するのが好ましく、例えばパワーネットやマイクロテープを用いることができる。
第1のベルト20の全体的な形状については、背面に装着される後身頃20cの幅寸法(図1及び図2の高さ方向の寸法であり、骨盤矯正ベルト10全体の幅寸法W1と同じ)が最も大きく、後身頃20cから側面に装着される側面部20dに向かうに従って幅寸法が小さくなり、正面に装着される前身頃20eの幅寸法が最も小さくなっている。
後身頃20cについては、上側の縁部30が装着状態で略水平であるのに対し、下側の縁部32は下側に向かって凸となるように湾曲している。そして、この下側の縁部32を残すようにして、中央部から下部にかけての領域が孔部34となっており、図2に示すように、裏側から視認した場合、この孔部34を通して表面側の第2のベルト50の基端部50c及びその周辺が視認可能とされている。孔部34は、略半円形状の孔であり、これにより、後見頃20cの上部35の幅寸法W2は中央部が最も小さく、側面部20d側に向かうに従って大きくなり、かつ、この上部35の下側の縁37はアーチ状になっている(この縁37にもパイピングがされている)。この上部35は臀部の上側に装着される部分となる(図6及び図7参照。この点については、後で説明する)。
なお、ここでは、後見頃20cには孔部34が形成されているとしたが、下側の縁部32を第1のベルト20とは他の部材であると捉えることもでき、この場合、後見頃20cには孔部34ではなく下側の縁も含めて大きく切り欠かれており、この切り欠かれた部分に第1のベルト20のパイピング部25が延伸しているとも捉えることができる。
側面部20dも、全体的には前見頃20eに向かうに従って幅寸法が小さくなっている。そして、側面部20dは、装着状態において、腸骨の突出した部分である上前腸骨棘(図6及び図7のCHの部分)よりも少し後見頃側において、上前腸骨棘を避けるように切り欠かれた切り欠き部27を有している(換言すれば、上側の縁部が下側に曲げられている)。従って、第1のベルト20が上前腸骨棘の上に装着されることはなくなり、浮きにより生じる位置ずれを防止できる。また、この切り欠き部27は第1のベルト20を装着する際の目印となっており、切り欠き部27の縁を上前腸骨棘の少し後側に配置して第1のベルト20を装着すれば(図6及び図7の状態)、骨盤矯正ベルト10を骨盤の高さの範囲内に装着することができる。これにより、左右の寛骨(図5のKB,KBの部分)を効果的に互いに接近させて、腰痛の緩和が可能となる。
また、側面部20dには、図1及び図3に示すように、第2のベルト50を通すためのベルトループ39が設けられている。図4は、このベルトループ39を説明するための断面図(図3のA−A概略断面図)であり、この図に示すように、幅方向Xについて、ベルトループ39は、その両端部39a,39bが第1のベルト20の周縁にあるパイピング部25、及びその内側の第1のベルト20の部分と縫合されている。これに対して、ベルトループ39は表面側の殆どが第1のベルト20とは縫合されず、ベルトループ39と第1のベルト20の本体部201との間に空間部Sが形成され、この空間部S内で、第2のベルト50は移動が自由となっている。
なお、このベルトループ39を形成する際、ベルトループ39となる部材を第1のベルト20の本体部201の略幅方向Xに巻いた後に、両端部39a,39bを本体部201に縫合し、そして、裏面側も全体的に本体部201に縫合している。そして、このベルトループ39の材料は、伸縮性の略ないテープ等で形成されているため、ベルトループ39が設けられている第1のベルト20の部分についても伸縮性は略ない。
前見頃20eについては、図1及び図3に示すように、その幅寸法W3が長手方向Yのいずれの位置でも略同じである。そして、この前見頃20eの幅寸法W3は、第2のベルト50の先端部の幅寸法W4よりも大きく、かつ、人差し指と親指で幅全体を把持できる寸法とされている。
〔第2のベルト50の概要〕
次に、第2のベルト50の構成態様について、図5及び図6を適宜参照しながら、図1〜図4を用いて説明する。
第2のベルト50は、上述のように骨盤を確実に締付けるためのベルトとも言え、長手方向Yに沿って伸縮する強い弾性力を有し、この弾性力をもって骨盤を締付けるようにしている。
この第2のベルト50は、図5に示すように、寛骨臼HBから腸骨FFの下側の間の帯域Mに位置するように装着するのが好ましい。何故ならば、恥骨SWの脇から寛骨臼HBにかけて形成された窪みに、脚の付け根の骨が入り込むようになっているため、ここに第2のベルト50を巻いてしまうと、脚の付け根を締め付けるため、歩行に伴ってずれ易くなる。また、腸骨FFは仙骨QUにあたる位置であり、恥骨SWとは離間しているので、この部分に第2のベルト50を巻いても効果は余り上がらないからである。
図3及び図4に示す第2のベルト50は、長手方向Yの弾性力を生じさせると共に通気性を考慮して、ナイロン・ポリウレタンからなる硬質パワーネット501を利用している。この硬質パワーネット501は、複数本のゴム等の弾性体を長手方向Yに沿って延びるように設けると共に、この長手方向Yに沿った複数本の弾性体の位置を幅方向Xに沿ったてぐす状の合成糸で固定している。これにより、第2のベルト50は、長手方向(巻回方向)Yにのみ伸縮力及び弾性力を発揮し、従って、使用者は第2のベルト50を長手方向Yに沿って伸ばし易くすることができる。
なお、図4の一点鎖線で囲った図に示すように、第2のベルト50は、上述した硬質パワーネット501を二重にして強い弾性力を発揮するように形成されており、この二重の硬質パワーネット501,501の幅方向Xの両端部はパイピングされている。
図1及び図3に示すように、第2のベルト50は、引っ張られても位置を固定すべき基端となる部分(即ち、基端部)50cが後身頃20cにあり(図5(b)も参照)、この基端部50cを基点にして長手方向Yに引き伸ばし、そして、その長手方向Yの両端部50a,50bが使用者USの下腹部ABの領域に着脱可能とされている。具体的には、第2のベルト50の両端部50a,50bは、引っ張られていない状態では、図3に示すように、側面部20dよりの腹部前面に配置されている。そして、両端部50a,50bは、手で把持されて腹部前面の中心側に引っ張られ、手が交差することがないように、腹部前面の中心側に変位させた位置で、第1のベルト20の表面に着脱可能(本実施形態の場合は面ファスナーで止着可能)とされている。なお、本発明の第2のベルト50は第1のベルト20の側面部20dまたは前身頃20eの領域上において装着されればよく、例えば、第2のベルト50の両端部50a,50b同士を第1のベルト20の上の位置において接続するようにしてもよい。
このような第2のベルト50は、その一部分が直接又は他の部材を介して第1のベルト20と縫合するなどして接続されている。
本実施形態の場合、図1〜図3に示すように、第2のベルト50と第1のベルト20とは、骨盤矯正ベルト10の後身頃20cであって、かつ、下側の領域において接続されている。
具体的には、第2のベルト50の基端部50cと第1のベルト20の後見頃20cの下側の縁部32とが接続されている。なお、この縁部32は上述のように第1のベルト20とは他の部材であると捉えた場合、第2のベルト50は、その一部分が他の部材を介して第1のベルト20と接続されていると捉えることができる。
また、図2の一点鎖線で囲った図に示すように、第2のベルト50の基端部50cは、第1のベルト20の下端部であって、孔部34に隣接した図の二重線の部分PTとも接続されている。この接続された部分PTは、長手方向Yと略直交する方向Xに沿って形成され、第2のベルト50を長手方向Yに引っ張っても、下側の縁部32を破損・破断する事態を防止している。なお、該部分PTは僅かな領域で、少なくとも第2のベルト50が接続された縁部32よりも小さい領域とされている。
第2のベルト50と第1のベルト20との接続構造は以上の通りであり、本実施形態のように第2のベルト50の基端部50cのみを第1のベルト20と接続するのが好ましい。これにより、第1のベルト20と第2のベルト50の互いの干渉を可及的に防止することができる。従って、第2のベルト50の引き締めに追従して第1のベルト20が動いてしまう恐れが有効に防止され、例えば、第1のベルト20の位置決め機能を損なうことなく、第2のベルト50でしっかりと骨盤を締め付けることができる。
〔骨盤矯正ベルト10の更なる特徴〕
以下、本実施形態の骨盤矯正ベルト10の更なる特徴を、装着状態を示す図5〜図7を主に用いて説明する。
図5は骨盤矯正ベルト10を産後の女性に装着した状態を示す図であり、図5(A)はその正面図、図5(B)はその背面図である。また、図6は骨盤矯正ベルト10を産後の女性に装着した状態を示す側面図、図7は骨盤矯正ベルト10を産前の女性に装着した状態を示す側面図である。
先ず、これらの図の第1のベルト20は、臀部HPの概ね最も後に出た頂部TPよりも上側から下腹部ABにかけて巻回され、これに対して、第2のベルト50は、臀部HPの該頂部TPよりも下側である臀下部から下腹部ABに向かい、第1のベルト20の上に装着されるようになっている。
これにより、産後の女性に骨盤矯正ベルト10を装着した図6に示すように、後身頃側においては、臀部HPの頂部TPを間に挟んで、第1のベルト20を上側、第2のベルト50を下側に配置し、安定的に装着が可能となる。例えば、第1のベルト20が上側にずれようとしても、第2のベルト50の臀部HPへの係止により該上側へのずれを防止でき、逆に、第2のベルト50が下側にずれようとしても、第1のベルト20の臀部HPへの係止により該下側へのずれを防止できる。
従って、本実施形態の骨盤強制ベルト10は特に産前・産後で体型が変化する妊産婦に好適に利用できる。図7はこの点を説明するための図であり、この図7に示すように、産前の女性は腹部SAが大きく膨らみ、この膨らみをあたかも下支えするような位置に骨盤矯正ベルト10の前身頃が装着される。このため、骨盤矯正ベルト10の下腹部ABと臀部HPの下側である臀下部とを結ぶ方向V2上にある部分は、下側にいくに従って窄んでおり、下側に位置ずれし易い状態となっている。このような状態であっても、第1のベルト20は後身頃において臀部HPの上部に係止され、該下側への位置ずれを有効に防止できる。即ち、産前の装着状態では、臀部HPの上部と下腹部ABとを結ぶ方向V1に力を作用させて、骨盤矯正ベルト10の位置ずれを効果的に防止しながら、第1及び第2のベルト20,50で骨盤を締付けることができる(勿論、図7の臀下部と下腹部ABとを結ぶ方向V2の引き締めも位置決めに資する)。これに対して、産後の装着では、人の体型にもよるが、図6に示すV1,V2の双方のベクトルで位置ずれを防止しながら、第1及び第2のベルト20,50で骨盤を締付けることができる。
なお、図6及び図7に示す第1のベルト20は、骨盤PV以外の余計な部分への締付けを防止するため、後身頃において、臀部HPの領域内における上側(即ち、臀部HPの上部)に配置するように構成されているが、本発明はこの態様に限られるものではない。例えば、第1のベルト20は、臀部HPよりも上側の背中BBに配置されてもよく、この場合、妊婦の腹部を積極的に支える支え帯(妊婦帯・腹帯とも言う)としての機能も発揮することができる。また、このように背中BBと下腹部ABとを結ぶ方向V3で弾性力を発揮させたとしても、本実施形態の第1のベルト20は位置決め用としての機能を発揮することが主であって、その弾性力は少なくとも第2のベルト50に比べて強くないため、胎児に与える影響は少ない。
次に、第1のベルト20は、少なくとも後身頃において第2のベルト50に比べて伸長し易く、弾性力も弱くなっており、具体的には、全方向において容易に伸長するようになっている。そうすると、第1のベルト20が臀部HPの下部に比べて凹凸が少ない上側に装着されても、身体の動きに追従して伸長し、位置ずれし難くなり、第1のベルト20の骨盤矯正ベルト10を位置決めするという機能をより有効に発揮できる。
さらに、本実施形態の第1のベルト20は、厚み方向に所定のクッション性を有しており、これにより装着感を高めるだけでなく、巻き付けた際に背中に密着させて、第1のベルト20の位置決め機能を高められるようになっている。なお、第1のベルト20は、図1に示すように、中央部を背骨に上手く当接できるように、後見頃20cの外面の略中央部に目印44が設けられている。
なお、上述にように第1のベルト20の後身頃側を図7に示す背中BBに配置する場合、産前の装着状態では胎児に影響を及ぼしかねないが、第1のベルト20は全体的に伸長し易く、弾性力も比較的弱いので、その影響を抑制することができる。しかも、図2に示すように、第2のベルト50は第1のベルト20の後見頃20cの下側の縁部32、及び/又はその周辺でのみ接続されているため、第2のベルト50の強力な弾性力に伴って、図7の方向V3において第1のベルト20が腹部を締付け過ぎることも抑制でき、胎児がいる腹部を過度に締付ける恐れをより有効に防止できる。
次に、第2のベルト50については、図5に示すように、左側の側面部SD1を通って下腹部AB側に向かう左側ベルト51、及び、この左側ベルト51とは別に、右側の側面部SD2を通って下腹部AB側に向かう右側ベルト52を有している。そうすると、左側ベルト51と右側ベルト52とは基本的に別体であるため、互いの干渉を少なくすることができ、このため、いずれか一方が臀部HPの動きに追従して動いたとしても、いずれか他方が動くことを有効的に防止できる。従って、使用者USが動いたとしても骨盤矯正ベルト10の適正な位置を保持できる。
なお、本実施形態では、左側ベルト51と右側ベルト52とは接続されていないが、一部を縫合するなどして接続させても構わず、この際に接続するのは基端部50c付近であるのが好ましい。
また、本実施形態の左側ベルト51と右側ベルト52とは、巻回方向に同様の弾性力を有しているが、使用者の左利き又は右利きに合わせて、その弾性力を変えてもよい(右利きの場合、右側ベルト52の弾性力を左側ベルト51の弾性力より大きくし、左利きの場合、左側ベルト51の弾性力を右側ベルト52の弾性力より大きくしてもよい)。
この点、左側ベルト51の基端部を完全に左側の臀部HP1にし、右側ベルト52の基端部を完全に右側の臀部HP2にすると、これらの左右のベルト51,52を夫々強く引っ張った際、左右の臀部HP1,HP2が互いに離間する方向に動いて、尻が割れるような装着感を招く恐れがある。しかし、本実施形態の左側ベルト51は右側の臀部HP2を基端とする部分51aを有し、右側ベルト52は左側の臀部HP1を基端とする部分を52a有している。従って、これら左右のベルト51,52を引っ張っても、尻が割れる恐れを有効に防止できる。
そして、本実施形態の場合、図5(B)に示すように、左側ベルト51は、右側の臀部HP2を基端とする部分51aだけでなく、左側の臀部HP1を基端とする部分51bも有している。また、右側ベルト52も同様に、左側の臀部HP1を基端とする部分52aだけでなく、右側の臀部HP2を基端とする部分52bも有している。換言すれば、左側ベルト51の基端部51a,51bと右側ベルト52の基端部52a,52bは、それぞれ臀下部の割れ目WRをまたぐように配置されている。従って、左右の臀部HP1,HP2を互いに近づける方向に動かすことも有効に防止して、良好な装着感を高めている。なお、図5(B)の部分51aと部分52a、部分51bと部分52bは、それぞれ同様の寸法である。そして、部分51aは部分51bよりも寸法が大きく、部分52aは部分52bよりも寸法が大きい。
次に、左側ベルト51は、その上縁51cが左側の臀部HP1において、上側に向かって突となるように湾曲し、また、右側ベルト52は、その上縁52cが右側の臀部HP2において、上側に向かって突となるように湾曲している。従って、左側ベルト51と右側ベルト52は、それぞれ左右の臀部HP1,HP2の下側の膨らみとの接触面積を増やすことができ、強く引き締めても臀部HPへの局部的な食い込みを小さくすることができる。
なお、左側ベルト51と右側ベルト52とは、互いの干渉を最小にするためには完全に分離させるのが好ましいが、製品の強度を考慮すれば、基端部51c付近において縫合するなどして接続させるのが好ましい。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、図5(B)では、左側ベルト51は、右側の臀部HP2を基端とする部分51aだけでなく、左側の臀部HP1を基端とする部分51bも有し、また、右側ベルト52も同様に、左側の臀部HP1を基端とする部分52aだけでなく、右側の臀部HP2を基端とする部分52bも有している。しかし、本発明はこれに限られず、左側ベルト51は右側の臀部HP2のみを基端とし、右側ベルト52は左側の臀部HP1のみを基端とするようにしてもよい。
10・・・骨盤矯正ベルト、20・・・第1のベルト、27・・・切り欠き部、50・・・第2のベルト、51・・・左側ベルト、52・・・右側ベルト、HP・・・臀部、TP・・・頂部、AB・・・下腹部、CH・・・上前腸骨棘

Claims (4)

  1. 臀部の最も後に出た頂部よりも上側から下腹部にかけて巻回される第1のベルトと、前記臀部の前記頂部よりも下側である臀下部から前記下腹部に向かい、前記第1のベルトの側面部または前身頃の領域上において装着されるようにした第2のベルトと、を有する骨盤矯正ベルトであって、
    前記第2のベルトは、
    その一部分が前記第1のベルトと直接又は他の部材を介して接続されており、
    さらに、
    前記臀部の右側を基端とする部分を有すると共に左側の側面部を通って前記下腹部側に向かう左側ベルト、及び、この左側ベルトとは別に、前記臀部の左側を基端とする部分を有すると共に右側の側面部を通って前記下腹部側に向かう右側ベルトを有している
    ことを特徴とする骨盤矯正ベルト。
  2. 後身頃において、前記第1のベルトは前記第2のベルトに比べて伸長し易いことを特徴とする請求項1に記載の骨盤矯正ベルト。
  3. 前記第1のベルトは、装着状態において、上前腸骨棘よりも後見頃側において、前記上前腸骨棘を避けるように切り欠かれた切り欠き部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の骨盤矯正ベルト。
  4. 前記左側ベルトの上縁は、装着された左側の臀部において、上側に向って突となるように湾曲し、
    前記右側ベルトの上縁は、装着された右側の臀部において、上側に向って突となるように湾曲している
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の骨盤矯正ベルト。
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